JPH09510873A - 感染性嚢疾患ウイルスのキメラcDNAクローン、それらをベースとした発現物質およびワクチン - Google Patents

感染性嚢疾患ウイルスのキメラcDNAクローン、それらをベースとした発現物質およびワクチン

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JPH09510873A
JPH09510873A JP7525247A JP52524795A JPH09510873A JP H09510873 A JPH09510873 A JP H09510873A JP 7525247 A JP7525247 A JP 7525247A JP 52524795 A JP52524795 A JP 52524795A JP H09510873 A JPH09510873 A JP H09510873A
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Abstract

(57)【要約】 免疫原性ポリペプチドを発現させるためのキメラcDNAであって、これは感染性嚢疾患ウイルス株の遺伝的エピトープ決定基と、一以上の他の感染性嚢疾患ウイルス株とを有する。遺伝的エピトープ決定基は、従来確立されているモノクローナル抗体に結合するエピトープを規定するアミノ酸又はアミノ酸配列をコードする。このcDNAによって発現された免疫原は、複数のIBDV株に対するワクチンを提供するために用いることができる。IBDV致死株のエピトープ決定基が検出され、免疫を与える為の免疫原が開示されている。また、IBDV致死株に対して特異的なモノクローナル抗体も同定され、これを利用した受動免疫のためのワクチンも開示されている。高次エピトープを示す免疫原はウイルス様粒子の形態であって、ワクチンの調製に有用である。

Description

【発明の詳細な説明】 感染性嚢疾患ウイルスのキメラcDNAクローン、 それらをベースとした発現物質およびワクチン技術分野 本発明は、古典的および変異IBDV株による病毒性かつ致死的な攻撃に対し て積極的な防御を行うキメラIBDV免疫原、ならびにこれらのキメラ免疫原を 含むワクチンを得る方法およびワクチンに関する。背景技術 感染性嚢疾患ウイルス(infectious bursal disease virus、IBDV)は、 幼令のニワトリの強伝染性免疫抑制疾患の要因であり、世界的に家禽産業に重大 な損失をもたらす(キベンジ[Kibenge](1988)“J.Gen.Virol .”、69:1757〜1775に論評がある)。毒性IBDV株に感受性を有 するニワトリの感染は、感染性嚢疾患(IBD)として知られる高度に伝染性の 免疫抑制状態をもたらす。ファブリキウス嚢のリンパ結節および脾臓に対する損 傷は、他剤による感染を増悪させ、またワクチンに対するニワトリの応答性をも 減退させる(コスグローブ[Cosgrove](1962)“AvianDis.”、 :385〜3894)。 IBDVには2つの血清型がある(マクフェラン[McFerran]ら(1980)“ Avian Path.”9:395〜404)。血清型1ウイルス類はニワト リに対して病原性であり、またその病毒力には著しい差異がある(ウインターフ ィールド[Winterfield]ら(1978)、“Avian Dis.”、5:25 3〜260)のに対し、七面鳥から単離された血清型2ウイルス類はニワトリに 対して無病毒性である(イスマイル[Ismail]ら(1988)、“AvianDi s.”、32:757〜759;キベンジ[Kibenge](1991)“Virolo gy”184:437〜440)。 IBDVはBirnaviridae科の1員であり、そのゲノムは2本 鎖RNAの2つのセグメントからなる(ドボス[Dobos]ら(1979)“J.V irol.”、32:593〜605)。小セグメントB(〜2800bp)は VP1、即ちdsRNAポリメラーゼをコードする。大ゲノムセグメントA(〜 3000bp)は、単一オープンリーディングフレーム(ORF)中の110k Daの前駆体ポリ蛋白質をコードし、これは成熟VP2、VP3およびVP4に 成熟変換される(アサド[Azad]ら(1985)“Virology”143:3 5〜44)。ポリ蛋白質ORFと部分的に重複する小ORFのセグメントAもV P5(即ち機能が未知の17kDa蛋白質)をコードする(キベンジ[Kibenge] ら(1991)“J.Gen.Virol.”、71:569〜577)。 VP2およびVP3はビリオンの主要構造蛋白質であるが、VP2は主要な宿 主防衛免疫原で、中和抗体を誘発させる(ベシェ[Becht]ら(1988)“J. Gen.Virol.”69:631〜640;ファヘイ[Fahey]ら(1989 )“J.Gen.Virol.”、70:1473〜1481)。VP3はグル ープ特異性の抗原と考えられているか、これは血清型1と2の両株のVP3に対 するモノクローナル抗体群(Mabs)によって認識されるからである(ベシェ [Becht]ら(1988)“J.Gen.Virol.”69:631〜640) 。VP4はウイルスでコードされたプロテアーゼであり、前駆体蛋白質の成熟変 換に関与する(ジャガディシュ[Jagadish]ら(1988)“J.Virol.” 、62:1084〜1087)。 従来、幼令ニワトリのIBDV感染のコントロールは、無毒性株による生ワク チン投与によるか、または主として繁殖用雌鶏に対する生IBDVワクチンもし くは不活化IBDVワクチンの投与によって誘発される母性抗体の移行によって 行われてきた。不幸なことに、米国において近年IBDVの病毒性変異株がワク チン投与済みの1群から単離されている(スナイダー[Snyder]ら(1988b) “Avian Dis.”、32:535〜539;ヴァンデルマレル[Vander Marel]ら(1990)“Dtsch.Tierarztl.Wschr.”、9 7:81〜83)。各種のIBDV株に対して用意されたモノクローナル抗体の 選択用パネルを使用することにより、天然のGLS、DS326、RS593 およびデラウエア変異ウイルスが米国において同定された。これらの抗原性変異 体(デラウエアおよびGLS)が実地(飼育場)で出現したことによって蒙る経 済的損失は極めて大きい(スナイダー[Snyder]ら(1992)“Arch.Vi rol.”、127:89〜101、係属中の米国特許出願第08/216,8 41号、1994年3月24日出願、特許代理人事件番号第2747−053− 27号、スナイダー、本件と併願係属中)。これらの変異株は、1985年以前 に単離された最も典型的なIBDVの古典的株とは抗原性が異なり、中和モノク ローナル抗体(Mabs)B69およびR63によって規定されるエピトープが 欠如している(スナイダー[Snyder]ら(1988a)“Avian Dis.” 、32:527〜534;スナイダー[Snyder]ら(1998b)“Avian Dis.”、32:535〜539;スナイダー[Snyder]ら(1992)“Ar ch.Virol.”、127:89〜101)。これら変異株が実地に出現し て以来、実地に蔓延していると認められるウイルスのより広範な抗原範囲に適合 できるように、IBDVに対する多くの市販の生および不活化ワクチンの処方変 更が行われてきた。 