JPH09510370A - ファン・ビーム・コンピュータ断層写真撮影式スキャナ・システムにおける円錐ビーム誤りを再入及び修正する方法 - Google Patents
ファン・ビーム・コンピュータ断層写真撮影式スキャナ・システムにおける円錐ビーム誤りを再入及び修正する方法Info
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Abstract
(57)【要約】
ファン・ビームCTシステム上で収集したデータを再構成する方法は、一走査のコーナー光線を別の走査の中心光線に加えることによって制限付き角度重みフォールドオーバー冗長データを用いてデータを平行ビーム・フォーマットにまず再入し、第1の走査データに対する列補間を(52A)表しかつ第2の走査データに対する列補間を表わす(52b)。二走査が重み付けられた後、一走査のシノグラム・コーナーが他の走査のシノグラム・コーナーに加えられる。そのようにすることによって、フォールドオーバー(56)が得られる。更なる補間は、第1の一次元補間の後に回避される。合成シノグラムは、行変換を結果として生ずる最終再入段階(60)を経る。
Description
【発明の詳細な説明】
ファン・ビーム・コンピュータ断層写真撮影式スキャナ・システムにおける円
錐ビーム誤りを再入及び修正する方法発明の分野
本発明は、一般にコンピュータ断層写真撮影法X線システムに関し、特に、平
行ビーム再構成アルゴリズムを用いてファン・ビームコンピュータ断層写真撮影
式スキャナ・システムにおいて、ファン・ビーム・データを再入し、かつ円錐ビ
ーム誤りを修正する方法に関する。発明の背景
今世紀の始めに、オーストリアの数学者ジェー・ラドン(J.Radon)は
、三次元オブジェクトの二次元スライスがその投影の全てのセットから再生され
うるということを示した。コンピュータ断層写真撮影法(“CT”)X線システ
ムは、試験されるべきオブジェクトを通って一組のX線ビーム投影を生成する。
合成検出X線データは、オブジェクトの断層写真撮影(トモグラフィック)イメ
ージ・スライスを再構成すべくコンピュータ処理される。
CTシステムは、試験下のオブジェクトを全ての可能な方向からの一つ以上の
束のようなX線ビームにかける。X線データは、(本発明の場合のように)ファ
ン・ビーム・フォーマット、または平行ビーム・フォーマットで生成されうる。
ファン・ビーム・システムでは、X線は、ソースから放射されかつファンに収集
される。対照的に、平行ビーム・システムでは、X線は、ビュー内で全て平行で
ある。いずれのシステムにおいても、ビューは、検出器上へのオブジェクトの一
投影であり、走査は、全てのビューの収集である。
Randの米国特許第 4,521,900号公報、またはBoydの米国特許第 4,352
,021号公報に記載されたようなファン・ビーム走査電子ビーム・システムでは、
電子ビームは、電子銃によって生成されかつ排気されたチャンバのz軸に沿って
下流に加速される。更に下流で、ビーム光システムは、一般に約210°
の、走査経路に電子ビームを偏向する。次いで、偏向されたビームは、X線のフ
ァン・ビームを生成する、一般にタングステン材料の大きな孤である、適切なタ
ーゲット上に集束される。
放出されたX線は、z軸に沿って置かれかつ通称再構成サークル内に横たわっ
ているオブジェクト(例えば、患者)を貫通する。オブジェクトを通過するX線
ビームは、トラバーズされるオブジェクトの特質(例えば、骨、組織、金属)に
より、種々の量だけ減衰される。オブジェクトの遠い方の側面(far side)に配置
された、一つ以上のX線検出器は、これらのビームを受信しかつ入力X線の強度
に比例する信号を供給する。
一般に、検出器からの出力データは、フィルタ補正逆投影アルゴリズムを用い
て処理される。多くの方向から走査されたオブジェクトを表している検出器デー
タは、各走査方向に対するイメージ・プロフィールを生成すべく構成される。X
線照射されたオブジェクトが均質でないので、これらのプロフィールは、種々の
走査で種々の検出器によって検出された放射の量で強度が変化する。次いで、種
々の投影からの光線は、最初のオブジェクトのコンピュータ・トモグラフィック
・イメージを生成すべく重ね合わされるか、または逆投影される。それゆえに、
処理されたデータは、そのイメージがビデオ・モニターに表示されうる、オブジ
ェクトのスライスの再構成イメージを生成するために用いられる。
RandまたはBoydの上記特許に記載されたものに類似するシステムは、
アメリカ合衆国カリフォルニア州南サンフランシスコにある、Imatron,
Inc.,によって製造される。これらのシステムは、オブジェクト・イメージ
を再構成するために用いられるビューが、全360°ではなく、180°+ファ
ン・ビーム角度(約30°)、例えば合計約210°を網羅するので、“ショー
ト・スキャン”と呼ばれる。
これらのシステムでは、X線検出器も180°+ファン角度に及び、かつz軸
と直交する第1の平面を画定する。X線のソースは、z軸とも直交するが、第1
の平面と一致する必要がない、第2の平面内で走査または移動する。しかしなが
ら、走査電子ビーム第4世代CTシステムでは、大きな排気されたチャンバ及び
ターゲットと検出器を分離している距離は、cm等の範囲でありうる、大きさ
Δzでオフセットされている、これら二つの平面を結果として生ずることができ
る。それゆえに、理想的に再構成は、その平面内で取得したビューを用いてz軸
に垂直な平面にイメージを生成すると同時に、円錐角度により、各取得したビュ
ーは、z軸に垂直ではない。
このΔzオフセットは、走査中にX線ビームに浅い円錐をある程度位置ずれさ
せかつその底をさらわせ、かつ円錐ビーム形状が再構成中に考慮されない限り、
円錐ビーム誤りが結果として生ずる。修正されない限り、円錐ビーム誤りは、再
構成された表示イメージに縞模様として現れる不要な円錐ビーム人為構造(アー
ティファクト)を含む再構成イメージを生成する。
オブジェクト・スライスの再構成されたイメージを表示するために、コンピュ
ータ集中再構成技術を必要とする。コンピュータ・トモグラフィーは、多くの異
なる角度からのオブジェクトの投影を用いてX線照射されたオブジェクトの断面
を決定する方法である。数学的再構成アルゴリズムは、検出されたデータによっ
て表される、ファン・ビーム投影からオブジェクトの断面を再構成するために用
いられる。
コンピュータ・トモグラフィー再構成アルゴリズムは、ファン・ビーム・デー
タ及び平行ビーム・データに対して存在する。そのようなファン・ビーム・アル
ゴリズムは、例えば、Avinash Kak 及びMalcolm Slaneyによる、"Principles of
Computerized Tomographic Imaging",IEEE Press,N.Y.(1987)に記載されて
いる。参考文献であるDennis Parker による"Optimal Short-Scan Convolution
Reconstruction for Fan Beam CT",Med.Phys.,9:254-257(1982)は、ショー
ト・スキャン・ファン・ビーム・アルゴリズムに用いられる重み付けを記載して
いる。
一般に、実時間、例えば2〜3秒またはそれ以下でファン・ビーム・データを
処理する試みは、特注設計されたコンピュータ装置を用いることを必要とする。
これは、ファン・ビーム再構成技術が、多くの計算動作が必要であるかなりのコ
ンピュータ集中である、空間ドメイン逆投影アルゴリズムを含む結果である。そ
れゆえに、一般に、ファン・ビーム再構成は、平行ビーム再構成よりも望ましく
ない。
対照的に、通常のコンピュータ・アレー・プロセッサを用いて早急に実行する
変換ドメイン・アルゴリズムを用いる平行ビーム再構成技術が存在する。特注設
計された逆投影列装置に依存することは、CTシステムの変更が逆投影装置の変
更、費用が掛かりかつ時間を浪費する処理を必要としうるので望ましくない。更
に、相対的にほんのわずかの会社が特注設計された逆投影装置を製造し、かつ工
学的及び経営的見地から、逆投影装置のような一つのソース装置に依存すること
は、CTシステム製造業者にとって望ましくない。
