JPH09511151A - 薬剤を製造する方法 - Google Patents

薬剤を製造する方法

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Abstract

(57)【要約】 薬物圧縮体を製造する方法は、a)長手軸線を有する金型(3)内にばらの粉末薬剤を置く段階と、b)金型(3)の長手軸線に沿ってマンドレル(2)を位置決めする段階と、c)長手軸線に対して平行な力を加えることによって薬剤を圧縮し、圧縮中に、薬剤と金型(3)の間の摩擦力と薬剤とマンドレル(2)の間の摩擦力が長手軸線に対して平行で正反対の方向に作用するようにする段階とを包含する。

Description

【発明の詳細な説明】 薬剤を製造する方法 本発明は、粉末状の薬剤、特にヨーロッパ特許407028に開示されているタイプ の粉末状吸入薬剤の圧縮体(ここでは「薬物圧縮体」と呼ぶ)を製造する新規な 方法に関する。 乾燥粉末形態の薬剤の吸入による投薬は周知である。定まった投薬量の薬剤を 計量し、溜めからディスペンスする装置も、例えば英国特許第2041763号および 米国特許第2587215号に記載されている。このような装置は、代表的には、薬剤 溜めと、充填時に一回分の所望重量の薬剤を収容するように選定された容積を有 する計量室とを包含する。計量室の充填は、一般的には、重力の作用で行われる 。計量室が溜の底部に設けてあるのが普通だからである。このような装置には、 計量された粉末の密度の変化が生じやすく、投薬量が不正確あるいは一定しない という欠点がある。粉末の充填密度は溜めに残っている粉末の重量にも依存し、 装置の給送する投薬量が徐々に減少することになる。さらに、計量した投薬量は 装置の向きにも大きく依存する。 ヨーロッパ特許407028は、計量室を充填するのに重力に頼らず、粉末薬剤の圧 縮体を削るようにしている計量手段を用いることによってそれまでの乾燥粉末装 置の欠点を克服する装置を開示している。この特許では、薬物圧縮体の製造の際 に液圧プレス機などを使用している。 ヨーロッパ特許407028の装置(薬物圧縮体を使用するようになっている)は一 定体積の薬物圧縮体を削ることによって機能するので、圧縮体全体の薬剤の密度 ができるかぎり均一であることが重要である。密度が均一であるならば、圧縮体 から削り取った同じ厚さの薬剤スライスは同じ量の薬剤を含有することになり、 正確な投薬量が首尾一貫して患者に投与され ることになる。 粉末吸入薬剤の圧縮体は、国際特許出願 WO 93/24165および WO 94/14490に も開示されている。後者の出願(本願の優先権主張日後に公告されている)は、 圧縮体の製造のために弾性マトリックスの均衡圧縮、可塑化素材の射出成形、溶 融法および圧力ダイキャスト法を含む方法を意図している。 本願の優先権主張日後に公告された国際特許出願 WO 94/00291は、拡張マン ドレルを用いてばらの粉末薬剤を半径方向に圧縮することによって粉末薬剤の環 状の圧縮体を製造する方法を記載している。 本発明者等は、従来方法で製造する圧縮体よりもより均一な密度を有する薬物 圧縮体を製造することができ、従来知られている方法で遭遇する問題を克服また は実質的に軽減する、薬物圧縮体を製造する新規な方法を見出した。 本発明によれば、薬物圧縮体を製造する方法は、 a)長手軸線を有する金型内にばらの粉末薬剤を置く段階と、 b)金型の長手軸線に沿ってマンドレルを位置決めする段階と、 c)圧縮中に、薬剤と金型の間の摩擦力と薬剤とマンドレルの間の摩擦力が長手 軸線に対して平行で正反対の方向に作用するように長手軸線に対して平行な力を 加えて薬剤を圧縮する段階 とからなる。 段階a)、b)は、順次行うかあるいは同時に行うかいずれでもよいが、薬剤 を金型内に置いた後に金型の長手軸線に沿ってマンドレルを位置決めする方が好 ましい。粉末を添加した後に金型の長手軸線に沿ってマンドレルを位置決めする ことにより、マンドレルまわりに粉末を確実に均一に分布させることができるが 、マンドレルを挿入した後に金型まわりに粉末を 置くと、粉末の均一な分布は期待できない。 