JPH09505U - ファスナ打込み工具 - Google Patents

ファスナ打込み工具

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JPH09505U
JPH09505U JP002902U JP290297U JPH09505U JP H09505 U JPH09505 U JP H09505U JP 002902 U JP002902 U JP 002902U JP 290297 U JP290297 U JP 290297U JP H09505 U JPH09505 U JP H09505U
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シー. ハワード フランク
ジェイ. ベリー ロバート
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イリノイ ツール ワークス インコーポレイテッド
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    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25CHAND-HELD NAILING OR STAPLING TOOLS; MANUALLY OPERATED PORTABLE STAPLING TOOLS
    • B25C1/00Hand-held nailing tools; Nail feeding devices
    • B25C1/08Hand-held nailing tools; Nail feeding devices operated by combustion pressure
    • B25C1/10Hand-held nailing tools; Nail feeding devices operated by combustion pressure generated by detonation of a cartridge
    • B25C1/18Details and accessories, e.g. splinter guards, spall minimisers
    • B25C1/188Arrangements at the forward end of the barrel, e.g. splinter guards, spall minimisers, safety arrangements, silencers, bolt retainers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25CHAND-HELD NAILING OR STAPLING TOOLS; MANUALLY OPERATED PORTABLE STAPLING TOOLS
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    • B25C1/08Hand-held nailing tools; Nail feeding devices operated by combustion pressure

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 建物構造物面にビニール、アルミ等の羽目板
を張る際に該構造物面が不規則な面であってもその上に
平らに張る様にファスナを連続的に打込みできるファス
ナ打込み工具を提供する。 【解決手段】 ファスナ打込み工具(空気圧ステープル
打込み工具)10はハウジング機構30、ノーズ片3
2、一次作動機構60、二次作動機構80を含む。二次
作動機構80が基材16上の平らでない表面24に張る
べき羽目板14に強く押付けられると、一次、二次、三
次ばね(70,120,130)が圧縮される。ばね7
0はばね120より付勢力が小さいので、ハウジング機
構30は工具10を使用不能にすることなくハウジング
機構30の運動の制限された範囲に亘りワーク14から
移動させて連続的にファスナ12を打込みできる。この
例は空気圧式工具を示すが、別の例では内燃式工具にも
適用できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、使用者が継続的に打込まれるファスナの貫通の深さを変更できる新 規な機構を有する釘打込み工具又はステープル打込み工具のようなファスナ打込 み工具に関する。該ファスナ打込み工具は、空気圧又は内燃式でもよく、ビニー ル羽目板又はアルミニウム羽目板を基材の不規則な面やうねる面に張る場合に有 用である。
【0002】
【従来の技術】
