JPH0950419A - 拡張スロットの接続機器を識別する情報処理装置 - Google Patents

拡張スロットの接続機器を識別する情報処理装置

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JPH0950419A
JPH0950419A JP7203558A JP20355895A JPH0950419A JP H0950419 A JPH0950419 A JP H0950419A JP 7203558 A JP7203558 A JP 7203558A JP 20355895 A JP20355895 A JP 20355895A JP H0950419 A JPH0950419 A JP H0950419A
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JP7203558A
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Inventor
Tomohiko Kitamura
朋彦 北村
Hiroko Sugimoto
博子 杉本
Toshiyuki Kajimura
利之 梶村
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数のボードがスロットに挿入されている情
報処理装置において、挿入されているボードを自動的に
識別しそのボードに応じた処理を行なう場合に、制御信
号線数の増加を最小限に抑え、且つ低コストでLSI化
が容易な接続機器自動識別装置を提供すること。 【構成】 ボード上に、識別情報を記憶する記憶部11
と、中央処理部16からの識別情報要求信号に応答し
て、識別情報をデータバス上にワイヤード・オア出力す
る出力部12と、前記記憶部11の記憶する識別情報と
データバス上で有効になっている識別情報とを比較する
比較部14と、前記比較の結果、二つの識別情報が一致
すれば次回以降の識別情報出力要求時に情報を出力しな
いようにする制御部15を付加することにより、識別情
報要求信号線を一本とし、回路規模を小規模に抑える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報処理装置の拡張ス
ロット又はカードスロットに挿入されたボード又はカー
ド(以下、ボード、カードを区別せず単にボードと呼
ぶ)の種別を識別する情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータ利用分野の拡がりに
伴い、メモリーボード、通信ボード、外部機器を接続す
るインターフェースボード等を拡張スロットに装着する
使用形態が増加してきている。この場合、情報処理機器
は、スロットに装着されたボードに応じた処理を行う必
要がある。
【0003】従来のパソコンなどの情報処理装置におい
ては、ユーザーがスロット内のボードをサポートするド
ライバソフトウェアを設定することにより、拡張スロッ
ト(増設スロット)に挿入された各種ボードに応じた処
理を行っていた。このドライバソフトウェアの設定は、
情報処理機器の環境情報を表すファイルにその旨を記述
することが必要なので、一般ユーザーには困難である。
そこでボード種別を自動的に識別することが望まれてい
た。
【0004】従来のパソコンにおいては、どの拡張スロ
ットにも同じ信号線(拡張スロットバス)が接続されて
いるため、ボード種別を識別することが困難であった。
このような従来の情報処理装置に対しては、例えば、拡
張スロットバスにおいて、各スロット毎にボード種別識
別用の信号線を追加することにより、ボード種別の識別
が可能になると考えられる。
【0005】図10は、この場合に想定される情報処理
装置の構成を示すブロック図である。同図において、各
破線部は拡張スロットに装着されたボードを示す。各ボ
ードには、識別情報記憶部101、識別情報出力部10
2、識別情報認識制御部103が付加される。また、識
別情報要求信号1〜3は、中央処理部104からスロッ
ト1〜3に対して個別に配線されている。
【0006】識別情報記憶部101は、識別情報出力部
102を通じてデータバスに出力される識別情報を記憶
する。識別情報出力部102は、識別情報認識制御部1
03からの識別情報出力制御信号に対応して、識別情報