従って、スピード及び市販されているアレー・プロセッサを用いることによる
実施の容易性の理由で、平行ビーム再構成技術が実施されることが好ましい。平
行ビーム再構成技術の中では、通称グリッディング(gridding)・フーリェ逆変換
アルゴリズムであり、ここで各ビューは、変換され、グリッディング関数(gridd
ing function)と組合され、そしてイメージの二次元フーリェ変換に加えられる
。その方法が一つのビューだけに対して成されたならば、合成イメージは、その
ビューの逆投影に等しく、フィルタ補正逆投影アルゴリズムを用いる。例えば、
J.D.O'Sullivanによる“A Fast Sinc Function Gridding Algorithm for Four
ier Inversion in Computer Tomography”,IEEE Trans on Medical Imaging,vol
.MI-4,no.4,pp 200-207, 1985 年12月、及びJ.Jackson,C.Meyer,D.Nis
himura,A.Macovskiによる“Selection of a Convolution Function for Fouri
er Inversion Using Gridding”,IEEET rans on Medical Imaging,vol.MI-10
,no.3,pp 473-478。別の平行ビーム・アルゴリズムは、M.Tabei,M.Uedaに
よる“Backprojection by Unsampled Fourier Series Expansion and Interpola
ted FFT”,IEEE Trans on Image Proc.,vol.1,No.1,pp 77-87に開示され
ており、ガウシアン・グリッディング関数が用いられ、そのような関数がフライ
(fly)上で早急に計算されうる、グリッディング技術を参照のこと。
Tabei 型平行ビーム再構成アルゴリズムは、多くの利点を有するが、それらは
、ファン・ビーム・データで使用することができない。しかしながら、幸いにも
、通称、再入(rebinning)技術がファン・ビームを平行ビームに変換または変形
するために知られており、それによりTabei によって開示されたような高速平行
ビーム・アルゴリズムが再構成に対して用いられうる。一つのそのような再入ア
ル
ゴリズムは、Gabor Hermanにより、Image Reconstructions from Projections,
1980,Academic Press,N.Y.に記載されている。
しかしながら、ファン・ビーム・データが高速平行ビーム再構成アルゴリズム
を用いて再構成に対して適切に再入されたとしても、上記Δzオフセットは、再
構成されたイメージ中に通称円錐ビーム人為構造(artifact)を生成する。更に、
平行ビーム再入技術に対する通常のショート・スキャン・ファン・ビームは、フ
ァン・ビーム・シノグラム(sinogram)の頂部及び底部に表われている冗長データ
を廃棄する。この実施は、医学的応用では、シノグラムの冗長領域が患者の照射
されたところのデータを表わすので、望ましくない。更に、冗長データを廃棄す
ることは、信号対雑音比を低減する。発明の目的および概要
必要なのは、再入動作の間中にファン・ビーム・シノグラムにおける冗長デー
タを維持する方法である。そのような変更された再入方法は、円錐ビーム誤りを
修正するのに適する合成平行ビーム・データを形成するのが好ましい。
更に、円錐ビーム誤りを修正することが可能であり、かつイメージの中心以外
の点から表示されたイメージ上のイメージング・ズーミング(imaging zooming)
を許容することが可能な変更されたTabei 型アルゴリズムの必要性が存在する。
必要なのは、イメージのあらゆる点から、再構成されたイメージのズーム・ビュ
ー(zoom view)を許容する再構成方法である。
本発明は、円錐ビーム誤りが実質的に低減される、そのような変更された再入
手順、及び変更されたTabei 型平行ビーム再構成手順を記述する。更に、本発明
は、再構成表示されたイメージの無心(non-center)ズーミングを提供する。また
、本発明は、通常のアレー・プロセッサで実施されうるし、かつTabei 再構成方
法よりも高速で実行される。
本発明は、ファン・ビームCTシステムにおける円錐ビーム誤りを修正するた
めに空間技術及び変換技術を用いる。それぞれがz方向において小さな距離で分
離された、二つ以上のCT走査が、実質的に低減された円錐ビーム誤りを有する
一つの再構成されたイメージを生成するために用いられる。再入段階は、ファン
・ビーム・ビューを、そのフォーマットが変更された平行ビーム再構成アルゴリ
ズムを用いて早急再構成を許容する、平行ビーム・フォーマットに変換すべく用
いられる。特別のフォールディング段階が冗長光線の使用を行う再入段階の中に
組み込まれている。
一度再入されると、ビューは、本発明により変更されたグリッディング型フー
リェ技術を用いて再構成される。各走査のビューは、ビューの方向で測定された
、再構成サイクル・エッジからの距離に依存する関数により逆投影されたビュー
の重み付けに影響を及ぼすようの方法で処理される。特注された逆投影装置を用
いて空間ドメインにおいて重み付けを実行するよりも、本発明は、適切な重み付
け関数のフーリェ変換で変換されたビューとたたみ込むことによって、フーリェ
・ドメインにおいて重み付けを実行する。
本発明による再構成は、汎用アレー・プロセッサを用いて実行され、かつ逆投
影の間中に上位の補間(interpolation)に対するスピード違反が存在しない。再
構成されたイメージの品質は、優れており、かつズームされた、オフアクシス(o
ff-axis)再構成が可能である。
それゆえに、第1の態様では、本発明は、高速実行平行ビーム再構成アルゴリ
ズムを使用することが必要な段階である、ファン・ビーム・データを平行ビーム
・フォーマットに再入する方法を提供する。出願人の再入方法は、フォールディ
ング段階がその間に有る二つの一次元補間段階から構成される。フォールディン
グ段階は、ファン・ビーム・シノグラムの頂部及び底部における冗長データをフ
ォールドオーバー(foldover)する再入重み付けを用いる。冗長光線は、再入の中
間段階におけるシノグラムの上部左側及び下部右側コーナーで見出され、かつ各
冗長光は、シノグラムの中心の、非冗長、部分における一つの光線に対応する。
重み付けは、冗長光線の重みプラス中心光線の重みは、中間シノグラムの中心光
線値を置き換える重み付けされた中心光線プラス重み付けされた冗長光線の合計
と、一つに合計されるようなものである。それゆえに、出願人のフォールドオー
バー再入は、ファン・ビームX線からのデータの全てを都合よく用いる。
出願人のフォールドオーバー再入技術は、単一走査CT再構成及び多重走査円
錐ビーム修正再構成に用いられうる。円錐ビーム修正再構成に対しては、再入技
術は、一度に二つの走査に適用されて二つの平行ビーム・シノグラムを結果とし
て生ずる。上記再入重み付けを用いて一つの走査からの冗長光線は、他の走査の
中心光線に加えられかつその逆の場合も同様である。これは、出願人の円錐ビー
ム修正平行ビーム再構成方法における使用に適切に調整された平行ビーム・シノ
グラムを結果として生ずる。
第2の態様では、本発明は、Tabei によって記載されたような平行ビーム・フ
ーリェ再構成方法の高速実行変更を提供する。この変更は、単一走査の再構成ま
たは多重走査円錐ビーム修正再構成のいずれでも用いうる。出願人の再構成方法
は、通常の平行ビーム・カーネルで(出願人の変更された再入アルゴリズムから
得られた)各ビューに対して平行ビーム・データをまずフィルタし、循環的にシ
フトし、そして変換する。次に、変換は、再現されかつ補間フィルタによって倍
増される。そのように処理されたデータは、次にグリッディング関数とたたみ込
ませかつビュー角度に対応する角度でフーリェ・イメージに加えられる。上述の
ように全てのビューが処理された後、予備イメージもたらすべく二次逆フーリェ
変換が行われる。そして、予備イメージの中心が抽出されかつグリッディング関
