JPH0952553A - 運搬車両およびそのカバー構造 - Google Patents
運搬車両およびそのカバー構造Info
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- JPH0952553A JPH0952553A JP20622895A JP20622895A JPH0952553A JP H0952553 A JPH0952553 A JP H0952553A JP 20622895 A JP20622895 A JP 20622895A JP 20622895 A JP20622895 A JP 20622895A JP H0952553 A JPH0952553 A JP H0952553A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 大型運搬物を運搬するために適用される自走
式の運搬車両であって、特に雨天時の運搬に適した運搬
車両及びそのカバー構造を提供する。 【解決手段】 正面形状がほぼ門型形状のパレット上の
運搬物を、このパレットと共に運搬するために、前記パ
レット内へ侵入可能に形成されたキャリヤ本体上に、キ
ャリヤ本体が前記パレット上に移行して運搬物を覆蓋す
る下方開放のカバーを設け、カバーの両側下端部及び/
又は脚部に旋回自在なアームを有し、該アームとの昇降
自在な接合部を介して、キャリヤ本体と解離可能に連携
した運搬車両。
式の運搬車両であって、特に雨天時の運搬に適した運搬
車両及びそのカバー構造を提供する。 【解決手段】 正面形状がほぼ門型形状のパレット上の
運搬物を、このパレットと共に運搬するために、前記パ
レット内へ侵入可能に形成されたキャリヤ本体上に、キ
ャリヤ本体が前記パレット上に移行して運搬物を覆蓋す
る下方開放のカバーを設け、カバーの両側下端部及び/
又は脚部に旋回自在なアームを有し、該アームとの昇降
自在な接合部を介して、キャリヤ本体と解離可能に連携
した運搬車両。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、特に工場等の構
内において、大型運搬物を運搬するために適用される自
走式の運搬用車両であって、特に雨天時の運搬に適した
運搬車両及びそのカバー構造に関する。
内において、大型運搬物を運搬するために適用される自
走式の運搬用車両であって、特に雨天時の運搬に適した
運搬車両及びそのカバー構造に関する。
【0002】
【従来の技術】工場等の構内輸送の効率を向上させるた
めの輸送システムとして、一般的にキャリヤ・パレット
システムが採用されている。このシステムにおいて大規
模製鉄所のパレット保有台数は数百台におよび、この大
量のパレットを雨天時にも使用可能な幌付パレットにす
るには莫大な投資が必要になる。
めの輸送システムとして、一般的にキャリヤ・パレット
システムが採用されている。このシステムにおいて大規
模製鉄所のパレット保有台数は数百台におよび、この大
量のパレットを雨天時にも使用可能な幌付パレットにす
るには莫大な投資が必要になる。
【0003】また保有台数の一部を幌付パレットにすれ
ばコストを抑制できるが、雨天時の運搬に使用した時に
他の製品が積載されていて、製品の積み替えをしないと
使用できないという不具合が発生する。従来、この問題
を解決するため、雨天時に製品を運搬する時にパレット
上にカバーを載せて製品を濡れから保護する方法が一部
で採用されている。
ばコストを抑制できるが、雨天時の運搬に使用した時に
他の製品が積載されていて、製品の積み替えをしないと
使用できないという不具合が発生する。従来、この問題
を解決するため、雨天時に製品を運搬する時にパレット
上にカバーを載せて製品を濡れから保護する方法が一部
で採用されている。
【0004】カバーの連繋方法としては、特公平2−4
0527号公報及び特公平2−40528号公報が既に
開示されている。前者(特公平2−40527号公報)
の車両は、パレットの下方空間内に進入可能なキャリヤ
本体上に、パレット上に移動可能に乗積される運搬物覆
蓋のカバーの前、後端を解離可能に連繋される構成とし
て、荷役作業、覆蓋作業を行うものである。
0527号公報及び特公平2−40528号公報が既に
開示されている。前者(特公平2−40527号公報)
の車両は、パレットの下方空間内に進入可能なキャリヤ
本体上に、パレット上に移動可能に乗積される運搬物覆
