JPH09512114A - ファクス等の文書複写物の認証方法 - Google Patents
ファクス等の文書複写物の認証方法Info
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Abstract
(57)【要約】
この発明は、ファクス等の文書複写物を認証することができるようにするための方法を提供する。本発明では、原文書上に指定された領域(103)の画像データを簡約し同定データを付加することによって、この画像データが処理される。1組のバーコードが、処理の後に提供される信号から生成され、同定証印のために余白部に設定された空間にプリントされる。バーコード欄の長さは数本の走査ライン分を占め、バーコードは一連のラスターとしてプリントされる。そして、このバーコードは、伝送、プリント及び読取りによる歪みに拘わらず走査することができる。
Description
【発明の詳細な説明】
ファクス等の文書複写物の認証方法
〔発明の属する技術分野〕
本発明は、複写物(reproduction)が原文書(original)の真正な複写物であるこ
とを確認するために文書複写物を認証する(certifier)のに用いられる方法に関
する。本発明は、特に、ファクスに適用されるが、例えば写真複写や小切手等の
任意のタイプの文書に拡張することができる。
〔従来の技術〕
ファクスという特定的なケースにおいて、本出願人が1991年9月12日に出願し
た仏国出願第91-11275号で提案した方法では、伝送されるべき文書の所定特性の
要素が当該文書の始めのボックス(cartouch=囲み枠)内に記録される。認証装
置を用いることによって、このボックスの内容はデコードされ解読(chiffrer)さ
れ、そして、英数文字の証印(sceau)が生成され、この証印は、ファクス信号の
標準コードを伴ってファクス機械ライン上に送信される。受信側では、この証印
は文書の底部に現れ、ボックスはやはり文書の頂部に見られる。この証印を認証
するために、受信装置は、例えば情報回復センタと連絡をとり、このセンタは、
ボックスの内容について同一の符号化操作を実行し、文書を認証するために、こ
のようにして得た結果を、送信されてきた証印と比較する。
実際には、この方法は、例えばノイズのような、伝送、ディジタル化及びプリ
ントにおける種々の欠陥、或いは、ボックス
と証印の整列における諸欠陥に非常に敏感であるという欠点を有している。この
種の欠陥があると、直ちに、検証操作中に得られる2番目の証印が始めに得られ
た証印と実質的に異なり、その文書は、本物であるにも拘わらず、虚偽であると
みなされる。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、このような欠点を解決するために、原文書の複写物、例えば、ファ
クス等を認証するための方法を提供するものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明により提供される文書複写物の認証方法では、原文書がラスター形式で
ライン毎に走査され、ファクス底部の自由領域にプリントされるように認証証印
(sceau de certification)が用意されており、それから、この証印が挿入された
被走査ラスターのプリントによって文書が再生される。そして、本発明の特徴に
従って、この証印は、少なくとも、原文書の特定された領域の圧縮(comprime)さ
れ符号化された転写(transcription)から構成される。
本発明の別の特徴に従うと、この転写を得るために、この特定された領域を走
査している間に得られる信号に分解能減少マスクが適用され、かつ、この分解能
減少マスクから生じる信号を圧縮するのに、データ圧縮(compression)アルゴリ
ズムが用いられる。
本発明の他の特徴に従うと、証印をプリントするのに、この
圧縮から生じる信号が1組のバーコードで符号化され、このバーコードは、1組
のバーコードライン内の証印用に指定された空間にプリントされる。
本発明の他の特徴によると、バーコードの各ラインはn本の走査ラインの高さ
にn回プリントされて、これらのバーコードを走査歪みの制限内で明瞭に読み取
ることができるようになっている。
本発明の他の特徴によると、水平方向の監視用合計(somme-pour-controle)毎
のバーコード端部の各ライン及びラインの最後の高さが、夫々垂直方向の監視用
合計を構成するバーコードによって形成される。
