JPH09509593A - 糸楊子による歯磨きを行うための装置および方法 - Google Patents

糸楊子による歯磨きを行うための装置および方法

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Abstract

(57)【要約】 一対の位置決めハンドル(15,16)に装着され、ループ(17)に形成された可撓性要素を位置決めし、また移動させるための装置。ループ(17)は、ハンドル(15,16)に関して移動可能であり、またハンドル(15,16)の対応する一つの自由末端の間に、前記要素の作業切片(36)が形成されるように、二つのハンドル(15,16)に装着される。この装置は、糸楊子による歯磨き、腹腔鏡手術において使用することができ、或いは、切断器具もしくは研磨器具として用いることができる。

Description

【発明の詳細な説明】 糸楊子による歯磨きを行うための装置および方法 〔関連出願〕 本出願は、糸楊子による歯磨きを行うための装置および方法と題する、1994 年2月24日に出願された係属中の合衆国特許出願第08/201,344号の一部継続出 願である。 〔発明の技術分野〕 本発明は、一般的には、可撓性部材、例えばコード、ワイヤまたはバンドを種 々の仕事に用いるために、斯かる部材を空間的に位置決めし、移動するための装 置および方法に関する。これらの仕事とは、糸楊子による歯磨き(dental flossi ng)、腹腔鏡手術または機械的なやすり掛け(sanding)若しくは研磨(abrading)の ように種々様々であり得る。 〔発明の背景〕 歯科衛生の分野では、例えば、少なくとも一日に一回、歯から食物粒子、歯石 およびプラークを除去することが重要であることが昔から知られている。このよ うな歯科汚染物の除去は、歯ブラシ、水スプレーまたは糸楊子の使用のような種 々の手段によって達成され得る。 従来、糸楊子は手で保持され、指で操作されている。この糸楊子を隣接する二 つの歯の間に挿入し、または一本の歯の周りに部分的に周回して、引張ったり或 いは歯に対して前後に動かすことにより、食物粒子、歯石およびプラークを除去 する。この方法には、ある程度の手の器用さを必要とし、また糸楊子を使う人は 手を口の中に入れることが必要とされる。 糸楊子の使用を補助するために、種々の機械的な装置が開発されている。これ らの中には、分岐したハンドルまたはU字型のハンドルからなるものがある。こ れらの装置において、糸楊子の全長は当該装置の二つの枝の間に緊張して張設さ れる。この装置は、浄化すべき歯の表面に対して糸楊子を上下に引っ張るように 、 口の外から操作される。このような装置の例は、シッフ(Schiff)の合衆国特許第 Des 251,074号およびヤファイ(Yafai)の合衆国特許第4,304,246号に見られる。 後者において、糸は装置の周りに張設されたループの形状をとっている。 ウィス(Wyss)の合衆国特許第5,123,432号に例示され、説明されている他の糸 楊子では、平行に設けた二つのハンドルの間に延設され、且つ両端部で結ばれた 糸ループが付設されている。この二つのハンドルは、その中間点で支点を構成す るスペーサ手段によって離間されている。これら二つののハンドルは、それらを その一端で握り締めることにより支点回りの平面内で旋回させて、糸を一端(糸 楊子端)で緊張させることによって操作される。例示されたスペーサ手段の代わ りに、糸楊子を使う人の指によって形成された支点の回りで、同様にしてハンド ルを操作してもよい。 ブラッグ(Bragg)の合衆国特許第3,799,177 号に例示され、説明された、更に 別の糸楊子装置においては、二つの別々のハンドルを使用することが示されてい る。所定長さの糸をこれら二つのハンドルの対応する作業端の間に張設し、ハン ドルの他端を別々に操作することによって、糸楊子による歯磨きが達成される。 〔発明の概要〕 本発明の一つの目的は、可撓性部材を使用して種々の仕事を行うために、該可 撓性部材を空間内で位置づけし、これを移動させるための新規で且つ改良された 装置を提供することである。 他の目的は、糸楊子で歯磨きするための改良された装置を提供することである 。 更に別の目的は、ループ糸(loop of floss)によってのみ連結された、一対の 独立に制御される糸楊子ハンドルを具備した、改良された糸楊子装置を提供する ことである。 更なる目的は、改良された糸楊子歯磨き装置であって、ハンドルを相互に独立 して操作することにより、ハンドルを連結する糸ループの切片が随意かつ無限の 多様性で伸縮するような糸楊子歯磨き装置を提供することである。 他の目的は、糸楊子歯磨き装置であって、該装置の最小限の部分だけを口の中 に挿入しながら、効率的に使用することができる装置を提供することである。 更に他の目的は、予備の長い糸を組み込むために容易に適合することができる 、糸楊子歯磨き装置を提供することである。 更なる目的は、単純で安価に製造できる糸楊子歯磨き装置を提供することであ る。 他の目的は、腹腔鏡手術を行うための改良された装置を提供することである。 他の目的は、機械的な鋸引きまたは研磨を行うための改良された装置を提供す ることである。 更なる目的は、種々の実際的な仕事を達成し、また望ましい仕事を行うために 、可撓性部材を空間内で位置づけし、これを移動させるための新規で且つ改良さ れた方法を提供することである。 本発明の他の目的は、新規で且つ改良された、糸楊子による歯磨き方法を提供 することである。 上記の又は他の種々の目的は、本発明の一つの側面に従って、歯科用糸のルー プで相互に連結された一対の別々の異なった糸楊子ハンドルを具備した、糸楊子 歯磨き装置を提供することによって実現される。このループはある長さの歯科用 糸から形成されており、該ループ糸には、前記一対のハンドルの対応する自由端 を相互に連結する作業切片と、前記ハンドルを前記自由端からづれた点で連結す る制御切片と、前記作業切片および制御切片の各末端の間で、対応するハンドル に沿って走る一対の副切片とが含まれている。 このハンドルは、ループの寸法によってのみ拘束されて、全ての軸上を相互に 自由に移動するようになっている。これらはまた、前記ループに対して自由に移 動するようになっている。 本発明の糸楊子装置の一形態において、前記一対のハンドルは同じ長さである 。楊子糸のループは、各ハンドルの反対端にある連結孔を通っている。ループを 形成している楊子糸の自由端は、互いに結ばれるか、さもなければループの制御 切片(または副切片)において相互に連結される。 糸楊子装置の他の形態においては、二つのハンドルは同じ長さであるが、先に 説明した形態よりも著しく長い。