JPH09528A - 内視鏡的手術用補助装置 - Google Patents

内視鏡的手術用補助装置

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Publication number
JPH09528A
JPH09528A JP8070154A JP7015496A JPH09528A JP H09528 A JPH09528 A JP H09528A JP 8070154 A JP8070154 A JP 8070154A JP 7015496 A JP7015496 A JP 7015496A JP H09528 A JPH09528 A JP H09528A
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JP
Japan
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insertion portion
endoscope
main body
retractor
lid
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Withdrawn
Application number
JP8070154A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Kira
仁 吉良
Ryoji Masubuchi
良司 増渕
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH09528A publication Critical patent/JPH09528A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、術野空間を確保しつつ、所望の向き
からその術野を内視鏡で十分に観察することができる内
視鏡的手術用補助装置を提供することを目的とするもの
である。 【解決手段】本発明は、手元側把持部と、生体内に挿入
し変位させることにより生体内に術野空間を確保するた
めの挿入部2と、前記術野空間を観察するための内視鏡
6を装着して保持する装着部を備えた内視鏡的手術用補
助装置において、前記挿入部2に対して前記内視鏡用装
着部を可動する内視鏡用装着部可動手段を具備したこと
を特徴とする。この補助装置の挿入部を吊り上げながら
生体内に大きく術野空間を作りつつ、術野空間を所望す
る方向から内視鏡で十分に観察することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生体内部位に対す
る内視鏡的手術を行う際に、その術野確保に用いる内視
鏡的手術用補助装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、内視鏡は医療領域に於いて消化管
に代表される内科的な分野にとどまらず、皮膚を切開
し、そこから内視鏡を挿入し、観察や処置を行う等、外
科的な分野においても幅広く用いられるようになってい
る。
【0003】生体内を内視鏡で観察し所要の処置を行う
場合にはその視野方向の前方に術野たる空間を確保する
ことが必要となる。例えば腹腔内部位の臓器を観察し、
所要の処置を行う場合にはその腹腔内にCO2 ガスを装
填することにより、所要の空間を確保するようにしてい
る。このように対象部位が腹腔や胸腔といった部位につ
いては内視鏡で観察して処置するための作業領域として
空間部を新たに形成する必要がある。
【0004】ところで、特公昭49−45519号公報
や特公昭49−28390号公報で知られる如くの内視
鏡用視野空間を確保する器具が提案されている。これら
は消化管で、ところどころ狭くなった管腔の一部分を弾
性的な細いワイヤ状の補助部材を用いてその管腔部分を
補助的に拡張するためのものである。つまり、管腔を十
分に大きく拡張することができるものではない。
【0005】これらが提案された時点の内視鏡的外科処
置の手技ではそれ以上に管腔を拡張することまでは考え
られておらず、その必要性もなかった。しかし、現在で
は内視鏡の他に何本もの処置具を挿入して、内視鏡の同
じ視野内で種々の処置を行うようになってきており、そ
の処置する部位に、より大きな空間を確保する必要が生
じている。
【0006】このような事情からすると、前述した特公
昭49−45519号公報や特公昭49−28390号
公報において提案されたものでは現在の内視鏡手技上、
充分に満足するものではなくなってきている。
【0007】一方、経皮的内視鏡手術を行うために術野
空間を確保する器具として、内視鏡の先端部に狭い幅の
ストリップ部材を装着し、この両者をフックとして吊り
上げるタイプのものが提案されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このタイプの
ものは吊り上げて空間を確保した状態では内視鏡も一緒
に吊り上げられるため、大きく確保した術野底辺領域を
内視鏡で観察することができない。例えば、空間内で下
方を観察しようとするためには内視鏡を下の方へ向ける
ことになり、そのときにはストリップ部材も一緒に下が
り、ストリップ部材によって必要的に吊り上げられてい