蓋のカバーの前、後端を解離可能に連繋される構成とし
て、荷役作業、覆蓋作業を行うものである。
【0005】図8において、パレットフレーム本体2上
の運搬物Bの運搬に際し、まず外筒12Aに収容した油
圧シリンダーを伸動させてカバー10を上動させ、上動
端に保持させる。次にキャリヤ本体1を走行させ、カバ
ー10の先端付近をパレットフレーム本体2上に載置さ
せた時、進行方向前側の油圧シリンダーを縮小動させ、
内筒12Bとカバーブラケット16との連繋状態を解離
させる。
の運搬物Bの運搬に際し、まず外筒12Aに収容した油
圧シリンダーを伸動させてカバー10を上動させ、上動
端に保持させる。次にキャリヤ本体1を走行させ、カバ
ー10の先端付近をパレットフレーム本体2上に載置さ
せた時、進行方向前側の油圧シリンダーを縮小動させ、
内筒12Bとカバーブラケット16との連繋状態を解離
させる。
【0006】続いてキャリヤ本体1をパレットフレーム
本体2内の進入端まで進行させた後、各走行車輪3に付
設のジャッキアップ機構を作動させてキャリヤ本体1の
床面を上動させ、パレットフレーム本体2を持ち上げて
本体1上に乗載させる。その後キャリヤ本体1を走行さ
せ、運搬を行わせる。一方、後者(特公平2−4052
8号公報)は、車両の前後1対の連結ロッドを介してカ
バーとキャリヤとを解離可能とならしめるものである。
本体2内の進入端まで進行させた後、各走行車輪3に付
設のジャッキアップ機構を作動させてキャリヤ本体1の
床面を上動させ、パレットフレーム本体2を持ち上げて
本体1上に乗載させる。その後キャリヤ本体1を走行さ
せ、運搬を行わせる。一方、後者(特公平2−4052
8号公報)は、車両の前後1対の連結ロッドを介してカ
バーとキャリヤとを解離可能とならしめるものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前記の2種の車両は、
いずれもキャリヤからパレット或いはパレットからキャ
リヤに載せ替えする時に、カバーの高精度の位置合わせ
が要求され、キャリヤの運転に熟練と時間を要し、作業
性が劣る問題がある。また、保有する全キャリヤにカバ
ーを昇降・連繋させるための昇降装置と連繋装置を装備
する必要があり、且つ保有する全パレット上にカバー移
動用のレールを設置する必要があり、コストも上昇す
る。本発明の目的は、上記問題点を解消して安価で操作
性に優れた運搬車両及びそのカバー構造を提供すること
である。
いずれもキャリヤからパレット或いはパレットからキャ
リヤに載せ替えする時に、カバーの高精度の位置合わせ
が要求され、キャリヤの運転に熟練と時間を要し、作業
性が劣る問題がある。また、保有する全キャリヤにカバ
ーを昇降・連繋させるための昇降装置と連繋装置を装備
する必要があり、且つ保有する全パレット上にカバー移
動用のレールを設置する必要があり、コストも上昇す
る。本発明の目的は、上記問題点を解消して安価で操作
性に優れた運搬車両及びそのカバー構造を提供すること
である。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は次の通り
である。 (1) 正面形状がほぼ門型形状(逆U字型、以下門型
形状という)のパレット上の運搬物を、このパレットと
共に運搬するために、前記パレット内へ侵入可能に形成
されたキャリヤ本体上に、キャリヤ本体が前記パレット
上に移行して運搬物を覆蓋する下方開放のカバーを設
け、カバーの両側下端部及び/又は脚部に旋回自在なア
ームを有し、該アームとの昇降自在な接合部を介して、
キャリヤ本体と解離可能に連携したことを特徴とする運
搬車両。 (2) キャリヤ本体に駆動装置を設け、該装置にアー
ムの旋回及び接合部の昇降制御機能を有することを特徴
とする上記(1)記載の運搬車両。
である。 (1) 正面形状がほぼ門型形状(逆U字型、以下門型
形状という)のパレット上の運搬物を、このパレットと
共に運搬するために、前記パレット内へ侵入可能に形成
されたキャリヤ本体上に、キャリヤ本体が前記パレット
上に移行して運搬物を覆蓋する下方開放のカバーを設
け、カバーの両側下端部及び/又は脚部に旋回自在なア
ームを有し、該アームとの昇降自在な接合部を介して、
キャリヤ本体と解離可能に連携したことを特徴とする運
搬車両。 (2) キャリヤ本体に駆動装置を設け、該装置にアー
ムの旋回及び接合部の昇降制御機能を有することを特徴
