JPH09504511A - 構造的に多様なユニバーサルライブラリーから医薬として有用な非ペプチド化合物を製造するためのおよび選択するための方法 - Google Patents

構造的に多様なユニバーサルライブラリーから医薬として有用な非ペプチド化合物を製造するためのおよび選択するための方法

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JPH09504511A
JPH09504511A JP7505836A JP50583694A JPH09504511A JP H09504511 A JPH09504511 A JP H09504511A JP 7505836 A JP7505836 A JP 7505836A JP 50583694 A JP50583694 A JP 50583694A JP H09504511 A JPH09504511 A JP H09504511A
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Abstract

(57)【要約】

Description

【発明の詳細な説明】 構造的に多様なユニバーサルライブラリーから医薬として有用な非ペプチド化 合物を製造するためのおよび選択するための方法 関連出願に対する引照 本願は、共に継続中の1993年8月3日に提出されたアメリカ合衆国特許願 第08/101074号の部分継続出願である。 技術分野 本発明は、所望の医薬としてのまたは他の生物学的用途を有する低分子量の非 ペプチド化合物を製造するためのおよび選択するための方法に関するものである 。更に特別には、本発明は、低分子量化合物の構造的に多様なライブラリーを作 成し、次いで前記ライブラリーから所望の薬理学的活性を有する前記化合物を選 択するための方法に関するものである。 背景情報 医薬としてまたは他に生物学的に有用な化合物を製造する際のおよび選択する 際のキーステップは、構造的に特徴があるリード化合物(lead compound)の同定 である。1990年には、広汎な一般的用途に利用し得る新規治療化合物を作る ための二億三千百万ドルの平均コストのほぼ三分の一が、リード化合物を同定し 且つ最適化するために費やされたことが推定された。多数の化合物およ び化合物混合物の伝統的で且つ慣用のマススクリーニングが存在し、そしてこれ は、化学的な糸口物質を同定するための最も有効な方法である。年間に十万の化 合物の実際に有効なスクリーニングを行うために、自動的で、迅速で、高処理性 (high throughput)の生物学的スクリーニングが開始されている。 最大のスクリーニングライブラリーは、医薬の研究の課程で合成された化合物 の歴史的な集積、天然産物、および、更に最近では、ペプチドライブラリーから なる。これらのライブラリーの各々は不具合を有している。合成された化合物の 歴史的な薬学的集積は、多様な構造のうちの限定された数を含み、これらは、全 ての構造的に多様な可能性のうちの小さな部分を示すのみである。天然産物のラ イブラリーの不具合は、同定された糸口物質の構造的な複雑性、およびこれらの 糸口物質を有用な医薬へ減縮することの困難性を含んでいる。ペプチドライブラ リーは、ペプチドまたはペプチド模倣物に限定されている;限定的な成果に合致 しなかった小さな分子の化学的糸口物質の不存在下におけるペプチド化学糸口物 質の、医薬として有用で、経口的に活性な、ペプチド薬剤候補物への経時変化に 限定されている。 上記のペプチドおよびペプチド模倣物ライブラリーのうちの幾つかは、組合せ 化学を使用して製造された。医療化学者が当面している試みは、ペプチドおよび ペプチド様化合物を製造するための組合せ化学を使用した成果 を、低分子量の非ペプチド化合物の大きなライブラリーを効果的に作るために適 する技術に移転することである。低分子量化合物を製造するための固相化学は、 このような移転を効果的に行うために望ましい。下記の記載は、低分子量化合物 の組合せ化学において有用な固相化学法の種類の例である。 1974年に、エフ.キャンプス(F.Camps)他,(Annales De Quimica 70,848 )は、四つの関連したベンゾジアゼピンの固相合成を報告した。更に最近、バニ ン(Bunin)およびエルマン(Ellman)〔J.Am.Chem.Soc.(1992)114,10997〕およ びエス.エイチ.デウィット(S.H.DeWitt)他,〔PNAS(1993)90,6909〕も、固 相化学を使用する少数のベンゾジアゼピンの製造を報告した。二つのテトラデセ ン−1−オールアセテートも、固体支持体上で製造された〔シー.シー.レズノ フ(C.C.Leznoff)他,Can.J.Chem.(1977)55,1143〕。更に、4,4’−スチ ルベンカルボアルデヒドの固相合成が報告された〔ジェイ.ワイ.ウォング(J. Y.Wong)他,Angew.Chem.Int.Ed.(1974)13,666〕。 下記の文献は、良く知られた合成有機化学法により製造されたビフェニルおよ びトリフェニル化合物の例である。エイ.エイ.パチェット(A.A.Patchett)他 ,は最近、特定のビフェニルアシルスルホンアミドおよびビフェニルスルホニル カルバメートは、アンジオテンシンIIレセプターの経口的に活性な拮抗剤である と報告した〔 Medicinal Chemistry Abstract#80(1993)ACS Meeting-Chicago〕。他の最近 報告されたアンジオテンシンII拮抗剤は、幾つかのイミダゾピリジンおよびテト ラゾール置換ビフェニル化合物〔イー.エム.ネイラー(E.M.Naylor)他,Medi cinal Chemistry Abstract#76(1993)ACS Meeting-Chicago〕および一連の炭 素で繋がれたビフェニルピロール化合物〔ジェイ.エム.ハムビー(J.M.Hamby )他,Medicinal Chemistry Abstract#72(1993)ACS Meeting-Chicago〕を包含 している。別の最近報告された置換ビフェニルアンジオテンシンIIレセプター拮 抗剤は、環の外にある窒素結合を含む〔エイ.エス.タスカー(A.S.Tasker)他 ,Medicinal Chemistry Abstract#338(1993)ACS Meeting-Chicago〕。他に最 近、特定のオルト−ビフェニルフェノールがロイコトリエン拮抗剤であることが 報告された〔エム.ジェイ.ソフィア(M.J.Sofia)他,Medicinal Chemistry A bstract#5(1993)ACS Meeting-Chicago〕。 種々の他の置換ビフェニルの製造方法が報告されている。メトキシ置換ビフェ ニルに関して記載されている多くの文献の例は、エム.ジー.バンウェル(M.G .Banwell)の文献であり、これには、チューブリン(tubulin)結合性を有する特 定のトリメトキシおよびテトラメトキシビフェニルが記載されている〔CA118(19 ):191308u(1992)〕。別のこのような文献には、塩基性媒体のためのパーオキシ ダーゼ指示薬系における使用のための幾つか のメトキシおよびエトキシ置換ビフェニルの合成が記載されている〔CA118(1):3 411a(1992)〕。2,4’,5−トリメトキシ−4−ビフェニルカルボン酸は、エ ストロゲン活性を有することが報告されている〔CA54:19584c(1959)〕。 2,2’,5,5’−(テトラプロピニル−1−オキシ)ビフェニルは、その 用途に関する記載がないまま、報告されている〔CA116(11):105745p(1991)〕。 同様に、2,2’,6,6’−テトラベンジルオキシベンジルが報告されており 〔CA110(21):192346b(1988)〕、そして、2,2’,3,3’−テトラメトキシ メチルビフェニルが、用途が示唆されないまま、報告されている〔CA97(11):918 47y(1982)〕。幾つかの三置換および四置換ビフェニルおよびターフェニルの製 造方法が報告されている〔CA118(21):212566u(1993)〕。 種々の置換ビス−[2,3−ジヒドロキシフェニル]メタンは、それらの用途 に関する記載がないまま、報告されている〔マーシュ(Marsh)他,Ind.Eng.Che m.(1949)41,2176〕。前記文献中には、2,3−ジヒドロキシフェニル−3’ ,4’−ジヒドロキシフェニルメタンの合成に関する記載が含まれている。液体 分離のための半透性コンポジット膜を作る際に使用するための、環の間にSO2 ,S,CMe2またはO部分を有する置換ビフェニル化合物の製造方法が報告さ れている〔CA109(18):151003y(1986)〕。 それ故、低分子量の非ペプチド化合物の大きなライブラリーを効率良く作成す るための方法、および前記ライブラリーから、所望の医薬の用途を有する化合物 を選択するための方法に対する要望が存在する。 発明の開示 本発明の、所望の医薬としての用途または他の生物学的用途を有する低分子量 の非ペプチド化合物を製造するためのおよび選択するための方法は、新規な薬剤 を同定し且つ選択するための基礎として一般的に利用可能なライブラリーを使用 することに伴う多くの不利益を克服する多変量空間を探索するための、構造的に 多様な小さな分子化合物の所望のライブラリーを非常に合理的に迅速に形成する ためのシステムを包含する。開示された発明は、公知で且つ制御可能な多様な化 学構造を有する低分子量の有機化学化合物のライブラリーの作成を可能にする。 加えて、薬学的用途のために重要な前記化合物の他の特性(例えば溶解度)は制 御可能である。しかしながら、最も重要なことは、本発明を使用して製造された 化合物は低分子量の非ペプチド化合物なので、それらは、一般的に注射または吸 入により施薬することのみが可能なペプチドよりも、治療用途における非常に広 汎なスペクトルにおいて有用であることが予想される。 発明の詳細な説明 本発明の、所望の医薬としての用途または他の生物学的用途を有する低分子量 化合物を製造するためのおよび 選択するための方法は、生物学的に有用な化合物を含む構造的に多様なライブラ リーを調製するために多重組合せアプローチを包含する。組合せ化学は、生物学 的リゲイト(ligate)、例えば抗体,レセプター,酵素,イオンチャンネル,およ び転写因子と、それらのリガンド(ligand)、例えば抗原,ホルモン,神経伝達物 質,および薬剤)との間の相互作用の性質に利益を与える。リゲイト/リガンド 親和力および相互作用は、リガンド上の少なくと3個の官能性基または化学的官 能性と、リゲイト上の相補的なサイトとの間の結合または相互作用から生じるこ とが一般的に認識されている。リゲイトとリガンドとの間の強い相互作用は、リ ガンド上の官能性基または化学的官能性の性質および三次元空間的配向に依存す る。与えられたリゲイトに対する高親和性の特定のリガンドは、以下のような官 能性基を有している:(1)リゲイト上の結合サイトに強く結合する、および(2)相 互作用が生じる生物学的環境においてリゲイト結合サイトの直ぐ近くに官能性基 を運ぶために配置されている。 本文中で使用される如く、“スカホールド(scaffold)”は分子であり、それに 対して官能性基は接触することができ、2個またはそれより多くのスカホールド 部分が接触された場合には、その結果、官能性基の所望の空間配置が生じる。ス カホールド部分は、公知の化学反応により、利用可能な物質から製造することが でき、且つ所望の官能性基および/または分子上の種々の位置の他の スカホールド部分に接触することができるように選択されることが好ましい。本 明細書および請求の範囲においては、文脈に示す如く、“スカホールド”は、2 個またはそれより多くの接触されたスカホールド部分も示し得る。適するスカホ ールドは、次式: 〔式中、M1およびM2は、独立して、単結合またはCRR’、CRR’CRR’ 、CR=CR’またはC≡C(式中、RおよびR’は独立して、Hまたは炭素原 子数1ないし6のアルキル基を表す。)を表し; X1、Y1およびZ1は、CH、CHCH、O、S、NおよびNHのいずれかの許 容し得る組合せを表すが、但し、少なくとも1つにおいてCHまたはCHCHで ありおよび1つ以下がCHCHであり; X2、Y2およびZ2は、CH、CHCH、O、S、NおよびNHのいずれかの許 容し得る組合せを表すが、但し、少なくとも1つにおいてCHまたはCHCHで ありおよび1つ以下がCHCHであり; WはHまたは次式: を表し; X3,Y3およびZ3は、CH、CHCH、O、S、NおよびNHのいずれかの許 容し得る組合せを表すが、但し、少なくとも1つにおいてCHまたはCHCHで ありおよび1つ以下がCHCHであり; VはH、炭素原子数1ないし6のアルキル基、ハロ基、(炭素原子数0ないし4 のアルキル)OH、(炭素原子数0ないし4のアルキル)SH、(炭素原子数0 ないし4のアルキル)NRRまたは(炭素原子数0ないし4のアルキル)CO2 R(基中、RはHまたは炭素原子数1ないし6のアルキル基を表す。)を表す。 〕で表される化合物である。 有用な官能性基は、19個の天然のL−アミノ酸からなる側鎖、および天然に 見出されたヌクレオチドの側鎖を含む。加えて、これらの基の非天然の模倣物も 有用である。本発明の好ましい化合物は、以下の式Iで示される如く、好ましい スカホールド部分と好ましい官能性基との組合せにより製造される:次式I: 〔式中、 X1、Y1およびZ1は、CH、CHCH、O、S、NおよびNHのいずれかの許 容し得る組合せを表すが、但し、少なくとも1つにおいてCHまたはCHCHで ありおよび1つ以下がCHCHであり; X2、Y2およびZ2は、CH、CHCH、O、S、NおよびNHのいずれかの許 容し得る組合せを表すが、但し、少なくとも1つにおいてCHまたはCHCHで ありおよび1つ以下がCHCHであり; WはHまたは次式: を表し; X3,Y3およびZ3は、CH、CHCH、O、S、NおよびNHのいずれかの許 容し得る組合せを表すが、但し、少なくとも1つにおいてCHまたはCHCHで ありおよび1つ以下がCHCHであり; M1およびM2は、独立して、単結合またはCR8485、CR8485CR8485、 CR84=CR85またはC≡Cを表し; VはH、炭素原子数1ないし6のアルキル基、ハロ基、(炭素原子数0ないし4 のアルキル)OH、(炭素原子数0ないし4のアルキル)SHまたは(炭素原子 数0ないし4のアルキル)NR2223または(炭素原子数0ないし4のアルキル )CO276を表し; A1,A2,A3,A4,A5およびA6は、独立して、O,S,NR60;あるいは炭 素原子数0ないし6のアルキルC(O)NR21として存在しないかもしくは存在 するが、但し少なくとも3つは存在し; R1,R2,R3,R4,R5およびR6は、独立して、H、炭素原子数0ないし6 のアルキルCOR15、炭素原子数1ないし6のアルキルR1617、メトキシメチ ル基を除く炭素原子数1ないし6のアルキルOR24、炭素原子数1ないし6のア ルキルNR2526、炭素原子数0ないし6のアルキルNR80C(NR81)NR82 83、炭素原子数1ないし6のアルキルインドールまたは炭素原子数0ないし6 のアルキル−Dを表し; Dは1または多数の縮合された飽和または不飽和5もしくは6員の環状炭化水素 または1以上のO、NまたはS原子を含む複素環系のいずれかであり、それらは 未置換であるか、または炭素原子数1ないし6のアルキル基、NR78、OR9 、SR10もしくはCOR11、ハロゲン原子、CF3から選択された1ないし4の 置換基の許容され得る組合せにより置換されており; R7、R8、R9、R10、R19、R20、R21、R22、R23、R60、R80、R81、R8 2 、R83、R84およびR85は、独立して、Hまたは炭素原子数1ないし6のアル キル基を表し; R12、R13、R14、R16、R17、R18、R24、R25、R26およびR76は、独立し て、H、炭素原子数1ないし6のアルキル基、フェニル基または置換されたフェ ニル基を表し; R11はOR12またはNR1314を表し; R15はOR18またはNR1920を表す。〕で表される化合物、あるいは式Iで表 される化合物のいずれかの薬学的に有益な塩〔2,2’,5,5’−(テトラプ ロピニル−1−オキシ)ビフェニルおよびその塩、並びに、式中、A1,A2,A3 ,A4,A5およびA6のうちの少なくとも三つが酸素原子を表し且つR1,R2, R3,R4,R5およびR6のうちの少なくとも三つが水素原子、メチル基、エチル 基若しくはフェニル基を表す化合物およびその塩を除く。〕。 式Iで表される化合物は、薬学的に有用な化合物のユニバーサルライブラリー を構成する。 