JPH0952373A - プリンタ装置 - Google Patents
プリンタ装置Info
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- JPH0952373A JPH0952373A JP20874695A JP20874695A JPH0952373A JP H0952373 A JPH0952373 A JP H0952373A JP 20874695 A JP20874695 A JP 20874695A JP 20874695 A JP20874695 A JP 20874695A JP H0952373 A JPH0952373 A JP H0952373A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink
- nozzle
- printer device
- diluting liquid
- pressure chamber
- Prior art date
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- Withdrawn
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 高精度の濃度階調を有する高解像度の画像の
形成を可能とし、製品寿命も長くする。 【解決手段】 吐出媒体として希釈液が導入される第1
の圧力室と、定量媒体としてインクが導入される第2の
圧力室と、上記第1及び第2の圧力室に各々連通する第
1及び第2のノズル34,36とを有し、上記ノズルよ
り上記吐出媒体と上記定量媒体とを混合吐出するプリン
トヘッド3を有する場合に、プリントヘッド3のノズル
開口面である一主面38aを第1のノズル34側から第
2のノズル36側に向かって払拭し、上記ノズル開口面
に残存するインク及び/又は希釈液を除去する除去部材
62を設ける。上記除去部材62としては、弾性部材が
好ましい。また、払拭時に第1のノズル34から希釈液
が吐出されても良い。さらに、除去されたインク及び/
又は希釈液を回収する手段を有しても良く、回収手段と
しては吸収部材が好ましい。
形成を可能とし、製品寿命も長くする。 【解決手段】 吐出媒体として希釈液が導入される第1
の圧力室と、定量媒体としてインクが導入される第2の
圧力室と、上記第1及び第2の圧力室に各々連通する第
1及び第2のノズル34,36とを有し、上記ノズルよ
り上記吐出媒体と上記定量媒体とを混合吐出するプリン
トヘッド3を有する場合に、プリントヘッド3のノズル
開口面である一主面38aを第1のノズル34側から第
2のノズル36側に向かって払拭し、上記ノズル開口面
に残存するインク及び/又は希釈液を除去する除去部材
62を設ける。上記除去部材62としては、弾性部材が
好ましい。また、払拭時に第1のノズル34から希釈液
が吐出されても良い。さらに、除去されたインク及び/
又は希釈液を回収する手段を有しても良く、回収手段と
しては吸収部材が好ましい。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は希釈液とインクをノ
ズルより混合吐出するプリンタ装置に関する。詳しく
は、上記ノズル開口面を払拭する除去部材を設け、その
払拭方向を規制することにより、高精度な濃度階調を有
する高解像度の画像の形成を可能とし、製品寿命も長く
なされたプリンタ装置に係るものである。
ズルより混合吐出するプリンタ装置に関する。詳しく
は、上記ノズル開口面を払拭する除去部材を設け、その
払拭方向を規制することにより、高精度な濃度階調を有
する高解像度の画像の形成を可能とし、製品寿命も長く
なされたプリンタ装置に係るものである。
【0002】
【従来の技術】近年、特にオフィス等においてデスクト
ップパブリッシングと称されるコンピュータを使用した
文書作成が盛んに行われるようになってきており、最近
では文字や図形だけでなく、写真様のカラーの自然画像
を文字,図形とともに出力するといった要求も増加して
きている。そして、これに伴い、高品位な自然画像をプ
リントすることが要求され、中間調の再現が重要となっ
てきている。
ップパブリッシングと称されるコンピュータを使用した
文書作成が盛んに行われるようになってきており、最近
では文字や図形だけでなく、写真様のカラーの自然画像
を文字,図形とともに出力するといった要求も増加して
きている。そして、これに伴い、高品位な自然画像をプ
リントすることが要求され、中間調の再現が重要となっ
てきている。
【0003】また、記録信号に応じて印刷時に必要な時
だけインク液滴をノズルより吐出して紙,フィルム等の
記録媒体に記録する、いわゆるオンデマンド型のプリン
タ装置は、小型化,低コスト化が可能なため、近年急速
に普及しつつある。
だけインク液滴をノズルより吐出して紙,フィルム等の
記録媒体に記録する、いわゆるオンデマンド型のプリン
タ装置は、小型化,低コスト化が可能なため、近年急速
に普及しつつある。
【0004】このようにインク液滴を吐出する方法とし
ては、様々な方法が提案されているが、ピエゾ素子を用
いる方法または発熱素子を用いる方法が一般的である。
前者はピエゾ素子の変形によりインクに圧力を加えて吐
出させる方法である。後者は、発熱素子によりインクを
加熱沸騰させて発生する泡の圧力でインクを吐出させる
方法である。
ては、様々な方法が提案されているが、ピエゾ素子を用
いる方法または発熱素子を用いる方法が一般的である。
前者はピエゾ素子の変形によりインクに圧力を加えて吐
出させる方法である。後者は、発熱素子によりインクを
加熱沸騰させて発生する泡の圧力でインクを吐出させる
方法である。
【0005】そして、上記のような中間調を上述のイン
ク液滴を吐出するオンデマンド型のプリンタ装置で再現
する方法としては、様々な方法が提案されている。すな
わち、第1の方法としてはピエゾ素子或いは発熱素子に
与える電圧パルスの電圧やパルス幅を変化させて吐出す
る液滴サイズを制御し、印刷ドットの径を可変として階
調を表現するものが挙げられる。なお、このとき、上記
オンデマンド型のプリンタ装置においては、上記電圧パ
ルスの1パルスに対して1液滴の吐出が行われる。
ク液滴を吐出するオンデマンド型のプリンタ装置で再現
する方法としては、様々な方法が提案されている。すな
わち、第1の方法としてはピエゾ素子或いは発熱素子に
与える電圧パルスの電圧やパルス幅を変化させて吐出す
る液滴サイズを制御し、印刷ドットの径を可変として階
調を表現するものが挙げられる。なお、このとき、上記
オンデマンド型のプリンタ装置においては、上記電圧パ
ルスの1パルスに対して1液滴の吐出が行われる。
【0006】また、第2の方法としては、ドット径は変
化させずに1画素を例えば4×4のドットよりなるマト
リクスで構成し、このマトリクス単位でいわゆるディザ
法を用いて階調表現を行う方法が挙げられる。
化させずに1画素を例えば4×4のドットよりなるマト
リクスで構成し、このマトリクス単位でいわゆるディザ
法を用いて階調表現を行う方法が挙げられる。
【0007】これに対し、本発明者等は、希釈液にイン
クを混合しながら吐出することにより、吐出されるイン
ク液滴の濃度を変化させ、印刷されるドットの濃度を制
御することを可能にし、解像度の劣化を発生させること
なく階調を表現して自然画像をプリントアウトする、い
わゆるキャリアジェット方式を適用したオンデマンド型
のプリンタ装置を提案してきた。なお、上記のようなプ
リンタ装置においては、希釈液として水や界面活性剤を
添加した水を使用している。
クを混合しながら吐出することにより、吐出されるイン
ク液滴の濃度を変化させ、印刷されるドットの濃度を制
御することを可能にし、解像度の劣化を発生させること
なく階調を表現して自然画像をプリントアウトする、い
わゆるキャリアジェット方式を適用したオンデマンド型
のプリンタ装置を提案してきた。なお、上記のようなプ
リンタ装置においては、希釈液として水や界面活性剤を
添加した水を使用している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、例えば上記
のようにインクと希釈液を混合吐出するキャリアジェッ
ト方式を適用したオンデマンド型のプリンタ装置のプリ
ントヘッドは、吐出液である希釈液が導入される第1の
圧力室と、定量液であるインクが導入される第2の圧力
室を有し、上記第1の圧力室に連通して形成される第1
のノズル及び第2の圧力室に連通して形成される第2の
ノズルが隣合って形成されてなるものであり、上記圧力
室中の希釈液とインクにピエゾ素子或いは発熱素子によ
り圧力を加えてノズルから上記希釈液と上記インクとを
混合吐出させて記録を行う。
のようにインクと希釈液を混合吐出するキャリアジェッ
ト方式を適用したオンデマンド型のプリンタ装置のプリ
ントヘッドは、吐出液である希釈液が導入される第1の
