JPH0950632A - ピックアップ制御方法及び装置並びにディスク装置 - Google Patents

ピックアップ制御方法及び装置並びにディスク装置

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JPH0950632A
JPH0950632A JP7198591A JP19859195A JPH0950632A JP H0950632 A JPH0950632 A JP H0950632A JP 7198591 A JP7198591 A JP 7198591A JP 19859195 A JP19859195 A JP 19859195A JP H0950632 A JPH0950632 A JP H0950632A
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JP
Japan
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gain
phase
power save
servo system
save mode
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Pending
Application number
JP7198591A
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English (en)
Inventor
Toru Ikeda
亨 池田
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
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Priority to US08/640,185 priority patent/US5715218A/en
Priority to DE19620904A priority patent/DE19620904C2/de
Publication of JPH0950632A publication Critical patent/JPH0950632A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B19/00Driving, starting, stopping record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor; Control thereof; Control of operating function ; Driving both disc and head
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/08Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
    • G11B7/09Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
    • G11B7/0941Methods and circuits for servo gain or phase compensation during operation

Landscapes

  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)
  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明はピックアップ制御方法に関し、再生
装置の動作モードを通常動作モードからパワーセーブモ
ードに切り換えた場合でも、トラッキングサーボ系及び
/又はフォーカスサーボ系のオープンループ特性におけ
る位相特性の位相余裕を保ち、安定したサーボ動作を可
能とすることを目的とする。 【解決手段】 記録媒体から情報を再生する再生装置の
ピックアップを制御するピックアップ制御方法におい
て、ピックアップが記録媒体上のトラックを追従するよ
うにトラッキングエラー信号に基づいてトラッキングを
制御するトラッキングサーボ系において、トラッキング
エラー信号の利得を、低消費電力とする再生装置のパワ
ーセーブモード時に減少するよう制御するステップと、
トラッキングサーボ系に設けられ、トラッキングエラー
信号の位相補償を行う位相補償手段の位相特性を、パワ
ーセーブモード時にトラッキングサーボ系のオープンル
ープ特性中利得のゼロクロスでの位相余裕を確保するよ
うに制御するステップとを含むように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はピックアップ制御方
法及び装置並びにディスク装置に係り、特に安定したト
ラッキングサーボ及びフォーカスサーボを行うピックア
ップ制御方法及び装置並びにこのようなピックアップ制
御装置を備えたディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図10は、従来の光ディスク装置の一例
を示すブロック図である。同図中、光学ヘッド100の
レーザダイオード(LD)101から出射されるレーザ
光は、スピンドルモータ102により回転される光ディ
スク103に照射される。光ディスク103により反射
されたレーザ光は、光学ヘッド100内の光検出器10
4により電気信号に変換される。LD制御回路105
は、上位装置(図示せず)からの書き込み/消去/読み
出しモード用のゲート信号に基づいて、夫々のモードに
最適な発光パワーでレーザ光を出射するようにLD10
1を制御する。
【0003】再生回路106は、光学ヘッド100の光
検出器104からの電気信号を周波数帯域分離し、高周
波成分の信号はRF信号生成回路(図示せず)に供給さ
れてデータが再生される。他方、低周波成分の信号は、
トラッキングサーボ系107及びフォーカスサーボ系1
08に供給される。トラッキングサーボ系107は、低
周波成分の信号に基づいてトラッキングエラー信号を生
成して光学ヘッド100に供給することにより、トラッ
キングサーボを行う。又、フォーカスサーボ系108
は、低周波成分の信号に基づいてフォーカスエラー信号
を生成して光学ヘッド100に供給することにより、フ
ォーカスサーボを行う。
【0004】トラッキングサーボ系107の利得は、常
に一定に保たれるわけではなく、光ディスク103に対
するアクセスが行われる通常動作モードと、光ディスク
103にはアクセスが行われず例えば光ディスク装置の
消費電力を低減するパワーセーブモード等とでは異な
る。つまり、パワーセーブモードでは、光ディスク10
3へのアクセスが行われないので、通常動作モードのよ
うな厳密なトラッキングサーボが要求されないものの、
トラッキングサーボを全く行っていないと動作モードが
通常動作モードに切り換えられた時に高速に、且つ、確
実にトラッキングを行えない。そこで、パワーセーブモ
ードでは、トラッキングサーボ系107の利得が通常動
作モード時よりも小さく設定される。
【0005】同様に、フォーカスサーボ系108の利得
も、常に一定に保たれるわけではなく、光ディスク10
3に対するアクセスが行われる通常動作モードと、光デ
ィスク103にはアクセスが行われない例えばパワーセ
ーブモード等とでは異なる。つまり、パワーセーブモー
ドでは光ディスク103へのアクセスが行われないの
で、通常動作モードのような厳密なフォーカスサーボが
要求されないものの、フォーカスサーボを全く行ってい
ないと動作モードが通常動作モードに切り換えられた時
に高速に、且つ、確実にフォーカシングを行えない。そ
こで、パワーセーブモードでは、フォーカスサーボ系1
08の利得が通常動作モード時よりも小さく設定され
る。
【0006】尚、トラッキングサーボがオフとされた時
のフォーカスサーボの利得を下げること自体は、例えば
特開平4−345925号公報や特開平5−24250
7号公報等で提案されている。又、光ディスクへのアク
セスを行うためにトラッキングサーボをオフ状態からオ
ン状態に切り換える際に、トラッキングサーボの利得を
上げること自体は、例えば特開平4−289524号公
報等で提案されている。しかし、これらの公報には、パ
ワーセーブモードのような光ディスクへの非アクセス時
にトラッキングサーボ及び/又はフォーカスサーボの利
