【発明の詳細な説明】
ダイヤグラムデータを記憶する装置および方法
本発明は、ダイヤグラムを表示する時に使用されるデータを記憶する装置およ
びダイヤグラムデータを記憶し、ダイヤグラムを表示するために記憶されたデー
タを使用する方法に関する。
ダイヤグラムを表示する時に使用されるデータを記憶する場合、データは記憶
および検索の両方を効率的に実行されることができることが望ましい。
本発明の第1の観点によると、複数のエンティティをそれぞれ含むダイヤグラ
ムを表示する時に使用されるデータを記憶するコンピュータ装置が提供され、前
記装置は、
ダイヤグラムの表示に使用されるデータを入力する手段と、
ソフトウェアオブジェクトに対する識別子を含む1組の属性を有するソフトウ
ェアオブジェクトとして個々のダイヤグラムエンティティを記述したデータを記
憶する手段と、
属性がソフトウェアオブジェクトに対する識別子を含むソフトウェアオブジェ
クトとして個々のダイヤグラムに関する一般的なデータを記憶する手段と、
属性がダイヤグラム上におけるエンティティの位置を含むソフトウェアオブジ
ェクトとしてダイヤグラム上における個々のエンティティの位置に関するデータ
を記憶する手段と、
個々のダイヤグラムエンティティを記述したデータを検索する手段と、
ダイヤグラムを表示するために検索されたデータ使用する手段とを含んでいる
。
ソフトウェアオブジェクトとしてダイヤグラムデータを記憶することによって
、データは記憶および検索の両方を効率的に実行されることができる。
エンティティは、グラフィック形状およびそれらを接続するフローラインを含
むことができる。
エンティティがグラフィック形状およびそれらを接続するフローラインを含ん
でいる場合、グラフィック形状の形態でエンティティを記述したデータは、グラ
フィック形状用のソフトウェアオブジェクトクラスに属するソフトウェアオブジ
ェクトとして記憶され、フローラインの形態でエンティティを記述したデータは
、フローラインの一方の端部のエンティティと他方の端部のエンティティをそれ
ぞれ記述した2つのソフトウェアオブジェクトの識別子を指示する1対のポイン
タを属性が含んでいるフローライン用のソフトウェアオブジェクトクラスに属す
るソフトウェアオブジェクトとして記憶される。
装置は、所望のダイヤグラムを生成するように予め定められた方法で検索され
たデータに関して動作する手段を含んでいてもよい。
本発明の第2の観点によると、中央処理装置、メモリ、データを入力する手段
および表示装置を含んでいるコンピュータ装置が提供され、前記メモリはコンピ
ュータ装置を制御するプログラムを含み、
ダイヤグラムの表示に使用されるデータを受取り、
ソフトウェアオブジェクトに対する識別子を含む1組の属性を有するソフトウ
ェアオブジェクトとして個々のダイヤグラムエンティティを表すデータを記憶し
、
属性がソフトウェアオブジェクトに対する識別子を含むソフトウェアオブジェ
クトとして個々のダイヤグラムに関する一般的なデータを記憶し、
属性がダイヤグラム上におけるエンティティの位置を含むソフトウェアオブジ
ェクトとしてダイヤグラム上における個々のエンティティの位置に関するデータ
を記憶し、
個々のダイヤグラムエンティティを記述したデータを検索し、
ダイヤグラムを表示するために検索されたデータを使用するように構成されて
いる。
本発明の第3の観点によると、複数のエンティティをそれぞれ含むダイヤグラ
ムを表示するためにダイヤグラムデータを記憶して記憶されたデータを使用する
コンピュータ装置を動作する方法が提供され、その方法は、
オブジェクトに対する識別子を含む1組の属性を有するソフトウェアオブジェ
クトとして各個々のダイヤグラムエンティティを記述したデータを記憶し、
属性がソフトウェアオブジェクトに対する識別子を含むソフトウェアオブジェ
クトとして各個々のダイヤグラムに関する一般的なデータを記憶し、
属性がダイヤグラム上におけるエンティティの位置を含むソフトウェアオブジ
ェクトとしてダイヤグラムの各個々のエンティティの位置に関するデータを記憶
し、
個々のダイヤグラムエンティティを記述したデータ検索し、
ダイヤグラムを表示するために検索されたデータを使用するステップを含んで
いる。
以下、図面を参照して例示によって本発明を詳細に説明する。
図1は、本発明を使用した装置のブロック図である。
図2は、装置のコンピュータ形成部分の素子を示したブロック図である。
図3は、図1の装置において使用されるソフトウェアの素子を示す。
図4は、特定の日に存在する通信ネットワーク用警報管理システムの素子のい
くつかを示した図である。
図5は、図1の装置の主プログラムのルーチン[記憶]形成部分のフローチャ
ートである。
図6は、主プログラムにおいて使用されるルーチン[検索]のフローチャート
である。
図7は、図4の警報管理システムに属する4つの警報収集局と共にネットワー
ク管理局を示した図である。
図8は、主プログラムのルーチン[リンク]形成部分のフローチャートである
。
図9は、図4の警報管理システムの図であり、構成は図4とほぼ同じであるが
、後日存在する素子を示している。
図10は、図4および9を組合わせた図である。
図11は、主プログラムのルーチン[付加]形成部分のフローチャートある。
図12は、図4の警報管理システムのフローチャートであり、図4とほぼ同じ
であるが、図4の日と図9の日の間の日に存在する素子を示している。
図13は、主プログラムのルーチン[補間]形成部分のフローチャートである
。
図14は、主プログラムのルーチン[リスト]形成部分のフローチャートであ
る。
図15は、企業の管理構造の一部分を示した図である。
図16は、記憶されたデータがどのようにしてシナリオに区分されるかを示す
。
図17は、主プログラムの一部分を形成するルーチン[コピー]のフローチャ
ートである。
図18は、主プログラムの一部分を形成するルーチン[プロモート]のフロー
チャートである。
図19は、2つの異なるドメインにおいて実世界構造を表わした2つのダイヤ
グラムの間におけるマッピングを示す。
図20は、主プログラムの一部分を形成するルーチン[マップ]のフローチャ
ートである。
図1を参照すると、ダイヤグラムを表示する時に使用されるデータを記憶する
装置10が示されている。装置10は、通信リンク14によってファイルサーバー15に
接続された3個の汎用コンピュータまたはワークステーション11,12,13を含ん
でいる。ファイルサーバー15は、3個のコンピュータ11,12,13の全てのための
集中データ記憶装置として機能し、記憶用のデータはコンピュータ11,12,13の
うちの1つに入力されてもよく、或はファイルサーバー15中に直接入力されても
よい。3個のコンピュータ11,12,13を設置することによって、3人の人物が装
置を同時に使用して、ファイルサーバー15に記憶されたデータにアクセスするこ
とができる。しかしながら、1人の人物だけが装置を何時でも使用可能であるこ
とが要求された場合、コンピュータを1個だけ設置すれば十分であり、以下コン
ピュータ11だけを参照にして装置を説明する。
コンピュータ11は、通常の構成のものであり、その主要な素子は図2に示され
ている。これらの素子は、マウス19、キーボード20、可視ディスプレイ装置また
はスクリーン21、中央処理装置(CPU)22、読取り専用メモリ(ROM)23、
およびランダムアクセスメモリ(RAM)24を含んでいる。動作において、プロ
グラムおよびデータは、ファイルサーバー15からRAM24にロードされてもよい
。
図3を参照すると、装置10において使用されるソフトウェアまたはプログラム
の素子が示されている。これらの素子は、グラフィックユーザーインターフェイ
ス(GUI)30、主プログラム31、インターフェイス32およびデータベース管理
システム33を含んでいる。GUI30は、アイ・ログ社(Surrey Technology Cent
re、40 Occam Road,Guildford,GU2 5YH,England)から入手可能な2つのソフト
ウェアパッケージAIDAおよびMASAIから形成される。GUIの構造は当
業者によく知られているため、GUI30についてはこれ以上詳細な説明はしない
。
データベース管理システム30はよく知られたオラクル・データベース管理シス
テムである。主プログラム31はルーチン[記憶]、[検索]、[リンク]、[付
加]、[補間]および[リスト]を含んでおり、以下これらを詳細に説明する。
この例では、主プログラム31はプログラミング言語LISPで書込まれる。イン
ターフェイス32は、LISPで書込まれた主プログラム31とオラクル・データベ
ース管理システム33との間のインターフェイスとして機能する。インターフェイ
ス32は、アイ・ログ社から入手可能なソフトウェアパッケージAsquellである。
図3に示されたソフトウェア素子は、ファイルサーバー15中に記憶され、装置
を使用することが所望された時にコンピュータ11中にロードされる。
次に図4を参照すると、ある日に存在する通信ネットワーク用警報管理システ
ムの素子のいくつかを示したダイヤグラムが示されている。この例において、こ
れらの素子はスイッチA,B,C、警報収集局A、修理チームAおよびネットワ
ーク管理局を含んでいる。図4において、これらの素子はボックス40乃至45でそ
れぞれ表わされている。これらの各ボックスは、それが表わす素子についての名
称のような情報を提供するテキストでラベルを付けられている。フローライン50
,51,52によって表されているように、各スイッチA,B,Cは、警報収集局A
