JPH095168A - 赤外線映像装置 - Google Patents
赤外線映像装置Info
- Publication number
- JPH095168A JPH095168A JP7150119A JP15011995A JPH095168A JP H095168 A JPH095168 A JP H095168A JP 7150119 A JP7150119 A JP 7150119A JP 15011995 A JP15011995 A JP 15011995A JP H095168 A JPH095168 A JP H095168A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mirror
- infrared
- optical path
- imaging device
- incident optical
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Radiation Pyrometers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 赤外線映像装置に関し、レスポンシビティの
ばらつきの補正、及び暗電流のばらつきの補正が実施さ
れ、画像品質の信頼度が高い赤外線映像装置を提供す
る。 【構成】 所定の低温に冷却された赤外線検出素子3が
並列した赤外線検出器1と、赤外線検出器1の前面で入
射光路を遮断するよう反射面を赤外線検出素子3に対向
して挿入するミラー20と、ミラー20を該入射光路に所定
時間挿入する駆動手段100 と、入射光路をミラー20が遮
断した状態で、それぞれの赤外線検出素子3の出力を均
一に補正する処理回路とを備えたものとする。
ばらつきの補正、及び暗電流のばらつきの補正が実施さ
れ、画像品質の信頼度が高い赤外線映像装置を提供す
る。 【構成】 所定の低温に冷却された赤外線検出素子3が
並列した赤外線検出器1と、赤外線検出器1の前面で入
射光路を遮断するよう反射面を赤外線検出素子3に対向
して挿入するミラー20と、ミラー20を該入射光路に所定
時間挿入する駆動手段100 と、入射光路をミラー20が遮
断した状態で、それぞれの赤外線検出素子3の出力を均
一に補正する処理回路とを備えたものとする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は赤外線映像装置に係わ
り、特に暗電流成分のばらつきが除去された赤外線映像
装置に関する。
り、特に暗電流成分のばらつきが除去された赤外線映像
装置に関する。
【0002】赤外線映像装置は図8に図示したように、
物体が輻射する赤外線を対物レンズ系7で平行光線にし
収束して、赤外線検出器1に実装した赤外線検出素子3
の受光面に投射し赤外線を検出し、赤外線検出素子3が
出力する光電流を、アンプ回路11で増幅しビデオ回路12
を経てCRTモニタ13に映像表示させるものである。
物体が輻射する赤外線を対物レンズ系7で平行光線にし
収束して、赤外線検出器1に実装した赤外線検出素子3
の受光面に投射し赤外線を検出し、赤外線検出素子3が
出力する光電流を、アンプ回路11で増幅しビデオ回路12
を経てCRTモニタ13に映像表示させるものである。
【0003】赤外線検出素子3は、サファイア等からな
る基板2の表面に長手方向に等ピッチで配列形成されて
いる。それぞれの赤外線検出素子3は、HgCdTe等の角片
(一辺が50μm 〜100 μm,厚さが約10μm)で形成された
受光部からなり、受光部の相対向する側縁にそれぞれ出
力導体パターンを設けている。
る基板2の表面に長手方向に等ピッチで配列形成されて
いる。それぞれの赤外線検出素子3は、HgCdTe等の角片
(一辺が50μm 〜100 μm,厚さが約10μm)で形成された
受光部からなり、受光部の相対向する側縁にそれぞれ出
力導体パターンを設けている。
【0004】基板2を液体窒素,ジュールトムソン冷却
器等の冷却器5を内装した基台4上に搭載して、赤外線
検出素子3を極低温(80K前後)に冷却して、室温の
持つエネルギーKT(Kはボルツマン定数,Tは絶対温
度)の影響を排除している。
器等の冷却器5を内装した基台4上に搭載して、赤外線
検出素子3を極低温(80K前後)に冷却して、室温の
持つエネルギーKT(Kはボルツマン定数,Tは絶対温
度)の影響を排除している。
【0005】また、赤外線検出器1の空間分解能を向上
するために、赤外線検出素子3の視野角を所定に設定し
迷光を防止しなければならない。そのために、配列した
赤外線検出素子3を取り囲むように基台4上にコールド
アパーチャ6を取り付けている。
するために、赤外線検出素子3の視野角を所定に設定し
迷光を防止しなければならない。そのために、配列した
赤外線検出素子3を取り囲むように基台4上にコールド
アパーチャ6を取り付けている。
【0006】
【従来の技術】製造品質のばらつきにより、赤外線検出
器の各赤外線検出素子間にレスポンシビティのばらつき
が存在し、赤外線を受光して各赤外線検出素子が出力す
る光電流は、並列した赤外線検出素子間で不均一であ
る。
器の各赤外線検出素子間にレスポンシビティのばらつき
が存在し、赤外線を受光して各赤外線検出素子が出力す
る光電流は、並列した赤外線検出素子間で不均一であ
る。
【0007】したがって、このレスポンシビティのばら
つきを補正することなく赤外線映像装置を使用すると、
得られる映像の信頼度が低下する。このため赤外線を取
得する前或いは取得中に、機械的に均一な赤外線放射面
を有する温度基準板を赤外線の入射光路中に短時間に挿
入し、それぞれの赤外線検出素子の光電流を計測し、赤
外線検出素子の定常偏差を補正することが要求されてい
る。
つきを補正することなく赤外線映像装置を使用すると、
得られる映像の信頼度が低下する。このため赤外線を取
得する前或いは取得中に、機械的に均一な赤外線放射面
を有する温度基準板を赤外線の入射光路中に短時間に挿
入し、それぞれの赤外線検出素子の光電流を計測し、赤
外線検出素子の定常偏差を補正することが要求されてい
る。
【0008】一方、物体が輻射する赤外線が赤外線検出
素子に入射しなくても、逆バイアス下で流れる電流、所
謂暗電流が赤外線検出素子に流れている。この光電流も
また並列した赤外線検出素子間でばらついている。
素子に入射しなくても、逆バイアス下で流れる電流、所
謂暗電流が赤外線検出素子に流れている。この光電流も
また並列した赤外線検出素子間でばらついている。
【0009】このため赤外線を取得する前或いは取得中
に、温度基準となる均一な赤外線を赤外線検出素子に入
