【発明の詳細な説明】
移動可能な作業足場を橋脚の回りで方向転換する方法及び該方法を実施する装
置
本発明は、橋から懸架されておりかつ橋の長手方向に移動可能な作業足場を、
橋脚(その付近では作業足場がロープ等によって回動可能である)の回りで方向
転換させる方法と、橋から懸架されておりかつ該橋の長手方向に移動可能な作業
足場を有し、作業足場は橋から懸架されておりかつ少なくとも一端でロープ等を
介して回動されてなる、橋の点検及び清掃の際に使用するための装置とに関する
。
1個又は複数の脚を有する橋では、脚が橋に沿った作業足場の長手方向移動を
妨げるので、作業足場を取り外し、脚を回避して運んで、続いて再度組み立てる
ことがしばしば必要であるという問題が生じる。しかし、これは極めて労力と時
間が掛かる。これは例えば川を渡る橋の場合特に難しくなる。何故ならば、ここ
では、作業足場がロープによって地面へ降下されず、そこでは脚を回避して運搬
することができないので、足場の取外し及び再組立を上方からロープによって行
なう必要があるからである。
こうした問題を解決しようとする上位概念に記載された作業足場はDE-C 30 04
450から公知である。しかし、DE-C 3004 450から公知の移動可能な吊り足場は
、例えば橋脚を回避することができるよう、橋の長手方向にタンデム配列された
少くとも3個の作業足場ユニットを備える必要があるという
欠点を有する。更に、アーチ橋の場合のアーチの通過又は加工がほとんど不可能
か全く不可能である。幅の広い橋脚の場合には、しばしば3個より遥かに多い足
場ユニットを備える必要がある。こうした足場ユニットは非常に頑丈に設計しな
ければならない。何故ならば、外側の足場ユニットが開かれるとき、かなりのね
じれ力が生じるからである。他の欠点はDE-C 30 04 450に記述されたように配置
されているロープによって足場部分を上方に上げることである。つまり、短いブ
ラケットのために、非常に大きな力がロープ及び足場に作用する。このことは方
向転換可能な足場部分が長い場合に全く独特である。このことは幅の広い橋の場
合に不可避的に当て嵌まる。
本発明の課題は、技術的に容易であり、作業足場の分解及び組立を行ない、特
に橋脚の回りでの作業足場の方向転換を容易かつ迅速に行なうことができる方法
及び装置を挙げることである。
この課題は、本発明に基づいて、作業足場を少なくとも一端でロープ等によっ
て降下し、該ロープ等は橋の長手方向縁部に延び、該長手方向縁部は作業足場の
端部に対向しており、該端部を中心に作業足場が回動され、他方、該作業足場が
他端に懸架しているだけになるまで、作業足場を他端を中心に回動すること、ロ
ープを作業足場から取り外すこと、続いて作業足場を橋の長手方向に橋脚の付近
を通過させること、及びロープを作業足場に再度固定し、最後に作業足場を再度
上方に回動すること、を特徴とする上位概念に記載の方法によ
って解決される。
本発明の好ましい改善によれば、作業足場を2つの部分に分離すること、及び
作業足場の、分離箇所に隣接した端部を、橋の対向する長手方向縁部に延びるロ
ープによって降下することが規定されている。方法のこの実施例が適切であるの
は、特に、作業足場の全長を橋から吊り下げるのに橋が十分に高くない場合であ
る。何故ならば、作業足場が正確に中央で分離されているときは、作業足場の両
部分が例えばわずか半分の長さだからである。
橋の点検及び清掃の際に用いる本発明の装置は、作業足場の他端をロープ等に
よって降下することができ、該ロープ等は橋の長手方向縁部に延びており、該長
手方向縁部は作業足場の端部に対向しており、該端部を中心に作業足場が回動さ
れること、を特徴とする。本発明の装置によって、本発明の方法を特に容易に実
行することができ、同様に、従来技術に比較して上方に述べた利点が生じる。
特に、本発明の装置は、DE-C 30 04 450から公知の従来技術に比較して、以下
の利点を有する。すなわち、ロープ等が橋の対向する長手方向縁部へ案内される
ので、作業足場の傾斜及び上昇を行なうロープ等に作用する力が、作業位置での
作業足場の操作の場合よりも著しく大きくはない、という利点である。更に、橋
脚等を回避することができるように、1個以上の作業足場を具備する必要がない
。2つの利点は本発明の装置が技術的には従来技術の装置より遥かに簡単な構造
であるので、一層軽量であるような結果となる。
作業足場の両端部がロープウィンチ付きのロープによって橋から懸架されてい
ること、を特徴とする本発明の好都合な改善によれば、作業足場を両端の各々で
降下することができる。このことは、特に、一方の端部が何等かの理由で降下不
能であるときに好都合である。
作業足場は2つの部分に分離可能であること、及びその分離箇所で降下可能で
あり、該分離箇所は、橋の対向する長手方向縁部へ延びるロープ等と結合されて
いること、を特徴とする本発明の実施例では、作業足場を任意の箇所で、好まし
くは中央で分離し、部分はその箇所で、任意の方法で降下することができる。本
実施例は、既述の如く、特に、例えば橋が作業足場全体を一端で自由に吊り下げ
るために十分に高くないときに好都合である。本実施例に関連した他の利点は、
作業足場の全重量が一端には掛からないことによって、装置の非常の大きな一側
の荷重を避けることができることである。
一方の部分の中央領域から橋の対向する長手方向縁部へ緊張されているロープ
によって、作業足場の両部分をその外側端部を中心に傾動して、両部分の両端が
自由に吊り下がるまで、中央で降下することができる。続いて、ロープは分離箇
所から外され、脚を容易な方法で回避するができる。脚の後にロープを再度分離
箇所で固定し、作業足場の両部分を再度上方に引き上げ、続いて作業足場を中央
領域で再度結合し、足場での作業を継続する。
本発明の好ましい実施例によれば、橋の通路の上又はその
脇に移動可能な2つのキャリッジが具備されており、作業足場はロープによって
キャリッジから懸架され、ウィンチによって高さの調節が可能であることが規定
されている。こうした方法で、本発明の装置を、橋におけるその時々の条件に特
