JPH09502373A - スキーの効率及びコントロール性能を改良するための装置 - Google Patents

スキーの効率及びコントロール性能を改良するための装置

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JPH09502373A JP7508974A JP50897495A JPH09502373A JP H09502373 A JPH09502373 A JP H09502373A JP 7508974 A JP7508974 A JP 7508974A JP 50897495 A JP50897495 A JP 50897495A JP H09502373 A JPH09502373 A JP H09502373A
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Abstract

(57)【要約】 スキーの効率及びコントロール性能を改良するための装置であって、2つの長く形成された板状要素(12,13)を備え、各板状要素(12,13)は、スキーに固定するためのロック部材(36,38,39b)を備えた1つの端部(24,27)とスキー(10)に対して他端部(25,26)を縦長方向にスライド可能とする保持部材(39a)を備えた上記他端部(25,26)とをそれぞれ有している。スキーバインディングのつま先ユニット(42)又はかかとユニット(44)は、端部の1つに適宜固定されている。

Description

【発明の詳細な説明】 スキーの効率及びコントロール性能を改良するための装置 技術分野 この発明は、スキーの効率及びコントロール性能を改良するための装置に関す る。 背景技術 知られているように、スキー形状の特徴の1つは、スキーの面が湾曲している ことであり、上向き凸状を形成するように両端部に対して中央領域が高くなって いる。 使用中は、スキーを形成している材料の弾力性による凸状を平坦にしようとす る圧力がスキーにかかっている。 これは、特にカーブを通り抜ける時に発生し、そして、スキーの効率及びコン トロールに思わしくない結果をもたらす。 特に、スキーの凸状の連続的な変化によって、ブーツが重心上に位置すること を考慮してスキーバインディングを形成しているつま先ユニットとかかとユニッ トの両要素間の距離も変化する。 アルペン競技でのスキー滑降においては、スキーにかかる圧力は非常に高くな るため、コントロールの困難性、予期せぬバランスの喪失、継続的な姿勢修正の 必要性及び選手の脚への振動伝達を引き起こす。 上記欠点を減らすために、ふつう、パッドと呼ばれる装置が装着されており、 そして現在広く使用されている。上記装置はスキーとバインディングの間に挿入 されている。 しかしながら今までのところ、スキーの方向制御を満足に行うことができる有 用な装置はない。 これらの装置の中で、最初のものは、スキーにしっかりと固定された後端部と 、上記スキーに平行にスライドするように保持された前端部とを有する金属製薄 板で構成されており、金属製薄板とスキーの間には弾性材の層が設けられ、そし て、バインディングが固定されている薄板の中央部分は、高くなっている。 この装置の場合は、バインディングのつま先ユニットとかかとユニットの間の 距離は一定に保たれるが、スキーの重心に対するその位置は、変化し易くなる。 たとえば、伸びているときには、つま先ユニット及びそれに伴うブーツは、ス キーヤーとスキーとの間の位置的な関係で結果として変化を伴って、前方に移動 する(重心が移動する)。 この装置の使用に際してのもう1つの欠点は、その前部分が可動であることに より、主にその前部分で扱われるスキーの操向性及びコントロール性を一層悪化 させ、結果として不正確な軌道の設定、継続的な修正の必要性及び結果としての 速度の制限を伴うことである。 第2のタイプの装置は上記装置に似ており、バインディングのつま先ユニット は、スキーに剛直に結合された2つのサポートに固定されており、かかとユニッ トとして、縦長方向にスライド自在な金属製薄板が使用されている。 これはカーブ軌道の身のこなしを向上させているが、かかとユニットがスキー 及びつま先ユニットに対し可動となっているので、ブーツとバインディングの間 及びそれに伴うブーツとスキーの間の位置関係が一定でなくなり、スキーのコン トロールを不正確にする。 第3のタイプの装置は、かかとユニットとつま先ユニットが固定される箇所に 、2つの高くなった部位を有するように形成された金属製薄板を有している。 薄板はその前と後の両方でスキーに固定されており、前記薄板が高くなってい る部位に弾性材料の層が配置されている。 この装置は、スキーから選手の脚に伝わる振動を吸収するという唯一はっきり した効果を有している。 