本発明の他の特徴によると、バーコードが、さらに、走査歪みに対する許容公
差を増大する走査方向に分離され且つ整列しているmブロックの別個のバーコー
ド上にプリントされる。
本発明のもう一つの特徴に従うと、さらに、圧縮から生じる信号に対して簡約
(condensation)アルゴリズムが適用され、このアルゴリズムによって決定される
簡約化(condense)されたディジタル信号が、圧縮から生じる信号に付加され、監
視されるべきこの信号の保全性(integrite)を可能にする。
本発明の更に別の特徴に従うと、さらに、同定データを表す信号が圧縮から生
じる信号に付加される。
本発明の更に別の特徴によると、この同定データは、少なくとも、送信者の署
名、受信者の同定、並びに、複写物のデータ及び時間から成っている。
本発明の更に別の特徴によると、少なくとも同定データは暗合化され、この暗
合化に必要なキーが信号に更に付加される。
本発明の更に別の特徴によると、証印を表す信号の全体が、グラフィックに符
号化され、場合によっては暗合化される。
本発明の更に他の特徴に従うと、n=m=4である。
本発明の更なる特徴に従うと、文書を認証するために、前記特定された領域の
画像(image)が証印をもとにして復元され、この画像及びこの領域が比較される
。
本発明の更なる特徴によると、この比較は視覚的である。
本発明の更なる特徴によると、この比較は自動的であり、認証又は認証拒否は
、比較結果に応じて、送信者に返信される。
本発明の更に別の特徴に従うと、暗合化は、チップカードに内蔵されたアルゴ
リズムによって得られる。
本発明の他の特別の特徴及び利点は、添付した図面の参照を伴う非制限的な実
施例を用いてなされる以下の詳細な説明によって、明らかになるだろう。
〔図面の簡単な説明〕
図1は、伝送されるべき文書を作成するために用いられる書式を示し、
図2は、認証されるべき領域周辺に対して発生されるフレームを示し、
図3は、発生が予定されている証印周辺に対して発生されるフレームを示し、
図4は、図3で定義されたフレーム内の証印を表すラスターの詳細な配列図を
示し、
図5は、図4のラスターの一つに含まれるバーコードライン
の単純化された図を示す。
〔発明の実施の形態〕
本発明に従って認証されるべき文書を用意するために、文書を作成する人物は
、認証されるべき文書を処理するのに後で使用される機械の作動を可能化する所
定数の規則を守りつつ、この作成動作を行う必要がある。これらの規則は、もち
ろん、用いられる数値の点では、認証システムに対して明確に選ばれる規格に応
じて異なっているが、これらの規格は、同一システム内で、もちろん、種々の制
約を定めている。従って、これらの規則に対して与えられその結果定義されるで
あろう数値は、本発明の範囲を超えることがなければ、一つの例によってのみ与
えられてもよく、そして、明確に実施されるであろうシステムに対して最終的に
選ばれる規格によって異なってもよい。
ファクスのケースにおいて、本発明では、主として、図1に示される矩形10
1に対応するA4サイズのシートが使用される。この矩形内にはより小さい矩形
102が存在し、ファクスの受信時のこの小矩形の再生は、広く行われている規
格、例えばITU規格によって、保証されている。このことによって、種々の欠
陥、特に、伝送機械のスキャナーによる斜め走行の結果生じる諸欠陥を袖償する
ことができる。
送られるべき文書を作成するのに、本発明では、このような矩形内に第1及び
第2のフレーム103、104を備える書式が使用され、第1のフレーム103
は認証されるべき領域に対応し、第2のフレーム104は所望の表示を全ての含
むことができるが内容については認証されないようになっている自由領域に対応
する。認証領域は、例えば、幅 192mm、高さ 160m
mの矩形(1536ドット×1280ライン)であり、シート101の上部端縁から下に
8.25mm(58ライン)、シートの各端縁即ち右側端縁及び左側端縁から12mm(
96ドット)の距離をおいている。自由領域104は、比較的不正確な寸法をとる
ことができ、認証領域の下底部の下に数mmのマージンが自由に残され、シート
101の下部端縁の上に約70mmの高さが残される。このシート底部の高さ70m
mの空間は、本発明に従って、認証装置により形成される証印をうけるように設
計されている。
証印発生システムについて、特に、用いられる情報の圧縮について後述される
特性の点で、認証領域になされる記載は最小の寸法に合わせなければならず、こ