得が下げられても、安定してトラッキングサーボ及び/
又はフォーカスサーボを行うと共に低消費電力を実現す
る手段についての開示はない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】トラッキングサーボ系
107及びフォーカスサーボ系108は、夫々のサーボ
ループの利得を調整する利得調整回路及び位相特性を補
償するための位相補償回路を有する。図11は、一例と
してトラッキングサーボ系107の特性を示す図であ
る。同図中、(a)はトラッキングサーボ系107のオ
ープンループ特性を示し、(b)はトラッキングサーボ
系107内の利得調整回路及び位相補償回路の総合特性
及び利得調整回路の利得特性を示す。同図において、横
軸は周波数を示し、縦軸は利得の値及び位相の角度を示
す。図11(a)に示すように、オープンループ特性中
利得調整回路の利得がGの場合、利得Gのゼロクロス点
が周波数fHで起こり、この周波数fHでの位相特性θ
の位相余裕はθmである。
【0008】しかし、光ディスク装置の動作モードが通
常動作モードからパワーセーブモードに切り換えられて
図11(b)に示すように利得調整回路の利得がGcか
らGc’へ切り換えられると、位相補償回路の特性が固
定であるために総合位相特性θcも同図に示すように固
定に保たれるので、図11(a)に示すようにオープン
ループ特性中利得調整回路の利得G’のゼロクロス点が
周波数fLへシフトしてしまい、この周波数fLでの位
相特性θの位相余裕はθm’に低下してしまう。このよ
うに位相余裕がθm’のように小さくなると、トラッキ
ングサーボの安定性が損なわれ、外乱によりトラッキン
グサーボが容易に外れてしまうと共に、極端な場合には
発振が生じて消費電力が著しく増加してしまうという問
題があった。
【0009】又、上記トラッキングサーボの場合と同様
の問題がフォーカスサーボの場合にも発生するという問
題があった。つまり、従来は、パワーセーブモードのよ
うなディスクへの非アクセス時にトラッキングサーボや
フォーカスサーボを安定に行い、且つ、低消費電力を実
現する方法については検討されていなかった。
【0010】そこで、本発明は、光ディスク装置の動作
モードを通常動作モードからパワーセーブモードに切り
換えた場合でも、トラッキングサーボ系及び/又はフォ
ーカスサーボ系のオープンループ特性における位相特性
の位相余裕を保ち、安定したサーボ動作を可能とするピ
ックアップ制御方法及び装置並びにディスク装置を提供
することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、記録媒体
から情報を再生する再生装置のピックアップを制御する
ピックアップ制御方法において、該ピックアップが該記
録媒体上のトラックを追従するようにトラッキングエラ
ー信号に基づいてトラッキングを制御するトラッキング
サーボ系において、トラッキングエラー信号の利得を、
低消費電力とする該再生装置のパワーセーブモード時に
減少するよう制御するステップと、該トラッキングサー
ボ系に設けられ、該トラッキングエラー信号の位相補償
を行う位相補償手段の位相特性を、該パワーセーブモー
ド時に該トラッキングサーボ系のオープンループ特性中
利得のゼロクロスでの位相余裕を確保するように制御す
るステップとを含むピックアップ制御方法によって達成
できる。
【0012】上記の課題は、記録媒体から光ビームによ
り情報を再生する再生装置のピックアップを制御するピ
ックアップ制御方法において、該ピックアップが該光ビ
ームを該記録媒体上の位置にフォーカスされるようにフ
ォーカスエラー信号に基づいてフォーカスを制御するフ
ォーカスサーボ系において、フォーカスエラー信号の利
得を、低消費電力とする該再生装置のパワーセーブモー
ド時に減少するよう制御するステップと、該フォーカス
サーボ系に設けられ、該フォーカスエラー信号の位相補
償を行う第1の位相補償手段の位相特性を、該パワーセ
ーブモード時に該フォーカスサーボ系のオープンループ
特性中利得のゼロクロスでの位相余裕を確保するように
制御するステップとを含むピックアップ制御方法によっ
ても達成できる。
【0013】ピックアップ制御方法は、前記記録媒体へ
のアクセスが所定時間行われないと前記再生装置の動作
モードをパワーセーブモードに切り換えるステップを更
に含んでも良い。上記の課題は、記録媒体から情報を再
生する再生装置のピックアップを制御するピックアップ
制御装置において、該ピックアップが該記録媒体上のト
ラックを追従するようにトラッキングエラー信号に基づ
いてトラッキングを制御するトラッキングサーボ系と、
該トラッキングサーボ系に設けられ、トラッキングエラ
ー信号の利得を調整する利得調整手段と、該利得調整手
段の利得を通常動作モード時と低消費電力とする該再生
装置のパワーセーブモード時とで切り換えて制御する手
段と、該トラッキングサーボ系に設けられ、該利得調整
手段の出力の位相補償を行う位相補償手段と、該位相補
償手段の位相特性を該通常動作モード時と該パワーセー
ブモード時とで切り換えて制御する位相特性制御手段と
を備えたピックアップ制御装置によっても達成できる。
【0014】ピックアップ制御装置において、利得調整
手段は位相補償手段内に設けられていても良い。上記の
課題は、記録媒体から光ビームにより情報を光学的に再
生する再生装置のピックアップを制御するピックアップ
制御装置において、該ピックアップが該光ビームを該記
録媒体上の位置にフォーカスされるようにフォーカスエ
ラー信号に基づいてフォーカスを制御するフォーカスサ
ーボ系と、該フォーカスサーボ系に設けられ、フォーカ
スエラー信号の利得を調整する第1の利得調整手段と、
該第1の利得調整手段の利得を通常動作モード時と低消
費電力とする該再生装置のパワーセーブモード時とで切
り換えて制御する手段と、該フォーカスサーボ系に設け
られ、該第1の利得調整手段の出力の位相補償を行う第
1の位相補償手段と、該第1の位相補償手段の位相特性
を該通常動作モード時と該パワーセーブモード時とで切
り換えて制御する第1の制御手段とを備えたピックアッ
プ制御装置によっても達成できる。
【0015】ピックアップ制御装置は、前記記録媒体へ
のアクセスが所定時間行われないと前記記録再生装置の
動作モードをパワーセーブモードに切り換える手段を更
に備えても良い。上記の課題は、ディスクから情報を再
生するピックアップと、該ピックアップが該ディスク上
のトラックを追従するようにトラッキングエラー信号に
基づいてトラッキングを制御するトラッキングサーボ系
と、該トラッキングサーボ系に設けられ、トラッキング
エラー信号の利得を調整する利得調整手段と、該利得調
整手段の利得を通常動作モード時と低消費電力とするパ
ワーセーブモード時とで切り換えると共に、該パワーセ
ーブモード時に利得が減少するように制御する手段と、
該トラッキングサーボ系に設けられ、該利得調整手段の
出力の位相補償を行う位相補償手段と、該位相補償手段
の位相特性を該通常動作モード時と該パワーセーブモー
ド時とで切り換えると共に、該パワーセーブモード時に
該トラッキングサーボ系のオープンループ特性中利得の
ゼロクロスでの位相余裕を確保する手段とを備えたディ
スク装置によっても達成できる。
【0016】ディスク装置において、利得調整手段は位
相補償手段内に設けられていても良い。上記の課題は、
ディスクから光ビームにより情報を光学的に再生するピ
ックアップと、該ピックアップが該光ビームを該ディス
ク上の位置にフォーカスされるようにフォーカスエラー
信号に基づいてフォーカスを制御するフォーカスサーボ
系と、該フォーカスサーボ系に設けられ、フォーカスエ
ラー信号の利得を調整する第1の利得調整手段と、該第
1の利得調整手段の利得を通常動作モード時と低消費電
力とするパワーセーブモード時とで切り換えると共に、
該パワーセーブモード時に利得が減少するように制御す
る手段と、該フォーカスサーボ系に設けられ、該第1の
利得調整手段の出力の位相補償を行う第1の位相補償手
段と、該第1の位相補償手段の位相特性を該通常動作モ
ード時と該パワーセーブモード時とで切り換えると共
に、該パワーセーブモード時に該フォーカスサーボ系の
オープンループ特性中利得のゼロクロスでの位相余裕を
確保する手段とを備えたディスク装置によっても達成で
きる。
【0017】ディスク装置は、前記ディスクへのアクセ
