JPH09501242A - キー物体の整合状態を直接モニターする立体写真プリンターおよび立体写真プリント方法 - Google Patents
キー物体の整合状態を直接モニターする立体写真プリンターおよび立体写真プリント方法Info
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Abstract
(57)【要約】
立体写真プリンターは反射画像(171)を形成するためのビームスプリッターまたは鏡(64)を有する。反射画像(171)は印両紙(70)に露光される実際の画像(71)の鏡像である。キー物体の整合状態をモニターするために反射画像面にCCD検出アレー(85)が配される。ビームスプリッター又は鏡(64)は印画紙カセット(60)に物理的に結合されている。従って、プリンターがネガフィルムのどのコマの焼き付けを行うかに係わりなく、印画紙に投影される画像と同じ画像がCCD検出アレーに投影される。このような構成によれば、投影レンズ(50)の機械的誤差又は光学収差に起因するキー物体のどのような位置ズレもCCD検出アレーにより直接検出することができる。
Description
【発明の詳細な説明】
キー物体の整合状態を直接モニターする立体写真プリンター
および立体写真プリント方法
技術分野
本発明は立体写真の形成に係わり、特に複合立体写真を形成するためにレンチ
キュラー印画紙に複数一組の平面画像を投影する立体写真プリンターに関する。
背景技術
レンチキュラー型立体写真技術の基本は、水平方向に間隔をおいた複数の異な
る視点から被写体の複数の平面画像を撮影し、これら複数の平面画像を単一のレ
ンチキュラースクリーンの各レンチキュラーレンズの下に凝縮してその被写体の
立体写真を形成することである。レンチキュラー型立体写真を形成する基本的な
工程は、多くの特許に詳しく開示されている。例えばグレンの米国特許第3,4
82,913号、ローの米国特許第3,895,867号、ロー他の米国特許第4,
120,562号、ローの米国特許第4,101,210号等が顕箸な例である。
その他、ティー・オオコシの著書「三次元画像技術」(1978年版)、エヌ・
エイ・ヴァリアスの著書「立体視」(1966年フォーカルプレス社発行)およ
びダッドレイの著書「応用光学と光工学」(1965年版アール・キングスレイ
ク編)等も興味深い。
立体写真を形成するには、二つの基本的な工程を経る必要がある。第1の工程
は平面画像中のキー物体の選択であり、第2の工程は各平面画像のキー物体の整
合または位置合わせである。キー物体の選択および整合についても多くの特許に
開示されている。ローの米国特許第3,895,867号、ラムの米国特許第4,
903,069号およびフリッシュの米国特許第5,028,950号等がその例で
ある。
従来から知られているキー物体の整合方法は、大きく分けて2つのカテゴリー
に分類される。第1のカテゴリーは、オペレーターが眼で観ながら直接手で行う
マニュ
アル整合である。第2のカテゴリーは複数の平面写真中のキー物体の相対位置を
探し出す画像マッチング技術を用いた自動整合である。従来の自動整合技術にお
いて、キー物体の位置の割り出しはプリンターの一部で行なわれ、しかる後にそ
の位置情報が同じプリンターの他の部分へ送られ、しかしてキー物体の整合状態
の調整に使用されていた。このような間接的整合法では、印画紙上に投影された
画像の実際の整合状態を直接チェックできないので良好な画質が保証されない。
従って、平面画像を印画紙に焼き付ける際に、キー物体の整合状態を直接チェ
ックすることができれば理想的である。本発明が目指すのは、キー物体の整合状
態を直接チェックしながら焼き付けを行う直接整合法を採用した立体写真プリン
ターである。
発明の開示
本発明の立体写真プリンターは、ネガフィルムの一部である複数一組の平面写
真(コマ)を画像源にしてレンチキュラー印画紙の感光面に画像アレーを焼き付
ける一架台型立体写真プリンターである。このようなプリンターで使用されるコ
マは、各々が選択されたキー物体を有する。プリンターは、焼き付け位置にレン
チキュラー印画紙を支持するフィルム支持手段と、各投影光路に沿ってコマの画
像を投影する照明手段と、各投影光路に沿う焼き付け位置に第1および第2のコ
マを位置決めする位置決め手段とを有する。プリンターは、さらに、投影光路に
沿って投影される各コマ画像のキー物体の位置を捕捉する捕捉手段を有する。こ
の捕捉手段は、第1のコマのキー物体の位置と第2のコマのキー物体の位置を比
較する手段である。この捕捉手段としては、種々の装置が使用できる。例えば、
捕捉手段は投影光路に沿う位置に固定されたビームスプリッターを備えていても
よいし、投影光路に沿う第1の位置と投影光路の外側にある第2の位置との間を
揺動できるように配設された鏡を備えていてもよいし、あるいは投影光路に沿う
印画紙の位置の上方の第一位置と投影光路の外側の第2位置との間を揺動できる
検出手段を備えていてもよい。
本発明のプリンターによれば、投影光路に沿う位置でキー物体の位置を捕捉し
