JPH0951226A - 漏洩同軸ケーブル - Google Patents
漏洩同軸ケーブルInfo
- Publication number
- JPH0951226A JPH0951226A JP21947195A JP21947195A JPH0951226A JP H0951226 A JPH0951226 A JP H0951226A JP 21947195 A JP21947195 A JP 21947195A JP 21947195 A JP21947195 A JP 21947195A JP H0951226 A JPH0951226 A JP H0951226A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coaxial cable
- leaky coaxial
- shield
- radio waves
- radio wave
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Waveguides (AREA)
- Waveguide Aerials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 電波の利用が必要でない空間への電波の放射
を簡易かつ確実に抑えることにより減衰量の増大を抑制
して、電波を有効に利用する。 【解決手段】 漏洩同軸ケーブル10は、中心導体12
と、この中心導体12の上に絶縁体14を介して設けら
れたスロット18A、18B付きの外部導体16と、こ
の外部導体16の上に設けられた内部被覆24の上にス
ロット18A、18Bを覆うように配置された遮蔽体2
0と、この遮蔽体20の上に設けられた外部被覆26と
から成っている。この遮蔽体20は、電波を放射する長
さ部分Lのみが切り開かれている。
を簡易かつ確実に抑えることにより減衰量の増大を抑制
して、電波を有効に利用する。 【解決手段】 漏洩同軸ケーブル10は、中心導体12
と、この中心導体12の上に絶縁体14を介して設けら
れたスロット18A、18B付きの外部導体16と、こ
の外部導体16の上に設けられた内部被覆24の上にス
ロット18A、18Bを覆うように配置された遮蔽体2
0と、この遮蔽体20の上に設けられた外部被覆26と
から成っている。この遮蔽体20は、電波を放射する長
さ部分Lのみが切り開かれている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、移動体の
無線通信システム、無線制御システム等に用いられる漏
洩同軸ケーブルの改良に関するものである。
無線通信システム、無線制御システム等に用いられる漏
洩同軸ケーブルの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、移動体の無線通信システム等に
用いられる漏洩同軸ケーブルは、図7に示すように、中
心導体12と、この中心導体12の上に絶縁体14を介
して設けられ電波を外部に放射するスロット18付の外
部導体16と、この外部導体16の上に設けられた外部
被覆26とを備えている。この漏洩同軸ケーブル10に
おいては、図7に示すように、外部導体16のスロット
18は、特定方向に向けて形成され、このスロット18
の位置によって、漏洩同軸ケーブル10の断面内で電波
をある程度の指向性を持たせて放射して、安定した無線
通信を実現しようとしている。
用いられる漏洩同軸ケーブルは、図7に示すように、中
心導体12と、この中心導体12の上に絶縁体14を介
して設けられ電波を外部に放射するスロット18付の外
部導体16と、この外部導体16の上に設けられた外部
被覆26とを備えている。この漏洩同軸ケーブル10に
おいては、図7に示すように、外部導体16のスロット
18は、特定方向に向けて形成され、このスロット18
の位置によって、漏洩同軸ケーブル10の断面内で電波
をある程度の指向性を持たせて放射して、安定した無線
通信を実現しようとしている。
【0003】しかし、布設された漏洩同軸ケーブルの全
長のうち、電波の利用が必要でない区間においても電波
を放射することは、無駄であり、漏洩同軸ケーブルの減
衰量が大きくなる問題がある。このように、電波の利用