の寸法は、原則として、通例的なファクス仕様で定められたものより大きい。こ
のようにして、ファクス走査が速度8ライン/mm、分解能8ドット/mm幅で
ファクス走査が行われ、この走査は、原則として、幅1/8mmを有し1/8m
mで分離されたラインを得ることを可能にするが、認証領域に描かれる描線は、
0.5 mm即ち4ドットより小さくすべきであり、少なくとも0.5 mm即ちこれ又
は4ドットだけ分離させられるべきである。さらに、この条件に合わせるために
、例えば、タイムズローマン(“Times Roman”)12ポイントを使用することが望
ましい。
本来的には、認証領域の内部は、記載とは別にして、一様な背景上に存在すべ
きであり、このような背景は白色で特にラスターのないものが好ましい。
従って、文書を作成する人物は、書式上に、このように定義された規則に従い
十分に特定された領域内に文書を作成する。本来的には、自由領域内部の記載は
、任意のサイズをもつことができ、所望のラスターを全て含むことができる。
文書を作成する人物は、それから、自分の文書を伝送機械内に導入するが、説
明を簡単にするために、この機械を「CERTIFAX」と呼ぶことにする。このCERTIF
AXは、本質的に、伝送されるべき文書の走査中に得られる信号を処理するために
使用される通常の写真複写機及び電子装置である。これらの装置は、これらの読
取り信号に付加される信号を発生して、原文書に付加された記載を受信時に得る
ようにするのに使用される。これらの記載は、本質的に、認証領域を定義するフ
レーム及び自由領域の下に位置するボックスから成っている。
このようにして伝送される文書は通常のファクス機械により受信することがで
き、それから、アドレスは、認証を検証するための他の手段、例えば、特定の読
取り機械の使用、特別の情報回復センタへの急送又は特定の読取り機械の使用の
ような手段が使用すべきである。本発明が普及されるようになると一般用になり
そうである最も単純な解決法は、CERTIFAX自体を使用することである。そして、
この機械は、認証領域及びボックスを走査し、且つ、認証が精確であることを確
認するために使用される。
これらの種々の認証回路を作ることはまったく当業者の範囲内にあり、このよ
うな当業者なら、1以上の適当にプログラムされたプロセッサを使用して、本願
明細書で説明されているような実行内容に対応する論理操作が実行されるように
するであろう。
CERTIFAXは、伝送時に、走査ヘッドの前部に文書を通過させることから認証領
域の位置を定義する。CERTIFAXは、ファクス信号に対して、フレームの定義を可
能化する信号を付加し、このフレームは、ファクス受信時に再生され、このよう
に定義さ
れた領域の境界を定める。
単純な連続線は、操作者にとって十分であるが、機械によって中断するのは難
しい。従って、本発明では、フレームが図2に示されるように定義される処理が
行われる。フレームの2つのエッジ、即ち、上部エッジ201及び下部エッジ2
02は、8ラインから成り端部が2つのバーコード203,204で終わる厚い
黒色バーにより形成され、これらのバーコードは、例えば左側から、10ドット幅
をもつ黒色線が形成され、これに続いて、6ドット幅をもつ7つの白黒交互の線
が形成されて構成される。図2上のサイズは、走査ドットに関しては水平方向に
表され、走査ラインに関しては垂直方向に表される。上部及び株の水平エッジの
右側のバーコードは、右側のバーコードと対称的になっている。
フレームの側部205,206は、互いに32ラインだけ隔てられた5ドット×
5ラインの小さな四角で区画される。各側部は、図では8個しか示されていない
が認証領域に対して定められた1280ラインの高さを得るために、十分な数になる
。この領域のエッジの位置とは関係なく、これらの四角は、認証領域が、マスク
及び画像の重ね合わせ(これについては、本明細書でさらに後述される。)を可
能にするために有用な小面に、細分化されるのを可能にする。
従って、伝送CERTIFAXは、文書の通常的な伝送を行い、この伝送は、頂部から
始められ、しかも、認証領域に対応するフレームが付加されている。単純性を考
慮すると、このフレームの発生は文書の伝送中に実時間で行うことができる。
伝送は、それから、自由領域に対応する信号を送ることによって継続する。そ
の間に、CERTIFAXの特殊化された回路によっ
て、認証領域の内容及びいくつかの文書同定用ディジタル特性から、証印の内容
が決定される。さらに、これらの回路によって、この証印の符号化を決定すると