、他のコマに対する捕捉したキー物体の位置を記録し、その記録した位置情報を
保存する。次いで、保存された位置情報は、そのコマの次のコマのキー物体の位
置情報と比べられ、その比較結果に基づいて二つのコマのキー物体の位置が完全
に重なり合うまで前記次のコマが印画紙に対して動かされる。本発明によれば、
このキー物体同士の整合が印画紙の位置で直接行なわれるので、コマを焼き付け
位置に移動させる過程で整合誤差が生じない。つまり、本発明のプリンターでは
、従来のようにキー物体を整合させた後、コマを焼き付け位置に移動させて焼き
付けを行うのでなく、印画紙の位置で整合状態を直接チェックしながら焼き付け
が行なわれる。
また、本発明によれば、ネガフィルムの一部である複数一組の平面写真(コマ
)を画像源にして感光性レンチキュラー印画紙に画像アレーを焼き付ける立体写
真プリント方法が提供される。このような方法で使用されるコマは、各々が選択
されたキー物体を有する。このプリント方法は単一の架台上で直接整合法を用い
て実施される。本発明の方法は、第1のコマを焼き付けるための第1の焼き付け
位置に第1のコマを位置決めする工程と、第1のコマが第1の焼き付け位置にあ
る間に第1のコマのキー物体の位置を検出して保存する工程とを有する。この第
1の焼き付け位置で第1のコマの焼き付けを行った後、ネガフィルムを印画紙に
対して動かして次の焼き付け位置へ移動させる。本発明の方法はまた、第2のコ
マが第2の焼き付け位置にある間に第2のコマのキー物体の位置を検出する工程
と、検出された第2のコマのキー物体の位置を先に保存された第1のコマのキー
物体の位置と比較する工程を有する。二つのキー物体の位置の比較結果に基づい
て、ネガフィルムが印画紙に対してわずかに動かされ、しかしてキー物体の精密
な整合が実施される。
本発明のプリンターおよび方法は、従来の技術に比べ、キー物体の整合が非常
に正確に行なわれる点で優れている。本発明によれば、最低限のマニュアル操作
により毎回、あるいはほとんど毎回、良好な整合状態が得られる。
本発明の目的は、キー物体画像の精密かつ正確な整合を行うことができる立体
写真プリンターおよび立体写真プリント方法を提供することである。
本発明の他の目的は、人手をほとんど介さずに優れたキー物体整合を行うこと
ができる立体写真プリンターおよび立体写真プリント方法を提供することである
。
本発明のさらなる目的は、確実に良好なキー物体整合を行う立体写真プリンタ
ーおよび立体写真プリント方法を提供することである。
本発明のさらに他の目的は、操作が簡単で耐久性のある立体写真プリンターお
よび立体写真プリント方法を提供することである。
図面の簡単な説明
第1図は本発明の立体写真プリンターの一実施例の概略図、第2図は第1図の
立体写真プリンターの一部であって、ビームスプリッターおよびCCDアレーを
搭載した印画紙カセットを示す概略図、第3図〜第5図は第1図の立体写真プリ
ンターの一部の概略図であって、第3図はプリンターが第1のコマの画像を投影
している時のランプハウスに対するネガ支持台、投影レンズ、印画紙の各々の位
置を示し、第4図はプリンターが第2のコマの画像を投影している時のランプハ
ウスに対するネガ支持台、投影レンズ、印画紙の各々の位置を示し、第5図はプ
リンターが第3のコマの画像を投影している時のランプハウスに対するネガ支持
台、投影レンズ、印画紙の各々の位置を示し、第6図は第1図の立体写真プリン
ターの一部であって、プリンターが3つの異なるコマを各々投影しているときの
3つのコマおよび投影レンズの印画紙に対する位置およびビームスプリッター上
に形成される画像を示す概略図、第7図は第1図の立体写真プリンターの一部で
あって、異なるコマ画像のキー物体同士の位置ずれを検出するCCD検出アレー
を示す概略図、第8図は第1図の立体写真プリンターの一部の第1変形例であっ
てビームスプリッターによる光の屈折に起因するキー物体の位置ずれを補償する
のに光路補償器が使用された例を示す概略図、第9図は第1図の立体写真プリン
ターの一部の第2変形例であってビームスプリッターによる光の屈折に起因する
キー物体の位置ずれを補償するのに光路補償器が使用された例を示す概略図、第
10図は第1図の立体写真プリンターの一部の第3変形例であってビームスプリ
ッターによる光の屈折に起因するキー物体の位
置ずれを補償するのに光路補償器が使用された例を示す概略図、第11図は本発
明の立体写真プリンターの他の実施例であってフリップミラーがビームスプリッ
ターの代わりに使用され、他のフリップミラーが固定鏡の代わりに使用された例
を示す概略図、第12図は本発明の立体写真プリンターのさらに他の実施例であ
ってビデオカメラが前面に反射面をもつ平面鏡を介して斜め方向から第1のコマ
を撮影している状態を示す概略図である。
発明を実施するための最良の形態
以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明するが、全ての図面をとおして、
共通な部分には同じ符号を付して説明を簡略化する。第1図は本発明の立体写真
プリンターの好ましい実施例を示している。第1図において、符号10はランプ