が必要ではない空間へ電波を放射することは、電波の有
効利用の面から好ましくない。
長のうち、電波の利用が必要でない区間においても電波
を放射することは、無駄であり、漏洩同軸ケーブルの減
衰量が大きくなる問題がある。このように、電波の利用
が必要ではない空間へ電波を放射することは、電波の有
効利用の面から好ましくない。
【0004】そこで、漏洩同軸ケーブルの外部導体のス
ロット部分に超電導体を設けて、電波の漏洩を防止し、
必要な箇所でのみ移動体に取付けられた超電導磁石によ
り常電導状態として、不必要な放射を抑制する手段も提
供されている(特開平2−66086号公報参照)。こ
の従来技術によれば、開放された空間においても、電波
の不必要な放射を抑制することができるが、電波を受信
するためには、受信側のアンテナ等にこの超電導状態を
破壊する超電導磁石等の手段を設ける必要があるため、
電波の受信設備が複雑となり、また、エレベーター等の
移動体と異なり、トラック等のような移動体にあって
は、漏洩同軸ケーブルに対して常に一定の間隔を保って
移動するとは限らないため、移動体に取付けられた超電
導磁石等の磁界の影響が及ばずに、電波を安定して受信
することができない場合が生ずるおそれがある。
ロット部分に超電導体を設けて、電波の漏洩を防止し、
必要な箇所でのみ移動体に取付けられた超電導磁石によ
り常電導状態として、不必要な放射を抑制する手段も提
供されている(特開平2−66086号公報参照)。こ
の従来技術によれば、開放された空間においても、電波
の不必要な放射を抑制することができるが、電波を受信
するためには、受信側のアンテナ等にこの超電導状態を
破壊する超電導磁石等の手段を設ける必要があるため、
電波の受信設備が複雑となり、また、エレベーター等の
移動体と異なり、トラック等のような移動体にあって
は、漏洩同軸ケーブルに対して常に一定の間隔を保って
移動するとは限らないため、移動体に取付けられた超電
導磁石等の磁界の影響が及ばずに、電波を安定して受信
することができない場合が生ずるおそれがある。
【0005】なお、電波を利用する区間が離れている場
合には、電波の利用が必要でない区間においては一般の
遮蔽型同軸ケーブルを布設し、必要な区間でのみ漏洩同
軸ケーブルを布設して、両者を中継することも考えられ
るが、この場合、コネクタ等による接続箇所が増えるこ
とにより、長期信頼性が低下するおそれがある。
合には、電波の利用が必要でない区間においては一般の
遮蔽型同軸ケーブルを布設し、必要な区間でのみ漏洩同
軸ケーブルを布設して、両者を中継することも考えられ
るが、この場合、コネクタ等による接続箇所が増えるこ
とにより、長期信頼性が低下するおそれがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、上記
の問題点を解決するため、電波の利用が必要でない空間
への電波の放射を簡易かつ確実に抑えることにより減衰
量の増大を抑制して、電波を有効に利用することができ
る漏洩同軸ケーブルを提供することにある。
の問題点を解決するため、電波の利用が必要でない空間
への電波の放射を簡易かつ確実に抑えることにより減衰
量の増大を抑制して、電波を有効に利用することができ
る漏洩同軸ケーブルを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するための手段として、中心導体と、この中心導体
の上に絶縁体を介して設けられたスロット付の外部導体
とを備えた漏洩同軸ケーブルにおいて、外部導体のスロ
ットを覆うように設けられた遮蔽体を更に備え、この遮
蔽体は、電波を放射する長さ部分のみが切り開かれてい
ることを特徴とする漏洩同軸ケーブルを提供するもので
ある。
解決するための手段として、中心導体と、この中心導体
の上に絶縁体を介して設けられたスロット付の外部導体
とを備えた漏洩同軸ケーブルにおいて、外部導体のスロ
ットを覆うように設けられた遮蔽体を更に備え、この遮
蔽体は、電波を放射する長さ部分のみが切り開かれてい
ることを特徴とする漏洩同軸ケーブルを提供するもので
ある。
【0008】このように、電波の利用が必要でない区間
において、スロットを覆うように遮蔽体を設けると、特
にスロットからの電波の不必要な輻射が充分に抑制さ
れ、漏洩同軸ケーブルが通常の遮蔽型同軸ケーブルと同
