JPH0951827A - 対振動保護機能付き器物載置台 - Google Patents

対振動保護機能付き器物載置台

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JPH0951827A
JPH0951827A JP9207396A JP9207396A JPH0951827A JP H0951827 A JPH0951827 A JP H0951827A JP 9207396 A JP9207396 A JP 9207396A JP 9207396 A JP9207396 A JP 9207396A JP H0951827 A JPH0951827 A JP H0951827A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 美術工芸品を展示する際に、鑑賞の目障りに
ならないようにしつつ、そのまま美術工芸品を展示する
ことができる上に、地震等の振動による破損を免れるこ
とができる対振動保護機能付き器物載置台を提供するこ
と。 【解決手段】 対振動保護機能付き器物載置台1は、陶
芸品4が載置され、当該載置される陶芸品4を支持する
薄板3と、薄板3の振動を検知する地震動感知器と、こ
の地震動感知器からの検知信号により、薄板3による陶
芸品4の支持を解除させるソレノイド装置19と、薄板
3の下方に配されており、薄板3による陶芸品4の支持
解除で、薄板3から落下する陶芸品4を収容して保護す
る台箱2とを具備している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地震等において、
器物を損傷させないように保護する対振動保護機能付き
器物載置台に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来、展示された高価
な美術工芸器物を地震等により損傷させないため、地震
動によって転倒しないようにテグス等で美術工芸器物を
緊縛するか、車輪を付けて地震動に応じて水平方向に揺
動し得るようにした載置台に美術工芸器物を載置して美
術工芸器物の転倒を防止するか、あるいは展示室全体を
免震性の高いものにしたりしている。また、破損、漏出
することで激烈な化学反応を惹き起こして、発火、劇毒
物発生等の被害を被る虞れのある薬品を入れたガラス薬
瓶においては、反応する他の薬品と隔離したり、特別に
専用の棚に収納したりしている。
【0003】ところで、テグス等で美術工芸器物を緊縛
するには、傷を付けないように細心の注意を払う必要が
ある上に熟練を要し、またテグス等で緊縛できない場合
もあり、更には、鑑賞の目障りにもなり、必ずしも最良
の手段とはいえない。また、車輪を付けて載置台を揺動
自在にする場合にも、振動の加速度との関連で載置台上
の美術工芸器物が転倒したり、載置台から美術工芸器物
が落下したり、載置台自体が転倒する虞がある。また、
展示室全体を免震性の高いものする場合には、既存の展
示室では工事が困難であると共に、莫大な費用と時間と
が掛り、それほど簡単に適用し得る手段ではない。一
方、ガラス薬瓶を特別に専用の棚に収納して地震動によ
る事故に備える手段は、通常の使用において不便を生
じ、このため使用後に常に専用の棚に収納されるとは限
らない。
【0004】本発明は、前記諸点に鑑みてなされたもの
であって、その目的とするところは、美術工芸品を展示
する際に、鑑賞の目障りにならないようにしつつ、その
まま美術工芸品を展示することができる上に、地震等の
振動による破損を免れることができる対振動保護機能付
き器物載置台を提供することにある。
【0005】本発明の他の目的とするところは、薬品瓶
を棚から出し入れするに不便を生じないようにしつつ、
地震等の振動による瓶の破損を免れることができる対振
動保護機能付き器物載置台を提供することにある。
【0006】本発明の更に他の目的とするところは、陶
芸品等の美術工芸品を展示のために載置する台又は劇物
等薬品を入れたガラス瓶等を載置する台に好ましく適用
し得る対振動保護機能付き器物載置台を提供することに
ある。
【0007】本発明の更に他の目的とするところは、破
損することによって多大の損害を生じる虞れのある美術
工芸品を展示する上で、鑑賞の妨げになる保護装置が目
に入ることのない対振動保護機能付き器物載置台を提供
