JPH0952209A - 短繊維含有表面層を積層した床材 - Google Patents

短繊維含有表面層を積層した床材

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JPH0952209A
JPH0952209A JP22736495A JP22736495A JPH0952209A JP H0952209 A JPH0952209 A JP H0952209A JP 22736495 A JP22736495 A JP 22736495A JP 22736495 A JP22736495 A JP 22736495A JP H0952209 A JPH0952209 A JP H0952209A
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JP
Japan
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short fibers
surface layer
floor material
layer
fibers
Prior art date
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Pending
Application number
JP22736495A
Other languages
English (en)
Inventor
Takao Yoshimoto
吉本多嘉雄
Yutaka Yanagihara
豊 柳原
Masayuki Higuchi
雅之 樋口
Seiji Endo
誠治 遠藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toli Corp
Original Assignee
Toli Corp
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH0952209A publication Critical patent/JPH0952209A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 床材の耐摩耗性、耐破れ性等の物理的強度が
得られるとともに、成形品の反りを解消する。 【構成】 合成樹脂基材の上面に化粧層を設け、さらに
その上面に短繊維を混入した熱可塑性樹脂表面層を形成
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は床材に関し、特に寸法
安定性の改良された床材に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、耐摩耗性、耐破れ性等の物理
的強度の向上と製造コストの低減を両立させるために直
接摩耗を受ける表面層のみを樹脂配合率を高くし、中層
あるいは下層に充填剤を多量に配合した床材は公知であ
る。しかし上記床材の欠点として成型品に上反りが出
て、これを施工した場合床面が平滑にならず、歩行時足
に上反り部がひっかかったり、ひっかかった時に床材が
端から剥がれてくる等の不具合が生じた。
【0003】上反りが発生する原因は上層と下層の充填
剤含量の差からくる縮み差に関係する。即ち充填剤含量
の少ない上層は縮み力が大きく、充填剤の多い下層は縮
み力が小さい、この2層を積層すると縮み力の大きい上
層に引っ張られて上反りになる。又その結果全体の縮み
量も大きくなった。これを解決するには下層と同レベル
量の充填剤を上層に充填すればよいが、この方法では、
床材の耐摩耗性、耐破れ性を向上させることはできな
い。
【0004】
【課題を解決する手段】本願発明は上記問題点を解決し
た発明で、「基材上に熱可塑性樹脂に短繊維を練込んだ
表面層を積層したことを特徴とする床材」を要旨とす
る。「図1」は床材の断面図であり、1は繊維裏打ち材
であり、繊維裏打ち材は床下地への接着性を向上させる
ため等に用いられる。これらの裏打ち材はガラス繊維、
ポリエステル、ナイロン、ビニロン、綿、レーヨンおよ
び混紡品の織布、不織布で、目付量は30〜150g/
2が好適である。
【0005】繊維裏打ち材1上には合成樹脂基材2が形
成される。合成樹脂基材2はPVC、ポリプロピレン、
エチレン−酢ビコポリマー、(EVA)アモルファスポ
リα−オレフィン(APAO)、ポリウレタン等のバイ
ンダーに炭酸カルシウム、タルク、クレー、水酸化アル
ミニウム、木粉、コルク粉等の充填剤を比較的多量に配
合した組成物である。また合成樹脂基材は発泡体であっ
てもよい。なお合成樹脂基材がPVCである場合は、従
来公知の床材の基材の組成物であってもよい。
【0006】合成樹脂基材2上には、化粧層が形成され
る。化粧層としては無地着色層、マーブル模様等のラン
ダム模様層、印刷模様層が例示される。印刷模様とし
て、例えばプリントフィルム層が積層されるが、更に例
示すれば、PVCフィルムにグラビアインキで柄を印刷
したものを使用できる。また他の印刷模様層として、下
層の表面に直接印刷する方法や、転写プリント紙による
柄付け方法がある。
【0007】上記化粧層上に、短繊維を練込んだ熱可塑
性樹脂表面層が形成されている。短繊維はガラス繊維、
ポリエステル、ナイロン、ビニロンが使用可能で短繊維
の種類としてはガラス繊維を短くカットしたものが最も
有効であり、取り扱い性なども考慮すれば一般にガラス
チョップドストランドと言われているものの使用が好ま
しい。短繊維の繊維長は0.5〜10mm、添加量は樹
脂100重量部につき1〜50重量部で、より好ましく
は5〜20重量部が好ましい。1重量部未満であると寸
法縮みを抑える効果が小さくなり、50重量部を超すと
透明性を損ない、また却って摩耗性が悪くなるので好ま
しくない。
【0008】樹脂の種類としては特に限定するものでは
なく、PVC、PP、PE、EVA、APAO等のポリ
オレフィン、ポリウレタン樹脂、その他の熱可塑性樹脂
が使用される。又この上層は透明であっても不透明であ
ってもよい。透明を必要とする場合はガラス繊維は他の
繊維に比較して透明性が高いので、下地に化粧層がある
場合はこれが透視でき、好適である。
【0009】本願発明において透明表面層の厚さは0.
1〜1.8mm、全厚は1〜5mmが好適である。透明
表面層とそれ以下の部分の厚さの比は1:2〜1:7が
好ましい。得られた積層体は適宜メカニカルエンボスま
たはケミカルエンボスを付与してもよい。
【0010】基材上の表面層の積層方法については特に
限定するものではなく、例えば平板プレス法、連続プレ
ス法、ラミネート機によるラミネート法が実施できる。
