JPH09507980A - 無線通信のブロック向き伝送が行われる遠隔通信システムに対するアンテナダイバーシティ受信装置 - Google Patents

無線通信のブロック向き伝送が行われる遠隔通信システムに対するアンテナダイバーシティ受信装置

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JPH09507980A
JPH09507980A JP8501480A JP50148095A JPH09507980A JP H09507980 A JPH09507980 A JP H09507980A JP 8501480 A JP8501480 A JP 8501480A JP 50148095 A JP50148095 A JP 50148095A JP H09507980 A JPH09507980 A JP H09507980A
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Abstract

(57)【要約】 DECTコードレス電話のアンテナダイバーシティ基地局において、DECT無線通信、例えばDECT規格の同期フィールド(SYF)の同期開始語(E−SEW)の受信の期間に、“アンテナダイバーシティ”を改良するために、例えば磁界強度測定(FSM1,FSM2)に基づいた少なくとも1回のアンテナ交代が行われる。アンテナ交代は同期開始語(E−SEW)の受信の期間に行われることによって、DECT無線通信のそれぞれの伝送タイムスロットにおいて、最適な“アンテナダイバーシティ”並びに無線通信に含まれている有効情報の障害のない伝送が可能である。

Description

【発明の詳細な説明】 無線通信のブロック向き伝送が 行われる遠隔通信システムに対する アンテナダイバーシティ受信装置 本発明は、請求項1の上位概念に記載の、無線通信のブロック向き伝送が行わ れる遠隔通信システムに対するアンテナダイバーシティ受信装置に関する。 無線通信のブロック向き伝送が行われる遠隔通信システムはその技術的な開発 において、有線の遠隔通信技術において既に長年来存在するISDN規格(Inte grated Services Digital Network)に類似して、種々様々な規格に拘束されて いる。“ブロック向き伝送”という概念によって、実質的に、時分割多重方法( TDMA=Time Division Multiple A.ccess)またはコード分割多重方法(CD MA=Code D.ivision Multiple Access)に従って伝送される無線通信の伝送形 式と定義されている。TDMA方法に基づいている公知の遠隔通信システムは例 えば、DECT規格(Digital European Cordless Telecommunication)に従っ たコードレス遠隔通信システムおよびGSM(Groupe Speciale MobileまたはG lobal Systems for Mobile Communication)に従った移動無線遠隔通信システム である。 DECT規格(European Telecommunication Stand ard最終ドラフト;prETS 300 175-1,5/1992;ETS-Institute 06921 Sophia Ant ipolis,France参照)に従ったコードレス通信に対して、約120の使用可能な チャネルのダイナミックチャネル選択が実施される。120のチャネルは、DE CT規格において1.8および1.9GHzの間の10の周波数帯が使用される ことから生じ、その際第1図に示されているようにそれぞれの周波数帯において 、10msの時分割多重フレームを有する時分割多重方法(TDMA=Time Div ision Multiple Access)によって処理される。この時分割多重フレームにおい て、24(0から23まで)の時分割チャネルが定義されかつこれによりフレー ム構成が予め決められる。その際このフレーム構成は、それぞれの周波数帯に対 して1つの基地局FT(Fixed Termination)に属する、DECT遠隔通信シス テムの最大12の移動局PT(Portable Termination)が同時にデュプレックス 作動(PT→FTおよびFT→PTないしFT→PTおよびPT→FT)におい て動作することができるように利用される。 その際24の時分割チャネルにはそれぞれ、417μsのタイムスロット持続 時間を有するタイムスロットが割り当てられる。その際タイムスロットは、情報 (データ)が伝送される時間を表している。