圧縮段階c)の全体にわたって薬剤と金型の間の摩擦力と薬剤とマンドレルの 間の摩擦力が長手軸線に対して平行で正反対の方向に作用させることが好ましい 。 薬剤と金型の間の摩擦力と薬剤とマンドレルの間の摩擦力は、圧縮過程で金型 、マンドレルが長手軸線に対して平行な方向に互いに相対的に移動するような方 法を実施することによって、長手軸線に対して平行で正反対の方向に作用させる ことができる。マンドレルは金型の長手軸線に沿って摺動可能に装着するのが好 ましい。マンドレルの位置を固定し、金型を長手軸線に対して平行な方向に移動 させることによっても、あるいは、金型の位置を固定し、マンドレルを移動させ ることによっても相対移動は達成できる。 金型内に入れた粉末の圧縮は、マンドレルまわりに嵌合し、金型内で摺動する ようになっている圧縮手段、例えば圧縮スリーブを用い、粉末を圧縮する領域に 制限壁を設けることによって行うのが好ましい。マンドレルおよび圧縮手段を粉 末の圧縮中に互いに対して固定状態に保持する場合、圧縮過程でマンドレルに対 して金型が移動する距離は金型内に入れたばらの粉末と圧縮粉末との高さの差に 等しいかあるいはそれより大きくなる。圧縮過程中のマンドレルに対する金型の 移動距離を大きくするためには、圧縮手段をマンドレルに相対的に金型と同じ方 向であるが、それよりも少なく移動させてもよい。 あるいは、マンドレルと金型の相対移動量は、圧縮過程中にマンドレルと金型 を正反対方向に移動させることによっても増大させることができる。 圧縮段階の全体にわたって確実に薬剤と金型の間の摩擦力と薬剤とマン ドレルの間の摩擦力が長手軸線に対して平行で正反対の方向になるようにするに は、金型とマンドレルの相対移動の前に粉末の予圧縮があってはならない。すな わち、金型とマンドレルが相対的に移動する前に圧縮手段により粉末に力を加え てはならない。 本発明による方法は、圧縮中に薬剤と金型の間の摩擦力と薬剤とマンドレルの 間の摩擦力が長手軸線に対して確実に平行で正反対の方向になるようにすること によって、従来方法で製造した圧縮体よりも均一な密度を有する薬物圧縮体を製 造することができるという驚くべき利点を有する。均一な密度分布を有する薬物 圧縮体は、例えばヨーロッパ特許407028に開示されている装置によって圧縮体か ら順次削り取った薬剤の塊が同じ質量となり、患者に投与される薬剤量の均一性 を向上させるという点で有利である。 本方法は、また、数回に分けることなく一回の圧縮作業で薬物圧縮体を製造す ることができ、より均一な密度分布のより長い圧縮体を製造できるという点でも 有利である。 粉末薬剤は、例えば所望量の薬剤を量ることによって金型内へ計量移送するの が好ましい。あるいは、所望の全質量の薬物圧縮体を適当な長さに切断すること によって製造してもよい。 ばらの粉末薬剤を金型内に置いた後にマンドレルを金型の長手軸線に沿って位 置決めする場合、マンドレルが先細の端を有するのが好ましい。こうすると、粉 末充填段階で、マンドレルを金型から完全にあるいは好ましくは部分的に引っ込 め、粉末が金型内に入ったときにマンドレルを、その先細端を先にして粉末に押 し込み、粉末を当初の形から圧縮に適した形状、例えば環状体の形に変形するこ とができる。 圧縮に先立って、金型とマンドレルで構成した室内に入れた粉末の表面 を平らにならしておくのが好ましい。これは、圧縮組立体を振動させるか、ある いは、平滑化装置を用いるかまたはこれら両方を実施することによって行うこと ができる。これによれば、粉末が確実に平らな高さに安定する。すなわち、粉末 の表面が平らになる。これは粉末から含有空気を除去し、粉末の凝縮を破壊する 助けとなる。組立体の振動は電磁石あるいは他の振動器を用いて行うことができ る。振動は段階b)で生じ、マンドレルを粉末内へ完全に押し込むまでに開始す るのが好ましい。振動はマンドレルに加えるのが好ましい。振動数は100〜1000H zの範囲にあるとよい。 金型組立体の振動中、組立体の任意のばらの部品を所定位置に保持するのが望 ましい。これは、機械的な締め付け手段、ばね力を用いるか、あるいは真空を用 いてこれらの部品を所定位置に保持することによって達成できる。 圧縮手段の加える圧力は圧縮体内の薬剤の所望密度(ここでいう薬剤の密度と は、単位体積あたりの薬剤の質量を意味している)に依存する。