JPH0952179A - 抵抗溶接装置 - Google Patents

抵抗溶接装置

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JPH0952179A
JPH0952179A JP7335906A JP33590695A JPH0952179A JP H0952179 A JPH0952179 A JP H0952179A JP 7335906 A JP7335906 A JP 7335906A JP 33590695 A JP33590695 A JP 33590695A JP H0952179 A JPH0952179 A JP H0952179A
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JP
Japan
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washer
pair
yokes
insulating
cover
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JP7335906A
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Inventor
Takashi Watanabe
渡辺  孝
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 溶接ガンの信頼性、整備性の向上を図る。 【解決手段】 上・下ヨーク1、2を主軸6で軸支し、
さらにガンブラケット7で挟持する。また、上・下ヨー
クの対向面1a、2aおよびガンブラケットの対向面7
aに、絶縁性を有するワッシャ8を介在させる。そし
て、ワッシャ8を向かい合う対向面の一方に固定する。
すなわち、上・下ヨークの開閉時の実質的な摺動面を、
上ヨーク1と下ヨーク2との間では、対向面1aに固定
された絶縁ワッシャ8と対向面2aとによって構成し、
下ヨーク2とガンブラケット7との間では、ガンブラケ
ット7に固定された絶縁ワッシャ8と対向面2aとで構
成する。さらに、絶縁ワッシャ8の両側面に亘って、か
つ、絶縁ワッシャ8と同心をなすように環状溝16を形成
し、環状溝16に絶縁部材17を嵌め込んで、前記摺動面を
覆い隠す。よって、散りが前記摺動面に直接侵入するこ
とがなくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、抵抗溶接装置のガ
ンヨークを軸支する回転軸部の構造に関し、詳しくは、
該回転軸部における密閉性および耐摩耗性の向上を図る
ための構造に関する。
【0002】
【従来の技術】抵抗溶接は、被溶接材料を対向する電極
によって加圧し、大電流の短時間通電による抵抗発熱を
利用し接合するという原理から、溶接速度が速く生産
性が良い、溶接パラメータが制御し易く自動化に適し
ている、溶接棒のような消耗資材を必要とせず低コス
トである、接合部の板合わせに高加工精度を必要とし
ない、溶接変形が少なく品質が安定している、など優
れた特徴を有するが、設備が大掛かりとなるので、自動
車工業のような量産分野に適している。
【0003】ここで、被溶接材料に加圧及び通電を行う
ための抵抗溶接装置の、特に溶接ガン部を図31に示す。
溶接ガンは上ヨーク1、下ヨーク2という一対のヨーク
を有し、各々が回転軸部3を中心として駆動される。上
ヨーク1、下ヨーク2の先端部には、電極23を設けたア
ーム4、5が互いに向かい合うように取付けられてい
る。
【0004】さらに、回転軸部3の構造を図32に示す。
上ヨーク1と下ヨーク2とは、主軸6を共用している。
主軸6の端部には図示しないねじ溝が形成されており、
ワッシャ24を介してナット25をねじ込むことにより、主
軸6はガンブラケット7に固定される。ところで、もし
上ヨーク1と下ヨーク2とが回転軸部3で短絡してしま
うと、電極23の先端部で通電を行うことが不可能とな
る。したがって、上ヨーク1と下ヨーク2との対向面1
a、2a、および、下ヨーク2と回転軸部3を挟持する
ガンブラケット7との対向面2a、7aには、絶縁ワッ
シャ8を介在させ、ピン9等で固定している。また、上
ヨーク1とベアリング11、および、下ヨーク2とベアリ
ング10との間にも、絶縁ブッシュ13、12を介在させるこ
とにより、主軸6を介して上ヨーク1と下ヨーク2とが
導通することを防止している。
【0005】以上の構造を有する溶接ガンによって、抵
抗溶接は行われる。ところで、溶接作業を行う際に、被
溶接材料の溶接部分からは、散りとよばれる溶融金属
が、凝固しながら周囲に飛散する。この散りは、非常に
細かい粒子であり、前記上・下ヨークの対向面1a、2
a及びガンブラケットの対向面7aと、絶縁ワッシャ8
との僅かな隙間にさえも侵入することがある。散りがこ
れらの隙間に侵入すると、上・下ヨーク1、2と絶縁
ワッシャ8との摩耗を引き起こし、前記隙間を広げ、
散りの侵入をさらに容易にし、ベアリング10、11に
散りが侵入することによりベアリングを破損し、さら
に、ベアリング損傷で発生するガタつきにより上・下
ヨーク1、2のベアリング取付け孔の摩耗を誘発し、
散りによるベアリング10、11および主軸6の電食等の不
具合が発生することとなる。よって、回転軸部3は最終
的に大きなガタつきを生ずることとなる。
【0006】したがって、飛散する高温の散りから回転
軸部3を保護するために、従来から図33に示すようなカ
バー14を設けていた。カバー14は、難燃性のゴム板等が
用いられている。また、図34に斜線で示すように、上・
下ヨーク1、2の作動に合わせて折れ曲がるヒンジを有
する金属板をカバー14として用いる例もある。
【0007】
【発明が解決しょうとする課題】しかしながら、上記カ
バー14によって飛散する散りから回転軸部3を保護する
構造では、以下のような欠点があった。カバー14が難燃
性ゴムである場合には、高温の散りが飛散を繰り返すう
ちにカバー14に堆積して亀裂を生じ、亀裂からカバー14
内部に散りが侵入してしまうおそれがあった。また、カ
バー14がヒンジ付金属板である場合には、ヒンジに散り
が侵入することにより破損し、破損により生ずる隙間か
ら散りが侵入したり、溶接ガンが動作不良となるおそれ
があった。いずれにしても、長期に亘って散りから回転
軸部3を遮断することは困難であり、回転軸部の定期的
な分解清掃、部品交換等のメンテナンスが必要不可欠な
ものであった。
【0008】また、上・下ヨークの対向面1a、2aお
よびガンブラケット7の対向面7aと絶縁ワッシャ8と
の摺接面への散りの侵入を十分に防ぐことができても、
上・下ヨーク1、2の開閉作動を繰り返すうちに前記摺
接面や、上・下ヨーク1、2のベアリング取付け孔、主
軸6等の摩耗が進行し、結局のところ回転軸部3にガタ
つきを生ずることとなる。現状では、ガタつきを補正す
るために、ナット25をさらに締めつけることにより、暫
定的に処理している。また、恒久対策として摩耗により
変形した主軸6の断面形状、上・下ヨーク1、2のベア
