JPH09504623A - デュアル溝セット再帰反射性コーナキューブ物品と製作方法 - Google Patents

デュアル溝セット再帰反射性コーナキューブ物品と製作方法

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JPH09504623A JP7512198A JP51219895A JPH09504623A JP H09504623 A JPH09504623 A JP H09504623A JP 7512198 A JP7512198 A JP 7512198A JP 51219895 A JP51219895 A JP 51219895A JP H09504623 A JPH09504623 A JP H09504623A
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Abstract

(57)【要約】 直接工作された基体として、コーナキューブ素子を含む複数の幾何学的構造が平行な溝の2種のセットのみを用いて基体に工作されている斯ゝる直接工作基体のレプリカである再帰反射性コーナキューブ物品である。少なくとも1種の溝セットにおける少なくとも2本の溝が異なる深さになっている。

Description

【発明の詳細な説明】 デュアル溝セット再帰反射性コーナキューブ物品と製作方法 発明の分野 本発明はプリズム式再帰反射性素子を有する再帰反射性コーナキューブ素子物 品に関する。 発明の背景 コーナキューブとして世間的に知られている1以上の幾何学的構造を組込むプ リズム式デザインを含む多くのタイプの再帰反射性素子が知られている。コーナ キューブタイプの反射性素子を採用している再帰反射性シーティングは周知であ る。コーナキューブ反射性素子は単独コーナにおいて会合する互いに略直角な3 つの横面を有する三面体構造である。光線は代表的には、全内部反射或いは反射 性被覆物のいづれかによりキューブ面で反射される。再帰反射性コーナキューブ 素子を含んで成る直接工作列体の製作は多くの不効率と制約を有している。発散 プロフィール、デザインのフレキシビリティ及び光学性能はこれらの制約によっ て悪影響を受け、そして全体的生産コスト対性能はしばしば、以下に教示の新規 クラスの物品と製作方法に対し高いものになる。 発明の要旨 本発明は複数のコーナキューブ素子として、複数の異なる幾何学的構造が直接 工作された平行な溝の2種の交差セットによって規定されている斯ゝる複数のコ ーナキューブ素子の列体で作り上げられているコーナキューブ物品を提供する。 本発明は更に、この種のコ ーナキューブ物品を作るための方法を提供する。要するに、この方法は代表的に は、こゝに記述されている平行溝の2種のセットを基体に工作し、そして基体の 1以上の積成レプリカを形成することを含んで成る。 本発明の再帰反射性物品は従来のコーナキューブ再帰反射性素子デザインの数 多くの構造上と光学上の制約を克服する。本発明によって提供される新規クラス のコーナキューブ物品は多様なコーナキューブ形状化を可能にし、そして溝の変 動深さと変動スペーシング、コーナキューブ素子の変動長さ及び構造の変動高さ を適用することにより各列体における多重構造の形状を制御することによって高 度に調整可能な光学性能を有するコーナキューブ列体を製作することを可能にす る。 図面の簡単な説明 本発明は更に、以下の図面を参照して説明される。 図1は既知の2種溝セット直接工作列体の平面図である。 図2は図1の線2−2に沿った列体の断面図である。 図3は図1の線3−3に沿った列体の断面図である。 図4は既知の2種溝セット直接工作列体の平面図である。 図5は図4の線5−5に沿った列体の断面図である。 図6は図4の線6−6に沿った列体の端面図である。 図7は傾化コーナキューブ素子を含む図4に示されているものに類似の列体の 断面図である。 図8は溝間の変動スペーシングを有する本発明の直接工作デュアル溝セット列 体例の1部分の平面図である。 図9は図8の線9−9に沿った断面図である。 図10は図8の線10−10に沿った断面図である。 図11は図8−10に示す列体の幾つかの実働開口の60°入射角における図である 。 図12は溝間の変動スペーシングと変動長さを有する直接工作デュアル溝セット 列体例の1部分の平面図である。 図13は図12の列体の側面図である。 図14は溝間の変動スペーシングと幾つかの傾化素子とを有する本発明の直接工 作デュアル溝セット列体例の1部分の平面図である。 図15は個別のコーナキューブ対称軸線を含む図14の列体の側面図である。 図16は個別のコーナキューブ対称軸と二等分軸線とを含む図14の列体の側面図 である。 図17は図14−16に示す列体の実働開口の60°入射角における図である。 図18は変動溝深さを有する本発明の直接工作デュアル溝セット列体例の1部分 の平面図である。 図19は図18の線19−19に沿った列体の断面図である。 図20は図18の線20−20に沿った列体の断面図である。 図21は図18−20に示す列体の60°入射角における実働開口の図である。 図22は変動溝深さと変動溝スペーシングを有する本発明の直接工作デュアル溝 セット列体例の1部分の平面図である。 図23は図22の線23−23に沿った列体の断面図である。 図24は図22の線24−24に沿った列体の断面図である。 図25は変動溝深さ、変動溝スペーシング及び変動キューブ高さを有する本発明 の直接工作デュアル溝セット列体例の1部分の平面図である。 図26は図25の列体の側図である。 図27は図25の線27−27に沿った列体の断面図である。 図28は図25−27に示す列体の60°入射角における実働開口の図である。 図29は変動溝深さ、変動溝スペーシング及び変動キューブ高さを有する本発明 の直接工作デュアル溝セット列体例の1部分の平面図である。 図30は列体にシール媒体を付加した状態の図29の線30−30に沿った列体の断面 図である。 図31は図29の列体の側面図である。 図32は図29−31に示す列体の60°入射角における実働開口の図である。 図33は変動溝深さと変動溝スペーシングを有する本発明の直接工作デュアル溝 セット列体例の1部分の平面図である。 図34は個別のキューブ対称軸を含む図33の列体の側面図である。 図35は個別のキューブ二等分線を含む図33の列体の側面図である。 図36は変動溝スペーシングと変動キューブ高さを有する本発明の直接工作デュ アル溝セット列体例の1部分の平面図である。 図37は個別のキューブ対称軸を含む図36の列体の側面図である。 図38は個別のキューブ二等分線を含む図36の列体の側面図である。 図39は変動溝スペーシングを有する本発明の直接工作デュアル溝セット列体例 の1部分の平面図である。 図40は図39の列体の側面図である。 図41は直接工作デュアル溝セット列体の複数の領域の内1の領域が変動した溝 スペーシングと深さを有している斯ゝる複数領域を有するように形成されている 本発明の複合列体例の平面図である。 図42は図41に示す60°入射角における列体の実働開口の図である。 図43は変動溝深さと分離面を有する本発明の直接工作デュアル溝セット列体例 の1部分の平面図である。 図44は図43の線44−44に沿った列体の断面図である。 図45は図43の線45−45に沿った列体の断面図である。 これらの図は理想化されていて、均等縮尺したものではなく、単に説明図であ って、制限性のあるものではない。 本発明の説明例の詳細な説明 本発明はコーナキューブ物品を工作する下記の方法を提供する。この方法は2 種の溝セットとして、各セットが基体に配設される少なくとも2本の溝を含んで 成る斯ゝる2種溝セットを直接工作することによって、コーナキューブ素子を含 む複数の幾何学的構造を作成する工程と、少なくとも1種のセットにおける少な くとも2本の溝を異なる溝深さに形成する工程とを含む。 本発明はコーナキューブ物品を工作する下記の方法を提供する。