数の変換の逆数によって倍増されて、所望のイメージをもたらす。本発明は、予
め計算されかつ表に記憶されるカイザー・ベッセル(Kaiser-Bessel)グリッディ
ング関数を用いてこの実施を達成するのが好ましい。
第3の態様では、本発明は、上記平行ビーム・フーリェ再構成方法を用いて円
錐ビーム修正再構成を実施し、それにより円錐ビーム誤りが実質的に修正される
。円錐ビーム誤り修正は、イメージを再構成するために二つ以上の走査を必要と
する。n−走査再構成では、本発明は、d/(n−1)に等しい距離でz軸に沿
って分離されるn−走査を必要とする。ここで、dは、円錐角度のタンジェント
×再構成サイクル直径である。
各走査からのデータは、円錐ビーム重み関数を用いて逆投影の間中に重み付け
される。データを適切に重み付けることによって、ゼロ円錐ビーム誤りを有する
合成複合走査は、z軸に垂直に生成される。円錐ビーム重み付けは、Tabei アル
ゴリズムの変換逆投影段階で変換ドメインにおいて発生するのが好ましい。本発
明によれば、円錐ビーム重み関数は、それらのフーリェ変換において相対的にほ
んの少しの非ゼロ・ポントを有している関数によって概算される。空間ドメイン
における円錐ビーム重み付けによる倍増は、変換ドメインの重みの変換によるた
たみ込み(convolution)によって達成される。このたたみ込みは、重みの変換の
非ゼロ係数による変換されたビューの倍増及び係数によって決定された位置での
グリッディングによって達成される。早急処理は、相対的にほんの少しの非ゼロ
地点がより少なくデータ処理を必要とするということにおいて促進される。
本発明は、その値が処理を速めるべくルックアップ表に予め記憶される、カイ
ザー・ベッセル(Kaiser-Bessel)グリッディング関数を更に用いる。本発明は、
ズーミングがイメージ中心であるということを必要としないで、再構成表示され
たイメージのズーミングを更に提供する。
本発明の他の特徴及び利点は、好ましい実施例が添付した図面に関連して詳細
に示される以下の説明から明らかであろう。実施例
図1Aは、その中で電子ビーム12が生成されかつチャンバ12の前方下方部
分16内に位置決めされた環状ターゲット14を走査することをビーム光学アセ
ンブリ13によってもたらす真空ハウジング・チャンバ10を含む走査電子ビー
ム・コンピュータ・トモグラフィー(“CT”)システム8を示す。一般に21
0°位を走査する、電子ビームによって当てられることにより、ターゲットは、
再構成半径R内に横たわっている対象物20(例えば、患者または他のオフジェ
クト)の領域を通過するX線18の動いているファンのようなビームを放出する
。次にこれらの光線は、直径方向の反対側に一般に配置された検出器アレー22
の領域上にレジスタする。検出器アレーは、ビデオ・モニター26上に対象物の
スライスのイメージを生成すべくデータを処理しかつ記録するコンピュータ処理
システム24へデータを出力する。図1Aに示したように、コンピュータ・シス
テム24は、システム8も制御しうるし、かつ本発明42、MR/TBP、変更
再入及び変換逆投射方法を含み、それにより円錐ビーム誤りが実質的に取り除か
れる。
図1Aのシステムは、ファン・ビーム・システムであり、かつファン・ビーム
・シノグラム(またはデータ・アレー)においてファン・ビーム・データを供給
する。ファン・ビーム・データは、X線オブジェクトの再構成イメージを供給す
べく空間ドメイン・アルゴリズムを用いて適切に処理されうると同時に、そのよ
うな再構成は、実施するために特注設計された特別のハードウェアを必要とする
多くの数学的オペレーションを含む。それゆえに、処理スピード及び標準化され
たアレー処理装置を用いる機能の理由で、ファン・ビーム・データを平行ビーム
・データに変換、または再入するのが好ましい。一度データが適切に再入された
ならば、平行ビーム・データに対して適切な変換ドメイン逆投影技術は、特別な
処理装置を必要としないで、イメージを再構成するために用いうる。
図1Bは、本発明を実施するハードウェアの詳細図である。CTスキャナ・ハ
ードウェア、例えば検出器22からのデータは、コンピュータ処理システム24
の中、より特定的にはVME Bus Scan Memory31の中に受信
される。次いでデータは、システム24の一部であるVME Busアレー・プ
ロセッサ・ボード33に移される。アレー・プロセッサ・ボードは、本発明の方
法を実施する4〜8つの標準的な市販されているi860高速、浮動小数点計算
プロセッサを用いるこのが好ましい。i860アレー・プロセッサは、アメリカ
合衆国マサチューセッツ州ローウェルにある、マーキュリー・コンピューア・シ
ステムズ・インク.によって製造されている。コンピュータ・システム24内に
記憶されるのが好ましい、本発明による適切な信号処理の後、円錐ビーム人為製
造が実質的にない、再構成されたイメージは、モニター26上に表示される。
図1Cは、システム8の更なる詳細図である。
図2A及び2Bは、図1Aに示したようなシステムに関連したファン・ビーム
・シノグラム座標と、平行ビーム・シノグラム座標との間の関係を示す。図2A
のファン・ビーム構成では、X線は、共通のソースからファンのようなものを放
射し、かつソースと検出器との中間の再構成半径内のオブジェクトによってたぶ
んに減衰された後、検出される。図2Aでは、検出器は、図1Aに示したものと
類似する、環状弧にある。図2Aでは、βは、ファン中心のビュー角度でありか
つビュー方向を決定し、σは、各ファン・ビーム・ビュー、−A/2≦σ≦+A
/2内の各光線の角度であり、ここでAは、ファン角度、半径Rの再構成サイク
ル全体を取り囲むために必要な最大角度である。図2Bの平行ビーム構成では、
ソースによって生成された光線は、全て一方向で平行でありかつ再構成半径内の
オブジェクトによってたぶん減衰された後、ソースの平面に平行な平面にある検
出器によって検出される。図2Bでは、θは、ビューの角度であり、sは、ビュ
ー、−R≦s≦R内の光線の位置であり、ここでRは、再構成サイクル半径であ
る。
本発明は、ファン・ビームCTシステムで用いられるので、変更された平行ビ
ーム・フーリェ技術再構成方法を用いるためにファン・ビーム・データを平行ビ
ーム・フォーマットに再入することがまず必要である。再入は、ファン・ビーム
座標(σ,β)を有しているファン・ビーム・データを、平行ビーム座標(s,
θ)を有する平行ビーム形状に変換する。
図1Aに示したような、ファン・ビーム・スキャナによって取得されたCTデ
ータは、ファン・ビーム・シノグラムに正規化ルーチンによって変換される:
【数1】
ここで、βは、ビュー角度、σは、ビュー内の角度り、Aは、ファン角度である
。ビューは、ショート・スキャン・ファン・ビーム再構成に必要な最小値である
、0からπ+Aの角度を網羅する。
ファン・ビーム形状では、各ファン光線は、光線に平行な一つの平行ビューか
らくるかまたはその逆も同様であるということが理解されるであろう。要するに
、再入は、そのような光線を取りかつそれを平行ビューの正しいビン(bin)の中
に置く。
再入アルゴリズムは、データを平行ビーム座標に変換する入力ファン・ビーム
・データの二次元補間である:
【数2】
ここで、θは、平行ビュー角度、sは、ビュー内の距離、Rは、再構成半径であ
る。二つの座標系の間の関係は、以下の関係式で与えられる:
【数3】
入力ファン・ビーム・シノグラム50は、180°+ファン角度を網羅し、出
力平行ビーム・シノグラム62は、180°を網羅する。
二次元座標変換は、二つの一次元段階で達成される。図3Aのシノグラム図で
示すように、入力ファン・ビーム・シノグラム50は、f(σ,β)からf(σ
,θ)へ、段階52で、カラム(列)の一次元変換をまず行う。平行ビュー間の
角度は、ファン・ビーム・ビュー間の角度に等しく選択される。この場合には、
各カラムの変換は、たんに、補間によって達成される、データのシフトである。
この段階は、図3Bに示すように図で表示することができる。
好ましい実施例では、θにおけるステップ・サイズは、βにおけるステップ・
サイズに等しく取られて、この補間は、結果的に各カラムのシフトになる。本発
明に用いられる再入アルゴリズムのリスト、添付した資料 APPENDIX 1 、を参照
