JPH09509493A - 溶解試験装置 - Google Patents

溶解試験装置

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JPH09509493A JP7522341A JP52234195A JPH09509493A JP H09509493 A JPH09509493 A JP H09509493A JP 7522341 A JP7522341 A JP 7522341A JP 52234195 A JP52234195 A JP 52234195A JP H09509493 A JPH09509493 A JP H09509493A
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Abstract

(57)【要約】 溶解試験装置(100)は、反射性の表面を有する複数の試験容器(102)内の試験溶液を攪拌するための複数の攪拌素子(104)を有する。試験溶液の温度は温度制御システムによって個々に制御される。温度制御システムは、制御装置(112)と、各試験容器(102)毎に対応する試験溶液を加熱するための加熱素子(302)と、各試験容器(102)毎に対応する試験溶液の温度を測定するための温度センサ(606)とを含んでいる。加熱素子(302)は試験容器(102)の周囲を取り巻いており、スプリングにより装着されたヒータジャケット(304)によって適所に保持されている。各攪拌素子(104)は中空のシャフト(602)と、取外し可能な攪拌アタッチメント(例えば、羽根(604)あるいはかご(702))と、中空シャフト(602)内に設けられた温度センサ(606)と、温度センサ(606)からの信号を制御装置(112)に伝送するための信号伝送装置(608)とを有している。試験容器(102)は、開口(1302)と対応する整列固定装置(1304)とを有する保持板(118)によって支持され且つ攪拌素子(104)に関して整列されている。

Description

【発明の詳細な説明】 溶解試験装置 発明の背景 発明の分野 本発明は溶解試験の分野に関するものであり、さらに詳しく云えば固形、半固 形あるいは経皮吸収(transdermal)剤形の薬剤の溶解試験を行う装 置に関する。 関連技術の説明 溶解試験およびこのような試験を行う装置は従来から知られている。米国特許 第4,279,860号(スモーレン(Smolen)氏)、および米国特許第 4,335,438号(スモーレン(Smolen)氏)の各明細書には溶解試 験の技術について記載されている。一般に溶解試験は溶液中の物質の溶解速度を 決定するために使用される。例えば、この溶解試験は人体内での消化をシミュレ ートするために特定の試験溶液中で剤形の薬剤の溶解速度を決定するために使用 される。このような溶解試験装置についての必要な要件はアメリカ薬局方(US P)、XXII版、711節、溶解(dissolution)、(1990) で規定されている。 従来の溶解試験装置は溶液が収容される1あるいはそれ以上の容器を具備して いる。溶解試験装置の従来の構成は、各試験容器毎に一端に円筒状のかご(ba sket)を具えた金属製シャフトからなるかご形攪拌素子を有している。溶解 すべき投薬量の薬剤(dosage)を上記かごに入れたのち、攪拌素子を容器 の中心近くの試験溶液中に降下させ、指定された期間中所定の速度で回転させる (通常、毎分当たりの回転数(RPM)で測定される)。試験溶液のサンプルを 周期的に容器から取出し、投薬量の薬剤の溶解度を時間の関数として測定する。 他の構成をもった従来の溶解試験装置では、端部に金属製の羽根(blade )をもった金属製シャフトからなるパドル(paddle)形の攪拌素子を有し ている。この形式の装置を使って溶解試験を行う場合は、攪拌素子を容器の底部 に投薬量の薬剤を含む試験溶液中で回転させる。 従来のいずれの構成においても、試験容器を水槽中に配置して試験溶液の温度 を必要なレベル(例えば37℃)に維持する。通常、水槽の温度は、この水槽と 外部のポンプ/ヒーターとの間で水を連続的に循環させる上記外部ポンプ/ヒー ターによって制御される。1つの試験容器内の試験溶液の温度は、この試験溶液 に温度計を挿入して直接測定してもよいし、水槽自体内あるいは水のポンプ/ヒ ーター内のいずれかで水槽の温度を測定することによって間接的に測定してもよ い。実際の溶解試験処理中は試験溶液の温度を直接測定することはできない。従 って、試験処理中は間接温度測定のみが可能である。 従来の溶解試験装置には幾つかの問題がある。上記のように、従来の装置は試 験処理中は試験溶液の温度の直接測定を行うことができない。また、溶解試験装 置のすべての試験容器は同じ水槽内に配置されるから、特定の試験処理用のすべ ての溶液の温度は同じである。さらに、水槽には漏水、蒸発、藻の成長等に関す る問題もある。そのため、水槽を定期的に空にして清掃し、再び水で満たさなけ ればならない。その上、従来の水槽溶解試験装置を使用して試験溶液を加熱する のに要する時間は一般に30分乃至45分と長い。 従来の装置に付帯する問題を解消または低減した改良された溶解試験装置を必 要とする。 従って、本発明の目的は従来技術の不都合な点あるいは欠点を解消し、溶解試 験用の改良された装置を提供することにある。 本発明の他の目的は1あるいはそれ以上の試験容器中の試験溶液の温度を制御 するために水槽に頼らない溶解試験装置を提供することにある。 本発明のさらに他の目的は実際の溶解試験処理中に試験溶液の温度を直接測定 すると共にUSP溶解試験規格にも適合する溶解試験装置を提供することにある 。 本発明のさらに他の目的は試験溶液を溶解試験に必要なレベルにまで加熱する のに要する時間を短縮することができる溶解試験装置を提供することにある。 本発明の他の目的、利点は以下の本発明の好ましい実施例に関する詳細な説明 によって明らかになる。 本発明の概要 本発明は、試験容器内の試験溶液中の物質の溶解試験用装置に関するものであ る。好ましい実施例によれば、本発明の装置は、(a)試験溶液を攪拌するため の攪拌素子と、(b)試験溶液を加熱するために試験容器の周囲を取り囲んで配 置された加熱素子と、(c)試験溶液の温度を制御するために加熱素子を制御す るための制御装置と、を含んでいる。 本発明の他の好ましい実施例によれば、この装置は試験溶液を攪拌する攪拌素 子を含み、この攪拌素子は(1)中空の攪拌構体と、(2)中空の攪拌構体内に 配置されていて試験溶液の温度を表わす信号を発生する温度センサと、を具備し ている。 本発明のさらに他の好ましい実施例によれば、この装置は(a)反射性の表面 を有する試験容器内に試験溶液と物質とを収容する上記試験容器と、(b)試験 溶液を攪拌するための攪拌素子と、を具備している。 本発明のさらに他の好ましい実施例によれば、この装置は試験溶液を攪拌する ための攪拌素子を含み、この攪拌素子は(1)シャフトと、(2)このシャフト に回転可能に結合されるように適合された攪拌素子アタッチメントと、を具備し ている。 