この方法は2 種の溝セットとして、各セットが基体に配設される少なくとも2本の溝を含んで 成る斯ゝる2種溝セットを直接工作し、それによってコーナキューブ素子を含む 複数の幾何学的構造を作成する工程と、コーナキューブ素子の少なくとも2種の 外形をその各々が共通標準平面の上方の異なる高さを有するように形成する工程 とを含む。 本発明はコーナキューブ物品を工作する下記の方法を提供する。この方法は2 種の溝セットとして各セットが基体に配設される少なくとも2本の溝を含んで成 る斯ゝる2種溝セットを直接工作し、それによってコーナキューブ素子を含む複 数の幾何学的構造を作成す る工程と、コーナキューブ素子の少なくとも2種の外形を実働開口のサイズがゼ ロ入射角においてxとyの両方向で相違しているように形成する工程とを含む。 本発明はコーナキューブ物品を工作する下記の方法を提供する。この方法は2 種の溝セットとして、各セットが基体に配設される少なくとも2本の溝を含んで 成る斯ゝる2種溝セットを直接工作し、それによってコーナキューブ素子を含む 複数の異なる幾何学的構造を作成する工程と、コーナキューブ素子が平行な二等 分線を有するように溝セットの外形を形成する工程とを含む。 本発明はコーナキューブ物品を工作する下記の方法を提供する。この方法は2 種の溝セットとして各セットが基体に配設される少なくとも2本の溝を含んで成 る斯ゝる2種溝セットを直接工作し、それにより平行な対称軸を有するコーナキ ューブ素子を含む複数の幾何学的構造を作成する工程と、溝セットの少なくとも 1種のセットにおける第1溝とその隣りの第2溝の間のスペーシングが第2溝と その隣りの第3溝との間のスペーシングとは異なるように溝スペーシングを変化 させる工程とを含む。 本発明はコーナキューブ物品を工作する下記の方法を提供する。この方法は、 2種の溝セットとして各セットが基体に配設される少なくとも2本の溝を含んで 成る斯ゝる2種溝セットを直接工作し、それによってコーナキューブ素子を含む 複数の幾何学的構造を作成する工程と、溝セットの少なくとも1種のセットにお ける溝のスペーシングを、コーナキューブ素子の少なくとも2種が異なる長さを 有するように変化させる工程とを含む。 本発明は直接工作された基体として、コーナキューブ素子を含む複数の幾何学 的構造が基体に平行な溝の2種のセットのみを用いて工作されている斯ゝる直接 工作基体のレプリカである再帰反射性コ ーナキューブ物品を提供する。溝セットの少なくとも1種におけるスペーシング はコーナキューブ素子の少なくとも2種が異なる長さを有しているように変化さ せられる。 本発明は直接工作された基体としてコーナキューブ素子を含む複数の幾何学的 構造が基体に平行な溝の2種のセットのみを用いて工作されている斯ゝる直接工 作基体のレプリカである再帰反射性コーナキューブ物品を提供する。少なくとも 2種の素子が素子非再帰反射性三角形面の反対方位を有している。 本発明は再帰反射性コーナキューブ素子の複数の領域を含んで成る再帰反射性 コーナキューブ素子複合シーティングを提供する。各領域は直接工作された基体 として、複数のコーナキューブ素子が工作されている斯ゝる直接工作基体のレプ リカを含んで成る。複合シーティングは少なくとも1つの領域として、それにコ ーナキューブ素子を含む少なくとも2種の幾何学的構造が平行な溝の2種のセッ トから形成されている斯ゝる領域を含んで成る。幾何学的構造は共通標準平面の 上方の異なる高さを有している。 本発明は再帰反射性コーナキューブ素子を含む幾何学的構造の複数の領域を含 んで成る再帰反射性コーナキューブ素子複合シーティングを提供する。各領域は 直接工作された基体としてそれに複数のコーナキューブ素子が工作されている斯 ゝる直接工作基体のレプリカを含んで成る。複合シーティングは少なくとも1つ の領域として、それに溝が平行な溝の2種のセットから形成され、且つ溝セット の少なくとも1種のセットにおける少なくとも2本の溝が異なる溝深さになって いる斯ゝる領域を含んで成る。 本発明は再帰反射性コーナキューブ素子の複数の領域を含んで成る再帰反射性 コーナキューブ素子複合シーティングを提供する。各領域は直接工作された基体 としてそれに複数のコーナキューブ素子 が工作されている直接工作基体のレプリカを含んで成る。この複合シーティング は少なくとも1つの領域として、それにコーナキューブ素子を含む少なくとも2 種の幾何学的構造が2種の溝セットを用いて、実働開口のサイズが非ゼロ入射角 において相違するように工作されている斯ゝる領域を含んで成る。 本発明は再帰反射性コーナキューブ素子の複数の領域を含んで成る再帰反射性 コーナキューブ素子複合シーティングを提供する。各領域は直接工作された基体 としてそれに複数のコーナキューブ素子が工作されている斯ゝる直接工作基体の レプリカを含んで成る。複合シーティングは少なくとも1つの領域として、それ にコーナキューブ素子を含む複数の幾何学的構造が2種の溝セットを用いて形成 されている斯ゝる領域を含んで成る。 本発明は再帰反射性コーナキューブ素子の複数の領域を含んで成る再帰反射性 コーナキューブ素子複合シーティングを提供する。各領域は直接工作された基体 としてそれに複数のコーナキューブ素子が工作されている斯ゝる直接工作基体の レプリカを含んで成る。複合シーティングは平行な溝の2種のセットを用いて形 成されている少なくとも1つの領域としてそれに少なくとも1種の溝セットにお ける溝のスペーシングをコーナキューブ素子の少なくとも2種が異なる長さを有 するように変動したものにしている斯ゝる領域を含んで成る。 再帰反射性コーナキューブ素子アレイ(列体)の製作はピン束ね法として知ら れる方法と直接工作法を包含する異なる技法によって作られたモールドを用いて 達成される。ピン束ね法(pin bundling)法を用いて作られるモールドは、コー ナキューブ再帰反射性素子の特徴を備えた形状の端部を各ピンが有している、斯 かる個別のピンを一緒に組合せることによって作られる。ピン束ね法の事例は米 国特許第 3,926,402(Heenan他)及び英国特許第 423,464号と第41,319号(共にL eray)を包含している。直接工作法は有力なものとして一般に知られており、こ れは溝が交差してコーナキューブ素子を形成する斯かる溝のパターンを生み出す 基体の切削部分を含んで成る。溝形成に適したルーリング(ruling)、シェーピ ング及びミリングの技法は米国特許第 3,712,706号(Stamm)で論じられている。 この溝付き基体はマスターモールドと称され、このモールドから一連の印像、即 ちレプリカが形成され得る。ある種の場合には、このマスターは再帰反射性物品 として有用であるが、多重積成レプリカを含むレプリカは再帰反射性物品として 一層一般的に使用される。直接工作法は小さなミクロキューブ列体(アレイ)用 のマスターモールドを製作するための優れた方法である。ミクロキューブ列体は 向上した可撓性を備えた薄いレプリカ列体として、シーティング用の連続ロール 品等を作るのに特に有益である。ミクロキューブ列体は連続プロセス製作を一段 と助成する。大きな列体の製作のプロセスは直接工作法を用いるので他の方法よ りも相対的に容易である。直接工作法の事例は米国特許第 4,588,258号(Hoopman )と米国特許第 3,712,706号(Stamm)に示されており、両者は溝削成によってコー ナキューブ光学面を基体に形成するための2つの対立する切削面を有する工作工 具の単回或いは多数回のパスを開示している。 直接工作溝は複数の個別の平行な溝を含んで成る溝セットとして工作されるの が好ましいと認識されている。上記引用の特許例では、少なくとも3種の溝セッ トが要求される。しかし、米国特許第 4,349,598号(White)と米国特許第 4,895, 428号並びに第 4,938,563号(共にNelson他)には溝の2種のセットのみに関係 する直接工作法の事例が示されており、これらは以下に詳しく論じられる。 