JPH09512186A - 取付部が一つの子宮内避妊器具トレイ - Google Patents

取付部が一つの子宮内避妊器具トレイ

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JPH09512186A JP7527357A JP52735795A JPH09512186A JP H09512186 A JPH09512186 A JP H09512186A JP 7527357 A JP7527357 A JP 7527357A JP 52735795 A JP52735795 A JP 52735795A JP H09512186 A JPH09512186 A JP H09512186A
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ヒリセン,ヨアンニス
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    • A61F6/00Contraceptive devices; Pessaries; Applicators therefor
    • A61F6/06Contraceptive devices; Pessaries; Applicators therefor for use by females
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Abstract

(57)【要約】 本発明はIUDの挿入深さを簡単な方法で調節できるIUDトレイに関する。IUDトレイはIUDに取り付けることができるシース上の可調停止部材に嵌合する一つの取付部を備えている取付具と、好ましくは物差しとを有している。シースを引っ張ったり、押し込んだりして、IUDの頂部から可調停止部材までの、必要な挿入深さに対応した必要な距離を達成できる。

Description

【発明の詳細な説明】 取付部が一つの子宮内避妊器具トレイ 本発明はIUD(子宮内避妊器具)に取り付けられるシース上の可調停止部材 に嵌合する取付部を一つ有する取付具を備えたIUDトレイ、可調停止部材まで のIUDの頂部の距離を調節する方法、およびIUDと上記IUDトレイの組み 合わせに関する。 IUD(子宮内避妊器具)は子宮頸から子宮へ挿入される。必要とされる効果 を得るためには、IUDの頂部が子宮壁にちようど接触するという態様でIUD を挿入することが必要であるが、挿入による子宮壁の損傷は回避しなければなら ない。したがって、ほとんどのIUDは、必要な挿入深さを調節する手段を備え た、通常は管状の道具すなわちシースである挿入器具(インジェクタ)に取り付 けられている。このような手段は通常、挿入器具(たとえば、シース)上で摺動 して、IUDに必要な挿入深さを調節できる停止部材である。このような停止部 材は通常、摺動リングとして実施される。挿入器具に取り付けられたIUDは、 停止部材が子宮底に接触するまで子宮腔中に導入され、その後、停止部材の付い た挿入器具が除去される。 IUDを無菌で、損傷のない状態に維持するには、子宮腔中への導入前のIU Dの相当程度の取り扱いを回避する、IUDの挿入深さの調節方法を使用するこ とが重要である。子宮壁に損傷を引き起こす可能性のあるIUDの押し込みを必 要としない方法が好ましい。このような方法は、たとえば、米国特許第 標で市販されているIUDで使用されている。この方法によれば、IUDは可調 停止部材を有する管状のシースによって子宮腔中へ挿入され、このシースは(シ ースとIUDが緩く嵌合するように)IUDに取り付けられている。停止部材を シース上で摺動させ、IUDに必要な挿入深さを得ることができる。 当技術分野によるもっとも単純な実施形態においては、可調停止部材を備えた シースに取り付けられたIUDが厚紙に取り付けられており、可調停止部材がI UDの頂部から必要な距離まで摺動する。調節は距離を推定するか、別な物差し を使用するかして行われるが、この方法ではIUDが汚れたり、無菌状態でなく なったりするという欠点がある。しかしながら、必要な距離をより正確に調整す ることが必要とされている。したがって、必要な距離を決定する器具を有するI UDトレイが 提案されている。このような器具を有する典型的なIUDトレイは、スイス国の Multilan AGが市販している IUDトレイはIUDトレイの一部である取付具を有しており、この取付具は可 調停止部材までのIUDの頂部の距離を、IUDに必要な挿入深さに対応した所 定の距離に調節するために使用される。