本発明のさらに他の好ましい実施例によれば、この装置は(a)試験溶液を攪 拌するための攪拌素子と、(b)試験容器を受入れ、支持するための少なくとも 1個の開口を有する保持板と、を具備している。保持板は試験容器を攪拌素子に 関して整列させるための複数の整列固定装置を含んでいる。 本発明は、また、複数の試験容器内にある複数の試験溶液中の複数の物質の溶 解試験用の装置でもある。各試験容器に対して、この発明の装置は、好ましくは 試験溶液を攪拌するための攪拌素子と、試験溶液を加熱するために試験容器の周 囲に配置された加熱素子と、試験容器の周囲の適所に加熱素子を保持するために 該加熱素子を囲むヒータージャケットと、制御装置と、を具備している。各攪拌 素子は(1)中空シャフトと、(2)該中空シャフトに回転可能に結合されるよ うに適合された攪拌はアタッチメントであって、羽根形アタッチメントとかご形 アタッチメントの一方である攪拌素子アタッチメントと、(3)上記中空シャフ ト内に配置されていて、該中空シャフトが試験溶液内に挿入されたとき試験溶液 の温度を表わす信号を発生する温度センサーと、(4)攪拌素子が試験溶液を攪 拌している間、上記温度センサーからの信号を伝送する信号伝送装置と、からな る。制御装置は各加熱素子を制御して、各温度センサーからの信号に従って各試 験溶液の温度を制御する。ヒータージャケットおよび加熱素子は、攪拌素子が試 験容器中に挿入されたとき試験容器の前面を通して攪拌素子を観察できるように 構成されている。ヒータージャケットおよび加熱素子は、また加熱素子の外面と ヒータージャケットの内面との間に間隙が形成されるように構成されている。加 熱素子は異なる定格電力をもった2つの加熱領域をもっている。 本発明はまた試験溶液内の物質の溶解試験を行うための装置と共に使用するた めの試験容器に関し、この試験容器は反射性の表面を含んでいる。 図面の簡単な説明 本発明の他の目的、特徴、利点については次の好ましい実施例の詳細な説明、 請求の範囲、添付の図面によってさらに明確にする。 図1は本発明の好ましい実施例による溶解試験装置の斜視図である。 図2は図1の装置の試験容器の正面図である。 図3はヒーター構体が設けられた図1の装置の試験容器の正面図である。 図4は試験容器上に加熱素子を保持するためのヒータージャケットの他の好ま しい構成を具えた試験容器の正面図である。 図5は加熱素子が試験容器の周囲に巻き付けられる前の図3および図4の試験 容器の加熱素子の平面図である。 図6は図1の装置のパドル形攪拌素子の一部を切り取って示した分解組立て正 面図である。 図7は図1の装置のかご形攪拌素子の一部を切り取って示した分解組立て正面 図である。 図8および図9は、それぞれ溶解試験用の試験容器内に配置された図6および 図7の組み込まれたパドル形攪拌素子およびかご形攪拌素子を示す図である。 図10はパドル形攪拌素子が設けられた図1の装置を使用した代表的な溶解試 験用の処理の流れを示す図である。 図11はかご形攪拌素子が設けられた図1の装置を使用した代表的な溶解試験 用の処理の流れを示す図である。 図12は図1の装置の制御装置の回路ブロック図である。 図13は図1の試験容器保持板の平面図である。 好ましい実施例の説明 本発明は複数の試験容器と複数の攪拌素子とを具えた溶解試験装置に関するも のである。溶解試験のために試験容器内に収容された溶液の温度は温度制御シス テムにより個々に制御される。温度制御システムは制御装置と、試験溶液を加熱 するための各試験容器用の加熱素子と、試験溶液の温度を測定するための各試験 容器用の温度センサーとを含んでいる。好ましい実施例では、加熱素子は試験容 器の周囲を取り巻いて配置されており、温度センサーは攪拌素子の中空のシャフ ト内に配置されている。さらに、試験容器は好ましくは反射性の表面を有してお り、攪拌素子は羽根形アタッチメントとかご形アタッチメントのような交換可能 なアタッチメントを有している。 図1を参照すると、これには本発明の好ましい実施例による溶解試験装置10 0が示されており、該溶解試験装置100は6個の試験容器102と6個の対応 する攪拌素子104とを有している。7番目の試験容器106を溶解試験中非攪 拌制御容器として使用することもできる。装置100は、7番目の試験容器10 6に対応する7番目の攪拌素子を具えた装置100を構成するために随意に使用 できるポート108を有している。容器102、106は試験容器保持板118 内の適所に保持されている。図1に示すように、攪拌素子104はパドル形攪拌 素子として構成されている。 溶解試験装置100は、また、溶解試験の開始時に試験容器102内に攪拌素 子104を低下させ、溶解試験中上記攪拌素子をそれらの各シャフトの軸を中心 として回転させ、また溶解試験の終了時に攪拌素子104を試験容器102から 引き上げる駆動装置110を有している。このような駆動装置は溶解試験の分野 では公知である。 装置100の動作は制御装置112によって制御される。LCD表示装置11 4は好ましくは、それぞれが各試験容器102に対応する7個の情報表示領域を 有し、これらは試験容器のそのときの温度、あるいは試験容器を加熱するために 使用されるそのときの電力をワットで表示するために使用される。LED表示装 置116は、次に示す(1)試験容器の平均温度、(2)そのときの攪拌速度( RPM)、(3)溶解試験の経過時間、(4)次の溶解サンプリング時間に関す る情報を同時に表示させるために使用される4個の情報表示領域をもっているこ とが望ましい。 図2には本発明の好ましい実施例による試験容器102の正面図が示されてい る。試験容器102は、50ミリリットルから4リットルの範囲で容量を変える ことができる。好ましい寸法は適当なUSP規格によって指示されている。 試験容器102は円筒状部分202と、半球形部分204と、フランジ206 とを有している。フランジ206の直径(OD)は円筒状部分202のODより 大であることが望ましい。半球形部分204は、試験容器102から熱が流れる のを防止する反射性表面をもった試験容器102を形成するために、これに限定 されるものではないが鏡面コーティングのような反射性コーティングを有してい ることが望ましい。当業者には明らかなように、このような反射性表面を設ける 目的は、試験容器からの熱損失を低減して試験溶液のウオームアップ特性ならび に温度特性を改善することにより、試験溶液を所定の温度にするのに要する時間 を短縮することにある。 図3を参照すると、これにはヒーター構体が設けられた図1の装置100の試 験容器102の正面図が示されている。本願発明によれば、試験容器102には スプリングで装着されたステンレススチール製のヒータージャケット304によ って適所に保持された加熱素子302で覆われている。加熱素子302とヒータ ージャケット304の構成は、試験期間中試験用試料と攪拌素子104とを観察 することができるようにポートすなわち開口306が設けられていることが望ま しい。