JPH0951642A - 回転子 - Google Patents
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- JPH0951642A JPH0951642A JP7200706A JP20070695A JPH0951642A JP H0951642 A JPH0951642 A JP H0951642A JP 7200706 A JP7200706 A JP 7200706A JP 20070695 A JP20070695 A JP 20070695A JP H0951642 A JPH0951642 A JP H0951642A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 応力集中を防止しながら特性を向上させる。
【解決手段】 保護バンド14により回転子コア10の
表面に永久磁石12を固定する際、永久磁石12の隅部
との接触部分において保護バンド14に応力集中が生じ
ないよう、当該接触部分に係る曲率半径を例えば2mm
程度の大きな値とする。永久磁石12の隅部のうち他の
部分については例えば0.5mm程度の小さな曲率半径
とし、永久磁石の体積減少による磁束の減少、ひいては
特性の劣化を防止する。
表面に永久磁石12を固定する際、永久磁石12の隅部
との接触部分において保護バンド14に応力集中が生じ
ないよう、当該接触部分に係る曲率半径を例えば2mm
程度の大きな値とする。永久磁石12の隅部のうち他の
部分については例えば0.5mm程度の小さな曲率半径
とし、永久磁石の体積減少による磁束の減少、ひいては
特性の劣化を防止する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転子に関し、特
に回転子の表面に別体部材を固定する構造に関する。
に回転子の表面に別体部材を固定する構造に関する。
【0002】
【従来の技術】特開昭60−91850号公報には、イ
ンナーロータ型回転電機(すなわち固定子の内側に回転
子が配置されている回転電機)にて使用される永久磁石
付回転子の構造が示されている。この公報においては、
固定子コアの表面に、アモルファス薄膜によって永久磁
石が取り付け固定されている。
ンナーロータ型回転電機(すなわち固定子の内側に回転
子が配置されている回転電機)にて使用される永久磁石
付回転子の構造が示されている。この公報においては、
固定子コアの表面に、アモルファス薄膜によって永久磁
石が取り付け固定されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような構造によっ
て永久磁石をコア表面に取り付ける場合、アモルファス
薄膜のうち永久磁石の隅部と接触する部分に応力が集中
する。従って、この応力集中に耐え得る十分な強度を確
保しなければならないから、アモルファス薄膜の厚さを
薄くするには限界がある。反面で、アモルファス薄膜が
厚いと、回転子と固定子の間隔(コアギャップ)が増大
するため、回転電機の性能向上に支障となる。これらの
不具合を回避するためには、永久磁石の隅部の曲率半径
を大きくしこれにより応力集中を回避すればよい。しか
し、このようにすると永久磁石の体積が減り従って磁束
が減少するため、やはり回転電機としての性能が低下す
る。
て永久磁石をコア表面に取り付ける場合、アモルファス
薄膜のうち永久磁石の隅部と接触する部分に応力が集中
する。従って、この応力集中に耐え得る十分な強度を確
保しなければならないから、アモルファス薄膜の厚さを
薄くするには限界がある。反面で、アモルファス薄膜が
厚いと、回転子と固定子の間隔(コアギャップ)が増大
するため、回転電機の性能向上に支障となる。これらの
不具合を回避するためには、永久磁石の隅部の曲率半径
を大きくしこれにより応力集中を回避すればよい。しか
し、このようにすると永久磁石の体積が減り従って磁束
が減少するため、やはり回転電機としての性能が低下す
る。
【0004】本発明は、このような問題点を解決するこ
とを課題としてなされたものであり、回転子のコアの表
面に取り付け固定される永久磁石等の別体部材に関し、
その隅部における曲面形状を特定の形状とすることによ
り、この部材近傍における応力の集中を防止すると共に
当該隅部における曲率半径を大きくすることによる性能
の低下を防止することを目的とする。
とを課題としてなされたものであり、回転子のコアの表
面に取り付け固定される永久磁石等の別体部材に関し、
その隅部における曲面形状を特定の形状とすることによ
り、この部材近傍における応力の集中を防止すると共に
当該隅部における曲率半径を大きくすることによる性能