共に、ファクス規格に従う伝送信号を決定する。計算量はこの場合認証領域のフ
レームを決定するのに比べてはるかに大きいので、この発生は、自由領域の伝送
期間中に行われる。この自由領域があまりにも多くの白色空白である場合、伝送
は、ファクス機械の監視のための特別の信を用いることによって、低速化される
。
証印は、図2におけるのと同じ利便性に従って、図3において定義される矩形
内に収納されている。この矩形は、例えば、厚さ4ドットをもつ連続的なフレー
ムによって形成されている。その幅は1536ドットであり、高さは4ラインである
。そして、下部エッジは文書の下部端縁から少なくとも48ドット離れて位置する
。
認証領域の内容を証印フレーム内に取り入れることができるようにするために
、これらの内容を圧縮することができる。現在知られている画像圧縮システムは
、一般的に、直接圧縮のためには使用されていない。高効率圧縮システムが使用
可能になるまでの間、本発明では、まず第一に、認証領域にマスクを適用して、
この領域の走査分解能を減少するようにする方法が提案される。従って、このマ
スクは、例えば、水平方向に係数3で垂直方向に係数5で分解能を低下すること
を引起こす。認証領域内に書き込むための規則が前述のように決定されているの
は、こういう理由による。
従って、このようにして定義されるマスクは、既知の方法で認証領域の走査か
ら生じる信号に適用される。
そして、処理操作の結果は、例えばJPEGシステムのような算術的符号化ア
ルゴリズムを用いることによって圧縮され、このようなアルゴリズムは、現時点
では、多数の例が知られている。
証印の完全性を監視(チェック)することができるようにするために、種々の
手段が組合せ的に或いは分離的に使用される。これらの手段のうち第一の手段は
、前述した方法で得られる圧縮化マスクの簡約を備えており、これによって、証
印の符号化された合計を得るようにする。この簡約は、例えば、MD5タイプの
ハッシュ化アルゴリズムを用いてなされる。このアルゴリズムは圧縮化マスクに
適用され、このマスクにゼロを加えて、その長さが、証印のライン当たりバイト
数の倍数になるようにする。
この証印は、次に、圧縮マスクの前に所定数の二進同定要素をヘッドに加算す
ることによって、構成される。これらの要素は、例えば、次のとおりである:
(a) 128 ビット上に符号化された送信者の識別子。これは、電話番号又は識別子
、或いは、送信者のカードにより与えられるキーとすることができる。
(b) 128 ビット上に符号化されたアドレスの電話番号。
(c) 32ビット上に符号化された伝送の日付及び時間。
(d) MD5のようなハッシュ化アルゴリズムにより簡約され、128 ビット上に符
号化されたマスク。
(e) 128 ビット上に符号化された署名。この署名は、次のコードをもとにして送
信者のチップカードによって計算される:
*識別子
*アドレス番号
*日付及び時間
*簡約要素
現在この署名を生成するのに用いられる最良の方法は、秘密キー及び公開キー
を伴うアルゴリズムの使用である。このアルゴリズムは、ユーザ独自のチップカ
ードを用いて実行するのが好ましい。CERTIFAXは、このように、各ユーザに対し
てカスタマイズされる標準的機械であり、このようなカスタマイジングは、チッ
プカードを用いるGSMコードレス電話をカスタマイズするために目下行われて
いるのと同様の方法で、ユーザの個人的チップカードをカードリーダ内に挿入す
ることによって行われる。
(f) 認証領域のマスク。この要素は、暗合化してもよいし、暗合化しなくてもよ
い。
このようにディジタル形式で得られる証印の内容に伴って、目下のところ、証
印内容をコード変換して、ファクスコード又は一般的には通路コードによりグラ
フィック画像自体が伝送され、最終的に、このグラフィック画像が受信ファクス
上の証印領域に再格納されるようにするのが望ましい。
このために、本発明によると、グラフィック画像を形成するためにバーコード
を用いることが提案される。これらのバーコードは、その後、任意の時間に読出
すことができ、その結果、これらをデコードすると共にディジタル情報及び認証
領域マスクの双方を再構成することができるようにする。この読出しは、例えば
、CERTIFAXタイプの機械において行うことができるが、この理由は、ファクス式
走査が、バーコードの読取りに特に適合したラインで形成されたラスターに沿う
走査になっているからである。
