JPH0953864A - エンジン式冷房装置 - Google Patents
エンジン式冷房装置Info
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- JPH0953864A JPH0953864A JP8006394A JP639496A JPH0953864A JP H0953864 A JPH0953864 A JP H0953864A JP 8006394 A JP8006394 A JP 8006394A JP 639496 A JP639496 A JP 639496A JP H0953864 A JPH0953864 A JP H0953864A
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A30/00—Adapting or protecting infrastructure or their operation
- Y02A30/27—Relating to heating, ventilation or air conditioning [HVAC] technologies
- Y02A30/274—Relating to heating, ventilation or air conditioning [HVAC] technologies using waste energy, e.g. from internal combustion engine
Landscapes
- Sorption Type Refrigeration Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 圧縮式冷凍機2と吸収式冷凍機3とを組み合
わせたエンジン式冷房装置Sにおいて、室内機31に対
する冷熱媒体の循環経路を圧縮式冷凍機2の冷媒のみに
よる1系統で構成して大幅なコストダウンを実現するこ
と。 【構成】 吸収式冷凍機3は、再生器13、凝縮器1
4、蒸発器15、および吸収器16等より構成されて、
蒸発器15の伝熱管15aが圧縮式冷凍機2のレシーバ
8と膨張弁9とを繋ぐ高圧配管12aに接続されてい
る。従って、蒸発器15で得られる冷凍能力は、レシー
バ8から膨張弁9へ向かって流れる液冷媒に回収され
て、圧縮式冷凍機2の冷媒蒸発器11で冷房運転に使用
される。また、吸収式冷凍機3の吸収器16と凝縮器1
4とを流れる冷却水は、冷却水回路18に設けられた空
冷熱交換器29を通過する際に、クーリングファン6の
送風を受けて冷却される。
わせたエンジン式冷房装置Sにおいて、室内機31に対
する冷熱媒体の循環経路を圧縮式冷凍機2の冷媒のみに
よる1系統で構成して大幅なコストダウンを実現するこ
と。 【構成】 吸収式冷凍機3は、再生器13、凝縮器1
4、蒸発器15、および吸収器16等より構成されて、
蒸発器15の伝熱管15aが圧縮式冷凍機2のレシーバ
8と膨張弁9とを繋ぐ高圧配管12aに接続されてい
る。従って、蒸発器15で得られる冷凍能力は、レシー
バ8から膨張弁9へ向かって流れる液冷媒に回収され
て、圧縮式冷凍機2の冷媒蒸発器11で冷房運転に使用
される。また、吸収式冷凍機3の吸収器16と凝縮器1
4とを流れる冷却水は、冷却水回路18に設けられた空
冷熱交換器29を通過する際に、クーリングファン6の
送風を受けて冷却される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジンの排熱を
利用した吸収式冷凍機と、エンジンにより駆動される圧
縮式冷凍機とを組み合わせたエンジン式冷房装置に関す
る。
利用した吸収式冷凍機と、エンジンにより駆動される圧
縮式冷凍機とを組み合わせたエンジン式冷房装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、再生器の熱源としてエンジン
の排熱を利用した吸収式冷凍機が公知である(特開昭6
0−93274号公報、特開平3−129268号公報
参照)。また、この吸収式冷凍機をエンジン駆動による
圧縮式冷凍機の補助冷房装置として組み合わせた冷房シ
ステムが提案されている。即ち、エンジンで圧縮式冷凍
機を運転して、その時のエンジン排熱を利用して吸収式
冷凍機を駆動するものである。
の排熱を利用した吸収式冷凍機が公知である(特開昭6
0−93274号公報、特開平3−129268号公報
参照)。また、この吸収式冷凍機をエンジン駆動による
圧縮式冷凍機の補助冷房装置として組み合わせた冷房シ
ステムが提案されている。即ち、エンジンで圧縮式冷凍
機を運転して、その時のエンジン排熱を利用して吸収式
冷凍機を駆動するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、吸収式冷凍
機を圧縮式冷凍機の補助冷房装置として使用した場合、
圧縮式冷凍機と吸収式冷凍機で使用する冷熱媒体が異な
る。即ち、圧縮式冷凍機ではフロン系の冷媒を使用する
のに対して、吸収式冷凍機では蒸発器で得られた冷水を
利用して冷房を行っている。このため、室内機に対して
圧縮式冷凍機用の冷媒配管と吸収式冷凍機用の冷水配管
の2系統の配管設備が必要となるばかりでなく、室内熱
交換器も冷媒用と冷水用とを別々に設置する必要があ
る。さらに、冷水配管には冷水を循環させるための冷水
ポンプも必要となる。
機を圧縮式冷凍機の補助冷房装置として使用した場合、
圧縮式冷凍機と吸収式冷凍機で使用する冷熱媒体が異な
る。即ち、圧縮式冷凍機ではフロン系の冷媒を使用する
のに対して、吸収式冷凍機では蒸発器で得られた冷水を
利用して冷房を行っている。このため、室内機に対して
圧縮式冷凍機用の冷媒配管と吸収式冷凍機用の冷水配管
の2系統の配管設備が必要となるばかりでなく、室内熱
交換器も冷媒用と冷水用とを別々に設置する必要があ
る。さらに、冷水配管には冷水を循環させるための冷水
ポンプも必要となる。
【0004】また、吸収式冷凍機では、蒸発器で所定の
冷水取出温度(例えば5℃)を得るために、吸収器およ
び凝縮器で冷却水に移動した熱を冷却塔で大気に放出す
る水冷式が一般的であるが、この水冷式の場合は、冷却
水が循環する冷却水回路の他に、水冷設備(冷却塔、水
冷用配管、ポンプ等)を必要とすることから設備費や施
工費が高くつく。また、冷却水の水質管理を必要とする
ことからメンテナンスコストが高くなる。一方、水冷式
に対して、吸収器および凝縮器を空気冷却する空冷式の
吸収式冷凍機が提案(特開平1−310273号公報参
照)されているが、空冷化のために用いられる吸収器お
よび凝縮器が複雑で大型であることから実用化には多く
の課題を残している。
冷水取出温度(例えば5℃)を得るために、吸収器およ
び凝縮器で冷却水に移動した熱を冷却塔で大気に放出す
る水冷式が一般的であるが、この水冷式の場合は、冷却
水が循環する冷却水回路の他に、水冷設備(冷却塔、水
冷用配管、ポンプ等)を必要とすることから設備費や施
工費が高くつく。また、冷却水の水質管理を必要とする
ことからメンテナンスコストが高くなる。一方、水冷式
に対して、吸収器および凝縮器を空気冷却する空冷式の
吸収式冷凍機が提案(特開平1−310273号公報参
照)されているが、空冷化のために用いられる吸収器お
よび凝縮器が複雑で大型であることから実用化には多く
の課題を残している。
【0005】本発明は、上記事情に基づいて成されたも
ので、圧縮式冷凍機と吸収式冷凍機とを組み合わせたエ
ンジン式冷房装置において、室内機に対する冷熱媒体の
循環経路を圧縮式冷凍機の冷媒のみによる1系統で構成
して大幅なコストダウンを実現することを目的とする。
ので、圧縮式冷凍機と吸収式冷凍機とを組み合わせたエ
ンジン式冷房装置において、室内機に対する冷熱媒体の
循環経路を圧縮式冷凍機の冷媒のみによる1系統で構成
して大幅なコストダウンを実現することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明によれ
ば、吸収式冷凍機で得られる冷凍能力が圧縮式冷凍機の
冷媒凝縮器で凝縮液化された凝縮液冷媒に回収される。
即ち、吸収式冷凍機の冷凍能力によって冷媒凝縮器で凝
縮液化された凝縮液冷媒の過冷却度(サブクール)を得
ることができる。従って、圧縮式冷凍機の冷媒蒸発器を
室内熱交換器として冷房運転を行うことができる。即
ち、室内機に対する冷熱媒体の循環経路を圧縮式冷凍機
の冷凍サイクルによる1系統で構成することができる。
これにより、吸収式冷凍機用の室内機および配管設備等
が不要となることから、大幅なコストの低減を実現する
ことができる。