の低下を防止することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明は、軸芯回転するコアと、その隅部の
曲率半径が小さければ小さいほど良好な性能を呈する別
体部材と、軸と交叉する方向に沿い押し付けることによ
りコアの表面に別体部材を固定する膜状又は繊維状の押
付部材と、を備える回転子において、別体部材の隅部の
表面が、互いに異なる曲率半径を有する複数種類の曲面
を複合させることにより得られる複合曲面であり、上記
複合曲面が、押付部材への応力集中が所定程度以下とな
る比較的大きな曲率半径にて押付部材と接触する一方
で、押付部材と接触しない部分では押付部材と接触する
部分に比べ小さな曲率半径を有することを特徴とする。
従って、本発明においては、押付部材への応力集中が回
避される結果押付部材の強度上の問題が発生しにくくな
る。これは、押付部材の厚みの低減につながり、ひいて
はコアギャップの低減につながる。また、押付部材との
接触部以外では別体部材の隅部の表面が比較的小さな曲
率半径となるから、別体部材の体積減少等によって生じ
る性能低下の問題(例えば磁束低下の問題)が回避され
る。
るために、本発明は、軸芯回転するコアと、その隅部の
曲率半径が小さければ小さいほど良好な性能を呈する別
体部材と、軸と交叉する方向に沿い押し付けることによ
りコアの表面に別体部材を固定する膜状又は繊維状の押
付部材と、を備える回転子において、別体部材の隅部の
表面が、互いに異なる曲率半径を有する複数種類の曲面
を複合させることにより得られる複合曲面であり、上記
複合曲面が、押付部材への応力集中が所定程度以下とな
る比較的大きな曲率半径にて押付部材と接触する一方
で、押付部材と接触しない部分では押付部材と接触する
部分に比べ小さな曲率半径を有することを特徴とする。
従って、本発明においては、押付部材への応力集中が回
避される結果押付部材の強度上の問題が発生しにくくな
る。これは、押付部材の厚みの低減につながり、ひいて
はコアギャップの低減につながる。また、押付部材との
接触部以外では別体部材の隅部の表面が比較的小さな曲
率半径となるから、別体部材の体積減少等によって生じ
る性能低下の問題(例えば磁束低下の問題)が回避され
る。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態に
関し図面に基づき説明する。
関し図面に基づき説明する。
【0007】図1には、本発明の第1実施形態に係る回
転子の構成が示されている。この実施形態においては、
回転子コア10の表面に4個の永久磁石12が保護バン
ド14により固定されている。保護バンド14は、グラ
スファイバ等の繊維を含有する樹脂形成部材として実現
することができるが、本発明はこのような構成に限定す
べきものではなく、保護バンド14としては他の種類の
膜状部材を用いることができ、また保護バンド14に代
え繊維状の部材を回転子コア10の表面に捲回すること
もできる。ただし、回転子の回転に伴って発生する渦電
流を防止するためには、保護バンド14としては電気絶
縁性の素材を用いるのが好ましい。
転子の構成が示されている。この実施形態においては、
回転子コア10の表面に4個の永久磁石12が保護バン
ド14により固定されている。保護バンド14は、グラ
スファイバ等の繊維を含有する樹脂形成部材として実現
することができるが、本発明はこのような構成に限定す
べきものではなく、保護バンド14としては他の種類の
膜状部材を用いることができ、また保護バンド14に代
え繊維状の部材を回転子コア10の表面に捲回すること
もできる。ただし、回転子の回転に伴って発生する渦電
流を防止するためには、保護バンド14としては電気絶
縁性の素材を用いるのが好ましい。
【0008】回転子コア10の表面には突極10aが形
成されている。この種の突極10aを設けることによ
り、リラクタンストルクを発生させることができる。ま
た、回転子コア10の突極10a配設部の直径D2は、
永久磁石12を含めた部分の直径D1に比べ小さな値で
ある。従って、図1中Aで示される部分では、永久磁石
12の隅部が保護バンド14に押し付けられた状態が発
生している。
成されている。この種の突極10aを設けることによ
り、リラクタンストルクを発生させることができる。ま
た、回転子コア10の突極10a配設部の直径D2は、
永久磁石12を含めた部分の直径D1に比べ小さな値で
ある。従って、図1中Aで示される部分では、永久磁石
12の隅部が保護バンド14に押し付けられた状態が発
生している。
【0009】図2に示されるように、永久磁石12の隅
部の曲率半径を例えば0.5mm程度の小さな値とする
と、当該隅部において保護バンド14に応力が集中的に
加わる。従って、このような曲率半径設定の下では、保