可調停止部材は取付具の取付部の一つに クランプ止めされ、シースが引き出されるか、押し込まれるかし、その後、可調 停止部材がシース上の所定の距離まで摺動し、このシースがIUDに取り付けら れる。 つまたは四つの矩形の取付部を有しており、この取付部に可調停止部材が配置さ れる。停止部材が取付部の一つに配置されると、停止部材を取付部に固定したま ま、シースを上方または下方に摺動させて、IUDの挿入深さを調節することが できる。IUDがIUDを収納する区画に入るまで、シースを押し込んだり、引 き出したりする。三つまたは四つの取付部の一つを選択することにより、それそ れ5、6および7cm、または6、7、8および9cmの挿入深さを得ることが できる。 この器具は当技術分野において改善されてはいるが、若干の欠点がある。可調 停止部材によってシースを引き上げる(押し込む)には、IUDを坦持している シースをIUDトレイから持ち上げて、可調停止部材を必要な取付部に取り付け なければならない。次いで、通常、IUDはIUDトレイの上部を延びて、IU Dが嵌合する区画に落ち込むまで、引き戻される。それ故、IUDはIUDトレ イの上部、縁部、あるいは表面上を移動することとなる。この方法の欠点はIU Dが損傷を受けることがあること、およびIUDのステム上の銅線の被覆がなく なることがあることである。さらに、周囲にある無菌ではない物体に接触するこ とによって、IUDが無菌状態でなくなることがある。 イヤがIUDのステムに取り付けられており、このワイヤは中空のシースの内側 で引っ張られ、シースの端部から延びる。引っ張りワイヤは、早過ぎるシースの IUDからの引き出しが起こらないようにIUDを挿入する医師が堅固に保持し ていなければならない。引っ張りワイヤを堅固に保持していない場合、特に、I UDのアームがIUDトレイの縁部に接触している場合に、 IUDがシースから抜け落ちてしまう可能性がかなり高くなる。挿入深さを調整 する際に引っ張りワイヤを堅固に保持していることが必要なことで、医師にはよ けいな負担がかかる。 従来の技術のIUDトレイの他の欠点は、より正確な挿入深さの調整が、おそ らくはもっと広い範囲にわたって必要とされるのに対し、シースの挿入深さが個 別の段階で測定したものだ および7cmか、6、7、8および9cmかだけである)、調節できる挿入深さ の数が限られていることである。このIUDトレイは挿入深さの浅いものと深い ものというIUDを得るために二種類の包装で生産することも必要とする。 本発明の目的は、上述の欠点を解決するIUDトレイを提供することである。 広い意味合いで、本発明は取付部を一つ有する取付具を備えており、この取付具 がシース上の可調停止部材に嵌合し、シースが可調停止部材を無菌の態様で調節 することを容易とするようにIUDに取り付けられ得るIUDトレイに関する。 IUDトレイには、物差し、詳細にいえば、可調停止部材を含んでいるシースの 部分を収納するIUDトレイの部分に配置された物差しが設けられているのが好 ましい。 無菌状態および便宜性の理由で、リングを摺動させる器具が、IUDが包装さ れるIUDトレイと一体的な部品を形成しているのが好ましい。したがって、好 ましい実施形態において、本発明は物差しと取付具を有しており、取付具がシー ス上の可調停止部材に嵌合し、シースがIUDに取り付けられ得るIUDトレイ であって、この取付具が一つの取付部を有しているIUDトレイに関する。 シースという用語はIUDとともに子宮に挿入される任意のインジェクタをい う。シースは管または管状のものでよいが、好ましくは、シースはIUDのステ ムが挿入される中空の管であることが好ましい。シースは三角形、六角形、また は八角形などの任意の形状でよいが、楕円形または円形であることが好ましい。 IUDのステムに取り付けられる引っ張りワイヤは、シース内を導かれるのが好 ましい。 可調停止部材はシース上を摺動させることのできる停止部材でなければならな い。停止部材は任意の形状を有することができるが、楕円形またはリング形が好 ましい。楕円形またはリング形の停止部材を一つまたは複数の側面で平坦とし、 停止部材がIUDトレイ内に安定して収まるようにしてもよい。 IUDはシースに取り付けることのできるものであれば、どのようなIUDで あってもかまわない。