IBDVに対するリコンビナントワクチンを開発するための努力が行われ、I BDVのゲノムがクローン化された(アサド[Azad]ら(1985)“Virol ogy”、143.35〜44)。IBDVのVP2遺伝子がクローン化され、 酵母で発現(マクレディ[Macreadie]ら(1990)“Vaccine”8:5 49〜552)されるとともに、リコンビナント鷄痘ウイルスでも発現された( ベイリス[Bayliss]ら(1991)“Arch.Virol.”、120:19 3〜205)。酵母から発現されたVP2抗原でニワトリを免疫すると、抗血清 がニワトリにIBDV感染に対する受動的防御を与えた。能動免疫研究に使用し た場合、鶏痘ウイルスをベクターとするVP2抗原は死亡率を抑えたか、ファブ リキウス嚢を障害から守ることはなかった。 最近、バキュロウイルス発現系中での変異GLS IBDV株のVP2、VP 3およびVP4構造蛋白質の合成についての報告がなされている(バハリア[Vak haria]ら(1993)“J.Gen.Virol.”、74:1201〜120 6)。SPFニワトリにおける能動免疫研究においては、最初の2用 量でバキュロウイルス発現GLSタンパクは毒性GLS攻撃に対して79%の防 御を与えることができた(バハリア[Vakharla]ら(1993)“J.Gen.V irol.”、74:1201〜1206)。それに続く能動交叉免疫の発展研 究では、バキュロウイルス発現GLSタンパクの抗原量を増やすことによって、 1用量で変異GLSおよびE/Del株に対する完全な防御が得られたか、古典 的STC株に対しては2用量を投与しなければ部分的防御しか得られなかった。 近年、5つの血清型1のIBDV株の大セグメントAの完全なヌクレオチド配 列;002〜73(ハドソン[Hudson]ら(1986)“Nucleic Aci ds Res.”14:001〜5012)、Cu−1、PBG98、52/7 0(ベイリス[Bayliss]ら(1990)“J.Gen.Virol.”、71: 1303〜1312)、STC(キベンジ[Kibenge](1990)“J.Gen .Virol.”、71:569〜577)、並びに血清型2のOH株(キベン ジ[Kibenge](1991)“Virology”184:437〜440)が決 定された。さらに、病毒性の日本IBDV株のVP2遺伝子(リン[Lin]ら(1 993)、“Avian Dis.”、37:315〜323)およびデラウエ ア変異AおよびE(ラナ[Lana]ら(1992)“Virus Genes”、6 :247〜259;ハイン[Heine]ら(1991)“J.Gen.Virol. ”、22:1835〜1843)の配列も明らかとなった。しかしながら、米国 IBDV変異株のいずれについても、その全長セグメントのクローン化や特徴付 けは完全にはなされていない。発明の開示 発明者らは、抗原性変異の要因となるIBDVゲノムの領域を特定するに至っ た。VP2タンパクの中心的な可変領域を含むDNA配列、並びにこの配列を組 み込んだプラスミドを構築した。このDNA配列は、すべてのIBDV株の望ま しいウイルス中和エピトープまたは免疫原性ポリペプチドを作り出すように操作 することができる。次いで、これらの免疫原性セグメントを新しいリコンビナン トIBDVワクチンに組み込むことができる。図面の簡単な説明 図1はIBDV特異性ポリ蛋白質をコードする種々のキメラプラスミドの構成 を示す。IBDVゲノムとそのコード領域のマップは図の上部に示されている。 特定の制限部位、即ちB:BamHI、E:BstEII、N:NdeI、R: NarI、S:SpeIが図中に示されている。ダッシュは、B69エピトープ 領域をGLS配列中に復現するための置換D78配列(NdeI〜NarIフラ グメント)を示す。実線および点線はそれぞれ、GLS配列中へB63エピトー プ領域を復現または179エピトープ領域の削除を行うための、E/Del−2 2およびDS326それぞれの配列の置換を示す。 nm)。A.精製ウイルスからの実際のエンプティ粒子(RNAなし)。B.昆 虫細胞中にIBDVの大きなゲノムセグメントを発現したリコンビナントバキュ ロウイルスに由来するウイルス様粒子(エンプティカプシド)。 図3は10個のIBDV株の構造蛋白質(VP2、VP3およびVP4)から 推測されるアミノ酸配列の比較である。ダッシュ(−)はアミノ酸の同一性を示 ギャップを示し、縦矢印(↓)はVP2/VP4およびVP4/VP3の、可能 性のある開裂部位を示す。可変領域中の2つの親水性ピークが示されている。 図4はPAUP(節倹律を使用した系統解析)バージョン3.0プログラム( Illinois Natural History Survey、イリノイ州シャンペイン)を使用したIB DV構造蛋白質の系統樹である。 図5はGLSウイルス構造蛋白質フラグメントVP2/VP4/VP3のDN Aおよびアミノ酸配列を表したものである。縦線はVP2、VP4およびVP3 領域の開始/終了点を示す。 図6はE/Del22ウイルス構造蛋白質フラグメントVP2/VP4/VP 3のDNAおよびアミノ酸配列を表したものである。 図7は8つの異なるIBDVの主要部分(エピトープ決定基)のアミノ酸同一 性の表である。定義 IBD − 上述の感染性嚢疾患。 IBDV − 感染性嚢疾患ウイルス、即ち少なくとも感染家禽中のファブリ キウス嚢に損傷を誘発する能力を有するウイルス。 エピトープ決定基 − 1以上のモノクローナル抗体により認識されるエピト ープに対応するアミノ酸またはアミノ酸配列。適当なORF位置のアミノ酸また はアミノ酸配列は、ポリペプチドにそれに対応するエピトープを発現させる。エ ピトープ決定基はアミノ酸の同一性および配列位置によって同定される。 遺伝エピトープ決定基 −エピトープ決定基をコードするORFのヌクレオチ ド配列。 高次エピトープ −IBDVポリペプチドの四次(三次元)構造によって部分 的または全体が誘導されたエピトープ。高次エピトープは、IBDVとモノクロ ーナル抗体間の結合を強化したり、または結合を誘発するのに対し、高次エピト ープの欠如した同じ配列は抗体とIBDVポリペプチド間の結合を全く誘発しな い。 ウイルス様粒子 −(大ゲノムセグメントAによりコードされた)IBDVの 三次元構造を模倣した天然またはリコンビナントアミノ酸配列の三次元粒子で、 ウイルス性RNAが欠如しているもの。ウイルス様粒子は同様の配列の天然ウイ ルスにより発現される高次エピトープを発現する。ウイルス様粒子は、適当なO RF中にVP2、VP4、VP3構造蛋白質をコードするDNAの適切な発現に より作り出される。 エピトープ決定基領域 −エピトープ決定基を充分に有するIBDVのVP2 アミノ酸配列の限定された領域で、この限定領域内のアミノ酸の変異は、異なる モノクローナル抗体によって認識されるエピトープの数を増やすことになる。発明を実施するための最良の形態 2以上の天然IBDVのエピトープを発現するリコンビナント免疫原性ポリペ プチド、ならびに2以上の天然IBDVのエピトープおよび高次エピトープを発 現するリコンビナントウイルス様粒子は、ワクチン用の有効な免疫原であり、接 種家禽類のさまざまなIBDV攻撃に対する防御を与えるために使用することが できる。