ハウス、符号20は移動可能なネガ支持台を示す。ネガ支持台20の上には、プ
リント作業中に一組の平面写真(コマ)を適切位置に保持するネガ押さえ24が
設けられている。ネガ押さえ24は、複数の窓21,22、23を有する。これ
ら窓21,22、23は立体写真を形成するための3枚一組のコマに各々整合す
る。ネガ支持台20は2つのステップモータ28、29により駆動されてX方向
およびY方向に位置調整される。
符号45はビデオカメラである。このビデオカメラ45は、プリント作業の初
期に前面に反射面を有する平面鏡(ファーストサーフィスミラー)41を介して
第1のコマを撮影し、モニター97上に第1のコマの全体画像を表示する。この
表示された第1のコマの画像を使用してオペレーターは第1のコマのキー物体を
選択し、かつ、第1のコマの画像をどのようにクロッピングするか決定する。こ
の第1のコマの画像は計数化されてコンピューター98に送られ、そこでカラー
分析または濃度分析を受ける。画像のクロッピングが終わると、その後のプリン
ト作業中に、投影レンズ50の視界の妨げにならないように、ビデオカメラ45
と平面鏡41は投影光路の外に動かされる。
符号48、49は各々可動孔とシャッターを示す。シャッター49は露光時間
を制御するための主シャッターである。この実施例では、投影レンズ50はプリ
ンター内の所定位置に固定されている。符号60は印画紙カセットである。この
印画紙カセット60には、露光される印画紙(レンチキュラー印画紙)70の一
部が載せられている。印画紙70は露光時以外は第2シャッター62により光か
ら遮断されている。印画紙70の表面もまた投影レンズ50の画像面である。印
画紙カセット60はステップモータ69によりX方向に動かされて異なる位置を
とることができる。
符号64は投影光路55に沿う位置に配されたビームスプリッターである。こ
のビームスプリッター64は光線を透過光線と反射光線とに分割する。透過光線
により印画紙70上に画像が形成され、また反射光線により反射画像面84に画
像が形成される。ただし、反射画像面84に形成される画像は印画紙70に形成
される画像の鏡像である。符号80はCCD検出アレー85が搭載された2方向
移動架台である。この2方向移動架台80は2つのステップモータにより駆動さ
れる。2方向移動架台80が動かされることにより、CCDアレー85が位置調
整されて反射画像面84上の画像の主要部に配されることになる。CCDアレー
85とビームスプリッター64は、各コマのキー物体およびその周辺部分を含む
画像領域を捕捉し、捕捉された画像情報は画像メモリーを介してコンピューター
98に送られてキー物体の整合計算に用いられる。
符号99はトラックボールを示す。このトラックボール99は、ビデオカメラ
45を使って第1のコマのキー物体を選択しかつ第1のコマの画像をクロッピン
グするために使用される。第1図においてプリンターのXY平面は印画紙70と
平行であり、Y方向は印画紙上のレンチキュラーレンズと平行である。ビームス
プリッター64の屈折作用に起因する画像のずれによってキー物体が位置ずれを
起こすのを防ぐためにビームスプリッター64の厚さは非常に薄くするべきであ
る。
第2図は印画紙カセット60の概略図である。この図からわかるように、ビー
ムスプリッター64は印画紙カセット60上の所定の位置に固定されている。C
CDアレー85は2方向移動架台80に取り付けられている。2方向移動架台8
0は印
画紙カセット60に固定された起立台81を有する。第1の可動部材82は起立
台81に移動自在に取り付けられ、また第2の可動部材83は第1の可動部材8
2に移動自在に取り付けられている。符号88と符号89は2つのステップモー
タを示す。これらステップモータ88、89は、2方向移動架台の第1、第2の
可動部材82、83を各々X方向およびZ方向に駆動する。
一組のコマから立体写真を形成する作業は多くの工程を必要とする。以下、こ
れらの工程を全て集合的にプリント作業と称する。特に、立体写真が3枚一組の
コマから形成される場合には、第3図〜第5図に示すように、プリント作業は3
枚のコマ(平面写真)を印画紙に対する3つの異なる投影角度で投影または露光
する工程を含む。
第3図はプリンターがネガフィルムの第1のコマの画像を編集しかつ投影して
いる時のランプハウス10に対するネガ支持台24、投影レンズ50および印画
紙70の各々の位置を示している。ネガフィルムはその第1、第2および第3の
コマがネガ押さえ24の窓21,22、23の真下に各々位置するようにネガ押
さえ24の下に置かれる。第3図に示される最初の位置において、窓21の下に
ある第1のコマは焼き付け位置25の近傍にある。第3図において一点鎖線10
1は投影角111で印画紙70に入射する投影光路を示し、この角度で第1のコ
マの画像が印画紙70に焼き付けられる。符号72は印画紙の中心を表している
。
第4図はプリンターがネガフィルムの第2のコマの画像を投影している時のラ
ンプハウス10に対するネガ支持台24、投影レンズ50および印画紙70の各