しかしながら、 圧縮手段は、代表的には60×103〜2000×103N.m-2、例えば900×103N.m-2の圧力 を加える。本発明による方法を実施するための装置は、圧縮力を測定するのにロ ードセンサ、例えばロードセルを備えるのが好ましい。ロードセンサは金型の下 あるいは圧縮手段上に設置できる。 本発明に従って製造した圧縮体内の薬剤の密度は、とりわけ、使用する薬剤に 依存する。しかしながら、代表的な圧縮体は0.1〜1.5g/cm3の密度を有する。 本発明に従って製造した薬物圧縮体の密度は、圧縮体から削り取った一定体積の 薬剤を量ることによって決まる。 後に薬剤吸入装置の薬剤溜めのすべてまたは一部を形成する金型内に薬物圧縮 体を形成するのが好ましい。こうすると、圧縮後、圧縮体および金 型が吸入装置に直接移送するのに適した形となる。装置に挿入する前に金型から 圧縮体を取り出す必要性をなくすことによって、薬物圧縮体の取り扱い、それ故 、削り取りが早すぎるため生じる薬剤の汚染あるいは損失のリスクを低減するこ とができる。 製造後、圧縮体を吸入装置にそのまま移し、そこから投薬する。あるいは、圧 縮体を別個に包装し、投与しようとしている装置のための交換用薬剤溜めとして もよい。 本発明の別の局面によれば、本発明の第1局面を実施するための新規な装置を 提供する。 したがって、ばらの粉末薬剤から薬物圧縮体を製造する装置であって、 a)ばらの粉末薬剤を収容するようになっている、長手軸線を有する金型と、 b)金型の長手軸線に沿って位置決めするようになっているマンドレルと、 c)圧縮中に薬剤と金型の間の摩擦力と薬剤とマンドレルの間の摩擦力が長手軸 線に対して平行で正反対の方向となるように長手軸線に対して平行に力を加える ことによって薬剤を圧縮する手段 とを包含する。 本発明による装置は当業者には知られている任意の適当な材料で作ることがで きる。マンドレルのための適当な材料としては、ステンレススチール(例えば316 等級のテフロン被覆ステンレススチール)、窒化シリコン、硫化ポリフェニール (PBS)、アセタールコポリマー、そして特に、ポリブチレンテレフタレート(P BT)、例えば20%ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)を含有するPBTがある 。圧縮手段、例えば圧縮スリーブのための適当な材料としては、ステンレススチ ール、アセタールコポリマーが ある。 装置の種々の部分の相対運動は、機械的に、例えば電力または液圧を使用して 行うことができる。適当な駆動手段としては、例えばステップモータあるいはサ ーボモータがある。金型および圧縮手段のために別個の駆動手段を設けるのが好 ましい。この駆動手段は、金型の長手軸線に沿って設けると好ましく、理想的に は速度、位置、加速度および減速度を制御できなければならない。代表的には、 圧縮組立体の駆動速度は、金型の長手軸線に沿ってマンドレルを位置決めするた めには50〜1000mm/minであり、薬剤を圧縮するためには5〜5000mm/minである 。 計量手段が薬物圧縮体を削り取るための螺旋刃を含むヨーロッパ特許407028に 開示されたような装置で薬物圧縮体を用いようとする場合には、薬物圧縮体と接 触する圧縮スリーブの面が装置刃のピッチに等しいピッチを有する螺旋輪郭を持 っているのが好ましい。この螺旋輪郭を与えることは、使用時に刃が埋没して圧 縮体から数回分の投薬量が削り取られて圧縮体が過剰に供給されるべきでないこ とを意味し、その結果薬剤の無駄を減らすことができる。 本発明に従って製造された薬物圧縮体は、一般に環状となる。すなわち、円筒 形の内部空間を持った円筒体となる。このような薬物圧縮体内の薬剤の半径方向 の厚さは0.2〜20mmであるのが好ましく、0.5〜5mmであるのがより好ましく、例 えば2mmである。円筒形の内部空間の直径は10mmより大きいのが好ましく、100m m未満であり、例えば20mmであるのが好ましい。 薬物圧縮体の長さは、とりわけ、意図した用途および含有する活性成分の投与 回数に依存する。ヨーロッパ特許出願407028に開示されているような装置から投 与するためには、適当な長さは5〜50mmの範囲にあり、例えば20mmである。 