JPH0950896A - 除電装置および除電方法 - Google Patents

除電装置および除電方法

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JPH0950896A
JPH0950896A JP20204295A JP20204295A JPH0950896A JP H0950896 A JPH0950896 A JP H0950896A JP 20204295 A JP20204295 A JP 20204295A JP 20204295 A JP20204295 A JP 20204295A JP H0950896 A JPH0950896 A JP H0950896A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 帯電性搬送物からの除電を確実かつ簡単に行
えるようにする。 【解決手段】 搬送装置Hの吊下具30に吊り下げられ
て搬送される帯電性搬送物40の帯電を除く装置10で
ある。導電取付部12と導電紐状体14と導電接触部1
8とを備える。導電取付部12は、吊下具30の導電性
部分に取り付けられる。導電紐状体14は、一端が導電
取付部12に連結され他端が帯電性搬送物40の側方に
垂れ下がる。導電接触部18は、導電紐状体14の他端
側に配置され帯電性搬送物40の外面に当接する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、除電装置および除
電方法に関し、詳しくは、搬送装置の吊下具に吊り下げ
られて搬送される帯電性搬送物の帯電を除く装置および
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】プラスチック類の粉粒体は帯電し易いも
のが多いとともに滞留した静電気が放電されたたときの
火花で発火したり爆発したりする危険性のある物質もあ
る。プラスチック類に限らず、各種の化学薬品や工業原
材料等でも同様の問題が起こり得る。特に、帯電したま
まの粉体を引火性液体中に投入するのは非常に危険であ
り、引火爆発の事故例も多い。
【0003】粉粒体の取扱いを簡便にするため、粉粒体
をコンテナ袋に収容し、このコンテナ袋をホイストや走
行クレーンのフックに吊り下げて搬送することが行われ
ている。しかし、帯電性粉粒体がコンテナ袋に収容され
ている場合、コンテナ袋内で帯電性粉粒体同士が搬送中
の振動や揺れで摩擦接触を起こすと帯電が発生し易くな
る。しかも、空中に吊り下げて搬送されているコンテナ
袋からは静電気が逃げるところが無いため、大量の静電
気が溜まってしまうことになる。また、コンテナ袋が帯
電すると、コンテナ袋の外面に外界の粉塵や埃などを吸
着してしまい、コンテナ袋が汚れるという問題もある。
【0004】そのため、コンテナ袋を導電繊維や導電性
ゴムなどで作製して導電性を持たせることで帯電が逃げ
易くするとともに、帯電の逃げ道としてコンテナ袋の外
面にアース線を着脱可能に取り付けることが提案されて
いる。搬送装置に吊り下げられた導電性のコンテナ袋に
アース線を取り付ければ、アース線の末端が地上に垂れ
下がるので、帯電性粉粒体に発生した帯電はコンテナ袋
からアース線を介して地上へと放出され、コンテナ袋あ
るいは帯電性粉粒体に帯電が溜まることが防げる。
【0005】また、特公平2−6712号公報では、導
電性のコンテナ袋を吊り下げる吊りベルトを導電性ロー
プで作製しておき、搬送装置の金属性フックに前記導電
性ロープを吊り下げることで、コンテナ袋の帯電を導電
性ロープを経て搬送装置側へと逃がす技術が提案されて
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記したコンテナ袋か
ら地上にアース線を垂らしておく方法では、除電作業の
度に、コンテナ袋にアース線を取り付ける手間がかか
る。コンテナ袋からアース線を垂らしたままで搬送装置
を搬送すると、アース線が周囲の物に引っ掛かったり作
業員に当たったりする問題がある。吊り下げられたコン
テナ袋は回転し易いが、コンテナ袋が回転するとアース
線が絡まったり捩じれたりしてしまう。地上を引きずら
れるアース線は損傷が激しく長期使用が出来ない。アー
ス線が電源線や別の帯電物体などに接触すれば大変に危
険である。アース線を必要に応じて着脱するようにして
