JPH09512338A - ヒト精子診断薬 - Google Patents

ヒト精子診断薬

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JPH09512338A
JPH09512338A JP7527612A JP52761295A JPH09512338A JP H09512338 A JPH09512338 A JP H09512338A JP 7527612 A JP7527612 A JP 7527612A JP 52761295 A JP52761295 A JP 52761295A JP H09512338 A JPH09512338 A JP H09512338A
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Abstract

(57)【要約】 ヒト男性個体における精子産生を検出するためのキットおよび方法であって、精子組織特異タンパク抗原に対する、SP−10などの一以上の抗体が提供され、この抗体は、精子を含有すると思われる試料と混合されて、抗原と抗体とを結合させる。結合は、直接的あるいは間接的に決定されるが、これは試料中の精子の存在の指標となる。結合の頻度はまた、結合の発生を決定するのに用いる手段を所定の濃度以上での精子産生を示すように較正することによって決定することもできる。キットと方法の種々の応用例が記載されている。

Description

【発明の詳細な説明】 ヒト精子診断薬 本願は、1992年3月27日出願の米国特許願第07/858,798号の 一部継続出願である。米国特許願第07/858,798号は、1990年2月 16日出願の米国特許願第07/481,491号の一部継続出願であり、また 米国特許願第07/481,491号は、1989年3月3日出願の米国特許願 第07/318,551号の一部継続出願である。技術分野 本発明は、生物学的試料中のヒト精子の存在および/またはレベルを知るため の診断薬に関する。具体的には、ヒト精子頭部に関連する精子組織特異性抗原に 対するモノクローナル抗体またはポリクローナル抗体を用いて、射出精液または 精子を含有する生物学的試料中におけるヒト精子の存在、不存在、および/また はレベルを決定する診断薬に関する。本発明は、医療的監督指示なしに家庭で行 える方法とこれに用いる診断キットを提供する。背景技術 SP−10は、精子形成の過程を通して存在する先体構成成分として同定され る精子特異性抗原である。SP−10は、ヒト染色体11とバンドq23−24 の交叉部に局在する。本発明者らの行った研究の結果、この抗原は組織特異的な 性質を有することが判明した。この抗原の高い特異性は、本発明の開発後に刊行 された文献であるフリーマン[Freemerman]ら、Biology of Rep roduction 50,615〜621(1994年)を始めとして、本発 明の発明者らによって発表された各種文献に発表されている。例えは、カース[ Kurth]ら、The Anatomical Record,236,619〜6 25(1993年)を参照。この抗原についてのアミノ酸配列は、ライト[Wrig ht]ら、Biology of Reproduction,42:693〜2 01(1990年)および、本願発明者によって出願され現在審査に 係属中の米国特許出願第07/481,491号に記載されている。この米国特 許出願の全開示を本明細書の一部として引用する。 前記組織特異性抗原に特異的なモノクローナル抗体は従前開発されており、M HS−10と称されている。このモノクローナル抗体は、メリーランド州、ロッ クヴィル、パークローン・ドライブ12301在のアメリカン・タイプ・カルチ ャー・コレクションに寄託されて受託番号第ATCC HB10039を付与さ れたハイブリドーマ細胞株によって発現する。このモノクローナル抗体について は、前記米国出願第07/481,491号において詳しく述べられている。 生殖能、妊娠、およびこれらに関連した問題や症状に関する従前の科学的研究 および商業的開発は、女性の生殖周期に向けられていた。最近まで、妊娠や排卵 の把握には、免許を受けた医師のいる施設に行って調べてもらう必要があった。 医師のもとへ行くことは、費用が嵩むとともにプライバシーの問題もあるため、 “家庭用試験キット”は信じがたいほどの成功をおさめてきた。この家庭用試験 キットとは、妊娠に関するヒト絨毛性ゴナドトロピン(HCG)の存在、排卵に 関する黄体形成ホルモン(LH)の存在に感度を有するキットであって、その取 り扱いは単純かつ簡単である。 同時に、家族計画の問題やカップルの不妊の取り上げ方の面からも、男性生殖 能力、これに関連する問題、及び医学的対処手続がより一層注目されつつある。 現在、あるカップルが妊娠の成立に困難を有している場合に通常なされることは 、男子パートナーの精子の生存能力と精子数を調べることである。