射して赤外線検出素子間の暗電流を補正し、その補正し
た光電流の上に、物体が輻射した赤外線の光電流を重畳
させる必要がある。
に、温度基準となる均一な赤外線を赤外線検出素子に入
射して赤外線検出素子間の暗電流を補正し、その補正し
た光電流の上に、物体が輻射した赤外線の光電流を重畳
させる必要がある。
【0010】従来は赤外線を受光させる直前或いは受光
中に、均一な温度基準板(例えば室温に等しい温度の金
属板)を対物レンズ系の前面に手で挿入し、入射光路を
遮断し、その時のそれぞれの赤外線検出素子の光電流を
計測し、赤外線検出素子の定常偏差を赤外線映像装置に
設けた信号処理回路で自動的に補正している。
中に、均一な温度基準板(例えば室温に等しい温度の金
属板)を対物レンズ系の前面に手で挿入し、入射光路を
遮断し、その時のそれぞれの赤外線検出素子の光電流を
計測し、赤外線検出素子の定常偏差を赤外線映像装置に
設けた信号処理回路で自動的に補正している。
【0011】或いは、赤外線を受光させる直前或いは受
光中に、赤外線検出器の受光口を天空に向けて天空の温
度を基準にし、それぞれの赤外線検出素子の光電流を計
測し、赤外線検出素子の定常偏差を赤外線映像装置に設
けた処理回路で自動的に補正している。
光中に、赤外線検出器の受光口を天空に向けて天空の温
度を基準にし、それぞれの赤外線検出素子の光電流を計
測し、赤外線検出素子の定常偏差を赤外線映像装置に設
けた処理回路で自動的に補正している。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】温度基準板を対物レン
ズ系の前面に挿入し入射光路を遮断して定常偏差を補正
する手段、及び受光口を天空に向け天空の温度を基準に
して定常偏差を補正する手段の手段も、レスポンシビテ
ィの補正ができる。
ズ系の前面に挿入し入射光路を遮断して定常偏差を補正
する手段、及び受光口を天空に向け天空の温度を基準に
して定常偏差を補正する手段の手段も、レスポンシビテ
ィの補正ができる。
【0013】しかし、温度基準板が輻射する赤外線エネ
ルギー或いは天空からの赤外線エネルギーが、赤外線検
出器に入射するので、暗電流成分のばらつきの補正がで
きないのという問題点があった。
ルギー或いは天空からの赤外線エネルギーが、赤外線検
出器に入射するので、暗電流成分のばらつきの補正がで
きないのという問題点があった。
【0014】また、温度基準板を対物レンズ系の前面に
挿入する手段は、飛行物体に搭載した赤外線映像装置に
は適用できないという問題点があった。一方、赤外線検
出器の受光口を天空に向けて天空の温度を基準にする手
段は、雲がある場合には天空の温度が均一でなくて、レ
スポンシビティの補正の精度が低いという問題点があっ
た。
挿入する手段は、飛行物体に搭載した赤外線映像装置に
は適用できないという問題点があった。一方、赤外線検
出器の受光口を天空に向けて天空の温度を基準にする手
段は、雲がある場合には天空の温度が均一でなくて、レ
スポンシビティの補正の精度が低いという問題点があっ
た。
【0015】本発明はこのような点に鑑みて創作された
もので、レスポンシビティのばらつきの補正、及び暗電
流のばらつきの補正が実施され、画像品質の信頼度が高
い赤外線映像装置を提供することを目的としている。
もので、レスポンシビティのばらつきの補正、及び暗電
流のばらつきの補正が実施され、画像品質の信頼度が高
い赤外線映像装置を提供することを目的としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、図1に例示したように所定の低温に冷却
された赤外線検出素子3が並列した赤外線検出器1と、
赤外線検出器1の前面で入射光路を遮断するよう、反射
面を赤外線検出素子3に対向して挿入するミラー20と、
ミラー20を入射光路に所定時間挿入する駆動手段100
と、ミラー20が入射光路を遮断した状態でそれぞれの赤
外線検出素子3の出力を均一に補正する処理回路14と
を、備えた構成とする。
めに本発明は、図1に例示したように所定の低温に冷却
された赤外線検出素子3が並列した赤外線検出器1と、
赤外線検出器1の前面で入射光路を遮断するよう、反射
面を赤外線検出素子3に対向して挿入するミラー20と、
ミラー20を入射光路に所定時間挿入する駆動手段100
と、ミラー20が入射光路を遮断した状態でそれぞれの赤
外線検出素子3の出力を均一に補正する処理回路14と
を、備えた構成とする。
【0017】或いは、赤外線検出素子3への入射光路A
を遮断するよう赤外線検出器1の前面に反射面を赤外線
検出素子側にして挿入するミラーを、凹面ミラー21とし
たものとする。
を遮断するよう赤外線検出器1の前面に反射面を赤外線
検出素子側にして挿入するミラーを、凹面ミラー21とし
たものとする。
【0018】ミラーを駆動する前述の駆動手段が、先端
部にミラー20(又は凹面ミラー21)が搭載され、スタン
ドに設けた支軸を軸にして入射光路に垂直な平面内で揺
動運動するアームと、アームの揺動運動の一方の反転点
でミラーが入射光路Aを遮断し、所定時間停止するよう
アームを駆動する揺動運動付与機構とを、備えたもので
あるものとする。
部にミラー20(又は凹面ミラー21)が搭載され、スタン
ドに設けた支軸を軸にして入射光路に垂直な平面内で揺
動運動するアームと、アームの揺動運動の一方の反転点
でミラーが入射光路Aを遮断し、所定時間停止するよう
アームを駆動する揺動運動付与機構とを、備えたもので
あるものとする。
【0019】前述の揺動運動付与機構が、図3に例示し
たように、ミラー20(又は凹面ミラー21)とは反対側の
アーム31の端部に装着したローラー32と、ローラー32が
高変位部に位置した時にミラー20(又は凹面ミラー21)
が入射光路Aを遮断するようローラー32に変位運動を付
与する板カム35と、板カム35を転駆動するモータ39とか
らなるものとする。
たように、ミラー20(又は凹面ミラー21)とは反対側の
アーム31の端部に装着したローラー32と、ローラー32が
高変位部に位置した時にミラー20(又は凹面ミラー21)
が入射光路Aを遮断するようローラー32に変位運動を付
与する板カム35と、板カム35を転駆動するモータ39とか
らなるものとする。
【0020】前述のアームの一端に設けたローラーとこ
のローラに所定の変位運動を付与する板カムとからなる
揺動運動付与機構に代わって、図4に例示したように、
ミラー20(又は凹面ミラー21)とは反対側のアーム41の
端部に装着した磁性体42と、支柱47に磁性体42を挟んで
対向配置され、交互に通電することで磁性体42を吸引し
