JPH09504661A - 電話送受器 - Google Patents

電話送受器

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JPH09504661A
JPH09504661A JP7506875A JP50687595A JPH09504661A JP H09504661 A JPH09504661 A JP H09504661A JP 7506875 A JP7506875 A JP 7506875A JP 50687595 A JP50687595 A JP 50687595A JP H09504661 A JPH09504661 A JP H09504661A
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エンティング,アルベルト
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ヨハネス カティユン,ポール
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テレフオンアクチーボラゲツト エル エム エリクソン(パブル)
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  • Optical Modulation, Optical Deflection, Nonlinear Optics, Optical Demodulation, Optical Logic Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 空洞(3)を画定する細長いハウジング(2)を有する電話送受器(1)において、該空洞(3)内にマイクロホン(5)およびスピーカ(4)が配置され、マイクロホン(5)は、ハウジング(2)のチャンバ(9)内に可撓性ガスケット(8)により気密に配置される。ガスケット(8)の部分(13)は、少なくとも部分的にマイクロホン(5)の後面部分(28)上に広がる。マイクロホン(5)およびガスケット(8)を、弱い圧力のもと振動の影響がないようにチャンバ(10)内に保持するために、この部分(13)上に係合する手段が備えられる。空洞(3)内に配置されたプリント回路板もまた、この目的のために用いられうる。スピーカ(4)も、同様にして取付けられうる。

Description

【発明の詳細な説明】 電話送受器 発明の技術分野 本発明は、アセンブリの機能遂行のために必要な電気および電子部品を含む電 話装置と組合わせて用いる形式の電話送受器に関する。本発明はまた、電話送受 器および関連する電気および電子部品が、1つのハウジング内にユニットとして 収容されている、統合形式の電話送受器にも関する。本発明は特に、ポータブル ・ハンドヘルド・コードレス電話機として用いられる統合形式の電話送受器に関 する。 発明の背景 電話送受器は通常は、受けた音響信号を電気信号に変換するマイクロホンのよ うな第1変換器が空洞内の1端部に配置され、受けた電気信号を可聴音響信号に 変換するスピーカまたは電話機のような第2変換器が該空洞内の他端部に配置さ れる、該空洞を画定する細長いハウジングを含む。以下においては、簡単にする ために、マイクロホンおよびスピーカというそれぞれの用語が、制限を意図する ことなく、前記両変換器を指示するために用いられる。 電話装置と組合わせて用いられる形式の電話送受器においては、一般に、接続 電線のみが前記空洞内の前記1端部から他端部へ延長する。統合形式の電話送受 器においては、機能遂行のために必要な電気および電子部品もまた前記空洞内に 収容される。英語の専門文献においては、双方の形式のものが「送受器」と呼ば れている。 組込まれた送受信機構を有する上述のポータブル・ハンドヘルド・コードレス 電話送受器は特に、広範囲な小形化および/または電気および電子部品の集積化 の結果としての大きさの点から、時の経過とともに、より小形化され、かつ取扱 いが便利になってきた。このためマイクロホンとスピーカとの間の距離は小さく なり、その場合、音声などを十分に受取るために、比較的により高い感度のマイ クロホンも用いられる。 しかし、これは、マイクロホンが、スピーカから発生する雑音および振動をピ ックアップしやすくなるという欠点を有する。音声伝達における遅延の結果とし て、電話による会話中に遠隔端において話をした人は、このために彼自身の遅延 した音声をリレーバックされ、それは侵入性エコーを与える。 同じレベルのエコーは、遅延時間が増加するほど妨害を増すことがわかってい る。