JPH0950780A - 走査型電子顕微鏡 - Google Patents
走査型電子顕微鏡Info
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- JPH0950780A JPH0950780A JP7202346A JP20234695A JPH0950780A JP H0950780 A JPH0950780 A JP H0950780A JP 7202346 A JP7202346 A JP 7202346A JP 20234695 A JP20234695 A JP 20234695A JP H0950780 A JPH0950780 A JP H0950780A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】2次電子の増倍作用の程度に変化に伴う試料像
の変化を抑えることが可能な環境制御型の走査型電子顕
微鏡を提供する。 【解決手段】 試料3から放出される2次電子を、低真
空のガス雰囲気に調整された増倍領域Aで増倍して正電
圧が印加された2次電子検出電極2に取り込み、該取り
込んだ2次電子信号に基づいて試料像を形成する走査型
電子顕微鏡において、2次電子の増倍作用の程度に関与
する物理量を検出する増倍環境検出手段4と、増倍環境
検出手段4の検出結果に基づいて、試料像の形成状態を
調整する試料像調整手段11とを設ける。
の変化を抑えることが可能な環境制御型の走査型電子顕
微鏡を提供する。 【解決手段】 試料3から放出される2次電子を、低真
空のガス雰囲気に調整された増倍領域Aで増倍して正電
圧が印加された2次電子検出電極2に取り込み、該取り
込んだ2次電子信号に基づいて試料像を形成する走査型
電子顕微鏡において、2次電子の増倍作用の程度に関与
する物理量を検出する増倍環境検出手段4と、増倍環境
検出手段4の検出結果に基づいて、試料像の形成状態を
調整する試料像調整手段11とを設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、試料からの2次電
子を低真空のガス雰囲気中で増倍した後に検出する環境
制御型の走査型電子顕微鏡に関する。
子を低真空のガス雰囲気中で増倍した後に検出する環境
制御型の走査型電子顕微鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】走査型電子顕微鏡(以下、SEMと略称
することがある。)は、ミクロな形態観察及び分析を行
なう手段として広い分野で使用されている。SEMによ
り試料を観察する場合、電子光学系及び2次電子検出系
が高真空を必要とするため、試料も当然に高真空中に置
かねばならない。従って、試料を自然状態でなく乾燥し
た状態でしか観察できない。試料が絶縁物のときは、帯
電によって観察が不可能になることを防ぐため、試料の
表面を金属コーティングする等の導電処理が必要とな
る。最近では特に試料を乾燥させず、「より自然の状
態」しかも「水分を含んだ状態」で観察する要求が高ま
っている。そこで、常温での飽和水蒸気圧である270
0Paという極低真空下でも2次電子の検出が可能な増
倍方式を用いた環境制御型SEMが広く使用されつつあ
る。この環境制御型のSEMでは、電子増倍作用を有す
るガス(典型例としては水蒸気)を試料室に最大270
0Paまで供給した状態で、試料と対向する2次電子検
出電極に+数100Vの電圧を印加しつつ試料に電子ビ
ームを照射する(例えば特開平6−60841号公報参
照)。試料から発生した2次電子はガス分子と衝突して
イオン化を繰り返しながら増幅されて2次電子検出電極
に取り込まれる。取り込まれた2次電子は所定の信号処
理回路に出力され、そこで試料像に変換される。試料像
は観察用のCRTに表示され、あるいは写真に撮影され
る。電子増倍過程で発生する正イオンは試料上に降り注
ぎ、これにより試料の帯電が中和される。従って、絶縁
物であっても導電処理を施す必要がなく、無処理のまま
観察できる。
することがある。)は、ミクロな形態観察及び分析を行
なう手段として広い分野で使用されている。SEMによ
り試料を観察する場合、電子光学系及び2次電子検出系
が高真空を必要とするため、試料も当然に高真空中に置
かねばならない。従って、試料を自然状態でなく乾燥し
た状態でしか観察できない。試料が絶縁物のときは、帯
電によって観察が不可能になることを防ぐため、試料の
表面を金属コーティングする等の導電処理が必要とな
る。最近では特に試料を乾燥させず、「より自然の状
態」しかも「水分を含んだ状態」で観察する要求が高ま
っている。そこで、常温での飽和水蒸気圧である270
0Paという極低真空下でも2次電子の検出が可能な増
倍方式を用いた環境制御型SEMが広く使用されつつあ
る。この環境制御型のSEMでは、電子増倍作用を有す
るガス(典型例としては水蒸気)を試料室に最大270
0Paまで供給した状態で、試料と対向する2次電子検
出電極に+数100Vの電圧を印加しつつ試料に電子ビ
ームを照射する(例えば特開平6−60841号公報参
照)。試料から発生した2次電子はガス分子と衝突して
イオン化を繰り返しながら増幅されて2次電子検出電極