夫々のハンドルは、糸楊子ループの制御切片が ハンドルと連結される点を超えて延設されていて、任意にハンドル延設部を与え る。 上記他の形態の変形例においては、一本の連続的なループが、一方のハンドル 延設部にマウントされた蓄積された糸によって置き換えられる。そして、後で説 明するように、連結孔に糸を二回通して制御切片を形成することによって、ハン ドルの間にループが効率的に形成される。次いで、楊子糸は蓄積糸に隣接してア ンカーされ、該糸の自由末端は、他のハンドル延設部にアンカーされる。 この変形例においては、種々の糸保存機構、切断およびアンカー機構を用いて もよい。例えば、クリートの回りに予備の糸を形成することができる。或いは、 糸の容器を一方のハンドル延設部にマウントしてもよい。 上記他の形態、即ち、糸楊子装置の第二の形態の別の変形例においては、糸の 予備は一方のハンドル延設部に与えられ、そこにアンカーされる。ループは、後 で説明する方法で、ハンドルの間に形成される。楊子糸の自由末端は、上記一方 の延設部に保持され、アンカーされると共に、糸楊子による歯磨きが達成される 。 この変形例の改良においては、ハンドルアセンブリーは追加の改良に適合さ れている。他方、これはクリート等がなく、一端部に剛毛アセンブリーが設けら れているので、歯ブラシおよび糸楊子ハンドルの二重の機能を奏する。 糸楊子装置の更に別の形態においては、より長いハンドル、即ち、楊子糸ルー プの制御切片を越えた延設部分を含むハンドルが用いられる。この楊子糸ループ は、延設部の自由末端にまで連続しており、そこで孔を通過して他のループを形 成している。その結果、二重の楊子糸ループまたは8の字型のループになってい る。この形態は、例えばハンディキャップを負った使用者が片手で使用し得る点 で有利である。 本発明の糸楊子装置の他の形態(片手で使う他の装置を含む)もまた開示され る。勿論、これらについては、幾らか詳しく後述することとする。 糸楊子による歯磨きに関する本発明の方法において、糸楊子ハンドルは、正常 には別々に操作することによって使用され、意図している特定の糸楊子による歯 磨き操作のために、何れかの最適な作業切片の長さと、ハンドル間の角度関係と が達成される。当該装置の短い部分のみが、口の中に挿入される。糸楊子の使用 者は、楊子糸の制御切片、ハンドル、またはハンドルおよび制御切片の両者に圧 力をかけて、糸楊子で掃除すべき歯に対して加えられる圧力を制御する。 本発明の他の側面においては、腹腔鏡手術を行うための方法および装置が提供 される。一つの形態では、腹腔鏡内の一本の操作通路を通して、可撓性ワイヤの ループを有する二つのロッドを使用することが含まれる。他の形態では、患者の 内部に別々に挿入された二つの腹腔鏡チューブを操作することが含まれる。夫々 のチューブは、その中を通して延出するワイヤを有しており、これらのワイヤは 、患者内部のチューブ先端から突出したときに、適切な手段によって連結されて ループが形成される。別の形態においては、一つのチューブ(一形態)を通して ロッドを操作すること、または二つのチューブ(他の形態)を通してロッドを操 作することによる、患者の内部でのループの操作によって、ループの作業切片を 用いて電気切開、高周波療法(fulguration)、凝集、切断、焼灼等のような多く の仕事が容易になる。 本発明の更に別の側面においては、機械的な切断または研磨のための方法およ び装置が提供される。一対の作業ハンドルには、ループ状のワイヤまたはバンド が装着される。このワイヤまたはバンドのループは、該ワイヤまたはバンドを一 方向に駆動し、または往復駆動させることによって動かされる。ワイヤまたはバ ンドの作業切片は、定常的に交換され、また、例えば宝石の研磨のための研磨要 素として作用する。大スケールにおいて、この作業切片は実質的に「チェインソ ー」として機能することができる。 〔図面の簡単な説明〕 本発明は、その構成および操作方法、並びに追加の利点を含めて、下記の図に おいて幾分概略化して示されている。 図1は、本発明の特徴を具体化した糸楊子装置の第一の実施例を示す斜視図で ある。 図2は、糸楊子装置の第一の実施例の他の斜視図であり、この装置による正し い歯磨きに用いた本発明の方法を示している。 図3Aは、本発明の一定の特徴を示すベクトル図である。 図3Bは、三軸(X,Y,Z)グラフ上における、図3Aのベクトル図を示し ている。 図4は、図1と同様に、本発明の特徴を具体化した糸楊子装置の第二の実施例 を示す図である。 図5は、図3と同様に、この第二の実施例の糸楊子の変形例を示す図である。 図6は、図3と同様に、糸楊子装置の第二の実施例の他の変形例を示す図であ る。 図7は、本発明の特徴を具体化した糸楊子装置の第三の実施例を示す図である 。 図8は、図5、図6および図7に示した糸楊子装置に対する変形を示す斜視図 である。 図9は、先の全ての図に示した糸楊子装置に対する変形例の斜視図である。 図10は、示された糸楊子装置の他の変形例の斜視図である。 図11は、図5に示した糸楊子装置の変形例の斜視図である。 図12は、更に変形された、図11の装置の斜視図である。 図13は、図5に示した糸楊子装置の他の変形例の斜視図である。 図14は、本発明の特徴を具体化した糸楊子装置の第四の実施例を示す斜視図 である。 図15は、本発明の特徴を具体化した腹腔鏡手術装置の第一の実施例の斜視図 である。 図16は、図15の装置から取り出した、ロッドおよびループのサブアセンブ リーを示す斜視図である。 図17は、図15のための別のロッドおよびループのサブアセンブリーを示す 斜視図である。 図18は、本発明の特徴を具体化した腹腔鏡手術装置の第二の実施例の斜視図 である。 図19は、図15に示した装置の第二の実施例における、ループの作業切片の 拡大図である。 図20は、本発明の特徴を具体化した機械的な鋸引き装置または研磨装置の第 一の実施例の斜視図である。 図21は、機械的な鋸引き装置または研磨装置の第二の実施例の斜視図である 。 〔好ましい実施例の説明〕 次に、図面、特に図1を参照すると、本発明の第一の形態を具体化した糸楊子 装置10が見られる。この装置10は、従来の糸楊子のループ17で相互に結合 された、一対の同じ糸楊子ハンドル15,16を具備している。 このハンドル15,16は、長さが夫々約3インチである。各ハンドルは、好 ましくはプラスチック成型品で形成されるが、木、竹、又は多くの他の異なった 材料の何れかを用いることもできる。図示のハンドル15および16の夫々は、 約1/4インチ(0.64cm)の直径をもった円形断面を有している。