スが所定時間行われないと動作モードをパワーセーブモ
ードに切り換える手段を更に備えても良い。本発明によ
れば、光ディスク装置の動作モードを通常動作モードか
らパワーセーブモードに切り換えた場合でも、トラッキ
ングサーボ系及び/又はフォーカスサーボ系のオープン
ループ特性における位相特性の位相余裕を保ち、安定し
たサーボ動作を可能とすることができる。又、パワーセ
ーブモードを自動的に設定する構成とすることもでき
る。
【0018】
【発明の実施の形態】先ず、本発明になるディスク装置
の一実施例の概略構成を、図1と共に説明する。本実施
例では、本発明が光ディスク装置に適用されている。本
実施例の光ディスク装置は、本発明になるピックアップ
制御方法及び装置の一実施例を用いる。
【0019】図1中、光ディスク110は光学的に情報
を読み書き可能な媒体であり、例えばカートリッジ(図
示せず)に収納されている。光ディスク110のカート
リッジを光ディスク装置に投入すると、スピンドルモー
タ112の回転軸にローディング機構(図示せず)によ
り装着される。スピンドルモータ112は、光ディスク
110を一定速度で回転する。
【0020】光ディスク110に対しては、その半径方
向に移動自在にキャリッジ114が配置される。キャリ
ッジ114には、光ヘッド可動部118が搭載されてい
る。キャリッジ114は、キャリッジ駆動コイル116
により光ディスク110の半径方向に移動する。具体的
には、ボイスコイルモータを使用する。
【0021】キャリッジ114に搭載された光ヘッド可
動部118には、対物レンズ122が設けられる。対物
レンズ122は、光ヘッド固定部120のレーザダイオ
ード(光源)131より照射されたレーザ光を光ディス
ク110の媒体面に集光してビームスポットを結像す
る。対物レンズ122は、トラックアクチュエータ駆動
コイル124を備えたレンズアクチュエータ125によ
り駆動され、ビームスポットを光ディスク110の半径
方向に移動する。ここで、レンズアクチュエータ125
は、トラックアクチュエータとも呼ばれる。
【0022】対物レンズ122によるビームスポットの
移動範囲は、レンズ中心123に対し片側例えば32ト
ラックの範囲となる。又、対物レンズ122は、フォー
カスアクチュエータ駆動コイル126により光軸方向に
移動され、光ディスク110の媒体面に規定のビームス
ポットを結像する焦点制御を行う。
【0023】更に、光ヘッド可動部118には、レンズ
位置センサ128が設けられる。レンズ位置センサ12
8は、対物レンズ122の位置を検出する。即ち、対物
レンズ122がレンズ中心位置123にある時、自動利
得制御(AGC)アンプ146により得られるレンズ位
置信号E4は0Vであり、対物レンズ122がインナー
側に移動すると、例えばプラスの極性で移動量に応じた
信号電圧となり、アウター側に移動すると、逆のマイナ
スの極性で移動量に応じた信号電圧となる。
【0024】キャリッジ114の位置は、キャリッジ位
置センサ132で検出される。AGCアンプ135より
出力されるキャリッジ位置センサ132のキャリッジ位
置信号E2は、キャリッジ114を最インナー位置にし
た時に0となり、キャリッジ114がアンター側に移動
するに応じて比例的に増加する信号電圧となる。
【0025】光ヘッド固定部120には、対物レンズ1
22で光ディスク110に結像したビームスポットの戻
り光を受光するレーザ受光部130が設けられる。レー
ザ受光部130の受光信号はAGCアンプ154に供給
され、AGCアンプ154よりフォーカスエラー信号E
5とトラッキングエラー信号E6を出力する。勿論、光
ヘッド固定部120には光ヘッド可動部118に対しレ
ーザ光を出射するレーザ光源が設けられる。フォーカス
エラー信号E5は、ADC156を介してフォーカスサ
ーボ部158に供給される。フォーカスサーボ部158
が出力する指示データ信号E11は、DAC160、P
WM回路204及び駆動回路210を介してフォーカス
アクチュエータ駆動コイル126に供給される。
【0026】キャリッジ114、レンズアクチュエータ
駆動コイル124及びフォーカスアクチュエータ駆動コ
イル126の制御を行うため、ディジタルシグナルプロ
セッサ(DSP)140が設けられる。DSP140
は、アナログディジタル変換器(ADC)及びディジタ
ルアナログ変換器(DAC)を内蔵しており、例えば富
士通株式会社製のMB86311を使用することができ
る。DSP140のプロセッサ回路部142によって、
キャリッジサーボ部150、フォーカスサーボ部15
8、トラッキングサーボ部164及びシーク制御部17
2の各回路機能が実現される。更に、マイクロプロセッ
サユニット(MPU)220が設けられ、外部のディス
ク制御ユニットからのコマンドに基づき、DSP140
にシークコマンドを通知する。
【0027】キャリッジサーボ部150は、キャリッジ
114を用いた位置ロック制御とダブルサーボを行う。
これらの制御のため、キャリッジ位置センサ132の検
出信号に基づくキャリッジ位置信号E2がAGCアンプ
135から出力され、ADC138によりキャリッジサ
ーボ部150に取り込まれる。又、AGCアンプ135
からのキャリッジ位置信号E2を微分回路134で微分
することでキャリッジ速度信号E3を作り、ADC13
6でキャリッジサーボ部150に取り込んでいる。
【0028】シーク制御部172によるシーク制御は、
キャリッジ114の加速制御、定速制御及び減速制御で
なるコアース制御と、キャリッジ114を目的トラック
位置に位置決め制御するファイン制御に大別される。コ
アース制御における加速制御は、シーク制御部72から
キャリッジサーボ部150を介してDAC152に指示
データ信号E10として規定の加速電流指示データを出
力し、パルス幅変調(PWM)回路206及び駆動回路
212を介してキャリッジ駆動コイル116に一定の加
速電流を目標速度になるまで流す。
【0029】加速制御が終了すると、定速制御に入る。
定速制御は、コンパレータ168から出力されるトラッ
キングエラー信号(TES)ゼロクロス信号E7をカウ
ンタ171で一定時間カウントし、シーク制御部172
で目標速度と比較市、その偏差をゼロとするように電流
指示データE10をDAC152に出力するフィードバ
ック制御となる。
【0030】減速制御は、キャリッジ114が目標トラ
ックに対し規定の残りトラック数となる位置まで近づい
た時に行われる。減速制御は定速制御と同様、コンパレ
ータ168から出力されるTESゼロクロス信号E7を
カウンタ171で一定時間カウントし、シーク制御部1
72で目標速度と比較し、残りトラック数に応じて直線
的に減少する目標速度に追従するように減速制御する。
キャリッジサーボ部150によるキャリッジ114の移
動出、ビームスポットが目的トラックに近づいた時の最
終的な位置決めは、レンズアクチュエータ125によっ
て行われる。
【0031】例えば、目的トラックまでの残りのトラッ
ク数が32トラックとなった時、レンズアクチュエータ
駆動コイル124の駆動で、対物レンズ122を駆動し
たシーク制御が並行して行われることになる。即ち、シ
ーク制御は、先ずキャリッジ114の駆動でビームスポ
ットを移動し、目的トラックに近づいたら、レンズアク
チュエータ駆動コイル124による対物レンズ122の
駆動で目的トラックにビームスポットを位置付ける。
【0032】トラックサーボ部164は、レンズアクチ
ュエータ駆動コイル124の駆動によるオントラック制
御とシーク電流出力を行う。レンズアクチュエータ主体
のシークは、目的シリンダまでのトラック数がインナー
側及びアウター側に各々32トラック以内の時である。
このとき、キャリッジサーボ150は位置サーボ制御を
行っている。このため、レンズアクチュエータ125の
動きに対し、キャリッジサーボ部150はレンズ位置セ
ンサ128からの位置信号E2を常にゼロとするように
キャリッジ114を追従させる位置制御を行うことにな
る。これをダブルサーボと言う。
【0033】トラックサーボ部164に対しては、AG
Cアンプ154よりレーザ受光部130の受光出力に基
づくトラッキングエラー信号E6がADC162により
取り込まれている。又、トラッキングエラー信号E6
は、コパレータ168に与えられ、トラッキングエラー
信号E6のゼロクロスタイミングを示すTESゼロクロ
ス信号E7を出力する。ゼロクロス信号E7はカウンタ
