【発明の詳細な説明】
造影剤におけるまたは造影剤に関する改良
本発明は新規な造影剤、特に画像診断に使用される新規な気体含有および気体
発生造影剤、並びにそれらの製造法および使用に関する。
超音波画像化は例えば血管系の研究、特にカルジオグラフィーでの血管系、お
よび組織の微小血管系の研究において潜在的に有用な診断手段となることはよく
知られている。そのようにして得られる音響画像を強調するために、固体粒子の
懸濁液、乳化液体粒子、気泡および封入気体または液体を含む様々な造影剤が提
案されている。容易に圧縮可能な低密度の造影剤はそれらが発生する音響後方錯
乱の点から特に有効であることが一般に受け入れられており、そのため気体を含
有する系や気体を発生する系の製造に対してかなり関心が集まっている。
気体含有造影剤はまた、磁気共鳴(MR)画像化において、例えばMR信号強度を低
減するよう作用する感受性造影剤として有効であることが知られている。酸素含
有造影剤はまた、潜在的に有用な常磁性MR造影剤である。
さらに、X線画像化の分野において、二酸化炭素のような気体はネガチブの経
口造影剤として使用されうることが観察されている。
生理学的に許容しうる物質の心臓内注射によりインビボで発生する遊離の気泡
に関する初期の研究はエコーカルジオグラフィーの造影剤としてのこのような泡
の潜在的な有効性を証明している。しかしながら、このような技術は遊離の泡の
短い寿命のため、実施がきびしく制限される。したがって、例えば乳化剤、油、
増粘剤または
糖を使用して、あるいは例えば多孔性の気体含有微小粒子としてまたは封入微小
気泡として気体またはその先駆物質を様々な系に同伴または封入することにより
、エコーカルジオグラフィーや他の超音波研究において気泡を安定化する方法に
関心が集まっている。
微小泡を含有する超音波造影剤に関する以前の提案はいつも微小泡のためポリ
マー封入コーチングの使用を必要としていた。例えばWO-A-8002365は大体におい
て、非毒性かつ非抗原の有機分子からなる耐融合性封入膜を有する微小泡の使用
を示唆しており、実際は封入材料としてゼラチンの使用だけを開示している。そ
のように封入された微小泡は封入コーチングが極端に薄いため、エコーカルジオ
グラフィーに使用するのに好ましい寸法(1〜10μm)において十分な安定性を
示さないことがわかった。
US-A-4774958は変性タンパク質、例えばヒト血清アルブミン中への封入により
安定化された微小泡分散液の使用を開示している。このような系は例えば2〜5
μmの大きさの微小泡系の製造を可能にするが、まだ左心および心筋層を有効に
可視化できない。このようなタンパク質−誘導薬剤の使用はまた、潜在的なアレ
ルギー誘発反応に関する問題を引き起こすことがある。
EP-A-0327490およびWO-A-8906978はとりわけ、遊離または結合形態の気体また
は揮発性液体(すなわち、60℃以下の沸点を有する)を含有する微小粒子状の
アミロースまたは生分解性合成ポリマーからなる超音波造影剤を開示している。
代表的な生分解性合成ポリマーはヒドロキシ炭酸のポリエステル、ポリアルキル
シアノアクリレート、ポリアミノ酸、ポリアミド、ポリアクリル化糖およびポリ
オルトエステルなどである。
重合アルデヒドをベースにした同様の生分解性微小粒子状ポリマーはEP-A-044
1468に記載されており、他方、微小粒子状ポリ(アミノ酸)−ポリ(環状イミド
)誘導体をベースにした系はEP-A-0458079、US-A-5137928、US-A-5190982、US-A
-5205287およびUS-A-5229469に記載されている。
EP-A-0458745は封入材料が、変形性で弾性の、好ましくは生分解性の界面付着
ポリマー、例えば多糖、ポリアミノ酸、ポリラクチド、ポリグリコリド、ラクチ
ド/ラクトンコポリマー、ポリペプチド、タンパク質、ポリオルトエステル、ポ
リジオキサノン、ポリ−β−アミノケトン、ポリホスファゼン、ポリ無水物およ
びポリ(アルキルシアノアクリレート)である。空気または気体を充填した微小
中空球を開示している。微小中空球は通常、その後蒸発させられる揮発性液体の
小滴の周囲にポリマーを付着させる乳化法により製造される。このような方法は
一般に、乳濁液を安定にするため、ポリオキシエチレングリコールまたはポリオ
キシプロピレングリコールのようなポリオキシアルキレン化合物と共に界面活性
剤、例えばレシチン、脂肪酸またはそのエステルを使用する。
一般にポリマー系造影剤は被験体からの最終的な排除または被験体による吸収
を容易にするため、望ましくは生分解性であるべきであると考えられている。そ
のため、多くの場合、その中のエステル、アミドまたはウレタン基のインビボで
の酵素的加水分解に対する感受性の結果として生分解性であるポリエステル、ポ
リ無水物、ポリカーボネート、ポリアミドおよびポリウレタンのようなポリマー
を使用することが提案されている。
WO-A-9317718には、ポリマー中に式(I)
(式中、R1およびR2はそれぞれ水素原子または炭素に結合した一価有機基である
か、またはR1およびR2は一緒になって炭素に結合した二価有機基を形成し、そし
てmおよびnは同一または異なって、それぞれ0または1である)のメチレンジ
エステル単位が存在するためインビボで高い制御可能なレベルの生分解性を示す
ポリマー系造影剤が記載されている。このような単位は通常のエステラーゼ酵素
により特に迅速に分解されるが、酵素の不在下で比較的安定である。
すべての上記の封入微小泡造影剤において、微小泡を封入する材料は本質的に
ポリマーからなるが、少量の他の材料も存在しうる。したがって、例えばEP-A-0
458745は脂肪、ろう、高分子量の炭化水素、リン脂質および可塑剤のような添加
剤を例えば20重量%までの量でポリマー壁に混入できることを示唆している。し
かしながら、明らかにこれまでは、例えば十分な構造的一体性を達成して造影剤
に十分な安定性を付与するため、ポリマー性封入材料を使用することが必要であ
ると考えられていた。例外的に、WO-A-9401140はコレステロールのような脂質可
溶性または水不溶性のビルダーを含有する水性乳濁液を凍結乾燥することにより
製造される、超音波診断用微小気泡含有造影剤を開示している。しかしながら、
これらの造影剤はまた、石油エーテルのような非極性液体を相当な割合で含有す
る必要がある。
今般、最も驚くべきことに、本発明者らは、封入微小泡を含有する有効な造影
剤は気体またはその先駆物質を封入するための広範囲の非ポリマー性壁形成物質
(wall-forming materials)を使用して製
造することができることを見い出した。このような造影剤がポリマー系造影剤よ
り有意な利点を有し、特により簡単に、より経済的に製造することができ、より
簡単に特徴づけることができるということ、また例えばより小さなサイズおよび
/または高い生分解性の非ポリマー性分子のため、それらが投与された患者の体
内からより容易に排除することができるということは理解されよう。内因性であ
る、または内因性物質に対して生分解性である材料の選択もまた有利である。
したがって、本発明の一態様によれば、非ポリマー性および非重合性の壁形成
物質により封入された気体または気体先駆物質を含有する微小粒子状造影剤が提
供される。
本明細書で使用される「非ポリマー性」なる用語は壁形成物質がポリマーのよ
うに多数の頭−尾結合繰り返し単位を含有せず、重合法により得られないことを
意味する。したがって、壁形成物質は最も一般には例えば正確な融点、単一のク
ロマトグラフィー移動度など、および単分散の分子量(すなわち1.0の多分散指
数を有する;これは重量平均分子量と数平均分子量の比として定義される)によ
り明示されるように、明確に定義された特徴づけることのできる分子からなるが