ヒータージャケット304は加熱素子302を覆っているので、図3で見 えている加熱素子302の部分のみが試験容器102の背後を取り巻いており、 開口306を通して見ることができる部分である。別の好ましい実施例では、ヒ ータージャケットは試験容器102の底を覆っており、ヒータージャケットの底 部の内面は反射性になっている。 ヒータージャケット304は加熱素子302の外面とヒータージャケット30 4の内面との間に間隙が形成されるように設計されている。この間隙を設けるこ とによりより正確に温度を制御することができる。加熱素子302は図1の制御 装置112によって配線308を経て給電され且つ制御される。 図4を参照すると、これには試験容器102上に加熱素子302を保持するた めに使用されるヒータージャケット402の他の好ましい構成をもった試験容器 102が示されている。ヒータージャケット402は加熱素子302の外縁上に 境界部を形成するスプリングにより装着されたステンレススチール製の開口フレ ームである。この実施例では、加熱素子302の外側表面の殆どが覆われていな くて大気に露出しており、正確な温度制御が可能である。 図5を参照すると、これには本発明の好ましい実施例による加熱素子が試験容 器を覆って装着される前の図3および図4の加熱素子302の平面図が示されて いる。加熱素子302はエッチングされた箔(foil)状のシリコーン(si licone)ゴムバンドヒーターのような可撓性の抵抗加熱素子である。加熱 素子302はシリコーンの面とガラス繊維の支持面とを有している。加熱素子3 02を試験容器102の周囲に容易に装着できるように、摩擦の大きいシリコー ン面ではなく摩擦の小さいガラス繊維面が試験容器に対面している。 図5に示すように、加熱素子302は100ワット領域502と200ワット 領域504とからなる異なる定格電力の2つの加熱領域をもっている。この加熱 素子302を試験容器102を取り巻くように装着すると、図5に示したように 100ワット領域502は試験容器102の頂部に近くなり、200ワット領域 504は試験容器102の底部に近くなる。加熱領域502および504は図1 の制御装置112によって配線308を介して給電される。 加熱領域502および504を異なる電圧、例えば115ボルトあるいは23 0ボルトで給電するように構成することもできる。制御装置112は加熱素子3 02を0乃至300ワットの種々の電力レベルで給電できるものであることが望 ましい。さらに200ワット領域504は熱暴走シナリオを防止するために例え ば華氏約180°(摂氏約82°)の指定の温度限界で遮断(トリップ)する温 度ヒューズ506をもっている。 加熱素子302の他の好ましい実施例では、制御装置は領域502には0乃至 約100ワット、領域504には0乃至200ワットの可変電力レベルで上記の 各領域を個々に給電できるものであることが望ましい。当業者には明らかなよう に、このような実施例では、例えば1リットルの試験容器102に500ミリリ ットルの試験溶液が収容されている場合は、試験溶液の温度を制御するために1 00ワットの領域502に給電する必要はない。 加熱素子302の別の実施例も本発明の範囲内にあることは当業者には明らか である。例えば、加熱素子をシリコーンの代わりにデラウエア州 ウイルミント ンにあるイー・アイ デュポン ド ヌムール(E.I. DuPont de Nemours)製のカプトン(商品名:Kapton)のような別の材料で 構成してもよい。さらに、加熱領域502および504はそれぞれ100ワット 、200ワット以外の定格電力をもつものでもよい。一般に、加熱素子302は 試験容器102中の試験溶液を加熱する任意の装置でよく、例えば加熱素子30 2は抵抗ヒーターのような埋込みヒーターを有する例えばアルミニュームブロッ クのような金属ブロックからなるものでよい。特に加熱素子302は、液槽内に 試験容器を浸すことによって試験容器内の試験溶液を加熱する水槽(あるいは他 の液槽)ではない。加熱素子302の目的は溶解試験装置で水槽を不要にするこ とにある。 図6を参照すると、これには図1の装置100のパドル形攪拌素子104の一 部を切り取った分解組立て図が示されている。パドル形攪拌素子104は中空の シャフト602、羽根604、温度センサ606および信号伝送装置608から なる。シャフト602と羽根604は、これらが漏れ防止シールを形成してに取 外し可能に結合されるように適当にネジが切られている。好ましい実施例ではO リングシール(図示せず)が使用されるが、他の形式のシールも選択的に使用す ることができる。温度センサ606は中空シャフト602の底部近くに配置され ており、シャフト602の内面と物理的、熱的に接触していることが望ましい。 温度センサ606への給電、温度センサ606からの信号はケーブル610に沿 って伝送される。ケーブル610は信号伝送装置608に電気的に結合されてお り、該信号伝送装置608はケーブル610とケーブル612との間で電力と信 号の伝送を行う。ケーブル612については、攪拌素子104がシャフトの軸6 14を中心として回転するとき、信号転送装置608が電力と信号を伝送するこ とは当業者には明らかである。ケーブル612は図3の試験容器102の加熱素 子302へ供給される電力を制御する同じ制御装置112に接続されている。 図7を参照すると、これには本発明の好ましい実施例によるかご形攪拌素子7 00の一部を切り取った分解組立て図が示されている。当業者には明らかなよう に、溶解試験は図6のパドル形攪拌素子104の代わりにかご形攪拌素子700 を使用して行われる。かご形攪拌素子700は、図6の羽根604がかご702 に置換されていることを除けばパドル形攪拌素子104と同一であることが望ま しい。かご702は羽根604と同様に中空シャフト602に取外し可能に結合 されるようにネジで結合される。その結果、羽根604とかご702は共通のシ ャフト602に交換可能なアタッチメントとなっている。 図1の装置100の各攪拌素子104は、羽根あるいはかごの適当なアタッチ メントを取付けることにより、パドル形攪拌素子あるいはかご形攪拌素子のいず れかとして溶解試験を行うように個々に構成することができる。図8および図9 は溶解試験を行うためにそれぞれの試験容器内に配置された組み立てられたパド ル形攪拌素子およびかご形攪拌素子を示す。 図2の試験容器102、図6のシャフト602および羽根604、図7のかご 702の各寸法、形状、材質は適当なUSP規格に適合するように選択されるこ とが望ましい。同様に、これらの各素子の他の好ましい実施例もUSP規格によ って許容されるものである。 温度センサ606は温度を表わす信号を発生する適当ないずれの装置でもよく 、好ましくは抵抗性温度検出器(RTD)である。他の好ましい実施例では温度 センサ606は熱電対あるいはサーミスタ装置のような他の装置でもよいことは 云うまでもない。 信号伝送装置608は、例えばカリフォルニア州 カールスバードにあるマー コタック インコーポレーテッド(Mercotac Inc.)