アーム41に揺動運動を付与する一対の電磁石45,46 とを
備え、一方の電磁石45が作動しているきる時に、ミラー
20(又は凹面ミラー21)が入射光を遮断する構成とす
る。
のローラに所定の変位運動を付与する板カムとからなる
揺動運動付与機構に代わって、図4に例示したように、
ミラー20(又は凹面ミラー21)とは反対側のアーム41の
端部に装着した磁性体42と、支柱47に磁性体42を挟んで
対向配置され、交互に通電することで磁性体42を吸引し
アーム41に揺動運動を付与する一対の電磁石45,46 とを
備え、一方の電磁石45が作動しているきる時に、ミラー
20(又は凹面ミラー21)が入射光を遮断する構成とす
る。
【0021】先端部にミラーを搭載したアームと、アー
ムの揺動運動の一方の反転点でミラーが入射光路を遮断
する揺動運動付与機構駆動手段とを、備えた前述の駆動
手段に代わって、所定の箇所に設けた孔にミラーが嵌着
された、レール付筺体上で入射光路Aに垂直な平面内で
直線往復運動するブロック状のスライダと、スライダの
往復運動の一方の反転点でミラーが入射光路を遮断し、
所定時間停止するようスライダを駆動する往復運動付与
機構と、からなる駆動手段を備えた構成とする。
ムの揺動運動の一方の反転点でミラーが入射光路を遮断
する揺動運動付与機構駆動手段とを、備えた前述の駆動
手段に代わって、所定の箇所に設けた孔にミラーが嵌着
された、レール付筺体上で入射光路Aに垂直な平面内で
直線往復運動するブロック状のスライダと、スライダの
往復運動の一方の反転点でミラーが入射光路を遮断し、
所定時間停止するようスライダを駆動する往復運動付与
機構と、からなる駆動手段を備えた構成とする。
【0022】図5に例示したように、前述の往復運動付
与機構が、スライダ50に取り付けたプランジャ51と、通
電することでプランジャ51を吸引するソレノイドコイル
52と、ソレノイドコイル52とは反対方向にスライダ50を
付勢移動するばねとを備えたものとする。
与機構が、スライダ50に取り付けたプランジャ51と、通
電することでプランジャ51を吸引するソレノイドコイル
52と、ソレノイドコイル52とは反対方向にスライダ50を
付勢移動するばねとを備えたものとする。
【0023】或いは図5に例示した揺動運動付与機構に
代わって、図6に例示したように、スライダ60の下部又
は上部に装着したラック(図示省略)と、ラックに噛合
するピニオン65と、ピニオン65に正逆回転運動を付与す
るモータ64とからなる往復運動付与機構とする。
代わって、図6に例示したように、スライダ60の下部又
は上部に装着したラック(図示省略)と、ラックに噛合
するピニオン65と、ピニオン65に正逆回転運動を付与す
るモータ64とからなる往復運動付与機構とする。
【0024】図7に例示したように、前述の2つの何れ
かの駆動手段に代えて、同一円上にミラー20(又は凹面
ミラー21)と窓72とが交互に等ピッチで配置された回転
板70と、ミラー20(又は凹面ミラー21)が入射光路Aを
遮断した時に回転板70を所定時間停止するよう、回転板
70を回転駆動するモータ74とからなる駆動手段とした構
成とする。
かの駆動手段に代えて、同一円上にミラー20(又は凹面
ミラー21)と窓72とが交互に等ピッチで配置された回転
板70と、ミラー20(又は凹面ミラー21)が入射光路Aを
遮断した時に回転板70を所定時間停止するよう、回転板
70を回転駆動するモータ74とからなる駆動手段とした構
成とする。
【0025】
【作用】本発明は、所定の低温に冷却された複数の赤外
線検出素子が並列した赤外線検出器の前面に、赤外線検
出素子への入射光を遮断し反射面が赤外線検出素子に対
向するよう、赤外線検出器の前面にミラーを挿入するよ
う構成されものである。
線検出素子が並列した赤外線検出器の前面に、赤外線検
出素子への入射光を遮断し反射面が赤外線検出素子に対
向するよう、赤外線検出器の前面にミラーを挿入するよ
う構成されものである。
【0026】したがって、物体が輻射する赤外線を赤外
線検出器で検出する直前又は検出中に、ミラーを入射光
路中に挿入すると、赤外線検出素子に赤外線の入射が阻
止されるとともに、ミラーが赤外線検出素子が放出する
極低温の輻射エネルギーを赤外線検出素子方向に反射す
る。よって赤外線検出素子に入射する外部エネルギーが
殆ど無くなる。
線検出器で検出する直前又は検出中に、ミラーを入射光
路中に挿入すると、赤外線検出素子に赤外線の入射が阻
止されるとともに、ミラーが赤外線検出素子が放出する
極低温の輻射エネルギーを赤外線検出素子方向に反射す
る。よって赤外線検出素子に入射する外部エネルギーが
殆ど無くなる。
【0027】この状態で、それぞれの赤外線検出素子の
出力(光電流)が均一になるように処理回路で補正する
ものである。このように外部エネルギーが殆ど入射され
ていない状態で、それぞれの赤外線検出素子の光電流を
均一に補正しているので、それぞれの赤外線検出素子の
レスポンシビティのばらつき、及び暗電流のばらつきを
補正できる。
出力(光電流)が均一になるように処理回路で補正する
ものである。このように外部エネルギーが殆ど入射され
ていない状態で、それぞれの赤外線検出素子の光電流を
均一に補正しているので、それぞれの赤外線検出素子の
レスポンシビティのばらつき、及び暗電流のばらつきを
補正できる。
【0028】またミラーを凹面ミラーにすると、赤外線
検出素子が放出する極低温の輻射エネルギーの殆ど全て
が赤外線検出素子に戻り赤外線検出素子が極低温の状態
に維持される。よって、レスポンシビティのばらつき、
及び暗電流のばらつきの補正の精度がさらに向上する。
検出素子が放出する極低温の輻射エネルギーの殆ど全て
が赤外線検出素子に戻り赤外線検出素子が極低温の状態
に維持される。よって、レスポンシビティのばらつき、
及び暗電流のばらつきの補正の精度がさらに向上する。
【0029】請求項2乃至請求項9の何れの駆動手段で
あっても、赤外線映像装置の運用形態(赤外線映像装置
を移動物体に搭載して使用するか、地上に設置して使用
するかの運用形態)、及び運用環境(周囲温度,晴雨等
の天候)に関係なく、短時間にレスポンシビティのばら
つき、及び暗電流のばらつきの補正を実施できる。
あっても、赤外線映像装置の運用形態(赤外線映像装置
を移動物体に搭載して使用するか、地上に設置して使用
するかの運用形態)、及び運用環境(周囲温度,晴雨等
の天候)に関係なく、短時間にレスポンシビティのばら
つき、及び暗電流のばらつきの補正を実施できる。
【0030】
【実施例】以下図を参照しながら、本発明を具体的に説
明する。なお、全図を通じて同一符号は同一対象物を示
す。