リコンビナントポリペプチドおよびウイルス様粒子は、ベースIBDV のVP2領域に、少なくとも第2のIBDVのエピトープ決定基を挿入すること によって調製されたキメラDNAを発現させることによって得られる。これは、 図7に示されている位置のアミノ酸同一性の遺伝エピトープ決定基を置換するこ とによって最も簡単に得られる。従って、第2のIBDVのエピトープ決定基が ベースIBDVのそれと異なる場合には、その異なる第2のIBDVの遺伝エピ トープ決定基を、ベースIBDVのその位置の遺伝エピトープ決定基の代わりに 挿入する。D78、E/Del22およびDS326 IBDVのエピトープ決 定基を、ベースのGLS IBDVへ組み込む一例が図1に示されている。この ようにして、複数の天然IBDVの遺伝子エピトープ決定基を有する1つのDN A配列を調製することができる。これらのリコンビナントプラスミドは、バキュ ロウイルス、鷄痘ウイルス、七面鳥ヘルペスウイルス、アデノウイルスおよび類 似のトランスフェクションベクターなどの各種のパッケージ/発現ベクター中に 挿入できる。これらのベクターは、SF9細胞、ニワトリ胚線維芽細胞株、ニワ トリ胚腎臓細胞、ベロ細胞および類似の発現ベヒクルのような従来の発現細胞を 感染させるために使用できる。トランスフェクション方法、および発現の方法、 並びにトランスフェクションベヒクルへのプラスミド挿入は周知のものであり、 それら自身は本発明を特徴付ける要素ではない。 本発明のキメラcDNAの発現によって免疫原性ポリペプチドが作られるか、 これらは複数の天然IBDVのエピトープを反映するものであり、リコンビナン トVP2、VP4、VP3 cDNAセグメントの発現で、VP2領域に少なく とも2つの天然IBDVの遺伝子エピトープ決定基を含むものは、免疫原性ウイ ルス様粒子となる。 免疫原性ポリペプチド類およびウイルス様粒子は、常法により採収することが できる(ドボス[Dobos]ら、“J.Virol.”、32:593〜605(1 979)。このポリペプチドおよびウイルス様粒子は、接種家禽を防御するワク チンを調製するために使用することができ、特にニワトリ、および好ましい実施 態様ではブロイラー鷄に対して、接種物中に存在する複数のエピトープ決定基に 反映されたそれぞれのIBDVが有するエピトープからの攻撃に対する保護 を与える。このように、各IBDVの遺伝子エピトープ決定基がキメラcDNA 中に組み込まれているため、単一の免疫原で各種のIBDVに対する免疫を与え ることになる。 ワクチンの投与は、すでに確立されている手法に従って効果的に実施できる。 米国特許第5,064,646号中に、新たに単離したGLS IBDVをベー スとしたヒヨコへの効果的な接種の方法が記述されている。なお、この米国特許 第5,064,646号を本明細書の一部としてここに引用する。同様の投与方 法および容量をここでも採用することができる。これらのポリペプチドおよびウ イルス様粒子はウイルス性RNAが欠如しているので、これらは無毒性である。 従ってワクチンは、これらの免疫原性ポリペプチドおよびウイルス様粒子を医薬 用キャリヤ中に、典型的には懸濁液または混合物の形で、単純に組み入れること によって調製することができる。適当な用量は、毒性攻撃に対して完全な交叉免 疫を誘発するように、誘発される抗体価および/または含まれるエピトープ量を 変えながら、通常の試行錯誤法により最適値を求めることができる。一般的には 、リン酸塩緩衝生理食塩水、細胞培養培地、マレック[Marek's]のウイルスワク チン希釈油アジュバントおよびその他のアジュバントのような薬理学的に許容さ れるキャリヤを使用することができる。投与は、好ましくは、毒性の実地強度I BDVによる早期の感染を防止するために、卵からヒヨコに受動的に移行する抗 体を誘発させるように雌鳥の抱卵期間に行う。或いは、リコンビナントワクチン をニワトリの生存期間中いつでも、好ましくは1日令中に、複製ベクターの形で 投与してもよい。保護のレベルは一般に2回目の接種によって改善されることが 経験上明らかとなっている。 本発明は下記の具体的な実施例を参照することによりさらに理解を深めること ができるであろう。実施例 背景となる方法論 IBDVの分子による抗原性変異を調べるために、4つのIBDV株、即ちG LS、DS326、デラウエア変異E(E/Del)およびD78をクローン 化し、配列による特徴付けを行った。これらの株から推測されるアミノ酸配列を 、既知の他の血清型1および2の配列と比較することによって、種々の中和モノ クローナル抗体との結合に関与すると推定されるアミノ酸残基を同定し、IBD V構造蛋白質の系統的関係を調べた。 IBDVのGLS、DS326およびSTC株を、特定病原性非存在のニワト リ(SPAFAS,Inc.、米国コネチカット州ノーウィッチ)の嚢で増殖さ せた。組織培養向けのIBDVのE/Del−22、D78およびOH(血清型 2)の各株を、10日令の孵化卵(SPAFAS,Inc.)に由来する一次ニ ワトリ胎児性線維芽細胞中で増殖させ、スナイダー[Snyder]ら“Avian D is.”、32:527〜534(1988a)の記述のように精製した。IB DVの各種株に対するモノクローナル抗体を、すでに概要を示したプロトコル( スナイダー[Snyder]ら(1988a)“Avian Dis.”、32:527 〜534、スナイダー[Snyder]ら(1988b)“Avian Dis.”、3 2:535〜539)を使用して作り、特徴付けを行った。D78株に対してモ ノクローナル抗体 B69およびR63を調製し、一方GLS株に対してモノク ローナル抗体 8、10、57および179を調製した。さらに、新しいモノク ローナル抗体 67を調製したが、これはE/Del株を中和し、それに特異性 のものである。抗原捕捉ELISA(AC−ELISA)修正法によるIBDV 抗原の同定を、(スナイダー[Snyder]ら(1992)“Arch.Virol. ”、127:89〜101)に記述されているように実施した。 各種のIBDV株を、中和モノクローナル抗体のパネルに対するそれらの反応 性により、表1に示すように特徴付けを行った。 モノクローナル抗体B69と反応しなかったPBG98(英国ワクチン株、I ntervet、英国)を除いて、すべての標準血清型1ウイルスは、モノクロ ーナル抗体B69、R63、179および8と反応した。対照的に、米国の変異 ウイルス類はすべてウイルス中和B69エピトープが欠如していた。さらに、G LSおよびDS326変異種はR63エピトープが欠如しているが、モノクロー ナル抗体57により規定される共通エピトープを有する。このようにして、各種 モノクローナル抗体に対する反応性に基づいて、これらのウイルスを抗原性によ って、古典型、GLS、DS326およびE/Del変異にグループ分けされた 。 各種IBDV株の大RNAセグメントの全コード領域を含むcDNAクローン を、標準クローン化手順および方法(バハリア[Vakharla]ら(1992)“Av ian Dis”36:736〜742);バハリア[Vakharla]ら(1993) “J.Gen.Virol.”74:1201〜1206)を使用して調製した 。これらのcDNAクローンの完全なヌクレオチド配列を、シーケ ナーゼDNA配列キット(オハイオ州コロンバス、U.S.Biochem.C orp.)