従来式の再帰反射性コーナキューブ素子は単一タイプの適合対、 即ち幾何学的に合同であるが180°転位されているコーナキューブ再帰反射性素 子から、得られる。これらの素子は更に代表的には共通標準平面の上方に同じ高 さにあり、同一溝深さを有する溝によって境界付けられており、そして同じ素子 長さのものである。従来式の3種の溝列体における最高位点はキューブピークに よって規定されている。従来のキューブ列体に関するこの基本的な適合対のコン セプトの事例は米国特許第 3,712,706号(Stamm)、米国特許第 4,588,258号(Hoop man)、米国特許第 1,591,572号(Stimson)及び米国特許第 2,310,790号(Jungerse n)に示されている。米国特許第 5,122,902号(Benson)は一致する基部エッジを 有しているコーナキューブ再帰反射性素子の適合対のもう1つの事例を開示して いるが、これらの適合対は分離面に沿って互いに隣り合って対立した状態に配位 され得る。 コーナキューブ素子再帰反射性列体の上記事例は個別のキューブ対称軸が基面 に対して制御される斯ゝるキューブ群を含んで成る。この対称軸は素子の面によ って規定された内角、即ち二面角の三等分線である中心軸線或いは光学軸線であ る。ある種の実際の用途では、コーナキューブ再帰反射性素子の適合対の対称軸 を基面に直角ではない方位に傾けると入射角の広範囲に亘って再帰反射する傾化 コーナキューブ列体になるので、傾けることは有益である。入射角は列体の前面 に入射する光線と前面に直角なベクトルとの間に作られる角度として慣用的に規 定されている。コーナキューブ素子の傾化法は例えば米国特許第 4,588,258号(H oopman)に教示されている。 コーナキューブ素子の傾けは前方或いは後方のいづれかの方向に行われる。フ ープマン特許は屈折率が1.5の場合に、13°まての傾度を有する構造の開示を含 む。更にフープマンは9.736°の傾度の キューブを開示している。この外形(ジオメトリ)は従来式列体において溝切り 工具がキューブ光学面を損傷させる前のキューブの最大の前方傾きを表している 。この損傷は常態では、工具が第3の溝の形成中に隣りの素子のエッジ部分を除 去するときに生じる。米国特許第 2,310,790号(Jungersen)がフープマン特許に 示されるものとは反対の方向に傾いている構造を開示している。 これらの従来式列体(アレイ)では、光学性能は便宜的に、実際に再帰反射性 のある表面域の割合によって規定される、即ちこの表面域は有効面域或いは実働 開口(アクテイブアパーチァ)を含んで成る。実働開口割合は傾度、屈折率及び 入射角の関数として変化する。非ゼロ入射角では、従来の列体でせいぜい、概略 類似のサイズの異なる開口形状を表す。これらの事態は従来式コーナキューブ素 子の幾何学的合同の適合対の単一タイプから結果としてもたらされるものである 。傾いた従来式コーナキューブ列体は、開口形状が傾度によって左右されるとは いえ、類似の傾向を呈す。 ある種の従来式コーナキューブ列体は、多分に傾きや、或いはその他のデザイ ン上の特徴からもたらされることになる、追加の光学的制約の下で製作されて、 ある種の環境の下での非常に特異な性能を与える。列体のこのタイプの1例は米 国特許第 4,349,598号(White)に開示されている。この列体は平面視、側面視及 び端面視で模式的に夫々描いた図面1,2及び3に示されている。列体10は従来 式キューブデザインの1つの外形限界に関連する極端な後方傾きの1例である。 このデザインでは、列体10は図2に示す非平行対称軸19と図3に示す二等分線22 とを有するコーナキューブ素子15,16の適合対から得られる複数の等しいコーナ キューブ素子幾何学的構造13を含んで成る。二等分線22は夫々コーナキューブ素 子の2つの光学横面の間の角度を二等分する線要素を含んで成り、そして本例で は基平面23と直角に交差する。コーナキューブ素子15,16は各々基部三角形の各 々が消滅して、2つの垂直な光学面24,25をもたらすことになる点に向けて後方 に傾いている。これはキューブピーク29,30が基部エッジ32,33の真上にあると きに生起し、そして基部三角形は平面視において合体して四角形になっている。 対立する切削面を有する工具を用いてこのキューブ構造を基体に作るためには2 種の溝セットのみが要求される。1種の溝セットは90°のV字形カット(切込み )36を有し、他の溝セットはチァンネル37として外形付けられた四角形カットを 有し、後者のカットは垂直光学面を提供する。全ての溝の両側は列体10にコーナ キューブ素子光学面を形成する。四角形チァンネル37を使用することにより、列 体表面はコーナキューブ素子で全体的に覆われることがなくなる。 図2,3は長い機能的キューブエッジ39の全長Eに沿って列体10と係合してシ ールする裏張り層38の使用を示している。この裏張り層材料の接触はコーナキュ ーブ素子の光学エッジに沿っている。全ての同一コーナキューブ構造のためのエ ッジ39はコーナキューブ素子列体10のための最高位点群を規定している。このエ ッジに沿って裏張り層の接触がエッジを傷付けることにより或いは光線の再帰反 射をキューブと裏張り層のインターフェースにおいて消滅させることにより、光 学性能を著しく劣化させる可能性がある。この問題は図8−45との関係で以下に 規定されている新規構造の適用によって緩和される。 ホワイト(White)デザインにおいては、コーナキューブ反射素子の対は2方向 の大きな入射角で高い実働開口度を与えるように特別に配設される。全てのコー ナキューブ素子は均一の高さとスペーシングを有するものであり、そして溝は一 定の深さに工作される。これは全部が同一であるコーナキューブ素子構造を備え た列体をもた らす。米国特許第 4,938,563号(Nelson他)は更に、コーナキューブ素子を含む 複数の同一幾何学的構造を有する列体を開示している。ネルソン他の素子は図1 −3に示すホワイトデザインに開示されているコーナキューブ素子に類似してい るが、これはなかんずく僅かに非直角である光学面を導入している。これはコー ナキューブ素子の発散プロフィールを制御する手段として導入される。 従来式コーナキューブ列体と図1のデザインの更なる変形改良は米国特許第 4 ,895,428号(Nelson他)に開示されており、これは図4,5,6及び7に夫々平 面視、側面視及び採り得る事例の端面視で示されている。図4に示すように、コ ーナキューブ素子を含んで成る列体50はホワイト(White)のコーナキューブ構造1 3の長さを減じることにより、そしてキューブ垂直光学面24或いは25の1方を消 滅させることによって導き出される。ホワイトのデザインのようにネルソン他の 構造の製作も2種の溝セット52,53のみを必要とする。溝53の両側と溝52の1側 が列体50にコーナキューブ素子光学面を形成する。列体は更に、溝52によって形 成される少なくとも1つの垂直再帰反射性面を有していなければならない。これ はオフセット工具でホワイトの四角形チァンネルを削成するために工具を取り替 えることによって達成される。ネルソン他の工具は工具逃げ面を用いて非再帰反 射性三角形面58を削成し、そして工具垂直側壁を用いて垂直再帰反射性面60を削 成する。列体50の全面は均等方位にあるコーナキューブ素子で覆われて、それに よって1方向の大きな入射角において、大きな実働開口を提供する。 図5,6は更に、キューブエッジ63を含むキューブ非三角形面の交差線の全長 yに沿って列体50と係合してこれをシールする裏張り層62の使用を示している。 全て同じコーナキューブ構造54のための長い機能的キューブエッジ63はコーナキ ューブ素子列体50の最高点 を規定している。このエッジに沿った裏張り層62との接触はエッジの損傷により 、或いはキューブ裏張り層界面(インターフェース)での光学性能を著しく低下 させる可能性がある。 図4−6は平行対称軸19と平行二等分線22を含むネルソン(Nelson)構造の1 例を示している。