ば、吸収式冷凍機で得られる冷凍能力が圧縮式冷凍機の
冷媒凝縮器で凝縮液化された凝縮液冷媒に回収される。
即ち、吸収式冷凍機の冷凍能力によって冷媒凝縮器で凝
縮液化された凝縮液冷媒の過冷却度(サブクール)を得
ることができる。従って、圧縮式冷凍機の冷媒蒸発器を
室内熱交換器として冷房運転を行うことができる。即
ち、室内機に対する冷熱媒体の循環経路を圧縮式冷凍機
の冷凍サイクルによる1系統で構成することができる。
これにより、吸収式冷凍機用の室内機および配管設備等
が不要となることから、大幅なコストの低減を実現する
ことができる。
【0007】請求項2の発明によれば、吸収式冷凍機で
得られる冷凍能力を圧縮式冷凍機の冷媒凝縮器で凝縮液
化された凝縮液冷媒に回収する構成としては、圧縮式冷
凍機の冷媒凝縮器と減圧手段とを連絡する高圧配管に蒸
発器の伝熱管を接続することができる。従って、吸収式
冷凍機の蒸発器では、凝縮器(吸収式冷凍機)で凝縮液
化された液冷媒が伝熱管を流れる高圧冷媒(冷媒凝縮器
で凝縮液化された凝縮液冷媒)から蒸発潜熱を奪って蒸
発する。一方、伝熱管を流れる高圧冷媒は、液冷媒に蒸
発潜熱を奪われて冷却される。即ち、過冷却度が得られ
る。
得られる冷凍能力を圧縮式冷凍機の冷媒凝縮器で凝縮液
化された凝縮液冷媒に回収する構成としては、圧縮式冷
凍機の冷媒凝縮器と減圧手段とを連絡する高圧配管に蒸
発器の伝熱管を接続することができる。従って、吸収式
冷凍機の蒸発器では、凝縮器(吸収式冷凍機)で凝縮液
化された液冷媒が伝熱管を流れる高圧冷媒(冷媒凝縮器
で凝縮液化された凝縮液冷媒)から蒸発潜熱を奪って蒸
発する。一方、伝熱管を流れる高圧冷媒は、液冷媒に蒸
発潜熱を奪われて冷却される。即ち、過冷却度が得られ
る。
【0008】請求項3の発明によれば、吸収式冷凍機
は、エンジンの排気ガスを熱源として利用する高温側吸
収サイクルと、エンジンの冷却水を熱源として利用する
低温側吸収サイクルとから構成することができる。これ
は、エンジンの冷却水と排気ガスとを比較した場合に、
冷却水温度より排気ガス温度の方が高いことから、この
排気ガスを再生器の熱源として利用することにより、再
生器で加熱される吸収液の温度(再生温度)が高くな
る。従って、低温側吸収サイクルと同等の吸収温度およ
び凝縮温度において、低温側吸収サイクルより低温の蒸
発温度を得ることができる。そこで、低温側吸収サイク
ルで得られる冷凍能力を冷媒凝縮器で凝縮液化された凝
縮液冷媒に回収した後、さらに高温側吸収サイクルで得
られる冷凍能力を凝縮液冷媒に回収することで、より大
きなサブクールを得ることができる。
は、エンジンの排気ガスを熱源として利用する高温側吸
収サイクルと、エンジンの冷却水を熱源として利用する
低温側吸収サイクルとから構成することができる。これ
は、エンジンの冷却水と排気ガスとを比較した場合に、
冷却水温度より排気ガス温度の方が高いことから、この
排気ガスを再生器の熱源として利用することにより、再
生器で加熱される吸収液の温度(再生温度)が高くな
る。従って、低温側吸収サイクルと同等の吸収温度およ
び凝縮温度において、低温側吸収サイクルより低温の蒸
発温度を得ることができる。そこで、低温側吸収サイク
ルで得られる冷凍能力を冷媒凝縮器で凝縮液化された凝
縮液冷媒に回収した後、さらに高温側吸収サイクルで得
られる冷凍能力を凝縮液冷媒に回収することで、より大
きなサブクールを得ることができる。
【0009】請求項4の発明によれば、低温側吸収サイ
クルは、伝熱管の上流域を第1蒸発器として構成し、高
温側吸収サイクルは、伝熱管の下流域を第2蒸発器とし
て構成する。これにより、低温側吸収サイクルの冷凍能
力が、伝熱管の上流域を流れる凝縮液冷媒のサブクール
として回収され、高温側吸収サイクルの冷凍能力が、伝
熱管の下流域を流れる凝縮液冷媒、即ち低温側吸収サイ
クルの冷凍能力によって冷却された凝縮液冷媒にサブク
ールとして回収される。
クルは、伝熱管の上流域を第1蒸発器として構成し、高
温側吸収サイクルは、伝熱管の下流域を第2蒸発器とし
て構成する。これにより、低温側吸収サイクルの冷凍能
力が、伝熱管の上流域を流れる凝縮液冷媒のサブクール
として回収され、高温側吸収サイクルの冷凍能力が、伝
熱管の下流域を流れる凝縮液冷媒、即ち低温側吸収サイ
クルの冷凍能力によって冷却された凝縮液冷媒にサブク
ールとして回収される。
【0010】請求項5の発明によれば、吸収式冷凍機
は、蒸発器で得られる冷凍能力を直接冷房能力として使
用する必要がない。即ち、圧縮式冷凍機の冷媒凝縮器で
凝縮液化された凝縮液冷媒にサブクールを与えることが
できる程度の蒸発温度が得られれば良い。これにより、
吸収器および凝縮器での吸収液の温度を従来の水冷式と
比較して高く設定することができるため、冷却液回路に
空冷式の熱交換器を設けて、吸収器および凝縮器を循環
する冷却液を空気冷却(空冷)することが可能となる。
この結果、設備費や施工費の高い水冷設備(冷却塔、水
冷用配管、ポンプ等)が不要となるとともに、空冷化に
よって冷却液回路を密閉する(外気に晒されないクロー
ズドタイプ)ことができるため、水質管理も不要とな
り、コストの大幅な低減を図ることができる。
は、蒸発器で得られる冷凍能力を直接冷房能力として使
用する必要がない。即ち、圧縮式冷凍機の冷媒凝縮器で
凝縮液化された凝縮液冷媒にサブクールを与えることが
できる程度の蒸発温度が得られれば良い。これにより、
吸収器および凝縮器での吸収液の温度を従来の水冷式と
比較して高く設定することができるため、冷却液回路に
空冷式の熱交換器を設けて、吸収器および凝縮器を循環
する冷却液を空気冷却(空冷)することが可能となる。
この結果、設備費や施工費の高い水冷設備(冷却塔、水
冷用配管、ポンプ等)が不要となるとともに、空冷化に
よって冷却液回路を密閉する(外気に晒されないクロー
ズドタイプ)ことができるため、水質管理も不要とな
り、コストの大幅な低減を図ることができる。
【0011】請求項6の発明によれば、吸収式冷凍機で
は、吸収器および凝縮器を送風手段からの送風によって
直接空気冷却することにより、吸収器および凝縮器に冷
却液を循環させる必要がないため、冷却液回路(ポンプ
を含む)が不要となって、更にコストダウンを図ること
が可能となる。
は、吸収器および凝縮器を送風手段からの送風によって
直接空気冷却することにより、吸収器および凝縮器に冷
却液を循環させる必要がないため、冷却液回路(ポンプ
を含む)が不要となって、更にコストダウンを図ること
が可能となる。
【0012】請求項7の発明によれば、吸収式冷凍式の
排熱を圧縮式冷凍機に設けられたガスインジェクション
回路を流れる凝縮液冷媒に回収することにより、外気温
度が高くても空冷化が可能である。即ち、夏場の冷房時
に吸収式冷凍機のみを使用した場合、吸収器および凝縮
器の排熱温度は37〜40℃となり、外気温と十分な温
度差が得られないため、空冷化は困難である。これに対
し、吸収式冷凍式の排熱を凝縮液冷媒に回収することに
より、排熱温度レベルが60℃程度まで高くなるため、
通常の空冷式熱交換器でも外気との熱交換が十分可能と
なる。
排熱を圧縮式冷凍機に設けられたガスインジェクション
回路を流れる凝縮液冷媒に回収することにより、外気温
度が高くても空冷化が可能である。即ち、夏場の冷房時
に吸収式冷凍機のみを使用した場合、吸収器および凝縮
器の排熱温度は37〜40℃となり、外気温と十分な温
度差が得られないため、空冷化は困難である。これに対
し、吸収式冷凍式の排熱を凝縮液冷媒に回収することに
より、排熱温度レベルが60℃程度まで高くなるため、
通常の空冷式熱交換器でも外気との熱交換が十分可能と
なる。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明のエンジン式冷房装
置の実施例を図面に基づいて説明する。 (第1実施例)図1はエンジン式冷房装置の全体構成を
示す模式図である。本実施例のエンジン式冷房装置S
は、エンジン1により駆動される圧縮式冷凍機2と、エ
ンジン1の排熱を熱源として利用した吸収式冷凍機3と
から成る。エンジン1は、ガソリンまたはディーゼル油
等の燃料を燃焼して回転動力を発生する。このエンジン
1は水冷式であり、エンジン冷却水(以下温水と言う)
を循環させる温水配管4を備える。なお、温水の循環
は、図示しないウォータポンプによって行われる。
置の実施例を図面に基づいて説明する。 (第1実施例)図1はエンジン式冷房装置の全体構成を
示す模式図である。本実施例のエンジン式冷房装置S
は、エンジン1により駆動される圧縮式冷凍機2と、エ