た脂肪あるいは皮膚は垂れ下がり、視野空間が潰れてし
まい、思うように下方の観察ができない。
【0009】本発明は前記課題に着目してなされたもの
であり、術野空間を確保しつつ、所望の向きからその術
野を内視鏡で十分に観察することができる内視鏡的手術
用補助装置の提供を目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、手元側把持部
と、生体内に挿入し変位させることにより生体内に術野
空間を確保するための挿入部と、前記術野空間を観察す
るための内視鏡を装着して保持する装着部を備えた内視
鏡的手術用補助装置において、前記挿入部に対して前記
内視鏡用装着部を可動ならしめる内視鏡用装着部可動手
段を具備したことを特徴とする。この補助装置の挿入部
を吊り上げながら生体内に大きく術野空間を作りつつ、
術野空間を所望する方向から内視鏡で十分に観察するこ
とができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
<第1の実施形態>図1ないし図5を参照して、本発明
の第1の実施形態を説明する。 (構成)図1は、この内視鏡的手術用補助装置(以下、
これをリトラクターと称す。)の全体を示している。こ
のリトラクター1は生体内に挿入するべきへら状の細長
いストリップ部材によって構成された挿入部2と、この
挿入部2の手元把持部の基端部3に連結されその挿入部
2に対して略垂直に設けられたアーム部4と、このアー
ム部4の屈曲した延出側先端に接続されたグリップ5を
備え、これらによってリトラクター1の器体を構成して
いる。また、挿入部2に添う形で、内視鏡6の挿入部を
挿入する装着管7が設けられている。そして、この装着
管7により前記内視鏡6を着脱可能な状態に装着する内
視鏡用装着部を構成している。内視鏡用装着部は後述す
るようにボールジョイント機構(手段)8を介してリト
ラクター1の基端部3に対して回動自在に連結されてい
る。
【0012】挿入部2の基端部3は比較的厚みのある部
材11とこの部材11に取着固定されたブロック部材1
2からなり、前記アーム部4はそのブロック部材12に
取着固定されている。
【0013】前記装着管7の基端部には補強用管状部材
13が被嵌した状態で固着されている。管状部材13の
後端部外周には固定環14がねじ込み装着される。この
固定環14の内側には弾性リング15が装着されてい
て、固定環14を回してねじ込み前進させることによ
り、その弾性リング15を締め付けて変形させ、前記装
着管7に挿入された内視鏡 6の挿入部外周を締め付け
て固定するようになっている。これにより前記装着管7
に内視鏡6を挿入した状態で、その内視鏡6を任意の回
転位置および進退位置で規制的に固定する内視鏡固定部
(手段)を構成している。
【0014】図2および図3で示すように、前記ボール
ジョイント機構8のボール16は挿入部2の基端部3に
おけるブロック部材12に形成したボール収納穴17内
に収納される。ブロック部材12の側壁には前記ボール
16の外径より大きな径のボール挿入穴18が形成され
ている。前記ボール16には前記装着管7の補強用管状
部材13に連結するためのアーム19が一体に形成され
ているが、このアーム19を案内するための切欠き溝2
1がボール挿入穴18に連続してブロック部材12の下
面に至るまで形成されている。このボール挿入穴18を
通じてボール収納穴17に前記ボール16を収納する
が、このとき、ボール16のアーム19は切欠き溝21
を通じて移動できる。つまり、ボール収納穴17からブ
ロック部材12の下面側まで誘導する移動を許容する手
段を構成している。そして、前記ボール16のアーム1
9は装着管7の基端にある補強用管状部材13から突出
するアーム22に対して固定されている。つまり、アー
ム19に形成した溝部内にアーム22を嵌入してかみ合
せその両者にわたり貫通するねじ23によって連結固定
している。
【0015】ボール収納穴17の内孔面上部には押圧部
材25がねじ込まれている。ボール収納穴17に挿入さ
れたボール16はその押圧部材25によってそのボール
収納穴17の底部側に押し付けられている。押圧部材2
5は上端突出部に形成したつまみ部25aによって回転
調節がなされる。押圧部材25の押込み先端部とボール
収納穴17の底部とにはそのボール16を受ける円錐形
状の受け溝がそれぞれ形成されている。しかして、前記
リトラクター1の挿入部2と装着管7が所定の力を加え
ることにより相対的に回動させるボールジョイント機構
8が構成されている。なお、ボール収納穴17の底部は
ボール挿入穴18の位置よりも低く、このため、図3で
示すようにボール16は挿入後にボール収納穴17の底
部に落ち込んで装着される。そして、装着管7の基端部
がブロック部材12の下面から離れる回動許容用間隔を
形成する。
【0016】図3で示すように、ブロック部材12の下
端には装着管7の補強用管状部材13に対向してその左
右方向の動きを規制する鍔状のストッパ26a,26b
が設けられていて、これにより可動領域規制機構を構成
している。ストッパ26a,26bに対向する管状部材
13の左右側面は平坦に形成されている。また、管状部
材13の上下面も平坦に形成されている。
【0017】前記リトラクター1の挿入部2はへら状に