図7は2種の再帰反射性素子64,65を示す別に採り得る事例の 列体51を開示している。素子64は基部76の平面に直角な二等分線73によって二等 分されている横面69,70を含んで成る。素子65は基部76の平面に直角ではない二 等分線82によって二等分されている横面78,79を含んで成る。素子65の傾きは水 平方向のアンギュラリティ(円摩度)を改良するために与えられる。この傾きは 素子64,65の高さH1を一定に且つ溝の一定深さD1に等しいものに維持しながら 達成される。図7に示す列体51の事例は米国特許第 4,938,563号と米国特許第 4 ,895,428号に示す実施例に類似したものである。図1−7に示すように、ホワイ トとネルソンの特許文献の全ては一定の長さと高さ、一定溝深さ及び2種の溝セ ットで以って形成されている少なくとも1つの垂直面を有するコーナキューブ素 子構造を教えている。 米国特許第 5,171,624号(Walter)で論じられているように、従来式の近直角 交コーナキューブ列体における実働開口からの回折が再帰反射光のエネルギーパ ターン或いは発散プロフィールの望ましくないバラツキ(変動)を生み出す傾向 にある。これは従来式列体にある略同じサイズであり、従って再帰反射の際に略 同じ回折度を呈する全ての実働開口からもたらされる。2種溝セットデザイン列 体に僅かにしか悪化させない程度の僅かに非直交性になっている面を導入するこ とは、3種の溝セットで以って形成されている列体における場合よりも難しい。 これは90°より大きな角度が複製する際に材料の物理的な相互係留(インターロ ック)を生ぜしめる原因に るからである。それ故に、デュアル(2種)溝セット列体デザインにおける発散 プロフィールを制御するためには、変動サイズの実働開口の新規な特徴を有する コーナキューブ素子を採用することが格段と有用になる。これらは回折を制御す るために、従って発散プロフィール形状を制御するために適用される。好ましく は、開口形状は図11,17,21,28,32及び42に示すようにxとyの両方向で制御 される。 本発明は上述のように発散プロフィールを形作ることにより並びに変動溝深さ とスペーシング、素子の変動長さ及び構造の変動高さの適用によって各列体にお ける多重幾何学的構造の形状を制御することによって、光学的利益の達成を可能 にする。各溝はコーナキューブ光学素子を含み得る幾何学的構造の側面を形成す る。溝は基体を通る工作工具の単一回或いは多数回のパスを適用して形成される 。溝セットは基体に配設された平行な溝から構成される。 図8−10は、各素子が高さと幅の異なる特徴を有している斯ゝるコーナキュー ブ素子103,105を含む複数の幾何学的構造を有している直接工作列体 100を開示 している。図9は素子 105の1つの幅W2よりも幅広い素子 103の1つの幅W1を 示している。これはy軸方向に工作された溝のx軸方向の変動溝スペーシングの 1例でもある。同様に、基部 107の基準から素子 103のピーク 110における最高 位エッジまで測った素子 103の高さH1は各々上位エッジ 112を有する素子 105 の1つの高さH2より高い。変動キューブ高さの新規特徴はエッジ 112等の低位 構造のためのキューブエッジに対する損傷を低減させる。キューブを含む最高位 構造の損傷はシーティングのハンドリングの際に、或いはシール作業中の裏張り 層との接触により生起する。一定高さのキューブを備えた従来式列体では、全て のエッジはハンドリングやシール作業中に損傷を被り、そして光 学性能を劣化させてしまう。 図11は入射角60°と屈折率1.59における列体 100の実働開口度の代表的セクシ ョンを示している。この列体における素子の変動スペーシングと変動高さは開口 115,116で示している多重開口サイズを生み出す。 図12,13はx軸に配向した溝のy軸に沿った変動溝スペーシングを有する複数 のコーナキューブ素子を有する列体 120の図を開示している。これは異なる素子 長さL1,L2を備えたコーナキューブ素子123,125を生み出す。これは更に、キ ューブエッジ128,130に沿った異なるキューブエッジ長さをもたらす。 図14−16はコーナキューブ素子 137,138,139及び 140を含んで成る列体の部 分傾化多重構造デザインを開示している列体 135の図を開示している。このデザ インはx,yの両方向の変動溝スペーシングを含んで成る。これはコーナキュー ブ素子 137として、各素子が素子139,140の長さL2とは異なる均一長L1を有し ている、斯ゝるコーナキューブ素子を生み出す。しかし、素子137,139は各々が 素子138,140のいづれかの幅W2とは異なる同一幅W1を有している。この列体デ ザインは更に、キューブエッジ142,143,144,145の各々に沿った異なるキュー ブエッジ長をもたらす。 列体 135は素子138,140が傾くように工作される。上述の特徴とこの傾きの組 合せは図15に示す非平行な対称軸19と図16に示す非平行な二等分線22とを有する 素子を具備した列体を生み出す。 図17は列体 135の多重コーナキューブ素子に対応する実働開口の多重形状とサ イズを開示している。変動するスペーシング、高さ及び幅と列体の傾きは開口14 8,149,150,151によって示される4種の異なる実働開口サイズと形状を生み出 す。この複数の実働開口サイズと形状はこの種の列体のデザインのフレキシビリ ティを向上さ せ、それにより種々の入射角における発散プロフィールの均一度の向上を含む光 学性能の向上並びにこれらの調整可能列体の市場性の向上を達成する。 図18−20は非直交式構成に依存していない変動溝深さと多重実働開口サイズと 形状に関する新規デザイン上の多くの特徴を含んで成る列体 160の図を開示して いる。列体 160は基体 165に夫々複数の平行な溝を含んで成る2種の溝セットで 以って工作された複数のコーナキューブ素子163,164を含んで成る。第1種の溝 セットはy方向に配置された溝 167を含んで成る。第2種の溝セットはx方向に 配置されているが、夫々カットが異なる深さのD1,D2になっている溝169,171 を含んで成る。これは2つの異なる長さのキューブエッジ174,176を生み出す。 コーナキューブ素子163,164は図19に示すように共通光学面 178を分け合う。 図21は列体 160の多重コーナキューブ素子構造に対応する実働開口の多重のサ イズを開示している。変動溝深さとそれ故にコーナキューブ素子三角形面の変動 サイズとコーナキューブエッジの長さとが開口180,183によって示される2種の 異なる実働開口を生み出す。 図22−24は1種の溝セットにおける溝の変動スペーシングと変動溝深さの新規 な特徴を含んで成る列体 190の図を図示している。列体 190は各々が垂直光学面 を有するコーナキューブ素子として、基体 194に工作された平行な溝の2種のセ ットで以って形成されている斯ゝる複数のコーナキューブ素子191,192を含んで 成る。その他の図に示すように、スペーシングと深さの種々の態様が可能である 。しかし、本例では、第1種の溝セットはx方向の溝について均一の溝間距離で 工作される。異なる溝深さD1,D2はいづれの溝セットの溝に対しても適用する ことによって、幾何学的側面或いは横 面としてコーナキューブ素子光学面或いは非光学面を含んで構成され得る斯ゝる 幾何学的側面或いは横面の全部を形成することが出来る。この関係から、「光学 部分」とは、ある種の入射角において現実の再帰反射性となる面を称するもので ある。第2種の溝セットはy方向溝間の変動した距離で工作される。これは幅W1 ,W2の間の相違によって描かれている。 図25−27は、各々が複数の平行な溝を含んで成る2種の溝セットを基体 203に 直接工作することによって作られた複数のコーナキューブ素子を含んで成る列体 200の図を開示している。本例では、溝 205はy方向に配位しているものであっ て、均一深さではあるが変動するスペーシングで以って工作されている。