JPH0953607A - 油圧シリンダ装置 - Google Patents

油圧シリンダ装置

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JPH0953607A
JPH0953607A JP20948395A JP20948395A JPH0953607A JP H0953607 A JPH0953607 A JP H0953607A JP 20948395 A JP20948395 A JP 20948395A JP 20948395 A JP20948395 A JP 20948395A JP H0953607 A JPH0953607 A JP H0953607A
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JP
Japan
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oil
air
oil chamber
hydraulic
chamber
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JP20948395A
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English (en)
Inventor
Shigeru Unisuga
繁 宇仁菅
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 油圧シリンダ装置の空気抜き作業時におい
て、空気と油の混合物の外部への吹き出しを防止して、
海洋汚染の助長を防止するとともに、空気抜き作業の安
全性を向上する。 【解決手段】 シリンダチューブ内に往復動自在に嵌合
されたピストンにより、同チューブ内を圧油が給排され
る2つの油室に区画してなる油圧シリンダを備えたもの
において、一方の上記油室の下部及び他方の上記油室の
上部にこれら油室への油を給排するための油圧口を設け
るとともに、上記2つの油室を接続するバイパス管と同
バイパス管路を開閉するストップ弁とを設けて、閉回路
の空気抜き通路を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は船舶の操舵装置等に
使用される複動式油圧シリンダに関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】ジェット水流により推
進されるウォータジェット船における後進操舵装置は、
船体の後部あるいは船外部に装着され、ウォータジェッ
トポンプから吐出されるジェット噴流の方向を左右及び
前・後方に変化せしめる機能を有しており、この操舵装
置の駆動用として複動式の油圧シリンダが使用される。
【0003】かかる油圧シリンダの従来の1例が図4に
示されている。図4において、1はシリンダチューブ、
2は同シリンダチューブ1内に往復摺動自在に嵌合され
たピストン、3は同ピストン2に固着されたピストンロ
ッド、2aはピストン2の外周に嵌装された油シール用
のO−リングである。
【0004】上記シリンダチューブ1内は、上記ピスト
ン2により、ピストン2の背側(ピストンロッド3側)
の油室Aと、腹側(反ピストンロッド3側)の油室Bと
に区画されている。6は油室Aの油の供給用の油圧口、
7は油室Bの油の供給用の油圧口である。
【0005】また、上記油圧シリンダにおいては、油室
A,Bの両端上部(図2の例の場合は、油圧口6,7の
上部)に油圧系統内の空気抜きを行うための空気抜き弁
4,5を備えている。
【0006】上記油圧シリンダにおいて、初回及び分解
整備、再組立後の油圧シリンダの作動時には、空気抜き
弁4,5を全閉とし、油圧口6から圧油を供給し、ピス
トン2を図2のA矢印方向にストロークさせる。この
時、一方の空気抜き弁5のみ、徴開することによってシ
リンダチューブ1のB室に残留している空気を少量づ
つ、大気へと抜くことが出来る。また、これと反対側の
A室の空気を抜く場合は、空気抜き弁4によって上記と
同様な操作を行う。
【0007】尚、上記のような空気抜き操作を行わない
場合は、シリンダチューブ1内の残留空気のほとんどは
油圧口7から油と共に配管側へ流れるが、配管が長いた
め(シリンダチューブ内の容積<配管の容積)、シリン
ダチューブ1から排出される油と残留空気とは油圧装置
の集油タンクまでは戻らず、残留空気は配管の途中に残
留したままとなり、油圧シリンダの往復動によってシリ
ンダチューブ1内と配管の途中を行ったり、来たりす
る。これによって油圧操作系に不具合を発生させること
になる。
【0008】従って、かかる不具合の発生を防止するに
は、シリンダチューブ1内の残留空気は油圧シリンダ側
において抜く必要があり、上記のような空気抜き作業を
行うこととなる。
【0009】図2に示されるような空気抜きシステムを
備えた従来の油圧シリンダにあっては、空気抜き操作時
において、油圧口6又は7から圧油を供給してピストン
2を動作させながら、動作方向側の空気抜き弁4あるい
は5を微量に開いて、油室AあるいはB内の空気を抜い
