JPH0952527A - 車両用ドアサッシュ - Google Patents

車両用ドアサッシュ

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Publication number
JPH0952527A
JPH0952527A JP22713995A JP22713995A JPH0952527A JP H0952527 A JPH0952527 A JP H0952527A JP 22713995 A JP22713995 A JP 22713995A JP 22713995 A JP22713995 A JP 22713995A JP H0952527 A JPH0952527 A JP H0952527A
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JP
Japan
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groove
door sash
retainer
flange portion
sash
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Pending
Application number
JP22713995A
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English (en)
Inventor
Tsuyoshi Fujiwara
強 藤原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Katayama Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Katayama Kogyo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サッシュのフランジ部幅が徐々に変化するよ
うにし、全体として、強度・剛性の高い車両用ドアサッ
シュを得るようにする。 【解決手段】 一枚の金属製ストリップ部材を基に、一
定断面形態からなる溝部3及びリテーナ部5を一体的に
有するベース型材を形成する。このようなベース型材を
基礎に、その幅が徐々に変化するフランジ部6を、折曲
げ加工手段等により形成する。このようなサッシュ型材
1を、曲げ加工等することにより、ドアサッシュアセン
ブリ(車両用ドアサッシュ)19を形成する。 【効果】 フランジ部6の幅が徐々に変化するドアサッ
シュアセンブリが、ロール成形手段を基礎にして形成さ
れるようになったので、ドアサッシュアセンブリの製造
効率の向上が図られるようになった。また、軽量化とと
もに、強度・剛性の向上を図ることができるようになっ
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用ドアサッシ
ュに関するものであり、特に、一枚の金属片から、ロー
ル成形手段にて、ガラスランチャンネルを保持する溝部
及びウェザストリップを保持するリテーナ部を一体的に
成形し、更には、これら溝部とリテーナ部との間を連結
するフランジ部の、その幅を徐々に変化させるようにし
た車両用ドアサッシュに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の車両用ドアサッシュは、ガラスラ
ンチャンネルを保持する溝部と、当該溝部の背面側に設
けられるウェザストリップ保持用のリテーナ部とが、別
部品にて形成されているものである。そして、これら別
部品からなるものが、図10に示す如く、それぞれの底
面部330、550において結合されるとともに、フラ
ンジ部の端末部においてヘミング加工等が施されること
によって一体化されるようになっているものである。こ
のように、従来のものは2部品構成からなるものであ
り、溝部30及びリテーナ部50の、それぞれの底面部
330、550がスポット溶接手段90にて接合される
ようになっているものである。従って、これら各部品3
0、50の製造工程が煩雑になるとともに、両者はスポ
ット溶接手段90にて結合されるようになっているもの
であるため、両者の結合精度が低下するという問題点が