明する。なお、全図を通じて同一符号は同一対象物を示
す。
【0031】図1は本発明の原理を示す図、図2の(A),
(B) はそれぞれ本発明の作用を説明する図、図3は第1
の実施例の図であり、図4は第2の実施例の斜視図であ
る。図5は第3の実施例の断面図、図6は第4の実施例
の斜視図であり、図7は第5の実施例の斜視図である。
(B) はそれぞれ本発明の作用を説明する図、図3は第1
の実施例の図であり、図4は第2の実施例の斜視図であ
る。図5は第3の実施例の断面図、図6は第4の実施例
の斜視図であり、図7は第5の実施例の斜視図である。
【0032】詳細を図2に図示したように、赤外線検出
器1の赤外線検出素子3は、サファイア等からなる基板
2の表面に、長手方向に等ピッチで配列形成されてい
る。基板2を液体窒素,ジュールトムソン冷却器等の冷
却器5を内装した基台4上に搭載して、赤外線検出素子
3を極低温(80K前後)に冷却し、室温の持つエネル
ギーKT(Kはボルツマン定数,Tは絶対温度)の影響
を排除しているいる。
器1の赤外線検出素子3は、サファイア等からなる基板
2の表面に、長手方向に等ピッチで配列形成されてい
る。基板2を液体窒素,ジュールトムソン冷却器等の冷
却器5を内装した基台4上に搭載して、赤外線検出素子
3を極低温(80K前後)に冷却し、室温の持つエネル
ギーKT(Kはボルツマン定数,Tは絶対温度)の影響
を排除しているいる。
【0033】さらに、配列した赤外線検出素子3を取り
囲むように基台4上に、コールドアパーチャ6を取り付
けて、赤外線検出器1の空間分解能を向上させている。
本発明の赤外線映像装置は図1に例示したように、物体
が輻射する赤外線を対物レンズ系7で平行光線にし収束
し、赤外線検出器1の赤外線検出素子3の受光面に集光
して赤外線を検出し、赤外線検出素子3が出力する光電
流をアンプ回路11で増幅しビデオ回路12を経てCRTモ
ニタ13に映像表示させている。
囲むように基台4上に、コールドアパーチャ6を取り付
けて、赤外線検出器1の空間分解能を向上させている。
本発明の赤外線映像装置は図1に例示したように、物体
が輻射する赤外線を対物レンズ系7で平行光線にし収束
し、赤外線検出器1の赤外線検出素子3の受光面に集光
して赤外線を検出し、赤外線検出素子3が出力する光電
流をアンプ回路11で増幅しビデオ回路12を経てCRTモ
ニタ13に映像表示させている。
【0034】20は、反射面が赤外線検出素子3に対向す
るように、赤外線検出器1と対物レンズ系7と間に挿入
し、赤外線検出素子3の入射光路を遮断するミラーであ
る。21は、ミラー20に代えて、反射面が赤外線検出素子
3に対向するように、赤外線検出器1と対物レンズ系7
と間に挿入し、赤外線検出素子3への入射光を遮断する
凹面ミラーである。
るように、赤外線検出器1と対物レンズ系7と間に挿入
し、赤外線検出素子3の入射光路を遮断するミラーであ
る。21は、ミラー20に代えて、反射面が赤外線検出素子
3に対向するように、赤外線検出器1と対物レンズ系7
と間に挿入し、赤外線検出素子3への入射光を遮断する
凹面ミラーである。
【0035】100 は、ミラー20を入射光路に所定時間
(例えば2秒間)挿入する駆動手段である。14は、ミラ
ー20が入射光を遮断した状態でそれぞれの赤外線検出素
子3の出力を均一に補正するよう、アンプ11に接続した
処理回路である。
(例えば2秒間)挿入する駆動手段である。14は、ミラ
ー20が入射光を遮断した状態でそれぞれの赤外線検出素
子3の出力を均一に補正するよう、アンプ11に接続した
処理回路である。
【0036】15は、赤外線映像装置を作動し、物体が輻
射する赤外線を検出する直前又は検出中に駆動手段100
を作動させ、且つミラー20が入射光路に挿入された時
に、所定の補正処理実行を処理回路14に指令する制御部
である。
射する赤外線を検出する直前又は検出中に駆動手段100
を作動させ、且つミラー20が入射光路に挿入された時
に、所定の補正処理実行を処理回路14に指令する制御部
である。
【0037】物体が輻射する赤外線を赤外線検出器1で
検出する直前又は検出中に、ミラー20を入射光路(点線
Aで示す)に挿入すると物体が輻射する赤外線が図2の
(A)に図示したように赤外線検出器1に入射しなくな
る。一方、赤外線検出器1が放出する極低温の輻射エネ
ルギーをミラー20が赤外線検出素子3方向に反射するの
で、赤外線検出素子3に入射する外部エネルギーが殆ど
無くなる。
検出する直前又は検出中に、ミラー20を入射光路(点線
Aで示す)に挿入すると物体が輻射する赤外線が図2の
(A)に図示したように赤外線検出器1に入射しなくな
る。一方、赤外線検出器1が放出する極低温の輻射エネ
ルギーをミラー20が赤外線検出素子3方向に反射するの
で、赤外線検出素子3に入射する外部エネルギーが殆ど
無くなる。
【0038】この状態で、それぞれの赤外線検出素子3
の出力(光電流)が均一になるようそれぞれの赤外線検
出素子3毎に補正値を処理回路14で算出する。外部エネ
ルギーが殆ど入射されていない状態で、それぞれの赤外
線検出素子3の光電流を均一に補正しているので、それ
ぞれの赤外線検出素子3のレスポンシビティのばらつ
き、及び暗電流のばらつきを補正できる。
の出力(光電流)が均一になるようそれぞれの赤外線検
出素子3毎に補正値を処理回路14で算出する。外部エネ
ルギーが殆ど入射されていない状態で、それぞれの赤外
線検出素子3の光電流を均一に補正しているので、それ
ぞれの赤外線検出素子3のレスポンシビティのばらつ
き、及び暗電流のばらつきを補正できる。
【0039】赤外線映像装置が稼働しそれぞれの赤外線
検出素子3が物体が輻射する赤外線を受光し光電流を出
力すると、その光電流の上に処理回路14がそれぞれの赤
外線検出素子3毎に算出した前述の補整値を重畳してア
ンプ回路11に送付し、アンプ回路11で増幅している。
検出素子3が物体が輻射する赤外線を受光し光電流を出
力すると、その光電流の上に処理回路14がそれぞれの赤
外線検出素子3毎に算出した前述の補整値を重畳してア
ンプ回路11に送付し、アンプ回路11で増幅している。
【0040】したがって、赤外線映像装置の得られる画
像品質の信頼度が高い。また、図2の(B) に図示したよ
うに、凹面ミラー21を入射光路に挿入すると、赤外線検
出素子3 が放出する極低温の輻射エネルギーの殆ど全て
が赤外線検出素子3に戻り赤外線検出素子3が極低温の
状態に維持されるので、レスポンシビティのばらつき、
及び暗電流のばらつきの補正精度がさらに向上する。
像品質の信頼度が高い。また、図2の(B) に図示したよ
うに、凹面ミラー21を入射光路に挿入すると、赤外線検