デュプレックス作動における情報の この伝送は、ピンポン方式とも称されている。その理由は、所定の時点において 送信されかつ別の時点において受信されるからである。このピンポン方式ではそ れぞれのタイムスロットにおいて、42kBit/sのデータスループットの場 合、365μsの持続時間または420ビットのビット長を有するバーストが伝 送される。時分割多重フレームに関連して、時間フレームの両側における安全時 間フレームGS(Guard Space)において、隣接するタイムスロットのオーバラ ップを回避するための30ビットをその都度使用することができることを考慮し て、全体で1.152MBit/sのデータスループットが生じる。時分割多重 フレームあたりの伝送されるパルスの時間順序は、第2図に示されているように 、PHチャネル、物理層、所謂フィジカル・レイヤに属している所謂物理チャネ ルを定義する。その際伝送される、420ビットのデータパケットは、PHパケ ットと称されかつDフィールドに属している。PHパケットにおける420デー タビット(H/Lビット値の列)のうち、32ビットは同期のために使用され( 同期フィールドSYF)かつ388ビットは有効情報の伝送のために使用される (有効情報フィールドNIF)。 同期フィールドSYFにおける32ビットはそれぞれ16ビットの2つのデー タビット列に分割されている。第1のデータビット列(第1の16個のH/Lビ ット値を有する列)は、同期を始める同期開始語SE Wである。伝送方向“移動局PT→基地局FT”に対して、この同期開始語SE Wは、理想の場合には、周期的な“101”シーケンスまたは“PHP”シーケ ンスから成りかつ逆の伝送方向“基地局FT→移動局PT”に対して、この同期 開始語SEWは同様に、周期的な“010”シーケンスまたは“LHL”シーケ ンスから成っている。第1図および第2図においてカッコ内に示されている基地 局/移動局の対応関係は、シーケンスがどの伝送方向に属しているかに依存して 任意選択的に可能である。 第2のデータビット列(第2の16個のH/Lビット値を有する列)は、同期 開始語SEWによって開始される同期を確認しなければならない同期確認語SB Wである。この確認の際に、同期確認語SBWのデータビットが実質的に識別さ れなければならない。そうであるときにだけ、同期確認語SBWによって開始さ れた同期が受容される。その際同期は、或る確率を以て、同期開始語SEWが“ HLH”シーケンスないし“LHL”シーケンスであることから出発することが できるとき、開始されるのである。 更に、DECT規格において、ISO/OSI7層モデルを有するISDNに 類似して、更に別の層(レイヤ)が定義されている。これらの層の1つは、第3 図に示されているように、有効情報伝送に対して、有効情報フィールドNIFの 388ビットが割り当てら れる媒体アクセスコントロールレイヤ(Medium Access Control Layer=MAC −L)である。その際有効情報フィールドNIFは、AフィールドおよびBフィ ールドから成っている。有効情報フィールドNIFの388ビットのうちAフィ ールドは、とりわけ、DECT遠隔通信システムの基地局と移動局との相互接続 の際の通報(メッセージ)に対して利用される64ビットを含んでいる。残りの 324ビットはBフィールドに属しており、そのうち320ビットは音声データ のために利用されかつ4ビットはパルスの部分干渉の検出のために利用される。 Bフィールドの324ビットは更に、ISO/OSI7層モデルにおいて別のI SO/OSI層に属している。 DECT遠隔通信システムは、最も簡単な場合、少なくとも1つの移動局を有 する1つの基地局を有している。より複雑な(例えばネットワーク化されている )システムは、それぞれ複数の移動局を有する複数の基地局を含んでいる。DE CT規格において定義されている24の時分割チャネルに基づいて、基地局には 、基地局とデュプレックス作動において交信する12までの移動局を割り当てる ことができる。DECT規格において同様に定義されている、10msの時分割 フレームに対して、デュプレックス作動は、基地局から移動局またはその逆に5 ms毎に情報が伝送されることを意味している。 高周波変調された無線通信(例えばGHz領域におけるDECT無線通信)の 伝送の際に、伝送状態は、数センチメートル(センチメートル領域)の非常に小 さな空間領域内の高周波搬送波信号の伝般特性に基づいてしばしば非常に異なっ ている。この結果として、DECT遠隔通信システムのような移動システムでは 、約1m/sの小さな速度の場合ですら、伝送状態は時間的に著しく変動するこ とになる。