しかし、ここで 説明した寸法および形状は本発明にとって重要なものではなく、明らかな制限な しに変更することができる。 小さな孔20および21が、ハンドル15の両端を貫通して形成されている。 同じ孔30および31が、ハンドル16の対応する両端部を貫通して形成されて いる。 長さ9.5インチの糸楊子片は、孔21、20、30および31を通され、その 自由末端は結び目35で結ばれて、ループ17が形成されている。このようにし て組み立てられた装置10では、ループ17は効果的に四つの切片、即ち、孔2 0および30の間の糸楊子の作業切片36と、孔21および31の間の制御切片 37と、対応するハンドル15および16に平行な一対の副切片とに分割される 。 装置10は、動作する正常な組立状態で図1に示されている。ハンドル15お よび16は、両者間のループ17の作業切片36を有する方の端部で、互いの方 に向けて傾斜している。これらハンドルは、作業切片36の長さが1/4インチ (0.64cm)と1インチ(2.54cm)の間になるように傾斜している。一方、ハンドル1 5および16の反対端は、両者間にループの制御切片を有している。この制御切 片37の長さは、約3.5インチ(8.9cm)〜2.1 インチ(5.3cm)である。この動作す る組立状態において、ハンドル15および16は、正常には非平面的であるよう に配置される。 次に、図2を参照すると、糸楊子装置10は、本発明の方法に従って用いられ るように、糸楊子を使う人の手RHおよびLHに保持された状態で示されている 。ハンドル15および16は、右手RHおよび左手LHの親指Tと人差し指FF との間に夫々保持される。一方または両方の手の第三の指または他の指TFは、 糸楊子ループ17の制御切片37の上または下に置かれる。 糸楊子を使う人は、次いで、糸楊子ループ17の作業切片36を、歯の前若し くは後の位置、または図示のように歯の回りに挿入する。ハンドル15および1 6は、夫々の糸楊子操作について最も有利な位置に作業切片36を配置するため に、互いに如何なる角度関係で配置してもよく、またその操作は、角度関係を変 化させることによって、あるいはそれを維持することによって行うことができる 。糸楊子による歯磨きの圧力は、楊子使用者の手の第三の指または他の指TFを 、糸楊子ループ17の制御切片37上で押したり引いたりすることによって適用 される。或いは、この糸楊子による歯磨き圧力は、制御切片においてハンドルを 相互に傾斜させる(押すか又は引く)ことによっても維持することができる。 幾何学的用語において、二つのハンドル15および16により定義されるベク トルは、相互に線形的に独立であるように展開することができる。即ち、ハンド ル15および16は、延長されたときに(たとえ平行でない場合にも)、それら のベクトルが一致しないように空間的に展開することができる。ハンドルの孔を 通過する糸によって形成されるループ17は、実際に、非平面的であり得る。こ れにより、ハンドル15および16、並びにハンドルの作業末端におけるループ 切片36には、より高い自由度が与えられる。これは、従来技術の糸楊子器具と は非常に異なっている。それらは平面的で、通常は「フォーク」の形状を有して いるのみならず、糸切片の面とアーム又はハンドルの平面とが、通常は強固にカ ップリングされている。 本発明におけるこの関係の数学的な表現によって、本発明と従来技術との間の 相違が示される。次に、図3の例示を参照して、一方のハンドル15がベクトル VAと称する線分に対応し、他方のハンドル16がベクトルVBと称する線分に 対応するものと想定しよう。また、糸楊子の作業切片36はベクトルVWORKING と称する線分に対応し、その大きさ は変化し得る。糸楊子の制御切片37は、VCONTROL SEGMENTが下記の関係によ って定義されるから、独立ではない。 VCONTROL SEGMENT=VA−VB −VWORKING SEGMENT (勿論、この関係はVWORKING SEGMENTがVA、VBおよびVCONTROL SEG MENTによって決定される理由でもある。) 従って、平面性の関係(線形の従属性)は、下記の式で定義される。 [VA×VB]・VWORKING SEGMENT=0 ここでのベクトル演算子は、ベクトルの外積(cross product)およびベクトルの 内積(dot product)を夫々示している。本発明の特徴である非平面性の条件は、 下記の式によって定義される。 [VA×VB]・VWORKING SEGMENT≠0 何故、この関係が重要なのであろうか?道具を使用して口の中に糸楊子切片を 配置する目的は、口を過度に開かねばならないとか、口を開ける反射作用を刺激 しなければならないとか、清潔でない指を挿入しなければならないといったこと を回避し、或いはラテックスをかぶせた指を挿入(味が悪く、深いな臭いで、ラ テックスに対するアレルギー反応を刺激する)しなければならないのを回避する ことである。これは、ハンドルの向きを変えることなく、糸楊子切片が各点で展 開されなければならないことを意味する。本発明に固有の自由度は、糸の作業切 片を展開する際の完全な柔軟性を与えながら、その装置を比較的少ししか動かさ ないことを可能にする。糸切片は別として、口の中に入る装置は可能な限り少量 でなければならない。 本発明において、糸楊子の作業切片は、空間での方向付けが可能であるのと同 様に、長さを変化させることができる。この装置は、糸楊子の作業切片を随意に 長く、または短くすることを可能にする。また、糸楊子の作業切片それ自身をピ ンと緊張させ若しくは緩め、或いは歯の回りに引っ張ったり、歯に対して押圧し たりすることを可能にする。即ち、糸楊子の作業切片は、直線状切片(歯の間に 挿入するとき)、または口の前面の凸面に対応する曲線状(歯に対して押圧する とき)、或いは歯に対して引っ張るときには口の前面に対して凹面とすることが できる。 次に、図4を参照すると、本発明の第二の形態を具体化した糸楊子装置が、符 号110として見られる。この装置110は、多くの点で、上記で議論した糸楊 子装置10と構造が同じである。同じ部品に関する限り、100をプラスした対 応する参照番号が用いられている。 図4に見られるように、糸ループ11は、これをハンドル115および116 の対応する末端の孔120および13を通すことによって、一対の同じ糸楊子ハ ンドル115および116にマウントされている。また、孔121および131 は、対応する孔120および130から約3インチ(7.62cm)離れている。ループ 117は135で結ばれており、該ループには、作業切片136、操作切片13 7および副切片138および139が含まれている。 