形成されているが、図4で示すように、この挿入部2の
内部にはその略全長にわたって貫通する吸引管路27が
設けられており、挿入部2の先端部分の下面側で、装着
した内視鏡6の先端よりも先端側に位置して設けた開口
部28に通じている。吸引管路27の後端側は挿入部2
の基端部近傍に設けたチューブ装着部材29に接続され
ている。チューブ装着部材29には図示しない吸引チュ
ーブが接続するようになっている。つまり、前記リトラ
クター1の挿入部2には吸引手段が組み込まれ、吸引機
能を奏するようになっている。
【0018】なお、前記装着管7はサイズ(径の太細、
長さの長短)の異なる内視鏡6に対応した複数タイプを
用意している。最後に、基端部3と内視鏡用装着管7と
の係合はボールジョイントでなくても回転軸を有するタ
イプ、又はその他のタイプでもかまわない。 (作用)まず、このリトラクター1の構成上の作用を述
べる。リトラクター1の挿入部2における基端部3と内
視鏡用装着管7がボールジョイント機構8を介して連結
しているため、装着管7はリトラクター1の器体、つま
り、挿入部2の基端部に対して回転運動が可能となる。
【0019】この装着管7の回転運動は切欠き溝21が
基端部後方まで設けられているため、上下方向に関して
は挿入部2と略平行な位置状態から90゜回転した装着
管7の先端が下方を向いた状態まで回動することが可能
である。また、水平面内の回転については装着管7と左
右のストッパ26a,26bとの、いわゆるガタ分だけ
回転可能である。なお、押圧部材25を締め付けること
で、ボール収納穴17とボール16が密着するので、装
着管7を任意方向に向けた状態での固定あるいは装着管
7の回転力量を重くしたり軽くしたりといった力量調整
が可能であり、また簡単である。
【0020】押圧部材25を外し、装着管7を挿入部2
と略直角状態とし、ボール16をボール挿入穴18より
取り外すことで、装着管7をリトラクター1の基端部3
から取り外すことが可能となる。
【0021】次に、このようなリトラクター1を用いた
内視鏡的手術を胸部、腹部の皮下組織に対して行う場合
の作用について、図5を参照して説明する。皮下組織に
対して、内視鏡6を用いる場合、まず、切開口31から
皮下の脂肪を剥離し、皮下に空間を作る必要がある。こ
の空間をリトラクター1を用いて作る。
【0022】この場合、切開口31よりリトラクター1
の挿入部2を差し込み、グリップ5を上方に引き上げる
ことで、挿入部2のヘラ部が皮膚あるいは脂肪を持ち上
げ、皮下に空間32を作る。この場合、剥離した部分の
一番奥の部分は剥離していない部分が近接しているた
め、吊り上げが充分に行えないが、このリトラクター1
の先端側を一番吊り上げようとすると、内視鏡用装着管
7が挿入部2と平行で固定されている従来型のリトラク
ターだと、視野方向が上を向いてしまい、処置したい領
域を見れない場合があった。しかし、本発明のような可
動式内視鏡用装着管7の場合、所望の領域に内視鏡先端
を向けることが可能であり、良好な視野が得られる。そ
して、例えば、挿入部2の吸引管路27を通じて吸引処
置や内視鏡6を利用した処置を行うことができる。
【0023】また、皮下の剥離作業時に出血することが
多々起こるが、その場合は高周波電極等を利用して止血
を行う。すると、煙が皮下空間内に充満して、内視鏡画
像が見えなくなることがある。従来であれば小さな切開
口より別の吸引チューブを無理矢理挿入するものであっ
たのでその切開口近傍での操作性を著しく悪化させてい
たが、本発明では吸引管路をリトラクターに内蔵するこ
とにより操作性が向上する。
【0024】また、装着管7が取り外せるため、サイズ
の異なる種々の内視鏡6に対応した装着管7を取り付け
ることで、視野空間の大きさに適応した大きさの内視鏡
を装着使用することができる。例えば、空間が小さい場
合などでも、処置具の作業領域が確保でき、手術の操作
性が向上する。
【0025】なお、最後に挿入部2の基端部3と装着管
7との係合は、ボールジョイント機構に限定されるもの
ではなく、他の係合方法、例えば、回転軸を有するタイ
プ等でも同作用、同効果があることは言うまでもない。 <第2の実施形態>図6を参照して、本発明の第2の実
施形態を説明する。 (構成)この第2の実施形態は前記第1の実施形態にお
けるボールジョイント機構(手段)8におけるボール1
6の固定手段を変形した実施形態である。リトラクター
1の挿入部2における基端部3、つまり、そのブロック
部材12にはボール16が入り込める溝40を設け、そ
の溝40の一方の内側の部分41aにはシリコンゴムや
ラテックス等の弾性体からなるブレーキパッド41が嵌
め込まれて設けられている。また、ブレーキパッド41
に対向する他方の位置には押圧プレート42が可動自在
に設置されている。押圧プレート42は前記ブロック部
材12に設けたねじ部材43の先端枠部44に取着され
ている。押圧プレート42もシリコンゴムやラテックス
等の弾性体からなる。ねじ部材43はブレーキパッド4
1に向けて押圧プレート42を進退させるようにねじ込
み装着されている。ねじ部材43にはハンドル部45が
一体的に設けられている。また、ブレーキパッド41と
押圧プレート42は着脱できるように設けられている。
その他の箇所は第1の実施形態のものと同じである。 (作用)第1の実施形態と同様の作用が得られるが、さ
