JPH09508140A - キメラtnf結合タンパク質を含有する医薬組成物 - Google Patents
キメラtnf結合タンパク質を含有する医薬組成物Info
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Abstract
(57)【要約】
本発明は、ヒトp55−又はp75−TNF受容体の可溶性部分、及びヒト免疫グロブリンのHもしくはL鎖の定常ドメインの全部又は一部を含むキメラTNF結合タンパク質、あるいは薬学的に許容しうるその塩の、自己免疫疾患の治療用医薬組成物の製造のための用途に向けられる。
Description
【発明の詳細な説明】
キメラTNF結合タンパク質を含有する医薬組成物
本発明は、炎症の過程と関連することの多い自己免疫疾患、例えば慢性関節リ
ウマチ、若年発症型I型真性糖尿病、全身性エリテマトーデス、甲状腺炎、特に
多発性硬化症の治療方法のため、そしてその治療用医薬組成物の製造のための、
ヒトp55−又はp75−TNF受容体の可溶性部分、及びヒト免疫グロブリン
のHもしくはL鎖の定常ドメインの全部又は一部を含むキメラTNF結合タンパ
ク質、あるいは薬学的に許容しうるその塩の用途に向けられるものである。
多発性硬化症(MS)は、中枢神経系(CNS)の炎症性疾患であり、ミエリ
ンの成分を標的とする自己免疫障害に源を発すると考えられている。実験的アレ
ルギー性脳脊髄炎におけるミエリン塩基性タンパク質(MBP)−特異的な脳炎
誘発性のT細胞と、その表現型において類似しているMBP反応性Tリンパ球が
、ヒトで認められている[Sun,Acta.Neurol.Scand.Suppl.142,1-56(1993)
;Voskuhl et al.,Autoimmunity 15,137-143(1993)]という事実により、MS
が、自己免疫由来であることが支持されており、またMS患者において、MBP
反応性T細胞クローンの割合が上昇している[Allegretta et al.,Science 247
,718-721(1990)]ということも証明されている。更に、ヒトMSの病態生理学的
側面を模倣した各種実験的自己免疫脳脊髄炎の動物モデルが開発されている(以
下を参照)。しかし、地理学的に定義された風土病的地域が存在することにより
、MSの発生をコントロールする環境因子があることも証明されている。
MSは、CNS組織における、炎症細胞の集中的な蓄積、浮腫及び脱髄を特徴
とする。臨床状態から予想できたであろう、より集中的な病巣が、
剖検時に発見されることは、古くから認められている。
典型的には、病巣は、白質における単核細胞の細静脈周辺への浸潤として始ま
り、それに浮腫が続く。浸潤する細胞は、ミエリン鞘の選択的破壊を仲介し、軸
索はそのまま残しておくように考えられる。更に進行すると、星状細胞の増殖に
より、いわゆるMSプラークである、直径が0.1〜数cmであるグリオーシス瘢
痕が生じる。MSの臨床的過程は、その疾患のない間隔がまちまちである緩解/
再発であるか、又は慢性的に進行するものであり、基礎となる病態生理学的過程
が、異種起源性のコントロール下にあることが示唆される。
臨床病理学的研究により、MS病巣にはTNF産生細胞が存在することが明ら
かになっている。TNF陽性細胞の多くは、形態学的には反応性線維性星状細胞
に分類され、二重免疫染色実験では、ほとんどの反応性細胞が星状細胞であり、
残りが単球/マクロファージであることが確認されている[Hofman et al.,J.E
xp.Med.170,607-612(1989)]。これとは別の研究では、MSプラーク中の星状
細胞と単球におけるTNFに対する陽性の免疫反応性が確認されており、またリ
ンホトキシン(LT)の免疫反応性も研究されている。興味深いことに、予想さ
れていたリンパ球に加えて、小グリア細胞も、LTに対して陽性であることが認
められた[Selmaj et al.,J.Clin.Invest.87,949-954(1991a)]。更にまた、
in situハイブリダイゼーションによるMS病巣におけるサイトカインmRNA
発現の研究により、TNF、IL−6及びIFN−γ(そして、他のサイトカイ
ン)mRNAが、炎症性の脈管周囲病巣のすべてに高濃度に存在することが示さ