これには、免 許を受けた施設への高コストの再訪が必要であると共に、顕微鏡下での検査のた めに射精サンプルを採取(一回ではなく、数回のサンプル採取が必要であること が多い)しなければならず、かつその採取は、現代の社会文化からは屈辱的であ るか、そうでなくとも少なくとも当惑させるものである。これに関し、上記試験 を行うにあたってプライバシーがないことが特に問題である。 避妊の方法については、自由意思で行うパイプカットが一般化してきつつある が、これは一般に“外来診療”が可能であるという性格と、信頼性、および比較 的リスクが低いこと等の理由による。パイプカットの効果をモニターして結果を 確認すること、および生殖路に精子が存在しないことを調べるための第一の方法 は、男性学科研究室において精子試料を繰り返し顕微鏡検査することであるが、 これもまた比較的高コストであるとともにプライバシーの問題がある。しかも、 他の避妊方法の継続を取り止める前に、一定の期間射出精液が無精子であること を確認する必要がある。 医療技術の進歩によって精管吻合術(即ち一旦切断した精管の両端を外科的に 再結合してパイプカットの逆を行う再建術)の信頼性が向上しつつある。ここで もまた、このような外科手術が成功したかどうかについては、術後長期間にわた り顕微鏡でモニターして精子レベルが正常に戻ったかどうかや孕性について確認 しなければならない。これは前記の場合と同様、費用が嵩むとともにプライバシ ーを欠くため恥ずかしい思いをしたり屈辱的に感じたりする。 妊娠や排卵を知るための家庭用尿試験キットが成功を収めていることを男子の 生殖能についての止まることなく増大しつつある重要性と考え合わせ、さらにま た、精子の存在あるいは不存在を調べるのに現在の方法によった場合の高コスト を考えてみると、女性の生殖能について利用可能なものに類似した男性のための 家庭用試験キットであって生物学的試料中の精子の存在を決定するための簡単、 迅速、かつ低コストのキットの必要性が疑いなく存在すると思われる。しかしな がら、今日までこのようなニーズは叶えられていない。発明の開示 上記の目的およびこれに付随する目的は、以下の明細書の記載によって明らか となるものである。即ち本発明の目的は、SP−10抗原とこれに特異的なモノ クローナル抗体(群)との間の反応の存否および/または量を試験し、当該反応 を簡単に認知できる仕方で決定するアッセイを提供するものであって、これによ り、射出精液やその他の生物学的試料中におけるヒト精子の存在を迅速にかつ簡 単に知ることが可能となる。本発明によれば、当該アッセイないし試験をプライ バシー保護下において行うことができ、訓練された医療実務家の介在を不要とし 、かつ比較的低コストで実施できる。本発明は、本発明方法を用いて得られた結 果に基づいて、本人が更なる行動をとれるようにあるいは医療専門家のアドバイ スを求めることができるように、予備的示唆(indication)を提供するものである 。 射出精液や、交接後の膣洗浄液から得た試料の場合などの射出精液の残余を含有 する生物学的試料を、SP−10抗原またはその他の精子特異性抗原に特異的な 一以上のモノクローナル抗体を含む調製物に添加する。抗体はポリクローナルで もモノクローナルでもよい。被験試料中における精子の存在は、精子のSP−1 0抗原と抗体との間に結合をもたらす。結合反応は、種々の方法で直接的あるい は間接的に検出される。最も良く知られたアッセイとしては比色法が挙げられる が、これは抗体をレポーター分子で標識して特定の色によってこのレポーター分 子を検出するものである。この結合反応は、色または色の変化の何れかをもたら すものである。あるいは色を第二の剤(通常は酵素)で発色させることもできる 。レポーター分子の“発色”、即ち適切な色の発色は、結合した抗体が存在する 場合にのみ起こるので、抗原が組織特異性を有する場合、陽性反応は精子の存在 を示す。予測された色が発色しなかった場合、あるいは異なる色が発色した場合 は、“陰性”の結果を示すものである。即ち、抗原がないこと、よって試料中に 精子がないことを示す。 このタイプの最も簡単に行えるアッセイの一つに固相免疫法がある。これは、 第一抗体を膜やビーズ等の表面に結合し、次いでこの膜やビーズ等を、精子が存 在するあるいは存在しないことが疑われる試料に暴露するものである。試料に存 在する精子は、一次抗体と呼ばれるモノクローナル抗体と結合する。未結合物質 は試料から洗い流され、即ち除去され、次いでこれに第二抗体が添加されると、 この第二抗体も精子に結合する。この第二抗体は標識、即ち酵素または酵素基質 を有するものである。第二抗体は第一抗体と同じエピトープに結合する必要はな い。結合させた後、試料を再び洗浄し、酵素または基質の相手を添加する(第二 抗体が酵素に結合する場合には、基質を添加し、基質が第二抗体に結合する場合 には酵素を添加する)。