らに、この第2の実施形態ではねじ部材43のハンドル
部45を操作することで、押圧プレート42が移動し、
ボール16をブレーキパッド41と押圧プレート42よ
り挟み込んで固定することができる。ブレーキパッド4
1と押圧プレート42はいずれも弾性体で形成されてい
るため、強力な固定力量が得られる。 (効果)第1の実施形態と同様の効果が得られるが、さ
らに弾性体のブレーキパッド41や押圧プレート42に
より強力な固定力量が得られる。また、ブレーキパッド
41や押圧プレート42は着脱自在のため、固定と解放
をくり返して摩擦しても、交換が容易であり、常に安定
して強力な固定力量が得られる。 <第3の実施形態>図7を参照して、本発明の第3の実
施形態を説明する。 (構成)この実施形態は前記第1の実施形態におけるボ
ールジョイント機構(手段)8のボール16を固定する
手段の変形例である。ここではボール16の一部周面に
係止溝61が形成されている。一方、挿入部2の基端部
3には、そのボール16を収納するボール収納穴17の
収納スペースに対応した内側壁に、前記係止溝61に係
合する係止ピン62が、コイルばね63によって弾性付
勢されて設けられている。係止ピン62の基端部3への
固定方法はボール収納穴17の底部に取付け穴64を形
成し、この取付け穴64内に、一端を閉塞した筒体から
なるカップ状の取付ねじ部材65をねじ込み、この取付
ねじ部材65の中に係止ピン62とコイルばね63を収
納する。係止ピン62は一端にフランジ66を形成し、
このフランジ66の部分にコイルばね63の一端を突き
当る。係止ピン62の先端部分は取付ねじ部材65の閉
塞先端壁に形成した孔67を通じて前記ボール収納穴1
7に突き出し、前記ボール16の係止溝61にクリック
的に係合する。
【0026】また、ボール収納穴17には前記押圧部材
25と同様な形状の蓋68が着脱自在に設けてある。蓋
68は前記押圧部材25と同様にボール16を必要に応
じて締め付けてもよいが、ここでは特にボール収納穴1
7の底面との間でボール16を回転自在に支持する軸受
け部を構成する。 (作用)係止ピン62はコイルばね63の付勢力により
常にボール16の周面に押し当てられており、係止ピン
62の先端はそのボール16の係止溝61にかみ合った
状態となっている。よって、ボール16の回転方向の動
きは係止ピン62により規制されている。また、係止ピ
ン62はコイルばね63により弾性的な付勢であるた
め、人為的にボール16を回転させようと思えば係止ピ
ン62は引っ込み、ボール16の回転を許容する。 (効果)この構成によれば、ボール16と一体となって
いる装着管7は、特に操作を行うことなく固定状態が得
られるが、回転させたい時には、装着管7に少し回転力
を加えるだけで回転が可能となり、装着管7の回転を止
めた時点で固定される。
【0027】ところで、前述したように、リトラクター
を用いた皮下の剥離作業時には、出血することが多々あ
り、その場合には、一般に、高周波電極等を利用して止
血を行なっている。しかし、この場合、煙が皮下空間内
に充満して、内視鏡画像が見えなくなることがある。
【0028】そこで、前述した各実施形態のリトラクタ
−では、リトラクタ−に形成された吸引管路27によっ
て、発生する煙を吸引除去している。しかし、この吸引
管路27は、構造的に管路内が狭く、また、開口部28
を除いてその管路内が閉塞空間であるため、管路内の洗
浄がしにくく、十分な洗浄を行なうことができない場合
がある。
【0029】そこで、以下では、吸引管路27を容易か
つ十分に洗浄し得るリトラクタ−の構造について説明す
ることとする。図8には、洗浄性が良好な吸引管路 2
7の構造の第1の実施例が示されている。図示のよう
に、リトラクタ−の挿入部2は、基端部3(図10参
照)に固定されたヘラ状部材である挿入部本体2aと、
挿入部本体2aに着脱自在に取り付けられる弾性を有す
る管路蓋2bとからなる。挿入部本体2aの下面には、
その長手方向のほぼ全長にわたって凹状の長溝71が形
成されており、この長溝71の開口を下側から閉塞する
ように管路蓋2bを挿入部本体2aに装着することで、
吸引管路27が形成されるようになっている。この場
合、挿入部2の先端部分の下面側で、装着した内視鏡6
の先端よりも先端側に吸引口である開口部28が形成さ
れるように、管路蓋2bが挿入部本体2aに装着され
る。
【0030】挿入部本体2aに管路蓋2bを着脱自在に
装着するために、長溝71の開口側縁部には、管路蓋
2bの側縁を挿入係止するための係止溝73が設けられ
ている。
【0031】吸引管路27の後端側は挿入部2の基端部
近傍に設けたチューブ装着部材29に接続されている。
チューブ装着部材29には図示しない吸引チューブが接
続するようになっている。
【0032】なお、その他の構成は 図1ないし図3に
示す第1の実施形態と全く同一である。以上の構成によ
れば、図5に示す使用態様により第1の実施形態と同様
の作用効果が得られるが、これに加えて、管路蓋2bを
その弾性を利用して係止溝73から取り外すことで吸引
管路27を露呈させることができるため、吸引管路27
の内部の洗浄が容易であり、また充分に行える。したが
って、吸引管路27内を常に清潔に維持できる。また、