しかしながら、装置10とは異なって、ハンドル115および116は、孔1 21および131の下方に、ハンドル延設部155および156を有している。 これらの延設部155および156の夫々は、長さが略4インチ(10.2cm)であり 、ハンドル115,155、および116,156を約7インチ(17.8cm)の長さ にしている。 糸楊子装置110のこの構造によって、糸楊子の使用者は、ハンドルの延設部 155および156を握って、糸楊子の作業切片136を、口からかなり離れた 点から操作することが可能になる。先に説明した装置10の全ての利点が保持さ れる。 次に、図5を参照すると、糸楊子装置の第二の実施例の変形例210が見られ る。この装置210は、殆どの点において、先に述べた糸楊子装置110と同じ である。同一の部品については、対応する参照番号に100をプラスした番号が 用いられている。 図5に見られるように、両側の自由端部を結んでループを形成するのではなく 、糸片の両端261および262を、両方の孔221および231に逆向きに通 す ことによって、ループ217が形成されている。一方の末端261は、次いでハ ンドル延設部上のクリート271の回りに何回も巻き付けて、糸のアンカーされ た予備が形成されている。他方の末端262は、ハンドル延設部255上の同様 のクリート272の回りに巻き付けて、そこにアンカーされている。 第二の実施例の糸楊子装置210は、装置110に関連して説明した同じ方法 を使用して採用されている。しかしながら、図に見られるように、使用後に糸ル ープ217を動かして置き換える必要はない。糸は、クリート271上の予備2 61から1インチ(2.54cm)又は2インチ(5.08cm)だけ簡単に解かれ、孔231, 221,220,230および221をこの順序で通して引っ張られる。次いで 、この糸はクリート272に再度アンカーされた後、余剰の糸は切除することが できる。一人の使用者にとって、一回の歯磨き毎に必要とされる新しい糸は1イ ンチ(2.54cm)にすぎないから、これによって糸を非常に倹約することができる。 或いは、完全に清潔な9から10インチ(25.4cm)の糸を新規の使用のために引き 出し、余剰部分を捨ててもよい。こうして、楊子糸の未使用の作業切片236が 、所定の位置に置かれる。 次に、図6を参照すると、第二の実施例の糸楊子装置の他の変形例310(図 5のハンドル延設部255および256に対応するハンドル延設部355および 356のみ)が示されている。この装置310において、取り付け容器(mounting receptacle)375がハンドル延設部356に固定されており、この容器には 、標準の寸法の小さい糸カプセル376が着脱自在に設けられている。 糸はカプセル376から引き出され、図5に示したようにして、ハンドルの孔 を通される。ハンドル延設部355上のアンカークリート372に達し、これを 越えるのに十分な糸が到達したとき、カプセル376の糸は、これに付随した従 来のアンカークリート371の下に置かれる。その自由端は、次いでクリート3 72に係留される。 上記で述べた第二の実施例の変形例に関しては、広範な種類の糸保存機構およ び係留機構を使用することができるであろう。加えて、このような保存能力が与 えられれば、保存機構とは反対側のハンドル延設部上に、糸切断機構を設けるの が好ましい。 次に、図7を参照すると、本発明の第三形態を具体化した糸楊子装置410が 見られる。この装置410は、多くの点で、先に述べた糸楊子装置110の構成 と同じである。同じ部品に関する限り、対応する参照番号に300をプラスした 参照番号を用いる。 図7に見られるように、楊子糸ループ417は、より長い二重ループ417, 418の一部にしか過ぎない。下方のループ418は、全長の糸の両端を、孔4 21および431に通して交差させ、これらの末端をハンドル延設部455およ び456に沿って、各延設部に対応する孔422および432まで伸ばすことに より形成されている。この糸切片の両端は、次いで、孔422および432の内 側に通され、結び目445で結び合わされる。 この構造からなる装置410を用いれば、糸楊子による歯磨きは片手で容易に 行うことができる。ハンドル延設部455および456を、箸のようにして片方 の手の指の間に把持し、この方法で、糸の作業切片436の位置、長さ、および これに加わる圧力を制御する。 次に、図8を参照すると、糸楊子装置510(部分図)に、上記で述べた装置 210、310および410の変形例が見られる。ハンドル延設部515,51 6の夫々に、離間された一対の孔521a,521b、および531a,531 bが設けられている。糸楊子の制御切片537を形成する際には、糸の両端を、 上方の組の孔521a,531aおよび下方の組の孔521b、531bに夫々 逆方向に通す。こうして、上方および下方の糸制御切片537a,537bが形 成される。 次に、図9を参照すると、糸楊子装置610(一部のみ図示)の中に、上記で 述べた全ての装置の変形例がみられる。この装置は、ハンドル615および61 6を通して、対応する孔620および630内に導くスロット625および63 5を有している。二つのスロット625および626が設けられていて、ハンド ル(図示せず)の反対端でも、スロットが、該ハンドルを通して対応する他の孔 に隣接している。このスロット構造によって、予め形成され又は予め結ばれた楊 子糸のループは、これを対応するスロットを通して関連の孔へ滑り込ませること によって、ハンドルに装着することが可能になる。 次に、図10を参照すると、糸楊子装置710(一部のみ図示)の中に、上記 で述べた装置の他の変形例が見られる。この装置は、一対の同じハンドルを具備 しているが、ここではその一方のみが716として図示されている。このハンド ルには、その作業末端に弾丸形状のチップ718が形成されている。図10の反 対側(下方)の端部に見られるように、各ハンドル716には、その長さ方向に 沿って延びるスロット719が形成されていて、スロットを形成しているハンド ルの縁部723は内側に向けてカールされている。このスロット719は、チッ プ718の頂部を横切って延設され、チップに、糸717のための孔730を形 成している。この構成によって、予め形成され又は予め結ばれた楊子糸のループ を容易に装着し、保持することが可能になる。 次に、図11を参照すると、第二の形態の糸楊子装置の他の変形例810が示 されている。この装置810は、殆どの点において、上記で述べた糸楊子装置2 10と同じである。同一部品については、対応する参照番号に600をプラスし た番号を用いる。 