とする上記(1)記載の運搬車両。
【0009】(3) 正面形状がほぼ門型形状のパレッ
ト上の運搬物を、このパレットと共に運搬するために、
前記パレット内へ侵入可能に形成されたキャリヤ本体上
に、キャリヤ本体が前記パレット上に移行して運搬物を
覆蓋する下方開放のカバーを設けた運搬車両のカバーで
あって、該カバーの下端部及び/又は脚部に旋回自在な
アームを有し、該アームにキャリヤ本体接合部との解離
可能機構を有することを特徴とする運搬車両のカバー構
造。
ト上の運搬物を、このパレットと共に運搬するために、
前記パレット内へ侵入可能に形成されたキャリヤ本体上
に、キャリヤ本体が前記パレット上に移行して運搬物を
覆蓋する下方開放のカバーを設けた運搬車両のカバーで
あって、該カバーの下端部及び/又は脚部に旋回自在な
アームを有し、該アームにキャリヤ本体接合部との解離
可能機構を有することを特徴とする運搬車両のカバー構
造。
【0010】
【作用】本発明について以下に説明する。例えば、雨天
時に、倉庫内の正面形状がほぼ門型形状のパレット上の
運搬物をパレットごと屋外へ運搬するに際し、下方開放
したカバー内にキャリヤを走行させ、キャリヤ進行方向
にキャリヤとカバーのセンター位置がほぼ一致する位置
に停止させる。この時キャリヤとカバーの位置ずれ(特
に長手方向の位置ずれ)を防止するために、カバーの脚
下部には幅方向に容易に移動できる車輪を設けることが
好ましい。
時に、倉庫内の正面形状がほぼ門型形状のパレット上の
運搬物をパレットごと屋外へ運搬するに際し、下方開放
したカバー内にキャリヤを走行させ、キャリヤ進行方向
にキャリヤとカバーのセンター位置がほぼ一致する位置
に停止させる。この時キャリヤとカバーの位置ずれ(特
に長手方向の位置ずれ)を防止するために、カバーの脚
下部には幅方向に容易に移動できる車輪を設けることが
好ましい。
【0011】カバーの下端部及び/又は脚部に有する旋
回自在なアームを旋回することにより、カバーは幅方向
に移動しアームが適切角度(例えば90°)旋回した時
に、自動的にキャリヤとカバーの長手方向の芯は一致す
る。
回自在なアームを旋回することにより、カバーは幅方向
に移動しアームが適切角度(例えば90°)旋回した時
に、自動的にキャリヤとカバーの長手方向の芯は一致す
る。
【0012】次にキャリヤに付設の昇降機構(例えばジ
ャッキアップ機構)を作動させて、キャリヤ本体のフレ
ームをリフトアップすると、アームとキャリヤ本体との
接合部を上昇しカバーを持ち上げ、キャリヤによりカバ
ーが運搬できる状態になる。接合部としては、例えばア
ーム先端の凸部とキャリヤ本体の凹部を嵌合して形成し
ても良い。
ャッキアップ機構)を作動させて、キャリヤ本体のフレ
ームをリフトアップすると、アームとキャリヤ本体との
接合部を上昇しカバーを持ち上げ、キャリヤによりカバ
ーが運搬できる状態になる。接合部としては、例えばア
ーム先端の凸部とキャリヤ本体の凹部を嵌合して形成し
ても良い。
【0013】引き続きキャリヤを走行させ運搬物を搭載
したパレットの真正面に停止し、キャリヤフレームをジ
ャッキダウンした後、アームを逆方向に旋回し、キャリ
ヤとカバーの連繋を解離するものである。次にキャリヤ
は真正面のパレットの下に潜り、キャリヤフレームをリ
フトアップさせてパレットを積載した後にカバー内に後
退し、キャリヤフレームをジャッキダウンする。
したパレットの真正面に停止し、キャリヤフレームをジ
ャッキダウンした後、アームを逆方向に旋回し、キャリ
ヤとカバーの連繋を解離するものである。次にキャリヤ
は真正面のパレットの下に潜り、キャリヤフレームをリ
フトアップさせてパレットを積載した後にカバー内に後
退し、キャリヤフレームをジャッキダウンする。
【0014】次に、前述と同様にカバーのアームを適正
角度旋回させ、同時にキャリヤとカバーのセンタリング
をした後、キャリヤフレームをジャッキアップすれば、
キャリヤに運搬物を搭載したパレットと、これら全体を
覆蓋するカバーが積載された状態になるから、例えば雨
天でも運搬物を濡らすことなく運搬できる。
角度旋回させ、同時にキャリヤとカバーのセンタリング
をした後、キャリヤフレームをジャッキアップすれば、
キャリヤに運搬物を搭載したパレットと、これら全体を
覆蓋するカバーが積載された状態になるから、例えば雨
天でも運搬物を濡らすことなく運搬できる。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一実施例を図面に