れている。TNF、IL−6及びIFN−γ mRNAの濃度は、高度の脱髄を
有する病巣において特に高かった[Woodroofe及びCuzner,Cytokine 5,583-588(
1993)]。
マウス脊髄組織の有髄培養物中の稀突起膠細胞に対して、TNFは直接的殺細
胞効果を有するが、IFN−γ、IL−2、T細胞上清又は抗ガラクトセレブロ
シド抗血清は殺細胞効果を有さないことが報告されている[Selmaj 及びRaine,A
nn.Neurol.23,339-346(1988)]。これらの培養物をTNF処理することによっ
て、稀突起膠細胞の壊死が起き;神経線維のあるものは、脱髄にまで進行した。
MS患者の血清及び脳脊髄液(CSF)中のTNF濃度は、多数の研究者によ
って測定されている。かなりの割合のMS患者で、CSF中TNF濃度が上昇し
ているが、血清中濃度ははるかに低いという点で一致が見られている。TNF濃
度は、CSF中の細胞含有量とは直接は関連しておらず、CSF中のTNF含有
量は、特に病巣が脳室傍に位置することが多いことを考慮すると、MS病巣内及
びその周辺におけるTNF産生を反映していることが示唆される。
主に実験的脳脊髄炎(EAE)における動物実験により、ヒトMSにおける自
己免疫由来とサイトカインの役割に関する見解が、形成されている。EAEは、
ミエリン抗原による能動的感作、又は同系の感受性の宿主動物への特異的T細胞
クローンの養子移入のいずれかにより誘発される。ミエリン抗原に対する免疫応
答の実験的誘発により、ヒトMSと類似した疾患が生じるとの知見は、MSが自
己免疫に由来するものであるとの重要な論拠である。この疾患の確立と、その特
徴的な病理の原因であるエフェクターの作用機作におけるTNFの役割は、抗T
NFモノクローナル抗体療法の保護効果により証明されている[Ruddle et al.,
J.Exp.Med.172,1193-1200(1990);Selmaj et al.,Ann.Neurol.30,694-7
00(1991b)]。TNF(及びほかのサイトカイン)産生細胞の除去により、EAE
も同様に抑制される[Huitinga et al.,J.Exp.Med.172,1025-
1033(1990)]。EAEにおいてTNFが重要な役割を果たしていることを更に支
持しているのは、養子移入における脳炎誘発は、いずれも同一のMBPペプチド
を認識する各種T細胞クローンのTNF及びLT産生能に高度に依存するという
知見である[Powell et al.,Intern.Immunol.2,539-544(1990)]。
ヒトp55−及びp75−TNF受容体の可溶性部分の、ラットにおける実験
的脳脊髄炎(EAE)の治療のための使用は、EP512528に既に記載され
ている。しかし、キメラTNF結合タンパク質及びその薬学的に許容しうる塩の
保護効果に関するデータは、これまで報告されていない。したがって、ヒトp5
5−又はp75−TNF受容体の可溶性部分、及びヒト免疫グロブリンのHもし
くはL鎖の定常ドメインの全部又は一部を含むキメラTNF結合タンパク質(特
にキメラTNF結合タンパク質が、ヒトp55−TNF受容体の可溶性部分を含
む)、あるいは薬学的に許容しうるその塩の、自己免疫疾患(例えば、多発性硬
化症)の治療用医薬組成物の調製のための用途が、本発明の目的である。本発明
の更に好ましい実施態様は、キメラTNF結合タンパク質が、ヒト免疫グロブリ
ンのH鎖の定常領域の第一ドメイン以外の全ドメインを含むような用途であり、
これはヒトp55−TNF受容体の可溶性部分が、免疫グロブリンのH鎖のヒン
ジ領域にそのC−末端で融合していることを意味する。このような免疫グロブリ
ンは、IgG、IgA、IgM、又はIgEのいずれか、特にIgG1又はIg
G3のようなIgGであることができる。ヒトp55−又はp75−TNF受容
体の可溶性部分の語は、本発明に関連しては、これらの受容体の一つの完全な細
胞外ドメイン又はその一部(これは、ヒトTNF、例えばp55−TNF受容体
の場合では、最初の12個のN−末端アミノ酸の欠失した細胞外ドメインとまだ
結合する)を意味す
る。
更に、哺乳動物における自己免疫疾患の治療法であって、このような自己免疫
疾患の作用を軽減する、上記で定義したようなキメラTNF結合タンパク質又は