すると、入力ファン・ビーム・シノグラム50は、fansampsが均等角度ファン・
ビーム・サンプルの数であり、fanview がファン・ビーム・ビューの数である、
サイズfansamps・fanview を有する。再入アルゴリズムは、ファン・ビューが1
80°+ファン角度Aを網羅するということを想定する。APPENDIX 1は、当業者
によって容易に理解されるように十分に注釈が付けられていると確信する。ある
程度、APPENDIX 1における命名法(nomenclature)は、明細書中に示されたものと
異なりうるが、そのような相違は、当業者には容易に理解されるであろう。
再入カラム変換段階52の後、合成中間f(σ,θ)シノグラムは、平行ビー
ム再構成に対して厳密に必要なものよりも多くのデータを含む。より特定的には
、中心の矩形部分54は、平行ビーム再構成に必要な全てのデータを保持する。
三角形部分54A,54Bのデータは、冗長である。これは、角度(σ,θ)に
よって決定された54Aの光線の空間部分が角度(−σ,θ+π)によって決定
された光線の部分と同じであるということを意味する。その光線は、中心の矩形
54の内側に入る。同様に、(σ1,θ1)における三角形54Bの光線は、中
心の矩形54Aの中である、(−σ1,θ1−π)と同じ部分を有する。それゆえ
に、コーナーの三角形領域54A及び54Bのデータは、廃棄されうるか、また
は中心の矩形の中にフォールドされうるのがより好ましい。
段階56では、フォールドオーバーが発生し、それによりコーナーの三角形5
4A,54Bの冗長データは、主シノグラム54の中にフォールドされて、図3
Cに示したシノグラムを結果として生ずる。
本発明の一態様では、出願人は、ショート・スキャン・ファン・ビーム再構成
で用いるこの分野で知られた数式を用いて、段階56で用いるための、フォール
ドオーバー重みを生成することが可能であるということを見出した。出願人の再
入重みは、先に示したDennis Parker の参考文献に記載されたような(再入が発
生しない)重みがショート・スキャン・ファン・ビーム・アルゴリズムに対して
決定されるのと同じ方法で計算される。ここに開示されたような再入に対するそ
のような重みの使用は、新規であると思われる。本発明で用いられる再入は、フ
ォールディング段階56を挿入する便利な処理段階を供給することにおいて特に
有利である。更に、ここに開示された多重走査データ・フォールドオーバー段階
は、円錐ビーム誤りを修正すること及び平行ビーム技術を用いて再構成を許容す
ることの両方に対して要求される。
以下に説明するように、フォールドオーバー56は、後続の円錐ビーム誤り修
正に対して要求される。フォールドオーバーは、照射されたオブジェクトから得
られた全てのデータの完全な使用を行ない、かつディスプレイ26上で見られる
ように、再構成イメージにおける信号対雑音比を改善する。更に、ファン・ビー
ム・システムから取得したときに、シノグラム54の冗長データの一部が、イメ
ージを再構成するときにその誤りが円錐ビーム人為構造を生ずる、先に示したΔ
z誤りにより同じ平面に収集される。
本発明による円錐ビーム再構成を行うために、出願人の変更した円錐ビーム・
アルゴリズムは、一つのイメージを生成するために二つ以上のファン・ビーム走
査を使用し、それゆえに、二つ以上の走査に再入することを必要とする。単一走
査からのデータを用いるフォールドオーバー段階は、その一つの走査に対する円
錐ビーム人為構造を低減することを援助するけれども、単一走査上の再入は、所
望の再構成をもたらさない。
n走査を必要とする円錐ビーム再構成に対して、本発明の再入アルゴリズムは
、以下のような走査のペア上で進行する。第1の走査は、走査nと、第2の走査
は、走査n−1とペアになる、等。nが奇数であるならば、中間走査は、ペアを
持たない。次いでこの走査は、それ自身によって再入されかつフォールディング
がそれ自身の中に行われる。
本発明では、一つの走査のコーナー領域は、、再入アルゴリズムが一度に両方
の走査上で再入を実行するような場合の、他の走査の中心領域の中へのフォール
ディングを必要とする。フォールディング段階、即ち、図3Aの段階56では、
再入アルゴリズムは、第1の走査のコーナー領域を第2の走査の主部分の中にフ
ォールドし、その逆も同様である。図3Eは、二つの走査円錐ビーム再入を示し
、離れた小さな距離Δzを取得した二つのファン・ビーム・シノグラムからの入
力データは、再入出力が二つの平行ビーム・シノグラムであると共に、同時に再
入される。図3Eでは、段階52−Aは、第1の走査のデータに対するカラム補
間を示し、段階52−Bは、第2の走査のデータに対するカラム補間を示す。
図3Aに戻ると、段階56では、一般に、フォールディングは、ショート・ス
キャン・ファン・ビーム再構成に用いられたものから導かれた重みを用いて、各
中心点及び対応コーナー点または領域54A,54Bを重み付けすることによっ
て達成される。一つの走査のシノグラムコーナーに対する係数として用いられた
重み、及び他の走査のシノグラム中心に対する係数として用いられた重みは、常
に一つ増加する。それゆえに、重み付けられた、一つの走査のシノグラムコーナ
ーは、他の走査のシノグラム中心に加えられる。本発明によれば、図3Eに示す
ようなフォールドオーバー段階56を行うことによって、第1の一次元補間の後
、更なる補間が回避される。シノグラムは、無限の数の点を含まないが、離散的
(不連続な)位置で有限の数の点を含む。位置は、座標(σ,θ)がシノグラム
に存在するデータ・ポイントに正確に入るならば、座標(−σ,θ+π)または
(−σ,θ−π)も、シノグラムに存在するポイントに正確に入るように選択さ
れる。それゆえに、二つのポイント間の補間は、フォールディング段階では必要
ない。これは、フォールディング段階が図3Aのステージ50または62でシノ
グラム上でなされるならば、該当しない。
図1Aに示したような実際のファン・ビームCTスキャナに対しては、例えば
、アメリカ合衆国カリフォルニア州南サンフランシスコのイマトロン,インクに
よって製造されるC−150モデルでは、コーナー54A,54Bのデータは、
真性には冗長ではない。このスキャナの円錐ビーム形状により、コーナー光線は
、対応中心光線とは多少異なる方向を有する。
フォールドオーバー段階56の後、合成シノグラム58は、f(σ,θ)から
f(s,θ)まで行変換を結果として生ずる最終再入段階60を経て、平行ビー
ム・シノグラム62を結果として生ずる。段階60では、各行は、f(σ,θ)
座標から平行ビーム座標(s,θ)を有している平行ビーム形状に補間される。
図3Aを更に参照すると、σからsへのこの第2の座標変更60は、DがX線ソ
ースから検出器までの距離である、式s=Dsinσを用いてf(σ,θ)シノ
グラム58の各行で行われる。この第2の座標変更は、各行の直接的(素直)な
補間によって達成され、かつ図3Dに示される。図3Dの縦線は、sにおいて等
間隔で離間された線がシノグラム58において等距離離間に入らないが、それら
が当距離離間であるようなシノグラム62へ段階60により変換されるというこ
とを示す。
本発明によれば、補間は、再入処理において繰り返し用いられる。一般の補間
アルゴリズムは、次のように記述しうる;
0<x<1であるような点xでfの補間値を見出すことが望ましい整数点上に
画定された関数f(i)が存在するものとする。関数f(i)のこの値は、次式
から計算される:
【数4】
ここでI(x)は、補間カーネル、niは、補間の順序である。順序niの補間
は、各出力点に対して最初の関数の2ni点を用いる。本発明では、再入補間に
用いられる補間カーネルは、カーネル・サイズがあらゆる長さnでありうる、ガ
ウシアンによってテーパー(漸減)された、sinc関数、(sinπx)/
πxである;
【数5】
実際には、この関数は、I(x)の値が、0≦x≦1であるような全てのxに
対してスケールされるように多少変更される;
【数6】
この局面で、最初のファン・ビーム・データは、、ここで、ビュー毎のサンプ
ル数がnsamps、ビューの数がnviews、そしてビューのセットが18