、本発明はまた、例えば明らかに、天然に存在する混合物を含む、そのような物
質の構成混合物からなる造影剤を包含することは理解されよう。これらの特性は
生成物が典型的に異なる鎖長の分子の様々な混合物からなり、そのため融点範囲
、多数のクロマトグラフィー移動度および分子量範囲(例えば1.0より大きい多
分散指数により明示される)により特徴づけられる重合法によって得られた物質
のものと対照をなす。
「非重合性」なる用語は封入材料が例えば本発明の造影剤の製造および保存の
間に使用されるような条件下で重合しないことを意味する。
封入材料は好都合には低分子量を有し、例えば100〜6000の範囲である。分子
量は材料の融点および溶解性が適当な温度において、また例えば下記のような適
当な加工条件下で微小粒子の生成を可能にするようなものであることは理解され
よう。
必要な壁形成性を示すために、封入材料は通常の保存および取り扱い温度にお
いて固体または半固体であるべきであり、そのため材料は有利には少なくとも40
℃の融点を有することは理解されよう。多くの場合、このような材料は皮膜形成
性を示し、それは分子内に親水性および親油性領域が存在することにより材料が
幾らか両親媒性を有するため高められうる。親水性は例えばカルボキシ、ケト、
ヒドロキシまたはアミノのような特定の親水性基から、そして/または水素結合
に関与することのできる基、例えばエステル化カルボキシ基のカルボニル部分の
存在により誘導されうる。
例えば下記のような方法により本発明の造影剤の製造を容易にするため、封入
材料は望ましくは水より油に対して大きい溶解性を有する。
さらに、封入材料およびインビボで生じるその分解生成物は生理学的に許容し
うるものでなければならず、内因性であるか、または場合により例えばエステル
、アミドまたはウレタン基のような不安定な結合に関わる加水分解的、酵素的ま
たは他の代謝的反応の結果としてのより小さい分子への分解後に、容易に排除可
能なものであるべきである。
本発明の造影剤は例えば脂肪酸、例えばパルミチン酸、ステアリン酸またはベ
ヘン酸のような10〜50個の炭素原子、例えば10〜30個の炭素原子を含有する親油
性の飽和または不飽和脂肪族カルボン酸およびそのエステル、例えばアルキルエ
ステル、例えばペンタエリトリトール、エチレングリコールまたはグリセリルエ
ステルのようなポリヒドロキシアルキルエステル;脂肪アルコールおよび脂肪ア
ミン、例えば10〜50個の炭素原子、例えば10〜30個の炭素原子を含有する親油性
の飽和または不飽和脂肪族のアルコールおよびアミン、およびこれらのアルコー
ルまたはアミンと、例えばモノ−、ジ−またはトリ−カルボン酸、例えば場合に
よりヒドロキシル化される酢酸、アジピン酸およびコハク酸のような低級アルカ
ン酸とのエステルまたはアミド;親油性のアルデヒドおよびケトン;親油性の糖
誘導体、例えば親油性のエーテル、より好ましくはエステル基を含有するもの;
コール酸およびその誘導体(例えばエステル);コレステロールおよびその誘導
体;脂肪族および芳香族炭化水素、例えばミネラルワックス;疎水性に変性され
た親水性化合物、例えば1個以上の親油性基(例えば脂肪族鎖のようなヒドロカ
ルビル基)を含有して分子が疎水性になるように変性されたX線造影剤のような
親水性化合物;並びに他の生体許容性で脂肪可溶性物質、例えばトコフェロール
またはチオクト酸およびその誘導体のような抗酸化剤を含む、上記の要件を満た
す広範囲の壁形成物質を包含する。
1分子あたり1個以上のメチレンジエステル単位(例えば上記式(I))を有す
る壁形成物質を含有する造影剤はそれらがインビボで分解してより小さく、より
容易に排除可能な分子を生成することが簡単であるため、本発明の有用な態様で
ある。このような単位はま
た、望ましい両親媒性を壁形成物質に付与する。
何れの生体許容性気体も本発明の造影剤に使用することができる。本明細書で
使用される「気体」なる用語は37℃で気体状態の物質を意味する。代表的な気体
は空気、窒素、酸素、水素、亜酸化窒素、二酸化炭素、ヘリウム、アルゴン、並
びにメタンおよびアセチレンのような低分子量の炭化水素である。六フッ化硫黄
、十フッ化二硫黄、四フッ化炭素のような低分子量のフッ素化化合物、並びにペ
ルフルオロプロパン、ペルフルオロブタンおよびペルフルオロペンタンのような
ペルフルオロアルカンは特に重要である。気体は微小泡の中で遊離形態であるか
または含有する物質の中に閉じ込められたものであるかまたは同伴されたもので
あることができる。
本発明の造影剤は超音波、MRおよびX線画像化などの様々な画像診断法におい
て使用されうる。超音波画像診断やMR画像化における、例えば感受性造影剤とし
てのこれらの使用は本発明の好ましい特徴を構成する。
エコーカルジオグラフィーのような超音波法において、肺系統の自由な通過を
可能にし、約0.1〜15 MHzの好ましい画像化振動数との共鳴を達成するためには
、0.1〜10μm、例えば1〜7μmの平均サイズを有する微小粒子を使用すること
が好都合である。しかしながら、例えば500μmまでの平均サイズを有する、実質
的により大きな粒子または泡は他の用途、例えば胃腸の画像化、あるいは子宮ま
たは卵管の研究において有用である。
本発明の造影剤は投与法に応じて適当な方法で、例えば注射用滅菌水のような
注射可能な媒質中の懸濁液として製造することができる。このような製剤は所望
により生体適合性添加剤、例えばトコフ
ェロールまたはチオクト酸のような抗酸化剤を含有してもよい。
本発明の造影剤は好都合な方法、例えばWO-A-9317718に記載されているものと
同様の方法により製造することができる。壁または膜により封入される物質の代
表的な製造法はまた、P.D.Deasy,Marcel Dekker Inc.,New York(1984年)の
「微小封入および関連の薬剤プロセス」のような文献に記載されている。
したがって、例えば本発明の造影剤はポリマー分野のものと同様の乳化法によ
り製造することができる。典型的には、このような方法は(i)親水性および疎
水性相からなり、壁形成物質が分散相中に優先的に溶解するか、または各相間の
界面に分布する乳濁液を生成し、そして(ii)乳濁液から所望の造影剤を単離する
ことを包含する。乳濁液は好ましくは、一方または両方の相に溶解した1種以上
の乳化剤もまた含有する。単一または多数の乳濁液を生成することができ、代表
的な多重乳化法はWO-A-9317718に記載されている。
壁形成物質は特定の形態の乳化工程に適当な親液性を有するよう選択されうる
。したがって、例えば水中油形の乳濁液を使用する工程において油溶性の壁形成
物質を選択することが有利である。水中油形乳濁液を使用して、物質が溶解速度
を遅くして水の存在下での微小粒子生成を可能にするのに十分な引力による相互
作用を示す水溶性の壁形成物質を製造することもできる。また、油中水形乳濁液
および油溶性の壁形成物質を使用して同様のアプローチを行うことができる。
乳濁液は例えばかきまぜ、超音波処理、撹拌(好ましくは高速撹拌)または他
の形態の混合(例えば高剪断混合)、膜乳化、高電圧均質化または高圧均質化の
ような慣用の方法により製造することが
できる。壁形成物質は有利には分散相となるものに予め溶解されうる。上記した
ように、有利には1種以上の乳化剤が乳濁液の一方または両方の相に溶解され、
好ましくは少なくとも1種の乳化剤が連続相に溶解される。
撹拌速度のような要因は最終的に生成した封入微小泡の大きさに影響を及ぼし
、したがって例えばより速い撹拌はより小さい微小泡を与える傾向があることは
理解されよう。使用それる乳化剤の量は広範に変わりうるが、典型的には重量基
準で壁形成物質の量に等しいか、またはそれを越える。所望により、乳化補助物