伝送状態のこのような時間的な変動に少なくとも部分的に対抗するこ とができるようにするために、少なくとも移動システムの部分(例えば基地局) に、第2の、空間的にずらされたアンテナを設置することが公知である。空間的 な分離に基づいて、アンテナには異なった受信状態が生じ、これらはアンテナの 切換によって選択可能である。概念“アンテナダイバーシティ”で周知の方法( Proceedings of International Conference on Communications−ICC′91;23. −26.Juni 1991,New York(US),第1480ないし1484頁および特開昭6 2−047222号公報に関連した、日本国の特許要約、Vol.11,No.231(E-5 27),1987年6月28日参照)は、比較的劣悪な伝送条件を有する移動シス テムにおける無線通信の改良された受信を可能にする。アンテナダイバーシティ 方法は殊に、2つのタイムスロットの間の時間において、伝送される無線通信が これにより障害を受けることなしに、アンテナ交代の可能 性がある、TDMA方法に基づいているDECT遠隔通信システムに適している 。 第4図および第5図に示されているように、WO94/10812から公知の アンテナダイバーシティ無線受信装置FT,PT(例えばコードレス電話の基地 局および/または移動局)において少なくとも2つのアンテナA1,A2だが、 アンテナダイバーシティ無線受信装置FT,PTの無線部RE,RE−T,RE −Rに属する1つの受信機RECが使用される場合、WO94/10764によ れば、アンテナダイバーシティ切換の制御に対して、受信状態が2つのアンテナ において同時に評価することができないという点に重大な問題がある。それ故に 、受信状態をそれぞれのタイムスロットにつき一度例えば磁界強度測定および/ または伝送エラーの評価(CRCエラー;Cycle Redundacy Check)によって検 査することが提案される。このその時点でのおよび先行するタイムスロットに関 連した検査に基づいて、後続のタイムスリットにおいて伝送される無線通信が同 一のアンテナまたは別のアンテナにおいて受信されるかどうかが決定される。し かし伝送状態は2つのタイムスロットの間で著しく変化する可能性があるので、 この公知のアンテナダイバーシティ方法では、選択されたアンテナがこの時点に おいてよりよい受信を提供することは保証されていない。 更に、米国特許第5241701号明細書から、無線通信のブロック向き伝送 が行われる遠隔通信システムに対するアンテナダイバーシティ受信装置が公知で あり、ここでは所属の2つのアンテナを有する無線受信装置に属するアンテナダ イバーシティ手段は、無線通信の通信ブロック(タイムスロット)の受信持続時 間の期間に、アンテナダイバーシティ手段に属する少なくとも2つの異なったア ンテナがアンテナダイバーシティ無線受信装置の受信チャネルに受信アンテナと して交互に割り当てられるように構成されている。 本発明が基礎とする課題は、公知の装置に比べて、改良された“アンテナダイ バーシティ”を有する、無線通信のブロック向き伝送が行われる遠隔通信システ ムに対するアンテナダイバーシティ無線受信装置を提供することにある。 この課題は、請求項1の上位概念に記載のアンテナダイバーシティ無線受信装 置から出発して、請求項1の特徴部分に記載の構成によって解決される。 無線通信のブロック向き伝送が行われる遠隔通信システムに対するアンテナダ イバーシティ無線受信装置、例えばDECTコードレス電話のアンテナダイバー シティ基地局において、DECT無線通信の通信ブロック、例えばDECT規格 の同期フィールドの同期開始語の受信期間の“アンテナダイバーシティ”を改良 するために、例えば磁界強度測定に基づいて少なくと も1回のアンテナ交代が行われる。アンテナ交代が同期開始語の受信期間に行わ れることによって、DECT無線通信のそれぞれの伝送タイムスロットにおいて 、無線通信に含まれている有効情報の最適な“アンテナダイバーシティ”並びに 障害のない伝送が可能である。 本発明の有利な実施例はその他の請求項に記載されている。 本発明の実施例を第6図ないし第9図に基づいて説明する。その際: 第6図は、DECTコードレス電話のアンテナダイバーシティ基地局におけるア ンテナ交代によって障害を受けた、基地局の受信同期フィールドを示しており、 第7図は、DECT時分割多重フレームに発生する複数のDECTバーストの時 間的な順序を示している。 