リング取付け孔等を修正する場合には、回転軸部3を各
構成部品単位に分解して、それぞれ加工機にかける必要
があった。したがって、ガンブラケットを溶接ラインに
設置した状態で、修正を行うことは不可能であった。さ
らに、分解点検を行っても、微小な摩耗は見落としてし
まう恐れがあり、溶接ガンの補修後の寿命は、新品に比
べ1/3にまで落ち込む場合もあった。よって、大掛か
りな分解修正にかかる工数、コスト等に見合うだけの効
果を得ることができなかった。
【0009】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、回転軸部の深層部
に、散り等の異物の混入が困難な構造を持たせることに
より、溶接ガンの信頼性の向上を図り、延ては溶接品質
の向上並びに製品コストの低減を図ることにある。ま
た、回転軸部の構成部品に摩耗による変形が生じた場合
でも、その補修を容易に行うことができるようにする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
の本発明にかかる手段は、一対のヨークを同軸上に軸支
してガンブラケットで挟持し、前記一対のヨーク間の対
向面、および、前記一対のヨークの一方とガンブラケッ
トとの間の対向面に、絶縁性を有するワッシャを介在さ
せて該ワッシャを向かい合う対向面の一方に固定し、前
記一対のヨークの開閉時の実質的な摺動面の周囲を覆う
カバーを設けたことを特徴とする。
【0011】本発明においては、絶縁性を有するワッシ
ャを、一対のヨーク間の対向面、一対のヨークの一方と
ガンブラケットとの間の対向面の一方に固定したことに
より、前記一対のヨークの開閉時の実質的な摺動面を、
ワッシャと、ワッシャを固定していない対向面とで形成
する。そして、この摺動面を覆うカバーを設け、ワッシ
ャ同士の摺動面端部を露出させないようにする。
【0012】また、本発明においては、前記ワッシャ
は、少なくとも一方が絶縁性を有する一対のワッシャ片
からなり、各ワッシャ片を夫々隣接する対向面に固定す
ることが望ましい。
【0013】この構成により、前記ワッシャを介在した
対向面同士の絶縁性を確保し、前記一対のワッシャ片同
士の接触面を、前記一対のヨークの開閉作動における実
質的な摺動面とする。また、前記一対のワッシャの周端
部にカバーを設け、該一対のワッシャの周端部を覆い、
該摺動面の端部を露出させないようにする。
【0014】さらに本発明においては、前記カバーは、
前記一対のワッシャ片の少なくとも一方の周端部に、他
方の周端部を覆う突起を形成してなることが望ましい。
この構成により、前記ワッシャ片同士で構成された、前
記一対のヨークの開閉作動における実質的な摺動面の端
部を、ワッシャ自体で覆い隠す。
【0015】さらに本発明においては、前記一対のワッ
シャ片の少なくとも一方を、絶縁性、難燃性を有する弾
性材料層を含む多層構造とし、該絶縁性、難燃性を有す
る弾性材料層の外周部に、他方のワッシャの外周部を覆
うカバーを一体形成することも可能である。
【0016】この場合には、前記一対のワッシャ片の一
方に形成したカバーで他方のワッシャの外周部を覆うこ
とにより、ワッシャ同士で形成した摺動面の端部を露出
させないようにする。また、前記カバーは弾性材料層の
外周部に一体成形したものであり、柔軟に変形すること
ができるので、組み付けの際には、前記カバーが他の部
品と緩衝しないように弾性変形させる。さらに、前記弾
性材料層を含むことにより、ワッシャの絶縁性を確保す
る。
【0017】また、上記問題を解決するための本発明に
かかる手段として、一対のヨークを主軸で軸支してガン
ブラケットで挟持し、前記一対のヨーク間の対向面、お
よび、前記一対のヨークの一方とガンブラケットとの間
の対向面に、少なくとも一方が絶縁性を有する一対のワ
ッシャ片を介在させて夫々隣接する対向面に固定し、該
ワッシャ片同士の接触面に、該ワッシャに設けられた主
軸孔を避けて、該ワッシャ片の外周部で開口する溝を形
成したことを特徴とする。
【0018】本発明においては、前記一対のワッシャ片
同士の接触面を、前記一対のヨークの開閉作動における
実質的な摺動面とする。そして、前記一対のワッシャ片
の周端部から該摺動面に侵入する散りを、前記溝に集
め、該溝から散りを外部に積極的に排出することによ
り、散りが主軸に到達しないようにする。
【0019】上記問題を解決するための本発明にかかる
別の手段としては、一対のヨークを同軸上に軸支してガ
ンブラケットで挟持し、前記一対のヨークの摺動面に絶
縁性の耐摩耗性層を形成し、該摺動面端部を覆うカバー
を設けたことを特徴とする。
【0020】本発明においては、前記一対のヨークの摺
動面に絶縁性の耐摩耗性層を形成したことにより、摺動
面自体に絶縁性、耐摩耗性を持たせる。さらに、該摺動
面端部をカバーで覆って露出させないようにする。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。図中従来例と同一部分若しく
は相当部分は同一符号で示し、詳しい説明は省略する。
【0022】図1には、本発明の第1の実施の形態に係
る溶接ガンの回転軸部3における断面図を示している。
溶接ガンの上ヨーク1および下ヨーク2は、ベアリング
10、11を介して主軸6で回動自在に軸支しており、さら
に上ヨーク1を下ヨーク2で挟み込む構造になってい
る。そして、下ヨーク2の外側面をガンブラケット7で
挟持している。
【0023】上・下ヨーク1、2とベアリング10、11と
の間に、絶縁ブッシュ12、13を介在させている。また、
上ヨーク1と下ヨーク2との対向面1a、2a、下ヨー
ク2とガンブラケット7との対向面2a、7aには、絶
縁ワッシャ8を介在させることにより、上ヨーク1、下
ヨーク2、ベアリング10、11およびガンブラケット7の
間の導通を防止している。絶縁ワッシャ8は、ねじ、止
めピン等の係合部材15によって、向かい合う対向面1a
または2aのいずれか一方、および、対向面2aまたは
7aのいずれか一方に固定されている。
【0024】よって、本実施の形態において、上・下ヨ
ーク1、2の開閉時の実質的な摺動面は、上ヨーク1と
下ヨーク2との間では、対向面1aに固定された絶縁ワ
ッシャ8と対向面2aとによって構成され、下ヨーク2
とガンブラケット7との間では、ガンブラケット7に固
定された絶縁ワッシャ8と対向面2aとによって構成さ
れる。
【0025】また、絶縁ワッシャ8の両側面に亘って、
かつ、絶縁ワッシャ8と同心をなすように、絶縁ワッシ
ャ8の周端部を囲む環状溝16を形成し、環状溝16に前記
摺動面の周囲を覆うカバーとして、絶縁部材17を嵌め込
んでいる。ところで、この絶縁部材17は、上・下ヨーク
1、2およびガンブラケット7の表面から数ミリメート
ル突出するように形成している。もしこの突出がない場
合には、絶縁ワッシャ8および絶縁部材17によって電気
的に隔離されている上・下ヨーク1、2の間、または、
下ヨーク2とガンブラケット7との間で、表面に堆積し
た導通性を有する散りを介して簡単に短絡してしまうこ
とがある。