ンジン1の排熱を熱源として利用した吸収式冷凍機3と
から成る。エンジン1は、ガソリンまたはディーゼル油
等の燃料を燃焼して回転動力を発生する。このエンジン
1は水冷式であり、エンジン冷却水(以下温水と言う)
を循環させる温水配管4を備える。なお、温水の循環
は、図示しないウォータポンプによって行われる。
【0014】圧縮式冷凍機2は、エンジン1により駆動
される冷媒圧縮機5、この冷媒圧縮機5で圧縮された高
温高圧の冷媒をクーリングファン6の送風を受けて凝縮
液化する冷媒凝縮器7、この冷媒凝縮器7より送られた
冷媒を貯留して液冷媒のみを送り出すレシーバ8、レシ
ーバ8から送られた冷媒を減圧膨張する膨張弁9(減圧
手段)、この膨張弁9で減圧された低温低圧の冷媒を室
内ファン10の送風を受けて蒸発させる冷媒蒸発器11
の各機能部品より構成されて、それぞれ冷媒配管12に
よって接続されている。
される冷媒圧縮機5、この冷媒圧縮機5で圧縮された高
温高圧の冷媒をクーリングファン6の送風を受けて凝縮
液化する冷媒凝縮器7、この冷媒凝縮器7より送られた
冷媒を貯留して液冷媒のみを送り出すレシーバ8、レシ
ーバ8から送られた冷媒を減圧膨張する膨張弁9(減圧
手段)、この膨張弁9で減圧された低温低圧の冷媒を室
内ファン10の送風を受けて蒸発させる冷媒蒸発器11
の各機能部品より構成されて、それぞれ冷媒配管12に
よって接続されている。
【0015】吸収式冷凍機3は、再生器13、凝縮器1
4、蒸発器15、吸収器16、溶液回路(下述する)、
冷媒回路17、冷却水回路18(冷却液回路)等から構
成されている。なお、この吸収式冷凍機3で使用する溶
液(吸収液)は、例えば、吸収剤として臭化リチウム、
冷媒に水を用いた臭化リチウム水溶液である。
4、蒸発器15、吸収器16、溶液回路(下述する)、
冷媒回路17、冷却水回路18(冷却液回路)等から構
成されている。なお、この吸収式冷凍機3で使用する溶
液(吸収液)は、例えば、吸収剤として臭化リチウム、
冷媒に水を用いた臭化リチウム水溶液である。
【0016】再生器13は、凝縮器14と共通の耐圧容
器19と、この耐圧容器19に収容された伝熱管13a
とから構成されている。耐圧容器19は、その内部が仕
切板20によって再生器13側と凝縮器14側とに区画
されている。但し、仕切板20は、耐圧容器19内の上
部に再生器13側と凝縮器14側とを連通する開口部が
設けられている。伝熱管13aは、耐圧容器19内(再
生器13側)の溶液に浸漬された状態で、エンジン1の
温水配管4に接続されている。この再生器13では、温
水配管4を通ってエンジン1より供給された温水(約8
5〜90℃)が伝熱管13aを流れることで、耐圧容器
19に収容された溶液を加熱されて水分が蒸発すること
により溶液が濃縮されて濃溶液が得られる。なお、本実
施例での濃溶液とは、臭化リチウムの溶解度が60重量
%前後の水溶液を言う。
器19と、この耐圧容器19に収容された伝熱管13a
とから構成されている。耐圧容器19は、その内部が仕
切板20によって再生器13側と凝縮器14側とに区画
されている。但し、仕切板20は、耐圧容器19内の上
部に再生器13側と凝縮器14側とを連通する開口部が
設けられている。伝熱管13aは、耐圧容器19内(再
生器13側)の溶液に浸漬された状態で、エンジン1の
温水配管4に接続されている。この再生器13では、温
水配管4を通ってエンジン1より供給された温水(約8
5〜90℃)が伝熱管13aを流れることで、耐圧容器
19に収容された溶液を加熱されて水分が蒸発すること
により溶液が濃縮されて濃溶液が得られる。なお、本実
施例での濃溶液とは、臭化リチウムの溶解度が60重量
%前後の水溶液を言う。
【0017】凝縮器14は、上記の耐圧容器19と、こ
の耐圧容器19に収容された伝熱管14aとから構成さ
れている。伝熱管14aは、冷却水回路18に接続され
て、内部を冷却水(約40〜45℃)が流れる。この凝
縮器14では、再生器13で蒸発した冷媒蒸気(水蒸
気)が伝熱管14aを流れる冷却水により冷却されて凝
縮液化される。
の耐圧容器19に収容された伝熱管14aとから構成さ
れている。伝熱管14aは、冷却水回路18に接続され
て、内部を冷却水(約40〜45℃)が流れる。この凝
縮器14では、再生器13で蒸発した冷媒蒸気(水蒸
気)が伝熱管14aを流れる冷却水により冷却されて凝
縮液化される。
【0018】蒸発器15は、吸収器16と共通の耐圧容
器21と、この耐圧容器21に収容された伝熱管15a
とから構成されている。耐圧容器21は、その内部が仕
切板22によって蒸発器15側と吸収器16側とに区画
されている。但し、仕切板22は、耐圧容器21内の上
部に蒸発器15側と吸収器16側とを連通する開口部が
設けられている。伝熱管15aは、圧縮式冷凍機2のレ
シーバ8と膨張弁9とを繋ぐ高圧配管12aに接続され
て、内部を高圧冷媒が流れるように構成されている。こ
の蒸発器15では、凝縮器14で液化した冷媒液(水)
が蒸発器15内に噴霧されて、伝熱管15aを流れる冷
媒(即ち、レシーバ8より送り出された液冷媒)から気
化熱を奪って蒸発することにより、伝熱管15aを流れ
る冷媒を冷却する。
器21と、この耐圧容器21に収容された伝熱管15a
とから構成されている。耐圧容器21は、その内部が仕
切板22によって蒸発器15側と吸収器16側とに区画
されている。但し、仕切板22は、耐圧容器21内の上
部に蒸発器15側と吸収器16側とを連通する開口部が
設けられている。伝熱管15aは、圧縮式冷凍機2のレ
シーバ8と膨張弁9とを繋ぐ高圧配管12aに接続され
て、内部を高圧冷媒が流れるように構成されている。こ
の蒸発器15では、凝縮器14で液化した冷媒液(水)
が蒸発器15内に噴霧されて、伝熱管15aを流れる冷
媒(即ち、レシーバ8より送り出された液冷媒)から気
化熱を奪って蒸発することにより、伝熱管15aを流れ
る冷媒を冷却する。
【0019】吸収器16は、上記の耐圧容器21と、こ
の耐圧容器21に収容された伝熱管16aとから構成さ
れている。伝熱管16aは、凝縮器14の伝熱管14a
と直列に冷却水回路18に接続されて、内部を冷却水
(約40〜45℃)が流れる。この吸収器16では、蒸
発器15で蒸発した冷媒蒸気が吸収器16内に噴霧され
る溶液に吸収されることにより、耐圧容器21内を真空
に保つことができる。一方、冷媒蒸気を吸収した溶液
は、濃度が低下して希溶液となる。この希溶液とは、臭
化リチウムの溶解度が55重量%程度の水溶液を言う。
の耐圧容器21に収容された伝熱管16aとから構成さ
れている。伝熱管16aは、凝縮器14の伝熱管14a
と直列に冷却水回路18に接続されて、内部を冷却水
(約40〜45℃)が流れる。この吸収器16では、蒸
発器15で蒸発した冷媒蒸気が吸収器16内に噴霧され
る溶液に吸収されることにより、耐圧容器21内を真空
に保つことができる。一方、冷媒蒸気を吸収した溶液
は、濃度が低下して希溶液となる。この希溶液とは、臭
化リチウムの溶解度が55重量%程度の水溶液を言う。
【0020】溶液回路は、濃溶液流路23、希溶液流路
24、溶液熱交換器25、および溶液ポンプ26より構
成される。濃溶液流路23は、再生器13で濃縮された
濃溶液を吸収器16へ導くもので、一端が耐圧容器19
(再生器13側)の底部に接続されて耐圧容器19内に
開口し、他端が耐圧容器21内(吸収器16側)に取り
入れられて、その先端部に再生器13から導かれた濃溶
液を噴霧するノズル27が設けられている。希溶液流路
24は、吸収器16で濃度の低下した希溶液を再生器1
3へ導くもので、一端が耐圧容器21(吸収器16側)
の底部に接続されて耐圧容器21内に開口し、他端が耐
圧容器19(再生器13側)の上部に接続されて耐圧容
器19内に開口している。溶液熱交換器25は、濃溶液
流路23を流れる濃溶液(高温)と希溶液流路24を流
れる希溶液(低温)とを熱交換させる。溶液ポンプ26
は、希溶液流路24に設けられて、吸収器16の希溶液
を再生器13へ送り込む。
24、溶液熱交換器25、および溶液ポンプ26より構
成される。濃溶液流路23は、再生器13で濃縮された
濃溶液を吸収器16へ導くもので、一端が耐圧容器19
(再生器13側)の底部に接続されて耐圧容器19内に
開口し、他端が耐圧容器21内(吸収器16側)に取り
入れられて、その先端部に再生器13から導かれた濃溶
液を噴霧するノズル27が設けられている。希溶液流路
24は、吸収器16で濃度の低下した希溶液を再生器1
3へ導くもので、一端が耐圧容器21(吸収器16側)
