JPH09504196A - コンタクトレンズを消毒する装置 - Google Patents
コンタクトレンズを消毒する装置Info
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- JPH09504196A JPH09504196A JP7512359A JP51235995A JPH09504196A JP H09504196 A JPH09504196 A JP H09504196A JP 7512359 A JP7512359 A JP 7512359A JP 51235995 A JP51235995 A JP 51235995A JP H09504196 A JPH09504196 A JP H09504196A
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Abstract
(57)【要約】
コンタクトレンズ(19、20)を消毒する装置において、前記コンタクトレンズを、3%H2O2溶液(21)を充填した反応容器(1)中に浸漬する。コンタクトレンズ(19、20)を、H2O2溶液が接触する区画(7)中に触媒(9)を含むフレーム(6)上のレンズホルダー(13、14)中に配置する。触媒(9)は、H2O2溶液を中和するが、前記中和は、最初に、発生した酸素が採集され、触媒(9)のスポーク(10;10a〜10h)の開口系の表面と接触して、消毒効果が改善されるように維持されることにより、遅延する。
Description
【発明の詳細な説明】
コンタクトレンズを消毒する装置技術分野
本発明は、請求の範囲1の前文に記載したタイプの装置に関する。背景技術
コンタクトレンズは、目から取り外される際には、使用者が消毒しなければな
らない。ほとんどの既知の消毒システムは、過酸化水素H2O2に基づいており、
これは、高純度形態および酸性環境中では、すべての微生物に対して高度に有害
である。過酸化水素は、過酸化水素が、前記レンズが再び使用される前にコンタ
クトレンズから除去されるように、触媒系または酵素系により、酸素および水に
中和することができる。
請求の範囲1の前文で述べたタイプの装置は、この前文に示すように、消毒液
中の過酸化水素を分解または中和するための触媒系を含む。
一般的に用いられている過酸化水素溶液は、3%のH2O2を含んでいる。広範
囲にわたる試験により、消毒システムの最良の効果は、過酸化水素を3%の濃度
で、20分間用いることにより得られることが示された。
パラチネート(Palatinate)は、例えば、過酸化水素を中和するための触媒とし
て用いられる。しかし、用いられる3%の過酸化水素溶液は、既知のシステムに
より、最初の1〜2分間ですでに1%まで中和されており、これは、良好な消毒
効果を得るのには不十分である。
他の問題が見出された。それは、触媒原理に基づく過酸化水素の中和は、極め
て低い濃度に関連して、極めてゆっくりと進行し、これにより、少量の過酸化水
素がコンタクトレンズに残留しうる、即ち濃度が、目に刺激を与える程度に高い
という不所望な結果を招くことである。
米国特許第5,089,240号明細書には、前記のタイプのものを、コンタ
クトレンズの消毒用に用いることが記載されている。この米国特許明細書に開示
された使用は、2種のエレメントから成る触媒エレメントを用いて、前記の問題
を解決することを含む。
第1の触媒エレメントは、最初には極めて高い濃度のH2O2中で、最も活性が
高い。当該明細書中に一層詳細に記載されているこの第1のエレメントの物質組
成は、中和速度をわずかに低下させ、この結果、3%のH2O2濃度から開始して
30分後にも尚、溶液中に1%のH2O2が残留する。
この第1の触媒エレメントは、約100ppmのH2O2濃度において、80〜
90分後に効果が消失する。この第1の触媒エレメントとは異なり、第2の触媒
エレメントは、主に、その物質組成のために、比較的低いH2O2濃度、例えば3
00ppmにおいて効果があり、これは、目に刺激を与えない濃度であることが
示されている、15ppmより低いH2O2濃度が、実際に6時間以内に得られる
ように、その中和効果を維持する。発明の要約
本発明の目的は、高いH2O2濃度を20分間維持するのを補助し、その後H2
O2溶液を、コンタクトレンズにおけるH2O2の残留量が、目に刺激を与えない