その塩の治療有効量を該哺乳動物に投与することを含む方法、特に自己免疫疾患
が多発性硬化症であるような方法を提供することが、本発明の目的である。
本発明の目的のために使用するキメラTNF結合タンパク質の調製は、ヨーロ
ッパ特許出願公開(EP)417563号及びLoetscher et al.,J.Biol.Che
m.266,18324-18329(1991)に詳細に記載されている。更に、以下に記載する特
許明細書に記載するような、TNF結合タンパク質又はその一部を、このような
キメラTNF結合タンパク質の調製に使用することができる。EP308378
号、EP422339号、GB2218101号、EP393438号、WO9
1/13575号、EP398327号、EP412486号、WO91/03
553号、EP418014、特開平3−127,800号、EP433900
号、米国特許5,136,021号、GB2246569号、EP464533
号、WO92/01002号、WO92/13095号、WO92/16221
号、EP512528号、EP526905号、WO93/07863号、EP
568928号、WO93/21946号、WO93/19777号、EP41
7563号及びWO94/06476号。
本明細書を通して使用するキメラTNF結合タンパク質の語は、TNF結合部
分がまだTNFと結合し、免疫グロブリン部分がその特徴的な特性の一つ以上を
示す限りで、免疫グロブリン部分又はTNF結合部分の任意のアミノ酸が欠失し
ているか、又は一つ以上のアミノ酸で置換されてい
るか、又は一つ以上のアミノ酸が付加されているようなタンパク質を含む。免疫
グロブリン部分が、H鎖の定常領域の第一ドメイン以外のヒンジ領域を含む全ド
メインからなる場合は、このようなヒンジ領域は、最初の5個のN−末端アミノ
酸を欠失していてもよい。このようなキメラTNF結合タンパク質ムテインは、
当業者に公知であり、例えば"Molecular Cloning"(第2版、1989年、Cold Sprin
g Harbor Laboratory Press,New York)においてSambrook et al.が記載してい
る方法、又は上記の特許明細書の一つ以上に記載されている方法によって調製す
ることができる。
更に、本発明のキメラTNF結合タンパク質は、修飾された形で、例えば、そ
の基本的な生物学的活性を変更せずに化学的物質と結合させて使用することがで
きる。好ましく、そして良く知られた修飾法は、水溶性ポリマー、例えば500
〜20,000ダルトンと広範囲の分子量のポリエチレングリコール又はポリプ
ロピレングリコールと結合させることである。このため、実質的に非免疫原性で
ある保護タンパク質が得られる。異なるリンカーを介してポリマーをタンパク質
に結合させる幾つかの形態が、当業界において利用可能であり、例えば一般的に
は"Perspectives in Bioconjugate Chemistry"(C.F.Meares 編、American Chem
ical Society,Washington 1993)、詳細には例えば米国特許4,179,337
号に記載されている。
更に、本発明のキメラTNF結合タンパク質は、薬学的に許容しうる塩の形で
あることもできる。カルボキシル基の塩は、当業界に公知の方法で形成すること
ができ、無機塩、例えばナトリウム、カルシウム、アンモニウム、第二鉄、又は
亜鉛塩など、そして例えばアミン(トリエタノールアミン、アルギニンもしくは
リシン、ピペリジン、プロカインなど)により
形成される有機塩基との塩が含まれる。酸付加塩としては、例えば鉱酸(例えば
、塩酸又は硫酸など)との塩、そして有機酸(例えば、酢酸又はシュウ酸など)
との塩が挙げられる。
本発明の目的のために使用するキメラTNF結合タンパク質は、好ましくは注
射により非経口的に投与するが、他の有効な投与形態(関節内注射又は経皮的イ
オン導入法など)もまた可能である。一つの好ましい担体は、生理食塩水である
が、他の薬学的に許容しうる担体もまた使用することができると考えられる。こ
のような担体における主要な溶媒は、水性又は非水性のいずれであってもよい。
加えて、本担体は、処方物のpH、容量オスモル濃度、粘度、透明度、色、無菌度