ある。このような製造上の問題点を解決するために、単
一の金属片を基に、ロール成形手段にて一体的に成形す
るようにしたものが考えられ、例えば特公平1−541
39号公報等により、すでに公知となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の車両
用ドアサッシュ(ドアサッシュアセンブリ)は、図11
に示す如く、上記構成からなるものであって、その全長
にわたって一定断面形状を有するサッシュ部材(型材)
10をベースに、フランジ部60の幅の変化する縦サッ
シュ部材20が接合部70にて突合せ溶接手段等にて結
合されることによって形成されるようになっているもの
である。従って、フランジ部60の、その幅が変化する
ものについては、別工程にて製造しなければならず、フ
ランジ部幅の変化するドアサッシュアセンブリの製造に
は、複雑な工程を必要とするものであった。このような
問題点を解決するために、主に溝部及びリテーナ部をロ
ール成形手段にて一体的に成形するとともに、当該一体
的に成形された部材を基礎に、フランジ部の、その幅を
徐々に変化させるようにした、徐変フランジ部を有する
車両用ドアサッシュ(ドアサッシュアセンブリ)を提供
しようとするのが、本発明の目的(課題)である。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明においては次のような手段を講ずることとし
た。すなわち、請求項1記載の発明においては、ガラス
ランチャンネルの収納される溝部と、当該溝部の背面側
に設けられるものであって、その底面部が上記溝部の底
面部と接合するように形成されるウェザストリップ保持
用のリテーナ部と、これらリテーナ部及び溝部の側壁の
間を連結するように形成されるものであってドア外板面
の一部を形成するフランジ部と、からなる車両用ドアサ
ッシュに関して、上記各部のうちの上記溝部及びリテー
ナ部を、一枚の金属片を基礎にしてロール成形手段にて
一体的に成形し、更に、上記フランジ部を、その幅が徐
々に変化するように形成することとした構成を採ること
とした。
【0005】このような構成を採ることにより、本発明
においては、次のような作用を呈することとなる。すな
わち、本車両用ドアサッシュを形成するガラスランチャ
ンネル収納用の溝部とウェザストリップ収納用のリテー
ナ部とは、一枚の金属製ストリップ部材を基礎に、ロー
ル成形手段にて一体的に形成されるようになっているも
のであるので、上記溝部及びリテーナ部の寸法精度が正
確になる。また、これら溝部の底面部とリテーナ部の底
面部とが密着するようになり、これら両者間の寸法精度
も向上するようになる。
【0006】また、上記溝部及びリテーナ部を一定断面
形状に設定することにより、これら両部をロール成形手
段にて一体的に連続加工することができるようになり、
これによって、ドアサッシュアセンブリを形成する基本
的部分についての、その製造効率の向上を図ることがで
きるようになる。また、このような基本構成を基礎に、
これら溝部とリテーナ部との間を連結するフランジ部
を、例えば、図3に示す如く、その幅が徐々に変化する
ように形成することによって、フランジ幅の変化するサ
ッシュ型材を、簡単に、かつ、効率良く製造することが
できるようになる。そして、このようにして形成された
サッシュ型材を、曲げ加工等することにより、図4に示
すような、フランジ部の、その幅が徐々に変化するドア
サッシュアセンブリを効率良く製造することができるよ
うになる。
【0007】そして、このように形成されたドアサッシ
ュアセンブリは、全体的に強度・剛性が高められるとと
もに、このようなドアサッシュアセンブリの装着される
ドアは、全体として、いわゆるプレスドア風の形態を有
するようになり、見栄えの向上が図られることとなる。
また、ドアに関する、そのデザイン上の自由度が高めら
れることとなる。
【0008】次に、請求項2記載の発明について説明す
る。このものも、その基本的構成は、上記請求項1記載
のものと同じである。すなわち、ガラスランチャンネル
の収納される溝部と、当該溝部の背面側に設けられるも
のであって、その底面部が上記溝部の底面部と接合する
ように形成されるウェザストリップ保持用のリテーナ部