本明細書および請求の範囲において、式Iで表される化合物およびその他で使 用される如く、“炭素原子数xないしyのアルキル”は、x個ないしy個の炭素 原子(ここで、xおよびyは整数を表す)を含む直鎖または分岐鎖の、飽和また は不飽和のアルキル基を表し、そして、“ハロ”は臭素原子、塩素原子、弗素原 子および沃素原子を包含し、そして、“置換フェニル”は、以下の基:ハロゲン 原子、CF3基、OH基、炭素原子数1ないし6のアルキル基、炭素原子数1な いし6のアルコキシ基、COOH基、COO(炭素原子数1ないし6のアルキル )基、NRR’基またはCONRR’基(ここで、RおよびR’は互いに独立し てHまたは炭素原子数1ないし6のアルキル基を表す。)からなるいずれかの許 容され得る組合せにより置換されたフェニル基を表す。 本発明の更に好ましい化合物においては、X1ないしX3、Y1ないしY3および Z1ないしZ3は、環系のうちの一つまたはそれより多くがピロール、フラン、チ オフェン、ピリジン、ピラゾール、ピリミジンまたはイソオキサゾール、並びに フェニル(これが最も好ましい。)であるように選択される。又、本発明の更に 好ましい化合物においては、Dは上記の如く置換された下記の環系のうちの一つ を表す:ピロール、フラン、イミダゾール、チオフェン、ピリジン、ピラゾール 、ピリミジン、 ピリダジンまたはイソオキサゾール、並びにフェニル(これが最も好ましい。) 。 本発明の更に好ましい化合物は、下記式IIで表される: 〔式中、 M1は、単結合またはCH2、CH2CH2、CH=CHまたはC≡Cを表し; V1はH、CH3、OHまたはCH2OHを表し; A7、A8、A9およびA10は、独立して、Oとして不在であるか存在し、但し3 つはOであり;そしてR30、R31、R32およびR33は、独立して、OH、NH2 、CO2H、フェニル基、置換されたフェニル基、CONH2、NR80C(NR81 )NR8283(基中、R80ないしR83はHまたは炭素原子数1ないし4のアルキ ル基を表す。)、炭素原子数1ないし6のアルキル基、イミダゾール基またはイ ンドール基を表す。〕 上記化合物の薬学的に有用な塩は、例えば、ナトリウム塩、カリウム塩、トリ アルキルアンモニウム塩、カルシウム塩、亜鉛塩、リチウム塩、マグネシウム塩 、アルミニウム塩、ジエタノールアミン塩、エチレンジアミン塩、メグルミン(m egulmine)塩、アセテート、マレエート、フマレート、ラクテート、オキサレー ト、メタンスルホネート、エタンスルホネート、ベンゼンスルホネート、タート レート、サイトレート、塩化水素塩、臭化水素塩、硫酸塩、燐酸塩、および硝酸 塩を包含する。他の薬学的に有用な塩は、熟練した医療化学者には容易に判るで あろう。 式Iに包含される化合物の幾つかは、一つよりも多くの対掌性形態で存在し、 それ故、立体異性体が存在する。式Iで表される化合物は、全ての純粋な立体異 性体および式Iで表される範囲内のラセミ形の化合物混合物を包含する。 本発明の一つの目的において、所望の医薬としての用途または他の生物学的用 途を有する化合物を製造する際のおよび選択する際の予備工程は、ユニバーサル ライブラリーの製造である。上述の如く、医療化学者および薬理学者は一般的に 、生物学的なリゲイトとリガンドとの間の相互作用は、リガンドが、リゲイト上 の結合サイトに相補的な空間的に配向した少なくとも3個の官能性基を含むこと を必要とすることを認識している。リゲイト上の結合サイトの間の距離は、リゲ イトがその本来の環 境内に存在する場合のリゲイトの配座により決定されること、並びに、有効なリ ガンドは、前記配座に相補的に配置された官能性基を有するリガンドであること も知られている。リゲイトは、それらの自然の配置が三次元的であるので、結合 サイトの間のいずれかの選択された分子間距離に関しては、結合サイトにおいて 可能な特定の配置に由来する本質的に無限の数が存在する。それ故この場合、特 定のリゲイトと有効に相互作用するリガンド上の非常に多数の可能な官能性基の 配置は類似している。本明細書および請求の範囲において使用される如く、ユニ バーサルライブラリーは、官能性基の空間配置の故に、選択された距離内の可能 な特定の配置の大きなセグメントを有効に採取する、関連する小さな分子量の化 合物の集合であり、そして、サブ−ユニバーサルライブラリーは、特定の生物学 的リゲイトを標的にしたユニバーサルライブラリーである。 ブラジキニン拮抗剤の製造は、サブ−ユニバーサルライブラリーの設計に対す る一般的な手法を提供する。ブラジキニンは天然のノナペプチド(Arg−Pr o−Pro−Gly−Phe−Ser−Pro−Phe−Arg)であり、これ は、血液および損傷後の細胞外液体の中で酵素により生成される。少なくとも2 個の異なるレセプター型、B1およびB2が存在することが判っている。B2レ セプターの活性化は、キニンの最も関連した生物学的活性の基礎であることが判 っているけれども、 B1レセプターおよびB2レセプターの両方が、治療戦略の発展において重要で あろう。ブラジキニンは、外傷、火傷、損傷および感染の後に、知覚神経を興奮 させ且つ敏感にする主な苦痛発生物質である。ペプチドブラジキニン拮抗剤が、 動物実験においてはブラジキニンにより誘起された苦痛を遮断することは、ブラ ジキニン拮抗剤は、種々の苦痛を伴う疾患の治療に有効であろうことを示唆して いる。ブラジキニンは、偏頭痛の頭皮から取られた血漿滲出液中にも見出され、 そして、静脈注射における激しい血管ヘッドの痛みを起こすことが示されている ので、このことは、ブラジキニン拮抗剤は頭痛の治療のために有効であろうこと を示唆している。ブラジキニンは、大部分の末梢動脈に対する良く効く血管拡張 剤であり、そして更に、物質P,ニューロキニンAおよび知覚神経繊維からのC GRPの周囲への放出により、神経性の炎症も起こす。ブラジキニンは、関節炎 の関節からの液体中にも見出された。これらの結果は、ブラジキニン拮抗剤は抗 炎症剤として重要な役割を有するであろうことを示唆している。ブラジキニンは 、喘息の病因においても役割を演じることが提唱された。 経口活性ブラジキニン拮抗剤は、大きな治療の利点を有するので有望であるけ れども、最近報告された良く効くブラジキニン作働薬および拮抗剤は、ブラジキ ニンと同様の寸法のペプチドであった(これは、ブラジキニンの様に、体液中で 迅速に分解されることが予想される)。 ブラジキニンのペプチド同族体においては、一般的に、Pro7のD−Phe または配座的に束縛された同族体による置換、並びにPro5と8のチエニルア ラニンまたは配座的に束縛されたフェニル同族体による置換は、ブラジキニンの 競合的且つ選択的な拮抗剤として機能することが示された。C−末端閉鎖アルジ ニンは、レセプター活性のために決定的なものである。N−末端閉鎖アミノ基は 、活性が大きく損なわれることなくアシル化され得または除去され得るので、N −末端閉鎖アミノ基は活性のために必要ないことが判る。B1選択性拮抗剤は、 des−9Arg同族体を作ることにより得られる。 例として、D−Arg0−Hyp3−Thi5−D−Tic7−Oic8−ブラジ キニンは特に効力があり、そして、長期永続性ブラジキニン拮抗剤は、アレルギ ー性鼻炎および喘息のために、ヘキスト(Hoechst)社(Hoe−140)によ り発展されている。 更に、キル(Kyle)他は、ブラジキニンのC−末端内に非天然アミノ酸を配合し 、これはβ−順位(β−turn)安定性を誘導し、そして、高いレセプター親和性の ために、4個のC−末端閉鎖アミノ酸残基内のβ−順位が欠くことができないも のであろうことを結論付ける〔ディー.ジェイ.キル(D.J.Kyle)他,J.Med. Chem.(1991)34(3):1230-33)〕。 上記の情報を使用して、ブラジキニン拮抗剤活性を有する可能性があるサブ− ユニバーサルライブラリーを設 計することが可能である。ブラジキニンのC−末端閉鎖部分に好ましいβ−順位 は、ペプチド拮抗剤はレセプターで充分に延ばされず且つ10〜18Åの距離を 占めることが好ましいことを示唆している。これは、ビスフェニルスカホールド により模倣すべき理想的な寸法であり、そして、寸法,形状,および基の変形は 、ブラジキニンレセプター拮抗剤に関して先に報告されたSAR研究により案内 され、または限定された化合物の大きなライブラリーを製造することにより探索 される。このアプローチは、A環に関してアルギニン模倣物を省略することによ り、B1レセプターに取り入れることができる。ブラジキニンペプチド拮抗剤に 関する先に記載したSARデーターを使用して、下記の式IIIで表わされる化合 物はブラジキニン拮抗剤を包含することが予想される:次式III: 〔式中、 M1は、単結合またはCH2、CH2CH2、CH=CHまたはC≡Cを表し; BおよびB’はH、O(CH2)nNR40C(NR41)N R4261またはO(CH2)n'NR4344(基中、R40,R41,R42,R43,R44お よびR61は、独立して、Hまたは炭素原子数1ないし3のアルキル基を表し; nおよびn’は2または3を表す。)を表すが、但しBおよびB’のうち1つは Hを表し; Eは次式: (XはCH、N、NH、OまたはSを表し;nは1ないし3を表し;およびn’ は1または2を表す。)を表し; F,F’およびF”はH、O(CH2)nNR45C(NR46)NR4762またはO( CH2)n'NR4849(基中、R45,R46,R47,R48,R49,およびR62は、独 立して、Hまたは炭素原子数1ないし3のアルキル基およびnおよびn’は2ま たは3を表す。)を表すが、但し、F,F’およびF”のうち2つはHを表し; GおよびG’はH、O(CH2)nOR50、または次式: を表し; (基中、X’はCH、N、NH、OまたはSを表し; R50はHまたは炭素原子数1ないし3のアルキル基を表し;R51はH、炭素原子 数1ないし3のアルキル基、ハロゲン原子、OHまたはO−炭素原子数1ないし 3のアルキル基を表し; nは1ないし3を表し;およびn’は1または2を表す。)を表すが、但し、G およびG’の1つがHを表す。〕で表わされる化合物。 好ましい化合物は、式中、 BまたはB’がOCH2CH2NHC(NH)NH2を表し; Eが次式: または次式: を表し; FまたはF”がOCH2CH2NHC(NH)NH2を表し;および GおよびG’はHを表す化合物である。 下記の好ましい化合物の合成は、以下の実施例に含まれる。 これらの化合物は、下記の実施例において参照されるように、高容量生化学的 結合アッセイを用いてブラジキニン拮抗物質活性が試験される。ラピッドマスス クリーニングにおける潜在的な使用のために、ラットB2レセプターがJarnagin 等(PNAS(1991)88,7724)によりクローン化されている。それは42kDの分 子量および366個のアミノ酸を有する7−トランスメンブランドメインG−タ ンパク質結合レセプターであると考えられる。さらに、ヒトB2レセプターはHe ss等(Biochem.Biop hys.Res.Comm.(1992)184,260)によりクローン化さ れ、そして41.4kDの分子量およびラットB2レセプターに81%の配列相 同性を有する364個のアミノ酸を有する。結合アッセイに次いで、試験管内で の平滑筋調製における化合物の試験が行われる。機能活性は試験管内でのPI代 謝回転を試験することにより評価される。生体内モデルはラットにおけるブラジ キニン脚圧、IPおよびPOを包含する。 残りの7種のトランスメンブランG−タンパク質結合レセプター(GPCR) のほとんどは本明細書に記載された試みに対する実行可能な候補物である。その ようなレセプターはCCK、アンジオテンシン、ボンベシン、ブラジキニン、エ ンドテリン、神経ペプチドY、ニューロテンシン、オピオイド、ソマトスタチン 、タチキニン(NK1,NK2,NK3)、トロンボキサンA2およびバソプレッシ ンであるが、これらに限定されない。ア ンジオテンシン−2レセプターは多くの官能化ビスフェニル分子の最近報告され た活性を考慮すると試験ケースとして特に興味深い可能性がある。 多くのGPCRに対するリガンドは小ないし中程度の大きさの有機物質から小 ないし中程度のペプチド(4−35個のアミノ酸)に及ぶ。これらのリガンドの 多くはそれらを本明細書に記載されるライブラリーに対して理想的な候補物にす る10−30立方Å容量を占めることが予測される。益々増加するモデル化およ び突然変異誘発研究は適当なおおよその大きさを示すだけでなく、リガンドと相 互作用するレセプターの重要な残基に特異性の情報を与える。この情報はレセプ ター特異的なほぼ汎用的な(サブユニバーサル)ライブラリーの設計に容易に適 用され得る。 最近利用可能である情報のいくかつの例はTXA2レセプターを包含する(Yam amoto等,J.Med.Chem.(1993)36,820-25)。これらの研究者はTXA2結合 部位を提案し、そしてSer−201、Arg−295およびTrp−258を 包含するリガンド結合性に重要であるレセプターの特異的残基を示唆している。 これらの残基に相補的である基はサブユニバーサルライブラリーに構築されるで あろう。 NK1−3レセプターはクローン化および発現されており、そして突然変異研 究は進められ、NK1拮抗物質に対する結合部位は細胞外ループ2の結合部なら びにT MVおよびTMVIの上部の周囲にあるらしいことが示唆されている。さらに、 非ペプチドの同定は、サブユニバーサルライブラリーの初期の選択を可能にする いくつかの基を示唆するNK−1レセプターを導く(Watling,TIPS(1993)14, 81)。NK1拮抗物質は痛み、炎症、関節炎および喘息の治療に有用であろうと考 えられている。 ソマトスタチンサブユニバーサルライブラリーの設計のための残基の同定はHi rschmann等の研究(J.Amer.Chem.Soc.(1992)114,9217)により導かれる。 イオンチャンネルと相互作用する化合物の調製はサブユニバーサルライブラリ ーを設計する別の例を提供する。イオンチャンネルは細胞膜に存在してイオン、 例えば塩化物またはカリウムの流れのための経路を提示するタンパク質である。 これらのチャンネルタンパク質は多くの細胞機能、例えば神経信号伝達、筋肉収 縮およびホルモン分泌に関連する。過去数年にわたり、クローン化および発現さ れたイオンチャンネルの数、ならびに疾病にチャンネルを関係づける発見におい て爆発的な発展があった。さらに、体全体に少しずつ異なって分散したイオンチ ャンネルの多くのサブタイプがあることが明らかである今では、特定の組織内の 特定のチャンネルの選択的標的化のための可能性が無限にある。この選択的標的 化は不所望の薬剤関連副作用および毒性を減らすであろう。イオンチャンネルの 血漿膜局在は細胞内または核内標的 に導かれる薬剤に対して要求される複雑な伝達系に対する必要性を解消する。 カリウムチャンネルは少なくとも6つの主なクラスおよび15のサブクラスに 分割され得、各々は自身の明白な生理学的および薬理学的同一性を有する。特定 の組織内で特定のカリウムチャンネルを制御する薬剤は正常な機能を変更せずに 選ばれた疾病状態を標的とすることが期待される。カリウムチャンネルは非刺激 細胞において膜ポテンシャルを確立するような維持機能に非常に関連するか、ま たは細胞の電気的活性をスイッチオンもしくはオフにすることに非常に関連する 。従って、これらのチャンネルは神経伝達、筋肉収縮および分泌のための細胞の 能力を部分的に制御する。ほとんど全ての正常な信号プロセスにおけるそれらの 不可欠な役割により、カリウムチャンネルを制御する薬剤は病態、例えば糖尿病 および筋肉硬化、心臓不整脈および血管過敏症の処置に有用でありそうである。 種々のタイプのリガンド活性化および電位活性化イオンチャンネルが今ではク ローン化され、そして機能的に発現されている。配列比較およびヒドロパシー分 析によりこれらのチャンネル間の非常に大きな構造的相同性が示されている。各 々のチャンネル配列は種々の様式で結合してチャンネルを形成するトランスメン ブラン・スパン・ドメンの反復モチーフから構成される(この分野の最近の総説 としてAndersonおよびKoeppe,II,Physiol ogical Reviews(1992)Vol.72を参照)。 部位関連突然変異誘発により、研究者が薬剤分子の結合部位に包含される重要 なアミノ酸残基を求めてイオンチャンネルタンパク質の一次構造を探索すること が可能となった。これらの研究は特定のチャンネルサブタイプおよび結合部位に 対して標的化された薬剤の発見を可能にするであろう。今日まで、カリウムや塩 化物を包含するいくつかの種類のイオンチャンネルは構造をベースとする薬剤設 計を考慮する基礎を導く集中的な特徴づけが行われた。 毒素、例えばサソリ毒液からの毒素はイオンチャンネルへの可能性のある薬剤 相互作用部位の規定ならびにチャンネルのための生理学的役割の規定に有用であ ることが証明されている。これらのペプチド毒素は36−38残基長であり、3 個のジスルフィド架橋を含有し、そしてイソ体間の強い配列類似性を共有し、ナ ノモルの親和性でもって電位依存性およびCa活性化Kチャンネルの両方を阻害 する。