に容易に適合させることができる。
本発明の他の好ましい実施例は、キャリッジが少なくとも1個の垂直方向軸受
及び1個の水平方向軸受によって橋の長手方向縁部の領域で支持されること、及
びキャリッジの、作業足場の領域へ下方に突出するフレームには、実質的に水平
方向に整列されたブラケットが具備され、該ブラケットは橋の長手方向縁部の下
方に突出しており、ブラケットの自由端にはロープが設けられていること、を特
徴とする。更に、ブラケットが水平方向に移動可能であること、及び/又は自由
端がキャリッジの垂直方向軸受の下方で位置決め可能であることが規定される。
これらの実施例では以下の利点が生じる。すなわち、橋の縁ゲタでのキャリッジ
の支持点及びキャリッジ自体への荷重が著しく減らすことができる。何故ならば
、作業足場の重量が縁ゲタでのキャリッジの垂直方向の支持点の、実質的に直接
下に作用することによって、装置全体にとって非常に好都合な静的荷重が発生す
るからである、という利点である。
橋下面及び橋脚を清掃する際に、しばしば、除去された物質、除去の際に使用
された水、充填材、吹付コンクリートの跳返り等が生じる。このような物質はこ
れまでそのまま地面に落下した。しかし、このことは益々問題となる。環境基準
が益々厳格になるからである。
本発明の装置の以下に記載された好都合な実施例によって、この環境問題を容
易に防止したい。
このことは、好ましくは、作業足場には、清掃の際に生じる除去された物質等
を搬出する物質用コンベヤベルトが設けられていることによって行なわれ得る。
このような物質用コンベヤベルトに載せて、上記物質を集め、制御して搬出する
ことができる。
物質用コンベヤベルトは種々に構成することができる。本発明の実施例では、
例えば、物質用コンベヤベルトが除去された物質等を洗い流すことができる樋を
有すること、及び物質用コンベヤベルトは水平線に対し傾斜していることが規定
されている。ここでは、除去の際に生じる廃水は同時に濯ぎ水として用いること
ができる。この場合、物質用コンベヤベルトが水平線に対し傾斜しているのは、
述べた如くに好都合である。このことのため、洗流しが容易になる。
本発明の他の実施例では、物質用コンベヤベルトは例えば電動モータによって
駆動される公知のコンベヤベルトを有することができる。
本発明の第3の好ましい実施例では、物質用コンベヤベルトが、特に問題のな
い搬送を可能とするスクレーパコンベヤ等を具備する樋を有していることが規定
されている。
作業足場への立入りを容易にし、除去された物質等の搬出中に作業を可能にす
るために、樋の上方には、好ましくは高さの調節が可能に格子が設置されている
ことが規定されてい
る。格子をその時々の条件すなわち橋下面の形状に適合させるために本発明の装
置を拡張及び拡大できるので、作業足場のどの任意の高さであっても人が橋下面
に達することができるように、格子が高さの調節が可能であることは好都合であ
る。
除去された物質等を更に搬出することができるように、本発明によると、作業
足場の領域へ下方に突出するフレームは除去された物質等を収容する容器を有す
る。橋の縁ゲタ又は待機線の領域で移動されることができるので、通路の遮断を
必ずしも必要としないキャリッジは、その容器内に除去された物質等を収容して
いる。(キャリッジに載せて)、除去された物質を、橋に沿って、廃棄物処理が
可能である一点に搬送することができる。上方への廃棄物処理は例えば直接キャ
リッジの足場を介して、適切な手段によって可能である。
固体及び液体の物質を別個に処理することができるように、本発明の好ましい
実施例では、容器は格子によって固体の除去された物質等を収容する領域と、清
掃の際に発生する水等を収容する領域とに分離されていることが規定されている
。
橋下面又は脚の表面にある質を容易に除去することができるように、本発明の
他の好ましい実施例では、作業足場の上側の領域にはレールが具備されており、
該レール上で加圧水用の少くとも1個のノズルが移動可能である。
本発明の1つの改善によれば、レールの延び具合が橋下面の形状に適合されて
いることが規定されている。このことが、橋下面及び場合によっては脚の実質的
に全領域にノズルを付けることができるので、最早物質を手で除去する必要がな
いという利点を生む。
本発明のその他の特徴及び利点は従属請求項と、図面を参照した本発明の実施
例の以下の説明とから生じる。図1は本発明の装置が取着された橋の横断面図、
図2は本発明の装置の他の実施例を示す橋の横断面図、図3は本発明の作業足場
の変形例を示す橋の拡大断面図、図4は2つの橋部分を分離箇所で結合した実施
例の図、図5及び6は図4に示した結合の際に用いられるボルトの図、図7は作
業足場を組み立てるための補助手段の図、図8は物質用コンベヤベルトを具備す
る本発明の足場の横断面図、図9は図8の足場の側面図、図10は本発明のキャ
リッジの実施例の図、図11は本発明のキャリッジの他の実施例を示す橋の側面
図、図12は作業足場上を移動可能でありかつ物質を橋から除去するノズルを具
備する作業足場の部分図及び図13は図12の作業足場の断面図である。
図1には、脚6及びトラス5を有する橋4が断面で示されている。橋4の縁ゲ
タ15にはキャリッジ7が橋4の長手方向に移動可能に設けられている。キャリ
ッジ7は橋下面の領域へ下方に突入するフレーム8を有する。
キャリッジ7のフレーム8からロープ9及びウィンチ11を介して作業足場1
が吊り下がっており、ウィンチ11は作
業足場1の端部16,17に設置されている。
ウィンチ11は図示されない連結ボルトによって作業足場1と結合されている
ので、ウィンチは作業足場1に対して回動することができる。
2本のロープの1本、すなわち図1に示した実施例では左のロープを繰り出す
ことによって、作業足場1の端部16がウィンチ11及びロープ9に自由に懸架
されるまで、作業足場1の端部17を降下することができる。繰り出されたロー
プ9を端部17のウィンチ11から取り外し、橋脚6の迂回後に再度ウィンチ1