空気圧又は内燃式でもよいファスナ打込み工具は、建物の建築に広く使用され る。該空気圧工具は、米国特許第4,932,480号に例示されている。内燃 式工具は、米国再発行特許第32,452号及び1992年3月9日付米国特許 出願第07/848,277号(特願平5−69109号)に例示されている。
【0003】 代表的に、空気圧工具又は内燃式工具は、ハウジング機構と、該ハウジング機 構から延びるノーズ片と、一次作動機構と、二次作動機構とを備えている。一次 作動機構は、ハウジング機構に対する工具使用不能位置と使用可能位置との間を 可動であり、工具使用不能位置へ付勢されている。二次作動機構は、ノーズ片へ 可動に装着されている。一次作動機構は、該機構が工具使用可能位置へ移動され るときに工具を使用可能にして、該機構が工具使用可能位置から移動されるとき に工具を使用不能にするように配置される。二次作動機構は、二次作動機構がワ ークに対して強く押付けられるときに一次作動機構を工具使用可能位置へ移動す るように配置されている。また、代表的に、ファスナ打込み工具は、一次作動機 構によって該工具が使用可能にされた後に手動で作動されねばならない引き金( トリガー)を備えている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
一般に、該ファスナ打込み工具は、基材の不規則な面ないしうねる面を有し得 る比較的古い建物機構上にビニール羽目板またはアルミニウム羽目板のような新 しい羽目板材料を固定するのに使用される。基材上に羽目板材料を張った際に、 基材の不規則な面ないしうねる面の輪郭に従わずに羽目板材料の下側面がほゞ平 らになっていることは、美的に重要である。しかしながら、下に横たわる機構が 凹みを有する場合に、ファスナの貫通の最大深さまでファスナが羽目板材料を貫 通して下に横たわる機構へ打込まれれば、ファスナは、羽目板材料を凹みへ押込 む傾向がある。
【0005】 一次作動機構が工具使用不能位置へ付勢されており、二次作動機構が一次作動 機構と一緒に可動であり、そして二次作動機構が工具を使用可能にするためには 羽目板材料に向って強く押付けられねばならない、このようなことから、工具は 、工具を使用不能にすることなく非常に小さい距離以上に羽目板材料から離れる 方向に移動できない。従って、羽目板材料から離れる方向に工具を移動させて次 に打込まれるべきファスナの貫通の深さを変更することは、実用的でない。
【0006】 従って、新しい羽目板材料を不規則な面ないしうねる面上に張るような場合に 、貫通深さを変化させて継続してファスナを打込むことができるファスナ打込み 工具の必要性が存在する。本考案は、該必要性に向けられる。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、ハウジング機構と、該ハウジング機構から延びるノーズ片と、一次 作動機構と、二次作動機構とを備えるファスナ打込み工具における新規な組合わ せを提供する。一次作動機構は、ハウジング機構に対する工具使用不能位置と使 用可能位置との間を可動であり、工具使用不能位置へ付勢されている。一次作動 機構は、工具使用可能位置へ移動されるときに工具を使用可能にして、工具使用 可能位置から離れる方向に移動されるときに工具を使用不能にする。二次作動機 構は、ノーズ片に可動に装着され、二次作動機構がワークに向って強く押付けら れるときに一次作動機構を工具使用可能位置へ移動するように一次作動機構と協 働する。
【0008】 本考案によると、一次作動機構は、一次付勢手段によって工具使用不能位置へ 付勢され、二次作動機構は、二次付勢手段によって一次作動機構から離れる方向 に付勢されている。これらの付勢手段は、二次作動機構がワークに向って強く押 付けられるとき、一次付勢手段が二次付勢手段によって示される付勢力よりも小 さい付勢力を示すように配置されている。次に、ハウジング機構は、工具を使用 不能にすることなく、継続的に打込まれるファスナの貫通深さを変更するように 、相対的な移動の制限範囲にわたり、ワークに向って又ワークから離れる方向に 移動できる。ファスナは、釘又はステープルでもよい。
【0009】 考慮される一実施形態では、一つの機構(装着機構)がワーク接触部材と一緒 に移動するようにワーク接触部材(二次作動機構)へ調節可能に装着され、二次 付勢手段は、その装着機構と一次作動機構との間で圧縮可能なばねを含む。二次 付勢手段は、この装着機構と一次作動機構との間で各々が圧縮可能である2個の コイルばねを含んでもよい。
【0010】 考慮される他の実施形態では、中間機構は、ノーズ片へ可動に装着され、一次 作動機構に係合されている。これでは、中間機構と、二次作動機構とは、ノーズ 片に沿って独立に可動であり、二次付勢手段は、中間機構と二次作動機構との間 で作用する。
