JPH0953955A - 車両用メータ - Google Patents

車両用メータ

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JPH0953955A
JPH0953955A JP7505896A JP7505896A JPH0953955A JP H0953955 A JPH0953955 A JP H0953955A JP 7505896 A JP7505896 A JP 7505896A JP 7505896 A JP7505896 A JP 7505896A JP H0953955 A JPH0953955 A JP H0953955A
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light
dial
light emission
color
vehicle
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JP7505896A
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English (en)
Inventor
Masato Tamaki
真人 田牧
Osamu Yamanaka
修 山中
Tadanobu Iwasa
忠信 岩佐
Akihiko Suzuki
昭彦 鈴木
Toshio Yamaguchi
寿夫 山口
Kazuhiro Sakai
和宏 酒井
Takemasa Yasukawa
武正 安川
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Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 運転車に第一報としての警告を視覚的に瞬時
に、かつ、確実に与える。 【解決手段】 文字板10の導光体11を周方向に細分
割して多数の指標部13を構成し、指標部13に異色の
LED21、22、23を対向配置して、導光体11に
異色の光を入射して、反射面12により表面側へ出射す
る。そして、所定の警告時に、LED21,22,23
を所望の色に発光させることにより、文字板10を警告
発光させる。また、光量等の変化に応じて、LED2
1,22,23を所望の色に設定して発光させることに
より、文字板10をその色に発光させてもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のスピード
メータ、タコメータ等に適用可能な車両用メータに関す
るものであり、特に、発光ダイオード(本明細書中にお
いては、単に『LED』という)を使用して、文字板等
を任意の色彩に適宜変更自在とした車両用メータに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来のスピードメータ、タコメータ等の
車両用メータは、文字板、指針等の指標部、その駆動装
置、センサ等からなり、速度表示、エンジン回転数表示
等の所期のマンマシン情報を運転者に与えている。ま
た、かかる車両用メータは、上記マンマシン情報の伝達
機能の他に、車両のインテリアの構成部分としても作用
している。そして、車両用メータは、運転者等の最も注
意を引く部分であるインストルメントパネルの主要部分
を占め、その意匠性も重要となるため、近年、使用者の
趣味感乃至感性の多様化により、各種メータ自体の構
成、それらの配置等、種々の試みがなされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の車両用
メータは、上記のように構成されているから、その意匠
が製造時のものに限定され、使用者の個々の趣味等に応
じて、その意匠を変更することはできなかった。
【0004】また、車両用メータには、所定の部位の異
常を点灯して視覚的に知らせるワーニングランプ等が設
けられている。しかし、ワーニングランプのメータパネ
ルに占める面積は比較的小さく、また、運転者は、運転
時にはフロントガラス越しに前方を見ていることから、
かかるワーニングランプが点灯したとしても、運転者が
その警告を視認することは困難である。また、通常、自
動車が時速100kmを超過したときは、ワーニングブザ
ーにより設定速度超過を聴覚的に知らせるようになって
いるが、一般道路での設定速度超過は、運転者がスピー
ドメータの指針及び文字板の目盛を見て確認するしかな
い。
【0005】そこで、本発明は、文字板全体等を所定の
色に点灯または点滅発光させ、運転者に第一報としての
警告を視覚的に瞬時に、かつ、確実に与えるようにした
車両用メータの提供を第1の課題とするものである。
【0006】また、本発明は、使用者の趣味等に合わ
せ、文字板等を所望の色に変更自在とした車両用メータ
の提供を第2の課題とするものである。
【0007】そして、本発明は、昼夜、季節等の外部環
境に応じて、文字板等を好ましい色に変更自在とした車
両用メータの提供を第3の課題とするものである。
【0008】更に、本発明は、メータパネルへの入射光
量に応じてメータパネルの文字板の輝度を変更制御でき
るようにした車両用メータの提供を第4の課題とするも
のである。
【0009】加えて、本発明は、現在の走行速度と現在
走行中の道路の制限速度とを瞬時に、かつ、確実に比較
して確認することができる車両用メータの提供を第5の
課題とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1にかかる車両用
メータは、導光体及び導光体の裏面に設けられた反射面
とを有する文字板と、前記文字板の表面側に設けられた
指標部と、前記文字板の周囲に配設され、前記導光体に
光を入射自在な複数のLEDと、所定の警告時に、前記
LEDを発光させることにより、文字板を警告発光させ
る発光制御手段とを具備するものである。
【0011】請求項2にかかる車両用メータは、請求項
1において、前記発光制御手段を、走行速度を検出する
スピードセンサと、走行速度が設定速度を超えたか否か
判定する速度判定回路と、前記速度判定回路の検出信号
に基づき、走行速度が設定速度を超えたときに前記文字
板を警告発光させる発光駆動制御回路より構成したもの
である。
【0012】請求項3にかかる車両用メータは、請求項
1において、前記発光制御手段を、車間距離を検出する
センサ回路と、前記センサ回路の検出信号に基づき、車
間距離が所定値以下となったときに前記文字板を警告発
光させる発光駆動制御回路より構成したものである。
【0013】請求項4にかかる車両用メータは、請求項
1において、前記発光制御手段を、車両の異常を検出す
る自己診断回路と、自己診断回路の信号に基づき、車両
の異常時に前記文字板を警告発光させる発光駆動制御回
路より構成したものである。
【0014】請求項5にかかる車両用メータは、請求項
1において、前記発光制御手段は、バックギア選択を検
出するセンサ回路と、前記センサ回路の信号に基づき、
バックギア選択時に前記文字板を警告発光させる発光駆
動制御回路より構成したものである。
【0015】請求項6にかかる車両用メータは、導光体
及び導光体の裏面に設けられた反射面を有する文字板
と、前記文字板の表面側に設けられた指標部と、前記文
字板の周囲に配設され、前記導光体に光を入射自在な異
色の複数のLEDと、前記異色のLEDを選択的に組合
わせて発光させることにより、前記文字板を所望の色に
発光させる発光制御手段とを具備する。
【0016】請求項7にかかる車両用メータは、請求項
6において、前記異色のLEDを少なくとも赤色LED
及び青色LEDより構成し、前記発光制御手段を、車内
の光量を検出するセンサ回路と、前記センサ回路の検出
信号に基づき、車内の光量が所定値以下のときは前記文
字板の発光色を青系の色に設定すると共に、車内の光量
が所定値を超えるときは前記文字板の発光色を赤系の色
に設定する発光駆動制御回路より構成したものである。
【0017】請求項8にかかる車両用メータは、請求項
6において、前記異色のLEDを少なくとも赤色LED
及び青色LEDより構成し、前記発光制御手段を、気温
を検出するセンサ回路と、前記センサ回路の検出信号に
基づき、気温が所定値以下のときは前記文字板の発光色
を暖色系の色に設定すると共に、気温が前記所定値を超
えるときは前記文字板の発光色を寒色系に設定する発光
駆動制御回路より構成したものである。
【0018】請求項9にかかる車両用メータは、請求項
1において、前記発光制御手段により、居眠り運転警告
時、車両危険状態警告時、夜間障害物警告時、後続車両
接近警告時、道路状況警告時、後側方警告時、車線逸脱