バーコードの構造は、ファクス機械のプリント、ディジタル化及び伝送歪みの
特性に応じて規定されてきた。
このバーコードは、次の諸量で特徴付けられる:
(a) 基本要素の幅(2,6,10ピクセル)、
(b) 要素の数(4白色、4黒色)、
(c) 要素の高さ(4ライン)、
(d) 要素の配置(>256 の可能性)。
証印を形成するのにバーコードを用いることは、多数の利点のなかの一つとし
て情報の冗長性があるので、特に有用性がある。もちろん、定義上、この冗長性
はコードを定義するバーの高さを通して存在する。このことによって、読取り中
のシートの位置決めに比較的高レベルの許容公差が許され、プリント操作を非常
に容易にすることができる。
それで、バーコードを用いることによって、黒色要素及び白色要素についての
ディジタル化により生起される変形の大部分を自己修正することができ、これら
の利点は、さらに、以下に説明される証印内での特別のバーコード配置によって
増大される。
種々のバーコードが存在するので、選ばれるバーコードは、ファクス機械によ
り与えられる歪みに対して特に抵抗性があるものが好ましい。知られていること
は、黒色/白色転移でのプリント欠陥という現象のために、これらの歪みが白色
空間及び黒色空間の長さの変動をもたらすことが多いということである。最も簡
単な方法は、9の内の3(3 parmi 9)構造を伴う44文字の符号化を可能にする
「第39番」として知られているコードを用いることである。このコードでは、
9要素、つまり、5本のバー及び4つのスペースによって、各文字が表現され、
この
うち、3つが広く6つが狭い。本発明を適用するには、このコードの16個の値が
4ビットのグループの符号化を可能にする。情報はそれからこれらの4ビットグ
ループをもって16進形式で符号化され、そして、可能なプリント及び読取りエラ
ーを考慮して、ディジタル化の後に認証の可能性が維持されるように、コードの
各文字が、各バー又はスペースに対して、十分な高さ上に十分な高さをもってプ
リントされる。このプリント操作は、各バーコードの伝送の繰返しによって引き
起こされる。例えば、4ピクセルの高さをもつ受信バーコードについては、同一
バーコードの4つの対応する伝送が行われる。
「第39番コード」が適当であるが、より濃密であると同時に変形に対してよ
り寛大になるように選ばれる別のコードを用いることが全く可能である。情報の
種々の段階で更には受信されたファクスシートの保存段階でさえ生じる種々の可
能な歪みを考慮すると、証印内に含まれる情報の保護のためのいくつかの方法を
用いることが望ましい。
第1の備えは、図4に示される手法での全証印情報の4ラスターにわたる分配
である。
それで、証印のために指定された領域301内には分離された4つのラスター
401〜404があるが、上述した理由によって、これらのラスターは変形され
ることがある。これらのラスターは、明確に同定することができるようにするた
めに、証印用指定領域の頂部及び底部エッジに対しては4ライン、そして、この
領域の左側及び右側エッジに対しては4ドットに等しいマージンをもって配置さ
れる。また、これらのラスターは、互いに12ドットだけ離間している。
各ラスター内には一連のバーコードラインがあり、それぞれ、
幅が証印を表現するバイトを決定する垂直な黒色及び白色のバー列により形成さ
れる。これらのバーは、バーコードの定義自体から、高さが幅より大きく、また
、システムの分解能の点から、十分に密接した距離をおいて見たときに、一般に
用いられ誰にも知られているバーコードの外観を呈している。
もちろん、これらのバーの高さは、曖昧でない斜め方向読取りをすることがで
きるためには十分大きく、しかも、証印情報の内容を全ラスター内に配置するこ
とができるようにするためには十分小さくなければならないので、バーの高さに
関しては妥協策を得る必要がある。
各ラスターにおいては、例えば、1本のバーコードラインは、図5に示される
ように(明瞭化の理由により、この図には、バーそれ自体は示されておらず、こ
れらのバーが収納される領域が示されている。)、読取り開始を同期することが
できるようにする12ドットの幅をもつ同期コー501、夫々32ドットの幅をもつ
10個のバイト502、その前の10個のバイトの監視用合計により得られる32
ドットの幅をもつ最終バイト503、及び、バーコードラインを終了する2ドッ
トの幅をもつ黒色バー504から成っている。従って、このバーコードラインの
長さ、従って、ラスターの長さは、366 ドットに等しい。