管路蓋72を使い捨てにすることにより、より一層清潔
性が向上し、装置を衛生的に管理することができる。
【0033】図9ないし図11は吸引管路構成の第2の
実施例を示している。図9に示すように、リトラクタ−
の挿入部2は、基端部3(図10参照)に固定され且つ
下側が開口した逆凹状断面の挿入部本体2cと、挿入部
本体2cに着脱自在に嵌合される蓋体2dとからなる。
挿入部本体2cは、その下側開口縁部の両側が外側に凸
状に折れ曲げられた係合用ガイド部74として形成され
ており、蓋体2dの両側縁部をその係合用ガイド部74
のガイド溝74aに係合させた状態で蓋体2dをその長
手方向に沿ってスライドさせることができるようになっ
ている。したがって、蓋体2dを挿入部本体2cの基端
から係合用ガイド部74のガイド溝74aに係合させ、
この係合状態で蓋体2dを係合用ガイド部74に沿って
スライドさせると、挿入部本体2cの開口が蓋体2dに
よって閉塞されて、吸引管路27が形成されるようにな
っている。
【0034】なお、この場合、挿入部2の先端部分の下
面側で、装着した内視鏡6の先端よりも先端側に吸引口
である開口部28が形成されるように、蓋体2dのスラ
イドが規制されることが好ましい。
【0035】また、挿入部本体2cの基端側からの蓋体
2dの着脱を可能にするために、リトラクタ−の基端側
の構造は図10に示すようになっている。図10はリト
ラクタ−の基端側の構造を概略的に示したものであり、
その詳細な構造は図1ないし図3とほぼ同じである(し
たがって、同一の構成要素については同一の符号を付し
てその詳細な説明を省略する。)が、異なる点は、蓋体
2dを挿入部本体2cの基端側から係合用ガイド部74
に嵌め入れることができる隙間を挿入部本体2cの基端
側下縁部とブロック部材12の底面との間に形成するよ
うに、挿入部本体2cがブロック部材12に固着されて
いる点である。なお、本構成では、内視鏡6が装着管7
ではなく管状部材13に直接に装着保持されている。
【0036】この構成では、押圧部材25を外して、管
状部材13を挿入部2と略直角状態とし、ボール16を
ボール挿入穴18より取り外すことで、管状部材13を
リトラクターの基端部3から取り外せば、図中矢印で示
すように、蓋体2dを挿入部本体2cから引き出すこと
ができ、また、蓋体2dを挿入部本体2cに嵌め込むこ
とができる。
【0037】なお、図11は、本実施例の構成を有する
リトラクターを用いた内視鏡的手術を胸部、腹部の皮下
組織に対して行なった状態を示している。皮下組織に対
して、内視鏡6を用いる場合、まず、切開口31から皮
下の脂肪を剥離し、皮下に空間を作る必要がある。この
空間をリトラクターを用いて作る。この場合、切開口3
1よりリトラクターの挿入部2を差し込み、グリップ5
を上方に引き上げることで、挿入部2が皮膚あるいは脂
肪を持ち上げ、皮下に空間32を作る。この場合、剥離
した部分の一番奥の部分は剥離していない部分が近接し
ているため、空間を十分に確保できないが、そうした場
合には、リトラクターの先端側を大きく上方に向けて吊
り上げれば良い。この場合、リトラクターとともに内視
鏡6の先端も上方を向くようになるが、内視鏡6をボー
ルジョイント機構8によって回動させれば、挿入部2を
上方に向けたにもかかわらず内視鏡6の先端を所望の領
域(例えば下方)に向けることが可能であり、良好な視
野が得られる。そして、止血等のために高周波処置を行
なって空間32内で煙が発生した場合には、その煙を吸
引口である挿入部2の開口部28から吸引管路27を通
じて吸引し、チューブ装着部材29に接続された吸引チ
ューブ80を介して吸引排気する。なお、図中、79
は、内視鏡に照明光を伝送するライトガイドである。
【0038】以上説明したように、本実施例によれば、
挿入部本体2cと蓋体2dとを分離して吸引管路27を
露出させることができるため、吸引管路27を容易かつ
十分に洗浄することができる。
【0039】図12は吸引管路構成の第3の実施例を示
している。本実施例では、挿入部本体2cの上面をその
長手方向のほぼ全長にわたって内側に窪ませることによ
って、すなわち、挿入部本体2cの上面にリブ81を形
成することによって、挿入部本体2cの長手方向の曲げ
に対して強度を上げるようにしている。なお、その他の
構成は第2の実施例と同一である。
【0040】本実施例によれば、第2の実施例と同様の
効果を得ることができるとともに、グリップ5を上方に
引き上げて挿入部2によって皮膚を挙上する際に、挿入
部本体2cがしなって変形してしまうことを防止でき
る。すなわち、確実に皮膚を挙上して十分に空間32を
形成することができる。
【0041】図13は吸引管路構成の第4の実施例を示
している。図示のように、リトラクタ−の挿入部2は、
基端部3(図10参照)に固定され且つ下側が開口した
逆凹状断面の挿入部本体2eと、挿入部本体2eに着脱
自在に装着されるバネ性を有する蓋体2fとからなる。
蓋体2fは、内視鏡6を案内し得るように湾曲した湾曲
部83と、湾曲部83の両側からその湾曲方向に延びる
係止片84,84とからなり、係止片84,84は蓋体
2fの持っているバネ性により外側方向に拡開するよう
に付勢されている。一方、挿入部本体2eには蓋体2f
の係止片84,84が係止し得る係止溝82がその長手