を使用するジデオキシ法により決定した。DNA配列および推測され たアミノ酸配列を、PC/GENEソフトウェアパッケージ(Intellig enetics,Inc.)により解析した。これらを図5および6に示す。G LS株のヌクレオチド配列データはGenBankデータライブラリに寄託し、 受託番号M97346が付与された。 GLS株のヌクレオチド配列(3230bp長)と8つの血清型1および1つ の血清型2 IBDV株との比較では、それぞれ92%以上および82%以上の 配列相同性を示したが、これはこれらのウイルスが密接に関連したものであるこ とを示すものである。D78、PBG98、およびCul株の間には6〜9の塩 基置換があるだけであり、これが約0.2%〜0.3%の差異に相当することが 判明したのは興味深い(結果は表示していない)。図3および表2は、本研究に 使用した4つのIBDV株を含む10個のIBDV株から推測されたアミノ酸配 列およびセグメントAの大ORFの相同性パーセントの比較を示したものである 。 これらの比較は蛋白質が高度に保存されていることを示している。アミノ酸配 列の差異の程度は、D78とCu−1との比較での0.4%から血清型1(E/ Del)と血清型2(OH)との比較での10.3%の範囲である(表2)。 図3において、10個のIBDV株(本研究に使用した4つを含む)から推測 された大ORFのアミノ酸配列(1012残基)は、アミノ酸変化の殆どが、既 にベイリス[Bayliss]ら(1990)“J.Gen.Virol.”、71:1 303〜1312)によって示されているように、VP2蛋白質の残基213お よび332の間の中心的な可変領域で起きていることを示している。米国の変異 種のすべて(GLS、DS326およびE/Del)が図3に示されている2つ の親水性領域(残基212〜223および残基314〜324)において他の株 とは異なることが注目される。これら2つの親水性領域は、中和モノクローナル 抗体の結合に重要であることが示されており、従ってウイルス中和エピトープの 形成に関与するものであろう(ハイン[Heine]ら(1991)“J.Gen.V irol.”、22:1835〜1843))。最近我々は、コンフォメーショ ン依存のモノクローナル抗体B69、R63、8、179、10、および57( 表2参照)はVP2蛋白質を免疫沈降させることを明らかにした(スナイダー[S nyder]ら(1992)“Arch.Virol.”、127:89〜101)。 さらに、E/Del特異性モノクローナル抗体67もまたVP2蛋白質に結合す る。従って、ウイルス中和エピトープの形成に関与する、従って抗原性変異に関 与するアミノ酸を同定するために、我々は古典的および変異ウイルスのVP2蛋 白質のアミノ酸配列を比較した。 D78配列とPBG98配列の比較では、位置76、249、280および3 26の4つのアミノ酸が置換されているだけであることが示されている。しかし ながら、STCおよび52/70株もまたD78配列とは位置76、280およ び326で異なるものの、これらのウイルスはモノクローナル抗体B62に結合 する。このことは位置249のGln(Gln249)がモノクローナル抗体B 69の結合に関与している可能性を示している。米国変異ウイルス類のすべてが この位置にGln→Lys置換を有し、従って中和モノクローナル抗体B69の 結合を免れることが注目される。同様に、可変領域についてGLS配列と DS326配列とを比較すると、位置222、253、269、274、311 および320の6つのアミノ酸置換が存在する。しかしながら、モノクローナル 抗体179に結合する他のIBDV株は、本質的に保存的な位置222、253 、269および274にアミノ酸置換を有する。従って、このことはモノクロー ナル抗体179の結合にはGlu311およびGln320が関与している可能 性を示唆している。また、GLSおよびDS326配列とその他すべてのIBD V配列との比較では、位置321でのユニークなAla→Glu置換を示してお り、これはこの残基がモノクローナル抗体57の結合に寄与していることを示唆 している。モノクローナル抗体57はモノクローナル抗体R63とは競合しない ことから、Ala321がモノクローナル抗体R63の結合に寄与する可能性が あると思われる。同様に、E/Del配列とその他の配列の比較では、位置21 3、286、309、318および323の5つのユニークな置換が示されてい る。しかしながら、このE/Del配列(組織培養から取り出されたウイルス) とすでに発表されているVP2 A/DelおよびE/Del配列(嚢から取り 出されたウイルス)との比較では、位置213および309の残基がA/Del およびE/Del配列でそれぞれ置換されていないことから、モノクローナル抗 体67の結合にはIle286、Asp318、Glu323が関与することが 示唆される(ハイン[Heine]ら(1991)“J.Gen.Virol.”、22 :1835〜1843);ラナ[Lana]ら(1992)“Virus Genes ”、6:247〜259;バハリア[Vakharia]ら(1992)“Avian D is.”、36:736〜742)。 アミノ酸配列の比較ではまた、血清型1と血清型2配列の間の際だった差異も 示されている。血清型2のOH株では、位置249にアミノ酸残基(セリン)の 挿入、また位置680に1残基の欠失がある。従来、血清型2ウイルスは本来無 毒性で、ニワトリにはなんら病原性障害を起こさないことが示されている(イス マイル[Ismail]ら(1988)、“Avian Dis.”、32:757〜7 59)。従って、血清型2 OH株の構造蛋白質のこの微妙な変化がウイルスの 病原性に重要な役割を果たすのであろう。さらに、アミノ酸配列のS−W−S− A−S−G−S構造単位(残基326〜332)は毒性株にのみ保 存され、毒性に関与するであろうという仮説が立てられている(ハイン[Heine] ら(1991)“J.Gen.Virol.”、22:1835〜1843)。 この配列構造単位は日本で単離されたIBDVの各種病原性株にもまた保存され ている(リン[Lin]ら(1993)、“Avian Dis.”、37:315 〜323)。このヘプタペプチド領域のアミノ酸配列の比較で、非病原性血清型 2のOH株は3つの置換を有するのに対し、血清型1の弱病原性株(D78、C u−1、PBG98および002〜73)はこの領域に1つまたは2つの置換を 有することが明かとなった。その上、血清型1の変異株および血清型2のOH株 の可変領域(アミノ酸213〜332)の親水性の比較では、血清型2の第2の 親水性ピーク領域(アミノ酸残基314〜324)が著しく減っていることが示 された(結果は表示していない)。抗原性の変動をもたらす殆どのアミノ酸残基 はこの領域に存在することから、これらの残基が血清型特異性と同様にウイルス 中和エピトープ並びに血清型特異性を形成するのに重要な役割を果たしているの であろう。 各種IBDV株の構造蛋白質の抗原性の関連性を評価するために、本研究で調 査した米国変異株を含む10のIBDV株の大ORF配列をベースとして系統樹 を構築した(図4)。明確に区分できる3つの系統が形成された。