本発明に従って製造した圧縮体に含有されることのできる活性成分としては、 粉末形態で吸入によって普通に投与できる活性成分であればなんでもよい。この ような活性成分としては、可逆性閉塞性気道疾患、例えば喘息や気管支炎として 知られる状態の予防処置または治療処置で用いる薬品がある。ここで挙げること のできる特殊な活性成分としては、クロモグリク酸の塩、例えばクロモグリク酸 ナトリウム;ネドクロミルの塩、例えばネドクロミルナトリウム;ジプロピオン 酸ベクロメタゾン、チプレダン、ブデソニド、フルチカゾンのような吸入ステロ イド;臭化イプラトロピウムのような抗コリン作用薬;気管支拡張剤、例えばサ ルメテロール、サルブタモール、レプロテロール、テルブタリン、イソプレナリ ン、フェノテロールおよびそれらの塩がある。所望に応じて、活性成分の混合物 、例えばクロモグリク酸ナトリウムと気管支拡張剤、例えばサルブタモール、レ プロテロール、イソプレナリン、テルブタリン、フェノテロールあるいはこのう ちの任意のものの塩との混合物を使用してもよい。 ここで挙げることのできる他の活性成分としては、抗ヒスタミン剤、例えばク レマスチン、ペンタミジンおよびそれらの塩;臭化アセチール−β−メチルコリ ン;ペプチドホルモン、例えばインスリン、アミリン;ブラジキニン拮抗剤;P LA2阻害剤;PAF拮抗薬;リポキシゲナーゼ阻害剤;ロイコトリエン拮抗薬 ;CNS活性薬、例えばNMDA拮抗剤、グルタミン酸塩拮抗剤;CCK作用薬 、拮抗剤;マクロライド系化合物、例えば FK 506、ラパマイシン、サイクロス ポリンおよび構造上関連のある化合物;ビタミン類;ワクチン、例えばMMRワ クチン、ポリオワクチン;遺伝子治療用のベクター、例えば膵嚢胞性線維症のよ うな遺伝病の治療を意図した遺伝子含有プラスミドがある。 薬物圧縮体に含有させる活性成分の粒子は、0.01〜15μmの範囲の質量 中央径を有するのが好ましい。我々としては、活性成分の粒子の少なくとも80% w/w、好ましくは少なくとも90%w/wが20μm未満、より好ましくは10μm未満、特 に7μm未満の直径であるのが好ましいと思っている。2〜15μm範囲の直径を有 する活性成分の粒子の比率は80%w/wより大きいのが好ましい。 粒状の活性成分は当業者にとって周知の任意の適当な技術によって調製するこ とができる。適当な技術としては、ミル、例えばコーンミルまたはハンマミルー あるいは流体エネルギーミルの使用;超微粒粉砕、噴霧乾燥、凍結乾燥がある。 本発明に従って圧縮しようとしている薬剤は、活性成分に加えて固形の医薬上 許容できる担体物質を含んでもよい。担体は10〜100μmの有効粒径を有するのが 好ましい。 ここで用いる「有効粒径」という用語は、圧縮体の、これを構成する個々の粒 子の数とは無関係な、見掛けの粒径を意味している。すなわち、一定のサイズの 単一の粒子と、より細かい個々の粒子からなる同じサイズの凝集体との間に全く 差異はないということである。 薬剤内の固形の医薬として許容できる担体は、一般的には、活性成分に対して 化学的に不活性である無毒性の物質であるが、所望に応じて、活性成分のより大 きい粒子からなるものであってもよい。薬物圧縮体で使用できる担体の例として は、デキストラン、グルコース、マンニトール、ラクトースがある。 粒状の担体は、普通の方法によって担体を粉砕し、所望のフラクションを分離 することによって、例えば空気分級、ふるい分けによって調製できる。 薬剤は、本発明の方法に従って圧縮体を形成する前にミキサ、例えば遊 星形ミキサあるいは他の撹拌ミキサで成分を混ぜ合わすことによって調製しても よい。 薬剤が固形担体を含んでいるとき、活性成分の比率が、薬剤の0.1〜70%w/w、 好ましくは0.1〜55%w/w、特に5〜50%w/wであるのが好ましい。 本発明による薬物圧縮体は、他の成分、例えば着香剤、甘味剤あるいは着色剤 を含有してもよい。 任意の普通の医薬として許容できる着香剤を用いることができるが、ここで挙 げることのできる特定の着香剤としては、揮発性オイル、例えばペパーミントオ イルやメントールがある。ペパーミントオイルとメントール両方を含有する、商 品名 Dentomint として知られる市販の製品も使用できる。