171に与えられ、トラックを1つ通過する毎に1つ得
られることから、シーク制御における通過トラック数を
シーク制御部172で認識することができる。
【0034】又、タイマ170でコンパレータ168か
ら出力されるゼロクロス信号E7の発生周期を測定する
ことで、1トラック通過時間をシーク制御部172で認
識できる。シーク制御部172は、1トラック通過時間
がタイマ170より得られれば、その時のビームスポッ
トの移動速度、即ち、レンズアクチュエータ駆動コイル
124で駆動した対物レンズ122によるビームスポッ
トの移動速度を認識することができる。
【0035】シーク制御部172に対しては、上位装置
から目的トラックアドレス(ターゲットアドレス)を指
示するシークコマンドが通知される。シークコマンドを
受領したシーク制御部172は、ゼロクロス信号E7に
基づいて認識している現在のトラックアドレスに対する
目的トラックアドレスまでの残りトラック数を求め、3
2トラック以内であれば、レンズアクチュエータ主体の
シーク制御、それ以上であれば、キャリッジ主体のシー
ク制御を行う。
【0036】又、シーク制御部172は、トラックジャ
ンプ電流出力指示と同時に、トラックサーボオン信号E
8の出力を停止して、トラックサーボ部164によるオ
ントラック制御をオフとする。トラックサーボ部164
は、シーク制御部172よりトラックサーボオン信号E
8を受けている間は、ADC162から取り込まれるト
ラックエラー信号E6が常にゼロとなるように、DAC
166に対し指示データ信号E12を出力し、PWM回
路202及び駆動回路208を介してレンズアクチュエ
ータ駆動コイル124によりレンズアクチュエータ12
5を駆動することでオントラック制御を行っている。
【0037】シーク時には、トラックサーボオン信号E
8が断たれることでオントラック制御が解除され、同時
に出力されるトラックジャンプ電流出力指示に基づいた
シーク動作が行われる。レンズアクチュエータ主体のシ
ーク制御も、キャリッジ主体の場合と同様、加速制御、
定速制御、減速制御でなるコアース制御と、ファイン制
御で構成される。
【0038】尚、DSP40内には、ROM141及び
RAM143が設けられている。図2は、本発明になる
ディスク装置の一実施例の要部を示すブロック図であ
る。同図中、光ディスク装置は、光学ヘッド1、エラー
信号生成回路2、利得調整回路3、アナログ−ディジタ
ル変換器(ADC)4、ディジタル−アナログ変換器
(DAC)6,7、制御部8、位相補償回路9、加算器
10,11、スイッチ12、ROM13、RAM14、
ドライバ15及びフォーカスアクチュエータ16からな
る。
【0039】図2において、光学ヘッド1は図1に示す
光ヘッド固定部120に対応する。エラー信号生成回路
2は図1に示すAGCアンプ154に対応し、ADC4
はADC156に対応する。利得調整回路3、DAC
6,7、制御部8、位相補償回路9、加算器10,11
及びスイッチ12からなる部分は、大略図1に示すDS
P140内のプロセッサ回路部142の部分に対応す
る。ROM13及びRAM14は、夫々ROM141及
びRAM143に対応する。又、ドライバ15は図1に
示すPWM回路204及び駆動回路210に対応し、フ
ォーカスアクチュエータ16はフォーカスアクチュエー
タ駆動コイル126に対応する。
【0040】光学ヘッド1により光ディスク(図示せ
ず)から再生された信号は、エラー信号生成回路2に供
給される。このエラー信号生成回路2は、自動利得制御
(AGC)回路を含み、再生信号からフォーカスエラー
信号FESを生成する。フォーカスエラー信号FES
は、利得調整回路3に供給されると共に、ADC4を介
して制御部8に供給される。利得調整回路3での利得
は、制御部8からの制御信号により制御され、個々の光
学ヘッド1の感度のバラツキが補正される。この制御部
8は、例えばマイクロコンピュータからなり、上位装置
(図示せず)からのライトゲート信号WG、モード設定
コマンドMC及びトラッキングエラー信号TES等を供
給される。ライトゲート信号WGは、書き込み/消去の
際の光学ヘッド1内の光源の発光を制御する。又、モー
ド設定コマンドMCは、光ディスク装置の動作モードを
設定するコマンドであり、通常動作モードやパワーセー
ブモードの設定を指示する。ROM13には、制御部8
が行う各種処理のプログラム等が予め格納されており、
RAM14には各種データ等が格納される。
【0041】加算器10は、利得調整回路3の出力及び
DAC6の出力(オフセット値)を加算して、加算結果
を位相補償回路9に供給する。位相補償回路9からの位
相補償処理を施された出力は、スイッチ12を介して加
算器11に供給される。加算器11は、スイッチ12を
介して得られる位相補償回路9の出力及びDAC7の出
力を加算して、加算結果をドライバ15に供給する。D
AC7は、制御部8からの指定値に応じた出力を加算器
11に供給する。ドライバ15の出力は、フォーカスア
クチュエータ16に供給され、光学ヘッド1の光源から
出射された光のスポットが光ディスク上の所望位置に形
成されるように光学ヘッド1の光学系(対物レンズ等)
が制御される。
【0042】フォーカスサーボがオンの状態では、スイ
ッチ12が制御部8からの制御信号に応答して閉じてい
るので、加算器11には位相補償回路9の出力が供給さ
れ、フォーカスサーボループが形成される。このフォー
カスサーボがオンの状態では、DAC7は制御部8によ
り出力を発生しないように制御される。従って、フォー
カスサーボがオンの時には、加算器10の出力が位相補
償回路9、スイッチ12及び加算器11を介してドライ
バ15に供給される。
【0043】他方、フォーカスサーボがオフの状態で
は、スイッチ12が制御部8からの制御信号に応答して
開いているので、フォーカスサーボループが形成されな
い。そして、加算器11にはDAC7からの出力のみが
供給される。このフォーカスサーボがオフの状態では、
制御部8はフォーカスアクチュエータ16を振るように
制御する。
【0044】このようにして、フォーカスサーボがオフ
の時には、DAC7の出力がドライバ15に供給される
ことにより、フォーカスアクチュエータ16の動作によ
り光ディスク上に形成されるスポットの大きさが制御さ
れ、制御部8は光学ヘッド1の出力に基づいてジャスト
フォーカス位置を検出する。
【0045】又、本実施例では、モード設定コマンドM
Cが通常動作モードを指定する場合には利得調整回路3
の利得を第1の値に設定し、パワーセーブモードを指定
する場合には利得調整回路3の利得を上記第1の値より
小さい第2の値に設定するように制御部8が利得調整回
路3を制御する。又、モード設定コマンドMCが通常動
作モードを指定する場合には位相補償回路9の位相補償
特性を第1の特性に設定し、パワーセーブモードを指定
する場合には位相補償回路9の位相補償特性を上記第1
の特性とは異なる第2の位相補償特性に設定するように
制御部8が位相補償回路9を制御する。
【0046】図3は、図2に示すフォーカスサーボ系の
特性を示す図である。同図中、(a)はフォーカスサー
ボ系内の利得調整回路3及び位相補償回路9の総合特性
及び利得調整回路3の利得特性を示す。同図において、
横軸は周波数を示し、縦軸は利得の値及び位相の角度を
示す。図3(a)に示すように、オープンループ特性中
利得調整回路3の利得がGの場合、利得Gのゼロクロス
点が周波数fHで起こり、この周波数fHでの位相特性
θの位相余裕はθmである。
【0047】他方、光ディスク装置の動作モードが通常
動作モードからパワーセーブモードに切り換えられて図
3(b)に示すように利得調整回路3の利得がGcから
Gc’へ切り換えられると、位相補償回路9の特性もθ
からθ’へ切り換えられる。このため、総合位相特性θ
cも図3(b)に示すように総合位相特性θc’へと切
り換えられる。
【0048】従って、図3(a)に示すようにオープン
ループ特性中利得調整回路3の利得G’のゼロクロス点
が周波数fLへシフトしても、この周波数fLでの位相
特性θ’の位相余裕は略θmに保たれ、従来のように位
相余裕がθmより小さくなることが防止できる。このた
め、フォーカスサーボの安定性が確保され、外乱により
フォーカスサーボが容易に外れてしまうという不都合も
解消でき、発振により消費電力が著しく増加してしまう