0°を網羅するような、サイズnsamps × nviewsの平行ビーム・
シノグラムに変換される。ビューvは、角度vangle=v・180/nvi
ewsにおける平行投影を表わす。nrが二つのnsampsより大きいかまた
は等しい最小パワー(least power)であると想定する。
以下は、従来技術のグリッディング型技術の変更である、出願人の平行ビーム
逆投影変更フーリェ技術を用いて逆投影の前の各ビューの準備を説明する。
これら種々の技術からの特徴を適切に変更しかつ組合せることによって、本発
明は、フーリェ方法を用いて、ファン・ビームCTシステムにおける円錐ビーム
誤りを修正することができる。
本発明によれば、出願人の変更アルゴリズム、Tabei 型変換逆投影アルゴリズ
ムは、図5〜図7に示すような、以下の処理段階を有する。図5は、処理の概要
を与える。図6は、図5の段階80の詳細を与える。図7は、図5の段階100
の詳細を与える。
処理への入力は、各シノグラムが一組のビューからなる、一組のn平行ビーム
・シノグラムである。nシノグラムのそれぞれに対して、異なる円錐ビーム重み
関数が存在する。nが1の場合には、円錐ビーム修正がなされない。
(1)各ビューに対して、(出願人の変更再入アルゴリズムから生じた)平行
ビーム・データは、通常の平行ビーム・カーネルとたたみ込む(図6、段階
120、例えばサブルーチンkerconvによって実行された、APPENDIX 1の
17頁参照);
(2)段階(1)の結果は、次にビュー幅の半分に等しい量だけ環状的にシフ
トされかつ変換される(図6、段階122、例えばサブルーチンcshiftに
よって実行された、APPENDIX 1の18頁参照);
(3)段階(2)の結果は、次に複素共役フォールディングによって複製され
かつ補間フィルタによって倍増される(図6、段階124、APPENDIX 1の18頁、
サブルーチンrfft、foldview及びvmul参照);
(4)オフセット再構成の場合には段階(3)の結果は、シフト係数(図6、
段階126)によって倍増される;
(5)シノグラムに関連した円錐ビーム重み関数の変換における各非ゼロ係数
に対して、係数により段階(4)の結果を倍増しかつ全ての入力シノグラムに対
して結果を合計する(図6、段階128);
(6)グリッディング関数で段階(5)の結果をたたみ込み、かつ重み係数に
よって決定されたオフセットでかつビュー角度に対応する角度に沿ってフーリェ
・イメージに加える(図6、段階130及び132);
(7)段階(5)及び(6)が各非ゼロ重み係数対して繰り返されかつ段階(1)か
ら(6)が全てのビューに対して繰り返された後、予備イメージを得るために二
次元逆フーリェ変換を行う(図5、段階90);
(8)そして、そのような予備イメージに対して中心領域を抽出しかつグリッ
ディング関数の変換によって倍増し、次に所望の再構成イメージを得るために整
数にスケールしかつ固定する(図5、段階100及び図7、段階150,152
,154、例えばAPPENDIX 1,通常の円錐ビームの場合に用いられるサブルーチ
ンfbackpdb)。
簡潔に、本発明の円錐ビーム修正方法は、各逆投影されたビューに対する重み
付けスキームに類似する。ここでは、二次元重み関数は、イメージの各画素にそ
のビューのコントリビューション(contribution)(重み付けされた0から1)を
与える各ビューに対して計算される。二次元重み関数は、実行のスピードを促す
べく、その二次元フーリェ変換が少数の非ゼロ項からなる関数によって概略され
るのが好ましい。
次いで、二次元重み関数による逆投影ビューの倍増(乗算)は、たたみ込み段
階として変換ドメインにおいてなされうる。再構成イメージは、ビューの逆投影
×そのビューの重み関数を各ビューに対して合計してゆくことにより蓄積(増加)
される。
本発明によれば、重み関数は、走査が(円錐角度を無視して)z軸に対して垂
直な走査の中に補間(内挿)されるということを要求することによって簡略化され
る。そのような走査は、z−perp走査を表わす。例えば、患者が固定されて
いる間に図1Aのシステムが走査をなすために用いられ、次いで患者が別の走査
が行われる点にスキャナに関してz軸に沿って移動されるならば、z−perp
走査が生じうる。そのような走査収集の方法に対して、二次元円錐ビーム重み関
数は、ビュー角度に平行な一次元関数を概算する。螺旋走査と呼ばれる、走査収
集の代替方法では、患者は、走査が行われている間、連続的に移動される。それ
ゆえに、収集された走査は、z軸に垂直ではなくかつ本発明による再構成の前に
z−perp走査に補間(内挿)される。変換された逆投影ファン・ビーム・イ
メージは、番号n及びz−perp走査の間隔がスライス幅、円錐角度、所望の
再構成円半径R、及び所望のイメージの位置によって制御されるような、nのz
−perp走査から再構成される。螺旋走査からz−perp走査への補間は、
直接的であり、かつz−perpファン・ビーム・シノグラムにおける各点は、
最も近い螺旋走査における対応点から線形的に補間される。望ましいならば、よ
り上位の補間が用いられうる。
図4A及び4Bは、二走査円錐ビーム再構成(例えば、単一イメージを再構成
するために用いられる二つのファン・ビーム走査)に対するz−perp走査間
隔及び関連重み関数を示し、図4C、図4D及び図4E、図4Fは、それぞれ三
走査及び四走査再構成に対する同様な表示である。
図4A、4C、4Eには、その位置が破線で示されるイメージを生成するため
に用いられる2、3及び4のz−perp走査の各々における一つのビューに対
する中心光線が垂直想像線(vertical phantom line)で示されている。各光線の
傾斜は、X線放射のソース及び検出器によって画定された平面における望ましく
ないオフセットを表わす。定義により、想像垂直線は、ゼロ・オフセットを有し
、かつそのような光線が実際に存在したならば、所望のゼロ円錐ビーム誤り条件
を表す。要するに、想像垂直線は、その光線が一致平面(co-incident plane)に
ある、各走査からの光線の重み付け合計(weighted sum)として形成された逆投影
光線を表わす。
z−perp走査間の距離zdは、以下の式で与えられ、
【数7】
ここで、dは、以下の式で画定される円錐ビーム距離であり、
【数8】
ここで、nは、イメージにおけるz−perp走査の数、Rは、再構成半径であ
る。
2走査円錐ビーム修正(図4A及び4B)の場合には、アルゴリズムは、第1
の走査に対して0から1にかつ第2の走査に対して1から0に変化する重みで投
影方向における各逆投影ビューを線形的に重み付ける。これは、重み関数の変換
で変換ビューをたたみ込むことによって周波数ドメインにおける変換逆投影の間
中に行われる。
この場合には、非常に簡単な重み関数が選択されうる: そのフーリェ変換に
おいて2つの項だけを有する正弦波。ゼロ・クロッシングの近くの正弦波の小さ
な部分をズーミング・イン(zooming in)することによって、出願人は、ほとんど
線形である重み関数を合成することができる。
円錐ビーム修正への走査入力の数、nの決定は、各走査のスライス幅、イメー
ジに対する所望のスライス幅、及び距離dによる。最小値として、nは、2dが
走査スライス幅よりも小さいように十分に大きく選択されるべきである。より大
きなnは、nが増加されると走査スライス幅にアプローチする、より一定のスラ
イス幅を有する画像を生成する。
2、3及び4走査イメージに対する図4B、4D、4Eに示した、重み関数は
、逆投影平行ビーム・ビューに適用される二次元重みを表わす一次元関数である
。同じ重み関数がz−perp走査における全てのビューに適用される。重みは
、ビュー角度に沿って測定された再構成円の円周からの距離の関数として逆投影
画素に適用される。
例えば、図4Bの重み関数を考慮する。スイープ1、光線位置A1で(図4A)
、光線が垂直想像線部分の全く上にあるので、データは、完全である。従って、
重み係数は、その位置で1である(図4B、位置A1)。しかしながら、スイー
プ1における同じ光線に対して、位置A2に到達すると、光線は、理想的な垂直
位置から離れてゆき、従って、位置A2でゼロ重みが与えられるまで、少ない重