ていくことになる。しかしながら、かかる空気抜き操作
時において、ピストン2がシリンダチューブ1の端部に
近づくにつれて、空気と油の混合物が空気抜き弁4ある
いは5から吹き出ることとなり、周囲をこの油で汚すこ
とになる。
【0010】特に、ウォータジェット船においては、複
動式の上記油圧シリンダが船外で海面上に位置している
ため、海洋汚染防止に特別の配慮が必要となる。また、
空気抜き弁4あるいは5から圧力をもった空気あるいは
油が吹き出されるため、作業者にとっても危険を伴なう
作業となる。
【0011】本発明の目的は、空気抜き作業時におい
て、空気と油の混合物の外部への吹き出しを防止して、
海洋汚染の助長を防止するとともに、空気抜き作業の安
全性を向上することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決するもので、その第1の手段はシリンダチューブ内に
往復動自在に嵌合されたピストンにより、同チューブ内
を圧油が給排される2つの油室に区画してなる油圧シリ
ンダを備えたものにおいて、一方の上記油室の下部及び
他方の上記油室の上部にこれら油室への油を給排するた
めの油圧口を設けるとともに、上記2つの油室を接続す
るバイパス管と同バイパス管路を開閉するストップ弁と
を設けたことを特徴とする油圧シリンダ装置にある。
【0013】上記のように構成されたことにより、油圧
シリンダ系統の空気抜きの際には一方の油室の下側の油
圧口から導入された油が同油室内の油及び空気とともに
バイパス管を通って他方の油室に導かれ、他方の油室内
の油及び空気とともにこの油室の上部に設けられた油圧
口から油タンクへと抜き出される。
【0014】これにより、2つの油室内に存在する空気
は、一方の油室からバイパス管を経て他方の油室へ入
り、さらに油タンクへとつながる閉回路を流れる油によ
って完全に油タンク内へと抜き出されることとなり、油
と空気との混合物の外部への噴出も完全に阻止される。
【0015】また本発明の第2の手段は、上記第1の手
段において、上記2つの油室のうち、下部に上記油圧口
が設けられた一方の油室は、同油圧口よりも上方に上記
バイパス管接続用の開口が設けられ、上部に上記油圧口
が設けられた他方の油室は、同油圧口よりも下方に上流
バイパス管接続用の開口が設けられたことにある。
【0016】かかる手段によれば、上記第1の手段の場
合に加えて、2つの油室ともに油を下側から導入し、油
と空気とを上側から排出するので、油圧シリンダ内の空
気をより確実に抜き出すことができるという利点があ
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下図1〜図3を参照して本発明
の実施形態を詳細に説明する。図1には本発明の実施形
態に係るウォータジェット船の後進操舵装置用油圧シリ
ンダの要部断面図が、図2には上記油圧シリンダが組み
込まれた油圧回路が、図3には上記油圧シリンダが装備
されたウォータジェット船の後進操舵油圧系の概略系統
図が夫々示されている。
【0018】図1において、1はシリンダチューブ、2
は同シリンダチューブ1内に往復摺動自在に嵌合された
ピストン、3は同ピストン2に固着されたピストンロッ
ド、2aはピストン2の外周に嵌装された油シール用の
O−リングである。
【0019】上記シリンダチューブ1内は上記ピストン
2によって、ピストンの背側(ピストンロッド3側)の
油室Aと腹側の油室Bとに区画されている。6は油室A
の油圧口、7は油室Bの油圧口である。
【0020】8は上記油室Aと油室Bとの間を接続する
バイパス管であり、同バイパス管路8にはこれを開閉す
るストップ弁9が介装されている。上記バイパス管8の
一端は、油室Aの端部の上記油圧口6よりも上側に上方
へ向けて開口された開口14に接続され、他端は油室B
の端部上側で上記油圧口7よりも下側に側方から開口し
上方へ屈曲した開口15に夫々接続されている。
【0021】尚、図示を省略したが、図1とは逆に、上
記油室Bの油圧口7をバイパス管8の油室Bへの開口5
よりも下側に設置する場合は、バイパス管8の油室Aへ
の開口14は油室Aの油圧口6よりも下方に設置する。
【0022】図3には上記油圧シリンダ10を装備した
ウォータジェット船の後進操舵装置への油圧機器の概略
配置図が、図2には油圧系統図が夫々示されている。図
2〜図3において、40は船体、31は油圧供給装置、
34は船体40の外部に配設された後進操舵装置であ
り、同操舵装置34には上記油圧シリンダ10が2個附
設されている。
【0023】上記油圧供給装置31には、油タンク1
3、油圧ポンプ12、切換弁32等が備えられ、上記切
換弁32の出入口が配管33a,33bを介して上記2
個の油圧シリンダ10の油圧口6,7(図1参照)と接
続されている。上記のように構成された油圧シリンダ装
置を備えたウォータジェット船において、油圧シリンダ
10への油圧系統の空気抜きを行う際には、先ずストッ
プ弁9を開いて油圧ポンプ12を運転し、油タンク13
から数kgf/cm2 の低圧の油を油圧シリンダの例えば油室
A側の油圧口6に供給する。
【0024】この油は油室Aに充満された後油室A内の