記憶部101に記憶されている識別情報をデータバスに
出力する。
【0007】識別情報認識制御部103は、中央処理部
104からの識別情報要求信号1〜3の出力に対応し
て、識別情報出力部102に識別情報出力制御信号を出
力する。以上のように構成された装置について、以下そ
の動作を説明する。中央処理部104から出力された識
別情報要求信号1〜3が識別情報認識制御部103に入
力される。それに対応して、識別情報認識制御部103
は識別情報出力部102に対し識別情報出力制御信号を
出力する。その結果、識別情報記憶部101に記憶され
た識別情報が識別情報出力部102からデータバスに出
力される。
【0008】また、最近ではPCMCIAカード(PC
Card Standard 規格)において、自動
識別する方式が採用されている。この方式では、各PC
MCIAカードは内部ROMに属性情報と称する各種情
報を保持している。この属性情報はカードの種別を表す
情報を含む。各カードスロットは、スロット毎にこの属
性情報を読み出すアドレス空間(アトリビュートメモリ
ー空間)が予め割り当てられている。情報処理装置の中
央処理部は、スロット毎に属性情報を読み出すことによ
りカード種別を識別することができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図10の装置
では、各スロットに対しそれぞれ個別の識別情報要求信
号を発生させなければならず、接続機器数の増加にとも
ない、拡張スロットバスの制御信号線数の増加につなが
ってしまうという問題点を有していた。このことは、中
央処理部104において、拡張スロットインターフェー
ス回路をLSI化する場合に、LSIパッケージのピン
数増加によるコスト上昇をもたらすという問題がある。
【0010】PCMCIA方式では、接続機器の属性情
報の記憶にROMを用いることがコスト上昇の原因とな
るという問題点を有していた。また、スロット毎に属性
情報を読み出すためのアドレス空間が予め固定的に割り
当てられているため、メモリーの制約があるという問題
点もあった。本発明は上記問題点に鑑み、制御信号線数
の増加を抑えるとともに、ボード側の回路を簡素化し、
低コストでLSI化が容易な接続機器自動識別装置を提
供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、請求項1の発明は、各スロット毎に設けられ、デ
ータバスと一本の識別情報要求信号線とを含むスロット
バスを、接続機器に接続する接続手段と、識別情報要求
信号を繰り返し出力する要求手段と、識別情報要求信号
が出力される毎に、それに応答して接続機器からデータ
バスを介して出力される識別情報を認識する認識手段と
を備え、各接続機器に、接続機器毎に識別情報を記憶す
る記憶手段と、識別情報要求信号に応答して、記憶手段
に記憶されている識別情報をデータバス上にワイヤード
・オア出力する出力手段と、データバス上で有効になっ
ている識別情報と、記憶手段に記憶されている識別情報
とを比較する比較手段と、比較の結果、二つの識別情報
が一致する場合には、次回以降の識別情報要求信号に対
して出力手段の出力を禁止する禁止手段とを備え、前記
識別情報については、データバス上で衝突した場合に特
定の識別情報が有効になるように割り付ける。
【0012】また請求項2の発明は、各スロット毎に設
けられ、データバスと、一本の識別情報要求信号線と、
スロットの位置を表す位置信号線とを含むスロットバス
を、接続機器に接続する接続手段と、識別情報要求信号
を繰り返し出力する要求手段と、識別情報要求信号が出
力される毎に、それに応答して接続機器からデータバス
を介して出力される位置情報及び識別情報を認識する認
識手段とを備え、各接続機器に、接続機器毎に識別情報
を記憶する記憶手段と、識別情報要求信号に応答して、
スロットバスから得られる位置信号の値を位置情報とし
てデータバス上にワイヤード・オア出力する第一出力手
段と、記憶手段に記憶されている識別情報をデータバス
上に出力する第二出力手段と、データバス上で有効にな
っている位置情報と、スロットバスから得られる位置情
報とを比較する比較手段と、比較の結果、二つの位置情
報が一致する場合には、第二出力手段に識別情報を出力
させ、次回以降の識別情報要求信号に対して第一出力手