溝 217 はx方向に配位しているものであって、深さD1,D2,D3として、図27に示す ように異なる深さのカットを削成するように工作されたものである。これは幅W1 と高さH1とを有するコーナキューブ素子207,208,209,210と異なる幅W2と 異なる高さH2とを有するコーナキューブ素子211,212,213,214をもたらす。 溝 217は更に、溝間の変動するスペーシングで以って工作され、結果としてコー ナキューブが素子長さL1,L2によって示される異なる長さを有することになる 。 これらの新規な特徴の全ては所望の発散プロフィールを達成するために非常に 有用な実働開口サイズの多様なパターンを生み出す。多重実働開口は開口220,2 21,222,223,224,225,226及び227として図28に描かれている。これらの多重 構造技法とコンセプトから得られる向上した光学性能とデザインのフレキシビリ ティは製品性能・コスト効率・及び市場利得の向上に直に関係している。 再帰反射性シーティングの全光再帰性能は実働開口と再帰反射光線強度の積か ら求められる。コーナキューブ外形、入射角及び屈折 率のある種の組合せでは、光強度の著しい低下は実働開口が比較的大きなもので あっても、比較的劣る全光再帰性能をもたらすことになる。1例は再帰反射性光 線の全内部反射に依存した再帰コーナキューブ素子列体である。光強度は、全内 部反射のための臨界角がキューブ面の1つで越えられてしまうならば、実質的に 低下する。列体の1部分にメタライス処理やその他の反射性被覆物を施こすこと はこの種の事情の下で有利に利用され得る。例えば、シール媒体と接触している キューブ面を有している列体の特定部分は当該表面が反射性被覆物を有している とき、多くの場合に一層反射性が高くなる。或いは、部分とは列体全体を包含し 得る。 図29−32は複数のコーナキューブ素子として、異なる高さH1,H2、長さL1 ,L2、幅W1,W2,W3、溝深さD1,D2,D3及び異なる素子233,234,235, 236及び 237として実働開口サイズを有している斯ゝるコーナキューブ素子群を 含んで成る別の列体 230の図を開示している。 上に示したように、再帰反射性直接工作コーナキューブ物品は性能向上のため に再帰反射性素子の隣りに空気等の低屈折率材料を維持させるために再帰反射性 物品に施こされるシール媒体を受けるようにしばしば設計される。従来式列体で は、媒体はコーナキューブ素子と直に接触した全光再帰性能を劣化させる態様に 載置される。しかし、本発明の新規構成を適用して、シール媒体 243を相対的に 低位の再帰反射性コーナキューブ素子と接触してその光学性能を劣化させること のないように、列体の最高位面に載置され得る。最高位面は好ましくはコーナキ ューブ素子を含んで成るものであるが、これは非再帰反射性角錐、錐台、ポスト (柱)或いはその他の構造も包含することが出来る。図30はその他の図には示さ れていない光学シール媒体として基部 250の上方の最高位キューブエッジ245,2 47に配位する斯ゝる光学シール媒体 243を含んでいる。これは共通標準平面の上 方の異なる高さにある再帰反射性コーナキューブ素子を含む複数の幾何学的構造 を備えた列体を工作中に溝深さを変えることによって提供する製作方法の利点の 1例である。僅かな高さのバラツキは工作公差や非直交性の作為的導入によりコ ーナキューブ素子の溝位置や内角の僅かな不均一度から結果的に生れるが、これ らのバラツキは本発明に教示されている変動との類似性がないものである。シー ル媒体を用いた列体では、支持面をコーナキューブ素子の上方に媒体を保持する こと並びにシーティングの光透過性を高めることの両方のために使用され得る。 シーティングの光透過性は透明な或いは部分的透明性のあるシール媒体の使用に よって高められる。 図33−35は種々の溝深さD1,D2,D3と種々の長さL1,L2,L3になるよう に工作された複数のコーナキューブ素子 257,258,259,260,261及び 262を含 んで成る別の直接工作列体 254の図を開示している。対称軸19と二等分線22は列 体 254における全てのキューブに対し平行である。257と258、並びに 258と 261 等の種々のコーナキューブ素子は共通光学面を分け合っている。 図36−40は米国特許第 4,895,428号(Nelson他)と米国特許第 4,349,598号(W hite)に開示のものに類似した複数の素子を含んで成り且つ新規のスペーシング と高さの特徴を採用しているデュアル溝セット式直接工作列体の別のデザインの 図を開示している。しかし、これらの図の事例に示すように、少なくとも2種の 素子273,275(図36)或いは295,297(図39)は相反する方向の素子非再帰反射 性三角形面278,280(図36)、298,299(図39)を有している。これは図36のエ ッジ 282と溝 285等の溝に沿った共通のエッジを分け合うか、或いは図39に示す 中間構造によって分離されたまゝになる 素子非再帰反射性面をもたらし得る。このデザインは列体の全面を本質的に覆い 且つ2方向の大きな入射角において非常に高度の実働開口を与えるコーナキュー ブ素子として、平行二等分線22と非平行対称軸を備えた斯ゝるコーナキューブ素 子を作り出す。別に採り得る事例は上述のものに類似するように選択的に分離さ れている異方位コーナキューブ素子ではあるが、チァンネルのように形作られた ある種の四角形カットを含む斯ゝるコーナキューブの多重組合せを使用している 。これらの列体の製作方法は少なくとも2本の溝を夫々が含んで成る2種の溝セ ットを基体に直接工作し、それによってコーナキューブ素子を含む複数の幾何学 的構造を作成し、そして少なくとも2種の素子を相反する方向の素子非再帰反射 性三角形面を有するように配置することを含む。1例では、反対の関係にある素 子は幾何学的に合同である。これらの素子は更に以下に論じられるように複合列 体シーティングの1部分を構成してもよい。 図39と図40は夫々、本例では一定スペーシングで示されている、x方向の変動 的に離間配位した複数の平行な溝とy方向の平行な複数の溝を含んで成る直接工 作されたデュアル溝セット式列体 290の平面図と側面図である。これはコーナキ ューブ素子295,297における長さL2とは異なる長さL1のコーナキューブ素子 2 93を有している列体を生み出す。列体 290の新規デザインは2方向の非常に良好 な入射角性(entrance angularity)を与えるが、列体は全体的にコーナキューブ 素子で覆われる。 本発明のその他の実施例は再帰反射光パターンの形状を更に変形している物品 の作成或いは物品のレプリカの作成を含む。これらの例は少なくとも1種の溝セ ットにおいて溝側によって規定された素子の他面と直交差するのに必要な角度と は異なる少なくとも1種の溝側角を含む。同様に、少なくとも1種の溝セットは 互いに異なる 少なくとも2種の溝側角の繰返しパターンを構成してもよい。溝切り工具の形状 或いはその他の技法はコーナキューブ素子として、少なくともある種のキューブ の少なくとも1種のコーナキューブ素子光学面の少なくとも大部分が円弧である 、斯ゝるコーナキューブ素子を作ることが出来る。円弧面は凹状でも、凸状でも よい。この円弧面は溝セットの1種における溝の1本によって初期に形成された ものであるが、これは当該溝に実質的に平行な方向に平坦である。円弧面は該溝 に平行な円筒軸線を有する円筒形であってもよいし、該溝に直角な方向の変動曲 率半径を有してもよい。 複合タイル張り法は異なる方位を有するコーナキューブ素子の領域を組合せる ための技法である。これは方位に関係なく高い入射角において均一外観を呈する シーティングを提供するために米国特許第 4,202,600号(Burke他)と第 4,243,61 8号(Van Arnam)に開示されたもの等の従来式列体で以って使用されている。