【0011】 好ましくは、一次付勢手段は、ハウジング機構と一次作動機構との間で圧縮可 能な少なくとも1個のばねを含む。2つの選択的な配置が考慮され、即ち、1つ では、一次付勢手段がハウジング機構と一次作動機構との間で圧縮可能な単一の コイルばねを含み、他の1つでは、一次付勢手段がハウジング機構と一次作動機 構との間で各々の圧縮可能である2個のコイルばねを含む。
【0012】 更に、中間機構が含まれれば、一次作動機構は、ハウジング機構と中間機構と の間で圧縮可能な少なくとも1個のばねを含む三次付勢手段によってハウジング 機構から離れる方向に付勢されてもよい。
【0013】 本考案のこれら及びその他の目的、特徴及び利点は、添付図面を参照する本考 案の考慮される2つの実施形態の次の説明によって明らかである。
【0014】
【考案の実施の形態】
図1乃至図6に示すように、本考案は、空気圧ステープル打込み工具10に具 現され、ここでは、アルミニウム羽目板14を貫通して、下に横たわる基材16 へステープル12を打込むのに使用されるとする。各ステープル12は、2本の 先の尖った脚18と、その2本の脚18を結合する頭20とを有している。図1 乃至図4に示すように、基材16は、完全に平らでなくてもよく、特に、基材1 6が比較的古い建物構造であれば凹み24を有する不規則な面あるいはうねる面 22を備えてもよい。図1乃至図6では、工具10を垂直の方向で示しているが 、工具10を、図1の平面において反時計方向へ垂直方向から90度だけ、18 0度だけまたはその他の態様に旋回させた位置で使用することも可能である。こ こに、「上側」、「下側」及びその他の方向の用語は、垂直方向の工具10に関 連し、本考案を任意の特定の方向に制限するものではない。
【0015】 図3,図4に示す様に、工具10は、基材面22が下に横たわる凹み24を有 する場合に第1モードで操作可能であり、ステープル12を羽目板14に貫通さ せ、その貫通の部分的な深さまで基材16へステープル12を打込む。その際、 ステープル12の頭20は羽目板14より上に立ったままであるので、ステープ ル12は、下に横たわる凹み24へ羽目板14を押込んだりしない。 図5,図6に示すように、工具10は、基材面22が平らな場合に第2モード で操作可能であり、ステープル12を羽目板14に貫通させ、その貫通の完全な 深さまで基材16へステープル12を打込む。その際、ステープル12の頭20 は、羽目板14の面に高さが一致する。
【0016】 概括的に言えば、工具10は、工具軸線を限定するハウジング機構30と、ハ ウジング機構30から軸方向へ延びるノーズ片32と、ハウジング機構30へ作 用可能に装着されるトリガー機構34と、ハウジング機構30へ作用可能に装着 され作動用プランジャ38を有する空気弁36とを備えている。トリガー機構3 4は、枢軸ピン42(図1)によってハウジング機構30へ枢着される手動で作 動可能なトリガー40と、枢軸ピン46によってトリガー40へ枢着されるレバ ー44とを有している。トリガー40は、図1に示す非作動位置と図3,図5に 示される作動位置との間を旋回可能である。レバー44は、図1にす非作用位置 と図3,図5に示す作用位置との間を旋回可能である。
【0017】 レバー44が下記で説明する態様でその作用位置へ旋回された後にトリガー4 0がその作動位置へ手動で旋回されれば、空気弁36は、レバー44によって押 込まれる作動用プランジャ38を介して作動される。圧縮空気は、ピストン(図 示せず)と、駆動用ブレード(図示せず)とを一緒に駆動するように空気弁36 を経て工具10に入れられる。ピストン及び駆動用ブレードは、不変のストロー ク長さを有している。従って、工具10は、羽目板14を貫通してステープル1 2を基材16に打込む。ステープル12は、ハウジング機構30に装着されるマ ガジン(図示せず)から工具10へ供給される。しかしながら、レバー44がそ の作用位置にないときにトリガー40がその作動位置へ旋回されても、空気弁3 6は、作動されない。
【0018】 前の2つの段落で述べたように、レバー44がその作動位置へ旋回される態様 を除いて、工具10は、イリノイ州リンコルンシャーに在るITWパスロード( Paslode)(イリノイツールワークス社の一部門)からパスロードの商標 の下で市販されている空気圧のステープル打込み工具に類似する。従って、こゝ に図示説明されるのを除いて、工具10のその他の機構及び機能の詳細は、当該 技術において通常の技倆を有する者によって容易に供給可能であり、本考案の範 囲外である。