この問題は、例えば、通信衛星を経て走る伝送経路において起こるが、特に 、いわゆるTDMA/TDD(時分割多重接続/時分割2重)通信システム、例 えばDECT規格(ディジタル欧州コードレステレコミュニケーション)によっ て動作するディジタルコードレス通信装置においても起こる。 ここでは、タイムシーケンスをなして配列されるいくつかの音声チャネルが用 いられる(TDMA)。このチャネル数の最初の半分は、1方向の通信のために 用いられ、一方第2の半分は、他方向の通信のために用いられる(TDD)。こ れは、例えばそれぞれの方向に対して通信チャネルが連続的に得られるシステム と比較すると、追加の遅延を生ぜしめる。特に、そのようなシステムにおいて用 いられる電話送受器の場合においては、この追加の遅延は、スピーカとマイクロ ホンとの間の最大の許容可能な音および振動の伝達、すなわち漏話、に関して要 求を課する。 電話送受器のマイクロホンとスピーカとの間の異なる漏話経路は、電話送受器 の外側の空気を経ての外部音響経路、電話送受器のハウジング内の空洞を経ての 内部音響経路、および機械的振動経路に分類されうる。機械的振動経路の場合に は、スピーカから発生する振動は、ハウジングを経て、電気および電子部品を経 て、配線などを経て、マイクロホンへ伝達される。漏話はまた、電気的にも起こ りうる。 英語の専門文献においては、上述の形式の漏話は、「電話結合損失(TCL) 」の概念のもとに公知である。標準的仕様書に記載された個々のTCL値は、さ まざまな伝送システムに対して適用される。 DE−A1−35 16 290からは、電話装置に用いられる形式の電話送 受器が知られる。該送受器の握りは、機械的振動を減衰させるカバーを備えてい る。しかし、スピーカとマイクロホンとの間の機械的振動の減結合は、最適状態 からは遠いものである。そのわけは、マイクロホンとスピーカとを収容する外殻 が、機械的な噛合い連結により機械的に剛性のキャリヤに連結され、マイクロホ ンとスピーカとが、前記外殻と直接的な機械的接触を行うからである。この電話 受話器は、マイクロホンとスピーカとの間に内部連結空洞はもたない。 EP−A−0,166,198は、同様にして電話装置と組合わせて用いるた めの電話送受器に関する。スピーカとマイクロホンとは、ハウジングの空洞を経 ての音響漏話を防止するために、弾性シールリングによりハウジング内に取付け られる。マイクロホンとスピーカとを所定の位置に堅固に保持するために、ハウ ジングはさまざまな弾性フィンガおよびカムを備えている。なんの貢献もしない 諸ステップは、スピーカとマイクロホンとの間の機械的振動の伝達を減少させる ためのものである。 EP−A−0,453,061は、マイクロホン、スピーカ、およびいくつか の電気および電子部品が、単一ハウジングの内部空洞内に配置されている統合形 の電話送受器に関する。機械的減結合を改善するために、マイクロホンは、いわ ゆる「音響絶縁体」によってハウジングの円筒チャンバ内に取付けられる。この 音響絶縁体は、基本的には、マイクロホンを収容する大きい開口を備えた第1部 分と、該第1部分と相互に一直線をなして延長し、電話送受器のハウジングの外 部へ突出しうる、より細い第2部分と、を有する圧縮可能なガスケットから成る 。 前記絶縁体およびマイクロホンが、ショックまたは衝撃によってチャンバから 出てくるのを阻止するように、前記絶縁体は、マイクロホンおよびチャンバの壁 上に堅固に固定的に係合していなければならない。この要求は、前記絶縁体用の 材料の選択に制限を課する。さらに、前記絶縁体はこれにより、連続的にかなり の機械的応力を受け、該応力は長期間のうちに前記材料の固定作用に対し悪影響 を及ぼす。このため、ハウジング内の空洞を経ての望ましくない音響漏れ経路の 発生の危険と同様に、チャンバに対するマイクロホンの望ましくない移動の危険 が増大する。 GB−A−2,225,192には、電話装置に用いられる形式の電話送受器 が開示されており、該送受器においては、マイクロホンおよびスピーカは同様に ハウジングのそれぞれのチャンバ内に、弾性ガスケットにより堅固に固定して取 付けられる。上述の制限された材料選択および該ガスケット内の連続的な比較的 高レベルの機械的応力は、この場合にもあてはまる。 発明の要約 本発明の基本目的は、一般に、適用可能なTCL要求を少なくとも予測された 使用寿命中において満たしうる、またできるだけ一定の音声伝送品質を有する、 電話送受器を提供することである。特に、音声伝送において追加の遅延を有する 、TDMA/TDDシステムを含む通信システムにおいて用いられる電話送受器 を提供することである。 本発明のもう1つの目的は、音声伝送経路において受入れうる一定の品質を、 特にマイクロホン部分に関して、実現することである。 