JPH09524A - 超音波プローブ - Google Patents
超音波プローブInfo
- Publication number
- JPH09524A JPH09524A JP7176867A JP17686795A JPH09524A JP H09524 A JPH09524 A JP H09524A JP 7176867 A JP7176867 A JP 7176867A JP 17686795 A JP17686795 A JP 17686795A JP H09524 A JPH09524 A JP H09524A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire
- overload
- ultrasonic
- portion side
- operation wire
- Prior art date
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- Pending
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- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
- Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 操作部内に操作ワイヤに過大な負荷が作用し
た時に、この過負荷を解除する過負荷解除部を設けて、
操作ワイヤがロック状態になっている際で、この操作ワ
イヤを無理に引っ張る等により、この過負荷を有効に解
除でき、かつその修復を容易に行えるようにする。 【構成】 超音波トランスデューサ11を回転させる操
作ワイヤ40は、従動回転プーリ12に巻回した挿入部
側ワイヤ40aと、駆動プーリ23に巻回された操作部
側ワイヤ40bとからなり、これらは弛み防止機構29
における筒体30に連結されるが、挿入部側ワイヤ40
aは直接筒体30には連結されず、脆弱なヒューズワイ
ヤ41に着脱可能に連結され、このヒューズワイヤ41
は筒体30に着脱可能に連結されている。従って、操作
ワイヤ40に過負荷が作用すると、まずヒューズワイヤ
41が切断されて、従動回転プーリ12及びそれに装着
されている部材、操作部側ワイヤ40b及びそれが巻回
されている駆動プーリ23の保護が図られる。
た時に、この過負荷を解除する過負荷解除部を設けて、
操作ワイヤがロック状態になっている際で、この操作ワ
イヤを無理に引っ張る等により、この過負荷を有効に解
除でき、かつその修復を容易に行えるようにする。 【構成】 超音波トランスデューサ11を回転させる操
作ワイヤ40は、従動回転プーリ12に巻回した挿入部
側ワイヤ40aと、駆動プーリ23に巻回された操作部
側ワイヤ40bとからなり、これらは弛み防止機構29
における筒体30に連結されるが、挿入部側ワイヤ40
aは直接筒体30には連結されず、脆弱なヒューズワイ
ヤ41に着脱可能に連結され、このヒューズワイヤ41
は筒体30に着脱可能に連結されている。従って、操作
ワイヤ40に過負荷が作用すると、まずヒューズワイヤ
41が切断されて、従動回転プーリ12及びそれに装着
されている部材、操作部側ワイヤ40b及びそれが巻回
されている駆動プーリ23の保護が図られる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マルチプレーン式電子
走査を行う超音波プローブに関するものであり、特にそ
の挿入部に設けられる超音波トランスデューサの回転伝
達機構に関するものである。
走査を行う超音波プローブに関するものであり、特にそ
の挿入部に設けられる超音波トランスデューサの回転伝
達機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】体腔内等に挿入される挿入部の先端に超
音波トランスデューサを設けた超音波プローブにおい
て、所謂マルチプレーン式電子走査を行うものが、例え
ば特開昭59−22534号公報に示されている。この
公知の超音波プローブは、図1に示したように、挿入部
Cの先端部本体Dに回転体Rを設け、この回転体Rに圧
電セラミック等からなる超音波振動子Pを一列に多数配
列した超音波トランスデューサTを設けたものである。
多数設けた超音波振動子Pを所定の時間遅れを持たせて
順次駆動することによって、体内の所定の範囲にわたっ
てリニア乃至セクタ電子走査を行うものである。そし
て、回転体Rを図中に矢印で示した方向に回転させるこ
とにより、それぞれ異なる走査ラインによる超音波断層
像が得られる。例えば、食道を介して心臓の検査を行う
際に、挿入部Cの先端部本体Dを食道の所定の位置に保
持した状態で、回転体Rを回転させて、様々な角度から
超音波走査を行うことによって、心臓の全体像を把握で
き、画像処理手段によりボクセルデータ化処理を行え
ば、3次元的な表示も可能になる。
音波トランスデューサを設けた超音波プローブにおい
て、所謂マルチプレーン式電子走査を行うものが、例え
ば特開昭59−22534号公報に示されている。この
公知の超音波プローブは、図1に示したように、挿入部
Cの先端部本体Dに回転体Rを設け、この回転体Rに圧
電セラミック等からなる超音波振動子Pを一列に多数配
列した超音波トランスデューサTを設けたものである。
多数設けた超音波振動子Pを所定の時間遅れを持たせて
順次駆動することによって、体内の所定の範囲にわたっ
てリニア乃至セクタ電子走査を行うものである。そし
て、回転体Rを図中に矢印で示した方向に回転させるこ
とにより、それぞれ異なる走査ラインによる超音波断層
像が得られる。例えば、食道を介して心臓の検査を行う
際に、挿入部Cの先端部本体Dを食道の所定の位置に保
持した状態で、回転体Rを回転させて、様々な角度から
超音波走査を行うことによって、心臓の全体像を把握で