圧力室と、定量液であるインクが導入される第2の圧力
室を有し、上記第1の圧力室に連通して形成される第1
のノズル及び第2の圧力室に連通して形成される第2の
ノズルが隣合って形成されてなるものであり、上記圧力
室中の希釈液とインクにピエゾ素子或いは発熱素子によ
り圧力を加えてノズルから上記希釈液と上記インクとを
混合吐出させて記録を行う。
【0009】しかしながら、このようなプリントヘッド
においては、混合吐出後、プリントヘッドのノズル開口
面にインク及び/又は希釈液が残存してしまうことがあ
る。
においては、混合吐出後、プリントヘッドのノズル開口
面にインク及び/又は希釈液が残存してしまうことがあ
る。
【0010】このように、ノズル開口面にインク及び/
又は希釈液が残存すると、この残存したインクがノズル
内の希釈液中に混入してしまう可能性がある。上記プリ
ンタ装置においては、インクと希釈液の混合比により印
刷されるドットの濃度が決定され、これにより階調を表
現するため、上記のようなインクの希釈液中への混入が
生じると、次回の記録時におけるドットの濃度の精度の
低下が発生し、形成される画像の濃度階調の精度が低下
し、その結果、解像度も低下する。
又は希釈液が残存すると、この残存したインクがノズル
内の希釈液中に混入してしまう可能性がある。上記プリ
ンタ装置においては、インクと希釈液の混合比により印
刷されるドットの濃度が決定され、これにより階調を表
現するため、上記のようなインクの希釈液中への混入が
生じると、次回の記録時におけるドットの濃度の精度の
低下が発生し、形成される画像の濃度階調の精度が低下
し、その結果、解像度も低下する。
【0011】また、ノズル開口面にインク及び/又は希
釈液が残存すると、次回の記録時における混合吐出に影
響を及ぼし、形成される画像の濃度階調の精度の低下が
発生し、その結果、解像度も低下する。
釈液が残存すると、次回の記録時における混合吐出に影
響を及ぼし、形成される画像の濃度階調の精度の低下が
発生し、その結果、解像度も低下する。
【0012】さらには、ノズル開口面に残存したインク
が希釈液を吐出するノズル内に入り込むことにより、プ
リントヘッド内が汚れ、プリンタ装置の製品寿命等に影
響を及ぼす可能性もある。
が希釈液を吐出するノズル内に入り込むことにより、プ
リントヘッド内が汚れ、プリンタ装置の製品寿命等に影
響を及ぼす可能性もある。
【0013】なお、本発明者等は、インクに希釈液を混
合しながら吐出させてキャリアジェット方式と同様にし
て自然画像をプリントアウトする、いわゆる濃度変調型
のインクジェット方式を適用したオンデマンド型のプリ
ンタ装置についても提案してきたが、上述の不都合は、
この濃度変調型のインクジェット方式を適用したオンデ
マンド型のプリンタ装置においても同様に発生する。
合しながら吐出させてキャリアジェット方式と同様にし
て自然画像をプリントアウトする、いわゆる濃度変調型
のインクジェット方式を適用したオンデマンド型のプリ
ンタ装置についても提案してきたが、上述の不都合は、
この濃度変調型のインクジェット方式を適用したオンデ
マンド型のプリンタ装置においても同様に発生する。
【0014】そこで本発明は、従来の実情に鑑みて提案
されたものであり、ノズル開口面に残存するインク及び
/又は希釈液を除去し、高精度の濃度階調を有する高解
像度の画像の形成を可能とし、製品寿命も長いプリンタ
装置を提供することを目的とする。
されたものであり、ノズル開口面に残存するインク及び
/又は希釈液を除去し、高精度の濃度階調を有する高解
像度の画像の形成を可能とし、製品寿命も長いプリンタ
装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに本発明者等が鋭意検討した結果、キャリアジェット
方式を適用したオンデマンド型のプリンタ装置におい
て、ノズル開口面に除去部材を払拭させて残存するイン
ク及び/又は希釈液を除去するようにすれば、高精度の
濃度階調を有する高解像度の画像の形成が可能となり、
かつ上記除去部材を希釈液を吐出するノズル側からイン
クを吐出するノズル側に向かって払拭させるようにすれ
ば、希釈液を吐出するノズル内にインクが入り込むこと
がなく、プリンタ装置の製品寿命に影響を及ぼさないこ
とを見い出した。
めに本発明者等が鋭意検討した結果、キャリアジェット
方式を適用したオンデマンド型のプリンタ装置におい
て、ノズル開口面に除去部材を払拭させて残存するイン
ク及び/又は希釈液を除去するようにすれば、高精度の
濃度階調を有する高解像度の画像の形成が可能となり、
かつ上記除去部材を希釈液を吐出するノズル側からイン
クを吐出するノズル側に向かって払拭させるようにすれ
ば、希釈液を吐出するノズル内にインクが入り込むこと
がなく、プリンタ装置の製品寿命に影響を及ぼさないこ
とを見い出した。
【0016】なお、このことは、濃度変調型のインクジ
ェット方式を適用したオンデマンド型のプリンタ装置に
おいても同様である。
ェット方式を適用したオンデマンド型のプリンタ装置に
おいても同様である。
【0017】また、本発明者等は、希釈液を吐出させな
がら除去部材でノズル開口面を払拭させるようにすれ
ば、希釈液を吐出するノズル及びインクを吐出するノズ
ルの開口周辺が希釈液により洗浄され、さらに濃度階調
精度が高く、さらに高解像度な画像の形成が可能となる
ことを見い出した。
がら除去部材でノズル開口面を払拭させるようにすれ
ば、希釈液を吐出するノズル及びインクを吐出するノズ
ルの開口周辺が希釈液により洗浄され、さらに濃度階調
精度が高く、さらに高解像度な画像の形成が可能となる
ことを見い出した。
【0018】さらにまた、本発明者等は、除去部材によ
り除去されたインク及び/又は希釈液がノズル開口面に
再度付着しないように、これらを回収する手段を設けれ
ば、これまで述べた手段をより有効とすることが可能で
あることを見い出した。
り除去されたインク及び/又は希釈液がノズル開口面に
再度付着しないように、これらを回収する手段を設けれ
ば、これまで述べた手段をより有効とすることが可能で
あることを見い出した。
【0019】すなわち本発明は、吐出媒体が導入される
第1の圧力室と、定量媒体が導入される第2の圧力室
と、上記第1の圧力室に連通されて吐出媒体を吐出する
第1のノズル及び第2の圧力室に連通されて定量媒体を
吐出する第2のノズルとを有し、上記吐出媒体及び定量
媒体の何れか一方が希釈液とされ、残りの一方がインク
とされ、上記ノズルより希釈液とインクとを混合吐出す
るプリントヘッドを有するプリンタ装置に、プリントヘ
ッドのノズル開口面を希釈液を吐出するノズル側からイ
ンクを吐出するノズル側に向かって払拭し、上記ノズル
開口面に残存するインク及び/又は希釈液を除去する除
去部材を設けることを特徴とするものである。
第1の圧力室と、定量媒体が導入される第2の圧力室
と、上記第1の圧力室に連通されて吐出媒体を吐出する
第1のノズル及び第2の圧力室に連通されて定量媒体を
吐出する第2のノズルとを有し、上記吐出媒体及び定量
媒体の何れか一方が希釈液とされ、残りの一方がインク
とされ、上記ノズルより希釈液とインクとを混合吐出す
るプリントヘッドを有するプリンタ装置に、プリントヘ
ッドのノズル開口面を希釈液を吐出するノズル側からイ
ンクを吐出するノズル側に向かって払拭し、上記ノズル
開口面に残存するインク及び/又は希釈液を除去する除
去部材を設けることを特徴とするものである。
【0020】このとき、吐出媒体を希釈液とし、定量媒
体をインクとすることが好ましい。
体をインクとすることが好ましい。
【0021】なお、上記除去部材としては、弾性部材が
好ましい。
好ましい。
【0022】また、本発明のプリンタ装置においては、
除去部材によりノズル開口面を払拭する際に希釈液を吐
出するノズルから希釈液が吐出されることが好ましい。
除去部材によりノズル開口面を払拭する際に希釈液を吐
出するノズルから希釈液が吐出されることが好ましい。
【0023】さらに、本発明のプリンタ装置において
は、ノズル開口面より除去されたインク及び/又は希釈
液を回収する手段を有することが好ましく、インク及び
/又は希釈液を回収する手段として、吸収部材を有する
ことが好ましい。
は、ノズル開口面より除去されたインク及び/又は希釈
液を回収する手段を有することが好ましく、インク及び
/又は希釈液を回収する手段として、吸収部材を有する
ことが好ましい。
【0024】本発明のプリンタ装置においては、インク
と希釈液を混合吐出するプリンタ装置に、ノズル開口面
を払拭し、この面に残存するインク及び/又は希釈液を
除去する除去部材を設けていることから、ノズル開口面
に残存するインク及び/又は希釈液が除去され、次回の
混合吐出への影響がなく、該混合吐出が正確に行われ
る。また、上記除去部材が希釈液を吐出するノズル側か
らインクを吐出するノズル側に向かって払拭するため、
希釈液を吐出するノズル内にインクが入り込むことがな