他と最も異な る1番目のものは血清型2のOH株であり、2番目は地理的に遠いオーストラリ ア血清型1株(002〜73)である。3番目の系統は4つの異なるグループで 構成される。第1および第2グループは高度に病原性の株、即ち米国の標準攻撃 株(STC)と英国の実地株(52/70)を含む。3番目のグループはすべて のヨーロッパ株、即ちワクチン株D78(オランダ)、PBG98(英国)、お よび弱毒性株Cu−1(ドイツ)を含む。4番目のグループは米国変異株で構成 され、その中でE/Delは別のサブグループを形成する。系統的分析により形 成されたグループは、モノクローナル抗体反応パターンと非常によく相関してい る(表1参照)。図4に示すように、B69エピトープが欠如しているすべての 米国変異ウイルスは1つの異なるグループを形成し、一方B69エピトープを含 むすべての古典的ウイルスは別のグループを形成した(PBG98以外)。加え て、共にモノクローナル抗体57エピトープを含み、且つR63エピトープが欠 如していて関連性の高いGLSおよびDS326株は、その他の変異E/Del 株から分離することができた。 この情報に基づき、リコンビナントワクチンを以下のように構築した。 キメラIBDV遺伝子を含むリコンビナント・バキュロウイルス・クローンの構 築 GLS株のキメラVP2、VP3およびVP4構造蛋白質を発現するリコンビ ナント・バキュロウイルスクローンを構築し、評価した。このリコンビナントバ キュロウイルスは、GLS中和部位で規定されるすべてのモノクローナル抗体を 含むキメラVP2蛋白質、並びにIBDVの古典的株に特異性の1つの中和部位 (B69)をVP2−VP4−VP3セグメントの形で含むキメラVP2蛋白質 を発現した。 GLSおよびD78 IBDV株の大RNAセグメントの全コード領域を含む 補体DNAクローンを、前述の標準クローン化手順および方法(バハリア[Vakha ria]ら(1992)“Avian Dis.”、36:736〜742;バハリ ア[Vakharia]ら(1993)“J.Gen.Virol.”74:1201〜1 206)を使用して調製した。D78 IBDV株のB69エピトープをコード する遺伝子配列を挿入するために、プラスミドpB69GLSを以下のように構 築した(図1参照)。D78およびGLSの全長cDNAクローン(プラスミド pD78およびpGLS−5)をNdeI−NarIおよびNarI−SpeI 酵素で消化し、NdeI−NarI(0.26kb)およびNarI−SpeI (0.28kb)フラグメントをそれぞれ分離した。これら2つのフラグメント を次にNdeI−SpeI切断プラスミドpGLS−5に連結し、キメラプラス ミドpB69GLSを得た。この挿入により、GLS VP2蛋白質の3つのア ミノ酸が置換された。これらの置換位置は、VP2蛋白質の可変領域中の位置2 22(Thr−Pro)、249(Lys−Gln)および254(Ser−G ly)である(バハリア[Vakharia]ら(1993)“Avian Dis.”、 36:736〜742)。キメラIBDV構造遺伝子をバキュロウイルスゲノム に挿入するために、プラスミドpB69GLSをBstEII酵素を使用して、 また部分的にBamHI酵素を使用して完全 に消化し、NheI−BstEIIフラグメント(プラスミドpGLSBacI から誘導したもの、バハリア[Vakharia]ら(1993)“J.Gen.Viro l.”、74:1201〜1206参照)と組合せ、次いでNheI−BamH I切断トランスファーベクターpBlueBacII(InvitrogenC orp.、カリフォルニア州サンディエゴ)に連結した。最後に、前述の手順( バハリア[Vakharia]ら(1993)“J.Gen.Virol.”74:120 1〜1206)を用いて、リコンビナントバキュロウイルスI−7を得た。表3 参照。 免疫用接種物の調製 1細胞当り5PFUのI−7リコンビナントバキュロウイルスで複数回感作し たSpodoptera frugiperda SF9細胞を、10%ウシ胎 児血清を添加したヒンク[Hink's]のTNM−FH培地(JHR Bioscie nces、カンザス州レンクサ)を含む1リットルフラスコ中で、懸濁液培養物 として28℃で3ないし4日間増殖させた。感作された細胞を低速遠心分離で回 収し、PBSで2回洗浄し、そして最少量のPBS中に再懸濁した。この細胞ス ラリーを氷浴上で、2分間の休止を入れて1分間ずつ3回超音波処理し、低速遠 心分離で清澄にした。各細胞溶離物のアリコートを、抗−IBDVモノクローナ ル抗体を用いたAC−ELISAにより検査し、抗原性物質の存在量を推定した (スナイダー[Snyder]ら(1998b)“Avian Dis”、32:535 〜539)。最も高い抗原性質量を有する調製物を集め、AC−ELISAによ り以前の研究で使用したV−IBDV−7−1リコンビナントバキュロウイルス IBDVワクチン(バハリア[Vakharia]ら(1993)“J.Gen.Viro l.”74:1201〜1206)に対する比較滴定を行った。グループ特異性 の中和モノクローナル抗体8を用いたAC−ELISAで求められたI−7リコ ンビナント調製物の抗原性質量を、V−IBDV−7−1ワクチンと同じものと なるように希釈し、次いで等量のフロインド[Freund's]不完全アジュバントに乳 化させ、接種用とした。 ウイルス 攻撃ウイルス: 古典株IMおよびSTCならびに変異株E/Delお よびGLS−5を以前公知の供給源(スナイダー[Snyder]ら(1988a)“A vian Dis.”32:527〜534;スナイダー[Snyder]ら(1992 )“Arch.Virol.”127:89〜101)から得た。眼内点滴注入 の後、攻撃ウイルスを、特定病原性非存在(SPF)のニワトリ(SPAFAS ,Inc.、コネチカット州ストアーズ)の嚢に滴下した。STC、E/Del およびGLS−5の各株について、100羽のひなの50%感染用量(100C ID50)を、体重に対する嚢の重さの測定値に基づいて決定した。IM株の10 0致死量(100LD)は、接種後(PI)8日目の死亡率に基づいて算出した 。 ニワトリの接種とIBDV攻撃 白色レグホン種のSPFニワトリをHEPAフィルター付きの隔離ユニット( モンネア・アンダーソン、ジョージア州、ピーチツリー・シティー)内で孵化さ せて飼育した。8週令のニワトリを予備放血し、個々のニワトリの羽にバンドを 付し、一群15羽で10グループに分け、次のように処理した。グループI〜V のニワトリには接種を行わず、これらを陰性あるいは陽性の攻撃コントロールと して用いた。グループV〜Xのニワトリには、リコンビナントバキュロウイルス に感染させた細胞破砕物から上記のように調整した接種物I−7を0.5ml筋 注で接種した。接種後(PI)3週間目に、全てのニワトリを放血し、グループ II〜IXのニワトリには適量のIBDV攻撃株を眼内注入した。4日後各群か ら5羽のニワトリを人道的方法で犠牲にし、総排出嚢を摘出した。それぞれの嚢 を処理して、文献記載に従ってIBDV抗原の存否をAC−ELISAによって 確認した(スナイダー[Snyder]ら(1988b)“Avian Dis.”32 :535〜539)。また、IMで攻撃した群のニワトリは死亡と判定され、I M攻撃によって死に際していることが明らかになった時点で人道的に犠牲にした 。