に警報を送る。フローライン53,54によって示されているように、警報収集局A
は修理チームAおよびネットワーク管理局に報告を送る。各フローライン50乃至
54はソースおよび目的地を有している。ソースは、報告または警報の形態の情報
が発生する素子を表すボックス中に位置され、目的地は情報が配信される素子を
表すボックスに接続されている。各フローラインは、その目的地を指す矢印を有
している。図示されているように、各フローラインは、それが伝送する情報の名
称を示すテキスト(“報告”または“警報”)を与えられる。
ボックス40乃至45は1つのタイプのダイヤグラムエンティティに属しており、
一方フローライン50乃至54は別のタイプのダイヤグラムエンティティに属してい
る。
装置10は、オブジェクト指向環境として知られている環境で動作する。この環
境において、抽象的または物理的な実世界オブジェクトがソフトウェアオブジェ
クトによってモデル化される。実世界オブジェクトは、オブジェクトタイプに分
割されてもよい。例えば、ダイヤグラムボックス40乃至45は1つのタイプの実世
界オブジェクトに属し、ダイヤグラムフローライン50乃至54は別のタイプの実世
界オブジェクトに属している。オブジェクトタイプのソフトウェア構造は、オブ
ジェクトクラスとして知られている。ソフトウェアオブジェクトクラスの特定の
例は、オブジェクトクラスのインスタンスとして、またはもっと簡単にオブジェ
クトとして知られている。各ソフトウェアオブジェクトクラスは1組の属性を有
している。オブジェクトクラスのインスタンスの場合、属性はそれがモデル化し
た実世界オブジェクトの重要な特徴を集合的に記述する値を有している。装置10
は4つのソフトウェアオブジェクトクラスを使用し、これらは[アプリケーショ
ン]、[インターフェイス]、[ダイヤグラム]および[内容]である。これら
のソフトウェアクラスに対する属性は、以下の表1乃至4に記載されており、こ
れらの表を順次説明する。以下の表1にオブジェクトクラス[アプリケーション
]に対する属性を示す。
オブジェクトクラス[アプリケーション]は、ボックスの形態でダイヤグラム
エンティティを記述するために使用される。オブジェクトクラス[アプリケーシ
ョン]の特定のインスタンスに対して、属性は以下のように定められる。IDは
エンティティに対する特有の識別子である。名称は、ボックスによって表された
実世界オブジェクトの名称およびボックスの内側に現れたテキストの両方である
。[開始日]および[終了日]は共にボックスによって表された実世界オブジェ
クトの有効期間または存在期間を定める。[観察者]は、ボックスを含むダイヤ
グラムを観察または編集することを観察者またはユーザーによって要求されるセ
キュリティレベルを提供する。
この例において、オブジェクトクラス[アプリケーション]は、グラフィック
形状を記述したただ1つのオブジェクトクラスである。さらに一般的には、円ま
たは楕円等の別のグラフィック形状に対する別のオブジェクトクラスが存在して
いてもよい。各オブジェクトクラスはまた、例えば監視システム、人物のグルー
プまたはデータベースに関連したデータ等のあるタイプのデータと関連していて
もよい。所望ならば、特定のクラスに割当てられたグラフィック形状はユーザー
によって変更されてもよい。
以下の表2にオブジェクトクラス[インターフェイス]に対する属性を示す。
[インターフェイス]のインスタンスは、フローラインの形態でダイヤグラム
エンティティを記述する。このオブジェクトクラスの各インスタンスに対して、
属性は以下のように定められる。[ID]および[観察者]は、[アプリケーシ
ョン]のインスタンスに対応した属性と同様にして定められる。[名称]は、フ
ローライン上に現れるテキストに対して定められる。[ソースクラスID]およ
び[ソースエンティティID]は、フローラインのソースにおいて現れたダイヤ
グラムエンティティに対するクラスおよびそのクラスのインスタンスに対する識
別子の名称に対して定められる。この例において、クラスは常に[アプリケーシ
ョン]であるが、より一般的にはフローラインは円または楕円等の別のグラフィ
ック形状の別のクラスに対するダイヤグラムエンティティに接続されることがで
きる。[目的地クラスID]および[目的地エンティティID]は、フローライ
ンの目的地におけるダイヤグラムエンティティに対するクラスおよびそのクラス
のインスタンスに対する識別子の名称を与える。
以下の表3にクラス[ダイヤグラム]に対する属性を示す。
[ダイヤグラム]の各インスタンスは、特定のダイヤグラムに関連した一般デ
ータを提供する。属性の記述は表3に記載されている。
以下の表4にオブジェクトクラス[内容]に対する属性を示す。
[内容]の各インスタンスは、そのダイヤグラム上のダイヤグラムのエンティ
ティの位置およびその他のディテールを与える。したがって、[X座標]および
[Y座標]は、ダイヤグラム上のエンティティのx座標およびy座標を与える。
この例において、エンティティは単なるボックスまたはフローラインであること
ができる。それがボックスであるならば、[ボックスタイプ]はボックスのタイ
プを記述する。例えば、ボックスは両側が直線の方形か、或は両側が曲線の方形
であってよい。[ラインタイプ]は、ボックスまたはフローラインを描くために
使用される、例えば太いまたは細い等のラインのタイプを記述する。[ダイヤグ
ラムID]は、このエンティティが存在するダイヤグラムに関連した一般データ
を含む[ダイヤグラム]のインスタンスに対する特有の識別子を与える。[クラ
スID]および[エンティティID]は共に、このエンティティを記述したオブ
ジェクトクラスのインスタンスを定めている。したがって、もしもエンティティ
がボックスならば、[クラスID]は[アプリケーション]に定められる。それ
がフローラインならば、[クラスID]は[インターフェイス]に定められる。
ルーチン[記憶]は、ダイヤグラムの表示に続いて使用するためにデータを記
憶するために使用される。図5にはこのルーチンのフローチャートが示されてお
り、図4のダイヤグラムの記憶を参照してこれを説明する。
ステップS1において、ダイヤグラムの一般データが入力され、[ダイヤグラ
ム]のインスタンスとして記憶される。
次に、ステップS2においてボックス40乃至45の1つ、例えばボックス40を記
述したデータが入力され、[アプリケーション]のインスタンスとして記憶され
る。ステップS3において、ボックスおよびその他の関連したデータの位置を記
述したデータが入力され、[内容]のインスタンスとして記憶される。その後、
ステップS2およびS3は、[アプリケーション]のインスタンスおよび[内容]
のインスタンスが各ボックス40乃至45に対して生成されるまで繰り返される。
ステップS4において、フローラインの1つ、例えばフローライン50を記述し
たデータが入力され、[インターフェイス]のインスタンスとして記憶される。
その後ステップS5において、フローラインおよびその他の関連したデータの位
置を記述したデータが[内容]のインスタンスとして記憶される。ステップS4
およびS5は、[インターフェイス]のインスタンスおよび[内容]のインスタ
ンスが各フローライン50乃至54に対して生成されるまで繰り返される。
ダイヤグラムのセット全体に対してデータが記憶されている場合、ボックスお
よびフローラインのいくつかが1以上のダイヤグラムにおいて現れることが可能
である。その場合には、1以上のダイヤグラムに存在する各ボックスまたはフロ
ーラインに対して、[アプリケーション]または[インターフェイス]のインス
タンスをただ1つ生成することが必要である。[アプリケーション]または[イ
ンターフェイス]の特定のインスタンスに対するデータが続いて更新された場合
、これはこのインスタンスを含む全てのダイヤグラムに対して効果的である。
ルーチン[検索]は、タイヤグラムを表示するためにデータを検索するために
使用される。図6にはこのルーチンのフローチャートが示されており、以下図4
のダイヤグラムを参照してこれを説明する。
ステップS20において、図4のダイヤグラムに関連した[ダイヤグラム]のイ
ンスタンスに対する識別子が入力される。その後、ステップS21において[ダイ
ヤグラム]のインスタンスが検索される。
ステップS22において、ステップS21で検索された[ダイヤグラム]のインス
タンスを指示する[内容]のインスタンスが検索される。ステップS22で検索さ
れた[内容]のインスタンスは、[アプリケーション]または[インターフェイ
ス]のインスタンスを指示する。ステップS23において、この[アプリケーショ
ン]または[インターフェイス]のインスタンスが検索される。ステップS24に
おいて、[内容]のインスタンスがまだあるか否かを決定するためにチェックが
行われる。ステップS22およびS23は、ステップS21で検索された[ダイヤグラ
ム]のインスタンスを指示する[内容]の残っている各インスタンスに対して、
および[アプリケーション]または[インターフェイス]の関連したインスタン
スに対して繰り返される。
ルーチン[検索]を実行するこの時点で、ボックス40乃至45およびフローライ
ン50乃至54に対する[内容]、[アプリケーション]および[インターフェイス
]のインスタンスの全てが検索される。
装置の各ユーザーは、関連したセキュリティレベルを有している。セキュリテ
ィレベルは、通常装置を管理する責任能力のある人物によって各ユーザーに割当
てられる。ステップS25において、ユーザーがダイヤグラムを観察するのに十分