みが与えられる(図4Bを参照)。
第2スイープに対する光線を考慮する。位置B1で光線は、理想的位置よりも
離れており、図4Bは、その重み係数が従ってゼロであるということを示す。し
かしながら、位置B2で、光線は、垂直想像位置の全く上であり、かつその係数
は、1である(図4B)。スイープ1及びスイープ2から光線をそのように重み
付けることによって、破線想像線(dotted phantom line)に対応するゼロ円錐ビ
ーム誤り位置を有する擬似光線が生成されると考えられうる。
同様なファッションで、4走査以上が用いられうるが、3及び4走査再構成に
対する適切な重みが図4D及び4Fに示されている。
逆投影ビューを重み付けるための用いられるこれらの関数は、変換ドメインに
おいてたたみ込みとして実施されるのが好ましい。逆投影のスピードが変換にお
ける点の数で直接的に変化するので、より少ない変換点を必要とする関数で重み
関数を概算するのは、有利である。例えば、図4Gは、7つの点だけを用いてい
る4走査再構成重み関数に対する概算のグラフである。
図5は、上述したような段階52、56及び60を含んでいる再入が最初に発
生する、本発明の一般化ブロック図である。処理段階80で、変換されたビュー
の逆投影が発生し、かつ処理段階90で、イメージの二次元逆高速フーリェ変換
が行われ、イメージは、段階100で正規化される。
ここで、図6を参照すると、本発明による変換されたビューの逆投影が示され
ている。平行ビーム・シノグラムにおける各ビューは、図6に示したように処理
され、そして二次元フーリェ変換に加えられる。
図7は、図5に示した、イメージ正規化処理段階100の更なる詳細を供給す
る。
図6に示した方法の段階をここで更に詳述する。図6に示した段階は、平行ビ
ーム・シノグラムにおける各ビューに適用される。円錐ビーム走査の場合には、
一緒に処理される二つ以上の平行ビーム・シノグラムが存在する。各ビューは、
図2Bの角度θに対応している角度、ヴァングル(vangle)の平行ビュー角度を有
する、長さnsampsの再入投影データからなる。上記したように、ビューは、平行
ビーム・カーネルによってフィルタされなければならない(図6、段階120)
。これは、フォワード変換、カーネルの変換によるフーリェ・ドメインにおける
、マルチプリケーション、次いで逆変換によって行われるのが好ましい。フーリ
ェ変換のサイズは、2・nrリアル・ポイント(real points)であり、かつビュ
ーは、このサイズまでゼロでパッドされる。
次に、たたみ込まれたビューは、nsamps/2によって環状的にシフトされかつ
長さnrまでパッドされる(図6、段階122参照)。
実際のフーリェ変換は、たたみ込まれたビューのフーリェ変換の正の部分を表
しているnr/2+1長さ複素ベクトルを得るために次に実行される。
変換されたビューは、nr+1点の複素ベクトル、f(nr/2+i)=f(
nr/2−i)*、i=1,...,nr/2を生成しているnr/2項に関す
る共役とフォールドすることによって複製される(図6、段階124)。実際に
は、高周波数i=nr項は、廃棄されうるし、項0は、2で分割される。
複製されたビューは、補間周波数応答を合わせる(tailor)ために用いられうる
補間フィルタによって倍増される(図6、段階124)。例えば線形補間に対し
て、フィルタは、
【数9】
である。立方(3乗)補間に近い応答に対して、フィルタは、
【数10】
である。このステージのビューは、たたみ込み、シフト、変換、複製、フィルタ
・ビューよりも変換ビューと呼ばれる。
本発明は、変換ドメインにおけるシフトを実行するためにフーリェ・シフト定
理を用いることによってオフ・センター・イメージ再構成を利点的に許容する(
図5、段階100、図6、段階126)。このアルゴリズムの基礎は、平行ビー
ム・シノグラムが、変換されたときに、イメージの二次元高速フーリェ変換の極
座標バージョンになるということである。それゆえに、イメージをシフトするた
めに、フーリェ・シフト定理を変換ビューに適用することができる。
ユニットは、再構成半径Rにおいてnrユニットが存在するような、座標sx
、syのシフトが望ましいと想定する。ビューにおけるnr複素点は、位置[x
(r)、y(r)]=[r・−cos(vangle)、r・sin(vang
le)]、r=0,...,nr−1におけるものである。これらの点は、以下
の式によって倍増される複素数である。
【数11】
次に、ビューの逆投影は、変換ドメインにおいて行われる。変換されたビュー
は、グリッディング関数でたたみ込まれかつイメージの変換に加えられる。イメ
ージは、nf/2・nf複素数項として表された変換を有する、nf・nf実イ
メージである。
本発明による逆投影は、その値がルックアップ表に予め記憶されるカイザー・
ベッセル関数であるのが好ましいグリッディング関数を用いて、変換されたビュ
ーにおける各点に関する座標、グリッディング関数とのたたみ込み、そして座標
によって決定された位置におけるフーリェ・ドメイン・イメージの中へのグリッ
ドされたビューの追加を供給することを必要とする。円錐ビーム修正の場合には
、
逆投影ビューは、重み関数によって倍増される。これは、重み関数の変換による
変換ビューのたたみ込みによって達成される。このたたみ込みは、変換ビューを
重み関数の変換の各非ゼロ係数で倍増し、次いでビュー座標からオフセットした
座標でグリッディングすることによって達成される。
より特定的には、ビュー座標に関して、変換ビューにおける各複素点は、以下
の座標が与えられる:
【数12】
ここで、r=0,...,nr−1である。Reconrは、走査によって網羅
されるべき再構成半径Rのフラクション(部分)である。Reconr=1.0は
、全再構成円を網羅しているイメージを結果として生じ、Reconr=0.5は
、再構成円の半分を網羅しているイメージ、即ち2のズームを結果として生ずる
。
ポイント(点)は、グリッディング関数によって倍増されかつイメージ座標で
中心に置かれた点におけるイメージの中に加えられることである。フーリェ・イ
メージにおける角度の選択[cos(vangle)、−sin(vangle)]
は、y方向が下方に向かって正に測定された、空間イメージにおける[−sin
(vangle)、−cos(vangle)]の逆投影角度を生成する。
座標計算は、cos(vangle)及びsin(vangle)に依存する
ので、これらの三角関数のシンメトリは、計算を低減するために用いることがで
きる。座標は、一度に4つのビューに対して計算される: vangle、π−
vangle、vangle+π/2、及びπ/2−vangleのビュー。こ
れらの角度のサイン(sines)とコサイン(cosines)の間の関係は
、二分の一の計算における低減を許容する。
グリッディング関数は、その幅が変数ntによって与えられる小さな、分離可
能な二次元の実関数であるのが好ましい。グリッディング関数は、パラメータβ
によって制御さえる形状を有するカイザー・ベッセル関数であるのが好ましい:
【数13】
図7、段階150に示すように、変換ビュー、fv(r)の次の各点は、グリ
ッデイング関数によって倍増されかつ以下の式を用いてフーリェ・イメージ、f
im(iu、iv)の中に加えられる:
【数14】
グリッディング関数は、位置(u(r)、v(r))の回りのnt×nt正方
形を除き、ゼロである。それゆえに、この方法段階は、位置(u(r)、v(r))
に対するグリッディング関数のnt・nt値を決定し、fv(r)で値を倍増し
、そしてそれらをイメージの中に加えることからなる。
グリッディング関数は、分離可能でありそれゆえに2nt値だけが決定されな
ければならない。これらの値は、フラクショナル・エラー(fractional errors)
ceil(u(r))−u(r)、及びceil(v(r))−v(r)による
。毎回グリッディング関数を計算するよりも、本発明は、量子化されたフラクシ
ョナル・エラーによってインデックスされた値の表を予め計算する。図1Aに関
して、これらの値を記憶するルックアップ表は、コンピュータ・システム24に
関連付けられるのが好ましい。
表が各q、q=0,...,nq−1に対するntエントリを含むような場合