に取り込まれる。取り込まれた2次電子は所定の信号処
理回路に出力され、そこで試料像に変換される。試料像
は観察用のCRTに表示され、あるいは写真に撮影され
る。電子増倍過程で発生する正イオンは試料上に降り注
ぎ、これにより試料の帯電が中和される。従って、絶縁
物であっても導電処理を施す必要がなく、無処理のまま
観察できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した環境制御型の
SEMでは、観察対象の試料を交換する毎に試料室の真
空度(ガス圧)や2次電子検出電極への印加電圧を設定
している。ところが、2次電子検出電極の印加電圧や試
料室の真空度が僅かに変化しただけで2次電子信号の強
度が大きく変化し、その結果、最終的に観察する試料像
の輝度やコントラストが不適正となる。従って、試料を
交換する毎に、2次電子検出電極への印加電圧や2次電
子信号の処理回路のアンプゲイン、ブライトネスレベル
等をオペレータが手動調整して試料像の輝度やコントラ
ストを調整する必要があった。
SEMでは、観察対象の試料を交換する毎に試料室の真
空度(ガス圧)や2次電子検出電極への印加電圧を設定
している。ところが、2次電子検出電極の印加電圧や試
料室の真空度が僅かに変化しただけで2次電子信号の強
度が大きく変化し、その結果、最終的に観察する試料像
の輝度やコントラストが不適正となる。従って、試料を
交換する毎に、2次電子検出電極への印加電圧や2次電
子信号の処理回路のアンプゲイン、ブライトネスレベル
等をオペレータが手動調整して試料像の輝度やコントラ
ストを調整する必要があった。
【0004】本発明の目的は、2次電子の増倍作用の程
度に変化に伴う試料像の変化を抑えることが可能な環境
制御型の走査型電子顕微鏡を提供することにある。
度に変化に伴う試料像の変化を抑えることが可能な環境
制御型の走査型電子顕微鏡を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の実施の形態を示
す図1〜図4を参照して、上記課題を解決するための各
請求項に係る発明を説明する。但し、本発明は図示の形
態に限定されない。図1及び図2を参照して説明する
と、請求項1の発明は、試料3から放出される2次電子
を、低真空のガス雰囲気に調整された増倍領域Aで増倍
して正電圧が印加された2次電子検出電極2に取り込
み、該取り込んだ2次電子信号に基づいて試料像を形成
する走査型電子顕微鏡において、2次電子の増倍作用の
程度に関与する物理量を検出する増倍環境検出手段4
と、増倍環境検出手段4の検出結果に基づいて、試料像
の形成状態を調整する試料像調整手段11と、を備えて
上述した目的を達成する。請求項2の発明では、請求項
1記載の走査型電子顕微鏡において、試料像の視認性を
代表する値がその許容範囲に収束するように、試料像調
整手段11が試料像の形成状態を調整する。請求項3の
発明では、請求項1記載の走査型電子顕微鏡において、
増倍環境検出手段4が上記物理量として増倍領域の真空
度を検出する。そして、試料像調整手段11は、真空度
の検出結果に基づいて2次電子検出電極2への印加電圧
を調整する。図4を参照して説明すると、請求項4の発
明では、請求項1記載の走査型電子顕微鏡において、2
次電子検出電極2にて検出された2次電子信号に基づい
て試料像を形成する信号処理回路14、15、16を有
し、試料像調整手段24は、増倍環境検出手段4、11
の検出結果に基づいて、信号処理回路14、15、16
の処理条件を調整する。再び図1及び図2を参照して説
明すると、請求項5の発明は、試料3から放出される2
次電子を、低真空のガス雰囲気に調整された増倍領域A
で増倍して正電圧が印加された2次電子検出電極2に取
り込み、該取り込んだ2次電子信号に基づいて試料像を
形成する走査型電子顕微鏡において、試料像の形成状態
を評価する試料像評価手段18と、試料像評価手段18
の評価結果に基づいて、2次電子の増倍作用の程度に関
与する物理量を調整する増倍環境調整手段18と、を備
えて上述した目的を達成する。請求項6の発明では、請
求項5記載の走査型電子顕微鏡において、試料像の視認
性を代表する値がその許容範囲に収束するように、増倍
環境調整手段18が上記物理量を調整する。請求項7の
発明では、請求項5記載の走査型電子顕微鏡において、
試料像評価手段18の評価結果に基づいて、増倍環境調
整手段18が2次電子検出電極2への印加電圧を調整す
る。請求項8の発明では、請求項2または6記載の走査
型電子顕微鏡において、試料像の視認性を代表する値
が、試料像の輝度又はコントラストの少なくとも一つで
ある。請求項9の発明は、試料3から放出される2次電
子を検出可能な2次電子検出電極2と、2次電子検出電
極2に正電圧を印加する電圧源12と、電子増倍作用を
有するガスを試料3と2次電子検出電極2との間の増倍
領域Aに供給するガス供給手段6と、増倍領域Aを真空
排気する真空排気手段8と、を具備した走査型電子顕微
鏡において、増倍領域Aの真空度を識別する真空度識別
手段4と、真空度識別手段4の識別結果に基づいて、電
圧源12から2次電子検出電極2に印加する電圧を調整