なセキュリティレベルを有しているか否かを決定するためにチェックが行われる
。これは、検索された[アプリケーション]、[インターフェイス]、[ダイヤ
グラム]および[内容]の各インスタンスに対する[観察者]の値とユーザーの
セキュリティレベルを比較することによって行われる。これらのインスタンスの
任意の1つがユーザーが所有するものより大きいセキュリティレベルを必要とし
た場合、ユーザーはダイヤグラムへのアクセスを拒絶される。これは、ステップ
S26で表示スクリーン上に適切な表題を載せて、その後ルーチンの実行を終了す
ることによって行われる。
ユーザーが十分なセキュリティレベルを有している場合、ステップS27におい
て、検索されたデータを使用してダイヤグラムが表示される。
ステップS28において、ユーザーは、表示されたダイヤグラムを編集すること
を希望するか否かを質問される。ユーザーが、表示されたダイヤグラムの編集を
希望しないことを示した場合、ルーチンは終了する。ステップS28においてユー
ザーが表示されたダイヤグラムの編集を希望することを示した場合、ダイヤグラ
ムはステップS29で編集され、その後ルーチンが終了する。以下、ダイヤグラム
を編集するステップS29の過程を説明する。
ステップS29において、ユーザーはステップ21で検索された[ダイヤグラム]
のインスタンス、ステップS22で検索された[内容]のインスタンスのどれか、
およびステップS23で検索された[アプリケーション]または[インターフェイ
ス]のインスタンスのどれかを編集する。ユーザーは、属性およびそれらの値を
表示し、その後キーボード20を使用することにより属性値を変化させることによ
ってこれらのインスタンスのどれかを編集してもよい。その代わりとして、ユー
ザーは適切なダイヤグラムエンティティに対してマウス19によりポインタを位置
することによってインスタンスを編集することが好ましい。その後、ユーザーは
マウス上のボタンをクリックし、これによって編集メニューが表示される。その
後、ユーザーは編集メニュー上の指示にしたがって適切なインスタンスを編集す
る。
ステップS21で検索された[ダイヤグラム]のインスタンスを編集する場合、
ユーザーは観察者のセキュリティ区分またはダイヤグラムの名称を変化させても
よい。
ステップS22で検索された[内容]のインスタンスの1つを編集する場合、ユ
ーザーはそのxおよびy座標に対するの値を変更することによってその位置を変
えてもよい。ユーザーはまたダイヤグラムエンティティに対するポインタを変え
ることによって表示されたエンティティ(ボックスまたはフローライン)を変化
させることができる。ユーザーはまたダイヤグラム識別子に対するポインタを変
えることによって表示されたエンティティを別のダイヤグラムに転送することが
できる。
ステップS23で検索された[アプリケーション]または[インターフェイス]
のインスタンスの1つを編集する場合、ユーザーはその名称を変えてもよい。[
インターフェイス]のインスタンスの場合、ユーザーはそのソースにおけるエン
ティティの識別子またはその目的地におけるエンティティの識別子を変えること
ができる。
[アプリケーション]または[インターフェイス]のインスタンスがステップ
S29で編集された場合、インスタンスが使用される全てのダイヤグラムにおいて
変更が効果的である。
ユーザーはまたステップS29で[内容]、[アプリケーション]、[インター
フェイス]および[ダイヤグラム]のインスタンスを削除または付加してもよい
。
各クラス[アプリケーション]、[インターフェイス]、[ダイヤグラム]お
よび[内容]は、観察者またはユーザーのセキュリティを特定するために使用さ
れる属性[観察者]を含んでいる。この例において、同じセキュリティ区分が観
察および編集の両方に使用されている。したがって、ユーザーがダイヤグラムを
観察するのに十分なセキュリィレベルを有している場合、彼はまたダイヤグラム
を編集することができる。変形として、観察および編集に対して別個のセキュリ
ティ区分が存在してもよい。これは、セキュリティ区分に各クラスの中の2つの
属性を与える、すなわち観察に1つの属性および編集に1つの属性を与えること
によって実現される。観察または編集に対して別個のセキュリティ区分が存在し
ている場合、ユーザーはそれを編集する承認を与えられることなく、ダイヤグラ
ムを観察する承認を与えられてもよい。
本発明をウインドウ環境で使用する場合、スクリーン21上に2以上のダイヤグ
ラムが同時に表示されることができる。また、特定のダイヤグラムエンティティ
はマウス19を使用することによってあるダイヤグラムから別のダイヤグラムに移
動されてもよい。ダイヤグラムエンティティがあるスクリーンから別のスクリー
ンに移動された場合、それは最初のダイヤグラムから削除され、次のダイヤグラ
ムに付加されてもよい。その代わりとして、ダイヤグラムエンティティは、それ
が第1のダイヤグラムに残った状態で第2のダイヤグラムに付加されるようにコ
ピーされてもよい。これは、適切に[内容]のインスタンスを生成および削除す
ることによって実現される。
ダイヤグラムエンティティがあるダイヤグラムから別のダイヤグラムに移動さ
れた場合、それが表示される方法は変えられてもよい。したがって、ダイヤグラ
ムエンティティの形状、カラーおよび縮尺率は、それがあるダイヤグラムから別
のものに移動された時に変化してもよい。これは、各クラスのダイヤグラムエン
ティティに1組の表示属性を与え、また[ダイヤグラム]の各インスタンスにこ
れらの属性に対する値を与えることによって実現される。したがって、表示属性
はエンティティが表示されるカラーを特定するために属性[カラー]を含むこと
ができる。したがって、[アプリケーション]の特定のインスタンスに対して、
属性[カラー]は、[ダイヤグラム]のあるインスタンスに対して値レッドに設
定され、[ダイヤグラム]の別のインスタンスに対して値グリーンに設定される
ことができる。
2以上のダイヤグラムを同時に表示して、あるダイヤグラムから別のものにダ
イヤグラムエンティティを移動させる能力は、アイ・ログ社(Surrey Technolog
y Centre、40 Occam Road,Guildford,GU2 5YH)製のソフトウェア・パッケージ
MASAIおよびLeLispと共に次のソフトウェア:サン・マイクロシステ
ムズ社(31-41 Pembroke Broadway,Camberley,Surrey,GU15 3XD)製のソラリス
・オペレイティング・システムを使用することによって得ることができる。
ソフトウェアオブジェクト中に含まれているデータを検索する場合、それはフ
ァイルサーバー15から検索され、コンピュータ11のRAM24に記憶される。
再度図4を参照すると、この図はフローライン54によってボックス43に接続さ
れたボックス45を示す。ファイルサーバー15に記憶された別のダイヤグラムには
、別のフローライン54によってボックス45に接続された別のボックスが存在して
いてもよい。ルーチン[リンク]は、これらの別のボックスおよびフローライン
を発見し、ボックス45に接続された全てのボックスおよびフローラインを示すダ
イヤグラムを生成することができる。ルーチン[リンク]によって生成されるこ
とができるダイヤグラムの一例を図7に示す。
図7は、フローライン54によってボックス45に接続されたボックス43を示す。
この情報はもちろん図4上に存在している。図7はまた、フローライン63,64,
65によってボックス45に接続されたボックス60,61,62も示している。ボックス
60,61および62は、3つのさらに別の警報収集局すなわち警報収集局B,Cおよ
びDを表している。ルーチン[リンク]のフローチャートは図8に示されており
、以下図7に示されたダイヤグラムの生成を参照してこのフローチャートを説明
する。ユーザーは最初に関心のあるボックスを選択する。この例ではボックス45
が選択される。その後、ステップS40においてユーザーは、ボックス45を記述す
るデータを含んでいる[アプリケーション]のインスタンスに対する識別子を入
力する。ユーザーは、識別子の文字でタイプすることによってステップS40を実
行してもよい。その代わりに、ダイヤグラムは、ボックス45を示すスクリーン上
に既に表示されていてもよく、その後ユーザーはマウス19によりボックス45上で
ポインタを位置し、これが選択されたボックスであることを示すためにボタンを
クリックする。
ステップS41において、[アプリケーション]の選択されたインスタンスが検
索される。
ステップS42において、ボックス45に接続されたフローラインを記述した[イ
ンターフェイス]のインスタンスが検索される。この例において、これはフロー
ライン54を記述した[インターフェイス]のインスタンスである。ステップS43
では、フローラインの他方の端部に接続されたボックスを記述した[アプリケー
ション]のインスタンスが検索される。例えば、ステップS42で検索された[イ
ンターフェイス]のインスタンスがフローライン54を記述した場合、ボックス43
を記述した[アプリケーション]のインスタンスがステップS43において検索さ
れる。ステップ44において、[インターフェイス]のインスタンスがこれ以上あ
るか否かを決定するためにチェックが行われる。ボックス45に接続されたフロー
ラインを記述した[インターフェイス]の残り全てのインスタンス、およびこれ
らのフローラインの他方の端部に接続されたボックスを記述した対応する[アプ
リケーション]の残りのインスタンスに対してステップS42およびS43が繰り返