着香剤として、国際 特許出願 WO 93/17663 に開示されているような着香剤包括多糖類を使用できる 。着香剤包括多糖類は、任意の有意の程度まで付与された着香剤を放出させるこ となく薬物圧縮体を製造するのに必要な圧縮力を持続するのに十分な弾力性があ るので、本発明に従って製造する圧縮体で用いるのに有利である。 使用できる甘味剤としては、任意の普通の甘味剤でよいが、ここに挙げること のできる特定の甘味剤としては、サッカリンナトリウム、マンニトール、アスパ ルテーム、シクラミン酸塩、砂糖がある。 本発明に従って製造される薬物圧縮体は、多数回投与量の活性成分を含有して いるのが好ましい。圧縮体に含まれる実際の投与回数分の薬剤量は、特に、圧縮 体の長さ、活性成分の性質、投与するのに用いられる装置に依存する。しかしな がら、圧縮体は、代表的には20〜250回分、例えば112回分の活性成分を含むこと になる。 以下に本発明による圧縮に適した薬剤組成の例を示すが、これらに限定 されるものではない。 実施例 1 成 分 %(w/w) ネドクロミルナトリウム(ミル処理済み) 50 着香多糖類 5 (85%maltodextrin:15%ペパーミントオイル) ラクトース 全体で100とする 実施例 2 成 分 %(w/w) ネドクロミルナトリウム(ミル処理済み) 50 サッカリンナトリウム 1.25 ラクトース 全体で100とする 実施例 3 成 分 %(w/w) ネドクロミルナトリウム(ミル処理済み) 50 着香多糖類 5 (85%maltodextrin:15%ペパーミントオイル) サッカリンナトリウム 1.25 ラクトース 全体で100とする 以下、本発明を添付図面を参照しながら具体例によって説明する。この添付図 面において: 第1図は本発明による方法を実施するための圧縮装置の構成要素およびその組 み立て作業を説明する縦断面図である。 第2A〜2E図は第1図の装置を用いて薬物圧縮体を製造する諸段階を示す。 第3A〜3C図は本発明による薬物圧縮体を製造する際の、マンドレルと金型 の相対移動量を増大させる諸段階を概略的に示す。 これらの図において、別の方法を実施するための装置の対応部分には同じ参照 符号を付してある。 まず、第1図を参照して: 圧縮装置は、円筒形の内部空間を構成しているブロック(1)を包含する。先細 端を有する円筒形のマンドレル(2)が前記内部空間内に配置してあり、これはブ ロック(1)内に摺動自在に装着してある。開放端円筒体を包含する金型(3)がブ ロック(1)内に設置してあり、マンドレル(2)が金型(3)の長手軸線に沿って自 由に摺動できるようになっている。金型(3)の内面とマンドレル(2)の外面は環 状室の側面を構成しており、この環状室内で粉末薬剤が圧縮される。この室の底 面は金型(3)の基部にあるリップによって構成される。 使用にあたっては、ブロック(1)をハウジング(図示せず)内に装着する。こ のハウジング内で、ブロック(1)は自由に垂直方向に移動できる。マンドレル( 2)をハウジング内に保持し、ハウジングに対して移動するのを防ぐ。 金型(3)の孔と一致する孔を有するカバー(4)を金型(3)にかぶせ、ばねの作 用で所定位置に保持する。環状の圧縮スリーブ(5)をカバー(4)の孔内に設置す る。この圧縮スリーブ(5)の孔はマンドレル(2)に締りばめで嵌合し、その外径 はカバー(4)および金型(3)の内径に締りばめの関係となっている。圧縮スリー ブ(5)のパッキング面(6)(粉末薬剤を圧縮する室に対して上方限界壁となる) は螺旋輪郭を有する。 薬物圧縮体の製造を説明する第2A〜2E図を次に参照して: 金型(3)をブロック(1)の円筒形内部空間内に設置し、計量した粉末薬 剤(7)を金型(3)内に置く。薬剤(7)はマンドレル(2)によって金型(3)の底部 から落下しないようになっており、マンドレル(2)の先細端は金型(3)の基部を 貫いて突出する−第2A図。 次に、カバー(4)および圧縮スリーブ(5)をブロック(1)上に置き、ばね力に よって所定位置に保持する−第2B図。 マンドレル(2)に垂直方向の振動を加えることによって薬剤(7)をマンドレル (2)のまわりに分布させる。