複合 タイル張り法は非対称入射角性を個別に呈する列体を用いて入射角の変化に対し て対称性の光学性能を与えるため、並びに非三角形基のコーナキューブプリズム を含む列体の光学性能を改変するために導入することも出来る。 図41において、複合列体 300は領域 303,305,307,309,311を含んで成り、 各領域はコーナキューブ素子列体で構成されている。複合列体は少なくとも1つ の領域を含む異なる設計の列体の幾つかの領域群を含むことが出来る。但し、当 該少なくとも1つの領域とは、1例においては平行な二等分線を有する素子であ って、平行な溝の2種のセットから形成されている斯ゝるコーナキューブ素子を 含む異なる幾何学的構造を含んで成るものである。ある種の列体では多数の新規 特徴がある。領域 311はデュアル溝セット式列体の1例であり、この例では:コ ーナキューブ素子が共通標準平面の上方 の異なる高さを有し;少なくとも1種の溝セットにおける少なくとも2本の溝が 異なる溝深さのものであり;コーナキューブ素子が平行な対称軸と、第1溝とそ の隣りの第2溝の間のスペーシングとして当該第2溝とその隣りの第3溝との間 のスペーシングとは相違している斯ゝるスペーシングとを有しており;少なくと も1種の溝セットにおける溝のスペーシングは少なくとも2種のコーナキューブ 素子が異なる長さを有するように変動しており;そして実働開口が非ゼロ入射角 において変動する。図42は列体 300の実働開口として、開口 318,320,322及び 324が領域303,305,307及び 307のコーナキューブ素子に対応している斯ゝる 実働開口を開示している。実働開口 326,327,328は領域 311のコーナキューブ 素子における種々の開口に対応している。 コーナキューブ素子複合列体の隣り合う領域は異なるサイズと異なるコーナキ ューブ素子方位を有していてよい。領域のサイズは具体的用途の要件に従って選 定されるべきである。例えば、交通制御用途では領域として、期待される最短視 距離で狙い定めていない眼によって視覚的に解像出来ない程に充分小さい斯ゝる 領域を要求することが出来る。これは均一外観を呈する複合列体を与える。或い は、舗道マーカーやバリア等のチァンネル/アプローチマーキングや方位反射器 の用途では領域として、必要な最長視距離で狙い定めていない眼によって容易に 解像出来る程に充分に大きい斯ゝる領域を要求することが出来る。それに加えて 、複合列体シーティングは最大の全光再帰性能が望まれるときに、これらの用途 で有用であり得る。従来式列体シーティングは例えば交通バリア側用途において 、本発明の多くの複合列体シーティングのようには多重方位レベルの全光再帰性 能を達成することが出来ない。 図43−45は複数の分離面 342によって離間させられているコーナ キューブ素子337,338を含む複数の幾何学的構造を有する列体 334の図を開示し ている。素子337,338の横面345,346,347,348は各分離面のための境界エッジ 350,351を形成している。横面はコーナキューブのコーナキューブ素子光学面並 びに非光学面を包含することが出来る。分離面 342は断面視で平坦な、或いは湾 曲した部分を有し得る。 分離面は可撓性シーティングを包含する、非対称式再帰反射性コーナキューブ 素子列体を利用したシーティングの光透過度を増大させるのに有利に利用され得 る。例えば、これは、常態では射出成形法を用いて製作される標識や自動車信号 光反射器等の内部照明反射性物品に特に有用である。図43に示す例では、分離面 は追加のコーナキューブ素子を形成するために変動する深さの溝を切削されたキ ューブエッジとの組合せで以って示されている。このプロセスは必要とされるコ ーナキューブエッジ或いは他の構造面の面取りのためにも使用される。分離面 3 42は平坦な或いは湾曲したチップを備えた工作工具を用いて、或いは多重構造コ ーナキューブ素子列体マスターのレプリカから更に材料を除去することにより形 成され得る。構造特徴の数多くの組合せは本発明の範囲内で可能であり、しかも これらの組合せは図に示す具体的な代表例に制限されるものではない。 本発明の再帰反射性物品或いはシーティングのために適した材料は好ましくは 、寸法安定性、耐久性及び耐候性のある透明材料であって、所望形態に容易に複 製され得る斯ゝる材料である。適当な材料の事例は:ガラス;Rohm and Hass Co mpanyにより製造されるPlexiglasブランド樹脂等の約 1.5の屈折率を有するアク リル;米国特許第 4,576,850号、第 4,582,885号及び第 4,668,558号に教示され ているもの等の反射性材料;Dupont de Nemours and Co.,Incに よりSURLYNのブランド名の下で市販されているもの等のポリエチレン基イオノマ ー;ポリエステル、ポリウレタン;及びセルローズアセテートブチレートを包含 する。ポリカーボネートはそのタフネス及び入射角の広範囲に亘って再帰反射性 を向上させることに概して寄与する比較的高い屈折率の故に、特に適している。 これらの材料は染料、着色剤、顔料、UV安定剤或いは添加物をも包含することが 出来る。材料の透明性は面取り面或いは分離面が物品或いはシーティングのこれ らの部分に光が透過することを保証する。 面取り面や分離面の組込みは物品の再帰反射性を消滅させず、むしろこれは物 品全体を部分的に透明にする。部分的透明材料を要求するある種の用途では、物 品の低屈折率が物品透過光の範囲を改良する。これらの用途では、アクリル(約 1.5の屈折率)の透過範囲の増大が望ましい。 完全再帰反射性物品では、高い屈折率を有する材料が好ましい。これらの用途 では、ポリカーボネート等の約1.59の屈折率を有する材料は、この材料と空気の 屈折率間の相違を増大させ、従って再帰反射性を強めるために使用される。ポリ カーボネートは更にその温度安定性と衝撃抵抗とから一般に好ましい。 本発明の範囲と精神から逸脱しない本発明の種々の変形と変更は当業者には明 白になるものである。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1995年12月15日 【補正内容】 請求の範囲 1.基面と構造面を有する基体(165,194)として、当該構造面が少なくとも 2本の溝を含む第1種の溝セットと少なくとも2本の溝を含む第2種の溝セット とを有し、該第2種溝セットが該第1種溝セットと交差することによりコーナキ ューブ素子の1列体を形成する斯ゝる基体を含んで成る再帰反射性シーティング において、 該構造面が深さD1まで工作された第1種の溝とD1とは異なる深さD2まで工 作された第2種の溝とを含むことを特徴とする再帰反射性シーティング。 2.少なくとも1種の溝セットの複数の溝が該基面に略直角になる平面に配位 した第1側面を含んで成る、請求項1に係る再帰反射性シーティング。 3.溝セットにおける隣り合う平行な溝が等距離にはない、請求項1或いは2 に係る再帰反射性シーティング。 4.該列体の各コーナキューブの対称軸が実質的に平行である、請求項1,2 或いは3に係る再帰反射性シーティング。 5.該列体が基準平面の上方の高さH1に延在している第1コーナキューブ素 子と該基準平面の上方にH1とは異なる高さH2に延在する第2コーナキューブ素 子を含んで成る、請求項1−4のいづれか1項に係る再帰反射性シーティング。 6.溝セットの少なくとも1種が繰返しパターンで互いに異なる少なくとも2 種の溝側角を含む、請求項1−5のいづれか1項に係る再帰反射性シーティング 。 7.少なくとも1種のコーナキューブ素子面が当該面の大部分に亘って円弧状 である、請求項1−6のいづれか1項に係る再帰反射性シーティング。 8.該構造面の隣りに配設されたシール媒体を更に含んで成る、請求項1−7 のいづれか1項に係る再帰反射性シーティング。 9.該シーティングの1部分が鏡面反射材料で被覆されている、請求項1−8 のいづれか1項に係る再帰反射性シーティング。 10.該シーティングの1部分が光透過性である、請求項1−9のいづれか1項 に係る再帰反射性シーティング。 