段の出力を禁止する制御手段とを備え、前記各位置情報
については、データバス上で衝突した場合に特定の位置
情報が有効になるように割り付ける。
【0013】
【作用】上記の手段により、請求項1に係る情報処理装
置では、各接続機器の出力手段は、識別情報要求信号に
応答して識別情報をワイヤード・オア出力する。データ
バス上では、出力された複数の識別情報がワイヤード・
オアされる結果、識別情報の一つがデータバス上で有効
になる。認識手段は、この有効な識別情報を認識する。
比較手段は、データバス上で有効になっている識別情報
と、記憶手段に記憶されている識別情報とを比較する。
禁止手段は、前記比較の結果、二つの識別情報が一致す
る場合に、次回以降の識別情報要求信号に対して出力手
段の出力を禁止する。その結果、認識手段で識別された
識別情報はそれ以降出力されないので、認識手段は識別
情報要求信号を出力する毎に一つずつ識別情報を認識す
る。
【0014】請求項2に係る情報処理装置では、各接続
機器の第一出力手段は識別情報要求信号に応答して、ス
ロットバスから得られる位置信号の値を位置情報として
ワイヤード・オア出力する。データバス上では、出力さ
れた複数の位置情報がワイヤード・オアされる結果、位
置情報の一つがデータバス上で有効になる。認識手段
は、この有効な位置情報を認識する。比較手段は、デー
タバス上で有効になっている位置情報と、スロットバス
から得られる位置情報とを比較する。制御手段は、前記
比較の結果二つの位置情報が一致する場合に、記憶手段
に記憶されている識別情報を第二出力手段によってデー
タバス上に出力するとともに、次回以降の識別情報要求
信号に対して第一出力手段の出力を禁止する。その結
果、認識手段で識別された位置情報はそれ以降出力され
ないので、認識手段は識別情報要求信号を出力する毎に
一つずつ識別情報を認識する。
【0015】
【実施例】図1は、本発明の一実施例における、接続機
器を自動識別する情報処理装置の主要部の構成を示すブ
ロック図である。同図において、各破線部は拡張スロッ
ト又はカードスロットに装着されたボードを示す。各ボ
ードは拡張スロットバスを通じて中央処理部16と接続
される。拡張スロットバスには、全スロットに対して共
通の配線がなされた識別情報要求信号を持つ。
【0016】各ボードには、識別情報記憶部11、識別
情報出力部12、識別情報入力部13、識別情報比較部
14、識別情報認識制御部15が付加される。識別情報
記憶部11はボードを識別するための識別情報を記憶す
る。図4に、各ボード毎の識別情報のビット割り当ての
一例を示す。同図のように各識別情報は、ワイヤード・
オアされた場合に特定の識別情報のみが有効になるよう
に割り当てられている。ただし、識別すべき機器が残っ
ていない場合を認識するため、全てのビットが”1”の
ものは識別情報としては使用しない。
【0017】識別情報出力部12は識別情報認識制御部
15からの識別情報出力制御信号に対応して、識別情報
記憶部11に記憶されている識別情報をデータバスに出
力する。識別情報出力部12の出力は拡張スロットのデ
ータバス上で他のボードからの出力とワイヤード・オア
されるので、データバス上では特定の識別情報のみが有
効となる。例えば”0000”、”0001”、”00
11”、”0111”が出力された場合には”000
0”が有効になり、”0011”、”0111”が出力
された場合には”0011”が有効になる。
【0018】識別情報入力部13はデータバス上で有効
になっている識別情報を識別情報比較部14に入力す
る。識別情報比較部14は識別情報記憶部11に記憶さ
れている識別情報と、識別情報入力部13から入力され
た識別情報とを比較し、識別情報認識制御部15に一致
するか否かを表す一致信号を出力する。
【0019】識別情報認識制御部15は中央処理部16
からの識別情報要求信号が入力されると、識別情報出力
制御信号を有効にする。さらに一致信号により、識別情
報記憶部11に記憶されている識別情報と、識別情報入
力部13から入力された識別情報とが一致する場合に
は、それ以後、識別情報出力部12から識別情報を出力
しないように制御を行う。
【0020】中央処理部16は、内部に識別情報からボ
ードの属性情報を取得するためのテーブルを保持してお
り、識別情報要求信号を出力した時にデータバス上で有
効になっている識別情報を認識して、それぞれのボード