する電圧調整手段11と、を備えて上述した目的を達成
する。請求項10の発明は、試料3から放出される2次
電子を検出可能な2次電子検出電極2と、2次電子検出
電極2に正電圧を印加する電圧源12と、電子増倍作用
を有するガスを試料3と2次電子検出電極2との間の増
倍領域Aに供給するガス供給手段6と、増倍領域Aを真
空排気する真空排気手段8と、2次電子検出電極2にて
検出された2次電子信号に基づいて試料像を形成する信
号処理回路14、15、16と、を具備した走査型電子
顕微鏡において、試料像の形成状態を評価する試料像評
価手段18と、試料像評価手段18の評価結果に基づい
て、電圧源12から2次電子検出電極2に印加する電圧
を調整する電圧調整手段18と、を備えて上述した目的
を達成する。請求項11の発明は、試料3から放出され
る2次電子を検出可能な2次電子検出電極2と、2次電
子検出電極2に正電圧を印加する電圧源12と、電子増
倍作用を有するガスを試料3と2次電子検出電極2との
間の増倍領域Aに供給するガス供給手段6と、増倍領域
Aを真空排気する真空排気手段8と、2次電子検出電極
2にて検出された2次電子信号に基づいて試料像を形成
する信号処理回路14、15、16と、を具備した走査
型電子顕微鏡において、増倍領域Aの真空度を識別する
真空度識別手段4と、真空度識別手段4の識別結果に基
づいて、電圧源12から2次電子検出電極2に印加する
電圧を調整する第1の電圧調整手段11と、第1の電圧
調整手段11にて電圧が調整された後の試料像の形成状
態を評価する試料像評価手段18と、試料像評価手段1
8の評価結果に基づいて、電圧源12から2次電子検出
電極2に印加する電圧を調整する第2の電圧調整手段1
8と、を備えて上述した目的を達成する。
す図1〜図4を参照して、上記課題を解決するための各
請求項に係る発明を説明する。但し、本発明は図示の形
態に限定されない。図1及び図2を参照して説明する
と、請求項1の発明は、試料3から放出される2次電子
を、低真空のガス雰囲気に調整された増倍領域Aで増倍
して正電圧が印加された2次電子検出電極2に取り込
み、該取り込んだ2次電子信号に基づいて試料像を形成
する走査型電子顕微鏡において、2次電子の増倍作用の
程度に関与する物理量を検出する増倍環境検出手段4
と、増倍環境検出手段4の検出結果に基づいて、試料像
の形成状態を調整する試料像調整手段11と、を備えて
上述した目的を達成する。請求項2の発明では、請求項
1記載の走査型電子顕微鏡において、試料像の視認性を
代表する値がその許容範囲に収束するように、試料像調
整手段11が試料像の形成状態を調整する。請求項3の
発明では、請求項1記載の走査型電子顕微鏡において、
増倍環境検出手段4が上記物理量として増倍領域の真空
度を検出する。そして、試料像調整手段11は、真空度
の検出結果に基づいて2次電子検出電極2への印加電圧
を調整する。図4を参照して説明すると、請求項4の発
明では、請求項1記載の走査型電子顕微鏡において、2
次電子検出電極2にて検出された2次電子信号に基づい
て試料像を形成する信号処理回路14、15、16を有
し、試料像調整手段24は、増倍環境検出手段4、11
の検出結果に基づいて、信号処理回路14、15、16
の処理条件を調整する。再び図1及び図2を参照して説
明すると、請求項5の発明は、試料3から放出される2
次電子を、低真空のガス雰囲気に調整された増倍領域A
で増倍して正電圧が印加された2次電子検出電極2に取
り込み、該取り込んだ2次電子信号に基づいて試料像を
形成する走査型電子顕微鏡において、試料像の形成状態
を評価する試料像評価手段18と、試料像評価手段18
の評価結果に基づいて、2次電子の増倍作用の程度に関
与する物理量を調整する増倍環境調整手段18と、を備
えて上述した目的を達成する。請求項6の発明では、請
求項5記載の走査型電子顕微鏡において、試料像の視認
性を代表する値がその許容範囲に収束するように、増倍
環境調整手段18が上記物理量を調整する。請求項7の
発明では、請求項5記載の走査型電子顕微鏡において、
試料像評価手段18の評価結果に基づいて、増倍環境調
整手段18が2次電子検出電極2への印加電圧を調整す
る。請求項8の発明では、請求項2または6記載の走査
型電子顕微鏡において、試料像の視認性を代表する値
が、試料像の輝度又はコントラストの少なくとも一つで
ある。請求項9の発明は、試料3から放出される2次電
子を検出可能な2次電子検出電極2と、2次電子検出電
極2に正電圧を印加する電圧源12と、電子増倍作用を
有するガスを試料3と2次電子検出電極2との間の増倍
領域Aに供給するガス供給手段6と、増倍領域Aを真空
排気する真空排気手段8と、を具備した走査型電子顕微
鏡において、増倍領域Aの真空度を識別する真空度識別
手段4と、真空度識別手段4の識別結果に基づいて、電
圧源12から2次電子検出電極2に印加する電圧を調整
する電圧調整手段11と、を備えて上述した目的を達成
する。請求項10の発明は、試料3から放出される2次
電子を検出可能な2次電子検出電極2と、2次電子検出
電極2に正電圧を印加する電圧源12と、電子増倍作用
を有するガスを試料3と2次電子検出電極2との間の増