酵素は基質の一部を開裂し、これによって基質は色変化 を起こしたり、化学発光したり、蛍光を発したり、その他容易に検出可能な現象 を生起する。アッセイの各種要素、即ち結合第一抗体、標識第二抗体、及び基質 は単一のキット内に含めて家庭用に供することができる。精子の存在の直接的あ るいは間接的証拠いずれについても、生殖能力の有無を示唆する証拠として利用 することができる。 本発明によって提供される精巣および精子特異性マーカータンパクは、広範な 応用に適する。よって、パイプカット後に精子が引き続き通過することを心配す る男性や、精管吻合術後の射出精液中に精子が存在する事を確認したい男性は、 家庭で簡単に精子の存在を調べることができる。同様に、女性は、交接後に膣洗 浄液中の精子の存在を調べることによって、パートナーが射出した精液中に精子 が存在するか否かを知ることができる。これは、例えば、女性にとっては、自分 のパートナーがパイプカットしたと言ったことを女性独自に確認することを可能 とするものであるとともに、その後妊娠を希望するに至った場合にはパートナー に生殖能力があるかどうかを確かめる機会を与えるものである。 上記タイプのアッセイにおける第一抗体として使用可能な3つのモノクローナ ル抗体を開発し、ブダペスト条約の規定に従って寄託した。MHS−10に加え て、2つのモノクローナル抗体即ち3C12と6C12を開発した。これらはハ イブリドーマ細胞株の3C12−D1C6およびC12−A1ASによって発現 する。これらのハイブリドーマは、アメリカン・タイプ・カルチャー・コレクシ ョンにそれぞれATCC番号HB11541およびHB11542としてブダペ スト条約の規定に従って寄託済である。追加のモノクローナル抗体も、米国特許 出願番号第07/481,491号に開示されているように同様に作成可能であ る。また、ポリクローナル抗体も同様に作成できる。発明を実施するための最良の態様 本発明による診断薬およびアッセイの基本的特徴は、精子特異的な抗原、即ち 精子細胞と精子、および精子単独の上に認められる若しくはこれに関連して認め られる抗原と、これに特異的な(モノクローナル)抗体との間の結合反応に存す る。米国特許出願07/481,491号は、このタイプの“抗原”、即ち精子 に特異的なタンパク、に対する抗体を作成する方法を開示する。一般に、ウサギ 、ラット、マウス等の宿主動物を、希望の抗原を含有する精子調製物で免疫し、 次いで宿主の脾臓から得たBリンパ球等の抗体産生細胞を腫瘍細胞と融合してハ イブリドーマを生成させる。腫瘍細胞の例としては、ラットの骨髄細胞やマウス の形質細胞腫細胞が挙げられる。次いで、宿主の免役に用いた抗原調製物を用い て 前記ハイブリドーマをスクリーニングし、抗体を発現するものを選択する。MH S−10、3C12、及び6C12はこのようにして得たものである。 モノクローナル抗体MHS−10、3C12、または6C12を用いるモノク ローナル抗体アフィニティクロマトグラフィーによってヒト精子由来の天然のS P−10抗原を精製し、次いでHerrらがBiol.of Reprod.4 7:11〜20(1992)に記載したプロトコールに従って、逆相HPLCで さらに精製を行うことによって、SP−10に対するその他のモノクローナルま たはポリクローナル抗体も作成できる。次に、抗原に対する抗体が血清に検出さ れるまで天然のSP−10を宿主に注入する。付加的なモノクローナル抗体は、 宿主の脾臓細胞を腫瘍細胞に融合してハイブリドーマを生成することによって創 製することができる。 あるいは、他のモノクローナル抗体またはポリクローナル抗体は、同時係属中 の代理人事件番号494−122−27で特定される米国特許出願中に記載され ている適切な真核性または原核性発現ベクターで産生されたリコンビナントSP −10抗原に対して作成することもできる。今日まで、SP−10タンパクは、 実験室において、PWR590、pGEX並びにpMAL、およびpETにおい て発現されている[Reddiら、1994年」。ウサギとサルのポリクローナ ル抗体が、リコンビナントSP−10に対しPWR590において作られている 。ヒヒのポリクローナル抗体は、pMA1、pGEXおよびpETにおいて産生 されたリコンビナントSP−10に対して作られている。本発明者らが最近寄託 したマウスモノクローナル抗体3C12と6C12は、pGEXにおいて産生さ れたリコンビナントSP−10に対して作られたものである。このように、完全 長あるいは部分長のリコンビナントSP−10で動物を免疫することにより、そ の他の付加的なモノクローナル抗体やポリクローナル抗体を作成することができ る。これらのベクターにおいて発現され次いで接種されたSP−10リコンビナ ントインサートの長さによって、完全長あるいは部分長のSP−10ポリペプチ ドについての各種決定基に対して抗体を生成することができる。 