、安定性、溶解速度、もしくは臭いを変更又は保持するために、その他の薬学的
に許容しうる賦形剤を含有してもよい。同様に、本担体は、キメラTNF結合タ
ンパク質の安定性、溶解速度、放出もしくは吸収を変更又は保持するために、更
に他の薬学的に許容しうる賦形剤を含有してもよい。このような賦形剤は、単位
投与又は頻回投与剤型のいずれかで非経口投与用剤型を処方するために通常そし
て習慣的に使用される物質である。
治療用組成物を処方したら、無菌バイアル中、水剤、懸濁剤、ゲル、乳剤、固
体、又は脱水された形(例えば、凍結乾燥粉末)として貯蔵することができる。
このような処方物は、すぐに使用することのできる形、又は投与直前に再構成を
必要とする形のいずれかで貯蔵することができる。このような処方物の好ましい
貯蔵は、高くても4℃の低温、好ましくは−70℃の温度で行う。このような処
方物は、生理学的pH、又はその周辺のpHで貯蔵、そして投与するのが好ましい。
多発性硬化症の治療のための可能な用量の範囲は、ヒトp55−TNF受容体
の可溶性部分と、ヒト免疫グロブリンのHもしくはL鎖の定常ドメ
インの全部又は一部を含むキメラTNF結合タンパク質(好ましくは、このよう
なキメラTNF結合タンパク質は、IgG、IgA、IgM又はIgEなどのヒ
ト免疫グロブリンのH鎖の定常領域の第一ドメイン以外の全ドメインを含み、最
も好ましくはヒト免疫グロブリンは、IgG、特にIgG1又はIgG3である
)、あるいは薬学的に許容しうるその塩を単回投与する場合で、1〜4週間当た
り、患者の体重1kg当たり、約0.001〜5.0、好ましくは0.1〜5.0
、より好ましくは0.1〜2.0mgの間であり、最も好ましくは単回投与する場
合で1〜4週間当たり、患者の体重1kg当たり、約0.1〜2.0mgの間である
。投与頻度及び最適用量は、使用する処方物中のキメラTNF結合タンパク質の
薬動力学的パラメーター次第であろう。
詳細な用量は、患者のおおよその体重に応じて、投与方法とは関係なく算出す
る。更に、上述の処方物それぞれを用いる治療のための適当な用量を決定するた
めに必要な計算法は、当業者により日常的に改善できよう。
実施例 実施例I 急性EAEモデル(AHH/Rラット)
雌性AHH/Rラット[Bloxham et al.,J.Pharmacol.Exp.Ther.252,133
1-1340(1990)]に、モルモット脊髄含有乳剤(0.05ml)と、Mycobacterium t
uberculosis(Difco Laboratories,Detroit,MI.USA)含有(10mg/ml)フロイ
ント完全アジュバント(1:1)を、両方の後足の足裏表面に接種した。モルモ
ットの体重を測定し、4点評点法(臨床評点)(0=正常;1=尾の弛緩;2=
後足の部分的麻痺;3=後足の完全麻痺;4=四肢麻痺)により、神経学的兆候
を毎日評価した。ヒ
トIgGγ1H鎖のヒンジ領域と融合し、CHO細胞で発現させたヒトp55−
TNF受容体の細胞外ドメインの構築物(受容体の最初の182個のN−末端ア
ミノ酸)(「融合構築物」)(腹腔内投与)、又はリン酸緩衝食塩水(PBS)
ビヒクルのみを、ラット群に投与した。脳炎誘発性物質の懸濁剤をラットに投与
することによって神経学的症状が発症(10日目)し、これはその後14日目に
ピークに達した。神経学的症状は、有意な体重低下を伴っていた。融合構築物に
よる処理(1、5、及び10mg/kg、連日腹腔内投与、EAEの誘発後、8〜1
4日目)により、EAEの症状は有意に軽減され、投与量に応じた体重変化も軽
減された[図1には、各群10匹のラットにおける10〜21日目の平均臨床評
点値を示し、図2には、8〜20日目の対応する平均体重を示す;p値は、マン
−ホイットニーのU検定(Mann-Whitney-U-test)(Biology,Bailey N.T.J.,Hod
der及びStaughton,Londonの統計学的方法を参照)により求めた]。第2回目の
実験では、融合構築物(10mg/kg、腹腔内投与)を、疾患誘発後の疾患の「ウ
インドウ(window)」の間(8〜20日目)に投与したところ、EAEの症状と、
体重変化が、14日目までに有意に軽減された[図3には、10〜20日目まで
のラット10匹の平均臨床評点値を示し、p値は、上記のマン−ホイットニーの