おくと、本当に必要なときにアース線を取り付け忘れた
ままになる心配がある。
【0007】前記した導電性ロープでコンテナ袋を吊り
下げる方法では、導電性ロープのコストが高くつく。し
かも、導電性ロープを構成する導電繊維は強度的に十分
ではなく切断しやすいため、一般的には、非導電材質の
ロープの一部に導電繊維を織り込むことが行われてい
る。しかし、この方法では、充分なロープ強度があって
も、内部で導電繊維が断線していることが起こり得る
が、外観を観察したりするだけでは導電繊維が断線して
いるという危険な状態を容易に判別することができな
い。そのため、このような導電性ロープを用いたコンテ
ナ袋は、あまり長期間は継続して使用することができ
ず、定期的にコンテナ袋を全て入れ換える費用と手間が
かかる。
【0008】本発明の目的は、帯電性搬送物からの除電
を確実かつ簡単に行えるようにすることである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る除電装置
は、搬送装置の吊下具に吊り下げられて搬送される帯電
性搬送物の帯電を除く装置である。導電取付部と導電紐
状体と導電接触部とを備える。導電取付部は、吊下具の
導電性部分に取り付けられる。導電紐状体は、一端が導
電取付部に連結され他端が帯電性搬送物の側方に垂れ下
がる。導電接触部は、導電紐状体の他端側に配置され帯
電性搬送物の外面に当接する。
【0010】帯電性搬送物は、帯電性物体が搬送用の容
器に収容された状態のもののほか、容器を用いずに帯電
性物体をそのまま搬送する場合もある。容器そのものが
帯電性物体である場合もある。帯電性物体は、合成樹脂
や無機質材料、天然産物などからなり、帯電し易い材料
あるいは帯電すると問題の起きる材料で構成された物体
である。粉粒体や塊状体さらには種々の形状の成形品や
加工部品などの場合もある。帯電が問題になる粉粒体の
具体例として、PVC(ポリ塩化ビニル),PE(ポリ
エチレン),PP(ポリプロピレン),ナイロン,PS
t(ポリスチレン),ABS等のプラスチック類、パラ
フィン等の炭化水素類、メラミン,ベンゾグアナミン,
カプロラクタム等の有機化合物類、小麦粉,コーンスタ
ーチ,砂糖等の食品材料がある。
【0011】帯電性物体を収容する容器は、収容する物
体の形状や特性に合わせて、合成樹脂、合成もしくは天
然ゴム、金属、繊維その他の材料で作製される。容器
は、剛性容器であってもよいし、複数の部材を組み立て
る組立容器であってもよいし、柔軟なシートからなる袋
状の容器であってもよい。容器の一部が剛性材料、残り
の部分が柔軟材料で構成されていてもよい。袋状の容器
として、従来、粉粒体の搬送に利用されていたコンテナ
袋あるいはフレキシブルコンテナーと呼ばれる容器があ
る。容器の外表面は、全体もしくは導電接触部が接触す
る可能性のある範囲が導電性を有するものであることが
好ましい。
【0012】搬送装置は、各種製品の製造現場や流通現
場で利用されている各種の荷役機械が用いられ、クレー
ンやホイストのように搬送物を吊り下げて搬送する形態
の搬送装置が適用される。搬送する帯電性搬送物の構造
や利用目的に合わせて、吊下具の構造は異なる。例え
ば、ロープや吊下紐を引っ掛ける鉤状のフックが用いら
れる。搬送装置は、吊下具が上下に昇降したり前後左右
に走行したりして、搬送物を搬送する。吊下具がレール
等の軌道に沿って移動するようになっている場合もあ
る。
【0013】吊下具には、少なくとも一部に導電性部分
を備えている必要がある。通常は、搬送装置および吊下
具の全体が金属等の導電性材料で構成されているので、
吊下具の全体が導電性を有する。搬送装置は、安全性の
ためなどを目的として、構造部分が接地されていること
ができる。吊下具の導電性部分は、搬送装置の接地手段
と電気的に接続されているのが好ましい。
【0014】除電装置の導電取付部は、吊下具に取り付
けられた状態で吊下具の導電性部分と電気的に接続され
るようになっている。具体的には、吊下具の導電性部分
に嵌合や係合などの機械的手段で取り付けられるように
なっていればよい。導電取付部は、吊下具に固定的に取
り付けられるものでもよいし、着脱自在に取り付けられ
るものであってもよい。着脱自在な導電取付部として
は、シャックル金具が利用できる。
【0015】導電紐状体は、導電取付部を介して吊下具
に取り付けられたときに、吊下具の下方に延びて帯電性
