JPH09508472A - 放射性物質の輸送および/または貯蔵コンテナの底の固定装置 - Google Patents

放射性物質の輸送および/または貯蔵コンテナの底の固定装置

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JPH09508472A
JPH09508472A JP7520406A JP52040695A JPH09508472A JP H09508472 A JPH09508472 A JP H09508472A JP 7520406 A JP7520406 A JP 7520406A JP 52040695 A JP52040695 A JP 52040695A JP H09508472 A JPH09508472 A JP H09508472A
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キルシュネー,ベルナール
シオッカ,ルネ
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トランスニュクレール
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Abstract

(57)【要約】 はめ環(1)と、厚い金属製の取り外せない底(6)とから成り、はめ環(1)と底(6)がそれぞれ、内壁と互いに接触する円形断面の直円筒を形成する側壁を有し、底(6)がそれに向かい合うはめ環(1)の内壁(13)の部分によって底(6)の側壁(12)のはめ込みによってその場に維持される高放射性物質の輸送および/または貯蔵用の遮蔽コンテナの底の固定装置であって、底が少なくとも部分的にはめ環(1)の内部に位置し、はめ環(1)の内壁(13)の前記部分が底(6)の側壁(12)内に設けられた対応する段差と連携する反対段差を備え、底(6)がその外面の上の連続する溶接ビードとその内面の上の別のビードによってはめ環に接続されていることを特徴とする装置。

Description

【発明の詳細な説明】 放射性物質の輸送および/または貯蔵コンテナの底の固定装置 技術の分野 本発明は高放射性物質、特に照射済み核燃料組立品またはその再処理に由来す る高放射性廃棄物の輸送および/または貯蔵コンテナの底の固定装置に関するも のである。 先行技術 高放射性物質のコンテナは一般的に物質の封じ込めを実現し、ガンマ線を阻止 し、重大な事故状況にあっても、特に優れた機械強度を保証することを目的とし て気密の、鋼鉄で覆われた厚い容器を備えている。 通常は円筒状で断面が完全な円であるか、平面部分を備えたコンテナは、一端 がそこに最終的に固定された底によって閉じられ、他の端(主開口)が、内容物 の詰め込み、取り出しのための、複雑なことが多い、可動性の栓または蓋で閉じ られたはめ環を具備する。この閉止装置は、ポンチ上への落下を含む、はめ環の 母線上、コンテナの角上、底上または蓋上の9mの落下などの、法定落下試験の 後を始めとする重大事故状況で気密(時にはヘリウムに対してさえ)を維持しな ければならない。 はめ環と閉止装置の主要骨格は厚さ数十センチメートルに達することがある、 鋼鉄などの、高い機械強度の金属の厚い壁で構成することができる、例えば核燃 料組立品やガラス化廃棄物の輸送および/または貯蔵コンテナについては、鋼鉄 はめ環は厚さが25または30cmを越えることがあり、底と主蓋についても同様であ り、コンテナ全体の空重量は最大約120トン、充填重量は150トン以上に達する可 能性がある。放射線保護のために骨格による鋼鉄の覆いをコンテナの内外、はめ 環の上、あるいは端の閉止装置の上に配置した適切な材料の層によって補足する ことができる。 周知のコンテナの1つの種類を図1に模式的に図示した、図中 ・(1)の厚いはめ環は、例えば鋼鉄製で、放射線を吸収する材料の別の層(2) 、(3)で覆われている、主閉止装置は2つの蓋、即ち可動性の、主蓋(4)と 保護補助蓋(5)とから成り、その個別の固定または制御装置は図示されていな い。 ・(6)の不動の底は、この場合、はめ環の全厚みに及ぶ溶接(7)によってはめ 環(1)に固定されている。 ・(8)の取り扱い回転支軸は、一般的に溶接(7)の上にまたがって接合されて いる。 この種の溶接(7)は長く、溶接する鋼鉄の厚みが大きいので実行が困難であ る。溶接には細心の注意と、製作過程で何度も検査が必要であるが、それはこの 溶接だけで底の保持、ひいては落下強度、およびコンテナの気密性が確保されて いるからである。 この溶接の問題を単純にするために、図2に示したような別の閉止装置が工夫 された。底(6)の外径ははめ環(1)の外径に等しい。底の内面(19)の周縁に 設けられた段差(9)ははめ環(1)の内径と連携して、底の一部がはめ環の内部 に嵌合して、底(6)が冷間で穏やかな摩擦によって位置づけられ、前記はめ環 (1)の端の直線断面(10)の面に当接することを可能にする。先のものより実 現と検査が容易な周縁溶接ビード(11)が底(6)をその場に保持する。内面の 第2の溶接ビード(18)によって補足することもできる。 このタイプの取付の場合も、はめ環の上の底(6)の保持と機密を確保するの は溶接ビードである。溶接ははめ環の母線に、あるいは底の角にコンテナが不意 に落下したときに大きな応力を受ける。従って、先の場合と同様に、細心の注意 をもって実現し、特に検査しなければならない。溶接は破断のおそれを招く弱点 であり、大きな衝撃を受けたときに完全な気密の保証を提供できない。 さらに文書EP061400によって気密が(可動性)蓋のはめ環内へのはめ込みだけ によって得られ(p.2,1.37-38-p.3,1.30)、接触面の欠陥がないことによる(p. 4,1.5-6)放射性物質のコンテナの閉止装置が知られている。文書には、可動性 の蓋と常時接触せず、その寸法がはめ環の膨張に影響される、気密を確保する面 の両側ではめ環の上に位置づけられた突起(7)も記載されている。突起はこの よう にして蓋の軸方向の移動には不十分な障害を作り出す(p.3,1.31-32,35-36,39) 。 文書FR2092502には、填め込まれる部品の一方が後退の際に変形する刃を備え た、はめ込みによって得られる真空気密継ぎ手が記載されている。 文書EP101362にはさらに、放射性物質の輸送コンテナ用の、2つの円錐部分の はめ込みによって得られる可動性の蓋との気密閉止も記載されている。接触面は 注意深く加工しなければならない(p.2,1.9-10)。閉止装置は軸方向の当たりを 備え、蓋がはめ環に対して突出していることもわかる。 これら各種の取付は大きな衝撃を受けたときに気密の保証を提供しない。 出願人はこれら各種の不便を解消し、破断のおそれを招くような、またはコン テナの落下の場合に、特に、一般的にもっとも重大な水平位置または斜め位置で の落下だけではなく、ポンチ上への落下を含む、底または蓋上への、垂直位置の 落下の場合のコンテナの気密に影響するような弱点の存在を避ける大きな安全性 の底の取付装置を開発しようとした。 出願人はさらに実施が容易で経済的な取付も研究した。 発明の説明 本発明は、はめ環と、鋼鉄などの厚い金属製の取り外せない底とから成り、は め環と底がそれぞれ、少なくともある高さに渡って、内壁と互いに接触する円形 断面の直円筒を形成する側壁を有し、底がそれに向かい合うはめ環の内壁の部分 によって底の側壁のはめ込みによってその場に維持される高放射性物質の輸送お よび/または貯蔵用の遮蔽コンテナの底の固定装置であって、底が少なくとも部 分的にはめ環の内部に位置し、はめ環の内壁の前記部分が底の側壁内に設けられ た反対段差と連携する段差を備え、底がその外面の上の連続する溶接ビード(co rdon)とその内面の上の別のビードによってはめ環に接続されていることを特徴 とする装置である。 底とはめ環の閉止は最終的なものである。 