ような低い値まで中和するのを補助する、装置を提供することにある。
この目的は、本発明において、請求の範囲1の特徴部の構成要件により解決す
ることができる。
H2O2の中和中に発生した酸素を、スポークの下に採集し、触媒の表面上で、
短時間維持し、これにより、これが、H2O2の接触を妨害する。H2O2の中和は
、この段階において、触媒のO2遮断のために、ゆっくり進行する。
それにもかかわらずH2O2の濃度が、良好な消毒を得るのに十分な時間の後に
低下する際には、H2O2溶液からのO2の発生は、触媒表面のO2遮断が最終的に
停止するように、次第に減速する。ここで、触媒は、残留H2O2濃度の中和が、
触媒の表面のO2遮断を伴う前の段階よりも加速されるように、H2O2溶液と自
由に接触することができる。この第2の段階において、大きい触媒表面は、残留
する過酸化水素を自由に中和する。
請求の範囲2は、本発明の好適例に関する。ここでは、酸素は、スポークの下
側と触媒表面との間の下方に面する空気ポケット中に採集され、前記酸素は、小
さい開口からゆっくり逃散するにすぎない。
請求の範囲3は、発生した酸素が、つる巻きに沿ってゆっくり上昇する例に関
する。
酸素をつる巻きから逃散させるために、いくつかの小さい開口を設けることが
できるが、請求の範囲4に記載したように、つる巻きの最上部に、1つのつる巻
きのみが必要である。図面の簡単な説明
以下本発明を、図面を参照して、一層詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の例の装置の横断面図である。
図2は、図1の線II−IIにおける断面図である。
図3は、本発明の第2の例の装置の横断面図である。
図4は、図3の線IV−IVにおける断面図である。本発明を実施する最良の形態
図面中で、対応する部分を、同一の符号で表す。
図示した装置は、円筒形反応容器1を有し、この上に、覆い4を、糸状接合部
2により取り付けることができる。ガスケット4を、反応容器1と覆い3の下側
との間に設ける。図2に示すように、この覆いは、空気逃散開口5を備えるが、
この開口5の代わりに、ガスケット4を、反応容器の内部との換気が可能である
ような形状とすることができる。
フレーム6を、覆いの下側に固定する。図示した例において、このフレームを
、二股フォーク状の形状として、これにより、触媒エレメント9を前記フォーク
の脚部8の間に挿入する。この触媒エレメントを、フレームの脚部8との摩擦お
よび区画の壁7との摩擦両方により維持する。この壁7は、開口を有するスポー
ク10a〜10hを有する。
これらのスポークは、触媒エレメントの表面とは反対方向に、4つのスポーク
が、区画7のそれぞれの側に設けられるように、下向きに傾斜して延在する。図
1参照。しかし、スポークの数は、決定的ではなく、所要に応じて決定すること
ができる。図1においては、スポークは彎曲しているが、これらはまた、平坦と
することができる。前記したように、図示したスポークは、触媒エレメントとは
反対方向に下向きに傾斜しており、さらに、スポークは、水平に対して傾斜して
いる。図2参照。これらのスポークを、触媒エレメントの表面に対して垂直に配
置するかまたは触媒表面とは反対方向にわずかに上向きに、例えば5°傾斜させ
ることができる。さらに、縦方向で見て、スポークは、図2に示すスポークとは
異なり、水平とすることができる。
図1に示すように、下向きの空気ポケット11を、各スポークの下に設けるこ
とができ、この空気ポケットは、用いられる位置において、各スポーク10a〜
10hの最上の末端における小さい開口12において終了する。図2参照。
さらに、かごまたは網状の1セットのレンズホルダー13、14を、フレーム
に固定することができる。これらのレンズホルダーを、それぞれ2つアームレバ
ー15、16に固定し、これらを、脚部8の上方に設けられたフレーム6の端部
における開口18を貫通するシャフトピボット17の周囲にピボットマウントす
る(pivotally mounted)。
これらのかごまたは網状のレンズホルダー13、14およびこれらのフレーム
への固定は、明瞭のために、図2には示さなかった。
かごまたは網状のレンズホルダー13、14は、それぞれ、一対のコンタクト
レンズ19,20を有する。このレンズホルダー13、14を、図1に示すよう
に、図示しないが一般的に知られているばね手段の力により、一定の位置に維持