様の働きをして漏洩による減衰量の増大を抑制すること
ができる一方、電波の放射が必要な区間においてのみ遮
蔽体が切り開かれていて、この部分から電波が放射され
るため、電波を有効に利用することができる。
において、スロットを覆うように遮蔽体を設けると、特
にスロットからの電波の不必要な輻射が充分に抑制さ
れ、漏洩同軸ケーブルが通常の遮蔽型同軸ケーブルと同
様の働きをして漏洩による減衰量の増大を抑制すること
ができる一方、電波の放射が必要な区間においてのみ遮
蔽体が切り開かれていて、この部分から電波が放射され
るため、電波を有効に利用することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
して詳細に述べると、図1乃至図3は本発明に係る漏洩
同軸ケーブル10を示し、この漏洩同軸ケーブル10
は、中心導体12と、この中心導体12の上に絶縁体1
4を介して設けられた外部導体16とを備えている。
して詳細に述べると、図1乃至図3は本発明に係る漏洩
同軸ケーブル10を示し、この漏洩同軸ケーブル10
は、中心導体12と、この中心導体12の上に絶縁体1
4を介して設けられた外部導体16とを備えている。
【0010】中心導体12は、銅線やアルミニウム線等
の適宜の導体から成り、また絶縁体14は、ポリエチレ
ンやフッ素樹脂等の安定した絶縁性と成形性とを有する
絶縁物から成っている。この絶縁体14は、中心導体の
全長に被覆して形成されている。
の適宜の導体から成り、また絶縁体14は、ポリエチレ
ンやフッ素樹脂等の安定した絶縁性と成形性とを有する
絶縁物から成っている。この絶縁体14は、中心導体の
全長に被覆して形成されている。
【0011】外部導体16には、図1に示すように、ス
ロット群18が設けられ、このスロット群18は、図示
の実施の形態では、傾斜が反対方向に向いている所謂ハ
字型に配置された複数のスロット18A、18Bから成
っている。これらのスロット郡18は、漏洩同軸ケーブ
ル10の全長にわたって、電波の放射が必要な箇所にお
いて、又は所定の間隔をあけて適宜設けられている。外
部導体16に設けられたスロット群18によって輻射さ
れる電波は、漏洩同軸ケーブル10の断面内においてあ
る程度の指向性を持って放射される。従って、漏洩同軸
ケーブル10は、通常、このスロット群18が電波を受
信すべき移動体のアンテナ(図示せず)に向くように布
設される。なお、スロット18A、18Bは、必要に応
じて、図1に示す所謂ハ字型以外の配置としてもよいこ
とは勿論である。
ロット群18が設けられ、このスロット群18は、図示
の実施の形態では、傾斜が反対方向に向いている所謂ハ
字型に配置された複数のスロット18A、18Bから成
っている。これらのスロット郡18は、漏洩同軸ケーブ
ル10の全長にわたって、電波の放射が必要な箇所にお
いて、又は所定の間隔をあけて適宜設けられている。外
部導体16に設けられたスロット群18によって輻射さ
れる電波は、漏洩同軸ケーブル10の断面内においてあ
る程度の指向性を持って放射される。従って、漏洩同軸
ケーブル10は、通常、このスロット群18が電波を受
信すべき移動体のアンテナ(図示せず)に向くように布
設される。なお、スロット18A、18Bは、必要に応
じて、図1に示す所謂ハ字型以外の配置としてもよいこ
とは勿論である。
【0012】本発明の漏洩同軸ケーブル10は、図1及
び図2に示すように、外部導体16のスロット18A、
18Bを覆うように設けられた遮蔽体20を更に備えて
いる。この遮蔽体20は、図1乃至図3に示すように、
漏洩同軸ケーブル10の全長のうち、電波を放射する長
さ部分L(図1参照)のみが切り開かれ、それ以外の部
分においてスロット18A、18Bを覆っている。
び図2に示すように、外部導体16のスロット18A、
18Bを覆うように設けられた遮蔽体20を更に備えて
いる。この遮蔽体20は、図1乃至図3に示すように、
漏洩同軸ケーブル10の全長のうち、電波を放射する長
さ部分L(図1参照)のみが切り開かれ、それ以外の部
分においてスロット18A、18Bを覆っている。
【0013】このため、スロット18A、18Bからの
電波の不必要な放射が充分に抑制され、漏洩同軸ケーブ
ル10の全長のうち電波の利用が必要でない区間におい