好ましいIUDは、参照することによって、本明細書の一 部となる米国特許第3952734号に記載されているIUDなどの二本の弾性 的な片持ちアームを有するIUDである。 取付部は可調停止部材に嵌合する形状を有している。たとえば、停止部材がス タッドを含んでいる場合、取付部は停止部材のスタッドに嵌合する対応したキャ ビティを含んでいる。または、取付部が、停止部材のキャビティに嵌合するスタ ッドあるいはその他の手段を含んでいてもよい。ただし、取付部が停止部材に嵌 合するキャビティを含んでいることが好ましい。さらに好ましくは、取付部は可 調停止部材に嵌合するだけではなく、停止部材をクランプ止めもする形状を有し ている。これはIUDがIUDトレイから抜け落ちるのを防止する。 IUDトレイには、可調停止部材までのIUDの頂部の必要な深さを読むため の手段をもたらす物差しを設けることが好ましい。測定はインチやセンチメート ルなどの任意適切な単位の指示線によって行われる。物差しを描いたりまたは印 刷したり、この物差しの付いたステッカを貼付するなどの任意の方法によ って、この物差しをIUDトレイ上で実施することができる。好ましくは、物差 しをIUDトレイに浮き彫りにすることである。物差しをシースの端部を収納す るのに適した部分(IUDが取り付けられる側面に対向したシースの側面)など のIUDトレイの任意の場所に配置し、これによってこの端部をIUDの頂部か ら可調停止部材までの必要距離を測定するために使用することができる。しかし ながら、より好ましくは、IUDを収納するのに適しているIUDトレイの部分 に物差しを導入し、これによってIUDの頂部を必要距離の測定に直接使用する ことである。シースがIUDトレイ内にあるときに、シースの両側から読みとれ る指示線の付いた物差しを実施するのが有利である。 シースをIUDトレイの長手方向で上方または下方に移動させた場合、シース の端部がIUDトレイから延びることがある。シースの移動を容易とするために は、シースの端部を収納するのに適したIUDトレイの部分の下面においてIU Dトレイに傾斜を設けることが好ましい。IUDトレイに傾斜した側面を設けた 場合、シースの端部はこの側面上をなめらかに摺動することとなる。 他の実施形態において、取付具は摺動取付具として実現される。この実施形態 を使用すると、IUDが取り付けられたシースはIUDトレイに固定され、取付 部によって可調停止部材に取り付けられた取付具はIUDトレイ内で摺動して、 シース上の停止部材をIUDの頂部から必要な距離まで移動させる。 シースを収納するのに適したIUDトレーの部分の内側で、IUDトレイに浮 き彫りを施すのも好ましい。この浮き彫りは停止部材の調整時に指かけとなる。 浮き彫りは、たとえば、ブランド名やタイプの指示としてのテキストの形態であ ってもかまわない。 可調停止部材への取付具のクランプ止めを改善し、調節した場合の取付部から の停止部材の除去を容易とするために、IUDトレイは通常、弾性材料製である 。好ましくは、この材料はさらに透明であって、閉鎖したIUDトレイ内のIU Dの検査を容易とするものである。IUDトレイの製造に適した材料は当分野で 周知であり、たとえば厚紙や、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリカーボネー ト、ポリスチレンおよびPETG(ポリエチレンテレフタレートグリコールコモ ノマ)などのプラスチックである。 IUDトレイの寸法は、シースを取り出すのに指に十分なスペースを与えるよ うに選択することが好ましい。通常これが達成されるのは、IUDトレイの長手 方向側面がシースに対して約0.75−4cmの距離を有しているときである。 もっとも好ましいIUDトレイは、取付具がIUDトレイのほぼ中間に取り付 けられ、物差しがシースをIUDトレイに入れたときに、シースの両側から指示 線を読みとれるような態様で設けられているものである。 特に有用なIUDトレイは、(a)取付具がIUDトレイのほぼ中間に配置さ れており、(b)IUDを収納する部分がIUDが自由に移動できる形態を有し ており、(c)シースがIUDトレイ内にあるときに、物差しをシースの両側か ら読み取ることができ、しかも(d)IUDトレイの幅が約1.5−8cmであ るIUDトレイである。 IUDトレイは任意の種類のふた、好ましくは剥離シートによって覆うことが できる。このタイプのカバーが必要とする材料は、少量である。カバーはプラス チック、厚紙、紙、または可塑化紙などの任意適当な材料製である。 