の底部に接続されて耐圧容器21内に開口し、他端が耐
圧容器19(再生器13側)の上部に接続されて耐圧容
器19内に開口している。溶液熱交換器25は、濃溶液
流路23を流れる濃溶液(高温)と希溶液流路24を流
れる希溶液(低温)とを熱交換させる。溶液ポンプ26
は、希溶液流路24に設けられて、吸収器16の希溶液
を再生器13へ送り込む。
【0021】冷媒回路17は、凝縮器14で液化した冷
媒液を蒸発器15へ導くもので、一端が耐圧容器19
(凝縮器14側)の底部に接続されて耐圧容器19内に
開口し、他端が耐圧容器21内(蒸発器15側)に取り
入れられて、その先端部に凝縮器14から導かれた冷媒
液を噴霧するノズル28が設けられている。
媒液を蒸発器15へ導くもので、一端が耐圧容器19
(凝縮器14側)の底部に接続されて耐圧容器19内に
開口し、他端が耐圧容器21内(蒸発器15側)に取り
入れられて、その先端部に凝縮器14から導かれた冷媒
液を噴霧するノズル28が設けられている。
【0022】冷却水回路18は、吸収器16の伝熱管1
6aおよび凝縮器14の伝熱管14aに冷却水を流すも
ので、空冷熱交換器29と冷却水ポンプ30とを備え
る。空冷熱交換器29は、冷却水回路18を循環する冷
却水をクーリングファン6の送風を受けて冷却するもの
で、図1に示すように、冷媒凝縮器7より風上側に設置
されている。冷却水ポンプ30は、冷却水回路18に冷
却水を循環させるもので、空冷熱交換器29で冷却され
た冷却水が吸収器16を流れた後、凝縮器14を流れ
て、再び空冷熱交換器29へ戻る。
6aおよび凝縮器14の伝熱管14aに冷却水を流すも
ので、空冷熱交換器29と冷却水ポンプ30とを備え
る。空冷熱交換器29は、冷却水回路18を循環する冷
却水をクーリングファン6の送風を受けて冷却するもの
で、図1に示すように、冷媒凝縮器7より風上側に設置
されている。冷却水ポンプ30は、冷却水回路18に冷
却水を循環させるもので、空冷熱交換器29で冷却され
た冷却水が吸収器16を流れた後、凝縮器14を流れ
て、再び空冷熱交換器29へ戻る。
【0023】次に、本実施例の作動を説明する。エンジ
ン1の運転開始に伴って加熱された温水がウォータポン
プの作動により温水配管4を循環する。温水配管4に接
続された再生器13では、耐圧容器19内の希溶液が伝
熱管13aを流れる温水によって加熱され、水分の蒸発
によって濃縮される。再生器13で溶液から蒸発分離し
た冷媒蒸気は、凝縮器14の伝熱管14aを流れる冷却
水により冷却されて、耐圧容器19内(凝縮器14側)
で液化する。液化した冷媒液は、冷媒回路17を通って
耐圧容器21内(蒸発器15側)に導かれてノズル28
から噴霧され、蒸発器15の伝熱管15aを流れる冷媒
から気化潜熱を奪って蒸発する。従って、伝熱管15a
を流れる冷媒は、伝熱管15aの表面に噴霧された冷媒
液が蒸発する際に気化潜熱を奪われて冷やされる。
ン1の運転開始に伴って加熱された温水がウォータポン
プの作動により温水配管4を循環する。温水配管4に接
続された再生器13では、耐圧容器19内の希溶液が伝
熱管13aを流れる温水によって加熱され、水分の蒸発
によって濃縮される。再生器13で溶液から蒸発分離し
た冷媒蒸気は、凝縮器14の伝熱管14aを流れる冷却
水により冷却されて、耐圧容器19内(凝縮器14側)
で液化する。液化した冷媒液は、冷媒回路17を通って
耐圧容器21内(蒸発器15側)に導かれてノズル28
から噴霧され、蒸発器15の伝熱管15aを流れる冷媒
から気化潜熱を奪って蒸発する。従って、伝熱管15a
を流れる冷媒は、伝熱管15aの表面に噴霧された冷媒
液が蒸発する際に気化潜熱を奪われて冷やされる。
【0024】また、再生器13で濃縮された溶液(濃溶
液)は、濃溶液流路23を通って耐圧容器21内に導か
れてノズル27から噴霧される。蒸発器15と同一の耐
圧容器21で構成される吸収器16では、蒸発器15で
発生した冷媒蒸気がノズル27から噴霧される濃溶液に
吸収される。冷媒蒸気を吸収して濃度の低下した希溶液
は、溶液ポンプ26によって吸収器16から希溶液流路
24を通って再生器13へ送り込まれる。なお、濃溶液
流路23を通る濃溶液と希溶液流路24を通る希溶液
は、溶液熱交換器25で熱交換されることにより、濃溶
液は冷却されて希溶液は加熱される。
液)は、濃溶液流路23を通って耐圧容器21内に導か
れてノズル27から噴霧される。蒸発器15と同一の耐
圧容器21で構成される吸収器16では、蒸発器15で
発生した冷媒蒸気がノズル27から噴霧される濃溶液に
吸収される。冷媒蒸気を吸収して濃度の低下した希溶液
は、溶液ポンプ26によって吸収器16から希溶液流路
24を通って再生器13へ送り込まれる。なお、濃溶液
流路23を通る濃溶液と希溶液流路24を通る希溶液
は、溶液熱交換器25で熱交換されることにより、濃溶
液は冷却されて希溶液は加熱される。
【0025】一方、圧縮式冷凍機2は、エンジン1の運
転開始に伴って冷媒圧縮機5が駆動されることにより、
低圧側から吸引されたガス冷媒が高温高圧に圧縮されて
吐出される。この吐出された冷媒は、冷媒凝縮器7でク
ーリングファン6の送風を受けて凝縮液化した後、レシ
ーバ8へ送られて気液分離され、液冷媒のみが送り出さ
れる。レシーバ8から送り出された冷媒は、吸収式冷凍
機3の蒸発器15で得られる冷凍能力によって過冷却さ
れる(図3参照)。このサブクールを得た冷媒は、膨張
弁9で減圧膨張されて冷媒蒸発器11へ送り込まれ、冷
媒蒸発器11で室内ファン10により送風された室内空
気との熱交換により蒸発して再び冷媒圧縮機5に吸引さ
れる。
転開始に伴って冷媒圧縮機5が駆動されることにより、
低圧側から吸引されたガス冷媒が高温高圧に圧縮されて
吐出される。この吐出された冷媒は、冷媒凝縮器7でク
ーリングファン6の送風を受けて凝縮液化した後、レシ
ーバ8へ送られて気液分離され、液冷媒のみが送り出さ
れる。レシーバ8から送り出された冷媒は、吸収式冷凍
機3の蒸発器15で得られる冷凍能力によって過冷却さ
れる(図3参照)。このサブクールを得た冷媒は、膨張
弁9で減圧膨張されて冷媒蒸発器11へ送り込まれ、冷
媒蒸発器11で室内ファン10により送風された室内空
気との熱交換により蒸発して再び冷媒圧縮機5に吸引さ
れる。
【0026】(第1実施例の特徴および効果)本実施例
のエンジン式冷房装置Sは、吸収式冷凍機3の蒸発器1
5で得られる冷凍能力を圧縮式冷凍機2の冷媒凝縮器7
で凝縮された液冷媒に回収して冷房運転を行うことがで
きる。このため、図3のモリエル線図に示すように、液
冷媒のサブクールが得られるため、圧縮式冷凍機2を単
独運転した場合と比較して、約60%の能力向上を実現
することができる。
のエンジン式冷房装置Sは、吸収式冷凍機3の蒸発器1
5で得られる冷凍能力を圧縮式冷凍機2の冷媒凝縮器7
で凝縮された液冷媒に回収して冷房運転を行うことがで
きる。このため、図3のモリエル線図に示すように、液
冷媒のサブクールが得られるため、圧縮式冷凍機2を単
独運転した場合と比較して、約60%の能力向上を実現
することができる。
【0027】また、本実施例のシステムによれば、室内
機31に対して冷熱媒体の循環経路を圧縮式冷凍機2で
使用する冷媒の1系統で構成することができる。その結
果、吸収式冷凍機3用の室内機およびその室内機に対す
る配管設備が不要となることから、大幅なコストの低減
を図ることができる。なお、吸収式冷凍機3の冷凍能力
は、圧縮式冷凍機2のレシーバ8より流出する液冷媒を
過冷却するために使用されるが、圧縮式冷凍機2の冷媒
蒸発器11において再び冷凍能力として回収できるた
め、吸収式冷凍機3の冷凍能力が減じることはない。
機31に対して冷熱媒体の循環経路を圧縮式冷凍機2で
使用する冷媒の1系統で構成することができる。その結
果、吸収式冷凍機3用の室内機およびその室内機に対す
る配管設備が不要となることから、大幅なコストの低減
を図ることができる。なお、吸収式冷凍機3の冷凍能力
は、圧縮式冷凍機2のレシーバ8より流出する液冷媒を
過冷却するために使用されるが、圧縮式冷凍機2の冷媒
蒸発器11において再び冷凍能力として回収できるた
め、吸収式冷凍機3の冷凍能力が減じることはない。
【0028】さらに、本実施例では、吸収式冷凍機3の
吸収器16および凝縮器14を流れる冷却水を空気冷却
することができる。この理由を図2のデューリング線図
を用いて、従来の吸収式冷凍機3と比較しながら説明す
る。なお、図2において本実施例のデューリング線図を
実線グラフで示し、従来のデューリング線図を破線グラ
フで示す。従来の吸収式冷凍機では、再生器の熱源とし