と、これらリテーナ部及び溝部の側壁の間を連結するよ
うに形成されるものであってドア外板面の一部を形成す
るフランジ部と、からなる車両用ドアサッシュに関し
て、これら各部のうちの上記溝部及びリテーナ部を、一
枚の金属片を基礎にしてロール成形手段にて一体的に成
形し、更に、上記溝部及びリテーナ部の側壁の間を連結
する部材の一部を折返し加工(折曲げ加工)するととも
に、当該折返し加工(折曲げ加工)時に、その幅が徐々
に変化するように塑性加工することによって、上記フラ
ンジ部を、その幅が徐々に変化するように形成すること
とした構成を採ることとした。
【0009】そして、このような構成からなる本発明に
ついての、その作用も、基本的には上記請求項1記載の
発明のものと同じである。但し、本発明のものは、例え
ば図4に示す如く、その幅が徐々に変化するフランジ部
の成形をも含めて、すべての加工がロール成形手段また
は折曲げ加工手段等の塑性加工手段にて行なわれるよう
になっている。従って、図4に示すようなドアサッシュ
アセンブリとして形成された状態において、全体として
強度・剛性に不連続部が無いようになっている。すなわ
ち、ドアサッシュアセンブリとして、全体的に軽量化が
図られたうえで、更に、その強度・剛性の向上が図られ
るようになる。また、ドアの外板面を形成するフランジ
部に溶接部等が表出しないようになっているので、全体
的にデザイン上にも優れたものとなっている。
【0010】次に、請求項3記載の発明について説明す
る。このものも、その基本的構成は、上記請求項1記載
の発明及び請求項2記載の発明と同じである。すなわ
ち、ガラスランチャンネルの収納される溝部と、当該溝
部の背面側に設けられるものであって、その底面部が上
記溝部の底面部と接合するように形成されるウェザスト
リップ保持用のリテーナ部と、これらリテーナ部及び溝
部の側壁の間を連結するように形成されるものであって
ドア外板面の一部を形成するフランジ部と、からなる車
両用ドアサッシュに関して、これら各部を、一枚の金属
片を基礎にしてロール成形手段にて一体的に成形し、こ
のように成形された上記フランジ部のリテーナ部側の折
返し加工部を、当該フランジ部の幅が徐々に変化するよ
うに切断するとともに、当該切断部を溶接手段にて接合
(結合)することとした構成を採ることとした。
【0011】このような構成からなる本発明のものにつ
いての、その作用も、基本的な点については、上記請求
項1記載のもの及び請求項2記載のものと同じである。
但し、これらに加えて、本発明のものは、フランジ部を
含むすべての部分が、基本的に、まず、一定の断面形態
を有するようにロール成形手段にて、一体的に、かつ、
連続的に成形されるようになっているので、サッシュ型
材を形成する基本的部分が、効率良く成形されることと
なる。すなわち、生産性の向上が図られることとなる。
このような基本的部分(ベース型材)を基礎に、フラン
ジ部の一部を形成する、その先端部を、フランジ部の幅
が徐々に変化するように切断するとともに、その切断部
を溶接手段にて接合(結合)することによって、サッシ
ュ型材が形成されるようになっているものである。そし
て、このようなサッシュ型材を基礎に、図4に示す如
く、全体が曲げ加工等されることによって、車両用ドア
サッシュ(ドアサッシュアセンブリ)が形成されるよう
になっているものである。
【0012】従って、本発明にかかるドアサッシュアセ
ンブリは、全体としての強度・剛性の向上が図られてい
るとともに、ドア外板面の一部を形成するフランジ部の
外表面部もきれいな面を形成するようになっている。す
なわち、デザイン上においても優れた外表面部を有する
こととなる。また、このようなドアサッシュアセンブリ
の製造効率も向上することとなる。
【0013】次に、請求項4記載の発明について説明す
る。このものも、その基本的構成は、上記請求項1記載
ないし請求項3記載のものと同じである。すなわち、ガ
ラスランチャンネルの収納される溝部と、当該溝部の背
面側に設けられるものであって、その底面部が上記溝部
の底面部と接合するように形成されるウェザストリップ
保持用のリテーナ部と、これらリテーナ部及び溝部の側
壁の間を連結するように形成されるものであってドア外
板面の一部を形成するフランジ部と、からなる車両用ド