一旦特異モノクローナル抗体が作られると、その突然変異体や変異細胞も従来 の技法によって得ることができる。本明細書に記載した前記3つの寄託済抗体は 、 SP−10抗原の異なるエピトープに結合性を示すらしいことに注目される。従 って、その他の無数のモノクローナル抗体も同様にして作成できる。 同様に、米国特許出願第07/481,491号に開示されているように、結 合を達成するためにはSP−10抗原全体の存在は必要ではない。SP−10の 断片が存在するならば、抗体はそのような断片と結合するであろう。上記の参照 出願においては、広範な種類の免疫原性断片が開示されている。本発明に係る使 用においては、SP−10以外の精子特異性抗原もまた利用できる。抗原の例と しては、ヒトS71タンパク、ヒトPH30タンパク、およびミトコンドリア莢 膜セレノタンパク(ラット)が挙げられる。これらのタンパク(あるいはそのエ ピトープ決定基断片)に対するポリクローナル抗体やモノクローナル抗体もまた 同様にして作成できる。本発明における基本的必須要素は、精子特異性タンパク またはタンパク断片に対する少なくとも1つの抗体である。モノクローナル抗体 であるMHS−10、3C12、および6C12と、抗原であるSP−10との 組合せは可能な組合せの一例である。 本発明においては、抗原抗体反応を生起させるような条件(水性試料、環境温 度、および通常の雰囲気)下でモノクローナル抗体を試料と接触させる。十分な 反応時間経過後、調製物に第二抗体を添加するが、これもまた問題の抗原に結合 するであろう。第二抗体は、酵素や酵素基質等の標識ないしレポーター分子を有 し、第一抗体によって結合された抗原に対して同様に結合できる。未結合の物質 の除去は、通常、試料を流し去ることによって行う(第一抗体は固相表面に結合 でき、この場合アッセイはより単純にかつより“ユーザー・フレンドリー”にで きる)。好ましくは、酵素を第二抗体に結合させる。 未結合の第二抗体を流し去り、あるいは洗い去り、次いで酵素基質を添加する 。この基質は、酵素の存在下で色、化学発光、蛍光に変化を起こしたりあるいは 他の何らかの容易に検出可能な変化を受ける。SP−10やモノクローナル抗体 のMHS−10、3C12、および6C12の使用を除けば、上記のタイプのフ ォーマットおよびこれを用いたアッセイは良く知られており、それ自体は本発明 の特徴ではない。代表的な酵素イムノソルバベントアッセイ(EIA)について は、米国特許第5,149,622号に開示されている。この米国特許はアッセ イを 行う表面を改良したものであり、ここに本明細書の一部としてその開示を引用す る。その他の固相および液相のアッセイ方法は、発明的技能の行使なしに行うこ とができるであろう。 家庭用のキットの一態様には、捕捉アッセイ様式(capture assay format)が挙 げられ、これにおいては、モノクローナル抗体MHS−10は固相に結合し、S P−10抗原を捕捉するために用いられる。SP−10抗原の認識には、第二モ ノクローナルまたはポリクローナル免疫反応試薬(Shenら、Am.J.Re prod.Immunology,29:231〜240(1993年))をレ ポーター酵素や第三の免疫反応試薬と組み合わせたものをサンドイッチ法におい て用いる。 別のアッセイ様式としては、ウィック(ディップ・スティック)と、抗体を被 覆した着色ビーズとを用いるものが利用可能である。射出精液の一滴(SP−1 0が放出含有されている)を、抗体含有着色ビーズの試料に適用すると、SP− 10が結合したビーズは、SP−10に対する第二抗体によって捕獲されるまで ウィックを通って移動する。 さらに別のアッセイ様式としては、抗体を被覆した着色磁性ビーズの利用が挙 げられる。このアッセイにおいては、磁性ビーズは、SP−10に対するモノク ローナル抗体またはポリクローナル抗体で被覆される。精液やSP−10と混合 されたビーズは、抗体によって捕獲される。磁性ビーズを回収するには磁性ディ ップ・スティックを用いることができる。着色磁性ビーズは、その後マグネット から解放され、ウィック中を移動して、ビーズを捕捉する第二抗体のゾーンに至 り、着色された線を表出する。 また別のアッセイ様式においては、アッセイ用ウィックは二種のモノクローナ ル抗体で被覆される。一つは精子表面に対するモノクローナル抗体、他の一つは SP−10に対するモノクローナル抗体である。二種の抗体は互いに非常に近接 してウィック上にスプレーされる。二種のモノクローナル抗体の内の一種のもの は精子を捕捉する。捕捉された精子の先体は溶解処理される。第二抗体は、SP −10が溶解処理されたあとの遊離SP−10を捕捉する。次いでウィックを短 時間洗浄する。酵素コンジュゲートを有する第二抗SP−10モノ−あるいはポ リ−クローナル抗体を用いて着色反応生成物を得ることができる。 また別のアッセイ様式においては、微小スパイクを有する特別のガラスビーズ が用いられる。