質のような添加剤、例えばタンパク質、炭水化物、多糖または他の親水性ポリマ
ーのような粘度増強剤もまた使用することができる。
別法として、適当な非プロトン性有機溶媒(例えばジメチルスルホキシドのよ
うなスルホキシド、テトラヒドロフランのような環状エーテル、またはジメチル
ホルムアミドのようなN,N−ジ置換アミド)中における壁形成物質の溶液を水相
と(例えば高速撹拌機を使用して)混合して壁形成物質を沈殿させ、それを集め
、凍結乾燥して所望の造影剤を得ることができる。水相は有利にはポリビニルア
ルコールまたはポロキサマー(例えばプルロニック)のようなポリマー性物質を
含有する。このような方法は上記のEP-A-0458079に記載されている。
別の方法は適当な非プロトン性溶媒中における壁形成物質の溶液を液状窒素中
に注入することからなり、溶液は所望によりヒドロキシプロピルセルロースのよ
うな添加剤もまた含有する。あるいは、壁形成物質は適当な溶媒に溶解するか、
または例えば水中油形、油中水形もしくは多数の乳濁液に分散し、そして例えば
EP-A-0514970
に記載されているように、溶液または乳濁液噴霧乾燥することができる。
例えばこの技術分野で知られているようなコアセルベーション法もまた、本発
明の造影剤の製造に使用することができる。
原則として、何れの乳化剤も本発明の造影剤の製造に使用することができる。
しかしながら、本発明者らはそのようにして得られる造影剤の安定性がポリマー
性乳化剤により、例えば微小粒子の凝集する傾向がより小さいまたは最小である
と共に、気体含量の保持が長持ちすることから明らかであるように高められるた
め、ポリマー性乳化剤を選択することは有利であることを見い出した。このよう
なポリマー性乳化剤の例としてはポリビニルアルコール、タンパク質(例えばゼ
ラチン、ヒトまたはブタの血清アルブミンのようなアルブミンおよびナトリウム
カゼイネートのようなカゼイン塩)、多糖(例えば変性キトサン;親油性化スタ
ーチおよび可溶性還元アミロースを含む変性スターチ;ヘパリンおよびアラビア
ゴムのようなゴム)、交互に親水性および疎水性ブロックからなるブロックコポ
リマー(例えばB246(117753-68-1)のようなポリヒドロキシステアレート−ポリ
エチレンオキシドブロックコポリマー;テトロニクスおよびプルロニックF38、F
68、F77、F88、F127、L44、L64、P84またはP123のようなポロキサマーまたはそ
のペルフルオロ化誘導体を含むポリオキシエチレン−ポリオキシプロピレンブロ
ックコポリマー)、ソルビトールのような六価アルコールの部分脂肪酸エステル
のポリオキシエチル化誘導体(例えばツィーン40、60または80のようなツィーン
型界面活性剤)、ポリビニルピロリドン(例えばコリドン)、ポリオキシエチレ
ンアルコールの脂肪アルコールエーテル
(例えばブリジ52または99のようなブリジ型界面活性剤)、脂肪酸のポリエチレ
ングリコールエステル(例えばクレマファーRH40のようなクレマファー型界面活
性剤)、アトラスG-1702(PEG-6ソルビタン蜜ろう)およびアトラスG-1726(PEG-2
0ソルビタン蜜ろう)のようなポリエチレングリコール−ソルビタン−蜜ろう界
面活性剤、および上記のポリエチレングリコール含有化合物の何れかのペルフル
オロ化誘導体が挙げられる。
理論的考察に束縛されることを望まないが、このようなポリマー性乳化剤は特
に壁形成物質と適合し、また例えば本発明の造影剤において封入材料の外部コー
チングとして存在しうる。そのようにしてそれらは例えば造影剤の分散性および
安定性を高め、例えば静電または他の相互作用による凝集傾向を抑制することが
できる。このような造影剤において、乳化剤の役割は乳化補助剤および/または
安定剤としてであり、壁形成物質として作用しないことは理解されよう。
本発明の造影剤を製造するための乳化工程において使用される水と混和しない
溶媒は乳化工程で使用される温度において液体であり、それは有利には後の段階
でその除去を容易にする蒸気圧を有するよう選択されうることは理解されよう。
代表的な溶媒は例えば16個までの炭素原子を含有する脂肪族、脂環式および芳香
脂肪族炭化水素、例えばn−オクタン、シクロオクタン、ジメチルシクロヘキサ
ン、エチルシクロヘキサン、メチルヘプタン、エチルヘキサン、トルエン、キシ
レン、ナフタレンまたはカンフェンもしくはリモネンのようなテルペン、テルペ
ノイドまたはイソプレノイド;フレオン、塩化メチレン、クロロホルム、四塩化
炭素または臭化メチルのような
ハロアルカン;エチルまたはプロピルアセテート、ブチルホルメート、プロピル
もしくはイソプロピルブチレートまたはイソブチレートのようなエステル;並び
に適当なエーテルおよび乳化工程で使用される温度において液体であり、適当な
溶解性を有する他の物質である。
本発明の造影剤の製造において、壁形成物質を乳濁液の油相および水相の界面
に付着させることが望ましい場合、このような付着は例えば温度、pH、溶媒の性
質または溶質濃度のような変性パラメーターにより引き起こすことができる。し
たがって、例えば乳濁液の温度を下げることによりpH変化により、壁形成物質の
ための非溶媒を加えることにより、または少なくとも有機溶媒の少なくとも部分
的な除去により(例えばEP-A-0458745に記載されているように、好ましくは混入
されるのが望ましい気体の雰囲気下で蒸発または凍結乾燥により)、壁形成物質
を沈殿させることができる。
気体先駆物質を含有する造影剤を製造することが望ましい場合、例えば、先駆
物質は好都合には乳化前に、水と混和しない有機溶媒に溶解されうる。例えば、
気体先駆物質は例えば熱的にまたはpH変化により引き起こされる分解の結果とし
て、あるいは酵素的分解の結果として、患者に投与される気体を生成するよう反
応する化合物であってよい。したがって、例えば非毒性有機炭酸塩および重炭酸
塩、例えばアルギニン炭酸塩および式RO・CO・OM(式中、Rは有機基であり、そし
てMは生理学的に許容しうるカチオンである)の化合物はアミノマロネートのよ
うな化合物のように、血流中で優勢なpH条件下で二酸化炭素を生成する。
一般に、造影剤は好都合な方法により、例えば蒸発、凍結乾燥ま
たは噴霧乾燥のような方法を使用する溶媒除去により単離することができる。こ
のような方法は所望により造影剤に混入される気体の雰囲気下で、所望により減
圧下で行うことができる。
そのようにして得られる造影剤は乾燥形態で保存および輸送することができ、
その状態でこれらはいつまでも安定であり、投与前に適当な液状担体(例えば注
射用滅菌水、生理的食塩水またはリン酸塩緩衝液)と混合される。このようにし
て、注射されるまたは別のやり方で投与される造影剤の濃度は用途の明確な特徴
に応じて変わりうる。造影剤はまた、特に封入膜の多孔性が比較的低い場合、こ
のような担体中の懸濁液として保存することができる。
以下の実施例により本発明を詳しく説明するが、本発明はこれらに限定されな
い。
〔実施例〕
実施例1 壁形成物質および乳化剤の合成
a) メチレンビス(16−ヘキサデカノイルオキシヘキサデカノエート)
メチレンビス(16−ヒドロキシヘキサデカノエート)(1.0ミリモル)および
塩化パルミトイル(7.0ミリモル)の混合物をジエチルエーテル(10ml)中で24時
間還流し、溶媒を蒸発させた。残留物を最初にヘキサン/クロロホルム(2:1
)、次にクロロホルムで溶離するシリカゲルフラッシュカラム上で精製した。収
率88%。白色の固体。
1H NMR(CDCl3):δ 0.88(6H,t,J 6.7Hz),1.2-1.4(92H,m),1.5-1.7(12H,
m),2.28(4H,t,J 7,5Hz),2.35(4H,t,J 7.6Hz),4.05(4H,t,J 6.7Hz),5.