することにある。
【0008】本発明の更に他の目的とするところは、破
損、漏出することで激烈な化学反応をひき起こして、発
火、劇毒物発生等の被害を被る虞れのある薬品を入れた
ガラス瓶等を使用するうえで、使用上の不便を生じるこ
とのない対振動保護機能付き器物載置台を提供すること
にある。
【0009】本発明の更に他の目的とするところは、地
震による落下物等によって正常な作動が妨げられるよう
なことがない対振動保護機能付き器物載置台を提供する
ことにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によれば前記目的
は、陶芸品、薬品瓶等の器物が載置され、当該載置され
る器物を支持する支持手段と、振動を検知する検知手段
と、この検知手段からの検知信号により、支持手段によ
る器物の支持を解除する解除手段と、支持手段の下方に
配されており、支持手段による器物の支持解除で、支持
手段から落下する器物を収容して保護する保護手段とを
具備した対振動保護機能付き器物載置台によって達成さ
れる。
【0011】また本発明によれば前記目的は、陶芸品、
薬品瓶等の器物をその上に載置して鑑賞、使用等に供す
る載置台において、地震が発生した際に、地震感知器と
連動してその器物を載置台兼用の強固な箱に自動的に収
納し、保護するようにした対振動保護機能付き器物載置
台によっても達成される。
【0012】好ましい例では、支持手段は、真直ぐに伸
長するように形状付けられた金属製、例えば鋼製の可撓
性の薄板を具備するか、保護手段に回動自在に取り付け
られた上蓋を具備しており、検知手段の例としては地震
感知器からなるものを挙げることができる。検知手段
は、必ずしも本発明の載置台自体に設ける必要はなく、
例えば載置台が設置される建物に設けてもよく、更に
は、検知手段として、地震観測所の地震感知器を用い
て、これからの有線又は無線を介する信号を利用するよ
うにしてもよい。解除手段は、一つの例では、検知手段
からの信号により作動するソレノイド装置と、支持手段
に係合しており、ソレノイド装置によって支持手段との
係合が解除される止具とを具備している。保護手段とし
ては、内部に衝撃緩衝材が配された箱体を具備したもの
を好ましい例として挙げることができる。箱体は、支持
手段上の器物を収納できる容積を有する機械的に強固な
箱(台箱)、要すればその中に器物を落下させた際に、
器物が破損しないように緩衝材を施したものものが好ま
しい。好ましい例では、箱(台箱)の一部またはその付
近に地震感知器を載置する。この感知器は設定された強
度以上の地震動を感知すると電気又はその他の信号を発
信するように構成する。解除手段は、上記感知器の信号
を有線又は無線で受信して箱の上蓋の一部を自動的に開
いて支持手段上の器物を落下させ、箱に収納させ、再び
箱の上蓋の一部を閉止するようにする。
【0013】本発明の好ましい他の例では、保護手段
は、内部に衝撃緩衝材が配された箱体と、箱体の内部に
向かって回動し得るように、箱体の側板に回動自在に取
り付けられた防護蓋と、この防護蓋の箱体の内部に向か
う回動を阻止すると共に、検知手段からの検知信号によ
り防護蓋を箱体の内部に向かって回動させる防護蓋回動
制御手段と、防護蓋の回動を箱体の内部において阻止す
る阻止手段とを具備しており、支持手段は、箱体の上部
開口に、箱体の内部に向かって回動し得るように、回動
自在に取り付けられた載台を具備しており、解除手段
は、載台の箱体の内部に向かう回動を阻止すると共に、
検知手段からの検知信号により載台の箱体の内部に向か
う回動を許容する載台回動制御手段を具備している。こ
の例において、防護蓋は、箱体の側板に嵌め込んで構成
されていてもよく、更に、防護蓋回動制御手段は、防護
蓋の箱体の内部に向かう回動を阻止するべく、解除自在
な弾性係止機構と、検知手段からの検知信号により防護
蓋を箱体の内部に向かって回動させるべく、弾性係止機
構の弾性力に抗して防護蓋を箱体の内部に向かって押し
出して防護蓋を回動させる押し出し機構とを具備して構
成されていてもよく、また、載台回動制御手段は、載台
の箱体の内部に向かう回動を阻止するべく、載台に係合
した回動阻止棒と、検知手段からの検知信号により載台
の箱体の内部に向かう回動を許容すべく、回動阻止棒の