【0026】ところが絶縁部材17を突出させた場合に
は、散りの堆積量が、突出した絶縁部材17とその両側の
部材の上に盛り上がるように堆積して、上・下ヨーク
1、2または下ヨーク2とガンブラケット7との間を連
結する程度になって、初めて導通がなされる。よって、
この状態に至る以前に散りを除去することにより、絶縁
部材17の絶縁隔壁としての機能を維持することができ
る。すなわち、絶縁部材17を突出させない場合と比較し
て、散りの除去作業を頻繁に行う必要がなくなる。この
ように、絶縁部材17を突出させると共に時折回転軸部3
に堆積した散りの除去をすることにより、散りによる短
絡防止に対応できることは、経験的に明らかとなってい
る。
【0027】次に、絶縁部材17について図2ないし図5
に示して説明する。図2に示す絶縁部材17は、矩形断面
をなし、一部切り欠きを有する環状部材である。材質と
しては、耐熱、耐水性に富む絶縁性の弾性部材、例え
ば、アセタール系樹脂、フッ素系樹脂等が適している。
この絶縁部材17の取付けの際には、切り欠きを広げるよ
うに変形させて、回転軸部3の側方から環状溝16をくわ
え込むようにして嵌め込み、絶縁部材17の弾性復元力を
利用して環状溝16に密着させるものである。
【0028】また、絶縁部材17の断面形状は矩形断面に
限らず、図3(a)に示すような、面取り部17aを有す
るものや、図3(b)に示すように、側面に(例えば環
状をなす)細かい突起17bを有するものも使用可能であ
る。面取り部17aを設けた場合には、環状溝16への嵌合
が容易となる。この場合には、密閉性を高めるために、
環状溝16にも面取り部17aと一致するような面取り部を
形成することが望ましい。側面に細かい突起17bを形成
した場合には、環状溝16への面圧が突起17bに集中する
ことから、突起17bにおける当接面圧が高まり、密閉性
をさらに高めることができる。
【0029】さらに、図4に示すように、2分割の絶縁
部材18を用いることも可能である。この絶縁部材18も、
アセタール系樹脂等を用い、一方の絶縁部材18aと他方
の絶縁部材18bとを組み合わせることにより環状をなす
ものである。この場合には、図5に示すように両端の接
合部の一部が重なり合い、かつ重なり合う部分には、凸
部18cと凹部18dとを形成して、相互に嵌合するように
なっている。取付けの際には、先ず他方の絶縁部材18b
を環状溝16に嵌め込み、後に一方の絶縁部材18aの両端
部を若干外側に開いて18bにかみ合うように取付けるこ
とにより、一方の絶縁部材18aの弾性復元力によって、
一方の絶縁部材18aと他方の絶縁部材18bとの固定がな
される。
【0030】また、図6に示すように、2分割の絶縁部
材19の端部をねじ、止めピン等の係合部材20で固定する
ことも可能である。この場合には、取付けの際に絶縁部
材19自体を変形させる必要がないので、より硬質の材質
を選択することも可能である。さらに、ゴム系材料で形
成した断面形が円もしくは矩形のリングを絶縁部材とし
て用いることも可能である。いずれにしても、絶縁部材
17ないし19のいずれも環状溝16に対して隙間が生じない
ように嵌合させることが望ましい。
【0031】上記構成をなす本発明の第1の実施の形態
から得られる作用効果は、以下の通りである。上・下ヨ
ーク1、2の開閉時の実質的な摺動面を、上ヨーク1と
下ヨーク2との間では、対向面1aに固定された絶縁ワ
ッシャ8と対向面2aとによって構成し、下ヨーク2と
ガンブラケット7との間では、ガンブラケット7に固定
された絶縁ワッシャ8と対向面2aとで構成し、さら
に、絶縁ワッシャ8の両側面に亘って、かつ、絶縁ワッ
シャ8と同心をなすように環状溝16を形成し、環状溝16
に絶縁部材17を嵌め込んでいる。すなわち、上・下ヨー
ク1、2の開閉時の実質的な摺動面を、絶縁部材17によ
って覆い隠すことができる。よって、該摺動面の周端部
に散りが直接的に飛来することがなくなり、該摺動面端
部から中心部に至るまでの道のりに段差を設けて該道の
りを長くし、かつ、環状溝16に対して絶縁部材17を隙間
が生じないように嵌合することにより、前記摺動面への
散りの侵入を防止する。
【0032】もし、前記摺動面に散りが侵入してしまっ
た場合でも、該摺動面には前記段差を形成して中心部に
至るまでの道のりを長くしたために、散りが回転軸部の
深層部まで侵入することが困難となる。したがって、従
来問題となっていた、散りの侵入を原因として誘発され
る溶接ガンの信頼性の低下を食い止めることが可能とな
る。よって、メンテナンスフリー化を促進し、製品コス
トの低減に大きく貢献することができる。
【0033】次に、本発明の第2の実施の形態を図7に
示して説明する。第2実施の形態において上記第1実施
の形態と同一部分若しくは相当する部分についての詳し
い説明は省略する。
【0034】本実施の形態の特徴は、上・下ヨークの開
閉時の実質的な摺動面の周囲を覆うカバーである絶縁部
材21を、回転軸部3の表面ではなく内部に配置し、絶縁
部材21を保持するための環状溝22を、各摺動面の所定の
中間部に形成しているところにある。本実施の形態に用
いる絶縁部材21は、ゴム系材料で形成した円形断面もし
くは矩形断面のリングであることが、組立性の点から最
適である。また、ゴム系材料で絶縁ワッシャ8を形成
し、絶縁ワッシャ8に絶縁部材21を一体に形成すること
も可能である。
【0035】上記構成をなす本発明の第2の実施の形態
においても、上・下ヨーク1、2の開閉時の実質的な摺
動面を、上ヨーク1と下ヨーク2との間では、対向面1
aに固定された絶縁ワッシャ8と対向面2aとによって
構成し、下ヨーク2とガンブラケット7との間では、ガ
ンブラケット7に固定された絶縁ワッシャ8と対向面2
aとで構成し、該摺動面の中間部を絶縁部材21で遮断す
ると共に、中間部に環状溝22を形成することによって各
摺動面に段差を設け、摺動面における周端から中心部に
至るまでの道のりを長くしている。よって、第1実施の
形態と同様の作用効果を得ることができる。また、第1
実施の形態と第2実施の形態とを組み合わせて用いるこ
とにより、さらに効果的なシール構造を形成することも
できる。
【0036】ところで、上記構成をなす第1、第2の実
施の形態の構成をまとめると、以下のようになる。すな
わち抵抗溶接装置は、同軸上で回動自在な一対のヨーク
をガンブラケットで挟持し、前記一対のヨークの摺動面
および前記一対のヨークの一方とガンブラケットとの摺
動面に、絶縁ワッシャを介在させ、該絶縁ワッシャの両
側摺動面に亘って、かつ、前記絶縁ワッシャと同心をな
すように絶縁部材を配置したものである。
【0037】次に、本発明の第3の実施の形態を図8な
いし図20に示して説明する。第3の実施の形態におい
て、第1実施の形態と同一部分若しくは相当する部分に
ついては同一符号で示し、詳しい説明は省略する。
【0038】図8には、本発明の第3の実施の形態に係
る溶接ガンの、回転軸部3における断面図を示してい
る。ここで、第1の実施の形態における回転軸部3の構
造との相違点についてを述べる。ガンブラケット7の主