アサッシュにおいて、これら各部を、一枚の金属片を基
礎にしてロール成形手段にて一体的に成形し、このよう
に成形された上記フランジ部の一部であってドア外板面
を形成する表面部の一部を切断して除去するとともに、
当該除去されたところに、その幅が徐々に変化するよう
に形成されたフランジ部の表面部材を設けることとした
構成を採ることとした。
【0014】このような構成からなる本発明の作用につ
いて説明する。本発明の作用も、その基本的な点につい
ては、上記請求項1ないし請求項3記載のものと同じで
ある。なお、これらに加えて、本発明のものは、図8に
示す如く、まず、溝部、リテーナ部、及びフランジ部
を、ロール成形手段にて一定断面形状を有するように成
形しておき、このようにして形成されたベース型材を基
礎に、フランジ部の外表面部の一部を除去するととも
に、当該除去したところに、その幅が徐々に変化する表
面部材を装着することによって、フランジ部幅の変化す
るサッシュ型材を形成させるようにしたものである。す
なわち、サッシュ型材の形成が、ロール成形手段を主体
にして行なわれるものであるので、その製造効率の向上
が図られることとなる。そして、このようなサッシュ型
材をベースに、図4に示すような曲げ加工が施されるこ
とによって、車両用ドアサッシュ(ドアサッシュアセン
ブリ)が形成されることとなる。従って、強度・剛性の
高い、しかも軽量化されたドアサッシュアセンブリが効
率良く生産されることとなる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について、図
1ないし図5を基に説明する。本発明の実施の形態に関
するものの、その構成は、図1に示す如く、ガラスラン
チャンネルの収納される溝部3と、当該溝部3の底面部
33に接合するように、その背面側に設けられるウェザ
ストリップ収納用のリテーナ部5と、これら溝部3及び
リテーナ部5の、それぞれの側壁の一部を連結するもの
であって、ドア外板面の一部を形成するフランジ部6
と、からなることを基本とするものである。そして、こ
れら構成からなるものが、一枚のストリップ状金属片を
基に、ロール成形手段を始めとした各種加工手段にて、
一体的に形成されるようになっているものである。
【0016】このような基本構成において、上記ストリ
ップ状金属片としては、冷間圧延鋼板が用いられてい
る。次に、これら構成からなる本実施の形態のものに関
する、その製造方法(製造工程)について、図2ないし
図4を基に説明する。まず、所定のロール駒等の設置さ
れたロール成形機にて、図2の(イ)に示す如く、一定
の断面形状を有する溝部3及びリテーナ部5、更には、
フランジ部6の一部を形成する裏面部65等が、連続的
に一体成形される。また、このように一体成形された半
製品状の型材において、上記溝部3の底面部33とリテ
ーナ部5の底面部55とがスポット溶接手段9によって
結合(接合)される。また、溝部3の側壁31を形成す
る部分においてもスポット溶接手段93が施される。こ
れによって、型材の剛性が高められることとなり、次の
切断工程等において型材の変形(型くずれ)等が阻止さ
れることとなる。
【0017】次に、図2の(ロ)において、上記フラン
ジ部6の一部を形成する裏面部65の先端部が、徐々に
変化する幅を有するように切断される。具体的には、図
3の(ロ)に示す如く、折返し加工を受ける部分(折返
し加工線)66に対して平行な曲線を有するように、そ
の先端部が切断加工される。すなわち、切断部69が形
成される。そして、次に、このような構成からなる部材
(半製品状部材)のうちの上記フランジ部6を形成する
こととなる裏面部65の部分が、図2の(ハ)に示す如
く、折返し加工される。具体的には、図3の(ロ)に示
す折返し部(折返し加工線)66に沿って折曲げ加工が
施される。そして、その結果、この折曲げ加工部は、図
3の(ニ)に示す如く、所定の曲線を形成することとな
り、幅の変化するフランジ部6の折返し部(先端部)6
6が形成されることとなる。
【0018】次に、このように折り返されたフランジ部
6の表面部61を形成する部分の、その先端部に形成さ
れる切断部69が、図2の(ニ)に示す如く、溝部3の
側壁31に沿って折曲げられ、ヘミング加工される。す