い。なお、上記除去部材として弾性部材を使用すれば、
プリントヘッドのノズル開口面に密着でき、これを傷つ
けることもない。
と希釈液を混合吐出するプリンタ装置に、ノズル開口面
を払拭し、この面に残存するインク及び/又は希釈液を
除去する除去部材を設けていることから、ノズル開口面
に残存するインク及び/又は希釈液が除去され、次回の
混合吐出への影響がなく、該混合吐出が正確に行われ
る。また、上記除去部材が希釈液を吐出するノズル側か
らインクを吐出するノズル側に向かって払拭するため、
希釈液を吐出するノズル内にインクが入り込むことがな
い。なお、上記除去部材として弾性部材を使用すれば、
プリントヘッドのノズル開口面に密着でき、これを傷つ
けることもない。
【0025】さらに本発明のプリンタ装置において、希
釈液を吐出させながら除去部材でノズル開口面を払拭さ
せるようにすれば、希釈液を吐出するノズル及びインク
を吐出するノズルの開口周辺が希釈液により洗浄され
る。
釈液を吐出させながら除去部材でノズル開口面を払拭さ
せるようにすれば、希釈液を吐出するノズル及びインク
を吐出するノズルの開口周辺が希釈液により洗浄され
る。
【0026】さらにまた、本発明のプリンタ装置におい
て、除去部材により除去されたインク及び/又は希釈液
を回収する手段を設ければ、上記インク及び/又は希釈
液がノズル開口面に再度付着することもない。
て、除去部材により除去されたインク及び/又は希釈液
を回収する手段を設ければ、上記インク及び/又は希釈
液がノズル開口面に再度付着することもない。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の具体的な実施の形
態について図面を参照しながら詳細に説明する。
態について図面を参照しながら詳細に説明する。
【0028】本発明のプリンタ装置が搭載された液体噴
射記録装置は、図1に示すように、被印刷物であるプリ
ント紙1が支持されるドラム2と、本発明のプリンタ装
置を構成し、上記プリント紙1に記録を行うプリントヘ
ッド3により主に構成されるものである。
射記録装置は、図1に示すように、被印刷物であるプリ
ント紙1が支持されるドラム2と、本発明のプリンタ装
置を構成し、上記プリント紙1に記録を行うプリントヘ
ッド3により主に構成されるものである。
【0029】このとき、上記プリント紙1は、ドラム2
の軸方向に平行に設けられた紙圧着ローラ4により、ド
ラム2に圧着保持されている。また、上記ドラム2の外
周近傍には、送りネジ5がドラム2の軸方向に平行に設
けられている。そして、この送りネジ5には、プリント
ヘッド3が保持されている。すなわち、かかるプリント
ヘッド3は、送りネジ5の回転によって、図中矢印M1
で示すようにドラム2の軸方向に移動するようになって
いる。
の軸方向に平行に設けられた紙圧着ローラ4により、ド
ラム2に圧着保持されている。また、上記ドラム2の外
周近傍には、送りネジ5がドラム2の軸方向に平行に設
けられている。そして、この送りネジ5には、プリント
ヘッド3が保持されている。すなわち、かかるプリント
ヘッド3は、送りネジ5の回転によって、図中矢印M1
で示すようにドラム2の軸方向に移動するようになって
いる。
【0030】一方、ドラム2は、プーリ6、ベルト7、
プーリ8を介してモータ9により図中矢印mで示すよう
に回転駆動される。さらに、送りネジ5及びモータ9の
回転とプリントヘッド3は、ヘッドドライブ,ヘッド送
り制御,ドラム回転制御10により印画データ及び制御
信号11に基づいて駆動制御される。
プーリ8を介してモータ9により図中矢印mで示すよう
に回転駆動される。さらに、送りネジ5及びモータ9の
回転とプリントヘッド3は、ヘッドドライブ,ヘッド送
り制御,ドラム回転制御10により印画データ及び制御
信号11に基づいて駆動制御される。
【0031】上記の構成においては、プリントヘッド3
が移動して1行分の印字を行うと、ドラム2を1行分だ
け回転させて次の印字を行う。プリントヘッド3が移動
し、印画する場合は、一方向の場合と往復方向の場合と
がある。
が移動して1行分の印字を行うと、ドラム2を1行分だ
け回転させて次の印字を行う。プリントヘッド3が移動
し、印画する場合は、一方向の場合と往復方向の場合と
がある。
【0032】このような液体噴射記録装置における印字
及び制御系のブロック図を図2に示す。印字データなど
の信号入力21は、信号処理制御回路22に入力され、
この信号処理制御回路22において印字順番に揃えられ
て、ドライバ23を介してヘッド24(プリントヘッ
ド)に送られる。印字順番は、ヘッド24や印字部の構
成で異なり、また印字データの入力順番との関係もあ
り、必要に応じてラインバッファメモリや1画面メモリ
などのメモリ25に一旦記録してから取り出す。ヘッド
24には、階調信号や吐出信号を入力する。
及び制御系のブロック図を図2に示す。印字データなど
の信号入力21は、信号処理制御回路22に入力され、
この信号処理制御回路22において印字順番に揃えられ
て、ドライバ23を介してヘッド24(プリントヘッ
ド)に送られる。印字順番は、ヘッド24や印字部の構
成で異なり、また印字データの入力順番との関係もあ
り、必要に応じてラインバッファメモリや1画面メモリ
などのメモリ25に一旦記録してから取り出す。ヘッド
24には、階調信号や吐出信号を入力する。
【0033】なお、マルチヘッドでノズル数が非常に多
い場合には、ヘッド24にICを搭載してヘッド24に
接続する配線数を減らすようにする。また、信号処理制
御回路22には、補正26が接続されており、γ補正、
カラーの場合の色補正、各ヘッドのばらつき補正などを
行う。補正26には、予め決められた補正データをRO
Mマップ形式で格納しておき、外部条件、例えばノズル
番号、温度、入力信号などに応じて取り出すようにする
のが一般的である。
い場合には、ヘッド24にICを搭載してヘッド24に
接続する配線数を減らすようにする。また、信号処理制
御回路22には、補正26が接続されており、γ補正、
カラーの場合の色補正、各ヘッドのばらつき補正などを
行う。補正26には、予め決められた補正データをRO
Mマップ形式で格納しておき、外部条件、例えばノズル
番号、温度、入力信号などに応じて取り出すようにする
のが一般的である。
【0034】信号処理制御回路22は、CPUやDSP
構成としてソフトウエアで処理することが一般的であ
り、処理された信号は各種制御モータ駆動その他27に
送られる。各種制御モータ駆動その他27では、ドラム
及び送りネジを回転駆動するモータの駆動、同期、ヘッ
ドのクリーニング、プリント紙の供給、排出などの制御
を行う。また、信号には、印字データ以外の操作部信号
や外部制御信号が含まれることは言うまでもない。
構成としてソフトウエアで処理することが一般的であ
り、処理された信号は各種制御モータ駆動その他27に
送られる。各種制御モータ駆動その他27では、ドラム
及び送りネジを回転駆動するモータの駆動、同期、ヘッ
ドのクリーニング、プリント紙の供給、排出などの制御
を行う。また、信号には、印字データ以外の操作部信号
や外部制御信号が含まれることは言うまでもない。
【0035】次に、本発明のプリンタ装置を構成するプ
リントヘッド3の構成について示す。なお、上記プリン
トヘッド3は希釈液にインクを混合しながらこれらを混
合吐出する、いわゆるキャリアジェット方式のプリント
ヘッドである。上記プリントヘッド3は、図3に示すよ
うに、インク及び希釈液を混合吐出させ、2つの圧力室
を有する圧力室ユニット31と、上記2つの圧力室に対
応する第1のピエゾユニット32及び第2のピエゾユニ
ット33により主に構成される。
リントヘッド3の構成について示す。なお、上記プリン
トヘッド3は希釈液にインクを混合しながらこれらを混
合吐出する、いわゆるキャリアジェット方式のプリント
ヘッドである。上記プリントヘッド3は、図3に示すよ
うに、インク及び希釈液を混合吐出させ、2つの圧力室
を有する圧力室ユニット31と、上記2つの圧力室に対
応する第1のピエゾユニット32及び第2のピエゾユニ
ット33により主に構成される。
【0036】上記圧力室ユニット31は、上述のように
インク及び希釈液を混合吐出させるものであり、図4に
拡大して示すように内部に希釈液の吐出口とされる第1
のノズル34とこれに連通される第1の導入口35とイ
ンクの吐出口となる第2のノズル36とこれに連通され
る第2の導入口37とが略中央に形成される板状のオリ
フィスプレート38と、図3に示すように圧力室側壁3
9a,39b,39c,39d,39eが隔壁となって
形成されて希釈液の流路となる第1の圧力室40とイン
クの流路となる第2の圧力室41と、振動板42により
構成される。
インク及び希釈液を混合吐出させるものであり、図4に
拡大して示すように内部に希釈液の吐出口とされる第1
のノズル34とこれに連通される第1の導入口35とイ