に対して必要な処理を行う。図4は、ボードの識別情報
のテーブルの一例である。図2は、識別情報記憶部1
1、識別情報出力部12、識別情報入力部13、識別情
報比較部14、識別情報認識制御部15の具体的な回路
図の一例である。
【0021】201は中央処理部16からの識別情報要
求信号である。この信号はローレベルのときに有効とな
る。202は一致信号である。204は識別情報出力制
御信号である。205は識別情報の出力信号である。識
別情報記憶部11は、スイッチと抵抗から構成され、ス
イッチがオンとなっているところでは情報”0”が、オ
フとなっているところでは情報”1”が記憶される。同
図ではスイッチが全て閉じているので、ここには4ビッ
トの識別情報”0000”が記憶されている。
【0022】識別情報出力部12は、他のボードの識別
情報出力部から識別情報が出力されデータバス上で衝突
したときに、特定の識別情報のみが有効となるようにオ
ープンコレクタ出力としている。識別情報入力部13
は、4ビットのバスレシーバであり、識別情報要求信号
201が出力されるとデータバス上で有効となっている
識別情報を識別情報比較部14に入力する。
【0023】識別情報比較部14は、識別情報記憶部1
1に記憶されている識別情報と、識別情報入力部13に
よって入力された、データバス上で有効になっている識
別情報とを比較し、二つの識別情報が一致したときハイ
レベルとなる一致信号202を出力する。識別情報認識
制御部15はJK−フリップフロップ26と論理和回路
27から構成される。なお、本文ではJK−フリップフ
ロップの出力をQとQ(N)とで表すこととする。論理
和回路27は、Q(N)の出力がローレベルの場合、識
別情報要求信号201が有効になったときにそのまま出
力を行うが、Q(N)の出力がハイレベルの場合には出
力を行わない。識別情報認識制御部15は、識別情報要
求信号201と一致信号202を入力し、識別情報出力
制御信号204を出力して、識別情報出力部12の制御
を行う。
【0024】図3は、中央処理部16の処理を表すフロ
ーチャートである。ステップ301はカウンタiに0を
代入する。ステップ302は中央処理部16から識別情
報要求信号201を出力する。ステップ303では、デ
ータバス上で有効になっている識別情報を認識し、全て
の信号が”1”になっているかどうかを判別する。全て
の信号が”1”であれば、スロットに接続された全ての
ボードの識別情報を取得済ということを意味するので、
ステップ306に進む。”0”の信号を含んでいれば、
ステップ304で得られた識別情報をメモリー上に保持
し、その後ステップ305でカウンタiに1を加算して
再度ステップ302に進む。
【0025】ステップ306ではカウンタnに1を、カ
ウンタmに0を代入する。ステップ307では、中央処
理部16が保持している、ボードの識別情報のテーブル
を参照し、テーブル上n番目にあるボードの識別情報が
存在するかどうか、接続されているボードの識別情報を
保持したメモリーを検索する。存在していればステップ
308でn番目のボードに対応するドライバの組み込み
を行った後、ステップ309でカウンタmに1を加算し
て、ステップ310に進む。前記ステップ307でテー
ブル上n番目にあるボードの識別情報が存在しない場合
は直接ステップ307からステップ310に進む。
【0026】ステップ310では、カウンタmの値と、
カウンタiの値とを比較する。両者が違っていればステ
ップ311で、カウンタnに1を加算し、ステップ30
7に戻る。等しければ、スロットに接続された全てのボ
ードに対するドライバ組み込み作業が終了したことを意
味するので、これをもって中央処理部16の処理は終了
となる。
【0027】以上のように構成された情報処理装置につ
いて、以下図1及び図2を用いてその動作を説明する。
なお、図5は本実施例において発生する信号線をまとめ
たものである。各ボードの識別情報記憶部11では、ボ
ード1に”0000”、ボード2に”0001”、ボー
ド3に”0011”が記憶されるように、スイッチが接
続されている。
【0028】中央処理部16から最初に出力された識別
情報要求信号201に対応し、各ボードの識別情報出力
制御信号204は、JK−フリップフロップ26のQ
(N)の出力203がローレベルである(図5─c,