々の位置を示している。この第2の位置において、窓22の下にある第2のコマ
は焼き付け位置25の近傍にある。第4図において一点鎖線102は投影角11
2で印画紙70に入射する投影光路を示し、この角度で第2のコマの画像が印画
紙70に焼き付けられる。
第5図はプリンターがネガフィルムの第3のコマの画像を投影している時のラ
ンプハウス10に対するネガ支持台24、投影レンズ50および印画紙70の各
々の位置を示している。この第3の位置において、窓23の下にある第3のコマ
は焼き
付け位置25の近傍にある。第5図において一点鎖線103は投影角113で印
画紙70に入射する投影光路を示し、この角度で第3のコマの画像が印画紙70
に焼き付けられる。
第6図はプリンターが3つの異なるコマを投影している時の3つのコマおよび
投影レンズ50の印画紙カセットに対する位置を示している。3つのコマの位置
は各々符号31、32、33で示され、また、これら各コマに対応する投影光路
は符号101、102、103で示されている。ビームスプリッター64は印画
紙カセットの上に設けられているので、印画紙70に対するビームスプリッター
64の位置は常に一定である。印画紙70上に形成された画像は符号71で示さ
れ、反射画像面84に形成された画像は符号171で示されている。画像171
は投影画像71の一部がビームスプリッター64で反射されることにより形成さ
れる。画像71、171の中心は各々符号72、172で示されている。反射画
像171は透過画像71の鏡像である。これら2つの画像は、左右が逆であるこ
とを除けば、投影角度に係わりなく同一である。
第7図は、印画紙70に形成された画像71のキー物体73と、第1図に示す
反射画像面84に形成された画像171のキー物体173の関係を示している。
CCD検出アレー85は、どのコマの投影時(露光時)にもキー物体173の近
傍位置に配される。画像171は画像71の鏡像であるので、各回のコマの投影
時にキー物体同士が位置ずれを起こせばCCDアレー85によりすぐに検出され
る。CCDアレーにより検出された画像情報はコンピュター98に送られ、情報
を受けたコンピューター98は位置ずれが解消されるようにネガ支持台20の位
置を調整する。従って、CCD検出アレー85が位置ずれを検出しなければ、立
体写真上のキー物体の整合状態は十分であることになる。また、反射画像を形成
するのに使用されるビームスプリッター64は厚さを非常に薄くするべきである
。厚さが限度を越えると、光の屈折作用によりキー物体の整合に顕著な誤差が生
じる。このような光の屈折による誤差は無視できる程度のわずかな誤差に抑える
必要がある。
投影画像の一部をCCD検出アレーに反射するためにビームスプリッターを使
用する場合は、ビームスプリッターのせいで、印画紙上の透過画像の位置がわず
かにずれる。このような画像のずれは、光がある媒体から他の媒体へ伝播する際
に起きる光の屈折に起因する。このような画像のずれによりキー物体の整合に顕
著な誤差が生じないようにするには、例えばペリクラビームスプリッターのよう
に、厚さの非常に薄いビームスプリッターを使用する必要がある。薄いビームス
プリッターを使用しない場合は、通常の厚さのビームスプリッターとともに光路
補償器を使用する。光路補償器は透過画像のズレと反射画像のズレを等しくする
機能を持つ。
第8図は、ビームスプリッター64の屈折作用により生じるキー物体の整合誤
差を取り除くための構成を示している。第8図に示されるように、ビームスプリ
ッター64とともに光路補償器65が使用される。この光路補償器65は反射画
像の光路を透過画像の光路と同じように屈折させて、反射画像171の位置ズレ
量を透過画像のそれと等しくする。光路補償器65は反射面を持たない点を除け
ば、ビームスプリッター64と厚さや屈折率等が等しい光学基体である。第8図
において、符号180は投影レンズ50からの光線の投影光路を示す。この光線
の光度の一部が反射されて光線190となる。ビームスプリッター64を透過し
た光線180は、わずかに位置ズレを起こす。位置ずれした光線は符号181で
示される。同様に光路補償器を透過した光線190はわずかに位置ズレして光線
191となる。光路補償器65の厚さおよび屈折率がビームスプリッター64の
それと同じであれば、光線181の位置ずれ量は光線191のそれと同じである
。図中破線は位置ズレが起きないと仮定した場合の光路を示す。
第9図はビームスプリッター64の屈折作用により生じるキー物体の整合誤差
を排除するための他の構成を示している。第9図からわかるように、この実施例
では光路補償器65がビームスプリッター64の上に重なるように置かれる。こ
の場合の反射画像171の位置ずれ量は透過画像71のそれと等しい。光路補償
器65は反射面を持たない点を除けば、ビームスプリッター64と全く同じ光学
基体である。不要な光の反射を防ぐために、ビームスプリッター64と光路補償
器65の符号5
7で示す適当な面に反射防止剤が塗布されている。ビームスプリッター64の反
射面は符号58で示される。第9図において、符号180は投影レンズ50から