方向に沿って形成されている。したがって、挿入部本体
2eに蓋体2fを装着する場合は、まず、係止片84,
84をその付勢力に抗して互いに近接するように内側に
変形させ、その状態で挿入部本体2eの基端で係止片8
4,84を挿入部本体2eの係止溝82に係止させる。
そして、その係止状態で挿入部本体2eに対して蓋体2
fを先端側に向けてスライドさせれば、挿入部本体2e
の開口が蓋体2fによって閉塞されて、吸引管路27が
形成される以上のように、本実施例によれば、第2の実
施例と同様の効果を得ることができるとともに、蓋体2
fのバネ性により高い係止力で係止片84,84が挿入
部本体2eに係止するため、吸引管路27内のシール性
が良好となる。
【0042】図14は吸引管路構成の第5の実施例を示
している。第2の実施例において蓋体2dの両側縁部に
沿ってシール部材85,85を装着し、このシール部材
85,85を挿入部本体2cの係合用ガイド部74のガ
イド溝74aにシール状態で係合させたものであり、そ
の他の構成は第2の実施例と同一である。
【0043】この構成によれば、第2の実施例に比べて
吸引管路27内のシール性を向上させることができる。
図15は吸引管路構成の第6の実施例を示している。図
示のように、リトラクタ−の挿入部2は、基端部3(図
10参照)に固定され且つ下側が開口した逆凹状断面の
挿入部本体2gと、挿入部本体2gに着脱自在に接着固
定される蓋体2hとからなる。蓋体2hは、挿入部本体
2gとの接着面側に接着層(部材)を有しており、この
接着層(部材)を利用して挿入部本体2gの下面に接着
されて挿入部本体2gの開口を閉じることにより吸引管
路27を形成する。なお、本構成では、蓋体2hを使い
捨てにしても良い。この構成によれば、第2の実施例と
同一の効果を得ることができる。
【0044】図16は吸引管路構成の第7の実施例を示
している。本実施例では、第6の実施例と同一形状の挿
入部本体2gの周囲に熱収縮チューブ87を被嵌するこ
とによって吸引管路27を形成するようにしたものであ
る。具体的には、図16の(a)に示すように、挿入部
本体2gを熱収縮チューブ87内に挿通し、この状態で
熱収縮チューブ87に熱を作用させて収縮させると、図
16の(b)に示すように、挿入部本体2gの周囲に熱
収縮チューブ87が密着状態で被着して挿入部本体2g
の開口が閉じられ、吸引管路27が形成される。
【0045】熱収縮チューブ87の加熱手段としては、
温水による加熱、電気的な手段による加熱の他、挿入部
2をオートクレーブ滅菌する際においてその熱を利用す
ることが考えられる。なお、この熱収縮チューブも第6
の実施例の蓋体2hと同様に使い捨てとすることができ
る。
【0046】図17は吸引管路構成の第8の実施例を示
している。本実施例の挿入部2は、基端部3(図10参
照)に固定され且つ上側が開口した凹状断面の挿入部本
体2jと、挿入部本体2jに着脱自在に嵌合される蓋体
2iとからなる。すなわち、挿入部本体と蓋体の上下関
係が第1ないし第7の実施例と逆になっている。
【0047】挿入部本体2jは、その上側開口縁部の両
側が外側に凸状に折れ曲げられた係合用ガイド部91,
91として形成されており、蓋体2iの両側縁部をその
係合用ガイド部91,91のガイド溝に係合させた状態
で蓋体2iをその長手方向に沿ってスライドさせること
ができるようになっている。したがって、蓋体2iを挿
入部本体2jの基端から係合用ガイド部91,91のガ
イド溝に係合させ、この係合状態で蓋体2iを係合用ガ
イド部91,91に沿ってスライドさせると、挿入部本
体2jの開口が蓋体2iによって閉塞されて、吸引管路
27が形成されるようになっている。
【0048】また、挿入部本体2jに蓋体2iを組み付
けた状態では、係合用ガイド部91,91において、蓋
体2iと挿入部本体2jとの間に若干の隙間90,90
が形成されるようになっている。つまり、蓋体2iは、
挿入部本体2jに組み付けた状態で前記隙間90,90
を形成するように、その中央部が若干肉厚に形成されて
いる。この隙間90,90は皮下剥離・腔確保の際に、
生体組織と密着して位置し、これによって、吸引管路2
7内の気密性が向上される。
【0049】したがって、本実施例の吸引管路構成によ
れば、第2の実施例と同様の効果を得ることができる。
図18は吸引管路構成の第9の実施例を示している。本
実施例の挿入部2は、基端部3(図10参照)に固定さ
れ且つ上側が開口した凹状断面の挿入部本体2mと、挿
入部本体2mに着脱自在に嵌合される凹状断面の蓋体2
nとからなる。蓋体2nはほぼ垂直に延びる一対の側面
部93,93と水平に延びる平面部95とからなり、側
面部93,93と平面部95との間には段差部94,9
4が形成されている。そして、蓋体2nは、その平面部
95を上側に位置させてその開口を下側に向けた状態
で、挿入部本体2mの基端から挿入部本体2m内に嵌め
込まれ、その側面部93,93を挿入部本体2mの両側
部97,97の内面に接触させた状態で先端側に向けて
スライドされることにより、平面部95によって挿入部
本体2mの開口を閉塞して挿入部本体2mとの間で吸引
管路27を形成するものである。そして、この場合、挿
入部本体2mに対する蓋体2nの上方への抜けは、挿入