から発売され ている水銀回転電気接続器、あるいはニュージャージー州 ベイオウンにあるエ アーフライト エレクトロニックス カンパニー(Airflyte Elec tronics Company)から発売されているスリップリング構体のよ うな回転装置へあるいは回転装置から電気エネルギを転送する適当な任意の装置 が使用される。 本発明の攪拌素子の他の好ましい実施例では、各攪拌素子は内側に静止プロー ブを有する中空シャフトからなっている。この他の実施例では、試験溶液を攪拌 するためにシャフトが回転するときプローブは回転しない。この他の実施例には スリップリング構体のようなエネルギ伝送装置を必要としないことは当業者には 明らかである。このため、この実施例によればコストやスリップリング構体の潜 在的寿命に関連するすべての可能性のある欠点を除くことができる。 図13を参照すると、これには本発明の好ましい実施例による図1の装置10 0の試験容器保持板118の平面図が示されている。保持板118には各試験容 器毎に1個づつ合計7個の開口1302が形成されている。各開口1302には 、好ましくは約120°の間隔で開口の周辺に3個の整列用固定装置1304が 設けられている。各整列用固定装置1304は開口あるいは開口のすぐ上の領域 に向かって伸びる2個の整列用アーム1306を具備している。整列用アーム1 306はPVCプラスチックのような半剛性の材料で作られている。 保持板118は、(1)試験容器の重量支持、(2)攪拌素子104の下に試 験容器を整列させる、の少なくとも2つの機能を有するものである。試験容器の フランジ206は整列用固定装置1304の頂部に載置され、それによって試験 容器の重量を支持している。開口1302の3個の整列用固定装置1304の6 個の中心合わせアームのすべてが試験容器の筒状部分202の外径(OD)と接 触していることが望ましい。中心合わせアーム1306は共同して試験容器に対 してこれを開口内の中心に向かわせる圧力を及ぼす。このようにして試験容器は 対応する攪拌素子104に関して整列される。当業者には明らかなように、3個 の整列用固定装置は試験容器に対称なスプリング力を与え、溶解試験中この試験 容器を整列させ、これを適所に保持することができる。 図10を参照すると、これにはパドル形の攪拌素子104が設けられた図1の 装置100を使用した代表的な溶解試験を行なう処理流れ図が示されている。パ ドル形攪拌素子104を引き上げ(すなわち試験容器102内に挿入せず)、試 験容器102を適当な試験溶液で満たす(図10のブロック1002)。次いで パドル形の攪拌素子104を試験容器102内に降下させ、回転させて試験溶液 を攪拌する(ブロック1004)。パドル形攪拌素子104を回転させつゝ図3 の加熱素子302を使用して試験溶液を指定された温度に加熱する(ブロック1 006)。装置100の制御装置112は、各試験容器102内の試験溶液の温 度を他の試験溶液の温度には無関係に制御できることが望ましい。 試験溶液が所定の温度に達した後、パドル形攪拌素子104の回転を一時的に 停止させて(ブロック1008)、試験容器102の底に所定量の薬剤(dos ages)を置く(ブロック1010)。次いでパドル形攪拌素子104を指定 された期間中指定された回転速度で回転を再開させ(ブロック1012)、実際 の溶解試験を開始する。 溶解試験処理を通じて試験溶液のサンプルを周期的に取り出して投薬量の薬剤 (dosages)の溶解度を決定するために分析する(ブロック1014)。 このようなサンプリングはスポイトあるいはピペットによって手動で、あるいは 当技術分野で周知の補助自動サンプリング装置によって行うことができることは 当業者には明らかである。 図11を参照すると、これにはかご形攪拌素子700が設けられた図1の装置 100を使用して代表的な溶解試験を行なう処理流れ図が示されている。かご形 溶解試験はパドル形攪拌素子104で構成された攪拌素子と共に開始される。パ ドル形攪拌素子104を引き上げ(すなわち試験容器102内に挿入せず)、試 験容器102を適当な試験溶液で満たす(図11のブロック1102)。次いで パドル形の攪拌素子104を試験容器102内に降下させ、回転させて試験溶液 を攪拌する(ブロック1104)。パドル形攪拌素子104を回転させつゝ図3 の加熱素子302を使用して試験溶液を指定された温度に加熱する(ブロック1 106)。 試験溶液が所定の温度に達した後、パドル形攪拌素子104の回転を一時的に 停止させて、これを試験溶液から引き上げる(ブロック1108)。次にパドル 形アタッチメントを適当な投薬量の薬剤(dosages)を収容したかご形ア タッチメントと取り替える(1110)。次いでかご形攪拌素子700を試験容 器102内に降下させて、指定された期間中、指定された回転速度で回転させ( ブロック1112)、実際の溶解試験を開始する。 パドル形溶解試験の場合と同様に、かご形溶解試験処理期間中に試験溶液のサ ンプルを周期的に取り出して投薬量の薬剤(dosages)の溶解度を決定す るために分析する(ブロック1114)。 図10および図11の双方の溶解試験処理を通じて、制御装置112は各試験 溶液の温度を温度センサからの温度測定値を使用し且つ加熱素子302に給電し て個々に制御する。装置100による溶解試験は、パドル形攪拌素子として構成 された幾つかの攪拌素子とかご形攪拌素子として構成された他の攪拌素子とを使 用して行うことができる。装置100の好ましい他の実施例では、制御装置11 2は各攪拌素子の回転速度、回転期間を個々に制御することができる。 装置100の制御装置112は試験容器102内のすべての溶液の温度を同時 に制御する。制御装置は、各試験容器についての試験溶液を所望の温度に上げ、 この温度に維持するために加熱素子302へ供給される電力を制御するための帰 還信号として、温度センサ606からの信号を使用した閉ループ比例積分および 微分(proportional integral derivative( PID))制御アルゴリズムを具えたマイクロプロセッサによる制御装置である ことが望ましい。 次に図12を参照すると、これには本発明の好ましい実施例による図1の装置 100の制御装置112の回路ブロック図が示されている。制御装置112はシ ステム制御装置1202、モータ制御装置1204、センサ制御装置1206、 およびヒーター制御装置1208を有している。モータ制御制御装置1204は 、攪拌素子104を引き上げ、降下させ、回転させるサーボモータ1210の動 作を制御する。 センサ制御装置1206は、シャフトに取付けられたRTD温度センサ606 から信号伝送装置608およびRTD信号アナログインタフェース1212を経 て送られてきた信号を受信して処理する。センサ制御装置1206は、また、液 晶表示(LCD)装置1214上の試験溶液の温度表示を制御する。LCD装置 1214は加熱素子302へ供給される電力レベルを表示させるためにも使用さ れる。