【0019】 更に、工具10は、一次作動機構60を備えている。この一次作動機構60は 、装着部分62と、トリガー機構34のレバー44に係合する作動部分64と、 装着部分62を作動部分64へ結合する結合部分66とを有する。図1,図2で 一次作動機構60を下側に示す工具使用不能位置と、図3乃至図6で一次作動機 構60を上側に示す工具使用可能位置との間を、一次作動機構60が軸方向可動 となるように、装着部分62をノーズ片32に装着してある。
【0020】 こうして、一次作動機構60は、その工具使用可能位置へ移動されるとき、作 動部分64がレバー44をその非作用位置からその作用位置へ旋回するように配 置される。また、一次作動機構60は、その工具使用可能位置から離れる方向に 機構60が移動されるとき、レバー44がその作用位置から移動するのを作動部 分64が許すように配置される。
【0021】 一次作動機構60は、ハウジング機構30と装着部分62との間でその各々が 圧縮可能である2個のコイル状のばね70から成る一次付勢手段によって、下側 のその工具使用不能位置へ付勢されている。各ばね70の下端は、装着部分62 の下側壁72(図2)の上側面に当接し、各ばね70の上端は、ハウジング機構 30に当接するようにハウジング機構30から延びるピントル74に案内される 。2個のばね70は、後述する平行なばね120の比較的高い有効ばね定数に比 較して比較的低い有効ばね定数を有する平行なばねとして作用する。
【0022】 更に、工具10は、二次作動機構80と、該二次作動機構80との一緒の軸方 向移動を行うように二次作動機構80に調節可能に装着される機構(装着機構) 82(図2)とを備えている。装着機構82は、小ねじ84によって二次作動機 構80へ調節可能に装着されている。この小ねじ84のシャンク(図示せず)は 、ねじ付き端部を有し、座金86(図1)と二次作動機構80の細長いスロット 88とを貫通して、装着機構82のねじ付きソケット(図示せず)内へ延びてい る。装着機構82はその下端に近く、2個の横方向耳90を有し、各耳90はハ ウジング機構30に向かって軸方向へ延びるピントル92を有している。また、 装着機構82は、その上端からハウジング機構30に向って軸方向へ延びるピン トル94(図2)を装着する。
【0023】 二次作動機構80と装着機構82とは、その二次作動機構80と装着機構82 とが、図1,図2に示す完全に延長した位置と図5,図6に示す完全に引込めら れた位置との間を一緒に可動であるように、ノーズ片32へ装着される。また、 図3,図4に示される部分的に引込められた位置で例示されているように、二次 作動機構80と装着機構82とは、部分的に引込められる複数の位置で所定の範 囲にわたって一緒に可動である。
【0024】 装着機構82の細長いスロット100は、その下端及び上端において閉じてい る。スタッド110のシャンク(図示せず)は、ねじ付き端部を有し、座金11 2とスロット100とを貫通してノーズ片32のねじ付きソケット(図示せず) 内へ延びている。スタッド110は、ノーズ片32に対する二次作動機構80, 装着機構82の一緒の移動の範囲を制限するように、スロット100の上端にお いて装着機構82と協働し、また二次作動機構80の上端と協働する。
【0025】 二次作動機構80と装着機構82とは、装着機構82と一次作動機構60との 間でその各々が圧縮可能である2個のコイル状のばね120から成る二次付勢手 段によって完全に延長する位置へと、一次作動機構60から離れる方向に一緒に 付勢されている。各ばね120の下端は、装着機構82の横方向耳90の1個に おけるピントル92で案内されて装着機構82に対し当接し、各ばね120の上 端は、一次作動機構60の装着部分62の下側壁72の下面に対して当接してい る。こうして、ばね120は、平行なばね70の比較的低い有効ばね定数に比較 して比較的高いばね定数を効果的に有する平行なばねとして作用する。
【0026】 また、図2に示すように、二次作動機構80と装着機構82とは、装着機構8 2とハウジング機構30との間で圧縮可能なコイル状のばね130から成る三次 付勢手段によって、ハウジング機構30から離れる方向に一緒に付勢されている 。ばね130の上端は、ハウジング機構30から延びるピントル132で案内さ れ、ばね130の下端は、装着機構82の上端におけるピントル94で案内され る。
【0027】 二次作動機構80が羽目板14のようなワークに対して強く押付けられるとき 、ばね70,120,130の各々は、一次、二次及び三次の各付勢手段が付勢 力を示すように圧縮される。上述のように、ばね70のばね定数がばね120の ばね定数よりも低いため、ばね70から成る一次付勢手段によって示される付勢 力は、ばね120から成る二次付勢手段によって示される付勢力よりも小さい。