感染後8日目に全群の残りのニワトリを犠牲にして計量した。各ニワトリのフ ァブリキウス嚢を注意深く摘出して、計量した。体重に対する嚢の重量の比を、 ルシオ[Lucio]とヒッチナー[Hitchner]によって記載された方法に従って各ニワ トリについて算出した(ルシオ[Lucio]ら(1979)“Avian Dis.” 23:466〜478)。対応するコントロール群の平均値からプラスマイナス 2標準偏差単位の範囲に入る値を示した個々のウイルス攻撃されたニワトリは、 IBDV感染の陽性インジケータとして数えた。切開した各嚢を10%の中性緩 衝フォルマリンに浸漬して固定した。嚢の横断部を等級分けされたアルコールと キシレンとで処理し、パラフィンに包埋し、切片を作成し、ヘマトキシリン−エ オジンで染色して、光学顕微鏡で検査した。ウイルス攻撃に対する防御は、ファ ブリキウス嚢におけるIBDVに誘発された損傷の不存在として定義した。 血清学的評価 古典D78株および細胞培養で作成したIBDVの変異GLS株を一次ニワト リ胚繊維芽細胞中で生育させ、ウイルス中和(VN)試験に付して、基本的にス ナイダー[Snyder]らが記載する方法でトライアルワクチンの血清を試験した(“ Avian Dis.”32:527〜534(1988a))。トライアル群 の血清についても、抗−IBDV抗体が存在するかどうかを調べた。これには市 販のIBDV抗体ELISAキットを使用した(キルケガード・アンド・ペリー [Kirkegaard and Perry]、メリーランド州、ゲイザーズバーグ)。 ワクチンと攻撃ウイルスの評価 I−7GLSキメラIBDVワクチンの抗原量の評価は、VP2およびVP3 特異性モノクローナル抗体のパネルを用いてAC−ELISAで行った。 I−7ワクチンにおいて発現した各エピトープの相対抗原量を、予め試験済の バキュロウイルス発現未修飾GLSサブユニットワクチンのロットと比較した( バハリア[Vakharia]ら(1993)“J.Gen.Virol.”、74:12 01〜1206)。I−7キメラのワクチンにおける、エピトープを規定した各 モノクローナル抗体の状態についてもまた、本1−7ワクチンの効力評価に用い られる野性型IBDV攻撃ウイルスに見られるMab(モノクローナル抗体)規 定のエピトープの状態と比較した。表3から、本I−7キメラワクチンにおける 8、57、およびB29の各エピトープでの抗原量レベルは、最近試験された未 修飾のV−IBDV−7−1 GLSサブユニットワクチンに類似しているが、 元の未修飾V−IBDV−7 ワクチンよりも約4倍高いことが判る。 A: 各Mabエピトープの相対レベルはAC−ELISAで決定し、各モ ノクローナル抗体エピトープのレベルは、従前用いたV−IBD−7ワクチンに 対して1と設定した(15)。最高レベルは9である。各1.0の増加は、元の V−IBD−7 ワクチン中に存在するエピトープの量の約2倍量のエピトープ の存在を示す。V−IBD−7−1 ワクチンも従前報告済のもの(16)。 B: Mabエピトープの状態は、AC−ELISAで決定し、存在(+) または不存在(−)で示す。 C: 中和MabエピトープはIBDVのVP2上に存在する。 D: 非中和MabエピトープはIBDVのVP3上に存在する。 E: 未修飾大セグメントA GLSタンパクを含むリコンビナントバキュ ロウイルスワクチン F: 修飾キメラ大セグメントA GLSタンパクを含む本発明リコンビナ ントバキュロウイルスワクチン 未修飾ワクチンとキメラ性ワクチンとの主な違いは、キメラ性のGLS産物中 の古典B69エピトープの外観であった。B69エピトープのレベルは、未修飾 GLSサブユニットワクチンに対する比較が出来なかったため、任意に9と設定 した。攻撃ウイルス上でのMab規定エピトープの状態を未修飾およびキメラ性 GLSサブユニットワクチンと比較すると(表3)、キメラ産物は、古典STC およびIM攻撃ウイルス上に見いだされるB69エピトープを発現していた一方 、同−GLSエピトープをすべて保持していたことが判る。 能動交叉防御 表4に、交叉防御トライアルの結果およびウイルス攻撃に先立って行った血清 学的検査の結果を示す。 A: ワクチン接種は8週令で行った。 B: 攻撃ウイルスは、免疫後3週目(コントロールについては11週令) に眼に点滴注入することにより行った。 C: 防御は、攻撃後4日目に各群の1/3によってAC−ELISA法で 決定した。 D: 防御は、組織学的に行うとともに、8日目における嚢/体重の比で決 定した。 E: 5羽のニワトリは攻撃後8日目に先立つIM攻撃により、死亡と判定 された。 F: 1標準偏差 グループII〜Vは攻撃コントロールとして使用したが、AC−ELISA、 嚢/体重比、および組織学的評価の結果によって示されるように、使用した全株 について、ワクチン接種を受けなかった全ニワトリが毒性IBDVの攻撃に完全 に感受性を示した。IM攻撃によって、コントロール群のニワトリの1/3にお いて致死がもたらされた。対照的に、グループVI〜IXの8週令のニワトリは GLSキメラのワクチンを1回接種されたが、接種後3週間目において、ワクチ ン接種を受けた全ニワトリが、コントロールにおいてIM株で生じた致死的疾病 状態を含む、どの攻撃ウイルスの攻撃からも完全に防御された。血清学的には、 D78およびGLS組織培養ウイルスで予め攻撃したものの血清について複数回 試行した交叉VN試験から得られた力価は、基本的に互いに2倍以内であった。 平均ELISA力価は比較的低かったが、ワクチン接種を行ったグループ間では 均一であった。 ワクチンの特徴付け バキュロウイルス発現サブユニットGLSワクチンを用いた初期の研究では、 2用量の投与の後、V−IBDV−7 GLSワクチン(表3)のみが活性な抗 体レベルを誘発し、同一種GLSの攻撃に対し79%の防御を提供できた(バハ リア[Vakharia]ら(1993年)“J.Gen.Virol.”74 1201 〜1206)。引き続く研究では、元のV−IBDV−7ワクチンの抗原量を約 4倍増加し(グループ特異的なMab8部位にて計算)、V−IBDV−7−1 と命名した未修飾のGLSサブユニットワクチンを用いた1用量と2用量のワク チン接種交叉攻撃トライアルを開始した(表3)。このトライアルでは、2用量 のワクチンにより毒性STC、E/DELおよびGLSの攻撃に対して完全な交 叉防御が得られた。しかし、ワクチンの1用量トライアルでは、変異株E/DE LおよびGLSウイルスによる攻撃に対して完全な防御が達成できたものの、よ り関係の遠い古典的なSTCウイルスに対しては44%の防御しか達成できなか った。これらの研究は、抗体量および/またはワクチンの用量を単に増加させる だけで上記の良好な交叉防御が得られることを意味するものともいえる。しかし 、同一種のワクチン接種をしない場合には、GLS V−IBDV−7−1サブ ユニットワクチンの1用量によって誘発された低い抗体レベルでは、古典的なI BDV攻撃に対しては充分に交叉防御を発揮できないこともまた明らかであった 。これは、漸消する母性の抗体の場合のように抗体のレベルがより低い場合には 、交叉防御が更に減少することを意味する。