き、画像処理手段によりボクセルデータ化処理を行え
ば、3次元的な表示も可能になる。
【0003】超音波トランスデューサを装着した回転体
を回転させる機構を挿入部、特に線端部本体に設ける
と、挿入部が太径化することになるから、この回転体の
回転駆動は挿入部に連設した操作部において遠隔操作で
行うようになし、この回転駆動機構と回転体との間に回
転力を伝達するために、操作ワイヤを設けるようにする
のが一般的である。この回転体の遠隔操作による駆動機
構については、例えば特開平6−261903号公報等
に提案されている。そこで、公知の駆動機構について、
図2に超音波トランスデューサの全体構成を示し、図3
に挿入部の先端部分の断面を、図4には操作部の断面を
それぞれ示す。
を回転させる機構を挿入部、特に線端部本体に設ける
と、挿入部が太径化することになるから、この回転体の
回転駆動は挿入部に連設した操作部において遠隔操作で
行うようになし、この回転駆動機構と回転体との間に回
転力を伝達するために、操作ワイヤを設けるようにする
のが一般的である。この回転体の遠隔操作による駆動機
構については、例えば特開平6−261903号公報等
に提案されている。そこで、公知の駆動機構について、
図2に超音波トランスデューサの全体構成を示し、図3
に挿入部の先端部分の断面を、図4には操作部の断面を
それぞれ示す。
【0004】まず、図2において、1は超音波プローブ
を示し、この超音波プローブ1は、操作部2に挿入部3
を連設してなるものであって、操作部2からはケーブル
4が引き出されており、このケーブル4の先端部には、
超音波観測装置に着脱可能に接続されるコネクタ5が設
けられている。挿入部3は、所定の長さ分が軟性部3a
となり、この軟性部3aにはアングル部3bが、またア
ングル部3bには先端部本体3cが順次連設されてい
る。
を示し、この超音波プローブ1は、操作部2に挿入部3
を連設してなるものであって、操作部2からはケーブル
4が引き出されており、このケーブル4の先端部には、
超音波観測装置に着脱可能に接続されるコネクタ5が設
けられている。挿入部3は、所定の長さ分が軟性部3a
となり、この軟性部3aにはアングル部3bが、またア
ングル部3bには先端部本体3cが順次連設されてい
る。
【0005】先端部本体3cは、本体ケーシング10を
有し、この本体ケーシング10にはチャンバ10aが形
成されており、このチャンバ10内に超音波トランスデ
ューサ11が装着されている。超音波トランスデューサ
11は、図1に示したものと同じ構成となっており、従
ってその詳細な図示及び説明は省略する。超音波トラン
スデューサ11は、回転体としての従動回転プーリ12
に連結されている。ここで、従動回転プーリ12にはバ
ッキング材13が搭載されており、このバッキング材1
3上に超音波トランスデューサ11が装着されている。
そして、超音波トランスデューサ11の送受信面には音
響整合層14が、また音響整合層14上には音響レンズ
15が積層されており、この音響レンズ15は本体ケー
シング10に設けた音響窓16に臨んでいる。音響窓1
6はシール部材17を介して本体ケーシング10に固定
的に装着され、もってチャンバ10a内は密閉された空
間となっており、このチャンバ10a内には超音波伝達
媒体として、例えば流動パラフィン等が封入されてい
る。なお、18は超音波トランスデューサ11に接続さ
れているフラットケーブルである。
有し、この本体ケーシング10にはチャンバ10aが形
成されており、このチャンバ10内に超音波トランスデ
ューサ11が装着されている。超音波トランスデューサ
11は、図1に示したものと同じ構成となっており、従
ってその詳細な図示及び説明は省略する。超音波トラン
スデューサ11は、回転体としての従動回転プーリ12
に連結されている。ここで、従動回転プーリ12にはバ
ッキング材13が搭載されており、このバッキング材1
3上に超音波トランスデューサ11が装着されている。
そして、超音波トランスデューサ11の送受信面には音
響整合層14が、また音響整合層14上には音響レンズ
15が積層されており、この音響レンズ15は本体ケー
シング10に設けた音響窓16に臨んでいる。音響窓1
6はシール部材17を介して本体ケーシング10に固定
的に装着され、もってチャンバ10a内は密閉された空
間となっており、このチャンバ10a内には超音波伝達
媒体として、例えば流動パラフィン等が封入されてい
る。なお、18は超音波トランスデューサ11に接続さ
れているフラットケーブルである。
【0006】超音波トランスデューサ11は、バッキン
グ材13,音響整合層14及び音響レンズ15と共に、
従動回転プーリ12に一体的に設けた超音波ユニット1
9を構成し、この超音波ユニット19は超音波トランス
デューサ11の送受信面の中心を回転中心とし、回転軸
芯がこの送受信面と直交する状態で回転するようになっ
ている。そして、この超音波ユニット19を回転させる
ために、一対の操作ワイヤ20,20がプーリ12に形
成した円環状の凹溝12a内に巻回して設けられ、それ
らの端部は固定されている。これら一対からなる操作ワ
イヤ20は、パイプ21内を通ってアングル部3b内に
導かれており、このアングル部3bから軟性部3aを通
って操作部2内に延在されている。ここで、操作ワイヤ
20は、パイプ21から導出された部分から操作部2内
に至るまでの部分は、金属線材を密着コイル状に巻回し
たコイルスリーブ22内に挿通され、このコイルスリー
ブ22の一端はパイプ21により、また他端は操作部2
内にそれぞれ固定的に保持されている。
グ材13,音響整合層14及び音響レンズ15と共に、
従動回転プーリ12に一体的に設けた超音波ユニット1
9を構成し、この超音波ユニット19は超音波トランス
デューサ11の送受信面の中心を回転中心とし、回転軸
芯がこの送受信面と直交する状態で回転するようになっ