図11に見られるように、両端を結んでループを形成するのではなく、ループ 817は、楊子糸片の一つの端部を孔831および821の両方に、この順番で 通すことによって形成されている。当該端部862は、次いで、ハンドル延設部 855上の横方向に向けられたクリート872の回りに何回も巻き付けられて、 楊子糸の係留された予備部分が形成されている。楊子糸片の他の末端861は、 糸楊子ハンドル815に沿って下方に引き延ばされ、そこで横方向に向いた別の クリート875に係留されている。 この実施例の装置810において、楊子糸は、糸楊子による歯磨きを行いなが ら、楊子糸切片836の長さを迅速に調節することができる。新しい楊子糸切片 が必要とされるとき、糸楊子を使用する者は、クリート872から迅速に糸を解 き、これをその自由末端861から夫々の孔を通して引っ張り、該末端861を 更にクリート875の回りに巻き付けることにより、何らの遅滞もなく糸楊子に よる歯磨きを継続することができる。 この装置810はまた、二つの目的(その一つは歯ブラシとして機能すること) をもった装置をもたらすように、それ自身を更に変形させ得るであろう。図12 には、このような一つの装置810aが示されている。 図12は、一方のハンドルが歯ブラシとしても機能できる点を除いて、装置8 10と実質的に同一であるような装置810aを示している。一方の把持ハンド ル816aには、その楊子糸の作業切片側とは反対側の端部に、剛毛セット88 0aが植設されて通常のブラシが形成されており、従って歯ブラシとして用いる ことができる。 次に、図13を参照すると、本発明による糸楊子装置の第二の実施例の更に別 の変形例1410が示されている。この装置1410は、多くの点において、上 記で述べた糸楊子装置710および810と同一である。従って、その部分のみ を示してある。 この装置1410において、仮想ループ1417は、自由末端1461および 1462を有している。該両端部は、ハンドル1415および1416における 孔(図示せず)を通されている。自由端1462は、次いで、ハンドル1416 に固定された保存ドラム1480内の、回転式スピンドル(図示せず)の回りに 何回も巻き取られている。 保存ドラム1480は、そこから延出したスピンドルラッチボタン1481を 有している。このボタン1481は、外側からバネでロードされて、スピンドル とラッチ係合しており、従って正常にはスピンドルが回転するのを防止し、また 糸の引っ込みを可能にする。ボタン1481が押圧されると、糸はドラムから引 き出しできるようになる。 楊子糸は、ループ1417の他端1461を引っ張ることによって、ドラム1 480から引き出される。この楊子糸は、その中に従来構造の一方向ブレーキ1 486を有する、ブレーキブロック1485を通して引き出される。このブレー キ1486によって、楊子糸を一方向(図13では下方に)にのみ通過させ、該 ブロックを通して逆に動くのを防止することが可能になる。 図示のように、ボタン1481を押し、ブレーキブロック1485を通して糸 の末端1461を引き出すことにより、容易に、糸楊子のために利用可能なルー プ1417の糸の置換を行うことができる。次いで、この端部1461は、ハン ドル1415に固定された従来の切断部品1486上で切断される。 次に、図14を参照すると、本発明の特徴を具体化した第三の実施例の糸楊子 装置1510が図示されている。この装置1510は、片手Hで操作するように 設計されている。 図示のように、この装置には中空ハンドル1515が含まれており、該ハンド ルは、その一方の端部に親指形状のハウジング1580を有し、このハウジング の中に使用者の親指Tが挿入される。もう一方の中空ハンドル1516は、対応 する端部に、中指先端の形状のハウジング1581を有しており、その中には使 用者の中指先端Fが挿入される。 楊子糸のループ1517は、ハンドル1515および1516を連結している 。このループは、ハンドル1515の孔1520および1521を通され、また ハンドル1516の孔1530および1531を通される。その際、図示のよう に中空ハンドルの内部を通される。 ループ1517は、実際には楊子糸の長さであり、これは上記のようにしてハ ンドルを通され、次いで、両端における結び目1535によって連結される。こ の構成において、形成された楊子糸のループ1517は、ハンドル1515およ び1516の自由末端の間の作業切片1536と、親指および指先端のハウジン グ1580および1581の間の制御切片1537とを有している。 作業糸切片1536の操作は、親指および中指でハンドルを操作することによ って達成される。同時に、制御切片1537は自由な人差し指によって操作され る。先に説明した実施例を用いた糸楊子による歯磨き操作の利点は、この片手操 作型の実施例でも得られる。 次に、図15および図16を参照すると、本発明の別の側面の特徴の一つの形 態を具体化した、腹腔鏡手術装置910が一般的に示されている。この装置91 0には、8mmI.D.チャンネル912(その中に手術アセンブリー913が延 設される)を含む従来の12 mmO.D.腹腔鏡911が含まれている。 この手術アセンブリー913には、二つの中空ロッド915および916、即 ち、その中を端から端まで延びる対応した通路920および921を有する二つ のロッドが含まれている。可撓性ワイヤ925が、前記通路の夫々を通って延び ており、その自由末端は935で相互に結ばれて、ループ937が形成されてい る。 このループ937には、通路920および921の隣接する一方の端部間の作 業切片938と、反対側の端部間の制御切片939とが含まれている。手術アセ ンブリー913を腹腔鏡911の中に置き、この腹腔鏡を患者の中に挿入し、手 術のために適切に位置付ければ、患者の体の外側からロッド915および916 を操作し、また同時にループ937の制御切片939を操作することによって、 作業切片938を三次元的に操作することができる。 従って、作業切片938は装置(例えば科学的又は放射活性のビード)を位置 決めし、または結紮糸として働き、或いは、選択された場所に電流を運ぶために 用いることができる。結紮は、作業切片938を患者の体腔内の対象物の回りに 巻き付けることによって行うことができる。電流導電体として用いられる場合に は、作業切片は、内部の器官との予期しない接触による接地の危険なしに、電気 切開、高周波療法(fulguration)等に用いることができる。 使用に際して、手術アセンブリーのループ937は、より限定されたベースで ではあるが、上記で説明した糸楊子装置と同様にして操作される。勿論、作業切 片938を操作する際には、腹腔鏡チャンネルI.D.の制約が感じられる。