ては、漏洩同軸ケーブル10が通常の遮蔽型の同軸ケー
ブルと同様の働きをして漏洩による減衰量の増大を抑制
することができる一方、電波の利用が必要な区間におい
てのみ遮蔽体20が切り開かれた部分22から電波が放
射されるため、電波を有効に利用することができる。
電波の不必要な放射が充分に抑制され、漏洩同軸ケーブ
ル10の全長のうち電波の利用が必要でない区間におい
ては、漏洩同軸ケーブル10が通常の遮蔽型の同軸ケー
ブルと同様の働きをして漏洩による減衰量の増大を抑制
することができる一方、電波の利用が必要な区間におい
てのみ遮蔽体20が切り開かれた部分22から電波が放
射されるため、電波を有効に利用することができる。
【0014】この場合、特に、電波の利用が必要な区間
(すなわち、電波を放射する長さ部分L:図1参照)が
離れている場合にも、1本の漏洩同軸ケーブル10の布
設で対応することができ、布設に手間をかけることなく
簡易に電波の有効利用を実現することができると共に、
コネクタ等による接続を要しないため、長期信頼性も確
保することができる。また、従来技術と異なり、漏洩同
軸ケーブル10自体が、電波の不必要な放射を抑制する
遮蔽体20を備えているため、トンネル等の壁面を有す
る場所は勿論のこと、開放された空間においても電波を
確実に有効利用することができる点で有利である。更
に、例えば、トラック等のように常に漏洩同軸ケーブル
10と一定の間隔を保って移動するとは限らない移動体
に対しても電波を確実に受信させつつ、また、移動体に
超電導磁石等の複雑な設備を設けることなく、電波の有
効利用を簡易に図ることができる点で有益である。
(すなわち、電波を放射する長さ部分L:図1参照)が
離れている場合にも、1本の漏洩同軸ケーブル10の布
設で対応することができ、布設に手間をかけることなく
簡易に電波の有効利用を実現することができると共に、
コネクタ等による接続を要しないため、長期信頼性も確
保することができる。また、従来技術と異なり、漏洩同
軸ケーブル10自体が、電波の不必要な放射を抑制する
遮蔽体20を備えているため、トンネル等の壁面を有す
る場所は勿論のこと、開放された空間においても電波を
確実に有効利用することができる点で有利である。更
に、例えば、トラック等のように常に漏洩同軸ケーブル
10と一定の間隔を保って移動するとは限らない移動体
に対しても電波を確実に受信させつつ、また、移動体に
超電導磁石等の複雑な設備を設けることなく、電波の有
効利用を簡易に図ることができる点で有益である。
【0015】この遮蔽体20は、図1乃至図3に示す実
施の形態では、特に図2に示すように、スロット18
A、18Bを含む外部導体16の全周を覆うように設け
られて、漏洩同軸ケーブル10の円周全方向への電波の
不必要な放射を抑制している。従って、特に、漏洩同軸
ケーブル10の断面径が、電波の波長に比べて小さいた
め、漏洩同軸ケーブル10の円周全方向に電波が放射さ
れる傾向がある漏洩同軸ケーブル10にあっても、電波
の不必要な放射を確実に抑制することができる。なお、
この場合、遮蔽体20は、スロット18A、18Bから
の電波の輻射自体を確実に抑制することができる程度に
スロット18A、18Bを覆うように、外部導体16か
らできるだけ間隔をあけないで形成する。
施の形態では、特に図2に示すように、スロット18
A、18Bを含む外部導体16の全周を覆うように設け
られて、漏洩同軸ケーブル10の円周全方向への電波の
不必要な放射を抑制している。従って、特に、漏洩同軸
ケーブル10の断面径が、電波の波長に比べて小さいた
め、漏洩同軸ケーブル10の円周全方向に電波が放射さ
れる傾向がある漏洩同軸ケーブル10にあっても、電波
の不必要な放射を確実に抑制することができる。なお、
この場合、遮蔽体20は、スロット18A、18Bから
の電波の輻射自体を確実に抑制することができる程度に
スロット18A、18Bを覆うように、外部導体16か
らできるだけ間隔をあけないで形成する。
【0016】また、遮蔽体20は、図1乃至図3に示す
ように、外部導体16の上に設けられた内部被覆24の
上に形成することが望ましい。この内部被覆24は、遮
蔽体20が切り開かれた部分22において、中心導体1
2や外部導体16が外部に直接露出することがないよう