毒素のこの群の中には、カリウムチャンネルの特異的サブタイプに結合す る特異的サブタイプがある。シャリブドトキシン(CTX)、Kチャンネルの特 異的ペプチドポアブロッカーおよびCa活性化Kチャンネル間の静電的相互作用 が集中的に研究された。シャリブドトキシンは8個の正に荷電した残基(4個の リジン,3個のアルギニンおよび1個のヒスチジン)を有する。静電的な力はK チャンネルの負に荷電した口に結 合するCTXに有利であることが知られている。しかしながら、Arg25、L ys27またはLys34をGln残基で置換するだけで、チャンネルに対する 毒素の親和性が大きく減少した。これらの3個の残基はCTX分子の一方の側に 互いに近接して位置され、そしてチャンネルの口と直接接している。他方の側に は中和作用をほとんど示さない5個の荷電した残基がある。それ故に、CTX上 の正に荷電した基は2つの方法で(弱い空間静電的作用により、および毒素分子 の一方の側でのチャンネルとの直接および近接接触により)毒素チャンネル相互 作用を促進する。CTXの溶液構造は最近決定され(Bontems等,Biochemistry (1992)31,7756)、そしてArg25およびLys34がLys27の10Å 以内に位置しており、そして各々がCTXの高い親和性結合のために重要である ことが示されている。チャンネルの口にあるレセプター部位は広くなければなら ず(>22Å)、そしてCTX分子に適合するために平坦でなければならない。 広い口はLys27が相互作用する選択的K結合部位を提供するために、非選択 的ポア(孔)中で急激に狭まらなければならない(MillerおよびPark,Biochemis try(1992)31,749およびNeuron(1992)9,307)。これらの研究はKチャンネ ルの細胞外の口と直接接触するCTXの分子表面を明らかにし、そして単一のC TX分子がチャンネルタンパク質の外部に面する口に位置されているレセプター に結合することによりK誘導 経路を物理的に閉鎖することを明らかにする。 上記の情報を用いて、電気的(3個の正電荷)および空間的(全体で6−18 Åの分離)の両方で重要な3個の結合性残基を真似るKチャンネルに標的化され たサブユニバーサルライブラリーが設計される。そのようなライブラリーは治療 上の可能性を有する非ペプチドCTX疑似体を同定することが期待される。式IV の化合物はカリウムチャンネルに標的化されたサブユニバーサルライブラリーを 表す。 式中、 M1は直接結合またはCH2、CH2CH2、CH=CHもしくはC≡Cを表し、 J、J’およびMは独立して次式:O(CH2nNR50C(NR51)NR52N R65またはO(CH2n'NR5354(式中、R50、R51、R52、R53、R54お よびR65は独立してHまたは炭素原子数1ないし3のアルキル基を表し、そして nおよびn’は独立して2−3を表す)で表される基を表し、 QおよびQ’はHまたは次式:O(炭素原子数1ないし4のアルキル)T(式 中、Tは炭素原子数1ないし6 のアルキル基、CO255、OR56または次式: (式中、 X7はCH、N、NH、SまたはOを表し、 n”’は1または2を表し、 UはH、炭素原子数1ないし6のアルキル基、ハロゲン原子、CF3またはO R57を表し、そして R55、R56およびR57は独立してHまたは炭素原子数1ないし6のアルキル基 を表すが、ただしQまたはQ’はHを表す。 薬学的有用性またはその他の生物学的有用性を有する低分子量化合物を製造お よび選択するための今発明された多数の組合せ方法はユニバーサルライブラリー を効率よく調製されるために使用される。本明細書に記載されるように、多数の 組合せ方法は、組合せ方式で結合された官能基を各々が有する2またはそれ以上 のスカホールド(骨格,scaffold)分子を使用する、化合物の製造方法である。 一般に、2つのスカホールド部分を含む化合物は約12ないし20Åの結合のた めに使用され、そして3つのスカホールド部分を有する化合物は約20ないし3 5Åの結合を得る。 発明された多数の組合せ方法の効果は、迅速かつ効率よく調製され得る化合物 の数により示される。例えば、 各々が4種の異なる配向に並べられた20の可能な官能基のうちの2つを含む2 つのスカホールド分子を用いると、1000000種を越える化合物が得られる 。第3のスカホールド分子での同一パラメーターを用いると100000000 0種を越える化合物を含むユニバーサルライブラリーの調製を可能にする。式I で表される化合物は本発明に従って製造される化合物のユニバーサルライブラリ ーの一例である。 もう一つの面において、本発明はユニバーサルまたはサブユニバーサルライブ ラリーの調製における場合のように、少量の多数の化合物よりむしろ所望の標的 化合物を大量に調製するために使用される。ユニバーサルまたはサブユニバーサ ルライブラリーを製造する場合、好ましくは、多数の反応容器中に異なる化学反 応を同時に誘導することにより多数の化合物が製造される。好ましくは、反応は 約25個の反応容器中、より好ましくは約100個の容器中、そして最も好まし くは標準的な96ウエルプレート中で同時に誘導される。大量の選択された化合 物を製造するためには、同じ反応が多数の反応容器中で同時に行われる。例えば 、2’,4,5’−トリメトキシビフェニル−4’−カルボン酸、エストロゲン 活性を示すことが知られている化合物(CA54:19584c(1954)) は下の実施例に記載されるように本発明に従って製造される。 本発明の化合物およびライブラリーは下のスキームI に従って製造される。スキームIには固体支持体上で化合物を合成する好ましい 方法が示されている。しかしながら、本発明のライブラリーおよび化合物はまた 、液相化学を用いて製造され得る。 スキームIは化合物のユニバーサルライブラリーを調製する本発明の方法を示 す。このスキームに従って、官能基は第1のスカホールド部分に結合されて、ス カホールドと1個または2個の官能基とを含む化合物(化合物3)が得られる。 その後、第2のスカホールド分子(化合物4)は、官能基を第2のスカホールド 部分に付加することにより続けられて付加されて、3または4個の官能基を有し 得る化合物6が得られる。式I中、M1が直接結合である化合物は次いで、化合 物6を固体支持体から切断することにより調製される。M1がCH2、CH2CH2 、CH=CHまたはC≡Cを表す本発明の化合物は実施例4に記載されるように 製造される。 スキームIにおいて、「SS」は固体支持体材料、例えばメリフィールド樹脂 として知られる架橋ポリスチレン樹脂(R.S.Merrifield,J.Am.Chem.Soc. (1963)85,2149)である。また、あらゆるその他の適当なポリマー樹脂または その他の支持体材料、例えばシリカ、ガラス、ワタおよびセルロースが使用され る。また、スキームIにおいて、「AG」はリンカーへの結合のためのあらゆる 適当な基、例えばOH、NH2、COOH、CH2Br、CHO、CH2Cl、C H2SH、SHであり、VおよびM1は式Iにおける場合と同じ意味である。 スキームIに示されるリンカー基は、それを固体支持体に結合するための第1 のスカホールド(化合物1)と反応され得、合成を完了するのに必要な反応条件 に適当 であり、かつ、合成完了後容易に切断され得るあらゆる基である。適当なリンカ ーは、例えばOH、NH2、ハロゲン原子、SHまたはCOOH基である。オレ フィン基もまたリンカーとして使用される。そのような場合、例えば化合物1中 のAGはCHOであり、そしてウイティッヒ反応を用いて固体支持体に結合され る。オレフィン基が使用される場合、最終生成物はオゾンとの処理またはその他 の公知方法によりリンカーから切断される。スルフィドまたは酸素結合は別の適 当なリンカーである。スルフィドまたは酸素結合が所望のリンカーである場合は 化合物1中のAGはCH2、ハロゲン原子、好ましくはBrであり、そして固体 支持体と化合物1との間の結合は化合物1上のAGと固体支持体上のSHまたは OH基との間の反応により形成される。合成が完了したら、スルフィドまたは酸 素結合リンカーは、例えば水素化分解、ラネー(登録商標,Raney)ニッケルま たは金属還元体の溶解での処理により切断される。 スキームIにおけるPおよびP’は芳香族性ヒドロキシ基のための保護基であ る。PおよびP’は同一であってもよく、また異なり選択的脱保護を可能しても よい。PおよびP’の選択はまた、合成の残部において使用されるべき化学との 適合性により影響される。好ましい保護基はC(O)CH3およびPh−CO( 式中「Ph」はフェニル基である)である。C(O)CH3の脱保護は公知方法 に従ってアミンでの処理により行われ、そし てPh−CO基の脱保護は公知条件および方法を用いて求核試薬、例えばメトキ シドとの処理により行われる。 スキームIにおいて、X’およびY’はスカホールド環の結合および適当なM1 基の導入を可能にする基である。環を結合するための好ましい方法は、式中X ’およびY’がそれぞれ有機スズ基およびハロゲン原子またはトリフレート基で あるStilleの方法(J.Am.Chem.Soc.(1987)109,5478-5486)である。以下 はこの方法を用いる例である: 2より多いスカホールド部分を有する化合物が望ましい場合、スキームIの方 法は、固体支持体からの切断の前に1またはそれ以上の追加のスカホールドを付 加するために必要とされる工程を繰り返すことにより変更される。スキームIに 示される一般的な方法は、フェニル環以外のスカホールドが使用される場合にも 用いられる。従って、式Iに包含される化合物の全ては、異なるスカホールド部 分に適合させるのに必要であるように変更されたスキームIを用いて製造され得 る。あらゆるそのような必要な変更は有機化学合成分野の専門家には明白である 。 スキームIにおいて使用されるように、「FG」は化合物上の異なる部位で同 一であっても、異なっていても よい官能基である。適当な官能基は上の式Iにおいて上で定義されたR1ないし R6基である。スキームIは2個のスカホールドと4個の官能基を有する化合物 の製造を示すけれども、3個の官能基を有する化合物は化合物1または化合物4 の代わりに1個の官能基を有するスカホールドを用いて製造される。また、化合 物1および4は酸素を介する官能基の結合を提示する。これらの化合物の適当な 置換により硫黄原子、窒素原子またはN−アルキルアミド基は1またはそれ以上 の酸素の代わりに使用され得る。スカホールド上に官能基を導入するための方法 は下の実施例に包含される。 スキームIIは、官能基が(CH2n'C(O)NR’(n’が0であり、そし てR’がHまたは炭素原子数1ないし6のアルキル基である)を用いてスカホー ルド部分に結合される化合物を製造するために使用されるスキームIの変法であ る。スキームIIにおいて、AG、X’、Y’およびFGはスキームIにおけるも のと意味を有する。 スキームIIによれば、結合された2個のシアノ基を有するスカホールド分子( 化合物8)はまずリンカーを介して固体支持体に結合され、次いで加水分解され て遊離カルボン酸基(化合物10)が得られる。次に、官能基はHN(CH3) FGとの処理により結合され、2個の官能基を有するスカホールド(化合物11 )が得られる。次いで、2個のシアノ基を有する第2のスカホールド部分は、官 能基の付加が行われることによりスキームIに記載されるように結合されて、化 合物13が得られる。 本発明のライブラリーに包含されるべき化合物は次いで、スキームIに記載され る如く、必要とされるようにM1基を適合させ、脱保護し、そして固体支持体か ら化合物13を切断することにより製造される。 スキームIIIは、スカホールド部分の置換基が官能基の付加に先立って保護さ れるスキームIIの変法である。スキームIIIにおいて、X’、Y’、P、P’お よびFGはスキームIにおける場合と同じ意味を有する。 スキームIIIに従って、化合物14はスキームIIからの化合物10のCOOH 官能基にHN(CH3)PまたはHN(CH3)P’を付加することにより製造さ れる。化合物15は次に脱保護、別に所望するならば化合物14上に官能基を導 入することにより製造される。化合物16は次にスキームIに記載されたスカホ ールド部分を結合するための操作を用いて化合物15に付加されて化合物17が 得られる。次に、化合物18は脱保護、別に所望するならば化合物17上への官 能基を導入することにより製造される。スキームIに記載されるように、本発明 のライブラリーに包含される化合物は必要とされるようにM1基を適合させ、脱 保護し、そして固体支持体から化合物18を切断することにより調製される。 スキームIVは、官能基がスカホールド部分にC(O)N(CH3)残基を介し て結合される化合物を製造する別の方法を記載する。スキームIVにおいて、X’ 、Y’、P、P’およびFGはスキームIにおける場合と同じ意味を有する。 スキームIVにおける出発化合物(化合物19)は標準的方法により製造される 。本発明のライブラリーに包含される化合物は化合物23を固体支持体から切断 することにより調製される。 また、2またはそれ以上のスカホールドは1または2個の官能基で独立して誘 導体化され、次いで収束的アプローチにおいて結合される。このアプローチの好 ましい方法において、2つのスカホールドは独立して分離したリンカーを介して 分離した固体支持体材に結合される。リンカーおよび固体支持体は同一であって も、異なって いてもよい。スカホールドは、場合により、本明細書に記載されるように保護さ れるか、または区別される側鎖を導入するためのハンドル(handle)を有し得る。 各スカホールドに1または2個の官能基を結合した後、1つの誘導化スカホール ドはその固体支持体から切断され、次に適当なカップリング反応によりその他の スカホールドに再結合されてもよい。あらゆる追加の所望または必要合成変換( 例えば側鎖保護基の除去)の後、官能化されたスカホールドは残りの固体支持体 から切断されて本発明のライブラリーの化合物が得られる。 2より多いスカホールドを有する化合物が所望される場合、第3のスカホール ドが独立して官能化され、次いで固体支持体に結合されたその他のスカホールド の一方または両方に所望の様式で結合されるか、または2つの戦略の組合せが使 用され得、それにより2つのスカホールドが本明細書のスキームに記載されたよ うに(線状アプローチで)固体支持体上に一緒に結合され、次いで別の固体支持 体から誘導された第3の官能化スカホールドが結合される。あらゆる場合におい て、2またはそれ以上のスカホールドが並列して同時に別々に官能化され得る。 開示された発明は、本発明のライブラリーおよび化合物の製造の際の中間体と して有用である下式Vの化合物を包含する: 式中、 WはHまたは次式: で表される基を表し、 R’1、R’2、R’3、R’4、R’5、R’6は保護基または式Iにおいて定義 されたようなR1、R2、R3、R4、R5およびR6を表すが、ただしR’1ないし R’6の少なくとも1つは保護基を表し、 V’は式Iにおいて定義されたようなVを表すか、または固体支持体への結合 を表し、そして 残りの記号は式Iにおいて定義されたものと同じ意味を表す。 式Vにおいて使用されるように、保護基は使用される合成条件を考慮して適当 である十分に公知の保護基のいずれかである。好ましい保護基はC(O)CH3 およびPh−COである。 式Iの化合物のライブラリーの調製は、薬学的または その他の生物学的有用性を有する化合物を製造および選択する本発明の方法にお ける第1段階である。ライブラリーが調製された後、それらは試験管内および生 体内での広範囲のアッセイにおいて試験される。該アッセイでは生物学的活性が 予測され、そして一般に上記化合物を当該の生物学的標的と接触させ、そして該 化合物と生物学的標的との間の相互作用の強さを測定することを包含する。その ようなアッセイは十分に公知であり、そして酵素阻害アッセイ、例えばプロテイ ンキナーゼCおよびアンギオテンシン変換酵素、レセプター結合アッセイ、例え ばセロトニンおよび興奮性アミノ酸、例えばカルシウム、カリウムおよび塩化物 をブロックするイオンチャンネル、および転写因子相互作用を包含するが、これ らに限定されない。一般に、試験管内で同定されるあらゆる活性は、利用可能で あるならば適当な動物モデルにおける評価により確認され、そしてヒトへの薬学 的活性を予測する。下の実施例は薬学的有用性を有する本発明の化合物を選択す るために有用であるアッセイを包含する。 薬剤として有用である式Iで表される化合物は通常の投与単位形態、例えばカ プセル、錠剤または注射製剤で投与され得る。使用され得る薬学的担体は、とり わけシロップ、ピーナッツオイル、オリーブオイルおよび水を包含する。