11.コーナキューブ素子の第2列体として、該構造面に該第1列体とは異なる 方位で配設されている斯ゝる第2列体を更に含んで成る、請求項1−10のいづれ か1項に係る再帰反射性シーティング。 12.工作可能基体を準備し; 少なくとも2本の溝を含む第1種の溝セットを該基体に工作し; 少なくとも2本の溝を含む第2種の溝セットとして、該第1種溝セットと交差 することによってコーナキューブ素子の1列体を形成する斯ゝる第2種溝セット を該基体に工作する、 以上の該工程を含んで成るコーナキューブ物品を製作する方法において、 該基体が: 深さD1に工作された第1種の溝;及び D1とは異なる深さD2に工作された第2種の溝を含むことを特徴とするコーナ キューブ物品の製作方法。 13.該第1種溝と該第2種溝が実質的に平行である、請求項12の方法。 14.該第1種溝が該第2種溝と交差する、請求項12の方法。 15.溝セットにおける隣り合う平行溝が等距離にはない、請求項12,13或いは 14の方法。 16.請求項12−15のいづれか1項の方法に従って製作された物品。 17.請求項16の物品のレプリカである物品。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ベンソン,ジェラルド エム. アメリカ合衆国,ミネソタ 55133―3427, セント ポール,ポスト オフィス ボッ クス 33427(番地なし)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.コーナキューブ物品を工作する方法であって: a)基体に各々少なくとも2本の溝を含んで成る2種の溝セットを直接工作し 、それによってコーナキューブ素子を含む複数の幾何学的構造を生成し;そして b)該セットの少なくとも1種において該溝の少なくとも2本を異なる溝深さ に成形する工程を含んで成る、 斯ゝるコーナキューブ物品の工作方法。 2.コーナキューブ物品を工作する方法であって: a)基体に各々少なくとも2本の溝を含んで成る2種の溝セットを直接工作し 、それによってコーナキューブ素子を含む複数の幾何学的構造を生成し;そして b)コーナキューブ素子の少なくとも2種を、各々が共通標準平面の上方の異 なる高さを有しているように成形する工程を含んで成る、 斯ゝるコーナキューブ物品の工作方法。 3.コーナキューブ物品を工作する方法であって: a)基体に各々少なくとも2本の溝を含んで成る2種の溝セットを直接工作し 、それによってコーナキューブ素子を含む複数の幾何学的構造を生成し;そして b)コーナキューブ素子の少なくとも2種を、非ゼロ入射角における実働開口 のサイズがx方向とy方向の両方において異なるように成形する工程を含んで成 る、 斯ゝるコーナキューブ物品の工作方法。 4.コーナキューブ物品を工作する方法であって: a)基体に各々少なくとも2本の溝を含んで成る2種の溝セット を直接工作し、それによってコーナキューブ素子を含む複数の異なる幾何学的構 造を生成し;そして コーナキューブ素子が平行な二等分線を有しているように成形する工程を含ん で成る、 斯ゝるコーナキューブ物品の工作方法。 5.コーナキューブ素子対称軸の少なくとも2種が非平行である、請求項4の 方法。 6.溝セットの少なくとも1種における溝スペーシングを、第1の溝とその隣 りの第2の溝との間のスペーシングが当該第2溝とその隣りの第3の溝との間の スペーシングとは異なるように変動させられている、請求項1,2,3或いは4 の方法。 7.コーナキューブ物品を工作する方法であって: a)基体に各々少なくとも2本の溝を含んで成る2種の溝セットを直接工作し 、それによって平行な対称軸を有するコーナキューブ素子を含む複数の幾何学的 構造を生成し;そして b)溝セットの少なくとも1種における溝スペーシングを、第1の溝とその隣 りの第2の溝との間のスペーシングが当該第2溝とその隣りの第3の溝との間の スペーシングとは異なるように変動させる工程を含んで成る、 斯ゝるコーナキューブ物品の工作方法。 8.コーナキューブ物品を工作する方法であって: a)基体に各々少なくとも2本の溝を含んで成る2種の溝セットを直接工作し 、それによってコーナキューブ素子を含む複数の幾何学的構造を生成し;そして b)溝セットの少なくとも1種における溝スペーシングを、コーナキューブ素 子の少なくとも2本が異なる長さを有するように変動させる工程を含んで成る、 斯ゝるコーナキューブ物品の工作方法。 9.コーナキューブ物品を工作する方法であって: a)基体に各々少なくとも2本の溝を含んで成る2種の溝セットを直接工作し 、それによってコーナキューブ素子を含む複数の幾何学的構造を生成し;そして b)素子の少なくとも2種を相反する方向の非再帰反射性素子三角形面を有す るように配置する工程を含んで成る、 斯ゝるコーナキューブ物品の工作方法。 10.コーナキューブ素子の少なくとも2種が異なる長さを有している、請求項 1,2,3,4,7或いは9の方法。 11.異なる長さを有するコーナキューブ素子の少なくとも2種が更に異なる幅 を有している、請求項8の方法。 12.異なる長さを有するコーナキューブ素子の少なくとも2種が更に異なる幅 を有している、請求項10の方法。 13.セットの少なくとも1種における少なくとも2本の溝が異なる溝深さのも のである、請求項2,3,4,7,8或いは9の方法。 14.反対向きの非再帰反射性三角形面が共通エッジを分け合っている、請求項 9の方法。 15.反対向きの関係にある素子が幾何学的に合同である、請求項9の方法。 16.請求項1,2,3,4,7,8或いは9の方法に従って製作された物品。 17.請求項16の物品のレプリカであるコーナキューブ物品。 18.物品が再帰反射性のものである、請求項17の物品。 19.直接工作された基体として、コーナキューブ素子を含む複数の幾何学的構 造が基体に平行溝の2種のセットのみを用いて工作さ れていて、そして溝セットの少なくとも1種における少なくとも2本の溝が異な る溝深さのものである斯ゝる直接工作基体のレプリカである再帰反射性コーナキ ューブ物品。 20.直接工作された基体として、コーナキューブ素子を含む複数の幾何学的構 造が基体に平行溝の2種のセットのみを用いて工作されていて、そして溝セット の少なくとも1種における少なくとも2本の溝が共通標準平面の上方の異なる高 さを有している斯ゝる直接工作基体のレプリカである再帰反射性コーナキューブ 物品。 21.直接工作された基体として、コーナキューブ素子を含む複数の幾何学的構 造が基体に平行溝の2種のセットのみを用いて工作され、そしてコーナキューブ 素子の少なくとも2種を非ゼロ入射角における実働開口のサイズがx方向とy方 向の両方において異なるように工作している斯ゝる直接工作基体のレプリカであ る再帰反射性コーナキューブ物品。 22.直接工作された基体として、平行な二等分線を有するコーナキューブ素子 を含む複種の異なる幾何学的構造が平行な溝の2種のセットのみを用いて基体に 工作されている斯ゝる直接工作基体のレプリカである再帰反射性コーナキューブ 物品。 23.コーナキューブ素子の少なくとも2種が非平行である、請求項22の物品。 24.溝セットの少なくとも1種における溝スペーシングを、第1の溝とその隣 りの第2の溝との間のスペーシングが当該第2溝とその隣りの第3の溝との間の スペーシングとは異なるように変動させられている、請求項19,20,21或いは22 の物品。 25.直接工作された基体として、平行な対称軸を有するコーナキューブ素子を 含む複数の幾何学的構造が基体に平行溝の2種のセットのみを用いて工作されて いて、そして溝セットにおける第1溝と その隣りの第2溝の間のスペーシングが当該第2溝とその隣りにある当該溝セッ トの第3溝との間のスペーシングとは相違している斯ゝる直接工作基体のレプリ カである再帰反射性コーナキューブ物品。 26.コーナキューブ素子の少なくとも2種が異なる長さを有している、請求項 19,20,21,22或いは25の物品。 