したがって説明する。図1〜図3において、鋼管等の大
型運搬物を運搬するために装設された自走型のキャリヤ
Aにおいて、正面が門型形状のパレットフレーム2bで
構成されるパレットD上に乗載された運搬物Bを、パレ
ットDと共に積載して運搬する横長状に形成されて、水
平状の床面1aをもつキャリヤ本体1は適数個の走行車
輪1cを備え、その高さ及び幅はパレットD内へ進入し
得るように設定されると共に、その両端には前進走行用
及び後進走行用の運転室1bが装備されている。
したがって説明する。図1〜図3において、鋼管等の大
型運搬物を運搬するために装設された自走型のキャリヤ
Aにおいて、正面が門型形状のパレットフレーム2bで
構成されるパレットD上に乗載された運搬物Bを、パレ
ットDと共に積載して運搬する横長状に形成されて、水
平状の床面1aをもつキャリヤ本体1は適数個の走行車
輪1cを備え、その高さ及び幅はパレットD内へ進入し
得るように設定されると共に、その両端には前進走行用
及び後進走行用の運転室1bが装備されている。
【0016】運搬物Bの運搬時にはキャリヤ本体1の床
面1aを上方へ変位させて、運搬物BをパレットDと共
にキャリヤ本体1上に積載し、かつ運搬物Bの運搬前後
にキャリヤ本体1の床面1aを下方へ変位させて、運搬
物BをパレットDと共にキャリヤ本体1上から開放する
ために、各走行車輪1c部には図には記載されないジャ
ッキアップ機構が装備され、キャリヤ本体1の床面1a
を上動・下動できる。
面1aを上方へ変位させて、運搬物BをパレットDと共
にキャリヤ本体1上に積載し、かつ運搬物Bの運搬前後
にキャリヤ本体1の床面1aを下方へ変位させて、運搬
物BをパレットDと共にキャリヤ本体1上から開放する
ために、各走行車輪1c部には図には記載されないジャ
ッキアップ機構が装備され、キャリヤ本体1の床面1a
を上動・下動できる。
【0017】パレットDに対して、雨から運搬物Bを保
護するため、パレットD全体を覆蓋するために、正面断
面がほぼ門型形状で地面に自立するよう形成されたカバ
ーCは、パレットとの間に適当な隙間を確保できる寸法
にし、その前後の開口部を開閉するためのシャッター4
がそれぞれ巻回及び展張可能に装着される。カバーCの
側面及び上面は、パレットD上の運搬物Bを雨から保護
するため、図には省略してあるが、キャンバス又は鉄板
製等のシートで覆われている。
護するため、パレットD全体を覆蓋するために、正面断
面がほぼ門型形状で地面に自立するよう形成されたカバ
ーCは、パレットとの間に適当な隙間を確保できる寸法
にし、その前後の開口部を開閉するためのシャッター4
がそれぞれ巻回及び展張可能に装着される。カバーCの
側面及び上面は、パレットD上の運搬物Bを雨から保護
するため、図には省略してあるが、キャンバス又は鉄板
製等のシートで覆われている。
【0018】次に、図4〜図6によりキャリヤ本体1と
カバーCとを解離可能に連繋するために、カバーCの両
側面部に複数個設けられた連繋機構Eについて説明す
る。カバーCの両側面部に設けられた複数個の脚6同士
を連結する横梁10(図5)に固定された軸受12に、
旋回自在に設けた軸11に旋回アーム7を設け、横梁1
0に固定されたブラケット13に旋回駆動装置8を設
け、軸継手14により軸11と連結し、旋回駆動装置8
を動作してアーム7を90°旋回する。
カバーCとを解離可能に連繋するために、カバーCの両
側面部に複数個設けられた連繋機構Eについて説明す
る。カバーCの両側面部に設けられた複数個の脚6同士
を連結する横梁10(図5)に固定された軸受12に、
旋回自在に設けた軸11に旋回アーム7を設け、横梁1
0に固定されたブラケット13に旋回駆動装置8を設
け、軸継手14により軸11と連結し、旋回駆動装置8
を動作してアーム7を90°旋回する。
【0019】図4、図6はアーム7が待機位置からキャ
リヤフレーム1dに向かって90°旋回した状態を示
す。ここで、アーム7に取付けられた軸18に回転自在
なローラー15を設け、アーム7の旋回途中にローラー
15がキャリヤフレーム1dの端面に設けたガイド部材
1eに接触すると、キャリヤAに比べて極めて軽量なカ
バーCがずれることにより、アーム7は90°まで旋回
する。
リヤフレーム1dに向かって90°旋回した状態を示
す。ここで、アーム7に取付けられた軸18に回転自在