なわち、溝部3の側壁31の先端部にヘミング加工部6
8が形成されることとなる。これら各工程を経ることに
よって、図3の(ニ)に示すようなサッシュ型材1が形
成される。すなわち、一枚の金属製ストリップ部材を基
礎に、溝部3、及びリテーナ部5、更には幅の徐々に変
化するフランジ部6のすべてが、ロール成形手段を初め
とした塑性加工手段にて一体的に形成されることとな
る。
【0019】更に、このようにして形成されたサッシュ
型材1を基礎に、図4に示す如く、曲げ加工等が施され
ることによって、所定の形態からなるドアサッシュアセ
ンブリ19が形成されることとなる。すなわち、図4の
(X)に示すようなフランジ部6の幅が徐々に変化する
サッシュ型材1を、図4の(Y)に示す如く、曲げ加工
を施すことによって、所定の形状を有するドアサッシュ
アセンブリ19が形成されることとなる(図4
(Z))。また、このような一体型のドアサッシュアセ
ンブリ19の外に、図5に示す如く、縦サッシュ2と突
合せ接合部7にて結合される方式の、いわゆる2分割式
の車両用ドアサッシュを形成することも可能である。
【0020】このような構成からなる本実施の形態のも
のについての、その作用等について説明する。すなわ
ち、本ドアサッシュアセンブリ19は、ガラスランチャ
ンネル収納用の溝部3とウェザストリップ収納用のリテ
ーナ部5とが、一枚の金属製ストリップ部材を基礎に、
ロール成形手段にて一体的に成形されるようになってい
るものであり、しかも、両者は、それぞれの底面部3
3、55においてスポット溶接手段9にて結合されるよ
うになっているので、上記溝部3及びリテーナ部5の寸
法精度が正確になる。また、これら溝部3の底面部33
とリテーナ部5の底面部55とが密着するようになり、
これら両部間の寸法精度も向上することとなる。
【0021】また、上記溝部3及びリテーナ部5を一定
断面形状に設定することにより、これら両部3、5をロ
ール成形手段にて一体的に連続加工することができるよ
うになり、これによって、ドアサッシュアセンブリ19
の基本的部分を形成するサッシュ型材1についての、そ
の製造効率(生産性)の向上を図ることができるように
なる。また、このような基本構成を基に、これら溝部3
とリテーナ部5との間を連結するフランジ部6が、図2
及び図3に示す如く、折曲げ加工手段等の塑性加工手段
にて、その幅が徐々に変化するように形成されるように
なっている。従って、フランジ部6の幅が徐々に変化す
るサッシュ型材1が、簡単に、かつ、効率良く形成され
ることとなる。すなわち、本サッシュ型材1は、すべて
の部分が、ロール成形手段あるいは折曲げ加工手段等の
塑性加工手段にて形成されるようになっているので、全
体として強度・剛性に不連続部が無いようになる。そし
て、このようにして形成されたサッシュ型材1を、図4
に示す如く、曲げ加工等することにより、フランジ部6
の、その幅が徐々に変化するドアサッシュアセンブリ1
9を効率良く形成(製造)することができるようにな
る。
【0022】そして、このように形成されたドアサッシ
ュアセンブリ19は、全体的に強度・剛性が高められる
とともに、このようなドアサッシュアセンブリ19の装
着されるドアは、全体として、いわゆるプレスドア風の
形態を有するようになり、見栄えにおいても優れたもの
となる。また、ドア全体のデザイン上においても、その
自由度が高められることとなる。
【0023】
【実施例】次に、本発明にかかる第一の実施例(第一実
施例)について、図6及び図7を基に説明する。本実施
例の基本的構成は、上記発明の実施の形態の欄で説明し
たものと同じである。異なるところは、図7に示す如
く、フランジ部6の先端部に、溶接手段96による接合
部が設けられている点である。すなわち、本実施例のも
のは、まず、図6の(A)に示す如く、一枚の金属製ス
トリップ部材を基に、一定断面形態からなる溝部3、リ
テーナ部5、及びフランジ部6を有するベース型材を、
ロール成形手段にて一体的に成形する。このようにして
成形されたベース型材の上記フランジ部6を、図6の
(B)に示す如く、そのフランジ部6の幅が徐々に変化
するように切断する。そして、このように切断されたフ
ランジ部6の先端部を、図6の(C)に示す如く、アー
ク溶接等の溶接手段96にて結合(接合)する。これに
