JPH0950944A - 有機溶媒系電解液 - Google Patents
有機溶媒系電解液Info
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- JPH0950944A JPH0950944A JP7222534A JP22253495A JPH0950944A JP H0950944 A JPH0950944 A JP H0950944A JP 7222534 A JP7222534 A JP 7222534A JP 22253495 A JP22253495 A JP 22253495A JP H0950944 A JPH0950944 A JP H0950944A
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- electrolytic solution
- lactone
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 耐電圧が高く、電気二重層キャパシター、コ
ンデンサー、二次電池などに用いた場合に、容量の大き
なものを得ることができる電解液を得る。 【解決手段】 炭化水素基置換−δ−ラクトン(例え
ば、δ−デカラクトン、δ−ウンデカラクトン、δ−ド
デカラクトンなど)を含有することを有機溶媒に電解液
溶質(過塩素酸テトラエチルアンモニウム、過塩素酸リ
チウム、四フッ化ホウ酸テトラエチルアンモニウム、六
フッ化ホウ酸テトラエチルアンモニウムなど)を(例え
ば、0.01〜3mol/lの濃度に)溶解して有機溶
媒系電解液を得る。
ンデンサー、二次電池などに用いた場合に、容量の大き
なものを得ることができる電解液を得る。 【解決手段】 炭化水素基置換−δ−ラクトン(例え
ば、δ−デカラクトン、δ−ウンデカラクトン、δ−ド
デカラクトンなど)を含有することを有機溶媒に電解液
溶質(過塩素酸テトラエチルアンモニウム、過塩素酸リ
チウム、四フッ化ホウ酸テトラエチルアンモニウム、六
フッ化ホウ酸テトラエチルアンモニウムなど)を(例え
ば、0.01〜3mol/lの濃度に)溶解して有機溶
媒系電解液を得る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電位窓が広く、比
誘電率の高い有機溶媒系電解液に関する。
誘電率の高い有機溶媒系電解液に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から用いられている電解液には水系
電解液と有機溶媒系電解液の2種類があるが、一般に有
機溶媒系電解液の方が分解電圧が高く、主として有機溶
媒系電解液が用いられている。
電解液と有機溶媒系電解液の2種類があるが、一般に有
機溶媒系電解液の方が分解電圧が高く、主として有機溶
媒系電解液が用いられている。
【0003】有機溶媒系電解液の溶媒としては、プロピ
レンカーボネート、γ−ブチロラクトン、アセトニトリ
ル、ジメチルホルムアミドなどやこれらの混合液が用い
られている。これらは比誘電率が大きく、電位窓が広い
溶媒である。比誘電率が大きい電解液を用いるほど、キ
ャパシター、コンデンサーなどでは容量が大きくなる。
電位窓とは、酸化限界電位と還元限界電位の差であり、
これが広い溶媒を用いた電解液は耐電圧が高い。キャパ
シターではエネルギー密度が耐電圧の二乗に比例するな
ど電解液の特性に電位窓の広さは大きく影響する。
レンカーボネート、γ−ブチロラクトン、アセトニトリ
ル、ジメチルホルムアミドなどやこれらの混合液が用い
られている。これらは比誘電率が大きく、電位窓が広い
溶媒である。比誘電率が大きい電解液を用いるほど、キ
ャパシター、コンデンサーなどでは容量が大きくなる。
電位窓とは、酸化限界電位と還元限界電位の差であり、
これが広い溶媒を用いた電解液は耐電圧が高い。キャパ
シターではエネルギー密度が耐電圧の二乗に比例するな
ど電解液の特性に電位窓の広さは大きく影響する。
【0004】しかし、これらの溶媒でも、実用上の電位
窓が最も広いプロピレンカーボネートでも酸化限界電圧
が約3.4V、還元限界電圧が−2.8Vであり、電位
窓は約6.2Vである。γ−ブチロラクトンは酸化限界
電圧が約4.8V、還元限界電圧が約−2.7Vであ
り、電位窓は約7.5Vであるが、ラクトン環の開環に