搬送物の外面に沿って垂れ下がることができる程度の柔
軟性があり、両端に取り付けられる導電取付部と導電接
触部とを電気的に接続できる構造を有していればよい。
例えば、チェーンや可撓金属線材、金属線編込み紐材な
ど、材料自体が導電性を有するものが使用できる。ま
た、機械的な強度を果たす構造部分と導電性すなわち電
気的接続を果たす構造部分とをそれぞれに適した材料で
分割構成しておくこともできる。具体的には、機械的な
強度や耐久性等に優れたチェーンと導電性に優れた銅や
ステンレス鋼などからなる導電線とを組み合わせること
ができる。
【0016】導電紐状体と導電取付部とを同じ部材で兼
用することができる。具体的には、チェーンからなる導
電紐状体を直接に吊下具に取り付けるようにしておけ
ば、このチェーンは導電紐状体と導電取付部とに兼用さ
れる。導電紐状体の長さは、導電紐状体の他端側に取り
付けられる導電接触部が、帯電性搬送物の外面に確実に
当接できるように、帯電性搬送物の寸法に合わせて設定
しておくのが好ましい。導電紐状体を折曲あるいは巻回
可能に構成しておいて、帯電性搬送物の寸法が変われば
導電紐状体の長さも変更できるようにしておくこともで
きる。
【0017】導電接触部は、帯電性搬送物の外面に接触
して帯電性搬送物に溜まった静電気を流すことができれ
ばよい。したがって、帯電性搬送物の外面に接触する導
電接触部の外表面が導電性を有し、導電接触部の導電性
部分が導電紐状体の導電部分へと接続されていればよ
い。導電接触部の材料は、銅や鉄のような導電性を有す
る金属材料のほか、非金属材料の表面あるいは表面の一
部のみに導電材料が配置されたものであってもよい。具
体的には、合成樹脂などの基材の表面に銅などの箔を貼
っておいてもよい。
【0018】導電接触部として導電紐状体が確実に垂れ
下がる程度の重量を有する錘を用いることができる。こ
のような錘は、帯電性搬送物の外面に確実に接触させる
ことができ、帯電性搬送物が揺れたりしても導電接触部
と帯電性搬送物との間の接触不良が生じ難いので好まし
い。導電紐状体が比較的重量を有するものであれば、導
電接触部はそれほど重量のないものであってもよい。ま
た、導電紐状体の下方部分そのものが導電接触部となっ
て帯電性搬送物の外面に接触するようになっていてもよ
い。
【0019】本発明の除電方法は、上記の除電装置が吊
下具に取り付けられた搬送装置を準備する工程と、吊下
具で帯電性搬送物を吊り下げ、除電装置の導電接触部を
帯電性搬送物の外面に当接させる工程とを含む。搬送装
置の吊下具に除電装置が取り付けられた状態で、帯電性
搬送物を吊下具で吊り下げると、吊下具から垂れ下がっ
た導電接触部が帯電性搬送物で押し除けられた形で導電
接触部が帯電性搬送物の外面に接触する。帯電性搬送物
に生じた帯電は、帯電性搬送物の外面に接触する導電接
触部から導電紐状体を経て導電取付部へと流れ、導電取
付部から吊下具へと逃げていき、帯電性搬送物の除電が
果たされる。搬送中の帯電性搬送物が前後左右に揺れた
り傾いたり旋回したりしても、導電接触部は重量の作用
で常に帯電性搬送物の外面に接触する方向に力を受ける
ので、導電性接触部が帯電性搬送物に固定されていなく
ても、帯電性搬送物から導電接触部への導電性は良好で
あり、除電作用を確実に果たせる。
【0020】
【発明の実施の形態】図1および図2に示す除電装置
は、帯電性粉粒体を収容する柔軟なコンテナ袋40の搬
送に利用されるホイスト搬送装置Hに適用される。コン
テナ袋40は、フレキシブルコンテナー等とも呼ばれ、
導電性ゴムや導電性繊維を編み込んだ布材料から袋状に
構成されており、図示を省略しているが、上部および下
部に開閉自在な開口を有し、これら上下の開口を紐など
で開閉自在に締め付けられるようになっている。コンテ
ナ袋40には、プラスチック粉などの帯電性粉粒体が収
容されている。コンテナ袋40の上端近くには、吊り紐
取付部42が設けられている。この吊り紐取付部42に
吊下ロープ44が掛けられ、吊下ロープ44の上端を搬
送装置Hのフック30に吊り下げて持ち上げるようにな
っている。このようなコンテナ袋40の構造は、通常の
帯電性粉粒体収容用のコンテナ袋と共通している。
【0021】搬送装置Hは、モータあるいは手動捲上げ
によって昇降するフック取付部20を有する。図示を省
略しているが、フック取付部20の上方には昇降チェー
ン22を巻き上げるドラムやドラムを横行させる横行機