本発明による装置は、水平落下の場合ははめ込みによって、底上の垂直落下の 場合は反対段差によって、底上の斜めの落下の場合はこの2つの要素の連携によ ってはめ環に対して底が移動しないことを保証することができる。このようにし て、 ヘリウムに対する完全な気密を保証する溶接ビードは、例えば蓋の上に垂直に落 下した場合のコンテナ内容物の跳ね返りに対応する小さな応力しか受けず、その 結果寸法を小さくすることができる。 第1の連続した溶接ビードは、通常は底の外面の周縁稜をはめ環の端面の内側 稜に、あるいは場合によってははめ環の内面に接続するので、このとき後退した 底が減らす体積を、例えば圧縮できない追加の中性子遮蔽板などの設置に利用で きる。同様に、第2の連続した溶接ビードは一般的に底の内面の周縁稜をはめ環 の内壁に接続する。これらのビードの本質的役割は、特にコンテナの空洞内の放 射性物質の閉じこめの確保のため、あるいはプールに水没するときの一切の汚染 防止のために、コンテナの気密を保証することである。それらは落下の場合、垂 直落下やコンテナの下部稜の上の斜めの落下であっても、あるいは蓋の上に落下 して内容物が底に跳ね返った場合でも大きな機械応力を受けない。 このように、本発明の装置は実施する溶接の体積(最大−95%)と寸法を大幅 に減らすことができるだけでなく、前記溶接の仕様を落とすこともできる。特に 、溶接がはめ環に対する底の機械的保持の本質的役割を負う先行技術の場合に実 施される検査よりも、検査を単純化することができる。その結果実現が容易にな り、経済的利点が確かになる。 はめ込みによって主として底とはめ環の間の遊びがなくなり、落下の際にこれ ら2つの部品の間の一切の相対的運動が阻止され、溶接の完全性が確保される。 この結果を得るために、はめ込みの際に向かい合う表面は、このはめ込みによ ってコンテナの気密を確保する場合に要求されるような精度の表面状態を持つ必 要はない。 ここで注意するのは、本発明の装置において、コンテナがプールに沈められた とき、あるいは大気が凝集して発生し、底とはめ環の連結を損なうおそれのある 腐食が、溶接ビードは底とはめ環の間の界面に生じるのを防ぐこともできること である。同様に、汚染物がこの界面に滑り込むのも防止できる。 はめ環の内面に設けられた段差は、底の側壁に設けられた対応する反対段差と 密着する。これは主として底の中心がポンチに垂直落下したときに溶接にかかる 応力を減らす。また底をはめ環に対して正確に位置づけることも可能にする。 はめ込みは二重のはめ込みを実現するために通常は大小の直径で実施される。 また小口径でのみ実施することもできる(コンテナの空洞に向かって位置づけら れる)。いずれの場合にも、十分な剪断応力が得られるようにはめ環の段差の上 に載っている底の反対段差の高さを調節した方がよい。 他方、有利には鍛造された底ははめ環の内部にほぼ位置づけられ、前記鍛造底 の外面または場合によっては補足中性子遮蔽板の外面はそのときはめ環の先端と 同じ高さになる。このような配置によって垂直に落下したときに底とはめ環の衝 撃を分散することができる。 はめ込みを確保するために、底の側壁ははめ環の対応する内壁の直径よりもわ ずかに大きな直径を有し、底をはめ環に嵌合する前にこの2つの要素は適切な一 時的組立遊びが出現するように十分異なる温度にされる。 嵌合した後に、底の外面は有利にははめ環の端面を含む面を越えず、それによ って底は完全にはめ環の中に位置づけられる。冷却の後、はめ込み力は底の側壁 の全体に渡って、あるいはその厚みの一部にだけ発生して、それをその場に維持 するのに十分である。 はめ込みは、冷間で、底の側壁の直径とはめ環の対応する内壁の直径の差が大 きいほど強くなる。しかし、この差は、それ以上になるとはめ環内の牽引応力お よび/または底の圧縮応力が使用材料の許容限度を超えると判断される限度値未 満とすることが推奨される。 本発明による装置のおかげで、同じく冷間ではめ環の対応する内壁の内径に対 する、冷間での底の外径の過剰の値を調節することによってはめ込み力を調節で きる。 