起因すると思われる電気特性の影響で、実用上の酸化限
界電圧は約2.0Vであり、実用上の電位窓は約4.7
Vでしかない。
窓が最も広いプロピレンカーボネートでも酸化限界電圧
が約3.4V、還元限界電圧が−2.8Vであり、電位
窓は約6.2Vである。γ−ブチロラクトンは酸化限界
電圧が約4.8V、還元限界電圧が約−2.7Vであ
り、電位窓は約7.5Vであるが、ラクトン環の開環に
起因すると思われる電気特性の影響で、実用上の酸化限
界電圧は約2.0Vであり、実用上の電位窓は約4.7
Vでしかない。
【0005】技術の進歩に伴い、より耐電圧の高い電解
液が求められるようになったため、より電位窓の広い溶
媒を用いた有機溶媒系電解液の開発が求められている。
液が求められるようになったため、より電位窓の広い溶
媒を用いた有機溶媒系電解液の開発が求められている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、より耐
電圧の高い電解液の開発を目的に鋭意努力の結果、電解
液溶媒として使用されていなかった炭化水素基置換−δ
−ラクトンの電位窓が広く、これを含有する電解液が耐
電圧が高いことを見い出し、本発明を完成させるにいた
った。
電圧の高い電解液の開発を目的に鋭意努力の結果、電解
液溶媒として使用されていなかった炭化水素基置換−δ
−ラクトンの電位窓が広く、これを含有する電解液が耐
電圧が高いことを見い出し、本発明を完成させるにいた
った。
【0007】
【課題を解決する手段】かくして本発明によれば、電解
質を有機溶媒に溶解した有機溶媒系電解液であって、有
機溶媒中に炭化水素基置換−δ−ラクトン類を含有する
ことを特徴とする有機溶媒系電解液が提供される。
質を有機溶媒に溶解した有機溶媒系電解液であって、有
機溶媒中に炭化水素基置換−δ−ラクトン類を含有する
ことを特徴とする有機溶媒系電解液が提供される。
【0008】
(炭化水素基置換−δ−ラクトン)本発明に用いる有機
溶媒系電解液は、溶媒中に炭化水素基置換−δ−ラクト
ンを含有するものである。
溶媒系電解液は、溶媒中に炭化水素基置換−δ−ラクト
ンを含有するものである。
【0009】炭化水素基置換−δ−ラクトンは、通称δ
−ラクトン(または、δ−バレロラクトン、テトラヒド
ロ−2H−ピラン−2−オン)の3位、4位、5位、ま
たは6位の炭素に炭化水素置換基を有する化合物であっ
て、炭化水素置換基としては、好ましくは3以上、より
好ましくは5以上、好ましくは7以下の炭素数を有する
ものである。炭化水素基の炭素数が少なすぎると、炭素
数が多いほど電位窓が広くなる傾向がある。一方、炭素
数が多すぎると、比誘電率が低下し、電解液として機能
しにくくなる。
−ラクトン(または、δ−バレロラクトン、テトラヒド
ロ−2H−ピラン−2−オン)の3位、4位、5位、ま
たは6位の炭素に炭化水素置換基を有する化合物であっ
て、炭化水素置換基としては、好ましくは3以上、より
好ましくは5以上、好ましくは7以下の炭素数を有する
ものである。炭化水素基の炭素数が少なすぎると、炭素
数が多いほど電位窓が広くなる傾向がある。一方、炭素
数が多すぎると、比誘電率が低下し、電解液として機能
しにくくなる。
【0010】また、炭化水素基置換−δ−ラクトンとし
ては、製造が容易な点で、3位、4位、または6位の炭
素に置換基を有するものが好ましく、特に6位に置換基
を有するものが好ましい。比誘電率の点で6位の炭素に
置換基を有するアルキル置換−δ−ラクトンが特に好ま
しい。複数種の炭化水素基置換−δ−ラクトンを併用す
る場合は、炭素数3〜7、好ましくは5〜7の置換基を
6位に有するアルキル置換−δ−ラクトンを全炭化水素
基置換−δ−ラクトン中の50重量%以上であることが
好ましく、70重量%以上であることがより好ましく、
90重量%以上であることが特に好ましく、100重量
%以下である。通常は、炭化水素基置換−δ−ラクトン
として6位にアルキル基を有するアルキル置換−δ−ラ
クトンのみを使用する。この場合、アルキル基は直鎖の
もの、分枝を有するもの、環状のもののいずれでもよい
が、直鎖のアルキル基が製造が容易で比誘電率が高い。
具体的には、δ−オクチルラクトン(または6−プロピ
ル−テトラヒドロ−2H−ピラン−2−オン)、δ−ノ