軸取付け孔 701には、絶縁性のブッシュ26が打ち込まれ
ており、主軸6はブッシュ26を介してガンブラケット7
に軸支されている。また、主軸6をガンブラケットに固
定するためのナット25が緩むことのないように、割りピ
ン27をナット25と主軸6とに貫通して位置固定してい
る。
【0039】ところで、ベアリング10、11がラジアルこ
ろ軸受けである場合には、図示のように、上・下ヨーク
1、2のベアリング取付け孔とベアリング10、11との間
に絶縁ブッシュ12、13を介在させる。また、ベアリング
10、11がオイル含浸メタル等で形成された、いわゆるオ
イレスベアリングである場合には、オイル含浸メタル自
体に絶縁性を持たせて絶縁ブッシュ12、13を省略する。
【0040】上ヨーク1と下ヨーク2との対向面1a、
2a、下ヨーク2とガンブラケット7との対向面2a、
7aには、ワッシャ片28a、28bからなる一対のワッシ
ャ28(以下、単にワッシャともいう。)を介在させてい
る。ワッシャ片28a、28bの少なくとも一方には絶縁性
を持たせることにより、ワッシャ28を絶縁ワッシャとし
ている。ワッシャ片28a、28bは、夫々隣接する対向面
1a、2aまたは7aに対して、ねじ、止めピン等の係
合部材29によって固定されている。
【0041】すなわち、第3の実施の形態においては、
上・下ヨーク1、2の開閉時の実質的な摺動面は、上ヨ
ーク1と下ヨーク2との間、および、下ヨーク2とガン
ブラケット7との間の双方において、ワッシャ片28aと
ワッシャ片28bとの接触面によって構成される。
【0042】ところで、主軸6にはグリス経路30を設け
ている。グリス経路30は、主軸の一端に開口部を有し、
各ベアリング10、11に注油を行うことが可能なように、
軸方向に延びる主経路30aと、主経路30aから半径方向
に枝分れして主軸表面に達する副経路30bとからなる。
また、上ヨークを軸支するベアリング11、11の間に、カ
ラー31を配置して適当な隙間を設け、グリスを貯蔵する
グリス室32を形成している。よって、ベアリング10、11
には常にグリスを供給することが可能であり、ベアリン
グ10、11の寿命を延ばすことができる。6aは、メンテ
ナンス時等において、グリスをグリス室32に供給する際
の供給手段(図示せず)を接続するための接続具であ
る。
【0043】ここで、前述のワッシャ28について詳述す
る。図10に示すように、ワッシャ28は、ワッシャ片28a
およびワッシャ片28bの組み合わせによりなるものであ
り、それぞれ円盤状をなしている。さらに、ワッシャ片
28a、28bを互いに密着させることによって、他方の周
端部を覆うカバーとして、それぞれの周端部には壁状を
なす突起33a、33bを形成している。突起33aとワッシ
ャ片28aの周端部との間、および、突起33bとワッシャ
片28bの周端部との間には、隙間C1 (図8に矢印で示
す)を設ける。この隙間C1 は、ワッシャ片28a、28b
同士の摺動を妨げることがないように、かつ、散りが容
易に入らないように寸法設定がなされる。さらに、突起
33a、33bの一方の端部を当接させてワッシャ片28a、
28bを密着させたときに、後述する理由により、突起33
a、33bのもう一方の端部の間には、隙間C2 が形成さ
れる。また、ワッシャ片28a、28bの円盤状をなす部分
には、ワッシャ片を上・下ヨークの対向面1a、2aお
よびガンブラケットの対向面7aに対して固定するため
の係合部材孔34と、主軸6を挿通するための主軸孔35と
を穿設している。
【0044】前述のように、上・下ヨーク1、2の開閉
時の実質的な摺動面は、ワッシャ片28aとワッシャ片28
bとの接触面で構成されるが、該摺動面の周端部がワッ
シャ片28a、28bに形成された突起33a、33bによって
覆い隠されることとなる。したがって、突起33a、33b
のいずれか一方を、散りの発生方向に向けて配置するこ
とにより、前記摺動面端部から摺動面深層部への、散り
の直接的な侵入を防止することができる。また、図8に
示すようにワッシャ片28a、28bの外径寸法を、上・下
ヨーク1、2およびガンブラケット7の表面から数ミリ
メートル突出するように設定し、上・下ヨーク1、2お
よびガンブラケット7の表面に散りが多少堆積した場合
でも、その堆積した散りを時折除去することにより、隙
間C1 から前記摺動面内部へ散りが侵入することを防止
できることは、経験的に明らかとなっている。
【0045】ところで、ワッシャ片28a、28bに用いる
材料としては、アセタール系樹脂、ナイロン系樹脂等の
樹脂材料、絶縁性を有するオイル含浸メタルおよび絶縁
性金属材料が適しており、これらを組み合わせることに
よって、上・下ガンヨークの開閉作動時の実質的な摺動
面を形成する。また、ワッシャ片28a、28bの少なくと
も一方が絶縁性を有していれば、双方を組み合わせて構
成されるワッシャ28の絶縁性は保証されるので、他方の
材料に銅系材料等を用いることも可能である。ここで注
意すべき点は、鉄系材料等の磁性体は、溶接作業時に発
生する磁界の影響で発熱するおそれがあるので、ワッシ
ャ片の材料としては適していないということである。
【0046】なお、ワッシャ片28a、28bの選定に際
し、上・下ヨーク1、2およびガンブラケット7の材料
に比して、耐摩耗性が同等若しくは低い材料を選択する
ことによって、上・下ヨーク1、2の開閉により生ずる
摩耗を、積極的にワッシャ片28a、28bに生じせしめ、
交換が容易でない上・下ヨーク1、2およびガンブラケ
ット7は常に正規の形状を保つことができる。したがっ
て、長期の使用によって摩耗したワッシャ28のみを交換
すことにより、新品と同様の状態に復帰することが可能
となる。
【0047】参考までに、主軸3に用いられる材料は、
一般にS45Cの等の熱処理を施した機械構造用炭素鋼鋼材
に、ハードクロームメッキ等を施した耐摩耗性および防
錆能力の高いものを用いている。また、上・下ヨーク
1、2には、高力黄銅、ベリリウム−銅合金を用いてい
る。
【0048】次に、ワッシャ28の回転軸部3へ組み込む
際に注意すべき点について、図8、図9を基に説明す
る。図9は、図8に示す溶接ガンの回転軸部3の分解図
である。図9に示すように、ワッシャ片28aの突起33a
を、散りの発生方向である上・下ヨーク1、2の先端方
向に向け、下ヨークの対向面2aに固定する。また、ワ
ッシャ片28bの突起33bを上・下ヨーク1、2の後端方
向に向け、上ヨークの対向面1aと、ガンブラケットの
対向面7aに固定する。そして、図9に矢印Bで示すよ
うに、下ヨーク2に対して、上ヨーク1を上方から下方
へ向けて組み込む。また、ガンブラケット7は、下ヨー
ク2に対して矢印Dで示すように後方から前方に向けて
組み込む。このように組み込むことにより、ワッシャ片
28a、28bに設けた突起33a、33bのそれぞれが干渉す
ることなく、図8に示す状態に組み込まれる。
【0049】ところで、図13に示すように、ワッシャ片
28a、28bの突起33a、33bの間には、隙間C2 が形成
される。これは、上・下ヨーク1、2の揺動角がθであ