表示装置はLCD表示装置が好ましいが、これに代えて例えばLED表示 装置のような他の形式の表示装置を使用することもできる。 ヒータ制御装置1208は加熱素子302の加熱領域に分配される電力を制御 する。ヒータ制御装置1208はインタフェース1216を経てシステム制御装 置1202とインターフェースしている。 システム制御装置1202はモータ制御装置1204、センサ制御装置120 6およびヒータ制御装置1208の動作をモニタして制御する。システム制御装 置1202は、また、単一のプリンタ上にすべての試験容器に対する溶解試験結 果(例えば温度プロフィール)をプリントする能力を備えている。 制御装置112には(図12のデータキー1218のような)使用者がアクセ スすることができ、非揮発性の取外し可能なメモリ装置が設けられている。シス テムの構成、(例えば、温度、攪拌素子の速度、サンプリングの間隔、無数のR PM、薬剤の名称)等の試験計画(セットアップ)に関するパラメータは使用者 による取外し可能なメモリに入力してもよいし、あるいは予め構成された取外し 可能なメモリを使用者に提供してもよい。このメモリ装置は、試験計画が適切で ないために生じる可能性がある試験結果の誤差を除き、一貫した試験を行なう一 助となる。 制御装置112は、装置中に熱暴走を生じさせるような問題が発生した場合に 、加熱素子302を自動的にターンオフするヒータの安全処理を行うことができ る。ヒータ制御装置1208はシステム制御装置1202からの周期的信号を受 信するように構成されている。この信号は各加熱素子302用のオン/オフ制御 情報を含んでいる。この周期的信号がヒータ制御装置1208に到達するのを阻 止するハードウエア上の問題が生じた場合、あるいはシステム制御装置1202 の正常な動作が停止した場合は、すべての加熱素子302は自動的にーンオフす る。 制御装置112はヒータの焼き切れ、センサの開路を検出することができる。 制御装置112は各加熱素子302および温度センサ606の状態を連続的にモ ニタする。問題が生じたときは熱暴走状態が発生するのを防止するための適切な 処置がとられる。各試験容器毎に温度の変化率が検出され、加熱素子302が対 応する容器102を所望の温度に加熱することができないときは、適切な処置が とられる。制御装置112は温度センサ606の状態をモニタし、センサ606 が短絡あるいは開路すると、適切な処置がとられる。 本発明の装置100が従来の溶解試験装置に比して優れていることは当業者に は明らかである。第1の利点は、水槽ならびにそれに付帯する水ポンプ/ヒータ 構成が不要になることである。このことにより水漏れ、蒸発、藻類の発生、水抜 き、清掃、水槽へ再度水を満たすこと等に関連する問題を解消することができる 。さらに、水槽を有する従来の溶解試験装置に比して本発明の装置100により 試験溶液を指定された温度に加熱するのに要する時間は著しく短縮された。さら に、従来の中実のステンレススチール製のシャフトの代わりに中空のステンレス スチール製のシャフト602を使用したことにより、溶解試験の開始時に冷たい シャフトを温かい試験溶液に挿入したことによる熱損失が減少するという結果が 得られた。 本発明の装置100の他の利点は、中空の攪拌素子内の温度センサは試験処理 を中断することなく試験処理中に試験溶液の温度を直接測定する能力を有してい るという点である。 本発明の装置100のさらに他の利点は、先に述べたように、1回の試験処理 期間中に各試験溶液の温度を個々にモニタして制御することができる、という点 である。さらに、本発明の装置100は、幾つかの試験容器ではパドル形攪拌素 子を使用して溶解試験を行い、他の試験容器ではかご形攪拌素子で溶解試験を行 うように構成することができる、という点である。 本発明の溶解試験装置は薬剤以外の物質の溶解試験を行うためにも使用するこ とができることは当業者には云うまでもないことである。 さらに、当業者には明らかなように、本発明の特徴を説明するために上に述ベ また図示した構成の細部、材料、各部品の配列については次の請求の範囲に記載 された本発明の原理、本発明の概念の範囲内で種々変更できることは云うまでも ない。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1996年2月23日 【補正内容】 を必要なレベル(例えば37℃)に維持する。通常、水槽の温度は、この水槽と 外部のポンプ/ヒーターとの間で水を連続的に循環させる上記外部ポンプ/ヒー ターによって制御される。1つの試験容器内の試験溶液の温度は、この試験溶液 に温度計を挿入して直接測定してもよいし、水槽自体内あるいは水のポンプ/ヒ ーター内のいずれかで水槽の温度を測定することによって間接的に測定してもよ い。実際の溶解試験処理中は試験溶液の温度を直接測定することはできない。従 って、試験処理中は間接温度測定のみが可能である。 従来の溶解試験装置には幾つかの問題がある。上記のように、従来の装置は試 験処理中は試験溶液の温度の直接測定を行うことができない。また、溶解試験装 置のすべての試験容器は同じ水槽内に配置されるから、特定の試験処理用のすべ ての溶液の温度は同じである。さらに、水槽には漏・水、蒸発、藻の成長等に関 する問題もある。そのため、水槽を定期的に空にして清掃し、再び水で満たさな ければならない。その上、従来の水槽溶解試験装置を使用して試験溶液を加熱す るのに要する時間は一般に30分乃至45分と長い。 文献EP−A−0,278,374には経口投与用の薬剤製品の溶解度を調査 するための装置が開示されている。この装置は各々がプローブを受入れる複数の 試験容器と攪拌素子とを含んでおり、すべての試験容器は同じ温度を有している 。温度は共通の水槽によって必要なレベルに制御される。 米国特許第4,754,675号記載の発明は、特に単一の加熱されたプロー ブチャンバからなる薬剤サンプル用の分解試験装置に関するものである。チャン バは、その壁に配列された加熱手段によって加熱される。 加熱素子と温度調節素子の双方を受入れる中空のシャフトを具えたミキサは米 国特許第3,109,913号から公知である。 本発明の目的は、従来の装置に付帯する問題を解消または低減した改良された 溶解試験装置を提供することにある。 この目的は請求の範囲1の特徴からなる同時溶解試験用装置によって解決され る。本発明の有利な実施例は請求の範囲の各従属項で特定されている。 従って、本発明の特定の目的は従来技術の不都合な点あるいは欠点を解消し、 溶解試験用の改良された装置を提供することにある。 本発明の他の特定の目的は1あるいはそれ以上の試験容器中の試験溶液の温度 を制御するために水槽に頼らない溶解試験装置を提供することにある。 本発明のさらに他の特定の目的は実際の溶解試験処理中に試験溶液の温度を直 接測定すると共にUSP溶解試験規格にも適合する溶解試験装置を提供すること にある。 本発明のさらに他の特定の目的は試験溶液を溶解試験に必要なレベルにまで加 熱するのに要する時間を短縮することができる溶解試験装置を提供することにあ る。 