ニルラクトン(または6−ブチル−テトラヒドロ−2H
−ピラン−2−オン)、δ−デカラクトン(または6−
ペンチル−テトラヒドロ−2H−ピラン−2−オン)、
δ−ウンデカラクトン(または6−ヘキシル−テトラヒ
ドロ−2H−ピラン−2−オン)、δ−ドデカラクトン
(または6−ヘプチル−テトラヒドロ−2H−ピラン−
2−オン)などが例示され、特にδ−デカラクトン、δ
−ウンデカラクトン、δ−ドデカラクトンが電位窓の広
さ、比誘電率の高さ、沸点の高さなどの点で好ましく、
通常は、炭化水素基置換−δ−ラクトンとして、これら
を単独、またはこれらの混合液を使用する。
ては、製造が容易な点で、3位、4位、または6位の炭
素に置換基を有するものが好ましく、特に6位に置換基
を有するものが好ましい。比誘電率の点で6位の炭素に
置換基を有するアルキル置換−δ−ラクトンが特に好ま
しい。複数種の炭化水素基置換−δ−ラクトンを併用す
る場合は、炭素数3〜7、好ましくは5〜7の置換基を
6位に有するアルキル置換−δ−ラクトンを全炭化水素
基置換−δ−ラクトン中の50重量%以上であることが
好ましく、70重量%以上であることがより好ましく、
90重量%以上であることが特に好ましく、100重量
%以下である。通常は、炭化水素基置換−δ−ラクトン
として6位にアルキル基を有するアルキル置換−δ−ラ
クトンのみを使用する。この場合、アルキル基は直鎖の
もの、分枝を有するもの、環状のもののいずれでもよい
が、直鎖のアルキル基が製造が容易で比誘電率が高い。
具体的には、δ−オクチルラクトン(または6−プロピ
ル−テトラヒドロ−2H−ピラン−2−オン)、δ−ノ
ニルラクトン(または6−ブチル−テトラヒドロ−2H
−ピラン−2−オン)、δ−デカラクトン(または6−
ペンチル−テトラヒドロ−2H−ピラン−2−オン)、
δ−ウンデカラクトン(または6−ヘキシル−テトラヒ
ドロ−2H−ピラン−2−オン)、δ−ドデカラクトン
(または6−ヘプチル−テトラヒドロ−2H−ピラン−
2−オン)などが例示され、特にδ−デカラクトン、δ
−ウンデカラクトン、δ−ドデカラクトンが電位窓の広
さ、比誘電率の高さ、沸点の高さなどの点で好ましく、
通常は、炭化水素基置換−δ−ラクトンとして、これら
を単独、またはこれらの混合液を使用する。
【0011】(電解液溶媒)本発明の電解液の溶媒中の
炭化水素基置換−δ−ラクトンの量は10重量%以上、
好ましくは30重量%以上、より好ましくは50重量%
以上、特に好ましくは80重量%以上、100重量%以
下である。炭化水素基置換−δ−ラクトンの量が少なす
ぎると、本願発明の効果が十分に発揮されない。炭化水
素基置換−δ−ラクトン以外の溶媒も併用する場合、そ
れらの溶媒は用いる炭化水素基置換−δ−ラクトンと相
溶性を有し、電解液としての機能を阻害するものでなけ
れば、特に限定されない。電解液として好ましく機能す
るように、併用する電解液としては、比誘電率が30以
上のものが好ましく、40以上のものがより好ましい。
このような溶媒としては、例えば、一般に電解液溶媒と
して用いられているエチレンカーボネート、プロピレン
カーボネート、γ−ブチロラクトン、アセトニトリル、
ジメチルホルムアミドなどやこれらの混合液が例示され
る。
炭化水素基置換−δ−ラクトンの量は10重量%以上、
好ましくは30重量%以上、より好ましくは50重量%
以上、特に好ましくは80重量%以上、100重量%以
下である。炭化水素基置換−δ−ラクトンの量が少なす
ぎると、本願発明の効果が十分に発揮されない。炭化水
素基置換−δ−ラクトン以外の溶媒も併用する場合、そ
れらの溶媒は用いる炭化水素基置換−δ−ラクトンと相
溶性を有し、電解液としての機能を阻害するものでなけ
れば、特に限定されない。電解液として好ましく機能す
るように、併用する電解液としては、比誘電率が30以
上のものが好ましく、40以上のものがより好ましい。
このような溶媒としては、例えば、一般に電解液溶媒と
して用いられているエチレンカーボネート、プロピレン
カーボネート、γ−ブチロラクトン、アセトニトリル、
ジメチルホルムアミドなどやこれらの混合液が例示され
る。
【0012】(電解液溶質)有機溶媒系電解液の溶質
は、特に限定されず、通常の有機溶媒系電解液の溶媒と
して使用されるもの、具体的には、アルカリ金属、アル
カリ土類金属、アンモニウム、またはテトラアルキルア