に もかかわらず、作業切片938の位置づけおよび制御について達成される利点の 殆どは、糸楊子装置について先に説明したものと同じである。 図17には、本発明の特徴を具体化した他の形態の腹腔鏡手術装置1210が 見られる。この装置には、その中を通して手術アセンブリー1213が延出され る従来の腹腔鏡1211が含まれている。 手術アセンブリー1213は、その設計において、図14に示した糸楊子装置 1510に非常に類似している。二つの中空ロッド1215および1216は、 その中を通して延びる通路を有している。ロッド1215は、解放された自由端 1220と、その親指保持端に隣接した孔1221とを有している。ロッド12 16は、解放された自由端1230と、その中指先端保持端に隣接した孔123 1とを有している。 可撓性ワイヤ1225はハンドル内の通路を通って延出しており、作業切片1 238および制御切片1239を有するループを形成している。腹腔鏡 1211内に手術アセンブリー1238を置き、また腹腔鏡を片手で患者の中に 挿入して、手術のために適切に位置付ければ、作業切片1238は、片手の二本 の指および親指を用いて三次元的に操作することができる。 次に、図18および19を参照すると、本発明の他の実施例の特徴を具体化し た一般的な腹腔鏡手術装置1010が見られる。この装置1010には、慣用的 な鋼製の二つの同じスリーブ1011および1012が含まれている。これら二 つのステンレスのスリーブは、その中を通って延出する対応したチャンネル10 15および1016と、一方の端部に形成された穿刺点1020および1021 とを有している。 図15に示すようにして、スリーブ1011および1012が穿刺により挿入 された後に、鈎状に曲がった端部1026および1027を有する可撓性ワイヤ 1025が、チャンネル1015および1016を介して患者の体腔内に挿通さ れる。次いで、ワイヤの自由末端1026および1027は、図示のようにして 鈎で係留することによって、または他の何らかの適切な技術、例えば磁気結合に よって連結される。こうして、スリーブ1011および1012を通して患者の 中および外に延出するループ1037が形成される。 さて、このループ1037は、他の内容に関して先に述べたのと同様に、体腔 内の隣接する穿刺点1020および1021の間の作業切片1038と、患者の 身体の外側の両端間の制御切片1039とを有している。作業切片1038は、 患者の身体の外側からスリーブ1011および1012を操作し、またループ1 037の制御切片1039を操作することによって、三次元的に操作することが できる。使用に際して、装置1010は、先の実施例の説明から明らかな仕方で 操作される。 次に、図20を参照すると、本発明は更に別の実施例、即ち、機械的な切断ま たは研磨のための装置1110として示されている。この装置1110は、ワイ ヤのループまたはバンド1117で相互に連結された一対のハンドル1115お よび1116を具備している。 ハンドル1115および1116は、例えば、ステンレス鋼で形成され得る。 夫々の長さは約6インチである。ハンドル1115の両端部を貫通して、小さな 孔1120および1121が形成されている。同じ孔1130および1131が 、ハンドル1116の対応する両端部を貫通して形成されている。 所定長さで且つ高強度の合金ワイヤが、孔1120,1130,1131およ び1121を順に通される。次いで、このワイヤの自由末端は、ハンドル111 5に固定された従来のバッテリーで動作する駆動キャプスタン1132に連結さ れる。 次に、ワイヤの作業切片1138は、孔1120および1130の間に配置さ れる。キャプスタン1132は、切片1138を往復させ、またはこれを一方向 に連続的に移動させるように動作することができる(十分な長さのワイヤまたは 無端ワイヤで)。この作業切片1138は、上記において明確になったようにし て空間内で操作することにより、ワークピース、例えば宝石を研磨することがで きる。 より大きなスケールにおいては、装置1110は鋸として、即ち「チェインソ ー」動作において機能することができる。例えば、ワイヤのバンド1117は、 その作業切片1138において分離可能であり、また丸太の回りで再結合するこ とができる。動作モードは、先に述べた本発明の他の実施例の説明から明らかで あろう。 次に、図21を参照すると、切断または研磨のための他の形の装置1310が 図示されている。この装置1310は、そのワイヤループ1317が現実のルー プではなく仮想ループである以外は、構造および機能において、図20に見られ る装置1110と比較され得るものである。 より詳しくいえば、この装置1310にはハンドル1315および1316が 含まれており、これらのハンドルは夫々、孔1320,1321並びに1330 ,1331を有している。或る長さの切断ワイヤまたは研磨ワイヤは、図示のよ うにしてこれらの孔を通され、その両端1361および1362は、ハンドル1 316および1315上の対応するクリート1371および1372に夫々固定 される。この点に関して、ループ1317の構造は図5に示したものと同様であ る。 ループ1317には、孔1320および1330の間の作業部分1336と、 夫々のハンドルの側に沿って延びる切片1338および1339が含まれている 。これらの副切片1338および1339は、制御ローラ1381および138 2を辿るが、これらのローラは夫々、制御部材1383および1384の対応す る自由末端に装着されている。夫々の制御部材の反対端は、1391および13 92で示すように、対応するハンドル1315および1316の末端に旋回可能 に枢着されている。 ハンドル1315と制御部材1384との間には、従来のコイルバネ1395 が設けられている。このコイルバネ1395は圧縮されており、従って、ローラ 1382をハンドル1315から遠くへ押しやり、ローラ1381をハンドル1 316の方へ引き寄せることになる。 例えば研磨作業に使用する際には、オペレータは、ハンドル1315および1 316を、制御部材のピボット1391および1392の近くの部分で握る。ル ープの作業切片1336は、ハンドル1315および1316を空間的に配列す ることによって、ループ1317だけに拘束された状態で、加工表面上に理想的 に位置付けられる。次いで、片手の指を用いて、制御部材1383をハンドル1 316に向けて又は遠ざかるようにリズミカルに旋回させる。制御部材1384 は、バネ1395が圧縮または伸張に従って動く。 作業切片1336は、孔1320および1330を通して往復運動し、そのよ うにしてワークピースを研磨する。 