警告時及びコーナ進入速度警告時、自動ブレーキ警告時
等、各種先進安全自動車機能の発揮時に、文字板を警告
発光させるようにしたものである。
【0019】請求項10にかかる車両用メータは、導光
体及び導光体の裏面に設けられた反射面を有する文字板
と、前記文字板の表面側に設けられた指標部と、前記文
字板の周囲に配設され、前記導光体に光を入射して文字
板を発光させる複数のLEDと、前記文字板へ入射する
光量を検出するセンサ回路と、前記センサ回路の検出信
号に基づき、前記文字板へ入射する光量に応じて前記L
EDの光量を増減変更して前記文字板の輝度を変更する
発光駆動制御回路とを有する発光制御手段とを具備する
ものである。
【0020】請求項11にかかる車両用メータは、請求
項10において、前記センサ回路の受光センサとして、
前記LEDのうち前記文字板に光を入射しないオフ時の
LEDを使用したものである。
【0021】請求項12にかかる車両用メータは、導光
体及び前記導光体の裏面に設けられた反射面を有する文
字板と、前記文字板の表面側に設けられた速度表示用の
指標部と、前記文字板の周囲に配設され、前記導光体に
光を入射して、前記文字板を発光させる複数のLED
と、現在の走行速度を検出するセンサ回路と、現在走行
中の道路の制限速度を認識する制限速度認識手段と、前
記センサ回路の検出信号に基づき、少なくとも現在の走
行速度に対応する位置の前記LEDを発光して、前記文
字板の指標部を発光させると共に、前記制限速度認識手
段の信号に基づき、前記制限速度に対応する位置の前記
LEDを発光して、前記文字板の指標部を発光させる発
光駆動制御回路とを有する発光制御手段とを具備するも
のである。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。
【0023】図1は本発明の第一の実施の形態の車両用
メータとしてのスピードメータを示す平面図である。図
2は図1のA−A線端面図である。図3は図1のスピー
ドメータの要部拡大平面図である。
【0024】図1において、本実施の形態の車両用メー
タは、スピードメータ、タコメータ、燃料計、水温計等
を適宜配置した自動車用メータ(図示略)のうち、特
に、アナログスピードメータに具体化したものである。
このスピードメータは、自動車用メータの所定位置に配
置される文字板10を備えている。文字板10は、アク
リル板等の導光体11より所定角度の円弧板状に形成さ
れ、中心(図2中右端)に向かって薄肉となる断面台形
状をなしている。また、導光体11の裏面(図2中下
面)には、白色塗装面等の反射面12が設けられてい
る。導光体11は、周方向に一定間隔で分割され、文字
板10の表面側で、多数の平面細長三角形状の指針に相
当する指標部13を構成している。本実施の形態は、各
指標部13は、時速10km/h毎の速度表示用目盛りを5
分割し、2km/h毎の速度表示を行うようになっている。
【0025】更に、導光体11の外周の各指標部13と
対向する位置には、赤色LED21、緑色LED22及
び青色LED23が、厚さ方向にそれぞれ1個ずつ配置
され、各指標部13の導光体11に光を入射自在となっ
ている。各指標部13に対向して1個ずつ配置されたこ
れらの赤色LED21、緑色LED22及び青色LED
23により、本実施例のLEDユニット20が構成さ
れ、後述する発光駆動制御回路31(図4参照)の制御
により、所定色のLED21,22,23を選択して発
光制御することにより、LEDユニット20を所望色に
発光して対応する指標部13の導光体11に入射するよ
うになっている。そして、LEDユニット20から入射
された所望色の光は、図2に示すように、導光体11に
導かれて対応する指標部13の外周面側から中心側へと
進行し、反射面12に反射されて表面側へと出射し、運
転者等にその色の光として視認されるようになってい
る。また、図3に示すように、前記LEDユニット20
は、全ての指標部13に対応して対向配置される。これ
により、導光体11の外周方向には、赤色、緑色及び青
色の各色のLED21,22,23が、指標部13の数
と同一数配置されることとなり、赤色LED21群、緑
色LED22群及び青色LED23群をそれぞれ構成し
ている。そして、上記のように、各LEDユニット20
を個別に点灯することにより、対応するいずれかの指標
部13を選択的に発光させて、速度表示を行なうように
なっている(図3では50km/hの指標部13を点灯表
示)。
【0026】前記発光駆動制御回路31は、CPU、R
OM、RAM等よりなり、通常は、指標部13による速
度表示制御に供される。例えば、発光駆動制御回路31
は、図4に示す回路の一部として、図5に示すメインプ
ログラムの実行に供される。
【0027】次に、このメインプログラムを説明する。
【0028】図4は本発明の第一の実施の形態の車両用
メータ全体の回路構成を示すブロック図である。図5は
本発明の第一の実施の形態の車両用メータの全体動作を
示すフローチャートである。
【0029】図4において、光電式センサ等のスピード
センサ32からの検出信号は、波形整形回路33を介し
てカウンタ34に入力され、タイミング回路35による
ゲート開からゲート閉の間計数される。そして、その計
数値は、記憶回路36に記憶されると共に、発光駆動制
御回路31に入力され、発光駆動制御回路31による各
LEDユニット20乃至LED21,22,23群の発
光制御に供されるようになっている。また、カウンタ3
4の計数値は速度判定回路37に入力され、現在の走行
速度が設定速度を超過していないかどうかの判定が行わ
れ、設定速度を超過している場合、発光駆動制御回路3
1による警告動作が行われるようになっている。
【0030】なお、発光駆動制御回路31によるこの警
告動作は、本実施の形態の特徴部分をなすものであり、
後に詳述する。
【0031】なお、かかる設定速度は、通常は、予め入
力された高速自動車道の設定速度(100km/h)であ
り、一般的なワーニングブザーと共に高速自動車道にお
ける警告に供されるもの、または、使用者の希望速度、
道路の交通情報を検出した情報である。しかし、速度判
定回路37に図4中点線で示した設定速度入力回路38
を接続し、一般道路の設定速度等、他の設定速度を外部
入力自在とし、かかる設定速度を超過したときに、発光
駆動制御回路31による警告を行うようにしてもよい。
この設定速度の外部入力は、通常、使用者自身が行う
が、将来的に、交通情報通信システムが構築されれば、
走行中の道路に設置された情報ビーコン等からの設定速
度データを自動的に入力するようにしてもよい。
【0032】次に、図5のフローチャートについて説明
すると、まず、タイミング回路35は、ステップS1で
スピードセンサ32からの信号の立上がりを検出する
と、ステップS2でゲート回路(図示略)を開き、車速
信号を波形整形回路33を介してカウンタ34に伝達
し、カウンタ34による計数が開始される。そして、ス
テップS3で予め設定した計測時間が経過すると、タイ
ミング回路35はステップS4でゲート回路を閉じ、カ
ウンタ34による計数動作が停止される。次に、ステッ
プS5でカウンタ34のカウントデータV2と、現在の
表示速度データである記憶データV1が比較され、両者
の差V1−V2が2km/h以上のときのみ、ステップS6
で発光駆動制御回路31にカウントデータV2が送られ
る。この新たなカウントデータV2に基づき、発光駆動
制御回路31はステップS7でLEDユニット20によ
る速度表示を変更する。即ち、スピードメータにおい
て、直前の走行速度を表示する指標部13に対応するL
EDユニット20を消灯すると共に、カウントデータV
2の走行速度に対応する角度位置の指標部13を演算
し、その指標部13に対応するLEDユニット20を新
たに発光駆動する。かかる速度表示用のLEDユニット
20の発光色としては、赤色、緑色または青色の単色と
してもよいし、これらを混合して得られる任意の色とし
てもよい。そして、ステップS8でカウントデータV2
を記憶回路36に記憶して記憶データV1とし、ステッ
プS9でタイミング回路35によりカウンタ34をクリ
アし、前述の動作を繰り返す。
【0033】なお、かかる全体動作自体は、発光駆動制
御回路31によるLED21,22,23を使用した指
標部13の表示制御を除いて、従来のスピードメータの
制御動作と同様である。また、上記速度表示の制御動作
においては、速度表示用の指標部13に対応するLED
ユニット20のみ発光し、その指標部13のみ所定色に
発光乃至点灯するようにしているが、文字板10全体と
速度表示中の指標部13とのコントラストをより明瞭に
出すため、全てのLEDユニット20を速度表示用の指