発明の開示 本願発明の狙いは、前述の知られたタイプにおける各欠点を解消あるいは実質 的に減少し、スキーの効率及びコントロール性能を改良する新しい装置を提供す ることである。 それに続く最初の目的は、スキーに対して変動しないブーツの位置を保持する と共にスキーヤーのための重心位置を維持する、スキーの効率及びコントロール 性能を改良する装置を提供することである。 別の重要な目的は、スキーの縦長方向の動きをコントーロールしかつ調節でき る装置を提供することである。 別の重要な目的は、より速いスキー滑走を達成できる装置を提供することであ る。 別の目的は、いかなる状況、特にカーブを通過する時のスキーコントロールを 改良することである。 別の目的は、従来の設備及び施設で製造できる装置を提供することである。 この狙い、以下の説明で明確になるであろうこれらの目的及びその他は、少な くとも2つの長く形成された板状要素からなり、各板状要素は、スキーに固定す るための手段を備えた第1の端部と、スキーに対して第2の端部を長さ方向にス ライド可能とする保持手段を備えた上記第2の端部とを有し、スキーバインディ ングのつま先ユニット又はかかとユニットが上記端部の一つあるいは端部近辺に 固定されていることを特徴とするスキーの効率及びコントロール性能を改良する ための装置によって、達成される。 図面の簡単な説明 さらに、本願発明の特徴及び利点は、添付図面に単に非制限的な例として記載 された次の実施例の詳細な説明により明らかになるであろう。 図1は、スキーに適用した装置の透視図である。 図2は、本願装置の縦断面透視図である。 図3は、本願装置の分解組立図である。 図4は、本願装置の平面図である。 図5及び図6は、本願装置の各端部の縦断面図である。 図7は、本願装置に含まれる要素の透視図である。 発明の実施の態様 上記各図を参照して、本願発明による装置であって、スキー10の上部重心領 域に好都合に適用される装置は、参照符号11によって全体として示されており 、長く形成された2つの金属製薄板、それぞれ第1薄板12及び第2薄板13、 か ら構成され、それらはアルミニウム合金あるいはそれと同等の材料から適宜作ら れている。 第1薄板12及び第2薄板13は、それらの端部から傾斜平面上を上方へと延 びており、それにより、スキー10の上に載せるための面から高くなっている。 各薄板は、相対的に異なった高さに置かれている2つの部分、それぞれ第1薄板 前部分14、第1薄板後部分15、第2薄板前部分16及び第2薄板後部分17 を有している。 第1薄板後部分15は、第1薄板前部分14に対して異なった高さに配置され ており、第1薄板傾斜領域18によって第1薄板前部分14に接続されている。 同様に、第2薄板後部分17は、第2薄板前部分16に対して異なった高さに配 置されており、第2薄板傾斜領域19によって第2薄板前部分16に接続されて いる。 第1薄板傾斜領域18において、第1薄板12は、第2薄板傾斜領域19が通 過する幅広い縦長のスロット孔20を有しており、上記第2薄板傾斜領域19は 第2薄板13の他の部分と比較して適当に細くなっている。 このようにして、2つの薄板12及び13は、傾斜領域18,19で相互に交 叉しており、そしていろいろな平面部分14,15,16,17は重なり合って いる。 特に、図面を参照して、第1薄板前部分14は第2薄板前部分16に重なり、 第2薄板後部分17は第1薄板後部分15に重なっている。 第1薄板前部分14と第2薄板後部分17は実質的に同じ高さに置かれており 、第1薄板後部分15と第2薄板前部分16についても同じようになっている。 弾性部材あるいは同等の機能を有する装置から作られている前上部層21、後 上部層22及び下部層23の各層は、いろいろな重合部分14,15,16,1 7間及び上記部分14,15,16,17とスキー10の間に都合よく挿入する ことができる。図示の例において、前上部層21は第1薄板前部分14と第2薄 板前部分16の間に挿入され、後上部層22は第1薄板後部分15と第2薄板後 部分17の間に挿入され、下部層23はスキー10の上部面と第1薄板後部分1 5及び第2薄板前部分16の各下部面の間に挿入されている。 第1薄板12の前端部24及び後端部25と、第2薄板13の前端部26及び 後端部27もまた平面状に形成されると共に相互に重なり合い、第1薄板12に 関しては参照符号28及び29で示され第2薄板13に関しては参照符号30, 31で示されている傾斜部分によりスキー10に結合されている。 上記端部24,25,26,27は、ねじ36によってスキー10に固定する ために、それぞれ縦長のスロット孔、すなわち第1薄板12のための孔32,3 3及び第2薄板13のための孔34,35を有している。 