載台への係合を解除するソレノイド装置とを具備して構
成されていてもよい。なお、載台は、一つの例では、片
開き式であってもよいが、他の好ましい例では、二枚の
板を具備してなる両開き式であってもよい。
【0014】本発明の対振動保護機能付き器物載置台で
は、通常、陶芸品、薬品瓶等の器物は、支持手段に載置
されて支持され、展示又は保管されている。検知手段が
地震等による一定以上の振動を検知すると、検知手段か
らの検知信号により解除手段が作動され、これにより支
持手段に支持されていた陶芸品、薬品瓶等の器物は、支
持手段から落下し、保護手段に収容されて保護される。
【0015】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を、図に
示す好ましい実施例に基づいて更に詳細に説明する。な
お、本発明はこれら実施例に何等限定されないのであ
る。
【0016】
【実施例】図1に示す対振動保護機能付き器物載置台
(以下、載置台という)1は、保護手段としての台箱2
に設けられた支持手段としての金属製、好ましくは鋼製
の可撓性の薄板3上に載置された器物としての陶芸品4
を展示するもので、図2に示す器物載置台5は、台箱2
に回動自在に取り付けられた支持手段としての上蓋6上
に載置された器物としての薬品瓶7等を保管するもので
ある。載置台5の場合には、不注意等による薬品瓶7等
の落下を防止するために、台箱2上に更に囲い枠8が設
けられている。なお、このような囲い枠8を透明にして
載置台1に設けてもよい。
【0017】図3において、載置台1は、金属製の薄板
3の上に載置された陶芸品4を台箱2ごと展示する。台
箱2は、その底面及び前面において互いに離間した2重
底壁11、12及び前壁13、14とされており、前壁
13、14と対向する後壁15に一端16が固定された
可撓性のある金属製の薄板3は、後壁15、台箱2の開
口上面17、前壁14、底壁12に沿って順に引き込ま
れ、その他端18がソレノイド装置19に連結した止具
20に引っ掛けて連結されて、設けられている。ソレノ
イド装置19は、検知手段としての地震動感知器(図示
せず)に電気的に接続され、励磁されるとそのシャフト
がそのソレノイドに引き込まれるか引き出されるかして
止具20を上下させる。薄板3には、その伸長状態を示
す図5から明らかであるように、陶芸品4を通過させる
に十分な大きさの貫通孔21が形成されている。本例で
は、解除手段は、ソレノイド装置19と止具20とから
構成されている。
【0018】地震動が地震感知器の設定値以上になる
と、その信号によってソレノイド装置19は励磁されて
薄板3の他端18と止具20との連結を外す。薄板3
は、他端18が自由端とされると、図4に示すようにお
いて止具22で止められるまで伸長する。薄板3は、こ
のように一端16を固定端として常に真直ぐ伸長するよ
うに、形状記憶されて形成されている。なお、これに代
えて、周知の金属製の自動巻き取り式の巻尺のように、
他端18と止具20との連結が外されると、他端18が
止具22で止められるまで、薄板3が一端16を中心と
して巻き取られるようにしてもよい。他端18が止具2
0の位置から止め具22の位置まで移動する間に、貫通
孔21は陶芸品4の下部を通過するので、その際、陶芸
品4は台箱2の中に落下する。貫通孔21は開口上面1
7を通過して更に移動するので、開口上面17は薄板3
の一部で再び閉じられる。このように、台箱2上に置か
れた陶芸品4は、地震動の際に自動的に強固な台箱2の
中に収容されるので破損を免れることができる。このよ
うに本例では、薄板3が器物を収容後の箱体の開口上面
を閉鎖する閉鎖機構としても機能している。
【0019】なお、上記例で薄板3が滑らかに早く移動
するように、薄板3の走行領域で台箱2の角部にローラ
25を取り付けてもよい。
【0020】次に本発明の他の好ましい例を説明する
と、図6において、台箱31は、その上蓋6上に陶芸品
4を置いて展示するものである。上蓋6の一端は、歯車
ブロック32のシャフト33に回動自在に支持されてお
り、その他端はソレノイド装置34(図3におけるソレ
ノイド装置19と同様の機能をする)に連結されたレバ
ー35によって支えられている。後蓋36は、その一端
で歯車ブロック32のシャフト33に固定され、台箱3
1の後壁37に沿って垂れ下がっている。重錘38は、