1と結合することができ、次に、作業足場1の端部17を再度引き上げることが
できる。
本発明の図示されない実施例によれば、ウィンチ11がキャリッジ7のフレー
ム8にあって、そのとき、ロープ9は直接に、好ましくは相応な回転継手を介し
て作業足場1と結合されていることも有り得る。
図2に図示した作業足場1はほぼ中央に分離箇所13,14を有する。ここで
は作業足場1は簡単な方法で部分2及び部分3に分離される。作業足場1の部分
2の分離箇所13にはロープ10が固定されており、該ロープ10は橋4の対向
する縁部15にあるキャリッジ7のフレーム8へ延びている。同様に、ロープ1
0は部分3の分離箇所14から橋4の他方の縁15にあるキャリッジ7の対向す
るフレーム8へ延びている。ロープ10は図1に図示されないロープ用ウィンチ
19と結合されており、ロープ用ウィンチ19はフレーム8か、分離箇所13,
14の領域かに取着することができる。
分離箇所13,14を分離した後に、ロープ10を繰り出すことによって、作
業足場1の各部分2,3の分割箇所13,14は下方に回動される。回動運動は
、図1に示されているように、2つの部分2及び3がロープ9に自由に吊り下が
るまで、部分2及び3の端部16及び17をほぼ中心にしてなされる。
ロープ10を分離箇所13及び14から取り外した後に、キャリッジ7は橋4
に沿って進み続けて、脚6を迂回する。続いて、ロープ10を分離箇所13及び
14と結合し、分離箇所13及び14が隣接し合って、再度結合されるまで、部
分2及び3を再度上方に回動する。
図3には部分2及び3からなる作業足場1の拡大された実施例が示され、部分
2及び3は再度分離箇所13及び14が結合されている。作業足場1には追加フ
レーム18が移動可能に設けられている。追加フレーム18によって、橋4のト
ラス5の間の領域にも問題なく達することができる。図3に示された実施例では
、部分2,3が傾動することができるように、部分2,3の分離箇所13,14
にはウィンチ19が設けられている。記述と明瞭さのために、図3には待機位置
にあるロープ10が示されている。しかし、実際には、ロープ10は作業足場1
の図示した作業位置で取り外され得る。何故ならば、ロープ10は、例えば脚6
を迂回しようとするとき、部分2,3を回動するためにのみ必要とされるからで
ある。
橋脚が到達できない地面にあろうが、水中にあろうが、本
発明の装置によって橋脚等の迂回が容易かつ迅速に実行される得ることは明らか
である。
本発明の装置が任意の方法で橋4に沿って移動可能であり、図1及び2に図示
したフレーム8付きキャリッジ7に限定されないのは明らかである。何故ならば
、作業足場1の端部16,17が橋に沿って移動可能な手段と何等かの方法で回
動可能に結合されている限り、フレーム8は作業足場1の部分2,3の分離及び
続きの回動という本発明の機能にとって重要でないからである。
図4には本発明の実施例が示されている。該実施例によって、2つの部分2及
び3の分離箇所13,14を容易な方法で結合することができる。図4には部分
2及び3の上部ベルトのコーナパイプ20,21が示されている。両者は分離箇
所13,14で当接している。パイプ20,21には連結ボルト22が収容され
ており、その端部23は切頭円錐状に先細りしている。連結ボルト22の、切頭
円錐状の端部23に対向している側は図5に示したクロスボルト25によってパ
イプ20に固定され、連結ボルト22の、切頭円錐状の端部23を具備する側は
クロスボルト26によってパイプ21と結合されている。対応の方法で、部分2
及び3の下部ベルトも互いに結合することができる。クロスボルト25及び26
は周知の手段により予期せぬ外れに対し防止される。
作業足場1の2,3の部分2,3を分離するために、ハンドル27を有するク
ロスボルト26をパイプ21及び連結ボルト22から引き出し、続いて、すべて
のこうした結合を解
除した後に、作業足場1を分離することができる。
例えば脚6を回避した後に、作業足場1を再度組み立てようとするとき、部分
2,3を完全に水平位置に回動しないうちに、まず連結ボルト22を上部ベルト
のコーナパイプ21に挿入することができる。このことは連結ボルト22を切頭
円錐状に形成したことによって容易になされる。続いて、部分2,3を完全に上
に回動する。これによって連結ボルト22も部分3の下部ベルトの対応のパイプ
に自動的に嵌合する。続いて、すべての連結ボルト22をクロスボルト26の嵌
入によって固定する。
図7には2つの部分2及び3からなる作業足場1を組み立てるための補助装置
が示されている。これは例えば図4乃至6に図示された結合部材と共にも用いる
ことができる。部分2,3の上部ベルトのコーナパイプ20,21には保持手段
28,29が取着されており、該保持手段28,29は向き合う端部に縦穴30
,31を有する。縦穴30,31によって保持手段28,29を補助ボルト32
を介して互いに結合することができる。
足場部分2,3を互いに結合するために、以下のように行なうことができる。
すなわち、まず足場部分2,3の分離箇所13,14を約45°の角度まで引き
上げて、分離箇所13,14が並んでいるようにする。この位置で補助ボルト3
2を容易な方法で保持手段28,29の縦穴30,31に差し込むことができる
。これによって、足場部分2,3の間の仮の結合が形成される。続いて、足場部
分2,3の端部16,
17を下げることができる。これによって、連結ボルト22は上部ベルトのパイ
プ21に自動的に(嵌合され)、足場部分2,3をその水平位置まで更に上方に
回動すると、足場部分2,3の下部ベルトにおける対応の結合も形成される。続
いて、連結ボルト22をクロスボルト26によってパイプ21に固定することが
できる。
図8には本発明の作業足場1が示されている。該作業足場1の下方の長手方向
縁部は樋103を有し、該樋103では除去された物質等を搬出することができ
る。樋103には公知のスクレーパコンベヤ104が設置されており、該クレー
パコンベヤ104は任意の構造を有することができるので、これ以上詳述しない