【0028】 二次作動機構80は、一次作動機構60とは独立にノーズ片32に可動に装着 されているが、二次作動機構80がワークに向かって強く押しつけられる際に一 次作動機構60を工具使用可能位置(作用位置)へ移動するように一次作動機構 60と協働可能である。 通常、図5,図6によって示唆されるように、二次作動機構80は、充分な力 でワークに向って最初に押付けられ、その結果一次作動機構60が作用位置へ移 動するだけではなく、二次作動機構80及び装着機構82が完全に引込められる 位置へ一緒に移動する。二次付勢手段のばね120によって示される付勢力が一 次付勢手段のばね70によって示される付勢力より大きいので、ハウジング機構 30は、その後、工具10を使用不能にすることなく、ハウジング機構移動の制 限範囲にわたり、ワークから離れる方向に移動可能である。
【0029】 代わって、図3,図4によって示唆されるように、二次作動機構80を、ある 程度の力でワークに対して最初に押しつけ、一次作動機構60を作用位置へ移動 させるが、二次作動機構80,装着機構82を部分的に引込める位置を越えては 一緒に移動しないようにすることができる。二次付勢手段によって示される付勢 力が一次付勢手段によって示される付勢力よりも大きいため、ハウジング機構3 0は、その後、工具10を使用不能にすることなく、ハウジング機構移動の制限 範囲にわたり、ワークに向って又ワークから離れる方向に移動可能である。
【0030】 上記いずれの場合でも、上述のピストン及び駆動ブレードのストローク長さが 不変であるので、継続して打込まれるステープル12の貫通深さは、工具10を 使用不能にすることなく、深さ調節の制限範囲にわたり、このようにして調節可 能となる。
【0031】 ばね130から成る三次付勢手段は、二次作動機構80がワークから外される とき、二次作動機構80及び装着機構82を完全に延長する位置へ一緒に戻すの を支援する。ばね130は、一次作動機構60に直接には作用しない。
【0032】 図7,図8,図9に示すように、本考案は、内燃式のステープル打込み工具2 00に具現されてもよく、ここでは、アルミニウム羽目板14を貫通させて、下 に横たわる基材16へステープル12を打込むのに使用されている。基材16は 、完全に平らでなくてもよく、凹み24を有する不規則な面またはうねる面22 を有してもよい。図7,図8,図9では、垂直の方向において工具200を示し ているが、工具200は、垂直の方向から旋回させた位置で使用することもでき る。
【0033】 図8に示すように、工具200は、基材面22が凹み24を有する場合に第1 モードで操作可能であり、ステープル12を羽目板14に貫通させ、その貫通の 部分的な深さまで基材16へステープル12を打込む。その際、ステープル12 の頭20は羽目板14より上に立ったままであるので、ステープル12は、羽目 板14を凹み24へ押込んだりしない。 図9に示すように、工具200は、基材面22が平らである場合に第2モード で操作可能であり、ステープル12を羽目板14に貫通させ、その貫通の完全な 深さまで基材16へステープル12を打込む。従って、ステープル12の頭20 は、羽目板14の面に高さが一致する。
【0034】 工具200のハウジング機構202は、その中にシリンダ体部204を固定的 に装着している。シリンダ体部204は、工具軸を定めている。シリンダ体部2 04内には、ピストン206が作用可能に装着してある。ピストン206は、シ リンダ体部204から軸方向へ延びる駆動ブレード208を駆動するように配置 してある。弁スリーブ210は、シリンダ体部204に対して軸方向へ可動の関 係で装着してある。シリンダ体部204と弁スリーブ210とは、燃焼室212 を限定する。弁スリーブ210は、燃焼室212を開閉するようにシリンダ体部 204に沿って軸方向に可動である。ノーズ片214は、シリンダ体部204に 対して軸方向に間隔を設けてハウジング機構202へ装着してある。下側チャン バ218は、シリンダ体部204とノーズ片214との間に限定される。弾力的 なバンパー220は、ピストン206を捕捉するためにシリンダ体部204内に 配置してある。
【0035】 一次作動機構230は、後で説明する二次作動機構250が羽目板14のよう なワークに対して強く押付けられる際に燃焼室212を閉じるために設けてあり 、弁スリーブ210と一緒に可動なように複数のファスナ236(1個を示す) によって弁スリーブ210へ結合される4本の腕234(1本を示す)を有して いる。腕234は互いに結合され、また工具軸線を横切って下側チャンバ218 内に配置されている環状部材238によって二次作動機構250に結合され、下 側チャンバ218から外方へ、かつシリンダ体部204に沿って上方へ延びるよ うに形成してある。