倍領域Aに供給するガス供給手段6と、増倍領域Aを真
空排気する真空排気手段8と、2次電子検出電極2にて
検出された2次電子信号に基づいて試料像を形成する信
号処理回路14、15、16と、を具備した走査型電子
顕微鏡において、試料像の形成状態を評価する試料像評
価手段18と、試料像評価手段18の評価結果に基づい
て、電圧源12から2次電子検出電極2に印加する電圧
を調整する電圧調整手段18と、を備えて上述した目的
を達成する。請求項11の発明は、試料3から放出され
る2次電子を検出可能な2次電子検出電極2と、2次電
子検出電極2に正電圧を印加する電圧源12と、電子増
倍作用を有するガスを試料3と2次電子検出電極2との
間の増倍領域Aに供給するガス供給手段6と、増倍領域
Aを真空排気する真空排気手段8と、2次電子検出電極
2にて検出された2次電子信号に基づいて試料像を形成
する信号処理回路14、15、16と、を具備した走査
型電子顕微鏡において、増倍領域Aの真空度を識別する
真空度識別手段4と、真空度識別手段4の識別結果に基
づいて、電圧源12から2次電子検出電極2に印加する
電圧を調整する第1の電圧調整手段11と、第1の電圧
調整手段11にて電圧が調整された後の試料像の形成状
態を評価する試料像評価手段18と、試料像評価手段1
8の評価結果に基づいて、電圧源12から2次電子検出
電極2に印加する電圧を調整する第2の電圧調整手段1
8と、を備えて上述した目的を達成する。
【0006】請求項1の発明では、2次電子の増倍作用
の程度に関与する物理量の変化を試料像の形成状態に反
映させて試料像を常に適正に保つことが可能となる。請
求項2の発明では、試料像の視認性が適正に保たれる。
請求項3の発明では、増倍領域Aの真空度の変化に応じ
て2次電子検出電極2への印加電圧を調整して試料像を
適正に保つことができる。請求項4の発明では、2次電
子の増倍作用の程度に関与する物理量の変化を2次電子
信号の処理条件に反映させて試料像を常に適正に保つこ
とが可能となる。請求項5の発明では、試料像の変化に
応じて2次電子の増倍作用を調整して試料像を適正な状
態に制御することが可能となる。請求項6の発明では、
試料像の視認性が適正に保たれる。請求項7の発明で
は、試料像の変化に応じて2次電子検出電極2への印加
電圧を調整して最終的に形成される試料像の状態を適正
に保つことができる。請求項8の発明では、試料像の輝
度やコントラストが適正に保たれる。請求項9の発明で
は、増倍領域Aの真空度の変化に応じて2次電子検出電
極2への印加電圧を調整して試料像を適正に保つことが
できる。請求項10の発明では、試料像の変化に応じて
2次電子検出電極2への印加電圧を調整して最終的に形
成される試料像の状態を適正に保つことができる。請求
項11の発明では、増倍領域Aの真空度の変化に応じて
2次電子検出電極2への印加電圧を調整して試料像を適
正化した上で、さらに試料像の状態に応じて2次電子検
出電極2への印加電圧を調整して試料像を最適化でき
る。
の程度に関与する物理量の変化を試料像の形成状態に反
映させて試料像を常に適正に保つことが可能となる。請
求項2の発明では、試料像の視認性が適正に保たれる。
請求項3の発明では、増倍領域Aの真空度の変化に応じ
て2次電子検出電極2への印加電圧を調整して試料像を
適正に保つことができる。請求項4の発明では、2次電
子の増倍作用の程度に関与する物理量の変化を2次電子
信号の処理条件に反映させて試料像を常に適正に保つこ
とが可能となる。請求項5の発明では、試料像の変化に
応じて2次電子の増倍作用を調整して試料像を適正な状
態に制御することが可能となる。請求項6の発明では、
試料像の視認性が適正に保たれる。請求項7の発明で
は、試料像の変化に応じて2次電子検出電極2への印加
電圧を調整して最終的に形成される試料像の状態を適正
に保つことができる。請求項8の発明では、試料像の輝
度やコントラストが適正に保たれる。請求項9の発明で
は、増倍領域Aの真空度の変化に応じて2次電子検出電
極2への印加電圧を調整して試料像を適正に保つことが
できる。請求項10の発明では、試料像の変化に応じて
2次電子検出電極2への印加電圧を調整して最終的に形
成される試料像の状態を適正に保つことができる。請求
項11の発明では、増倍領域Aの真空度の変化に応じて
2次電子検出電極2への印加電圧を調整して試料像を適
正化した上で、さらに試料像の状態に応じて2次電子検
出電極2への印加電圧を調整して試料像を最適化でき
る。
【0007】
−第1の実施の形態− 図1〜図3を参照して本発明の第1の実施の形態を説明
する。図1は本形態に係る環境制御型SEMのブロック
図を示し、1は試料室、2は2次電子検出電極、3は試
料である。2次電子検出電極2は、例えば図2に示すよ
うに電子銃(不図示)を収納した真空室100の下端に
絶縁体101を介して取り付けられ、その中心には上記
電子銃から試料3に向けて射出された電子線を通過させ
るアパーチャ2aが形成される。2次電子検出電極2に
は、制御電源12及びプリアンプ14も接続される。な
お、図2において102は電子線を試料3に集束させる
対物レンズ、103は真空室100を真空排気する真空