本発明は、第1の場合においては、多くの応用において適切である電話送受器 のマイクロホン部分とスピーカ部分との間における内部音響的および機械的漏話 減衰の度合が、マイクロホン部分を電話送受器のハウジング内に、機械的に可撓 的かつ気密に懸架または固定することにより実現されうることの洞察に基づいて いる。減衰の度合を増すためには、スピーカ部分もまた、ハウジング内に機械的 に可撓的かつ気密に取付けられる。 この状況における気密手段は、音響的に能動性の外方へ面したマイクロホンお よび/またはスピーカの前面部分と、電話送受器のハウジングの内部空洞との間 の直接的な空気経路を阻止する。 本発明は、第1実施例において、空洞を画定する細長いハウジングを含む電話 送受器を提供し、該空洞内において、該ハウジングの1端部近くにマイクロホン が配置され、該ハウジングの他端部近くにスピーカが配置される。マイクロホン およびスピーカはそれぞれ、音響的に能動性の前面部分と、音響的に非能動性の 後面部分と、それらの間に広がる周壁と、を含む。少なくともマイクロホンは、 前記ハウジングのチャンバ内に、前記空洞から該チャンバを経てマイクロホンの 前面部分に至る音の伝送を阻止するように、その周上に係合する弾性ガスケット によりシールされて配置される。本発明の概念に従い、該ガスケットは、比較的 可撓性の材料から製造され、一部分はマイクロホンの後面部分上に少なくとも部 分的に広がる。該ガスケットおよびマイクロホンをチャンバ内に保持するために 、 該ガスケットのこの部分に係合する手段が配設される。 前に引用したEP−A−0,453,061およびGB−A−2,225,1 92による、チャンバの壁とマイクロホンの外殻とに、比較的高レベルの摩擦力 で係合する剛性ガスケットの代わりに、本発明は、比較的可撓性のガスケットを 用いる。ここでは、マイクロホンをチャンバ内に保持する前記手段をして、マイ クロホンの後面上の前記ガスケット部分に係合せしめることにより、スピーカに より発生せしめられる機械的振動の伝達に対する改善された全体的減衰が得られ る。 本発明における前記ガスケット用の材料の選択は、電話送受器の予測された使 用寿命の間マイクロホンをチャンバ内に固定するための固定力または摩擦力に関 する付加的要求なしに、気密性の実現にほとんど完全に関連せしめられうる。 本発明のもう1つの実施例においては、マイクロホンの後面部分上に広がる前 記ガスケットの前記部分と、前記保持手段とは、該ガスケットおよびマイクロホ ン上へ、マイクロホンの能動性前面部分へ向かう方向の比較的弱い連続的圧力が 作用するような寸法を与えられる。これにより、マイクロホンの前面部分は、チ ャンバの隣接壁に対して密着して保持されるので、マイクロホンの前面部分上に 空気柱は生じない。この理由により、この実施例においては、前記ガスケットは マイクロホンの前面部分またはその一部の上に広げられていない。 前記EP−A−0,453,061およびGB−A−2,225,192にお いては、マイクロホンが、ショックおよび/または衝撃により、チャンバの軸方 向へ、望ましくない空気柱の発生の危険を伴って移動せしめられうることに注意 すべきである。示されているガスケットの構成から、マイクロホンの前面部分上 の空気柱の最小化がほかに全く考慮されていないことがわかる。 そのような空気柱は、スピーカにより発生せしめられる振動によって振動し且 つ共振することができ、スピーカは再びマイクロホンとの望ましくない音響結合 を形成するので、これは従って重要である。ハウジングに対して別個のカバープ レートを用いる本発明の実施例においては、チャンバはハウジングの外部へある 距離突出する。これにより、該カバープレートは、空気柱または他の空所なしに 、チャンバに対し、例えば接着または超音波溶接により、直接的気密連結をなし て 取付けられうる。 可撓性ガスケットの使用により、比較的弱い機械的付勢のみが必要とされ、そ れは該ガスケットの機械的性質に対し、少なくとも電話送受器の予測された使用 寿命の間、著しい悪影響を及ぼさない。 本発明の好適実施例においては、機械的振動を吸収する比較的薄い広がった材 料が、マイクロホンの能動性前面部分と、チャンバの対向面との間に配置される 。ここでは、良好な機械的振動吸収性を有する広がった織物材料または広がった 非織物材料が考えられる。このようにして、マイクロホンの前面部分とチャンバ の関連する壁との間に、適切な振動絶縁が得られる。 本発明のさらにもう1つの実施例においては、スピーカもまたハウジングのも う1つのチャンバ内に、その周上に係合し且つその前面部分および後面部分に少 なくとも部分的に係合する弾性ガスケットにより気密に配置されるので、前記空 洞からこのチャンバを通ってスピーカの前面部分に至る音の伝達は阻止される。 