よって、図4の(X)に示すようなフランジ部6の、そ
の幅が徐々に変化するサッシュ型材1が形成されること
となる。そして、このような構成からなるサッシュ型材
1を、図4の(Y)に示す如く、曲げ加工等することに
よって、図4の(Z)に示すような、幅の徐々に変化す
る、いわゆる徐変フランジ部6を有するドアサッシュア
センブリ19が形成されることとなる。
【0024】このような構成からなる本実施例のものに
ついての、その作用等について説明する。なお、本実施
例の作用も、基本的には上記発明の実施の形態のところ
で説明したものと同じである。但し、それらに加えて、
本実施例のものは、フランジ部6を含むすべての部分
が、基本的に、まず、一定の断面形態を有するようにロ
ール成形手段にて、一体的に、かつ、連続的に成形され
るようになっているので、サッシュ型材1を形成する基
本的部分が、効率良く成形されることとなる。すなわ
ち、生産性の向上が図られることとなる。このようなベ
ース型材を基礎に、フランジ部6の一部を形成する、そ
の先端部を、フランジ部の幅が徐々に変化するように切
断するとともに、その切断部を溶接手段96にて接合
(結合)することによって、サッシュ型材1が形成され
るようになっているものである。そして、このようなサ
ッシュ型材1を基礎に、図4に示す如く、全体が曲げ加
工等されることによって、車両用ドアサッシュ(ドアサ
ッシュアセンブリ)19が形成されるようになっている
ものであるので、本ドアサッシュアセンブリ19は、全
体として、その強度・剛性の向上が図られるようにな
る。また、ドア外板面の一部を形成するフランジ部の外
表面部もきれいな面を形成するようになる。すなわち、
デザイン上においても優れた外表面部を形成することと
なる。また、このようなドアサッシュアセンブリ19の
製造効率(生産性)も向上することとなる。
【0025】次に、本発明にかかる第二の実施例につい
て、図8及び図9を基に説明する。本実施例のものも、
その基本的構成は、上記発明の実施の形態のところで説
明したものと同じである。異なるところは、図8に示す
如く、フランジ部6のところである。すなわち、本実施
例のものは、図8の(A)に示す如く、まず、一枚の金
属製ストリップ部材を基礎に、一定断面形態からなる溝
部3、リテーナ部5、及びフランジ部6を有するベース
型材を、ロール成形手段にて一体的に成形する。このよ
うに成形されたベース型材を基礎に、当該ベース型材の
うちのフランジ部6の表面部61を形成する部分を、図
8の(B’)に示す如く、その一部を切除(取り除く)
する。そして、このように表面部61の取り除かれたと
ころに、図8の(D)に示す如く、その幅が徐々に変化
する表面部材63を設けることとする。
【0026】具体的には、溝部3の側壁31及びリテー
ナ部5の側壁を形成するフランジ部6の裏面部65の外
側に、その幅が徐々に変化する表面部材63を装着し、
更に、当該表面部材63の両端末部をクリンチ加工手段
あるいはヘミング加工手段等により、上記溝部3の側壁
31及びリテーナ部5の側壁を形成するフランジ部6の
裏面部65に結合させる(取り付ける)。また、当該表
面部材63と残された方の表面部61との接合部は溶接
手段にて結合される。これらによって、一部に、その幅
が徐々に変化するフランジ部6を有するサッシュ型材1
が形成されることとなる(図8の(D))。そして、こ
のようなサッシュ型材1を所定の形状に曲げ加工等する
ことによって、更には、その先端部の突合せ接合部7
に、縦サッシュ2等を接合することによって、図9に示
すようなドアサッシュアセンブリ19が形成されること
となる。なお、このドアサッシュアセンブリ19として
は、上記のような別体の縦サッシュ2を有する2部品構
成からなるものの外に、図4に示すような一本のサッシ
ュ型材1をベースに形成されるものも考えられる。
【0027】次に、このような構成からなる本実施例に
ついての、その作用等について説明する。本実施例の作
用も、基本的な点については、上記発明の実施の形態の
ところで説明したものと同じである。なお、これらに加
えて、本実施例のものは、図8の(A)に示す如く、ま
ず、溝部3、リテーナ部5、及びフランジ部6を、ロー
ル成形手段にて一定断面形状を有するように成形してお