例として、底とはめ環が鋼鉄製で、それらの直径の差が千分の0.5と1の間で あるとき(これには組立の際に200K程度の温度差が必要になる)、界面の填め込 みに応力は100MPa程度となり、これは多数の鋼種に全く許容できる値である。 コンテナの空洞が非円形の直断面を有する場合、一般的にはめ環の内壁内、底 に面する部分内に加工を施し、一定の高さで、はめ込みの際に底の円形の側壁と 協同する円形はめ環の直断面を得る。 はめ環と底を製造するための厚い金属の選択は多岐にわたる。機械特性、耐食 性、放射線防護、などを指針として選択することができる。必要ならば、底とは め環に異なる金属を採用することができる。好適には、鋼鉄(場合によってステ ンレス)、銅および青銅などの銅合金、などから選択する。 はめ環は有利には底と蓋の近傍の外壁に固定された取り扱い回転支軸を備える ことができる。本発明による底の固定方法では、底の付近に位置づけられた回転 支軸は、例えば、溶接によって直接はめ環に固定され、この場合の溶接は、先行 技術の場合と異なり(例えば、図1と2参照)他の溶接と干渉しない。なぜなら 、交差する溶接は一般的に脆弱化の相互の恐れがあるからであり、溶接の干渉が ないことは本発明による別の利点となる。 はめ込みによって維持された底を有する本発明による装置は、典型的には10cm から50cm(一般的に20から30cm)で10トンを越える(一般的に70から150トン) の重さの、鋼鉄などの、金属製の極めて厚い壁(底とはめ環)を有する高放射性 物質のコンテナの底の固定に特に適している。 本発明による装置に使用された手段の連携によって、湿った環境を含む、輸送 および/または貯蔵の梱包仕様を満たし、特に、製作過程での検査を軽減しなが ら落下または重大事故衝撃条件(はめ環の母線上の水平落下または底の近くのは め環の角への斜めの落下を含む)に関する国際規則の要求条件を満たす単純で、 従って、経済的に製作できるコンテナを得ることを可能にする、なぜなら大きな 衝撃を受けたときに、底とはめ環の界面の溶接ビードに直接影響する応力がない からである。 このように、本発明による装置では、重大な衝撃や落下の際に働く力が底とは め環の結合に影響せず、従って、前記底とはめ環の界面の気密確保だけでなく、 耐食性および汚染防止が改善される、それは通常の加工または溶接作業しか用い ない簡単な製造法によるものである。 図3は本発明による非可動性底を備えたコンテナを示している。図3aは底と はめ環の界面の拡大図である。図3bは底がはめ環に対して後退している特別な 場合の底とはめ環の界面の詳細を示している。 番号1、2、3、4、5、6、8、10、18、19の意味は先行技術の図1および2と同 じである。 底(6)は鋼鉄またはその他の強度のある金属製のはめ環(1)の内部に位置し 、はめ環(1)の内壁(20)内に加工された同一の円筒状部分(13)によって全 高に渡って囲まれた円形断面の円筒状の周縁側壁(12)を有することがわかる。 図示された場合において、底(6)の外面(14)ははめ環(1)の外面(10)を含 む面を越えない。底(6)はこのようにしてはめ環(1)自体によるはめ込みでそ の場に維持される。 コンテナの空洞(22)はその内壁(20)が底の設置に座ぐり(21)−(図3a )を必要とするような形状(例えば、多角形の直断面)を有することができるが 、空洞(22)形の形状であるとき(例えば、円形の直断面)、座ぐりは不要であ る(図3の18a参照)。 さらに、 ・外部溶接ビード(17)は底(6)の外面(14)の周縁稜をはめ環に接続してい る。 ・内側溶接ビード(18、18a)は底(6)の内面(19)の周縁稜をはめ環に接続 している。(18a)において空洞の内壁(20)が座ぐり(上述のような)を持た ないことがわかる。 さらに、(15)において2つの段差が互いに連携し、一方がはめ環(1)の内 壁(13)内に加工され、他方が底(6)の側壁(12)内に加工されていることが わかる。 