標部13の色と他の2原色を加えることで、例えば、白
色等に発光させ、文字板10全体をその色に点灯させて
もよい。
【0034】次に、発光駆動制御回路31による所定警
告時のLED21,22,23の発光制御動作について
説明する。
【0035】図6は本発明の第一の実施の形態の車両用
メータの設定速度超過時の警告発光制御動作を示すフロ
ーチャートである。
【0036】通常の速度表示動作中に、ステップS11
で走行速度S2が設定速度S1を超過すると、発光駆動
制御回路31は、ステップS12で全ての赤色LED2
1、即ち、赤色LED21群を一斉に点滅させ、運転者
へ警告発光表示を行う。また、発光駆動制御回路31
は、ステップS13で指標部13のLEDユニット20
による発光色を警告発光に供されるLED21,22,
23の色と相違させ、指標部13による速度表示を維持
する。即ち、本実施の形態は、警告発光色は赤色である
ため、速度表示中の指標部に対応するLEDユニット2
0の発光色は、赤色以外の色、好ましくは、赤色と十分
なコントラストを有し、かつ、運転者の視覚的注意を十
分に喚起する青色等の色に設定する。
【0037】本実施の形態は、前記スピードセンサ3
2、タイミング回路35、カウンタ34及び記憶回路3
6からなるセンサ回路と、速度判定回路37と、発光駆
動制御回路31とにより、文字板10全体を警告発光さ
せ、設定速度超過を第一報として運転者に視認させる発
光制御手段が構成されている。また、設定速度入力回路
38を接続した場合は、かかる設定速度入力回路38も
発光制御手段の一部を構成する。
【0038】このように、上記第一の実施の形態の車両
用メータは、導光体11及び導光体11の裏面に設けら
れた反射面12を有する文字板10と、導光体11を周
方向に細分割することにより文字板10の表面側に設け
られた多数の指標部13と、文字板10の周囲の指標部
13に対向する位置に配設され、導光体11に光を入射
自在な赤色、緑色及び青色の複数のLED21,22,
23より構成されるLEDユニット20と、所定の警告
時に、前記LED21,22,23のいずれかを発光さ
せることにより、文字板10の略全体を所定色に点灯ま
たは点滅して警告発光させる発光制御手段とを具備し、
前記発光制御手段を、走行速度を検出するスピードセン
サ32と、走行速度が設定速度を超えたか否か判定する
速度判定回路37と、速度判定回路37の検出信号に基
づき、走行速度が設定速度を超えたときに文字板10を
警告発光させる発光駆動制御回路31より構成したもの
である。
【0039】したがって、上記実施の形態は、所定の警
告時、即ち、設定速度超過時に、前記LEDユニット2
0のうち、例えば、赤色LED21の全てを一斉に点滅
発光させることにより、文字板10を点滅状態に警告発
光させる。すると、各赤色LED21から放射された赤
色の点滅光は、文字板10の周囲から対応する指標部1
3の導光体11に入射され、各導光体11から反射面1
2へと導かれて、反射面12により文字板10の表面へ
反射され、対応する指標部13を赤色に点滅発光させ、
結果的に、文字板10の全体を点滅状態に警告発光させ
る。そして、運転者は、かかる文字板10の発光状態を
視認して、所定の警告を受ける。
【0040】その結果、高速自動車道等における設定速
度超過時に、文字板10を赤色等、所定の色に発光さ
せ、運転者に第一報としての警告を視覚的に瞬時に、か
つ、確実に与えることができ、その注意を促すことがで
きる。
【0041】次に、本発明による別の実施の形態を説明
する。
【0042】第二乃至第五の実施の形態の車両用メータ
の機械的構成は、図1乃至図3に示すものと同様であ
る。また、電気的構成のうち、速度表示用の部分の構成
も図4に示すものと同様であり、通常は、図5のメイン
プログラムに従って、指標部13による速度表示を行っ
ている。
【0043】次に、本実施の形態は、第一の実施の形態
との相違点である、発光制御手段によるLED21,2
2,23の種々の発光制御について説明する。なお、各
実施の形態においては上記第一の実施の形態との相違点
のみを説明し、上記第一の実施の形態と同一の構成につ
いては、図面に同一符号を付してその説明を省略する。
【0044】図7は本発明の第二の実施の形態の車両用
メータ全体の回路構成を示すブロック図である。
【0045】第二の実施の形態の車両用メータは、速度
判定回路37の代わりに、車間距離検出機能を発揮する
センサ回路41を発光駆動制御回路31に接続した点に
おいて第一の実施の形態と異なり、その他の点は第一の
実施の形態と同様である。即ち、第二の実施の形態の車
両用メータは、車間距離に応じて文字板10の警告発光
動作を行うものであり、発光制御手段を、車間距離を検
出するセンサ回路41と、センサ回路41の検出信号に
基づき、車間距離が所定値以下となったときに文字板1
0を警告発光させる発光駆動制御回路31より構成して
いる。
【0046】図8は本発明の第二の実施の形態の車両用
メータの警告発光制御動作を示すフローチャートであ
る。
【0047】通常の速度表示動作中に、ステップS21
で、車間距離D2が予め設定した所定値D1を超過する
と、発光駆動制御回路31は、ステップS22で全ての
緑色LED22、即ち、緑色LED22群を一斉に点滅
させ、運転者へ警告発光表示を行う。また、発光駆動制
御回路31は、ステップS23で、指標部13のLED
ユニット20による発光色を警告発光に供されるLED
21,22,23の色と相違させ、指標部13による速
度表示を維持する。即ち、本実施の形態は、警告発光色
は緑色であるため、速度表示中の指標部に対応するLE
Dユニット20の発光色は、緑色以外の色、好ましく
は、緑色と十分なコントラストを有し、かつ、運転者の
視覚的注意を十分に喚起する赤色等の色に設定する。
【0048】上記のように構成した第二の実施の形態
は、所定の警告時、即ち、車間距離が小さくなり過ぎた
ときに、前記LEDユニット20のうち、例えば、緑色
LED22の全てを一斉に点滅発光させることにより、
文字板10を点滅状態に警告発光させる。すると、各緑
色LED22から放射された緑色の点滅光は、文字板1
0の周囲から対応する指標部13の導光体11に入射さ
れ、各導光体11から反射面12へと導かれて、反射面
12により文字板10の表面へ反射され、対応する指標
部13を緑色に点滅発光させ、結果的に、文字板10全
体を点滅状態に警告発光させる。そして、運転者は、か
かる文字板10の発光状態を視認して、所定の警告を受
ける。
【0049】その結果、車間距離が小さくなり過ぎたと
きに、文字板10を赤色等、所定の色に発光させ、運転
者に第一報としての警告を視覚的に瞬時に、かつ、確実
に与えることができ、その注意を促すことができる。
【0050】なお、上記実施の形態は、走行速度との相
関関係より安全確保上最適な車間距離を演算するように
すれば、走行速度に応じて最適な車間距離で、運転者に
警告を行うことができる。
【0051】次に、第三の実施の形態について説明す
る。
【0052】第三の実施の形態の車両用メータは、図示
はしないが、図7に示す第二の実施の形態の車間距離検
出用のセンサ回路41を、車両異常検出用のセンサ回路
に置換した点を除いて、第二の実施の形態と同様の回路
構成を有する。即ち、本実施の形態の車両用メータは、
発光制御手段を、車両の異常を検出する自己診断回路と
してのセンサ回路と、センサ回路の信号に基づき、車両
の異常時に文字板を警告発光させる発光駆動制御回路3
1より構成したものである。
【0053】図9は本発明の第三の実施の形態の車両用
メータの警告発光制御動作を示すフローチャートであ
る。
【0054】通常の速度表示動作中に、ステップS31
で、車両のいずれかの部位に異常が発見されたとき、発
光駆動制御回路31は、ステップS32で全ての青色L
ED23、即ち、青色LED23群を一斉に点滅させ、
運転者へ警告発光表示を行う。また、発光駆動制御回路
31は、ステップS33で、指標部13のLEDユニッ
ト20による発光色を警告発光に供されるLED21,
22,23の色と相違させ、指標部13による速度表示
を維持する。即ち、本実施の形態は、警告発光色は青色
であるため、速度表示中の指標部13に対応するLED
ユニット20の発光色は、青色以外の色、好ましくは、
青色と十分なコントラストを有し、かつ、運転者の視覚
的注意を十分に喚起する赤色等の色に設定する。
【0055】上記のように構成した第三の実施の形態
は、所定の警告時、即ち、車両に何らかの異常が発生し
たときに、前記LEDユニット20のうち、例えば、青
色LED23の全てを一斉に点滅発光させることによ