なローラー15を設け、アーム7の旋回途中にローラー
15がキャリヤフレーム1dの端面に設けたガイド部材
1eに接触すると、キャリヤAに比べて極めて軽量なカ
バーCがずれることにより、アーム7は90°まで旋回
する。
【0020】図7は、キャリヤAがカバーC内へ進入し
て、進行方向に所定位置にて停止した場合の、キャリヤ
フレーム1dとカバーCの相対的な位置関係を示す平面
図である。図7において、前記のキャリヤAが停止の際
に、キャリヤフレーム1dの長手方向の軸がカバーCの
長手方向軸(X軸)に対して、微小角θだけずれていた
としても、図7において、カバーCの両側面の脚6に設
けられたアーム7b,7eがほぼ90°旋回した時の両
方のローラー15の外側面の距離は、キャリヤフレーム
1dの外側面幅に合致するように構成されており、従っ
て、アーム7a〜7fが全部ほぼ90°旋回を完了する
と、自動的にキャリヤAとカバーCは幅方向にセンタリ
ングされる。
て、進行方向に所定位置にて停止した場合の、キャリヤ
フレーム1dとカバーCの相対的な位置関係を示す平面
図である。図7において、前記のキャリヤAが停止の際
に、キャリヤフレーム1dの長手方向の軸がカバーCの
長手方向軸(X軸)に対して、微小角θだけずれていた
としても、図7において、カバーCの両側面の脚6に設
けられたアーム7b,7eがほぼ90°旋回した時の両
方のローラー15の外側面の距離は、キャリヤフレーム
1dの外側面幅に合致するように構成されており、従っ
て、アーム7a〜7fが全部ほぼ90°旋回を完了する
と、自動的にキャリヤAとカバーCは幅方向にセンタリ
ングされる。
【0021】このセンタリングをより容易にするために
は、カバーCの各脚6の下部に車輪9(図4)を設け、
幅方向(図7においてY軸方向)の移動抵抗を小さくす
ることが望ましい。更に、センタリング動作以外の時に
例えば強風等の外力が作用して雨カバーが移動しないよ
うにするには、図面では省略しているブレーキ装置をカ
バーの脚下部に設けることが望ましい。
は、カバーCの各脚6の下部に車輪9(図4)を設け、
幅方向(図7においてY軸方向)の移動抵抗を小さくす
ることが望ましい。更に、センタリング動作以外の時に
例えば強風等の外力が作用して雨カバーが移動しないよ
うにするには、図面では省略しているブレーキ装置をカ
バーの脚下部に設けることが望ましい。
【0022】なお、カバーCの旋回アーム7は、図4に
示すように、パレットDの脚2aと干渉することなく旋
回動作が出来るような位置関係に設けられている。旋回
アーム7の先端部に突起物(凸部)16を設け、キャリ
ヤフレーム1dの前記凸部16と対応する位置に凹部1
7を設け、カバーCとキャリヤAとの幅方向のセンタリ
ングを完了した後に、キャリヤAのジャッキアップ機構
によりキャリヤフレーム1dを上昇させると、凸部16
と凹部17が合致しつつ雨カバーCも持ち上げられる。
示すように、パレットDの脚2aと干渉することなく旋
回動作が出来るような位置関係に設けられている。旋回
アーム7の先端部に突起物(凸部)16を設け、キャリ
ヤフレーム1dの前記凸部16と対応する位置に凹部1
7を設け、カバーCとキャリヤAとの幅方向のセンタリ
ングを完了した後に、キャリヤAのジャッキアップ機構
によりキャリヤフレーム1dを上昇させると、凸部16
と凹部17が合致しつつ雨カバーCも持ち上げられる。
【0023】更に上昇を続けると、図7でキャリヤフレ
ーム1dとパレットフレーム2bの隙間Hが無くなり、
ついにパレットDもキャリヤフレーム1d及びカバーC
と一緒に上昇し、適当な寸法だけ上昇した後、キャリヤ
Aにより運搬物Bを積載したパレットD及びカバーCを
運搬できる状態になる。
ーム1dとパレットフレーム2bの隙間Hが無くなり、
ついにパレットDもキャリヤフレーム1d及びカバーC
と一緒に上昇し、適当な寸法だけ上昇した後、キャリヤ
Aにより運搬物Bを積載したパレットD及びカバーCを
運搬できる状態になる。
【0024】カバーCの幅寸法は、運搬時の障害を少な
くするために、できるだけ小さいことが好ましい。この
ためパレットDとカバーCとの隙間を片側約100mm程
度とし、且つカバーCの脚6の幅寸法も必要最小限と
し、本実施例では150mm〜200mmとし、連繋機構E
も脚6の幅寸法内に収納可能な機構・寸法とした。
くするために、できるだけ小さいことが好ましい。この
ためパレットDとカバーCとの隙間を片側約100mm程