空気とともに開口14、バイパス管8を通って開口15
から油室Bに入る。これによって油室B内も油が充満さ
れる。油室B内の油及び空気は、油圧口7から他方の配
管33b及び切換弁32を通って油タンク13に戻る。
【0025】上記の作動において、油室Aの下側に位置
する油圧口6から油を導入して上側の開口14から導出
するので、油室Aにある空気は油とともにバイパス管8
を通って油室Bにその下方から入ることにより、完全に
抜き出される。さらにこの空気を含んだ油は油室Bにそ
の比較的下方に設けられた開口15から入り、油室B内
の空気とともに油室Bの上方に設けられた油圧口7から
油タンク11側に戻るので、油室B内の空気(油室Aか
ら運ばれてきた空気を含む)も完全に油タンク13内に
抜き出される。
【0026】その後ストップ弁9を閉じると空気抜きは
完了する。上記のようにこの実施形態においては、シリ
ンダチューブ1内の2つの油室A,Bをストップ弁9が
介装されたバイパス管8で接続し、油圧供給装置31の
油タンク13からの油を、油圧口6→油室A→バイパス
管8(ストップ弁9経由)→油室B→油圧口7→油圧供
給装置31の油タンク13のように閉回路で流すことに
より、外部に油と空気との混合物の噴出をみることな
く、完全に油圧系内の空気を抜き出すことができる。
【0027】また、図3に示す下側の油圧シリンダ10
のように、油室Aの油圧口6が上側に、油室Bの油圧口
7が下側にある油圧シリンダの空気抜きを行う場合は、
油圧ポンプ12からの油を油室Bに下側の油圧口7から
導入し、バイパス管8及びストップ弁9(全開となって
いる)を経て油室Aに流し、油室Aの上側の油圧口6か
ら油タンク13へと流すようにする。
【0028】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されており、
請求項1の発明によれば、2つの油室とバイパス管路と
で構成される閉回路内を油を流すことによって空気抜き
を行うようになるので、従来のもののように油と空気と
の混合物の外部への噴出が阻止されて、油圧シリンダ系
統内の空気を完全に抜き出すことができる。これによ
り、噴出物による海洋汚染の発生が防止されるととも
に、作業の安全性も向上される。
【0029】また請求項2の発明によれば、2つの油室
ともに油を下側から導入し、油を空気とともに上側から
排出するので、油圧シリンダの空気抜きが、より確実に
行われるという効果も附加される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る油圧シリンダの断面
図。
【図2】上記油圧シリンダを使用したウォータジェット
船の油圧系統図。
【図3】上記ウォータジェット船の油圧系統の概略配置
図。
【図4】従来の油圧シリンダの1例を示す図1応当図。
【符号の説明】
10 油圧シリンダ 1 シリンダチューブ 2 ピストン 3 ピストンロッド 6,7 油圧口 8 バイパス管 9 ストップ弁 12 油圧ポンプ 13 油タンク 14,15 開口 A,B 油室 31 油圧供給装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダチューブ内に往復動自在に嵌合
    されたピストンにより、同チューブ内を圧油が給排され
    る2つの油室に区画してなる油圧シリンダを備えたもの
    において、一方の上記油室の下部及び他方の上記油室の
    上部にこれら油室への油を給排するための油圧口を設け
    るとともに、上記2つの油室を接続するバイパス管と同
    バイパス管路を開閉するストップ弁とを設けたことを特
    徴とする油圧シリンダ装置。
  2. 【請求項2】 上記2つの油室のうち、下部に上記油圧
    口が設けられた一方の油室は、同油圧口よりも上方に上
    記バイパス管接続用の開口が設けられ、上部に上記油圧
    口が設けられた他方の油室は、同油圧口よりも下方に上
    記バイパス管接続用の開口が設けられた請求項1記載の
    油圧シリンダ装置。
JP20948395A 1995-08-17 1995-08-17 油圧シリンダ装置 Withdrawn JPH0953607A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1331405A1 (en) * 2002-01-25 2003-07-30 ULTRAFLEX S.p.A. By-pass incorporated in hydraulic control and activation cylinders to facilitate air bleeding; method of bleeding
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KR20230125875A (ko) * 2022-02-22 2023-08-29 이성빈 단계별 행정거리 변환이 가능한 개량형 가압실린더 구조

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Effective date: 20021105