滑車39に巻き付けられた紐40によって吊り下げられ
ており、その底面でソレノイド装置34に連結されたレ
バー41に係止された受け板42で支えられている。受
け板42は、その一端で後壁37に回動自在に支持され
ている。ソレノイド34は地震感知器(図示しない)に
電気的に結合されている。歯車ブロック32は、重錘3
8の落下による紐40を介する滑車39の回転を、シャ
フト33に伝達するように、構成されており、シャフト
33が回転されることにより、後蓋36は反時計方向に
回動される。なお、上蓋6もまた、重錘38の落下によ
る紐40を介する滑車39の回転により、歯車ブロック
32を介して反時計方向に回動されるようにしてもよ
く、この場合、後蓋36の回転角は上蓋6の回転角の3
倍以上となるように、歯車ブロック32は調整される。
本例ではソレノイド装置34とレバー35とによって解
除手段が構成され、レバー41、受け板42、重錘3
8、紐40、歯車ブロック32、シャフト33及び後蓋
36によって閉鎖機構が構成されている。
【0021】設定された以上の地震動が発生すると、地
震感知器から電気信号が発せられソレノイド装置34が
レバー35及び41を動作させ、図7に示すように、重
錘38は重力で落下し滑車39を回転させる。上蓋6は
陶芸品4の重み等で台箱31内に落下するので同時に陶
芸品4も台箱31内に落下する。後蓋36は滑車39に
連動する歯車ブロック32のシャフト33の回転によっ
て台箱31上の開口上面51を閉鎖するように回動さ
れ、図8に示すように、台箱31の上蓋となって陶芸品
4の上を覆うように配される。この動作によって台箱3
1上の陶芸品4は台箱31内に自動的に収納され蓋をさ
れて、機械的な破損を免れることができるようになる。
【0022】ところで以上の例では、作動において、薄
板3が台箱2外に伸びたり、後蓋36が台箱2外で回動
したりするため、地震に際しての落下物等が薄板3又は
後蓋36に衝突して、薄板3の台箱2外への伸び又は後
蓋36の回動が邪魔されると、正常な作動が不可能とな
る虞がある。これに対処し得る例を図9から図15に示
す。
【0023】図9から図13に示す器物載置台61は、
陶芸品4などの器物を支持する支持手段62と、支持手
段62の振動を検知する地震計等の検知手段(図示せ
ず)と、検知手段からの検知信号により、支持手段62
による器物の支持を解除させる解除手段63と、支持手
段62の下方に配されており、支持手段62による器物
の支持解除で、支持手段62から落下する器物を収容し
て保護する保護手段64とを具備している。
【0024】保護手段64は、前記と同様に、内部65
aに衝撃緩衝材が配されて、上面が開口された箱体65
と、箱体65の内部65aに向かって回動し得るよう
に、箱体65の一つの側板66の開口部67に嵌め込ま
れてかつヒンジ機構68を介して側板66に回動自在に
取り付けられた防護蓋69と、防護蓋69の箱体65の
内部65aに向かう回動を阻止すると共に、地震感知器
等の検知手段からの検知信号により防護蓋69を箱体6
5の内部65aに向かって回動させる防護蓋回動制御手
段70と、防護蓋69の回動を箱体65の内部65aに
おいて阻止する阻止手段65bとを具備している。
【0025】防護蓋回動制御手段70は、防護蓋69の
箱体65の内部65aに向かう回動を阻止するべく、防
護蓋69の上縁71に上下方向に移動自在に取り付けら
れた鋼球72及び開口部67において側板66の凹状の
一縁73に向かって鋼球72を弾性的に付勢するよう
に、防護蓋69の上縁71に埋設されたばね(図示せ
ず)からなる解除自在な弾性係止機構74と、検知手段
からの検知信号により防護蓋69を箱体65の内部65
aに向かって回動させるべく、弾性係止機構74の弾性
力に抗して防護蓋69を箱体65の内部65aに向かっ
て押し出して防護蓋69を回動させる押し出し機構75
とを具備している。
【0026】押し出し機構75は、側板66に取り付け
られた電磁ソレノイド装置81と、側板66に回動自在
に取り付けられて、ソレノイド装置81の可動ロッド8
2に回動自在に連結された押し出し部材83とを具備し
ており、検知手段からの検知信号により電磁ソレノイド
装置81を作動させて可動ロッド82を伸長させ、可動
ロッド82の伸長により押し出し部材83を回動させ