度とし、且つカバーCの脚6の幅寸法も必要最小限と
し、本実施例では150mm〜200mmとし、連繋機構E
も脚6の幅寸法内に収納可能な機構・寸法とした。
【0025】カバーCの旋回駆動装置8及びシャッター
4の作動は人力でも可能であるが、カバーを使用するの
が主に雨天時であることから遠隔操作にすることが好ま
しく、本実施例では、これらの動力源としてディーゼル
発電機20、油圧装置19(図1)をカバーCの上部に
搭載した。なお図1、図2において、21はバルブスタ
ンド、22はシャッター駆動モーター、24はメンテナ
ンス用の梯子、23は動力源設置部の扉、25はパレッ
トに設けられた運搬物の荷崩れ防止用のスタンションを
示す。
4の作動は人力でも可能であるが、カバーを使用するの
が主に雨天時であることから遠隔操作にすることが好ま
しく、本実施例では、これらの動力源としてディーゼル
発電機20、油圧装置19(図1)をカバーCの上部に
搭載した。なお図1、図2において、21はバルブスタ
ンド、22はシャッター駆動モーター、24はメンテナ
ンス用の梯子、23は動力源設置部の扉、25はパレッ
トに設けられた運搬物の荷崩れ防止用のスタンションを
示す。
【0026】続いて、上記した構成をもつ実施例の作用
と効果を説明する。雨天時に倉庫5内のパレットD上の
運搬物BをキャリヤAで運搬するに際し、まず、キャリ
ヤAが所定位置に置かれ、端部のシャッター4が開放さ
れたカバーC内に進入し、進入方向のセンタリングの後
停止する。
と効果を説明する。雨天時に倉庫5内のパレットD上の
運搬物BをキャリヤAで運搬するに際し、まず、キャリ
ヤAが所定位置に置かれ、端部のシャッター4が開放さ
れたカバーC内に進入し、進入方向のセンタリングの後
停止する。
【0027】次にカバーCの脚6に設けられた連繋機構
Eにより旋回アーム7を90°旋回すると、雨カバーC
とキャリヤAの幅方向が自動的にセンタリングされる。
引き続き、キャリヤAのジャッキアップ機構を作動し、
キャリヤフレームを上昇させると、キャリヤフレーム1
とカバーがアーム7を介して連繋され、一体となって走
行可能な状態になる。この状態でカバーCを運搬物Bを
積載したパレットDの真正面に位置決めする。
Eにより旋回アーム7を90°旋回すると、雨カバーC
とキャリヤAの幅方向が自動的にセンタリングされる。
引き続き、キャリヤAのジャッキアップ機構を作動し、
キャリヤフレームを上昇させると、キャリヤフレーム1
とカバーがアーム7を介して連繋され、一体となって走
行可能な状態になる。この状態でカバーCを運搬物Bを
積載したパレットDの真正面に位置決めする。
【0028】次に、キャリヤAのジャッキアップ機構で
キャリヤフレーム1d及びカバーCを下降させた後、連
繋機構Eを作動させ旋回アーム7を90°復帰させる
と、キャリヤフレームとカバーの連繋は解離され、カバ
ーは地面に自立する。引き続いてキャリヤAを走行させ
て真正面のパレットDの下部に進入させ、ジャッキアッ
プ機構でパレットを持ち上げた状態で後退し、カバーC
内の中央部に停止させる。
キャリヤフレーム1d及びカバーCを下降させた後、連
繋機構Eを作動させ旋回アーム7を90°復帰させる
と、キャリヤフレームとカバーの連繋は解離され、カバ
ーは地面に自立する。引き続いてキャリヤAを走行させ
て真正面のパレットDの下部に進入させ、ジャッキアッ
プ機構でパレットを持ち上げた状態で後退し、カバーC
内の中央部に停止させる。
【0029】次にカバーの両端部のシャッター4を閉
じ、運搬物Bを雨から保護する。次に、キャリヤAのジ
ャッキアップ機構でキャリヤフレーム及びパレットを下
降させた後、カバーCの連繋機構Eを作動させカバーと
キャリヤとのセンタリングをさせ、続いて、キャリヤA
のジャッキアップ機構でキャリヤフレームを上昇させる
と、カバーCとパレットDはキャリヤAに積載された状
態になり、雨の中で運搬物を濡らすことなく運搬でき
る。
じ、運搬物Bを雨から保護する。次に、キャリヤAのジ
ャッキアップ機構でキャリヤフレーム及びパレットを下
降させた後、カバーCの連繋機構Eを作動させカバーと
キャリヤとのセンタリングをさせ、続いて、キャリヤA
のジャッキアップ機構でキャリヤフレームを上昇させる
と、カバーCとパレットDはキャリヤAに積載された状
態になり、雨の中で運搬物を濡らすことなく運搬でき
る。
【0030】このようにして、運搬物Bに対するカバー