する。レンズホルダー13、14は、ばね手段の力に対して互いに押圧されたレ
バー15,16の自由端により開放することができる。
装置を用いる際には、反応容器1に、過酸化水素H2O2の3%溶液を、図示し
た表面21まで充填する。コンタクトレンズ19、20を、レンズホルダー13
、14中に配置し、H2O2溶液を充填した反応容器1中に浸漬し、その後覆い3
を、反応容器1の上に取り付ける。
ここで,触媒9は、H2O2溶液を中和し、前記溶液は、触媒9と、接触開口2
2を通って接触する。しかし、中和は、最初は、極めてゆっくり進行する。その
理由は、最初の数秒間にすでに酸素が激しく発生し、この酸素が、空気ポケット
11中に採集され、触媒9の表面を覆うからである。このようにして、O2遮断
層が、触媒の表面上に形成し、この遮断層は、反応容器1中のH2O2溶液の中和
を遅延させる。
空気ポケット11中に閉じ込められた酸素は、各スポーク中の小さい開口12
を通って、次第に逃散する。この酸素は、表面21まで上昇し、出口開口5を通
って、または随意に、前記ガスケットが酸素透過性に製造されている際には、ガ
スケット4を通って逃散する。
コンタクトレンズ19、20の良好な消毒効果を得るのに十分な時間が経過し
た後には、H2O2の濃度は、触媒表面のO2遮断が次第に停止する程度の濃度ま
で低下している。このようにして、触媒は、遊離となり、この結果、H2O2の残
留濃度の中和が促進される。その後、方法を、H2O2濃度が十分低くなり、コン
タクトレンズ19,20中の残留濃度が目に刺激を与えない程度に十分低くなる
まで、継続する。
図3および4に示す例は、図1および2に示す第1の例と、スポーク10a〜
10hが連続であり、使用位置において水平である軸に沿って上昇するつる巻き
10として延在していることのみにおいて異なる。このつる巻き10は、触媒エ
レメント9を完全に包囲する。
従って、発生した酸素O2は、つる巻き10に沿って上昇し、つる巻き10の
最上端に位置する小さい開口23を通って逃散する。その後、この酸素は、前記
と同様にして、H2O2表面より上まで上昇し、換気開口5または随意にガスケッ
ト4を通って逃散する。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE,
DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M
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,SI,SK,TJ,TT,UA,US,UZ,VN
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.過酸化水素溶液H2O2の形態である消毒液を充填した反応容器中にコンタク トレンズを浸漬することによりコンタクトレンズを消毒する装置であって、前記 コンタクトレンズが浸漬前に、区画を有するフレーム上のかごまたは網状レンズ ホルダー中に配置され、ここで前記区画の壁に、H2O2溶液の入口を設け、触媒 エレメントを導入して、長時間にわたりH2O2濃度を次第に低下させる、コンタ クトレンズを消毒する装置において、 区画(7)の壁が、触媒エレメント(9)に隣接し、前記エレメントから外 方向に延在するスポーク(10;10a〜10h)を有し、ここで、H2O2濃縮 液の分解中に発生した酸素O2を、前記スポークの下に採集し、触媒エレメント (9)と接触させて維持し、この酸素が前記スポークからゆっくり逃散する ことを特徴とするコンタクトレンズを消毒する装置。 2.スポーク(10a〜10h)が、触媒元素(9)とは反対方向に下向きに傾 斜して、下向きの空気ポケット(11)を形成しており、1つ以上の小さい開口 (23;12)が、酸素がゆっくり逃散するために、スポークに設けられている ことを特徴とする請求の範囲1記載の装置。 3.スポークが連続しており、使用位置における水平軸に沿って上昇するつる巻 き(10)として延在しており、前記つる巻き(10)が触媒エレメント(9) を包囲していることを特徴とする請求の範囲2記載の装置。 4.使用位置の最上部のつる巻き(10)の末端が、酸素がゆっくり逃散するた めの小さい開口(23)を備えていることを特徴とする請求の範囲3記載の装置 。
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