て、押し出し部材83に当接した防護蓋69を弾性係止
機構74の弾性力に抗して箱体65の内部65aに向か
って押し出すようにする。防護蓋69は、このようにし
て弾性係止機構74による係止が解除されて押し出され
ると、ヒンジ機構68を支点としてその自重により箱体
65の内部65aに向かって回動する。
【0027】阻止手段65bは、箱体65の内部65a
に向かって回動された防護蓋69を箱体65の内部65
aにおいて水平に保持するストッパ部材84を具備して
おり、ストッパ部材84は、箱体65の側板85に取り
付けられており、回動する防護蓋69の自由端を受け止
めて、防護蓋69を水平に保持する。
【0028】支持手段62は、箱体65の上部開口に、
箱体65の内部に向かって自重により回動し得るよう
に、それぞれヒンジ機構86を介して回動自在に取り付
けられた二枚の板87及び88を具備した両開き式の載
台89を具備している。
【0029】解除手段63は、板87及び88の箱体6
5の内部65aに向かう回動を阻止すると共に、検知手
段からの検知信号により板87及び88の箱体65の内
部65aに向かう回動を許容する載台回動制御手段91
を具備しており、載台回動制御手段91は、板87及び
88の自重による箱体65の内部65aに向かう回動を
阻止するべく、板87及び88の下面に係合して、箱体
65の側板92にヒンジ機構93を介して回動自在に取
り付けられた回動阻止棒94と、検知手段からの検知信
号により板87及び88の箱体65の内部65aに向か
う回動を許容すべく、回動阻止棒94の板87及び88
の下面への係合を解除する電磁ソレノイド装置95とを
具備している。箱体65の側板96に取り付けられた電
磁ソレノイド装置95は、側板96に穿設された孔97
を通ったローラ98付ロッド99を具備しており、検知
手段からの検知信号によりロッド99を後退させて、回
動阻止棒94との係合を解除して、回動阻止棒94のヒ
ンジ機構93を支点とする自重による回動を許容する。
【0030】解除手段63は、伸長したロッド99のロ
ーラ98により回動阻止棒94を水平に保持し、水平に
保持された回動阻止棒94により板87及び88の箱体
65の内部65aに向かう回動を阻止して、板87及び
88上に器物を載置し得るように板87及び88を水平
に保持し、地震等による検知手段からの検知信号により
ロッド99を後退させて、回動阻止棒94との係合を解
除して、回動阻止棒94のヒンジ機構93を支点とする
自重による回動を許容し、回動阻止棒94の自重による
箱体65の内部65aに向かう回動により、板87及び
88もまた箱体65の内部65aに向かってその自重に
より回動される。
【0031】以上の器物載置台61においては、板87
及び88上に器物が載置される。地震が生じると、電磁
ソレノイド装置95が作動され、回動阻止棒94の回動
と共に板87及び88が回動され、板87及び88の回
動により、板87及び88上に載置されていた器物は、
箱体65の内部65aに落下し、衝撃緩衝材を介して損
傷することなしに、箱体65の底板101上に配され
る。電磁ソレノイド装置95の作動に続いて電磁ソレノ
イド装置81が作動されて、防護蓋69が回動され、防
護蓋69は、箱体65の内部65aにおいてストッパ部
材84に係止されて水平位置に保持される。図14及び
図15に、板87及び88、回動阻止棒94並びに防護
蓋69の回動後の状態を示す。
【0032】ところで器物載置台61では、板87及び
88並びに回動阻止棒94及び防護蓋69の回動が箱体
65の内部65aにおいて完結するようになっているた
め、地震に際しての落下物でその回動が阻止されること
が極めて少なくなり、したがって、地震に際してほぼ確
実な作動が得られる。しかも、防護蓋69により箱体6
5の底板101上に落下した器物を他の落下物から保護
できる。加えて、箱体65の外部に突出する部材を極め
て少なくし得るため、他の装置に組み込み易い上に、美
術品などの展示場のような静謐な雰囲気に設置しても違
和感を与えることがなく、また、特殊な材料を使用せず
に簡単に製造し得るために、製作費を極めて安くし得
る。
【0033】なお、図16に示すように、載台89と展
示テーブル110とが面一となるようにして器物載置台
61を展示テーブル110の下に組み込んで用いてもよ
い。器物としての展示品112を載台89に載置する