75(2H,s)。13C NMR(CDCl3):δ 14.11,
22.70,24.64,25.06,25.97,28,70,29.04,29.19,29.25,29.29,29.38,29
.47,29.50,29.56,29.62,29.67,29.70,29.71,31.94,34.00,34.43,64.3
9,79.06,172.59,173.97。
b) メチレン(16−ヘキサデカノイルオキシヘキサデカノエート)(16′−ヒド
ロキシヘキサデカノエート)
メチレンビス(16−ヒドロキシヘキサデカノエート)(1.0ミリモル)および
塩化パルミトイル(1.0ミリモル)の混合物をジエチルエーテル(10ml)中で24時
間還流し、溶媒を蒸発させた。残留物を溶離剤として塩化メチレン/アセトニト
リル(95:5)を使用し、シリカゲルを通して繰り返し濾過することにより精製
した。収率38%。
白色の固体。
1H NMR(CDCl3):δ 0.88(3H,t,J 6.7Hz),1.2-1.4(69H,m),1.5-1.7(10H,
m),2.29(2H,t,J 7.5Hz),2.35(4H,t,J 7.6Hz),3.64(2H,t,J 6.6Hz),4.
05(2H,t,J 6.7Hz),5.75(2H,s)。13C NMR(CDCl3):δ 14.12,22.71,24.64
,25.06,25.77,25.97,28.70,29.04,29.19,29.24,29.25,29.30,29.38,
29.46,29.50,29.56,29.60,29.61,29.63,29,64,29.66,29.67,29.70,29
.71,31.95,32.85,34.01,34.44,63.09,64.41,79,06,172.51,174.01。
c) メチレン(16−ヘキサデカノイルオキシヘキサデカノエート)(16′−ヒド
ロキシヘキサデカノエート)と塩化アジポイルの反応生成物
メチレン(16−ヘキサデカノイルオキシヘキサデカノエート)(16′−ヒドロキ
シヘキサデカノエート)(1.0ミリモル)および塩化アジポイル(0.5ミリモル)
の溶液をキシレン/トリクロロエチレン
(4:1、20ml)中、減圧下(150ミリバール)、60℃で16時間還流し、溶媒を蒸
発させた。粗生成物を溶離剤として塩化メチレン/アセトニトリル(97:3)を
使用するシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィーにより精製した。収率74
%。白色の固体。
1H NMR(CDCl3):δ 0.88(6H,t,J 6.7Hz),1.2-1.4(136H,m),1.5-1.7(24H
,m),2.28(4H,t,J 7,5Hz),2.35(12H,t,J 7.6Hz),4.05(8H,t,J 6.7Hz)
,5.74(4H,s)。13C NMR(CDCl3):δ 14.12,22.71,24.48,24.64,25.06,25.
95,25.97,28.68,28.70,29.01,29.19,29.25,29.30,29.38,29.47,29.50
,29.56,29.62,29.67,29.70,29.72,31.95,33.98,34.00,34.43,64.40,
64.56,79.06,172.49,173.41,173.98。
d) メチレンビス(16−ヘキサデカノイルオキシメトキシカルボニルオキシヘキ
サデカノエート
i)メチレンビス(16−クロロメトキシカルボニルオキシヘキサデカノエート
)
クロロメチルクロロホルメート(0.93g、7.2ミリモル)を塩化メチレン(80ml
)中におけるメチレンビス(16−ヒドロキシヘキサデカノエート)(2.0g、3.6
ミリモル)の氷冷溶液に加えた。ピリジン(0.57g、7.2ミリモル)を加え、反応混
合物を0℃で15分間、室温で4時間撹拌した。反応混合物を塩酸(1M、50ml)
飽和重炭酸ナトリウム水溶液(50ml)、水(50ml)で洗浄し、乾燥(MgSO4)した。
溶媒を蒸発させ、残留物をフラッシュクロマトグラフィー(シリカ/塩化メチレ
ン)により精製した。収率84%。
1H NMR(200MHz,CDCl3):δ 1.25(m,44H),1.72(m,8H),2.31(t,4H),4.20
(t,4H),5.72(m,6H)。
ii)メチレンビス(16−ヘキサデカノイルオキシメトキシカルボニルオキシ
ヘキサデカノエート)
カリウムt−ブトキシド(0.784g、7.0ミリモル)をN,N−ジメチルホルムアミド
(100ml)中におけるパルミチン酸(1.80g、7.0ミリモル)の溶液に加え、得られた
懸濁液にN,N−ジメチルホルムアミド(10ml)中のメチレンビス(16-クロロメトキ
シカルボニルオキシヘキサデカノエート)(2.6g、3.5ミリモル)、次に18−クラウ
ン−6(0.1g)を加えた。反応混合物を室温で2日間撹拌した。反応混合物を濾
過し、溶媒を減圧下で除去した。残留物をフラッシュクロマトグラフィー(シリ
カ/塩化メチレン)により精製した。収率19%。
1H NMR(300MHz,CDCl3):δ 0.86(m,6H),1.23(m,12H),1.62(m,9211),2.3
3(m,8H),4.16(m,4H),5.73(m,6H)。
e) 1−(オクタデシルオキシカルボニルオキシ)エチル5−アセトアミド−3
−(N−メチルアセトアミド)-2,4,6−トリヨードベンゼンカルボキシレート
i)1−クロロエチルオクタデシルカルボネート
1−クロロエチルクロロホルメート(7.15g、50ミリモル)および1−オクタ
デカノール(13.53g、50ミリモル)をクロロホルム(100ml)中、0℃で懸濁した
。温度を10℃以下に保ちながらピリジン(3.96g、50ミリモル)を20分間にわた
って滴加した。室温で24時間撹拌した後、反応混合物を1N塩酸で4回、飽和重
炭酸ナトリウム溶液で1回、最後に水で2回洗浄した。有機溶液を硫酸マグネシ
ウムで乾燥し、溶媒を減圧下で除去した。収量19g。
ii)1−(オクタデシルオキシカルボニルオキシ)エチル5−アセトアミド−
3−(N−メチルアセトアミド)2,4,6−トリヨ
ド−ベンゼンカルボキシレート
1−クロロエチルオクタデシルカーボネート(7.54g、20ミリモル)を室温で乾
燥N,N−ジメチルホルムアミド中におけるカリウム5−アセトアミド−3−(N
−メチルアセトアミド)−2,4,6−トリヨードベンゼンカルボキシレート(15.99
g、24ミリモル)および沃化カリウム(0.33g、2ミリモル)の溶液に加えた。50
℃で18時間撹拌した後、溶媒を減圧下で除去した。残留物をクロロホルム(200m
l)中で懸濁し、飽和重炭酸ナトリウム溶液で3回、最後に水で2回洗浄した。
硫酸マグネシウムで乾燥した後、溶媒を減圧下で除去した。収量18.6g。生成物
をさらにフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル60、クロロホルム/アセト
ニトリル85:15)により精製した。
1H NMR(DMSO-d6): δ 0.852(CH 2CH 3),1.236(CH2),1.639(CHCH 3),1.657(COO