出素子3 が放出する極低温の輻射エネルギーの殆ど全て
が赤外線検出素子3に戻り赤外線検出素子3が極低温の
状態に維持されるので、レスポンシビティのばらつき、
及び暗電流のばらつきの補正精度がさらに向上する。
【0041】以下図3, 4を参照しながら、揺動運動付
与機構を備えた駆動手段100 の実施例を説明する。図3
において31は、スタンド34に設けた支軸33を軸にして、
入射光路Aに垂直な平面内で揺動するアームである。ア
ーム31の一方の端部に設けた孔にミラー20(又は凹面ミ
ラー21)を嵌着している。またアーム31の他方の端部に
回転自在にローラー32を装着している。
与機構を備えた駆動手段100 の実施例を説明する。図3
において31は、スタンド34に設けた支軸33を軸にして、
入射光路Aに垂直な平面内で揺動するアームである。ア
ーム31の一方の端部に設けた孔にミラー20(又は凹面ミ
ラー21)を嵌着している。またアーム31の他方の端部に
回転自在にローラー32を装着している。
【0042】35は、モータ39を駆動することで回転し、
外周面に接触しているローラー32に半径方向の変位運動
を付与する板カムである。アーム31の支軸33とローラー
32間に引張りコイルばね36の一端を固着し、引張りコイ
ルばね36の他端を固定物に固着して、引張りコイルばね
36の引張力によりローラー32が板カム35の外周面に押圧
するようにしている。
外周面に接触しているローラー32に半径方向の変位運動
を付与する板カムである。アーム31の支軸33とローラー
32間に引張りコイルばね36の一端を固着し、引張りコイ
ルばね36の他端を固定物に固着して、引張りコイルばね
36の引張力によりローラー32が板カム35の外周面に押圧
するようにしている。
【0043】そして、板カム35が回転しローラー32が板
カム35の高変位部の立ち上がりにさしかかるとアーム31
が揺動を始め、ローラー32が高変位部の位置している所
定の時間(約2秒)中は、ミラーの反射面が赤外線検出
素子3に対向しているように、カムの形状, アーム31の
寸法及びモータ39の回転数を設定している。
カム35の高変位部の立ち上がりにさしかかるとアーム31
が揺動を始め、ローラー32が高変位部の位置している所
定の時間(約2秒)中は、ミラーの反射面が赤外線検出
素子3に対向しているように、カムの形状, アーム31の
寸法及びモータ39の回転数を設定している。
【0044】ミラー20(又は凹面ミラー21)が入射光路
Aを遮断すると、赤外線検出器が放出する極低温の輻射
エネルギーをミラーが赤外線検出素子方向に反射する。
また、板カム35が回転してローラー32が板カム35の低変
位部に移動すると、アーム31が揺動して、ミラー20(又
は凹面ミラー21)が入射光路Aから外れた位置に移動す
る。したがって、物体が輻射する赤外線が赤外線検出素
子に集光する。
Aを遮断すると、赤外線検出器が放出する極低温の輻射
エネルギーをミラーが赤外線検出素子方向に反射する。
また、板カム35が回転してローラー32が板カム35の低変
位部に移動すると、アーム31が揺動して、ミラー20(又
は凹面ミラー21)が入射光路Aから外れた位置に移動す
る。したがって、物体が輻射する赤外線が赤外線検出素
子に集光する。
【0045】なお、モータ39は1回転すると制御部15の
指令により停止するものである。図4において41は、ス
タンド44に設けた支軸43を軸にして、入射光路Aに垂直
な平面内で揺動するアームである。アーム41の一方の端
部に設けた孔にミラー20(又は凹面ミラー21)を嵌着し
ている。
指令により停止するものである。図4において41は、ス
タンド44に設けた支軸43を軸にして、入射光路Aに垂直
な平面内で揺動するアームである。アーム41の一方の端
部に設けた孔にミラー20(又は凹面ミラー21)を嵌着し
ている。
【0046】ミラー20(又は凹面ミラー21)とは反対側
のアーム41の端部に、棒状の磁性体42を取り付けてい
る。また、磁性体42を挟んで対向するように、一対の電
磁石45,46 を支柱47に装着し、電磁石45,46 に交互に通
電すると、通電された電磁石が磁性体42を吸引しアーム
41が揺動する。
のアーム41の端部に、棒状の磁性体42を取り付けてい
る。また、磁性体42を挟んで対向するように、一対の電
磁石45,46 を支柱47に装着し、電磁石45,46 に交互に通
電すると、通電された電磁石が磁性体42を吸引しアーム
41が揺動する。
【0047】そして、一方の電磁石45が作動しているき
る時に、ミラー20(又は凹面ミラー21)が入射光路Aを
遮断するような構造にしている。以下図5, 6を参照し
ながら、往復運動付与機構を備えた駆動手段100 の実施
例を説明する。
る時に、ミラー20(又は凹面ミラー21)が入射光路Aを
遮断するような構造にしている。以下図5, 6を参照し
ながら、往復運動付与機構を備えた駆動手段100 の実施
例を説明する。
【0048】図5において、50は、レール付筺体55の下
板及び上板に設けたガイドレール57に案内されて、入射
光路Aに垂直な平面内を往復運動するブロック状のスラ
イダである。
板及び上板に設けたガイドレール57に案内されて、入射
光路Aに垂直な平面内を往復運動するブロック状のスラ
イダである。
【0049】スライダ50に入射光が通過する窓25を設
け、この窓25に近接し平行する孔を設けこの孔にミラー
20(又は凹面ミラー21)を嵌着している。51は、スライ
ダ50の一方の端面(窓25寄りの端面) に取り付けた磁性
体よりなる棒状のプランジャである。52は、磁性体より
なるフレーム54の軸心孔に装着した、プランジャ51を吸
引するソレノイドコイルである。
け、この窓25に近接し平行する孔を設けこの孔にミラー
20(又は凹面ミラー21)を嵌着している。51は、スライ
ダ50の一方の端面(窓25寄りの端面) に取り付けた磁性
体よりなる棒状のプランジャである。52は、磁性体より
なるフレーム54の軸心孔に装着した、プランジャ51を吸
引するソレノイドコイルである。
【0050】なお、ソレノイドコイル52の中空部に非磁
性体よりなるスリーブ53を嵌入し、スリーブ53の軸心孔
に吸引されたプランジャ51が挿入されるようにして、ソ
レノイドコイル52がプランジャ51により損傷しないよう
にしている。
性体よりなるスリーブ53を嵌入し、スリーブ53の軸心孔
に吸引されたプランジャ51が挿入されるようにして、ソ
レノイドコイル52がプランジャ51により損傷しないよう
にしている。
【0051】ソレノイドコイル52は直流電源59に接続さ