。樋103を覆うように格子105が設けられており、該格子105は一方では
、余りに大きな塊(Teile)が樋103に落下して、物質用コンベヤベルト102
を中断することを防止し、他方では作業員用の通路として用いられる。作業足場
1を場所的な諸条件に適合させることができるように、作業足場1には上方の保
持手段106も具備されていて、格子105をより高所に配置することができる
ようにしてある。
作業足場1はロープ9及びウインチ11によって橋から懸架されており、ウイ
ンチ11によって作業足場1の高さの調節を行なうことができる。ロープ9は記
述のようにキャリッジ7に設置され、固定されている。
作業足場は鋼、アルミニウム又は他の材料からなり、標準の成形パイプによっ
て組み立てられることができる。これに
よって、足場の拡張をどの方向にも行なうことができる。樋103がアルミニウ
ムからなることは好ましい。
図10にはキャリッジ7が示されている。該キャリッジ7はローラ113乃至
116を介して橋の縁ゲタ15上を移動できる。水平方向軸線を有するローラ1
13及び115を介してキャリッジ7は縁ゲタ15及び手摺117に支持され、
垂直方向軸線を有するローラ114及び116を介してキャリッジ7は手摺11
7と縁ゲタ15の端面とに支持されるので、水平方向にも案内される。
キャリッジ7は橋の縁ゲタ15の下面の領域へ下方に突入するはフレーム8を
有する。フレーム8の長さは任意に伸縮自在である。その目的はフレーム8を、
例えば丈の高い又は丈の低いボックス、手摺117、防音壁等を具備する種々の
橋型に適合することができるようにするためである。これに応じて、ローラ11
3を具備するフレーム台131の長さも変えることができる。キャリッジ7を移
動するためにはモータ118を具備することができ、該モータ118はローラ1
15又はローラ113を駆動する。
フレーム部分8の下端44の領域には、水平方向に突出しているブラケット4
2が設けられ、該ブラケット42は好ましくは矢印45の方向に移動可能にフレ
ーム8に支承されている。ブラケット42の端部43の領域ではローラ46が支
承されており、該ローラ46を渡すようにしてロープ9,10が延びている。作
業足場1はロープ9,10でキャリッジ7から懸架されている。他には、本発明
の図示しない実施例
には、ブラケット42の端部43の領域にはロープウィンチが具備されているこ
とも規定されている。
ブラケット42の端部43はローラ113によって形成された垂直方向軸受4
0の実質的に下方にある。このことのため、キャリッジ7での力の好ましい分配
及び縁ゲタ15への力の好ましい導入が可能となる。
図10を左から見た図11には、キャリッジ7の、図10に比べて更に改善さ
れた実施例が示されている。キャリッジ7は再度ローラ113及び116を介し
て縁ゲタ15及び手摺117に支持されており、下方に突入するフレーム8を有
する。フレーム8の下端44には容器119が設置され、該容器119は垂直方
向の格子、又は図10に示すように斜め下方に延びる格子122によって2つの
領域120及び121に分割されている。この容器119へは除去された物質等
が物質用コンベヤベルト102によって搬送され、領域120では除去された固
体の物質が、領域121では清掃の際に生じる液体が受け止められるので、分離
の廃棄物処理が可能である。掘り出された物質等を容器119に容易に搬送する
ためには、好ましくは取外し可能な全面で使用可能な供給用ホッパ123が具備
されることができる。
容器119の下端は開閉蓋125付きの排出開口部124を有することができ
る。それは容器119を例えば橋の端部で空にすることができるようにするため
である。液体は開閉蓋125を開く前に領域121から吸引することができるの
で、開閉蓋125を開く際に固体の物質のみを容器119か
ら空けることができる。例えば、容器119を、フレーム8に設けられている適
切な手段によって連続的に空にし、除去された物質を例えばトラックによって橋
上で処理することができる。
図12及び13には本発明の他の実施例が示されている。該実施例はトラス5
を有する橋4にある表面物質を自動的に除去することができる。このためには、
図3の移動可能な追加フレーム18と対照して、作業足場1上に追加フレーム1
26が固定されており、追加フレーム126には水平方向のレール127及び垂
直方向のレール128が固定されている。レール127及びレール128上には
加圧水用のノズル129が移動可能に支承されている。作業足場1及び追加フレ
ーム126を相応に形成することによって、橋の下面の実質的に全領域にノズル
129を具備することができるので、手による後処理を実質的に完全に省略する
ことができる。
この装置を用いて、作業足場1を昇降しかつ追加フレーム126及びノズル1
29を橋の下面の全領域に搬送することによって、該下面を洗浄しかつ清掃する
ことができる。これに対応して、作業足場1が降下されると、橋脚131も洗浄
しかつ清掃することができる。
作業足場1は、図12及び13に示するように、再度ロープ9及びウィンチ1
1を介して橋4から懸架されているので、容易な方法で高さの調節可能であり、
記述した如くに回動可能である。それは脚6を迂回することができるためである
。この場合、図1に図示するように、作業足場1全体を回動す
るか、又は追加フレーム126を作業足場1と分割することができる。追加フレ
ーム126の部分を作業足場1の部分2,3と共に回動することができる。
図13には飛沫避け130が示されている。該飛沫避け130は作業足場1の
側方で両側が上方に広がりつつ延びている。それは、すべての除去された物質、
飛沫、充填材および吹付コンクリートの跳返りを受け止め、物質用コンベヤ10
2に導くためである。
作業足場1を不必要に負荷し、又は橋上の通路を遮断する必要がないように、
例えば高圧水による除去用の技術的手段を1つ又は2つのキャリッジ7に設置す
ることを規定することができる。更に、物質用ベルトコンベヤ102のようなす
べての手段、ノズル129又はキャリッジ7の移動をリモートコントロールで操