同様に 、担体または希釈剤はあらゆる時間遅延剤、例えばグリセリルモノステアレート またはグリセリルジステアレートを単独で、またはワックスと一緒に 包含され得る。固体担体の量は広範囲に変化するであろうが、しかし好ましくは 投与単位あたり約25mgないし約1gである。液体担体が使用されるならば、 製剤はシロップ、エマルジョン、軟質ゼラチンカプセル、滅菌注射液、例えばア ンプル、または水性もしくは非水性懸濁液の形態であろう。 薬学的製剤は、必要である場合には錠剤形態のために混合、粒化および圧縮す るか、または所望の経口または非経口の最終生成物を得るのに適当なものとして 、成分の混合、充填および溶解を包含する薬剤師の慣用の技術に従って製造され る。 本発明の薬学的に有用な化合物の投与量は有効量、すなわち活性化合物0.1 −1000mg/kg、好ましくは10−100mg/kgの範囲から選択され る不都合な毒性を生じない所望効果を得るのに必要な量である。選択された投与 量は治療の必要な患者に1日あたり1−5回、経口で、腸から、丸薬注入により 、または点滴により投与される。 実施例 下記の実施例は、本明細書に開示された発明の範囲を説明するものであって、 限定を意図するものではない。 実施例1 1が結合である式Iの化合物の一般的方法 固形基材上へのフェニル環の導入:乾燥ピリジン60mL中の、メリフィール ド樹脂(5g:1.42ミリモルCl/gを含有)と〔スタンナン化されたベン ジルアルコールの製造において有用な一般的な方法のための(参照:Wynberg an d Meijer,Org.React.(1982)65,1; Hodgson et al.,J.Amer.Chem.Soc.(1 929)1639,とAziaian,J.Orgmetal.Chem.(1981)215 ,49)〕適当に置換された スタンナン化ベンジルアルコール(25ミリモル)を室温で48時間にわたり攪 拌した。ポリマーを大気中でろ過し、ピリジン25mLで4回、エーテル25m Lで1回洗浄し、エーテルを使用するソックスレー抽出器で8時間洗浄しそして 減圧下(in vacuo)乾燥した。 アセテート基の除去と側鎖を含む官能基の導入:上記の樹脂に結合した物質を アセトン中に入れそして2Nの水酸化アンモニウムを添加しそして溶液を24時 間にわたり室温に放置した(Haslam et al.,J.Chem.Soc.(1964)2137)。樹脂 をろ過し、洗浄しそして次の一般的アルキル化スキームに処した(Venuti et al .,J.Med.Chem.(1988)31,2132)。樹脂に結合した物質(8.3ミリモル)をC HCl3 100mLとMeOH50mLの混合物中に入れそして無水炭酸カリウム(5. 0g,36.18ミリモル)を添加した(溶解性に問題がある場合は、18−ク ラウン−6を添加することができる。)。その反応物を50℃で15分間にわた り加熱し、次いで側鎖のブロマイド(9.24ミリモル)を添加しそして混合物 を4時間にわたり還流した。ろ過の後、残留物を洗浄した。 3−ベンジルオキシ−5−アセトキシフェノールトリフレートの製造:フロロ グルシノール(16.2g,0.1モル)をH2O中に溶解/懸濁した。10%N aOHでpHを8に調節した。ブロモベンゼン(300mL)を添加しそしてN aOH(60mL)と塩化ベンゾイル(18mL)を滴下ロートから一緒に30 分間にわたり添加した。反応物を追加の1時間にわたり攪拌し、ろ過し、ブロモ ベンゼン150mLで洗浄しそして次にpH7になるまで温水500mLで2回 洗浄した。洗浄水を酢酸エチル(50mL×2回)で逆抽出し、乾燥しそして蒸 発した。合わせた固体を減圧下乾燥しそして酢酸エチル90mLとヘキサン80 mLから再結晶して所望化合物7.7g(33%、最適化していない)を得た。 この物質(21.8g,94.6ミリモル)をCH2Cl2(220mL)中に溶解 しそしてトリエチルアミン(66mL,0.473モル)と無水酢酸(26.78 mL,0.283モル)を添加した。反応物を氷浴中で冷却しDMAP(2.31 g)を添加した。混合物を一夜にわたり攪拌しそしてこの間室温に暖まるに任せ た。反応物を 酢酸エチルで希釈し、飽和NH4Cl水,飽和NaCl水で洗浄し、酢酸エチル で逆抽出し、乾燥しそして蒸発した。残った物質をシリカゲルに素早く通過させ ;ヘキサン/酢酸エチル4:1で溶出することにより精製した。所望生成物29 .59g(収率:99%)を得た。この物質(1.0g、3.18ミリモル)をベ ンゼン(8mL)/エタノール(10mL)にアルゴン下溶解した。エタノール (4mL)中の水酸化カリウム(178mg,3.18ミリモル)を10分間に わたり滴下して添加した。反応物を10分間にわたり攪拌し、エーテルで希釈し 、0.5MH2SO4,飽和NaHCO3水、飽和NaCl水で洗浄し、エーテルで 逆抽出し、乾燥しそして蒸発した。この物質をフラッシュクロマトグラフィー( ヘキサン/酢酸エチル4:1)で精製した。所望の生成物を0.91g,収率8 2%で得た。この物質(5.86g,21.5ミリモル)をCH2Cl2中に溶解し 氷中で冷却した。トリエチルアミン(4.5mL,1.5eq)に続けて無水トリ フルオロメタンスルホン酸(triflic anhydride)(3.98mL,23.6ミリモ ル)を滴下して添加した。この最後の混合物にDMAP(130mg,0.05 eq)を添加した。5分間攪拌した後、反応物を酢酸エチル500mLで抽出し 、0.5MH2SO4(200mL)、飽和NHCO3水(200mL)、飽和Na Cl水で洗浄し、そして酢酸エチルで逆抽出した。乾燥し、ろ過しそして蒸発し た。フラッシュクロマトグラフィー(W.C.Still et al.,J.Org.Chem.(1978)43 ,2923)(ヘキ サン/酢酸エチル;19:1)で精製し所望のトリフレート6.22g(収率:7 2%)を得た。 有機スタンナン類によるアリールトリフレートのパラジウム−触媒交叉カップ リング:一般的方法(Saa et al.,J.Org.Chem.(1992)57,678及びibid(1993)58 ,1963)。 フェノールトリフレート(0.5ミリモル)、無水LiCl(0.171g,4 .2ミリモル)、トリフェニルホスフィン(0.079g、0.30ミリモル)及 びPdCl2(PPh3)(0.037g、0.06ミリモル)をDMF中(4.5 mL)中に懸濁する。樹脂に結合した有機スタンナンを添加しそして阻害剤(2 ,6−ジ−tert−ブチル−4−メチルフェノール)の結晶を添加した。次い で混合物をアルゴンの不活性雰囲気下、120℃で2−8時間にわたり加熱した 。樹脂をろ過しそして洗浄した。 アセテート基の除去(a)、側鎖の導入(b)、ベンゾエート基の除去(c) 、側鎖の導入(d); 段階(a)、(b)と(d)は上述のように実施した。ベンゾエート基の除去 は、ベル(Bell)(Tet.Lett.(1986)27,2263)により記述されたようにして実施さ れた。樹脂に結合した物質(0.005モル)をトルエン(20mL)中へ入れ そしてn−ブチルアミン(3.65g,0.05モル)を添加した。混合物を室温 で3時間にわたり攪拌し次いで樹脂をろ過しそして洗浄した。 全ての保護基の除去:樹脂に結合した物質をCH2Cl2(10mL)中に入れ そしてトリフルオロ酢酸(0.5mL) を添加した。混合物を室温で1時間にわたり攪拌しそして樹脂をろ過しそして洗 浄した。 最終生成物の樹脂からの脱離:酢酸パラジウム(II)(3モルeq)を温(4 0℃)DMF(約10mLDMF/(樹脂g))に溶解しそして樹脂を添加した 。15分間樹脂の膨潤と触媒拡散をさせ、反応物を水素と共に大気圧で振とうし た。樹脂は黒色に変りそして24時間にわたり水素吸収を継続した。触媒と樹脂 をろ過により除きDMF中の最終生成物を得た(Schlatter et al.,Tet.Lett.( 1977)2851)。 ヘテロ芳香族系の製造:フェニル基が複素環により置き換えられた相当する化 合物は、下記のようにカップリング段階を若干変更して上述の一般的方法により 合成できる。各々の変更は文献に強力な先例がある。そのようにして全て複素環 の型又はフェニル環と複素環の組み合わせ型を含むその系は合成できる。概して 、2個の(又はそれより多い)フェニル環をカップリングするのに使用されると きと同じ化学を、混合系の、又は純系の複素環系製造するために利用できる。 例えば、ゴダルド(Godard)et al.,(Tetrahedron(1992)48,4123)は、ビフェニ ル構成に利用されたスズキ型又はスチレ型のカップリングのどちらを使用しても 、優れた収率でのフェニル−ピリジルとピリジル−ピリジルのカップリング反応 を示している。更に、これらの著者は、我々の提案した利用と類似のO−アルキ ル置換した置換物にその反 応を実施している。 下記の一般的方法は、スズキ型条件下でのピリジン環とのフェニル環のカップ リングを説明している。トルエン(20mL)中の樹脂上のフェニル硼酸(硼酸 3.96ミリモル)に、エチルアルコール1.7mLとトルエン20mL中の、沃 化ピリジン(3.3ミリモル)、パラジウムテトラキス(トリフェニル)ホスフ ィン(0.115g,0.1ミリモル)、炭酸ナトリウム(2M水溶液3mL)の 溶液を添加した。その反応物をアルゴン下で12時間にわたり還流した。所望の 生成物を、樹脂に結合した物質のろ過と洗浄後に得た。 下記の方法は(ゴダルド(Godard)et al.,から採用した)スチレ法を使用する 、ピリジン様システムとのピリジン環のカップリングを説明する。ジオキサン( 25mL)中の(2−キノリル)トリメチルスタンナン(スタンナン基準で2. 4ミリモル)を、ジオキサン(25mL)中の2−ピリジルトリフレート(2ミ リモル)とLiCl(0.254g,6ミリモル)の溶液に添加した。パラジウ ムテトラキス(トリフェニル)ホスフィン(69mg、3%)を添加しそしてそ の混合物を17ないし72時間にわたり還流した。ろ過と洗浄をして樹脂に結合 した生成物を得た。 Terashima et al.(Heterocycles(1985)23.2375)は、パラジウム触媒存在下の 臭素化物とのボランの反応を利用する、フェニル、ピリジル、チエニル及びフラ ニル化合物との窒素含有複素環のカップリングを記載している。その 反応は、置換基がいずれかの環の2と3位に結合している場合に起こるので、本 来一般的であるように見える。収率は中程度ないし優れている。 最後に、複素環を一緒にカップリングする範疇を扱っているレビューは、カリ ニン(Kalinin)(Russ.Chem.Rev.(1991)60,339)により見出され得る。 実施例2 1−メチル−2,5′−ジエトキシグアニジノ−3′−オキシベンジルビフェ ニルの製造 中間体の製造: 4−(トリメチルスタンニル)−2−アセトキシベンジルアルコール(A): スタナン化されたベンジルアルコールの製造に使用される方法:Wynberg and Me ijer,Org.React.(1982)65,1; Hodgson et al.,J.Amer.Chem.Soc.(1929)1 639 ,とAziaian,J.Orgmetal.Chem.(1981)215 ,49。 (2−N−PMC−グアニジノ)−(1−メタンスルホニル)エタノール(B ):エタノールアミン(10.0g,0.163モル)をCH2Cl2(250mL )中に溶解しそしてイミダゾール(24.41g,0.358モル)を添加した。 反応物を0℃に冷却しそしてTBDMS(27.14g,0.18モル)を添加し た。混合物を0℃で2時間にわたり次いで室温で追加の2時間にわたり攪拌した 。酢酸エチル(500mL)を添加しそして混合物を0.5M H2SO4(400mL)、飽和NHCO3水(400mL)そして飽和NaCl 水により洗浄し、乾燥し、蒸発しそしてその儘使用する物質(12.0g、収率 42%)を得た。ホルムアミジンスルホン酸(1.0g,8.05ミリモル;Tet .Lett.(1988)29.3183)と上述の物質(1.41g、8.05ミリモル)を乾 燥メタノール(10mL)中に溶解しそして室温で2時間にわたり攪拌した。溶 媒を減圧下留去しそして生成物をアセトン(27mL)に溶解し、水(7mL) とNaOH(10mL,3.2M)を添加した。反応物を0℃まで冷却しそして アセトン(8mL)中のPMCCl(3.66g,カナダ,アルバータ,レイロケ ミカルス(Raylo Chemicals))を添加した。0℃での1時間にわたる攪拌の後、反 応物を酢酸エチルで希釈し、飽和NH4Cl水、水及び飽和NaCl水の各25 mLでもって各1回洗浄し、乾燥しそして蒸発した。生成物をフラッシュクロマ トグラフィー(シリカ,ヘキサン/酢酸エチル 1:1)により精製し所望の生 成物1.71g(46%)を得た。生成物(0.57g,1.23ミリモル)をT HF(10mL)中に溶解し、0℃に冷却しそしてフッ化テトラアンモニウム( 371mg、1.42ミリモル)を添加した。30分後に、反応物を、酢酸エチ ルに希釈し、25mLの飽和NH4Cl水、水及び飽和NaCl水でもって各1 回洗浄し、乾燥しそして蒸発する後処理に処した。生成物をフラッシュクロマト グラフィー(シリカ,CH2Cl2/メタノール;19:1)により精製し所望 の生成物0.43g(94%)を得た。この物質(64mg、0.186ミリモル )をCH2Cl2(2mL)に溶解し、0℃に冷却しそしてDMAP(2.2mg )を添加した。塩化メタンスルホニル(35.6mg、0.204ミリモル)を添 加しそして反応を20分後に終了した。混合物の蒸発の後、精製(シリカ、CH2 Cl2)して所望の生成物95mg(収率:92%)を得た。 3−ベンジルオキシ−5−アセトキシフェノールトリフレート(C):フロロ グルシノール(16.2g、0.1モル)をH2O中に溶解/懸濁した。10%N aOHでpHを8に調節した。ブロモベンゼン(300mL)を添加しそしてN aOH(60mL)と塩化ベンゾイル(18mL)を滴下ロートから一緒に30 分間にわたり添加した。反応物を追加の1時間にわたり攪拌し、ろ過し、ブロモ ベンゼン150mLで洗浄しそして次にpH7になるまで温水500mLで2回 洗浄した。洗浄水を酢酸エチル(50mL×2回)で逆抽出し、乾燥しそして蒸 発した。合わせた固体を減圧下乾燥しそして酢酸エチル90mLとヘキサン80 mLから再結晶して所望化合物7.7g(33%、最適化していない)を得た。 この物質(21.8g,94.6ミリモル)をCH2Cl2(220mL)中に溶解 しそしてトリエチルアミン(66mL,0.473モル)と無水酢酸(26.78 mL,0.283モル)を添加した。反応物を氷浴中で冷却しDMAP(2.31 g)を添加した。混合物を一夜にわたり攪拌しそしてこの間室温に暖めるに放置 した。反応 物を酢酸エチルで希釈し、飽和NH4Cl水,飽和NaCl水で洗浄し、酢酸エ チルで逆抽出し、乾燥しそして蒸発した。残った物質をシリカゲルに素早く通過 させ;ヘキサン/酢酸エチル4:1で溶出することにより精製した。所望生成物 29.6g(収率:99%)を得た。この物質(1.0g,3.18ミリモル)を ベンゼン(8mL)/エタノール(10mL)にアルゴン下溶解した。エタノー ル(4mL)中の水酸化カリウム(178mg,3.18ミリモル)を10分間 にわたり滴下して添加した。反応物を10分間にわたり攪拌し、エーテルで希釈 し、0.5MH2SO4、飽和NaHCO3水、飽和NaCl水で洗浄し、エーテル で逆抽出し、乾燥しそして蒸発した。この物質をフラッシュクロマトグラフィー (ヘキサン/酢酸エチル4:1)で精製した。所望の生成物を0.91g(収率 82%)得た。この物質(5.86g,21.5ミリモル)をCH2Cl2中に溶解 し氷中で冷却した。トリエチルアミン(4.5mL、1.5eq)に続けて無水ト リフルオロメタンスルホン酸(triflic anhydride)(3.98mL,23.6ミリ モル)を滴下して添加した。この最後の混合物にDMAP(130mg,0.0 5eq)を添加した。5分間攪拌した後、反応物を酢酸エチル500mLで希釈 し、0.5MH2SO4(200mL)、飽和NHCO3水(200mL)、飽和N aCl水で洗浄し、そして酢酸エチルで逆抽出した。乾燥し、ろ過しそして蒸発 した。フラッシュクロマトグラフィー)(ヘキサン/酢酸エチル;19:1)で 精製し所望のトリ フレート6.22g、収率:72%)を得た。 N−t−Boc−1−ブロモエチルアミン(D):GoelとBeylin(Org.Prep. Proc.Int.(1987)19,78)。 最終生成物の製造: 固形基材上へのフェニル環(A)の導入:乾燥ピリジン60mL中の、メリフ ィールド樹脂(5g:1.42ミリモルCl/gを含有)とスタンナン化ベンジ ルアルコール(A、25ミリモル)を室温で48時間にわたり攪拌した。ポリマ ーを大気中でろ過し、ピリジン25mLで4回、エーテル25mLで1回洗浄し 、エーテルを使用するソックスレー抽出器で8時間洗浄しそして減圧下(in vac uo)乾燥した。 