るときに、ワッシャ片28aとワッシャ片28bとの相対回
転角θを許容するために設けられている。したがって、
隙間C2 は上・下ヨーク1、2の揺動角θを考慮にいれ
て、可能な限り小さく設定することが望ましい。図13の
例においては、一方のワッシャ片の円周端部の半周部分
に亙って突起33aが形成され、もう一方のワッシャ片の
円周端部には、隙間C2 の分だけ短い範囲で突起33bが
形成されている。
【0050】また、隙間C2 の取り方とワッシャ片の取
付け方向を工夫すると、ワッシャ片28a、28bを同一形
状として、取付け方向を反対向きに使用することによっ
て、ワッシャ片28a、28bを共通部品とすることも可能
である。例えば、上・下ヨーク1、2の揺動角θのとき
に、ワッシャ片28a、28b共に、同一位置、かつ同一形
状で、θ/2の回転を許容するように突起33a、33bを
形成すると、ワッシャ片28a、28bは相対回転角θを得
ることができる。
【0051】上記構成をなす本発明の第3の実施の形態
から得られる作用効果は、以下の通りである。上ヨーク
1と下ヨーク2との対向面1a、2a、下ヨーク2とガ
ンブラケット7との対向面2a、7aに、ワッシャ片28
a、28bからなる一対のワッシャ28を介在させ、ワッシ
ャ片28a、28bをそれぞれ隣接する対向面に固定するこ
とにより、ワッシャ片28a、28b同士の接触面を、一対
のヨーク1、2の開閉作動における実質的な摺動面とす
る。そして、ワッシャ片28a、28bの周端部には突起33
a、33bを形成し、前記摺動面を覆い隠すことによっ
て、散りが前記摺動面に直接的に侵入することを防止す
ることができる。したがって、回転軸部3の破損につな
がるような、一対のヨーク1、2の開閉作動における実
質的な摺動面の摩耗を防止することができる。また、突
起33a、33bにより、摺動面から主軸のベアリング部へ
の水の侵入も防止でき、ベアリング錆び付きによるトラ
ブル防止の効果もある。
【0052】また、ワッシャ片28a、28bの少なくとも
一方に絶縁性を持たせて、前記ワッシャを介在した対向
面同士の絶縁性を確保し、しかも、散りの侵入を防ぐこ
とにより、散りによるベアリング10、11および主軸6の
電食等の不具合を防止することができる。前述のよう
に、ワッシャ片28a、28b同士の接触面を覆い隠すカバ
ーとしては、ワッシャ片28a、28bの周端部には突起33
a、33bを形成することにより、他方の周端部を覆う突
起を形成してなることが望ましい。この構成により、前
記ワッシャ片同士で構成された摺動面の端部を、ワッシ
ャ自体で覆い隠すことが可能となり、ワッシャ片28a、
28bを同一部品とすることも可能なので、部品数の増加
を防止することができる。
【0053】以下に、第3の実施の形態におけるワッシ
ャ28の応用形状を図11、図12および図14〜図20に示して
紹介する。図11に示すワッシャ28は、ワッシャ片28c、
28dの組み合わせからなる。ワッシャ片28cは円盤状を
なし、その円周端部の半周部分に亙って、突起33cを形
成している。また、ワッシャ片28dは単純な円盤上をな
している。この図11の例においては、散りの飛来方向が
一方に集中し、かつ、堆積量が余り多くないような場合
に、ワッシャ片28cの突起33cを、散りの飛来方向に向
けて用いる。
【0054】図12に示すワッシャ28は、ワッシャ片28
d、28eの組み合わせからなる。ワッシャ片28eは、図
11に示すワッシャ片28cの図中下側半分を矩形とし、さ
らに、突起33cの端部を該矩形端部に沿って延長した突
起33eを有するものである。この図12の例では、ワッシ
ャ片28eに形成した突起33eが、切れ目なく広範囲に亙
ってワッシャ片28d、28eの密着面端部を覆い隠すこと
ができるので、散りの遮断性が非常に高くなる。
【0055】次に図14〜図18を用いて、ワッシャ28の厚
さ方向の断面形状を説明する。図14は図10に示すワッシ
ャ28の断面形状を示している。前述のように、隙間C1
は、ワッシャ片28a、28bの摺動を妨げることがないよ
うに、かつ、散りが容易に入らないように必要最小限の
寸法設定をする。図15に示すワッシャ28は、突起33fお
よびワッシャ片28g周端部の少なくとも一方には、隙間
1 部分を外部と遮断するように、帯状、らせん状をな
す小突起36を形成している。小突起36を設けることによ
って、ワッシャ片28f、28gの摺動を妨げる程の摩擦抵
抗が生ずることはなく、しかも、散りの遮断性を格段に
向上させることができる。
【0056】図16に示すワッシャ28は、ワッシャ片28j
の周端部に大径部37を設け、これに対応する凹溝を突起
33hに形成している。この構成によると、隙間C1 の入
口からワッシャ片28h、28jの摺動面に至るまでの道の
りに段差を設けることになり、散りの遮断性を格段に向
上させることができる。図17に示すワッシャ28は、ワッ
シャ片28mの周端部を円錐状に形成し、突起33kをこれ
に対応する形状としたものである。この構成によると、
隙間C1 の入口からワッシャ片28k、28mの摺動面に至
るまでの道のりを延長し、散りの遮断性を向上させるこ
とができる。
【0057】さらに図18には、ワッシャ28を構成する一
対のワッシャ片として、単純な円盤状をなすワッシャ片
28dを2枚用いる場合を示す。この場合には、ワッシャ
片28d、28dの摺動面の周囲を覆うカバーとして、凹状
断面を有する円形リング38を用いる。円形リング38は、
図19に示すように分割片38a、38bからなり、着脱が容
易となっている。また図20に示すように、分割片38a、
38bの端部には、相互にかみ合うためのかぎ状固着部38
c、38dが形成されている。
【0058】次に、本発明の第4の実施の形態を図21お
よび図22に示して説明する。第4の実施の形態において
上記第1ないし第3の実施の形態と同一部分若しくは相
当する部分についての詳しい説明は省略する。
【0059】第4の実施の形態は、第3の実施の形態に
おけるワッシャ28の、更なる応用例である。したがっ
て、第3の実施の形態との相違点のみを、以下に説明す
る。図21には、第4の実施の形態に係るワッシャ40の断
面図の一部分を示している。このワッシャ40は、一対の
ワッシャ片41、42によって構成されている。さらに、ワ
ッシャ片41は、絶縁性、難燃性を有する弾性材料で形成
した中間層43を、アセタール系樹脂、ナイロン系樹脂等
の樹脂材料、絶縁性を有するオイル含浸メタル、絶縁性
金属材料等で形成した表面層44で挟持し、リベット45で
各層を固定してなるものである。ワッシャ片42に関して
は、絶縁性を有する材料、もしくは、磁性体以外の金属
材料を用いた単層構造となっている。図中48は、主軸孔
を示している。
【0060】また、中間層43の外周部には、ワッシャ片
42の周端部に密着するカバー46を一体形成している。さ
らに、カバー46のワッシャ片42周端部との密着面には、
帯状若しくはらせん状をなす小突起47を形成している。
図22に示すように、突起47を形成しなくても、摺動を妨
げる程の摩擦抵抗が生ずることはない。この中間層43に