この振動は、ブロック(1)、金型(3)、カバー(4) および圧縮スリーブ(5)がマンドレル(2)まわりに下降するまで続け、圧縮前に 粉末の表面をならす。次に振動を止める−第2C図。 次に、マンドレル(2)と圧縮スリーブ(5)を静止状態に保持しながらブロック (1)、金型(3)、カバー(4)を一緒に上昇させる。こうして、圧縮スリーブ(5) のパッキング面(6)が金型(3)内に入っている粉末薬剤(7)に向かって押圧され 、粉末薬剤(7)を圧縮する。この圧縮過程では、薬剤(7)と金型(3)の間の、金 型(3)の長手軸線に対して平行な方向の摩擦力は圧縮スリーブ(5)に向かって上 方へ向けられ、薬剤(7)とマンドレル(2)の間の、金型(3)の長手軸線に対して 平行な方向の摩擦力は金型(3)の基部に向かって下方へ向けられる。移動の程度 、したがって、薬剤(7)の圧縮高さは、特定の圧縮高さについてプログラムされ た駆動手段(図示せず)によって決まる−第2D図。 カバー(4)および圧縮スリーブ(5)を次にブロック(1)から上昇させる。粉末 薬剤の圧縮体(8)を含む金型(3)を次にブロック(1)から取り出し、薬剤吸入装 置にそのまま組み込む。金型(3)は薬剤吸入装置の薬剤溜めの全部あるいは一部 を形成するようになっている−第2E図。 次に第3A〜3C図を参照して、ここには、マンドレル(2)に相対的な金型( 3)の移動距離が第2図に示す方法におけるよりも大きくなっている 圧縮方法が示してある。 第2図におけると同様に、計量した量の粉末薬剤(7)を金型(3)内でマンドレ ル(2)の先細端まわりに置く。次に、カバー(4)および圧縮スリーブ(5)を所定 位置に嵌合させる−第3A図。 静止状態に保持したマンドレル(2)まわりでブロック(1)、金型(3)、カバー (4)および圧縮スリーブ(5)を下降させる。この過程で、金型(3)は第2図にお けるよりもさらにマンドレル(2)まわりに下降し、マンドレル(2)が圧縮スリー ブ(5)の内側に突出することになる−第3B図。 金型(3)およびカバー(4)を一緒にマンドレル(2)から持ち上げ、同時に圧縮 スリーブ(5)を持ち上げるが、このときの移動距離は金型(3)よりも小さい。そ れ故、金型(3)が圧縮スリーブ(5)上へ収束し、粉末(7)が圧縮される−第3C 図。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1995年11月2日 【補正内容】 請求の範囲 1.a)長手軸線を有する金型(3)内にばらの粉末薬剤を置く段階と、 b)金型(3)の長手軸線に沿ってマンドレル(2)を位置決めする段階と、 c)圧縮中に、薬剤と金型(3)の間の摩擦力と薬剤とマンドレル(2)の間の 摩擦力が長手軸線に対して平行で正反対の方向に作用するように長手軸線に対し て平行な力を加えることによって薬剤を圧縮する段階 とを包含することを特徴とする、薬物圧縮体を製造する方法。 2.金型(3)およびマンドレル(2)が圧縮過程で長手軸線に対して平行な方向に 相対的に移動することを特徴とする請求項1記載の方法。 3.金型(3)およびマンドレル(2)の相対移動が、圧縮過程中にマンドレル(2) の位置を固定し、金型(3)を長手軸線に対して平行な方向に移動させることによ って行われることを特徴とする請求項2記載の方法。 4.粉末の表面を圧縮前にならすことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つ に記載の方法。 5.マンドレル(2)の端が先細となっていることを特徴とする請求項1〜4のい ずれか1つに記載の方法。 6.マンドレル(2)を金型(3)の長手軸線に沿って位置させたときに振動させる ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の方法。 7.粉末を、螺旋輪郭(6)を備えた圧縮面を有する圧縮手段(5)によって圧縮す ることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1つに記載の方法。 8.薬物圧縮体(8)を金型(3)内で形成し、この金型(3)が後に薬剤吸入装置の 薬剤溜めの全部あるいは一部となることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1 つに記載の方法。 