き、このようにして形成されたベース型材を基礎に、フ
ランジ部6の表面部61の一部を除去するとともに、当
該除去したところに、その幅が徐々に変化する表面部材
63を装着することによって、フランジ部6の幅が徐々
に変化するサッシュ型材1を形成させるようにしている
ものである。すなわち、サッシュ型材1の成形が、ロー
ル成形手段を主体にして行なわれるものであるので、そ
の製造効率の向上が図られることとなる。そして、この
ようなサッシュ型材1をベースに、図4に示すような曲
げ加工が施されることによって、図4、更には図9に示
すような車両用ドアサッシュ(ドアサッシュアセンブ
リ)19が形成されるようになっているものである。従
って、強度・剛性の高い、しかも軽量化されたドアサッ
シュアセンブリ19が効率良く生産されることとなる。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、ガラスランチャンネル
の収納される溝部と、当該溝部の背面側に設けられるも
のであって、その底面部が上記溝部の底面部と接合する
ように形成されるウェザストリップ保持用のリテーナ部
と、これらリテーナ部及び溝部の側壁の間を連結するよ
うに形成されるものであってドア外板面の一部を形成す
るフランジ部と、からなる車両用ドアサッシュに関し
て、上記各部のうちの少なくとも上記溝部及びリテーナ
部を、一枚の金属片を基礎にしてロール成形手段にて一
体的に成形し、更に、上記フランジ部を、折曲げ加工手
段、あるいは切断手段、更には溶接手段等の各種加工手
段を介することにより、その幅が徐々に変化するように
した構成を採ることとしたので、サッシュ型材の主要部
をなす溝部及びリテーナ部が、ロール成形手段にて一定
断面形状を有するように一体成形されることとなり、サ
ッシュ型材の成形が効率良く行なわれるようになった。
また、このようなサッシュ型材を基に、曲げ加工等を施
すことによってドアサッシュアセンブリが形成されるこ
ととなったので、フランジ部の徐々に変化する車両用ド
アサッシュ(ドアサッシュアセンブリ)を効率良く製造
することができるようになった。
【0029】また、このようにして形成された車両用ド
アサッシュ(ドアサッシュアセンブリ)は、フランジ部
の、その幅が徐々に変化するように連続的に形成される
ようになっているので、その強度・剛性上において大き
な不連続部が無く、従って、ドアサッシュアセンブリ全
体として、軽量化が図られたうえで、その強度・剛性の
向上が図られるようになった。また、これら構成からな
るドアサッシュアセンブリを有するドアは、全体として
プレスドア風の形態を有するようになり、全体の見栄え
を向上させることができるようになった。また、これら
のことから、ドアに関する、そのデザイン上の自由度が
高められることとなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本的構成を示す横断面図である。
【図2】本発明に関する基本的な形態についての、その
製造工程を示す図である。
【図3】本発明に関する基本的な形態についての、その
サッシュ型材の製造工程の一部を示す説明図である。
【図4】本発明にかかるサッシュ型材を用いてドアサッ
シュアセンブリを形成する、その方法(手順)を示す図
である。
【図5】本発明にかかるサッシュ型材を用いた他の実施
形態に関するドアサッシュアセンブリを示す図である。
【図6】本発明にかかる第一の実施例に関するものの、
その製造工程を示す図である。
【図7】本発明にかかる第一の実施例に関するものの、
その基本構成を示す横断面図である。
【図8】本発明にかかる第二の実施例に関するものの、
その製造工程を示す図である。
【図9】本発明にかかる第二の実施例に関するドアサッ
シュアセンブリの構成を示す図である。
【図10】従来例にかかる車両用ドアサッシュの基本的
構成を示す横断面図である。
【図11】従来例にかかる車両用ドアサッシュの全体構
成を示す平面図である。
【符号の説明】