CH 2CH 2),1.670(N(CH3)COCH 3),2.051(NCOCH 3),2.965(NCH3),4.154(COOCH2),
6.971(CHCH 3),10.103(NH)。
f) メチレンビス〔3−(2,3−ジヘキサデカノイルオキシプロポキシカルボニ
ル)プロピオネート〕
i)3−(2,3−ジヘキサデカノイルオキシプロポキシカルボニル)プロピオ
ン酸
ジパルミチン(1,2−ジパルミトイルグリセロール)(3.00g、5.27ミリモル)、無
水コハク酸(1.00g、10.0ミリモル)およびN,N-ジメチル−4−アミノピリジン
(50mg、0.41ミリモル)を窒素雰囲気下、テトラヒドロフラン(30ml)およびN,N
−ジメチルホルムアミド(10ml)に溶解した。次に、トリエチルアミン(2.5ml)を
加え、得られた溶液を周囲温度で2日間撹拌した。溶媒を減圧下で蒸発させ、
白色の固体残留物をクロロホルム(150ml)に再溶解した。溶液を1%塩酸水溶液
(10ml)およびブライン(2×50ml)で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し、最
後に濃縮して5.80gの白色の固体を得、それをさらに精製することなく次の反応
に使用した。
1H NMR(300MHz,CDCl3): δ 0.85-0.90(m,6H),1.20-1.35(m,48H),1.55-1.
65(m,4H),2.30(dd,J1=7.6,J2=2.5Hz,2H),2.32(dd,J1=7.4,J2=2.3Hz,2H
),2.62-2.70(m,4H),4.14(dd,J1=12.1,J2=5.9Hz,1H),4.18(dd,J1=12.1,
J2=5.9Hz,1H),4.29(dd,J1=9.0,J2=4.4Hz,1H),4.33(dd,J1=9.0,J2=4.4Hz
,1H),5.23-5.30(m,1H)。13C NMR(300MHz,CDCl3): δ14.121,22.720,24,8
90,24.917,28.716,28.756,29.110,29.156,29.310,29.397,29.517,29.5
30,29.697,29.731,31.961,34.077,34.211,62.058,62.673,68.802,171,
620,172.956,173.349,177.162。
ii)メチレンビス〔3−(2,3−ジヘキサデカノイルオキシプロポキシカルボ
ニル)プロピオネート〕
1,8−ジアザビシクロ〔5.4.0〕ウンデカ−7−エン(633mg、4.158ミリモル)を
窒素雰囲気下、乾燥塩化メチレンおよびN,N−ジメチルホルムアミド(40ml、1:
1)中における上記(a)からの3−(2,3−ジヘキサデカノイルオキシプロポキ
シカルボニル)プロピオン酸(2.65g、3.96ミリモル)の溶液に加えた。溶液を1
5分間撹拌した後、ジヨードメタン(530mg、1.980ミリモル)を加えた。得られ
た溶液を周囲温度で4日間撹拌し、溶媒を減圧下で蒸発させ、固体残留物を塩化
メチレン(200ml)に再溶解した。溶液を1%塩酸水溶液(1×25ml)およびブラ
イン(3×50ml)で洗浄し、硫酸マグネシ
ウムで乾燥し、濃縮し、そして薄層クロマトグラフィー分析により示されるよう
な2つの生成物および幾らかの残留する出発物質を含む2.80gの黄色がかったろ
う状の固体を得た。粗製混合物をシリカカラムおよび石油エーテル中の酢酸エチ
ルの濃度を段階的に増加する勾配溶離剤を使用する中圧クロマトグラフィーによ
り精製して1.07gの表題化合物を白色の固体として得た。
1H NMR(300MHz,CDCl3): δ 0.88(t,J=7.2Hz,12H),1.26(m,96H),1.61(m
,8H),2.30(dd,J1=7.7,J2=3.2Hz,4H),2.32(dd,J1=7.4,J2=3.7Hz,4H),2
.65-2.69(m,8H),4.14(dd,J1=11.8,J2=3.0Hz,2H),4.17(dd,J1=11.2,J2=2
.95Hz,2H),4.27-4.34(m,4H),5.23-5.29(m,2H),5.77(s,2H)。13C NMR(30
0MHz,CDCl3):δ 14.114,22.714,24.890,24.910,28.556,28.756,29.116
,29.156,29.303,29.317,29.390,29.517,29.530,29.657,29.671,29.691
,29.731,31.954,34.057,34.197,62.018,62.719,68.775,79.444,170.85
8,171.440,172.849,173.209。
g) メチレンビス〔16−(15−(16−ヒドロキシヘキサデカノイルオキシメトキ
シカルボニル)ペンタデシルオキシカルボニルエチレンカルボニルオキシ)ヘキ
サデカノエート〕
i)メチレンビス〔16−(カルボキシエチレンカルボニルオキシ)ヘキサデカ
ノエート〕
メチレンビス(16−ヒドロキシヘキサデカノエート)(5.5g、10ミリモル)、
無水コハク酸(2.2g、22ミリモル)およびN,N−ジメチル−4−アミノピリジン
(2.5g、20ミリモル)をN,N−ジメチルホルムアミド(100ml)に溶解し、撹拌しな
がら16時間50℃に加熱し
た。N,N−ジメチルホルムアミドを真空下で蒸発させ、残留物をクロロホルム/
メタノール(99:1)に溶解し、そして溶解剤を用いて短シリカカラムを通して
濾過した。生成物を石油エーテルで洗浄し、濾過し、真空乾燥した。収量6g(7
8%)。白色の固体。
1H NMR(CDCl3): δ 1.23-1.30(m,42H),1.60-1.64(m,8H),2.32-2.37(t,4H
),2.62-2.69(m,10H),4.06-4.09(t,4H),5.75(s,2H),10-11(m,2H)。
ii)メチレンビス〔16−(15−(16−ヒドロキシヘキサデカノイルオキシメト
キシカルボニル)ペンタデシルオキシカルボニルエチレンカルボニルオキシ)ヘ
キサデカノエート〕
上記(a)からのメチレンビス〔16−(カルボキシエチレンカルボニルオキシ
)ヘキサデカノエート〕(380mg、0.5ミリモル)、メチレンビス〔16−ヒドロキ
シヘキサデカノエート)(600mg、1.1ミリモル)、N−エチル−N′−3−(3
−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩(200mg、1.05ミリモル)お
よびN,N−ジメチル−4−アミノピリジン(50mg)を25mlのN,N−ジメチルホルムア
ミドに溶解し、45℃で16時間撹拌した。N,N−ジメチルホルムアミドを真空下で
蒸発させ、残留物をクロロホルムに溶解し、溶離剤としてジクロロメタン/メタ
ノールを使用するシリカKG60上のカラムクロマトグラフィーにより精製した。収
量100mg(10%)。白色の固体。
1H NMR(CDCl3): δ 1.25(m,132H),1.59-1.65(m,24H),2.32-2.37(t,12H)
,2.61(s,8H),3.63(t,4H),4.05-4.09(t,8H),5.74(s,6H)。