本発明の好ましい実施例を説明してきたが、本発明はこれらに限定されるもの ではなく、本発明を逸脱することなく変更が可能であることが理解されなければ ならない。本発明の範囲は添付の請求の範囲によって規定されるものであり、こ の請求の範囲が意味するところに含まれる全ての装置は、文言解釈または均等論 によって、本発明の範囲に包含されるものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,MW,SD,SZ,UG), AM,AT,AU,BB,BG,BR,BY,CA,C H,CN,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB ,GE,HU,JP,KE,KG,KP,KR,KZ, LK,LR,LT,LU,LV,MD,MG,MN,M W,MX,NL,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SI,SK,TJ,TT,UA,UG, UZ,VN (72)発明者 マイアー ジョナサン アイ アメリカ合衆国 オハイオ州 44122 シ ェイカー ハイツ ウォーレンスヴィル センター ロード 403−3715 (72)発明者 マイアー エリック エス アメリカ合衆国 メリーランド州 20879 ゲイザースバーグ ロスト ナイフ サ ークル 101−18363 (72)発明者 マイアー ディヴィッド エム アメリカ合衆国 カリフォルニア州 94305 スタンフォード キャンパス ド ライヴ 704 レインズ ハウス 29ジー

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.可撓性要素を空間内で位置決め及び移動させるための装置であって、 a)第一および第二の細長いハンドルを有し、 b)両端部を有する糸状の可撓性要素を有し、 c)夫々の前記細長いハンドルは、前記可撓性要素を受け入れるために、そ の中を貫通する通路手段を有し、 d)前記可撓性要素は、各ハンドルの中の前記通路手段を通して延びており 、前記ハンドルの間でループを形成しており、 e)前記可撓性要素は前記通路手段の中で自由に動き、 f)前記ループは、前記二つのハンドルの対応する一端部に隣接して、前記 ハンドルの間に伸張された可撓性要素の作業切片を含み、 g)前記ハンドルが、前記ループにより拘束される以外は相互に如何なる方 法でも空間内で自在に可動であることにより、前記作業切片は、前記ハンドルお よび前記ループの操作によって位置決めおよび移動されることができる、 ことを特徴とする装置。 2.請求の範囲第1項に記載の位置決め及び移動装置であって、更に、 a)前記可撓性要素の両端が一緒に結ばれることによって、前記ルーが形成 される、 ことを特徴とする装置。 3.請求の範囲第1項に記載の位置決め及び移動装置であって、更に、 a)前記ループが、前記可撓性要素の両端を前記ハンドルに固定することに よって形成された仮想ループである、 ことを特徴とする装置。 4.請求の範囲第2項にに記載の位置決め及び移動装置であって、更に、 a)前記ハンドルの夫々には、その一端に、親指または指を収容するための ソケット要素が含まれており、 b)前記装置は、片手の親指および指によって操作される、 ことを特徴とする装置。 5.請求の範囲第4項に記載の位置決め及び移動装置であって、更に、 a)前記ループには、前記ソケット要素に隣接して前記ハンドル間に伸張さ れた、前記可撓性要素の制御切片がふくまれていることと、 b)前記制御切片は、前記片手の指によって操作されるように適合されてい る、 ことを特徴とする装置。 6.請求の範囲第3項に記載の位置決め及び移動装置であって、更に、 a)前記両端の夫々が、同じハンドルに固定されている、 ことを特徴とする装置。 7.請求の範囲第6項に記載の位置決め及び移動装置であって、更に、 a)前記可撓性要素は、所定長さの糸楊子であり、 b)前記両端の一方が、貯蔵器具の回りに巻き付けられて予備の糸が形成さ れており、 c)前記両端の他方が、保持器具の中に保持されている、 ことを特徴とする装置。 8.請求の範囲第7項に記載の位置決め及び移動装置であって、更に、 a)前記貯蔵器具には、前記貯蔵器具から糸を選択的に解放するための手段 が含まれている、 ことを特徴とする装置。 9.請求の範囲第7項に記載の位置決め及び移動装置であって、更に、 a)前記貯蔵及び保持器具は、夫々、前記同じハンドルに固定され、該ハン ドルを横切って延びる保持クリートを具備している、 ことを特徴とする装置。 10.請求の範囲第7項に記載の位置決め及び移動装置であって、更に、 a)前記同じハンドルからの前記ハンドルの他の前記ハンドルに装着された ブラシ部材が含まれている、 ことを特徴とする装置。 11.請求の範囲第3項に記載の位置決め及び移動装置であって、更に、 a)前記可撓性要素は、所定長さの研磨または鋸部材であり、 b)前記装置は、ワークピースを研磨または鋸引きするように、前記ループ の作業切片を前記ハンドルに対して相対的に動かすための機械的手段を更に含ん でいる、 ことを特徴とする装置。 12.請求の範囲第2項に記載の位置決め及び移動装置であって、更に、 a)前記可撓性要素は、所定長さの研磨または鋸部材であり、 b)前記装置は、ワークピースを研磨または鋸引きするように、前記ループ の作業切片を前記ハンドルに対して相対的に動かすための機械的手段を更に含ん でいる、 ことを特徴とする装置。 13.腹腔鏡手術を行うための装置であって、 a)所定の直径の貫通チャンネルを有する腹腔鏡を有し、 b)前記チャンネルを通して延出する可撓性要素を、体腔内で位置決め及び 移動させるための装置を有し、 c)前記装置は、第一および第二のの延設されたハンドルを有し、 d)両端部を有する糸状の可撓性要素を有し、 e)前記延設された夫々のハンドルは、前記可撓性要素を受け入れるために 、その中を貫通する通路手段を有し、 f)前記可撓性要素は、各ハンドルの中の前記通路手段を通して延びて、前 記ハンドルの間でループを形成しており、 g)前記可撓性要素は前記通路手段の中で自由に動き、 h)前記ループは、前記二つのハンドルの対応する一端部に隣接して、前記 ハンドルの間に伸張された可撓性要素の作業切片を含んでおり、 i)前記ハンドルが、前記ループにより拘束される以外は相互に如何なる方 法でも空間内で自在に可動であることにより、前記作業切片は、前記ハンドルお よび前記ループの操作によって位置決めおよび移動されることができる、 ことを特徴とする装置。 14.