第6図には、DECTコードレス電話のアンテナダイバーシティ基地局から受 信された、受信側の同期開始語E−SEWおよび受信側の同期確認語E−SBW を有する受信同期フィールドE−SYFが、アンテナダイバーシティ基地局にお ける少なくとも1回のアンテナ交代によって障害を受けているアナログ信号とし て示されている。その際受信同期フィールドE−SYFは、例えばDECTコー ドレス電話から送信されかつ移動局と基地局との間の無線区間において伝送され た、送信側の同期開始語および送信側の同期確認語を 有する送信同期フィールドのイメージである。第2図に図示されているものによ れば32ビットの長さの送信同期フィールドは、移動局の活性化の後直ちに放射 される。送信ないし受信同期フィールドの伝送(送信および受信)のために、冒 頭に述べた、1.152MBit/sのデータレートの場合約27.8μsが必 要とされる。そのうち13.9μsは同期開始語の伝送に使用されかつ同じく1 3.9μsは同期確認語の伝送のために使用される。 受信側の同期開始語E−SEWがアンテナダイバーシティ基地局をビットレベ ルにおいて同期化するために用いられる一方、受信側の同期確認語E−SBWは アンテナダイバーシティ基地局を語レベルにおいて同期化するために用いられる 。送信側の同期開始語に交番する“1/0”ビット列ないし“0/1”ビット列 から成る同期情報が属しておりかつビット同期に対して単に、ビット列における “1/0”交番ないし“0/1”交番しか必要でないので、受信側の同期開始語 E−SEWに含まれている同期情報は、無線区間における障害のない伝送の場合 には、冗長的な情報成分を有している。同期情報における冗長度に基づいて、受 信側の同期開始語E−SEWは、改良された“アンテナダイバーシティ”に対す るアンテナダイバーシティ基地局における1回ないし複数回のアンテナ交代に対 する時間空間として提供される。この受信側の同期開 始語E−SEWはこのために次の理由から適している。即ち (1)受信側の同期確認語E−SBWの受信の時点においてアンテナの選択は完 了されているべきである。というのは、受信側の同期確認語E−SBWの正しい 検出はこのタイムスロットにおいて伝送される情報の受信ないし消失に対して決 定的であるからでありかつ (2)16ビットの長さの同期開始語E−SEWの1ビットまたは数ビットの障 害は重要ではない。というのは、ビット同期を実現するために、経験によれば既 に僅かなビット(例えば6ビット)で十分だからである。 基地局において行われる、例えば第1のアンテナA1から第2のアンテナA2 へのアンテナ交代を実施するための個々のステップを以下に第6図に基づいて説 明する。その際この実施例に対して、個々のステップは有利には、移動局が送信 しかつ基地局が受信するタイムスロットにおいて10μs毎に実施される。逆の 場合において移動局またはしかも両方、即ち移動局および基地局が少なくとも2 つのアンテナを有しかつその際基地局が送信し、一方移動局が受信するときもこ れについてはなんの変化もない。その場合この送受信装置に対して、相応の同期 フィールドは、第2図に示されているように、第6図に示されている受信同期フ ィールドE−SYFとは反転されたビット列を有する ことになる。 アンテナA1が受信アンテナとして用いられる時点t1において、基地局の第 1のアンテナダイバーシティ制御信号SS1によって第1の磁界強度測定FSM 1がスタートされる。その際測定は、例えば、既に4つのビット(例えば受信側 の同期開始語E−SEWの2ないし5ビット)がビット同期のために評価されて いる第1の測定時間空間τ1にわたって延在している。引き続いて第2の時点t 2において、基地局の第2のアンテナダイバーシティ制御信号SS2によって第 1のアンテナA1から第2のアンテナA2へのアンテナ交代が開始される。この アンテナ交代は、回路に規定された交代時間(第8図参照)によって第2の時点 t2′において完了される。時点t2におけるアンテナ交代の開始は例えば、受 信側の同期開始語E−SEWの第6のビット(第6図によればロービット)の期 間に行われる。その際アンテナ交代によってその都度のビットが障害を受ける可 能性がある。第6図においてこの障害は第1の障害パルスSI1によって表され ている。アンテナ交代の後、時点t3において基地局のアンテナA2において第 2のアンテナダイバーシティ制御信号SS3によって第2の磁界強度測定FSM 2がスタートされる。その際第2の測定FSM2は第2の測定時間空間τ2を介 して延在しているが、それは測定の目的のため持続時間に関して第1の測定時間 空間τ1と一致している。測定時間空間τ2において場合により、ビット同期の ために場合によっては別の4つのビット(受信側の同期開始語E−SEWの8番 目ないし11番目のビット)が評価されている。