部本体2mの両側部97,97に設けられた係止片9
6,96が蓋体2nの段差部94,94に突き当たるこ
とによって、防止される。
【0050】また、挿入部本体2mに蓋体2nを組み付
けた状態では、段差部94,94において、挿入部本体
2mと蓋体2nとの間に若干の隙間92,92が形成さ
れるようになっている。つまり、係止片96,96は蓋
体2nの段差部94,94に部分的に突き当たるように
なっている。この隙間92,92は皮下剥離・腔確保の
際に生体組織と密着して位置し、これによって、吸引管
路27内の気密性が向上される。
【0051】したがって、本実施例の吸引管路構成によ
れば、第2の実施例と同様の効果を得ることができると
ともに、挿入部本体2mと蓋体2nとの接触面積が第8
の実施例に比べて大きくなっているため、吸引管路27
内の気密性がより向上するとともに、垂直方向の剛性も
向上する。
【0052】図19は、吸引管路構成の第10の実施例
を示している。本実施例の挿入部2は、基端部3(図1
0参照)に固定され且つ上側が開口した凹状断面の挿入
部本体2tと、挿入部本体2tに着脱自在に嵌合される
凹状断面の蓋体2sとからなる。蓋体2sの両側面部9
3,93には複数の係合ピン98が突設されており、ま
た、挿入部本体2tの両側面部97,97には係合ピン
98と係合するL字型の係合溝99が形成されている。
係合溝99は、水平に延びる第1の溝99aと、第1の
溝部99aから垂直に延びて挿入部本体2tの側面部9
7,97の上縁で開放される第2の溝部99bとからな
る。
【0053】この構成では、挿入部本体2tに対して蓋
体2sを上側から降下させて係合ピン98を係合溝99
の第2の溝部99bに落とし込み、次いで、蓋体2sを
挿入部本体2tに対して前方にスライドさせて係合ピン
98を係合溝99の第1の溝部99aに嵌め込むと、係
合ピン98の上方への抜けが防止される。この状態で
は、蓋体2sは、その側面部93,93を挿入部本体2
tの側面部97,97に内側から突き合わせた状態で挿
入部本体2t内に嵌め込まれ、これによって、挿入部本
体2tの開口を閉塞して挿入部本体 2tとの間で吸引
管路27を形成する。
【0054】また、このように挿入部本体2tに蓋体2
sを組み付けた状態では、挿入部2の上面側で、挿入部
本体2mと蓋体2nとの間に若干の隙間92,92が形
成されるようになっている。この隙間92,92は皮下
剥離・腔確保の際に生体組織と密着して位置し、これに
よって、吸引管路27内の気密性が向上される。
【0055】したがって、本実施例の吸引管路構成によ
れば、第2の実施例と同様の効果を得ることができると
ともに、前述した各実施例のように長い距離にわたって
蓋体2sをスライドさせないで済むため、装着および分
解がより容易となる。
【0056】図20は吸引管路構成の第11の実施例を
示している。本実施例の挿入部2は、断面が円弧状の第
1の管路構成部100と、同じく断面が円弧状の第2の
管路構成部101とを互いに重ね合わすようにして嵌合
させて吸引管路27を形成するようにしたものであり、
このような構成でも前述した各実施例と同様の効果を得
ることができる。
【0057】なお、以上説明した実施形態によれば、以
下に示す各種の構成が得られる。 1.手元側把持部と、生体内に挿入し生体内に術野空間
を確保するための、例えばストリップ部材からなる挿入
部と、前記術野空間を観察するための内視鏡を装着して
保持する装着部を備えた内視鏡的手術用補助装置におい
て、前記挿入部に対して前記内視鏡用装着部を可動なら
しめる内視鏡用装着部可動手段を具備したことを特徴と
する内視鏡的手術用補助装置。 2.前記挿入部に対して前記内視鏡装着部が3次元的に
可動する内視鏡用装着部可動手段を具備したことを特徴
とする付記第1項に記載の内視鏡的手術用補助装置。 3.前記内視鏡装着部が特定の面内において、一定の領
域内で可動するための可動領域規制機構を設けたことを
特徴とする付記第1,2項に記載の内視鏡的手術用補助
装置。 4.前記挿入部に対して前記内視鏡装着部が、任意の角
度、すなわち、任意の位置で固定する手段を設けたこと
を特徴とする付記第1,2,3項に記載の内視鏡的手術
用補助装置。 5.前記内視鏡装着部の可動力量を任意に設定できる調
節機能手段を有することを特徴とする付記第1,2,
3,4項に記載の内視鏡的手術用補助装置。 6.前記挿入部に吸引手段等の処置手段を組み込んだこ
とを特徴とする付記第1,2,3,4,5項に記載の内
視鏡的手術用補助装置。
【0058】7.手元側把持部と、挿入部と、内視鏡装
着部を備えた内視鏡的手術用補助装置において、前記内
視鏡装着部を、着脱可能とすることを特徴とする内視鏡
的手術用補助装置。 8.前記内視鏡的手術用補助装置に対して、サイズ等の
形式が異なる内視鏡装着部を取り付けることを可能とす
ることを特徴とする付記第7項に記載の内視鏡的手術用
補助装置。従来タイプは大きい空間では径の大きな内視
鏡を装着する大型内視鏡専用具、小さな空間では、径の
細い内視鏡を装着する小型内視鏡専用具といった具合
に、それぞれ別個に空間確保具を用意する必要があり、
不経済であったが、第7項のものによれば、術野等に適
応した内視鏡を装着して使用することができる。
【0059】また、前述した吸引管路構成の実施例によ