作することができることが規定される。従って、装置全体を只一人の人間で操作
することができる。
本発明の、図面に示されない実施例では、フレーム8を有するキャリッジ7に
追加して、容器119を有する他のキャリッジ7をフレーム8に具備することが
規定されている。後者のキャリッジ7は足場1を有するキャリッジ7に独立して
移動可能であり、このキャリッジ7へは、物質用ベルトコンベヤ102によって
、除去された物質等を搬送する。この場合、作業足場1はフレーム8を有しない
キャリッジ7から直接に懸架していることもできる。かくして、キャリッジ7が
容器119と共に移動され、容器119が空にされる間に、作業が進行される。
要約して、本発明を以下のように記述することができる。
橋4を点検し清掃するために、橋4から懸架されかつ橋4の長手方向に移動可
能である作業足場1が具備されている。作業足場1を特に容易に橋脚6等の回り
で方向転換することができるように、作業足場1をその両端16,17の1で降
下することができてから、作業足場1が自由に吊り下がった状態で橋脚6を迂回
し、続いて、降下された端部16,17を引き上げることによって、作業足場1
を再度上方に回動することができる。
作業足場1の、下方に回動される長さは、作業足場1がその中央領域で2つの
部分2,3に区分されているとき、より短い。各部分2,3はその分離箇所から
橋4の対向する縁部15に延びるロープ10によって降下され得、2つの部分2
,3が自由に吊り下がった状態で橋脚6を迂回し、続いて再度上方へ引き上げら
れ得る。
【手続補正書】特許法第184条の8
【提出日】1995年6月29日
【補正内容】
レールの延び具合が橋下面の形状に適合されているときは、このことが、橋下
面及び場合によっては脚の実質的に全領域にノズルを付けることができるので、
最早物質を手で除去する必要がないという利点を生む。
本発明のその他の特徴及び利点は従属請求項と、図面を参照した本発明の実施
例の以下の説明とから生じる。図1は本発明の装置が取着された橋の横断面図、
図2は本発明の作業足場の変形例を示す橋の拡大断面図、図3は2つの橋部分を
分離箇所で結合した実施例の図、図4及び5は図3に示した結合の際に用いられ
るボルトの図、図6は作業足場を組み立てるための補助手段の図、図7は物質用
コンベヤベルトを具備する本発明の足場の横断面図、図8は図7の足場の側面図
、図9は本発明のキャリッジの実施例の図、図10は本発明のキャリッジの他の
実施例を示す橋の側面図、図11は作業足場上を移動可能でありかつ物質を橋か
ら除去するノズルを具備する作業足場の部分図及び図12は図11の作業足場の
断面図である。
図1には、脚6及びトラス5を有する橋4が断面で示されている。橋4の縁ゲ
タ15にはキャリッジ7が橋4の長手方向に移動可能に設けられている。キャリ
ッジ7は橋下面の領域へ下方に突入するフレーム8を有する。
キャリッジ7のフレーム8からロープ9及びウィンチ11を介して作業足場1
が吊り下がっており、ウィンチ11は作業足場1の端部16,17に設置されて
いる。
ウィンチ11は図示されない連結ボルトによって作業足場
1と結合されているので、ウィンチは作業足場1に対して回動することができる
。
本発明の図示されない実施例によれば、ウィンチ11がキャリッジ7のフレー
ム8にあって、そのとき、ロープ9は直接に、好ましくは相応な回転継手を介し
て作業足場1と結合されていることも有り得る。
図1に図示した作業足場1はほぼ中央に分離箇所13,14を有する。ここで
は作業足場1は簡単な方法で部分2及び部分3に分離される。作業足場1の部分
2の分離箇所13にはロープ10が固定されており、該ロープ10は橋4の対向
する縁部15にあるキャリッジ7のフレーム8へ延びている。同様に、ロープ1
0は部分3の分離箇所14から橋4の他方の縁15にあるキャリッジ7の対向す
るフレーム8へ延びている。ロープ10は図1に図示されないロープ用ウィンチ
19と結合されており、ロープ用ウィンチ19はフレーム8か、分離箇所13,
14の領域かに取着することができる。
分離箇所13,14を分離した後に、ロープ10を繰り出すことによって、作
業足場1の各部分2,3の分割箇所13,14は下方に回動される。回動運動は
、図1に示されているように、2つの部分2及び3がロープ9に自由に吊り下が
るまで、部分2及び3の端部16及び17をほぼ中心にしてなされる。
ロープ10を分離箇所13及び14から取り外した後に、キャリッジ7は橋4
に沿って進み続けて、脚6を迂回する。続いて、ロープ10を分離箇所13及び
14と結合し、分離
箇所13及び14が隣接し合って、再度結合されるまで、部分2及び3を再度上
方に回動する。
図2には部分2及び3からなる作業足場1の拡大された実施例が示され、部分
2及び3は再度分離箇所13及び14が結合されている。作業足場1には追加フ
レーム18が移動可能に設けられている。追加フレーム18によって、橋4のト
ラス5の間の領域にも問題なく達することができる。図2に示された実施例では
、部分2,3が傾動することができるように、部分2,3の分離箇所13,14
にはウィンチ19が設けられている。記述と明瞭さのために、図2には待機位置
にあるロープ10が示されている。しかし、実際には、ロープ10は作業足場1
の図示した作業位置で取り外され得る。何故ならば、ロープ10は、例えば脚6
を迂回しようとするとき、部分2,3を回動するためにのみ必要とされるからで
ある。
橋脚が到達できない地面にあろうが、水中にあろうが、本発明の装置によって
橋脚等の迂回が容易かつ迅速に実行される得ることは明らかである。
本発明の装置が任意の方法で橋4に沿って移動可能であり、図1及び2に図示
したフレーム8付きキャリッジ7に限定されないのは明らかである。何故ならば
、作業足場1の端部16,17が橋に沿って移動可能な手段と何等かの方法で回
動可能に結合されている限り、フレーム8は作業足場1の部分2,3の分離及び
続きの回動という本発明の機能にとって重要でないからである。