このようにして、本願発明床材6が得られる。なお「図
1」の床材の他に、基材に直接短繊維を練込んだ熱可塑
性樹脂表面層を積層させてもよく、この時表面層または
基材が着色されていてもよい。本願発明床材は、タイル
状でもシート状でも実施可能である。
【0011】
【発明の作用】本願発明は、表面に短繊維を練込んだ層
を積層し、とくに短繊維をガラス繊維とすることによ
り、寸法の縮みを抑制し、反りを生じず、耐摩耗性が向
上するとともに化粧層が透視できる。
【0012】
【発明の効果】
・ガラス短繊維を表面層に練込んでいるので、寸法安定
性、耐反り性が優れていた。 ・耐摩耗性、耐破れ性が向上した。 ・透明なので、下のプリント模様が見えて意匠性が向上
した。
【0013】
【実施例】以下に実施例、比較例をあげて詳述するが、
本発明はこれらの実施例によって限定されるものではな
い。実施例および比較例に記載の部は重量部を意味す
る。
【実施例1】打込み本数6本/cm×6本/cm、50
g/m2の綿−レーヨン織布の裏打ち材上に「表1」の
配合Aの1.3mm厚のシートを一番下にその上に順次
配合Bの0.2mm厚のシートにグラビアプリントした
プリントシート化粧層、配合Cの0.5mm厚の表面層
シートを同時にラミネート機で170℃で熱圧積層して
シート床材を得た。
【0014】
【表1】 (単位:部) 配合A 配合B 配合C 配合D 配合E PVC(P=1000) 100 100 100 100 100 可塑剤(DOP) 65 20 30 30 50 安定剤(バリウム−亜鉛複合) 3 3 3 3 3 充填剤(炭酸カルシウム) 300 5 − − 200 顔料 1 1 − − 1 ガラス繊維 − − 15 − − ガラス繊維……日本硝子繊維製ガラスチョップドストランド(繊維長1mm) 商品名RESI5BM42を使用した。
【0015】
【比較例1】表面層として実施例1の「表1」配合Cの
代わりに配合Dのシートを用いた他は実施例と同一構成
の床材を得た。
【0016】
【比較例2】実施例1の配合Cの代わりに配合Eのシー
トを用いた。他は実施例と同一構成の床材を得た。
【0017】実施例1および比較例1、比較例2で作成
した成型品の品質を以下の方法で試験した結果を「表
2」に示す。表に示すように比較例1、2に比較して実
施例1は安定した品質を示した。
【0018】表中の各試験方法は次のようであった。 加熱寸法安定性…JIS A5705による。 加熱反り…加熱寸法安定性の測定を完了した試料を平滑
水平な板上にのせサンプルの4角の反りを板表面との距
離として測定した。 室温放置反り…30×30cm寸法の試料を平滑な板上
に表面が上になるように載置し、20℃、60%雰囲気
中に7日間放置後にサンプルの4角の反りを板表面の距
離として測定した。 耐摩耗性…JIS A1453による。
【0019】
【表2】 実施例1 比較例1 比較例2 加熱寸法安定性 0.5% 2.2% 1.0% 加熱反り 1.2mm 5.5mm 2.5mm 室温放置反り 0 mm 3.7mm 2.0mm 耐摩耗性 1000rpm 0.08mm 0.07mm 0.14mm 意匠性 ○ ○ ×
【0020】実施例1は寸法安定性が良く、耐反り性も
室温放置で全く反らない等優れており、耐摩耗性も良好
であった。また意匠性も優れていた。一方、比較例1の
床材ではガラス繊維層が無く、充填剤も添加されていな
いので寸法安定性が低く、反りも大きかった。比較例2
の床材は寸法安定性、耐反り性は実施例1と比較例1の
中間程度の性能であまり良くなかった。耐摩耗性は極度
に低かった。また下の化粧層が透視できず、意匠性は劣
った。このようにすべての性能が優れているのは実施例
1の床材のみであった。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本願発明床材断面図
【符号の説明】
1…繊維裏打ち材 2…合成樹脂基材 3…化粧層 4…熱可塑性樹脂表面層 5…短繊維 6…本願発明床材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 遠藤 誠治 兵庫県伊丹市東有岡5丁目125番地 東リ 株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材上に熱可塑性樹脂に短繊維を練込ん
    だ表面層を積層したことを特徴とする床材。
  2. 【請求項2】 基材上に化粧層を形成し、その上に短繊
    維を練込んだ表面層を積層したことを特徴とする床材。
  3. 【請求項3】 短繊維をガラス短繊維としたことを特徴
    とする請求項1ないし請求項2の床材。
  4. 【請求項4】 短繊維が表面層の熱可塑性樹脂100重
    量部に対し1〜50重量部添加した請求項1〜3の床
    材。
JP22736495A 1995-08-10 1995-08-10 短繊維含有表面層を積層した床材 Pending JPH0952209A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998027265A1 (en) * 1996-12-19 1998-06-25 E.I. Du Pont De Nemours And Company Decorative composite floor coverings
JP2003071997A (ja) * 2001-09-03 2003-03-12 Toli Corp リサイクル装飾材
KR100837504B1 (ko) * 2006-02-09 2008-06-12 주식회사 엘지화학 표면층에 단섬유 파일을 포함하는 미끄럼 방지기능을 가진바닥장식재
CN104234374A (zh) * 2014-07-24 2014-12-24 浙江天仁风管有限公司 抗静电地热地板

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WO1998027265A1 (en) * 1996-12-19 1998-06-25 E.I. Du Pont De Nemours And Company Decorative composite floor coverings
JP2003071997A (ja) * 2001-09-03 2003-03-12 Toli Corp リサイクル装飾材
KR100837504B1 (ko) * 2006-02-09 2008-06-12 주식회사 엘지화학 표면층에 단섬유 파일을 포함하는 미끄럼 방지기능을 가진바닥장식재
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