構を備えている。フック取付部20および昇降チェーン
22は導電性材料からなり、搬送装置Hの構造部分を構
成する梁や柱が接地されているか、搬送装置Hが取り付
けられた工場建屋が接地されていて、フック取付部20
も接地された状態になっている。これらのホイスト搬送
装置Hの基本的な構造は従来の通常のホイスト搬送装置
と共通している。
【0022】フック取付部20の下端にはホイスト搬送
装置に付属する吊下具として第1フック24を有する。
第1フック24には、除電装置を取り付けるための第2
フック30が着脱自在に取り付けられる。第2フック3
0を取り外せば、搬送装置Hは通常のホイスト搬送装置
として各種用途に使用できる。第2フック30は鋼材料
からなり導電性を有する。第2フック30の上端には、
第1フック24に引っ掛けるリング部32を有する。リ
ング部32の下方には比較的大きく太い逆「?」字形の
鉤部34を有する。鉤部34の側方の開口付近には弾力
的に揺動する押え片35を有する。鉤部34に挿入され
たロープ等が抜け出るのを押え片35で防ぐ。ロープ等
を押え片35の外側から鉤部34に押し込んだ場合に
は、押え片35が弾力的に変形するので、ロープ等の挿
入は可能である。第2フック30の外側面には除電装置
を取り付けるためのU字形をなす取付金具36が固定さ
れている。
【0023】除電装置10は、ステンレス鋼製の鎖14
と鎖14の上端に取り付けられたシャックル12と鎖1
4の下端に取り付けられた錘18とを有する。図2に詳
しく説明するように、鎖14に沿って比較的細く柔軟性
のあるステンレス鋼線15が張り付けられている。具体
的には0.5mm径程度のSUS線が用いられる。鋼線1
5は鎖14の各チェーンリング毎に巻き付けられてい
て、鋼線15が鎖14と一体化されるようになってい
る。鋼線15の上端はシャックル12に接続され、鋼線
15の下端は錘18に接続されている。
【0024】シャックル12の構造は、通常の荷役機械
などでチェーンなどの連結に利用されているシャックル
金具と同様である。シャックル12は、第2フック30
の取付金具36に着脱自在に係合される。したがって、
除電装置10を使用しないときには、シャックル12を
取付金具36から外して、除電装置10を第2フック3
0から取り外しておくこともできる。
【0025】錘18は、概略円柱状をなし、下端18a
はテーパー状に細くなっている。錘18の上端には揺動
自在に取り付けられた取付環18bを有し、この取付環
18bが鎖14に連結されている。図1に示すように、
第2フック30に吊り下げられた除電装置10は、錘1
8を含む除電装置10全体の自重で鎖14が下方に垂れ
下がる。第2フック30に吊下ロープ44、44でコン
テナ袋40が吊り下げられていると、コンテナ袋40で
鎖14が側方に押し除けられた形になり、鎖14はコン
テナ袋40の外面に沿って垂れ下がることになる。図2
に示すように、錘18はコンテナ袋40の外面に接触し
た状態になる。
【0026】コンテナ袋40あるいはその内部に収容さ
れた帯電性粉粒体が帯電すると、導電性袋であるコンテ
ナ袋40の外面に接触している除電装置10の錘18へ
と静電気が流れ、錘18から鎖14あるいは鋼線15を
経てシャックル12へと静電気が移動して、シャックル
12から第2フック30を経て搬送装置Hの本体側へと
除電されることになる。その結果、コンテナ袋40に静
電気が滞留するのを防止することができる。
【0027】搬送作業中にコンテナ袋40が揺れたり傾
いたり回転したりしても、錘18は重力の作用で常に真
下方向に垂れ下がろうとするので、コンテナ袋40の外
面に確実に錘18が接触することになる。また、鎖14
が大きく動くと、鎖14を構成するチェーンリング同士
の接触が一時的に途切れる場合があるが、銅線15が錘
18からシャックル12への電気的接続を確実に果して
いるので、除電作用は常に良好に果たされる。
【0028】コンテナ袋40の搬送が終了すれば、吊下
ロープ44を第2フック30から外してコンテナ袋40
を取り外せば、コンテナ袋40と錘18との接触も解除
される。次に別のコンテナ袋40を吊り下げれば、錘1
8は再びコンテナ袋40の外面に接触して除電作用を果
たすことになる。コンテナ袋40として形状や寸法の違
うものを順次吊り下げた場合でも、鎖14に取り付けら
れた錘18は確実にコンテナ袋40の外面に接触して除