図3には本発明の実施例が示されている。該実施例によって、2つの部分2及
び3の分離箇所13,14を容易な方法で結合することができる。図3には部分
2及び3の上部ベルトのコーナパイプ20,21が示されている。両者は分離箇
所13,14で当接している。パイプ20,21には連結ボルト22が収容され
ており、その端部23は切頭円錐状に先細りしている。連結ボルト22の、切頭
円錐状の端部23に対向している側は図4に示したクロスボルト25によってパ
イプ20に固定され、連結ボルト22の、切頭円錐状の端部23を具備する側は
クロスボルト26によってパイプ21と結合されている。対応の方法で、部分2
及び3の下部ベルトも互いに結合することができる。クロスボルト25及び26
は周知の手段により予期せぬ外れに対し防止される。
作業足場1の2,3の部分2,3を分離するために、ハンドル27を有するク
ロスボルト26をパイプ21及び連結ボルト22から引き出し、続いて、すべて
のこうした結合を解除した後に、作業足場1を分離することができる。
例えば脚6を回避した後に、作業足場1を再度組み立てようとするとき、部分
2,3を完全に水平位置に回動しないうちに、まず連結ボルト22を上部ベルト
のコーナパイプ21に挿入することができる。このことは連結ボルト22を切頭
円錐状に形成したことによって容易になされる。続いて、部分2,3を完全に上
に回動する。これによって連結ボルト22も部分3の下部ベルトの対応のパイプ
に自動的に嵌合する。続いて、すべての連結ボルト22をクロスボルト26の嵌
入
によって固定する。
図6には2つの部分2及び3からなる作業足場1を組み立てるための補助装置
が示されている。これは例えば図3乃至5に図示された結合部材と共にも用いる
ことができる。部分2,3の上部ベルトのコーナパイプ20,21には保持手段
28,29が取着されており、該保持手段28,29は向き合う端部に縦穴30
,31を有する。縦穴30,31によって保持手段28,29を補助ボルト32
を介して互いに結合することができる。
足場部分2,3を互いに結合するために、以下のように行なうことができる。
すなわち、まず足場部分2,3の分離箇所13,14を約45°の角度まで引き
上げて、分離箇所13,14が並んでいるようにする。この位置で補助ボルト3
2を容易な方法で保持手段28,29の縦穴30,31に差し込むことができる
。これによって、足場部分2,3の間の仮の結合が形成される。続いて、足場部
分2,3の端部16,17を下げることができる。これによって、連結ボルト2
2は上部ベルトのパイプ21に自動的に(嵌合され)、足場部分2,3をその水
平位置まで更に上方に回動すると、足場部分2,3の下部ベルトにおける対応の
結合も形成される。続いて、連結ボルト22をクロスボルト26によってパイプ
21に固定することができる。
図7には本発明の作業足場1が示されている。該作業足場1の下方の長手方向
縁部は樋103を有し、該樋103では除去された物質等を搬出することができ
る。樋103には公
知のスクレーパコンベヤ104が設置されており、該クレーパコンベヤ104は
任意の構造を有することができるので、これ以上詳述しない。樋103を覆うよ
うに格子105が設けられており、該格子105は一方では、余りに大きな塊(T
eile)が樋103に落下して、物質用コンベヤベルト102を中断することを防
止し、他方では作業員用の通路として用いられる。作業足場1を場所的な諸条件
に適合させることができるように、作業足場1には上方の保持手段106も具備
されていて、格子105をより高所に配置することができるようにしてある。
作業足場1はロープ9及びウインチ11によって橋から懸架されており、ウイ
ンチ11によって作業足場1の高さの調節を行なうことができる。ロープ9は記
述のようにキャリッジ7に設置され、固定されている。
作業足場は鋼、アルミニウム又は他の材料からなり、標準の成形パイプによっ
て組み立てられることができる。これによって、足場の拡張をどの方向にも行な
うことができる。樋103がアルミニウムからなることは好ましい。
図9にはキャリッジ7が示されている。該キャリッジ7はローラ113乃至1
16を介して橋の縁ゲタ15上を移動できる。水平方向軸線を有するローラ11
3及び115を介してキャリッジ7は縁ゲタ15及び手摺117に支持され、垂
直方向軸線を有するローラ114及び116を介してキャリッジ7は手摺117
と縁ゲタ15の端面とに支持されるので、水平方向にも案内される。
キャリッジ7は橋の縁ゲタ15の下面の領域へ下方に突入するはフレーム8を
有する。フレーム8の長さは任意に伸縮自在である。その目的はフレーム8を、
例えば丈の高い又は丈の低いボックス、手摺117、防音壁等を具備する種々の
橋型に適合することができるようにするためである。これに応じて、ローラ11
3を具備するフレーム台131の長さも変えることができる。キャリッジ7を移
動するためにはモータ118を具備することができ、該モータ118はローラ1
15又はローラ113を駆動する。
フレーム部分8の下端44の領域には、水平方向に突出しているブラケット4
2が設けられ、該ブラケット42は好ましくは矢印45の方向に移動可能にフレ
ーム8に支承されている。ブラケット42の端部43の領域ではローラ46が支
承されており、該ローラ46を渡すようにしてロープ9,10が延びている。作
業足場1はロープ9,10でキャリッジ7から懸架されている。他には、本発明
の図示しない実施例には、ブラケット42の端部43の領域にはロープウィンチ
が具備されていることも規定されている。
ブラケット42の端部43はローラ113によって形成された垂直方向軸受4
0の実質的に下方にある。このことのため、キャリッジ7での力の好ましい分配
及び縁ゲタ15への力の好ましい導入が可能となる。
図9で左から見た図10には、キャリッジ7の、図9に比べて更に改善された
実施例が示されている。キャリッジ7は再度ローラ113及び116を介して縁
ゲタ15及び手摺1
17に支持されており、下方に突入するフレーム8を有する。フレーム8の下端