本発明の概念によれば、該ガスケットは比較的可撓性の材料のものであり、該ガ スケットおよびスピーカを前記もう1つのチャンバ内に保持するための手段が、 前記後面部分上に配置されるガスケット部分に係合する。 前記保持手段は、さまざまな形式、なかんずく、チャンバに対して固定、例え ば接着または超音波溶接、された別個のプレート部分、チャンバの凹部内に配置 されたプレート、または例えばチャンバ内に固定して形成されたリブまたはカム の形式をとりうる。 特に統合形の電話送受器のための本発明の好適実施例においては、前記保持手 段は、いくつかの電気および電子部品が取付けられたプリント回路板により形成 される。 前記ガスケットは、必ずしも一体ユニットから成る必要はない。本発明のさら にもう1つの実施例においては、マイクロホンおよびスピーカのそれぞれの後面 部分に係合する前記ガスケットの部分は、弾性導電材料により全体的または部分 的に形成される。例えば、前記プリント回路板と、マイクロホンおよび/または スピーカと、の間の電気接続は、これによって直接行われうる。 マイクロホンおよび/またはスピーカの関連チャンバ内における可撓性懸架に 対して所望の吸収および/または圧縮作用、または弾性を実現するために、前記 ガスケットは、それらの外周上に、凹部に加えて歯またはリブを配設されうる。 これは、本発明においては、関連するガスケットが関係の部品に対して、いかな る固定作用をも実現しないからである。特に、ガスケットは、少なくとも1つの 周縁において、マイクロホンまたはスピーカの前面部分および/または後面部分 に垂直な方向へ外向きにテーパするように形成される。これは、マイクロホンま たはスピーカの前面部分の方向における所望の圧縮性を得るためのものである。 前記ガスケットは、一体ユニットまたは分離された諸部分から成ることができる 。 本発明は、以下において、添付図面に示されている統合形の電話送受器におけ る応用に関連して明らかにされる。 図面の簡単な説明 第1図は、本発明による電話送受器の部分切欠概略斜視図を示す。 第2図は、第1図の電話送受器のマイクロホン部分の概略断面図を示す。 第3図は、本発明によるもう1つの電話送受器の、第2図と同様の断面図を示 す。 第4図は、本発明によるさらにもう1つの電話送受器の分解された諸部分に関 する概略斜視図を示す。 第5図は、第4図の電話送受器のいくつかのガスケットおよびマイクロホンの 拡大概略斜視図を示す。 第6図は、第4図の電話送受器の、取付けられたマイクロホン部分の拡大概略 横断面図を示す。 実施例の詳細な説明 第1図は、いくつかの相互に連結されたプラスチック部分から成り、内部空洞 3を画定する細長いプラスチックハウジング2を含む、統合形の電話送受器1を 示す。空洞3内には、ハウジング2の1端部近くにスピーカ4が、ハウジング2 の他端部近くにマイクロホン5が収容されている。この電話送受器はさらに、制 御キー21を有する前面パネルと、ディスプレイユニット22、例えば液晶ディ スプレイ(LCD)ユニット、とを含む。 スピーカ4は、音響信号、特に音声、を発生するための前面部分24と、音響 的に非能動性の後面部分25と、円筒形周壁26と、を有する。スピーカ4は、 回転対称な輪郭を有する弾性ガスケットまたはリング6内に懸架されている。こ のガスケット6により、スピーカ4は、ハウジング2の凹部すなわちチャンバ7 内に気密に嵌合する。 チャンバ7は、空洞3内へ出る第1開放外端部と、スピーカ4から発生した音 響信号をハウジング2の外部の場所へ伝送するための1つまたはそれ以上の穴2 3を備えた第2外端部と、を有する。この状況における気密とは、空洞3内の前 記第1外端部から、穴23に隣接するスピーカ4の音響的に能動性の前面部分2 4に至る、チャンバ7を経ての空気経路が存在しないことを表す。 マイクロホン5は、音響信号、特に音声、を受取るための音響的に能動性の前 面部分27と、音響的に非能動性の後面部分28と、同様に円筒形をなす周壁2 9と、を有する。マイクロホン5は、スピーカ4と同様に、回転対称な輪郭を有 する弾性ガスケットまたはリング8内に収容されている。このガスケット8によ り、マイクロホン5は、ハウジング2の対応する凹部すなわちチャンバ9内に、 気密に嵌合している。 チャンバ9は、空洞3内へ出る第1開放外端部と、ハウジング2の外部の場所 から音を受取るための1つまたはそれ以上の穴19を備えた第2外端部と、を有 する。この状況における気密とは、空洞3内の前記第1外端部から、穴19に隣 接するマイクロホン5の音響的に能動性の前面部分27に至る、チャンバ9を経 ての空気経路が存在しないことを表す。 