の光線を示す。光路補償器65およびビームスプリッター64を透過した光線1
80は、わずかに位置ズレを起こして光線181になる。光路補償器65を透過
してビームスプリッター64に反射されさらに光路補償器65を再度透過した光
線180は、わずかに位置ズレして光線191となる。光路補償器65の厚さお
よび屈折率がビームスプリッター64のそれと同じであれば、光線181の位置
ずれ量は光線191のそれと同じである。図中破線は位置ズレが起きないと仮定
した場合の光路を示す。
第10図はビームスプリッター64の屈折作用により生じるキー物体の整合誤
差を排除するためのさらに他の構成を示している。第10図からわかるように、
この実施例では光路補償器65がビームスプリッター64の下に重なるように配
される。この場合の反射画像171の位置ずれ量は透過画像71のそれと等しい
。光路補償器65は反射面を持たない点を除けば、ビームスプリッター64と全
く同じ光学基体である。不要な光の反射を防ぐために、ビームスプリッター64
と光路補償器65の符号57で示す適当な面に反射防止剤が塗布されている。ビ
ームスプリッター64の反射面は符号58で示される。第10図において、符号
180は投影レンズ50からの光線を示す。ビームスプリッター64および光路
補償器65を透過した光線180は、わずかに位置ズレを起こして光線181に
なる。ビームスプリッター64を透過してその反射面58に反射され、さらにビ
ームスプリッター64を再度透過した光線180はわずかに位置ズレして光線1
91となる。光路補償器65の厚さおよび屈折率がビームスプリッター64のそ
れと同じであれば、光線181の位置ずれ量は光線191のそれと同じである。
図中破線は位置ズレが起きないと仮定した場合の光路を示す。
第11図に示すように、第1図のビームスプリッター64および第2シャッタ
ー62に代えて平面鏡66を使用することもできる。例えば、ビームスプリッタ
ー64に代えて前面に反射面を有する平面鏡66を使用する。この場合もビーム
スプリッター64の場合と同様に、反射画像面84に反射画像が形成され、その
反射画像を
CCDアレー85でモニターしてキー物体の位置ズレを検出することができる。
印画紙を焼き付ける際には、平面鏡66を揺動させて符号67で示される位置へ
移動し、印画紙70上に画像を投影する。同様に、第1図の固定された平面鏡4
1に代えて揺動鏡42を使用してもよい。揺動鏡42を使用した場合、ビデオカ
メラ45には第1のコマの全体像が映しだされる。画像のクロッピングおよびキ
ー物体の選択が完了したら、揺動鏡42を揺動させて符号43で示す位置に移動
し、揺動鏡42が投影レンズ50の視界の外に出るようにする。
第12図は、ビデオカメラ45の他の配置構成を示している。この図の実施例
では、ビデオカメラ45が前面に反射面を有する平面鏡44を介して、斜め方向
から第1のコマを撮影する。
立体写真を形成するには複数の平面写真(コマ)を異なる角度から投影しなけ
ればならない。従って、異なるコマの画像の投影毎に、コマと投影レンズと印画
紙の相対位置を機械的に変えることになる。しかしながら、CCDアレーとビー
ムスプリッターは、常に印画紙カセットに対して一定位置に固定されているので
、反射画像はいつも印画紙上に投影される画像の鏡像になる。従って、異なるコ
マの投影角度の違いに係わらず、印画紙に各コマの画像が投影されると、印画紙
上でキー物体が実際にどのような整合状態にあるかがCCDアレーによりモニタ
ーされる。CCDアレーからの画像情報を受けたコンピューターは、画像比較ア
ルゴリズムを用いてキー物体の整合誤差を補正する。
上述した第1実施例のプリンターの場合、印画紙に投影される画像の鏡像をC
CDアレーに提供するためにビームスプリッターが使用される。この実施例にお
いてCCDアレーは、どのコマの投影が行なわれているときにも印画紙と整合す
る位置置かれる。プリント作業の初期において、ビデオカメラはキー物体の選択
およびその他の目的(例えばクロッピングやカラー分析)のために第1のコマの
全体画像を撮影する。キー物体が選択された後、CCDアレーはキー物体の反射
画像の投影位置へ動かされ、それに続くプリント作業の間、ずっとその同じ位置
に留まる。ビームスプリッターの反射作用により、CCDアレーには印画紙上に
投影されるキー物
体の画像と同じ画像が投影される。従って、各コマのキー物体の画像はCCDア
レーにより検出され、その画像情報がコンピューターへ送られる。情報を受けた
コンピューターは画像比較アルゴリズムを用いて異なるコマのキー物体との整合
誤差を定量し、それらコマの位置を調整することによりその整合誤差を補正する
。このようなキー物体の整合プロセスは満足のいく整合状態が達成されるまで繰
り返される。
作用
本発明のプリンターは次のようにして使用される。ネガフィルムの複数組のコ
マをネガ押さえ24(第1図参照)の下に置き、ビデオカメラ45によりクロッ
ピング等の編集又は画像処理を行う。同時に、ビデオカメラ45、コンピュータ
ー98およびモニター97を使用して第1のコマのキー物体を選択する。キー物