【0036】 下側チャンバ218内に配置されるコイル状のばね232(図7)は、一次作 動機構230の環状部材238とシリンダ体部204との間で圧縮可能であり、 それにより、燃焼室212が開放される工具使用不能位置へと、一次作動機構2 30を介して弁スリーブ210を付勢する。下側チャンバ218は、工具使用不 能位置と燃焼室212が閉じられる工具使用可能位置との間で、シリンダ体部2 04、ノーズ片214及びハウジング機構202に対する腕234及び環状部材 238の軸方向の制限範囲での移動を許容するように、例えば約25.4mm( 約1インチ)の軸方向間隙を有している。工具200は、燃焼室212が閉鎖さ れないときに使用不能にされる。また、工具200は、ステープル12を打込む ために、燃焼室212を閉じた後で手動で作動可能なトリガー(図示せず)を備 えている。
【0037】 前の3つの段落で述べたように、一次作動機構230が工具使用可能位置へ移 動される態様を除いて、工具200は、インパルス(IMPULSE)の商標の 下で前述のITWパスロードから市販されている内燃式ステープル打込み工具に 類似する。従って、こゝに図示説明されるのを除いて、工具200のその他の機 構及び機能の詳細は、当該技術の通常の技倆を有する者によって容易に供給可能 であり、本考案の範囲外である。
【0038】 上記のばね232は、一次作動機構230を工具使用不能位置へ付勢する一次 付勢手段を構成し、後述する平行なばねの比較的高い有効ばね定数に比較して比 較的低いばね定数を有している。
【0039】 工具200は、二次作動機構250と、別個の機構252とを備えており、こ の別機構252は、二次作動機構250,別機構252が一緒に軸方向に可動な ように、二次作動機構250へ調節可能に装着されている。小ねじ256は、ね じ付き端部を有するシャンク(図示せず)を備え、二次作動機構250,別機構 252を相互に調節可能に取付けるように、座金(図示せず)を貫通し、別機構 252の細長いスロット258を貫通し、二次作動機構250のねじ付きソケッ ト(図示せず)内に延びている。別機構252は、その上端に近く2個の横方向 耳260を有し、この横方向耳260は夫々ハウジング機構202に向って軸方 向に延びるピントル262を装着している。
【0040】 二次作動機構250は、図7に示す完全に延長された位置と、図9に示す完全 に引込められた位置との間を可動であり、また図8に示すように部分的に引込め られる複数の位置で所定の範囲にわたって可動である。
【0041】 工具200は、ノーズ片214へ可動に装着される中間機構270を備えてい る。中間機構270と二次作動機構250とは、ノーズ片214に沿って独立に 可動であるように装着されている。中間機構270は、その上端に、細長い軸方 向へ延びるプローブ272を有し、このプローブ272は環状部材238におい て一次作動機構230に係合する。中間機構270はその上端と下端との間に、 2個の横方向耳274を有し、この横方向耳274はそれぞれ二次作動機構25 0の下側部分に向って軸方向へ延びるピントル276を有している。各横方向耳 274は、別機構252の対向する各横方向耳260からは、軸方向に間隔を開 けて設けてある。中間機構270は、その下端には2個の横方向翼278を備え 、この横方向翼278はそれぞれ別機構252の対面する横方向耳260の下側 端縁を横切って延びるフランジ280を有する。
【0042】 スタッド290のシャンク(図示せず)は、ねじ付き端部を有し、座金(図示 せず)と、中間機構270の細長いスロット292と、別機構252の細長いス ロット259とを貫通して、ノーズ片214のねじ付きソケット(図示せず)内 に延びている。スタッド290は、スロット292の両端において中間機構27 0と協働し、ノーズ片214に対する中間機構270の軸方向の移動範囲を限定 する。該移動範囲は、工具使用不能位置と工具使用可能位置との間の一次作動機 構230の軸方向移動の制限範囲に相当する。
【0043】 中間機構270の横方向翼278のフランジ280は、別機構252の横方向 耳260と協働して、二次作動機構250および別機構252が完全に延長され る位置への軸方向移動を制限する。小ねじ256は、スロット258の下端にお いて二次作動機構250と協働し、二次作動機構250および別機構252が完 全に引込められる位置へのノーズ片214に沿う内方への軸方向移動を制限する 。従って、二次作動機構250および別機構252も、完全に延長される位置( 図7)と完全に引込められる位置(図8)との間で一緒の軸方向移動の制限範囲 を有している。