g)のでローレベルとなる(図5─d,h)(JK−フ
リップフロップ26は電源投入時又はリセット時にプリ
セットされ、Q側がハイレベル、Q(N)側がローレベ
ルの出力となっている)。その結果、各ボードの識別情
報出力部12はデータバス上に、識別情報記憶部11に
記憶されている識別情報を出力する(図5─e,i)。
【0029】データバス上では、オープンコレクタ出力
された識別情報”0000”、”0001”、”001
1”が衝突し”0000”の識別情報が有効となる。識
別情報入力部13は、データバスから識別情報を入力
し、識別情報比較部14において識別情報記憶部11の
記憶する識別情報と比較する。ボード1では、記憶して
いる識別情報と入力された識別情報が一致する。その結
果、ボード1の一致信号202がハイレベルとなり(図
5─b)、識別情報要求信号201の立ち上がり時にJ
K−フリップフロップ26のQ(N)の出力203がハ
イレベルになる(図5─c)。その後、ボード1の識別
情報出力制御信号204はハイレベルが保たれることと
なり(図5─d)、以後、中央処理部16から識別情報
要求信号201が出力されても識別情報出力部12から
の識別情報信号205は出力されなくなる(図5─
e)。
【0030】ボード2、3については、前回の識別情報
要求信号発生時に識別情報が一致しなかったため、それ
ぞれのJK−フリップフロップ26のQ(N)の出力2
03がローレベルのままであり(図5─g)、従って次
回の識別情報要求信号発生時にもデータバスに識別情報
を出力する(図5─h,i)。この結果、ボード2のみ
において識別情報記憶部11の記憶する識別情報と、識
別情報入力部13から入力される識別情報が一致する
(図5─f)。これにより、ボード2は、次回以降の中
央処理部16からの識別情報要求信号201の出力時に
識別情報を出力しなくなる。
【0031】上記操作を繰り返すことにより、中央処理
部16は最終的に全てのボードから識別情報を得ること
ができる。以後、中央処理部16では図3のフローチャ
ートに従って、挿入されているボードの識別情報から属
性情報を取得し、ドライバ組み込みの処理を行う。なお
本実施例において、スロット数を3個、識別情報を4ビ
ットとしたが、その数を変更しても構わない。
【0032】図6は本発明の第二の実施例における接続
機器を自動識別する情報処理装置の主要部の構成を示す
ブロック図である。同図において、各破線部は拡張スロ
ット又はカードスロットに装着されたボードを示す。各
ボードは拡張スロットバスを通じて中央処理部68と接
続される。拡張スロットバスには、全スロットに対して
共通の配線がなされた識別情報要求信号を持つ。また、
各スロット毎にコネクタ部分でスロット固有の位置信号
が配線されている。図9は、各スロット毎の固有の位置
信号の値のビット割り当ての一例である。位置信号の値
のビット構成は、実施例一における識別情報と同様に、
位置情報としてワイヤード・オア出力された場合に特定
の位置情報のみが有効になるように割り当てられてい
る。ただし、識別すべきスロットが残っていない場合を
認識するため、全てのビットが”1”のものは位置信号
としては使用しない。
【0033】各ボードには、位置情報出力部62、位置
情報入力部63、位置情報比較部64、識別情報認識制
御部65、識別情報記憶部66、識別情報出力部67が
付加される。位置情報出力部62は識別情報認識制御部
65からの位置情報出力制御信号に対応して、各スロッ
ト固有の位置信号の値を位置情報としてデータバスの下
位4ビットに出力する。位置情報出力部62の出力は、
拡張スロットのデータバス上で他のボードからの出力と
ワイヤード・オアされるので、データバス上では特定の
位置情報のみが有効となる。
【0034】位置情報入力部63はデータバスの下位4
ビット上で有効になっている位置情報を位置情報比較部
64に入力する。位置情報比較部64は各スロット固有
の位置情報と、位置情報入力部63から入力された位置
情報とを比較し、識別情報認識制御部65に一致するか
否かを表す一致信号を出力する。
【0035】識別情報認識制御部65は中央処理部68
からの識別情報要求信号が入力されると、位置情報出力
制御信号を有効にする。さらに一致信号により、各スロ
ットの位置情報と、位置情報入力部63から入力された
位置情報とが一致する場合には、それ以後位置情報出力