される。
ステップS45において、ユーザーが表示されるボックスおよびフローラインを
観察するのに適切なセキュリティレベルを有しているか否かを決定するためにチ
ェックが行われる。このステップは、図6を参照して説明されたステップS24に
類似している。ユーザーが適切なセキュリティリベルを有していない場合、ステ
S46においてそのユーザーに対するアクセスを拒否される。
ユーザーが適切なセキュリティリベルを有している場合、ステップS47におい
て、[アプリケーション]の検索されたインスタンスがカウントされる。この例
では、4つのこのようなインスタンスが存在する。ステップS48においてダイヤ
グラムはフォーマット化される。これは、ダイヤグラムの中央に選択されたボッ
クスを位置し、その後選択されたボックスの周囲に等しい角度間隔で、選択され
たボックスに接続されたフローラインおよびボックスを位置することによって行
われる。この例では、選択されたボックスには4つのボッククスが接続されてい
るため、それらは選択されたボックスの周囲に90°の角度で表示される。
ステップS49において、新しいダイヤグラムが表示される。
ルーチン[リンク]において、ステップS41,S42およびS43で検索された[
アプリケーション]および[インターフェイス]のインスタンスは、ファイル
サーバー15から検索され、コンピュータ11のRAM24中にロードされる。その後
、ステップS45,S47,S48およびS49がRAM24中のデータによって実行され
る。
図9は、後日の図4の警報管理システムを示す。図9に示された日には、スイ
ッチAはもはや存在せず、新しいスイッチすなわちスイッチDが付加されている
。図9において、スイッチDはボックス70によって表され、フローライン71がス
イッチDから警報収集局Aに送られている警報を示す。
装置10は、2つの異なる日の図4および9の警報管理システムのような特定の
実世界構造を表わす2つのダイヤグラムを結合することができる。例えば、それ
は図4および9のダイヤグラムを結合して図10に示されたダイヤグラムを生成
するすることができる。図10において、図4および9の両方に存在するボック
スおよびフローラインが第1の形態すなわち実線で示されている。図4だけに示
されているボックス40およびフローライン50は、第2の形態すなわち破線で示さ
れている。図9だけに示されているボックス70およびフローライン71は、図10
のダイヤグラムにおいて第3の形態すなわち鎖線で示されている。カラー表示ス
クリーン上では、図10の実線、破線および鎖線が3つの異なるカラーで置換さ
れてもよい。
2つのダイヤグラムを結合する動作はルーチン[付加]によって行われ、この
ルーチンのフローチャートが図11に示されている。以下図4,9および10を
参照して図11のフローチャートを説明する。
ルーチンの開始時に、ステップS70においてユーザーが第1のダイヤグラムの
一般データを含む[ダイヤグラム]のインスタンスに対する識別子を入力する。
この例では、ユーザーは図4に示されたダイヤグラムに対する[ダイヤグラム]
のインスタンスの識別子を入力する。その後、ステップS71において、[ダイヤ
グラム]のこのインスタンスが検索される。
ステップS72において、第1のダイヤグラムに対する[内容],[アプリケー
ション]および[インターフェイス]のインスタンスが検索される。したがって
、ステップS72は図6に示されたステップS22およびS23にほぼ対応する。
その後、ステップS73において、ユーザーは第2のダイヤグラムに対する[ダ
イヤグラム]のインスタンスに対する識別子を入力する。ステップS70およびS
73の両方において、識別子を形成する文字をキー入力するか、或はダイヤグラム
が既に表示されているならば、マウス19によりダイヤグラム上にポインタを位置
してマウス19上のボタンをクリックすることによって識別子が入力されることが
できる。
ステップS74およびS75において、第2のダイヤグラムに対する[ダイヤグラ
ム]のインスタンスおよび[内容],[アプリケーション]および[インターフ
ェイス]のインスタンスが検索される。ステップS76では、ユーザーが結果的な
ダイヤグラムにおいて示されるボックス、フローラインおよびその他のデータを
観察するのに適切なセキュリティリベルを有しているか否かを決定するためにチ
ェックが行われる。したがって、ステップS76は図6に示されたステップS24に
ほぼ対応する。ユーザーが適切なセキュリティリベルを有していない場合、ステ
S77で彼はアクセスを拒否される。
ステップS78において、第1および第2の両ダイヤグラムに存在するダイヤグ
ラムエンティティが発見される。ステップS78は次のように実行される。第1の
ダイヤグラムに対する[内容]の各インスタンスに対して、第1のダイヤグラム
に対する[内容]のインスタンスと同じ[アプリケーション]または[インター
フェイス]のインスタンスを指示する、第2のダイヤグラムに対する[内容]の
対応したインスタンスが存在するか否かが決定される。その後、[内容],[ア
プリケーション]および[インターフェイス]の結果的なインスタンスが互いに
関連される。
ステップS79において、両ダイヤグラムに存在するダイヤグラムエンティティ
が上述された第1の形態で表示される。したがって、この段階ではボックス41乃
至45およびフローライン51乃至54は図10に示されたように表示されている。
ステップS80において、第1のダイヤグラムだけに存在するダイヤグラムエン
ティティが発見される。これを達成するために、第1のダイヤグラムに対する[
内容]の各インスタンスに対して、第1のダイヤグラムに対する[内容]のイン
スタンスと同じ[アプリケーション]または[インターフェイス]のインスタン
スを指示する、第2のダイヤグラムに対する[内容]の対応したインスタンスが
存在するか否かが決定される。第2のダイヤグラムに対する[内容]の対応し
たインスタンスが存在しない場合、第1のダイヤグラムに対する[内容]のイン
スタンスは、第1のダイヤグラムだけに存在するダイヤグラムエンティティに関
連される。その後、[アプリケーション]および[インターフェイス]の対応し
たインスタンスと共にこれらの[内容]のインスタンスが関連される。
その後、ステップS81において、第1のダイヤグラムだけに存在するダイヤグ
ラムエンティティが第2の形態で表示される。したがって、この段階においてボ
ックス40およびフローライン50が表示されたダイヤグラムに付加される。
ステップS82において、第2のダイヤグラムだけに存在するダイヤグラムエン
ティティが発見される。このステップは、ステップS80に類似している。
最後に、ステップS83において、第2のダイヤグラムだけに存在するエンティ
ティが第3の形態で表示される。したがって、この段階ではボックス70およびフ
ローライン71が表示されたダイヤグラムに付加される。
ステップS71,S72,S74およびS75において、データはファイルサーバー15
から検索され、RAM24に記憶される。その後、ステップS76乃至S83はRAM
24中のデータについて実行される。その後、ファイルサーバー15ではなくRAM
24に保持されたデータについてこれらのステップS76乃至S83が実行されるから
、これらのステップは比較的迅速に実行される。
図4および9を結合してボックスおよびフローラインが3つの異なる方法で表
される新しいダイヤグラムを生成する代わりに、変更した方法により2つのダイ
ヤグラムは分離した状態を維持されてもよい。この場合、両ダイヤグラムにおい
て、両ダイヤグラム中のボックスおよびフローラインは、例えば実線により第1
の形態で示される。第1のダイヤグラムだけに存在するボックスおよびフローラ
インは、例えば破線によって第2の形態で第1のダイヤグラムに示される。第2
のダイヤグラムだけに存在するボックスおよびフローラインは、例えば鎖線によ
って第3の形態で第2のダイヤグラムに示される。
ファイルサーバー15が異なる日付けを有するが、両者が同じ実世界構造、例え
ば図4の警報管理システムを示している2つのダイヤグラムに対するデータを含
んでいる場合、装置10は、2つのダイヤグラムの日付けの間の特定された日に存
在する構造のこれらのエンティティを示すさらに別のダイヤグラムを生成するこ
とができる。したがって、装置は2つのダイヤグラムの間を補間することが可能
である。図12は、特定された日の図4および9の間の補間の結果を示す。この
例において、図12は図4において示された全てのボックスおよびフローライン
を示しており、さらに図9のボックス70およびフローライン71を示す。したがっ
て、図12の日にはスイッチDが付加されているが、スイッチAはまだ警報管理
システムから除去されていない。
ルーチン[補間]は、2つのダイヤグラムの間を補間することが可能であり、
このルーチンのフローチャートは図13に示されている。以下、図4,9および
12を参照して図13のフローチャートを説明する。
このルーチンに入った後、図11に示されたステップS70乃至S75に対応した
1組のステップS90乃至S95において、ファイルサーバー15から2つのダイヤグ
ラムに対するデータが検索され、RAM24中にロードされる。したがって、この
例において図4および9の両方のデータは、これらのステップで検索される。R
AM24におけるデータによって後続的なステップが実行される。
ステップS96において、図6のステップS24に対応して、ユーザーが検索され
たダイヤグラムエンティティを観察するのに十分なセキュリティレベルを有して