てエンジン1の温水排熱を利用した場合に再生温度(図
2のG′点)が80〜90℃となり、蒸発器で低温の冷
水を取り出すために蒸発温度(図2のE′点)を4〜6
℃に設定している。このため、凝縮温度(図2のC′
点)および吸収温度(図2のA′点)は35〜42℃と
なり、外気(例えば夏場で40℃前後)との温度差が取
れないことから、空冷化が困難である。
吸収器16および凝縮器14を流れる冷却水を空気冷却
することができる。この理由を図2のデューリング線図
を用いて、従来の吸収式冷凍機3と比較しながら説明す
る。なお、図2において本実施例のデューリング線図を
実線グラフで示し、従来のデューリング線図を破線グラ
フで示す。従来の吸収式冷凍機では、再生器の熱源とし
てエンジン1の温水排熱を利用した場合に再生温度(図
2のG′点)が80〜90℃となり、蒸発器で低温の冷
水を取り出すために蒸発温度(図2のE′点)を4〜6
℃に設定している。このため、凝縮温度(図2のC′
点)および吸収温度(図2のA′点)は35〜42℃と
なり、外気(例えば夏場で40℃前後)との温度差が取
れないことから、空冷化が困難である。
【0029】これに対して、本実施例の吸収式冷凍機3
は、蒸発器15で得られる冷凍能力によって圧縮式冷凍
機2のレシーバ8より流出する液冷媒を過冷却できる程
度の凝縮温度および吸収温度が得られれば良い。即ち、
レシーバ出口の冷媒温度を60℃程度とすれば、蒸発温
度(図2のE点)を25〜30℃として、凝縮温度(図
2のC点)および吸収温度(図2のA点)を50〜55
℃に設定することができる。従って、外気温度の高い夏
場でも、冷却水回路18を循環する冷却水を十分に空気
冷却することが可能である。
は、蒸発器15で得られる冷凍能力によって圧縮式冷凍
機2のレシーバ8より流出する液冷媒を過冷却できる程
度の凝縮温度および吸収温度が得られれば良い。即ち、
レシーバ出口の冷媒温度を60℃程度とすれば、蒸発温
度(図2のE点)を25〜30℃として、凝縮温度(図
2のC点)および吸収温度(図2のA点)を50〜55
℃に設定することができる。従って、外気温度の高い夏
場でも、冷却水回路18を循環する冷却水を十分に空気
冷却することが可能である。
【0030】このように、冷却水の空冷化が可能となる
ことから、設備費や施工費の高い水冷設備(冷却塔、水
冷用配管、ポンプ等)が不要となるとともに、空冷化に
よって冷却水回路18をクローズドタイプとすることが
できるため、水質管理も不要となり、コストの大幅な低
減を図ることができる。
ことから、設備費や施工費の高い水冷設備(冷却塔、水
冷用配管、ポンプ等)が不要となるとともに、空冷化に
よって冷却水回路18をクローズドタイプとすることが
できるため、水質管理も不要となり、コストの大幅な低
減を図ることができる。
【0031】(第2実施例)図4はエンジン式冷房装置
Sの全体構成を示す模式図である。本実施例の吸収式冷
凍機3は、エンジン1の温水を熱源として利用する低温
側吸収サイクルとエンジン1の排気ガス(約400〜5
00℃)を熱源として利用する高温側吸収サイクルから
成る。圧縮式冷凍機2の構成は第1実施例と同様である
ため、説明を省略する。低温側吸収サイクルと高温側吸
収サイクルとは、凝縮器32のみを共通化して、再生
器、蒸発器、および吸収器がそれぞれ別々に設けられて
いる。
Sの全体構成を示す模式図である。本実施例の吸収式冷
凍機3は、エンジン1の温水を熱源として利用する低温
側吸収サイクルとエンジン1の排気ガス(約400〜5
00℃)を熱源として利用する高温側吸収サイクルから
成る。圧縮式冷凍機2の構成は第1実施例と同様である
ため、説明を省略する。低温側吸収サイクルと高温側吸
収サイクルとは、凝縮器32のみを共通化して、再生
器、蒸発器、および吸収器がそれぞれ別々に設けられて
いる。
【0032】即ち、低温側吸収サイクルは、エンジン1
の冷却水(温水)を熱源として溶液を加熱する低温再生
器33、この低温再生器33で蒸発した冷媒蒸気を冷却
水との熱交換によって凝縮液化する凝縮器32、この凝
縮器32で液化した冷媒液を伝熱管34aを流れる冷媒
から蒸発潜熱を奪って蒸発させる第1蒸発器34、この
第1蒸発器34で蒸発した冷媒蒸気を低温再生器33か
ら送られた濃溶液に吸収させる第1吸収器35、この第
1吸収器35で冷媒蒸気を吸収して濃度の低下した希溶
液を低温再生器33へ送る第1ポンプ36、低温再生器
33から第1吸収器35へ流れる濃溶液と第1吸収器3
5から低温再生器33へ送られる希溶液とを熱交換する
第1溶液熱交換器37等を備える。
の冷却水(温水)を熱源として溶液を加熱する低温再生
器33、この低温再生器33で蒸発した冷媒蒸気を冷却
水との熱交換によって凝縮液化する凝縮器32、この凝
縮器32で液化した冷媒液を伝熱管34aを流れる冷媒
から蒸発潜熱を奪って蒸発させる第1蒸発器34、この
第1蒸発器34で蒸発した冷媒蒸気を低温再生器33か
ら送られた濃溶液に吸収させる第1吸収器35、この第
1吸収器35で冷媒蒸気を吸収して濃度の低下した希溶
液を低温再生器33へ送る第1ポンプ36、低温再生器
33から第1吸収器35へ流れる濃溶液と第1吸収器3
5から低温再生器33へ送られる希溶液とを熱交換する
第1溶液熱交換器37等を備える。
【0033】高温側吸収サイクルは、エンジン1の排気
ガスを熱源として溶液を加熱する高温再生器38、この
高温再生器38で蒸発した冷媒蒸気を冷却水との熱交換
によって凝縮液化する凝縮器32、この凝縮器32で液
化した冷媒液を伝熱管39aを流れる冷媒から蒸発潜熱
を奪って蒸発させる第2蒸発器39、この第2蒸発器3
9で蒸発した冷媒蒸気を高温再生器38から送られた濃
溶液に吸収させる第2吸収器40、この第2吸収器40
で冷媒蒸気を吸収して濃度の低下した希溶液を高温再生
器38へ送る第2ポンプ41、高温再生器38から第2
吸収器40へ流れる濃溶液と第2吸収器40から高温再
生器38へ送られる希溶液とを熱交換する第2溶液熱交
換器42等を備える。
ガスを熱源として溶液を加熱する高温再生器38、この
高温再生器38で蒸発した冷媒蒸気を冷却水との熱交換
によって凝縮液化する凝縮器32、この凝縮器32で液
化した冷媒液を伝熱管39aを流れる冷媒から蒸発潜熱
を奪って蒸発させる第2蒸発器39、この第2蒸発器3
9で蒸発した冷媒蒸気を高温再生器38から送られた濃
溶液に吸収させる第2吸収器40、この第2吸収器40
で冷媒蒸気を吸収して濃度の低下した希溶液を高温再生
器38へ送る第2ポンプ41、高温再生器38から第2
吸収器40へ流れる濃溶液と第2吸収器40から高温再
生器38へ送られる希溶液とを熱交換する第2溶液熱交
換器42等を備える。
【0034】なお、第1蒸発器34、第1吸収器35、
第2蒸発器39、第2吸収器40は、耐圧容器43を共
通化することができるが、低温側と高温側とで圧力およ
び温度が異なることから、耐圧容器43の内部は低温側
と高温側との間が仕切板44によって気密に区画されて
いる。また、冷却水回路18を循環する冷却水は、空冷
熱交換器29→第1吸収器35→第2吸収器40→凝縮
器32の順に流れて、再び空冷熱交換器29に戻る。
第2蒸発器39、第2吸収器40は、耐圧容器43を共
通化することができるが、低温側と高温側とで圧力およ
び温度が異なることから、耐圧容器43の内部は低温側
と高温側との間が仕切板44によって気密に区画されて
いる。また、冷却水回路18を循環する冷却水は、空冷
熱交換器29→第1吸収器35→第2吸収器40→凝縮
器32の順に流れて、再び空冷熱交換器29に戻る。
【0035】本実施例の吸収式冷凍機3は、第1蒸発器
34および第2蒸発器39で冷水を取り出す必要がない
ことから、凝縮温度(図5のC点)および吸収温度(図
5のA1 点、A2 点)を例えば50℃に設定することが
できるため、第1実施例と同様に冷却水の空冷化が可能
となる。また、低温側吸収サイクルと高温側吸収サイク
ルとでは、高温側吸収サイクルの方が再生温度(図5の
G2 点)が高いことから、低温側吸収サイクルより蒸発
温度(図5のE2 点)を下げることができる(例えば約
4℃)。
34および第2蒸発器39で冷水を取り出す必要がない
ことから、凝縮温度(図5のC点)および吸収温度(図
5のA1 点、A2 点)を例えば50℃に設定することが
できるため、第1実施例と同様に冷却水の空冷化が可能
となる。また、低温側吸収サイクルと高温側吸収サイク
ルとでは、高温側吸収サイクルの方が再生温度(図5の
G2 点)が高いことから、低温側吸収サイクルより蒸発