体を選択したら、ビームスプリッター64およびCCDアレー85を使用してキ
ー物体の位置を確認する。次いで、そのキー物体の位置情報をその後の画像比較
工程のためにコンピューター98に保存する。この時点で、第3図のように、第
1のコマの焼き付け準備が完了する。
第1のコマの焼き付けが完了したら、ステップモータ29によりネガ支持台2
0を動かして第2のコマを第4図のように焼き付け位置25に移動する。第2の
コマを焼き付ける前(あるいは第2のコマのキー物体を第1のコマのキー物体と
整合させる前)に、印画紙カセット60をステップモータ69により動かして、
コマの投影角度を変更する(第3図および第4図参照)。投影角度を変えたら、
第2のコマを焼き付ける前に、ビームスプリッター64とCCDアレー85によ
り第2のコマのキー物体の位置を検出し、検出されたキー物体の位置をコンピュ
ーターに保存されている第1のコマのキー物体の位置情報と比較する。この比較
結果に基づいて、コンピューター98がステップモータ28、29を制御し、第
2のコマの位置を調整して第1のコマと第2のコマのキー物体同士を正確に整合
させる。キー物体同士がうまく整合したら、第2のコマをレンチキュラー印画紙
70に露光(焼き付け)する。第3のコマの整合と焼き付けは、第2のコマのそ
れとほぼ同様である。
上述した実施例のプリンターにおいては、投影レンズが定位置に固定され、ま
た、各コマの異なる角度からの投影毎にネガ支持台と印画紙カセットが異なる位
置に移動するようにした。しかしながら、投影レンズとネガ支持台と印画紙カセ
ットの位置関係は相対的なものであるので、プリント作業に際しては、上記3つ
要素のうちどの2つの要素の位置を変えても同様なプリント作業を行うことがで
きる。
CCDアレー85は2方向移動架台80に搭載されることにより移動自在であ
り、またその大きさも限られている。このような構成とすることにより、投影さ
れる画像全体をCCDアレーがカバーし、同時に複数のコマのキー物体の位置の
比較に必要な計算の回数を最小限に抑えることができる。しかしながら、本発明
のプリンターはこのような構成のCCDアレーを持つものに限らず、例えば、2
方向移動架台80が不要になる程度にサイズの大きなCCDアレーを持つもので
あってもよい。このような大型のCCDアレーは、ビデオカメラ45の代わりに
画像のクロッピングおよびキー物体の選択に使用することもできる。このような
大型のCCDアレーを実際に使用する際には、コマのキー物体の位置の比較に必
要な計算回数を最小限に抑えるために、キー物体周辺の狭い領域の画像情報のみ
を計算に使用するようにする。言い換えれば、CCDアレー全体を使用するのは
画像の編集、クロッピング、キー物体の選択等の画像処理の際だけにとどめ、キ
ー物体の位置比較のためにはCCDアレーの一部のみを使用する。
以上、本発明のプリンターが行う立体写真のプリント作業を3枚のコマから1
枚の立体写真を形成する実施例に基づいて説明したが、2枚あるいは4枚以上の
コマから1枚の立体写真を形成する際にも、上述したプリンターおよびプリント
方法の構成は基本的に同じである。
以上、本発明を好ましい実施例を参照しながら説明したが、本願請求項に記載
される発明の範囲を逸脱しない限り、実施例に対する種々の設計変更、又は実施
例中の構成要素の置換等は当業者にとって自明である。
【手続補正書】特許法第184条の7第1項
【提出日】1994年10月10日
【補正内容】
請求の範囲
1. 各々がキー物体を有する複数の平面写真を画像源にしてレンチキュラー印
画紙に立体写真を焼き付ける一架台型立体写真プリンターにおいて、
(a)前記印画紙を支持する支持手段を有する露光ステーションと、
(b)前記露光ステーションに配された印画紙に向かってかつ投影光路に沿っ
て各平面写真の画像を投影する投影レンズと、
(c)第1および第2の平面写真を焼き付け位置に配置する位置決め手段と、
(d)各平面写真を異なる角度で前記印画紙に投影するために前記印画紙を前
記焼き付け位置に対する異なる位置に動かす駆動手段と、
(e)各平面写真の画像の反射画像を反射画像面に形成するために前記投影光
路に沿う位置に配された反射手段と、
(f)前記反射画像を捕捉するために前記反射画像面に配された両像捕捉手段
と、
(g)前記画像捕捉手段が前記第1および第2の平面写真のキー物体の画像を
捕捉するように前記画像捕捉手段を前記反射画像のキー物体の位置へ動かす可動
支持手段と、
(h)印画紙に焼き付けられるべき平面写真の画像が前記露光ステーションに
ある間にキー物体の画像を保存しかつ比較することにより、キー物体の比較と画
像の焼き付けが前記露光ステーションで行なわれるようにする電子制御手段とを
有し、しかも前記(a)から(h)までの構成要素が単一の架台に搭栽されてい
る立体写真プリンター。
2. 前記反射手段はビームスプリッターである請求項1の立体写真プリンター
。
3. 前記反射手段は、前記ビームスプリッターにより引き起こされる光路の位
置ずれを補償する光路補償器を含む請求項2の立体写真プリンター。
4. 前記反射手段は、前記投影光路に沿って投影される前記平面写真の画像を