この長さの点で、現在使用されているほとんどのファクス機械における斜め読
取りの問題を回避するために、バーの高さ、従って、バーコードラインの高さは
、ファクス走査の4ラインに等しく、この高さは十分であることが確認された。
従って、この種のバーコードラインは、図5では、コードドットの4本のライン
をもつものとして示されている。
それで、図5におけるライン505に対応する最大斜め読取
りは、バーコードラインの左上角から開始して右下角で終了するが、これは、下
部のバーコードラインとの干渉の危険を何ら伴うことなくラインに含まれるバー
コードを完全に再生することを可能にする。本来的に、異なるバーはこのように
段階的に読み取られるが、この効果を補償する手段は知られている。つまり、こ
れがバーコードの主たる利点であり、このような読取りが行われるところではど
こでも適用されるのである。
最大傾斜での読取り期間中、第1のバーコードラインは第1のラスター401
上で読み取られ、第2のバーコードラインは第2のラスター402上で読み取ら
れ、第3のバーコードラインは第3のラスター403上で読み取られ、そして、
第4のバーコードラインは第4のラスター404上で読み取られる。情報を順序
よく再配置するには、第1のバーコードラインの読取り時には他の3本のライン
が読まれないことの観察がもとになっている。従って、斜めの方向に応じて、第
1バーコードライン読取りは、第1のラスター401の第1のライン、即ち、最
後のラスター404の第1のラインである。違いは以下に説明される第1のライ
ンの構造に応じて生じる。読み取られた第1のラスター又は最後のラスターにつ
いて得たことを考慮すると、単純な再組合わせアルゴリズムを用いることによっ
て、システムの貯蔵メモリにおいて情報を正しい方向に再配置することは容易で
ある。
バーコードラインに関して述べ、また、4本のラスターの同一行の4ライン全
てを考慮すると、本発明は、一例として、情報を次のように配置する:
(a) 第1行には、識別子用に16バイト、アドレス番号用に4バイト、日付及び時
間用に4バイト、そして、ゼロに4バイトが
割り当てられる。ゼロでの4バイトによって、最初に読み取られるラスターを精
確に決定することができる。
(b) 第2行には、ハッシュ化アルゴリズムにより簡約されるマスク用に16バイト
、署名アルゴリズムのキー用に16バイト、そして、ゼロに8バイトが割り当てら
れる。ゼロでの8バイトによって、第1のラインにおけるゼロでの4バイトと共
に得られる情報を完全にすることができる。
(c) 次の行から最後から2番目の行までには、充填要素ゼロによる最後から2番
目のラインにおいて実行され、認証領域の簡約化マスクに対応するバイト数が割
り当てられる。
(d) 最後のラインのバイトは、これまでのライン上に同一レベルで位置する異な
るバイトの監視用合計である。
このように、原則的に各欠陥バイトを位置づけることができる証印の全内容に
利用可能な2つの直交キーが存在する。
従って、受信の終了時には、シートは、受信ファクスの出力にて利用可能であ
り、このシートには、上記のように定義されたフレームにより定められる認証領
域、任意のテキストを含み本発明のためには使用されない自由領域、及び、上述
のとおり定義されるようなフレーム自体の内部にバーコードで満たされた4ラス
ターから成る頁底部の認証証印が備えられている。各ラスターは数本のバーコー
ドラインを含むことができる。
証印のデコードによって、何時でも、できれば反復的手法で、認証領域の内容
、並びに、送信者、受信者、日付及び時間のディジタル的な明細を認証すること
ができる。この認証操作は、CERTIFAX内で文書を読み取ることによって、或いは
、この文書を単純なファクスにより、認証センタつまり受信中の受信CERTIFAXの
内部に伝送することによって、実行することができる。
このことによって、受信CERTIFAXが、受信された文書の認証を含む受信の肯定応
答を送信CERTIFAXに送ることが可能になる。
このような機能を用いることができるように機械は特別に設計されるが、証印
の読取りは、一般的に、シート全体を覆うラスター内を走査することにより処理
する標準的なファクススキャナを用いる非常に簡単な方法で行われる。
前に示したように、証印の読取り期間中に得られる信号にて、第1ラスターの
第1バーコードを決定し、斜め読取りの修正のための順序的再配置の後、正しい
順序にされた証印内容を表現するディジタル信号を得ることは、容易である。こ