シラン処理によって形成した微小スパイクを抗−SP−10抗体 と組み合わせる。ビーズを精子と混合してその先体を破壊するとともに、SP− 10抗原を捕獲する。ガラスビーズを再び洗浄し、SP−10に対する第二抗体 を用いて線あるいはスポットを検出する。 この度確められたSP−10の組織特異性、および本発明において用いるモノ クローナル抗体群の抗原特異性は、感度と信頼性が特に重要な各種アッセイに有 用である。このような(アッセイ)用途のそれぞれのための調製品とアッセイ方 法の双方ともが本発明の特徴を構成する。法医学への応用 性的攻撃とこれに関連した証拠に関する法律および手続は、この数年で大きく 変化している。レイプや性的攻撃を告発する場合における証拠の基本的要素の一 つは、被害者とされる人物中に存在するあるいは付着している精子の存在を確か めることである。伝統的な“クリスマスツリー染色”法がこれまで精子の存在を 決定するためのアッセイにおいて用いられてきているが、精子数が比較的少量し か存在しない様々な場合(例えば小児性愛の場合等の肛門拭き取り綿棒)におい ては適用が困難である。このように極めて少量の試料においてでさえも、性的攻 撃の予備的な証拠が比較的直接的にかつ高い信頼性で提供できる。このような応 用においては法医学的規制下での証拠の確立が必要なので、染色手続等の間接的 検出方法を、比色法、化学発光法、蛍光法等の上述したアッセイをもって代える ことができる。生殖細胞系列モニタリング SP−10“抗原”ないしタンパクは、睾丸中の丸い精子細胞に出現し、精子 分化の全段階を通して存在する。よって、このタンパクに対するモノクローナル 抗体を用いれば、成熟精子のみならず精子形成系列の細胞をも射出精液や生検組 織中において同定することができる。男性不妊症の研究が進むにつれ、精子形成 系列中の一以上の段階において未成熟細胞数の異常値が男性不妊症と相関してい ることが明らかになってきている。本発明の“抗原”抗体結合反応は、精子細胞 のみならず未成熟精子形成細胞もモニターする方法を提供し、異常数の未成熟精 子細胞が産生されることを原因とする現有初発不妊症について付加的な情報を提 供するものである。家庭試験キット 医療関係者や科学者の介在なしに、あるいは別のいい方をすれはプライバシー を保って、試験を家庭で行いたい場合が種々ある。これが実際特に切望されてい るということは、妊娠検査のための家庭用尿比色試験が非常な成功を収めている ことからもわかる。この家庭用妊娠試験は、HCGの存在あるいは不存在を比色 法で迅速かつ好便に試験するもので、自分が妊娠しているのかどうかを調べたい 女性自身がこれを行うものである。また以下に詳述するように、個人の射出精液 が実際に精子を含有しているかどうか、また含有しているとすればその精子は現 実に妊娠を起こさせるに足る以上の精子レベルであるかどうか、を決定すること ができることが望ましい種々の状況がある。このようなアッセイにおいては、前 述のアッセイと同様、SP−10などの精子組織特異抗原ないしタンパクに特異 的な一以上のモノクローナル抗体を用いて精子の存在あるいは不存在を決定でき る。精子が特定の濃度あるいはレベルで存在するかどうかを評価する必要がある 場合には、試験を、ある一定のラインより下では反応が明確に検出されない若し くは観察されないように標準に対して較正することはごく容易である。あるいは 、その場合の閾値が陽性である場合には、信号を強化し又は色変化をもたらすよ うにすることもできる。本試験の基本を繰り返して述べれば、ヒト精子を含有す ることが疑われる試料を精子に特異的なタンパクに対するモノクローナル抗体に 接触させることにある。以下、本発明によって満たされる各種需要について記載 するが、本発明が応用可能な用途は記載したものに限定されない。成人不妊カップル 妊娠を成立させることに困難を経験しているカップルにとっては、不妊症の専 門家等の職業的サービスを求めるに先立ち、子供を懐妊できないことが少なくと も部分的に男性パートナー側の生殖不能若しくは生殖能の弱さにあるのかどうか を確かめたいことが多い。そのような場合、2試験キットが提供される。この2 試験キットにおいては、“第一”の試験によって、精子濃度が適正な“正常”レ ベル即ち約108以上である場合に陽性反応若しくはあるいは陽性信号を与える ように設定する。感度は様々な方法、例えばレポーター分子の性質をコントロー ル等の方法でコントロールできる。レポーター分子の感度が低ければ低いほど、 高濃度の抗原、即ち結合リガンド対が“陽性”値をもたらすために必要である。 もしこの試験が陽性ならば、男性パートナーの精子数は正常であるという結論が 得られる。このような陽性の結果は、医療従事者の注意を女性パートナー側に向 けるべきことを示唆するであろう。 もし“低感度”アッセイ試験が陰性であるなら、ずっと低濃度の105〜106 の精子数でも検出できるように設定した第二の試験を実施する。