IUDおよびシースを収納し、おそらくはふたのされた IUDトレイを、たとえば、酸化エチレン処理などの一般的な態様で殺菌するこ とができる。 本発明の他の目的は、IUDに取り付けられたシース上で可調停止部材を所定 の距離まで摺動させることによって、可調停止部材までのIUDの頂部の距離を 、IUDの必要挿入深さに対応した所定の距離まで調節する方法を提供すること である。この方法は可調停止部材をIUDトレイの取付具の取付部に取り付け、 その後、シースを押し込むか、引き出すかして、可調停止部材がIUDの頂部ま での必要距離に調節されるまで、シース上で調節停止部材を摺動させ、これによ ってIUDトレイ上の物差しを必要な距離を判定するのに使用できるようにする ことからなっている。 従来技術の方法と比較したこの方法の利点は、挿入深さを調節するためにIU DとともにシースをIUDトレイから持ち上げることが必要なくなるところにあ る。さらに、シース上の停止部材までのIUDの頂部の距離は任意の必要挿入深 さに調節することができ、またすべての取り扱いを片手で行うことができる。 本発明の他の目的は、IUDとIUDトレイを備えており、 IUDが当分野で周知の任意のIUDであり、IUDトレイが本発明によるIU Dトレイである組合せを提供することである。好ましくは、この組合せのIUD はIUDのステムに向かって後方に湾曲した、二本の弾性的な片持ちアームを有 している。この組合せはさらに、IUDに取り付けられたシースを含んでいる。 本発明を図面によって詳細に説明するが、これらの図面の特定の実施形態に限 定されるものではない。 第1図は、可調停止部材を備えたシースに取り付けられたIUDの図である。 第2図および第3図は、異なる挿入深さの第1図のシースを備えたIUDの図 である。 第4図は、四つの取付部のある取付具を備えた、当分野で周知のIUDトレイ の一部分の上面図である。 第5図は、本発明によるIUDトレイ、可調停止部材を備えたシース、および IUDの組合せの上面図である。 第6図は、本発明によるIUDトレイ、可調停止部材を備えたシース、および IUDの組合せの側面図である。 第7図および第8図は、本発明によるIUDトレイ、可調停 止部材を備えたシース、および異なる挿入深さのIUDの組合せの側面図である 。 第1図において、IUD(1)が可調停止部材(4)を備えた管状シース(3 )に取り付けられたアーム(2)、およびIUDに取り付けられており、中空の 管状シース中を導かれ、シースの端部(6)から延びている引っ張りワイヤ(5 )とともに示されている。 シースを備えた同じIUDが第2図および第3図に示されているが、可調停止 部材は必要な挿入深さに対応した位置へずらされている(第2図は第3図よりも 深い挿入深さを示している)。 米国特許第3952734号のIUDに使用されているような当分野のIUD トレイの一部を、第4図に示す。このIUDトレイはIUD(1)を収納するの に適した区画(7)と、四つの取付部(9)を備えている取付具(8)とを備え ている。従来技術の方法では、シース(3)上の可調停止部材(4)は四つの取 付部のうちの一つにクランプ止めされ、その後、IUDが区画(7)に落下する まで、シースが引っ張られる。この手順の間、引っ張りワイヤ(5)を堅固に保 持して、シー スがIUDからはずれないようにしなければならない。 シース(3)に取り付けられたIUD(1)を収納している、本発明によるI UDトレイを第5図に示す。IUDトレイはIUDが下方へずれることを許容す る形態を有するIUD区画(10)と、指示線(12)を備えた物差し(11) と、一つの取付部(9)を有する取付具(8)と、シース(13)の端部を収納 するのに適したIUDトレイの部分とを有している。シースの停止部材を取付部 にクランプ止めすることができ、その後、IUDの頂部(14)が物差しの所定 の値に達するまで、シースを引っ張ることができる。 第6図は第5図のIUDトレイの側面図を示しており、IUDとシースは可調 停止部材によって取付部にクランプ止めされている。IUDトレイは、シースの 端部を収納するのに適したIUDトレイの部分の下面に傾斜面(15)を有して いる。 第7図および第8図はIUDトレイ内で後方に引っ張られたときの、IUDの 二つの異なる部分を示している。IUDのアームがIUDトレイの縁部に接触せ ず、それ故、縁部に引っかかることがないため、シースを引っ張るときに、引っ 張りワイヤを保持している必要がない。