ンモニウムなどの、過塩素酸塩、六フッ化リン酸塩、四
フッ化ホウ酸塩、六フッ化ヒ素酸塩、四塩化アルミン酸
塩、またはトリフルオロアルカンスルホン酸塩などが例
示される。具体的には、過塩素酸テトラエチルアンモニ
ウム、過塩素酸リチウム、四フッ化ホウ酸テトラエチル
アンモニウム、六フッ化ホウ酸テトラエチルアンモニウ
ムなどが例示される。
は、特に限定されず、通常の有機溶媒系電解液の溶媒と
して使用されるもの、具体的には、アルカリ金属、アル
カリ土類金属、アンモニウム、またはテトラアルキルア
ンモニウムなどの、過塩素酸塩、六フッ化リン酸塩、四
フッ化ホウ酸塩、六フッ化ヒ素酸塩、四塩化アルミン酸
塩、またはトリフルオロアルカンスルホン酸塩などが例
示される。具体的には、過塩素酸テトラエチルアンモニ
ウム、過塩素酸リチウム、四フッ化ホウ酸テトラエチル
アンモニウム、六フッ化ホウ酸テトラエチルアンモニウ
ムなどが例示される。
【0013】(有機溶媒系電解液)本発明の有機溶媒系
電解液の溶質濃度は、好ましくは0.01mol/l以
上、より好ましくは0.05mol/l以上、好ましく
は3mol/l以下、より好ましくは1.5mol/l
以下である。溶質濃度が低すぎると電荷を移動させるイ
オン量が少ないために電解液としての機能が不十分にな
る。溶質濃度が高すぎると電解液の粘度が高くなるため
イオンが移動しにくくなり、やはり、電解液としての機
能が不十分になる。
電解液の溶質濃度は、好ましくは0.01mol/l以
上、より好ましくは0.05mol/l以上、好ましく
は3mol/l以下、より好ましくは1.5mol/l
以下である。溶質濃度が低すぎると電荷を移動させるイ
オン量が少ないために電解液としての機能が不十分にな
る。溶質濃度が高すぎると電解液の粘度が高くなるため
イオンが移動しにくくなり、やはり、電解液としての機
能が不十分になる。
【0014】本発明の有機溶媒系電解液は、耐電圧が高
くなる。例えば、本発明の有機溶媒系電解液を用いた電
気二重層キャパシターでは、電解液の耐電圧が高いほ
ど、エネルギー密度を高くすることができる。
くなる。例えば、本発明の有機溶媒系電解液を用いた電
気二重層キャパシターでは、電解液の耐電圧が高いほ
ど、エネルギー密度を高くすることができる。
【0015】(用途)本発明の有機溶媒系電解液は、リ
チウムイオン二次電池などの各種電池、電気二重層キャ
パシター、コンデンサーなどの電解液として有用であ
る。
チウムイオン二次電池などの各種電池、電気二重層キャ
パシター、コンデンサーなどの電解液として有用であ
る。
【0016】(態様)本発明の態様としては、(1)
電解質を有機溶媒に溶解した有機溶媒系電解液であっ
て、有機溶媒中に炭化水素基置換−δ−ラクトンを含有
することを特徴とする有機溶媒系電解液、(2) 溶媒
中の炭化水素基置換−δ−ラクトンの量が10〜100
重量%である(1)記載の有機溶媒系電解液、(3)
炭化水素基置換−δ−ラクトンの置換基の炭素数が2〜
7である(1)〜(2)記載の有機溶媒系電解液、
(4) 炭化水素基置換−δ−ラクトンの置換基の炭素
数が5〜7である(1)〜(3)記載の有機溶媒系電解
液、(5) 溶媒中に炭化水素基置換−δ−ラクトンと
して、δ−デカラクトン、δ−ウンデカラクトン、及び
δ−ドデカラクトンから選ばれた単独、またはこれらか
ら選ばれた2種以上のものの混合物のみを含有する
(1)〜(4)記載の有機溶媒系電解液、(6) 溶質
がアルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニウム、ま
たはテトラアルキルアンモニウムの、過塩素酸塩、六フ
ッ化リン酸塩、四フッ化ホウ酸塩、六フッ化ヒ素酸塩、
四塩化アルミン酸塩、またはトリフルオロアルカンスル
ホン酸塩である(1)〜(5)記載の有機溶媒系電解
液、(7) 溶質が過塩素酸テトラエチルアンモニウ
ム、過塩素酸リチウム、四フッ化ホウ酸テトラエチルア
ンモニウム、または六フッ化ホウ酸テトラエチルアンモ
ニウムである(1)〜(6)記載の有機溶媒系電解液、
(8) 溶質濃度が0.01〜3mol/lである
(1)〜(7)記載の有機溶媒系電解液、(9)
(1)〜(8)記載の電解液を用いた電気二重層キャパ
シター、(10) (1)〜(8)記載の電解液を用い