という問題も確実に防止できる。
【0049】図4は、本実施例において図1に示すMP
U220が行う動作を説明するフローチャートである。
図4において、ステップS1はMPU220の内部タイ
マを設定し、ステップS2は上位装置からの書き込みや
読み出し等のコマンドに関するコマンドフラグやエラー
フラグ等を含む各種フラグをチェックする。ステップS
3は、タイマ割り込みフラグがオンであるか否かを判定
する。ここで、タイマ割り込みが発生しており、タイマ
割り込み処理によりタイマ割り込みフラグがオンとされ
ていると、ステップS3の判定結果がYESとなり、処
理は図5に示すサブルーチンへ進む。
【0050】図5において、ステップS21はパワーセ
ーブモードの状態Xを読み込み、ステップS22はパワ
ーセーブモードの状態をX+Nに設定する。ここで、N
は任意の整数である。又、ステップS23はタイマをリ
ロードし、処理が図4に示すDの位置へ戻る。
【0051】パワーセーブモードには、図6に示すよう
に複数の状態がある。図6に示す例では、パワーセーブ
モードの状態が「1」であると、図2に示すエラー信号
生成回路2内に含まれるリードアンプや、バイアス電流
の供給が停止されると共に、利得制御回路3の利得が上
記第2の値に設定される。このパワーセーブモードの状
態「1」は、2秒以上光ディスク110へのアクセスが
ないと自動的に設定される。パワーセーブモードの状態
が「2」であると、フォーカスサーボ系のフォーカスサ
ーボがオフとされ、図1に示すレーザダイオード131
がオフとされる。このパワーセーブモードの状態「2」
は、22分以上光ディスク110へのアクセスがないと
自動的に設定される。パワーセーブモードの状態が
「3」であると、図1に示すスピンドルモータ112が
停止される。このパワーセーブモードの状態「3」は、
33分以上光ディスク110へのアクセスがないと自動
的に設定される。尚、パワーセーブモードの各状態にお
ける光ディスク装置の各部の動作・非動作状態は、図6
の例に限定されるものではない。
【0052】つまり、パワーセーブモードには複数レベ
ルが設けられており、レベルが高くなるにつれて、即
ち、図6において状態の値が大きくなるにつれて、非動
作とされる光ディスク装置の部分が増加する。又、光デ
ィスク110へのアクセスが行われない時間が長くなれ
ばなるほど、光ディスク装置の動作モードがより高いレ
ベルのパワーセーブモードに自動的に設定される。図5
において、ステップS22は、パワーセーブモードのレ
ベルを増加させるものであり、例えばN=1であればパ
ワーセーブモードのレベルがインクリメントされる。
【0053】図4の説明に戻ると、ステップS3の判定
結果がNO又は図5のステップ23の後、ステップS4
はコマンドフラグがオンであるか否かを判定する。上位
装置からのコマンドによる割り込みが発生しており、コ
マンド割り込み処理により対応するコマンドフラグがオ
ンとされている場合、ステップS4の判定結果はYES
となり、処理は図7に示すステップS31へ進む。
【0054】図7において、ステップS31は光ディス
ク装置の動作モードがパワーセーブモードであるか否か
を判定し、判定結果がYESであるとステップS32で
パワーセーブモードの復旧を行う。他方、ステップS3
1の判定結果がNO又はステップS32の後、ステップ
S33は上位装置からのコマンドを実行する。ステップ
S34はタイマをリロードし、処理が図4に示すBの位
置へ戻る。
【0055】従って、図4に示すステップS4の判定結
果がNO又は図7に示すステップS34の後、処理は図
4に示すステップS2へ戻る。図8は、図2に示す位相
補償回路9の機能を、図1に示すDSP140内にディ
ジタルフィルタを設けることで実現する場合のディジタ
ルフィルタの構成を示す図である。つまり、フォーカス
サーボ系の感度を一定とするために、図2に示す利得調
整回路3の利得が切り換えられたことによるオープンル
ープ特性の位相ずれを、ディジタルフィルタで位相を進
ませるか、或いは、遅らせることで補正する。
【0056】図8において、ディジタルフィルタは図示
の如く接続された、係数A0〜A2,B1,B2を乗算
する乗算器41〜45と、加算器51〜54と、遅延回
路61〜64とからなる。この2次のディジタルフィル
タの伝達関数G(z)は、以下の式で表される。ここ
で、A1〜A2,B1,B2は係数、X(n)は現在の
入力値、X(n−1)は1サンプル前の入力値、Y
(n)は現在の出力値、Y(n−1)は1サンプル前の
出力値である。
【0057】G(z)=(A0+A1Z-1+A2Z-2
/(1+B1XZ-1+B2Z-2) 上記式の表現を差分方程式による表現に変換すると、以
下の式が得られる。 Y(n)=A0X(n)+A1X(n−1)+A2X
(n−2)−B1Y(n−1)−B2Y(n−2) 上記係数A0〜A2,B1,B2は、光ディスク装置の
各動作モード毎に図2に示すRAM14内に格納されて
いる。DSP140は、例えば加算器10の出力信号を
所定のサンプリング時間間隔でサンプリングし、モード
設定コマンドMCに基づいて上記式により求めた出力Y
(n)をスイッチ12へ出力する。動作モードが通常動
作モードの場合には、DSP140はディジタルフィル
タの位相補償特性を第1の特性に設定するための係数A
0〜A2,B1,B2の値をRAM14から読み出して
出力Y(n)を計算する。又、動作モードがパワーセー
ブモードの場合には、DSP140はディジタルフィル
タの位相補償特性を第2の特性に設定するための係数A
0〜A2,B1,B2の値をRAM14から読み出して
出力Y(n)を計算する。
【0058】尚、動作モードに応じた利得調整回路3で
の利得の値は予めわかっているので、DSP140は例
えばエラー信号作成回路2の出力、即ち、図2に示すA
DC4の出力を上記所定のサンプリング時間間隔でサン
プリングし、動作モードに応じた係数A0〜A2,B
1,B2の値をRAM14から読み出して出力Y(n)
を計算するようにしても良いことは言うまでもない。こ
の場合の計算は、図2に示す制御部8内で行える。
【0059】ところで、利得制御回路3での利得の値の
切り換えと、位相補償回路9での位相補償特性の切り換
えとを同時に行い、且つ、オープンループ特性を所望の
特性に制御することは、2つの回路の同時制御が必要で
あるために回路制御が多少複雑となる。そこで、本実施
例の変形例として、利得制御回路3での利得は通常動作
モードとパワーセーブモードとで同じ値に設定してお
き、位相補償回路9で利得の制御及び位相補償特性の制
御との両方を同時に行う構成としても良い。この場合、
1つの回路の制御しか必要がないので、回路制御が簡単
となり、より正確な制御が容易に行える。
【0060】つまり、本実施例の変形例では、モード設
定コマンドMCが通常動作モードを指定する場合には利
得調整回路3の利得を第3の値に設定し、パワーセーブ
モードを指定する場合にも利得調整回路3の利得を上記
第3の値に設定するように制御部8が利得調整回路3を
制御する。又、モード設定コマンドMCが通常動作モー
ドを指定する場合には位相補償回路9の位相補償特性を
第1の特性に設定すると共に利得を第1の値に設定し、
パワーセーブモードを指定する場合には位相補償回路9
の位相補償特性を上記第1の特性とは異なる第2の位相
補償特性に設定すると共に利得を上記第1の値より小さ
い第2の値に設定するように制御部8が位相補償回路9
を制御する。
【0061】図9は、本発明になるディスク装置の一実
施例の他の要部を示すブロック図である。同図中、図1
及び図2と同一部分には同一符号を付し、その説明は省
略する。図9において、光ディスク装置は、光学ヘッド
1、レンズ位置センサ128、エラー信号生成回路2,
72、利得調整回路73,91,96、ADC74,9
2、DAC76,93,94、制御部88、位相補償回
路79,95、加算器80,81,97,98、スイッ
チ82,99、ROM13、RAM14、ドライバ85
及びトラッキングアクチュエータ86からなる。
【0062】図9において、光学ヘッド1は図1に示す
光ヘッド固定部120に対応する。エラー信号生成回路
2は図1に示すAGCアンプ154に対応し、エラー信
号生成回路72は図1に示すAGCアンプ148に対応
する。ADC72はADC148に対応し、ADC92
はADC162に対応する。利得調整回路73,91,