いるか否かを決定するためにチェックが行われる。
その後、ステップS98において、ユーザーは補間の日を入力する。この例では
、これは図12に示されたダイヤグラムの日である。
その後、ステップS99において、補間の日に存在するダイヤグラムエンティテ
ィが発見される。これを行うために、[アプリケーション]のインスタンスを指
示する第1のダイヤグラムに対する[内容]の各インスタンスに対して、[開始
日]および[終了日]の値が補間の日と比較される。補間の日が[開始日]およ
び[終了日]の値によってカバーされた期間内である場合、[内容]のインスタ
ンスおよび対応した[アプリケーション]のインスタンスの両方が表示するため
にリストに加えられる。
補間日が[開始日]および[終了日]の値によってカバーされた期間内にない
場合、[内容]のインスタンスおよび対応した[アプリケーション]のインスタ
ンスは、表示されないエンティティのリストに加えられる。
その後、第1のダイヤグラムに存在しない[アプリケーション]のインスタン
スを指示する第2のダイヤグラムに対する[内容]のインスタンスが同様にして
試験される。
表示されないエンティティのリストに載っている[アプリケーション]の各イ
ンスタンスに対して、[アプリケーション]のインスタンスにより記述されたボ
ックスに接続されたフローラインを記述する[インターフェイス]の各インスタ
ンスが発見され、表示されないエンティティのリストに加えられる。
この例において、図4の全てのダイヤグラムエンティティ、並びに図9のボッ
クス70およびフローライン71が表示され、除外されるダイヤグラムエンティティ
はない。
その後、ステップS100において、補間日に存在するダイヤグラムエンティテ
ィが表示される。
図14を参照すると、ルーチン[リスト]のフローチャートが示されている。
このルーチンは、選択されたボックスを含むダイヤグラム全てのリストを生成す
ることができる。
このルーチンに入った後、ステップS110においてユーザーはボックスを選択
し、選択されたボックスを記述した[アプリケーション]のインスタンスの識別
子を入力する。ダイヤグラムが表示されている場合、ユーザーは、マウスポイン
タが選択されたボックス上に位置した状態でマウス19上のボタンをクリックする
ことにより識別子を入力する。
次にステップS111で、選択されたボックスを含むダイヤグラムに関する一般
データを含んでいる[ダイヤグラム]の各インスタンスがルーチンにより発見さ
れる。これは次のようにして行われる。[ダイヤグラム]の各インスタンスに対
して、[ダイヤグラム]のインスタンスを指示する[内容]のインスタンスの全
てが発見される。[内容]のこれらの各インスタンスは、それが選択されたボッ
クスに対する[アプリケーション]のインスタンスを指示するか否かを決定する
ために試験される。その後、ステップS112において[ダイヤグラム]のこれら
のインスタンスのリストが表示される。
ユーザーがリスト上の[ダイヤグラム]のインスタンスの1つに対応したダイ
ヤグラムを表示することを希望した場合、ユーザーはルーチン[検索]を使用す
ることによってこれを行なうことができる。
警報管理システムを表わした図4のダイヤグラムは、装置10に記憶されたダイ
ヤグラムのタイプの一例に過ぎない。図15は、記憶される別のタイプのダイヤ
グラムを表しており、この図は報告ラインと共にある会社の構造の一部分を示し
ている。したがって、図15はメインボードに表示されたボックス100を示し、
デパートメントAはボックス101によって表され、セクションA,B,Cはボッ
クス102,103,104によって表され、報告ラインはフローライン105乃至108によ
って表される。
本発明の発展部分において、ダイヤグラムデータはシナリオに分割され、シナ
リオは階層的または親・子供構造で構成される。この発展部分は、進化構造のモ
デル化に適している。例示すると、図16において、通信ネットワークをモデル
化するためのダイヤグラムデータがどのようにして親シナリオすなわち基準シナ
リオと、3つの子供シナリオすなわち発展シナリオA,B,Cとに分割されるか
を示す。基準シナリオは、現在存在しており計画されているネットワーク用のダ
イヤグラムデータを含んでいる。発展シナリオは、ネットワークへの提案された
発展用のダイヤグラムデータを含んでいる。所望ならば、例えば発展シナリオA
,B,Cに対して子供シナリオを生成することによって階層のレベルの数を増加
してもよい。
この発展により、システムのユーザーは単一のシナリオで動作することを選ぶ
。各ユーザーは、彼がどのシナリオを読んで編集することを許されているのかを
決定する人物アクセスプロフィールを有している。彼が選択したシナリオは、彼
が観察または編集することができるデータを規定する。
[アプリケーション],[インターフェイス],[ダイヤグラム]および[内
容]の各インスタンスは、単一のシナリオによって所有されている。[観察者]
属性は、個々のユーザーではなく所有しているシナリオを指示するように変更さ
れる。親シナリオによって所有されたインスタンスは、子供シナリオにより観察
されることができるが、子供シナリオによって所有されたインスタンスは親シナ
リオによって観察されることはできない。さらに、親シナリオによって所有され
た[アプリケーション]および[インターフェイス]のインスタンスは、子供シ
ナリオにおいてダイヤグラムエンティティとして使用されてもよい。この場合、
[ダイヤグラム]および[内容]インスタンスは子供シナリオによって所有され
ているが、[アプリケーション]および[インターフェイス]インスタンスの所
有権は親シナリオにある。
インスタンスの属性は、その所有しているシナリオで動作している間だけ編集
されてもよい。しかしながら、親シナリオによって所有されたインスタンスは、
子供シナリオにより所有されているインスタンスのコピーを生成することによっ
て子供シナリオにおいて修正されてもよい。その後、子供シナリオにおいて生成
または修正されたインスタンスは、親シナリオにプロモートされてもよい。これ
を行うために、ルーチン[コピー]および[プロモート]が主プログラム31に付
加される。以下、これら2つのルーチンを説明する。
ルーチン[コピー]は、親シナリオから子供シナリオにダイヤグラムデータを
コピーするために使用される。図17を参照すると、ルーチン[コピー]に入っ
た後、ステップS132で、ユーザーが親シナリオにより所有されているダイヤグ
ラムのどれかに対するデータをコピーすることを希望するか否かを決定するため
にチェックが行われる。ユーザーが親シナリオにおける1以上のダイヤグラムに
対するデータのコピーを希望する場合、これはステップS133において行われる
。
ステップS133において、ユーザーによって選択された各ダイヤグラムに対し
て、データは[ダイヤグラム]の各インスタンス、および[ダイヤグラム]のコ
ピーされたインスタンスを指示する[内容]の全てのインスタンスに対してコピ
ーされる。コピーされた各インスタンスは、特定のインスタンスが1つのシナリ
オだけによって所有されるように新しい識別子を与えられる。さらに、コピーさ
れたインスタンスは、親シナリオ中の対応したインスタンスを指示するポインタ
を与えられる。[内容]の新しいインスタンスは、親シナリオによって所有され
ている[アプリケーション]および[インターフェイス]インスタンスを指示す
る。ステップS132またはステップS133の後、ルーチンはステップS134に続く
。
ステップS134において、ユーザーが[アプリケーション]または[インター
フェイス]の個々のインスタンスを親シナリオから子供シナリオにコピーするこ
とを希望するか否かを決定するためにチェックが行われる。ユーザーがこれらの
インスタンスのコピーを希望している場合、これはステップS135において行わ
れる。ステップS135では、選択された各インスタンスに対するデータが親シナ
リオから子供シナリオにコピーされる。コピーされた各インスタンスは、特定の
インスタンスが1つのシナリオだけにより所有されるように新しい識別子を与え
られる。さらに、コピーされた各インスタンスは、親シナリオ中の対応したイン
スタンスを指示するポインタを与えられる。
ステップS134またはS135の後、ルーチンは子供シナリオ中のダイヤグラムが
編集されるステップS136に続く。これは、図6のステップS28を参照して説明
された方法で行われる。示されてはいないが、ダイヤグラムまたはインスタンス
をさらにコピーするために編集中に必要とされた場合、これはステップS133ま
たはS135に戻る。
ルーチン[プロモート]は、子供シナリオから親シナリオにダイヤグラムデー
タをプロモートするために使用される。このルーチンは、子供シナリオによって
所有されたデータの全てを親シナリオにプロモートするために、または選択され
たダイヤグラムに対してデータを親シナリオにプロモートするために、或は選択
されたインスタンスに対してデータを親シナリオにプロモートするために使用さ
れてもよい。以下、図18を参照してこのルーチンを説明する。
ルーチン[プロモート]に入った後、ステップS140において、ユーザーが子
供シナリオから親シナリオに全てのデータをプロモートすることを希望するか否
かを決定するためにチェックが行われる。ユーザーが全てのデータの転送を希望
した場合、これはステップS141で行われる。
ステップS141において、子供シナリオ中の各インスタンスに対するデータは
、親シナリオ中の対応したインスタンスに対する既存のデータを置換するために