ポンプである。真空室100は、不図示のアパーチャに
よって電子銃の光軸方向に複数の部屋に区切られ、各部
屋はそれぞれ別々の真空ポンプにて真空排気される。
する。図1は本形態に係る環境制御型SEMのブロック
図を示し、1は試料室、2は2次電子検出電極、3は試
料である。2次電子検出電極2は、例えば図2に示すよ
うに電子銃(不図示)を収納した真空室100の下端に
絶縁体101を介して取り付けられ、その中心には上記
電子銃から試料3に向けて射出された電子線を通過させ
るアパーチャ2aが形成される。2次電子検出電極2に
は、制御電源12及びプリアンプ14も接続される。な
お、図2において102は電子線を試料3に集束させる
対物レンズ、103は真空室100を真空排気する真空
ポンプである。真空室100は、不図示のアパーチャに
よって電子銃の光軸方向に複数の部屋に区切られ、各部
屋はそれぞれ別々の真空ポンプにて真空排気される。
【0008】図1に示すように、試料室1には、バルブ
5を介してガス供給源6が、バルブ7を介してロータリ
ポンプ8がそれぞれ接続されている。ロータリポンプ8
を駆動しつつバルブ7を開くと試料室1が真空排気さ
れ、バルブ5を開くとガス供給源6から電子増倍作用を
有するガス、例えば水蒸気が供給される。試料室1のう
ち、2次電子検出電極2と試料3との間の増倍領域Aの
真空度(ガス圧)が真空ゲージ4にて検出され、その検
出値は真空度制御回路9に入力される。真空度制御回路
9は、真空ゲージ4にて検出される真空度が、真空度設
定器10にて設定された目標真空度に一致するようバル
ブ5、7の開閉を制御する。目標真空度は、例えば10
0〜2700Paに設定される。
5を介してガス供給源6が、バルブ7を介してロータリ
ポンプ8がそれぞれ接続されている。ロータリポンプ8
を駆動しつつバルブ7を開くと試料室1が真空排気さ
れ、バルブ5を開くとガス供給源6から電子増倍作用を
有するガス、例えば水蒸気が供給される。試料室1のう
ち、2次電子検出電極2と試料3との間の増倍領域Aの
真空度(ガス圧)が真空ゲージ4にて検出され、その検
出値は真空度制御回路9に入力される。真空度制御回路
9は、真空ゲージ4にて検出される真空度が、真空度設
定器10にて設定された目標真空度に一致するようバル
ブ5、7の開閉を制御する。目標真空度は、例えば10
0〜2700Paに設定される。
【0009】真空度制御回路9にて真空度が目標値に制
御されると、そのときの真空度が演算回路11に入力さ
れる。演算回路11は、現在の真空度に対応した2次電
子検出電極2の印加電圧の適正値+Voptを予め与えら
れた関数に従って演算し、その適正値+Voptを制御電
源12に指示する。制御電源12は、指示された正の電
圧+Voptを2次電子検出電極2に印加する。適正値V
optは、現在の真空度に対して、試料像の輝度及びコン
トラストを許容範囲に保つのに必要な2次電子検出電極
2の印加電圧に相当する。演算回路11に与える関数を
図示すると例えば図3のようになる。この例では、真空
度が低い(ガス圧が大きい)ほど2次電子とガス分子と
の衝突頻度が増加して電子増倍作用が大きくなるため、
それに応答して印加電圧を低下させている。なお、図3
の線図は、実験や計算機シュミレーションによって容易
に求めることができる。
御されると、そのときの真空度が演算回路11に入力さ
れる。演算回路11は、現在の真空度に対応した2次電
子検出電極2の印加電圧の適正値+Voptを予め与えら
れた関数に従って演算し、その適正値+Voptを制御電
源12に指示する。制御電源12は、指示された正の電
圧+Voptを2次電子検出電極2に印加する。適正値V
optは、現在の真空度に対して、試料像の輝度及びコン
トラストを許容範囲に保つのに必要な2次電子検出電極
2の印加電圧に相当する。演算回路11に与える関数を
図示すると例えば図3のようになる。この例では、真空
度が低い(ガス圧が大きい)ほど2次電子とガス分子と
の衝突頻度が増加して電子増倍作用が大きくなるため、
それに応答して印加電圧を低下させている。なお、図3
の線図は、実験や計算機シュミレーションによって容易
に求めることができる。
【0010】再び図1に戻って説明する。試料室1内の
増倍領域Aの真空度が目標値に設定され、かつ2次電子
検出電極2に電圧Voptが印加されると、試料3に電子
線が照射される。試料3から発生した2次電子は増倍領
域Aを通過する際にガス増倍されて2次電子検出電極2
に取り込まれる。2次電子検出電極2に取り込まれた2
次電子信号はプリアンプ14及びメインアンプ15で順
次増幅され、その後A/D変換器16にてデジタルの画
像信号に変換される。A/D変換器16から出力される
画像信号はメモリ17、試料像観察用のCRT21及び
写真撮影用のCRT22にそれぞれ導かれる。メモリ1
7には微調整回路18が接続される。微調整回路18
は、メモリ17に取り込まれた画像信号を参照して、C
RT21、22に表示される試料像の輝度及びコントラ
ストが最適化されるように、制御電源12から出力され
る適正値Voptを微調整するとともに、D/A変換器2
0を介してプリアンプ14のゲイン及びDCレベルを微