適した材料としては、耐オゾン性のシリコン、フロロシ
リコン等が挙げられる。耐オゾン性の材料を用いるの
は、溶接環境に発生するオゾンの影響で、中間層が劣化
することを防止するためである。
【0061】上記構成をなす本発明の第4の実施の形態
から得られる作用効果は、以下の通りである。ワッシャ
40を構成するワッシャ片41の中間層43が、絶縁性、難燃
性を有する弾性材料で形成されているので、ワッシャ片
41の表面層44およびワッシャ片42の材料に絶縁性を必要
としなくなる。また、上・下ヨーク1、2の開閉時の実
質的な摺動面(ワッシャ片41、42の接触面)の周囲を覆
うカバー46を、中間層43と一体に形成しているので、回
転軸部の組み付けの際には、前記カバーが他の部品と緩
衝しないように弾性変形させることができる。よって、
組み付け方向が制約されることがなくなり、組み付け性
が向上する。上記説明においては、ワッシャ片41のみが
多層構造をなす場合についての説明をしたが、ワッシャ
片41、42共に多層構造として、中間層に一体形成したカ
バーで交互に前記摺動面を覆う構成をとれば、密閉性が
さらに向上する。その他、第3の実施の形態と同一の作
用効果については、説明を省略する。
【0062】次に、本発明の第5の実施の形態を図23な
いし図27に示して説明する。第5の実施の形態におい
て、上記第1ないし第4の実施の形態と同一部分若しく
は相当する部分についての詳しい説明は省略する。
【0063】本発明の第5の実施形態においても、ワッ
シャ49の構造に他の実施の形態との違いがある。図23に
示すように、ワッシャ49は、一対のワッシャであるワッ
シャ片49a、49bからなる。このワッシャ片49a、49b
は、共に単純な円盤上をなしている。そして、第3の実
施の形態と同様に、ワッシャ片49a、49bの少なくとも
一方は、絶縁性材料で形成している。ところが、一対の
ヨークの開閉時の実質的な摺動面(ワッシャ片49a、49
bの接触面)の周囲を覆うカバーは設けていない。その
代わりに、ワッシャ片49aの前記摺動面には、主軸孔50
を避けてワッシャ49の外周部で開口する溝51を形成して
いる。溝51の深さは1〜2mm程度とする。そして、この
溝51を散りの飛来する方向と交差するように、かつ、主
軸孔50よりも前方(散りの発生点により近い位置)に配
置する。
【0064】本実施の形態においては、一対のヨークの
開閉時の実質的な摺動面である、ワッシャ片49a、49b
の接触面を露出させているために、散りは前記摺動面に
侵入する。しかしながら、散りが侵入しても、主軸孔50
に到達する以前に溝51で捕捉し、溝51の開口部51aから
外部に積極的に排出される。散りを捕捉して外部に排出
する機能を高めるために、図24に示すように、主軸孔50
を避けたV字状の溝52を設けてもよい。さらに、図25に
示すように、溝51の途中から、主軸孔50を避けて補助溝
53、54を溝51と交差する方向に形成することもできる。
また、図26に示すように、ワッシャ片49aにはV字状の
溝52を設け、図示しないワッシャ片49bには、点線で示
すように同心円状の溝55、56を設け、さらに外部に開口
し、溝55、56間を連結する連絡溝57を設けることも可能
である。この場合には、同心円状の溝55で取りこぼした
散りを溝56で捕捉し、V字状の溝52および連絡溝57から
外部に排出することにより、散りの排出能力を更に向上
させることができる。また、図27に示すように、主軸孔
50を避けて、複数段の放物線状の溝58、59を設けること
により、散りの捕捉および排出を行うこともできる。
【0065】ただし、上記いずれの溝形状を用いる場合
でも、溝の開口部を散りの発生方向に向けてはいけな
い。その理由としては、溝の開口部を散りの発生方向に
向けると、散りが開口部から溝内部に直接侵入して、内
部で蓄積されてしまうためである。
【0066】上記構成をなす本発明の第5の実施の形態
より得られる作用効果としては、一対のワッシャ片49
a、49bの接触面の周端部から内部に侵入する散りを、
溝51ないし59等によって捕捉し、該溝から散りを外部に
積極的に排出することにより、主軸孔50への散りの到達
を防止することができる。しかも、第3、第4の実施の
形態で説明したような、一対のヨークの開閉時の実質的
な摺動面の周囲を覆うカバーを設けることができない場
合でも、散りが摺動面の深層部へ侵入することを防ぐこ
とができる。よって、摺動面の深層部に位置するベアリ
ング部への水の侵入も防止でき、第3の実施の形態と同
様に、ベアリング錆び付きによるトラブル防止の効果も
ある。また、ワッシャ片49a、49bの周端部には突起が
無いので、回転軸部の組み込みの際に、組み込み方向の
制限を受けることがない。
【0067】次に、本発明の第6の実施の形態を図28な
いし図30に示して説明する。第6の実施の形態におい
て、従来例または、第1ないし第5の実施の形態と同一
部分若しくは相当する部分についての詳しい説明は省略
する。
【0068】図28には、第6の実施の形態に係る溶接ガ
ンの、回転軸部3の断面図を示している。本実施の形態
の特徴は、前述した各実施の形態で用いていた絶縁ワッ
シャに変えて、上・下ヨーク1、2の各対向面1a、2
aに、絶縁性の耐摩耗性層を形成した点にある。したが
って、対向面1a、2aが上・下ヨーク1、2の開閉時
の実質的な摺動面となるので、本実施の形態に限り、対
向面1a、2aを摺動面1a、2aと称す。
【0069】絶縁性の耐摩耗性層を形成する手法の一例
として、摺動面1a、2aにセラミックコーティングを
施す場合についての説明を行う。セラミックコーティン
グ層の厚さは、数ミクロンないしは数ミリとする。セラ
ミックは耐摩耗性が非常に高く、通常は摩耗の心配がな
い。したがって、摺動面1a、2aが摩耗してガタつき
が生ずるという問題は、事実上なくなる。しかしなが
ら、散りのような異物が摺動面1a、2aに侵入し、セ
ラミックコーティング層に傷がつくと、そこからセラミ
ック層の破損が広がるおそれがある。これを防止するた
めに、摺動面1a、2aの端面部を覆うカバー60、61
を、上・下ヨーク1、2に一体形成している。
【0070】ところで、図29および図30に示すように、
カバー60、61は散りの飛来方向(図30の矢印F)に面す
る部分では、上・下ヨーク1、2の摺動面を隙間なく覆
い、かつ、散りの飛来方向とは反対側の面には、上・下
ヨーク1、2の揺動角θを許容するために、カバー60、
61の間には隙間C3 を形成することが望ましい。このよ
うにして、散りが前記摺動面に直接的に侵入することを
防止し、摺動面から主軸6のベアリング部への水の侵入
も防止して、ベアリング錆び付きによるトラブル防止の
効果を得ている。
【0071】図28には、セラミックコーティング層を形
成する部位を点線で示している。セラミックコーティン
グ層は、上ヨーク1の摺動面1a、下ヨーク2の摺動面
2a、カバー60の表面60aおよびカバー61の表面61aに
形成する。表面60a、61aにもコーティングを行うの