U検定により求め、図4には、対応する平均体重を示し、p値は、対のないT検
定(上記のBiology記載の統計学的方法を参照)により求めた]。実施例II 慢性EAEモデル(ビオッツイ(Biozzi)マウス)
純系ビオッツイセレクション(Biozzi Selection)I AB/Hマウス[Baker e
t al.,J.Neuroimmunol.,28,261-270(1990)]に、標準的ペレット食餌と水を
任意に摂取させて、飼育した。雄性マウスの腹腔の皮下
2箇所に、リン酸緩衝食塩水(PBS)に凍結乾燥ビオッツイ脊髄6.6mg/ml
を含む乳剤0.3ml(合計0.6ml)と、フロイント不完全アジュバント(Bake
r et al.,上記と同様)0.15ml中の熱滅菌ミコバクテリウム[Mycobacteriu
m tuberculosis H37Ra及びM.butyricum(8:1);Difco、上記と同様]60m
gを接種した。注射は7日後に繰り返した。マウスの体重を測定し、5点評点法
(0=正常;1=尾の跛行;2=立ち直り反射障害(IRR);3=後足の部分
的麻痺、4=後足の完全麻痺;5=死亡)により、神経学的兆候について毎日評
価を行った。マウスの群には、融合構築物(実施例Iを参照)(腹腔内投与)又
はリン酸緩衝食塩水(PBS)ビヒクルを投与した。慢性EAEモデルであるビ
オッツイマウスでは、ビヒクル群における急性疾患の発症率が90%であり、神
経学的症状は、EAE誘発後の14日目に発現した。融合構築物(7mg/kg、腹
腔内投与、実験プロトコールの間3日目ごとに投与)による前処理により、疾患
の急性期(3/9)及び再発期(1/7)の両方の間に麻痺(5点評点法で1〜
4)を呈するマウスの数が、対照(それぞれ、9/10及び6/8)と比べて減
少した[表1と図5を参照。図5aには、純粋な食塩水(「ビヒクル」)のみに
よる対照実験を示し、図5bには、融合構築物を投与した場合の状況を示し、こ
こで棒グラフは、臨床評点値を示し、曲線は、体重(g)変化の指標である]。
以降の用量応答試験では、融合構築物(1〜14mg/kg、腹腔内投与)を疾患の
誘発後(10〜30日目)投与し、有用な効果が証明され、7mg/kgが、最少有
効用量であった。実施例III 一般的方法
動物、試薬及び細胞株
純系ルイスラット(体重120〜150g)を、Charles RIVER WIGA(Sulzfel
d,BRD)より入手した。モルモットミエリン塩基性タンパク質(MBP)を全脳
より単離した[Eylar et al.,J.Methods Enzymol.32B,323(1979)]。MBPの
脳炎誘発性ペプチド(アミノ酸68〜88)であるC1を、Peptide Products(P
orton Down,United Kingdom)より購入した。ウシS100βタンパク質は、Sig
ma Chemical Co.(St.Louis,MO.USA)より得た。M.tuberculosis由来の精製タ
ンパク質誘導体(PPD)は、Statens Seruminstitut(Kopenhagen,Denmark)よ
り得た。ミエリン稀突起膠細胞糖タンパク質に対するモノクローナル抗体[抗M
OG Mab8−18C5、Schluesener et al.,J.Immunol.139,4016(1987
)]は、ハイブリドーマ上清より産生させ、プロテインA−セファロースビーズ(S
igma)で精製した。
免疫
ルイスラットの後足肉趾に、M.tuberculosis(H37Ra,Difco,Detroit,USA)
4mg/mlを補ったフロイントアジュバント(Gibco BRLAG,Basle,CH)に、MBP
(100μg/ラット)、C1(50μg/ラット)、又はS100βタンパク質(
50μg/ラット)のいずれかを含む乳剤を投与して、免疫化した。
抗原特異的T細胞
本研究で使用したT細胞株は、モルモットMBP及び/又はC1(F8、C1
−C9、C1、LMBP)、あるいは非ミエリン、カルシウム結合タンパク質(
LS1)であるウシS100βタンパク質に特異的であった。抗原特異的T細胞
株を確立するために、2種類の異なるプロトコールを使用した。免疫化の10日
後、排泄される膝窩、鼠径部、及び傍大動脈リンパ節より、単一の細胞懸濁液を