調整する。
増倍領域Aの真空度が目標値に設定され、かつ2次電子
検出電極2に電圧Voptが印加されると、試料3に電子
線が照射される。試料3から発生した2次電子は増倍領
域Aを通過する際にガス増倍されて2次電子検出電極2
に取り込まれる。2次電子検出電極2に取り込まれた2
次電子信号はプリアンプ14及びメインアンプ15で順
次増幅され、その後A/D変換器16にてデジタルの画
像信号に変換される。A/D変換器16から出力される
画像信号はメモリ17、試料像観察用のCRT21及び
写真撮影用のCRT22にそれぞれ導かれる。メモリ1
7には微調整回路18が接続される。微調整回路18
は、メモリ17に取り込まれた画像信号を参照して、C
RT21、22に表示される試料像の輝度及びコントラ
ストが最適化されるように、制御電源12から出力され
る適正値Voptを微調整するとともに、D/A変換器2
0を介してプリアンプ14のゲイン及びDCレベルを微
調整する。
【0011】19はオペレータの操作に応答して、自動
追従モードと単発モードの別を微調整回路18に指示す
るモード指示器である。自動追従モードが指示されてい
るときは、CRT21、22の試料像の輝度及びコント
ラストが最適な状態に保たれているか否かを微調整回路
18がメモリ17内の画像信号に基づいて監視し、最適
な状態から外れると制御電源12の出力Vopt、プリア
ンプ14のゲイン及びDCレベルの調整を自動的に行な
う。単発モードが指示されているときは、オペレータの
操作に応答して設定スイッチ23から調整開始信号が出
力されたときのみ微調整回路18が上記の微調整処理を
行なう。
追従モードと単発モードの別を微調整回路18に指示す
るモード指示器である。自動追従モードが指示されてい
るときは、CRT21、22の試料像の輝度及びコント
ラストが最適な状態に保たれているか否かを微調整回路
18がメモリ17内の画像信号に基づいて監視し、最適
な状態から外れると制御電源12の出力Vopt、プリア
ンプ14のゲイン及びDCレベルの調整を自動的に行な
う。単発モードが指示されているときは、オペレータの
操作に応答して設定スイッチ23から調整開始信号が出
力されたときのみ微調整回路18が上記の微調整処理を
行なう。
【0012】以上の形態では、真空ゲージ4が増倍環境
検出手段及び真空度識別手段を、演算回路11が試料像
調整手段、請求項10以外の電圧調整手段、及び第1の
電圧調整手段を、プリアンプ14、メインアンプ15及
びA/D変換器16が信号処理回路を、微調整回路18
が試料像評価手段、増倍環境調整手段、請求項10の電
圧調整手段及び第2の電圧調整手段を、制御電源12が
電圧源を、ガス供給源6がガス供給手段を、ロータリー
ポンプ8が真空排気手段を、それぞれ構成する。
検出手段及び真空度識別手段を、演算回路11が試料像
調整手段、請求項10以外の電圧調整手段、及び第1の
電圧調整手段を、プリアンプ14、メインアンプ15及
びA/D変換器16が信号処理回路を、微調整回路18
が試料像評価手段、増倍環境調整手段、請求項10の電
圧調整手段及び第2の電圧調整手段を、制御電源12が
電圧源を、ガス供給源6がガス供給手段を、ロータリー
ポンプ8が真空排気手段を、それぞれ構成する。
【0013】−第2の実施の形態− 図4は本発明の第2の実施の形態を示すものである。な
お、図4において図1と共通する部分には同一符号を付
し、それらの説明は省略する。図4の形態では、増倍領
域Aの真空度及び2次電子検出電極2の電圧が真空度制
御回路9及び演算回路11にて制御されると、そのとき
の真空度及び印加電圧の値が調整回路24に出力され
る。調整回路24は、CRT21、22に表示される試
料像の輝度及びコントラストを最適化するために必要な
プリアンプ14のゲイン及びDCレベルの設定値を、現
在の真空度及び印加電圧に基づいて特定し、それらの設
定値をD/A変換器20からプリアンプ14に与える。
真空度及び印加電圧と、アンプゲイン及びDCレベルと
の関係は実験や計算機シュミレーションによって容易に
求めることができ、それらの関係をテーブル化して調整
回路24に予め与えておけばよい。なお、本形態におい
ても、モード指示器19及び設定スイッチ23の操作に
より、試料像の調整を自動的に行う自動追従モードと、
設定スイッチ23の操作に応じて試料像を調整する単発
モードとが切換可能である。
お、図4において図1と共通する部分には同一符号を付
し、それらの説明は省略する。図4の形態では、増倍領
域Aの真空度及び2次電子検出電極2の電圧が真空度制
御回路9及び演算回路11にて制御されると、そのとき
の真空度及び印加電圧の値が調整回路24に出力され
る。調整回路24は、CRT21、22に表示される試
料像の輝度及びコントラストを最適化するために必要な
プリアンプ14のゲイン及びDCレベルの設定値を、現
在の真空度及び印加電圧に基づいて特定し、それらの設
定値をD/A変換器20からプリアンプ14に与える。
真空度及び印加電圧と、アンプゲイン及びDCレベルと
の関係は実験や計算機シュミレーションによって容易に
求めることができ、それらの関係をテーブル化して調整