図3bにおいて、底(6)の外面(14)ははめ環(1)の端面(10)と同じ高さ ではなく、後退していることがわかる。その結果、円形のパンケーキ形の空間が 生じ、例えば、圧縮できない追加の中性子遮蔽板(23)をそこに設置できる。こ のとき気密溶接(17)は底(6)の外面(14)をはめ環(1)の内面に接続する。 ここで、冷間で段差の大口径の垂直部分(矢印13の場所)内に底(6)とはめ 環(1)の間に組み立て遊びを残し、この部分を好適には、安全性分析における 底の保持を証明するのにはめ込みを用いない場合でも底(6)をその場に維持す るのに十分なはめ込みを好適には確保すべきである小口径の垂直部分(矢印12の 場所)に対して高さを低くするのが有利なことがある。 同様に、先に述べたごとく、はめ環の座ぐり(21)は前記はめ環の内面上で、 部分的に、あるいは完全になくすることができる、また段差(15)と共存させる ことも、させないこともできる。また前記段差(15)に代わることもできる。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1996年1月9日 【補正内容】 約120トン、充填重量は150トン以上に達する可能性がある。放射線保護のために 骨格による鋼鉄の覆いをコンテナの内外、はめ環の上、あるいは端の閉止装置の 上に配置した適切な材料の層によって補足することができる。 周知のコンテナの1つの種類を図1に模式的に図示した、図中 ・1の厚いはめ環は、例えば鋼鉄製で、放射線を吸収する材料の別の層2、3で 覆われている、主閉止装置は2つの蓋、即ち可動性の、主蓋4と保護補助蓋5と から成り、その個別の固定または制御装置は図示されていない。 ・6の不動の底は、この場合、はめ環の全厚みに及ぶ溶接7によってはめ環(1 )に固定されている。 ・8の取り扱い回転支軸は、一般的に溶接7の上にまたがって接合されている。 この種の溶接7は長く、溶接する鋼鉄の厚みが大きいので実行が困難である。 溶接には細心の注意と、製作過程で何度も検査が必要であるが、それはこの溶接 だけで底の保持、ひいては落下強度、およびコンテナの気密性が確保されている からである。 この溶接の問題を単純にするために、図2に示したような別の閉止装置が工夫 された。底6の外径ははめ環1の外径に等しい。底の内面19の周縁に設けられ た段差9ははめ環1の内径と連携して、底の一部がはめ環の内部に嵌合して、底 6が冷間で穏やかな摩擦によって位置づけられ、前記はめ環1の端の直線断面1 0の面に当接することを可能にする。先のものより実現と検査が容易な周縁溶接 ビード11が底6をその場に保持する。内面の第2の溶接ビード18によって補 足することもできる。 このタイプの取付の場合も、はめ環の上の底6の保持と機密を確保するのは溶 接ビードである。溶接ははめ環の母線に、あるいは底の角にコンテナが不意に落 下したときに大きな応力を受ける。従って、先の場合と同様に、細心の注意をも って実現し、特に検査しなければならない。溶接は破断のおそれを招く弱点であ り、大きな衝撃を受けたときに完全な気密の保証を提供できない。 さらに文書EP061400によって気密が(可動性)蓋のはめ環内へのはめ込みだけ によって得られ(p.2,1.37-38-p.3,1.30)、接触面の欠陥がないことによる(p. 4,1.5-6)放射性物質のコンテナの閉止装置が知られている。文書には、可動性 の 蓋と常時接触せず、その寸法がはめ環の膨張に影響される、気密を確保する面の 両側ではめ環の上に位置づけられた突起7も記載されている。突起はこのように して蓋の軸方向の移動には不十分な障害を作り出す(p.3,1.31-32,35-36,39)。 文書FR2092502には、填め込まれる部品の一方が後退の際に変形する刃を備え た、はめ込みによって得られる真空気密継ぎ手が記載されている。 