アセテート基の除去と側鎖を含む官能基(B)の導入:上記の樹脂に結合した 物質をアセトン中に入れそして2Nの水酸化アンモニウムを添加しそして溶液を 24時間にわたり室温に放置した(Haslam et al.,J.Chem.Soc.(1964)2137) 。樹脂をろ過し、洗浄した。樹脂に結合した物質(8.3ミリモル)をCHCl3 100mLとMeOH50mLと無水炭酸カリウム(5.0g,36.18ミリモ ル)の混合物中に入れそしてを添加した(溶解性に問題がある場合は、18−ク ラウン−6を添加することができる。)。その反応物を50℃で15分間にわた り加熱し、次いで側鎖のメシラート(B、9.24ミリモル)を添加しそして混 合物を4時間にわたり還流した。ろ過の後、残留物を洗浄 した。 樹脂に結合したAによるアリールトリフレートのパラジウム−触媒交叉カップ リング: フェノールトリフレート(0.5ミリモル)、無水LiCl(0.171g,4 .2ミリモル)、トリフェニルホスフィン(0.079g、0.30ミリモル)及 びPdCl2(PPh3)(0.037g、0.06ミリモル)をDMF中(4.5 mL)中に懸濁する。樹脂に結合した有機スタンナンを添加しそして阻害剤(2 ,6−ジ−tert−ブチル−4−メチルフェノール)の結晶を添加した。次い で混合物をアルゴンの不活性雰囲気下、120℃で2−8時間にわたり加熱した 。樹脂をろ過しそして洗浄した。 アセテート基の除去(段階a)、側鎖(B)の導入(段階b)、ベンゾエート 基の除去(c)、側鎖(D)の導入(段階d); 段階(a)、(b)と(d)は上述のようにして側鎖(D)を使用する段階d により実施した。ベンゾエートの除去は、ベル(Bell)(Tet.Lett.(1986)27,226 3)により記述されたようにして実施された。樹脂に結合した物質(0.005モ ル)をトルエン(20mL)中へ入れそしてn−ブチルアミン(3.65g,0. 05モル)を添加した。混合物を室温で3時間にわたり攪拌し次いで樹脂をろ過 しそして洗浄した。 全ての保護基の除去:樹脂に結合した物質をCH2Cl2(10mL)中に入れ そしてトリフルオロ酢酸(0.5mL) を添加した。混合物を室温で1時間にわたり攪拌しそして樹脂をろ過しそして洗 浄した。 最終生成物の樹脂からの脱離:酢酸パラジウム(II)(3モルeq)を温(4 0℃)DMF(DMF約10mL/(樹脂g))に溶解しそして樹脂を添加した 。15分間樹脂の膨潤と触媒拡散をさせ、反応物を水素と共に大気圧で振とうし た。樹脂は黒色に変りそして24時間にわたり水素吸収を継続した。触媒と樹脂 をろ過により除きDMF中の最終生成物を得た(Schlatter et al.,Tet.Lett.( 1977)2851)。 実施例3 2′,4,5′−トリメトキシビフェニル−4′−カルボン酸の製造 中間体の製造: 4−(トリメチルスタンニル)−2,5−ジアセトキシ安息香酸(A): こ の化合物は4−ブロモ−2,5−ジアセトキシ安息香酸から製造され、そしてそ の製造はKamil et al.,Pak.J.Sci.Ind.Res.(1971)14,59に記載されており 、Aziaian(J.Orgmetal.Chem.(1981)215 ,49)の一般的方法に従って臭素化合物 を相当するトリメチルスタナン化合物に変換することによる。 4−メトキシフェノールトリフレート(B):4−メトキシフェノール(アル ドリッチ(Aldrich),1.24g、10.0ミリモル)をCH2Cl2中に溶解し氷中 で冷却した。 トリエチルアミン(2.1mL,1.5eq)に続けて無水トリフルオロメタンス ルホン酸(triflic anhydride)(0.98mL,11.0ミリモル)を滴下して添 加した。この最後の混合物にDMAP(60mg,0.05eq)を添加した。 5分間攪拌した後、反応物を酢酸エチル50mLで洗浄し、0.5MH2SO4( 20mL)、飽和NHCO3水(20mL)、飽和NaCl水で洗浄し、そして 酢酸エチルで逆抽出した。乾燥し、ろ過しそして蒸発した。フラッシュクロマト グラフィー(ヘキサン/酢酸エチル;19:1)で精製し所望のトリフレート2 .38g、収率:93%)を得た。 最終生成物の製造: 固形基材上へのフェニル環(A)の導入:メリフィールド樹脂(5g:1.4 2ミリモルCl/gを含有)とスタンナン化安息香酸(A、25ミリモル)をメ リフィールド(Merrifield)(J.Amer.Chem.Soc.(1963)85,2149)により記述され ているようにして反応させた。ポリマーを大気中でろ過し、ピリジン25mLで 4回、エーテル25mLで1回洗浄し、エーテルを使用するソックスレー抽出器 で8時間洗浄しそして減圧下(in vacuo)乾燥した。 アセテート基の除去とメチル基の導入:樹脂に結合した物質をアセトン中に入 れそして2Nの水酸化アンモニウムを添加しそして溶液を24時間にわたり室温 に放置した(Haslam et al.,J.Chem.Soc.(1964)2137)。樹脂をろ過し、洗浄 した。樹脂に結合した物質(8.3ミリモル)を 過剰のジメチル硫酸(5.23g、41.5ミリモル;Org Synth.Coll.(1941)Vol .I,58)で徹底的にメチル化した。ろ過の後、残留物を洗浄した。 樹脂に結合したAによるアリールトリフレート(B)のパラジウム−触媒交叉 カップリング: フェノールトリフレート(0.5ミリモル)、無水LiCl(0.171g,4 .2ミリモル)、トリフェニルホスフィン(0.079g、0.30ミリモル)及 びPdCl2(PPh3)(0.037g、0.06ミリモル)をDMF中(4.5 mL)中に懸濁する。樹脂に結合した有機スタンナンを添加しそして阻害剤(2 ,6−ジ−tert−ブチル−4−メチルフェノール)の結晶を添加した。次い で混合物をアルゴンの不活性雰囲気下、120℃で2−8時間にわたり加熱した 。樹脂をろ過しそして洗浄した。 全ての保護基の除去:標準のメリフィールド法(Merrifield,J.Amer.Chem. Soc.(1963)85,2149)を使用した。触媒と樹脂をろ過により除いて最終生成物を得 た。 実施例4 式中、M1がCH2、CH2CH2、CH=CH又はC≡Cである式Iの化合物の 製造のための一般的方法 スキームVとVa及びそれに続く方法は表題の化合物を製造するための方法を 記述している。 樹脂31の製造: 2−メトキシフェニル酢酸メチルは、2−メトキシフェニル酢酸エステル(1 0.2g、61.3ミリモル)、無水メタノール70mLと濃硫酸1.5mLを1 時間にわたり還流することにより製造される。溶媒を留去しそして油状物をジエ チルエーテル100mL中に溶解し、飽和NaHCO3水で洗浄し、乾燥し、ろ 過しそして蒸発して9.26g(83%)の2−メトキシフェニル酢酸メチルを 得る。テトラクロロエタン6mLに溶解したこの物質(10.0g、55.0ミリ モル)を、塩化2−ブロモプロピオニル(5.7mL、56.5ミリモル)が添加 してある、テトラクロロエタン50mL中のAlCl3(15g、112ミリモ ル)へ(反応混合物の温度が50℃を超えないことを確実にしながら)添加しそ して混合物を45℃で20分間にわたり加熱した。反応物を50℃で5時間にわ たり次いで室温で10時間にわたり攪拌し、150mLの氷上へ注ぎそして濃H Cl0.5mLを添加した。混合物をCH2Cl2で抽出しそして有機層を10% NaOHとH2Oで洗浄し、乾燥し、ろ過しそして蒸発して濃紫赤色の油状物を 得て、それをフラッシュクロマトグラフィー(SiO2、初めに50%ヘキサン −CH2Cl2、次いでCH2Cl2で溶離)により精製して、粘稠性油として[3 −(2−ブロモプロピオニル)−6−メトキシフェニル]酢酸メチル11.6g (収率:66%)(Rf=0.44(SiO2、CH2Cl2))を得た。この物質 (11.4g、36.3ミリモル)をアセト ン70mLに溶解しそして濃HCl 15mL、H2O 20mLを添加しそし て得られた溶液を6時間にわたり還流した。揮発性物質を留去して油/水の混合 物を得てそれを次にCH2Cl2100mL中に溶解した。混合物を飽和NaHC O3水150mLで抽出した。次いで水性液を取り出しそして濃HClでpH= 1に酸性化した。次に水性混合物を急いでCH2Cl2100mLで抽出した。次 いで有機層を乾燥し、ろ過しそして蒸発し、白色固体(Rf=0.6(SiO2、 10%メタノール−CH2Cl2))としての6.0g(64%)を得た。2−メ チル−2−プロパンチオールのナトリウム塩(0.9g、8.82ミリモル)に 水素化ナトリウム(0.25g、11.3ミリモル)と無水テトラヒドロフラン1 5mLを添加しそして混合物を0℃に冷却した。その混合物に無水THF15m Lに溶解した上述の[3−(2−ブロモプロピオニル)−6−メトキシフェニル ]アセテート(1.5g、5.84ミリモル)を10分間にわたり添加した。添加 の後、反応混合物を室温で窒素下18時間にわたり攪拌し、揮発性物質を留去し 、水80mLに溶解しそして水性物をジエチルエーテル100mLで洗浄した。 次いで水相を濃HCl1mLで酸性化し(pH=1)そしてエーテルで抽出した 。有機相を合わせ、乾燥し、ろ過しそして蒸発して1.75gのtert−ブチ ルチオエーテルを得た:このチオエーテルは更に精製しないで使用される。この 材料1.75g(5.64ミリモル)に、DMF2mL、濃酢酸4mLそしてH2 O1mLを添加し た。次いでその溶液に2−ニトロベンゼンスルフェニルクロライド(1.6g、 8.44ミリモル)を添加しそして24時間にわたり攪拌した。揮発性成分を減 圧下除きて油/水の混合物を得た。次にその混合物にH2O 15mLを添加し て氷点まで冷却し、そして一夜にわたり凍結乾燥した。凍結乾燥の後、残存固体 をCH2Cl2中に取りそしてフラッシュクロマトグラフィー(SiO2、(初め にCH2Cl2で、次いで50%ジエチルエーテル−CH2Cl2でそして次に10 %メタノール−CH2Cl2で溶離))により精製して黄色油を単離しそしてそれ は放置すると黄色の結晶性固体(Rf=0.37(SiO2、10%メタノール− CH2Cl2))1.41 ン0.87ミリモル)、CH2Cl250mLとDIEA(6.46ミリモル)をペ プチド合成容器中に入れそして混合物を5分間振とうし次にCH2Cl2で洗浄し た。これにCH2Cl220mLを添加し次いでCH2Cl230mL中の上記から の3−[2−[(2−ニトロフェニル)ジチオ]プロピオニル]−6−メトキシ フェニル酢酸(0.9g、2.2ミリモル)を添加しそして混合物を30秒間にわ たり振とうした。その混合物にジイソプロピルカルボジイミド(DIC)(3. 1mL、2.1ミリモル)を添加しそして混合物を7時間にわたり振とうし、ろ 過し、CH2Cl2、メタノール、そしてCH2Cl2で洗浄 した。その樹脂を真空ポンプ下に数時間置き、黄色固体として最後の樹脂物質を 3.2gを得た。樹脂上のジスルフィドの量は、490nmにおける改善エルマ ン分光光度計測定法により測定した(ジスルフィド0.18ミリモル/樹脂g) 。 33又は54を得るための、単−又は二−酸素置換ブロモベンジルブロマイド 32、又は単−又は二−酸素置換トリアルキルスタンニルベンジルブロマイド5 3の樹脂上への導入:単−又は二−酸素置換ブロモベンジルブロマイド32は、 当業者に周知の方法により製造することができる。例として下記の実施例5を参 照して欲しい。所望される場合のトリメチルスタンニル基は、53を得るために 、ブロモベンゼン32への終わりから2番目の中間体であるトリル化合物(8. 78ミリモル)を、ヘキサメチルジチン(5g、15.26ミリモル)を添加し たトルエン(8.8mL)中、Pd(PPh34(71mg、0.061ミリモ ル)と反応させることにより導入することができる。反応物を120℃で1.5 時間にわたり加熱しそして後処理と精製をして所望の生成物を得た。ベンジルブ ロマイドへの変換は、標準条件下でのNBSとの反応により起こる。 上述の樹脂31(2.3g、0.43ミリモル)へ、DMF150mL、β−メ ルカプトエタノール(0.25mL、3.5ミリモル)とジイソプロピルエチルア ミン(0.4mL、2.3ミリモル)を添加しそして混合物を2−3分間にわたり 振とうし、ろ過しそしてこの操作をBMEとDIEAの 同量を使用して更に2回繰り返した。次いで樹脂を、DMFで5回、メタノール で3回、CH2Cl2で4回そして次にDMFで3回洗浄した。次にその樹脂に、 DMF15mLに溶解した32又は53(1.21ミリモル)を添加し次いでD IEA(0.5mL、2.87ミリモル)を添加しそして混合を6.5時間にわた り振とうし、ろ過しそしてDMFで5回、メタノールで3回そしてCH2Cl2で 6回洗浄した。そして樹脂をポンプ減圧下で乾燥して33又は54をを得た。 34又は55を得るための、アセテート基の除去、側鎖の導入、ベンゾエート 基の除去及び側鎖の導入:樹脂に結合した物質(46.0g、8.3ミリモル)を アセトン(300mL)中に入れそして過剰の2Nの水酸化アンモニウムを添加 しそして溶液を24時間にわたり室温に放置した(Haslam et al.,J.Chem.So c.2137(1964))。樹脂をろ過し、洗浄し、そして下記の一般的なアルキル化スキ ームに処した(Venuti et al.,J.Med.Chem.31,2132(1988))。 要求されるブロマイドは、必要とされるまま又は標準の酸で解離する保護基で 保護されるのを要求する側鎖を持つブロマイドとして市販品で入手できる。又は アルコールであって、当業者に周知の方法により相当するブロマイド又はメシレ ートに変換することを要求されるアルコールは入手可能である。若干例の場合は 、物質は下記の具体例に記載されているような数段階の合成順序により製造され た。 樹脂に結合した物質(46.0g、8.3ミリモル)をCHCl3300mLと MeOH150mLの混合物中に入れそして無水炭酸カリウム(5.0g,36. 18ミリモル)を添加した(溶解性に問題がある場合は、18−クラウン−6を 添加することができる。)。その反応物を50℃で15分間にわたり加熱し、次 いで側鎖のブロマイド(9.24ミリモル)を添加しそして混合物を4時間にわ たり還流した。ろ過の後、残留物を洗浄した。 ベンゾエート基の除去は、ベル(Bell)(Tet.Lett.27,2263(1986))により記 述されたようにして実施された。樹脂に結合した物質(46.0g、8.3ミリモ ル)をトルエン(300mL)中へ入れそしてn−ブチルアミン(3.65g, 50ミリモル)を添加した。混合物を室温で3時間にわたり攪拌し次いで樹脂を ろ過しそして洗浄した。 2番目の官能基を導入のためには、樹脂に結合した物質(46.0g、8.3ミ リモル)をCHCl3300mLとMeOH150mLの混合物中に入れそして 無水炭酸カリウム(5.0g,36.18ミリモル)を添加した(溶解性に問題が ある場合は、18−クラウン−6を添加することができる。)。その反応物を5 0℃で15分間にわたり加熱し、次いで側鎖のブロマイド(9.24ミリモル) を添加しそして混合物を4時間にわたり還流した。ろ過の後、残留物を洗浄した 。 実施例4a 1がC≡Cである式Iの化合物の製造 置換されたフェニルアセチレン35の製造および34から36への転化:置換 されたフェニルアセチレン35を、相当するヨードベンゼン化合物より、Lau et al、J.Org.Chem.,1981,46,2280に記載された一般的方法により製造した。 個別に保護された(differentially protected)ジヒドロキシヨードベンゼン を、ジメトキシアニリン(Aldrich)より、全て標準条件下において、ジアゾ化お よびヨウ素導入に続いてメトキシ基をジメチル化することにより製造した。個別 的な保護はCH2Cl2(30ml)中に溶解されたヨードフェノール(16.0 mmol)より達成した。トリエチルアミン(11.15ml,80mmol) 、無水酢酸(4.55ml、48mmol)およびDMAP(390mg、3. 2mmol)を加えそして16時間攪拌した。蒸発させて乾燥し、そしてこの物 質(12.8mmol)をエタノール(32ml)およびベンゼン(16ml) の混合物中に溶解した。水酸化カリウム(0.72g、12.8mmol)をエ タノール8ml中に溶解し、そして30分間に渡って加えた。30分後反応物を エーテルで希釈し、そして、洗浄、乾燥、および蒸発させた。モノアセテートを CH2Cl2(50ml)およびトリエチルアミン(3.45ml、24.8mm ol)に溶解し、DMA P(0.3g、2.5mmol)および塩化ベンゾイル(1.8ml、15.5 mmol)を加えた。反応を10分間で終了させて、次にCH2Cl2で希釈し、 そして洗浄および乾燥させてモノアセトキシモノベンゾイルオキシヨードベンゼ ンを与えた。