【0044】 二次作動機構250と別機構252とは、中間機構270と別機構252との 間でその各々が圧縮可能である2個のコイル状のばね300から成る二次付勢手 段によって、完全に延長される位置へと一次作動機構230から離れる方向に付 勢されている。各ばね300の下端は、別機構252の横方向耳260上のピン トル262で案内され、各ばね300の上端は、中間機構270の対向する横方 向耳274上のピントル276で案内される。
【0045】 ばね300は、一次付勢手段を構成するばね232の比較的低いばね定数に比 較して比較的高いばね定数を有している。ばね232から成る一次付勢手段によ って示される付勢力は、ばね300から成る二次付勢手段によって示される付勢 力よりも小さい。
【0046】 通常、図9によって示唆されるように、二次作動機構250は、充分な力でワ ークに向って最初に押付けられ、その結果一次作動機構230が作用位置へ移動 するだけでなく、中間機構270がその軸方向移動の制限範囲の上限へ移動し、 二次作動機構250および別機構252が完全に引込められる位置へ一緒に移動 する。二次付勢手段のばね300によって示される付勢力が一次付勢手段のばね 232によって示される付勢力より大きいので、その後、ハウジング機構202 は、工具200を使用不能にすることなくハウジング機構移動の制限範囲にわた り、ワークから離れる方向に移動可能である。
【0047】 代わって、図8によって示唆されるように、二次作動機構250を、ある程度 の力でワークに向って最初に押付け、一次作動機構230を作用位置へ移動させ 中間機構270をその軸方向移動の制限範囲の上限まで移動するが、二次作動機 構250および別機構252を部分的に引込める位置を越えては一緒に移動しな いようにすることができる。二次付勢手段によって示される付勢力が一次付勢手 段によって示される付勢力よりも大きいため、その後、ハウジング機構202は 、工具200を使用不能にすることなく、ハウジング機構移動の制限範囲にわた りワークに向って又ワークから離れる方向に移動可能である。
【0048】 上述の各実施形態は、ステープル打込み工具であるが、本考案は、空気圧又は 内燃式でもよい釘打込み工具に具現されてもよい。種々な変更は、本考案の範囲 及び精神から逸脱することなく実施されてもよい。
【0049】
【考案の効果】
以上説明した如く、本考案に依れば、建物構造面上にビニール又はアルミニウ ム等の羽目板を張る際に、該構造面が平らである場合は勿論のこと、古い建物の 如く、その構造面が不規則な面やうねる面であってもその上に平らに張る事がで きる。しかも上記作業を連続的に行うことができ作業効率が良い。更に本考案は ファスナ打込み工具の形式が空気圧式でも内燃式でも適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】アルミニウム羽目板の一片のようなワークと、
基材とが部分的に示される本考案を具現する空気圧ステ
ープル打込み工具の部分的な側部立面図である。
【図2】図1を右側から見た図である。
【図3】基材が凹みを有する場合にワークを貫通して部
分的な貫通深さまで基材に打込まれたステープルを有す
る空気圧工具の特定の機構を示す図である。
【図4】図3を右側から見た図である。
【図5】基材が平坦な面を有する場合にワークを貫通し
て完全な貫通深さまで基材に打込まれたステープルを有
する空気圧工具の特定の機構を示す図である。
【図6】図5を右側から見た図である。
【図7】アルミニウム羽目板の一片のようなワークと、
基材とが部分的に示される本考案を具現する内燃式ステ
ープル打込み工具の断面図である。
【図8】基材が凹みを有する場合にワークを貫通して部
分的な貫通深さまで基材に打込まれたステープルを有す
る内燃式工具の特定の機構を示す図である。
【図9】基材が凹みを持たない場合にワークを貫通して
完全な貫通深さまで基材に打込まれたステープルを有す
る内燃式工具の特定の機構を示す図である。
【符号の説明】
10 空気圧ステープル打込み工具 14 アルミニウム羽目板 30 ハウジング機構 32 ノーズ片 60 一次作動機構 70 ばね(一次付勢手段) 80 二次作動機構 82 調節可能に装着される機構(装着機構) 120 ばね(二次付勢手段) 130 ばね(三次付勢手段) 200 内燃式ステープル打込み工具 214 ノーズ片 230 一次作動機構 232 ばね(一次付勢手段) 250 二次作動機構 270 中間機構 300 ばね(二次付勢手段)

Claims (9)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジング機構と、該ハウジング機構か
    ら延びるノーズ片と、一次作動機構と、二次作動機構
    と、一次付勢手段と、二次付勢手段とを含むファスナ打