のディジタル信号は、処理することができるように格納されるのが好ましい。こ
れによって、現今のメモリがもつ困難性を高めることはない。
処理は、まず第一に、水平及び垂直方向の監視用合計をもとにして受信データ
の完全性を検証することにある。この検証によって、伝送での悪化を受けたかも
知れないどんなバイトをも同定し、これらのバイトがあまり多数ではない場合及
び処理に欠くことができないデータに関係しない場合に、その後の処理操作を考
慮することができるようにマークすることができる。これと逆の場合には、文書
は認証されていないとみなされ、おそらく、この状態が認証領域又は自由領域自
体の中で欠陥として表現されるであろう。ここで、これらの欠陥は、視認可能で
あり、且つ、証印に影響を与えたエラーと同じ伝送エラーに対応する。
処理操作が継続可能な場合、送信者と同様のハッシュ化同定アルゴリズムが、
非コード化形式で受信されたメッセージの圧縮化マスクの簡約版を計算するのに
使用される。送られ計算さ
れた簡約化信号の比較によって、圧縮されたマスクの完全性監視(チェック)の
第1のレベルが与えられる
署名は、証印から抽出された符号化要素(識別子、アドレスされた番号、日付
及び時間、圧縮されたマスクの簡約版)をもとにして計算される。この計算は、
伝送された文書の署名を生成するために使用されてきたものと同様のチップカー
ドを用いて行われる。(伝送され再〔発〕生された)署名のこの比較操作は、証
印の完全性及び原文書を確実にするのに用いられる。
行われるべきものとして残っているのは、受信された圧縮マスクを圧縮解除(
伸長)し、1×1要素の拡大(grandissement)により初期サイズ3×5に要素を
伸長(extension)する操作を実行することによって、認証領域を再生することで
ある。この処理操作の結果は、どんな手段を使ってもプリントすることができる
が、一般的には、全く単純に、CERTIFAXのファクスプリントシステムが用いられ
、このシステムは、上述のようにデコードされた全同定要素の同時プリントを可
能にする。
この方法に伴って、認証領域と証印の処理から再格納された画像とを視覚にて
(目で)比較することによって、最終的な認証が行われる。この方法は原始的に
見えるかも知れないが、認証領域と認証画像との間に現れる相違が、通常のファ
クスで毎日みることができるように、全く通例的に現れる単純な伝送乃至処理エ
ラー、或いは、虚偽の試みにあるかどうかを評価するのに、この方法が非常に実
際的な方法であるということ経験的にが分かっている。さらに、任意の係争にお
いて、このシステムは、機械による単純な表示に比べて、関係者や審判者の眼に
より真正である紙葉上の文書を提供することができる。
しかしながら、上述の処理操作が証印の受信信号に関して直
接的に行われる際に自動的な監視が実行されることは、興味深いことである。実
際、受信CERTIFAXは、証印の有効性確認に関するだけでなく認証領域と証印から
再生された認証画像との間の可能な相違に関する表示をさらに含む受信の肯定応
答を、送信CERTIFAXに送ることができる。このために、まず第一に、認証領域が
再記憶される。この領域は、そのフレームで同定され、例えば排他的論理和の形
成によって、画像と比較される。拡張された(etendu)マスクは、n×n(例えば
、32×32)ピクセルの基本要素に細分されている。認証領域は基本要素に細分さ
れており、その座標は、認証領域のフレームを形成するマーカー手段によって計
算される。
一連の排他的論理和操作は、マスクの各要素と認証領域のいくつかの要素との
間で実行され、後者要素の座標は、計算された理想的な座標のまわりを移動する
。この移動は、初期位置のまわりに展開し半径が0〜2ピクセルの間で変化する
螺旋にリンクすることができる。各操作の結果は、所謂「二次微分法」に従って
重み付けされ、離間したピクセルに比べて集められたピクセルにより高い値が与
えられる。最小の結果が与えられた要素の座標は、関連結果と共にテーブルに格
納される。
この一連の操作は、マスクの各基本要素毎に繰り返される。この処理操作の終
了時には、各基本要素の理想座標に関係する値のテーブルが得られる。このテー
ブルは、エラー及び不正の検出及び位置探査のためのベースとして用いられる。
エラー又は不正は、前の処理操作から与えられた値がエラー又は不正の閾値を超
過したとき、検出される。それから、認証領域にこの値に関係する座標でマーク
が適用される。マーク操作は、灰色ラスターを、オーバレイ(重ね書き)のよう