この物質(3mmol)をTMS−アセチレン(0.47g、4. 8mmol)、Pd(II)アセテート(10mg)およびトリフェニルホスフ ィン(20mg)と一緒に無水(dry)トリエチルアミン(5ml)中に置いた 。混合物を4時間還流加熱し、冷却し、固体をろ過により取り除き、ろ過物を濃 縮し、炭酸水素ナトリウム(20ml)と混合し、CH2Cl2で抽出し、乾燥お よび濃縮してTMSフェニルアセチレンを与えた。この物質(2mmol)を、 THF(8ml)中に溶解しそしてテトラブチルフッ化アンモニウム(3ml、 THF中で1M)を加えそして3時間室温において攪拌することにより、遊離し たアセチレンに転化した。標準的な仕上げの後に、所望の置換されたフェニルア セチレン35を得た。 樹脂に結合したベンジルブロマイド34(16.5g,3mmol)をDMF (30ml)中に懸濁させそしてトリエチルアミン(6ml)を無水(dry)ト リエチルアミン(5ml)中のアセチレン35(8mmol)、Pd(II)ア セテート(20mg)、およびトリフェニルホスフィン(40mg)と一緒に加 えた。混合物を4時間還流加熱し、そして冷却、ろ過、お よび標準的な方法で洗浄して36を与えた。 実施例4b 1はCH2である式Iの化合物の製造 ベンジルブロマイド56の製造および55から57への転化:置換されたベン ジルブロマイド56は、相当するモノアセトキシ−モノベンジルオキシトルエン をN−ブロム酢酸アミドと標準条件下において反応させることにより製造した。 モノアセトキシ−モノベンジルオキシトルエンを順番に相当するジヒドロキシト ルエンより上記のフェニルアセチレン35を製造するのに使用したものと同一の 保護スキームにより製造した。 55から57へ転化するために、Milstein and Stille(JACS(1979)101,4992) の一般的な操作を使用した。樹脂に結合した55(5.5g、1mmol;上記 の方法により製造した)をヘキサメチルホスホルアミド10ml中に懸濁させた 。これに、ベンジルクロロビス(トリフェニル−ホスフィン)−パラジウム(I I)(0.05mmol)ベンジルブロマイド56(5mmol)を加えた。6 5℃に10時間加熱し、そして冷却、ろ過しさらに通常の方法で洗浄した。 38、40、42、59の反応の終了 アセテート基の除去、側鎖の導入、ベンゾエート基の除去、および側鎖の導入 により37もしくは58を与えた:樹脂に結合した物質(4.6g 0.83m mol)をアセトン(20ml)中に置き、そして過剰の2N 水酸化アンモニウムを加えそして溶液を室温に24時間放置した(Haslam et al. ,J.Chem.Soc.,2137(1964))。樹脂をろ過、洗浄し、そして以下の一般のアルキル 化反応を行った(Venutri et al.,J.Med.Chem.31,2132(1988))。 所望される臭化物は商業的に入手可能なものであるかもしくは標準酸反応性保 護基による保護を要求する側鎖を有する臭化物である。他方、相当する臭化物も しくはメシレートへの転化を必要とするアルコールは、当業者に知られている方 法により入手可能である。いくつかの場合、臭化物もしくはメシレートはいくつ かの段階を経て、例えば以下に記載される特定の実施例のような合成操作を介し て製造される。 樹脂に結合した物質(4.6g、0.83mmol)を、CHCl320ml 、MeOH10mlの混合物中に置き、そして粉末状の無水炭酸カリウム(3. 6mmol)を加えた(もし溶解度に問題がある場合は18−クラウン−6が加 えられ得る。)。反応物を50℃において15分間加熱し、その後側鎖臭化物( 0.92mmol)を加えそして混合物を4時間還流した。ろ過の後に、残渣を 洗浄した。 ベンゾエートの除去はBellにより記載されたようにして行った(Tet.Lett.,27, 2263(1986))。樹脂に結合した物質(4.6g、0.83mmol)をトルエン (10ml)中に置きそしてn−ブチルアミン(5.0mmo l)を加えた。混合物を室温で3時間攪拌し続いてろ過しそして樹脂を洗浄した 。 第二の官能基を導入するために、樹脂に結合した物質(4.6g、0.83m mol))をCHCl320ml、MeOH 10mlの混合物中に置きそして 粉末状の無水炭酸カリウム(3.6mmol)を加えた(もし溶解度に問題があ る場合は18−クラウン−6が添加され得る。)。50℃において15分間加熱 し、その後側鎖臭化物(0.92mmol)を加えそして混合物を4時間還流し た。ろ過の後に、残渣を洗浄した。 アセチレン37からオレフィン39への還元: アセチレンから相当するオレフィンへのこの選択的な還元は、Org.Syn.Coll.,V ol.V,880に記載されたようにしてリンドラー触媒を使用して達成された。 ヘキサン10ml中の樹脂に結合した37(5.5g、1mmol)に、リン ドラー触媒10mgおよびキノリン50mlを加えた。反応容器を排気しそして わずかに加圧した水素ガス下に3時間置き、ろ過および洗浄して39を与えた。 オレフィン39からエチレン同族体41への還元:酢酸エチル10ml中の樹 脂に結合した39(5.5g、1mmol)に、Pd(OAc)250mgを置 きそして加圧された水素ガスに6時間暴露させた。混合物をろ過しそして標準の 方法により洗浄して41を得た。 37、39、41および58からの保護基の除去:樹 脂に結合した物質(11.0g、2mmol)をCH2Cl2(100ml)中に 置きそしてトリフルオロ酢酸(0.5ml)を加えた。混合物を室温において1 時間攪拌しそしてその後樹脂をろ過および洗浄した。 樹脂から最終生成物を取り除き38、40、42および59を得た:樹脂(3 .0g、0.6mmol)をアセトニトリル25ml中に懸濁させた。攪拌した 混合物を窒素雰囲気下においてレイオネット光化学反応機(Rayonet photochemic al reactor)(最大波長が350nmである、16個のブラックライト蛍光電球 よりなる)を使用して4時間照射した。 照射後、混合物をろ過して所望の溶液中の生成物38、40、42および59 を与えた。 実施例5 1−[4−メチル−3−エトキシグアニジノフェニル]−2−[3’−エトキシ ベンジル−5’−エトキシグアニジノフェニル]エタン(70)および(4−メ チル−3−エトキシグアニジノフェニル)−(3’−エトキシベンジル−5’− エトキシグアニジノフェニル)メタン(87)の製造 以下のスキームVI、スキームVIaおよび操作は、表題化合物の製造を説明 するものである。 2−アセトキシ−4−ブロモベンジルブロマイド、60もしくは2−アセトキ シ−4−トリメチルスタニルベンジルブロマイド、81を樹脂31上に導入して 61もしくは82を与える:樹脂31は上記実施例3において記載されたように して製造された。 出発物質60および81は商業的に入手可能な物質より、有機合成の当業者に よく知られている反応により製造された。例えば、2−アセトキシ−4−ブロモ ベンジルブロマイドは2−メチル−5−ニトロアニリン(Aldich)より、標準条 件下におけるジアゾ化により製造された。ジアゾ化合物を酢酸中において1時間 80℃においてChem.Lett.,1991,459に記載されているようにして加水分解して 相当するアセトキシ化合物を与えた。臭素は、ニトロ還元、ジアゾ化、臭素置換 を介して標準条件下において導入し、そして最終的に所望の生成物を標準条件下 においてN−ブロモスクシンイミドで臭素化することより得た。 相当するトリメチルスタニル誘導体81は、上記の前末端中間体、2−アセト キシ−4−ブロモトルエンより製造された。トリメチルスタニル基は、ブロモト ルエン(2.0g、8.78mmol)を、Pd(PPh34(71mg、0. 061mmol)が入っている乾燥した(dry)フラスコ中に置くことにより導 入された。トルエン(8.8ml)を加えその後へキサニスズ(5g,15.2 6mmol)を注射器を介 して加えた。反応を120℃まで1.5時間加熱した。冷却し、セライトを通し てろ過し、そして蒸発させた。残渣をエーテル中に溶解しそして50%KF50 mlで3回洗浄した。有機層をNa2SO4で乾燥させそして蒸発させて、精製後 所望の生成物(77%収量)を与えた。最終的に臭化ベンゼンを標準条件下にお いてNBSとの反応により導入した。 樹脂31(2.3g、0.43mmol)を無水DMF45ml中に懸濁させ た。DMF15ml、b−メルカプトエタノール(0.25ml、3.5mmo l)およびジイソプロピルエチルアミン(0.4ml、2.3mmol)を加え そして混合物を2ないし3分間搖さぶり、ろ過し、そして同一の量のBMEおよ びDIEAを使用して操作を2回以上繰り返した。樹脂をその後DMFで5回、 メタノールで3回、CH2Cl2で4回洗浄し、そしてその後DMFで3回洗浄し た。この樹脂に、その後DMF15ml中に溶解した60(0.42g、1.2 1mmol)を加え、そしてDIEA(0.5ml、2.87mmol)を加え そして混合物を6.5時間揺さぶり、ろ過しそしてDMFで5回、メタノールで 3回およびCH2Cl2で6回洗浄した。樹脂をその後真空ポンプ下において乾燥 させて2.2gの61を与えた。同一の操作を81から82への転化に使用した 。 アセテート基の除去、側鎖の導入により62および83を与えた: 樹脂に結合した物質61(4.6g 0.83mmol)をアセトン(30m l)中に置きそして過剰の2N水酸化アンモニウムを加えそしてその溶液を室温 に24時間放置した(Haslam et al.,J.Chem.Soc.,2137(1964))。樹脂をろ過、洗 浄し、そして以下の一般のアルキル化反応させた(Venutri et al.,J.Med.Chem.3 1,2132(1988))。 樹脂に結合した物質(4.6g、0.83mmol)を、CHCl330ml 、MeOH15ml混合物中に置き、そして粉末状の無水炭酸カリウム(0.5 g、3.62mmol)を加えた。反応物を50℃において15分間加熱し、そ の後(2−N−PMC−グアニジノ)−(1−メタンスルホニル)エタノール( 0.92mmol、以下の製法を参照)を加えそして混合物を4時間還流した。 ろ過の後に、残渣を標準的な方法で洗浄した。THF(10ml)中のこの物質 に、テトラブチルフッ化アンモニウム(THF中1Mの溶液、2.0ml)を加 え、そして反応を室温で3時間攪拌した。ろ過および洗浄後、62が得られた。 同一の操作を82から83へ転化するのに使用した。 (2−N−PMC−グアニジノ)−(1−メタンスルホニル)エタノールの製 造: エタノールアミン(10.0g、0.163mol)をCH2Cl2(250m l)に溶解しそしてイミダゾール(24.41g、0.358mol)を加えた 。 0℃まで冷却しそしてTBDMSCl(27.14g、0.18mol)を加 えた。混合物を0℃において2時間攪拌し、その後室温でさらに2時間攪拌した 。酢酸エチル(500ml)を加えそして混合物を0.5MのH2SO4(400 ml)、飽和したNaHCO3(400ml)および飽和したNaCl(400 ml)で洗浄し、そして乾燥、蒸発し、このようにして得られる物質(12.0 g、収量42%)を使用した。ホルムアミドスルホン酸(1.0g、8.05m mol);Tet.Lett.,29,3183,(1988)および上記の物質(1.41g、8.05 mmol)を無水(dry)メタノール(10ml)中に溶解しそして室温におい て2時間攪拌した。 溶媒を真空中で取り除きそして生成物をアセトン(27ml)に溶解し、水( 7ml)およびNaOH(10ml、3.2M)を加えた。0℃に冷却しそして PMCCl(3.66g、Raylo Chemicals,Alberta,Canada)をアセトン(8m l)中に加えた。1時間0℃において攪拌した後に、反応物を酢酸エチルで希釈 し、各々1回ずつ25mlの飽和したNH4Cl、水、および飽和したNaCl で洗浄し、乾燥および蒸発させた。生成物をフラッシュクロマトグラフィー(シ リカ、ヘキサン/酢酸エチル1:1)により精製して、所望の生成物1.71g (46%)を与えた。 生成物(0.57g、1.23mmol)をTHF(10ml)中に溶解し、 0℃に冷却しおよびテトラブチ ルフッ化アンモニウム(371mg、1.42mmol)を加えた。30分後、 酢酸エチルで希釈し、各々1回ずつ25mlの飽和したNH4Cl、水、および 飽和したNaClで洗浄し、乾燥および蒸発させた。生成物をフラッシュクロマ トグラフィー(シリカ、CH2Cl2/メタノール:19:1)により精製して、 所望の生成物0.43g(94%)を与えた。 この物質(64mg、0.186mmol)をCH2Cl2(2ml)中に溶解 し、0℃に冷却しおよびDMAP(2.2mg)を加えた。メタノスルホニルク ロリド(35.6mg、0.204mmol)を加えてそして反応を20分後完 了させた。混合物の蒸発に続いて、精製を行い(シリカ、CH2Cl2)所望の生 成物95mg(収量の92%)を与えた。 2置換されたフェニルアセチレン63の製造およびジフェニルアセチレン64 の生成: 3,5−ジヒドロキシヨードベンゼンを3,5−ジメトキシアニリン(Aldrich) より、全て標準条件下において、ジアゾ化およびヨウ素導入に続いてメトキシ基 をジメチル化することにより製造した。この物質(3.78g、16.0mmo l)をCH2Cl2(30ml)中に溶解した。トリエチルアミン(11.15m l,80mmol)、無水酢酸(4.55ml、48mmol)およびDMAP (390mg、3.2mmol)を加えそして16時間攪拌した。蒸発させて乾 燥し、そしてヘ キサン:酢酸エチル(4:1)で希釈したシリカゲルのプラグに通して所望の生 成物を与えた。この物質(12.8mmol)をエタノール(32ml)および ベンゼン(16ml)の混合物中に溶解した。水酸化カリウム(0.72g、1 2.8mmol)をエタノール8ml中に溶解しそして30分間に渡って加えた 。30分後エーテルで希釈し、そして、0.5N H2SO4、飽和したNaHC O3および飽和したNaClで洗浄し、Na2SO4上で乾燥し、そして蒸発させ た。生成物をトルエンより再結晶させて、モノアセテート86%収量を与え、そ れをCH2Cl2(50ml)およびトリエチルアミン(3.45ml、24.8 mmol)に溶解し、DMAP(0.3g、2.5mmol)および塩化ベンゾ イル(1.8ml、15.5mmol)を加えた。反応を10分間で終了させて 、次にCH2Cl2で希釈し、そして飽和したNH4Cl、飽和したNaHCO3お よび飽和したNaClで洗浄した。溶液を乾燥させ(Na2SO4)そして蒸発さ せた。精製はシリカクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル 19:1)を 介して行うことにより所望の3−アセトキシ−5−ベンゾイルオキシ−ヨードベ ンゼン4.4g(収量の95%)を与えた。 置換されたフェニルアセチレン63をこのヨードベンゼンよりLau et al.(J.O rg.Chem.,1981,46,2280)に記載された一般の操作により製造した。 ヨードベンゼン(1.15g、3mmol)をTMS−アセチレン(0.47 g、4.8mmol)、Pd(II)アセテート(10mg)、およびトリフェ ニルホスフィン(20mg)と一緒に無水(dry)トリエチルアミン(5ml) 中に置いた。混合物を4時間還流加熱し、冷却し、固体をろ過により取り除き、 ろ過物を濃縮し、炭酸水素ナトリウム(20ml)と混合し、CH2Cl2で抽出 し、乾燥、および濃縮してTMSフェニルアセチレンを与えた。この物質を、T HF(8ml)中に溶解しそしてテトラブチルフッ化アンモニウム(3ml、T HF中で1M)を加えそして3時間室温において攪拌することにより、遊離した アセチレンに転化した。標準的な仕上げの後に、所望の置換されたフェニルアセ チレン63を得た。 樹脂に結合したベンジルブロマイド62(5.5g、1mmol)をDMF( 10ml)中に溶解した。この懸濁液に、無水(dry)トリエチルアミン(5m l)中のアセチレン63(0.85g、3mmol)、Pd(II)アセテート (10mg)、およびトリフェニルホスフィン(15mg)が加えられた。混合 物を4時間還流加熱し、冷却し、そして標準的な方法で洗浄することにより64 を与えた。 ベンジルブロマイド84の製造および83から85への転化:置換されたベン ジルブロマイド56を相当する3−アセトキシ−5−ベンジルオキシトルエンよ りN− ブロム酢酸アミドと標準条件下において反応させることにより製造した。3−ア セトキシ−5−ベンジルオキシトルエンを順番にオルチノール(Aldrich)より上 記のフェニルアセチレン63を製造するのに使用された同一の保護スキームによ り製造した。 