に、表サイズnq=1024は、十分であるように思われる:
【数15】
二走査円錐ビーム逆投影を制御している変数は、関連コードを掲示する添付し
たAPPENDIX 1を参照して、ここで説明する。
va1、va2は、第1及び第2の重み角度である。
vangle<π/2ならば、va1=vangle+π
vangle≧π/2ならば、va1=vangle
vangle<π/2ならば、va2=vangle
vangle≧π/2ならば、va2=vangle+π
cbscaleは、重み=reconr/conerの傾斜である。一つの傾
斜は、重みは、+reconrにおける0から−reconrにおける1へ向か
うことを意味する。
cbdist0は、正弦波のズーミング・インの量を決定するパラメータ、c
bdistに対するデフォルト値である。
cbdistは、0と正弦波拡大(sinewave expansion)の正の項との間のフー
リェ・イメージ座標における距離である。cbdist=cbdist0・cb
scale。
cbmultは、必要なスケール・ファクタである:
cbmult=.5/sin(cbdist0・π/2)。
tshは、正弦波の所望の部分を指定する、各走査に対して異なる、角シフト
である。
【数16】
cbcoeffは、正弦波のフーリェ表現の複素係数である。
【数17】
view1が第1の走査の変換されたビュー、view2が第2の走査の変換
されたビューである、円錐ビーム逆投影をここで考慮する。まず、view1は
、cbcoeff1によって倍増され、view2は、cbcoeff2によっ
て倍増される。次に、結果は、加えられ、かつr=0,...,nr−1である
、
点(sin(val)・cbdist+u(r)、cos(val)・cbdist
+v(r))で逆投影される。
r=0,...,nr−1である、(u(r)、v(r))=r−reconr・
2・[cos(vangle)、−sin(vangle)]をコーディネート
する。ここで、reconrは、走査によって網羅されるべき再構成半径Rのフ
ラクションである。
次に、cbcoeff1とcbcoeff2は、共役され、二つのビューが上
述したように倍増されかつ加えら、そして点(−sin(val)・cbdist
+u(r)、−cos(val)・cbdist+v(r))で逆投影される。
好ましい実施例は、二つの走査を用いて円錐ビーム・データを再構成するが、
より複雑な重み関数が合成されなければならないような、三つ以上の走査を代わ
りに用いうる。
図4Bでは、例えば、二走査修正に対する重み関数は、1から0に向かってい
る負に傾斜しているランプ(ramp)、及び0から1に向かっている正に傾斜してい
るランプである。次に、それは、4走査円錐ビーム修正に必要な重み関数は、図
4Dにおける走査1の下方向傾斜、図4Fにおける走査2の三角傾斜、図4Dの
走査3の一度遅延した増加傾斜、及び図4Fの走査4の二度遅延した傾斜という
ことを後続する。そのような形状は、重み関数のフーリェ変換における多数の項
を用いることによってほぼ合成することができる。
次に、グリッドされたビューは、フーリェ・イメージの中に加えられる。フー
リェ・イメージ、fim(iu、iv)は、iu=0,...,nf/2、iv
=0,...,nf−1に対して画定される。上述したfim(iu、iv)グリ
ッディング式では、iu及びivは、全ての整数にわたり広がりうるが、フーリ
ェ・イメージmodulo nf、即ち、iu=iu%nf、iv=iv%nf
の中にマップされる。
iu>nf/2であるならば、ivは、nf−ivによって置換され、iuは
、nf−iuによって置換され、かつ項の値は、共役される。
イメージの逆変換及び正規化は、次に発生する(図5、段階90及び100)
。全てのビューの逆投影の後、フーリェ・イメージは、本発明で用いる高速フー
リ
ェ変換ソフトウェアのパッキング規則(コンベンション)に一致すべくフォーマ
ットされ、かつ逆変換される。次いで、合成イメージは、たたみ込み関数の変換
によって分割される。
この変換は、次のように計算される。まず、複素関数が次式を用いて生成され
る:
【数18】
この関数は、次の実関数を得るために逆変換される。
【数19】
次に、n(i)=√(scale)/w(i)が形成される。そして、イメー
ジ点 im(i、j)がn(i)・n(j)によって倍増される。合成イメージ
の中心nf/2・nf/2部分だけが用いられ(図7、段階152)、かつ16
ビット整数に固定されるのが好ましい(図7、段階154)。
好ましい実施例を説明して、図8B及び9Bは、それぞれ図8A及び9Aと比
較したときに、本発明の使用により生ずる改良を示す。図8A、8B、9A及び
9Bのイメージは、6mmスライス厚みを有する、ImatronモデルC−1
50ファン・ビーム・スキャナから取って、13cm再構成半径を示す。
図8A及び9Aは、イメージ再構成が従来のファン・ビーム・アルゴリズムを
用いてなされた肋骨模型(rib phantom)の二つの非修正イメージである。図8A
及び9Aにおける円錐ビーム誤りが、白で現される、肋骨の後ろの影によっては
っきり示されたということに注目する。
対照的に、図8B及び9Bは、本発明による処理の後の、同じスキャナからの
イメージを示す。二つのz−perp走査は、走査の間で3mm分離されて、図
8B及び9Bのイメージを生成するために用いられた。図8A及び9Aとそれぞ
れ比較したときのこれらの図における円錐ビーム誤りにおける低減に注目する。
白で示された、肋骨は、円錐ビーム・シャドー人工構造物を実質的に有していな
い。
ImatronモデルC−150スキャナから収集したファン・ビーム・デー
タに対して、単−860プロセッサ上で走る本発明に対する実行時間は、以下の
式によって現在概算される:
【数20】
ここで、Nscansは、再構成に用いたz−perp走査の数、N点は、重み
関数のフーリェ変換で用いた複素点の数である。例えば、二走査円錐ビーム走査
、及び二点重み関数に対して、T=36.1秒である。もちろん、この走行時間
は、クォード(quad)860プロセッサ・ボードを実行することによって四分の一
にカットされうる。
変更及び変形は、以下の請求の範囲によって画定される本発明の対象物及び精
神から逸脱することなく開示した実施例に対してなされうる。図面の簡単な説明
図1Aは、本発明を含むファン・ビーム走査電子ビーム・コンピュータ・トモ
グラフィー・システムを示す;
図1Bは、本発明による、再構成システム・ハードウェアのブロック図である
;
図1Cは、本発明の好ましい実施例を実施するハードウェアのより詳細のブロ
ック図である;
図2Aは、ファン・ビーム形状、及び関連測定座標を示す;
図2Bは、平行ビーム形状、及び関連測定座標を示す;
図3Aは、本発明による、ファン・ビーム・データを平行ビーム形状に変換す
る間中のフォールドオーバー段階を供給する変更された手順を示す;
図3Bは、本発明による、ファン・ビームから平行ビームへの再入変換を用い
ているフォールドオーバー段階を更に示す;
図3Cは、本発明による、図3Bに示したフォールドオーバー段階の効果を示
す;
図3Dは、本発明による、最後の再入座標変換を詳細に示す;
図3Eは、フォールドオーバーを含んでいる、二走査再入手順を示す;
図4A及び4Bは、本発明による、二走査再構成、及び関連重み関数に対する
走査空間を示す;
図4C及び4Dは、本発明による、三走査再構成、及び関連重み関数に対する
走査空間を示す;
図4E及び4Fは、本発明による、四走査再構成、及び関連重み関数に対する
走査空間を示す;
図4Gは、フーリェ・ドメインにおける7つの点を用いている、四走査、重み
関数への概算を示す;
図5は、本発明による、変換逆投影を示している一般化したブロック図である
;
図6は、本発明による、変換されたビューの逆投影を示しているブロック図で
ある;
図7は、本発明による、再構成されたイメージの正規化を示すブロック図であ
る;
図8A及び8Bは、円錐ビーム人為構造を示しているファン・ビーム再構成で
ある;
図9A及び9Bは、本発明による円錐ビーム人為構造の低減を伴うファン・ビ