にして、認証領域
上に置くことにある。灰色の密度は、次のように検出のタイプに応じている:エ
ラー=明るい、不正=暗い。
この比較操作は、このような認証領域と拡張マスクとの間で行われ、より価値
のある方法としては、再格納されるが非拡張マスクとこのマスクに従属する認証
領域の画像との間で行われる。この操作によって、マスクに関し、直接的処理認
証領域の画像に関する直接的処理に比べてより多くエラーを生起するおそれがあ
る逆処理を回避することができる。
このような比較操作によって疑わしい領域が決定され、ここで、この疑わしい
領域の数及び位置は自動的同定基準に従い、この基準には多数の実現方法がある
。最も簡単な方法は、数及び範囲についての閾値を決定し、エラーがこれらの閾
値を超過する文書は虚偽であると宣言することである。最も精巧な方法は、虚偽
の手掛かりを認識するために形状認識アルゴリズムを使用することである。
これらの比較の結果は、受信の肯定応答を伴って送信者に返信される。検出さ
れた誤りを送信者に返信することは、可能なことではあるが非常に長い時間を要
する。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.ファクス等の原文書の複写物を認証する方法であって、 原文書がライン毎にラスター形式で走査され、 認証証印(301)が、前記複写物の例えば底部の自由空間にプリントされる ようにするために用意され、そして、 文書が、証印が挿入されたラスターのプリントにより再生される方法において 、 証印が、少なくとも、原文書の特定された領域(103)の圧縮され符号化さ れた転写から成ることを特徴とする方法。 2.前記転写を得るために、分解能減少マスクが、前記特定された領域を走査し ている間に得られる信号に適用され、かつ、データ圧縮アルゴリズムが、この分 解能減少マスクから生じる信号を圧縮するのに用いられることを特徴とする請求 項1に記載の方法。 3.証印証印をプリントするのに、圧縮から生じる信号が1組のバーコードで符 号化され、このバーコードは、1組のバーコードライン内の証印用に指定された 空間にプリントされることを特徴とする請求項2に記載の方法。 4.前記バーコードの各ラインは、n本の走査ラインの高さにプリントされて、 これらのバーコードを走査歪みの制限内で明瞭に読み取ることができるようにな っていることを特徴とする請求項3に記載の方法。 5.前記バーコードの各ラインは水平方向の監視用合計(503)によって暗合 化され、且つ、最後のラインが、垂直方向の 監視用合計を構成するバーコードにより形成されることを特徴とする請求項4に 記載の方法。 6.前記バーコードは、さらに、走査歪みに対する許容公差を増大する走査方向 に分離され且つ整列しているm本のラスター上にプリントされることを特徴とす る請求項3〜5の何れか一つに記載の方法。 7.さらに、圧縮から生じる信号に対して、簡約化されたディジタル信号を決定 する簡約アルゴリズムが適用され、この簡約化ディジタル信号は、圧縮から生じ る信号に付加され、監視されるべきこの信号の保全性を可能にすることを特徴と する請求項2〜6の何れか一つに記載の方法。 8.圧縮から生じる信号には、同定データを表す信号が付加されることを特徴と する請求項2〜7の何れか一つに記載の方法。 9.前記同定データは、少なくとも、送信者の署名、受信者の同定、並びに、複 写物のデータ及び時間から成っていることを特徴とする請求項8に記載の方法。 10.少なくとも前記同定データは暗合化され、且つ、暗合化に必要なキーが信 号に更に付加されることを特徴とする請求項9に記載の方法。 11.証印を表す信号の全体が暗合化されることを特徴とする請求項10に記載 の方法。 12.n=m=4であることを特徴とする請求項4〜11の何れか一つに記載の 方法。 13.前記特定された領域(103)の画像が証印をもとにして復元され、この 画像及びこの領域は比較されることを特徴とする請求項1〜12の何れか一つに 記載の方法。 14.前記比較は視覚的であることを特徴とする請求項13に記載の方法。 15.前記比較は自動的であり、且つ、この比較結果に応じて認証又は認証拒否 の信号が送信者に対して返信されることを特徴とする請求項13に記載の方法。 16.前記暗合化は、チップカードに内蔵されたアルゴリズムによって得られる ことを特徴とする請求項10〜12の何れか一つに記載の方法。
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