護バンド14を厚くしその強度を十分高めておく必要が
ある。これでは、回転子コア10の表面と固定子コアと
の間隔(コアギャップ)を大きくしなければならず、従
ってトルク等の性能の低下を招く原因となる。このよう
な問題を避けるためには、図2(b)に示されるように
永久磁石12の隅部の曲率半径を例えば2mm程度の大
きな曲率半径とすればよい。しかし、このようにすると
永久磁石12の体積、ひいてはその磁束が減ることにな
るから、やはりトルク等の性能の低下の原因となる。
部の曲率半径を例えば0.5mm程度の小さな値とする
と、当該隅部において保護バンド14に応力が集中的に
加わる。従って、このような曲率半径設定の下では、保
護バンド14を厚くしその強度を十分高めておく必要が
ある。これでは、回転子コア10の表面と固定子コアと
の間隔(コアギャップ)を大きくしなければならず、従
ってトルク等の性能の低下を招く原因となる。このよう
な問題を避けるためには、図2(b)に示されるように
永久磁石12の隅部の曲率半径を例えば2mm程度の大
きな曲率半径とすればよい。しかし、このようにすると
永久磁石12の体積、ひいてはその磁束が減ることにな
るから、やはりトルク等の性能の低下の原因となる。
【0010】そこで、本実施形態においては、永久磁石
12の隅部表面を複合曲面としている。ここにいう複合
曲面とは、例えば0.5mm程度の小さな曲率半径を有
する曲面と例えば2mm程度の大きな曲率半径を有する
曲面とを複合させることにより得られる曲面である。よ
り詳細には、永久磁石12の隅部表面のうち保護バンド
14と接触する部分においては大きな曲率半径(例えば
2mm)となり、他の部分においては小さな曲率半径
(例えば0.5mm)となるように、複合曲面が設計さ
れている。
12の隅部表面を複合曲面としている。ここにいう複合
曲面とは、例えば0.5mm程度の小さな曲率半径を有
する曲面と例えば2mm程度の大きな曲率半径を有する
曲面とを複合させることにより得られる曲面である。よ
り詳細には、永久磁石12の隅部表面のうち保護バンド
14と接触する部分においては大きな曲率半径(例えば
2mm)となり、他の部分においては小さな曲率半径
(例えば0.5mm)となるように、複合曲面が設計さ
れている。
【0011】このような設計とすることにより、本実施
形態においては、図2(a)に示される構造において生
じ得た応力集中を防止しており、また図2(b)に示さ
れる構成において生じていた磁束の低下を回避してい
る。これにより、例えば表1に示されるように、逆起電
圧定数、最大トルク等の特性に関し図2(a)の構造に
比べ遜色のない性能を呈する回転電機(例えばモータ)
が、保護バンド14の強度上の問題の発生なしに得られ
る。すなわち、良好な特性を有しかつコアギャップを低
減可能な構成が得られる。なお、この表における“R
0.5”、“R2”はそれぞれ曲率半径が0.5mm又
は2mmであることを示し、“R0.5+R2”は曲率
半径が0.5mmの曲面と2mmの曲面を複合させるこ
とにより得られる図2(c)の構造を表している。ま
た、図2(c)に示される構成は図1中の円A内の構成
であり図1においては円Aが1か所しか示されていない
が、図2(c)に示される構成は、図1中合計8箇所現
れている隅部のいずれにも施されていることは当業者に
とっては明らかであろう。加えて、図1の構成では永久
磁石の個数が4個であったがこれは他の個数とすること
もできる。
形態においては、図2(a)に示される構造において生
じ得た応力集中を防止しており、また図2(b)に示さ
れる構成において生じていた磁束の低下を回避してい
る。これにより、例えば表1に示されるように、逆起電
圧定数、最大トルク等の特性に関し図2(a)の構造に
比べ遜色のない性能を呈する回転電機(例えばモータ)
が、保護バンド14の強度上の問題の発生なしに得られ
る。すなわち、良好な特性を有しかつコアギャップを低
減可能な構成が得られる。なお、この表における“R
0.5”、“R2”はそれぞれ曲率半径が0.5mm又
は2mmであることを示し、“R0.5+R2”は曲率
半径が0.5mmの曲面と2mmの曲面を複合させるこ
とにより得られる図2(c)の構造を表している。ま
た、図2(c)に示される構成は図1中の円A内の構成
であり図1においては円Aが1か所しか示されていない
が、図2(c)に示される構成は、図1中合計8箇所現
れている隅部のいずれにも施されていることは当業者に
とっては明らかであろう。加えて、図1の構成では永久
磁石の個数が4個であったがこれは他の個数とすること
もできる。
【0012】
【表1】 図3には、本発明の第2実施形態に係る回転子の構成が
示されている。この実施形態においても、各永久磁石1