Cの覆蓋作業、パレットD上からのカバーCの退出作業
等をそれぞれ的確に遂行して、雨天時の運搬物Bの運搬
作業を安全且つ迅速に処理でき、作業能率を向上し且つ
作業性を改善し得る特長がある。
Cの覆蓋作業、パレットD上からのカバーCの退出作業
等をそれぞれ的確に遂行して、雨天時の運搬物Bの運搬
作業を安全且つ迅速に処理でき、作業能率を向上し且つ
作業性を改善し得る特長がある。
【0031】また、カバーCをキャリヤAに対しパレッ
トD上への覆蓋及びパレットD上からの取り除き可能に
設置してあるため、各パレット毎にそれぞれカバーを装
備したときにパレット数と同数のカバーが必要となり、
且つパレット上への運搬物の積み降ろし作業がカバーで
阻害される不具合を解消することができ、カバーの設置
個数を著しく削減して、コストを大幅に節減し得ると共
に、パレット上への運搬物の積み降ろし作業を簡便化し
得る効果がある。
トD上への覆蓋及びパレットD上からの取り除き可能に
設置してあるため、各パレット毎にそれぞれカバーを装
備したときにパレット数と同数のカバーが必要となり、
且つパレット上への運搬物の積み降ろし作業がカバーで
阻害される不具合を解消することができ、カバーの設置
個数を著しく削減して、コストを大幅に節減し得ると共
に、パレット上への運搬物の積み降ろし作業を簡便化し
得る効果がある。
【0032】特に、カバーをパレット上又はキャリヤ上
にセット或いは取り外すための装備品はカバーに設置し
てあり、キャリヤへの新たな機能を加える必要がないた
め、従来技術と比較して大幅にコストを節減できる。
にセット或いは取り外すための装備品はカバーに設置し
てあり、キャリヤへの新たな機能を加える必要がないた
め、従来技術と比較して大幅にコストを節減できる。
【0033】
【発明の効果】本発明は、キャリヤ本体上への運搬物の
積載作業や、運搬物に対するカバーの覆蓋作業を的確に
遂行して、運搬作業を省力化及び安全化し得ると共に、
カバーの設置個数を削減し、かつキャリヤを改造するこ
となく低コスト化し得る効果を有する。
積載作業や、運搬物に対するカバーの覆蓋作業を的確に
遂行して、運搬作業を省力化及び安全化し得ると共に、
カバーの設置個数を削減し、かつキャリヤを改造するこ
となく低コスト化し得る効果を有する。
【図1】本発明のカバーの平面図。
【図2】カバーの正面図。
【図3】カバーの側面図。
【図4】本発明の連繋機構の側面図。
【図5】連繋機構の正面図。
【図6】連繋機構の旋回アームの動作の平面図。
【図7】カバーの平面図。
【図8】従来技術の概要の正面図。
1 :キャリヤ本体 1a:床面 1b:
運転室 1c:走行車輪 1d:キャリヤフ
レーム 2 :パレットフレーム本体 2a:パレットの
脚 2b:パレットフレーム 3 :車輪(図8
の従来技術) 4 :シャッター 5 :倉庫 6 :脚(カバーCの) 7,7a〜7f:
旋回アーム 8 :旋回駆動装置 9 :車輪 10 :横梁 11 :軸 12 :軸受 13 :ブラケッ
ト 14 :軸継手 15 :ローラー 16 :突起物(凸部) 17 :凹部 18 :軸 19 :油圧装置 20 :発電機 21 :油圧バル
ブスタンド 22 :シャッター駆動モーター 23 :動力源設
置部の扉 24 :メンテナンス用の梯子 25 :スタンシ
ョン A :キャリヤ B :運搬物 C :カバー D :パレット E :連繋機構
運転室 1c:走行車輪 1d:キャリヤフ
レーム 2 :パレットフレーム本体 2a:パレットの
脚 2b:パレットフレーム 3 :車輪(図8
の従来技術) 4 :シャッター 5 :倉庫 6 :脚(カバーCの) 7,7a〜7f:
旋回アーム 8 :旋回駆動装置 9 :車輪 10 :横梁 11 :軸 12 :軸受 13 :ブラケッ
ト 14 :軸継手 15 :ローラー 16 :突起物(凸部) 17 :凹部 18 :軸 19 :油圧装置 20 :発電機 21 :油圧バル
ブスタンド 22 :シャッター駆動モーター 23 :動力源設
置部の扉 24 :メンテナンス用の梯子 25 :スタンシ
ョン A :キャリヤ B :運搬物 C :カバー D :パレット E :連繋機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 真瀬 一博 東海市東海町5−3 日鐵物流株式会社東 海支店内 (72)発明者 坂本 勝男 東海市東海町5−3 日鐵物流株式会社東 海支店内