回路24に予め与えておけばよい。なお、本形態におい
ても、モード指示器19及び設定スイッチ23の操作に
より、試料像の調整を自動的に行う自動追従モードと、
設定スイッチ23の操作に応じて試料像を調整する単発
モードとが切換可能である。
【0014】図4の形態では、真空ゲージ4及び演算回
路11が増倍環境検出手段を、調整回路24が試料像調
整手段を、プリアンプ14、メインアンプ15及びA/
D変換器16が信号処理回路を、制御電源12が電圧源
を、ガス供給源6がガス供給手段を、ロータリーポンプ
8が真空排気手段をそれぞれ構成する。
路11が増倍環境検出手段を、調整回路24が試料像調
整手段を、プリアンプ14、メインアンプ15及びA/
D変換器16が信号処理回路を、制御電源12が電圧源
を、ガス供給源6がガス供給手段を、ロータリーポンプ
8が真空排気手段をそれぞれ構成する。
【0015】なお、本発明は以上の形態に限らない。例
えば、試料室1の真空度及び2次電子検出電極2の電圧
を手動にて設定し、それらの設定値に基づいてプリアン
プ14のゲインやDCレベル等を自動調整してもよい。
手動設定後の試料像の輝度やコントラストを自動的に評
価し、その評価結果に基づいて2次電子検出電極2の電
圧等を自動的に調整してもよい。図1の形態において、
演算回路11による電圧の制御のみで試料像の輝度やコ
ントラストを実用上十分な程度に制御できるときは、微
調整回路18による制御を省略してもよい。
えば、試料室1の真空度及び2次電子検出電極2の電圧
を手動にて設定し、それらの設定値に基づいてプリアン
プ14のゲインやDCレベル等を自動調整してもよい。
手動設定後の試料像の輝度やコントラストを自動的に評
価し、その評価結果に基づいて2次電子検出電極2の電
圧等を自動的に調整してもよい。図1の形態において、
演算回路11による電圧の制御のみで試料像の輝度やコ
ントラストを実用上十分な程度に制御できるときは、微
調整回路18による制御を省略してもよい。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、2次
電子の増倍作用に関与する物理量の変化や試料像の形成
状態の変化に応じて増倍環境や2次電子信号の処理条件
を調整するようにしたので、2次電子の増倍作用の程度
に変化に伴う試料像の変化を抑えて常に適正な試料像、
例えば輝度やコントラストが適正に調整された試料像、
を提供することができる。
電子の増倍作用に関与する物理量の変化や試料像の形成
状態の変化に応じて増倍環境や2次電子信号の処理条件
を調整するようにしたので、2次電子の増倍作用の程度
に変化に伴う試料像の変化を抑えて常に適正な試料像、
例えば輝度やコントラストが適正に調整された試料像、
を提供することができる。
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る環境制御型S
EMのブロック図。
EMのブロック図。
【図2】図1の2次電子検出電極及びその周囲の構成を
示す図。
示す図。
【図3】図1の演算回路に与えられる真空度と電圧の適
正値との対応関係の一例を示す図。
正値との対応関係の一例を示す図。
【図4】本発明の第2の実施の形態に係る環境制御型S
EMのブロック図。
EMのブロック図。
【符号の説明】 1 試料室 2 2次電子検出電極 3 試料 4 真空ゲージ 5,7 バルブ 6 ガス供給源 8 ロータリポンプ 9 真空度制御回路 10 真空度設定器 11 演算回路 12 制御電源 14 プリアンプ 15 メインアンプ 16 A/D変換器 17 メモリ 18 微調整回路 19 モード指示器 20 D/A変換器 21 観察用のCRT 22 写真撮影用のCRT 23 設定スイッチ 24 調整回路
Claims (11)
- 【請求項1】 試料から放出される2次電子を、低真空
のガス雰囲気に調整された増倍領域で増倍して正電圧が
印加された2次電子検出電極に取り込み、該取り込んだ
2次電子信号に基づいて試料像を形成する走査型電子顕
微鏡において、 前記2次電子の増倍作用の程度に関与する物理量を検出
する増倍環境検出手段と、 前記増倍環境検出手段の検出結果に基づいて、前記試料
像の形成状態を調整する試料像調整手段と、を備えたこ
とを特徴とする走査型電子顕微鏡。 - 【請求項2】 請求項1記載の走査型電子顕微鏡におい
て、 前記試料像調整手段は、前記試料像の視認性を代表する
値がその許容範囲に収束するように前記試料像の形成状
態を調整することを特徴とする走査型電子顕微鏡。 - 【請求項3】 請求項1記載の走査型電子顕微鏡におい
て、 前記増倍環境検出手段は、前記物理量として前記増倍領
域の真空度を検出し、 前記試料像調整手段は、前記真空度の検出結果に基づい
て前記2次電子検出電極への印加電圧を調整することを
特徴とする走査型電子顕微鏡。 - 【請求項4】 請求項1記載の走査型電子顕微鏡におい
て、 前記2次電子検出電極にて検出された2次電子信号に基
づいて前記試料像を形成する信号処理回路を有し、 前記試料像調整手段は、前記増倍環境検出手段の検出結
果に基づいて、前記信号処理回路の処理条件を調整する
ことを特徴とする走査型電子顕微鏡。 - 【請求項5】 試料から放出される2次電子を、低真空