に、これらを外的環境から保護する役割を有する。な
お、このように内部被覆24を設けても、この内部被覆
24は、通常、多くの電波の輻射を許容する程度に外部
導体16と遮蔽体20との間の間隔をあけるような厚み
は有しないため、スロット18A、18Bは遮蔽体20
により充分に覆われ、電波の輻射自体の抑制には影響は
なく問題ない。
ように、外部導体16の上に設けられた内部被覆24の
上に形成することが望ましい。この内部被覆24は、遮
蔽体20が切り開かれた部分22において、中心導体1
2や外部導体16が外部に直接露出することがないよう
に、これらを外的環境から保護する役割を有する。な
お、このように内部被覆24を設けても、この内部被覆
24は、通常、多くの電波の輻射を許容する程度に外部
導体16と遮蔽体20との間の間隔をあけるような厚み
は有しないため、スロット18A、18Bは遮蔽体20
により充分に覆われ、電波の輻射自体の抑制には影響は
なく問題ない。
【0017】遮蔽体20は、例えば、金属から形成する
ことができ、この金属としては、電波を遮蔽する金属で
あれば特に種類を問わず用いることができる。具体的に
は、銅やアルミニウム等から形成することができる。遮
蔽体20は、図示の実施の形態では、漏洩同軸ケーブル
10の可撓性等をある程度考慮して、銅テープやアルミ
ニウムテープ等を内部被覆24の上に巻付けることによ
り形成されるが、勿論これに限定されるものではなく、
例えば縦添え等の他の適宜な方法により形成することも
できる。なお、この遮蔽体20の上には、図1及び図2
に示すように、外部被覆26が設けられ、この外部被覆
26は電波の利用が必要でない区間(遮蔽体20が切り
開かれた部分22以外の部分)において、漏洩同軸ケー
ブル10を外的環境から保護する。
ことができ、この金属としては、電波を遮蔽する金属で
あれば特に種類を問わず用いることができる。具体的に
は、銅やアルミニウム等から形成することができる。遮
蔽体20は、図示の実施の形態では、漏洩同軸ケーブル
10の可撓性等をある程度考慮して、銅テープやアルミ
ニウムテープ等を内部被覆24の上に巻付けることによ
り形成されるが、勿論これに限定されるものではなく、
例えば縦添え等の他の適宜な方法により形成することも
できる。なお、この遮蔽体20の上には、図1及び図2
に示すように、外部被覆26が設けられ、この外部被覆
26は電波の利用が必要でない区間(遮蔽体20が切り
開かれた部分22以外の部分)において、漏洩同軸ケー
ブル10を外的環境から保護する。
【0018】なお、遮蔽体20は、カッター等の適宜な
手段により、電波を放射する長さ部分L(図1参照)を
切除することにより切り開かれる。また、図示の実施の
形態では、図1及び図3に示すように、遮蔽体20と共
に外部被覆26をも切り開いたが、外部被覆26は、必
ずしも切り開く必要はない。すなわち、遮蔽体20を形
成して、電波を放射する長さ部分L(図1参照)を切り
開いた後に、外部被覆26を漏洩同軸ケーブル10の全
長にわたって設けてもよい。この場合には、遮蔽体20
が切り開かれた部分22においても、この外部被覆26
により外部導体16等が保護されるため、上述した内部
被覆24は必ずしも設ける必要はない。このことは、以
下に述べる他の実施の形態ついても同様である。
手段により、電波を放射する長さ部分L(図1参照)を
切除することにより切り開かれる。また、図示の実施の
形態では、図1及び図3に示すように、遮蔽体20と共
に外部被覆26をも切り開いたが、外部被覆26は、必
ずしも切り開く必要はない。すなわち、遮蔽体20を形
成して、電波を放射する長さ部分L(図1参照)を切り
開いた後に、外部被覆26を漏洩同軸ケーブル10の全
長にわたって設けてもよい。この場合には、遮蔽体20
が切り開かれた部分22においても、この外部被覆26
により外部導体16等が保護されるため、上述した内部
被覆24は必ずしも設ける必要はない。このことは、以
下に述べる他の実施の形態ついても同様である。
【0019】次に、本発明の他の実施の形態について、
図4乃至図6を参照しながら説明する。まず、図1乃至
図3に示す実施の形態においては、電波の利用が必要で
ない区間において、遮蔽体20は、スロット18A、1
8Bを含む外部導体16の全周を覆うように形成した