もしこの試験が 陽性でも低精子数を示唆したり、低感度アッセイで精子の不存在が示唆された後 で行って完全陰性となった場合には、キットの添付物においてカウセリングを示 唆することができる。パイプカットの男性 パイプカットを受ける男性は、他の避妊方法を止めたり中断するに先立って、 一定の期間精子が通過する生殖路を浄化する必要がある。モノクローナル抗体と 精子特異性タンパクとの反応によって精子の存在を決定する試験キットは、この 期間の射出精液の試験にかかる高額な費用を不要とするものである。本態様にお いては、複数のアッセイを含む単一キット製品あるいは複数の同様なアッセイキ ット群を、推奨される期間にわたって用いることによって、男性当人が生殖路か ら精子が除かれていく状態をモニターする事を可能にする。精子が存在しなくな るであろう妥当な期間を越えても試験結果が陽性であるならば、医師の診察を受 けることが推奨される。 パイプカット後には輸精管の切断部が自然に再疎通することがあって、生殖能 を取り戻すことがあるため、パイプカットを受けた患者が定期的に精子の再出現 を家庭用試験キットでモニターすれば、再疎通が起こったことや孕性が戻った可 能性について知ることができる。再疎通はパイプカット術における患者の不満足 の原因となり、またまさに医師の信頼性を左右するため、このような家庭用キッ トは患者の側からもまた医師の側からも有用である。精管吻合術を受けた男性 パイプカットを受けた男性は精管吻合と呼ばれる外科的手続によって、切断し た輸精管の両端を再建することができる。時にはこの手続には問題があり、また どの場合でも手術が完全に成功したかどうかの判定には、精子レベルが正常値に 戻ったかどうかについてのモニターが必要である。この試験を行うために設計さ れたキットは正常精子レベルに対して較正設定することができる。即ち、陽性の 結果は手術の成功の追認であり、これによって医師によるモニタリングという比 較的高額の費用と不便さを避けることができる。女性による精子レベルの確認 多くの女性にとって、自分のパートナーである男性に受精能があるかどうかは 特にパイプカットを行った場合には、現在自らは独立して知ることができない問 題の一つである。本発明は、女性が自分のパートナーである男性がパイプカット したという主張を確認する、あるいは妊娠を考えている場合には将来のパートナ ーに精子があるかどうかを調べる機会を提供する。 この場合、女性は交接後に膣洗浄液を個人的に試料として得ることができる。 採取した試料は、射出精液の場合と同様にしてモノクローナルおよび/またはポ リクローナル抗体試験キットに導入する。試験キットは、膣洗浄液のような試料 では当然の事ながら低濃度に較正したものであって、これを用いることにより、 パイプカット済であるというパートナーの主張の真謬性や、あるいはパートナー が受精能を有するかどうかについて女性は即座に知ることができる。本試験の迅 速性および交接後直ぐの実施可能性によって、対処が必要な場合には直ぐにこれ を行うことができる。精子産生の判定 パイプカットやその他の外的影響とは別に、様々な理由から、男性自身が精子 が産生されているか否かを確認したいことがある。男子大学生等、思春期の男子 や思春期を過ぎた男子がロマンティックな出会いを経験するようになり、自分が 精子を生成しているかどうかを知りたいと欲する場合には、精子組織特異性抗原 が正常値において存在する場合に陽性応答を呈するように較正された本発明アッ セイを利用することができる。生涯のもう一方の側では、再婚した老男性や自分 が子供の父親となる能力が有るかどうかを知りたい老男性の場合には、またある 場合は別の理由からでも、感度を正常値、正常値未満、あるいは正常値より高く 較正設定した本発明アッセイを用いることによって、大きな出費なく種々の情報 を迅速に解釈することが出来る。外傷や化学薬品の影響 様々な状況において、睾丸の外傷および/または化学薬品の使用によって精子 の産生が影響を受けることがある。よって、睾丸の外傷、おたふくかぜ睾丸炎、 並びに睾丸および精子索の捻転など、関連する症状の後には、正常値未満あるい は正常値に較正設定した本発明アッセイを用いることによって、機能障害の有無 を検出することができるであろう。また、回復の進捗や障害の憎悪もモニターで きるであろう。 集中トレーニング中の運動競技者および/または同化ステロイドを使用してい る運動競技者にも、同様の状況がある。このいずれの場合にも、精子産生が減少 したり、精子を生成しない場合がある。トレーニングおよび/または同化ステロ イドの使用が精子レベルを低下させているかどうかについて知るには、運動プラ ンを実行するに先立ち、個人ベースで第一アッセイないし試験を実施した後、そ の運動プランを通して定期的に同一レベルに較正した同じ試験を実施する。