2つの測定時間空間に対してロ ービット(“0”ビット)からハイビット(“1”ビット)への同じ状況が測定 されるように、磁界強度測定FSM1,FSM2に対するスタート時点t1,t 3は時間的に相互に、ビット伝送時間の偶数倍だけ離れている。このビット伝送 時間は、DECTコードレス電話に対して約868nsである。それ故にスター ト時点t1,t3間の時間的な関係は重要である。その理由は、第1のアンテナ ダイバーシティ制御信号SS1は制限されてしか正確に発生することができない からである。これに関する理由を以下に第7図に基づいて説明する。 第7図には、DECTコードレス電話の基地局から複数の時分割多重フレーム において受信された複数のバースト列が時間的なタイムスロットに関連して示さ れている。これらバーストは、DECTコードレス電話の移動局から送信された 相応の送信バーストに基づくものである。無線送信装置(ここでは:DECTコ ードレス電話の移動局)と無線受信装置(ここでは:DECTコードレス電話の 基地局)との間のアクティブな接続状態(交信状態)において、第1図の実施例 に示されているように、10ms毎にタイムスロット において約365μsの長さのバーストが送信される。約9635μsの持続時 間を有する接続のない時間(休止状態)の期間に、移動局および基地局において 相応のクロック発生器から送出されるクロック周波数は最大1/3ビットだけ時 間的に相互にドリフトする可能性がある。868nsのビット伝送時間ではこの 時間ドリフトは260.4nsの時間間隔に相応する。 また、このDECTコードレス電話に固有の時間ドリフトに基づいて、第1の アンテナダイバーシティ制御信号SS1は、基準信号に関連して、260.4n sの時間的な不正確さを以てしか発生することができない。その際基準信号とし て、例えば、Sync-Detect-Signalと称される同期信号SDSが提供され、それは 、0.264μsの時間偏差によって規則的にそれぞれのタイムスロットにおい て発生しかつタイムスロットに関連した同期によって開始される。タイムスロッ トに関連した同期信号SDSと後続のタイムスロットの始めとの間の時間間隔は 、ほぼ9973μsにある。9973μsのこの時間間隔は、改良すべき“アン テナダイバーシティ”との関連において必要である措置に対する時間的な基準量 として用いられる。従って例えば、n番目の(例えばn=1を有する第1の)タ イムスロットにおいてn番目の同期信号によってアンテナダイバーシティ制御信 号SS1に対する基準信号 として基地局がn番目の受信バーストを受信したとき、第1の磁界強度測定FS M1に対する時点t1は9973μs遅れて(n+1)番目の(第2の)タイム スロットにある。 このようにして決められる時点t1によって時点t2,t3も一義的に決まっ てくる。これに関して、“アンテナダイバーシティ”の改良と関連して次に来る 、第6図に示されている時点t4,t5,t5′に対しても同じことが当てはま る。 第4の時点t4まで、2つの時間強度測定FSM1,FSM2から生じる2つ の磁界強度測定値が比較されかつそれに依存して比較結果が検出される。第4の アンテナダイバーシティ制御信号SS4による比較結果に基づいて第2の磁界強 度測定FSM2から得られた第2の測定値が第1の磁界強度測定FSM1から得 られた第1の測定値より小さいことが検出されると、第5の時点t5においてア ンテナA1に戻し切換される(新たなアンテナ交代)。このアンテナ交代は時点 t5′において終了する。時点t5におけるこのアンテナ交代の開始によって、 例えば受信側の同期開始語E−SEWの第12ビットの期間の間、第2の障害パ ルスSI2が生じ、これにより相応のビットが障害を受けているおそれがある。 それぞれのアンテナ交代によって惹き起される2つの障害パルスSI1,SI2 は一般に、受信側の同期開始語E−SEWのビット列 における“1/0”交番ないし“0/1”交番の検出に直接的な作用を有してい ない。即ち、所定の確率によって、 (1)ビット列における交番が2つの障害を受けたビットなしにも検出可能であ りかつ (2)ビット列における移行が検出されない場合、このことは所定の確率を以て 、2つの場合により障害を受けていないビットによっても検出されずかつ従って 受信バーストの消失は妨げられたはずである ことから出発することができる。 第8図には、第6図において説明した、アンテナ交代を実施するためのステッ プを実現可能であるアンテナ選択手段AAMが図示されている。アンテナ選択手 段AAMは、第8図に示されているように、有利には、電子回路の装置から成っ ている。