が、スロット18A、18Bからの電波の輻射が充分に
抑制されれば、減衰量も大きな影響を受けないと考えら
れる。従って、遮蔽体20は、少なくとも、スロット1
8A、18Bを覆っていれば、外部導体16からの不必
要な電波の輻射を効率的に抑制することができるため問
題はなく、図4に示すように、スロット18A、18B
に対応する部分以外の部分が符号28で示すように開い
ていてもよい。
図4乃至図6を参照しながら説明する。まず、図1乃至
図3に示す実施の形態においては、電波の利用が必要で
ない区間において、遮蔽体20は、スロット18A、1
8Bを含む外部導体16の全周を覆うように形成した
が、スロット18A、18Bからの電波の輻射が充分に
抑制されれば、減衰量も大きな影響を受けないと考えら
れる。従って、遮蔽体20は、少なくとも、スロット1
8A、18Bを覆っていれば、外部導体16からの不必
要な電波の輻射を効率的に抑制することができるため問
題はなく、図4に示すように、スロット18A、18B
に対応する部分以外の部分が符号28で示すように開い
ていてもよい。
【0020】一方、電波を放射する長さ部分L(図1参
照)において、図1乃至図3に示す実施の形態では、遮
蔽体20をスロット18A、18Bに対応して開口する
ように切り開いたが、必ずしもこれに限定されるもので
はなく、遮蔽体20は、図5及び図6に示すように、外
部導体16の全周にわたって切り開かれていてもよい。
これによっても、電波の利用が必要な区間においてのみ
電波を有効に放射することができる。なお、この場合、
図5では、電波の放射が必要でない区間においては、外
部導体16の全周が遮蔽体20により覆われているのが
示されているが、必ずしもこれに限定されるものではな
く、上述した図4に示す電波の放射が必要でない区間に
おいてスロット18A、18B部分のみが遮蔽体20に
より覆われている実施の形態における遮蔽体20が切り
開かれた部分22において、遮蔽体20を外部導体16
の全周にわたって切り開いてもよい。
照)において、図1乃至図3に示す実施の形態では、遮
蔽体20をスロット18A、18Bに対応して開口する
ように切り開いたが、必ずしもこれに限定されるもので
はなく、遮蔽体20は、図5及び図6に示すように、外
部導体16の全周にわたって切り開かれていてもよい。
これによっても、電波の利用が必要な区間においてのみ
電波を有効に放射することができる。なお、この場合、
図5では、電波の放射が必要でない区間においては、外
部導体16の全周が遮蔽体20により覆われているのが
示されているが、必ずしもこれに限定されるものではな
く、上述した図4に示す電波の放射が必要でない区間に
おいてスロット18A、18B部分のみが遮蔽体20に
より覆われている実施の形態における遮蔽体20が切り
開かれた部分22において、遮蔽体20を外部導体16
の全周にわたって切り開いてもよい。
【0021】これらの図4に示す実施の形態、また図5
及び図6に示す実施の形態は、例えば、漏洩同軸ケーブ
ル10の断面径が、電波の波長に比べて著しく小さくは
なく、漏洩同軸ケーブル10の断面がある程度の遮蔽効
果を発揮することができる場合等にも、広く用いること
ができる。
及び図6に示す実施の形態は、例えば、漏洩同軸ケーブ
ル10の断面径が、電波の波長に比べて著しく小さくは
なく、漏洩同軸ケーブル10の断面がある程度の遮蔽効
果を発揮することができる場合等にも、広く用いること
ができる。
【0022】なお、本発明の漏洩同軸ケーブル10は、
移動体の種類を問わず、トラックやエレベーター等の様
々な移動体の無線通信システム、無線制御システムに用
いることができる。
移動体の種類を問わず、トラックやエレベーター等の様
々な移動体の無線通信システム、無線制御システムに用
いることができる。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、上記のように、電波の
利用が必要でない区間において、少なくともスロットを
覆うように遮蔽体を設けているため、スロットからの電
波の不必要な放射が充分に抑制され、漏洩同軸ケーブル
が通常の遮蔽型同軸ケーブルと同様の働きをして漏洩に
よる減衰量の増大を抑制することができる一方、電波の