96、DAC76,93,94、位相補償回路79,9
5、加算器80,81,97,98、スイッチ82,9
9及び制御部88からなる部分は、大略図1に示すDS
P140内のプロセッサ回路部142の部分に対応す
る。ROM13及びRAM14は、夫々ROM141及
びRAM143に対応する。又、ドライバ85は図1に
示すPWM回路202及び駆動回路208に対応し、ト
ラッキングアクチュエータ86はトラックアクチュエー
タ駆動コイル124に対応する。
【0063】光学ヘッド1により光ディスク(図示せ
ず)から再生された信号は、エラー信号生成回路2に供
給される。このエラー信号生成回路2は、自動利得制御
(AGC)回路を含み、再生信号からトラッキングエラ
ー信号TESを生成する。トラッキングエラー信号TE
Sは、利得調整回路91に供給されると共に、ADC9
2を介して制御部88に供給される。利得調整回路91
での利得は、制御部88からの制御信号により制御さ
れ、個々の光学ヘッド1の感度のバラツキが補正され
る。この制御部88は、例えばマイクロコンピュータか
らなり、上位装置(図示せず)からのラモード設定コマ
ンドMC等を供給される。モード設定コマンドMCは、
光ディスク装置の動作モードを設定するコマンドであ
り、通常動作モードやパワーセーブモードの設定を指示
する。ROM13には、制御部88が行う各種処理のプ
ログラム等が予め格納されており、RAM14には各種
データ等が格納される。
【0064】他方、レンズ位置センサ128から得られ
たレンズ位置信号は、エラー信号生成回路72に供給さ
れる。このエラー信号生成回路72は、AGC回路を含
み、レンズ位置信号からレンズ位置誤差信号を生成す
る。レンズ位置誤差信号は、利得調整回路73に供給さ
れると共に、ADC74を介して制御部88に供給され
る。利得調整回路73での利得は、制御部88からの制
御信号により制御され、個々のレンズ位置センサ128
の感度のバラツキが補正される。
【0065】加算器80は、利得調整回路73の出力及
びDAC76の出力(オフセット値)を加算して、加算
結果を位相補償回路79に供給する。位相補償回路79
からの位相補償処理を施された出力は、スイッチ82を
介して加算器81に供給される。加算器81は、スイッ
チ82を介して得られる位相補償回路79の出力及び後
述する加算器98の出力を加算して、加算結果をドライ
バ85に供給する。DAC94は、制御部88からの指
定値に応じた出力を加算器98に供給する。ドライバ1
5の出力は、トラッキングアクチュエータ86に供給さ
れ、光学ヘッド1の光源から出射された光のスポットが
光ディスク上の所望トラック上に形成されるように光学
ヘッド1の光学系(対物レンズ等)が制御される。
【0066】加算器97は、利得調整回路91の出力
と、加算器80の出力と、DAC93の出力(オフセッ
ト値)とを加算して、加算結果を位相補償回路95に供
給する。位相補償回路95からの位相補償処理を施され
た出力は、利得調整回路96及びスイッチ99を介して
加算器98に供給される。加算器98は、利得調整回路
96及びスイッチ99を介して得られる位相補償回路9
5の出力及びDAC947の出力を加算して、加算結果
を加算器81に供給する。
【0067】トラッキングサーボがオンの状態では、ス
イッチ82,99が制御部88からの制御信号に応答し
て閉じているので、加算器81には位相補償回路79,
95の出力が供給され、トラッキングサーボループが形
成される。このトラッキングサーボがオンの状態では、
DAC94は制御部88により出力を発生しないように
制御される。従って、トラッキングサーボがオンの時に
は、加算器80の出力が位相補償回路79、スイッチ8
2及び加算器81を介してドライバ85に供給されると
共に、加算器97の出力が位相補償回路95、利得調整
回路96、スイッチ99、加算器98及び加算器81を
介してドライバ85に供給される。
【0068】他方、トラッキングサーボがオフの状態で
は、スイッチ82,99が制御部88からの制御信号に
応答して開いているので、トラッキングサーボループが
形成されない。そして、加算器81にはDAC94から
の出力のみが供給される。このようにして、トラッキン
グサーボがオフの時には、DAC94の出力がドライバ
85に供給されることにより、トラックアクチュエータ
86の動作により光ディスク上に形成されるスポットの
位置が制御され、制御部88は光学ヘッド1の出力に基
づいてジャストトラック位置を検出する。
【0069】又、本実施例では、モード設定コマンドM
Cが通常動作モードを指定する場合には利得調整回路7
3,91,96の利得を夫々対応する第1の値に設定
し、パワーセーブモードを指定する場合には利得調整回
路73,91,96の利得を夫々上記第1の値より小さ
い対応する第2の値に設定するように制御部88が利得
調整回路73,91,96を制御する。又、モード設定
コマンドMCが通常動作モードを指定する場合には位相
補償回路95の位相補償特性を第1の特性に設定し、パ
ワーセーブモードを指定する場合には位相補償回路95
の位相補償特性を上記第1の特性とは異なる第2の位相
補償特性に設定するように制御部88が位相補償回路9
5を制御する。
【0070】トラッキングサーボ系内の利得調整回路9
1,96及び位相補償回路95の総合特性及び利得調整
回路91,96の総合利得特性は、上記図3(a)と同
様に設定可能である。光ディスク装置の動作モードが通
常動作モードからパワーセーブモードに切り換えられて
図3(b)に示すように利得調整回路91,96の総合
利得がGcからGc’へ切り換えられると、位相補償回
路95の特性もθからθ’へ切り換えられる。このた
め、総合位相特性θcも図3(b)に示すように総合位
相特性θc’へと切り換えられる。
【0071】従って、図3(a)に示すようにオープン
ループ特性中利得調整回路91,96の総合利得G’の
ゼロクロス点が周波数fLへシフトしても、この周波数
fLでの位相特性θ’の位相余裕は略θmに保たれ、位
相余裕がθmより小さくなることが防止できる。このた
め、トラッキングサーボの安定性が確保され、外乱によ
りトラッキングサーボが容易に外れてしまうという不都
合も解消でき、発振により消費電力が著しく増加してし
まうという問題も確実に防止できる。
【0072】ところで、利得制御回路91での利得の値
の切り換えと、位相補償回路95での位相補償特性の切
り換えとを同時に行い、且つ、オープンループ特性を所
望の特性に制御することは、2つの回路の同時制御が必
要であるために回路制御が多少複雑となる。そこで、本
実施例の変形例として、利得制御回路91での利得は通
常動作モードとパワーセーブモードとで同じ値に設定し
ておき、位相補償回路95で利得の制御及び位相補償特
性の制御との両方を同時に行う構成としても良い。この
場合、1つの回路の制御しか必要がないので、回路制御
が簡単となり、より正確な制御が容易に行える。
【0073】つまり、本実施例の変形例では、モード設
定コマンドMCが通常動作モードを指定する場合には利
得調整回路91の利得を第3の値に設定し、パワーセー
ブモードを指定する場合にも利得調整回路91の利得を
上記第3の値に設定するように制御部88が利得調整回
路91を制御する。又、モード設定コマンドMCが通常
動作モードを指定する場合には位相補償回路95の位相
補償特性を第1の特性に設定すると共に利得を第1の値
に設定し、パワーセーブモードを指定する場合には位相
補償回路95の位相補償特性を上記第1の特性とは異な
る第2の位相補償特性に設定すると共に利得を上記第1
の値より小さい第2の値に設定するように制御部88が
位相補償回路95を制御する。
【0074】尚、フォーカスサーボ系及びトラッキング
サーボ系の構成は、夫々上記実施例の構成に限定される
ものではなく、利得調整回路及び位相補償回路を有する
フォーカスサーボ系及びトラッキングサーボ系であれば
同様にして本発明を適用可能であることは言うまでもな
い。又、動作モードに応じたフォーカスサーボ系及びト
ラッキングサーボ系内の利得調整回路の利得の切り換え
に基づいて、フォーカスサーボ系及びトラッキングサー
ボ系の両方の位相補償回路の特性を同時に切り換えても
良い。
【0075】以上、本発明を実施例により説明したが、
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、種々の