運動 プログラムを実施する前には陽性であった反応が運動プログラム実施の過程を通 じて陰性反応に変化した場合には、精子産生能が危険な状態に曝されていること が示唆される。 環境とりわけ労働環境は、往々にして精子産生への脅威を与えることがあるが 、 このような脅威は、(現在)入手可能なアッセイではモニターする事が難しく、 かつ話し合ったり検討したりすることも困難である。よって日常ハイリスクの環 境に曝されている労働者達(例えば放射線を取り扱う者、高圧酸素に暴露される パイロットその他の職業の従事者、麻酔科医や麻酔士、有毒物質に暴露される労 働者等)は、数カ月毎などのように定期的にキットを与えられて、家庭で精子産 生が継続しているかどうかを自身でテストすることができる。この低コストの選 択肢は、本人のプライバシーと守秘性を提供するので、上記産業において新たな レベルの福利厚生を確立するものである。同様に、軍の人員が試験や野戦の場合 において放射線や有毒物質に被曝した時には、精子産生に及ぼす影響を迅速かつ 低廉に調べることができる。生殖路の感染、閉塞、および手術 男性の生殖路は、様々な感染症や外科的状況を引き起こしやすく、これによっ て精子産生が影響を受ける。よって、淋病やクラミジア感染などのウイルス性あ るいは細菌性の感染は、精子産生の継続レベルに心配を起こさせる場合がある。 感染の治療中あるいは治療後には、精子特異抗原に特異的なモノクローナルおよ び/またはポリクローナル抗体を用いた迅速且つ容易なアッセイによって機能が 正常に継続していることを再確認できる。 同様に、男性の生殖路は、種々の閉塞も起こしやすい。これは感染や、腫瘍、 先天的閉塞その他の原因によって引き起こされる。外科現場において用いるため の迅速な精子特異抗原アッセイは、閉塞の治療や修復のために医師が選択した部 位が閉塞の上あるいは下でないかどうかを判定するために役立つ。この選択部位 から吸引された体液をアッセイに付せば、非常に高感度でSP−10やその他の 精子組織特異抗原の存在を知ることができる。陽性反応は明らかにその選択部位 が閉塞部と睾丸との間に存在することを示す。 上記のような外科手術中における使用の他に、閉塞の修復の後には、正常精子 レベルに較正した本発明アッセイを用いて正常な精子産生を確認することができ る。男性避妊のモニタリング 多くの男性用全身的避妊薬や避妊ワクチンが現在検討されている。ワクチンの 候補としては、FSHが挙げられる。このFSHを接種すれば、FSH抗体が産 生され、その結果FSHレベルが下がる一方、射出精液中の精子数が大幅に減少 する。別のワクチン剤である現在開発中のGnRH(ゴナドトロピン放出ホルモ ン)は、内分泌腺の制御によってテストステロンを減少させ、精子産生を劇的に 低下させる。これらのワクチンの効果のモニターにあたっては、本発明のアッセ イを用いれば精子数を簡単に知ることができる。 テストステロンのインプラントもまた男性用避妊薬として現在試験中であるが 、これもFSHをLHと同様に減少させるものであって、精子生成もまた低下さ せる。本発明のアッセイは、インプラントの効果および、当該イプラントの消尽 や撤去の場合には、正常精子レベルへの復帰の双方をモニターするために用いる ことができる。 上述の例は限定的なものではなく、種々の材料、方法、その他の応用が容易に 想到できる。より複雑な操作、洗練された装置および教育を要するアッセイも可 能であり、そのようなものの例としてはラジオイムノアッセイ、表面のプラスマ 共鳴をシフトさせる発光スペクトルを利用する蛍光分光アッセイ、およびバイオ センサー等が挙げられる。これらのアッセイは、高度な信頼性を提供するととも に、各種応答レベルを区別することができる。そのようなアッセイおよびアッセ イを行うためのキットはすべて同じ基本要素群、即ち精子組織特異抗原ないしタ ンパク、これに選択的な第一モノクローナル抗体、この両者の間の結合を検出す る手段であると共に精子の存在を容易に検出・感知できる手段、により特徴づけ られる。その他の点については、請求の範囲の記載を除き、本発明はなんら限定 されるものではない。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI G01N 33/577 9358−4B C12P 21/08 // C12P 21/08 9282−4B C12N 15/00 C (C12P 21/08 C12R 1:91) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,MW,SD,SZ),AM, AT,AU,BB,BG,BR,BY,CA,CH,C N,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GE ,HU,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LK, LR,LT,LU,LV,MD,MG,MN,MW,N L,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE ,SI,SK,TJ,TT,UA,UZ,VN (72)発明者 ライト,リチャード エム. アメリカ合衆国 22963 バージニア州, パルミラ,ボックス 87−1,ルート 2