重なり合っている端部24,26及び25,27にはそれぞれプレート37及 び38が配置されている。 ねじ36は、プレート37,38を通ると共に成形要素39を通っており、各 成形要素39は、スロット孔32,33,34及び35の内面形状に合致する形 状に形成された部分39aと、補完的に形成された成形部分39aに対して中央 部に配置されている平行六面体部分又は幅狭い部分39bを有している。 2つの部分39a及び39bは、実質的に薄板12及び13と同じ厚さを有し ている。 対応するねじ36を固定した時には、成形要素39は部分39aによって一つ の薄板を固定するのに反して、部分39bは、他の薄板を移動自在の状態に保っ ている。 各要素39は、部分39aが頂部になるようにも底部になるようにも配置する ことができる。 装置11は、薄板12の前端部24と薄板13の後端部27とがスライド自在 となるように、一方、薄板12の後端部25と薄板13の前端部は固定されるよ うに、スキー10に固定されている。 第1薄板12の高くなった前部分14には、スキーバインディングのつま先ユ ニット42を固定するための孔41が配置されており、一方、バインディングの かかとユニット44を固定するための孔43は、第2薄板13の後部分17に配 置されている。 バインディングはブーツがスキーの重心にくるように都合よく配置されている 。 使用するに際し、カーブを通り抜ける時に、上側へと反るように湾曲している スキーは、平坦状にせしめられてそれにより凸状が減少する。 その結果、スキーに固定されている各薄板12及び13の端部は、平面になろ うとする動きに伴って、他の薄板の固定端部に対して動くことになり、しかるに 上記薄板の自由端部が縦長方向に動いて、前記動きを補償する。 このようにブーツとスキーの間ではいつでも同じ関係(重心)位置が維持され 、それにより、前記スキーをコントロールする能力は、常に最適な条件となる。 もし、装置が薄板の間に配置された弾性層を有しているならば、これらの層は 雪に覆われた表面の凸凹によってあるいは雪で覆われた構造的な特徴の変化によ ってスキーにかかる垂直応力までも緩衝する。 実際に、この発明が意図した狙い及び目的が達成されることが述べられてきた 。 このように創造された発明は、多くの修正や変形が可能であり、それらすべて の変形例は本発明の概念の範囲に属する。 したがって、たとえば、その薄板の交叉については、実際の交わり合いがなく とも、例えば並んで配置されているそれらの2つの細い部分の間で行うことがで きる。 変形例として、薄板を相互に交叉はしないが、第1の固定端部とスキーに沿っ てスライド自在な第2の端部とを、個別に備えた薄板を提供することは可能であ る。 バインディングの要素は、また、薄板の固定端部の周辺に固定してもよい。 また、たとえば雪で覆われた表面の変化条件(凍結状態、粉状態、圧縮状態、 その他)にスキーの応答性を適合させるために、薄板を、たとえば、操作状況に 応じて互いにそれらの可動性を変更する液圧アクチュエータに連結することによ り、薄板が互いに作用し合うようにすることも可能である。 運動中におけるこの変更は、チャンバー間の流通を可能とするポートの変化に よって、液圧流体が入った上記2つのチャンバー間でしみ出る液体の割合に変化 を持たせるようにすることができる。 上記液圧アクチュエータは、スキーの変化しやすい領域に配置されると共に該 領域にかかる圧力に対して感度の良いセンサーによって、コントロールすること ができる。 最後に、可能な配置として、本願発明にしたがった装置は、スキー及び/又は バインディングの構造に一体的に組み込むこともできる。 すべての細部は、また、技術的に同様な他の要素に、さらに置き換えてもよい 。 実際に用いられる材料は、その寸法と同様に、予測できない使い方でも受け入 れることができるかぎり、その要求に従ったどのようなものでもよい。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),CA,JP,NO,SI,U S