このアンテナ選択手段AAMないし回路装置は、第4図および第5図の アンテナダイバーシティ無線送信装置および無線受信装置のアンテナダイバーシ ティRE、RE−T,DS,RSSI,A/D,M−CTに属している。電子回 路装置に対して択一的に、アンテナ選択手段は、これによってアンテナ選択判断 基準、この実施例の場合磁界強度が迅速に満足に求めることができる限り、プロ グラムモジュールとしても実現することができる。別の選択判断基準として、無 線通信の例えばTDMA固有の信号列の検出/非検出(ここでは:受信側の同期 開始語E−SEWの“1/0”信号列)を用いることができる。 アンテナ選択手段AAMは、複数の縦続接続された計数器Z1…Z4を有して おり、これらは、同期信号SSD(Sync-Detect-Signal)に関連して実質的にア ンテナダイバーシティ制御信号SS1…SS4を発生する。それ故に計数器の使 用は殊に次の理由から適している。即ち、時点t1…t5′と時点t0(同期信 号SSDの発生)との間の時間差から生じる全部の時間間隔が1.152MHz のビットクロックレートから導出可能であるからである。時点t0において、第 1の計数器Z1は入力側において同期信号SSDによって制御される。 その際計数器Z1は、ビットクロックレートに対応する時間単位の計数によっ て、時点t1,t0間の時間距離から生じる第1の時間間隔∂t1を検出する。 この時間間隔∂t1は、第6図および第7図の実施例に示されているように、9 973μsである。時間間隔∂t1の検出後、計数器Z1は時点t1において、 第1のアンテナダイバーシティ制御信号SS1を第2の計数器Z2の入力側およ び第1の積分器INT1の制御入力側に送出する。この第1の制御信号SS1に よって、第2の計数器Z2および第1の積分器INT1が活性化される。 その際第2の計数器Z2は、ビットクロックレート に対応する時間単位の計数によって、時点t2,t1間の時間距離から生じる第 2の時間間隔∂t2を検出する。この時間間隔∂t2は、この実施例においては 、3.5μsである。測定時間空間τ1に相応するこの時間間隔∂t2の間、積 分器INT1において第1の磁界強度測定FSM1が行われる。この測定では、 測定時間空間τ1の間、積分器INT1の入力側に供給される第1の磁界強度値 RSSV1(Radio Signal Strength Values)が第1の出力信号AS1に積分さ れる。 第2の時間間隔∂t2ないし測定空間τ1の経過の後、時点t2において第2 のアンテナダイバーシティ制御信号SS2が第3の計数器Z3およびORゲート GT1の入力側に供給される。ORゲートGT1に制御信号SS2によって、O R論理結合信号VKS1が発生され、これに基づいて時点t2′において(OR ゲートGT1におけるゲート遅延時間によって決められる)第1のアンテナA1 から第2のアンテナA2へのアンテナ交代が行われる。更に制御信号SS2によ って第2の計数器Z3が活性化されて、ビットクロックレートに対応する時間単 位の計数によって、第3の時間間隔∂t3が検出される。時点t3,t2間の時 間距離から生じるこの第3の時間間隔∂t3はこの実施例においては1.7μs である。 この時間間隔∂t3の検出後、第3の計数器Z3に よって時点t3において第3のアンテナダイバーシティ制御信号SS3が発生さ れ、それは、第4の計数器4に供給されかつだい2の積分器INT2の制御入力 側に送出される。計数器Z4および積分器INT2は、制御信号SS3によって 活性化される。この活性化によって、計数器Z4はビットクロックレートに対応 する時間単位の計数によって、第4の時間間隔∂t4が検出される。それは時点 t4,t3間の時間距離から生じる。この第4の時間間隔∂t4はこの実施例に おいては時間間隔∂t2のように3.5μs長である。更に第4の時間間隔∂t 4は第6図に示されている第2の測定時間空間τ2に相応する。この測定時間空 間τ2において積分器INT2の入力側に加わる第2の磁界強度値RSSV2が 第2の出力信号AS2に積分される。 時点t4において第4の計数器Z4は第4のアンテナダイバーシティ制御信号 SS4をANDゲートGT2に送出する。更に、この時点t4まで、2つの出力 信号AS1,AS2間の比較が実施される。このためにこの出力信号はコンパレ ータKOMに供給され、それはこれら2つの出力信号AS1,AS2から比較信 号VSが発生される。ANDゲートGT2は制御信号SS4および比較信号VS から論理AND結合信号VKS2を形成し、それは時点時点t4′において(A NDゲートGT2のゲート遅延時間によって決めら れる)ORゲートGT1に供給される。