h) 2−ヘキサデシルマロン酸ジヘキサデシルエステル
1,8−ジアザビシクロ〔5.4.0〕ウンデカ−7−エン(1,5-5)(4.567
g、30ミリモル)および1−ヨードヘキサデカン(10.570g、30ミリモル)をN,N
−ジメチルホルムアミド(75ml)中における2−ヘキサデシルマロン酸の溶液に加
えた。室温で22時間撹拌した後、沈殿物を濾過し、N,N−ジメチルホルムアミド
で洗浄した。生成物を溶離剤としてクロロホルム/ヘキサンを使用するシリカゲ
ル上のフラッシュクロマトグラフィーにより精製した。収率52%。
1H NMR(300MHz,CDCl3): δ 0.88(t,9H),1.26(m,80H),1.62(m,4H),1.88
(m,2H),3.31(t,1H),4.15(m,4H)。FAB-MS: 799.7(M+Na)。
i) 2,2−ジヘキサデシルマロン酸ジヘキサデシルエステル
水素化ナトリウム(72mg、3ミリモル)をアルゴン雰囲気下でテトラヒドロフラ
ン(45ml)中における2−ヘキサデシルマロン酸ジヘキサデシルエステル(2.33
g、3ミリモル)の冷却(氷/水)溶液に少しずつ加え、得られた混合物を周囲
温度で30分間撹拌した。溶媒を蒸発させ、固体残留物をN,N−ジメチルホルムア
ミド(45ml)に再溶解した。N,N−ジメチルホルムアミド(20ml)中における1−ヨ
ードヘキサデカン(1.06g、3ミリモル)の溶液を加え、撹拌を室温で24時間続
けた。pHを2N HClで約5に調整した後、水(75ml)を反応混合物に加えた。混
合物をクロロホルム(3×75ml)で抽出し、クロロホルム相を水(3×75ml)で
洗浄した。有機相を硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧下で除去した。残留
物をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル60、クロロホルム/ヘキサン)
により精製した。収率66%。
1H NMR(300MHz,CDCl3): δ 0.88(t,12H),1.26(m,108H),1.60(m,4H),1.
85(m,4H),4.09(t,4H)。FAB-MS: 1024(M+Na)。
j) 3−ヘキサデシルオキシカルボニル−3−ヒドロキシペンタン二酸ジヘキサ
デシルエステル
1,8−ジアザビシクロ〔5.4.0〕ウンデカ−7−エン(1,5-5)(4.567g、30ミリモ
ル)を室温でN,N−ジメチルホルムアミド(50ml)中におけるクエン酸(1.924g、10
ミリモル)の溶液に加えた。1−ヨードヘキサデカン(10.57g、30ミリモル)を
加え、得られた混合物を50℃で21時間撹拌した。沈殿した生成物を濾過し、N,N
−ジメチルホルムアミドで洗浄し、粗生成物を溶離剤としてクロロホルム/ヘキ
サンを使用するシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィーにより精製した。
収率83%。
1H NMR(300MHz,CDCl3): δ 0.88(t,9H),1.26(m,78H),1.60(m,6H),2.84
(q,4H),4.07(t,4H),4.13(s,1H),4.20(t,2H)。FAB-MS: 887.6(M+Na)。
k) メチレンビス−16−〔3−(2,3−ビス−ヘキサデカノイルオキシプロポキ
シカルボニル)プロパノイルオキシ〕ヘキサデカノエート
コハク酸2,3−ビス−ヘキサデカノイルオキシプロピルモノエステル(1.30g、
1.94ミリモル)およびメチレンビス−16−ヒドロキシヘキサデカノエート(515m
g、0.925ミリモル)およびトリフェニルホスフィン(510mg、1.94ミリモル)を窒
素雰囲気下でテトラヒドロフラン(25ml)に溶解した。得られた溶液にジエチル
ジアゾジカルボキシレート(トルエン中の38〜40%溶液として;930μl、1.94ミ
リモル)を加えた。得られた反応混合物を周囲温度で24時間撹拌し、次に濃縮乾
固した。残留する固体をトルエン/塩化メチレン(5:2)に再溶解し、シリカ
ゲルの短カラムの口に装入し、石油
エーテル中の酢酸エチル量を増加(0〜40%)して勾配溶離し、そして溶媒を蒸
発させ1.43gの表題化合物(83%)を白色の固体として得た(融点47℃)。
1H NMR(300MHz,CDCl3): δ 0.88(t,12H),1.26(m,140H),1.62(m,16H),2
.28-2.38(m,12H),2.61-2.65(m,8H),4.08(t,J=7Hz,4H),4.14(dd,J1=12Hz
,J2=6Hz,2H),4.18(dd,J1=12Hz,J2=6Hz,2H),4.29(dd,J1=12Hz,J2=4.5Hz
,2H),4.32(dd,J1=12,J2=4.5Hz,2H),5.23-5.32(m,2H),5.74(s,2H)。13C
NMR(300MHz,CDCl3): δ 14.12,22.71,24.64,24.87,24.90,25.91,28,62
,28.94,29.00,29.04,29.10,29.14,29.25,29.30,29.38,29.48,29.50,
29.52,29.56,29.62,29.64,29.68,29.72,31.95,34.00,34.06,34.20,62
.04,62.58,65.00,68.79,76.63,77.05,77.47,79.05,171.83,172.11,17
2.48,172.87,173.24。
PD-MS: 1881(M-H+23(Na)),1603(M-H+23(Na)-255),906(奇数電子フラグメン
ト H),651(偶数電子フラグメント)。MALDI-MS: 1897(M+39(K)),1881(M+23(Na)
。
1) エチリデンビス(16−アセトキシヘキサデカノエート)
i)エチリデンビス(16−ヒドロキシヘキサデカノエート)
1,8−ジアザビシクロ〔5.4.0〕ウンデカ−7−エン(1,5-5)(2.74g、0.018モル
)をジメチルホルムアミド(150ml)中の16−ヒドロキシヘキサデカン酸(4.90g、
0.018モル)に加えた。5分後、撹拌しながら沃化エチリデン(2.54g、0.009モル)
を加え、混合物を40℃で3日間撹拌し続けた。反応混合物を20℃に冷却し、沈殿
が完了(2時間)した後、沈殿物を濾過により単離した。生成物を活性炭
で処理し、ジクロロメタンから2回再結晶して1.03(20%)の表題化合物を得た
。示差走査熱量計は融解開始温度が88.93℃であることを示した。
1H NMR(200MHz,CDCl3): δ 1.25(s,44H,CH2),1.45(d,3H,CH 3CH),1.56(
m,8H,CH2),2.30(t,4H,CH2CO),3.63(t,4H,2×CH2O),6.86(q,1H,CHCH3
)。13C NMR(50MHz,CDCl3): δ20.86,25.91,26.98,30.22,30.44,30.67,30
.84,34.00,35.30,64.00,89.00,171.77(C=O)。
ii)エチリデンビス−(16−アセトキシヘキサデカノエート)