り、文字板10を点滅状態に警告発光させる。すると、
各青色LED23から放射された青色の点滅光は、文字
板10の周囲から対応する指標部13の導光体11に入
射され、各導光体11から反射面12へと導かれて、反
射面12により文字板10の表面へ反射され、対応する
指標部13を青色に点滅発光させ、結果的に、文字板1
0全体を点滅状態に警告発光させる。そして、運転者
は、かかる文字板10の発光状態を視認して、所定の警
告を受ける。
【0056】その結果、車両異常時に、文字板10を青
色等、所定の色に発光させ、運転者に第一報としての警
告を視覚的に瞬時に、かつ、確実に与えることができ、
その注意を促すことができる。特に、通常のワーニング
ランプはメータパネルにおける占有面積が小さく、運転
時に前方を視認する運転者の視覚的注意を喚起し難い
が、本実施の形態は、文字板10全体が発光するため、
かかる運転者の視覚的注意を容易かつ確実に喚起するこ
とができる。
【0057】次に、第四の実施の形態について説明す
る。
【0058】第一乃至第三の実施の形態の車両用メータ
が警告目的で文字板10を発光させるものであるのに対
し、第四の実施の形態の車両用メータは、視認性等の観
点から文字板10を発光させるものである。しかし、そ
の回路構成としては、図示はしないが、図7に示す第二
の実施の形態の車間距離検出用のセンサ回路41を、光
量検出用のセンサ回路に置換した点を除いて、第二の実
施の形態と同様の回路構成を有する。
【0059】即ち、本実施の形態の車両用メータは、第
一乃至第三の実施の形態と同様、導光体11及び導光体
11の裏面に設けられた反射面12を有する文字板10
と、導光体11を周方向に細分割することにより文字板
10の表面側に設けられた多数の指標部13と、文字板
10の周囲の指標部13に対向する位置に配設され、導
光体11に光を入射自在な赤色、緑色及び青色の複数の
LED21,22,23より構成されるLEDユニット
20とを備える。一方、本実施の形態の車両用メータ
は、発光制御手段により、異色のLED21,22,2
3を選択的に組合わせて発光させ、文字板10を所望の
色に発光させるようになっている。特に、本実施の形態
は、前記発光制御手段を、車内の光量を検出するセンサ
回路と、前記センサ回路の検出信号に基づき、車内の光
量が所定値以下のときは文字板10の発光色を青系の色
に設定すると共に、車内の光量が所定値を超えるときは
文字板10の発光色を赤系の色に設定する発光駆動制御
回路31より構成したものである。
【0060】図10は本発明の第四の実施の形態の車両
用メータの発光制御動作を示すフローチャートである。
【0061】まず、運転者が、イグニッションスイッチ
をACC(アクセサリ)またはON状態にし、または、
別個設けたスイッチをON状態とする等、発光駆動制御
回路31に所定の動作開始条件を与えると、発光駆動制
御回路31は、ステップS41で、現在の光量L2が予
め設定した所定の光量値L1を超えるか否か判断する。
この所定の光量値L1は、公知のプルキンエ効果による
視覚度曲線に基づき、昼間時における光量と夜間時にお
ける光量との中間値程度、例えば、薄暮時等の光量に相
当する値に設定する。また、光量検出は、車内または車
外のいずれで行うことも可能であるが、車内に位置する
メータの視認性を高めることが本実施形態の目的である
ため、車内の光量を検出する構成とすることが好まし
い。次に、昼間時等、現在の光量L2が予め設定した所
定の光量値L1を超えるとき(L1<L2)、発光駆動
制御回路31は、ステップS42で、全てのLEDユニ
ット20の赤色LED21、即ち、赤色LED21群を
全て点灯させる。一方、夜間時またはトンネル内等、現
在の光量L2が予め設定した所定の光量値L1以下のと
き(L1≧L2)、発光駆動制御回路31は、ステップ
S43で、全てのLEDユニット20の青色LED2
3、即ち、青色LED23群を全て点灯させる。そし
て、いずれの場合も、発光駆動制御回路31は、ステッ
プS44で、指標部13のLEDユニット20による発
光色を、文字板10発光用のLED21,22,23の
発光色と相違させ、指標部13による速度表示を維持す
る。
【0062】即ち、本実施の形態は、文字板10発光用
のLED21,22,23の発光色はステップS42で
は赤色、ステップS43では青色であるため、速度表示
中の指標部13に対応するLEDユニット20の発光色
は、好ましくは、赤色または青色と十分なコントラスト
を有し、かつ、運転者の視覚的注意を十分に喚起する色
(ステップS42の場合青色等、ステップS43の場合
赤色等)に設定する。
【0063】上記のように構成した第四の実施の形態
は、昼夜等の光量の相違に応じて、文字板10の発光色
が青系または赤系に自動的に設定される。即ち、夜間及
びトンネル内等、光量が少ないときには、文字板10
は、プルキンエ効果により見えやすい色であるとされる
青系の色に発光設定される一方、昼間等、光量が多いと
きには、文字板10は、プルキンエ効果により見えやす
い色であるとされる赤系の色に発光設定される。その結
果、外部環境としての光量に応じて、文字板10等を好
ましい色に設定でき、運転者は、光量の変化にかかわら
ず、常に、文字板10を明瞭に視認することができる。
【0064】次に、第五の実施の形態について説明す
る。
【0065】第五の実施の形態の車両用メータは、警告
目的または視認性の観点ではなく、使用者の快適性等の
観点から文字板10を発光させるものである点におい
て、上記各実施の形態と異なる。しかし、その回路構成
としては、図7に示す第二の実施の形態の車間距離検出
用のセンサ回路41を、気温検出用のセンサ回路に置換
した点を除いて、第二の実施の形態と同様の回路構成を
有する。一方、本実施の形態の車両用メータは、第四の
実施の形態の車両用メータと同様、発光制御手段によ
り、異色のLED21,22,23を選択的に組合わせ
て発光させ、文字板10を所望の色に発光させるように
なっている。即ち、本実施の形態は、発光制御手段を、
気温を検出するセンサ回路と、センサ回路の検出信号に
基づき、気温が所定値以下のときは文字板10の発光色
を暖色系の色に設定すると共に、気温が前記所定値を超
えるときは文字板10の発光色を寒色系に設定する発光
駆動制御回路31より構成したものである。
【0066】図11は本発明の第五の実施の形態の車両
用メータの発光制御動作を示すフローチャートである。
【0067】まず、運転者が、イグニッションスイッチ
をACC(アクセサリ)またはON状態にし、または、
別個設けたスイッチをON状態とする等、発光駆動制御
回路31に所定の動作開始条件を与えると、発光駆動制
御回路31は、ステップS51で、現在の気温T2が予
め設定した所定の気温値T1を超えるか否か判断する。
この所定の気温値T1は、経験則等により、使用者が暑
いと感じる気温と、寒いと感じる気温との中間値程度の
気温に相当する値に設定する。また、気温検出は、車内
または車外のいずれで行うことも可能であるが、車内に
位置する使用者の快適性を高めることが本実施の形態の
目的であるため、車内の気温を検出する構成とすること
が好ましい。次に、夏等、現在の気温T2が予め設定し
た所定の気温値T1を超えるとき(T1<T2)、発光
駆動制御回路31は、ステップS52で、全てのLED
ユニット20を青系の色に発光させるべく、例えば、全
ての青色LED23、即ち、青色LED23群を全て点
灯させる。一方、冬等、現在の気温T2が予め設定した
所定の気温値T1以下のとき(T1≧T2)、発光駆動
制御回路31は、ステップS53で、全てのLEDユニ
ット20を赤系の色に発光させるべく、例えば、全ての
赤色LED21、即ち、赤色LED21群を全て点灯さ
せる。そして、いずれの場合も、発光駆動制御回路31
は、ステップS54で、指標部13のLEDユニット2
0による発光色を、文字板10発光用のLED21,2
2,23の発光色と相違させ、指標部13による速度表
示を維持する。即ち、本実施の形態は、文字板10発光
用のLED21,22,23の発光色はステップS52
では青色、ステップS53では赤色であるため、速度表
示中の指標部13に対応するLEDユニット20の発光
色は、好ましくは、青色または赤色と十分なコントラス
トを有し、かつ、運転者の視覚的注意を十分に喚起する
色(ステップS52の場合赤色等、ステップS53の場
合青色等)に設定する。なお、本実施の形態は、寒色系
の色として青色を、暖色系の色として赤色を選択した
が、各LEDユニット20の各色のLED21,22,
23を適宜組み合わせて発光させることにより、いずれ
の寒色系または暖色系の色を選択してもよい。また、所