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1996年1月22日 【補正内容】 IUDを無菌で、損傷のない状態に維持するには、子宮腔中への導入前のIU Dの相当程度の取り扱いを回避する、IUDの挿入深さの調節方法を使用するこ とが重要である。子宮壁に損傷を引き起こす可能性のあるIUDの押し込みを必 要としない方法が好ましい。このような方法は、たとえば、米国特許第 標で市販されているIUDで使用されている。この方法によれば、IUDは可調 停止部材を有する管状のシースによって子宮腔中へ挿入され、このシースは(シ ースとIUDが緩く嵌合するように)IUDに取り付けられている。停止部材を シース上で摺動させ、IUDに必要な挿入深さを得ることができる。 当技術分野によるもっとも単純な実施形態においては、可調停止部材を備えた シースに取り付けられたIUDが厚紙に取り付けられており、可調停止部材がI UDの頂部から必要な距離まで摺動する。調節は距離を推定するか、別な物差し を使用するかして行われるが、この方法ではIUDが汚れたり、無菌状態でなく なったりするという欠点がある。しかしながら、必要な距離をより正確に調整す ることが必要とされている。したがって、必要な距離を決定する器具を有するI UDトレイが提案 されている。このような器具を有する典型的なIUDトレイは、スイス国のMu ltilan AGが市販している IUDトレイはIUDトレイの一部である取付具を有しており、この取付具は可 調停止部材までのIUDの頂部の距離を、IUDに必要な挿入深さに対応した所 定の距離に調節するために使用される。可調停止部材は取付具の取付部の一つに クランプ止めされ、シースが引き出されるか、押し込まれるかし、その後、可調 停止部材がシース上の所定の距離まで摺動し、このシースがIUDに取り付けら れる。 ヨーロッパ特許EP584628号には、可調停止部材を有するシャフトに取 り付けられたIUDを収納できるIUDトレイが開示されている。IUDトレイ はさらに、停止部材の調節のための測定器具として物差しを有している。この参 考文献によるIUDトレイは、しかしながら、停止部材に嵌合する取付部を有す る取付具を有していない。この器具は停止部材の正確な調節を可能とするもので はあるが、停止部材をIUDの頂部から希望する位置へ調節しなければならず、 この方法はIUDが汚染され、無菌状態でなくなることがあるという欠点がある 。 つまたは四つの矩形の取付部を有しており、この取付部に可調停止部材が配置さ れる。停止部材が取付部の一つに配置されると、停止部材を取付部に固定したま ま、シースを上方または下方に摺動させて、IUDの挿入深さを調節することが できる。IUDがIUDを収納する区画に入るまで、シースを押し込んだり、引 き出したりする。三つまたは四つの取付部の一つを選択することにより、それぞ れ5、6および7cm、または6、7、8および9cmの挿入深さを得ることが できる。 可調停止部材への取付具のクランプ止めを改善し、調節した場合の取付部から の停止部材の除去を容易とするために、IUDトレイは通常、弾性材料製である 。好ましくは、この材料はさらに透明であって、閉鎖したIUDトレイ内のIU Dの検査を容易とするものである。IUDトレイの製造に適した材料は当分野で 周知であり、たとえば厚紙や、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリカーボネー ト、ポリスチレンおよびPETG(ポリエチレンテレフタレートグリコールコモ ノマ)などのプラスチックである。 IUDトレイの寸法は、シースを取り出すのに指に十分なスペースを与えるよ うに選択することが好ましい。通常これが達成されるのは、IUDトレイの長手 方向側面がシースに対して約0.75−4cmの距離を有しているときである。 もっとも好ましいIUDトレイは、取付具がIUDトレイのほぼ中間に取り付 けられ、物差しがシースをIUDトレイに入れたときに、シースの両側から指示 線を読みとれるような態様で設けられているものである。 特に有用なIUDトレイは、(a)取付具がIUDトレイのほぼ中間に配置さ れており、(b)IUDを収納する部分が IUDが自由に移動できる形態を有しており、(c)シースがIUDトレイ内に あるときに、物差しをシースの両側から読み取ることができ、しかも(d)IU Dトレイの幅が約1.5−8cmであるIUDトレイである。 