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.ヒト男性個体の精子産生能を、当該個体の射出精液中で精子が所定濃度を 有するか否かを決定する方法であって、 前記個体の射出精液試料と精子組織特異性タンパク抗原に特異的な第一抗体を 含有する調製物とを、当該抗体が当該試料中に存在する前記抗原のいずれかと結 合する条件において結合させ、前記結合した試料を検査して結合の頻度を決定す る方法であり、 前記所定の濃度に対応する頻度またはそれ以上の頻度での前記結合の出現が、 前記濃度で精子産生がなされていることの指標であり、前記所定の濃度より低い 濃度に対応する値での前記結合の出現が、前記濃度での精子産生がないことの指 標であることを特徴とする方法。 2.前記抗体がモノクローナル抗体を含有するものである請求項1に記載の方 法。 3.前記抗体がポリクローナル抗体を含有するものである請求項1に記載の方 法。 4.前記結合の頻度を決定するステップが、容易に検出可能な信号を検出する ことによって達成されるものである請求項1に記載の方法。 5.前記信号が、比色法、蛍光法、化学発光法あるいは本質的にバイオセンサ ーである請求項4に記載の方法。 6.前記抗原がSP−10である請求項1に記載の方法。 7.前記抗体が、ATCC番号でHB10039、HB11541、HB11 542、およびそれらの混合物から成る群から選択される寄託ハイブリドーマ細 胞株によって発現されるものである請求項6に記載の方法。 8.前記方法がさらに、前記抗体に未結合の前記試料を実質的に全て除去する ことと、前記第一抗体とこれに結合したいずれかの物質に対して当該抗原と結合 してレポーター物質と複合体を形成する第二抗体を添加することと、前記第二抗 体を前記抗原に結合させることと、未結合の第二抗体を全て除去することと、前 記レポーター物質の存在を検出することを包含するものである請求項1に記載の 方法。 9.前記レポーター物質が(A)酵素または(B)酵素基質であって、前記レ ポーター分子の存在が、前記レポーター分子でない方のBまたはAの添加によっ て決定されるとともに、AとBとの間の反応を検出するものである請求項8に記 載の方法。 10.AとBとの間の反応が、発色、色の変化、蛍光、蛍光の変化、あるいは可 視光線やレーザー光の放射を引き起こすものである請求項9に記載の方法。 11.生物学的試料中に精子が存在するかどうかを決定する方法であって、当該 試料と精子組織特異性タンパク抗原に特異的な第一抗体を含有する調製物とを、 当該抗体が当該試料中に存在する前記抗原のいずれかと結合する条件において結 合させ、前記結合した試料を検査して結合の存在を決定する方法であり、前記結 合の存在が、前記試料中に精子が存在することの確認であることを特徴とする方 法。 12.前記抗体がモノクローナル抗体を含有するものである請求項11に記載の 方法。 13.前記抗体がポリクローナル抗体を含有するものである請求項11に記載の 方法。 14.前記試料が生体から得られるものである請求項11に記載の方法。 15.前記試料がヒト女性から得られるものである請求項14に記載の方法。 16.生物学的試料中の精子の存在を検出するためのキットであって、 前記試料を付着させるための表面と、精子組織特異タンパク抗原に対して特異 的な抗体と、前記モノクローナル抗体の前記試料中に存在する抗原に対する結合 を示す手段とを有することを特徴とするキット。 17.前記抗体が前記表面に結合されるものである請求項16に記載のキット。 18.結合を示す手段が、前記精子組織特異抗体が前記抗体に結合した時には前 記精子組織特異抗体に結合する第二抗体を含有し、前記第二抗体がレポーター物 質によって補完されるものである、請求項16に記載のキット。 19.前記抗体がモノクローナル抗体を含有するものである請求項16に記載の 方法。 20.前記抗体がポリクローナル抗体を含有するものである請求項16に記載の 方法。 21.前記レポーター物質が、酵素または酵素の基質である請求項18に記載の キット。 22.前記キットが、さらに前記レポーター物質と反応して視覚的に検出可能な 信号を生成する物質を含有する請求項21に記載のキット。 23.前記抗体が、ATCC受託番号でHB10039、HB11541、HB 11542、およびそれらの混合物のハイブリドーマ細胞株によって発現される モノクローナル抗体から成る群から選択されるものである請求項6に記載の方法 。
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