ている。そして、この超音波ユニット19を回転させる
ために、一対の操作ワイヤ20,20がプーリ12に形
成した円環状の凹溝12a内に巻回して設けられ、それ
らの端部は固定されている。これら一対からなる操作ワ
イヤ20は、パイプ21内を通ってアングル部3b内に
導かれており、このアングル部3bから軟性部3aを通
って操作部2内に延在されている。ここで、操作ワイヤ
20は、パイプ21から導出された部分から操作部2内
に至るまでの部分は、金属線材を密着コイル状に巻回し
たコイルスリーブ22内に挿通され、このコイルスリー
ブ22の一端はパイプ21により、また他端は操作部2
内にそれぞれ固定的に保持されている。
【0007】操作部2内では操作ワイヤ20はコイルス
リーブ22の外に導出されており、その先端部は駆動プ
ーリ23の円環状の凹溝23aに巻回して設けられ、そ
れらの端部は固定されている。駆動プーリ23には回転
軸24が連結されており、この回転軸24は操作部2の
ハウジングから突出して、操作ノブ25が連結されてい
る。従って、操作ノブ25を手指等で回動操作すると、
駆動プーリ23が回転することになる結果、操作ワイヤ
20が押し引き操作されて、従動回転プーリ12がこれ
に追従して回転することになる。そして、この従動回転
プーリ12の回転角を検出するために、駆動プーリ23
の外周部には笠歯車26が形設されており、この笠歯車
26にはエンコーダ27の入力軸27aに連結した笠歯
車28が噛合している。従って、駆動プーリ23が回転
すると、その回転角はエンコーダ27により検出され、
これによって超音波走査方向が認識される。
リーブ22の外に導出されており、その先端部は駆動プ
ーリ23の円環状の凹溝23aに巻回して設けられ、そ
れらの端部は固定されている。駆動プーリ23には回転
軸24が連結されており、この回転軸24は操作部2の
ハウジングから突出して、操作ノブ25が連結されてい
る。従って、操作ノブ25を手指等で回動操作すると、
駆動プーリ23が回転することになる結果、操作ワイヤ
20が押し引き操作されて、従動回転プーリ12がこれ
に追従して回転することになる。そして、この従動回転
プーリ12の回転角を検出するために、駆動プーリ23
の外周部には笠歯車26が形設されており、この笠歯車
26にはエンコーダ27の入力軸27aに連結した笠歯
車28が噛合している。従って、駆動プーリ23が回転
すると、その回転角はエンコーダ27により検出され、
これによって超音波走査方向が認識される。
【0008】ところで、一方の操作ワイヤ20が引っ張
られると、他方の操作ワイヤ20が押し出されることに
なるが、この時に操作ワイヤ20の弛みを防止するため
に、弛み防止機構29が連結されている。この弛み防止
機構29は、図5に示したように、筒体30の両端にね
じ孔30aと挿通孔30bとが設けられており、操作ワ
イヤ20を挿入部側ワイヤ20aと操作部側ワイヤ20
bとに分割されて、これら両ワイヤ20a,20bの先
端には、それぞれねじ部材31a及びストッパ部材31
bが連結されている。ねじ部材31aはケーシング30
のねじ孔30aに螺挿されている。これに対して、スト
ッパ部材31bは筒体30内に位置する挿通孔30bよ
り大径となった略円柱形の部材であって、筒体30内で
移動可能となっている。そして、ストッパ部材31bに
は、操作部側ワイヤ20bをっつ体30内に引き込む方
向にばね32が作用している。これによって、操作ワイ
ヤ20が押し出される際に、その操作ワイヤ20に余長
が生じる場合には、ストッパ部材31bが筒体30の内
部に押し込まれるようにして余長分が吸収され、操作ワ
イヤ20が必要以上に弛むのを防止している。
られると、他方の操作ワイヤ20が押し出されることに
なるが、この時に操作ワイヤ20の弛みを防止するため
に、弛み防止機構29が連結されている。この弛み防止
機構29は、図5に示したように、筒体30の両端にね
じ孔30aと挿通孔30bとが設けられており、操作ワ
イヤ20を挿入部側ワイヤ20aと操作部側ワイヤ20
bとに分割されて、これら両ワイヤ20a,20bの先
端には、それぞれねじ部材31a及びストッパ部材31
bが連結されている。ねじ部材31aはケーシング30
のねじ孔30aに螺挿されている。これに対して、スト
ッパ部材31bは筒体30内に位置する挿通孔30bよ
り大径となった略円柱形の部材であって、筒体30内で
移動可能となっている。そして、ストッパ部材31bに
は、操作部側ワイヤ20bをっつ体30内に引き込む方
向にばね32が作用している。これによって、操作ワイ
ヤ20が押し出される際に、その操作ワイヤ20に余長
が生じる場合には、ストッパ部材31bが筒体30の内
部に押し込まれるようにして余長分が吸収され、操作ワ
イヤ20が必要以上に弛むのを防止している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】超音波ユニットを設け
た回転体を回転させる際において、回転体及び超音波ユ
ニットが本体ケーシングと摺動するから、その時に摺動
抵抗が発生し、また操作ワイヤも挿入部内で押し引きさ
れる際に、挿入部の内面と摺動することになり、やはり
摺動抵抗がある。勿論、この操作ワイヤの操作に対する
抵抗があると、例えばアングル部を湾曲操作した時に、
超音波トランスデューサがみだりに回転する等といった
不都合がなくなる。操作ワイヤの通常の操作時に生じる
抵抗によって、操作ワイヤが断線したり、超音波ユニッ
トを構成する部材が損傷する等といった事態は発生しな
い。
た回転体を回転させる際において、回転体及び超音波ユ
ニットが本体ケーシングと摺動するから、その時に摺動
抵抗が発生し、また操作ワイヤも挿入部内で押し引きさ
れる際に、挿入部の内面と摺動することになり、やはり
摺動抵抗がある。勿論、この操作ワイヤの操作に対する
抵抗があると、例えばアングル部を湾曲操作した時に、
超音波トランスデューサがみだりに回転する等といった