IUDトレイは任意の種類のふた、好ましくは剥離シートによって覆うことが できる。このタイプのカバーが必要とする材料は、少量である。カバーはプラス チック、厚紙、紙、または可塑化紙などの任意適当な材料製である。 IUDおよびシースを収納し、おそらくはふたのされたIUDトレイを、たと えば、酸化エチレン処理などの一般的な態様で殺菌することができる。 本発明の他の目的は、IUDに取り付けられたシース上で可調停止部材を所定 の距離まで摺動させることによって、可調停止部材までのIUDの頂部の距離を 、IUDの必要挿入深さに対応した所定の距離まで調節する方法を提供すること である。この方法は可調停止部材をIUDトレイの取付具の取付部に取り付け、 その後、シースを押し込むか、引き出すかして、可調停止部材がIUDの頂部ま での必要距離に調節されるまで、シース上で調節停止部材を摺動させ、これによ ってIUDトレイ の物差しを必要な距離を判定するのに使用できるようにすることからなっている 。 請求の範囲 2.取付部が可調停止部材に嵌合するキャビティである請求の範囲第1項に記載 のIUDトレイ。 3.取付部が可調停止部材をクランプ止めする形状を有している請求の範囲第1 項または第2項に記載のIUDトレイ。 4.IUDトレイが物差しをさらに備えている請求の範囲第1項から第3項のい ずれか一項に記載のIUDトレイ。 5.物差しがIUDトレイの浮き彫りとして実施されている請求の範囲第3項に 記載のIUDトレイ。 6.物差しがIUDを収納するのに適したIUDトレイの部分、好ましくは可調 停止部材を備えているシースの部分を収納するのに適した部分に配置されている 請求の範囲第4項または第5項に記載のIUDトレイ。 7.IUDトレイがシースの端部を収納するのに適したIUDトレイの部分で傾 斜が付けられている請求の範囲第1項から第6項のいずれか一項に記載のIUD トレイ。 8.IUDトレイがシースの端部を収納するのに適したIUDトレイの部分の内 側に浮き彫りを有している請求の範囲第1項 から第7項のいずれか一項に記載のIUDトレイ。 9.IUDトレイが弾性的で、好ましくは透明な材料のものである請求の範囲第 1項から第8項のいずれか一項に記載のIUDトレイ。 10.(a)取付具がIUDトレイのほぼ中間に配置されており、(b)IUD を収納する部分がIUDが自由に移動できる形態を有しており、(c)シースが IUDトレイ内にあるときに、物差しをシースの両側から読み取ることができ、 しかも(d)IUDトレイの幅が約1.5−8cmであるIUDトレイである請 求の範囲第4項から第9項のいずれか一項に記載のIUDトレイ。 11.IUDとトレイとを備えた組合せにおいて、IUDが当分野で周知の任意 のIUDであり、トレイが請求の範囲第1項から第10項のいずれか一項に記載 のIUDトレイである組合せ。 12.IUDがIUDのステムに向かって後方に湾曲した、二本の弾性的な片持 ちアームを有しているIUDである請求の範囲第11項に記載の組合せ。 13.IUDがシースに取り付けられている請求の範囲第11 項または第12項に記載の組合せ。 14.IUDトレイが、好ましくは剥離シートで覆われている請求の範囲第11 項から第13項のいずれか一項に記載の組合せ。 【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1996年5月10日 【補正内容】 従来の技術のIUDトレイの他の欠点は、より正確な挿入深さの調整が、おそ らくはもっと広い範囲にわたって必要とされるのに対し、シースの挿入深さが個 別の段階で測定したものだ および7cmか、6、7、8および9cmかだけである)、調節できる挿入深さ の数が限られていることである。このIUDトレイは挿入深さの浅いものと深い ものというIUDを得るために二種類の包装で生産することも必要とする。 本発明の目的は、上述の欠点を解決するIUDトレイを提供することである。 広い意味合いで、本発明は取付具を備えており、可調停止部材を備えたシースに 取り付けられたIUDを収納するのに適したIUDトレイにおいて、取付具がシ ース上の可調停止部材に嵌合する単一の取付部を有しており、かつIUDトレイ がIUDの頂部を可調停止部材から必要な距離に調節するためにIUDをずらす ことを可能とする形状を有するIUD区画を有していて、可調停止部材を無菌の 態様で調節することを容易とすることを特徴とするIUDトレイに関する。