44には容器119が設置され、該容器119は垂直方向の格子、又は図10に
示すように斜め下方に延びる格子122によって2つの領域120及び121に
分割されている。この容器119へは除去された物質等が物質用コンベヤベルト
102によって搬送され、領域120では除去された固体の物質が、領域121
では清掃の際に生じる液体が受け止められるので、分離の廃棄物処理が可能であ
る。掘り出された物質等を容器119に容易に搬送するためには、好ましくは取
外し可能な全面で使用可能な供給用ホッパ123が具備されることができる。
容器119の下端は開閉蓋125付きの排出開口部124を有することができ
る。それは容器119を例えば橋の端部で空にすることができるようにするため
である。液体は開閉蓋125を開く前に領域121から吸引することができるの
で、開閉蓋125を開く際に固体の物質のみを容器119から空けることができ
る。例えば、容器119を、フレーム8に設けられている適切な手段によって連
続的に空にし、除去された物質を例えばトラックによって橋上で処理することが
できる。
図11及び12には本発明の他の実施例が示されている。該実施例はトラス5
を有する橋4にある表面物質を自動的に除去することができる。このためには、
図2の移動可能な追加フレーム18と対照して、作業足場1上に追加フレーム1
26が固定されており、追加フレーム126には水平方向の
レール127及び垂直方向のレール128が固定されている。レール127及び
レール128上には加圧水用のノズル129が移動可能に支承されている。作業
足場1及び追加フレーム126を相応に形成することによって、橋の下面の実質
的に全領域にノズル129を具備することができるので、手による後処理を実質
的に完全に省略することができる。
この装置を用いて、作業足場1を昇降しかつ追加フレーム126及びノズル1
29を橋の下面の全領域に搬送することによって、該下面を洗浄しかつ清掃する
ことができる。これに対応して、作業足場1が降下されると、橋脚131も洗浄
しかつ清掃することができる。
作業足場1は、図11及び12に示するように、再度ロープ9及びウィンチ1
1を介して橋4から懸架されているので、容易な方法で高さの調節可能であり、
記述した如くに回動可能である。それは脚6を迂回することができるためである
。この場合、追加フレーム126が作業足場1と分割されている。追加フレーム
126の部分を作業足場1の部分2,3と共に回動することができる。
図12には飛沫避け130が示されている。該飛沫避け130は作業足場1の
側方で両側が上方に広がりつつ延びている。それは、すべての除去された物質、
飛沫、充填材および吹付コンクリートの跳返りを受け止め、物質用コンベヤ10
2に導くためである。
作業足場1を不必要に負荷し、又は橋上の通路を遮断する必要がないように、
例えば高圧水による除去用の技術的手段
を1つ又は2つのキャリッジ7に設置することを規定することができる。更に、
物質用ベルトコンベヤ102のようなすべての手段、ノズル129又はキャリッ
ジ7の移動をリモートコントロールで操作することができることが規定される。
従って、装置全体を只一人の人間で操作することができる。
本発明の、図面に示されない実施例では、フレーム8を有するキャリッジ7に
追加して、容器119を有する他のキャリッジ7をフレーム8に具備することが
規定されている。後者のキャリッジ7は足場1を有するキャリッジ7に独立して
移動可能であり、このキャリッジ7へは、物質用ベルトコンベヤ102によって
、除去された物質等を搬送する。この場合、作業足場1はフレーム8を有しない
キャリッジ7から直接に懸架していることもできる。かくして、キャリッジ7が
容器119と共に移動され、容器119が空にされる間に、作業が進行される。
要約して、本発明を以下のように記述することができる。
橋4を点検し清掃するために、橋4から懸架されかつ橋4の長手方向に移動可
能である作業足場1が具備されている。作業足場1を特に容易に橋脚6等を迂回
することができるように、作業足場1は中央領域で2つの部分2,3に区分され
ている。各部分2,3はその分離箇所から橋4の対向する縁部15に延びるロー
プ10によって降下され得、2つの部分2,3が自由に吊り下がった状態で橋脚
6を迂回し、続いて
再度上方へ引き上げられ得る。
請求の範囲
1.橋(4)から懸架されておりかつ前記橋(4)の長手方向に移動可能であ
る、ほぼ中央で分離可能な作業足場(1)を、橋脚(6)(その付近では前記作
業足場(1)がロープ(10)等によって回動可能である)の回りで方向転換さ
せる方法において、
前記作業足場(1)を2つの部分(2,3)に分離した後に、前記作業足場(
1)の、分離箇所に隣接した端部(13,14)を、前記橋(4)の対向する長
手方向縁部(15)へ延びるロープ(10)によって降下し、他方外側端部(1
6,17)を中心に回動して、前記部分(2,3)が該外側端部(16,17)
に懸架しているだけであること、前記ロープ(10)を前記作業足場(1)から
取り外すこと、続いて前記部分(2,3)を前記橋(4)の長手方向に前記橋脚
(6)の付近を通過させること、及び前記ロープ(10)を前記作業足場(1)
に再度固定し、最後に前記部分(2,3)を再度上方に回動して、互いに結合す
ること、を特徴とする方法。
2.前記橋(4)から懸架されておりかつ該橋(4)の長手方向に移動可能で
ある、ほぼ中央で分離可能な作業足場(1)を有し、前記部分(2,3)の前記
分離箇所(13,14)は前記ロープ(10)等によって降下可能できてなる、
前記橋(4)の点検及び清掃の際に使用するための装置において、
各部分(2,3)の前記分離箇所(13,14)は、前記橋(4)の対向する
前記長手方向縁部(15)へ延びるロー
プ(10)等と結合されていること、を特徴とする装置。
3.前記作業足場(1)の両端部(16,17)はロープウィンチ(11)付
きの前記ロープ(9)によって前記橋(4)から懸架されていること、を特徴と
する請求項2に記載の装置。