使用される。これは、親シナリオ中の対応したインスタンスを指示する子供シナ
リオ中のインスタンスの中のポインタを使用することによって行われる。子供シ
ナリオにおける新しいインスタンスに対するデータはまた、親シナリオに含まれ
ているデータに付加される。
子供シナリオ中のインスタンスの削除は、データベースからそれらを物理的に
除去するのではなく、インスタンスを[削除されたもの]とすることによって処
理される。結果として、子供シナリオにおいてインスタンスが削除された場合、
親シナリオ中の対応したインスタンスは[削除された]とマークで示されたイン
スタンスによって重ね書きされる。この“ソフト削除”方法は、インスタンスの
削除がインスタンスを使用した全てのシナリオに対して可視的にされ、これらの
シナリオのユーザーに対して任意の必要な変更を行う機会を提供することを確実
にする。データベースは、かなりの期間、例えば6か月間[削除された]とマー
クされたインスタンスを永久的に除去するように周期的に清掃される。
子供シナリオに含まれたデータと親シナリオに含まれたデータとの間で矛盾が
生じる可能性がある。例えば、子供シナリオから親シナリオにデータをプロモー
トした結果、親シナリオ中の既存のエンティティと重複する新しいダイヤグラム
エンティティが子供シナリオにおいて生じる可能性がある。このような矛盾は全
て、ステップS146における解決のためにステップS141で記録される。ステップ
S141の後、ルーチンはステップS146に続く。
ユーザーが子供シナリオ全体を親シナリオにプロモートすることを希望しない
場合、ユーザーが子供シナリオのダイヤグラムのどれかに対するデータを親シナ
リオにプロモートすることを希望するか否かを決定するためにステップS142で
チェックが行われる。ユーザーが個々のダイヤグラムのどれかをプロモートする
ことを希望した場合、これはステップS143で実行される。
ステップS143において、選択されたダイヤグラムの[ダイヤグラム]のイン
スタンスに対するデータは、子供シナリオによって所有された[アプリケーショ
ン],[インターフェイス]および[内容]の関連したインスタンスに対するデ
ータと共に、親シナリオ中の対応したインスタンスに対するデータを置換するた
めに使用される。ステップS146における解決のために全ての矛盾が記録される
。ステップS142またはステップS143の後、ルーチンはステップS144に続く。
ステップS144において、ユーザーが[アプリケーション]または[インター
フェイス]の任意の個々のインスタンスに対するデータを子供シナリオから親シ
ナリオにプロモートすることを希望するか否かを決定するためにチェックが行わ
れる。ユーザーが任意の個々のインスタンスに対するデータのプロモートを希望
した場合、これはステップS146で実行される。
ステップS145において、ユーザーはプロモートされるべきインスタンスをイ
ンスタンスのインデクスから選択してもよい。その代わりに、子供シナリオから
のダイヤグラムが、親シナリオからの対応したダイヤグラムと同時に表示されて
もよい。この場合、個々のインスタンスは、子供シナリオから親シナリオにマウ
ス19によって対応したダイヤグラムエンティティを移動することによってプロモ
ートれる。
ステップS144またはステップS145の後、ルーチンは矛盾を解決するステップ
S146に続く。例示すると、ステップS146では、子供シナリオ中のダイヤグラム
エンティティが親シナリオ中のダイヤグラムエンティティに重複することが認め
られた場合、矛盾がユーザーによって親シナリオ中のダイヤグラムエンティティ
を消去することにより解決されることができる。
別の発展形態において、本発明は、あるドメイン(“出力ドメイン”)中の実
世界構造を表わすダイヤグラムを、別のドメイン(“入力ドメイン”)中の同じ
実世界構造を表すダイヤグラムから生成することができる。一例として、入力ド
メインがプロセスドメインであり、出力ドメインがシステムドメインである公共
通信ネットワークを参照してこの別の発展形態を説明する。図19は、その上半
分にプロセスドメイン中のネットワークの一部分に対する故障管理を表わすダイ
ヤグラムを一例として示す。図19は、その下半分においてシステムドメインの
対応したダイヤグラムを示している。破線は、プロセスドメイン中のダイヤグラ
ムの素子とシステムドメインのダイヤグラムの素子との間のリンクまたはマッピ
ングを示す。
この別の発展形態において、オブジェクトクラス[アプリケーション]は、シ
ステムドメインにおける通信ネットワークの素子を表わすボックスの形態でダイ
ヤグラムエンティティを記述するために使用される。この別の発展形態では、付
加的なオブジェクトクラス[プロセス]が使用され、このオブジェクトクラス[
プロセス]はプロセスドメインにおける通信ネットワークの素子を表わすボック
スの形態でダイヤグラムエンティティを記述するために使用される。オブジェ
クトクラス[プロセス]の属性を以下の表5に示す。
この例には各ドメインにおけるダイヤグラムエンティティを記述するオブジェ
クトクラスが1つしか存在していないが、一般的に各ドメインにはダイヤグラム
エンティティを記述する1以上のオブジェクトクラスが存在している。
入力ドメインのダイヤグラム素子と出力ドメインのダイヤグラム素子との間の
リンクは、オブジェクトクラス[コンテキストマップ]のインスタンス中に保持
される。特に、[コンテキストマップ]の各インスタンスは、入力ドメイン中の
あるダイヤグラム素子(例えば[プロセス]のインスタンス)と出力ドメイン中
のあるダイヤグラム素子(例えば[アプリケーション]のインスタンス)との間
のリンクを保持する。入力ドメインのダイヤグラム素子は、出力ドメイン中のダ
イヤグラム素子に対する1以上のリンクを有していてもよい。例えば図19にお
いて、プロセスドメイン中の問題受取りと命名されたダイヤグラム素子は、出力
ドメインにおける警報制御装置へのリンクおよび局部故障管理装置へのリンクを
有する。
オブジェクトクラス[コンテキストマップ]の属性を以下の表6に示す。
属性IDおよび[観察者]は、上述された他のクラスに対する対応した属性と
同じ方法で設定される。入力 クラス IDは、入力ドメインにおいてモデル化
された構造の素子を表わすダイヤグラムエンティティを記述するために使用され
たオブジェクトクラス(“入力オブジェクトクラス”)の1つの名称に設定され
る。この例において、入力オブジェクトクラスは[プロセス]である。入力 イ
ンスタンス IDは、このオブジェクトクラスのインスタンス(“入力インスタ
ンス”)の特有の識別子の値に設定される。
出力 インスタンス IDは、出力ドメインにおいてモデル化された構造の素
子を表わすダイヤグラムエンティティを記述するために使用されたオブジェクト
クラス(“出力オブジェクトクラス”)の1つの名称に設定される。この例にお
いて、出力オブジェクトクラスは[アプリケーション]である。出力 インスタ
ンス IDは、このオブジェクトクラスのインスタンス(“出力インスタンス”
)の特有の識別子の値に設定される。
[コンテキスト]は、マッピングが発生するコンテキストを特定する。例えば
、公共通信ネットワーク故障管理装置に対して、トランクネットワーク中の故障
管理装置に対してあるマッピングが、またアクセスネットワーク中の故障管理装
置に対して別のマッピングが行われてもよい。マッピングが単一のコンテキスト
でのみ発生することができる場合、属性[コンテキスト]は不要である。この例
では、マッピングはトランクネットワークで発生すると仮定されている。
図20を参照すると、出力ドメインにおけるダイヤグラムを入力ドメインのダ
イヤグラムから発生するために使用されるルーチン[マップ]に対するフローチ
ャートが示されている。
ルーチン[マップ]に入った後、ステップS150で、ユーザーは入力ダイヤグ
ラム中のダイヤグラムを記述する[ダイヤグラム]のインスタンスに対する識別
子を入力する。この例では、ユーザーは図19の上半分に示されたダイヤグラム
に対する識別子を入力する。その後、ステップS152において、ユーザーは属性
[コンテキスト]の値を入力する。この例では、その値は、入力ドメインから出
力ドメインへのマッピングに対するコンテキストがトランクネットワークである
ことを示す。
次に、ステップS153において、ステップS150で検索された[ダイヤグラム]
のインスタンスを指示する[内容]のインスタンスに対するデータが検索される
。
ステップS154では、入力インスタンスがステップS153で発見されたインスタ
ンスである[コンテキストマップ]のインスタンスがまだ存在しているか否かが
決定される。このようなインスタンスが存在しない場合、ステップS155におい
てステップS153で発見されたインスタンスがマップされていないインスタンス
のリストに載せられる。
ステップS154において、入力インスタンスがステップS153で検索されたイン
スタンスである[コンテキストマップ]のインスタンスが存在していることが認
められた場合、ルーチンはステップS154からステップS156に進む。ステップS
156において、入力インスタンスがステップS153で検索されたインスタンスであ
る[コンテキストマップ]の各インスタンスに対して、対応した出力インスタン
スの識別子およびクラス名が検索される。したがって、この例では、オブジェク
トクラス[アプリケーション]に対する1以上の識別子が検索される。
ステップS155またはステップS156の後、ルーチンはステップS157に進む。