ーム再構成である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.ファン・ビーム・コンピュータ・トモグラフィーX線システムから収集した シノグラムのデータから再構成されたイメージにおける円錐ビーム誤りを修正す る方法であって、 (a)前記システムから収集したファン・ビーム・データを平行ビーム・フォ ーマットの中に再入し: 前記再入の段階は、 (1)非冗長X線データを含む矩形部分を有しかつ冗長X線データを含む第 1及び第2のコーナー部分を有している中間シノグラムを生成するために前記フ ァン・ビーム・データ・シノグラムにおける列の第1の一次元補間を実行し、 (2)冗長X線重み十中心X線重みの合計が一つであるように前記中間シノ グラムの前記冗長データを重み付けし、前記冗長データは、前記重み付けされた 中心X線+前記重み付けされた冗長X線が前記中間シノグラムの前記中心X線値 を置換するように前記矩形部分の中にフォールドオーバーされ、 (3)前記中間シノグラムにおける行の第2の一次元補間を実行し、前記フ ァン・ビーム・データは、前記矩形部分の中にフォールドされた前記冗長データ を含む平行ビーム・シノグラムでいま表される段階を含み、 (b)前記ファン・ビームCTシステムにより収集したデータを再構成し: 前記再構成の段階は、 (1)その中の各ビューに対して前記平行ビーム・シノグラム・データを平 行ビーム・カーネルでフィルタし、 (2)前記段階1(b)(1)から生じ るデータを環状的にシフトし、 (3)前記段階1(b)(2)から生じるデータを変換し、 (4)前記段階1(b)(3)から生じるデータを複製し、 (5)前記段階1(b)(4)から生じるデータに補間フィルタを掛け、 (6)グリッディング関数を用いて、前記段階1(b)(5)から生じるデ ータを前記ビュー角度に対応する角度でフーリェ・イメージの中にグリッドし、 (7)前記重み関数の各非ゼロ係数を掛けかつ前記ビュー角度からのオフセ ットをフーリェ・イメージの中にグリッドすることにより円錐ビーム重み関数の 変換で前記段階1(b)(6)の各ビューをたたみ込み、 (8)各前記ビューに対して段階(b)(1)から(b)(7)を繰り返し 、 (9)前記ビューの二次元逆フーリェ変換を取ることにより予備イメージを 形成し、 (10)前記予備イメージの中心部分を抽出し、 (11)前記グリッディング関数の前記変換の逆数により抽出したその中心 部分を前記予備イメージに掛けることにより再構成イメージを形成し、 前記再構成されたイメージは、円錐ビーム誤りが実質的に存在しないことを特 徴とする方法。 2.前記段階1(a)(2)において、前記重み付け段階は、ショート・スキャ ン・ファン・ビーム再構成重みを用いて達成されることを特徴とする請求項1に 記載の方法。 3.ファン・ビーム・コンピュータ・トモグラフィーX線システムから収集され たシノグラムのデータから再構成されたイメージにおける円錐ビーム誤りを修正 する平行ビーム・アルゴリズムで用いるための、前記シノグラムの前記データを 平行ビーム・フォーマットの中に再入する方法であって、 (a)非冗長データを含む矩形部分を有し、かつ冗長データを含む第1及び第 2のコーナー部分を有している中間シノグラムを生成するために前記ファン・ビ ーム・データ・シノグラムの列の第1の一次元補間を実行し、 (b)冗長X線重み十中心X線重みの合計が一つであるように前記中間シノグ ラムの前記冗長データを重み付けし、前記冗長データは、前記重み付けされた中 心X線+前記重み付けされた冗長X線が前記中間シノグラムの前記中心X線値を 置換するように前記矩形部分の中にフォールドオーバーされ、 (c)前記中間シノグラムにおける行の第2の一次元補間を実行し、前記ファ ン・ビーム・データは、前記矩形部分の中にフォールドされた前記冗長データを 含む平行ビーム・シノグラムでいま表される段階を含むことを特徴とする方法。 4.前記段階3(b)において、前記重み付け段階は、ショート・スキャン・フ ァン・ビーム再構成重みを用いて達成されることを特徴とする請求項3に記載の 方法。 5.ファン・ビーム・コンピュータ・トモグラフィーX線システムから収集しか つ平行ビーム・シノグラムの中に再入されたデータからイメージを再構成するこ とにおいて円錐ビーム誤りを低減する方法であって、 (a)その中の各ビューに対して前記平行ビーム・シノグラム・データを平行 ビーム・カーネルでフィルタし、 (b)前記段階5(a)から生じるデータを環状的にシフトし、 (c)前記段階5(b)から生じるデータを変換し、 (d)前記段階5(c)から生じるデータを複製し、 (e)前記段階5(d)から生じるデータに補間フィルタを掛け、 (f)グリッディング関数を用いて、前記段階5(e)から生じるデータを前 記ビュー角度に対応する角度でフーリェ・イメージの中にグリッドし、 (g)前記重み関数の各非ゼロ係数を掛けかつ前記ビュー角度からのオフセッ トをフーリェ・イメージの中にグリッドすることにより円錐ビーム重み関数の変 換で前記段階5(f)の各ビューをたたみ込み、 (h)各前記ビューに対して段階(a)から(g)を繰り返し、 (i)前記ビューの二次元逆フーリェ変換を取ることにより予備イメージを形 成し、 (j)前記予備イメージの中心部分を抽出し、 (k)前記グリッディング関数の前記変換の逆数により抽出したその中心部分 を前記予備イメージに掛けることにより再構成イメージを形成し、 前記再構成されたイメージは、円錐ビーム誤りが実質的に存在しないことを特 徴とする方法。 6.ファン・ビーム・コンピュータ・トモグラフィーX線システムから収集した シノグラムのデータから再構成されたイメージにおける円錐ビーム誤りを修正す る装置であって、 (a)前記システムから収集したファン・ビーム・データを平行ビーム・フォ ーマットの中に再入する手段: 前記再入手段は、 (1)非冗長X線データを含む矩形部分を有しかつ冗長X線データを含む第 1及び第2のコーナー部分を有している中間シノグラムを生成するために前記フ ァン・ビーム・データ・シノグラムにおける列の第1の一次元補間を実行する手 段、 (2)冗長X線重み+中心X線重みの合計が一つであるように前記中間シノ グラムの前記冗長データを重み付けする手段、 前記冗長データは、前記重み付けされた中心X線+前記重み付け された冗長X線が前記中間シノグラムの前記中心X線値を置換するように前記矩 形部分の中にフォールドオーバーされ、 (3)前記中間シノグラムの行の第2の一次元補間を実行する手段、 前記ファン・ビーム・データは、前記矩形部分の中にフォールド された前記冗長データを含む平行ビーム・シノグラムでいま表され、 (b)前記ファン・ビームCTシステムにより収集したデータを再構成する手 段: 前記再構成手段は、 (1)その中の各ビューに対して前記平行ビーム・シノグラム・データを平 行ビーム・カーネルでフィルタする手段、 (2)前記フィルタする手段からの出力データを環状的にシフトする手段、 (3)前記環状的にシストする手段からの出力データを変換する手段、 (4)前記変換する手段からの出力データを複製する手段、 (5)前記複製する段階からの出力データに補間フィルタを掛ける手段、 (6)グリッディング関数を用いて、前記掛ける手段からの出力データを前 記ビュー角度に対応する角度でフーリェ・イメージの中にグリッドするグリッデ ィング関数手段、 (7)前記重み関数の各非ゼロ係数を掛けかつ前記ビュー角度からのオフセ ットをフーリェ・イメージの中にグリッドすることにより円錐ビーム重み関数の 変換で前記グリッディング関数手段によって供給される出力データにおける各ビ ューをたたみ込む手段、 (8)(b)(1)から(b)(4)に記載された前記手段に各そのような ビューをゆだねる手段、 (9)前記ビューの二次元逆フーリェ変換を取ることにより予備イメージを 形成する手段、 (10)前記予備イメージの中心部分を抽出する手段、 (11)前記グリッディング関数の前記変換の逆数により抽出したその中心 部分を前記予備イメージに掛けることにより再構成イメージを形成する手段を備 え、 前記再構成されたイメージは、円錐ビーム誤りが実質的に存在しないことを特 徴とする装置。
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