温度(図5のE2 点)を下げることができる(例えば約
4℃)。
【0036】従って、図6のモリエル線図に示すよう
に、低温側吸収サイクルで得られる冷凍能力によって圧
縮式冷凍機2の冷媒凝縮器7で液化した液冷媒を過冷却
した後、高温側吸収サイクルで得られる冷凍能力によっ
てさらに過冷却することによって、第1実施例の時より
さらに大きくサブクールを得ることができ、その分、冷
房能力の向上を図ることができる。具体的には、図7に
示すように、圧縮式冷凍機2を単独運転した場合の冷房
能力に対して、低温側吸収サイクルの冷凍能力によって
約39%、高温側吸収サイクルの冷凍能力によって約2
5%、合わせて約64%の能力向上が可能となる。な
お、冷却水の空冷化、および室内機に対して冷熱媒体の
循環経路を圧縮式冷凍機2で使用する冷媒の1系統で構
成できることによる効果(コストの大幅な低減)は、第
1実施例と同様である。
に、低温側吸収サイクルで得られる冷凍能力によって圧
縮式冷凍機2の冷媒凝縮器7で液化した液冷媒を過冷却
した後、高温側吸収サイクルで得られる冷凍能力によっ
てさらに過冷却することによって、第1実施例の時より
さらに大きくサブクールを得ることができ、その分、冷
房能力の向上を図ることができる。具体的には、図7に
示すように、圧縮式冷凍機2を単独運転した場合の冷房
能力に対して、低温側吸収サイクルの冷凍能力によって
約39%、高温側吸収サイクルの冷凍能力によって約2
5%、合わせて約64%の能力向上が可能となる。な
お、冷却水の空冷化、および室内機に対して冷熱媒体の
循環経路を圧縮式冷凍機2で使用する冷媒の1系統で構
成できることによる効果(コストの大幅な低減)は、第
1実施例と同様である。
【0037】(第3実施例)図8はエンジン式冷房装置
Sの全体構成を示す模式図である。本実施例の吸収式冷
凍機3は、第1実施例で説明した構成に対して、凝縮器
14および吸収器16を直接空気冷却するものであり、
そのための送風機45(送風手段)を備える。
Sの全体構成を示す模式図である。本実施例の吸収式冷
凍機3は、第1実施例で説明した構成に対して、凝縮器
14および吸収器16を直接空気冷却するものであり、
そのための送風機45(送風手段)を備える。
【0038】凝縮器14および吸収器16は、図8に示
すように、それぞれ伝熱管14a、16aの外周に伝熱
用フィン14b、16bを取り付けた熱交換器を構成し
ている。従って、再生器13は、凝縮器14と分かれて
専用の耐圧容器19を有し、冷媒通路46によって凝縮
器14(伝熱管14a)に接続されている。同様に、蒸
発器15は、吸収器16と分かれて専用の耐圧容器21
を有し、連通管47によって吸収器16(伝熱管16
a)に接続されている。
すように、それぞれ伝熱管14a、16aの外周に伝熱
用フィン14b、16bを取り付けた熱交換器を構成し
ている。従って、再生器13は、凝縮器14と分かれて
専用の耐圧容器19を有し、冷媒通路46によって凝縮
器14(伝熱管14a)に接続されている。同様に、蒸
発器15は、吸収器16と分かれて専用の耐圧容器21
を有し、連通管47によって吸収器16(伝熱管16
a)に接続されている。
【0039】この実施例の作動を説明する。再生器13
では、耐圧容器19内の希溶液が伝熱管13aを流れる
温水によって加熱され、水分の蒸発によって濃縮され
る。再生器13で溶液から蒸発分離した冷媒蒸気は、冷
媒通路46を通って凝縮器14へ導かれ、凝縮器14の
伝熱管14a内部を流れる際に送風機45からの送風に
より冷却されて凝縮液化する。液化した冷媒液は、蒸発
器15の耐圧容器21内に導かれてノズル28から噴霧
され、蒸発器15の伝熱管15aを流れる冷媒(圧縮式
冷凍機2を循環する冷媒)から気化潜熱を奪って蒸発す
る。従って、伝熱管15aを流れる冷媒は、伝熱管15
aの表面に噴霧された冷媒液が蒸発する際に気化潜熱を
奪われて冷やされる。
では、耐圧容器19内の希溶液が伝熱管13aを流れる
温水によって加熱され、水分の蒸発によって濃縮され
る。再生器13で溶液から蒸発分離した冷媒蒸気は、冷
媒通路46を通って凝縮器14へ導かれ、凝縮器14の
伝熱管14a内部を流れる際に送風機45からの送風に
より冷却されて凝縮液化する。液化した冷媒液は、蒸発
器15の耐圧容器21内に導かれてノズル28から噴霧
され、蒸発器15の伝熱管15aを流れる冷媒(圧縮式
冷凍機2を循環する冷媒)から気化潜熱を奪って蒸発す
る。従って、伝熱管15aを流れる冷媒は、伝熱管15
aの表面に噴霧された冷媒液が蒸発する際に気化潜熱を
奪われて冷やされる。
【0040】再生器13で濃縮された溶液(濃溶液)
は、濃溶液流路23を通って吸収器16に導かれて、吸
収器16の伝熱管16a内部に送り込まれる。連通管4
7によって蒸発器15の耐圧容器21と連通する伝熱管
16a内部では、蒸発器15から導かれた冷媒蒸気が伝
熱管16a内部に送り込まれた濃溶液に吸収される。こ
の伝熱管16a内部で冷媒蒸気を吸収して濃度の低下し
た希溶液は、溶液ポンプ26により吸収器16から希溶
液流路24を通って再生器13へ送り込まれる。なお、
濃溶液流路23を通る濃溶液と希溶液流路24を通る希
溶液は、溶液熱交換器25で熱交換されることにより、
濃溶液は冷却されて希溶液は加熱される。
は、濃溶液流路23を通って吸収器16に導かれて、吸
収器16の伝熱管16a内部に送り込まれる。連通管4
7によって蒸発器15の耐圧容器21と連通する伝熱管
16a内部では、蒸発器15から導かれた冷媒蒸気が伝
熱管16a内部に送り込まれた濃溶液に吸収される。こ
の伝熱管16a内部で冷媒蒸気を吸収して濃度の低下し
た希溶液は、溶液ポンプ26により吸収器16から希溶
液流路24を通って再生器13へ送り込まれる。なお、
濃溶液流路23を通る濃溶液と希溶液流路24を通る希
溶液は、溶液熱交換器25で熱交換されることにより、
濃溶液は冷却されて希溶液は加熱される。
【0041】一方、圧縮式冷凍機2は、第1実施例で説
明したように、レシーバ8から送り出された冷媒が吸収
式冷凍機3の蒸発器15で得られる冷凍能力によって過
冷却される(図3参照)。このサブクールを得た冷媒
は、膨張弁9で減圧膨張されて冷媒蒸発器11へ送り込
まれ、冷媒蒸発器11で室内ファン10により送風され
た室内空気との熱交換により蒸発して再び冷媒圧縮機5
に吸引される。
明したように、レシーバ8から送り出された冷媒が吸収
式冷凍機3の蒸発器15で得られる冷凍能力によって過
冷却される(図3参照)。このサブクールを得た冷媒
は、膨張弁9で減圧膨張されて冷媒蒸発器11へ送り込
まれ、冷媒蒸発器11で室内ファン10により送風され
た室内空気との熱交換により蒸発して再び冷媒圧縮機5
に吸引される。
【0042】本実施例のエンジン式冷房装置は、第1実
施例と同様に吸収式冷凍器3の蒸発温度(図2のE点)
を25〜30℃として、凝縮温度(図2のC点)および
吸収温度(図2のA点)を50〜55℃に設定すること
ができる。これにより、外気温度の高い夏場でも、十分
に凝縮器14および吸収器16を空気冷却することが可
能である。このため、第1実施例では、凝縮器14およ
び吸収器16を循環する冷却水の空冷化を実現すること
でコストダウンを図っているが、本実施例では、送風機
45により凝縮器14および吸収器16を直接空気冷却
するシステム構成を採用したことにより、第1実施例で
説明した冷却水回路18(空冷熱交換器29および冷却
水ポンプ30を含む)が不要となる。これにより、第1
実施例と比較してもさらにコストダウンが可能となる。
施例と同様に吸収式冷凍器3の蒸発温度(図2のE点)
を25〜30℃として、凝縮温度(図2のC点)および
吸収温度(図2のA点)を50〜55℃に設定すること
ができる。これにより、外気温度の高い夏場でも、十分
に凝縮器14および吸収器16を空気冷却することが可
能である。このため、第1実施例では、凝縮器14およ
び吸収器16を循環する冷却水の空冷化を実現すること
でコストダウンを図っているが、本実施例では、送風機
45により凝縮器14および吸収器16を直接空気冷却
するシステム構成を採用したことにより、第1実施例で
説明した冷却水回路18(空冷熱交換器29および冷却
水ポンプ30を含む)が不要となる。これにより、第1
実施例と比較してもさらにコストダウンが可能となる。
【0043】また、本実施例では、凝縮器14および吸
収器16を送風機45によって直接空気冷却するため、
凝縮器14および吸収器16に冷却水を循環させて、そ
の冷却水を空冷する方式(即ち、第1実施例で説明した