本発明の他の目的、利点は以下の本発明の好ましい実施例に関する詳細な説明 によって明らかになる。 本発明の概要 本発明は、試験容器内の試験溶液中の物質の溶解試験用装置に関するものであ る。好ましい実施例によれば、本発明の装置は、(a)試験溶液を攪拌するため の攪拌素子と、(b)試験溶液を加熱するために試験容器の周囲を取り囲んで配 置された加熱素子と、(c)試験溶液の温度を制御するために加熱素子を制御す るための制御装置と、を含んでいる。 本発明の他の好ましい実施例によれば、この装置は試験溶液を攪拌する攪拌素 子素子を含み、この攪拌素子は(1)中空の攪拌構体と、(2)中空の攪拌構体 内に配置されていて試験溶液の温度を表わす信号を発生する温度センサと、を具 備している。 本発明のさらに他の好ましい実施例によれば、この装置は(a)反射性の表面 を有する試験容器内に試験溶液と物質とを収容する上記試験容器と、(b)試験 溶液を攪拌するための攪拌素子と、を具備している。 本発明のさらに他の好ましい実施例によれば、この装置は試験溶液を攪拌する ための攪拌素子を含み、この攪拌素子は(1)シャフトと、(2)このシャフト に回転可能に結合されるように適合された攪拌素子アタッチメントと、を具備し ている。 本発明のさらに他の好ましい実施例によれば、この装置は(a)試験溶液を攪 拌するための攪拌素子と、(b)試験容器を受入れ、支持するための少なくとも 1個の開口を有する保持板と、を具備している。保持板は試験容器を攪拌素子に 関して整列させるための複数の整列固定装置を含んでいる。 本発明は、また、複数の試験容器内にある複数の試験溶液中の複数の物質の溶 解試験用の装置でもある。各試験容器に対して、この発明の装置は、好ましくは 試験溶液を攪拌するための攪拌素子と、試験溶液を加熱するために試験容器の周 囲に配置された加熱素子と、試験容器の周囲の適所に加熱素子を保持するために 該加熱素子を囲むヒータージャケットと、制御装置と、を具備している。各攪拌 素子は(1)中空シャフトと、(2)該中空シャフトに回転可能に結合されるよ うに適合された攪拌アタッチメントであって、羽根形アタッチメントとかご形ア タッチメントの一方である攪拌素子アタッチメントと、(3)上記中空シャフト 内に配置されていて、該中空シャフトが試験溶液内に挿入されたとき試験溶液の 温度を表わす信号を発生する温度センサーと、(4)攪拌素子が試験溶液を攪拌 している間、上記温度センサーからの信号を伝送する信号伝送装置と、からなる 。制御装置は各加熱素子を制御して、各温度センサーからの信号に従って各試験 溶液の温度を制御する。ヒータージャケットおよび加熱素子は、攪拌素子が試験 容器注に挿入されたとき試験容器の前面を通して攪拌素子を観察できるように構 成されている。ヒータージャケットおよび加熱素子は、また加熱素子の外面とヒ ータージャケットの内面との間に間隙が形成されるように構成されている。加熱 素子は異なる定格電力をもった2つの加熱領域をもっている。 本発明は、試験溶液内の物質の溶解試験を行うための装置と共に使用するため の好ましい試験容器を使用し、この試験容器は反射性の表面を含んでいる。 図面の簡単な説明 本発明の他の目的、特徴、利点については次の好ましい実施例の詳細な説明、 請求の範囲、添付の図面によってさらに明確にする。 図1は本発明の好ましい実施例による溶解試験装置の斜視図である。 図2は図1の装置の試験容器の正面図である。 図3はヒーター構体が設けられた図1の装置の試験容器の正面図である。 図4は試験容器上に加熱素子を保持するためのヒータージャケットの他の好ま しい構成を具えた試験容器の正面図である。 図5は加熱素子が試験容器の周囲に巻き付けられる前の図3および図4の試験 容器の加熱素子の平面図である。 図6は図1の装置のパドル形攪拌素子の一部を切り取って示した分解組立て正 面図である。 図7は図1の装置のかご形攪拌素子の一部を切り取って示した分解組立て正面 図である。 図8および図9は、それぞれ溶解試験用の試験容器内に配置された図6および 図7の組み込まれたパドル形攪拌素子およびかご形攪拌素子を示す図である。 図10はパドル形攪拌素子が設けられた図1の装置を使用した代表的な溶解試 験用の処理の流れを示す図である。 図11はかご形攪拌素子が設けられた図1の装置を使用した代表的な溶解試験 用の処理の流れを示す図である。 請求の範囲 1.(a)各試験容器毎に各試験容器(102)内に収容された試験溶液を攪 拌するための中空のシャフト(602)を有し、 特徴として (b)各試験容器毎に該容器に収容された試験溶液を加熱するために上記各試 験容器(102)の外側を取り囲んで加熱素子(302)が配置されており、 (c)すべての加熱素子(302)を制御するための制御装置(112)がす べての試験溶液の温度を制御するように適合されており、各攪拌素子(104) は中空のシャフト(602)が容器に収容された試験溶液中に挿入されたとき、 上記収容された試験溶液の温度を表わす信号を発生するために上記中空のシャフ ト(602)内に配置された対応する温度センサ(606)を含んでおり、上記 制御装置(112)は、他の試験容器内の他の攪拌素子(104)の温度センサ (606)からの信号の影響を受けることなく対応する温度センサ(606)か らの信号に従って各加熱素子(302)を制御するものである、 複数の試験容器(102)内の複数の試験溶液中の複数の物質の同時溶解試験を 行うための装置。 2.試験容器(102)は、さらに、反射性表面を有する請求の範囲1記載の 装置。 3.攪拌素子は、さらに、該攪拌素子(104)が容器に収容された試験溶液 を攪拌している間、対応する温度センサ(606)からの信号を制御装置(11 2)に伝送する信号伝送装置(608)を有する請求の範囲1記載の装置。 4.各攪拌素子は、シャフト(602)に取外し可能に結合されるように適合 された攪拌素子アタッチメントを含む請求の範囲1記載の装置。 5.攪拌素子アタッチメントは羽根形アタッチメント(604)とかご形アタ ッチメント(702)の一方である、請求の範囲4記載の装置。 6.さらに、(d)各試験容器(102)毎に試験容器の周囲の適所に加熱素 子を保持するために該加熱素子(302)を取り囲むヒータジャケット(402 )を有する請求の範囲1記載の装置。 7.ヒータジャケット(402)と加熱素子(302)は、攪拌素子(104 )を試験容器に挿入したとき試験容器(102)の前面を通して攪拌素子(10 4)を見ることができるように構成されている、請求の範囲6記載の装置。 8.ヒータジャケット(402)と加熱素子(302)は、この加熱素子(3 02)の外面とヒータジャケット(402)の内面との間に間隙(306)が形 成されるように構成されている、請求の範囲6記載の装置。 9.各加熱素子は、(1)第1の定格電力を有する第1の加熱領域(502) と、(2)第1の定格電力と異なる第2の定格電力を有する第2の加熱領域(5 04)と、を含む請求の範囲1記載の装置。 