ガスケット6および8は、スピーカ4から発生した音がチャンバ7を経て空洞 3を通り、次にチャンバ9を経てマイクロホンの能動性前面部分27へ通過する のを効果的に阻止する。最も簡単な実施例においては、マイクロホン5のみに対 するガスケット8で十分でありうる。 第2図は、第1図の電話送受器1のマイクロホン部分の断面図を示す。ガスケ ット8は、マイクロホン5の周壁29の形状および寸法に適応せしめられた円筒 形ジャケット10を有し、該ジャケットは、該ジャケット10の外周上の半径方 向外向きに張出した2つのリブ11、12と、マイクロホン5の後面部分28上 に部分的に広がるフランジ縁13と、を有する。マイクロホン5の前面27に隣 接するガスケット8の周縁14は、前面27に垂直な方向に外向きにテーパして 形成される。この周縁14は、マイクロホンの前面部分27上には広がらない。 マイクロホン5が、ガスケット8内に「懸架」配置されていることは明らかであ ろう。 ガスケット8およびマイクロホン5は、フランジ縁13に係合する環状プラス チックプレート15によってチャンバ9内に保持される。プレート15は、空洞 3に面する端部においてチャンバ9を部分的に閉鎖し、ハウジング2の関連する 内部表面16に、接着、超音波溶接などにより、適切に固定取付けされる。マイ クロホン5の背後の貫通孔20は、マイクロホン5の接続電線を通すためのもの である。 織物材料または非織物材料から成る薄い広がった布18が、機械的振動を減衰 させる目的で、マイクロホン5の前面部分27と、チャンバ9の対向壁17との 間に、配置される。布18は、好ましくはできるだけ薄いものとする。実用的な 厚さは、0.1mmから0.3mmまでの大きさの程度内にある。ガスケット8 は、本質的に任意の可撓性弾性材料でありうる。特に適切なものはシリコンゴム である。 ガスケット8は、連続的な弱い軸方向圧力がガスケット8上に、またガスケッ ト8を経てマイクロホン5の前面部分27の方向へマイクロホン5上に、またジ ャケットまたは周壁10を経て半径方向にチャンバ9上に、作用するように、チ ャンバ9、マイクロホン5、およびプレート15に関して寸法を定められる。こ れは、所望の気密性を与え、前面部分27と、チャンバ9の隣接壁17との間に おける、望ましくない空気柱の発生を効果的に阻止する。可撓性ガスケットの使 用により、比較的に弱い圧力または付勢のみが必要とされるので、該ガスケット の機械的性質は、少なくとも電話送受器の予測された使用寿命の間は、著しくは 変化しない。これはまた、電話送受器の最初の音声伝達品質もまた著しくは変化 せず、本発明の目的に従って適用可能であるTCL規格を有するコンプライアン スが維持されることを意味する。 スピーカ4は、マイクロホン5と同様にしてハウジング2内に収容される。従 って、その構成を再び詳細に説明する必要はない。しかし、スピーカの場合は、 ガスケットがスピーカの前面部分上に部分的に広げられうる。スピーカ4の、こ の気密かつ機械的振動減衰取付け方法は、必ずしも必要ではなく、これは、なか んずく適用可能なTCL規格に依存することに注意すべきである。しかし、機械 的振動減衰取付け方法は、一般に必要である。これは、スピーカ4が、マイクロ ホン5によって電気信号に変換される機械的振動を、ハウジング2に対して発生 することを阻止するためのものである。これは特に、例えば第3図に示されてい るような、布18が用いられない構成の場合にあてはまる。 第3図は、第2図に対応するマイクロホン懸架の実施例を示しているが、そこ ではチャンバ9は、その周壁10上に凹部30を備え、その中には第2図におけ るプレート15と同じ目的を有する環状プラスチックプレート31が係合してい る。マイクロホン5の前面部分27に対向して位置するチャンバ9の壁17は、 外部への1つのみの開口19を有し、これは空所なく正確に、破線で示されたマ イクロホン5のピックアップ開口32に連結される。 そのような正確な嵌合によれば、スピーカ4がハウジング2内に十分に振動の 影響がないように取付けられている限り、マイクロホン5の前面部分27と、凹 部の壁17との間の空気柱を防止するための布18は必ずしも必要でない。プレ ート31は、再び凹部30内に、接着、溶接などにより固定取付けされる。 マイクロホンおよびスピーカに対する接続手段は、図には示されていない。こ れらは通常、実用上本質的に公知の、電線、弾性接点または他の接続設備から成 る。 チャンバ内にマイクロホンを保持するための別個のプレートの代わりに、特に 統合形の電話送受器においては、この目的のために、その中に存在する、いくつ かの電気および電子部品が取付けられたプリント回路板もまた有利に用いられう る。 第4図は、コードレス・ポータブル・ハンドヘルド電話機として用いられる、 本発明による統合形の電話送受器33の実施例を示す。