のガス雰囲気に調整された増倍領域で増倍して正電圧が
印加された2次電子検出電極に取り込み、該取り込んだ
2次電子信号に基づいて試料像を形成する走査型電子顕
微鏡において、 前記試料像の形成状態を評価する試料像評価手段と、 前記試料像評価手段の評価結果に基づいて、前記2次電
子の増倍作用の程度に関与する物理量を調整する増倍環
境調整手段と、を備えたことを特徴とする走査型電子顕
微鏡。 - 【請求項6】 請求項5記載の走査型電子顕微鏡におい
て、 前記増倍環境調整手段は、前記試料像の視認性を代表す
る値がその許容範囲に収束するように前記物理量を調整
することを特徴とする走査型電子顕微鏡。 - 【請求項7】 請求項5記載の走査型電子顕微鏡におい
て、 前記増倍環境調整手段は、前記試料像評価手段の評価結
果に基づいて、前記2次電子検出電極への印加電圧を調
整することを特徴とする走査型電子顕微鏡。 - 【請求項8】 請求項2または6記載の走査型電子顕微
鏡において、 前記試料像の視認性を代表する値が、前記試料像の輝度
又はコントラストの少なくとも一つであることを特徴と
する走査型電子顕微鏡。 - 【請求項9】 試料から放出される2次電子を検出可能
な2次電子検出電極と、 前記2次電子検出電極に正電圧を印加する電圧源と、 電子増倍作用を有するガスを前記試料と前記2次電子検
出電極との間の増倍領域に供給するガス供給手段と、 前記増倍領域を真空排気する真空排気手段と、 を具備した走査型電子顕微鏡において、 前記増倍領域の真空度を識別する真空度識別手段と、 前記真空度識別手段の識別結果に基づいて、前記電圧源
から前記2次電子検出電極に印加する電圧を調整する電
圧調整手段と、を備えたことを特徴とする走査型電子顕
微鏡。 - 【請求項10】 試料から放出される2次電子を検出可
能な2次電子検出電極と、 前記2次電子検出電極に正電圧を印加する電圧源と、 電子増倍作用を有するガスを前記試料と前記2次電子検
出電極との間の増倍領域に供給するガス供給手段と、 前記増倍領域を真空排気する真空排気手段と、 前記2次電子検出電極にて検出された2次電子信号に基
づいて試料像を形成する信号処理回路と、を具備した走
査型電子顕微鏡において、 前記試料像の形成状態を評価する試料像評価手段と、 前記試料像評価手段の評価結果に基づいて、前記電圧源
から前記2次電子検出電極に印加する電圧を調整する電
圧調整手段と、を備えたことを特徴とする走査型電子顕
微鏡。 - 【請求項11】 試料から放出される2次電子を検出可
能な2次電子検出電極と、 前記2次電子検出電極に正電圧を印加する電圧源と、 電子増倍作用を有するガスを前記試料と前記2次電子検
出電極との間の増倍領域に供給するガス供給手段と、 前記増倍領域を真空排気する真空排気手段と、 前記2次電子検出電極にて検出された2次電子信号に基
づいて試料像を形成する信号処理回路と、を具備した走
査型電子顕微鏡において、 前記増倍領域の真空度を識別する真空度識別手段と、 前記真空度識別手段の識別結果に基づいて、前記電圧源
から前記2次電子検出電極に印加する電圧を調整する第
1の電圧調整手段と、 前記第1の電圧調整手段にて前記電圧が調整された後の
前記試料像の形成状態を評価する試料像評価手段と、 前記試料像評価手段の評価結果に基づいて、前記電圧源
から前記2次電子検出電極に印加する電圧を調整する第
2の電圧調整手段と、を備えたことを特徴とする走査型
電子顕微鏡。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7202346A JPH0950780A (ja) | 1995-08-08 | 1995-08-08 | 走査型電子顕微鏡 |
| US08/691,029 US5677531A (en) | 1995-08-08 | 1996-08-07 | Scanning electron microscope |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7202346A JPH0950780A (ja) | 1995-08-08 | 1995-08-08 | 走査型電子顕微鏡 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0950780A true JPH0950780A (ja) | 1997-02-18 |
Family
ID=16456021
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7202346A Pending JPH0950780A (ja) | 1995-08-08 | 1995-08-08 | 走査型電子顕微鏡 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0950780A (ja) |
-
1995
- 1995-08-08 JP JP7202346A patent/JPH0950780A/ja active Pending
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