反射するための第1の位置と前記投影光路の外側にある第2の位置との間を移動
できるように構成された鏡であり、この鏡は前記第2の位置にあるときに前記投
影光路を遮断することなく前記平面写真の投影画像を前記印画紙に届かせる請求
項1の立体写真プリンター。
5. 前記電子制御手段は、前記印画紙に対する前記位置決め手段の動きを制御
し、しかして、前記平面写真の一つが前記焼き付け位置にあるときに前記反射画
像のキー物体の整合を行う請求項1の立体写真プリンター。
6. 前記画像捕捉手段はCCDアレーセンサーである請求項1の立体写真プリ
ンター。
7. フィルム上に記録されるとともに各々がキー物体を有する複数の平面写真
を画像源にしてレンチキュラー印画紙に立体写真を焼き付ける一架台型立体写真
プリンターにおいて、
(a)第1の平面写真およびそれに続く複数の後続平面写真を焼き付けるため
の焼き付け位置へ前記フィルムを動かせるように前記フィルムを支持するフィル
ム支持手段と、
(b)前記第1の平面写真が前記焼き付け位置にある間に前記第1の平面写真
のキー物体の画像を検出して保存するとともに各後続平面写真が前記焼き付け位
置にあるときに当該後続平面写真のキー物体の画像を検出して保存する検出手段
と、
(c)印画紙に焼き付けられるべき平面写真が前記焼き付け位置にある間に前
記平面写真の一つのキー物体の検出画像を他の平面写真のキー物体の保存画像と
比較
し、しかしてキー物体の比較と画像の焼き付けが前記焼き付け位置で行なわれる
ようにする比較制御手段とを有し、しかも前記(a)から(c)までの構成要素
が単一の架台に搭載されている立体写真プリンター。
8. 前記比較制御手段は各後続平面写真のキー物体の画像を第1の平面写真の
キー物体の保存画像と比較する請求項7の立体写真プリンター。
9. 前記比較制御手段は各後続平面写真のキー物体の画像をその直前に検出さ
れた平面写真のキー物体の保存画像と比較する請求項7の立体写真プリンター。
10. 前記検出手段は反射手段を有する請求項7の立体写真プリンター。
11. 前記印画紙に向かってかつ投影光路に沿って各平面写真の画像を投影す
る投影手段を有し、前記反射手段は投影された画像を反射して反射画像面に反射
画像を形成するために前記投影光路に沿う位置に設けられている請求項10の立
体写真プリンター。
12. 前記検出手段は、前記反射画像が投影される反射画像面に配された画像
捕捉手段を有する請求項11の立体写真プリンター。
13. 前記画像捕捉手段は移動可能に設けられている請求項12の立体写真プ
リンター。
14. 前記反射手段はビームスプリッターと、このビームスプリッターにより
引き起こされる光路の位置ずれを補償する光路補償器とを備えている請求項10
の立体写真プリンター。
15. 前記反射手段は、前記平面写真の画像を反射するための第1の位置と前
記投影光路の外側にある第2の位置との間を動けるように構成された鏡であり、
この鏡は前記第2の位置にあるときに前記投影光路を遮断することなく前記平面
写真の投影画像を前記印画紙に届かせる請求項10の立体写真プリンター。
16. 各々がキー物体を有する複数一組の平面写真を画像源にしてレンチキュ
ラー印画紙に立体写真を焼き付ける立体写真プリント方法において、
(a)第1の平面写真を焼き付けるための焼き付け位置に第1の平面写真を配
置する工程と、
(b)前記第1の平面写真が前記焼き付け位置にある間に第1の平面写真のキ
ー物体の画像を検出して保存する工程と、
(c)第2の平面写真を前記焼き付け位置に配置してこの第2の平面写真のキ
ー物体の画像を検出するとともに、前記第2の平面写真が前記焼き付け位置にあ
る間に、検出したキー物体の画像を第2の平面写真の直前の平面写真のキー物体
の保存画像と比較する工程と、
(d)前記第2の平面写真のキー物体の画像が前記直前の平面写真のキー物体
の画像と整合するように前記焼き付け位置を調整する工程と、
(e)前記第2の平面写真が前記焼き付け位置にある間に第2の平面写真の画
像を前記印画紙に焼き付ける工程と、
(f)前記第2の平面写真が前記焼き付け位置にある間に第2の平面写真のキ
ー物体の画像を検出して保存する工程と、
(g)前記一組の平面写真の全ての焼き付けが完了するまで前記工程(c)と
工程(d)を繰り返す工程とを有する立体写真プリント方法。
17. 前記工程(c)における直前の平面写真は前記第1の平面写真である請