不都合がなくなる。操作ワイヤの通常の操作時に生じる
抵抗によって、操作ワイヤが断線したり、超音波ユニッ
トを構成する部材が損傷する等といった事態は発生しな
い。
【0010】しかしながら、操作ワイヤが他の部材と絡
み合ったり、アングル部内で引っ掛かったりすると、こ
の操作ワイヤの動きが規制されることになる。一方、操
作ノブは、その外径を大きくして、できるだけ軽い力で
操作を行えるようにしている。そこで、操作ワイヤの動
きが規制されているにも拘らず、操作ノブを無理に回し
た時には、この操作ワイヤに過大な負荷が作用して、断
線するおそれがある。また、従動回転プーリ及び超音波
ユニットや、シール部材等に大きなストレスが作用し
て、それらを損傷させるおそれもある。そして、操作ワ
イヤの断線は、従動回転プーリや駆動プーリへの連結部
や、挿入部内、特にアングル部内で生じる可能性が高
く、この断線の修復を行うには超音波プローブ全体を分
解する必要がある等、かなり大掛かりな修理が必要とな
る。さらに、従動回転プーリや超音波ユニット,シール
部材等が損傷すると、先端部本体を分解して修理を行う
ことになるが、この修理も極めて大掛かりなものとなる
だけでなく、この先端部本体の内部のシール機構を再構
築しなければならない等、極めて面倒な事態が生じると
いう問題点がある。
み合ったり、アングル部内で引っ掛かったりすると、こ
の操作ワイヤの動きが規制されることになる。一方、操
作ノブは、その外径を大きくして、できるだけ軽い力で
操作を行えるようにしている。そこで、操作ワイヤの動
きが規制されているにも拘らず、操作ノブを無理に回し
た時には、この操作ワイヤに過大な負荷が作用して、断
線するおそれがある。また、従動回転プーリ及び超音波
ユニットや、シール部材等に大きなストレスが作用し
て、それらを損傷させるおそれもある。そして、操作ワ
イヤの断線は、従動回転プーリや駆動プーリへの連結部
や、挿入部内、特にアングル部内で生じる可能性が高
く、この断線の修復を行うには超音波プローブ全体を分
解する必要がある等、かなり大掛かりな修理が必要とな
る。さらに、従動回転プーリや超音波ユニット,シール
部材等が損傷すると、先端部本体を分解して修理を行う
ことになるが、この修理も極めて大掛かりなものとなる
だけでなく、この先端部本体の内部のシール機構を再構
築しなければならない等、極めて面倒な事態が生じると
いう問題点がある。
【0011】本発明は以上の点に鑑みてなされたもので
あって、その目的とするところは、超音波トランスデュ
ーサを遠隔操作により回転させるための操作ワイヤに大
きな負荷が作用した時に、この過負荷を有効に解除で
き、かつその修復を容易に行えるようにすることにあ
る。
あって、その目的とするところは、超音波トランスデュ
ーサを遠隔操作により回転させるための操作ワイヤに大
きな負荷が作用した時に、この過負荷を有効に解除で
き、かつその修復を容易に行えるようにすることにあ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明は、超音波トランスデューサに連結した
回転体を回転駆動するための操作ワイヤに過負荷が作用
した時に、この過負荷を解除する過負荷解除部を操作部
内に設ける構成としたことをその特徴とするものであ
る。
ために、本発明は、超音波トランスデューサに連結した
回転体を回転駆動するための操作ワイヤに過負荷が作用
した時に、この過負荷を解除する過負荷解除部を操作部
内に設ける構成としたことをその特徴とするものであ
る。
【0013】
【作用】操作ワイヤに、その断線が生じたり、超音波ユ
ニットを構成する部材やシール部材等が損傷するおそれ
がある程度の過大な負荷が作用すると、過負荷解除部が
作動してこの負荷を解除する。ここで、過負荷の解除
は、操作ワイヤにおける挿入部側の部位とプーリに巻回
されている操作部側の部位とを切り離すことにより行わ
れる。そして、この操作ワイヤの切り離しによる過負荷
の解除は、操作部の内部で行われるものであるから、こ
の操作部のハウジングを開く等により容易に修復、即ち
切り離された操作ワイヤの連結を行える。
ニットを構成する部材やシール部材等が損傷するおそれ
がある程度の過大な負荷が作用すると、過負荷解除部が
作動してこの負荷を解除する。ここで、過負荷の解除
は、操作ワイヤにおける挿入部側の部位とプーリに巻回
されている操作部側の部位とを切り離すことにより行わ
れる。そして、この操作ワイヤの切り離しによる過負荷
の解除は、操作部の内部で行われるものであるから、こ
の操作部のハウジングを開く等により容易に修復、即ち
切り離された操作ワイヤの連結を行える。
【0014】ここで、操作ワイヤには、操作部内におい
て、弛み防止機構が設けられており、従ってこの操作ワ
イヤの弛み防止機構の部位で操作ワイヤの切り離しを行
うのが、その構成上有利である。例えば、操作ワイヤの
挿入部側の部位を弛み防止部材に接続する際に、間に設
定値以上の負荷が作用すると、断線する脆弱部を設ける
か、または弛み防止部材に操作ワイヤを連結する際に、
設定値以上の負荷が作用した時に、操作ワイヤが分断さ
れる可分断連結部を介在させれば良い。
て、弛み防止機構が設けられており、従ってこの操作ワ
イヤの弛み防止機構の部位で操作ワイヤの切り離しを行
うのが、その構成上有利である。例えば、操作ワイヤの
挿入部側の部位を弛み防止部材に接続する際に、間に設
定値以上の負荷が作用すると、断線する脆弱部を設ける
か、または弛み防止部材に操作ワイヤを連結する際に、
設定値以上の負荷が作用した時に、操作ワイヤが分断さ
れる可分断連結部を介在させれば良い。
【0015】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例につい
て説明する。なお、以下の説明において、前述した従来
技術のものと同一または均等な部材については、同一の