糸楊子で歯磨きするための装置であって、 a)第一および第二の細長い糸楊子ハンドルを有し、 b)両端部を有する歯科用糸を有し、 c)前記糸楊子ハンドルの夫々は、対応する自由末端に隣接する一つの孔を 有し、前記所定長さの歯科用糸の両端部は前記一つの孔を通されることにより、 前記自由末端の間に糸の作業切片を形成し、 d)前記糸楊子ハンドルの夫々はまた、対応する一つの孔から所定距離だけ 離間した少なくとも一つの他の孔を有し、 e)前記長さの歯科用糸の前記両端部は、前記ハンドルの夫々における前記 他の孔の一つを通されることにより、前記ハンドル内の前記一つの孔から前記所 定距離だけ離間した位置で前記ハンドルの間にある制御切片を含んだ仮想ループ を形成し、 f)前記糸楊子ハンドルの夫々はまた、前記糸の作業切片から前記他の孔の 反対側へ、対応するハンドルを延長したハンドル延設部を有し、 g)前記延設部上にアンカー機構を有し、 h)前記所定長さの糸の両端は、夫々アンカー機構によってアンカーされて いる、 ことを特徴とする装置。 15.請求の範囲第14項に記載の装置であって、更に、 a)前記糸の両端の少なくとも一方は、糸の実質的な長さがアンカーされる ように延長されており、 b)前記実質的長さの糸は予備の糸を形成しており、その予備から糸を引き 出して、前記孔を通して引っ張り、前記糸の作業切片を置換することができる、 ことを特徴とする装置。 16.請求の範囲第14項に記載の装置であって、更に a)前記糸の予備は、対応するハンドル延設部に装着されてた糸容器の中に 含まれている、 ことを特徴とする装置。 17.請求の範囲第14項に記載の装置であって、更に、 a)前記糸容器は、対応するハンドル延設部上の装着構造から容易に取り外 し可能である、 ことを特徴とする装置。 18.糸楊子で歯磨きするための装置であって、 a)対応する両側の自由端部を有する、第一および第二の細長い糸楊子ハン ドルを有し、 b)両端部を有する歯科用糸を有し、 c)前記糸楊子ハンドルの夫々は、対応する自由末端に隣接する一つの孔を 有し、前記所定長さの歯科用糸の両端部は前記一つの孔を通されることにより、 前記自由末端の間に糸の作業切片を形成し、 d)前記糸楊子ハンドルの夫々はまた、対応する一つの孔から所定距離だけ 離間した少なくとも一つの他の孔を有し、 e)前記長さの歯科用糸の前記両端部は、前記ハンドルの夫々における前記 他の孔の一つを通されることにより、前記ハンドル内の前記一つの孔から前記所 定距離だけ離間した位置で前記ハンドルの間にある制御切片を含んだ仮想ループ を形成し、 f)前記ハンドルは、前記糸ループを除いて、常に物理的に結合されていな いため、ハンドルによって定義されるベクトル相互は線形的に独立であり、また ハンドルは、前記ベクトルが必ずしも同一平面内にはないように、空間的に展開 でき、 g)前記糸楊子ハンドルの夫々はまた、前記糸の作業切片から前記他の孔の 反対側へ、対応するハンドルを延長したハンドル延設部を有しており、 h)アンカー手段を有し、 i)前記長さの糸の前記両端は、前記アンカー手段によってアンカーされ、 j)前記長さの歯科用糸は前記夫々のハンドル上で線形に移動可能であり、 前記長さの歯科用糸の異なった切片を、前記作業切片として機能させることがで き、 k)両手で前記ハンドルを操作することによって、前記ループにより課され る制限を除き、前記ハンドルの向きの実質的に制限のない相互に独立した変化と 、前記操作での前記作業切片の制御が可能である、 ことを特徴とする装置。 19.請求の範囲第18項に記載の装置であって、更に、 a)前記孔は、前記ハンドルを横断貫通して形成されている、 ことを特徴とする装置。 20.糸楊子で歯磨きする方法であって、 a)二つの別々の糸楊子ハンドルであって、これらハンドルを相互に全ての 軸上で動かすことを可能にするように歯科用糸のループによって連結され、さも なければ連結されない二つのハンドルを用意する工程と、 b)一方のハンドルを片手の指で把持し、また他方のハンドルを他方の手の 指で把持して、両ハンドルの対応する一端の間に延設された前記糸ループの作業 切片を、糸楊子で磨こうとする歯の側面に対して、糸楊子の使用者の口の中に位 置決めする工程と、 c)前記ハンドルの間に延設され、且つ前記作業切片から離間した前記糸の 制御切片上に、また前記ハンドル上に、指を用いて外側に向けられた圧力を作用 させることにより、前記作業切片を前記歯の側面に対して張力を加える工程と、 d)前記ループの長さにより課される何らかの拘束を除いて、前記ハンドル を相互に独立に操作することにより、この操作で前記作業切片の実質的に制限の ない向き及び制御を可能にする工程と、 を有する方法。 21.糸楊子で歯磨きするための装置であって、 a)対応する両側の自由端部を有する、第一および第二の細長い糸楊子ハン ドルを有し、 b)前記ハンドルの夫々に連結されたループを形成する、歯科用糸を有し、 c)前記歯科用糸のループには、前記ハンドルの対応する一対の自由末端に おける前記ハンドル間の作業切片と、前記対応する一対の自由末端から離れた点 における前記ハンドル間の制御切片とが含まれており、 d)前記糸楊子ハンドルの夫々は、前記ハンドルの対応する一つの自由末端 に隣接して形成された一つの孔と、該一つの孔を通して延出する歯科用糸の前記 ループとを有し、 e)前記作業切片は、前記一つの孔の間に設けられ、 f)前記糸楊子ハンドルの夫々はまた、同じハンドルの前記一つの孔から所 定距離だけ離間して形成されたもう一つの孔を有し、前記歯科用糸のループは、 該他の孔を通して延出しており、 g)前記制御切片は、前記他の孔の間に設けられ、 h)前記ループは、自由な両端部をもった或る長さの歯科用糸によって形成 された仮想ループであり、 i)前記長さの歯科用糸の自由末端の夫々は、前記糸楊子ハンドルの夫々に おけるもう一つの孔を通して延出しており、 j)前記ハンドルは、前記糸ループを除いて、常に物理的に結合されていな いため、ハンドルによって定義されるベクトル相互は線形的に独立であり、また ハンドルは、前記ベクトルが必ずしも同一平面内にはないように、空間的に展開 でき、 k)前記長さの歯科用糸は前記夫々のハンドル上で線形に移動可能であり、 前記長さの歯科用糸の異なった切片を、前記作業切片として機能させることがで き、 l)夫々の手の指でハンドルを別々に操作して、ハンドルを離拡させ、また 前記ループにより課される制限を除いてハンドルを相互に独立して配向させるこ とにより、指によって制御切片上に圧力を働かせながら、前記ループを緊張させ 、また作業切片によって歯に対し圧力を作用させることを可能にする、 ことを特徴とする装置。
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