27.直接工作された基体として、コーナキューブ素子を含む複数の幾何学的構 造が基体に平行溝の2種のセットのみを用いて工作されていて、そして溝セット の少なくとも1種における溝スペーシングをコーナキューブ素子の少なくとも2 種が異なる長さを有するように変動させられている斯ゝる直接工作基体のレプリ カである再帰反射性コーナキューブ物品。 28.非ゼロ入射角において少なくとも2種の異なる実働開口サイズを呈する、 請求項19,20,22,25或いは27の物品。 29.直接工作された基体として、コーナキューブ素子を含む複数の幾何学的構 造が基体に平行溝の2種のセットのみを用いて工作されていて、そして素子の少 なくとも2種が相反する方向の非再帰反射性素子三角形面を有している斯ゝる直 接工作基体のレプリカである再帰反射性コーナキューブ物品。 30.反対向きの非再帰反射性三角形面が共通エッジを分け合っている、請求項 29の物品。 31.相反する関係を有する素子が幾何学的に合同である、請求項29の物品。 32.少なくとも2種のコーナキューブ素子が共通標準平面の上方に異なる高さ を有している、請求項19,20,22,25,27或いは29の物品。 33.複数のコーナキューブ素子が相対的に低位のコーナキューブ 素子の上方に離間配位するシール媒体のための支持手段を提供している、請求項 19,20,21,22,25,27或いは29の物品。 34.少なくとも1種の溝セットにおける少なくとも1本の溝が分離面の境界エ ッジを形成する横面を有するコーナキューブ素子を含む幾何学的構造を規定して いる、請求項19,20,21,22,25,27或いは29の物品。 35.物品が部分的に光透過性である、請求項34の物品。 36.いづれの面のいづれの点においても当該点における分離面の断面は湾曲形 状である、請求項34の物品。 37.いづれの面のいづれの点においても当該点における分離面の断面は平坦形 状である、請求項34の物品。 38.交通制御材料、再帰反射性自動車マーキング、部分的光透過性標識、方位 反射器、及び再帰反射性マーキングを包含する構造の群から選択された基体を含 んで成る、請求項19,20,21,22,25,27或いは29の物品。 39.少なくとも1種の溝セットにおける少なくとも1種の溝側角として、溝側 によって規定されている素子の他の面との直交差点を作ることになる角度とは異 なる斯ゝる溝側角を含んで成る、請求項19,20,21,22,25,27或いは29の物品 。 40.少なくとも1種の溝セットが繰返しパターンで、互いに異なる少なくとも 2種の溝側角を含む、請求項19,20,21,22,25,27或いは29の物品。 41.少なくとも1種のキューブ面が再帰反射性光パターンの形状を変形するた めに当該キューブ面の大部分に亘って円弧状である、請求項19,20,21,22,25 ,27或いは29の物品。 42.円弧面の形状が凹状である、請求項41の物品。 43.円弧面の形状が凸状である、請求項41の物品。 44.円弧面の形状を、円筒軸線が円弧面を境界付ける溝に略平行であるような 実質的円筒状のものにしている、請求項41の物品。 45.物品が透明である、請求項20,21,22,25,27或いは29の物品。 46.物品の1部が反射性材料で被覆されている、請求項19,20,21,22,25, 27或いは29の物品。 47.少なくとも2種のコーナキューブ素子が共通光学面を分け合っている、請 求項19,20,21,22,25,27或いは29の物品。 48.少なくとも1種のコーナキューブ素子が90°以外の角度で基標準面と交差 している二等分線を含んで成る、請求項19,20,21,22,25,27或いは29の物品 。 49.再帰反射性コーナキューブ素子の複数の領域として、各領域が直接工作さ れた基体のレプリカを含んで成る斯ゝる複数領域を含んで成る再帰反射性コーナ キューブ素子複合シーティングであって、該直接工作基体には複数のコーナキュ ーブ素子が工作されており、該複合シーティングは少なくとも1個の領域として コーナキューブ素子を含む少なくとも2つの幾何学的構造が平行な溝の2種のセ ットから形成されており、当該幾何学的構造が共通標準平面の上方の異なる高さ を有している斯ゝる少なくとも1つの領域を含んで成る、斯ゝる構成の再帰反射 性コーナキューブ素子複合シーティング。 50.再帰反射性コーナキューブ素子の複数の領域として、各領域が直接工作さ れた基体のレプリカを含んで成る斯ゝる複数領域を含んで成る再帰反射性コーナ キューブ素子複合シーティングであって、該直接工作基体には複数のコーナキュ ーブ素子が工作されており、該複合シーティングは少なくとも1個の領域として 溝が平行な溝の2種のセットから形成されており、少なくとも1種の溝セットの 少なくとも2本の溝が異なる溝深さのものである斯ゝる少なくとも1つの領域を 含んで成る、斯ゝる構成の再帰反射性コーナキューブ素子複合シーティング。 51.再帰反射性コーナキューブ素子の複数の領域として、各領域が直接工作さ れた基体のレプリカを含んで成る斯ゝる複数領域を含んで成る再帰反射性コーナ キューブ素子複合シーティングであって、該直接工作基体には複数のコーナキュ ーブ素子が工作されており、該複合シーティングは少なくとも1個の領域として コーナキューブ素子を含む少なくとも2つの幾何学的構造が平行な溝の2種のセ ットから非ゼロ入射角において実働開口サイが異なるように工作されている斯ゝ る少なくとも1つの領域を含んで成る斯ゝる構成の再帰反射性コーナキューブ素 子複合シーティング。 52.少なくとも1つの領域が共通標準平面の上方の異なる高さを有している少 なくとも2種のコーナキューブ素子を含んで成る、請求項50或いは51のシーティ ング。 53.非対称性の入射角性を呈する、請求項49,50或いは51のシーティング。 54.対称性の入射角性を呈する、請求項49,50、或いは51のシーティング。 55.x方向とy方向の両方において実働開口サイズが相違している、請求項51 のシーティング。 56.再帰反射性コーナキューブ素子の複数の領域として、各領域が直接工作さ れた基体のレプリカを含んで成る斯ゝる複数領域を含んで成る再帰反射性コーナ キューブ素子複合シーティングであって、該直接工作基体には複数のコーナキュ ーブ素子が工作されており、該複合シーティングは少なくとも1個の領域として コーナキューブ素子を含む複数の幾何学的構造が2種のセットを用いて形成され ている斯ゝる少なくとも1つの領域を含んで成る、斯ゝる構成の再帰反射性コー ナキューブ素子複合シーティング。 57.2種の溝セットを用いて形成されている少なくとも1つの領域内のコーナ キューブ素子の全てが平行な二等分軸線を有している、請求項56のシーティング 。 58.2種の溝セットを用いて形成されている少なくとも2種のコーナキューブ 素子が相反する方向の非再帰反射性素子三角形面を有している、請求項56のシー ティング。 59.再帰反射性コーナキューブ素子の複数の領域として、各領域が直接工作さ れた基体のレプリカを含んで成る斯ゝる複数領域を含んで成る再帰反射性コーナ キューブ素子複合シーティングであって、該直接工作基体には複数のコーナキュ ーブ素子が工作されており、該複合シーティングは平行な溝の2種のセットを用 いて形成されている少なくとも1つの領域として、少なくとも2種の溝セットの 少なくとも1種における溝スペーシングをコーナキューブ素子の少なくとも2種 が異なる長さを有するように変動させている斯ゝる少なくとも1つの領域を含ん で成る、斯ゝる再帰反射性コーナキューブ素子複合シーティング。 60.溝セットの少なくとも1種における溝スペーシングを、第1の溝とその隣 りの第2の溝との間のスペーシングが当該第2溝とその隣りの第3の溝との間の スペーシングとは異なるように変動させられている、請求項49,50,51,56或い は59のシーティング。
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