ORゲートGT1において、制御信号S S2およびAND論理信号VKS2は論理結合される。その際生じるOR論理結 合信号VKS1によって、制御信号SS2に無関係に、時点t5において第2の アンテナA2から第1のアンテナA1へ戻し切換される。その理由は、磁界強度 測定FSM1,FSM2によって、第1のアンテナA1での受信が第2のアンテ ナA2での受信より良好であることが分かったからである。 DECT基地局は同時に複数の移動局(時間的にすべて異なって基地局にドリ フトする12までの移動局)を有しているので、第1のアンテナダイバーシティ 制御信号SS1を発生するためのコストは、それぞれ個々の移動局に対して独自 の第1の計数器を設けなければならない程度に高められる。第8図から出発して 、この点に応えた、アンテナ選択手段の構成は第9図に示されており、図示のよ うに、個々の移動局関連計数器Z1.1…Z1.12は出力側において例えば別 のORゲートGT3に切換られる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.複数のアンテナ(A1,A2)が所属しているアンテナダイバーシティ手 段(RE,RE−T,RE−R,DS,RSSI,A/D,M−CT)を有して いる、無線通信のブロック向き伝送が行われる遠隔通信システムに対するアンテ ナダイバーシティ無線受信装置であって、前記アンテナダイバーシティ手段(R E,RE−T,RE−R,DS,RSSI,A/D,M−CT)は、無線通信の 通信ブロック(SYF,NIF,E−SYF)の受信持続時間の期間に、アンテ ナダイバーシティ手段(RE,RE−T,RE−R,DS,RSSI,A/D, M−CT)に属する種々のアンテナ(A1、A2)の少なくとも2つがアンテナ ダイバーシティ無線受信装置(FT,PT)の受信チャネルに受信アンテナとし て交互に(アンテナ交代)割り当てられる形式のアンテナダイバーシティ無線受 信装置において、 前記アンテナダイバーシティ手段(RE,RE−T,RE−R,DS,RSSI ,A/D,M−CT)は更に、通信ブロック(SYF,NIF,E−SYF)の 受信持続時間の期間に受信チャネルに割り当てられているアンテナ(A1、A2 )のうち、同じ通信ブロック(SYF,NIF,E−SYF)の受信持続時間の まだ残っている持続時間に対して最良の受信特性を有 するアンテナが受信チャネルとして割り当てられる ことを特徴とするアンテナダイバーシティ受信装置。 2.前記通信ブロック(SYF,NIF,E−SYF)は冗長データを含んで おり、該冗長データの受信期間にアンテナ交代が行われる 請求項1記載のアンテナダイバーシティ無線受信装置。 3.無線通信はTDMA無線通信として構成されている 請求項1記載のアンテナダイバーシティ無線受信装置。 4.無線通信はCDMA無線通信として構成されている 請求項1記載のアンテナダイバーシティ無線受信装置。 5.前記アンテナダイバーシティ手段(RE,RE−T,RE−R,DS,R SSI,A/D,M−CT)は、アンテナ選択が磁界強度測定(FSM1,FS M2)によって行われるように構成されているアンテナ選択手段(AAM)を含 んでいる 請求項1から4までのいずれか1項記載のアンテナダイバーシティ無線受信装置 。 6.前記アンテナ選択手段(AAM)は、測定された磁界強度値(RSSV1 ,RSSV2)に対応している電圧値(AS1,AS2)が供給されるコンパレ ータ(KOM)を有している 請求項5記載のアンテナダイバーシティ受信装置。 7.前記アンテナ選択手段(AAM)は、アンテナ選択が無線通信のTDMA 固有の信号列の検出/非検出によって行われるように、構成されている 請求項3および5記載のアンテナダイバーシティ無線受信装置。 8.TDMA固有の信号列は“1/0”信号列として構成されている 請求項7記載のアンテナダイバーシティ無線受信装置。 9.通信ブロック(SYF,NIF,E−SYE)は、同期データを含んでい る第1のサブ通信ブロック(SYF,E−SYE)と有効データを含んでいる第 2のサブ通信ブロック(NIF)とを有するDECT固有の通信ブロックとして 構成されている 請求項1から3または5から8までのいずれか1項記載のアンテナダイバーシテ ィ受信装置。 10.前記第1のサブ通信ブロック(SYF,E−SYE)は同期開始語(SE W,E−SEW)を含んでおり、その受信持続時間の間、アンテナは交互にアン テナダイバーシティ無線受信装置の受信チャネルに割り当てられる 請求項9記載のアンテナダイバーシティ受信装置。
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