9.a)ばらの粉末薬剤を収容するようになっている、長手軸線を有する金型と 、 b)金型の長手軸線に沿って位置決めするようになっているマンドレルと、 c)圧縮中に薬剤と金型の間の摩擦力と薬剤とマンドレルの間の摩擦力が長 手軸線に対して平行で正反対の方向となるように長手軸線に対して平行に力を加 えることによって薬剤を圧縮する手段と、 d)マンドレルのみを振動させるように配置した振動器 とを包含することを特徴とする、ばらの粉末薬剤から薬物圧縮体を製造する装 置。 10.螺旋輪郭を有することを特徴とする、薬物圧縮体を削り取るための螺旋刃を 有する吸入装置で使用するための請求項7に記載の方法で得ることができる薬物 圧縮体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),AU,CA,FI,JP,K R,NO,NZ,US (72)発明者 アンソン,ポール・マニユエル イギリス国ケンブリツジ.シー・ビー4 1アール・ワイ.チエスタートン.グリー ンエンドロード36 (72)発明者 ダイソン,ヒユー・ウイリアム イギリス国ケンブリツジシヤー州シー・ビ ー6 5テイー・キユー.ハツデナム.ネ ルソンズレイン3.ザヘイブン

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.a)長手軸線を有する金型(3)内にばらの粉末薬剤を置く段階と、 b)金型(3)の長手軸線に沿ってマンドレル(2)を位置決めする段階と、 c)圧縮中に、薬剤と金型(3)の間の摩擦力と薬剤とマンドレル(2)の間の 摩擦力が長手軸線に対して平行で正反対の方向に作用するように長手軸線に対し て平行な力を加えることによって薬剤を圧縮する段階 とを包含することを特徴とする、薬物圧縮体を製造する方法。 2.金型(3)およびマンドレル(2)が圧縮過程で長手軸線に対して平行な方向に 相対的に移動することを特徴とする請求項1記載の方法。 3.金型(3)およびマンドレル(2)の相対移動が、圧縮過程中にマンドレル(2) の位置を固定し、金型(3)を長手軸線に対して平行な方向に移動させることによ って行われることを特徴とする請求項2記載の方法。 4.粉末の表面を圧縮前にならすことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つ に記載の方法。 5.マンドレル(2)の端が先細となっていることを特徴とする請求項1〜4のい ずれか1つに記載の方法。 6.マンドレル(2)を金型(3)の長手軸線に沿って位置させたときに振動させる ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の方法。 7.粉末を、螺旋輪郭(6)を備えた圧縮面を有する圧縮手段(5)によって圧縮す ることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1つに記載の方法。 8.薬物圧縮体(8)を金型(3)内で形成し、この金型(3)が後に薬剤吸入装置の 薬剤溜めの全部あるいは一部となることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1 つに記載の方法。 9.a)ばらの粉末薬剤を収容するようになっている、長手軸線を有する金型( 3)と、 b)金型(3)の長手軸線に沿って位置決めするようになっているマンドレル (2)と、 c)圧縮中に薬剤と金型(3)の間の摩擦力と薬剤とマンドレル(2)の間の摩 擦力が長手軸線に対して平行で正反対の方向となるように長手軸線に対して平行 に力を加えることによって薬剤を圧縮する手段 とを包含することを特徴とする、ばらの粉末薬剤から薬物圧縮体を製造する装 置。 10.請求項1〜8のいずれか1つに記載の方法に従って製造した薬物圧縮体(8) 。 11.圧縮体が薬剤吸入装置の薬剤溜めの全部または一部をなすようになっている 金型(3)内に入れてあることを特徴とする請求項10記載の薬物圧縮体(8)。
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