ンクの吐出口となる第2のノズル36とこれに連通され
る第2の導入口37とが略中央に形成される板状のオリ
フィスプレート38と、図3に示すように圧力室側壁3
9a,39b,39c,39d,39eが隔壁となって
形成されて希釈液の流路となる第1の圧力室40とイン
クの流路となる第2の圧力室41と、振動板42により
構成される。
【0037】そして、上記オリフィスプレート38にお
いては、図4に拡大して示すように、第1及び第2のノ
ズル34,36の一端が印字面となる一主面38aに臨
み、上記第1及び第2のノズル34,36に連通する第
1及び第2の導入口35,37の一端が上記一主面38
aに対向する裏面38bに臨むようになされている。従
って、第1の導入口35と第1のノズル34は全体とし
てオリフィスプレート38を貫通し、第2の導入口37
と第2のノズル36も全体としてオリフィスプレート3
8を貫通することとなる。また、上記第1及び第2のノ
ズル34,36は図4中θで示すこれらの開口方向間の
角度が45°をなすように形成されている。
いては、図4に拡大して示すように、第1及び第2のノ
ズル34,36の一端が印字面となる一主面38aに臨
み、上記第1及び第2のノズル34,36に連通する第
1及び第2の導入口35,37の一端が上記一主面38
aに対向する裏面38bに臨むようになされている。従
って、第1の導入口35と第1のノズル34は全体とし
てオリフィスプレート38を貫通し、第2の導入口37
と第2のノズル36も全体としてオリフィスプレート3
8を貫通することとなる。また、上記第1及び第2のノ
ズル34,36は図4中θで示すこれらの開口方向間の
角度が45°をなすように形成されている。
【0038】さらに、上記オリフィスプレート38にお
いては、図3中に示すように、第1及び第2のノズル3
4,36、第1及び第2の導入口35,37を挟むよう
に希釈液溜まりとなる断面略コ字状の第1の供給室43
とインク溜まりとなる断面略コ字状の第2の供給室44
が、その開口部が印字面となる一主面38aに対向する
裏面38bに臨むようにして形成されている。
いては、図3中に示すように、第1及び第2のノズル3
4,36、第1及び第2の導入口35,37を挟むよう
に希釈液溜まりとなる断面略コ字状の第1の供給室43
とインク溜まりとなる断面略コ字状の第2の供給室44
が、その開口部が印字面となる一主面38aに対向する
裏面38bに臨むようにして形成されている。
【0039】このとき、上記オリフィスプレート38の
裏面38b側に隔壁として圧力室側壁39a,39b,
39c,39d,39eが積層形成され、上記圧力室側
壁39a,39b,39c,39d,39eの形成され
ていない部分により第1の供給室43の開口部と第1の
導入口35の開口部をつなぎ、流路となる第1の圧力室
40が形成されるとともに、第2の供給室44の開口部
と第2の導入口37の開口部をつなぎ、流路となる第2
の圧力室41が形成されている。
裏面38b側に隔壁として圧力室側壁39a,39b,
39c,39d,39eが積層形成され、上記圧力室側
壁39a,39b,39c,39d,39eの形成され
ていない部分により第1の供給室43の開口部と第1の
導入口35の開口部をつなぎ、流路となる第1の圧力室
40が形成されるとともに、第2の供給室44の開口部
と第2の導入口37の開口部をつなぎ、流路となる第2
の圧力室41が形成されている。
【0040】そして、上記圧力室側壁39a,39b,
39c,39d,39e上に振動板42が積層形成さ
れ、上記第1及び第2の圧力室40,41が密閉されて
いる。
39c,39d,39e上に振動板42が積層形成さ
れ、上記第1及び第2の圧力室40,41が密閉されて
いる。
【0041】また、上記第1のピエゾユニット32は、
圧電材と導電材とを交互に積層した板状の第1の積層ピ
エゾ素子45と、上記第1の積層ピエゾ素子45の一方
の端部を固定する第1の支持体46と、上記第1の積層
ピエゾ素子45の固定された第1の支持体46を圧力室
ユニット31に対して固定する第1のホルダー47とに
より構成される。一方の第2のピエゾユニット33にお
いても同様であり、第2の積層ピエゾ素子48が第2の
支持体49にその一端が固定され、これらは第2のホル
ダー50により圧力室ユニット31に対して固定されて
いる。
圧電材と導電材とを交互に積層した板状の第1の積層ピ
エゾ素子45と、上記第1の積層ピエゾ素子45の一方
の端部を固定する第1の支持体46と、上記第1の積層
ピエゾ素子45の固定された第1の支持体46を圧力室
ユニット31に対して固定する第1のホルダー47とに
より構成される。一方の第2のピエゾユニット33にお
いても同様であり、第2の積層ピエゾ素子48が第2の
支持体49にその一端が固定され、これらは第2のホル
ダー50により圧力室ユニット31に対して固定されて
いる。
【0042】上記第1及び第2の積層ピエゾ素子45,
48としては、圧電材と導電材を第1及び第2の圧力室
40,41の長手方向に直交する方向に積層したもの、
或いは長手方向に平行な方向に積層したもののどちらを
使用しても良い。
48としては、圧電材と導電材を第1及び第2の圧力室
40,41の長手方向に直交する方向に積層したもの、
或いは長手方向に平行な方向に積層したもののどちらを
使用しても良い。
【0043】積層ピエゾ素子は電圧を加えられるとその
積層方向に伸びる特性を有している。このため、前者の
積層ピエゾ素子は、電圧の印加により第1及び第2の圧
力室40,41の長手方向に伸びる一方で、これと直交
する方向には縮むこととなる。従って、この積層ピエゾ
素子は、圧力室に圧力を付与しないようになる。このよ
うな積層ピエゾ素子をd31モードの積層ピエゾ素子と称
する。
積層方向に伸びる特性を有している。このため、前者の
積層ピエゾ素子は、電圧の印加により第1及び第2の圧
力室40,41の長手方向に伸びる一方で、これと直交
する方向には縮むこととなる。従って、この積層ピエゾ
素子は、圧力室に圧力を付与しないようになる。このよ
うな積層ピエゾ素子をd31モードの積層ピエゾ素子と称
する。
【0044】一方の後者の積層ピエゾ素子においては、
電圧を加えると第1及び第2の圧力室40,41の長手
方向と直交する方向に伸び、圧力室に圧力を付与するよ
うになる。このような積層ピエゾ素子をd33モードの積
層ピエゾ素子と称する。
電圧を加えると第1及び第2の圧力室40,41の長手
方向と直交する方向に伸び、圧力室に圧力を付与するよ
うになる。このような積層ピエゾ素子をd33モードの積
層ピエゾ素子と称する。
【0045】そして、上記第1の積層ピエゾ素子45は
振動板42を介して第1の圧力室40に対向するように
配されており、第2の積層ピエゾ素子48も振動板42
を介して第2の圧力室41に対向するように配されてい
る。
振動板42を介して第1の圧力室40に対向するように
配されており、第2の積層ピエゾ素子48も振動板42
を介して第2の圧力室41に対向するように配されてい
る。
【0046】従って、上記のような構成のプリントヘッ
ド3においては、希釈液が、図示しない希釈液タンクか
ら図示しない供給パイプや供給溝を通って第1の供給室
43に供給され、ここから図4に示すように第1の圧力
室40を通って第1の導入口35に連通する第1のノズ
ル34に充填され、該希釈液51により第1のノズル3
4の先端部に第1のメニスカスD1 が形成される。一方
のインクにおいても同様であり、図示しないインクタン
クから図示しない供給パイプや供給溝を通って第2の供
給室44に供給され、ここから図4に示すように第2の
圧力室41を通って第2の導入口37に連通する第2の
ノズル36に充填され、インク52により第2のノズル
36の先端部に第2のメニスカスD2 が形成される。
ド3においては、希釈液が、図示しない希釈液タンクか
ら図示しない供給パイプや供給溝を通って第1の供給室
43に供給され、ここから図4に示すように第1の圧力
室40を通って第1の導入口35に連通する第1のノズ
ル34に充填され、該希釈液51により第1のノズル3
4の先端部に第1のメニスカスD1 が形成される。一方
のインクにおいても同様であり、図示しないインクタン
クから図示しない供給パイプや供給溝を通って第2の供
給室44に供給され、ここから図4に示すように第2の
圧力室41を通って第2の導入口37に連通する第2の
ノズル36に充填され、インク52により第2のノズル
36の先端部に第2のメニスカスD2 が形成される。
【0047】このような構成の液体噴射記録装置により
印刷を行う場合、例えば第1及び第2の積層ピエゾ素子
45,48としていわゆるd33モードの積層ピエゾ素子
を使用している場合の駆動電圧の印加タイミングを図5
に示す。
印刷を行う場合、例えば第1及び第2の積層ピエゾ素子
45,48としていわゆるd33モードの積層ピエゾ素子
を使用している場合の駆動電圧の印加タイミングを図5