電話送受器33は、例え ば第1図に示されているような、なかんずく制御キーおよびディスプレイユニッ トを取付けるためのカバー36が嵌合せしめられる空洞35の境界をほぼ定める 箱34から成るプラスチックハウジングを含む。制御キーおよびディスプレイユ ニットをはめ込むカバープレート37は、カバー36上に配置される。そのよう なカバープレート37は、英語の専門文献においては「化粧カバー」とも呼ばれ る。プリント回路板38がさらに図示されており、その1面または両面上には、 送信および受信手段を含む、いくつかの電気および電子回路部品39が取付けら れている。 カバー36は、マイクロホン41を収容するためのチャンバ40と、2部分4 2、43から成るガスケットと、を含む。チャンバ40は、マイクロホン41に 適合せしめられた、周壁44と、開口46を備えた底部45とをもつ円筒形を有 する。マイクロホン41は、音響的に能動性の前面部分47と、音響的に非能動 性の後面部分48と、これらの間に広がる周壁49と、を有する。前記前面部分 内には、変換されるべき音を受ける開口50が配置されている。 第5図には、前記ガスケットの形状がもっと明瞭に示されている。第1ガスケ ット部分42は、第2図のガスケット8と同様に、いくつかの半径方向外向きに 突出するリブ51、52と、取付けられた状況においてマイクロホン41の前面 部分47に隣接するが該前面部分47の表面上には広がらないテーパした周縁5 3と、を有する。周縁53の反対側に位置する端部上には、第2ガスケット部分 43を収容するための適応開口55を備えたカラー54が形成されている。 第6図の断面図に示されている組立てられた状態においては、プリント回路板 38は、第1ガスケット部分42のカラー54と、第2ガスケット部分43とに 係合する。このようにして、第1ガスケット部分42は、軸方向および半径方向 の弱い圧力のもとチャンバ40内に保持される。第2ガスケット部分43により 、マイクロホン41は、チャンバ40の壁45に対して十分しっかりと保持され 、それによって、マイクロホン41の前面部分47上の望ましくない空気柱が防 止される。 本発明の概念により、両ガスケット部分42、43は、前にガスケット8に関 して説明した通り、再び可撓的弾性材料から成る。図示されている実施例におい ては、第2ガスケット部分43は、相互に絶縁された2つの導電性半部分56、 57を構成する弾性導電材料から成る。英語の専門文献は、この状況において、 これを「エラストマー性コネクタ(elastomeric connector)」とも呼んでいる。 電話送受器33の組立てられた状態において、前記両半部分は、一方の側にお いてはプリント回路板38上の端子パッチ60、61と、また他方の側において はマイクロホン41の後面部分48上の端子パッチ58、59と、電気的に接触 する。このようにして、マイクロホン41は電気的に接触せしめられる。図示さ れてはいないが、スピーカもまたこのようにして取付けられ、かつ電気的に接続 されうることは明らかである。 マイクロホン41の前面部分47は、チャンバ40内においてその壁45に密 着して連結されるので、また開口46および50は正確にアラインされるので、 スピーカが十分に振動吸収的に取付けられる時に、布18などは必要でない。カ バープレート37の下の空間内に、スピーカからマイクロホンまでの音響伝達経 路を生じる可能性を防止するために、チャンバ40はその壁45と共に、カバー 36の表面上へ距離62だけ突出する。この距離は、カバープレート37が、そ のマイクロホン開口63をカバー36の開口46とアラインされて、チャンバ4 0の外壁45に、参照番号64によって指示されているように、例えば接着によ り、または好ましくは超音波溶接により、固定取付けされうるような距離である 。 本発明は、もちろん図示されている、円筒形のマイクロホン、スピーカ、およ び対応して形成されたガスケットを有するチャンバ、に制限されるものではない 。必要に応じて、例えば所望の圧縮性を実現するために、ガスケットは本発明の 概念の範囲内で、もっと多くの、またはもっと少ないリブ、または追加の凹部な どを備えうる。所望の接触を条件として、例えば同軸的に形成されたエラストマ ー性コネクタもまた適用可能である。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1995年8月22日 【補正内容】 請求の範囲 1.