10.さらに、保持板(118)は各容器(102)を受入れ、支持するため の少なくとも1個の開口(1302)を有し、保持板(118)は攪拌素子(1 04)に関して試験容器(102)を整列させるための複数の整列用固定装置( 1304)を含む請求の範囲1記載の装置。 11.各整列用固定装置は、試験容器(104)に圧縮力を与えるように適合 されている2個の半剛性の整列用アーム(1306)を含む請求の範囲10記載 の装置。 12.保持板は各開口毎に3個の整列用固定装置(1304)を有する請求の 範囲10記載の装置。 13.各加熱素子(302)は可撓性の加熱装置からなる、請求の範囲1記載 の装置。 14.各攪拌素子は、さらに、(3)中空のシャフトに取外し可能に結合され るように適合された攪拌アタッチメントと、(4)攪拌素子(104)が試験溶 液を攪拌している間、温度センサ(606)からの信号を伝送する信号伝送装置 (608)と、を含む請求の範囲1記載の装置。 15.さらに、試験容器の周囲の適所に加熱素子(302)を保持するために 該加熱素子を取り囲むヒータジャケット(402)を有する請求の範囲14記載 の装置。 16.攪拌素子アタッチメントは羽根形アタッチメント(604)とかご形ア タッチメント(702)の一方であり、 ヒータジャケット(402)と加熱素子(302)は、攪拌素子(104)を 試験容器(102)に挿入したとき試験容器(102)の前面を通して攪拌素子 (104)を見ることができるように構成されており、 ヒータジャケット(402)と加熱素子(302)は、この加熱素子(302 )の外面とヒータジャケット(402)の内面との間に間隙(306)が形成さ れるように構成されており、 加熱素子は、(1)第1の定格電力を有する第1の加熱領域(502)と、( 2)第1の定格電力と異なる第2の定格電力を有する第2の加熱領域と、 を含む請求の範囲14記載の装置。 17.さらに、保持板(118)は各容器(102)を受入れ、支持するため の少なくとも1個の開口(1302)を有し、保持板(118)は攪拌素子に関 して試験容器を整列させるための複数の整列用固定装置を有し、 各整列用固定装置は、試験容器に圧縮力を与えるように適合されている2個の 半剛性の整列用アーム(1306)を含み、 保持板は各開口毎に3個の整列用固定装置(1304)を有する、 請求の範囲16記載の装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ガツトウイリング, アラン アメリカ合衆国 インデイアナ州 47006 ベーツビル コロンバス・アベニユ 940 【要約の続き】 8)によって支持され且つ攪拌素子(104)に関して 整列されている。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.(a)試験溶液を攪拌する攪拌素子と、 (b)上記試験溶液を加熱するために試験容器の周囲を取り巻いて配置された 加熱素子と、 (c)試験溶液の温度を制御するために加熱素子を制御する制御装置と、 からなる上記試験容器内の試験溶液中の物質の溶解試験を行なう装置。 2.試験容器は反射性の表面を有する、請求の範囲1記載の装置。 3.攪拌素子は、(1)中空のシャフトと、(2)該中空のシャフト内に配置 されていて、該中空のシャフトが試験溶液内に挿入されると該試験溶液の温度を 表わす信号を発生する温度センサと、を含み、 制御装置が上記温度センサからの信号に従って加熱素子を制御する請求の範囲 1記載の装置。 4.攪拌素子はさらに、(3)該攪拌素子が試験溶液を攪拌している間、温度 センサからの信号を制御装置に伝送する信号伝送装置を有する、請求の範囲3記 載の装置。 5.攪拌素子は、(1)シャフトと、(2)該シャフトに取外し可能に結合さ れた攪拌素子アタッチメントと、を含む請求の範囲1記載の装置。 6.攪拌素子アタッチメントは羽根形アタッチメントとかご形アタッチメント の一方である、請求の範囲5記載の装置。 7.さらに、(d)試験容器の周囲の適所に加熱素子を保持するために該加熱 素子を取り囲むヒータジャケットを有する請求の範囲1記載の装置。 8.ヒータジャケットおよび加熱素子は、攪拌素子を試験容器内に挿入したと き、試験容器の前面を通して上記攪拌素子を見ることができるように構成されて いる、請求の範囲7記載の装置。 9.ヒータジャケットと加熱素子は、この加熱素子の外面とヒータジャケット の内面との間に間隙が形成されるように構成されている、請求の範囲7記載の装 置。 10.加熱素子は、(1)第1の定格電力を有する第1の加熱領域と、(2) 第1の定格電力と異なる第2の定格電力を有する第2の加熱領域と、を含む請求 の範囲1記載の装置。 11.(a)試験溶液を攪拌するための攪拌素子を有し、 攪拌素子は(1)中空の攪拌組立て構体と、(2)試験溶液の温度を表わす信 号を発生するために上記中空攪拌組立て構体内に配置された温度センサと、を含 む試験容器内の試験溶液中の物質の溶解試験装置。 12.さらに、試験容器は反射性の表面を有する、請求の範囲11記載の装置 。 13.攪拌素子は、さらに、(3)攪拌素子が試験溶液を攪拌している間、温 度センサからの信号を伝送する信号伝送装置を有する、請求の範囲11記載の装 置。 14.中空の攪拌組立て構体は、(1)中空のシャフトと、(2)該シャフト に取外し可能に結合されるように適合された攪拌素子アタッチメントと、を含む 請求の範囲11記載の装置。 15.攪拌素子アタッチメントは羽根形アタッチメントとかご形アタッチメン トの一方である、請求の範囲14記載の装置。 16.さらに、(b)試験溶液を加熱するために試験容器の外側の周囲に配置 された加熱素子と、 (c)温度センサからの信号に従って試験溶液の温度を制御するために加熱素 子を制御する制御装置と、を含む請求の範囲11記載の装置。 17.さらに、(d)試験容器の周囲の適所に加熱素子を保持するために該加 熱素子を取り囲むヒータジャケットを有する、請求の範囲16記載の装置。 18.ヒータジャケットと加熱素子は、攪拌素子を試験容器内に挿入したとき 試験容器の前面を通して上記攪拌素子を見ることができるように構成されている 、請求の範囲17記載の装置。 19.ヒータジャケットと加熱素子は、この加熱素子の外面とヒータジャケッ トの内面との間に間隙が形成されるように構成されている、請求の範囲17記載 の装置。 20.加熱素子は、(1)第1の定格電力を有する第1の加熱領域と、(2) 第1の定格電力と異なる第2の定格電力を有する第2の加熱領域と、 を含む請求の範囲16記載の装置。 21.(a)試験溶液と物質とを収容する試験容器であって、反射性表面を有 する上記試験容器と、 (b)試験溶液を攪拌する攪拌素子と、 を含む試験溶液中の物質の溶解試験を行なう装置。 22.攪拌素子は、(1)中空のシャフトと、(2)試験溶液の温度を表わす 信号を発生するために上記中空のシャフト内に配置された温度センサと、 を含む請求の範囲21記載の装置。 23.