システム)と比較して冷却効率に優れる。このため、送
風機45の消費電力を低減できるという効果が得られ
る。
収器16を送風機45によって直接空気冷却するため、
凝縮器14および吸収器16に冷却水を循環させて、そ
の冷却水を空冷する方式(即ち、第1実施例で説明した
システム)と比較して冷却効率に優れる。このため、送
風機45の消費電力を低減できるという効果が得られ
る。
【0044】(第4実施例)図9はエンジン式冷房装置
Sの全体構成を示す模式図である。本実施例は、吸収式
冷凍機3の排熱を圧縮式冷凍機2の凝縮液冷媒に回収す
る構成とした場合の一例を示すものである。なお、第1
実施例と同一の構成部品は同一符号とする。圧縮式冷凍
機2は、冷媒圧縮機5、冷媒凝縮器7、レシーバ8、膨
張弁9、冷媒蒸発器11の各機能部品を環状に結ぶ冷凍
サイクルの他に、レシーバ8と膨張弁9の間から凝縮液
冷媒の一部を分岐して冷媒圧縮機5へ戻すガスインジェ
クション回路47を備え、このガスインジェクション回
路47には第2膨張弁48が設けられている。吸収式冷
凍機3は、再生器13、凝縮器14、蒸発器15、吸収
器16から成り、再生器13の熱源としてエンジン1の
排熱(エンジン冷却水の熱)を利用している。但し、凝
縮器14および吸収器16の各伝熱管14a、16a
は、それぞれガスインジェクション回路47の一部を構
成している。
Sの全体構成を示す模式図である。本実施例は、吸収式
冷凍機3の排熱を圧縮式冷凍機2の凝縮液冷媒に回収す
る構成とした場合の一例を示すものである。なお、第1
実施例と同一の構成部品は同一符号とする。圧縮式冷凍
機2は、冷媒圧縮機5、冷媒凝縮器7、レシーバ8、膨
張弁9、冷媒蒸発器11の各機能部品を環状に結ぶ冷凍
サイクルの他に、レシーバ8と膨張弁9の間から凝縮液
冷媒の一部を分岐して冷媒圧縮機5へ戻すガスインジェ
クション回路47を備え、このガスインジェクション回
路47には第2膨張弁48が設けられている。吸収式冷
凍機3は、再生器13、凝縮器14、蒸発器15、吸収
器16から成り、再生器13の熱源としてエンジン1の
排熱(エンジン冷却水の熱)を利用している。但し、凝
縮器14および吸収器16の各伝熱管14a、16a
は、それぞれガスインジェクション回路47の一部を構
成している。
【0045】次に、本実施例の作動を説明する。圧縮式
冷凍機2では、エンジン1の駆動力を受けて冷媒圧縮機
5が駆動されると、冷媒圧縮機5で圧縮された高温高圧
の冷媒が室外の冷媒凝縮器7に送られ、この冷媒凝縮器
7で図示しないクーリングファンの送風を受けて放熱す
る。この冷媒凝縮器7で凝縮液化した冷媒は、レシーバ
8の下流で分岐する一部を除いて吸収式冷凍機3の蒸発
器15で過冷却される。過冷却された冷媒は、膨張弁9
で減圧された後、室内の冷媒蒸発器11で室内空気との
熱交換により蒸発して、再び冷媒圧縮機5へ戻る。レシ
ーバ8の下流でガスインジェクション回路47へ分岐し
た一部の凝縮液冷媒は、第2膨張弁48で減圧された
後、吸収式冷凍機3の吸収器16を冷却し、更に凝縮器
14を冷却して吸収式冷凍機3の排熱を回収し、中間圧
で冷媒圧縮機5へ戻る。
冷凍機2では、エンジン1の駆動力を受けて冷媒圧縮機
5が駆動されると、冷媒圧縮機5で圧縮された高温高圧
の冷媒が室外の冷媒凝縮器7に送られ、この冷媒凝縮器
7で図示しないクーリングファンの送風を受けて放熱す
る。この冷媒凝縮器7で凝縮液化した冷媒は、レシーバ
8の下流で分岐する一部を除いて吸収式冷凍機3の蒸発
器15で過冷却される。過冷却された冷媒は、膨張弁9
で減圧された後、室内の冷媒蒸発器11で室内空気との
熱交換により蒸発して、再び冷媒圧縮機5へ戻る。レシ
ーバ8の下流でガスインジェクション回路47へ分岐し
た一部の凝縮液冷媒は、第2膨張弁48で減圧された
後、吸収式冷凍機3の吸収器16を冷却し、更に凝縮器
14を冷却して吸収式冷凍機3の排熱を回収し、中間圧
で冷媒圧縮機5へ戻る。
【0046】一方、吸収式冷凍機3では、再生器13に
てエンジン1の排熱により加熱された溶液が蒸気を発生
して濃縮する。再生器13で蒸発した蒸気は、凝縮器1
4の伝熱管14aを流れる凝縮液冷媒により冷却されて
液化した後、蒸発器15内のノズル28から噴霧され
て、蒸発器15の伝熱管15aを流れる凝縮液冷媒から
気化潜熱を奪って蒸発する。従って、伝熱管15aを流
れる凝縮液冷媒は、伝熱管15aの表面に噴霧された噴
霧液が蒸発する際に気化潜熱を奪われて冷やされる(過
冷却される)。再生器13で濃縮した溶液は、吸収器1
6内のノズル27から噴霧されて、伝熱管16aを流れ
る凝縮液冷媒に冷却されながら蒸発器15で蒸発した蒸
気を吸収して希釈され、溶液ポンプ26によって再び再
生器13へ送り込まれる。
てエンジン1の排熱により加熱された溶液が蒸気を発生
して濃縮する。再生器13で蒸発した蒸気は、凝縮器1
4の伝熱管14aを流れる凝縮液冷媒により冷却されて
液化した後、蒸発器15内のノズル28から噴霧され
て、蒸発器15の伝熱管15aを流れる凝縮液冷媒から
気化潜熱を奪って蒸発する。従って、伝熱管15aを流
れる凝縮液冷媒は、伝熱管15aの表面に噴霧された噴
霧液が蒸発する際に気化潜熱を奪われて冷やされる(過
冷却される)。再生器13で濃縮した溶液は、吸収器1
6内のノズル27から噴霧されて、伝熱管16aを流れ
る凝縮液冷媒に冷却されながら蒸発器15で蒸発した蒸
気を吸収して希釈され、溶液ポンプ26によって再び再
生器13へ送り込まれる。
【0047】以上の様に、吸収式冷凍機3の排熱を圧縮
式冷凍機2の凝縮液冷媒に回収することで、排熱温度レ
ベルが60℃程度まで高くなるため、通常の空冷式熱交
換器(本実施例では冷媒凝縮器7)でも外気との熱交換
が十分可能となり、水冷式と比較してコストの低い空冷
式を採用することができる。なお、室内機に対して冷熱
媒体の循環経路を圧縮式冷凍機2で使用する冷媒の1系
統で構成することができるため、吸収式冷凍機3用の室
内機およびその室内機に対する配管設備が不要となって
大幅なコストダウンを達成できることは第1実施例と同
じである。
式冷凍機2の凝縮液冷媒に回収することで、排熱温度レ
ベルが60℃程度まで高くなるため、通常の空冷式熱交
換器(本実施例では冷媒凝縮器7)でも外気との熱交換
が十分可能となり、水冷式と比較してコストの低い空冷
式を採用することができる。なお、室内機に対して冷熱
媒体の循環経路を圧縮式冷凍機2で使用する冷媒の1系
統で構成することができるため、吸収式冷凍機3用の室
内機およびその室内機に対する配管設備が不要となって
大幅なコストダウンを達成できることは第1実施例と同
じである。
【0048】また、本実施例の装置は、圧縮式冷凍機2
にガスインジェクション回路47を設けていることか
ら、図10に示すように、蒸発器15でサブクールが得
られるサイクルBと、ガスインジェクション回路47を
流れるサイクルCが成立する。従って、第1実施例に示
した回路構成と比較すると、凝縮液冷媒の一部がサイク
ルCに利用される分だけ能力は低下するが、通常の冷凍
サイクルAよりは能力向上が得られる。例えば、エンジ
ンの温水排熱だけを利用した単効用の場合と、排気熱も
利用した2重効用の場合とで通常の冷凍サイクルと比較
すると、通常の冷凍サイクルに対して、単効用の場合で
約12%、2重効用の場合で約25%の能力向上が可能
となる(図11参照)。
にガスインジェクション回路47を設けていることか
ら、図10に示すように、蒸発器15でサブクールが得
られるサイクルBと、ガスインジェクション回路47を
流れるサイクルCが成立する。従って、第1実施例に示
した回路構成と比較すると、凝縮液冷媒の一部がサイク
ルCに利用される分だけ能力は低下するが、通常の冷凍
サイクルAよりは能力向上が得られる。例えば、エンジ
ンの温水排熱だけを利用した単効用の場合と、排気熱も
利用した2重効用の場合とで通常の冷凍サイクルと比較
すると、通常の冷凍サイクルに対して、単効用の場合で
約12%、2重効用の場合で約25%の能力向上が可能
となる(図11参照)。
【0049】(変形例)第1実施例〜第4実施例では、
レシーバサイクルの圧縮式冷凍機2を説明したが、アキ
ュムレータサイクルでも同様の効果を得ることができ
る。また、第1実施例および第2実施例では、冷却水回
路18の空冷熱交換器29の風下に圧縮式冷凍機2の冷
媒凝縮器7を配置したが、その逆でもよい。即ち、空冷
熱交換器29の風上に冷媒凝縮器7を配置しても良い。
あるいは、空冷熱交換器29と冷媒凝縮器7とを並列に
配置しても良い。
レシーバサイクルの圧縮式冷凍機2を説明したが、アキ