2の各隅部に関し、図3中の円B内について図4に拡大
図示したように、図2(c)と同様の曲面設計が施され
ている。従って、この実施形態においても、第1実施形
態と同様の作用効果を得ることができる。すなわち、本
発明は、突極10aを備えていない回転子にも適用する
ことができる。
示されている。この実施形態においても、各永久磁石1
2の各隅部に関し、図3中の円B内について図4に拡大
図示したように、図2(c)と同様の曲面設計が施され
ている。従って、この実施形態においても、第1実施形
態と同様の作用効果を得ることができる。すなわち、本
発明は、突極10aを備えていない回転子にも適用する
ことができる。
【0013】図5には、本発明の第3実施形態に係る回
転子の構成が示されている。この実施形態においても、
各永久磁石12の各隅部、例えば円C内に関し図2
(c)と同様の曲面設計が施されている。加えて、この
実施形態においては、突極10aが回転子コア10とは
別体の部材により構成されている。このように、永久磁
石12に加え突極10aをも保護バンド14により捲回
固定する構成にも、本発明を適用することができる。
転子の構成が示されている。この実施形態においても、
各永久磁石12の各隅部、例えば円C内に関し図2
(c)と同様の曲面設計が施されている。加えて、この
実施形態においては、突極10aが回転子コア10とは
別体の部材により構成されている。このように、永久磁
石12に加え突極10aをも保護バンド14により捲回
固定する構成にも、本発明を適用することができる。
【0014】図6には、本発明の第4実施形態に係る回
転子の構成が示されている。この実施形態においては永
久磁石12は廃止されており、また、突極10aは回転
子コア10と別体に構成されている。従って、この実施
形態における保護バンド14は突極10aを回転子コア
10の表面に固定する手段として使用されている。この
ように、永久磁石12ではなく突極10aを回転子コア
10に取り付け固定する場合にも、各突極10aの各隅
部、例えば円Dの内部に関し、図2(c)と同様の曲面
設計を施すことにより、前述の各実施形態と同様の効果
を得ることができる。
転子の構成が示されている。この実施形態においては永
久磁石12は廃止されており、また、突極10aは回転
子コア10と別体に構成されている。従って、この実施
形態における保護バンド14は突極10aを回転子コア
10の表面に固定する手段として使用されている。この
ように、永久磁石12ではなく突極10aを回転子コア
10に取り付け固定する場合にも、各突極10aの各隅
部、例えば円Dの内部に関し、図2(c)と同様の曲面
設計を施すことにより、前述の各実施形態と同様の効果
を得ることができる。
【0015】図7には、本発明の第5実施形態に係る回
転子の構成が示されている。前述の各実施形態における
回転子がインナーロータ型回転電機の回転子であったの
に対し、この実施形態に係る回転子はアウターロータ型
回転電機の回転子である。すなわち、回転子コア10は
固定子の外側に配置されている。また、保護バンド14
は永久磁石12を回転子コア10の内表面に押付固定す
る手段として使用されている。その際、ボルト16によ
り、保護バンド14が回転子コア10の内表面に押し付
けられている。
転子の構成が示されている。前述の各実施形態における
回転子がインナーロータ型回転電機の回転子であったの
に対し、この実施形態に係る回転子はアウターロータ型
回転電機の回転子である。すなわち、回転子コア10は
固定子の外側に配置されている。また、保護バンド14
は永久磁石12を回転子コア10の内表面に押付固定す
る手段として使用されている。その際、ボルト16によ
り、保護バンド14が回転子コア10の内表面に押し付
けられている。
【0016】この実施形態において、各永久磁石12の
各隅部、例えば図7中Eで示される円内の部分に関し図
2(c)に示されるものと同様の曲面設計を施すことに
より、前述の各実施形態と同様の作用効果を得ることが
できる。すなわち、本発明は、インナーロータ型回転電
機だけではなくアウターロータ型回転電機にも適用する
ことができる。
各隅部、例えば図7中Eで示される円内の部分に関し図
2(c)に示されるものと同様の曲面設計を施すことに
より、前述の各実施形態と同様の作用効果を得ることが
できる。すなわち、本発明は、インナーロータ型回転電
機だけではなくアウターロータ型回転電機にも適用する
ことができる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
コアの表面に押付固定される別体部材の隅部の表面を、
互いに異なる曲率半径を有する数種類の曲面を複合させ