れている。制御部15の指令によりスイッチ58がオンとな
ると、ソレノイドコイル52がプランジャ51を中空部内に
吸引する。プランジャ51が吸引されると、スライダ50が
ソレノイドコイル52方向に移動して、ミラー20(又は凹
面ミラー21)が入射光路Aを遮断し、赤外線検出器が放
出する極低温の輻射エネルギーをミラーが赤外線検出素
子方向に反射する。
れている。制御部15の指令によりスイッチ58がオンとな
ると、ソレノイドコイル52がプランジャ51を中空部内に
吸引する。プランジャ51が吸引されると、スライダ50が
ソレノイドコイル52方向に移動して、ミラー20(又は凹
面ミラー21)が入射光路Aを遮断し、赤外線検出器が放
出する極低温の輻射エネルギーをミラーが赤外線検出素
子方向に反射する。
【0052】所定時間後にソレノイドコイル52の通電を
断にすると、スライダ50のミラー寄りの端面に係着した
引張りコイルばね56が、スライダ50をソレノイドコイル
52とは反対側に移動させ、窓25が入射光路Aに対応する
位置に移動する。
断にすると、スライダ50のミラー寄りの端面に係着した
引張りコイルばね56が、スライダ50をソレノイドコイル
52とは反対側に移動させ、窓25が入射光路Aに対応する
位置に移動する。
【0053】図6において60は、中心を貫通する孔にミ
ラー20(又は凹面ミラー21)を嵌着したブロック状のス
ライダである。61は、水平に平行する上部ガイドレール
61A,下部ガイドレール61B と、上部・下部ガイドレール
61A,61B の対応する左右の端部をそれぞれ連結する一対
のスタンド61C とで、入射光路Aに垂直な平面内でスラ
イダ60を往復移動し得るように構成された、正面視が枠
形のレール付筺体である。
ラー20(又は凹面ミラー21)を嵌着したブロック状のス
ライダである。61は、水平に平行する上部ガイドレール
61A,下部ガイドレール61B と、上部・下部ガイドレール
61A,61B の対応する左右の端部をそれぞれ連結する一対
のスタンド61C とで、入射光路Aに垂直な平面内でスラ
イダ60を往復移動し得るように構成された、正面視が枠
形のレール付筺体である。
【0054】スライダ60の下部にラック(図示省略)を
取付けている。一方、モータ軸にピニオン65を固着した
モータ64を基台63に取付け、このピニオン65をラックに
噛合させている。
取付けている。一方、モータ軸にピニオン65を固着した
モータ64を基台63に取付け、このピニオン65をラックに
噛合させている。
【0055】モータ64を正回転(点線矢印方向) する
と、ミラー20(又は凹面ミラー21)が入射光路Aを遮断
する位置にスライダ60が移動し、赤外線検出器が放出す
る極低温の輻射エネルギーをミラー20(又は凹面ミラー
21)が赤外線検出素子方向に反射する。
と、ミラー20(又は凹面ミラー21)が入射光路Aを遮断
する位置にスライダ60が移動し、赤外線検出器が放出す
る極低温の輻射エネルギーをミラー20(又は凹面ミラー
21)が赤外線検出素子方向に反射する。
【0056】また、モータ64を逆回転(実線矢印方向)
すると、スライダ60が入射光路Aから外れて、物体が輻
射する赤外線が赤外線検出素子に集光するようになる。
なお、モータ64は正逆自在のモータならばどんな型のモ
ータでもよいが、ステップモータは、正逆回転が容易で
あり、またミラー20が所定時間入射光路Aを遮断するよ
うにスライダ60を移動させることができるので好まし
い。
すると、スライダ60が入射光路Aから外れて、物体が輻
射する赤外線が赤外線検出素子に集光するようになる。
なお、モータ64は正逆自在のモータならばどんな型のモ
ータでもよいが、ステップモータは、正逆回転が容易で
あり、またミラー20が所定時間入射光路Aを遮断するよ
うにスライダ60を移動させることができるので好まし
い。
【0057】図7に他の駆動手段の実施例を示す。図7
において、70は、同一円上にミラー20(又は凹面ミラー
21)と入射光が通過する窓72とを交互に等ピッチで配置
した(図ではミラーと窓を2個づつ配置している)回転
板である。
において、70は、同一円上にミラー20(又は凹面ミラー
21)と入射光が通過する窓72とを交互に等ピッチで配置
した(図ではミラーと窓を2個づつ配置している)回転
板である。
【0058】スタンド75に例えばステップモータ74を搭
載して、このステップモータ74のモータ軸を回転板70の
中心孔に挿入し固着している。ミラー20(又は凹面ミラ
ー21)が入射光路Aを遮断した時に回転板70を所定時間
停止するよう、回転板70を回転駆動するモータ74とから
なる駆動手段とした構成とする。
載して、このステップモータ74のモータ軸を回転板70の
中心孔に挿入し固着している。ミラー20(又は凹面ミラ
ー21)が入射光路Aを遮断した時に回転板70を所定時間
停止するよう、回転板70を回転駆動するモータ74とから
なる駆動手段とした構成とする。
【0059】そして、ミラー20(又は凹面ミラー21)が
入射光路Aを遮断する位置になるように、回転板70を回
転しその状態を所定時間維持するようにステップモータ
74を停止する。
入射光路Aを遮断する位置になるように、回転板70を回
転しその状態を所定時間維持するようにステップモータ
74を停止する。
【0060】このことにより、赤外線検出器が放出する
極低温の輻射エネルギーをミラー20(又は凹面ミラー2
1)が赤外線検出素子方向に反射する。所定時間後に窓7
2が入射光路Aに位置するように、ステップモータ74を
所定角度だけ回転し、物体が輻射する赤外線が窓72を通
過して赤外線検出素子に集光するようにする。
極低温の輻射エネルギーをミラー20(又は凹面ミラー2
1)が赤外線検出素子方向に反射する。所定時間後に窓7
2が入射光路Aに位置するように、ステップモータ74を
所定角度だけ回転し、物体が輻射する赤外線が窓72を通
過して赤外線検出素子に集光するようにする。
【0061】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成されている
ので、以下に記載されるような効果を奏する。
ので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0062】物体が輻射する赤外線を赤外線検出器で検
出する直前又は検出中に、ミラーを入射光路中に挿入す
ると、赤外線検出素子に赤外線の入射が阻止されるとと
もに、ミラーが赤外線検出素子が放出する極低温の輻射
エネルギーを赤外線検出素子方向に反射する。よって赤
外線検出素子に入射する外部エネルギーが殆ど無い状態