符号を付してその図示及び説明は省略する。
て説明する。なお、以下の説明において、前述した従来
技術のものと同一または均等な部材については、同一の
符号を付してその図示及び説明は省略する。
【0016】まず、図6は、本発明の第1の実施例を示
すものであって、図中において、40は操作ワイヤを示
し、この操作ワイヤ40は、挿入部3側において、コイ
ルスリーブ22に挿通されている挿入部側ワイヤ40a
と、駆動プーリ23に巻回されている操作部側ワイヤ4
0bとを備えている。また、操作部側ワイヤ40bは、
弛み防止機構29における筒体30の挿通孔30b内に
挿通され、その先端にはストッパ部材31bが連結され
ている点は、前述した従来技術のものと格別の差異はな
い。
すものであって、図中において、40は操作ワイヤを示
し、この操作ワイヤ40は、挿入部3側において、コイ
ルスリーブ22に挿通されている挿入部側ワイヤ40a
と、駆動プーリ23に巻回されている操作部側ワイヤ4
0bとを備えている。また、操作部側ワイヤ40bは、
弛み防止機構29における筒体30の挿通孔30b内に
挿通され、その先端にはストッパ部材31bが連結され
ている点は、前述した従来技術のものと格別の差異はな
い。
【0017】然るに、挿入部側ワイヤ40aは直接筒体
30には連結されておらず、脆弱部材としてのヒューズ
ワイヤ41に着脱可能に連結されており、このヒューズ
ワイヤ41が筒体30に着脱可能に連結されている。挿
入部側ワイヤ40aとヒューズワイヤ41との連結は、
ヒューズワイヤ41に設けたねじ部材42と、挿入部側
ワイヤ40aの端部に連結したソケット43とから構成
され、ねじ部材42はソケット43に螺挿されるもので
ある。また、ヒューズワイヤ41の先端には、筒体30
のねじ孔30aに螺挿されるねじ部材44が取り付けら
れている。従って、操作ワイヤ40は、挿入部側ワイヤ
40a,ヒューズワイヤ41及び操作部側ワイヤ40b
で構成され、ヒューズワイヤ41は、そのソケット43
と挿入部側ワイヤ40aのねじ部材42との間、及びね
じ部材44と筒体30のねじ孔30aとの間で、それぞ
れ挿入部側ワイヤ40a及び操作部側ワイヤ40bと分
離できるようになっている。
30には連結されておらず、脆弱部材としてのヒューズ
ワイヤ41に着脱可能に連結されており、このヒューズ
ワイヤ41が筒体30に着脱可能に連結されている。挿
入部側ワイヤ40aとヒューズワイヤ41との連結は、
ヒューズワイヤ41に設けたねじ部材42と、挿入部側
ワイヤ40aの端部に連結したソケット43とから構成
され、ねじ部材42はソケット43に螺挿されるもので
ある。また、ヒューズワイヤ41の先端には、筒体30
のねじ孔30aに螺挿されるねじ部材44が取り付けら
れている。従って、操作ワイヤ40は、挿入部側ワイヤ
40a,ヒューズワイヤ41及び操作部側ワイヤ40b
で構成され、ヒューズワイヤ41は、そのソケット43
と挿入部側ワイヤ40aのねじ部材42との間、及びね
じ部材44と筒体30のねじ孔30aとの間で、それぞ
れ挿入部側ワイヤ40a及び操作部側ワイヤ40bと分
離できるようになっている。
【0018】ヒューズワイヤ41は、操作部2内に配置
され、挿入部側ワイヤ40aは挿入部3内ではコイルス
リーブ22内に挿通されており、このコイルスリーブ2
2は、操作部2への導入部近傍で操作部2のハウジング
に固定的に設けたパイプ45に連結されている。挿入部
側ワイヤ40aはこのパイプ45から導出させて、その
端部にねじ部材42が連結されるが、このねじ部材42
の外径はパイプ45の内径より大きく、このためにねじ
部材42はパイプ45内に引き込まれることはない。操
作ワイヤ40は、超音波トランスデューサ11を回転さ
せるために押し引きされるものであり、挿入部側ワイヤ
40aのパイプ45からの引き出し長さは、操作ワイヤ
40を最大限押し出した状態でも、ねじ部材42はパイ
プ45と当接しない寸法に設定されている。
され、挿入部側ワイヤ40aは挿入部3内ではコイルス
リーブ22内に挿通されており、このコイルスリーブ2
2は、操作部2への導入部近傍で操作部2のハウジング
に固定的に設けたパイプ45に連結されている。挿入部
側ワイヤ40aはこのパイプ45から導出させて、その
端部にねじ部材42が連結されるが、このねじ部材42
の外径はパイプ45の内径より大きく、このためにねじ
部材42はパイプ45内に引き込まれることはない。操
作ワイヤ40は、超音波トランスデューサ11を回転さ
せるために押し引きされるものであり、挿入部側ワイヤ
40aのパイプ45からの引き出し長さは、操作ワイヤ
40を最大限押し出した状態でも、ねじ部材42はパイ
プ45と当接しない寸法に設定されている。
【0019】本実施例は以上のように構成されるもので
あって、ヒューズワイヤ41は操作ワイヤ40の一部を
構成しているが、このヒューズワイヤ41は他の部位、
即ち挿入部側ワイヤ40a及び操作部側ワイヤ40bよ
り強度が劣るものである。操作ノブ25を操作すると、
駆動プーリ23が回転して、一対の操作ワイヤ40が押
し引きされて、従動回転プーリ12を回転させ、もって
超音波トランスデューサ11の走査方向が変わることに
なるが、ヒューズワイヤ41の強度は、超音波トランス
デューサ11を回転させるために必要な程度の引っ張り
力では断線することはなく、操作ワイヤ40における挿
入部側ワイヤ40a及び操作部側ワイヤ40bが断線し
たり、また従動回転プーリ12や、超音波ユニット19
を構成する各部材、さらにはシール部材17が損傷や破
損等が生じる可能性のある過大な負荷が作用すると断線
するものである。
あって、ヒューズワイヤ41は操作ワイヤ40の一部を
構成しているが、このヒューズワイヤ41は他の部位、
即ち挿入部側ワイヤ40a及び操作部側ワイヤ40bよ
り強度が劣るものである。操作ノブ25を操作すると、
駆動プーリ23が回転して、一対の操作ワイヤ40が押