    込み工具であって、 上記一次作動機構は、上記ノーズ片に可動に装着され、
    上記ハウジング機構に対する工具使用可能位置と工具使
    用不能位置との間を可動で、該工具使用不能位置へ付勢
    されており、工具使用可能位置へ移動されるときに工具
    を使用可能にし、工具使用可能位置から離れる方向に移
    動されるときに工具を使用不能にし、 上記二次作動機構は、上記一次作動機構とは独立に上記
    ノーズ片に可動に装着されるが、該二次作動機構がワー
    クに向かって強く押しつけられる際に該一次作動機構を
    工具使用可能位置へ移動するように一次作動機構と協働
    可能であり、 上記一次付勢手段は、上記ハウジング機構と上記一次作
    動機構との間に間挿されて、上記一次作動機構を第1付
    勢力で工具使用不能位置に向かって付勢し、 上記二次付勢手段は、上記一次作動機構と上記二次作動
    機構との間に間挿され、上記一次付勢手段によって示さ
    れる付勢力よりも大きい付勢力で上記二次作動機構を上
    記一次作動機構から離れる方向に付勢し、これにより、
    上記工具がワークに向かって押されて上記一次作動機構
    を工具使用可能位置へ移動させると、上記ハウジング機
    構が、ハウジング機構移動の制限範囲内で該ワークから
    離れる方向に移動可能となり、その際には上記一次作動
    機構が工具使用可能位置から離れる方向に移動して工具
    が使用不能となるのを許容せず、これにより、打ち込ま
    れるべきファスナの貫通深さを調節可能とするファスナ
    打込み工具。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のファスナ打込み工具に
    おいて、上記二次作動機構が、該二次作動機構と一緒に
    移動するように、該二次作動機構に調節可能に装着され
    る機構(装着機構)を有し、 上記二次付勢手段が、該装着機構と上記一次作動機構と
    の間で圧縮可能な少なくとも1個のばねを有するファス
    ナ打込み工具。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のファスナ打込み工具に
    おいて、上記二次付勢手段が、上記装着機構と上記一次
    作動機構との間で夫々圧縮可能な2個のコイルばねを有
    するファスナ打込み工具。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載のファスナ打込み工具に
    おいて、上記二次作動機構が、上記ハウジング機構と上
    記装着機構との間で圧縮可能な少なくとも1個のばねを
    有する三次付勢手段によって該ハウジング機構から離れ
    る方向に付勢されるファスナ打込み工具。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載のファスナ打込み工具に
    おいて、上記一次付勢手段が、上記ハウジング機構と上
    記一次作動機構との間で圧縮可能な少なくとも1個のば
    ねを有するファスナ打込み工具。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のファスナ打込み工具に
    おいて、上記一次付勢手段が、上記ハウジング機構と上
    記一次作動機構との間で夫々圧縮可能である2個のコイ
    ルばねを有するファスナ打込み工具。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載のファスナ打込み工具に
    おいて、上記ノーズ片上に可動に装着され上記一次作動
    機構に係合される中間機構をさらに備え、該中間機構
    と、上記二次作動機構とが、該ノーズ片に沿って独立に
    可動であり、上記二次付勢手段が、該中間機構と該二次
    作動機構との間で圧縮可能な少なくとも1個のばねを有
    するファスナ打込み工具。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載のファスナ打込み工具に
    おいて、上記二次付勢手段が、上記中間機構と上記二次
    作動機構との間で圧縮可能な2個のコイルばねを有する
    ファスナ打込み工具。
  9. 【請求項9】 請求項7に記載のファスナ打込み工具に
    おいて、上記一次付勢手段が、上記ハウジング機構と上
    記一次作動機構との間で軸方向へ圧縮可能な単一のばね
    を有するファスナ打込み工具。
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