たコンデンサー、(11) (1)〜(8)記載の電解
液を用いた二次電池、(12) リチウムイオン二次電
池である(11)記載の二次電池、などが例示される。
電解質を有機溶媒に溶解した有機溶媒系電解液であっ
て、有機溶媒中に炭化水素基置換−δ−ラクトンを含有
することを特徴とする有機溶媒系電解液、(2) 溶媒
中の炭化水素基置換−δ−ラクトンの量が10〜100
重量%である(1)記載の有機溶媒系電解液、(3)
炭化水素基置換−δ−ラクトンの置換基の炭素数が2〜
7である(1)〜(2)記載の有機溶媒系電解液、
(4) 炭化水素基置換−δ−ラクトンの置換基の炭素
数が5〜7である(1)〜(3)記載の有機溶媒系電解
液、(5) 溶媒中に炭化水素基置換−δ−ラクトンと
して、δ−デカラクトン、δ−ウンデカラクトン、及び
δ−ドデカラクトンから選ばれた単独、またはこれらか
ら選ばれた2種以上のものの混合物のみを含有する
(1)〜(4)記載の有機溶媒系電解液、(6) 溶質
がアルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニウム、ま
たはテトラアルキルアンモニウムの、過塩素酸塩、六フ
ッ化リン酸塩、四フッ化ホウ酸塩、六フッ化ヒ素酸塩、
四塩化アルミン酸塩、またはトリフルオロアルカンスル
ホン酸塩である(1)〜(5)記載の有機溶媒系電解
液、(7) 溶質が過塩素酸テトラエチルアンモニウ
ム、過塩素酸リチウム、四フッ化ホウ酸テトラエチルア
ンモニウム、または六フッ化ホウ酸テトラエチルアンモ
ニウムである(1)〜(6)記載の有機溶媒系電解液、
(8) 溶質濃度が0.01〜3mol/lである
(1)〜(7)記載の有機溶媒系電解液、(9)
(1)〜(8)記載の電解液を用いた電気二重層キャパ
シター、(10) (1)〜(8)記載の電解液を用い
たコンデンサー、(11) (1)〜(8)記載の電解
液を用いた二次電池、(12) リチウムイオン二次電
池である(11)記載の二次電池、などが例示される。
【0017】
【実施例】以下に参考例、実施例、比較例を挙げて本発
明を具体的に説明する。
明を具体的に説明する。
【0018】実施例1 過塩素酸リチウムをδ−デカラクトンに濃度0.1mo
l/lになるように溶解して、本発明の電解液を調整し
た。
l/lになるように溶解して、本発明の電解液を調整し
た。
【0019】この電解液を用い、参照電極として銀・塩
化銀電極、対極として白金電極、作用極としてグラファ
イト電極を用いて、窒素パージしたグローブ内、27℃
で、電圧を0.5V/分で変化させて、電流量を測定
し、電流量の変化から測定したδ−デカラクトンの酸化
限界電圧、還元限界電圧を測定し、電位窓を求めた。結
果を表1に示す。
化銀電極、対極として白金電極、作用極としてグラファ
イト電極を用いて、窒素パージしたグローブ内、27℃
で、電圧を0.5V/分で変化させて、電流量を測定
し、電流量の変化から測定したδ−デカラクトンの酸化
限界電圧、還元限界電圧を測定し、電位窓を求めた。結
果を表1に示す。
【0020】また、プレシジョンLCRメーター(ヒュ
ーレットパッカード社製、HP−4284A型)、液体
測定用電極(安藤電気株式会社製、LE−22型クロム
メッキ品)を用い、主電極として50mmφ相当のガー
ド電極付きのものを用い、対向電極との間隔を1.00
mm、測定周波数1kHz、測定電圧1.001V、室
温21〜23℃、湿度55〜65%RHで測定したδ−
デカラクトンの比誘電率を測定した。結果を表1に示
す。
ーレットパッカード社製、HP−4284A型)、液体
測定用電極(安藤電気株式会社製、LE−22型クロム
メッキ品)を用い、主電極として50mmφ相当のガー
ド電極付きのものを用い、対向電極との間隔を1.00
mm、測定周波数1kHz、測定電圧1.001V、室
温21〜23℃、湿度55〜65%RHで測定したδ−
デカラクトンの比誘電率を測定した。結果を表1に示
す。
【0021】実施例2 δ−デカラクトンの代わりにδ−ウンデカラクトンを用
いる以外は実施例1と同様に測定した。δ−ウンデカラ
クトンの酸化限界電圧、還元限界電圧、電位窓、比誘電
率を表1に示す。
いる以外は実施例1と同様に測定した。δ−ウンデカラ
クトンの酸化限界電圧、還元限界電圧、電位窓、比誘電
率を表1に示す。