定の気温値T1を数段階に設定し、各段階に応じて発光
色を寒色系から暖色系へ種々変更するようにしてもよ
い。
【0068】上記のように構成した第五の実施の形態
は、夏冬等の気温の相違に応じて、文字板10の発光色
が暖色系または寒色系に自動的に設定される。よって、
夏等、気温が高いときには、文字板10は、涼感を与え
る色である青等の寒色系の色に発光設定される一方、冬
等、気温の低いときには、文字板10は、暖かい感じを
与える色である赤、黄等の暖色系の色に発光設定され
る。
【0069】その結果、外部環境としての気温に応じ
て、文字板10等を好ましい色に設定し、文字板10か
ら使用者に心地好い感じを与えることができ、その意匠
を多彩なものとして、意匠的価値を高めることができ
る。
【0070】ところで、上記第四及び第五の実施の形態
は、運転者の視認性、快適性等を目的として、LED2
1,22,23を種々の態様で発光駆動するようにした
が、本発明は、これに限定されることなく、少なくと
も、導光体11及び導光体11の裏面に設けられた反射
面12を有する文字板10と、前記文字板10の表面側
に設けられた指標部13と、前記文字板10の周囲に配
設され、前記導光体11に光を入射自在な異色の複数の
LED21,22,23と、前記異色のLED21,2
2,23を選択的に組合わせて発光させることにより、
前記文字板10を所望の色に発光させる発光制御手段と
を具備するものであればよい。
【0071】こうすれば、発光制御手段により、異色の
LED21,22,23を選択的に組み合わせ、デュテ
ィー制御等して発光させることにより、各LED21,
22,23自体の色に加え、それらの混合色である所望
の色が得られる。LED21,22,23から放射され
た光は、文字板10の周囲からその導光体11に入射さ
れ、導光体11から反射面12へと導かれて、反射面1
2により文字板10の表面へ反射され、運転者にその色
として視認される。よって、使用者の操作等により、発
光制御手段を介してLED21,22,23を適宜発光
制御することにより、使用者の趣味等に応じて文字板の
色を変更することが可能となる。
【0072】その結果、使用者の趣味感、感性等の多様
化に対応して、メータの意匠を容易かつ迅速に変更する
ことができ、その意匠を多彩なものとして、意匠的価値
を高めることができる。即ち、上記発光駆動制御回路3
1を使用して、文字板10の発光色を使用者の趣味等に
応じて任意のものとする色変わり機能を付与することが
できる。
【0073】また、上記第一乃至第三の実施の形態は、
文字板10の警告発光時に、いずれかの単一色のLED
21,22,23(第一の実施の形態は赤色LED2
1、第二の実施の形態は緑色LED22、第三の実施の
形態は青色LED23)を点滅発光させるようにした
が、その他の単一色のLED21,22,23(第一の
実施の形態は緑色または青色LED22,23、第二の
実施の形態は赤色または青色LED21,23、第三の
実施の形態は赤色または緑色LED21,22)を点滅
発光させてもよく、また、赤色、緑色または青色の単一
色とすることなく、それらのいずれかを混合して得られ
る混合色として、前記LEDユニット20を発光させ、
文字板10をその色に点滅または点灯発光させてもよ
い。更に、LED21,22,23を点滅ではなく点灯
して文字板10を点灯発光させてもよい。また、文字板
10の略全体を発光させて、運転者に所定の警告を第一
報として発することができる限りにおいて、全てのLE
Dユニット20を点灯させることなく、一部のLEDユ
ニット20を、例えば、1個または数個置きに発光させ
るようにしてもよい。なお、速度表示も同時に行う場
合、速度表示用の指標部13を点灯させるLED21,
22,23の色は、警告発光用のものと相違させる。
【0074】しかし、上記第一乃至第三の実施の形態の
ように、警告の種類に応じてLED21,22,23の
発光色を相違させると、第一乃至第三の実施の形態に記
載の3つの警告機能を全て備えた実施形態として具体化
することが容易となる。即ち、上記の場合、運転者は、
文字板10の発光色の相違に応じて、警告の種類を確実
に認識することができる。
【0075】そして、上記各実施の形態の指標部13の
分解能は、2km/h毎としたが、本発明を実施する場合に
は、LED21,22,23の寸法、発光特性等に応じ
て、指標部13の分解能を1km/h毎、または、3km/h以
上毎としてもよい。また、文字板10のみLED21,
22,23で発光駆動するようにし、指標部を従来のス
ピードメータの指針と同様の機械的構成として文字板1
0上を回転駆動するようにしてもよい。
【0076】また、本発明は、前記発光制御手段を、交
通信号機の現在の点灯色を検出する色センサ等からなる
センサ回路と、前記センサ回路の検出信号に基づき、前
記文字板の発光色を交通信号機の現在の点灯色と略同一
色に選択する発光制御回路より構成し、前記発光制御手
段により、前記文字板10の発光色を走行道路上の進行
方向の交通信号機の点灯色と同一色に設定するように具
体化してもよい。こうすると、文字板10が、走行道路
上の前方の交通信号機の現在の点灯色と同一色に発光し
て、その交通信号機を視認する運転者に、補助的に注意
を促すため、運転者は、確実に交通信号機の点灯色を認
識することができる。
【0077】更に、本発明は、第二の実施の形態と同様
の構成において、前記発光制御手段を、車両と前方、側
方等の障害物との間隔が所定値以下となったときに、文
字板10を警告発光させるよう構成してもよい。こうす
ると、車両と障害物との間隔が所定値以下となったとき
に、発光制御手段により、文字板10が警告発光され、
付近にある障害物との間隔が小さくなりすぎたときに、
運転者に第一報としての警告を視覚的に瞬時に、かつ、
確実に与え、その注意を促すことができる。
【0078】また、本発明は、前記発光制御手段を、バ
ックギア選択を検出するセンサ回路と、前記センサ回路
の信号に基づき、バックギア選択時に前記文字板10を
警告発光させる発光駆動制御回路より構成してもよい。
こうすると、バックギア選択時に、発光制御手段によ
り、文字板が警告発光され、車両をバックする際に、運
転者に第一報としての警告を視覚的に瞬時に、かつ、確
実に与え、注意を促すことができる。
【0079】更に、本発明は、前記発光制御手段を、A
SV(先進安全自動車)に適用される種々の安全装備の
ためのマスターウォーニング装置として具体化してもよ
い。主要なものとしては、居眠り運転警告時、車両危険
状態警告時、夜間障害物警告時、後続車両接近警告時、
道路状況警告時、後側方警告時、車線逸脱警告時及びコ
ーナ進入速度警告時、自動ブレーキ警告時のいずれかの
ときに、本発明の発光制御手段により前記文字板10を
警告発光させるよう構成してもよい。例えば、居眠り運
転警告の場合、車両に適宜設けたセンサ回路により、ハ
ンドル操作、車両または運転者の挙動等から居眠り運転
を検出及び判断して、文字板10を警告発光する。ま
た、車両危険状態警告の場合は、タイヤの空気圧低下ま
たは火災発生等の車両の危険状態を、適宜設けたセンサ
回路により検出して、文字板10を警告発光する。更
に、夜間障害物警告の場合には、赤外線センサ等の適宜
設けたセンサ回路により、夜間における車両の周辺の
人、障害物または他車等を検出し、文字板10を警告発
光する。また、後続車両接近警告の場合には、後続者の
異常接近を距離センサ等の適宜設けたセンサ回路により
検出し、文字板10を警告発光する。更に、道路状況警
告の場合には、道路状況、天候の変化または現在位置等
の道路状況を、サインポスト(ビーコン)または人工衛
星から受け、必要に応じて文字板10を警告発光する。
また、後側方警告の場合には、後側方から接近する車両
の存在を距離センサ等の適宜設けたセンサ回路により検
出し、運転者がその存在に気付かずに車線変更または右
左折等を行おうとする場合、文字板10を警告発光す
る。更に、車線逸脱警告の場合には、CCDカメラ等の
適宜設けたセンサ回路により、車両の車線逸脱を検出
し、文字板10を警告発光して、運転者の無意識の車線
逸脱を防止する。また、コーナ進入速度警告の場合は、
適宜設けたセンサ回路及び外部情報源等により、前方の
コーナの曲率を検出し、コーナ進入速度が高過ぎる場合
に、文字板10を警告発光する。更に、自動ブレーキ警
告時には、衝突防止等の目的で自動ブレーキを行う構成
を設けた車両において、ブレーキの制動量が所定の閾値
を超えたときに、文字板10を警告発光し、運転者に車
両の制動を警告する。こうすれば、近年、益々その要請
が高まっているASV(先進安全自動車)の各種機能の