し引きされて、従動回転プーリ12を回転させ、もって
超音波トランスデューサ11の走査方向が変わることに
なるが、ヒューズワイヤ41の強度は、超音波トランス
デューサ11を回転させるために必要な程度の引っ張り
力では断線することはなく、操作ワイヤ40における挿
入部側ワイヤ40a及び操作部側ワイヤ40bが断線し
たり、また従動回転プーリ12や、超音波ユニット19
を構成する各部材、さらにはシール部材17が損傷や破
損等が生じる可能性のある過大な負荷が作用すると断線
するものである。
【0020】これによって、超音波トランスデューサ1
1を回転させる際に、例えば操作ワイヤの挿入部側ワイ
ヤ40aがアングル部3b内で引っ掛かる等により、動
かなくなってしまった場合に、無理に操作ノブ25を回
動させて、操作ワイヤ40に強力な引っ張り力が作用し
た時に、この挿入部側ワイヤ40aが断線したり、超音
波ユニット19等に損傷が生じる前の段階でヒューズワ
イヤ41が断線してしまい、これによって操作ノブ25
の操作力は挿入部側ワイヤ40aにも、またこの挿入部
側ワイヤ40aが巻回されている従動回転プーリ12に
も伝達されなくなり、操作ワイヤ40に作用する過負荷
が解除される。従って、これら各部材及び従動回転プー
リ12に装着されている部材の保護が図られ、また操作
部側ワイヤ40bにも張力が作用しない状態になるか
ら、この操作部側ワイヤ40b及びそれが巻回されてい
る駆動プーリ23が損傷するようなこともない。
1を回転させる際に、例えば操作ワイヤの挿入部側ワイ
ヤ40aがアングル部3b内で引っ掛かる等により、動
かなくなってしまった場合に、無理に操作ノブ25を回
動させて、操作ワイヤ40に強力な引っ張り力が作用し
た時に、この挿入部側ワイヤ40aが断線したり、超音
波ユニット19等に損傷が生じる前の段階でヒューズワ
イヤ41が断線してしまい、これによって操作ノブ25
の操作力は挿入部側ワイヤ40aにも、またこの挿入部
側ワイヤ40aが巻回されている従動回転プーリ12に
も伝達されなくなり、操作ワイヤ40に作用する過負荷
が解除される。従って、これら各部材及び従動回転プー
リ12に装着されている部材の保護が図られ、また操作
部側ワイヤ40bにも張力が作用しない状態になるか
ら、この操作部側ワイヤ40b及びそれが巻回されてい
る駆動プーリ23が損傷するようなこともない。
【0021】ヒューズワイヤ41が断線すると、それを
交換しなければならないが、ヒューズワイヤ41は、そ
のねじ部材42と挿入部側ワイヤ40aのソケット43
との間、及びねじ部材44と筒体30のねじ孔30aと
の間を分離することにより、容易に取り外せるから、そ
の交換を容易に行える。しかも、ヒューズワイヤ41は
操作部2側に位置し、かつこのヒューズワイヤ41が連
結される挿入部側ワイヤ40a及び操作部側ワイヤ40
bも共に操作部2内に位置しているから、操作部2のハ
ウジングを分解する必要はあるものの、挿入部3側を分
解する必要はない。そこで、過負荷が作用する原因を取
り除いた後に、新たなヒューズワイヤ41を連結するこ
とによって、容易に修復を行うことができる。
交換しなければならないが、ヒューズワイヤ41は、そ
のねじ部材42と挿入部側ワイヤ40aのソケット43
との間、及びねじ部材44と筒体30のねじ孔30aと
の間を分離することにより、容易に取り外せるから、そ
の交換を容易に行える。しかも、ヒューズワイヤ41は
操作部2側に位置し、かつこのヒューズワイヤ41が連
結される挿入部側ワイヤ40a及び操作部側ワイヤ40
bも共に操作部2内に位置しているから、操作部2のハ
ウジングを分解する必要はあるものの、挿入部3側を分
解する必要はない。そこで、過負荷が作用する原因を取
り除いた後に、新たなヒューズワイヤ41を連結するこ
とによって、容易に修復を行うことができる。
【0022】次に、図7及び図8は、本発明の第2の実
施例を示すものであって、本実施例においては、弛み防
止機構50を可分断連結部として構成し、操作ワイヤ5
1を構成する挿入部側ワイヤ51aを、この操作ワイヤ
51に設定値以上の負荷が作用した時に、弛み防止機構
50を構成する筒体52から抜け出すようにしたもので
ある。
施例を示すものであって、本実施例においては、弛み防
止機構50を可分断連結部として構成し、操作ワイヤ5
1を構成する挿入部側ワイヤ51aを、この操作ワイヤ
51に設定値以上の負荷が作用した時に、弛み防止機構
50を構成する筒体52から抜け出すようにしたもので
ある。
【0023】即ち、弛み防止機構50を構成する筒体5
2は、ばね性を有する金属材で円筒状に形成されてお
り、挿入部側ワイヤ51aの接続側の端面部から軸線方
向に所定の長さ分だけスリット53が設けられている。
また、筒体52の両端面には、挿通孔52a,52bが
開設されており、挿入部側ワイヤ51aの端部には挿通
孔52aの孔径より大径の球形部54aが、また操作部
側ワイヤ51bの端部には挿通孔52bの孔径より大径
の円柱状のストッパ54bがそれぞれ連結されている。
操作部側ワイヤ51bは、ストッパ部54bが筒体52
内に挿入されて、このストッパ部54bと筒体52の端
面との間にばね55が弾装されている。これに対して、
挿入部側ワイヤ51aに連結した球形部54aも筒体5
2内に挿入されるが、筒体52の挿通孔52a側にはス
リット53が形成されているから、挿入部側ワイヤ51
aを強い力で引っ張ると、図7に仮想線で示したよう
に、スリット53が拡開して、球形部54aが筒体52
から抜け出して、挿入部側ワイヤ51aが、操作部側ワ
イヤ51bが連結されている筒体52から分離する。
2は、ばね性を有する金属材で円筒状に形成されてお
り、挿入部側ワイヤ51aの接続側の端面部から軸線方
向に所定の長さ分だけスリット53が設けられている。
また、筒体52の両端面には、挿通孔52a,52bが
開設されており、挿入部側ワイヤ51aの端部には挿通