ることにより得られる複合曲面とし、押付部材への応力
集中が所定程度以下となり比較的大きな曲率半径にて別
体部材を押付部材と接触させ、押付部材と接触しない部
分では別体部材の隅部表面の曲率半径を比較的小さな曲
率半径とするようにしたため、別体部材の隅部における
応力集中を防止することができるとともに、別体部材の
性能の低下を防止することができる。これにより、回転
子、ひいてはこの回転子が使用される回転電機の電機的
又は機械的特性を良好な特性とすることができ、また回
転子と固定子のコアギャップの低減により当該回転電機
を小型かつ安価な構成とすることができる。
コアの表面に押付固定される別体部材の隅部の表面を、
互いに異なる曲率半径を有する数種類の曲面を複合させ
ることにより得られる複合曲面とし、押付部材への応力
集中が所定程度以下となり比較的大きな曲率半径にて別
体部材を押付部材と接触させ、押付部材と接触しない部
分では別体部材の隅部表面の曲率半径を比較的小さな曲
率半径とするようにしたため、別体部材の隅部における
応力集中を防止することができるとともに、別体部材の
性能の低下を防止することができる。これにより、回転
子、ひいてはこの回転子が使用される回転電機の電機的
又は機械的特性を良好な特性とすることができ、また回
転子と固定子のコアギャップの低減により当該回転電機
を小型かつ安価な構成とすることができる。
【0018】
【補遺】なお、本発明は、次のような構成として把握す
ることもできる。
ることもできる。
【0019】(1)膜状又は繊維状の押付部材にて軸と
交叉する方向に沿い押し付けることにより、軸芯回転す
るコアの表面に、その隅部の曲率半径が小さければ小さ
いほど良好な性能を呈する別体部材を固定する別体部材
固定方法において、別体部材の隅部の表面が、互いに異
なる曲率半径を有する複数種類の曲面を複合させること
により得られる複合曲面であり、上記複合曲面が、押付
部材への応力集中が所定程度以下となる比較的大きな曲
率半径にて押付部材と接触する一方で、押付部材と接触
しない部分では押付部材と接触する部分に比べ小さな曲
率半径を有することを特徴とする別体部材固定方法。本
構成によれば、請求項1と同様の作用効果が得られる。
交叉する方向に沿い押し付けることにより、軸芯回転す
るコアの表面に、その隅部の曲率半径が小さければ小さ
いほど良好な性能を呈する別体部材を固定する別体部材
固定方法において、別体部材の隅部の表面が、互いに異
なる曲率半径を有する複数種類の曲面を複合させること
により得られる複合曲面であり、上記複合曲面が、押付
部材への応力集中が所定程度以下となる比較的大きな曲
率半径にて押付部材と接触する一方で、押付部材と接触
しない部分では押付部材と接触する部分に比べ小さな曲
率半径を有することを特徴とする別体部材固定方法。本
構成によれば、請求項1と同様の作用効果が得られる。
【0020】(2)請求項1記載の回転子において、上
記別体部材が、その隅部の曲率半径が小さければ小さい
ほど磁束が増大する永久磁石であることを特徴とする回
転子。本構成によれば、請求項1と同様の作用効果が、
永久磁石型回転電機にて得られる。
記別体部材が、その隅部の曲率半径が小さければ小さい
ほど磁束が増大する永久磁石であることを特徴とする回
転子。本構成によれば、請求項1と同様の作用効果が、
永久磁石型回転電機にて得られる。
【0021】(3)請求項1記載の回転子において、上
記別体部材が、その隅部の曲率半径が小さければ小さい
ほどリラクタンストルクが増大する突極であることを特
徴とする回転子。本構成によれば、請求項1と同様の作
用効果が、別体突極型回転電機にて得られる。
記別体部材が、その隅部の曲率半径が小さければ小さい
ほどリラクタンストルクが増大する突極であることを特
徴とする回転子。本構成によれば、請求項1と同様の作
用効果が、別体突極型回転電機にて得られる。
【0022】(4)請求項1記載の回転子において、上
記コアが固定子の内側に配置されており、上記押付部材
が、上記別体部材を押し付けつつコアの表面に捲回され
たことを特徴とする回転子。本構成によれば、請求項1
と同様の作用効果が、インナーロータ型回転電機にて得
られる。
記コアが固定子の内側に配置されており、上記押付部材
が、上記別体部材を押し付けつつコアの表面に捲回され
たことを特徴とする回転子。本構成によれば、請求項1
と同様の作用効果が、インナーロータ型回転電機にて得
られる。
【0023】(5)請求項1記載の回転子において、上
記コアが固定子の外側に配置されており、上記押付部材
が、上記別体部材を押し付けつつボルト等の締結具によ
りコアの表面に固定されたことを特徴とする回転子。本
構成によれば、請求項1と同様の作用効果が、アウター