変形及び改良が本発明の範囲内で可能であることは言う
までもない。
【0076】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、再生装置
の動作モードを通常動作モードからパワーセーブモード
に切り換えた場合でも、トラッキングサーボ系のオープ
ンループ特性における位相特性の位相余裕を保ち、安定
したサーボ動作を可能とすることができる。
【0077】請求項2記載の発明によれば、パワーセー
ブモードを自動的に設定することができる。請求項3記
載の発明によれば、再生装置の動作モードを通常動作モ
ードからパワーセーブモードに切り換えた場合でも、フ
ォーカスサーボ系のオープンループ特性における位相特
性の位相余裕を保ち、安定したサーボ動作を可能とする
ことができる。
【0078】請求項4記載の発明によれば、パワーセー
ブモードを自動的に設定することができる。請求項5記
載の発明によれば、再生装置の動作モードを通常動作モ
ードからパワーセーブモードに切り換えた場合でも、ト
ラッキングサーボ系のオープンループ特性における位相
特性の位相余裕を保ち、安定したサーボ動作を可能とす
ることができる。
【0079】請求項6及び7記載の発明によれば、再生
装置の動作モードを通常動作モードからパワーセーブモ
ードに切り換えた場合でも、トラッキングサーボ系のオ
ープンループ特性における位相特性の位相余裕を保ち、
安定したサーボ動作を可能とすることができる。
【0080】請求項8記載の発明によれば、パワーセー
ブモードを自動的に設定することができる。請求項9及
び10記載の発明によれば、再生装置の動作モードを通
常動作モードからパワーセーブモードに切り換えた場合
でも、フォーカスサーボ系のオープンループ特性におけ
る位相特性の位相余裕を保ち、安定したサーボ動作を可
能とすることができる。
【0081】請求項11記載の発明によれば、パワーセ
ーブモードを自動的に設定することができる。請求項1
2及び13記載の発明によれば、再生装置の動作モード
を通常動作モードからパワーセーブモードに切り換えた
場合でも、トラッキングサーボ系のオープンループ特性
における位相特性の位相余裕を保ち、安定したサーボ動
作を可能とすることができる。
【0082】請求項14及び15記載の発明によれば、
オープンループ特性の制御が容易である。請求項16記
載の発明によれば、ディスク装置の動作モードを通常動
作モードからパワーセーブモードに切り換えた場合で
も、トラッキングサーボ系のオープンループ特性におけ
る位相特性の位相余裕を保ち、安定したサーボ動作を可
能とすることができる。
【0083】請求項17記載の発明によれば、パワーセ
ーブモードを自動的に設定することができる。請求項1
8記載の発明によれば、ディスク装置の動作モードを通
常動作モードからパワーセーブモードに切り換えた場合
でも、フォーカスサーボ系のオープンループ特性におけ
る位相特性の位相余裕を保ち、安定したサーボ動作を可
能とすることができる。
【0084】請求項19記載の発明によれば、パワーセ
ーブモードを自動的に設定することができる。請求項2
0記載の発明によれば、ディスク装置の動作モードを通
常動作モードからパワーセーブモードに切り換えた場合
でも、トラッキングサーボ系のオープンループ特性にお
ける位相特性の位相余裕を保ち、安定したサーボ動作を
可能とすることができる。
【0085】請求項21及び22記載の発明によれば、
オープンループ特性の制御が容易である。従って、本発
明によれば、ディスク装置の動作モードを通常動作モー
ドからパワーセーブモードに切り換えた場合でも、トラ
ッキングサーボ系及び/又はフォーカスサーボ系のオー
プンループ特性における位相特性の位相余裕を保ち、安
定したサーボ動作を可能とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になるディスク装置の一実施例を示すブ
ロック図である。
【図2】フォーカスサーボ系を含むディスク装置の要部
を示すブロック図である。
【図3】フォーカスサーボ系の特性を示す図である。
【図4】MPUの動作を説明するフローチャートであ
る。
【図5】MPUのサブルーチンを説明するフローチャー
トである。
【図6】パワーセーブモードの状態を説明する図であ
る。
【図7】MPUのサブルーチンを説明するフローチャー
トである。
【図8】ディジタルフィルタの構成を示すブロック図で
ある。
【図9】トラッキングサーボ系を含むディスク装置の要
部を示すブロック図である。
【図10】従来の光ディスク装置の一例を示すブロック
図である。
【図11】従来のトッラキングサーボ系の特性を示す図
である。
【符号の説明】
1 光学ヘッド 2,72 エラー信号生成回路 3,73,91,96 利得調整回路 4,74,92 ADC 6,7,76,93,94 DAC 8,88 制御部 9,79,95 位相補償回路 10,11,80,81,97,98 加算器 12,82,99 スイッチ 13 ROM 14 RAM 15,85 ドライバ 16 フォーカスアクチュエータ 86 トラッキングアクチュエータ 128 レンズ位置センサ

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体から情報を再生する再生装置の
    ピックアップを制御するピックアップ制御方法におい
    て、 該ピックアップが該記録媒体上のトラックを追従するよ
    うにトラッキングエラー信号に基づいてトラッキングを
    制御するトラッキングサーボ系において、トラッキング
    エラー信号の利得を、低消費電力とする該再生装置のパ
    ワーセーブモード時に減少するよう制御するステップ
    と、 該トラッキングサーボ系に設けられ、該トラッキングエ
    ラー信号の位相補償を行う位相補償手段の位相特性を、
    該パワーセーブモード時に該トラッキングサーボ系のオ
    ープンループ特性中利得のゼロクロスでの位相余裕を確
    保するように制御するステップとを含む、ピックアップ
    制御方法。
  2. 【請求項2】 前記記録媒体へのアクセスが所定時間行
    われないと自動的に前記再生装置の動作モードをパワー
    セーブモードに切り換えるステップを更に含む、請求項
    1記載のピックアップ制御方法。
  3. 【請求項3】 記録媒体から光ビームにより情報を再生
    する再生装置のピックアップを制御するピックアップ制
    御方法において、 該ピックアップが該光ビームを該記録媒体上の位置にフ
    ォーカスされるようにフォーカスエラー信号に基づいて
    フォーカスを制御するフォーカスサーボ系において、フ
    ォーカスエラー信号の利得を、低消費電力とする該再生
    装置のパワーセーブモード時に減少するよう制御するス
    テップと、 該フォーカスサーボ系に設けられ、該フォーカスエラー
    信号の位相補償を行う第1の位相補償手段の位相特性
    を、該パワーセーブモード時に該フォーカスサーボ系の
    オープンループ特性中利得のゼロクロスでの位相余裕を
    確保するように制御するステップとを含む、ピックアッ
    プ制御方法。
  4. 【請求項4】 前記記録媒体へのアクセスが所定時間行
    われないと自動的に前記再生装置の動作モードをパワー
    セーブモードに切り換えるステップを更に含む、請求項
    3記載のピックアップ制御方法。
  5. 【請求項5】 前記ピックアップが前記記録媒体上のト
    ラックを追従するようにトラッキングエラー信号に基づ
    いてトラッキングを制御するトラッキングサーボ系にお
    いて、トラッキングエラー信号の利得を、前記パワーセ
    ーブモード時に減少するよう制御するステップと、 該トラッキングサーボ系に設けられ、該トラッキングエ
    ラー信号の位相補償を行う第2の位相補償手段の位相特
    性を、該パワーセーブモード時に該トラッキングサーボ
    系のオープンループ特性中利得のゼロクロスでの位相余
    裕を確保するように制御するステップとを含む、請求項
    3又は4記載のピックアップ制御方法。
  6. 【請求項6】 記録媒体から情報を再生する再生装置の
    ピックアップを制御するピックアップ制御装置におい