【0022】実施例3 δ−デカラクトンの代わりにδ−ドデカラクトンを用い
る以外は実施例1と同様に測定した。δ−ドデカラクト
ンの酸化限界電圧、還元限界電圧、電位窓、比誘電率を
表1に示す。
る以外は実施例1と同様に測定した。δ−ドデカラクト
ンの酸化限界電圧、還元限界電圧、電位窓、比誘電率を
表1に示す。
【0023】比較例1 δ−デカラクトンの代わりにプロピレンカーボネートを
用いる以外は実施例1と同様に測定した。プロピレンカ
ーボネートの酸化限界電圧、還元限界電圧、電位窓、比
誘電率を表1に示す。
用いる以外は実施例1と同様に測定した。プロピレンカ
ーボネートの酸化限界電圧、還元限界電圧、電位窓、比
誘電率を表1に示す。
【0024】比較例2 δ−デカラクトンの代わりにγ−ブチロラクトンを用い
る以外は実施例1と同様に測定した。なお、γ−ブチロ
ラクトンの酸化限界電圧は約4.8Vであったが、ラク
トン環の開環に起因すると思われる電気特性の影響で、
実用上の酸化限界電圧は約2.0Vであった。γ−ブチ
ロラクトンの実用上の酸化限界電圧、還元限界電圧、電
位窓、比誘電率を表1に示す。表1中の括弧内の数値
は、定義上の値である。
る以外は実施例1と同様に測定した。なお、γ−ブチロ
ラクトンの酸化限界電圧は約4.8Vであったが、ラク
トン環の開環に起因すると思われる電気特性の影響で、
実用上の酸化限界電圧は約2.0Vであった。γ−ブチ
ロラクトンの実用上の酸化限界電圧、還元限界電圧、電
位窓、比誘電率を表1に示す。表1中の括弧内の数値
は、定義上の値である。
【0025】比較例3 δ−デカラクトンの代わりにδ−ラクトン(δ−バレロ
ラクトン)を用いる以外は実施例1と同様に測定した。
δ−ラクトンの酸化限界電圧、還元限界電圧、電位窓、
比誘電率を表1に示す。
ラクトン)を用いる以外は実施例1と同様に測定した。
δ−ラクトンの酸化限界電圧、還元限界電圧、電位窓、
比誘電率を表1に示す。
【0026】
【表1】
【0027】
【発明の効果】本発明の電解液は、溶媒の電位窓が広い
ため、耐電圧が高く、電気二重層キャパシター、コンデ
ンサー、二次電池などに用いた場合に、容量の大きなも
のが得られる。
ため、耐電圧が高く、電気二重層キャパシター、コンデ
ンサー、二次電池などに用いた場合に、容量の大きなも
のが得られる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07D 309/30 C07D 307/32 E
Claims (1)
- 【請求項1】 電解質を有機溶媒に溶解した有機溶媒系
電解液であって、有機溶媒中に炭化水素基置換−δ−ラ
クトンを含有することを特徴とする有機溶媒系電解液。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7222534A JPH0950944A (ja) | 1995-08-08 | 1995-08-08 | 有機溶媒系電解液 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7222534A JPH0950944A (ja) | 1995-08-08 | 1995-08-08 | 有機溶媒系電解液 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0950944A true JPH0950944A (ja) | 1997-02-18 |
Family
ID=16783949
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7222534A Pending JPH0950944A (ja) | 1995-08-08 | 1995-08-08 | 有機溶媒系電解液 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0950944A (ja) |
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-
1995
- 1995-08-08 JP JP7222534A patent/JPH0950944A/ja active Pending
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