エチリデンビス−16−ヒドロキシヘキサデカノエート(911mg、1.74ミリモル
)およびN,N−ジメチル−4−アミノピリジン(32mg)をテトラヒドロフラン(2
5ml)に溶解し、次に窒素雰囲気下でシリンジを通してトリエチルアミン(0.6ml
)および無水酢酸(1ml)を連続的に加えた。反応混合物を2時間撹拌した後、塩
化メチレンで希釈し、そして塩酸(1%)、飽和重炭酸ナトリウム水溶液および
水で連続的に洗浄した。有機相を乾燥し、溶媒を蒸発させ、固体残留物を24時間
にわたって真空乾燥して1.07g(94%)の表題化合物を白色の固体として得た(
融点58℃)。
1H NMR(300MHz,CDCl3): δ 1.26(m,44H),1.46(d,J=5.5Hz,3H),1.56-1.6
7(m,8H),2.04(s,6H),2.27-2.33(m,4H),4.05(t,J=6.7Hz,4H),6.86(q,J=
5.5Hz,1H)。13C NMR(300MHz,CDCl3): δ 19.58,21.01,24.68,25.93,28.64
,29.02,29.26,29.28,29.47,29,54,29.59,29.61,29.65,34.13,64.66,
76.62,77.04,77.47,88.31,171.19,171.73。
m) エチリデンビス−(16−ヘキサデカノイルオキシヘキサデカノ
エート)
エチリデンビス−16−ヒドロキシヘキサデカノエート(570m、1ミリモル)を25m
lのジクロロメタンに溶解した。トリエチルアミン(276μl、2ミリモル)を撹拌
しながら加えた。ジクロロメタン(25ml)に溶解した塩化パルミトイル(600μl、
2ミリモル)を撹拌しながら滴加した。反応混合物を一晩撹拌し、溶媒を真空下
で蒸発させた。残留物をジクロロメタンに溶解し、シリカを充填したガラスカラ
ム上のクロマトグラフィーで処理した。生成物をヘキサン/ジクロロメタン(1
:2)で溶離した。収量900mg(85%)。
1H NMR(300MHz,CDCl3):δ 0.91-0.85(6H m),1.37-1.23(91H,m),1.47-1.4
5(3H,d),1.67-1.55(12H,m),2.33-2.26(8H,m),4.08-4.03(4H,t),6.89-6.
84(1H,t)。
n) メチレンビス−(16−アセトキシヘキサデカノエート)
メチレンビス−16−ヒドロキシヘキサデカノエート(2.0g、3.47ミリモル)お
よびN,N−ジメチル−4−アミノピリジン(50mg)をテトラヒドロフラン(25mg)
に溶解し、次に窒素雰囲気下でシリンジを通してトリエチルアミン(1.2ml)お
よび無水酢酸(2ml)を連続的に加えた。反応混合物を2時間撹拌した後、塩化メ
チレンで希釈し、そして塩酸(1%)、飽和重炭酸ナトリウム水溶液および水で
連続的に洗浄した。有機相を乾燥し、溶媒を蒸発させ、固体残留物を24時間にわ
たって真空乾燥して2.06g(90%)の表題化合物を白色の固体として得た。
1H NMR(300MHz,CDCl3): δ 1.26(m,44H),1.56-1.68(m,8H),2.04(s,6H)
,2.35(t,J=7.5Hz,4H),4.05(t,J=6.7Hz,4H),5.74(s,2H)。13C NMR(300MH
z,CDCl3):δ21.00,24.64,25.94,
28.64,29.03,29.24,29.28,29.46,29.54,29.59,29.60,29.65,29.66,34
.00,64.66,76.62,77.04,77.47,79.06,171.18,172.49。
o) メチレンビス−16−〔3−(2,3−ビス−ヘキサデカノイルオキシプロポキ
シカルボニル)プロパノイルオキシ〕ドデカノエート
コハク酸2,3−ビス−ヘキサデカノイルオキシプロピルモノエステル(324mg、
0.485ミリモル)およびメチレンビス−12−ヒドロキシドデカノエート(135mg、
0.304ミリモル)およびトリフェニルホスフィン(127mg、0.485ミリモル)を窒
素雰囲気下でテトラヒドロフラン(5ml)に溶解した。得られた溶液に、ジエチ
ルジアゾジカルボキシレートをトルエン中の38〜40%溶液(233μl、0.485ミリモ
ル)として加えた。得られた反応混合物を周囲温度で24時間撹拌し、次に濃縮乾
固した。残留する固体をメチレン/石油エーテル(4:1)に再溶解し、シリカ
ゲルの短カラムの口に装入し、石油エーテル中の酢酸エチル量を増加(0〜40%
)して勾配溶離し、そして溶媒を蒸発させて283mg(67%)の表題化合物を白色
の固体として得た。
1H NMR(300MHz,CDCl3): δ 0.88(t,12H),1.26(m,124H),1.55-1.67(m,16
H),2.27-2.38(m,12H),2.61-2.65(m,8H),4.08(t,J=7Hz,4H),4.14(dd,J1
=12Hz,J2=6Hz,2H),4.18(dd,J1=12Hz,J2=6Hz,2H),4.29(dd,J1=12Hz,J2=
4.5Hz,2H),4.32(dd,J1=12Hz,J2=4.5Hz,2H),5.23-5.32(m,2H),5.74(s,2
H)。13CNMR(300MHz,CDCl3):δ 14.13,22.71,24.62,24.88,24.90,25.90,
28,60,28.93,29.00,29.03,29.10,29.14,29.23,
29.26,29.30,29.38,29.42,29.51,29.68,29.72,31.95,33.98,34.06,34
.20,62.04,62.57,64.98,68.78,76.63,77.06,77.48,79.06,171.84,172
.11,172.46,172.87,173.24。
p) PEG 10000メチルエーテル16−ヘキサデカノイルヘキサデカノエート
PEG 10000メチルエーテル(7.500g、0.75ミリモル)をトルエン(140ml)に溶
解し、ピリジン(0.107g、1.35ミリモル)を加えた。溶液を60℃に加熱し、トルエ
ン(10ml)に溶解した16−ヘキサデカノイルオキシヘキサデカノイルクロライド
(0.595g、1.12ミリモル)を滴加した。混合物を加熱還流し、3日間還流しなが
ら撹拌した後、混合物を室温まで冷却し、ヘキサン中で沈殿させた。濾過した後
、沈殿物をヘキサンで洗浄し、乾燥した。クロロホルム中の5%メタノールで溶
離するシリカカラム上のフラッシュクロマトグラフィーにより、5.39g(68%)
の表題化合物を得た。
1H NMR(300MHz,CDCl3): δ 0.84(t,CH3),1.21(s(br),CH3),1.55-1.60(m
,CH2),2.20-2.35(m,CH2CO),3.34(s,CH3O),3.61(s,OCH2CH2O),4.01(t,C
OOCH 2CH 2O),4.18(t,COOCH 2CH2O)。13CNMR(75MHz,CDCl2): δ13.94,22.48,2
4.70,24.82,25.73,28.94,29.05,29.14,29.26,29.33,29.39,29.45,31.