Claims (3)
- 【請求項1】 正面形状がほぼ門型形状のパレット上の
運搬物を、このパレットと共に運搬するために、前記パ
レット内へ侵入可能に形成されたキャリヤ本体上に、キ
ャリヤ本体が前記パレット上に移行して運搬物を覆蓋す
る下方開放のカバーを設け、カバーの両側下端部及び/
又は脚部に旋回自在なアームを有し、該アームとの昇降
自在な接合部を介して、キャリヤ本体と解離可能に連携
したことを特徴とする運搬車両。 - 【請求項2】 キャリヤ本体に駆動装置を設け、該装置
にアームの旋回及び接合部の昇降制御機能を有すること
を特徴とする請求項1記載の運搬車両。 - 【請求項3】 正面形状がほぼ門型形状のパレット上の
運搬物を、このパレットと共に運搬するために、前記パ
レット内へ侵入可能に形成されたキャリヤ本体上に、キ
ャリヤ本体が前記パレット上に移行して運搬物を覆蓋す
る下方開放のカバーを設けた運搬車両のカバーであっ
て、該カバーの下端部及び/又は脚部に旋回自在なアー
ムを有し、該アームにキャリヤ本体接合部との解離可能
機構を有することを特徴とする運搬車両のカバー構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20622895A JP3359473B2 (ja) | 1995-08-11 | 1995-08-11 | 運搬車両およびそのカバー構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20622895A JP3359473B2 (ja) | 1995-08-11 | 1995-08-11 | 運搬車両およびそのカバー構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0952553A true JPH0952553A (ja) | 1997-02-25 |
| JP3359473B2 JP3359473B2 (ja) | 2002-12-24 |
Family
ID=16519893
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20622895A Expired - Fee Related JP3359473B2 (ja) | 1995-08-11 | 1995-08-11 | 運搬車両およびそのカバー構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3359473B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011005955A (ja) * | 2009-06-25 | 2011-01-13 | Nippon Sharyo Seizo Kaisha Ltd | 運搬用車両 |
| CN102114799A (zh) * | 2011-01-25 | 2011-07-06 | 中国水利水电第五工程局有限公司 | 水电站压力钢管运输专用车 |
| CN117141376A (zh) * | 2023-08-08 | 2023-12-01 | 衡阳泰豪通信车辆有限公司 | 一种移动装备 |
-
1995
- 1995-08-11 JP JP20622895A patent/JP3359473B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011005955A (ja) * | 2009-06-25 | 2011-01-13 | Nippon Sharyo Seizo Kaisha Ltd | 運搬用車両 |
| CN102114799A (zh) * | 2011-01-25 | 2011-07-06 | 中国水利水电第五工程局有限公司 | 水电站压力钢管运输专用车 |
| CN117141376A (zh) * | 2023-08-08 | 2023-12-01 | 衡阳泰豪通信车辆有限公司 | 一种移动装备 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3359473B2 (ja) | 2002-12-24 |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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