利用が必要な区間においてのみ遮蔽体が切り開かれた部
分から電波が放射されるので、電波を有効に利用するこ
とができる実益がある。
利用が必要でない区間において、少なくともスロットを
覆うように遮蔽体を設けているため、スロットからの電
波の不必要な放射が充分に抑制され、漏洩同軸ケーブル
が通常の遮蔽型同軸ケーブルと同様の働きをして漏洩に
よる減衰量の増大を抑制することができる一方、電波の
利用が必要な区間においてのみ遮蔽体が切り開かれた部
分から電波が放射されるので、電波を有効に利用するこ
とができる実益がある。
【0024】特に、本発明によれば、電波を利用が必要
な区間(すなわち、電波を放射する長さ部分)が離れて
いる場合にも、1本の漏洩同軸ケーブルの布設で対応す
ることができ、布設に手間をかけることなく簡易に電波
の有効利用を実現することができる上に、コネクタ等に
よる接続を要しないため、長期信頼性も確保することが
できる実益がある。また、従来技術に比べ、漏洩同軸ケ
ーブル自体が、電波の不必要な放射を抑制する遮蔽体を
備えているため、トンネル等の壁面を有する場所は勿論
のこと、開放された空間においても電波を確実に有効利
用することができる点で有利である。更に、例えば、ト
ラック等のように常に漏洩同軸ケーブルと一定の間隔を
保って移動するとは限らない移動体に対しても電波を確
実に受信させつつ、また、移動体に超電導磁石等の複雑
な設備を設けることなく、電波の有効利用を簡易に図る
ことができる点で有利である。
な区間(すなわち、電波を放射する長さ部分)が離れて
いる場合にも、1本の漏洩同軸ケーブルの布設で対応す
ることができ、布設に手間をかけることなく簡易に電波
の有効利用を実現することができる上に、コネクタ等に
よる接続を要しないため、長期信頼性も確保することが
できる実益がある。また、従来技術に比べ、漏洩同軸ケ
ーブル自体が、電波の不必要な放射を抑制する遮蔽体を
備えているため、トンネル等の壁面を有する場所は勿論
のこと、開放された空間においても電波を確実に有効利
用することができる点で有利である。更に、例えば、ト
ラック等のように常に漏洩同軸ケーブルと一定の間隔を
保って移動するとは限らない移動体に対しても電波を確
実に受信させつつ、また、移動体に超電導磁石等の複雑
な設備を設けることなく、電波の有効利用を簡易に図る
ことができる点で有利である。
【図1】本発明に係る漏洩同軸ケーブルの概略斜視図で
ある。
ある。
【図2】図1のA−A線における漏洩同軸ケーブルの断
面図である。
面図である。
【図3】図1のB−B線における漏洩同軸ケーブルの断
面図である。
面図である。
【図4】本発明に係る漏洩同軸ケーブルの他の実施の形
態の断面図である。
態の断面図である。
【図5】本発明に係る漏洩同軸ケーブルの更に他の実施
の形態の概略斜視図である。
の形態の概略斜視図である。
【図6】図5のA−A線における漏洩同軸ケーブルの断
面図である。
面図である。
【図7】従来の一般的な漏洩同軸ケーブルの概略斜視図
である。
である。
10 漏洩同軸ケーブル 12 中心導体 14 絶縁体 16 外部導体 18 スロット群 18A、18B スロット 20 遮蔽体 20a 開口 22 遮蔽体が切り開かれた部分 24 内部被覆 26 外部被覆
Claims (1)
- 【請求項1】 中心導体と前記中心導体の上に絶縁体を
介して設けられたスロット付の外部導体とを備えた漏洩
同軸ケーブルにおいて、前記外部導体の少なくとも前記
スロットを覆うように設けられた遮蔽体を更に備え、前
記遮蔽体は、電波を放射する長さ部分のみが切り開かれ
ていることを特徴とする漏洩同軸ケーブル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21947195A JPH0951226A (ja) | 1995-08-07 | 1995-08-07 | 漏洩同軸ケーブル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21947195A JPH0951226A (ja) | 1995-08-07 | 1995-08-07 | 漏洩同軸ケーブル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0951226A true JPH0951226A (ja) | 1997-02-18 |