マスターウォーニングを、本発明の各実施の形態の車両
用メータの文字板10により行うことができる。
【0080】図12は本発明の第六の実施の形態の車両
用メータを示し、(a)はその平面図、(b)は(a)
のB−B線断面図である。
【0081】本実施の形態は、第四の実施の形態と同
様、視認性等の観点から文字板10を発光させるもので
あり、その回路構成としては、図示はしないが、図7に
示す第二の実施の形態の車間距離検出用のセンサ回路4
1を、光量検出用のセンサ回路に置換した点を除いて、
第二の実施の形態と同様の回路構成を有する。
【0082】即ち、本実施の形態の車両用メータは、第
一乃至第三の実施の形態と同様、メータパネル1に配設
され、導光体11及び導光体11の裏面に設けられた反
射面12を有する文字板10と、導光体11を周方向に
細分割することにより文字板10の表面側に設けられた
多数の指標部13と、文字板10の周囲の指標部13に
対向する位置に配設され、導光体11に光を入射して文
字板10を発光自在な赤色、緑色及び青色の複数のLE
D21,22,23より構成されるLEDユニット20
とを備える。一方、本実施の形態の車両用メータは、前
記発光制御手段を、メータパネル1へ入射する光量を検
出するセンサ回路と、前記センサ回路の検出信号に基づ
き、前記メータパネル1へ入射する光量に応じてLED
21,22,23の光量を増減変更して文字板10の輝
度を変更する発光駆動制御回路31より構成したもので
ある。また、前記センサ回路は、受光センサ51を有し
ている。この受光センサ51は、図12に示すように、
メータパネル1の下端中央付近(スピードメータとして
の文字板10とタコメータ5との間)に配置される。受
光センサ51としては、抵抗出力により光量を検出する
CdS、電流出力により光量を検出するフォトダイオー
ド、またはオープンコレクタ出力により光量を検出する
フォトトランジスタ等、任意の受光センサを使用するこ
とができる。
【0083】本実施の形態の車両用メータは、まず、運
転者が、イグニッションスイッチをACC(アクセサ
リ)またはON状態にし、または、別個設けたスイッチ
をON状態とする等、発光駆動制御回路31に所定の動
作開始条件を与えると、発光駆動制御回路31は、運転
者のメータパネル1の文字板10の視認性を常に良好に
維持するよう、前記入射光量に対応して前記受光センサ
51が出力する信号値に応じて、発光すべきLED2
1,22,23の輝度を変更する。具体的には、発光駆
動制御回路31は、メータパネル1への入射光量が少な
いときは、文字板10の輝度を減少し、メータパネル1
への入射光量が多いときは、文字板10の輝度を増加す
るよう、LED21,22,23をデューティ制御等に
より発光制御する。
【0084】上記のように構成した第五の実施の形態
は、昼夜等にメータパネル1に入射する光量の相違に応
じて、文字板10の明るさ乃至輝度が自動的に増減変更
される。即ち、夜間及びトンネル内等、メータパネル1
への入射光量が少ないときには、文字板10は、より暗
い色に発光される一方、昼間等、メータパネル1への入
射光量が多いときには、文字板10は、より明るい色に
発光設定される。その結果、外部環境としての光量に応
じて、文字板10等を運転者の視認を容易とする好まし
い色に設定でき、運転者は、光量の変化にかかわらず、
常に、文字板10を明瞭に視認することができる。
【0085】図13は本発明の第七の実施の形態の車両
用メータのセンサ回路を示す回路図である。
【0086】図13において、本実施の形態は、前記L
ED21,22,23のうち、文字板10に光を入射し
ないオフ時のLEDを、受光センサとして使用し、第六
の実施の形態の車両用メータのセンサ回路の受光センサ
51と置換したものであり、その他の構成は第六の実施
の形態と同様である。即ち、本実施の形態のセンサ回路
61は、文字板10発光用のLED21,22,23の
うち、青色LED23を受光センサとして兼用する。即
ち、例えばGaN等からなる青色LED23は、発光素
子としてのみでなく、受光センサとしても機能するた
め、本実施の形態は、かかるLEDの特徴を利用して、
別個受光センサを設ける必要をなくしたものである。な
お、受光センサとしても機能するLEDであれば、上記
の青色LED23以外のLEDを使用することができ
る。具体的には、センサ回路61は、LED23の両端
に増幅器63を接続して、LED23の両端子間の電圧
を測定して出力自在としている。また、LED23の両
端には、スイッチング用のトランジスタTr1及びTr
2が接続され、LED23をデューティ制御によりパル
ス点灯し、LED23への通電時間を変更して供給電流
を可変制御することにより、LED23の輝度を変更す
るようになっている。そして、上記LED23のダイナ
ミック点灯時におけるLED23のオフ時、即ち、いず
れかのトランジスタTr1,Tr2のオフ時に、LED
23両端子間の電圧を測定し、増幅器63を介して出力
することにより、メータパネル1への入射光量を測定す
るようになっている。
【0087】上記のように構成した第七の実施の形態
は、第六の実施の形態の効果に加え、受光センサを別個
設ける必要がなく、装置全体のコストを低減し、かつ、
構成をコンパクトにすることができるという効果を奏す
る。
【0088】なお、上記第六または第七の実施の形態の
発光制御手段は、第四の実施の形態の発光制御手段の機
能を合わせ持つよう、更に、上記センサ回路61等の車
内の光量を検出するセンサ回路と、センサ回路の検出信
号に基づき、車内の光量が所定値以下のときは文字板1
0の発光色を青系の色に設定すると共に、車内の光量が
所定値を超えるときは文字板10の発光色を赤系の色に
設定する発光駆動制御回路31を備えるものとし、第四
の実施の形態と同様、発光制御手段により、異色のLE
D21,22,23を選択的に組合わせて発光させ、文
字板10を所望の色に発光させるようにしてもよい。即
ち、第六または第七の実施の形態は、メータパネル1へ
入射する光の強弱に応じて、車両用メータを構成する文
字板10等の明るさ及び色のいずれかまたは両者を制御
するものとすることができる。この場合、文字板10の
輝度のみならず、発光色をも変更制御して、文字板10
を常に最適な発光状態で運転者に視認させることができ
る。
【0089】また、更に、第六または第七の実施の形態
は、上記第一乃至第三の各実施の形態または第五の実施
の形態と組み合わせて、それらの機能を合わせ持つよう
にしてもよい。更に、第六または第七の実施の形態の車
両用メータは、スピードメータの文字板10として説明
したが、タコメータ5等他の車両用メータに具体化して
もよい。
【0090】図14は本発明の第八の実施の形態の車両
用メータを示す要部拡大平面図である。図15は本発明
の第八の実施の形態の車両用メータの全体の回路構成を
示すブロック図である。
【0091】図14及び図15に示すように、本実施の
形態は、現在走行中の道路の制限速度情報を自動的に他
の通信手段により認識し、スピードメータの中に表示す
るようにしたものである。即ち、本実施の形態の車両用
メータは、第一乃至第三の実施の形態と同様、導光体1
1及び前記導光体11の裏面に設けられた反射面12を
有するスピードメータの文字板10と、文字板10の表
面側に一定方向に連続して配置された複数の速度表示用
の指標部13と、文字板10の周囲に各指標部13に対
応して配設され、導光体11の各指標部13に対応する
位置に光を入射して、文字板10の各指標部13に対応
する位置を発光させるLED21,22,23を備えて
いる。また、本実施の形態は、発光制御手段を図7に示
す第二の実施の形態と同様の構成とする一方、センサ回
路41の代わりに現在走行中の道路の制限速度を認識す
る制限速度認識手段71を発光駆動制御回路31に接続
している。
【0092】そして、本実施の形態の発光制御駆動回路
31は、現在の走行速度を検出するセンサ回路を構成す
るスピードセンサ32の検出信号に基づき、少なくとも
現在の走行速度に対応する位置のLED21,22,2
3を発光して、文字板10の対応する位置の指標部13
を発光させると共に、制限速度認識手段71の信号に基
づき、制限速度に対応する位置のLED21,22,2
3を発光して、文字板10の対応する位置の指標部13
を発光させるようになっている。例えば、前記制限速度
認識手段71としては、道路に設置した情報ビーコンか
ら発する制限速度等に関する情報信号を受信して、現在
走行中の道路の制限速度を認識する構成とすることがで
きる。その他の構成は図7に示す第二の実施の形態の車
両用メータの発光制御手段と同様である。
【0093】上記のように構成した第八の実施の形態