1 サッシュ型材 19 ドアサッシュアセンブリ(車両用ドアサッシュ) 2 縦サッシュ 3 溝部 31 側壁 33 底面部 5 リテーナ部 55 底面部 6 フランジ部 61 表面部 63 表面部材 65 裏面部 66 折返し部(先端部) 68 ヘミング加工部 69 切断部 7 突合せ接合部 9 スポット溶接手段 93 スポット溶接手段 96 溶接手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガラスランチャンネルの収納される溝部
    と、当該溝部の背面側に設けられるものであって、その
    底面部が上記溝部の底面部と接合するように形成される
    ウェザストリップ保持用のリテーナ部と、これらリテー
    ナ部及び溝部の側壁の間を連結するように形成されるも
    のであってドア外板面の一部を形成するフランジ部と、
    からなる車両用ドアサッシュにおいて、上記各部のうち
    の上記溝部及びリテーナ部を、一枚の金属片を基礎にし
    てロール成形手段にて一体的に成形し、更に、上記フラ
    ンジ部を、その幅が徐々に変化するように形成すること
    とした構成からなることを特徴とする車両用ドアサッシ
    ュ。
  2. 【請求項2】 ガラスランチャンネルの収納される溝部
    と、当該溝部の背面側に設けられるものであって、その
    底面部が上記溝部の底面部と接合するように形成される
    ウェザストリップ保持用のリテーナ部と、これらリテー
    ナ部及び溝部の側壁の間を連結するように形成されるも
    のであってドア外板面の一部を形成するフランジ部と、
    からなる車両用ドアサッシュにおいて、これら各部のう
    ちの上記溝部及びリテーナ部を、一枚の金属片を基礎に
    してロール成形手段にて一体的に成形し、更に、上記溝
    部及びリテーナ部の側壁の間を連結する部材の一部を折
    返し加工するとともに、当該折返し加工時に、その幅が
    徐々に変化するように成形することによって上記フラン
    ジ部を形成することとした構成からなることを特徴とす
    る車両用ドアサッシュ。
  3. 【請求項3】 ガラスランチャンネルの収納される溝部
    と、当該溝部の背面側に設けられるものであって、その
    底面部が上記溝部の底面部と接合するように形成される
    ウェザストリップ保持用のリテーナ部と、これらリテー
    ナ部及び溝部の側壁の間を連結するように形成されるも
    のであってドア外板面の一部を形成するフランジ部と、
    からなる車両用ドアサッシュにおいて、これら各部を、
    一枚の金属片を基礎にしてロール成形手段にて一体的に
    成形し、このように成形された上記フランジ部のリテー
    ナ部側の折返し加工部を、当該フランジ部の幅が徐々に
    変化するように切断するとともに当該切断部を溶接手段
    にて接合(結合)することとした構成からなることを特
    徴とする車両用ドアサッシュ。
  4. 【請求項4】 ガラスランチャンネルの収納される溝部
    と、当該溝部の背面側に設けられるものであって、その
    底面部が上記溝部の底面部と接合するように形成される
    ウェザストリップ保持用のリテーナ部と、これらリテー
    ナ部及び溝部の側壁の間を連結するように形成されるも
    のであってドア外板面の一部を形成するフランジ部と、
    からなる車両用ドアサッシュにおいて、これら各部を、
    一枚の金属片を基礎にしてロール成形手段にて一体的に
    成形し、このように成形された上記フランジ部の一部で
    あってドア外板面を形成する表面部の一部を切断して除
    去するとともに、当該除去されたところに、その幅が徐
    々に変化するように形成されたフランジ部の表面部材を
    設けることとした構成からなることを特徴とする車両用
    ドアサッシュ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001246934A (ja) * 2000-03-08 2001-09-11 Nissan Motor Co Ltd 車両用ドア構造
CN114323891A (zh) * 2020-09-30 2022-04-12 宝山钢铁股份有限公司 一种辊冲成形变宽度特征成形极限的模具及评估方法

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