IU Dトレイには、物差し、詳細にいえば、可調停止部材を含んでいるシースの部分 を収納するIUDトレイの部分に配置さ れた物差しを備えている物差しが設けられているのが好ましい。 無菌状態および便宜性の理由で、リングを摺動させる器具が、IUDが包装さ れるIUDトレイと一体的な部品を形成しているのが好ましい。したがって、好 ましい実施に形態において、本発明は物差しと取付具を有しており、取付具がシ ース上の可調停止部材に嵌合し、シースがIUDに取り付けられ得るIUDトレ イであって、この取付具が一つの取付部を有しているIUDトレイに関する。 シースという用語はIUDとともに子宮に挿入される任意のインジェクタをい う。シースは管または管状のものでよいが、好ましくは、シースはIUDのステ ムが挿入される中空の管であることが好ましい。シースは三角形、六角形、また は八角形などの任意の形状でよいが、楕円形または円形であることが好ましい。 IUDのステムに取り付けられる引っ張りワイヤは、シース内を導かれるのが好 ましい。 可調停止部材はシース上を摺動させることのできる停止部材でなければならな い。停止部材は任意の形状を有することができるが、楕円形またはリング形が好 ましい。楕円形またはリン グ形の停止部材を一つまたは複数の側面で平坦とし、停止部がIUDトレイ内に 安定して収まるようにしてもよい。 請求の範囲 1.取付具を備えており、可調停止部材を備えたシースに取り付けられたIUD を収納するのに適したIUDトレイにおいて、取付具がシース上の可調停止部材 に嵌合する単一の取付部を有しており、かつIUDトレイがIUDの頂部を可調 停止部材から必要な距離に調節するためにIUDをずらすことを可能とする形状 を有するIUD区画(10)を有していることを特徴とするIUDトレイ。
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Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.取付具を備えたIUDトレイにおいて、取付具がIUDに取り付けることの できるシース上の可調停止部材に嵌合する一つの取付部を有していることを特徴 とするIUDトレイ。 2.取付部が可調停止部材に嵌合するキャビティである請求の範囲第1項に記載 のIUDトレイ。 3.取付部が可調停止部材をクランプ止めする形状を有している請求の範囲第1 項または第2項に記載のIUDトレイ。 4.IUDトレイが物差しをさらに備えている請求の範囲第1項から第3項のい ずれか一項に記載のIUDトレイ。 5.物差しがIUDトレイの浮き彫りとして実施されている請求の範囲第3項に 記載のIUDトレイ。 6.物差しがIUDを収納するのに適したIUDトレイの部分、好ましくは可調 停止部材を備えているシースの部分を収納するのに適した部分に配置されている 請求の範囲第4項または第5項に記載のIUDトレイ。 7.IUDトレイがシースの端部を収納するのに適したIUDトレイの部分で傾 斜が付けられている請求の範囲第1項から第 6項のいずれか一項に記載のIUDトレイ。 8.IUDトレイがシースの端部を収納するのに適したIUDトレイの部分の内 側に浮き彫りを有している請求の範囲第1項から第7項のいずれか一項に記載の IUDトレイ。 9.IUDトレイが弾性的で、好ましくは透明な材料のものである請求の範囲第 1項から第8項のいずれか一項に記載のIUDトレイ。 10.(a)取付具がIUDトレイのほぼ中間に配置されており、(b)IUD を収納する部分がIUDが自由に移動できる形態を有しており、(c)シースが IUDトレイ内にあるときに、物差しをシースの両側から読み取ることができ、 しかも(d)IUDトレイの幅が約1.5−8cmであるIUDトレイである請 求の範囲第4項から第9項のいずれか一項に記載のIUDトレイ。 11.IUDとトレイとを備えた組合せにおいて、IUDが当分野で周知の任意 のIUDであり、トレイが請求の範囲第1項から第10項のいずれか一項に記載 のIUDトレイである組合せ。 12.IUDがIUDのステムに向かって後方に湾曲した、二 本の弾性的な片持ちアームを有しているIUDである請求の範囲第11項に記載 の組合せ。 13.IUDがシースに取り付けられている請求の範囲第11項または第12項 に記載の組合せ。 14.IUDトレイが、好ましくは剥離シートで覆われている請求の範囲第11 項から第13項のいずれか一項に記載の組合せ。
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