部62から位置情報を出力しないように制御を行う。識
別情報記憶部66はボードを識別するための識別情報を
記憶する。
【0036】識別情報出力部67は一致信号により、各
スロットの位置情報と、位置情報入力部63から入力さ
れた位置情報とが一致する場合には、識別情報記憶部6
6に記憶されている識別情報をデータバスの上位4ビッ
トに出力する。中央処理部68は、内部に識別情報から
ボードの属性情報を取得するためのテーブルを保持して
おり、識別情報要求信号を出力した時にデータバスの上
位4ビットに出力された識別情報を認識して、そのボー
ドに対して必要な処理を行う。
【0037】図7は、位置情報出力部62、位置情報入
力部63、位置情報比較部64、識別情報認識制御部6
5、識別情報記憶部66、識別情報出力部67の具体的
な回路図の一例である。701は中央処理部からの識別
情報要求信号である。この信号はローレベルのときに有
効となる。702は一致信号である。704は位置情報
出力制御信号である。705は位置情報の出力信号であ
る。706は識別情報の出力信号である。
【0038】位置情報出力部62は、他のボードの位置
情報出力部から位置情報が出力されデータバス上で衝突
したときに、特定の位置情報のみが有効となるようにオ
ープンコレクタ出力としている。位置情報入力部63は
4ビットのバスレシーバであり、識別情報要求信号70
1が出力されると、データバス上で有効となっている位
置情報を位置情報比較部64に入力する。
【0039】位置情報比較部64は、各スロット固有の
位置情報と、位置情報入力部63によって入力された、
データバス上で有効になっている位置情報とを比較し、
二つの位置情報が一致したときハイレベルとなる一致信
号702を出力する。識別情報認識制御部65はJK−
フリップフロップ78と論理和回路79から構成され
る。論理和回路79は、Q(N)の出力がローレベルの
場合、識別情報要求信号701が有効になったときにそ
のまま出力を行うが、Q(N)の出力がハイレベルの場
合には出力を行わない。識別情報認識制御部65は、識
別情報要求信号701と一致信号702を入力し、位置
情報出力制御信号704を出力して、位置情報出力部6
2の制御を行う。
【0040】識別情報記憶部66は、スイッチと抵抗か
ら構成され、スイッチがオンとなっているところでは情
報”0”が、オフとなっているところでは情報”1”が
記憶される。同図ではスイッチが全て閉じているので、
ここには4ビットの識別情報”0000”が記憶されて
いる。識別情報出力部67は、一致信号702がハイレ
ベルであったとき、識別情報記憶部66に記憶されてい
る識別情報をデータバスの上位4ビットに出力する。
【0041】図8は、中央処理部68の処理を表すフロ
ーチャートである。ステップ801で、中央処理部68
は各ボードに識別情報要求信号701を出力する。ステ
ップ802はデータバスの下位4ビット上で有効になっ
ている位置情報を認識して、全ての信号が”1”になっ
ているかどうかを判別する。全ての信号が”1”になっ
ていれば、全てのスロットについて処理を終えたという
ことを意味するので、中央処理部68の処理はこれで終
わりとなる。新規の位置情報が得られていればステップ
803に進み、新規の位置情報に対応するスロットに接
続されているボードの識別情報を読む。ステップ804
では、ボードの識別情報のテーブルを検索し、接続され
ているボードの属性情報を取得する。その後、ステップ
805でドライバの組み込みを行い、ステップ801に
戻る。
【0042】以上のように構成された情報処理装置につ
いて、以下図6及び図7を用いてその動作を説明する。
各スロットのコネクタ部分において、位置信号の値とし
てボード1には”0000”、ボード2には”000
1”、ボード3には”0011”が配線されている。中
央処理部68から最初に出力された識別情報要求信号7
01に対応し、各ボードの位置情報出力制御信号704
は、JK−フリップフロップ78のQ(N)の出力70
3がローレベルであるのでローレベルとなる(JK−フ
リップフロップ78は電源投入時又はリセット時にプリ
セットされ、Q側がハイレベル、Q(N)側がローレベ
ルの出力となっている)。その結果、各ボードの位置情
報出力部62は、各スロット固有の位置信号の値を位置