は、スピードセンサ32により車両の現在の走行速度を
測定する一方、制限速度認識手段71により現在走行中
の道路の制限速度を認識して、それらの情報を発光駆動
制御回路31に入力する。すると、発光駆動制御回路3
1は、スピードセンサ32からの信号に基づき、現在の
走行速度に対応する角度位置のLEDユニット20を発
光し、導光体11に光を入射して対応する位置の指標部
13を点灯させる。例えば、図14に示すように、現在
の走行速度が50km/hの場合、かかる50km/hの速度表
示を付した位置の指標部13を点灯する。このとき、図
示のように、0km/hから50km/hまでの全ての指標部1
3を点灯表示して、運転者の視認性を向上してもよく、
また、現在の走行速度に対応する指標部13のみ点灯表
示してもよい。
【0094】一方、発光駆動制御回路31は、制限速度
認識手段71からの信号に基づき、現在走行中の道路の
制限速度を判断し、かかる制限速度に対応する角度位置
のLEDユニット20を発光し、導光体11に光を入射
して対応する位置の指標部13を点灯させる。例えば、
図14に示すように、現在の制限速度が60km/hの場
合、かかる60km/hの速度表示を付した位置の指標部1
3を点灯する。なお、上記において、走行速度と制限速
度との区別を容易にする観点から、走行速度を示す指標
部13の点灯色と制限速度を示す指標部13の点灯色を
相違させることが好ましい。例えば、走行速度を表示す
る指標部13を青色または緑色等に点灯させるようLE
Dユニット20を発光制御し、制限速度を表示する指標
部13を赤色またはアンバー色等に点灯させるようLE
Dユニット20を発光制御する。この場合、走行速度が
制限速度以上となったときは、走行速度を表示する指標
部13の点灯色と制限速度を表示する指標部13の点灯
色が混合するため、その混色部分を制限速度として認識
することができる。また、制限速度を表示する指標部1
3を点滅させ、走行速度を表示する指標部13と区別し
てもよい。この場合でも、走行速度が制限速度以上とな
ったときは、制限速度を表示する指標部13が点滅して
いるため、制限速度と走行速度を区別して認識すること
ができる。
【0095】上記のように構成された第八の実施の形態
の車両用メータは、現在の走行速度と制限速度の両者を
合わせて文字板10に表示するため、運転者が走行速度
及び制限速度を認識して運転を行うことができ、速度超
過を有効に防止することができる。
【0096】
【発明の効果】以上のように、請求項1にかかる車両用
メータは、発光制御手段により、所定の警告時に、LE
Dを発光させることにより、文字板を警告発光させるよ
うにしたため、前記警告時にLEDから放射された光
は、文字板の周囲からその導光体に入射され、導光体か
ら反射面へと導かれて、反射面により文字板の表面へ反
射され、文字板を警告発光させる。そして、運転者は、
かかる文字板の発光状態を視認して、所定の警告を受け
る。その結果、文字板を所定の色に発光させ、運転者に
第一報としての警告を視覚的に瞬時に、かつ、確実に与
えることができる。
【0097】請求項2にかかる車両用メータは、請求項
1において、前記発光制御手段により、走行速度が設定
速度を超えたときに文字板を警告発光させるようにした
ため、高速自動車道における設定速度または一般自動車
道における設定速度等の超過時に、運転者に警告を視覚
的に瞬時に、かつ、確実に与え、注意を促すことができ
る。
【0098】請求項3にかかる車両用メータは、請求項
1において、前記発光制御手段により、車間距離が所定
値以下となったときに前記文字板を警告発光させるよう
にしたため、車間距離が小さくなりすぎたときに、運転
者に第一報としての警告を視覚的に瞬時に、かつ、確実
に与え、注意を促すことができる。
【0099】請求項4にかかる車両用メータは、請求項
1において、前記発光制御手段により、車両の異常時に
前記文字板を警告発光させるようにしたため、車両に故
障等、何らかの異常があるときに、運転者に第一報とし
ての警告を視覚的に瞬時に、かつ、確実に与え、注意を
促すことができる。
【0100】請求項5にかかる車両用メータは、請求項
1において、前記発光制御手段により、バックギア選択
時に前記文字板を警告発光させるようにしたため、車両
をバックする際に、運転者に第一報としての警告を視覚
的に瞬時に、かつ、確実に与え、注意を促すことができ
る。
【0101】請求項6にかかる車両用メータは、発光制
御手段によって異色のLEDを選択的に組合わせて発光
させることにより、各LED自体の色に加え、それらの
混合色である所望の色が得られる。LEDから放射され
た光は、文字板の周囲からその導光体に入射され、導光
体から反射面へと導かれて、反射面により文字板の表面
へ反射され、運転者にその色として視認される。よっ
て、発光制御手段によりLEDを適宜発光制御すること
により、使用者の趣味等に応じ、文字板の色を変更する
ことが可能となる。その結果、使用者の趣味感、感性等
の多様化に対応して、メータの意匠を容易かつ迅速に変
更することができ、その意匠を多彩なものとして、意匠
的価値を高めることができる。
【0102】請求項7にかかる車両用メータは、請求項
6において、前記発光制御手段により、車内の光量が所
定値以下のときは文字板の発光色を青系の色に設定する
と共に、車内の光量が所定値を超えるときは前記文字板
の発光色を赤系の色に設定するようにしたため、更に、
昼夜等の光量の相違に応じて、文字板の発光色が青系ま
たは赤系に自動的に設定される。即ち、夜間及びトンネ
ル内等、光量が少ないときには、文字板は、プルキンエ
効果により見えやすい色であるとされる青系の色に発光
設定される一方、昼間等、光量が多いときには、文字板
は、プルキンエ効果により見えやすい色であるとされる
赤系の色に発光設定される。その結果、外部環境として
の光量に応じて、文字板等を好ましい色に設定でき、運
転者は、光量の変化にかかわらず、常に、文字板を明瞭
に視認することができる。
【0103】請求項8にかかる車両用メータは、請求項
6において、前記発光制御手段により、気温が所定値以
下のときは前記文字板の発光色を暖色系の色に設定する
と共に、気温が前記所定値を超えるときは前記文字板の
発光色を寒色系に設定するようにしたため、更に、夏冬
等の気温の相違に応じて、文字板の発光色が暖色系また
は寒色系に自動的に設定される。よって、夏等、気温が
高いときには、文字板は、涼感を与える色である青等の
寒色系の色に発光設定される一方、冬等、気温の低いと
きには、文字板は、暖かい感じを与える色である赤、黄
等の暖色系の色に発光設定される。その結果、外部環境
としての気温に応じて、文字板等を好ましい色に設定
し、文字板から使用者に心地好い感じを与えることがで
き、その意匠を多彩なものとして、意匠的価値を高める
ことができる。
【0104】請求項9にかかる車両用メータは、請求項
1において、前記発光制御手段により、居眠り運転警告
時等、ASV(先進安全自動車)に設けられる種々の警
告機能発揮時に、文字板を警告発光させるため、かかる
各種機能のマスターウォーニングを文字板により行うこ
とができる。
【0105】請求項10にかかる車両用メータは、発光
駆動制御手段により、センサ回路の検出信号に基づき、
文字板へ入射する光量に応じてLEDの光量を増減変更
して文字板の輝度を変更するため、昼夜等に文字板に入
射する光量の相違に応じて、文字板の明るさ乃至輝度が
自動的に増減変更される。即ち、夜間及びトンネル内
等、文字板への入射光量が少ないときには、文字板は、
より暗い色に発光される一方、昼間等、文字板への入射
光量が多いときには、文字板は、より明るい色に発光設
定される。その結果、外部環境としての光量に応じて、
文字板等を運転者の視認を容易とする好ましい色に設定
でき、運転者は、光量の変化にかかわらず、常に、文字
板を明瞭に視認することができる。
【0106】請求項11にかかる車両用メータは、請求
項10において、前記センサ回路の受光センサとして、
前記LEDのうち前記文字板に光を入射しないオフ時の
LEDを使用したため、受光センサを別個設ける必要が
なく、装置全体のコストを低減し、かつ、構成をコンパ
クトにすることができる。
【0107】請求項12にかかる車両用メータは、発光
駆動制御回路により、センサ回路の検出信号に基づき、
少なくとも現在の走行速度に対応する位置のLEDを発
光して、文字板を発光させると共に、制限速度認識手段
の信号に基づき、制限速度に対応する位置のLEDを発
光して、文字板の指標部を発光させ、現在の走行速度と
制限速度の両者を合わせて文字板に表示するため、運転