攪拌素子は、さらに、(3)攪拌素子が試験溶液を攪拌している間、温 度センサからの信号を伝送する信号伝送装置を有する、請求の範囲22記載の装 置。 24.攪拌素子は、(1)シャフトと、(2)該シャフトに取外し可能に結合 されるように適合された攪拌素子アタッチメントと、 を含む請求の範囲21記載の装置。 25.攪拌素子アタッチメントは羽根形アタッチメントとかご形アタッチメン トの一方である、請求の範囲24記載の装置。 26.さらに、(c)試験溶液を加熱するために試験容器の外側の周囲に配置 された加熱素子と、 (d)試験溶液の温度を制御するために加熱素子を制御する制御装置と、 を含む請求の範囲21記載の装置。 27.さらに、(e)試験容器の周囲の適所に加熱素子を保持するために該加 熱素子を取り囲むヒータジャケットを有する、請求の範囲26記載の装置。 28.ヒータジャケットと加熱素子は、攪拌素子を試験容器に挿入したとき試 験容器の前面を通して上記攪拌素子を見ることができるように構成されている、 請求の範囲27記載の装置。 29.ヒータジャケットと加熱素子は、この加熱素子の外面とヒータジャケッ トの内面との間に間隙が形成されるように構成されている、請求の範囲27記載 の装置。 30.加熱素子は、(1)第1の定格電力を有する第1の加熱領域と、(2) 第1の定格電力と異なる第2の定格電力を有する第2の加熱領域と、 を含む請求の範囲26記載の装置。 31.(a)試験溶液を攪拌する攪拌素子を有し、 該攪拌素子は、(1)シャフトと、(2)該シャフトに取外し可能に結合され た攪拌アタッチメントと、 を含む試験容器内の試験溶液中の物質の溶解試験を行なう装置。 32.シャフトは中空であり、攪拌素子はさらに試験溶液の温度を表わす信号 を発生するために上記中空のシャフト内に配置された温度センサを有する、請求 の範囲31記載の装置。 33.攪拌素子は、さらに、該攪拌素子が試験溶液を攪拌する間、温度センサ からの信号を伝送するための信号伝送装置を有する、請求の範囲32記載の装置 。 34.さらに、試験容器は反射性の表面を有する、請求の範囲31記載の装置 。 35.攪拌素子アタッチメントは羽根形アタッチメントとかご形アタッチメン トの一方である、請求の範囲31記載の装置。 36.さらに、(b)試験溶液を加熱するために試験容器の外側の周囲に配置 された加熱素子と、 (c)試験溶液の温度を制御するために加熱素子を制御する制御装置と を含む請求の範囲31記載の装置。 37.さらに、(d)試験容器の周囲の適所に加熱素子を保持するために該加 熱素子を取り囲むヒータジャケットを有する、請求の範囲36記載の装置。 38.ヒータジャケットと加熱素子は、攪拌素子を試験容器に挿入したとき試 験容器の前面を通して上記攪拌素子を見ることができるように構成されている、 請求の範囲37記載の装置。 39.ヒータジャケットと加熱素子は、この加熱素子の外面とヒータジャケッ トの内面との間に間隙が形成されるように構成されている、請求の範囲37記載 の装置。 40.加熱素子は、(1)第1の定格電力を有する第1の加熱領域と、 (2)第1の定格電力と異なる第2の定格電力を有する第2の加熱領域と、 を含む請求の範囲36記載の装置。 41.(a)試験溶液を攪拌する攪拌素子と、 (b)試験容器を受入れ且つ支持するための少なくとも1個の開口を有する保 持板と、からなり、この保持板は攪拌素子に関して上記試験容器を整列させるた めの複数の整列用固定装置を有する、 試験容器内の試験溶液中の物質の溶解試験を行なう装置。 42.各整列用固定装置は、試験容器に圧縮力を与えるように適合されている 2個の半剛性の整列用アームを含む請求の範囲41記載の装置。 43.保持板は各開口毎に3個の整列用固定装置を有する、請求の範囲41記 載の装置。 44.攪拌素子は、(1)シャフトと、(2)該シャフトに取外し可能に結合 された攪拌アタッチメントと、 を含む請求の範囲41記載の装置。 45.シャフトは中空であり、攪拌素子はさらに試験溶液の温度を表わす信号 を発生するために上記中空のシャフト内に配置された温度センサを有する、請求 の範囲44記載の装置。 46.攪拌素子は、さらに、該攪拌素子が試験溶液を攪拌する間、温度センサ からの信号を伝送するための信号伝送装置を有する、請求の範囲45記載の装置 。 47.さらに、試験容器は反射性の表面を有する、請求の範囲41記載の装置 。 48.さらに、(c)試験溶液を加熱するために試験容器の外側の周囲に配置 された加熱素子と、 (d)試験溶液の温度を制御するために加熱素子を制御する制御装置と を含む請求の範囲41記載の装置。 49.さらに、(e)試験容器の周囲の適所に加熱素子を保持するために該加 熱素子を取り囲むヒータジャケットを有する、請求の範囲48記載の装置。 50.ヒータジャケットと加熱素子は、攪拌素子を試験容器内に挿入したとき 試験容器の前面を通して上記攪拌素子を見ることができるように構成されている 、請求の範囲49記載の装置。 51.ヒータジャケットと加熱素子は、この加熱素子の外面とヒータジャケッ トの内面との間に間隙が形成されるように構成されている、請求の範囲49記載 の装置。 52.加熱素子は、(1)第1の定格電力を有する第1の加熱領域と、(2) 第1の定格電力と異なる第2の定格電力を有する第2の加熱領域と、 を含む請求の範囲48記載の装置。 53.(a)各試験容器毎に試験溶液を攪拌する攪拌素子を有し、 各攪拌素子は、(1)中空のシャフトと、(2)該中空のシャフトに取外し可 能に結合されるように適合され、羽根形アタッチメントとかご形アタッチメント の1つである攪拌素子アタッチメントと、(3)上記中空のシャフトが試験溶液 内に挿入されたとき、試験溶液の温度を表わす信号を発生するために上記中空の シャフト内に配置された温度センサと、(4)攪拌素子が試験溶液を攪拌する間 、上記温度センサからの信号を伝送するための信号伝送装置と、を含み、 また、(c)試験溶液を加熱するために各試験容器毎に該試験容器の外側の周 囲に配置された加熱素子を有し、加熱素子は、(1)第1の定格電力を有する第 1の加熱領域と、(2)第1の定格電力と異なる第2の定格電力を有する第2の 加熱領域と、を含み、 さらに、(d)各試験容器毎に、該試験容器の周囲の適所に加熱素子を保持す るために該加熱素子を取り囲むヒータジャケットを有し、該ヒータジャケットと 加熱素子は、攪拌素子を試験容器に挿入したとき試験容器の前面を通して上記攪 拌素子を見ることができるように構成されており、さらに上記ヒータジャケット と加熱素子は、この加熱素子の外面とヒータジャケットの内面との間に間隙が形 成されるように構成されており、 さらに、(e)各温度センサからの信号に従って各試験溶液の温度を制御する ために各加熱素子を制御する制御装置を有する、 複数の試験容器内の複数の試験溶液中の複数の物質の溶解試験を行なう装置。 54.試験溶液中の物質の溶解試験を行うための装置と共に使用され、反射性 の表面を有する試験容器。
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