空洞(3:35)を画定する細長いハウジング(2;34、36)を含む 電話送受器(1;33)であって、該空洞内において、マイクロホン(5;41 )が前記ハウジング(2;34、36)の1端部近くに配置され、スピーカ(4 )が前記ハウジング(2;34、36)の他端部近くに配置され、前記マイクロ ホン(5;41)およびスピーカ(4)がおのおの、それぞれ音響信号をピック アップおよび発生するための音響的に能動性の前面部分(27、24;47)と 、周表面(29、26;49)によって連結された非能動性の後面部分(28、 25;48)と、を有し、少なくとも前記マイクロホン(5;41)が、前記ハ ウジング(2:34、36)のチャンバ(9;40)内に前記マイクロホン(5 ;41)の前記周表面(29;49)上に係合する弾性ガスケット(8;42、 43)によりシールして配置されることにより、前記空洞(3;35)から前記 チャンバ(9;40)を通して前記マイクロホン(5;41)の前記前面部分( 27;47)に至る音の伝達が阻止されるようになっており、前記ガスケット( 8;42)が可撓性材料から成り、その一部分(13;54)が少なくとも部分 的に前記マイクロホン(5;41)の前記後面部分(28;48)上に広がり、 前記ガスケット(8;42)のこの部分(13;54)上に係合する手段(15 ;31;38)が該ガスケット(8;42)および前記マイクロホン(5;41 )を前記チャンバ(9;40)内に保持する、前記電話送受器(1;33)にお いて、前記ガスケット(8;42、43)が前記マイクロホン(5;41)の前 記前面部分(27;47)上に広がらないように前記ガスケット(8:42、4 3)が形成され、前記マイクロホン(5;41)がその前面部分(27;47) を前記チャンバ(9;40)の隣接面(17;45)に対する密着取付けにより 保持されることを特徴とする、電話送受器(1;33)。 2.前記マイクロホン(5;41)の前記前面部分(27;47)と、前記チ ャンバ(9;40)の前記隣接面と、の間に、機械的振動を吸収する薄い、広が った材料(18)が配置されている、請求項第1項記載の電話送受器(1;33 )。 3.前記マイクロホン(41)を収容するための前記チャンバ(40)が、該 マイクロホンの能動性前面部分(47)上において、前記ハウジング(36)の 外側にある距離突出することにより、該ハウジング(34、36)に対するカバ ープレート(37)がそれへ連結されるようになっている、請求項第1項記載の 電話送受器(1;33)。 4.前記スピーカ(4)が、その周(26)上と、少なくとも部分的にその前 面(24)および後面部分(25)上と、に係合する弾性ガスケット(6)によ り前記ハウジング(2)のもう1つのチャンバ(7)内に気密に配置されること により、前記空洞(3)からこのチャンバ(7)を通して前記スピーカ(4)の 前記前面部分(24)に至る音の伝達が阻止されるようになっており、前記ガス ケット(6)が可撓性材料から成り、前記スピーカ(4)の前記後面部分(25 )上に配置された前記ガスケット(6)の部分上に係合する手段(15;31) が、該ガスケット(6)および前記スピーカ(4)を前記もう1つのチャンバ( 7)内に保持する、請求項第1項、第2項、または第3項記載の電話送受器(1 ;33)。 5.前記ガスケット(6;7;42)が、前記マイクロホン(5;41)およ び前記スピーカ(4)のそれぞれの前記前面部分(27;47;24)および/ または後面部分(28;48;25)に垂直な方向に、少なくとも1つの周縁( 14;53)においてテーパして形成されている、請求項第1項から第4項まで のいずれかに記載の電話送受器(1;33)。 6.前記マイクロホン(5;41)および前記スピーカ(4)のそれぞれの前 記後面部分(27;47;24)上に係合する前記ガスケット(6;7;42) の前記部分が、完全に、または部分的に、弾性導電材料(56、57)から成る 、請求項第1項から第5項までのいずれかに記載の電話送受器(1;33)。 7.前記マイクロホン(5;41)および前記スピーカ(4)のそれぞれの前 記後面部分(28;48;25)上に広がる前記ガスケット(8;42;43; 7)の前記部分(13;54)と、前記保持手段(15;31;38)とが、前 記ガスケット(8;42;43;7)および前記マイクロホン(5;41)およ び前記スピーカ(4)のそれぞれに対して、その前記前面部分(27;47;2 4)へ向かう方向の弱い連続的圧力が作用するように寸法を定められている、請 求項第1項から第6項までのいずれかに記載の電話送受器(1;33)。 8.前記保持手段(15;31;38)が前記チャンバ(7:9;40)を完 全に、または部分的に閉鎖するプレート部分から成る、請求項第1項から第7項 までのいずれかに記載の電話送受器(1;33)。 9.前記プレート部分が、前記ハウジング(34、36)の前記空洞(35) 内に配置されたプリント回路板(38)である、請求項第8項記載の電話送受器 (1;33)。 