調製した。準備した細胞は、
107個/ml(5ml、ペトリ皿)及び抗原(10μg/ml)の濃度で培養して、大
量のT細胞株(LS1、C1、LMBP)を確立するか、あるいは連続希釈して
、多数の少クローナルT細胞株(F8、C1−C9)を得た。後者では、リンパ
節細胞懸濁液を、96ウエルの丸底マイクロタイタープレート中、2×105〜
100個/ウエルの範囲の細胞数で培養した。細胞には、抗原と、照射(4,0
00rad)した同系の胸腺細胞を抗原提示細胞(APC)の供給源として補って
、L−アスパラギン(36mg/ml)、L−グルタミン(2mM)、ピルビン酸ナト
リウム(1mM)、非必須アミノ酸(1v/v%)、ペニシリン(100U/ml)、ス
トレプトマイシン(100mg/ml;Gibco)、そして自己ラット血清(1%)を補
給したイーグル培地(EA)中、最終細胞数を2×105個/ウエルとした。7
2時間後、培地を除去し、IL−2を補給した培地中で、残存するT細胞を更に
7〜10日間膨張させた。次にT細胞を、照射APC2×105個の存在下、抗
原により再刺激した。培養物を肉眼により観察した後、成長に陽性である培養物
を、IL−2の存在下で膨張させた。培養物中に発生した活性化芽球化リンパ球
を、リンホプレップ勾配(密度1.077g/ml、Nycomed Pharma AS,Os1o,Nor
way)の界面より集めた。次に残りのT細胞を、照射APC(胸腺細胞に対する
T細胞の比率は、1:30)の存在下で再刺激した。IL−2含有培地における
増殖と、抗原プラスAPCによる再剌激の周期を、安定なT細胞株が確立される
まで、繰り返した。
特異性アッセイ
T細胞の特異性を評価するために、標準的なT細胞増殖試験を用いた。平底マ
イクロタイタープレート(200μg/ウエル)中、APC(6×105/ml)と、
関連抗原であるMBP、C1又はS100β(20
μg/ml)及び非関連抗原であるPPD(10μg/ml)とConA(2.5μg/ml
)の存在下で、T細胞(2×104/ml)を再刺激した。磨砕チミジン(3H−d
t;2Ci/mmol;Amesham-Buchler,Braunschweig,BRD)1μCi/ ウエルの16
時間のパルス投与の後、培養72時間後に細胞を収穫した。放射標識細胞を、グ
ラスファイバーフィルターに集め、フィルターを洗浄及び乾燥し、フィルターと
関連する放射活性を、マトリックス96カウンター(Canberra-Packard,Frankfu
rt,BRD)により測定した。
能動的EAE
MBP又はC1による免疫化後、能動的EAEをラットに誘発した。体重及び
臨床評点を、臨床的観察により毎日観察した。臨床疾患は、以下のように評価し
た:0=正常、1=尾の跛行、2=ぎこちない歩行を伴う不全対麻痺、3=後足
の麻痺、4=後及び前足の麻痺、5=死亡。この研究は、盲検法により行った。
つまり、観察者は、プロトコールについて知らされていなかった。
受動的EAE
同系ラットにおいて、新たに抗原により活性化した幼若化T細胞の腹腔内注射
(5〜7×106/ラット)により、受動的EAEを誘発した。S100β特異的
T細胞を使用して、EAEを誘発する場合には、ラットには、107個の細胞を
投与し、次にMab 8−18C5(3〜5mg/ラット)を細胞移入の5日目に
単回投与した。体重と臨床評点を、上述したように毎日観察した。適当な時点で
、ラットを屠殺し、通例の中枢及び末梢神経系の組織学的検査に付した。
EAEの処理
能動的又は受動的に誘発したEAEを、融合構築物(実施例Iを参照)10mg
/kgの腹腔内注射を繰り返し、又は単回行うことによって、処理し
た。
FACS−分析
マウス抗ラットT細胞特異的モノクローナル抗体(MAb)pan−T(W3
.13)、CD4(W3.25)、CD8(OX−8)、αβ−TcR[R73
、Huenig et al.,J.Exp.Med.169,73(1989)]を、プロテインG−セファロー
スビーズ(Sigma,Taufkirchen,BRD)によりハイブリドーマ上清から精製するか
、又はCamon(Wiesbaden,BRD)から購入した。TcR Vβイソタイプ特異的M
ABs B73 (V8.5)、G101(Vβ10)、及びR78(Vβ8.