は、上・下ヨーク1、2間の絶縁性を確保するためであ
る。また、ベアリング10、11間で短絡を起こすことがな
いように、ベアリング10、11の間には、隙間62を設けて
いる。
【0072】下ヨーク2とガンブラケット7との間に
は、摺動面2aを覆うカバー63を有するワッシャ64を介
在させ、ピン、ボルト等の係合部材65でガンブラケット
7に固定している。ガンブラケットの対向面7aにセラ
ミックコーティングを施さない理由としては、ガンブラ
ケット7は、溶接作業時に治具等との接触により変形す
ることがあり、上・下ヨーク1、2に比べて交換の頻度
が高いので、ワッシャ64を実質的な摺動面として用いた
方がコスト的な有利性があるためである。もちろん、場
合によってはガンブラケット7の対向面7aにセラミッ
クコーティング層を形成することも可能である。ワッシ
ャ64の材質に関しては、アセタール系樹脂、ナイロン系
樹脂等の樹脂材料、絶縁性を有するオイル含浸メタルお
よび絶縁性金属材料、銅系材料等が適している。
【0073】上記構成をなす本発明の第6の実施の形態
から得られる作用効果は、以下の通りである。他の実施
の形態で用いた絶縁ワッシャに変えて、上・下ヨーク
1、2の各摺動面1a、2aに、絶縁性の耐摩耗性層で
あるセラミックコーティング層を形成したことにより、
回転軸部3の全幅を小さくすることができ、前記第1な
いし第5の実施の形態に比して、6〜12mmの小幅化を図
ることができる。よって、溶接ガンの小型軽量化に大き
く貢献することができる。また、セラミックコーティン
グ層は耐摩耗性が非常に高く、上・下ヨークの摺動面1
a、2aの摩耗の心配はなくなる。よって、回転軸部3
の寿命はベアリング10、11の寿命によってのみ決定さ
れ、メンテナンス作業の削減および部品交換の減少によ
るコストの低減を図ることができる。
【0074】ところで、上・下ヨーク1、2の各摺動面
1a、2aに、絶縁性の耐摩耗性層を形成する手法とし
ては、他にも次のようなものがある。例えば、メタライ
ズしたセラミック等をろう付けにより摺動面1a、2a
に接合することも可能である。セラミックと金属との接
合方法としては、活性金属や超音波による液相接合法、
電圧印加や摩擦圧接による固相接合法、レーザによる溶
融接合法等がある。
【0075】更に、第3の実施の形態において用いたワ
ッシャ28を、セラミックスワッシャ、もしくはメタライ
ズしたセラミックスをワッシャにかえて用いることも可
能であり、第6の実施の形態と同様の作用効果を得るこ
とができる。
【0076】
【発明の効果】本発明によれば、次のような効果を得る
ことができる。まず、一対のヨークの一方とガンブラケ
ットとの間の対向面に、絶縁性を有するワッシャを介在
させて該ワッシャを向かい合う対向面の一方に固定する
ことにより、前記一対のヨークの開閉時の実質的な摺動
面を、ワッシャと、該ワッシャを固定していない対向面
とで形成する。そして、該摺動面の周囲を覆うカバーを
設けることにより、前記摺動面の周端部へ散りが直接的
に飛来することがなくなり、しかも、前記実質的な摺動
面における周端部から、中心部に至るまでの道のりに段
差を設けて該道のりを長くすることにより、該摺動面へ
の散りの侵入を防止することができる。
【0077】また、前記ワッシャを、少なくとも一方が
絶縁性を有する一対のワッシャ片で構成し、各ワッシャ
片を夫々隣接する対向面に固定した場合には、前記一対
のワッシャ片同士の接触面を、前記一対のヨークの開閉
作動における実質的な摺動面とする。また、前記ワッシ
ャを介在した対向面同士の絶縁性を確保する。そして、
前記一対のワッシャの周端部にカバーを設けて、該一対
のワッシャの周端部を覆い、ワッシャ同士の摺動面端部
を露出させないようにするので、回転軸部3の破損につ
ながる前記摺動面の摩耗を防止することができる。ま
た、長期の使用による摩耗は、前記一対のワッシャ片の
みに生じ、溶接ガンの主要構成部品である一対のヨーク
およびガンブラケットには摩耗を生じさせずに、正規の
形状を常に維持することができる。よって、回転軸部に
緩みが生じたときには、前記一対のワッシャ片のみを交
換するだけで、新品同様の状態に復帰させることができ
る。
【0078】ところで、前記一対のワッシャ片の少なく
とも一方の周端部に、他方の周端部を覆う突起を形成す
ることによって前記カバーを構成すると、前記一対のワ
ッシャ片同士で構成された実質的な摺動面の端部を、ワ
ッシャ自体で覆い隠すことが可能となる。また、前記突
起形状を工夫することにより、前記一対のワッシャ片を
同一部品とすることも可能であり、部品数の増加を防止
することができる。
【0079】また、前記一対のワッシャ片の少なくとも
一方を、絶縁性、難燃性を有する弾性材料層を含む多層
構造とし、該絶縁性、難燃性を有する弾性材料層の外周
部に、他方のワッシャの外周部を覆うカバーを一体形成
したことにより、回転軸部の組み付けの際には、前記カ
バーが他の部品と緩衝しないように弾性変形させること
によって、組み付け方向が制約されなくなり、組み付け
性を向上させることができる。しかも、前記弾性材料層
の存在によって、ワッシャ片の絶縁性が確保される。
【0080】また、一対のワッシャ同士の接触面に、該
ワッシャに設けられた主軸孔を避けて、該ワッシャの外
周部で開口する溝を形成した場合には、前記一対のワッ
シャ片同士の接触面を、前記一対のヨークの開閉作動に
おける摺動面として、該摺動面の周端部から内部に侵入
する散りを、前記溝によって捕捉し、さらに該溝から散
りを外部に積極的に排出することができる。したがっ
て、散りが前記摺動面の深層部に侵入し、主軸等を破損
するおそれがなくなる。また、長期の使用による摩耗
は、前記一対のワッシャ片のみに生じ、該ワッシャ片の
みを交換するだけで、新品同様の状態に復帰させること
ができる。
【0081】さらに、一対のヨークを同軸上に軸支して
ガンブラケットで挟持し、前記一対のヨークの摺動面に
絶縁性の耐摩耗性層を形成することによって、摺動面自
体に絶縁性、耐摩耗性を持たせることができる。よっ
て、前記一対のヨークの摺動面に、絶縁性部材を介在さ
せる必要がなくなり、小幅化を図ることができる。よっ
て、溶接ガンの小型軽量化に大きく貢献する。また、前
記摺動面端部を覆うカバーを、前記一対のヨークに一体
形成することによって、前記摺動面の周端部へ散りが直
接的に飛来することがなくなり、前記摺動面への散りの
侵入を防止することができる。よって、メンテナンス作
業の削減および部品交換の減少によるコストの低減を図
ることができる。
【0082】従来のゴムまたは金属カバーによって飛散
する散りから前記回転軸部を遮断する手法においては、
ゴムまたは金属カバーの遮断機能が失われた場合に、散
りは回転軸部に付着して、該回転軸部に侵入することに
より発生する不具合を防止することは困難であったが、
本発明においては、回転軸部自体に密閉構造を構成した
ことにより、散りが飛散するような条件に前記回転軸部
がおかれても、該回転軸部の不具合は発生せず、信頼性
を維持することが可能となる。
【0083】また、前記絶縁部材またはワッシャは着脱