電作用を果たす。
【0029】上記実施例では、吊下具として、搬送装置
Hに本来備えられている第1フック24に加えて、除電
装置10の取付金具36を備えた第2フック30を用い
ている。このような構造であれば、第1フック24に直
接に取付金具36を設けた場合、取付金具36を取り付
ける際の熔接作業などで第1フック24の強度が低下す
ることを防ぐのに有効である。また、搬送装置Hに除電
装置10を取り付けない状態で使用する場合には、第2
フック30を取り外しておけば、取付金具36が作業の
邪魔になることが防げる。
【0030】〔その他の実施形態〕 (a) 除電装置10は第2フック30ではなく第1フック
24に取り付けておくこともできる。この場合、第1フ
ック24に取付金具36と同様の取付手段を設けておく
ことができる。また、除電装置10を搬送装置Hのフッ
ク取付部20等に取り付けるようにしておくこともでき
る。
【0031】(b) 除電装置10は、通常は、搬送装置H
のひとつの吊下具にひとつの除電装置10を取り付けて
おけばよいが、複数の除電装置10を取り付けておけ
ば、帯電性搬送物40に対する錘18などの導電接触部
への接触がより確実になる。導電紐状体の長さすなわち
導電接触部18の高さ位置が異なる除電装置10を複
数、搬送装置Hの吊下具に取り付けておくこともでき
る。
【0032】
【発明の効果】本発明に係る除電装置および除電方法に
よれば、導電取付部と導電紐状体と導電接触部とからな
る除電装置を搬送装置の吊下具に取り付けておくだけ
で、吊下具に帯電性搬送物を吊り下げれば自動的に導電
接触部が帯電性搬送物の外面に接触して帯電性搬送物の
除電を簡単かつ確実に果たすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を表し、除電装置とそれを用
いた除電方法を示す正面図
【図2】除電装置の導電接触部を表す拡大側面図
【符号の説明】
10 除電装置 12 シャックル(導電取付部) 14 鎖(導電紐状体) 18 錘(導電接触部) 20 フック取付部 30 第2フック 40 コンテナ袋(帯電性搬送物) 44 吊下ロープ H 搬送装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川村 清 兵庫県姫路市網干区興浜字西沖992番地の 1 株式会社日本触媒内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】搬送装置の吊下具に吊り下げられて搬送さ
    れる帯電性搬送物の帯電を除く装置であって、 前記吊下具の導電性部分に取り付けられる導電取付部
    と、 一端が前記導電取付部に連結され他端が前記帯電性搬送
    物の側方に垂れ下がる導電紐状体と、 前記導電紐状体の他端側に配置され前記帯電性搬送物の
    外面に当接する導電接触部とを備える除電装置。
  2. 【請求項2】前記導電接触部が、少なくとも外表面に導
    電性を有する錘である請求項1に記載の除電装置。
  3. 【請求項3】前記導電紐状体が、前記導電取付部と前記
    導電接触部とを機械的に連結する鎖と、前記鎖に沿って
    配置され前記導電取付部と前記導電接触部とを電気的に
    接続する導電線とを有する請求項1または2に記載の除
    電装置。
  4. 【請求項4】前記帯電性搬送物が、帯電性粉粒体が収容
    されたコンテナ袋である請求項1〜3のいずれかに記載
    の除電装置。
  5. 【請求項5】前記吊下具が接地されている請求項1〜4
    のいずれかに記載の除電装置。
  6. 【請求項6】前記請求項1〜5のいずれかに記載の除電
    装置が前記吊下具に取り付けられた前記搬送装置を準備
    する工程と、 前記吊下具で前記帯電性搬送物を吊り下げ、前記除電装
    置の前記導電接触部を前記帯電性搬送物の外面に当接さ
    せる工程とを含む除電方法。
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KR20210026368A (ko) * 2019-08-30 2021-03-10 주식회사 한화 정전기가 방지되는 천정 기중기 및 이를 이용한 유도탄의 인양 방법

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