に示す。
【0048】すなわち、図5(a)に示すように、印刷
前の待機時、図中(A)で示す時点において、予め第1
の積層ピエゾ素子45に例えば10[V]を印加してお
く。
前の待機時、図中(A)で示す時点において、予め第1
の積層ピエゾ素子45に例えば10[V]を印加してお
く。
【0049】そして、印刷時には、前述のヘッドドライ
ブ,ヘッド送り制御,ドラム回転制御10からの信号に
基づいて、先ず第1のノズル34への希釈液51の引き
込みを行うべく、図中(B)で示す時点で第1の積層ピ
エゾ素子45の印加電圧を0[V]にする。これによ
り、第1の積層ピエゾ素子45は縮小し第1の圧力室4
0の体積が増加し内圧が負圧となり、希釈液51は第1
のノズル34内に引き込まれる。
ブ,ヘッド送り制御,ドラム回転制御10からの信号に
基づいて、先ず第1のノズル34への希釈液51の引き
込みを行うべく、図中(B)で示す時点で第1の積層ピ
エゾ素子45の印加電圧を0[V]にする。これによ
り、第1の積層ピエゾ素子45は縮小し第1の圧力室4
0の体積が増加し内圧が負圧となり、希釈液51は第1
のノズル34内に引き込まれる。
【0050】そしてこれと同時、または少し遅れて図5
(b)に示すように、第2のノズル36からインク52
を押し出してしみ出させるべく、図中(C)で示す時点
で第2の積層ピエゾ素子48に駆動電圧、例えば10
[V]を150[μsec]与え、第2の積層ピエゾ素
子48を長手方向に伸長させ、振動板42を介して第2
の圧力室41に加圧し、第2のノズル36に内圧を加え
る。すると、インク52が第2のノズル36の外から第
1のノズル34の開口付近までしみ出し定量が行われ
る。
(b)に示すように、第2のノズル36からインク52
を押し出してしみ出させるべく、図中(C)で示す時点
で第2の積層ピエゾ素子48に駆動電圧、例えば10
[V]を150[μsec]与え、第2の積層ピエゾ素
子48を長手方向に伸長させ、振動板42を介して第2
の圧力室41に加圧し、第2のノズル36に内圧を加え
る。すると、インク52が第2のノズル36の外から第
1のノズル34の開口付近までしみ出し定量が行われ
る。
【0051】その後、第2のノズル36内にインク52
を引き込むべく、図中(D)で示す時点で第2のピエゾ
素子48の駆動電圧を0[V]に下げると、定量された
インク以外のオリフィスプレート38の一主面38a上
に残ったインクは、第2のノズル36に引き込まれ、第
2のメニスカスD2 を形成する。なお、図5(b)中T
で示し、図中(C)で示す時点と図中(D)で示す時点
間で示されるインク定量パルス幅は可変である。ただ
し、このとき、オリフィスプレート38のノズル開口面
となる一主面38aに余分なインクが残存してしまうこ
とがある。
を引き込むべく、図中(D)で示す時点で第2のピエゾ
素子48の駆動電圧を0[V]に下げると、定量された
インク以外のオリフィスプレート38の一主面38a上
に残ったインクは、第2のノズル36に引き込まれ、第
2のメニスカスD2 を形成する。なお、図5(b)中T
で示し、図中(C)で示す時点と図中(D)で示す時点
間で示されるインク定量パルス幅は可変である。ただ
し、このとき、オリフィスプレート38のノズル開口面
となる一主面38aに余分なインクが残存してしまうこ
とがある。
【0052】さらにこの状態で、第1のノズル34に再
充填されている希釈液51を吐出するべく、図5(a)
中に示すように、再充填の状態の図中(E)で示す時点
を経て図中(F)で示す時点で第1の積層ピエゾ素子4
5に駆動電圧として、例えば20[V]を100[μs
ec]加え、振動板42を介して第1の圧力室40に加
圧し、第1のノズル34に内圧を加える。その結果、図
中(G)で示す時点では上記第1のノズル34内の内圧
によって希釈液51が押し出され、前述の定量されたイ
ンクは上記希釈液51と一体となって所定濃度の液滴と
して吐出され、これが前述のプリント紙1に被着して印
刷が行われる。
充填されている希釈液51を吐出するべく、図5(a)
中に示すように、再充填の状態の図中(E)で示す時点
を経て図中(F)で示す時点で第1の積層ピエゾ素子4
5に駆動電圧として、例えば20[V]を100[μs
ec]加え、振動板42を介して第1の圧力室40に加
圧し、第1のノズル34に内圧を加える。その結果、図
中(G)で示す時点では上記第1のノズル34内の内圧
によって希釈液51が押し出され、前述の定量されたイ
ンクは上記希釈液51と一体となって所定濃度の液滴と
して吐出され、これが前述のプリント紙1に被着して印
刷が行われる。
【0053】この後、第1のノズル34に希釈液51を
引き込むべく、図中(H)で示す時点で第1の積層ピエ
ゾ素子45の電圧を10[V]に下げると、第1の積層
ピエゾ素子45の縮小により第1の圧力室40および第
1のノズル34の内圧は負圧となり、これにより希釈液
51は、第1のノズル34内に引き込まれる。ただし、
このとき、オリフィスプレート38のノズル開口面とな
る一主面38aに希釈液が残存してしまうことがある。
引き込むべく、図中(H)で示す時点で第1の積層ピエ
ゾ素子45の電圧を10[V]に下げると、第1の積層
ピエゾ素子45の縮小により第1の圧力室40および第
1のノズル34の内圧は負圧となり、これにより希釈液
51は、第1のノズル34内に引き込まれる。ただし、
このとき、オリフィスプレート38のノズル開口面とな
る一主面38aに希釈液が残存してしまうことがある。
【0054】この後、第1の圧力室40及び第1のノズ
ル34の内圧はやがて元に戻り、図中(I)及び(J)
で示す時点においては、希釈液51は毛細管現象により
第1のノズル34に再充填され、第1のメニスカスD1
を形成する。
ル34の内圧はやがて元に戻り、図中(I)及び(J)
で示す時点においては、希釈液51は毛細管現象により
第1のノズル34に再充填され、第1のメニスカスD1
を形成する。
【0055】そして、図5(a),図5(b)に示され
るように、上記動作を繰り返すことで印刷がなされる。
るように、上記動作を繰り返すことで印刷がなされる。
【0056】第1及び第2の積層ピエゾ素子45,48
として、いわゆるd31モードの積層ピエゾ素子を使用し
た場合の駆動電圧の印加タイミングを図6に示す。この
d31モードの積層ピエゾ素子は電圧の印加により第1及
び第2の圧力室40,41の長手方向に直交する方向に
縮むことから、前述のいわゆるd33モードの積層ピエゾ
素子を使用した場合と正反対の挙動を示す。このため、
駆動電圧の印加タイミングは、d33モードの積層ピエゾ
素子を使用した場合の駆動電圧の印加タイミングを示す
図5を反転させた図となる。
として、いわゆるd31モードの積層ピエゾ素子を使用し
た場合の駆動電圧の印加タイミングを図6に示す。この
d31モードの積層ピエゾ素子は電圧の印加により第1及
び第2の圧力室40,41の長手方向に直交する方向に
縮むことから、前述のいわゆるd33モードの積層ピエゾ
素子を使用した場合と正反対の挙動を示す。このため、
駆動電圧の印加タイミングは、d33モードの積層ピエゾ
素子を使用した場合の駆動電圧の印加タイミングを示す
図5を反転させた図となる。
【0057】なお、上記プリントヘッド3においては、
オリフィスプレート38、圧力室側壁39a,39b,
39c,39d,39e、および振動板42には、ポリ
サルホン等の樹脂、ドライフィルムレジスト、およびニ
ッケル等の金属板をそれぞれ用いることができる。ま
た、オリフィスプレート38は上記のような樹脂を射出
成形して形成すれば良く、第1及び第2のノズル34,
36はエキシマレーザ加工等により形成すれば良い。
オリフィスプレート38、圧力室側壁39a,39b,
39c,39d,39e、および振動板42には、ポリ
サルホン等の樹脂、ドライフィルムレジスト、およびニ
ッケル等の金属板をそれぞれ用いることができる。ま
た、オリフィスプレート38は上記のような樹脂を射出
成形して形成すれば良く、第1及び第2のノズル34,
36はエキシマレーザ加工等により形成すれば良い。
【0058】そして、本例のプリンタ装置においては、
上記のような構成のプリントヘッド3における第1のノ
ズル34内の希釈液51へのインク52の混入を防止す
るとともに、印字面となる一主面38a、すなわちノズ
ル開口面に残存したインク52及び/又は希釈液51が
次回の混合吐出に影響しないように、ノズル開口面であ
る一主面38aを払拭し、上記一主面38aに残存する
インク52及び/又は希釈液51を除去する除去部材を
有する。また、本例のプリンタ装置においては、希釈液
51を吐出する第1のノズル34内にインク52が入り
込むことがないように、希釈液51の吐出される第1の
ノズル34側からインク52の吐出される第2のノズル
36側に向かって上記除去部材により一主面38aを払
拭するようにしている。なお、上記除去部材としては弾