作業も容易に行うことが可能であり、絶縁部材の交換と
共に回転軸部の表層部に留まる散りを除去し、溶接ガン
の機能を長く維持することができる。以上のように、本
発明の抵抗溶接装置においては、溶接ガンの分解清掃、
部品交換等のメンテナンスを大幅に省くことが可能とな
り、前記絶縁部材の交換作業も容易であるので、生産ス
ケジュールの都合上、装置に不具合が発生したままやむ
なく溶接作業を行うこともなくなり、製品の溶接品質の
安定化を図ることができる。また、メンテナンス費用も
低減できるため、本発明の抵抗溶接装置で溶接された部
品単体のコスト低減にもつながる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す抵抗溶接装置
の、溶接ガンの回転軸部を示す断面図である。
【図2】図1に示す絶縁部材の一例を示す単体図であ
る。
【図3】(a)(b)共に、図2に示す絶縁部材の断面
形状の一例を示す摸式図である。
【図4】図1に示す絶縁部材のその他の例を示す単体図
である。
【図5】図4に示す2分割された絶縁部材の端部形状を
示す拡大図である。
【図6】2分割された絶縁部材のその他の固定構造を示
す摸式図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態を示す抵抗溶接装置
の、溶接ガンの回転軸部を示す断面図である。
【図8】本発明の第3の実施の形態を示す抵抗溶接装置
の、溶接ガンの回転軸部を示す断面図である。
【図9】図8に示す回転軸部の分解図である。
【図10】本発明の第3実施の形態に係る一対のワッシ
ャ片の単体図である。
【図11】図10に示す一対のワッシャ片の変形例であ
る。
【図12】図10に示す一対のワッシャ片のさらなる変
形例である。
【図13】図8に示す回転軸部の横断面図である。
【図14】図10に示す一対のワッシャ片の摺動面周端
部を示す部分断面図である。
【図15】一対のワッシャ片の摺動面周端部の変形例を
示す部分断面図である。
【図16】一対のワッシャ片の摺動面周端部の変形例を
示す部分断面図である。
【図17】一対のワッシャ片の摺動面周端部の変形例を
示す部分断面図である。
【図18】一対のワッシャ片の摺動面周端部の変形例を
示す部分断面図である。
【図19】図18に示す円形リングの斜視図である。
【図20】図19に示す円形リングの端部形状を示す拡
大図である。
【図21】本発明の第4の実施の形態に係る一対のワッ
シャ片を示す部分断面図である。
【図22】図21に示すカバーの変形例を示す部分断面
図である。
【図23】本発明の第5の実施の形態に係る一対のワッ
シャ片を示す単体図である。
【図24】図23に示すワッシャ片の摺動面に形成され
た溝の変形例を示す図である。
【図25】図23に示すワッシャ片の摺動面に形成され
た溝の変形例を示す図である。
【図26】図23に示すワッシャ片の摺動面に形成され
た溝の変形例を示す図である。
【図27】図23に示すワッシャ片の摺動面に形成され
た溝の変形例を示す図である。
【図28】本発明の第6の実施の形態を示す抵抗溶接装
置の、溶接ガンの回転軸部を示す断面図である。
【図29】図28に示す回転軸部の正面図である。
【図30】図29のE−E線における断面図である。
【図31】抵抗溶接装置の溶接ガンを示す側面図であ
る。
【図32】図31のA−A線における縦断面図である。
【図33】従来の上・下ヨークの回転軸部のカバーを示
す摸式図である。
【図34】従来の上・下ヨークの回転軸部のカバーを示
す摸式図である。
【符号の説明】
1 上ヨーク 2 下ヨーク 3 回転軸部 6 主軸 7 ガンブラケット 8 絶縁ワッシャ 17 絶縁部材 28 ワッシャ 28a ワッシャ片 28b ワッシャ片 33a 突起 33b 突起

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対のヨークを同軸上に軸支してガンブ
    ラケットで挟持し、前記一対のヨーク間の対向面、およ
    び、前記一対のヨークの一方とガンブラケットとの間の
    対向面に、絶縁性を有するワッシャを介在させて該ワッ
    シャを向かい合う対向面の一方に固定し、前記一対のヨ
    ークの開閉時の実質的な摺動面の周囲を覆うカバーを設
    けたことを特徴とする抵抗溶接装置。
  2. 【請求項2】 前記ワッシャは、少なくとも一方が絶縁
    性を有する一対のワッシャ片からなり、各ワッシャ片を
    夫々隣接する対向面に固定したことを特徴とする請求項
    1に記載の抵抗溶接装置。
  3. 【請求項3】 前記カバーは、前記一対のワッシャ片の
    少なくとも一方の周端部に、他方の周端部を覆う突起を
    形成してなることを特徴とする請求項2に記載の抵抗溶
    接装置。
  4. 【請求項4】 前記一対のワッシャ片の少なくとも一方
    を、絶縁性、難燃性を有する弾性材料層を含む多層構造
    とし、該絶縁性、難燃性を有する弾性材料層の外周部
    に、他方のワッシャの外周部を覆うカバーを一体形成し
    たことを特徴とする請求項2に記載の抵抗溶接装置。
  5. 【請求項5】 一対のヨークを主軸で軸支してガンブラ
    ケットで挟持し、前記一対のヨーク間の対向面、およ
    び、前記一対のヨークの一方とガンブラケットとの間の
    対向面に、少なくとも一方が絶縁性を有する一対のワッ
    シャ片を介在させて夫々隣接する対向面に固定し、該ワ
    ッシャ片同士の接触面に、該ワッシャに設けられた主軸
    孔を避けて、該ワッシャ片の外周部で開口する溝を形成
    したことを特徴とする抵抗溶接装置。
  6. 【請求項6】 一対のヨークを同軸上に軸支してガンブ
    ラケットで挟持し、前記一対のヨークの摺動面に絶縁性
    の耐摩耗性層を形成し、該摺動面端部を覆うカバーを設
    けたことを特徴とする抵抗溶接装置。
JP7335906A 1995-06-08 1995-11-30 抵抗溶接装置 Pending JPH0952179A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002263849A (ja) * 2001-03-09 2002-09-17 Obara Corp X型ガンの主軸部のスパッタカバ―
JP2002301575A (ja) * 2001-04-05 2002-10-15 Obara Corp X型ガンの主軸部のスパッタカバ―
JP2013078773A (ja) * 2011-10-03 2013-05-02 Koyo Giken:Kk スポット溶接機
JP2013078772A (ja) * 2011-10-03 2013-05-02 Koyo Giken:Kk スポット溶接法
CN110212386A (zh) * 2019-05-15 2019-09-06 沈阳兴华航空电器有限责任公司 一种用于射频电缆与接触体焊接的补偿垫片及焊接方法

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