れば、以下に示すような各種の構成が得られる。 1.手元側把持部と、生体内に挿入し変位させることに
より生体内に術野空間を確保するための挿入部と、前記
術野空間を観察するための内視鏡を装着して保持する装
着部を備え、さらに、挿入部内部に吸引管路を有するリ
トラクターにおいて、前記挿入部が分離可能な複数の部
品からなり、そのうちの少なくとも1つの部品は挿入部
の軸方向に長溝部を有し、さらに、他の部品を前記長溝
部を有する部品に装着することで吸引管路を形成するこ
とを特徴とするリトラクター。
【0060】2.挿入部は、その軸方向に長溝部と嵌合
溝とを有する管路本体と、前記嵌合溝に挿入可能な薄板
状の蓋とからなることを特徴とする第1項に記載のリト
ラクター。 3.挿入部を構成する部品は、その軸方向にリブを有し
ていることを特徴とする第2項に記載のリトラクター。 4.蓋はバネ性を有しその断面形状が嵌合溝への2つの
嵌合部とこの嵌合部間に挟まれた比較的大きな円弧状の
バネ部とからなることを特徴とする第2項に記載のリト
ラクター。
【0061】5.蓋を構成する部品は前記嵌合溝との嵌
合部分に柔軟性を有する部品を有していることを特徴と
する第2項に記載のリトラクター。 6.柔軟性を有する部材がシリコンゴムであることを特
徴とする第5項に記載のリトラクター。 7.挿入部は、その軸方向に長溝部を有する管路本体
と、その片面に粘着性を有する部材を備えた薄板とから
なることを特徴とする第1項に記載のリトラクター。 8.挿入部は、その軸方向に長溝部を有する管路本体
と、管路本体と同等の長さで且つ管路本体を挿入可能で
収縮後には管路本体を密着的に内装可能な管腔を有する
熱収縮性のチューブとからなることを特徴とする第1項
に記載のリトラクター。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、観
察方向に制限があり、手技効率のあまり良くなかった適
用例に対しても、術野の観察が容易になり、手技効率の
向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例のリトラクターの全体の概略的な
断面図。
【図2】同じく第1の実施例のリトラクターのボールジ
ョイント機構の部分を側方から見た断面図。
【図3】同じく第1の実施例のリトラクターのボールジ
ョイント機構の部分を後方から見た断面図。
【図4】同じく第1の実施例のリトラクターの挿入部の
先端部分を側方から見た断面図。
【図5】同じく第1の実施例のリトラクターの使用状態
の説明図。
【図6】第2の実施例のリトラクターのボールジョイン
ト機構の部分を後方から見た断面図。
【図7】第3の実施例のリトラクターのボールジョイン
ト機構の部分を側方から見た断面図。
【図8】(a)は吸引管路構成の第1の実施例に係るリ
トラクター挿入部の先端部分の縦断面図、(b)は同じ
くそのリトラクターの挿入部の先端部分の横断面図。
【図9】吸引管路構成の第2の実施例に係るリトラクタ
ー挿入部の先端部分の斜視断面図。
【図10】図9の管路構成を有するリトラクター基端部
の概略構成図。
【図11】図9の管路構成を有するリトラクターの使用
態様を示す図。
【図12】吸引管路構成の第3の実施例に係るリトラク
ター挿入部の斜視断面図。
【図13】吸引管路構成の第4の実施例に係るリトラク
ター挿入部の斜視断面図。
【図14】吸引管路構成の第5の実施例に係るリトラク
ター挿入部の斜視断面図。
【図15】吸引管路構成の第6の実施例に係るリトラク
ター挿入部の斜視断面図。
【図16】吸引管路構成の第7の実施例に係るリトラク
ター挿入部の斜視断面図。
【図17】吸引管路構成の第8の実施例に係るリトラク
ター挿入部の斜視断面図。
【図18】吸引管路構成の第9の実施例に係るリトラク
ター挿入部の斜視断面図。
【図19】吸引管路構成の第10の実施例に係るリトラ
クター挿入部の斜視断面図。
【図20】吸引管路構成の第11の実施例に係るリトラ
クター挿入部の斜視断面図。
【符号の説明】 1…リトラクター、2…挿入部、3…基端部、4…アー
ム部、5…グリップ、6…内視鏡、7…装着管、8…ボ
ールジョイント機構(手段)、16…ボール、17…ボ
ール収納穴、21…切欠き溝、25…押圧部材、27…
吸引管路、28…開口部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 手元側把持部と、生体内に挿入し変位さ
    せることにより生体内に術野空間を確保するための挿入
    部と、前記術野空間を観察するための前記内視鏡を装着
    して保持する装着部を備えた内視鏡的手術用補助装置に
    おいて、 前記挿入部に対して前記内視鏡用装着部を可動ならしめ
    る内視鏡用装着部可動手段を具備したことを特徴とする
    内視鏡的手術用補助装置。
JP8070154A 1995-04-19 1996-03-26 内視鏡的手術用補助装置 Withdrawn JPH09528A (ja)

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JP9382695 1995-04-19
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