71,34.00,58.84,63.14,68.99,69.36,69.86,69.97,70.01,70.36,70.74
,70.82,70.86,71.72,77.10,173.62,173.80。
実施例2 気体充填微小粒子の製造一般手順
トルエン中における壁形成物質の溶液を製造した。こり溶液を界
面活性剤を含有する3倍量の水に加え、高速回転子−固定子ミキサー(8000〜250
00rpm,68〜240秒間)を用いて混合した。得られた乳濁液をメタノール/ドライ
アイス浴を使用して凍結させ、そして凍結乾燥して白色の粉末を得た。
実施例3 音響的特性決定(インビトロ)
実施例2からの凍結乾燥試料を実験室用振盪機で適当な時間振盪することによ
りQ水または0.9%塩化ナトリウム溶液に再び分散させた。光学顕微鏡を使用し
て粒子を目視検査した。
パルス反対法の3.5MHz広帯域変換器、または1.5〜8MHzの範囲をカバーする中
心振動数が3.5および5MHzの2個の変換器を使用して、水性マトリックス中
で異なる濃度の懸濁液の超音波透過率を測定することにより懸濁液の音響効果を
得た。水性溶媒系を対照として使用し、そして開始懸濁液を担体液体で段階的に
希釈することにより測定を行った。信号が0.1db/cm未満の音響減衰量となるま
で測定を行った。
実施例4 音響的特性決定(インビボ)一般手順
実施例2のようにして製造した乾燥微小粒子粉末を実験室用振盪機で12〜16時
間振盪することにより滅菌0.9%(重量/重量)塩化ナトリウム水溶液に再び分
散させた。
分散液をチンチラウサギの耳の静脈に注射し、そして超音波プローブを直接、
動動脈および下の大静脈に配置するドップラー法を使用して、それれらのコント
ラスト効果を測定した。信号の高さ(ドップラー単位)および持続時間(秒)を
記録した。得られた信号の高さは有意であり、分散液についてインビボで強い超
音波コントラスト効果を示した。長期の信号持続時間は良好なインビボの安定性
を確実にした。
【手続補正書】特許法第184条の8
【提出日】1996年2月21日
【補正内容】
請求の範囲
1.非ポリマー性および非重合性の壁形成物質により封入された気体または気体
先駆物質を含有する微小粒子状造影剤。
2.壁形成物質は脂肪酸およびそのエステル、脂肪アルコールおよびそのエステ
ル、脂肪アミンおよびそのアミド、親油性アルデヒドおよびケトン、糖の親油性
誘導体、コール酸およびその誘導体、コレステロールおよびその誘導体、脂肪族
および芳香族炭化水素、疎水性に変性されたX線造影剤、並びに生体適合性の脂
肪可溶性抗酸化剤から選択される請求項1記載の造影剤。
3.壁形成物質は式
(式中、R1およびR2はそれぞれ水素原子または炭素−結合一価有機基であるか
、あるいはR1およびR2は一緒になって炭素−結合二価有機基を形成し、そしてm
およびnはそれぞれ0および1から選択される)のメチレンジエステル単位を1
個以上含有する請求項1記載の造影剤。
4.壁形成物質はR1およびR2が水素原子およびメチル基から選択され、そしてn
およびmが共に0である式(I)のメチレンジエステル単位を1個以上含有する
請求項3記載の造影剤。
5.さらにポリマー性乳化剤を含有する請求項1〜4の何れかの項記載の造影剤
。
6.ポリマー性乳化剤はポリビニルアルコール、タンパク質、多糖、交互に親水
性および疎水性ブロックからなるブロックコポリマー、六価アルコールの部分脂
肪酸エステルのポリオキシエチル化誘導体、ポリビニルピロリドン、ポリオキシ
エチレンアルコールの脂
肪アルコールエーテル、脂肪酸のポリエチレングリコールエステル、ポリエチレ
ングリコール−ソルビタン−蜜ろう界面活性剤、および上記ポリエチレングリコ
ール含有化合物の何れかのペルフルオロ化誘導体から選択される請求項5記載の
造影剤。
7.ポリマー性乳化剤はヒト血清アルブミンである請求項6記載の造影剤。
8.画像診断における請求項1〜7の何れかの項記載の造影剤の使用。
9.超音波画像診断における請求項1〜7の何れかの項記載の造影剤の使用。
10.磁気共鳴画像化における請求項1〜7の何れかの項記載の造影剤の使用。
11.ヒトまたはヒトでない動物の体の強調画像を発生する方法であって、前記体
に請求項1〜7の何れかの項記載の造影剤を投与し、前記体の少なくとも一部の
超音波または磁気共鳴画像を発生することからなる前記方法。
12.(i) 親水性および疎水性相からなり、壁形成物質が分散相中または各相間
の界面で優先的に溶解する乳濁液を生成し、そして
(ii) 前記乳濁液から所望の造影剤を単離することからなる請求項1記載の
造影剤の製造法。
13.少なくとも1種の乳化剤の存在下で行われる請求項12記載の方法。
14.前記乳化剤はポリマー性乳化剤である請求項13記載の方法。
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フロントページの続き
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE,
DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M
C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG
,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN,
TD,TG),AP(KE,MW,SD,SZ,UG),
AM,AT,AU,BB,BG,BR,BY,CA,C
H,CN,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB
,GE,HU,JP,KE,KG,KP,KR,LK,
LR,LT,LU,LV,MD,MG,MN,MW,M
X,NL,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD
,SE,SI,SK,TJ,TT,UA,UG,US,
VN
(72)発明者 クラーヴエネス,ヨー
ノールウエー国エン−1166 オスロ.ミツ
トオーセン5
(72)発明者 ロングヴエー,ポール
ノールウエー国エン−1450 ネソツドタン
ゲン.ホーヴデンスヴエアイ11
(72)発明者 スクートヴエアイト,ローアル
ノールウエー国エン−0191 オスロ.シユ
ヴエアイガー ルツガーテ 48ベー
(72)発明者 ソールベルグ,ヤーン
ノールウエー国エン−1343 エイクスマル
カ.スド−フオツソム43
(72)発明者 アエウクルスト,インゲル・レアイドウ
ン・フイーエル スカール
ノールウエー国エン−3400 リーエル.ス
トツケヴン5