孔52aの孔径より大径の球形部54aが、また操作部
側ワイヤ51bの端部には挿通孔52bの孔径より大径
の円柱状のストッパ54bがそれぞれ連結されている。
操作部側ワイヤ51bは、ストッパ部54bが筒体52
内に挿入されて、このストッパ部54bと筒体52の端
面との間にばね55が弾装されている。これに対して、
挿入部側ワイヤ51aに連結した球形部54aも筒体5
2内に挿入されるが、筒体52の挿通孔52a側にはス
リット53が形成されているから、挿入部側ワイヤ51
aを強い力で引っ張ると、図7に仮想線で示したよう
に、スリット53が拡開して、球形部54aが筒体52
から抜け出して、挿入部側ワイヤ51aが、操作部側ワ
イヤ51bが連結されている筒体52から分離する。
【0024】そして、この球形部54aの筒体52から
の抜け出しに必要な力を調節するために、筒体52の外
径部にはねじ部が設けられており、このねじ部には調節
リング56が螺合されている。従って、調節リング56
を挿入部側ワイヤ51aの連結部に近付けると、球形部
54aの抜け出しに対する抵抗が大きくなり、また反対
方向に変位させると、球形部54aが抜け出す際の抵抗
が小さくなる。
の抜け出しに必要な力を調節するために、筒体52の外
径部にはねじ部が設けられており、このねじ部には調節
リング56が螺合されている。従って、調節リング56
を挿入部側ワイヤ51aの連結部に近付けると、球形部
54aの抜け出しに対する抵抗が大きくなり、また反対
方向に変位させると、球形部54aが抜け出す際の抵抗
が小さくなる。
【0025】そこで、調節リング56の位置を適宜調節
することによって、超音波ユニット19を回転させるた
めに必要な負荷が作用しても、球形部54aが筒体52
から抜け出さず、操作ワイヤ51乃至それが連結されて
いる従動回転プーリ12,駆動プーリ23、さらには従
動回転プーリ12に装着されている超音波ユニット19
等に断線,損傷等が生じるおそれがある程度の負荷が作
用した時には、球形部54aが筒体52から抜け出すよ
うに調節しておく。これによって、超音波走査方向を変
えるために、操作ノブ24を操作した時に、操作ワイヤ
51が他の部材と絡み合ったり、引っ掛かったりした場
合には、スリット53が拡開して、球形部54aの外径
より大きくなって、筒体52から抜け出すようになる。
この結果、弛み防止機構50の部位で、挿入部側ワイヤ
51aと操作部側ワイヤ51bとが分断されることにな
って、前述した各部材の保護が図られる。
することによって、超音波ユニット19を回転させるた
めに必要な負荷が作用しても、球形部54aが筒体52
から抜け出さず、操作ワイヤ51乃至それが連結されて
いる従動回転プーリ12,駆動プーリ23、さらには従
動回転プーリ12に装着されている超音波ユニット19
等に断線,損傷等が生じるおそれがある程度の負荷が作
用した時には、球形部54aが筒体52から抜け出すよ
うに調節しておく。これによって、超音波走査方向を変
えるために、操作ノブ24を操作した時に、操作ワイヤ
51が他の部材と絡み合ったり、引っ掛かったりした場
合には、スリット53が拡開して、球形部54aの外径
より大きくなって、筒体52から抜け出すようになる。
この結果、弛み防止機構50の部位で、挿入部側ワイヤ
51aと操作部側ワイヤ51bとが分断されることにな
って、前述した各部材の保護が図られる。
【0026】しかも、このようにして分断された挿入部
側ワイヤ51aは、スリット53を強制的に拡開させれ
ば、球形部54aを筒体52内に収容させることがで
き、特に調節リング56を操作部側ワイヤ51bの連結
側に移動させれば、このスリット53の拡開を容易に行
える。また、この筒体52は操作部2内に設けられてい
るから、操作部2のハウジングのみを分解するだけで、
過負荷解除後の修復は容易に行えるようになる。
側ワイヤ51aは、スリット53を強制的に拡開させれ
ば、球形部54aを筒体52内に収容させることがで
き、特に調節リング56を操作部側ワイヤ51bの連結
側に移動させれば、このスリット53の拡開を容易に行
える。また、この筒体52は操作部2内に設けられてい
るから、操作部2のハウジングのみを分解するだけで、
過負荷解除後の修復は容易に行えるようになる。
【0027】なお、前述した各実施例においては、操作
ワイヤに弛み防止機構を設け、この弛み防止機構の部位
に過負荷解除部を設けるように構成したものを示した
が、操作ワイヤに弛み防止機構が設けられていない場合
等においては、ヒューズワイヤまたは可分断連結部から
なる過負荷解除部を単独で設けるように構成することも
できる。また、従動回転プーリを回転させるために、2
本の操作ワイヤを用いるものとしたが、例えばばね等に
より従動回転プーリが所定の位置に付勢するように構成
されておれば、操作ワイヤは1本だけ設ければ良い。
ワイヤに弛み防止機構を設け、この弛み防止機構の部位
に過負荷解除部を設けるように構成したものを示した
が、操作ワイヤに弛み防止機構が設けられていない場合
等においては、ヒューズワイヤまたは可分断連結部から
なる過負荷解除部を単独で設けるように構成することも
できる。また、従動回転プーリを回転させるために、2
本の操作ワイヤを用いるものとしたが、例えばばね等に
より従動回転プーリが所定の位置に付勢するように構成
されておれば、操作ワイヤは1本だけ設ければ良い。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、操作部
内に操作ワイヤに過大な負荷が作用した時に、この過負
荷を解除する過負荷解除部を設ける構成としたので、操
作ワイヤが絡み合ったり、引っ掛かったりする等によっ
て、ロック状態になっている際に、この操作ワイヤを無
理に引っ張るように操作したとしても、操作ワイヤに作
用する過負荷を有効に解除でき、しかもこの過負荷解除
後の修復を容易に行える等の効果を奏する。