83から85へ転化するために、Milstein and Stille(JACS(1979)101,4992) の一般的な操作を使用した。樹脂に結合した83(5.5g、1mmol;上記 の方法により製造した)をヘキサメチルホスホルアミド10ml中に懸濁させた 。これに、ベンジルクロロビス(トリフェニル−ホスフィン)−パラジウム(2 )(0.05mmol)およびベンジルブロマイド84(1.75g、5mmo l)を加えた。反応物を10時間65℃に加熱、冷却、ろ過および通常の方法で 洗浄して85を与えた。 以下の条件が64および85に適用されて65および86を与えた。 アセテート基の除去、側鎖の導入、ベンゾエート基の除去、および側鎖の導入 により65もしくは86を与えた:樹脂に結合した物質(4.6g 0.83m mol)をアセトン(30ml)中に置きそして過剰の2N水酸化アンモニウム を加えそして溶液を室温に24時間放置した(Haslam et al.,J.Chem.Soc.,2137( 1964))。樹脂をろ過、洗浄し、そして以下の一般のアルキル化反応させた(Venut ri et al.,J.Med.Chem.31,213 2(1988))。 樹脂に結合した物質(4.6g、0.83mmol)を、CHCl330ml 、MeOH15mlの混合物中に置き、そして粉末状の無水炭酸カリウム(0. 5g、3.6mmol)を加えた。反応物を50℃において15分間加熱し、そ の後(2−ブロモエチル)ベンゼン(171mg、0.92mmol、Aldrich )を加えそして混合物を4時間還流した。ろ過の後に、残渣を洗浄した。ベンゾ エートの除去はBellにより記載されたようにして行った(Tet.Lett.,27,2263(198 6))。樹脂に結合した物質(4.6g、0.83mmol)をトルエン(30m l)中に置きそしてn−ブチルアミン(0.37g、5.0mmol)を加えた 。混合物を室温で3時間攪拌し続いてろ過しそして樹脂を洗浄した。 第二の官能基を導入するために、樹脂に結合した物質(4.6g、0.83m mol))をCHCl330ml、MeOH15mlの混合物中に置きそして粉 末状の無水炭酸カリウム(0.5g、3.6mmol)を加えた。50℃におい て15分間加熱し、その後(2−N−PMC−グアニジノ)−(1−メタンスル ホニル)エタノール(0.92mmol、上記の製造参照)を加えそして混合物 を4時間還流した。ろ過の後に、標準的な方法で残渣を洗浄した。 アセチレン65からオレフィン67への還元: この選択的なアセチレンから相当するオレフィンへの還 元は、Org.Syn.Coll.,Vol.V,880に記載されたようにしてリンドラー触媒を使用 して達成された。 ヘキサン10ml中の樹脂に結合した65(5.5g、1mmol)に、リン ドラー触媒10mgおよびキノリン50mlを加えた。反応容器を空にしそして わずかに加圧した水素ガス下に3時間置き、ろ過および洗浄して67を与えた( Z−オレフィンのみが与えられることが期待される)。 オレフィン67からエチレン同族体69への還元:酢酸エチル10ml中に懸 濁した樹脂に結合した67(5.5g、1mmol)に、Pd(OAc)250 mgを加えそして反応を加圧された水素ガスに1時間暴露させた。混合物をろ過 しそして標準の方法により洗浄して69を得た。 保護基の除去:樹脂に結合した物質(11.1g、2mmol)をCH2Cl2 (100ml)中に置きそしてトリフルオロ酢酸(2.0ml)を加えた。混合 物を室温において1時間攪拌しそしてその後樹脂をろ過および洗浄した。 樹脂から最終生成物を取り除いて66、68、70および87を得た:樹脂に 結合した物質(3.3g、0.6mmol)をアセトニトリル50ml中に懸濁 させた。 攪拌した混合物を窒素雰囲気下においてライネット光化学反応機(最大波長が 350nmである、16個のブ ラックライト蛍光電球よりなる)を4時間使用して照射した。照射後、混合物を ろ過して所望の溶液中の生成物66、68、70および87を与えた。 実施例6 タンパクキナーゼCのアフィニティー測定 タンパクキナーゼCの阻害能力について、例えばA.C.McArdle and P.M.Conn,M ethods in Enzymology(1989)168,287-301およびU.kikkawa et al.Biochem.Bioph ys.Res.Commum.(1986),135,636-634に記載された幅広く使用されている操作に従 い、ラットの脳を酵素源として使用して本発明の化合物を試験した。他には、タ ンパクキナーゼCの活性は、P.Basta et al.,Biochim.Biophys.Acta.(1992)1132 ,154-160において記載された、精製されたヒトタンパクキナーゼCを使用する ことにより測定した。 実施例7 膜受容体アフィニティー測定 A ブラジキニン受容体 本発明に従って製造された化合物のブラジキニン受容体のアフィニティーは、 S.G.Farmer et al.,J.Pharmacol.Exp.Ther.(1989)248,677において記載されたギ ネアピジレアル膜(guinea pigileal membrane)から[3H]ブラジキニン結合を 置き換える能力を試験することにより測定した。 B 他の受容体 本発明の化合物の受容体アフィニティーを試験するための一般的な有効な方法 は、H.I.Yamamura et al.,Methods in Neurotaransmitter Receptor Analysis,R aven Press,1990において記載されている。 実施例8 目的酵素との内部反応の測定 A.アンギオテンシン転化酵素 酵素を転化するアンギオテンシン転化酵素を阻害する、本発明の化合物の能力 を測定するために有用な方法は、J.W.Ryan,Methods in Enzymology(1988)164,19 4-211において記載されている。 B.ホスホリパーゼA2 本発明の化合物のホスホリパーゼA2を阻害する効力を試験するための有用な 操作は、J.Reynolds et al.,Methods in Enzymology(1991)197,3-23において記 載されている。 実施例9 イオンチャンネル結合の測定 キセノプスオチツ(Xenopus oocytes)は、イオンチャンネルおよび受容体研究 のための道具として良く知られている。A.L.Buller and M.M.Whiteは、本発明の 化合物と種々のイオンチャンネルもしくは受容体の間の内部反応を測定するのに 有用な方法を記載している。Methods in Enzymology(1992)207,368-375において 記載されている。 実施例10 転写開始ファクター効果 J.M.Gottesfeldは、本発明の化合物の能力を分析するのに適した操作を記載し ている参考文献の例である。Methods in Enzymology(1977)170,346-359において 記載されている。 本明細書中で挙げられた全参考文献の開示は、その参考文献の全体中に組み込 まれている。
【手続補正書】特許法第184条の7第1項 【提出日】1994年12月5日 【補正内容】 請求の範囲 1.全てが、一般式 (式中、R1、R2、R3、R4、R13およびR14はおのおの独立して、OR7、 SR8、NR910、炭素原子数1ないし6のアルキル−C(O)NR1112、ま たはCNを表し; R6は水素原子または を表し; R5は水素原子、フェニル基または置換されたフェニル基を表し; R7、R8、R9、R10、R11およびR12はおのおの独立して、水素原子、炭素 原子数1ないし6のアルキル基、炭素原子数1ないし6のアルキル−CO2I5 、アリール基、アリールアルキル基、メトキシ基を除く炭素原子数1ないし6の アルキル−OR16、炭素原子数1ないし6のアルキル−NR1718、炭素原子数 1ないし6のアルキル−NHC(NH)NH2、または炭素原子数1ないし6の アルキル置換複素環を表し; R15、R16、R17およびR18は、おのおの独立して、水素原子または炭素原子 数1ないし6のアルキル基を表す。)で表される化合物のユニバーサルライブラ リーを連続的に製造する方法であって、 a)固体相支持体に結合された開裂可能なリンカーを有する該固体相支持体を 準備し; b)一般式: (式中、Lは上記開裂可能なリンカーに結合できる部分であり、ならびにXは 第二のスカホールドへの共有結合を促進できる部分である。)で表される第一の スカホールドを準備し; c)第一のスカホールドを上記リンカーに結合させ; d)一般式 (式中、YはXと反応して第一のスカホールドおよび第二のスカホールドを共 有結合させる部分である。)で表される第二のスカホールドを準備し; e)上記第一のスカホールドおよび第二のスカホールドを結合させて上記リン カーに連結した式Iに示される化合物を形成させ;ならびに f)上記式Iの化合物を上記リンカーから開裂させる段階からなる方法。 2.段階(b)が一般式 (式中、P1およびP2は保護基を表す。)で表される基本化合物を準備するこ とを含み;ならびに 段階(c)が上記リンカーに上記基本化合物を結合させる後であるがステップ (c)の前に、上記保護基を除去しおよび官能基で置換して第一のスカホールド 形成させることを含む、請求項1に記載の方法。 3.段階(d)が、式 (式中、P3およびP4は保護基を表す。)で表される第二の基本化合物を準備 することを含み;ならびに 段階(e)が上記第一のスカホールドおよび第二の基本化合物に結合させる後 であるがステップ(f)の前に、上記保護基を除去し、および官能基で置換して 第二のスカホールドを形成させることを含む、請求項2に記載の方法。 4.段階(b)が式 で表される基本化合物を準備し;ニトリル部分を加水分解してカルボキシル部分 にし;そして上記基本化合物をアミンと反応させて、R1およびR2がおのおのC (O)NR1112である第一のスカホールドを生成させることを含む、請求項1 に記載の方法。 5.段階(d)が式 で表される第二の基本化合物を準備し;ニトリル部分を加水分解してカルボキシ ル部分にし;そして上記第二の基本化合物をアミンと反応させて、R3およびR4 がおのおのC(O)NR1112である第二のスカホールドを生成させることを含 む、請求項4に記載の方法。 6.前記固体相支持体がメリフィールド樹脂である請求項1に記載の方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI A61K 31/19 9455−4C A61K 31/19 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,MW,SD),AM,AT, AU,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C Z,DE,DK,ES,FI,GB,GE,HU,JP ,KE,KG,KP,KR,KZ,LK,LT,LU, LV,MD,MG,MN,MW,NL,NO,NZ,P L,PT,RO,RU,SD,SE,SI,SK,TJ ,TT,UA,UZ,VN (72)発明者 ハンゴーラー,デイヴィッド,ガリー,ジ ュニア. アメリカ合衆国,ニューヨーク州 14051 イースト アムハースト,ヒドゥン オ ーク ドライヴ 8431 (72)発明者 ヘッジガー,マーク,エドワード アメリカ合衆国 マサチューセッツ州 01752―2545 マールボロ,ブライアーウ ッド レーン 36―7

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.約200ないし約1000ダルトンの分子量を有する化合物のユニバーサル ライブラリー(universal library)を製造し; ユニバーサルライブラリーからの化合物を所定の生物学的標的に接触させおよ び 該化合物および生物学的標的間の相互作用の強さを決定することからなる、所 望の生物学的有用性を有する非ペプチド低分子量化合物を製造および選択する方 法。 2.前記化合物が約300ないし約600ダルトンの分子量を有する、請求項1 に記載の方法。 3.前記ユニバーサルライブラリー中の前記化合物がおのおの式 〔式中、M1およびM2は、独立して、単結合またはCRR’、CRR’CRR ’、CR=CR’またはC≡C(式中、RおよびR’は独立して、Hまたは炭素 原子数1ないし6のアルキル基を表す。)を表し; X1、Y1およびZ1は、CH、CHCH、O、S、NおよびNHのいずれかの 許容し得る組合せを表すが、但 し、少なくとも1つにおいてCHまたはCHCHでありおよび1つ以下がCHC Hであり; X2、Y2およびZ2は、CH、CHCH、O、S、NおよびNHのいずれかの 許容し得る組合せを表すが、但し、少なくとも1つにおいてCHまたはCHCH でありおよび1つ以下がCHCHであり; WはHまたは を表し; X3,Y3およびZ3は、CH、CHCH、O、S、NおよびNHのいずれかの 許容し得る組合せを表すが、但し、少なくとも1つにおいてCHまたはCHCH でありおよび1つ以下がCHCHであり; VはH、炭素原子数1ないし6のアルキル基、ハロ基、(炭素原子数0ないし 4のアルキル)OH、(炭素原子数0ないし4のアルキル)SH、(炭素原子数 0ないし4のアルキル)NRRまたは(炭素原子数0ないし4のアルキル)CO2 R(基中、RはHまたは炭素原子数1ないし6のアルキル基を表す。)を表す 。〕で表されるスカホールド(scaffold)を含む請求項2に記載の方法。 4.少なくとも1つの官能基を第一のスカホールド分子に連結させ、第二のスカ ホールド分子を第一のスカホール ド分子に連結させ、そして少なくとも1つの官能基を第二のスカホールド分子に 連結させることからなる方法により、ユニバーサルライブラリーを製造する請求 項2に記載の方法。 5.さらに、第三スカホールド分子を第一または第二のスカホールド分子に連結 させ、そして少なくとも1つの官能基を第三のスカホールド分子に連結させるこ とからなる、請求項4に記載の方法。 6.第一のスカホールド分子がフェニル環である請求項4に記載の方法。 7.第二のスカホールド分子がフェニル環である請求項4に記載の方法。 8.第一、第二および第三スカホールド分子がフェニル環である請求項4に記載 の方法。 9.前記ユニバーサルライブラリー中の前記化合物が、式: 〔式中、 X1、Y1およびZ1は、CH、CHCH、O、S、NおよびNHのいずれかの 許容し得る組合せを表すが、但し、少なくとも1つにおいてCHまたはCHCH であり および1つ以下がCHCHであり; X2、Y2およびZ2は、CH、CHCH、O、S、NおよびNHのいずれかの 許容し得る組合せを表すが、但し、少なくとも1つにおいてCHまたはCHCH でありおよび1つ以下がCHCHであり; WはHまたは を表し; Y3,Y3およびZ3は、CH、CHCH、O、S、NおよびNHのいずれかの 許容し得る組合せを表すが、但し、少なくとも1つにおいてCHまたはCHCH でありおよび1つ以下がCHCHであり; M1およびM2は、独立して、単結合またはCR8485、CR8485CR8485 、CR84=CR85またはC≡Cを表し; VはH、炭素原子数1ないし6のアルキル基、ハロ基、(炭素原子数0ないし 4のアルキル)OH、(炭素原子数0ないし4のアルキル)SH、(炭素原子数 0ないし4のアルキル)NR2223または(炭素原子数0ないし4のアルキル) CO276を表し; A1,A2,A3,A4,A5およびA6は、独立して、O,S,NR60;あるいは 炭素原子数0ないし6のアル キルC(O)NR21として存在しないかもしくは存在するが、但し少なくとも3 つは存在し; R1,R2,R3,R4,R5およびR6は、独立して、H、炭素原子数0ないし 6のアルキルCOR15、炭素原子数1ないし6のアルキルR1617、メトキシメ チル基を除く炭素原子数1ないし6のアルキルOR24、炭素原子数1ないし6の アルキルNR2526、炭素原子数0ないし6のアルキルNR80C(NR81)NR8283、炭素原子数1ないし6のアルキルインドールまたは炭素原子数0ないし 6のアルキル−Dを表し; Dは1または多数の縮合された飽和または不飽和5もしくは6員の環状炭化水 素または1以上のO、NまたはS原子を含む複素環系のいずれかであり、それら は未置換であるか、または炭素原子数1ないし6のアルキル基、NR78、OR9 、SR10もしくはCOR11、ハロゲン原子、CF3から選択された1ないし4の 置換基の許容され得る組合せにより置換されており; R7、R8、R9、R10、R19、R20、R21、R22、R23、R60、R80、R81、 R82、R83、R84およびR85は、独立して、Hまたは炭素原子数1ないし6のア ルキル基を表し; R12、R13、R14、R16、R17、R18、R24、R25、R26およびR76は、独立 して、H、炭素原子数1ないし6のアルキル基、フェニル基または置換されたフ ェニル基を表し; R11はOR12またはNR1314を表し; R15はOR18またはNR1920を表す。