性部材が好ましい。
上記のような構成のプリントヘッド3における第1のノ
ズル34内の希釈液51へのインク52の混入を防止す
るとともに、印字面となる一主面38a、すなわちノズ
ル開口面に残存したインク52及び/又は希釈液51が
次回の混合吐出に影響しないように、ノズル開口面であ
る一主面38aを払拭し、上記一主面38aに残存する
インク52及び/又は希釈液51を除去する除去部材を
有する。また、本例のプリンタ装置においては、希釈液
51を吐出する第1のノズル34内にインク52が入り
込むことがないように、希釈液51の吐出される第1の
ノズル34側からインク52の吐出される第2のノズル
36側に向かって上記除去部材により一主面38aを払
拭するようにしている。なお、上記除去部材としては弾
性部材が好ましい。
【0059】すなわち、このようなプリンタ装置として
は、図7に示すように支持体61上にゴム等の弾性材料
よりなる弾性部材62が設けられ、この支持体61がプ
リントヘッド3のオリフィスプレート38のノズル開口
面となる一主面38aに上記弾性部材62が所定の圧力
で押圧されることが可能なように配されるものが挙げら
れる。
は、図7に示すように支持体61上にゴム等の弾性材料
よりなる弾性部材62が設けられ、この支持体61がプ
リントヘッド3のオリフィスプレート38のノズル開口
面となる一主面38aに上記弾性部材62が所定の圧力
で押圧されることが可能なように配されるものが挙げら
れる。
【0060】このようなプリンタ装置において、ノズル
開口面である一主面38a上に残存するインク及び/又
は希釈液である残存物63を除去するには、先ず、支持
体61を所定の位置に移動させ、上記支持体61上に設
けられる弾性部材62をノズル開口面となる一主面38
aに所定の圧力で押圧させる。
開口面である一主面38a上に残存するインク及び/又
は希釈液である残存物63を除去するには、先ず、支持
体61を所定の位置に移動させ、上記支持体61上に設
けられる弾性部材62をノズル開口面となる一主面38
aに所定の圧力で押圧させる。
【0061】次に、プリントヘッド3を送りネジ5によ
り図中矢印M1 で示す方向に移動させる、或いは支持体
61を図中矢印M2 で示す方向に移動させてプリントヘ
ッド3を相対的に図中矢印M1 で示す方向に移動させ
る。
り図中矢印M1 で示す方向に移動させる、或いは支持体
61を図中矢印M2 で示す方向に移動させてプリントヘ
ッド3を相対的に図中矢印M1 で示す方向に移動させ
る。
【0062】その結果、図8に示すように、弾性部材6
2に一主面38aを押しつけながらプリントヘッド3が
図中矢印M1 で示すように移動する、或いはプリントヘ
ッド3の一主面38aに弾性部材62を押しつけながら
該弾性部材62が図中矢印M2 で示す方向に移動するこ
ととなり、何れの場合においても弾性部材62が希釈液
51が吐出される第1のノズル34側からインク52の
吐出される第2のノズル36側に向かって一主面38a
を払拭し、一主面38aの第1及び第2のノズル34,
36の開口周辺に残存していた残存物63が弾性部材6
2により除去されることとなる。
2に一主面38aを押しつけながらプリントヘッド3が
図中矢印M1 で示すように移動する、或いはプリントヘ
ッド3の一主面38aに弾性部材62を押しつけながら
該弾性部材62が図中矢印M2 で示す方向に移動するこ
ととなり、何れの場合においても弾性部材62が希釈液
51が吐出される第1のノズル34側からインク52の
吐出される第2のノズル36側に向かって一主面38a
を払拭し、一主面38aの第1及び第2のノズル34,
36の開口周辺に残存していた残存物63が弾性部材6
2により除去されることとなる。
【0063】従って、このようなプリンタ装置において
は、ノズル開口面である一主面38aに残存するインク
及び/又は希釈液である残存物63が除去され、インク
52の希釈液51への混入が起こり難く、次回の混合吐
出への影響がなく、該混合吐出が正確な混合比で行わ
れ、高精度な濃度階調を有する高解像度の画像が形成さ
れる。
は、ノズル開口面である一主面38aに残存するインク
及び/又は希釈液である残存物63が除去され、インク
52の希釈液51への混入が起こり難く、次回の混合吐
出への影響がなく、該混合吐出が正確な混合比で行わ
れ、高精度な濃度階調を有する高解像度の画像が形成さ
れる。
【0064】また、このようなプリンタ装置において
は、上記弾性部材62が一主面38aを希釈液51を吐
出する第1のノズル34側からインク52を吐出する第
2のノズル36側に向かって払拭するため、希釈液51
を吐出する第1のノズル34内にインク52が入り込む
ことがなく、プリントヘッド3内を汚すこともなく、製
品寿命に影響を及ぼすこともなく、製品寿命を長くでき
る。
は、上記弾性部材62が一主面38aを希釈液51を吐
出する第1のノズル34側からインク52を吐出する第
2のノズル36側に向かって払拭するため、希釈液51
を吐出する第1のノズル34内にインク52が入り込む
ことがなく、プリントヘッド3内を汚すこともなく、製
品寿命に影響を及ぼすこともなく、製品寿命を長くでき
る。
【0065】なお、弾性部材62を除去部材としている
ことから、プリントヘッド3のノズル開口面である一主
面38aに密着でき、インク及び/又は希釈液である残
存物63を容易に除去することが可能であり、プリント
ヘッド3を傷つけることもない。
ことから、プリントヘッド3のノズル開口面である一主
面38aに密着でき、インク及び/又は希釈液である残
存物63を容易に除去することが可能であり、プリント
ヘッド3を傷つけることもない。
【0066】このときの上記プリンタ装置のクリーニン
グ動作のフローチャートを図9に示す。上記プリンタ装
置における残存するインク及び/又は希釈液の除去は、
非印刷時に行うことが好ましく、図9中に示すようにス
テップST101における出力待機状態でステップST
102において所定の時間tが経過すると、弾性部材に
よる払拭を行うべく、ステップST103においてクリ
ーニング動作が開始される。すなわち、ステップST1
04においてプリントヘッド或いは支持体の移動が行わ
れ、ステップST105において弾性部材による払拭で
あるワイプ動作がなされる。そして、インク及び/又は
希釈液が除去されたステップST106においてクリー
ニング動作が完了する。このとき必要に応じてステップ
ST101の出力待機状態に戻り、同様の動作が繰り返
される。なお、このようなクリーンング動作は、プリン
タ装置の電源オン時にイニシャライズ動作時、カートリ
ッジ交換後のイニシャライズ動作時に行っても良く、ク
リーニング動作実施回数を設定しておいても良い。
グ動作のフローチャートを図9に示す。上記プリンタ装
置における残存するインク及び/又は希釈液の除去は、
非印刷時に行うことが好ましく、図9中に示すようにス
テップST101における出力待機状態でステップST
102において所定の時間tが経過すると、弾性部材に
よる払拭を行うべく、ステップST103においてクリ
ーニング動作が開始される。すなわち、ステップST1
04においてプリントヘッド或いは支持体の移動が行わ
れ、ステップST105において弾性部材による払拭で
あるワイプ動作がなされる。そして、インク及び/又は
希釈液が除去されたステップST106においてクリー
ニング動作が完了する。このとき必要に応じてステップ
ST101の出力待機状態に戻り、同様の動作が繰り返
される。なお、このようなクリーンング動作は、プリン
タ装置の電源オン時にイニシャライズ動作時、カートリ
ッジ交換後のイニシャライズ動作時に行っても良く、ク
リーニング動作実施回数を設定しておいても良い。
【0067】また、本例のプリンタ装置においては、上
記プリンタ装置と同様のプリンタ装置において、上記の
ように弾性部材62により払拭する際に第1のノズル3
4から希釈液51を吐出させるようにしても良い。
記プリンタ装置と同様のプリンタ装置において、上記の
ように弾性部材62により払拭する際に第1のノズル3
4から希釈液51を吐出させるようにしても良い。
【0068】すなわち、図10に示すように、弾性部材
62をノズル開口面となる一主面38aに所定の圧力で
押圧させて、プリントヘッド3を送りネジ5により図中
矢印M1 で示す方向に移動させる、或いは支持体61を
図中矢印M2 で示す方向に移動させて残存物63を除去
しようとする際に、第1のノズル34から希釈液51を
吐出させるようにしても良い。
62をノズル開口面となる一主面38aに所定の圧力で
押圧させて、プリントヘッド3を送りネジ5により図中
矢印M1 で示す方向に移動させる、或いは支持体61を
図中矢印M2 で示す方向に移動させて残存物63を除去
しようとする際に、第1のノズル34から希釈液51を
吐出させるようにしても良い。
【0069】この結果、図11に示されるように残存物