4.前記ロープ(10)は回転継手を介して前記作業足場(1)の前記部分(
2,3)と結合されていること、を特徴とする請求項2又は3に記載の装置。
5.前記橋(4)の対向する縁部(15)に延びる前記ロープ(10)は前記
ロープウィンチ(19)と結合されていること、を特徴とする請求項2乃至4の
1に記載の装置。
6.前記橋(4)の通路の上又はその脇に移動可能な2つのキャリッジ(7)
が具備されており、前記作業足場(1)は前記ロープ(10)によって前記キャ
リッジ(7)から懸架され、ロープウィンチ(11)によって高さの調節が可能
であること、を特徴とする請求項3乃至5の1に記載の装置。
7.前記キャリッジ(7)は前記作業足場(1)の領域へ下方に突出するフレ
ーム(8)を有すること、及び前記ロープ(9,11)は前記フレームに固定さ
れていること、を特徴とする請求項6に記載の装置。
8.前記キャリッジ(7)は少なくとも1個の垂直方向軸受(40)及び1個
の水平方向軸受(41)によって前記橋(4)の前記長手方向縁部(15)の領
域で支持されること、及び前記キャリッジ(7)の、前記作業足場(1)の領域
へ下方に突出するフレーム(8)には、実質的に水平方向に整
列された好ましくは水平方向に移動可能なブラケット(42)が具備され、該ブ
ラケット(42)は前記橋(4)の前記長手方向縁部(15)の下方に突出して
おり、前記ブラケット(42)の自由端(43)には前記ロープ(9,10)が
設けられていること、を特徴とする請求項6又は7に記載の装置。
9.前記自由端(43)は前記キャリッジ(7)の垂直方向軸受(40)の下
方で位置決め可能であること、を特徴とする請求項8に記載の装置。
10.前記作業足場(1)の一方の部分(2)には、前記分離箇所(13,1
4)に少くとも1本の連結ボルト(22)が具備されており、該連結ボルト(2
2)は対向する部分(3)の前記分離箇所(13,14)で孔(21)に係合す
ること、及び前記連結ボルト(22)はクロスボルト(26)によって前記孔(
21)に固定されていること、を特徴とする請求項2乃至9の1に記載の装置。
11.対向し合う前記部分(2,3)の上部ベルト及び下部ベルトで夫々2個
のパイプ(20,21)に係合する4本の連結ボルト(22)が具備されている
こと、を特徴とする請求項10に記載の装置。
12.前記部分(2,3)の上部ベルトの前記パイプ(20,21)には、縦
穴(30,31)を有する保持手段(28,29)が固定されており、該保持手
段(28,29)は補助ボルト(32)によって互いに結合されていること、を
特徴とする請求項11に記載の装置。
13.前記ウィンチ(11,19)は回転継手を介して前記フレーム(8)又
は前記部分(2,3)と結合されていること、を特徴とする請求項7乃至12の
1に記載の装置。
14.前記作業足場(1)には、清掃の際に生じる除去された物質等を搬出す
る物質用コンベヤベルト(102)が設けられていること、を特徴とする請求項
2乃至13の1に記載の装置。
15.前記物質用コンベヤベルト(102)は除去された物質等を洗い流すこ
とができる樋(103)を有すること、及び前記物質用コンベヤベルト(102
)は水平線に対し傾斜していること、を特徴とする請求項14に記載の装置。
16.前記物質用コンベヤベルト(102)はコンベヤベルト、又はスクレー
パコンバヤ(104)等を具備する樋(103)を有すること、を特徴とする請
求項14に記載の装置。
17.前記樋(103)の上方には、好ましくは高さの調節が可能に格子(1
05)が設置されていること、を特徴とする請求項15又は16に記載の装置。
18.前記作業足場(1)の領域へ下方に突出する前記フレーム(8)は前記
除去された物質等を収容する容器(119)を有し、該容器(119)の上端に
は好ましくは1個の供給ホッパ(123)が具備されていること、を特徴とする
請求項7及び14乃至17の1に記載の装置。
19.前記容器(119)は格子(122)によって固体の除去された物質等
を収容する領域(120)と、清掃の際
に発生する水等を収容する領域(121)とに分離されていること、を特徴とす
る請求項18に記載の装置。
20.前記作業足場(1)の上側の領域にはレール(127,128)が具備
されており、該レール(127,128)上で加圧水用の少くとも1個のノズル
(129)が移動可能であり、前記レール(127,128)の延び具合は好ま
しくは橋下面の形状に適合されていること、を特徴とする請求項2乃至19の1
に記載の装置。
21.前記作業足場(1)の脇の領域には飛沫避け(130)が具備されてい
ること、を特徴とする請求項20に記載の装置。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図12】
【図9】
【図10】
【図11】
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フロントページの続き
(31)優先権主張番号 A1655/93
(32)優先日 1993年8月18日
(33)優先権主張国 オーストリア(AT)
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE,
DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M
C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG
,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN,
TD,TG),AP(KE,MW,SD),AM,AT,
AU,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C
Z,DE,DK,ES,FI,GB,GE,HU,JP
,KE,KG,KP,KR,KZ,LK,LT,LU,
LV,MD,MG,MN,MW,NL,NO,NZ,P
L,PT,RO,RU,SD,SE,SI,SK,TJ
,TT,UA,US,UZ,VN