2)については、Torres-Nagel,Immunogenetics 37,305(1993)を参照。特異
的MAbの標識は、ヤギ抗マウスIgG(H+L鎖)のDTAF−標識F(ab
′)2断片を用いて検出した。ヨウ素酸プロピジウム(10μg/ml、Sigma)を
除く、生存細胞の免疫蛍光を、FACScan(Becton Dickinson,Heidelberg
,BRD)により測定した。実施例III.1 能動的実験的自己免疫性脳脊髄炎(EAE)に対する融合構築物の効果
このモデルは、中枢神経系内のin vivoにおける自己攻撃性T細胞の活性化と
、本疾患の各種炎症段階を包含する、比較的広い範囲の病因をカバーするもので
ある。しかし、この疾患は、正常では、脈管周囲の浸潤のみに限られており、主
要な大規模な脱髄とは関連していない。
ルイスラットの群(n=3)を、ルイスラットにおいては、アミノ酸68〜8
8から、モルモットMBPの脳炎誘発性ドメインに及ぶC1ペプチドにより免疫
化した。いずれのラットも、以降の8日間は体重を増し(図6)、9日目からは
その体重曲線は平坦となった。9日目からは、融合構築物非処理群である対照群
は、急激な体重の低下を示し、尾の跛行を
発症し、更に顕著な後足の衰弱と毛皮の荒れを示した。立ち直り反射の部分的消
失と失禁もまた観察された。疾患のこれらの臨床兆候は、ラットが回復し始め、
体重を取り戻し始めた16日目まで続いた。融合構築物の腹腔内注射を受けたラ
ットは、9日目から体重曲線の平坦化を示したが、投与により、臨床症状の重度
が劇的に軽減された。全体的には、これらのラットは、臨床的に正常であるよう
な行動を示した。尾の緊張のごく部分的な消失が、13日目から観察され、2〜
3日間続いたが、更に悪化することはなかった。実施例III.2 T細胞仲介移入EAE(tEAE)に対する融合構築物の効果
このモデルの基本は、MBP又はMBP−ペプチド免疫ラットから回収したT
リンパ球である。細胞を確立し、抗原特異的細胞株としてin vitroで保持した。
これらは、正常な、抗原と接触したことのないナイーブレシピエントにin vivo
で移入されると、EAEを予想通り、かつ再現可能に誘導することのできる、C
D4+、CD8-、TcR Vβ8.2+、MHC−クラスII制限T細胞として特
徴づけられる。能動モデルにおけるのと同様に、tEAEは、脱髄を特徴とはせ
ず、T細胞及び血液脳関門の間の病原的相互作用を含むEAEの再循環及び炎症
性エフェクター相に集中するものである。
ルイスラットの群(n=3)に、腹腔内投与により、C1特異的T細胞(C1
−C9)を受動的に移入した。融合構築物で処理されなかった対照群(図7)は
、重度の体重低下を伴う、tEAEの典型的、重度な兆候を発症した(細胞移入
の2日後に始まった)。臨床兆候の発症は、2日目に速やかに始まり、能動的E
AEの兆候と似ていた。ラットは、ほぼ6日目に回復した。異なる3回の時点で
融合構築物で処理されたラットは、わず
かな体重低下を示したのみであった(3日目に始まった)。しかし、臨床的兆候
は、尾の緊張の部分的な消失(3〜6日目に観察された)が認められたのみと、
大きく軽減されていた。実施例III.3 移入実験的自己免疫性全脳脊髄炎(tEAP)に対する融合構築物の効果
このモデルでは、免疫ラットより誘導されたS100β特異的T細胞が、全C
NS、脊髄、視神経、網膜及びぶどう膜全体の炎症性病巣を仲介する。更に、ヒ
ト多発性硬化症(MS)と同様に、目は共通して影響を受けており、網膜性静脈
周囲炎を示した。細胞浸潤物は、脈管周囲に観察され、また周辺の実質にも観察
されたが、一般的には、MBP誘発EAEと比べると、存在するED1+マクロ
ファージは少なかった。体重低下などの軽度な臨床的兆候が観察されたのみであ