    て、 該ピックアップが該記録媒体上のトラックを追従するよ
    うにトラッキングエラー信号に基づいてトラッキングを
    制御するトラッキングサーボ系と、 該トラッキングサーボ系に設けられ、トラッキングエラ
    ー信号の利得を調整する利得調整手段と、 該利得調整手段の利得を通常動作モード時と低消費電力
    とする該再生装置のパワーセーブモード時とで切り換え
    て制御する手段と、 該トラッキングサーボ系に設けられ、該利得調整手段の
    出力の位相補償を行う位相補償手段と、 該位相補償手段の位相特性を該通常動作モード時と該パ
    ワーセーブモード時とで切り換えて制御する位相特性制
    御手段とを備えた、ピックアップ制御装置。
  7. 【請求項7】 前記位相特性制御手段は、前記トラッキ
    ングサーボ系のオープンループ特性中利得のゼロクロス
    での位相余裕を前記記録媒体へのアクセスが行われる通
    常動作モードと前記パワーセーブモードとで略一定に保
    つ、請求項6記載のピックアップ制御装置。
  8. 【請求項8】 前記記録媒体へのアクセスが所定時間行
    われないと前記再生装置の動作モードをパワーセーブモ
    ードに切り換える手段を更に備えた、請求項6又は7記
    載のピックアップ制御装置。
  9. 【請求項9】 記録媒体から光ビームにより情報を光学
    的に再生する再生装置のピックアップを制御するピック
    アップ制御装置において、 該ピックアップが該光ビームを該記録媒体上の位置にフ
    ォーカスされるようにフォーカスエラー信号に基づいて
    フォーカスを制御するフォーカスサーボ系と、 該フォーカスサーボ系に設けられ、フォーカスエラー信
    号の利得を調整する第1の利得調整手段と、 該第1の利得調整手段の利得を通常動作モード時と低消
    費電力とする該再生装置のパワーセーブモード時とで切
    り換えて制御する手段と、 該フォーカスサーボ系に設けられ、該第1の利得調整手
    段の出力の位相補償を行う第1の位相補償手段と、 該第1の位相補償手段の位相特性を該通常動作モード時
    と該パワーセーブモード時とで切り換えて制御する第1
    の制御手段とを備えた、ピックアップ制御装置。
  10. 【請求項10】 前記第1の制御手段は、前記フォーカ
    スサーボ系のオープンループ特性中利得のゼロクロスで
    の位相余裕を前記記録媒体へのアクセスが行われる通常
    動作モードと前記パワーセーブモードとで略一定に保
    つ、請求項9記載のピックアップ制御装置。
  11. 【請求項11】 前記記録媒体へのアクセスが所定時間
    行われないと前記再生装置の動作モードをパワーセーブ
    モードに切り換える手段を更に備えた、請求項9又は1
    0記載のピックアップ制御装置。
  12. 【請求項12】 前記ピックアップが前記記録媒体上の
    トラックを追従するようにトラッキングエラー信号に基
    づいてトラッキングを制御するトラッキングサーボ系
    と、 該トラッキングサーボ系に設けられ、トラッキングエラ
    ー信号の利得を調整する第2の利得調整手段と、 該第2の利得調整手段の利得を通常動作モード時と前記
    パワーセーブモード時とで切り換える手段と、 該トラッキングサーボ系に設けられ、該第2の利得調整
    手段の出力の位相補償を行う第2の位相補償手段と、 該第2の位相補償手段の位相特性を該通常動作モード時
    と該パワーセーブモード時とで切り換えて制御する第2
    の制御手段とを更に備えた、請求項9〜11のうちいず
    れか1項記載のピックアップ制御装置。
  13. 【請求項13】 前記第2の制御手段は前記トラッキン
    グサーボ系のオープンループ特性中利得のゼロクロスで
    の位相余裕を前記通常動作モードと前記パワーセーブモ
    ードとで略一定に保つ、請求項12記載のピックアップ
    制御装置。
  14. 【請求項14】 前記第1の利得調整手段は、第1の位
    相補償手段内に設けられている、請求項8〜10のうち
    いずれか1項記載のピックアップ制御装置。
  15. 【請求項15】 前記第2の利得調整手段は、第2の位
    相補償手段内に設けられている、請求項12又は13記
    載のピックアップ制御装置。
  16. 【請求項16】 ディスクから情報を再生するピックア
    ップと、 該ピックアップが該ディスク上のトラックを追従するよ
    うにトラッキングエラー信号に基づいてトラッキングを
    制御するトラッキングサーボ系と、 該トラッキングサーボ系に設けられ、トラッキングエラ
    ー信号の利得を調整する利得調整手段と、 該利得調整手段の利得を通常動作モード時と低消費電力
    とするパワーセーブモード時とで切り換えると共に、該
    パワーセーブモード時に利得が減少するように制御する
    手段と、 該トラッキングサーボ系に設けられ、該利得調整手段の
    出力の位相補償を行う位相補償手段と、 該位相補償手段の位相特性を該通常動作モード時と該パ
    ワーセーブモード時とで切り換えると共に、該パワーセ
    ーブモード時に該トラッキングサーボ系のオープンルー
    プ特性中利得のゼロクロスでの位相余裕を確保する手段
    とを備えた、ディスク装置。
  17. 【請求項17】 前記ディスクへのアクセスが所定時間
    行われないと動作モードをパワーセーブモードに切り換
    える手段を更に備えた、請求項16記載のディスク装
    置。
  18. 【請求項18】 ディスクから光ビームにより情報を光
    学的に再生するピックアップと、 該ピックアップが該光ビームを該ディスク上の位置にフ
    ォーカスされるようにフォーカスエラー信号に基づいて
    フォーカスを制御するフォーカスサーボ系と、 該フォーカスサーボ系に設けられ、フォーカスエラー信
    号の利得を調整する第1の利得調整手段と、 該第1の利得調整手段の利得を通常動作モード時と低消
    費電力とするパワーセーブモード時とで切り換えると共
    に、該パワーセーブモード時に利得が減少するように制
    御する手段と、 該フォーカスサーボ系に設けられ、該第1の利得調整手
    段の出力の位相補償を行う第1の位相補償手段と、 該第1の位相補償手段の位相特性を該通常動作モード時
    と該パワーセーブモード時とで切り換えると共に、該パ
    ワーセーブモード時に該フォーカスサーボ系のオープン
    ループ特性中利得のゼロクロスでの位相余裕を確保する
    手段とを備えた、ディスク装置。
  19. 【請求項19】 前記ディスクへのアクセスが所定時間
    行われないと動作モードをパワーセーブモードに切り換
    える手段を更に備えた、請求項18記載のディスク装
    置。
  20. 【請求項20】 前記ピックアップが前記ディスク上の
    トラックを追従するようにトラッキングエラー信号に基
    づいてトラッキングを制御するトラッキングサーボ系
    と、 該トラッキングサーボ系に設けられ、トラッキングエラ
    ー信号の利得を調整する第2の利得調整手段と、 該第2の利得調整手段の利得を前記通常動作モード時と
    前記パワーセーブモード時とで切り換えると共に、該パ
    ワーセーブモード時に利得が減少するように制御する手
    段と、 該トラッキングサーボ系に設けられ、該第2の利得調整
    手段の出力の位相補償を行う第2の位相補償手段と、 該第2の位相補償手段の位相特性を該通常動作モード時
    と該パワーセーブモード時とで切り換えると共に、該パ
    ワーセーブモード時に該トラッキングサーボ系のオープ
    ンループ特性中利得のゼロクロスでの位相余裕を確保す
    る手段とを更に備えた、請求項18又は19記載のディ
    スク装置。
  21. 【請求項21】 前記第1の利得調整手段は、第1の位
    相補償手段内に設けられている、請求項18又は19記
    載のディスク装置。
  22. 【請求項22】 前記第2の利得調整手段は、第2の位
    相補償手段内に設けられている、請求項20記載のディ
    スク装置。
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