事実、STCウイルスによる攻撃で はないが、異なる用量のV−IBDV−7ワクチンを使用して行った幾つかの受 動的母性抗体の研究では、同等のGLS防御は生じたが、ワクチン接種した雌鶏 の子孫は、より近い関係のE/DELの攻撃に対して57%しか防御できなかっ た。 1用量のワクチン接種による交叉攻撃トライアルで、古典的なB69中和エピ トープを組み込んだキメラGLS I−7ワクチンを評価した。本発明のトライ アルを従前のトライアルと比較できるようにするため、AC−ELISAにより I−7キメラサブユニットワクチンの相対抗原量を、以前に使用した未修飾のV −IBDV−7−1ワクチンとほぼ同一になるようにI−7ワクチンを調製した (表3)。表4は、I−7ワクチンを1用量投与した後における交叉攻撃の結果 を示す。結果は、GLSとE/DEL株に対しての防御は完全であるという点に おいて、以前に使用した未修飾のV−IBDV−7−1について得られた結果と 類似していた。しかし、I−7ワクチンは、古典的なSTCとIM株による病原 的かつ致死的な攻撃に対して完全な防御を提供した。V−IBDV−7およびI −7ワクチン上のグループに共通のエピトープとGLSの抗原量とは、注意深く 平衡化して同等にしてあるので、古典的IBDV株による攻撃に対してのI−7 の効果が比較的向上したことは、GLS VP2タンパク配列への古典的IBD V B69中和エピトープの組み込みのみが原因となっているとの結論を出すこ とができる。ウイルス様粒子 上記のように、本発明による組み換えcDNAとそれによって発現された免疫 原は、VP2免疫原性領域に閉じ込めてもよい。即ち、GLS等のベースとなる IBDVおよびD78等の2番目のIBDVエピトープ決定基に対して、エピト ープ決定基をコードするcDNAクローンを調製すれば充分であろう。VP2エ ピトープ決定領域に存在する他のエピトープ決定基は、何れも上記したように組 み込んで、クローン化し、発現できるであろう。 図2に反映されているように、ウイルス様粒子はVP2−VP4−VP3構造 タンパク配列をコードするDNAの発現によって発生する。このウイルス様粒子 免疫原は、モノクローナル抗体の面からみても、および電気泳動、クロマトグラ フィー等の従来の分離手法の何れによっても対応するVP2だけの免疫原から分 離できる。しかし、モノクローナル抗体との反応性の相違は、VP2−VP4− VP3構造タンパク配列から誘導されたウイルス様粒子に存在するエピトープは 、同一のVP2のみの領域によって発現された免疫原には存在しないことを示し ている。このエピトープは、“直線的かつ高次の”エピトープである。高次エピ トープは直線的エピトープと相違し、実際のウイルスのアミノ酸配列だけでなく 、コンフォメーションにも反映する。その結果、組み換えによるウイルス様粒子 を家禽に接種すると、VP2領域のみの免疫原による接種に比べて、IBDVに よる飼育場の攻撃に対してより優れた防御を提供する。これは、ウイルスの全て の構造要素の自然発生的組立によるものである。 出願人は、VP2−VP4−VP3構造タンパクの単一のセグメントの一部と してのVP2領域の発現により、図2に示すようなウイルス様粒子が生じること を発見した。この粒子は、抗体と反応することが示されたが、この抗体は同一の 組み換えVP2免疫原とは同じように反応しない。したがって、家禽宿主をそれ によって接種した場合、ウイルス様粒子はより高い抗体力価および/または僅か に異なった(より広い)防御を生じる。 したがって、本発明は、(1)少なくとも2種の異なったIBDV株のエピト ープ決定基を含む組み換えVP2免疫原、(2)VP2領域が少なくとも2つの 異なったIBDV株のエピトープ決定基および1と2の両方をコードする塩基配 列を含むVP2−VP4−VP3セグメントのウイルス様粒子、およびこれを用 いたワクチンを包含する。組み換えエピトープ決定基の組み合わせ 上記の実施例に示されているように、IBDV株に対する遺伝的エピトープ決 定基は、異なったベースのIBDV遺伝子配列のVP2領域に挿入し、次いで両 方のIBDVのためのエピトープを示す免疫原を発現するために使用する。事実 、上記の例は、少なくとも3個の異なったIBDVエピトープ決定基の組み合わ せを示している。さらに多くのものを組み合わせることもできる。得られたワク チンは活性成分、一種類の株または株の一つのファミリーに対して防御を提供す る従来のウイルスによるワクチンとは異なり、広範なIBDVに対して攻撃の防 御を提供する発現した免疫原を含む。 図7は、7個の異なったIBDVのためのエピトープ決定領域のアミノ酸の同 一性を示す。これらは、限定を意図するものではなく、代表的なものである。必 要とされる組み換え免疫原、即ちVP2のみおよびウイルス様粒子VP2−VP 4−VP3の免疫原は、図7において特定された位置の変化するアミノ酸につい ての遺伝子エピトープ決定基を置換することによっ作られる(特定されていない 位置はIBDV株全体を通じて保存されている)。これには、本発明の免疫原の 発現が含まれる。可能性のある組み合わせは、数は多いが、明らかに限定され、 ルーチン技術により検索できる。代表的な組み合せは、優勢なIBDVについて のエピトープ決定基の組み合わせを反映する傾向を持つであろう。 E/Del/GLS組み換え体は、位置213、Asn−Asp、253Gl n−Hisおよび169 Thr SerにおけるE/Delエピトープ決定領 域の変化を含むことができる。 DS326/D78組み換え遺伝子はアミノ酸と、76Ser−Gly、24 9Lys−Gln、253Gln−Hisおよび270Ala−Thr置換体に 対応するヌクレオチド置換体を含むことができる。 明らかに、広範な組み合わせが可能であり、これらは当業者には明らかとなる であろう。VP2領域のアミノ酸5−433から始まる領域をほぼ含むエピトー プ決定基領域は、組み換え“カセット”を構成する。このカセットは、アミノ酸 の挿入および/または削除を行って所望の組み換えcDNAクローン、ポリペプ チド、ウイルス様粒子、および広範なIBDVに対して改善された防御機能を有 するワクチンを提供するために、部位特異性の突然変異誘発によって作成される 。致死的IBDV、モノクローナル抗体、およびそれらためのワクチン 上記のように、典型的には、IBDVの感染は免疫抑制状態を作り出し、ファ ブリキウス嚢における病変を引き起こす。これが米国で起きている典型的なIB DVである。しかし、致死的なIBDV、即ち、IBDV感染が直接原因となっ て鶏の死亡につながるIBDV感染も存在する。これらのIBDVの分離に基づ くワクチンが開発されたが、得られるワクチンは“ホット”、即ち、それら自体 が免疫抑制状態を作りだすかまたは誘導するものであって、接種した鶏は、他の 感染性成分に対する抗体を用いて免疫強化しなければならない。この防御方法は 好ましくなく、ヨーロッパにおける殆どの商業家禽場で使用が中止された。致死 的IBDVに対する適切な安全なワクチンが現在のところ入手できない。 本発明者らは、モノクロール抗体Mab21を開発した。これは、ブタペスト 条約の条件に基づき、寄託登録番号ATCC HB 11566としてアメリカ ン・タイプ・カルチャー・コレクションに寄託されている。このモノクローナル 抗体は特異的であり、致死的IBDV株を中和する。