文書EP101362にはさらに、放射性物質の輸送コンテナ用の、2つの円錐部分の はめ込みによって得られる可動性の蓋との気密閉止も記載されている。接触面は 注意深く加工しなければならない(p.2,1.9-10)。閉止装置は軸方向の当たりを 備え、蓋がはめ環に対して突出していることもわかる。 これら各種の取付は大きな衝撃を受けたときに気密の保証を提供しない。 出願人はこれら各種の不便を解消し、破断のおそれを招くような、またはコン テナの落下の場合に、特に、一般的にもっとも重大な水平位置または斜め位置で の落下だけではなく、ポンチ上への落下を含む、底または蓋上への、垂直位置の 落下の場合のコンテナの気密に影響するような弱点の存在を避ける大きな安全性 の底の取付装置を開発しようとした。 出願人はさらに実施が容易で経済的な取付も研究した。 発明の説明 本発明は、はめ環と、鋼鉄などの厚い金属製の取り外せない底とから成り、は め環と底がそれぞれ、少なくともある高さに渡って、内壁と互いに接触する円形 断面の直円筒を形成する側壁を有し、底がそれに向かい合うはめ環の内壁の部分 によって底の側壁のはめ込みによってその場に維持される高放射性物質の輸送お よび/または貯蔵用の遮蔽コンテナの底の固定装置であって、底が少なくとも部 分的にはめ環の内部に位置し、はめ環の内壁の前記部分が底の側壁内に設けられ た反対段差と連携する段差を備え、底がその外面の上の連続する溶接ビード(co rdon)とその内面の上の別のビードによってはめ環に接続されていることを特徴 とする装置である。 図1と2は先行技術による底−はめ環閉止装置を示す。 図3は本発明による底−はめ環閉止装置を示し、図3aと3bはこの閉止装置の 拡 大詳細図である。 底とはめ環の閉止は最終的なものである。 本発明による装置は、水平落下の場合ははめ込みによって、底上の垂直落下の 場合は反対段差によって、底上の斜めの落下の場合はこの2つの要素の連携によ ってはめ環に対して底が移動しないことを保証することができる。このようにし て、ヘリウムに対する完全な気密を保証する溶接ビードは、例えば……………… …………………………………内容物の跳ね返りに対応する小さな応力しか受けず 、 図3は本発明による非可動性底を備えたコンテナを示している。図3aは底と はめ環の界面の拡大図である。図3bは底がはめ環に対して後退している特別な 場合の底とはめ環の界面の詳細を示している。 番号1、2、3、4、5、6、8、10、18、19の意味は先行技術の図1および2と同 じである。 底6は鋼鉄またはその他の強度のある金属製のはめ環1の内部に位置し、はめ 環1の内壁20内に加工された同一の円筒状部分13によって全高に渡って囲ま れた円形断面の円筒状の周縁側壁12を有することがわかる。図示された場合に おいて、底6の外面14ははめ環1の外面10を含む面を越えない。底6はこの ようにしてはめ環1自体によるはめ込みでその場に維持される。 コンテナの空洞22はその内壁20が底の設置に座ぐり21−(図3a)を必 要とするような形状(例えば、多角形の直断面)を有することができるが、空洞 22形の形状であるとき(例えば、円形の直断面)、座ぐりは不要である(図3 の18a参照)。 さらに、 ・外部溶接ビード17は底6の外面14の周縁稜をはめ環に接続している。 ・内側溶接ビード18、18aは底6の内面19の周縁稜をはめ環に接続してい る。18aにおいて空洞の内壁20が座ぐり(上述のような)を持たないことが わかる。 さらに、15において2つの段差が互いに連携し、一方がはめ環1の内壁13 内に加工され、他方が底6の側壁12内に加工されていることがわかる。 図3bにおいて、底6の外面14ははめ環1の端面10と同じ高さではなく、 後退していることがわかる。その結果、円形のパンケーキ形の空間が生じ、例え ば、圧縮できない追加の中性子遮蔽板23をそこに設置できる。このとき気密溶 接17は底6の外面14をはめ環1の内面に接続する。 