Family
ID=16735957
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21947195A Pending JPH0951226A (ja) | 1995-08-07 | 1995-08-07 | 漏洩同軸ケーブル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0951226A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111403099A (zh) * | 2020-03-23 | 2020-07-10 | 杭州富通电线电缆有限公司 | 一种漏泄同轴电缆 |
-
1995
- 1995-08-07 JP JP21947195A patent/JPH0951226A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111403099A (zh) * | 2020-03-23 | 2020-07-10 | 杭州富通电线电缆有限公司 | 一种漏泄同轴电缆 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR960009794Y1 (ko) | 하이브리드 차페 케이블 | |
| US5349133A (en) | Magnetic and electric field shield | |
| US5329064A (en) | Superior shield cable | |
| US4510346A (en) | Shielded cable | |
| US4149170A (en) | Multiport cable choke | |
| EP0892461A1 (en) | An antenna assembly | |
| US6563052B2 (en) | Electric installation cable | |
| US4366457A (en) | Radiating coaxial cable having apertures spaced at a distance considerably larger than a wavelength | |
| JP3734857B2 (ja) | 漏洩同軸ケーブル | |
| US4053835A (en) | Apparatus for transmitting high frequency signals | |
| EP3739600A1 (en) | Braided shield and shielded electrical wire | |
| JPH0951226A (ja) | 漏洩同軸ケーブル | |
| KR100766182B1 (ko) | 방사형 누설 동축 케이블 | |
| US20140048304A1 (en) | Leaky coaxial cable | |
| JPH0744049B2 (ja) | 通信用シールドケーブル | |
| KR100907579B1 (ko) | 신호 수신 감도를 향상시키기 위한 누설 동축 케이블 | |
| JP2662110B2 (ja) | 電磁波漏洩防止構造 | |
| KR100817981B1 (ko) | 광대역 누설 동축 케이블 | |
| WO2023101171A1 (ko) | 고 신뢰성을 위한 케이블 차폐 방법 | |
| EP3758243B1 (en) | Wireless communication system and flying object | |
| JPH118503A (ja) | 雷サージ抑制機能付き導波管 | |
| CN110838388A (zh) | 一种载波通讯专用自固定式同轴电缆 | |
| KR0175487B1 (ko) | 슬리트 안테나 | |
| EP0840392B1 (en) | Removable radio transceiver station fitted on a mast | |
| KR100761599B1 (ko) | 단일 빔 방사형 누설 동축 케이블 |