が、この場合、展示品112を囲むようにして展示テー
ブル110に透明囲い板113を設けてもよい。このよ
うに展示テーブル110と共に用いると、器物載置台6
1を見えないように隠すことができるので、展示台とし
て極めて好ましく、また、展示テーブル110と器物載
置台61とを一体にして展示台として提供するようにす
ると、設置が簡便となり極めて好ましい。
【0034】更に、器物載置台61を、図17及び図1
8に示すような昇温逓減装置121内に格納して用いて
もよい。昇温逓減装置121は、器物載置台61等を収
容する空所122を中央に有し、二重の側壁123、1
24、125及び126並びに上壁127及び二重の底
壁128により中空となっている箱体129からなり、
二重の側壁123〜126及び底壁128の少なくとも
その外板並びに上壁127は耐熱板で構成されており、
二重の側壁123〜126並びに上壁127及び二重の
底壁128で囲まれる内部(吸熱剤充填部)130には
吸熱剤131が充填されている。
【0035】吸熱剤131としては、空所122に収容
される器物を損傷しない温度で加熱した場合、反応又は
相変化する液体又は固体で、反応又は相変化の際に熱を
吸収する性質を有するものを用いるとよい。例えば、重
炭酸ナトリウムの水溶液、1分子結晶水を有するグルコ
ース等を吸熱剤131の好ましい例として挙げることが
できる。
【0036】器物載置台61を空所122に収容した昇
温逓減装置121によれば、地震などにより火災が発生
して火炎に包まれた際、二重の側壁123〜126等の
外板(耐熱板)を透過した熱によって吸熱剤131が加
熱されるが、この加熱による吸熱剤131の反応又は相
変化により、反応の吸収熱又は相変化の潜熱によって吸
熱剤131の温度上昇が妨げられ、この結果、昇温逓減
装置121に収容された器物載置台61内に保護された
器物の温度上昇が阻止され、吸熱剤131が消耗される
までその状態が持続されて、器物が熱からも保護される
ようになる。
【0037】
【発明の効果】以上のよう本発明によれば、美術工芸品
を展示する際に、鑑賞の目障りにならないようにしつ
つ、そのまま美術工芸品を展示することができる上に、
地震等の振動による破損を免れることができ、また、薬
品瓶を棚から出し入れする不便を生じないようにしつ
つ、地震等の振動による瓶の破損を免れることができ
る。更に、本発明によれば、陶芸品等の美術工芸品を展
示のために載置する台又は劇物等薬品を入れたガラス瓶
等を載置する台に好ましく適用し得、破損することによ
って多大の損害を生じる虞れのある美術工芸品を展示す
る上で、鑑賞の妨げになる保護装置が目に入ることのな
いようにし得る。更に本発明によれば、落下物などによ
り不動作になる虞もなく、確実な動作を期待し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい一実施例の斜視図である。
【図2】本発明の好ましい他の実施例の斜視図である。
【図3】本発明の好ましい一実施例の断面説明図であ
る。
【図4】図3に示す実施例の動作説明図である。
【図5】図3に示す実施例に用いられている薄板の平面
図である。
【図6】本発明の好ましい他の実施例の断面説明図であ
る。
【図7】図6に示す実施例の動作説明図である。
【図8】図6に示す実施例の動作説明図である。
【図9】本発明の好ましい更に他の実施例の平面説明図
である。
【図10】図9に示す例の正面図である。
【図11】図9に示す例のXI−XI線断面図である。
【図12】図9に示す例のXII−XII線断面図であ
る。
【図13】図9に示す例の一部拡大説明図である。
【図14】図9に示す例の動作説明図である。
【図15】図9に示す例の動作説明図である。
【図16】図9に示す例の使用例の説明図である。
【図17】図9に示す例を収容して好適な昇温逓減装置
の例の斜視図である。
【図18】図17に示す昇温逓減装置の断面説明図であ
る。
【符号の説明】 1 対振動保護機能付き器物載置台 2 台箱 3 薄板 4 陶芸品 19 ソレノイド装置 20 止具
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年5月23日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 陶芸品、薬品瓶等の器物が載置され、当