ここで、冷間で段差の大口径の垂直部分(矢印13の場所)内に底6とはめ環1 の間に組み立て遊びを残し、この部分を好適には、安全性分析における底の保持 を証明するのにはめ込みを用いない場合でも底6をその場に維持するのに十分な はめ込みを好適には確保すべきである小口径の垂直部分(矢印12の場所)に対し て高さを低くするのが有利なことがある。 同様に、先に述べたごとく、はめ環の座ぐり21は前記はめ環の内面上で、部 分的に、あるいは完全になくすることができる、また段差15と共存させること も、させないこともできる。また前記段差15に代わることもできる。 請求の範囲 1.はめ環(1)と、取り外せないようにそれに固定された厚い金属製底(6)と から成り、はめ環(1)と底(6)がそれぞれ、内壁と互いに接触する円形断面の 直円筒を形成する側壁を有し、底(6)がそれに向かい合うはめ環(1)の内壁( 13)の部分によって底(6)の側壁(12)のはめ込みによってその場に維持され る高放射性物質の輸送および/または貯蔵用の遮蔽コンテナであって、底(6) が少なくとも部分的にはめ環(1)の内部に位置し、はめ環(1)の内壁(13)の 前記部分が底(6)の側壁(12)内に設けられた対応する段差と連携する反対段 差を備え、底(6)がその外面の上の連続する溶接ビードとその内面の上の別の ビードによってはめ環に接続されていることを特徴とするコンテナ。 2.請求項1に記載のコンテナにおいて、厚い金属製底の外面(14)がはめ環( 1)の端面(10)と同じ高さであることを特徴とするコンテナ。 3.請求項1に記載のコンテナにおいて、厚い金属製底の外面(14)がはめ環( 1)の端面(10)に対して後退して配置されていることを特徴とするコンテナ。 4.請求項1から3のいずれか一つに記載のコンテナにおいて、空洞の内壁(20 )が座ぐり(21)を有することを特徴とするコンテナ。 5.請求項1から4のいずれか一つに記載のコンテナにおいて、金属が鋼鉄、銅 、銅合金、青銅のなかから選択されることを特徴とするコンテナ。 6.請求項1から5のいずれか一つに記載のコンテナにおいて、取り扱いのため の回転支軸(8)が底(6)の近くのはめ環外壁の真ん中に固定されていることを 特徴とするコンテナ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.はめ環(1)と、厚い金属製の取り外せない底(6)とから成り、はめ環(1 )と底(6)がそれぞれ、内壁と互いに接触する円形断面の直円筒を形成する側 壁を有し、底(6)がそれに向かい合うはめ環(1)の内壁(13)の部分によって 底(6)の側壁(12)のはめ込みによってその場に維持される高放射性物質の輸 送および/または貯蔵用の遮蔽コンテナの底の固定装置であって、底(6)が少 なくとも部分的にはめ環(1)の内部に位置し、はめ環(1)の内壁(13)の前記 部分が底(6)の側壁(12)内に設けられた対応する段差と連携する反対段差を 備え、底(6)がその外面の上の連続する溶接ビードとその内面の上の別のビー ドによってはめ環に接続されていることを特徴とする装置。 2.請求項1に記載の装置において、厚い金属製底の外面(14)がはめ環(1) の端面(10)と同じ高さであることを特徴とする装置。 3.請求項1に記載の装置において、厚い金属製底の外面(14)がはめ環(1) の端面(10)に対して後退して配置されていることを特徴とする装置。 4.請求項1から3のいずれが一つに記載の装置において、空洞の内壁(20)が 座ぐり(21)を有することを特徴とする装置。 5.請求項1から4のいずれか一つに記載の装置において、金属が鋼鉄、銅、銅 合金、青銅のなかから選択されることを特徴とする装置。 6.請求項1から5のいずれか一つに記載の装置において、取り扱いのための回 転支軸(8)が底(6)の近くのはめ環外壁の真ん中に固定されていることを特徴 とする装置。
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