ュムレータサイクルでも同様の効果を得ることができ
る。また、第1実施例および第2実施例では、冷却水回
路18の空冷熱交換器29の風下に圧縮式冷凍機2の冷
媒凝縮器7を配置したが、その逆でもよい。即ち、空冷
熱交換器29の風上に冷媒凝縮器7を配置しても良い。
あるいは、空冷熱交換器29と冷媒凝縮器7とを並列に
配置しても良い。
【0050】第3実施例では、第1実施例のシステム構
成に適用して凝縮器14と吸収器16とを直接空気冷却
する構成としたが、第2実施例のシステム構成に適用し
ても良い。即ち、第2実施例の凝縮器32、第1吸収器
35、および第2吸収器40を送風機45によって直接
空気冷却する構成としても良い。
成に適用して凝縮器14と吸収器16とを直接空気冷却
する構成としたが、第2実施例のシステム構成に適用し
ても良い。即ち、第2実施例の凝縮器32、第1吸収器
35、および第2吸収器40を送風機45によって直接
空気冷却する構成としても良い。
【図1】エンジン式冷房装置の全体構成を示す模式図で
ある(第1実施例)。
ある(第1実施例)。
【図2】第1実施例に示す吸収式冷凍機のデューリング
線図である。
線図である。
【図3】第1実施例に示す圧縮式冷凍機のモリエル線図
である。
である。
【図4】エンジン式冷房装置の全体構成を示す模式図で
ある(第2実施例)。
ある(第2実施例)。
【図5】第2実施例に示す吸収式冷凍機のデューリング
線図である。
線図である。
【図6】第2実施例に示す圧縮式冷凍機のモリエル線図
である。
である。
【図7】第2実施例の効果(冷房能力向上)を示すグラ
フである。
フである。
【図8】エンジン式冷房装置の全体構成を示す模式図で
ある(第3実施例)。
ある(第3実施例)。
【図9】エンジン式冷房装置の全体構成を示す模式図で
ある(第4実施例)。
ある(第4実施例)。
【図10】第4実施例に示す圧縮機式冷凍機のモリエル
線図である。
線図である。
【図11】性能向上を示すグラフである(第4実施
例)。
例)。
S エンジン式冷房装置 1 エンジン 2 圧縮式冷凍機 3 吸収式冷凍機 5 冷媒圧縮機 7 冷媒凝縮器 9 膨張弁(減圧手段) 11 冷媒蒸発器 12a 高圧配管 13 再生器 14 凝縮器(第1実施例、第3実施例) 15 蒸発器 15a 伝熱管 16 吸収器 18 冷却水回路(冷却液回路) 29 空冷熱交換器 32 凝縮器(第2実施例) 33 低温再生器 34 第1蒸発器 34a 伝熱管 35 第1吸収器 36 第1ポンプ 38 高温再生器 39 第2蒸発器 40 第2吸収器 41 第2ポンプ 45 送風機(送風手段/第3実施例) 47 ガスインジェクション回路
Claims (7)
- 【請求項1】燃料を燃焼して回転動力を発生するエンジ
ンと、 再生器、凝縮器、蒸発器、吸収器を備え、前記再生器の
熱源として前記エンジンの排熱を利用した吸収式冷凍機
と、 冷媒圧縮機、冷媒凝縮器、減圧手段、冷媒蒸発器を備
え、前記冷媒圧縮機が前記エンジンにより駆動される圧
縮式冷凍機とから成り、 前記吸収式冷凍機で得られる冷凍能力を、前記冷媒凝縮
器で凝縮液化された凝縮液冷媒に回収する構成としたこ
とを特徴とするエンジン式冷房装置。 - 【請求項2】請求項1に記載したエンジン式冷房装置に
おいて、 前記吸収式冷凍機の前記蒸発器は、前記圧縮式冷凍機の
前記冷媒凝縮器と前記減圧手段とを連絡する高圧配管に
接続された伝熱管を有し、前記吸収式冷凍機の前記凝縮
器より送られた液冷媒と前記伝熱管を流れる高圧冷媒と
の間で熱交換を行わせることを特徴とするエンジン式冷
房装置。 - 【請求項3】請求項1または2に記載したエンジン式冷
房装置において、 前記吸収式冷凍機は、前記エンジンの排気ガスを熱源と
して利用する高温側吸収サイクルと、前記エンジンの冷
却水を熱源として利用する低温側吸収サイクルとから構
成されて、前記低温側吸収サイクルで得られる冷凍能力
を前記冷媒凝縮器で凝縮液化された凝縮液冷媒に回収し
た後、前記高温側吸収サイクルで得られる冷凍能力を前
記凝縮液冷媒に回収することを特徴とするエンジン式冷
房装置。 - 【請求項4】請求項3に記載したエンジン式冷房装置に
おいて、 前記低温側吸収サイクルは、 前記エンジンの冷却水を熱源として吸収液を加熱する低
温再生器と、この低温再生器で発生した冷媒蒸気を冷却
液との熱交換によって凝縮液化する前記凝縮器と、この
凝縮器で液化した冷媒液を前記伝熱管の上流域を流れる
高圧冷媒から蒸発潜熱を奪って蒸発させる第1蒸発器
と、この第1蒸発器で蒸発した冷媒蒸気を前記低温再生
器から送られた高濃度の吸収液に吸収させる第1吸収器
と、この第1吸収器で冷媒蒸気を吸収して濃度の低下し
た吸収液を前記低温再生器へ送る第1ポンプとを備え、 前記高温側吸収サイクルは、 前記エンジンの排気ガスを熱源として吸収液を加熱する
高温再生器と、この高温再生器で蒸発した冷媒蒸気を冷
却液との熱交換によって凝縮液化する前記凝縮器と、こ
の凝縮器で液化した冷媒液を前記伝熱管の下流域を流れ
る高圧冷媒から蒸発潜熱を奪って蒸発させる第2蒸発器
と、この第2蒸発器で蒸発した冷媒蒸気を前記高温再生
器から送られた高濃度の吸収液に吸収させる第2吸収器
と、この第2吸収器で冷媒蒸気を吸収して濃度の低下し
た吸収液を前記高温再生器へ送る第2ポンプとを備えた
ことを特徴とするエンジン式冷房装置。 - 【請求項5】請求項1〜4に記載した何れかのエンジン
式冷房装置において、 前記吸収式冷凍機は、 前記吸収器および前記凝縮器を冷却液が循環する冷却液
回路を有し、 この冷却液回路に空冷式の熱交換器が設けられているこ
とを特徴とするエンジン式冷房装置。 - 【請求項6】請求項1〜3に記載した何れかのエンジン
式冷房装置において、 前記吸収式冷凍機は、 前記吸収器および前記凝縮器に送風する送風手段を備
え、 前記吸収器および前記凝縮器は、前記送風手段からの送
風を受けて冷却されることを特徴とするエンジン式冷房
装置。 - 【請求項7】請求項1〜4に記載した何れかのエンジン
式冷房装置において、 前記圧縮式冷凍機は、前記冷媒凝縮器で凝縮液化された
凝縮液冷媒の一部を前記減圧手段の上流側で分岐して前
記冷媒圧縮機へ戻すガスインジェクション回路を有し、 前記吸収式冷凍式の排熱を前記ガスインジェクション回
路を流れる凝縮液冷媒に回収する構成としたことを特徴
とするエンジン式冷房装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8006394A JPH0953864A (ja) | 1995-01-31 | 1996-01-18 | エンジン式冷房装置 |
Applications Claiming Priority (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1365595 | 1995-01-31 | ||
| JP7-13655 | 1995-06-08 | ||
| JP14166995 | 1995-06-08 | ||
| JP7-141669 | 1995-06-08 | ||
| JP8006394A JPH0953864A (ja) | 1995-01-31 | 1996-01-18 | エンジン式冷房装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0953864A true JPH0953864A (ja) | 1997-02-25 |
Family
ID=27277145
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8006394A Pending JPH0953864A (ja) | 1995-01-31 | 1996-01-18 | エンジン式冷房装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0953864A (ja) |
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100814615B1 (ko) * | 2007-05-25 | 2008-03-18 | 엘에스전선 주식회사 | 흡수식 및 압축식 사이클을 이용한 열 병합발전시스템 |
| JP2009085571A (ja) * | 2007-10-03 | 2009-04-23 | Daikin Ind Ltd | 吸収式冷凍装置 |
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