このステップにおいて、ステップS150で検索された[ダイヤグラム]のインス
タンスを指示する[内容]のインスタンスがこれ以上あるか否かを決定するため
にチェックが行われる。このようなインスタンスが存在している場合、ルーチン
はステップS153に戻る。このようなインスタンスがなければ、ルーチンはステ
ップS158に進む。
ルーチンがステップS158に到達するまでに、この例では[アプリケーション
]
の多数のインスタンスが検索されている。これらのインスタンスのいくつかは、
数回検索されていてもよい。図19に示された例において、[コンテキストマッ
プ]の関連のあるインスタンスが全て存在していると仮定すると、中央故障管理
装置とラベル付けされたボックスに対する[アプリケーション]のインスタンス
は、3回検索されている。ステップS158では適切なアルゴリズムを使用して、
[アプリケーション]のこれらのインスタンスが、出力ドメインにおけるダイヤ
グラムのレイアウトを生成するために使用される。適切なダイヤグラムは、文献
(“Graph Drawing by Force Directed Placement”,Soft Practice and Exper
ience,Volume 21(11),pages 1129-1164,November 1991)に記載されている。
この文献はここにおいて参照文献にされている。
次に、ステップS159において、ステップS158で生成された出力ドメインダイ
ヤグラムが表示される。しかしながら、マップされていないインスタンスが発見
されている場合、ダイヤグラムは不完全である。
最後に、ステップS160でマップされていないインスタンスのリストが表示さ
れる。マップされていないインスタンスがある場合、ユーザーは、インスタンス
がマップされるように[コンテキストマップ]の適切なインスタンスを生成する
ことができる。その後、出力ドメインにおいて完全なダイヤグラムを得るように
ルーチンが再度動作されてもよい。
【手続補正書】特許法第184条の8
【提出日】1996年3月12日
【補正内容】
明細書
ダイヤグラムデータを記憶する装置および方法
本発明は、ダイヤグラムを表示する時に使用されるデータを記憶する装置およ
びダイヤグラムデータを記憶し、ダイヤグラムを表示するために記憶されたデー
タを使用する方法に関する。
ダイヤグラムの表示に使用されるデータを記憶する場合、データは記憶および
検索の両方を効率的に実行されることができることが望ましい。特に、ダイヤグ
ラムエンティティが1以上のダイヤグラムで表示されることができるように特定
のダイヤグラムエンティティを表すデータを記憶できることが望ましい。EP-A-O
415 796において、グラフィックダイヤグラムの生成を可能にするオブジェクト
指向された表示システムが記載されている。このシステムでは各ダイヤグラムが
独立的に生成され、特定のダイヤグラムエンティティを1以上のダイヤグラムで
表すデータを使用することは記載されていない。
本発明の第1の観点によると、複数のエンティティをそれぞれ含むダイヤグラ
ムを表示する時に使用されるデータを記憶するコンピュータ装置が提供され、前
記装置は、
ダイヤグラムを表示する時に使用されるデータを入力する手段と、
ソフトウェアオブジェクトに対する識別子を含む1組の属性を有するソフトウ
ェアオブジェクトとして個々のダイヤグラムエンティティを記述したデータを記
憶する手段と、
属性がソフトウェアオブジェクトに対する識別子を含むソフトウェアオブジェ
クトとして個々のダイヤグラムに関する一般的なデータを記憶する手段と、
属性がダイヤグラム上におけるエンティティの位置およびエンティティを記述
したソフトウェアオブジェクトに対するポインタを含むソフトウェアオブジェク
トとして、ダイヤグラム上における個々のエンティティの位置に関するデータを
記憶する手段と、
ダイヤグラムの個々のエンティティを記述したデータを検索する手段と、
ダイヤグラムを表示するために検索されたデータを使用する手段とを含んでい
る。
本発明は、特定のダイヤグラムエンティティを記述したデータがそのダイヤグ
ラムエンティティを1以上のダイヤグラムで表示するときに使用されることがで
きるという利点を提供する。
エンティティは、グラフィック形状およびそれらを接続するフローラインを含
むことができる。
エンティティがグラフィック形状およびそれらを接続するフローラインを含ん
でいる場合、グラフィック形状の形態でエンティティを記述したデータは、グラ
フィック形状用のソフトウェアオブジェクトクラスに属するソフトウェアオブジ
ェクトとして記憶され、フローラインの形態でエンティティを記述したデータは
、フローラインの一方の端部のエンティティと他方の端部のエンティティをそれ
ぞれ記述した2つのソフトウェアオブジェクトの識別子を指示する1対のポイン
タを属性が含んでいるフローライン用のソフトウェアオブジェクトクラスに属す
るソフトウェアオブジェクトとして記憶される。
装置は、所望のダイヤグラムを生成するように予め定められた方法で検索され
たデータに関して動作する手段を含んでいてもよい。
本発明の第2の観点によると、中央処理装置、メモリ、データを入力する手段
および表示装置を含んでいるコンピュータ装置が提供され、前記メモリはコンピ
ュータ装置を制御するプログラムを含み、
ダイヤグラムの表示に使用されるデータを受取り、
ソフトウェアオブジェクトに対する識別子を含む1組の属性を有するソフトウ
ェアオブジェクトとして個々のダイヤグラムエンティティを表すデータを記憶し
、
属性がソフトウェアオブジェクトに対する識別子を含むソフトウェアオブジェ
クトとして個々のダイヤグラムに関する一般的なデータを記憶し、
属性がダイヤグラム上におけるエンティティの位置およびエンティティを記述
したソフトウェアオブジェクトに対するポインタを含むソフトウェアオブジェク
トとして、ダイヤグラム上における個々のエンティティの位置に関するデータを
記憶し、
ダイヤグラムの個々のエンティティを記述したデータを検索し、
ダイヤグラムを表示するために検索されたデータを使用するように構成されて
いる。
本発明の第3の観点によると、複数のエンティティをそれぞれ含むダイヤグラ
ムを表示するためにダイヤグラムデータを記憶して記憶されたデータを使用する
コンピュータ装置を動作する方法が提供され、その方法は、
オブジェクトに対する識別子を含む1組の属性を有するソフトウェアオブジェ
クトとして各個々のダイヤグラムエンティティを記述したデータを記憶し、
属性がソフトウェアオブジェクトに対する識別子を含むソフトウェアオブジェ
クトとして各個々のダイヤグラムに関する一般的なデータを記憶し、
属性がダイヤグラム上におけるエンティティの位置およびエンティティを記述
したソフトウェアオブジェクトに対するポインタを含むソフトウェアオブジェク
トとして、ダイヤグラムの各個々のエンティティの位置に関するデータを記憶し
、
ダイヤグラムの個々のエンティティを記述したデータを検索し、
ダイヤグラムを表示するために検索されたデータを使用するステップを含んで
いる。
以下、図面を参照して例示によって本発明を詳細に説明する。
図1は、本発明を使用した装置のブロック図である。
図2は、装置のコンピュータ形成部分の素子を示したブロック図である。
図3は、図1の装置において使用されるソフトウェアの素子を示す。
図4は、特定の日に存在する通信ネットワーク用警報管理システムの素子のい
くつかを示した図である。
図5は、図1の装置の主プログラムのルーチン[記憶]形成部分のフローチャ
ートである。
図6は、主プログラムにおいて使用されるルーチン[検索]のフローチャート
である。
図7は、図4の警報管理システムに属する4つの警報収集局と共にネットワー
ク管理局を示した図である。
図8は、主プログラムのルーチン[リンク]形成部分のフローチャートである
。
図9は、図4の警報管理システムの図であり、構成は図4とほぼ同じであるが
、後日存在する素子を示している。
図10は、図4および9を組合わせた図である。
図11は、主プログラムのルーチン[付加]形成部分のフローチャートである
。
図12は、図4の警報管理システムのフローチャートであり、図4とほぼ同じ
であるが、図4の日と図9の日の間の日に存在する素子を示している。
図13は、主プログラムのルーチン[補間]形成部分のフローチャートである
。
図14は、主プログラムのルーチン[リスト]形成部分のフローチャートであ
る。
請求の範囲
1.ダイヤグラムの表示に使用されるデータを入力する手段と、
ソフトウェアオブジェクトに対する識別子を含む1組の属性を有するソフトウ
ェアオブジェクトとして個々のダイヤグラムエンティティを記述したデータを記
憶する手段と、
属性がソフトウェアオブジェクトに対する識別子を含むソフトウェアオブジェ
クトとして個々のダイヤグラムに関する一般的なデータを記憶する手段と、
属性がダイヤグラム上におけるエンティティの位置およびエンティティを記述
するソフトウェアオブジェクトに対するポインタを含むソフトウェアオブジェク
トとして、ダイヤグラム上における個々のエンティティの位置に関するデータを
記憶する手段と、
ダイヤグラムの個々のエンティティを記述したデータを検索する手段と、
ダイヤグラムを表示するために検索されたデータを使用する手段とを含んでい
る複数のエンティティをそれぞれ含むダイヤグラムの表示に使用されるデータを
記憶するコンピュータ装置。
2.ソフトウェアオブジェクトとしてダイヤグラム上における個々のエンティテ
ィの位置に関するデータを記憶する手段において、ソフトウェアオブジェクトの