情報としてデータバスの下位4ビット上に出力する。
【0043】データバス上では、オープンコレクタ出力
された位置情報”0000”、”0001”、”001
1”が衝突し”0000”の位置情報が有効となる。位
置情報入力部63は、データバスから位置情報を入力
し、位置情報比較部64において各スロット固有の位置
信号の値と比較する。ボード1では、スロット固有の位
置信号の値とデータバスの下位4ビットから入力された
位置情報が一致する。その結果、ボード1の一致信号7
02がハイレベルとなり、識別情報要求信号701の立
ち上がり時にJK−フリップフロップ78のQ(N)の
出力703がハイレベルになる。その後、ボード1の位
置情報出力制御信号704はハイレベルが保たれること
となり、以後、中央処理部68から識別情報要求信号7
01が出力されても位置情報出力部62からの位置情報
信号705は出力されなくなる。
【0044】ボード1の識別情報出力部67は、一致信
号により位置情報が一致したことを認識し、識別情報記
憶部66の記憶する識別情報をデータバスの上位4ビッ
トに出力する。ボード2、3については、前回の識別信
号要求信号発生時に位置情報が一致しなかったため、そ
れぞれのJK−フリップフロップ78のQ(N)の出力
703がローレベルのままであり、従って次回の識別情
報要求信号発生時にもデータバスに位置情報を出力す
る。この結果、ボード2のみにおいてスロット固有の位
置情報と、位置情報入力部63から入力される位置情報
が一致する。これにより、ボード2は識別情報をデータ
バスの上位4ビットに出力するとともに、次回以降の中
央処理部68からの識別情報要求信号701の出力時に
位置情報を出力しなくなる。
【0045】上記操作を繰り返すことにより、中央処理
部68は最終的に全てのボードから識別情報を得ること
ができる。以後、中央処理部68では図8のフローチャ
ートに従って、挿入されているボードの識別情報から属
性情報を取得し、ドライバ組み込みの処理を行う。なお
本実施例において、スロット数を3個、位置情報、識別
情報を4ビットとしたが、その数を変更しても構わな
い。
【0046】また、第1、第2の実施例において識別情
報出力部12、位置情報出力部62の出力方式をオープ
ンコレクタとしたが、出力を衝突させた結果が一意に決
まる方式であれば、その出力方式がオープンコレクタで
ある必要はない。また、識別情報、位置情報のビット構
成も、各ビットが衝突した場合に特定の識別情報が有効
となれば上記以外の構成でも構わない。
【0047】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、拡張スロット
バスの識別情報要求信号を一本としたことにより、情報
処理装置本体側の拡張スロットインターフェース部分の
ピン数の増加を最小限に抑えるので、LSI化を行う場
合にパッケージの小型化、低コスト化を実現できるとい
う効果がある。
【0048】また、本発明の情報処理装置では、各拡張
機器において属性情報を保持するROMが不要になり、
簡単な論理回路を備えるだけでよく、低コスト化を図る
ことができる。請求項2の発明によれば、請求項1の発
明による効果に加えて、拡張スロットの位置毎に接続さ
れている拡張機器を認識することができるので、同種の
拡張機器が複数接続された場合にも対処することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例における情報処理装置の
ブロック図である。
【図2】本発明の第一の実施例における情報処理装置の
中でボードに付加される部分の回路図である。
【図3】本発明の第一の実施例での中央処理部の処理を
示すフローチャートである。
【図4】ボード毎の識別情報と属性情報のテーブルの一
例である。
【図5】本発明の第一の実施例における情報処理装置で
見られる信号線をまとめたものである。
【図6】本発明の第二の実施例における情報処理装置の
ブロック図である。
【図7】本発明の第二の実施例における情報処理装置の
中でボードに付加される部分の回路図である。
【図8】本発明の第二の実施例での中央処理部の処理を
示すフローチャートである。
【図9】各スロット毎の位置信号の値のビット構成の一
例である。
【図10】ボードを認識するための識別情報を得る方式
として考えられる方式のブロック図である。
【符号の説明】