で、それぞれの赤外線検出素子の光電流を均一に補正で
きる。
出する直前又は検出中に、ミラーを入射光路中に挿入す
ると、赤外線検出素子に赤外線の入射が阻止されるとと
もに、ミラーが赤外線検出素子が放出する極低温の輻射
エネルギーを赤外線検出素子方向に反射する。よって赤
外線検出素子に入射する外部エネルギーが殆ど無い状態
で、それぞれの赤外線検出素子の光電流を均一に補正で
きる。
【0063】したがって、それぞれの赤外線検出素子の
レスポンシビティのばらつき、及び暗電流のばらつきを
補正することができ、画像品質の信頼度が高い。またミ
ラーを凹面ミラーにすると、レスポンシビティのばらつ
き、及び暗電流のばらつきの補正の精度がさらに向上す
る。
レスポンシビティのばらつき、及び暗電流のばらつきを
補正することができ、画像品質の信頼度が高い。またミ
ラーを凹面ミラーにすると、レスポンシビティのばらつ
き、及び暗電流のばらつきの補正の精度がさらに向上す
る。
【0064】請求項2乃至請求項9の何れの駆動手段で
あっても、赤外線映像装置の運用形態(赤外線映像装置
を移動物体に搭載して使用するか、地上に設置して使用
するかの運用形態)、及び運用環境(周囲温度,晴雨等
の天候)に関係なく、短時間にレスポンシビティのばら
つき、及び暗電流のばらつきの補正を実施できる。
あっても、赤外線映像装置の運用形態(赤外線映像装置
を移動物体に搭載して使用するか、地上に設置して使用
するかの運用形態)、及び運用環境(周囲温度,晴雨等
の天候)に関係なく、短時間にレスポンシビティのばら
つき、及び暗電流のばらつきの補正を実施できる。
【図1】本発明の原理を示す図である。
【図2】(A),(B) はそれぞれ本発明の作用を説明する図
である。
である。
【図3】第1の実施例の図である。
【図4】第2の実施例の斜視図である。
【図5】第3の実施例の断面図である。
【図6】第4の実施例の斜視図である。
【図7】第5の実施例の斜視図である。
【図8】赤外線映像装置の構成図である。
1 赤外線検出器 2 基板 3 赤外線検出素子 5 冷却器 6 コールドアパーチャ 7 対物レンズ系 11 アンプ 12 ビデオ回路 13 CRTモニタ 14 処理回路 15 制御部 100 駆動手段 20 ミラー 21 凹面ミラー 25,72 窓 31 アーム 32 ローラー 33,43 支軸 35 板カム 36,56 引張りコイルばね 39,64,74 モータ 42 磁性体 45,46 電磁石 50,60 スライダ 51 プランジャ 52 ソレノイドコイル 55,61 レール付筺体 64,74 モータ 70 回転板
フロントページの続き (72)発明者 石塚 広法 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 坪井 孝之 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 原 博一 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内
Claims (9)
- 【請求項1】 所定の低温に冷却された赤外線検出素子
が並列した赤外線検出器と、 該赤外線検出器の前面で入射光路を遮断するよう、反射
面を該赤外線検出素子に対向して挿入するミラーと、 該ミラーを該入射光路に所定時間挿入する駆動手段と、 該入射光路を該ミラーが遮断した状態で、それぞれの該
赤外線検出素子の出力を均一に補正する処理回路とを、
備えたことを特徴とする赤外線映像装置。 - 【請求項2】 前記ミラーが凹面ミラーであることを特
徴とする請求項1記載の赤外線映像装置。 - 【請求項3】 前記駆動手段が、 先端部にミラーが搭載され、スタンドに設けた支軸を軸
にして入射光路に垂直な平面内で揺動運動するアーム
と、 該アームの揺動運動の一方の反転点で該ミラーが入射光
路を遮断し、所定時間停止するよう該アームを駆動する
揺動運動付与機構とを、 備えたものであることを特徴とする請求項1又は2記載
の赤外線映像装置。 - 【請求項4】 請求項3記載の揺動運動付与機構が、 ミラーとは反対側のアームの端部に装着したローラー
と、 該ローラーが高変位部に位置した時に該ミラーが入射光
路を遮断するよう、該ローラーに変位運動を付与する板
カムと、 該板カムを回転駆動するモータとを、備えたものである
ことを特徴とする赤外線映像装置。 - 【請求項5】 請求項4記載の揺動運動付与機構に代え
て、 ミラーとは反対側のアームの端部に装着した磁性体と、 支柱上に該磁性体を挟んで対向配置され、交互に通電す
ることで該磁性体を吸引し該アームに揺動運動を付与
し、一方の電磁石が作動している時に該ミラーが入射光
路を遮断する一対の電磁石と、 からなる揺動運動付与機構を備えたことを特徴とする請
求項3記載の赤外線映像装置。 - 【請求項6】 請求項3記載の駆動手段に代えて、 所定の箇所に設けた孔にミラーが嵌着された、レール付
筺体上を入射光路に垂直な平面内で直線往復運動するブ
ロック状のスライダと、 該スライダの往復運動の一方の反転点で該ミラーが入射
光路を遮断し、所定時間停止するよう該スライダを駆動
する往復運動付与機構と、 からなる駆動手段を備えたことを特徴とする請求項1又
は2記載の赤外線映像装置。 - 【請求項7】 請求項6記載の往復運動付与機構が、 スライダに取り付けたプランジャと、 通電することで該プランジャを吸引するソレノイドコイ
ルと、 該ソレノイドコイルとは反対方向に該スライダを付勢移
動するばねとを備えたものであることを特徴とする赤外
線映像装置。 - 【請求項8】 請求項7記載の往復運動付与機構に代え
て、 スライダの下部又は上部に装着したラックと、 該ラックに噛合するピニオンと、 該ピニオンに正逆回転運動を付与するモータと、 からなる往復運動付与機構を備えたことを特徴とする請
求項6記載の赤外線映像装置。 - 【請求項9】 請求項3又は請求項6記載の駆動手段に
代えて、 同一円上にミラーと窓とが交互に等ピッチで配置された
回転板と、 該ミラーが入射光路を遮断した時に該回転板を所定時間
停止するよう、該回転板を回転駆動するモータと、 からなる駆動手段を備えたことを特徴とする請求項1又
は2記載の赤外線映像装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7150119A JPH095168A (ja) | 1995-06-16 | 1995-06-16 | 赤外線映像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7150119A JPH095168A (ja) | 1995-06-16 | 1995-06-16 | 赤外線映像装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH095168A true JPH095168A (ja) | 1997-01-10 |