その特異性を表5に示すが 、他のモノクローナル抗体と異なり、Mab21は、致死の可能性を有するIB DV株のみによって表されたエピトープに特異的であることを示している。 本明細書を全体を通して、本願発明による組み換えキメラ免疫原における異な ったIBDVのエピトープの存在を確認するために使用される種々のモノクロー ナル抗体が参照されることに注意されたい。これらのモノクローナル抗体もブダ ペスト条約で定められた条件に基づき寄託されており、自由に入手可能である。 しかし、本発明の実施には必要でなく、本発明の態様を構成するものではない。 これはMab21の場合と比較されるべきである。 IBDVのために発明者が開発した他のMabのように、IBDVの致死株に 対しての受動的免疫、特に均一で標準化されたレベルでの免疫を達成し、致死性 IBDVの実地感染に対する母親から得た免疫レベルを増大させるように設計さ れた受動的免疫は、接種された鶏に対する防御を強化するのに充分な量のMab 21が存在する上記したような薬理学的に許容されるキャリヤを含むワクチンを 用いて1日齢の鶏を接種することによって得られる。 防御に必要なレベルは、卵内への1用量のワクチンの投与により、または1マ イクログラム〜1ミリグラムの間のMab21濃度を有する1日齢の鶏によって 、若しくは少ない有効用量の接種を長期間行うことによって与えられる。もし繰 り返し接種を行う場合には、用量のレベルは1マイクログラム〜1ミリグラムと すべきである。年齢のより多い鶏の接種に必要な濃度レベルは、鶏の重さととも に増加し、経験的に決められる。 エピトープ決定基領域における致死的株のアミノ酸配列を更に調査したところ 、非致死的株ではVP2の位置279に279特定Asnが高度に保存されてお り、致死的株の同じ位置にはAspが保存されていることが明らかとなった。し たがって、致死株に特有の、Mab21によって認識される致死的株エピトープ 決定 基は、置換279 Asp−Asnによる非致死的IBDVとは経験的に相違す る。上記の方法に従って、以前は如何なる形式のワクチンを用いても免疫抑制状 態を誘発することなしには調製不可能であった、致死的IBDVに対して効果的 な防御を与えるキメラ組み換え免疫原が、GLS等の非致死的なベースIBDV 内に279Aspのための遺伝子エピトープ決定基を挿入することによって調製 できる。これは、ベースIBDV、致死的IBDV、および遺伝子エピトープ決 定基が挿入されたその他全てのIBDVに対する防御を提供する。これらの免疫 原から調製されたワクチンは、VP2のみであるかVP2−VP−VP3セグメ ントのウイルス様粒子の形態であるかに関わらず、上記したと同様に使用される 。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI A61K 35/76 9283−4C A61K 35/76 38/00 9284−4C 39/12 ADT 39/12 ADT 9284−4C 39/395 S 39/395 9051−4C 48/00 48/00 8615−4C C07H 21/04 B C07H 21/04 9356−4H C07K 14/005 C07K 14/005 9356−4H 16/08 16/08 9356−4H 19/00 19/00 9637−4B C12P 21/08 C12P 21/08 9051−4C A61K 37/02 (72)発明者 メンジェルワーサット,ステファニー,エ ー. アメリカ合衆国 20782 メリーランド, ハイアッツヴィル,フォーティース アベ ニュー 6003

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.第一の感染性嚢疾患ウイルス(IBDV)のVP2アミノ酸配列を有する キメラポリペプチド免疫原であって、当該VP2アミノ酸配列は少なくとも1つ のアミノ酸X以外のものである[ここでXは第二のIBDV株からのエピトープ 決定基である]免疫原。 2.前記VP2アミノ酸配列が複数の異なったエピトープ決定基Xを有する、 請求項1に記載の免疫原。 3.前記複数のエピトープ決定基Xが少なくとも2種の異なるIBDV株から のものである、請求項2に記載の免疫原。 4.前記IBDV株が、GLS、E/Del、D78、DS326、RS59 3、Cu−1、PBG98、52/70、および002−73からなる群から選 択されるものである、請求項1に記載の免疫原。 5.前記免疫原が、IBDV構造タンパク質VP2−VP4−VP3に対する アミノ酸配列をこの順に有するものである、請求項1に記載の免疫原。 6.前記免疫原が、ウイルス様粒子の形態である、請求項5に記載の免疫原。 7.前記免疫原が少なくとも1種のIBDV高次エピトープを示すものである 、請求項6に記載の免疫原。 8.前記アミノ酸配列が致死的IBDV株のエピトープ決定基Xを含むもので ある、請求項1に記載の免疫原。 9.前記致死的IBDV株のエピトープ決定基XがVP2配列の279番目の 位置においてアミノ酸Aspを有する、請求項8に記載の免疫原。 10.家禽に接種することによって少なくとも2種の異なるIBDV株からの IBDV攻撃に対する抵抗力を当該家禽に与えるのに十分な調製物であって、活 性成分として請求項1〜9のいずれかに記載の免疫原の有効量と、薬理学的に許 容される担体とを含有する調製物。 11.家禽に接種することによってIBDV致死株の攻撃から当該家禽を保護 することが確認される非発病性の免疫原であって、当該免疫原はIBDVのVP 2アミノ酸配列を含有し、当該VP2アミノ酸の279番目かAspである、非 発病性免疫原。 12.前記免疫原が、IBDV構造タンパク質VP2−VP4−VP3に対す るアミノ酸配列をこの順に有するものである、請求項11に記載の免疫原。 13.ウイルス様粒子の形態である、請求項12に記載の免疫原。 14.AC−ELISAの条件の下でIBDV致死株に結合するとともに、受 託番号ATCC HB 11566として寄託された細胞株によって発現される モノクローナル抗体のエピトープ結合特性を有するモノクローナル抗体。 15.前記細胞株から直接的にまたは間接的に得られる、請求項14に記載の モノクローナル抗体。 16.前記細胞株によって発現される抗体である、請求項15に記載のモノク ローナル抗体。 17.家禽に接種することによってIBDV致死株の攻撃に対して受動免疫を 与える調製物であって、活性成分として請求項14〜16のいずれかに記載のモ ノクローナル抗体の有効量と、生理学的に許容される担体とを含有する調製物。 18.発現宿主のDNA中に異種DNAとして挿入された時に、請求項1〜9 のいずれかに記載の免疫原をコードするキメラcDNA。 19.発現ホストに感染させるためのトランスフェクション・ベヒクルであっ て、請求項18に記載のcDNAを、バキュロウイルス、鷄痘ウイルス、七面鳥 ヘルペスウイルス、またはアデノウイルスのDNAに操作連結した形態で有する 、トランスフェクション・ベヒクル。 20.請求項1〜9に記載の免疫原を発現させるための発現ベヒクルであって 、請求項19のベヒクルでトランスフェクトされたSF9細胞、ニワトリ胚線維 芽細胞、ニワトリ胚腎臓細胞、およびベロ細胞からなる群から選択される発現宿 主を含有する発現ベヒクル。
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