求項16の方法。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1. 各々がキー物体を有する複数の平面写真を画像源にしてレンチキュラー印 画紙に立体写真を焼き付ける立体写真プリンターにおいて、 画像面に配された印画紙に向かってかつ投影光路に沿って各平面写真の画 像を投影する投影レンズと、 第1および第2の平面写真を焼き付け位置に配置する位置決め手段と、 各平面写真を異なる角度で前記印画紙に投影するために前記投影レンズお よび前記印画紙を前記焼き付け位置に対する異なる位置に動かす駆動手段と、 各平面写真の画像の反射画像を反射画像面に形成するために前記投影光路 に沿う位置に配された反射手段と、 前記反射画像を捕捉するために前記反射画像面に配された画像捕捉手段と 、 前記第1および第2の平面写真のキー物体が前記画像捕捉手段に捕捉され るように前記画像捕捉手段を支持するとともに画像捕捉手段を前記反射画像のキ ー物体の近傍位置に動かす可動支持手段と、 前記第1および第2の平面写真のキー物体の画像を保存しかつ比較する電 子比較制御手段とを有する立体写真プリンター。 2. 前記反射手段はビームスプリッターである請求項1の立体写真プリンター 。 3. 前記反射手段は、前記ビームスプリッターにより引き起こされる光路の位 置ずれを補償する光路補償器を含む請求項2の立体写真プリンター。 4. 前記反射手段は、前記投影光路に沿って投影される前記平面写真の画像を 反射するための第1の位置と前記投影光路の外側にある第2の位置との間を移動 できるように構成された鏡であり、この鏡は前記第2の位置にあるときに前記投 影光路 を遮断することなく前記平面写真の投影画像を前記印画紙に届かせる請求項1の 立体写真プリンター。 5. 前記電子比較制御手段は、前記印画紙に対する前記位置決め手段の動きを 制御し、しかして、前記平面写真の一つが前記焼き付け位置の近傍にあるときに 前記反射画像のキー物体の整合を行う請求項1の立体写真プリンター。 6. 前記画像捕捉手段はCCDアレーセンサーである請求項1の立体写真プリ ンター。 7. フィルム上に記録されるとともに各々がキー物体を有する複数の平面写真 を画像源にしてレンチキュラー印画紙に立体写真を焼き付ける立体写真プリンタ ーにおいて、第1の平面写真を焼き付けるための焼き付け位置近傍の第1の位置 と第2の平面写真を焼き付けるための焼き付け位置近傍の第2の位置との間を動 けるように前記フィルムを支持するフィルム支持手段と、前記第1の平面写真が 前記焼き付け位置の近傍にある間に前記第1の平面写真のキー物体の画像を検出 して保存するとともに前記第2の平面写真が前記焼き付け位置の近傍にある間に 前記第2の平面写真のキー物体の画像を検出して保存する検出手段と、前記第1 または第2の平面写真のキー物体の画像を残りの一方の平面写真のキー物体の保 存画像と比較する比較制御手段とを有する立体写真プリンター。 8. 比較制御手段は前記第2の平面写真以下の各平面写真のキー物体の画像を 第1の平面写真のキー物体の保存画像と比較する請求項7の立体写真プリンター 。 9. 比較制御手段は前記第2の平面写真以下の各平面写真のキー物体の画像を その直前に検出された平面写真のキー物体の保存画像と比較する請求項7の立体 写真プリンター。 10. 前記検出手段は反射手段を有する請求項7の立体写真プリンター。 11. 前記印画紙に向かってかつ投影光路に沿って各平面写真の画像を投影す る投影手段を有し、前記反射手段は投影された画像を反射して反射画像面に反射 画像を形成するために前記投影光路に沿う位置に設けられている請求項10の立 体写真プリンター。 12. 前記検出手段は、前記反射画像が投影される反射画像面に配された画像 捕捉手段を有する請求項11の立体写真プリンター。 13. 前記画像捕捉手段は移動可能に設けられている請求項12の立体写真プ リンター。 14. 前記反射手段はビームスプリッターと、このビームスプリッターにより 引き起こされる光路の位置ずれを補償する光路補償器とを備えている請求項10 の立体写真プリンター。 15. 前記反射手段は、前記平面写真の画像を反射するための第1の位置と前 記投影光路の外側にある第2の位置との間を動けるように構成された鏡であり、 この鏡は前記第2の位置にあるときに前記投影光路を遮断することなく前記平面 写真の投影画像を前記印画紙に届かせる請求項10の立体写真プリンター。 16. 各々がキー物体を有する複数一組の平面写真を画像源にしてレンチキュ ラー印画紙に立体写真を焼き付ける立体写真プリント方法において、 (a)第1の平面写真を焼き付けるための焼き付け位置に第1の平面写真を配 置する工程と、 (b)前記第1の平面写真が前記焼き付け位置の近傍にある間に第1の平面写 真のキー物体の画像を検出して保存する工程と、 (c)第2の平面写真を前記焼き付け位置に配置してこの第2の平面写真のキ ー物体の画像を検出するとともに、検出したキー物体の画像を第2の平面写真の 直前の平面写真のキー物体の保存画像と比較する工程と、 (d)前記第2の平面写真のキー物体の画像が前記直前の平面写真のキー物体 の画像と整合するように前記焼き付け位置を調整する工程と、 (e)前記第2の平面写真の画像を前記印画紙に焼き付ける工程と、 (f)前記第2の平面写真が前記焼き付け位置の近傍にある間に前記第2の平 面写真のキー物体の画像を検出して保存する工程と、 (g)前記一組の平面写真の全ての焼き付けが完了するまで前記工程(c)と 工程(d)を繰り返す工程とを有する立体写真プリント方法。 17. 前記工程(c)における直前の平面写真は前記第1の平面写真である請 求項16の方法。
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