者が走行速度及び制限速度を認識して運転を行うことが
でき、速度超過を有効に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の第一の実施の形態の車両用メ
ータとしてのスピードメータを示す平面図である。
【図2】 図2は図1のA−A線端面図である。
【図3】 図3は図1のスピードメータの要部拡大平面
図である。
【図4】 図4は本発明の第一の実施の形態の車両用メ
ータの全体の回路構成を示すブロック図である。
【図5】 図5は本発明の第一の実施の形態の車両用メ
ータの全体動作を示すフローチャートである。
【図6】 図6は本発明の第一の実施の形態の車両用メ
ータの設定速度超過時の警告発光制御動作を示すフロー
チャートである。
【図7】 図7は本発明の第二の実施の形態の車両用メ
ータの全体の回路構成を示すブロック図である。
【図8】 図8は本発明の第二の実施の形態の車両用メ
ータの警告発光制御動作を示すフローチャートである。
【図9】 図9は本発明の第三の実施の形態の車両用メ
ータの警告発光制御動作を示すフローチャートである。
【図10】 図10は本発明の第四の実施の形態の車両
用メータの発光制御動作を示すフローチャートである。
【図11】 図11は本発明の第五の実施の形態の車両
用メータの発光制御動作を示すフローチャートである。
【図12】 図12は本発明の第六の実施の形態の車両
用メータを示し、(a)はその平面図、(b)は(a)
のB−B線断面図である。
【図13】 図13は本発明の第七の実施の形態の車両
用メータのセンサ回路を示す回路図である。
【図14】 図14は本発明の第八の実施の形態の車両
用メータを示す要部拡大平面図である。
【図15】 図15は本発明の第八の実施の形態の車両
用メータの全体の回路構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
10 文字板 11 導光体 12 反射面 13 指標部 21 赤色LED 22 緑色LED 23 青色LED(受光センサ) 31 発光駆動制御回路(発光制御手段) 32 スピードセンサ(発光制御手段) 37 速度判定回路(発光制御手段) 41 センサ回路(発光制御手段) 51 受光センサ(センサ回路) 61 センサ回路(発光制御手段) 71 制限速度認識手段(発光制御手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩佐 忠信 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1 番地 豊田合成株式会社内 (72)発明者 鈴木 昭彦 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1 番地 豊田合成株式会社内 (72)発明者 山口 寿夫 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1 番地 豊田合成株式会社内 (72)発明者 酒井 和宏 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1 番地 豊田合成株式会社内 (72)発明者 安川 武正 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1 番地 豊田合成株式会社内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導光体及び導光体の裏面に設けられた反
    射面を有する文字板と、 前記文字板の表面側に設けられた指標部と、 前記文字板の周囲に配設され、前記導光体に光を入射自
    在な複数のLEDと、 所定の警告時に、前記LEDを発光させることにより、
    文字板を警告発光させる発光制御手段とを具備すること
    を特徴とする車両用メータ。
  2. 【請求項2】 前記発光制御手段は、走行速度を検出す
    るスピードセンサと、走行速度が設定速度を超えたか否
    か判定する速度判定回路と、前記速度判定回路の検出信
    号に基づき、走行速度が設定速度を超えたときに前記文
    字板を警告発光させる発光駆動制御回路を具備すること
    を特徴とする請求項1に記載の車両用メータ。
  3. 【請求項3】 前記発光制御手段は、車間距離を検出す
    るセンサ回路と、前記センサ回路の検出信号に基づき、
    車間距離が所定値以下となったときに前記文字板を警告
    発光させる発光駆動制御回路を具備することを特徴とす
    る請求項1に記載の車両用メータ。
  4. 【請求項4】 前記発光制御手段は、車両の異常を検出
    する自己診断回路と、自己診断回路の信号に基づき、車
    両の異常時に前記文字板を警告発光させる発光駆動制御
    回路を具備することを特徴とする請求項1に記載の車両
    用メータ。
  5. 【請求項5】 前記発光制御手段は、バックギア選択を
    検出するセンサ回路と、前記センサ回路の信号に基づ
    き、バックギア選択時に前記文字板を警告発光させる発
    光駆動制御回路を具備することを特徴とする請求項1に
    記載の車両用メータ。
  6. 【請求項6】 導光体及び導光体の裏面に設けられた反
    射面を有する文字板と、 前記文字板の表面側に設けられた指標部と、 前記文字板の周囲に配設され、前記導光体に光を入射自
    在な異色の複数のLEDと、 前記異色のLEDを選択的に組合わせて発光させること
    により、前記文字板を所望の色に発光させる発光制御手
    段とを具備することを特徴とする車両用メータ。
  7. 【請求項7】 前記異色のLEDを少なくとも赤色LE
    Dと青色LEDとし、かつ、前記発光制御手段を、車内
    の光量を検出するセンサ回路と、前記センサ回路の検出
    信号に基づき、車内の光量が所定値以下のときは前記文
    字板の発光色を青系の色に設定すると共に、車内の光量
    が所定値を超えるときは前記文字板の発光色を赤系の色
    に設定する発光駆動制御回路より構成したことを特徴と
    する請求項6に記載の車両用メータ。
  8. 【請求項8】 前記異色のLEDを少なくとも赤色LE
    Dと青色LEDとし、かつ、前記発光制御手段を、気温
    を検出するセンサ回路と、前記センサ回路の検出信号に
    基づき、気温が所定値以下のときは前記文字板の発光色
    を暖色系の色に設定すると共に、気温が前記所定値を超
    えるときは前記文字板の発光色を寒色系に設定する発光
    駆動制御回路より構成したことを特徴とする請求項6に
    記載の車両用メータ。
  9. 【請求項9】 前記発光制御手段は、先進安全自動車警
    告機能の発揮時に前記文字板を警告発光させることを特
    徴とする請求項1に記載の車両用メータ。
  10. 【請求項10】 導光体及び導光体の裏面に設けられた
    反射面を有する文字板と、 前記文字板の表面側に設けられた指標部と、 前記文字板の周囲に配設され、前記導光体に光を入射し
    て文字板を発光させる複数のLEDと、 前記文字板へ入射する光量を検出するセンサ回路と、前
    記センサ回路の検出信号に基づき、前記文字板へ入射す
    る光量に応じて前記LEDの光量を増減変更して前記文
    字板の輝度を変更する発光駆動制御回路とを有する発光
    制御手段とを具備することを特徴とする車両用メータ。
  11. 【請求項11】 前記センサ回路は、前記LEDのうち
    前記文字板に光を入射しないオフ時のLEDを受光セン
    サとして使用した請求項10に記載の車両用メータ。
  12. 【請求項12】 導光体及び前記導光体の裏面に設けら
    れた反射面を有する文字板と、 前記文字板の表面側に設けられた指標部と、 前記文字板の周囲に配設され、前記導光体に光を入射し
    て、前記文字板を発光させる複数のLEDと、 現在の走行速度を検出するセンサ回路と、現在走行中の
    道路の制限速度を認識する制限速度認識手段と、前記セ
    ンサ回路の検出信号に基づき、少なくとも現在の走行速
    度に対応する位置の前記LEDを発光して、前記文字板
    の指標部を発光させると共に、前記制限速度認識手段の
    信号に基づき、前記制限速度に対応する位置の前記LE
    Dを発光して、前記文字板の指標部を発光させる発光駆
    動制御回路とを有する発光制御手段とを具備することを
    特徴とする車両用メータ。
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