63は希釈液51ととともに弾性部材62により払拭さ
れる。
63は希釈液51ととともに弾性部材62により払拭さ
れる。
【0070】このようにすれば、希釈液51を吐出する
第1のノズル34及びインク52を吐出する第2のノズ
ル36の開口周辺が希釈液51により洗浄され、希釈液
51とインク52の混合比の精度を高めることが可能で
あることから、さらに高精度な濃度階調を有する高解像
度の画像の形成が可能となる。
第1のノズル34及びインク52を吐出する第2のノズ
ル36の開口周辺が希釈液51により洗浄され、希釈液
51とインク52の混合比の精度を高めることが可能で
あることから、さらに高精度な濃度階調を有する高解像
度の画像の形成が可能となる。
【0071】このときの上記プリンタ装置のクリーニン
グ動作のフローチャートを図12に示す。上記プリンタ
装置においても残存するインク及び/又は希釈液の除去
は、非印刷時に行うことが好ましく、図12中に示すよ
うにステップST111における出力待機状態でステッ
プST112で所定の時間tが経過すると、弾性部材に
よる払拭を行うべく、ステップST113においてクリ
ーニング動作が開始される。すなわち、ステップST1
14において、プリントヘッド或いは支持体が移動し、
ステップST115で希釈液吐出が必要に応じてn回行
われ、ステップST116において弾性部材による払拭
であるワイプ動作がなされる。そして、インク及び/又
は希釈液が除去されたステップST117においてクリ
ーニング動作が完了する。このとき、必要に応じてステ
ップST111における出力待機状態に戻り、同様の動
作が繰り返される。
グ動作のフローチャートを図12に示す。上記プリンタ
装置においても残存するインク及び/又は希釈液の除去
は、非印刷時に行うことが好ましく、図12中に示すよ
うにステップST111における出力待機状態でステッ
プST112で所定の時間tが経過すると、弾性部材に
よる払拭を行うべく、ステップST113においてクリ
ーニング動作が開始される。すなわち、ステップST1
14において、プリントヘッド或いは支持体が移動し、
ステップST115で希釈液吐出が必要に応じてn回行
われ、ステップST116において弾性部材による払拭
であるワイプ動作がなされる。そして、インク及び/又
は希釈液が除去されたステップST117においてクリ
ーニング動作が完了する。このとき、必要に応じてステ
ップST111における出力待機状態に戻り、同様の動
作が繰り返される。
【0072】なお、上記プリンタ装置においては、残存
するインク及び/又は希釈液の除去を、必要であれば、
印刷中に実施しても良く、その場合のクリーニング動作
のフローチャートを図13に示す。すなわち、図13中
に示すようにステップST121において印画が開始さ
れ、所定の印刷を行うべく、ステップST122におい
てプリントヘッドの走査である主走査がn回行われた
後、ステップST123においてプリントヘッドをクリ
ーニング動作を行う位置へ移動させ、弾性部材による払
拭を行うべく、ステップST124においてクリーニン
グ動作を開始する。すなわち、ステップST125にお
いてプリントヘッド或いは支持体を移動させ、このとき
必要に応じてステップST126における希釈液吐出を
n回行い、ステップST127において弾性部材による
払拭であるワイプ動作がなされる。そして、インク及び
/又は希釈液が除去されたステップST128において
クリーニング動作が完了する。このとき、必要に応じて
ステップST121における印画開始に戻り、同様の動
作が繰り返される。
するインク及び/又は希釈液の除去を、必要であれば、
印刷中に実施しても良く、その場合のクリーニング動作
のフローチャートを図13に示す。すなわち、図13中
に示すようにステップST121において印画が開始さ
れ、所定の印刷を行うべく、ステップST122におい
てプリントヘッドの走査である主走査がn回行われた
後、ステップST123においてプリントヘッドをクリ
ーニング動作を行う位置へ移動させ、弾性部材による払
拭を行うべく、ステップST124においてクリーニン
グ動作を開始する。すなわち、ステップST125にお
いてプリントヘッド或いは支持体を移動させ、このとき
必要に応じてステップST126における希釈液吐出を
n回行い、ステップST127において弾性部材による
払拭であるワイプ動作がなされる。そして、インク及び
/又は希釈液が除去されたステップST128において
クリーニング動作が完了する。このとき、必要に応じて
ステップST121における印画開始に戻り、同様の動
作が繰り返される。
【0073】このような印刷中のインク及び/又は希釈
液の除去は上述のように除去時に希釈液の吐出を行わな
いプリンタ装置においても可能であり、この場合のクリ
ーニング動作のフローチャートは、図13に示すフロー
チャート中のステップST126における希釈液吐出が
省略されたフローチャートとなる。
液の除去は上述のように除去時に希釈液の吐出を行わな
いプリンタ装置においても可能であり、この場合のクリ
ーニング動作のフローチャートは、図13に示すフロー
チャート中のステップST126における希釈液吐出が
省略されたフローチャートとなる。
【0074】さらに、本例のプリンタ装置においては、
上記プリンタ装置と同様のプリンタ装置において、上記
のように弾性部材62により除去したインク及び/又は
希釈液である残存物63をノズル開口面である一主面3
8aに再度付着させないように、上記残存物63を回収
する手段を設けても良い。
上記プリンタ装置と同様のプリンタ装置において、上記
のように弾性部材62により除去したインク及び/又は
希釈液である残存物63をノズル開口面である一主面3
8aに再度付着させないように、上記残存物63を回収
する手段を設けても良い。
【0075】すなわち、図14に示すように、弾性部材
62を支持する支持体61に凹部64を形成し、内部に
吸収部材65を配し、弾性部材62により除去され、上
記弾性部材62上に付着している残存物63が上記凹部
64内に流れ込むようにして、上記凹部64内の吸収部
材65に残存物63を回収させるようにしても良い。
62を支持する支持体61に凹部64を形成し、内部に
吸収部材65を配し、弾性部材62により除去され、上
記弾性部材62上に付着している残存物63が上記凹部
64内に流れ込むようにして、上記凹部64内の吸収部
材65に残存物63を回収させるようにしても良い。
【0076】さらにまた、本例のプリンタ装置において
は、上記プリンタ装置と同様のプリンタ装置において、
残存物63を回収する手段として、下記のようなものを
有するようにしても良い。すなわち、図15に示すよう
に、大型の吸収部材66を内蔵した箱体67と支持体6
1の凹部64を配管68によりつなぎ、弾性部材62上
に付着している残存物63が上記凹部64内に図中矢印
R1 で示すように流れ込むようにし、図中矢印R2 で示
すように凹部64内の残存物63が配管68により吸収
部材66に流れ込むようにし、吸収部材66に残存物6
3を回収させるようにしても良い。
は、上記プリンタ装置と同様のプリンタ装置において、
残存物63を回収する手段として、下記のようなものを
有するようにしても良い。すなわち、図15に示すよう
に、大型の吸収部材66を内蔵した箱体67と支持体6
1の凹部64を配管68によりつなぎ、弾性部材62上
に付着している残存物63が上記凹部64内に図中矢印
R1 で示すように流れ込むようにし、図中矢印R2 で示
すように凹部64内の残存物63が配管68により吸収
部材66に流れ込むようにし、吸収部材66に残存物6
3を回収させるようにしても良い。
【0077】このようにすれば、残存物63の回収可能
量が大きく増え、プリンタ装置のランニングコストも安
価となる。
量が大きく増え、プリンタ装置のランニングコストも安
価となる。
【0078】なお、これまでキャリアジェット方式を適
用したプリンタ装置の例について述べてきたが、本発明
がインクに希釈液を混合しながら吐出する、いわゆる濃
度変調型のインクジェット方式を適用したプリンタ装置
にも適用可能であることは言うまでもない。
用したプリンタ装置の例について述べてきたが、本発明
がインクに希釈液を混合しながら吐出する、いわゆる濃
度変調型のインクジェット方式を適用したプリンタ装置
にも適用可能であることは言うまでもない。
【0079】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明のプリンタ装置においては、インクと希釈液を混合吐
出するプリンタ装置に、ノズル開口面を払拭し、この面
に残存するインク及び/又は希釈液を除去する除去部材
を設けていることから、ノズル開口面に残存するインク
及び/又は希釈液が除去され、インクの希釈液への混入
が起こり難く、次回の混合吐出への影響がなく、該混合
吐出が正確に行われ、高精度な濃度階調を有する高解像