Family
ID=15489906
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7150119A Withdrawn JPH095168A (ja) | 1995-06-16 | 1995-06-16 | 赤外線映像装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH095168A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001330512A (ja) * | 2000-05-19 | 2001-11-30 | Fujitsu Ltd | 赤外線撮像装置 |
| JP2008008908A (ja) * | 2007-08-23 | 2008-01-17 | Fujitsu Ltd | 赤外線撮像装置 |
| CN113867073A (zh) * | 2020-06-11 | 2021-12-31 | 北京小米移动软件有限公司 | 一种可变光圈模组、潜望式摄像头及电子设备 |
| CN117537933A (zh) * | 2024-01-10 | 2024-02-09 | 中国人民解放军92941部队 | 基于平面镜的快速非均匀校正装置及其校正方法 |
-
1995
- 1995-06-16 JP JP7150119A patent/JPH095168A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001330512A (ja) * | 2000-05-19 | 2001-11-30 | Fujitsu Ltd | 赤外線撮像装置 |
| JP2008008908A (ja) * | 2007-08-23 | 2008-01-17 | Fujitsu Ltd | 赤外線撮像装置 |
| CN113867073A (zh) * | 2020-06-11 | 2021-12-31 | 北京小米移动软件有限公司 | 一种可变光圈模组、潜望式摄像头及电子设备 |
| CN113867073B (zh) * | 2020-06-11 | 2023-07-04 | 北京小米移动软件有限公司 | 一种可变光圈模组、潜望式摄像头及电子设备 |
| CN117537933A (zh) * | 2024-01-10 | 2024-02-09 | 中国人民解放军92941部队 | 基于平面镜的快速非均匀校正装置及其校正方法 |
| CN117537933B (zh) * | 2024-01-10 | 2024-03-12 | 中国人民解放军92941部队 | 基于平面镜的快速非均匀校正装置及其校正方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US3287559A (en) | Infrared thermogram camera and scanning means therefor | |
| US2895049A (en) | Image transducer | |
| US7030968B2 (en) | Device for the three-dimensional recording of a scene using laser emission | |
| US5220463A (en) | Optical delay line | |
| US3733133A (en) | Balanced tiltable, rotating mirror with its optical axis angularly offset from its axis of rotation | |
| US3816741A (en) | Infrared scanning system | |
| US3631248A (en) | Target-scanning camera comprising a constant temperature source for providing a calibration signal | |
| EP4066011A1 (en) | Systems and methods for occlusion detection | |
| CN104539829A (zh) | 一种基于红外面阵探测器扫描成像的光机结构 | |
| US3775735A (en) | Apparatus for scanning an underwater area | |
| US11172108B2 (en) | Imaging device | |
| US2999161A (en) | Method of and means for horizon stabilization | |
| US20160153774A1 (en) | Tilt Detecting Device And Rotary Laser Apparatus | |
| JPH095168A (ja) | 赤外線映像装置 | |
| US4689480A (en) | Arrangement for improved scanned 3-D measurement | |
| US4123765A (en) | Automatic focus adjusting device | |
| JPH0210391B2 (ja) | ||
| CN107870414B (zh) | 全景扫描承载装置 | |
| CN204964030U (zh) | 基于红外面阵探测器扫描成像的光机结构 | |
| US6798548B2 (en) | Apparatus for rotating a laser | |
| US20230305154A1 (en) | Laser tracking device | |
| EP0783228B1 (en) | A thermal imager referencing system | |
| US9319638B1 (en) | On-axis guide system | |
| US4714933A (en) | Laser picture-drawing apparatus | |
| JP4718832B2 (ja) | 光伝送システムおよび光伝送方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020903 |