    該載置される器物を支持する支持手段と、振動を検知す
    る検知手段と、この検知手段からの検知信号により、支
    持手段による器物の支持を解除させる解除手段と、支持
    手段の下方に配されており、支持手段による器物の支持
    解除で、支持手段から落下する器物を収容して保護する
    保護手段とを具備した対振動保護機能付き器物載置台。
  2. 【請求項2】 支持手段は、真直ぐに伸長するように形
    状付けられた金属製の可撓性の薄板を具備している請求
    項1に記載の対振動保護機能付き器物載置台。
  3. 【請求項3】 支持手段は、保護手段に回動自在に取り
    付けられた上蓋を具備している請求項1に記載の対振動
    保護機能付き器物載置台。
  4. 【請求項4】 解除手段は、検知手段からの信号により
    作動するソレノイド装置と、支持手段に係合しており、
    ソレノイド装置によって支持手段との係合が解除される
    止具とを具備している請求項1から3のいずれか一項に
    記載の対振動保護機能付き器物載置台。
  5. 【請求項5】 保護手段は、内部に衝撃緩衝材が配され
    た箱体を具備している請求項1から4のいずれか一項に
    記載の対振動保護機能付き器物載置台。
  6. 【請求項6】 保護手段は、器物を収容後の箱体の開口
    上面を閉鎖する閉鎖機構を具備している請求項1から5
    のいずれか一項に記載の対振動保護機能付き器物載置
    台。
  7. 【請求項7】 保護手段は、内部に衝撃緩衝材が配され
    た箱体と、箱体の内部に向かって回動し得るように、箱
    体の側板に回動自在に取り付けられた防護蓋と、この防
    護蓋の箱体の内部に向かう回動を阻止すると共に、検知
    手段からの検知信号により防護蓋を箱体の内部に向かっ
    て回動させる防護蓋回動制御手段と、防護蓋の回動を箱
    体の内部において阻止する阻止手段とを具備しており、
    支持手段は、箱体の上部開口に、箱体の内部に向かって
    回動し得るように、回動自在に取り付けられた載台を具
    備しており、解除手段は、載台の箱体の内部に向かう回
    動を阻止すると共に、検知手段からの検知信号により載
    台の箱体の内部に向かう回動を許容する載台回動制御手
    段を具備している請求項1に記載の対振動保護機能付き
    器物載置台。
  8. 【請求項8】 防護蓋は、箱体の側板に嵌め込まれてい
    る請求項7に記載の対振動保護機能付き器物載置台。
  9. 【請求項9】 防護蓋回動制御手段は、防護蓋の箱体の
    内部に向かう回動を阻止すべく、解除自在な弾性係止機
    構と、検知手段からの検知信号により防護蓋を箱体の内
    部に向かって回動させるべく、弾性係止機構の弾性力に
    抗して防護蓋を箱体の内部に向かって押し出して防護蓋
    を回動させる押し出し機構とを具備している請求項7又
    は8に記載の対振動保護機能付き器物載置台。
  10. 【請求項10】 載台は、両開き式であって、二枚の板
    を具備している請求項7から9のいずれか一項に記載の
    対振動保護機能付き器物載置台。
  11. 【請求項11】 載台回動制御手段は、載台の箱体の内
    部に向かう回動を阻止するべく、載台に係合した回動阻
    止棒と、検知手段からの検知信号により載台の箱体の内
    部に向かう回動を許容すべく、回動阻止棒の載台への係
    合を解除するソレノイド装置とを具備している請求項7
    から10のいずれか一項に記載の対振動保護機能付き器
    物載置台。
  12. 【請求項12】 検知手段は、地震感知器からなる請求
    項1から11のいずれか一項に記載の対振動保護機能付
    き器物載置台。
  13. 【請求項13】 陶芸品、薬品瓶等の器物をその上に載
    置して鑑賞、使用等に供する載置台において、地震が発
    生した際に、地震感知器と連動してその器物を載置台兼
    用の強固な箱に自動的に収納し、保護するようにした器
    物載置台。
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