度の画像の形成が可能となる。
明のプリンタ装置においては、インクと希釈液を混合吐
出するプリンタ装置に、ノズル開口面を払拭し、この面
に残存するインク及び/又は希釈液を除去する除去部材
を設けていることから、ノズル開口面に残存するインク
及び/又は希釈液が除去され、インクの希釈液への混入
が起こり難く、次回の混合吐出への影響がなく、該混合
吐出が正確に行われ、高精度な濃度階調を有する高解像
度の画像の形成が可能となる。
【0080】また、本発明のプリンタ装置においては、
上記除去部材が希釈液を吐出するノズル側からインクを
吐出するノズル側に向かって払拭するため、希釈液を吐
出するノズル内にインクが入り込むことがなく、プリン
トヘッド内を汚すこともなく、製品寿命に影響を及ぼす
こともなく、製品寿命が長くなる。
上記除去部材が希釈液を吐出するノズル側からインクを
吐出するノズル側に向かって払拭するため、希釈液を吐
出するノズル内にインクが入り込むことがなく、プリン
トヘッド内を汚すこともなく、製品寿命に影響を及ぼす
こともなく、製品寿命が長くなる。
【0081】なお、上記除去部材として弾性部材を使用
すれば、プリントヘッドのノズル開口面に密着でき、こ
れを傷つけることもない。
すれば、プリントヘッドのノズル開口面に密着でき、こ
れを傷つけることもない。
【0082】さらに本発明のプリンタ装置において、希
釈液を吐出させながら除去部材でノズル開口面を払拭さ
せるようにすれば、希釈液を吐出するノズル及びインク
を吐出するノズルの開口周辺が希釈液により洗浄され、
より高精度な濃度階調を有する高解像度の画像の形成が
可能となる。
釈液を吐出させながら除去部材でノズル開口面を払拭さ
せるようにすれば、希釈液を吐出するノズル及びインク
を吐出するノズルの開口周辺が希釈液により洗浄され、
より高精度な濃度階調を有する高解像度の画像の形成が
可能となる。
【0083】さらにまた、本発明のプリンタ装置におい
て、除去部材により除去されたインク及び/又は希釈液
を回収する手段を設ければ、上記インク及び/又は希釈
液がノズル開口面に再度付着することもない。
て、除去部材により除去されたインク及び/又は希釈液
を回収する手段を設ければ、上記インク及び/又は希釈
液がノズル開口面に再度付着することもない。
【図1】本発明を適用したプリンタ装置の搭載された液
体噴射記録装置の一例を模式的に示す要部概略斜視図で
ある。
体噴射記録装置の一例を模式的に示す要部概略斜視図で
ある。
【図2】本発明を適用したプリンタ装置の搭載された液
体噴射記録装置の一例の印字及び制御系のブロック図で
ある。
体噴射記録装置の一例の印字及び制御系のブロック図で
ある。
【図3】本発明を適用したプリンタ装置のプリントヘッ
ドを示す要部概略断面図である。
ドを示す要部概略断面図である。
【図4】本発明を適用したプリンタ装置のプリントヘッ
ドのオリフィスプレート近傍を拡大して示す要部概略断
面図である。
ドのオリフィスプレート近傍を拡大して示す要部概略断
面図である。
【図5】本発明を適用したプリンタ装置のプリントヘッ
ドの駆動電圧の印加タイミングの一例を示すチャートで
ある。
ドの駆動電圧の印加タイミングの一例を示すチャートで
ある。
【図6】本発明を適用したプリンタ装置のプリントヘッ
ドの駆動電圧の印加タイミングの他の例を示すチャート
である。
ドの駆動電圧の印加タイミングの他の例を示すチャート
である。
【図7】本発明を適用したプリンタ装置の一例を示す要
部概略断面図である。
部概略断面図である。
【図8】本発明を適用したプリンタ装置の一例を示す要
部概略平面図である。
部概略平面図である。
【図9】本発明を適用したプリンタ装置のクリーニング
動作の一例を示すフローチャートである。
動作の一例を示すフローチャートである。
【図10】本発明を適用したプリンタ装置の他の例を示
す要部概略断面図である。
す要部概略断面図である。
【図11】本発明を適用したプリンタ装置の他の例にお
いて弾性部材により一主面を払拭している状態を示す要
部概略断面図である。
いて弾性部材により一主面を払拭している状態を示す要
部概略断面図である。
【図12】本発明を適用したプリンタ装置のクリーニン
グ動作の他の例を示すフローチャートである。
グ動作の他の例を示すフローチャートである。
【図13】本発明を適用したプリンタ装置のクリーニン
グ動作のさらに他の例を示すフローチャートである。
グ動作のさらに他の例を示すフローチャートである。
【図14】本発明を適用したプリンタ装置のさらに他の
例を示す要部概略断面図である。
例を示す要部概略断面図である。
【図15】本発明を適用したプリンタ装置のさらに他の
例を示す要部概略断面図である。
例を示す要部概略断面図である。
3 プリントヘッド 34 第1のノズル 36 第2のノズル 40 第1の圧力室 41 第2の圧力室 51 希釈液 52 インク 62 弾性部材 63 残存物 65,66 吸収部材
フロントページの続き (72)発明者 中嶋 直子 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内
Claims (6)
- 【請求項1】 吐出媒体が導入される第1の圧力室と、
定量媒体が導入される第2の圧力室と、上記第1の圧力
室に連通されて吐出媒体を吐出する第1のノズル及び第
2の圧力室に連通されて定量媒体を吐出する第2のノズ
ルとを有し、上記吐出媒体及び定量媒体の何れか一方が
希釈液とされ、残りの一方がインクとされ、上記ノズル
より希釈液とインクとを混合吐出するプリントヘッドを
有するプリンタ装置において、 プリントヘッドのノズル開口面を希釈液を吐出するノズ
ル側からインクを吐出するノズル側に向かって払拭し、
上記ノズル開口面に残存するインク及び/又は希釈液を
除去する除去部材が設けられていることを特徴とするプ
リンタ装置。 - 【請求項2】 吐出媒体を希釈液とし、定量媒体をイン
クとしている請求項1記載のプリンタ装置。 - 【請求項3】 除去部材が弾性部材であることを特徴と
する請求項1記載のプリンタ装置。 - 【請求項4】 除去部材によりノズル開口面を払拭する
際に希釈液を吐出するノズルから希釈液が吐出されるこ
とを特徴とする請求項1記載のプリンタ装置。 - 【請求項5】 ノズル開口面より除去されたインク及び
/又は希釈液を回収する手段を有することを特徴とする
請求項1記載のプリンタ装置。 - 【請求項6】 インク及び/又は希釈液を回収する手段
として、吸収部材を有することを特徴とする請求項5記
載のプリンタ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20874695A JPH0952373A (ja) | 1995-08-16 | 1995-08-16 | プリンタ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20874695A JPH0952373A (ja) | 1995-08-16 | 1995-08-16 | プリンタ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0952373A true JPH0952373A (ja) | 1997-02-25 |
Family
ID=16561403
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20874695A Withdrawn JPH0952373A (ja) | 1995-08-16 | 1995-08-16 | プリンタ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0952373A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7478897B2 (en) | 2004-09-27 | 2009-01-20 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Ink jet printer and method of wiping an ink discharging plane |
-
1995
- 1995-08-16 JP JP20874695A patent/JPH0952373A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7478897B2 (en) | 2004-09-27 | 2009-01-20 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Ink jet printer and method of wiping an ink discharging plane |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20021105 |