11 識別情報記憶部 12 識別情報出力部 13 識別情報入力部 14 識別情報比較部 15 識別情報認識制御部 26 JK−フリップフロップ 27 論理和回路 201 識別情報要求信号 202 一致信号 204 識別情報出力制御信号 205 識別情報出力信号 62 位置情報出力部 63 位置情報入力部 64 位置情報比較部 65 識別情報認識制御部 66 識別情報記憶部 67 識別情報出力部 78 JK−フリップフロップ 79 論理和回路 701 識別情報要求信号 702 一致信号 704 位置情報出力制御信号 705 位置情報出力信号 706 識別情報出力信号

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のスロットを有し、スロットに接続さ
    れた接続機器を識別する情報処理装置であって、 各スロット毎に設けられ、データバスと一本の識別情報
    要求信号線とを含むスロットバスを接続機器に接続する
    接続手段と、 識別情報要求信号を繰り返し出力する要求手段と、 識別情報要求信号が出力される毎に、それに応答して接
    続機器からデータバスを介して出力される識別情報を認
    識する認識手段とを備え、 各接続機器は、 接続機器毎に識別情報を記憶する記憶手段と、 識別情報要求信号に応答して、記憶手段に記憶されてい
    る識別情報をデータバス上にワイヤード・オア出力する
    出力手段と、 データバス上で有効になっている識別情報と、記憶手段
    に記憶されている識別情報とを比較する比較手段と、 比較の結果、二つの識別情報が一致する場合には、次回
    以降の識別情報要求信号に対して出力手段の出力を禁止
    する禁止手段とを備え、 前記識別情報は、データバス上で衝突した場合に特定の
    識別情報が有効になるように割り付けられていることを
    特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】複数のスロットを有し、スロットに接続さ
    れた接続機器を識別する情報処理装置であって、 各スロット毎に設けられ、データバスと、一本の識別情
    報要求信号線と、スロットの位置を表す位置信号線とを
    含むスロットバスを接続機器に接続する接続手段と、 識別情報要求信号を繰り返し出力する要求手段と、 識別情報要求信号が出力される毎に、それに応答して接
    続機器からデータバスを介して出力される位置情報及び
    識別情報を認識する認識手段とを備え、 各接続機器は、 接続機器毎に識別情報を記憶する記憶手段と、 識別情報要求信号に応答して、スロットバスから得られ
    る位置信号の値を位置情報としてデータバス上にワイヤ
    ード・オア出力する第一出力手段と、 記憶手段に記憶されている識別情報をデータバス上に出
    力する第二出力手段と、 データバス上で有効になっている位置情報と、スロット
    バスから得られる位置情報とを比較する比較手段と、 比較の結果、二つの位置情報が一致する場合には、第二
    出力手段に識別情報を出力させ、次回以降の識別情報要
    求信号に対して第一出力手段の出力を禁止する制御手段
    とを備え、 前記各位置情報は、データバス上で衝突した場合に特定
    の位置情報が有効になるように割り付けられていること
    を特徴とする情報処理装置。
JP7203558A 1995-08-09 1995-08-09 拡張スロットの接続機器を識別する情報処理装置 Pending JPH0950419A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003196169A (ja) * 2002-08-05 2003-07-11 Digital Electronics Corp 制御用表示装置、および、そのプログラムが記録された記録媒体、並びに、制御システム
US7589624B2 (en) 2004-10-29 2009-09-15 Nec Corporation Component unit monitoring system and component unit monitoring method

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