った。臨床的により重度な状態は、Mab 8−18C5の注射後に現われる[L
inington et al.,J.Immunol.23,1364(1993)]。浸潤物周辺に認められる脱髄
の組織学的に大きい集密病巣が存在し、これによってこのモデルとヒトMSのあ
る種の例が関連づけられる。
ルイスラットの群(n=3)に、S100βタンパク質特異的T細胞(LS1
)を受動的に移入した。これらの細胞は、神経系において重度の炎症性応答を誘
発したが、ナイーブ同系のレシピエントにおいては、わずかな神経学的不全を誘
発するに過ぎなかった(図8、#1−3)。しかし、ラットに、細胞移入後5日
目に抗MOGモノクローナル抗体を投与した場合(図8、#4−6)、臨床的兆
候が明らかになった。全部のラットが、尾の緊張の完全な消失を示し、これは4
8時間持続した。反対に、Mab 8−18C5に加えて、融合構築物を投与さ
れたラットは、臨床
的兆候をまったく示さず、完全に正常な行動を示した(図8、#7−9)。
【手続補正書】
【提出日】1997年1月17日
【補正内容】
請求の範囲
1.ヒトp55−又はp75−TNF受容体の可溶性部分、及びヒト免疫グロブ
リンのHもしくはL鎖の定常ドメインの全部又は一部を含むキメラTNF結合タ
ンパク質、あるいは薬学的に許容しうるその塩を含有する、自己免疫疾患の治療
用医薬組成物。
2.自己免疫疾患が、多発性硬化症である、請求項1記載の医薬組成物。
3.キメラTNF結合タンパク質が、ヒトp55−TNF受容体の可溶性部分を
含む、請求項1又は2記載の医薬組成物。
4.キメラTNF結合タンパク質が、IgG、IgA、IgM、又はIgEなど
のヒト免疫グロブリンのH鎖の定常領域の第一ドメイン以外の全ドメインを含む
、請求項1〜3のいずれか1項記載の医薬組成物。
5.ヒト免疫グロブリンが、IgG、特にIgG1又はIgG3である、請求項
4記載の医薬組成物。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI
C07K 19/00 A61K 37/02 AAB
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE,
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Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.ヒトp55−又はp75−TNF受容体の可溶性部分、及びヒト免疫グロブ リンのHもしくはL鎖の定常ドメインの全部又は一部を含むキメラTNF結合タ ンパク質、あるいは薬学的に許容しうるその塩の、自己免疫疾患の治療用医薬組 成物の製造のための用途。 2.自己免疫疾患が、多発性硬化症である、請求項1記載の用途。 3.キメラTNF結合タンパク質が、ヒトp55−TNF受容体の可溶性部分を 含む、請求項1又は2記載の用途。 4.キメラTNF結合タンパク質が、IgG、IgA、IgM、又はIgEなど のヒト免疫グロブリンのH鎖の定常領域の第一ドメイン以外の全ドメインを含む 、請求項1〜3のいずれか1項記載の用途。 5.ヒト免疫グロブリンが、IgG、特にIgG1又はIgG3である、請求項 4記載の用途。 6.哺乳動物における自己免疫疾患の治療方法であって、このような自己免疫疾 患の作用を軽減する、請求項1及び3〜5のいずれか1項に定義のキメラTNF 結合タンパク質又はその塩の治療有効量を該哺乳動物に投与することを含む方法 。 7.自己免疫疾患が、多発性硬化症である、請求項6記載の方法。
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