属性がダイヤグラムに関する一般データを含むソフトウェアオブジェクトに対す
るポインタをさらに含んでいる請求項1記載の装置。
3.エンティティは、グラフィック形状およびグラフィック形状を接続するフロ
ーラインを含んでいる請求項1記載の装置。
4.グラフィック形状の形態でエンティティを記述したデータは、グラフィック
形状用のソフトウェアオブジェクトクラスに属するソフトウェアオブジェクトと
して記憶され、フローラインの形態でエンティティを記述したデータは、フロー
ラインの一方の端部のエンティティと他方の端部のエンティティをそれぞれ記述
した2つのソフトウェアオブジェクトの識別子を指示する1対のポインタを属性
が含んでいるフローライン用のソフトウェアオブジェクトクラスに属するソフト
ウェアオブジェクトとして記憶される請求項3記載の装置。
5.所望のダイヤグラムを生成するように予め定められた方法で検索されたデー
タに関して動作する手段を含んでいる請求項1記載の装置。
6.装置のユーザーにより選択されたグラフィック形状を記述したグラフィック
形状用のソフトウェアオブジェクトクラスに属するソフトウェアオブジェクトを
発見する第1の手段と、
選択されたグラフィック形状に接続された一方の端部を有するフローラインを
表すソフトウェアオブジェクトクラスに属する各ソフトウェアオブジェクトを発
見する第2の手段と、
前記フローラインの他方の端部に接続されたグラフィック形状を記述したグラ
フィック形状用のソフトウェアオブジェクトクラスに属するソフトウェアオブジ
ェクトを発見する第3の手段とを具備し、
前記データ表示手段は、選択されたグラフィック形状に接続された一方の端部
を有するフローラインと、フローラインの他方の端部に接続されたグラフィック
形状と共に、選択されたグラフィック形状を表示するために前記第1、第2およ
び第3のソフトウェアオブジェクト発見手段によって発見されたソフトウェアオ
ブジェクトに含まれているデータを使用するように構成されている請求項4記載
の装置。
7.装置のユーザーにより選択された第1のダイヤグラムを一緒に形成するエン
ティティを表わすソフトウェアオブジェクトを発見する第1の手段と、
装置のユーザーにより選択された第2のダイヤグラムを一緒に形成するエンテ
ィティを表わすソフトウェアオブジェクトを発見する第2の手段と、
第1および第2のダイヤグラムの両方に存在するエンティティを表わすソフト
ウェアオブジェクトを発見する第3の手段と、
第1のダイヤグラムだけに存在するエンティティを表わすソフトウェアオブジ
ェクトを発見する第4の手段と、
第2のダイヤグラムだけに存在するエンティティを表わすソフトウェアオブジ
ェクトを発見する第5の手段とを含み、
前記データ表示手段は、第1および第2のダイヤグラムの両方に存在するエン
ティティを第1の形態で表示し、第1のダイヤグラムだけに存在するエンティテ
ィを第2の形態で表示し、第2のダイヤグラムだけに存在するエンティティを第
3の形態で表示するように構成されている請求項1乃至4のいずれか1項記載の
装置。
8.グラフィック形状を表わす各ソフトウェアオブジェクトの属性は、グラフィ
ック形状によって示された実世界オブジェクトの有効期間を含んでいる請求項3
または4記載の装置。
9.第1のダイヤグラムが第1の日の特定の物理的または抽象的な構成を表わし
ており、装置のユーザーにより選択された前記第1のダイヤグラムを一緒に形成
するエンティティを表わすソフトウェアオブジェクトを発見する第1の手段と、
第2のダイヤグラムが第2の日の前記特定の物理的または抽象的な構成を表わ
しており、ユーザーにより選択された前記第2のダイヤグラムを一緒に形成する
エンティティを表わすソフトウェアオブジェクトを発見する第2の手段と、
ユーザーによって指定された日が前記第1の日と前記第2の日との間にあり、
前記指定された日に有効なエンティティを表わす第1および第2のソフトウェア
オブジェクト発見手段によって発見されたソフトウェアオブジェクトからそれら
のソフトウェアオブジェクトを選択する手段とを含み、
前記データ表示手段は、指定された日に有効なエンティティを含むダイヤグラ
ムを表示するためにソフトウェアオブジェクト選択手段によって選択されたソフ
トウェアオブジェクトに含まれているデータを使用するように構成されている請
求項8記載の装置。
10.ソフトウェアオブジェクトの少なくともいくつかに対して、ソフトウェア
オブジェクトの属性は、ソフトウェアオブジェクトによって表されたエンティテ
ィを含むダイヤグラムを観察するために装置のユーザーによって要求されるセキ
ュリティレベルを含んでいる請求項1乃至9のいずれか1項記載の装置。
11.前記データ記憶手段は、階層的に構成された1組のシナリオに記憶された
データを分割するように構成されており、
高いレベルのシナリオから低いレベルのシナリオにデータをコピーする手段と
、
低いレベルのシナリオから高いレベルのシナリオにデータをプロモートする手
段とを含んでいる請求項1乃至4のいずれか1項記載の装置。
12.低いレベルのシナリオにデータをコピーせずに高いシナリオからのデータ
を低いシナリオにおいて再利用する手段を含んでいる請求項11記載の装置。
13.さらに、1つのドメインで実世界構造の素子を表わすグラフィック形状を
含むダイヤグラムを、別のドメインで同じ実世界構造を表わすグラフィック形状
を含むダイヤグラムから生成する手段を含んでいる請求項1乃至4のいずれか1
項記載の装置。
14.中央処理装置、メモリ、データを入力する手段および表示装置を含んでお
り、前記メモリがコンピュータ装置を制御するプログラムを含み、
ダイヤグラムの表示に使用されるデータを受取り、
ソフトウェアオブジェクトに対する識別子を含む1組の属性を有するソフトウ
ェアオブジェクトとして個々のダイヤグラムエンティティを表すデータを記憶し
、
属性がソフトウェアオブジェクトに対する識別子を含むソフトウェアオブジェ
クトとして個々のダイヤグラムに関する一般データを記憶し、
属性がダイヤグラム上におけるエンティティの位置およびエンティティを記述
するソフトウェアオブジェクトに対するポインタを含むソフトウェアオブジェク
トとしてダイヤグラム上における個々のエンティティの位置に関するデータを記
憶し、
ダイヤグラムの個々のエンティティを記述したデータを検索し、
ダイヤグラムを表示するために検索されたデータを使用するように構成されて
いるユンピュータ装置。
15.オブジェクトに対する識別子を含む1組の属性を有するソフトウェアオブ
ジェクトとして各個々のダイヤグラムエンティティを記述したデータを記憶し、
属性がソフトウェアオブジェクトに対する識別子を含むソフトウェアオブジェ
クトとして各個々のダイヤグラムに関する一般データを記憶し、
属性がダイヤグラム上におけるエンティティの位置およびエンティティを記述
するソフトウェアオブジェクトに対するポインタを含むソフトウェアオブジェク
トとしてダイヤグラムの各個々のエンティティの位置に関するデータを記憶し、
ダイヤグラムの個々のエンティティを記述したデータを検索し、
ダイヤグラムを表示するために検索されたデータを使用するステップを含んで
いる、ダイヤグラムデータを記憶し、複数のエンティティをそれぞれ含んでいる
ダイヤグラムを表示するために記憶されたデータを使用するコンピュータ装置の
動作方法。
16.前記ソフトウェアオブジェクトとしてダイヤグラムの各個々のエンティテ
ィの位置に関するデータを記憶するステップにおいて、ソフトウェアオブジェク
トの属性は、ダイヤグラムに関する一般データを含むソフトウェアオブジェクト
に対するポインタを含んでいる請求項15記載の方法。
17.エンティティはグラフィック形状およびグラフィック形状を接続するフロ
ーラインを含んでいる請求項15記載の方法。
18.グラフィック形状の形態でエンティティを記述したデータは、グラフィッ
ク形状用のソフトウェアオブジェクトクラスに属するソフトウェアオブジェクト
として記憶され、フローラインの形態でエンティティを記述したデータは、フロ
ーラインの一方の端部のエンティティと他方の端部のエンティティをそれぞれ記
述した2つのソフトウェアオブジェクトの識別子を指示する1対のポインタを属
性が含んでいるフローライン用のソフトウェアオブジェクトクラスに属するソフ
トウェアオブジェクトとして記憶される請求項17記載の方法。
19.所望のダイヤグラムを生成するように予め定められた方法で検索されたデ
ータに関して動作するステップを含んでいる請求項15記載の方法。
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フロントページの続き
(72)発明者 スケビントン、 ピーター・ジョン
イギリス国、 アイピー12・4エーキュ
ー、 サフォーク、ウッドブリッジ、 カ
ンバーランド・ストリート 65
(72)発明者 ビデロ、 イアン・デイビッド・エドムン
ド
イギリス国、 アイピー12・4キューエ
ヌ、 サフォーク、ウッドブリッジ、 ワ
ルドリングフィールド、 デベン・レーン
(番地無し) ‘アトバラ’
(72)発明者 ウィットグレフ、 ジョン・ピーター
イギリス国、 アイピー2・9イーエス、
サフォーク、イプスウイッチ、 セン
ト・オーシス・クローズ 7
(72)発明者 イェイツ、 マーティン・ジョン
イギリス国、 アイピー14・1ティーユ
ー、 サフォーク、ストウマーケット、
シェイクスピア・ロード 39
【要約の続き】
る、およびエンティティを記述した第1または第2のソ
フトウェアオブジェクトクラスのインスタンスに対する
ポインタに対するポインタを含む。