10.ポータブルコードレス電話機として用いるための、特にディジタルTD MA/TDDシステムにおいて用いるための、送信および受信手段(21;22 ;39)を備えた、請求項第1項から第9項までのいずれかに記載の電話送受器 (1;33)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,MW,SD),AM,AT, AU,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C Z,DE,DK,ES,FI,GB,GE,HU,JP ,KE,KG,KP,KR,KZ,LK,LT,LU, LV,MD,MG,MN,MW,NL,NO,NZ,P L,PT,RO,RU,SD,SE,SI,SK,TJ ,TT,UA,US,UZ,VN (72)発明者 カティユン,ポール ヨハネス オランダ国 エヌエル ― 7541 ゼット エィチ エンスケデ,パレムバングストラ ート 1

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.空洞を画定する細長いハウジングを含む電話送受器であって、該空洞内に おいて、マイクロホンが前記ハウジングの1端部近くに配置され、スピーカが前 記ハウジングの他端部近くに配置され、前記マイクロホンおよびスピーカがそれ ぞれ音響信号をピックアップおよび発生するための音響的に能動性の前面部分と 、非能動性の後面部分と、を有し、少なくとも前記マイクロホンが、前記両部分 間に広がるその周表面上に係合する弾性ガスケットにより前記ハウジングのチャ ンバ内にシールして配置されることにより、前記空洞から前記チャンバを通して 前記マイクロホンの前記前面部分に至る音の伝達が阻止されるようになっており 、 前記ガスケットが比較的可撓性の材料から成り、その一部分が少なくとも部分 的に前記マイクロホンの前記後面部分上に広がり、前記ガスケットのこの部分上 に係合する手段が該ガスケットおよび前記マイクロホンを前記チャンバ内に保持 することを特徴とする、 電話送受器。 2.前記マイクロホンの前記後面部分上に広がる前記ガスケットの前記部分と 、前記保持手段とが、前記ガスケットおよび前記マイクロホンに対して、該マイ クロホンの前記前面部分へ向かう方向の比較的弱い連続的圧力が作用するように 寸法を定められている、請求項第1項記載の電話送受器。 3.前記マイクロホンの前記前面部分と、前記チャンバの隣接面と、の間に、 機械的振動を吸収する比較的薄い、広がった材料が配置されている、請求項第2 項記載の電話送受器。 4.前記スピーカが、その周上と、少なくとも部分的にその前面および後面部 分上と、に係合する弾性ガスケットにより前記ハウジングのもう1つのチャンバ 内に気密に配置されることにより、前記空洞からこのチャンバを通して前記スピ ーカの前記前面部分に至る音の伝達が阻止されるようになっており、前記ガスケ ットが比較的可撓性の材料から成り、前記スピーカの前記後面部分上に配置され た前記ガスケットの部分上に係合する手段が、該ガスケットおよび前記スピーカ を前記もう1つのチャンバ内に保持する、請求項第1項、第2項、または第3項 記載の電話送受器。 5.前記保持手段が前記チャンバを完全に、または部分的に閉鎖するプレート 部分から成る、請求項第1項から第4項までのいずれかに記載の電話送受器。 6.前記プレート部分が、前記ハウジングの前記空洞内に配置されたプリント 回路板である、請求項第5項記載の電話送受器。 7.前記マイクロホンおよび前記スピーカのそれぞれの前記後面部分上に係合 する前記ガスケットの前記部分が、完全に、または部分的に、弾性導電材料から 成る、請求項第1項から第6項までのいずれかに記載の電話送受器。 8.前記ガスケットが、前記マイクロホンおよび前記スピーカのそれぞれの前 記前面部分および/または後面部分に垂直な方向に、少なくとも1つの周縁にお いてテーパして形成されている、請求項第1項から第7項までのいずれかに記載 の電話送受器。 9.前記マイクロホンを収容するための前記チャンバが、該マイクロホンの能 動性前面部分上において、前記ハウジングの外側にある距離突出することにより 、該ハウジングに対するカバープレートがそれへ連結されるようになっている、 請求項第1項から第8項までのいずれかに記載の電話送受器。 10.ポータブルコードレス電話機として用いるための、特にディジタルTDM A/TDDシステムにおいて用いるための、送信および受信手段を備えた、請求 項第1項から第9項までのいずれかに記載の電話送受器。
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