〕で表され、あるいはそれらのいずれ かの薬学的に有用な塩で表される請求項1に記載の方法。 10.前記ライブラリー中の前記化合物が以下の式 〔式中、 M1は、単結合またはCH2、CH2CH2、CH=CHまたはC≡Cを表し; V1はH、CH3、OHまたはCH2OHを表し; A7、A8、A9およびA10は、独立して、Oとして不在であるか存在し、但し 3つはOであり;そしてR30、R31、R32およびR33は、独立して、OH、NH2 、CO2H、フェニル基、置換されたフェニル基、CONH2、NR80C(NR8 1 )NR8283(基中、R80ないしR83はHまたは炭素原子数1ないし4のアル キル基を表す。)、炭素原子数1ないし6のアルキル基、イミダゾール基または インドール基を表す。〕で表される請求項9に記載の方法。 11.前記ライブラリー中の前記化合物が、以下の式 〔式中、 M1は、単結合またはCH2、CH2CH2、CH=CHまたはC≡Cを表し; BおよびB’はH、O(CH2)nNR40C(NR41)NR4261またはO(CH2 )n'NR4344(基中、R40,R41,R42,R43,R44およびR61は、独立して 、Hまたは炭素原子数1ないし3のアルキル基を表し; nおよびn’は2または3を表す。)を表すが、但しBおよびB’のうち1つ はHを表し; Eは (XはCH、N、NH、OまたはSを表し;nは1ないし3を表し;およびn ’は1または2を表す。)を表し; F,F’およびF”はH、O(CH2)nNR45C(NR46 )NR4762またはO(CH2)n'NR4849(基中、R45,R46,R47,R48 ,R49,およびR62は、独立して、Hまたは炭素原子数1ないし3のアルキル基 を表しおよびnおよびn’は2または3を表す。)を表すが、但し、F,F’お よびF”のうち2つはHを表し; GおよびG’はH、O(CH2)nOR50、または (基中、X’はCH、N、NH、OまたはSを表し; R50はHまたは炭素原子数1ないし3のアルキル基を表し; R51はH、炭素原子数1ないし3のアルキル基、ハロゲン原子、OHまたはO −炭素原子数1ないし3のアルキル基を表し; nは1ないし3を表し;およびn’は1または2を表す。)を表すが、但し、 GおよびG’の1つがHを表す。〕で表される請求項9に記載の方法。 12.前記ライブラリー中の前記化合物が以下の式 {式中、M1は単結合またはCH2、CH2CH2、CH=CHまたはC≡Cを表 し; J、J’およびMは、独立して、O(CH2n50C(NR51)NR5265ま たはO(CH2)n'5354(基中、R50、R51、R52、R53、R54およびR65は 、独立して、Hまたは炭素原子数1ないし3のアルキル基を表し、ならびにnお よびn’は、独立して、2ないし3を表す。)を表し; QおよびQ’はHまたはO(炭素原子数1ないし4のアルキル)T 〔基中、Tは炭素原子数1ないし6のアルキル基、CO255、OR56または (基中、X7はCH、N、NH、SまたはOを表し; n"'は1または2を表し;UはH、炭素原子数1ないし6のアルキル基、ハロ ゲン原子、CF3またはOR57を表し;ならびに R55、R56およびR57は、独立して、Hまたは炭素原子数1ないし6のアルキ ル基を表す。)を表す。〕を表すが;但しQまたはQ’がHを表す。}で表され る請求項9に記載の方法。 13.以下の式 〔式中、 X1、Y1およびZ1は、CH、CHCH、O、S、NおよびNHのいずれかの 許容し得る組合せを表すが、但し、少なくとも1つにおいてCHまたはCHCH でありおよび1つ以下がCHCHであり; X2、Y2およびZ2は、CH、CHCH、O、S、NおよびNHのいずれかの 許容し得る組合せを表すが、但し、少なくとも1つにおいてCHまたはCHCH でありおよび1つ以下がCHCHであり; WはHまたは を表し; X3,Y3およびZ3は、CH、CHCH、O、S、NおよびNHのいずれかの 許容し得る組合せを表すが、但し、少なくとも1つにおいてCHまたはCHCH でありおよび1つ以下がCHCHであり; M1およびM2は、独立して、単結合または CR8485、CR8485CR8485、CR84=CR85またはC≡Cを表し; VはH、炭素原子数1ないし6のアルキル基、ハロ基、(炭素原子数0ないし 4のアルキル)OH、(炭素原子数0ないし4のアルキル)SH、(炭素原子数 0ないし4のアルキル)NR2223または(炭素原子数0ないし4のアルキル) CO276を表し; A1,A2,A3,A4,A5およびA6は、独立して、O,S,NR60;あるいは 炭素原子数0ないし6のアルキルC(O)NR21として存在しないかもしくは存 在するが、但し少なくとも3つは存在し; R1,R2,R3,R4,R5およびR6は、独立して、H、炭素原子数0ないし 6のアルキルCOR15、炭素原子数1ないし6のアルキルR1617、メトキシメ チル基を除く炭素原子数1ないし6のアルキルOR24、炭素原子数1ないし6の アルキルNR2526、炭素原子数0ないし6のアルキルNR80C(NR81)NR8283、炭素原子数1ないし6のアルキルインドールまたは炭素原子数0ないし 6のアルキル−Dを表し; Dは1または多数の縮合された飽和または不飽和5もしくは6員の環状炭化水 素または1以上のO、NまたはS原子を含む複素環系のいずれかであり、それら は未置換であるか、または炭素原子数1ないし6のアルキル基、NR78、OR9 、SR10もしくはCOR11、ハロゲン原子、CF3から選択された1ないし4の 置換基の許 容され得る組合せにより置換されており; R7、R8、R9、R10、R19、R20、R21、R22、R23、R60、R80、R81、 R82、R83、R84およびR85は、独立して、Hまたは炭素原子数1ないし6のア ルキル基を表し; R12、R13、R14、R16、R17、R18、R24、R25、R26およびR76は、独立 して、H、炭素原子数1ないし4のアルキル基、フェニル基または置換されたフ ェニル基を表し; R11はOR12またはNR1314を表し; R15はOR18またはNR1920を表す。〕で表される薬学的に有用な化合物; あるいは2,2’,5,5’−(テトラプロピニル−1−オキシ)ビフェニルお よびその塩ならびに、A1,A2,A3,A4,A5およびA6の少なくとも3つが酸 素原子でありおよび、R1,R2,R3,R4,R5およびR6の少なくとも3つが、 水素原子、メチル基、エチル基またはフェニル基である化合物およびその塩を除 く、薬学的に有用なその塩。 14.M1が単結合でありおよびWがHである、請求項13に記載の化合物。 15.X1,Y1,X2およびY2がCHを表しおよびZ1およびZ2はCHCHであ る請求項14に記載の化合物。 16.A1、A2,A3,A4,A5およびA6が酸素原子である請求項15に記載の 化合物。 17.以下の式 〔式中、 M1は、単結合またはCH2、CH2CH2、CH=CHまたはC≡Cを表し; V1はH、CH3、OHまたはCH2OHを表し; A7、A8、A9およびA10は、独立して、Oとして不在であるか存在し、但し 3つはOであり;そしてR30、R31、R32およびR33は、独立して、OH、NH2 、CO2H、フェニル基、置換されたフェニル基、CONH2、NR80C(NR8 1 )NR8283(基中、R80ないしR83はHまたは炭素原子数1ないし4のアル キル基を表す。)、炭素原子数1ないし6のアルキル基、イミダゾール基または インドール基を表す。〕で表される請求項13に記載の化合物。 18.以下の式 〔式中、 M1は、単結合またはCH2、CH2CH2、CH=CHまたはC≡Cを表し; BおよびB’はH、O(CH2)nNR40C(NR41)NR4261またはO(CH2 )n'NR4344(基中、R40,R41,R42,R43,R44およびR61は、独立して 、Hまたは炭素原子数1ないし3のアルキル基を表し; nおよびn’は2または3を表す。)を表すが、但しBおよびB’のうち1つ はHを表し; Eは (基中、XはCH、N、NH、OまたはSを表し;nは1ないし3を表し;お よびn’は1または2を表す。)を表し; F,F’およびF”はH、O(CH2)nNR45C(NR46)NR4762またはO (CH2)n'NR4849(基中、R45,R46,R47,R48,R49,およびR62は、 独立して、Hまたは炭素原子数1ないし3のアルキル基およびnおよびn’は2 または3を表す。)を表すが、但し、F,F’およびF”のうち2つはHを表し ; GおよびG’はH、O(CH2)nOR50、または (基中、X’はCH、N、NH、OまたはSを表し; R50はHまたは炭素原子数1ないし3のアルキル基を表し; R51はH、炭素原子数1ないし3のアルキル基、ハロゲン原子、OHまたはO −炭素原子数1ないし3のアルキル基を表し; nは1ないし3を表し;およびn’は1または2を表す。)を表すが、但し、 GおよびG’の1つがHを表す。〕で表される請求項13に記載の化合物。 19.式中、 BまたはB’がOCH2CH2NHC(NH)NH2を表し; Eが または を表し; FまたはF”がOCH2CH2NHC(NH)NH2を表し;および GおよびG’はHを表す、請求項18に記載の化合物。 20.1−メチル−2,5’−ジエトキシ−グアニジノ−3’−オキシベンジル ビフェニルである、請求項19に記載の化合物。 21.以下の式 {式中、M1は単結合またはCH2、CH2CH2、CH=CHまたはC≡Cを表 し; J、J’およびMは、独立して、O(CH2)n50C(NR51)NR5265また はO(CH2)n'5354(基中、R50、R51、R52、R53、R54およびR65は、 独立して、Hまたは炭素原子数1ないし3のアルキル基を表 し、ならびにnおよびn’は、独立して、2ないし3を表す。)を表し; QおよびQ’はHまたはO(炭素原子数1ないし4のアルキル)T 〔基中、Tは炭素原子数1ないし6のアルキル基、CO255、OR56または (基中、X7はCH、N、NH、SまたはOを表し; n"'は1または2を表し;UがH、炭素原子数1ないし6のアルキル基、ハロ ゲン原子、CF3またはOR57を表し;ならびに R55、R56およびR57は、独立して、Hまたは炭素原子数1ないし6のアルキ ル基を表す。)を表す。〕を表すが、但しQまたはQ’がHを表す。}で表され る請求項13に記載の化合物。 22.以下の式: 〔式中、 WはHまたは を表し; X1、Y1およびZ1は、CH、CHCH、O、S、NおよびNHのいずれかの 許容し得る組合せを表すが、但し、少なくとも1つにおいてCHまたはCHCH でありおよび1つ以下がCHCHであり; X2、Y2およびZ2は、CH、CHCH、O、S、NおよびNHのいずれかの 許容し得る組合せを表すが、但し、少なくとも1つにおいてCHまたはCHCH でありおよび1つ以下がCHCHであり; X3,Y3およびZ3は、CH、CHCH、O、S、NおよびNHのいずれかの 許容し得る組合せを表すが、但し、少なくとも1つにおいてCHまたはCHCH でありおよび1つ以下がCHCHであり; M1およびM2は、独立して、単結合または R8485、CR8485CR8485 、CR84=CR85またはC≡Cを表し; V’はH、炭素原子数1ないし6のアルキル基、ハロ基、(炭素原子数0ない し4のアルキル)OH、(炭素原子数0ないし4のアルキル)SH、(炭素原子 数0ないし4のアルキル)NR2223または(炭素原子数0ないし4のアルキル )CO276あるいは固体支持体への結合 を表し; A1,A2,A3,A4,A5およびA6は、独立して、O,S,NR60;あるいは 炭素原子数0ないし6のアルキルC(O)NR21として存在しないかもしくは存 在するが、但し少なくとも3つは存在し; R'1,R'2,R'3,R'4,R'5およびR'6は、独立して、保護基またはH、 炭素原子数0ないし6のアルキルCOR15、炭素原子数1ないし6のアルキルR1617、メトキシメチル基を除く炭素原子数1ないし6のアルキルOR24、炭素 原子数1ないし6のアルキルNR2526、炭素原子数0ないし6のアルキルNR80 C(NR81)NR8283、炭素原子数1ないし6のアルキルインドールまたは 炭素原子数0ないし6のアルキル−Dを表し;但し、R'1ないしR'6は少なくと も1つが保護基であり; Dは1または多数の縮合された飽和または不飽和5もしくは6員の環状炭化水 素または1以上のO、NまたはS原子を含む複素環系のいずれかであり、それら は未置換であるか、または炭素原子数1ないし6のアルキル基、NR78、OR9 、SR10もしくはCOR11、ハロゲン原子、CF3から選択された1ないし4の 置換基の許容され得る組合せにより置換されており; R7、R8、R9、R10、R19、R20、R21、R22、R23、R60、R80、R81、 R82、R83、R84およびR85は、独立して、Hまたは炭素原子数1ないし6のア ルキル基を表し; R12、R13、R14、R16、R17、R18、R24、R25、R26およびR76は、独立 して、H、炭素原子数1ないし6のアルキル基、フェニル基または置換されたフ ェニル基を表し; R11はOR12またはNR1314を表し; R15はOR18またはNR1920を表す。〕で表される化合物。 23.前記式中、X1、Y1、X2、Y2、X3およびY3がCHでありおよびZ1、 Z2およびZ3がCHCHである請求項22に記載の化合物。 24.前記式中、A1,A2,A3,A4,A5およびA6が酸素原子を表す、請求項 23に記載の化合物。 25.前記式中、X1、Y1、X2、Y2がCHであり、Z1およびZ2がCHCHで あり、WがHまたは炭素原子数1ないし6のアルキル基である、請求項22に記 載の化合物。 26.前記式中、A1,A2,A3およびA4が酸素原子を表す、請求項25に記載 の化合物。 27.下式中のV置換基を介して固体支持体と結合する以下の式 〔式中、 X1、Y1およびZ1は、CH、CHCH、O、S、NおよびNHのいずれかの 許容し得る組合せを表すが、但し、少なくとも1つにおいてCHまたはCHCH でありおよび1つ以下がCHCHであり; X2、Y2およびZ2は、CH、CHCH、O、S、NおよびNHのいずれかの 許容し得る組合せを表すが、但し、少なくとも1つにおいてCHまたはCHCH でありおよび1つ以下がCHCHであり; WはHまたは を表し; X3,Y3およびZ3は、CH、CHCH、O、S、NおよびNHのいずれかの 許容し得る組合せを表すが、但し、少なくとも1つにおいてCHまたはCHCH でありおよび1つ以下がCHCHであり; M1およびM2は、独立して、単結合またはCR8485、CR8485CR8485 、CR84=CR85またはC≡Cを表し; VはH、炭素原子数1ないし6のアルキル基、ハロゲン基、(炭素原子数0な いし4のアルキル)OH、(炭素原子数0ないし4のアルキル)SH、(炭素原 子数0な いし4のアルキル)NR2223または(炭素原子数0ないし4のアルキル)CO276を表し; A1,A2,A3,A4,A5およびA6は、独立して、O,S,NR60;あるいは 炭素原子数0ないし6のアルキルC(O)NR21として存在しないかもしくは存 在するが、但し少なくとも3つは存在し; R1,R2,R3,R4,R5およびR6は、独立して、H、炭素原子数0ないし 6のアルキルCOR15、炭素原子数1ないし6のアルキルR1617、メトキシメ チル基を除く炭素原子数1ないし6のアルキルOR24、炭素原子数1ないし6の アルキルNR2526、炭素原子数0ないし6のアルキルNR80C(NR81)NR8283、炭素原子数1ないし6のアルキルインドールまたは炭素原子数0ないし 6のアルキル−Dを表し; Dは1または多数の縮合された飽和または不飽和5もしくは6員の環状炭化水 素または1以上のO、NまたはS原子を含む複素環系のいずれかであり、それら は未置換であるか、または炭素原子数1ないし6のアルキル基、NR78、OR9 、SR10もしくはCOR11、ハロゲン原子、CF3から選択された1ないし4の 置換基の許容され得る組合せにより置換されており; R7、R8、R9、R10、R19、R20、R21、R22、R23、R60、R80、R81、 R82、R83、R84およびR85は、独立して、Hまたは炭素原子数1ないし6のア ルキル基を表し; R12、R13、R14、R16、R17、R18、R24、R25、R26およびR76は、独立 して、H、炭素原子数1ないし6のアルキル基、フェニル基または置換されたフ ェニル基を表し; R11はOR12またはNR1314を表し; R15はOR18またはNR1920を表す。〕で表される化合物を固体支持体から 開裂させることからなる、上記化合物あるいはそれらのいずれかの薬学的に有用 な塩を製造する方法。
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