内に操作ワイヤに過大な負荷が作用した時に、この過負
荷を解除する過負荷解除部を設ける構成としたので、操
作ワイヤが絡み合ったり、引っ掛かったりする等によっ
て、ロック状態になっている際に、この操作ワイヤを無
理に引っ張るように操作したとしても、操作ワイヤに作
用する過負荷を有効に解除でき、しかもこの過負荷解除
後の修復を容易に行える等の効果を奏する。
【図1】マルチプレーン式電子走査を行うための構成を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図2】従来技術による超音波プローブの全体構成図で
ある。
ある。
【図3】図2の挿入部の先端部分の断面図である。
【図4】図2の操作部の断面図である。
【図5】弛み防止機構の構成を示す断面図である。
【図6】本発明の第1の実施例を示す超音波プローブの
要部断面図である。
要部断面図である。
【図7】本発明の第2の実施例を示す超音波プローブの
要部断面図である。
要部断面図である。
【図8】弛み防止機構を構成する筒体の外観図である。
1 超音波プローブ 2 操作部 3 挿入部 10 本体ケーシング 11 超音波トランスデューサ 12 従動回転プーリ 19 超音波ユニット 23 駆動プーリ 29,50 弛み防止機構 29,52 筒体 40,51 操作ワイヤ 40a,51a 挿入部側ワイヤ 40b,51b 操作部側ワイヤ 41 ヒューズワイヤ 42,44 ねじ部材 43 ソケット 53 スリット 54a 球形部 54b ストッパ 56 調節リング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 寿 栃木県大田原市下石上1385番の1 株式会 社東芝那須工場内 (72)発明者 永井 康隆 栃木県大田原市下石上1385番の1 株式会 社東芝那須工場内
Claims (4)
- 【請求項1】 多数の超音波振動子を一列に配設した超
音波トランスデューサが装着されている回転体を挿入部
の先端に設け、この回転体に操作ワイヤを連結し、この
操作ワイヤを挿入部から操作部に延在させて、操作部に
設けた操作ノブにより回転するプーリに装着し、この操
作ノブの操作により操作ワイヤを押し引きして、超音波
トランスデューサを回転させることによりマルチプレー
ン式電子走査を可能にしたものにおいて、前記操作部内
に操作ワイヤの過負荷解除部を設ける構成としたことを
特徴とする超音波プローブ。 - 【請求項2】 前記過負荷解除部は、操作ワイヤの弛み
防止部材への連結部に設ける構成としたことを特徴とす
る請求項1記載の超音波プローブ。 - 【請求項3】 前記操作ワイヤを挿入部側ワイヤと操作
部側ワイヤとから構成し、これら両ワイヤ間に連結さ
れ、所定値以上の荷重が作用した時に断線する脆弱なヒ
ューズワイヤにより前記過負荷解除部を構成したことを
特徴とする請求項1または請求項2記載の超音波プロー
ブ。 - 【請求項4】 前記操作ワイヤを挿入部側ワイヤと操作
部側ワイヤとから構成し、これら両ワイヤを所定値以上
の荷重が作用した時に分離可能に連結した可分断連結部
で前記過負荷解除部を構成したことを特徴とする請求項
1または請求項2記載の超音波プローブ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7176867A JPH09524A (ja) | 1995-06-21 | 1995-06-21 | 超音波プローブ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7176867A JPH09524A (ja) | 1995-06-21 | 1995-06-21 | 超音波プローブ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09524A true JPH09524A (ja) | 1997-01-07 |
Family
ID=16021198
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7176867A Pending JPH09524A (ja) | 1995-06-21 | 1995-06-21 | 超音波プローブ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09524A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009005769A (ja) * | 2007-06-26 | 2009-01-15 | Olympus Medical Systems Corp | 超音波プローブ |
| JP2009018160A (ja) * | 2007-07-10 | 2009-01-29 | Olympus Medical Systems Corp | 内視鏡用処置具 |
-
1995
- 1995-06-21 JP JP7176867A patent/JPH09524A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009005769A (ja) * | 2007-06-26 | 2009-01-15 | Olympus Medical Systems Corp | 超音波プローブ |
| JP2009018160A (ja) * | 2007-07-10 | 2009-01-29 | Olympus Medical Systems Corp | 内視鏡用処置具 |
| US9451936B2 (en) | 2007-07-10 | 2016-09-27 | Olympus Corporation | Endoscopic surgical tool |
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