ロータ型回転電機にて得られる。
記コアが固定子の外側に配置されており、上記押付部材
が、上記別体部材を押し付けつつボルト等の締結具によ
りコアの表面に固定されたことを特徴とする回転子。本
構成によれば、請求項1と同様の作用効果が、アウター
ロータ型回転電機にて得られる。
【図1】 本発明の第1実施形態に係る回転子の構成を
示す横断面図である。
示す横断面図である。
【図2】 第1実施形態において発生する作用効果を説
明するための図であり、図2(a)は永久磁石の隅部の
曲率半径を小さめに設定した場合を、図2(b)は大き
めに設定した場合を、図2(c)は複合曲率とした場合
を、それぞれ示す拡大図である。
明するための図であり、図2(a)は永久磁石の隅部の
曲率半径を小さめに設定した場合を、図2(b)は大き
めに設定した場合を、図2(c)は複合曲率とした場合
を、それぞれ示す拡大図である。
【図3】 本発明の第2実施形態に係る回転子の構成を
示す横断面図である。
示す横断面図である。
【図4】 この実施形態における永久磁石の隅部の構成
を拡大して表す図である。
を拡大して表す図である。
【図5】 本発明の第3実施形態に係る回転子の構成を
示す横断面図である。
示す横断面図である。
【図6】 本発明の第4実施形態に係る回転子の構成を
示す横断面図である。
示す横断面図である。
【図7】 本発明の第5実施形態に係る回転子の構成を
拡大して表す拡大横断面図である。
拡大して表す拡大横断面図である。
10 回転子コア、10a 突極、12 永久磁石、1
4 保護バンド、16ボルト。
4 保護バンド、16ボルト。
Claims (1)
- 【請求項1】 軸芯回転するコアと、その隅部の曲率半
径が小さければ小さいほど良好な性能を呈する別体部材
と、軸と交叉する方向に沿い押し付けることによりコア
の表面に別体部材を固定する膜状又は繊維状の押付部材
と、を備える回転子において、 別体部材の隅部の表面が、互いに異なる曲率半径を有す
る複数種類の曲面を複合させることにより得られる複合
曲面であり、 上記複合曲面が、押付部材への応力集中が所定程度以下
となる比較的大きな曲率半径にて押付部材と接触する一
方で、押付部材と接触しない部分では押付部材と接触す
る部分に比べ小さな曲率半径を有することを特徴とする
回転子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7200706A JPH0951642A (ja) | 1995-08-07 | 1995-08-07 | 回転子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7200706A JPH0951642A (ja) | 1995-08-07 | 1995-08-07 | 回転子 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0951642A true JPH0951642A (ja) | 1997-02-18 |
Family
ID=16428880
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7200706A Pending JPH0951642A (ja) | 1995-08-07 | 1995-08-07 | 回転子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0951642A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2020242222A1 (ko) * | 2019-05-28 | 2020-12-03 | 엘지이노텍 주식회사 | 모터 |
| CN114665635A (zh) * | 2020-12-22 | 2022-06-24 | 日本电产株式会社 | 转子和马达 |
-
1995
- 1995-08-07 JP JP7200706A patent/JPH0951642A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2020242222A1 (ko) * | 2019-05-28 | 2020-12-03 | 엘지이노텍 주식회사 | 모터 |
| US12249894B2 (en) | 2019-05-28 | 2025-03-11 | Lg Innotek Co., Ltd. | Motor |
| CN114665635A (zh) * | 2020-12-22 | 2022-06-24 | 日本电产株式会社 | 转子和马达 |
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