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.長く形成された少なくとも2つの板状要素(12,13)からなり、各要 素は、スキー(10)に固定するための手段(36,38,39a)を有する一 つの固定端部(24,27)とスキー(10)に対して長さ方向に他端部(25 ,26)をスライド可能とする保持手段(36,38,39b)を有する上記他 端部(25,26)とを有し、スキーバインディングのつま先ユニット(42) 又はかかとユニット(44)が上記端部(24−27)の一つに近接して固定さ れていることを特徴とするスキーの効率及びコントロール性能を改良するための 装置。 2.上記少なくとも2つの板状要素(12,13)は独立していることを特徴 とする請求項1記載の装置。 3.上記少なくとも2つの板状要素(12,13)は、1つの板状要素(12 )の固定端部(24)が前側に配置され、別の板状要素(13)の固定端部(2 7)が後側に配置されて、スキー(10)の同じ領域に両者が位置するように形 成されていることを特徴とする前記請求項の1つ又はそれ以上に記載の装置。 4.上記少なくとも2つの板状要素(12,13)は少なくとも部分的に互い に重なると共に相互に交叉していることを特徴とする前記請求項の1つ又はそれ 以上に記載の装置。 5.上記少なくとも2つの板状要素(12,13)は少なくとも部分的に並ん で配置されていることを特徴とする請求項1から3の1つ又はそれ以上に記載の 装置。 6.上記少なくとも2つの板状要素(12,13)はそれらの相互の動きをコ ントロールするための手段によって連結されていることを特徴とする請求項1及 び3から5のいずれか1つ又はそれ以上に記載の装置。 7.上記コントロール手段は、スキーに取り付けられたセンサーによって制御 される少なくとも1つの液圧アクチュエータもしくは同様の装置によって構成さ れていることを特徴とする請求項6記載の装置。 8.バインディング(42,44)が設けられている上記少なくとも2つの板 状要素(12,13)の領域は、スキー(10)に対して高くなっていることを 特徴とする前記請求項の1つ又はそれ以上に記載の装置。 9.上記少なくとも2つの板状要素(12,13)は、該板状要素(12,1 3)とスキー(10)の間に配置されたダンピング要素(21,22,23)に 結合していることを特徴とする前記請求項の1つ又はそれ以上に記載の装置。 10.上記少なくとも2つの板状要素(12,13)は、該板状要素(12, 13)間に配置されたダンピング要素(21,22,23)に結合され、少なく とも2つの上記ダンピング要素(21,22,23)は、少なくとも部分的に互 いに重なり合っていることを特徴とする前記請求項の1つ又はそれ以上に記載の 装置。 11.上記ダンピング要素(21,22,23)は弾性材料(21,22,2 3)の層によって構成されていることを特徴とする前記請求項の1つまたはそれ 以上に記載の装置。 12.上記板状要素(12,13)は、端部(24,25,26,27)と、 スキー(10)に載せるための表面に対して高くなっている部分(14,15, 16,17)とを有する2つの薄板(12,13)から構成されており、 各薄板(12,13)は、相互に異なる高さに配置されると共に傾斜領域(1 8,19)によって連結された2つの上記部分(14,15,16,17)を有 しており、 一つの薄板(12)は、上記傾斜領域(18)の中に、他の薄板(13)の、 傾斜しかつ適宜に細い対応部分(19)が交叉する大きな縦長のスロット孔(2 0)を有していることを特徴とする前記請求項の1つ又それ以上に記載の装置。 13.並んで配置された薄板の細い部分(18,19)で互いに交叉する2つ の薄板(12,13)により構成されていることを特徴とする請求項1から11 の1つ又はそれ以上に記載の装置。 14.上記薄板(12,13)の端部(24,25,26,27)は平面状で あり、両固定端部(24,27)及び両可動端部(25,26)は、ねじ(36 )によりスキーに固定するための縦長のスロット孔(32,33,34,35) を 有しており、 上記ねじ(36)は、プレート(37,38)と、スロット孔(32,33, 34,35)の内面形状に対して補完的に合致するように形成された部分(39 a)及び該補完成形部分(39a)の中央部に位置する平行六面体部分(39b )を有するように形成された要素(39)を通っており、 上記部分(39a,39b)は実質的に上記薄板(12,13)と同じ厚さを 有し、 上記成形要素(39)は1つの板状要素をそれらの部分(39a)でロックす ると共に、他の板状要素を自由に動けるようにしていることを特徴とする前記請 求項の1つ又それ以上に記載の装置。 15.上記板状要素(12,13)は、スキーバインディングのつま先ユニッ ト(42)とかかとユニット(44)を固定するための孔(41,43)を有し ていることを特徴とする前記請求項の1つ又はそれ以上に記載の装置。 16.スキー(10)及び/又はバインディング(42,44)の構造に一体 的に組み込まれていることを特徴とする前記請求項の1つ又それ以上に記載の装 置。 17.ここに述べられ及び/又は添付図面に記載された1つ又はそれ以上の技 術的な特徴をからなるスキーの効率及びコントロール性能を改良するための装置 。
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