JPH0954264A - 光走査装置、距離測定装置及び光センサ装置 - Google Patents

光走査装置、距離測定装置及び光センサ装置

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JPH0954264A
JPH0954264A JP22755395A JP22755395A JPH0954264A JP H0954264 A JPH0954264 A JP H0954264A JP 22755395 A JP22755395 A JP 22755395A JP 22755395 A JP22755395 A JP 22755395A JP H0954264 A JPH0954264 A JP H0954264A
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JP
Japan
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movable plate
optical scanning
scanning device
angle
fixed plate
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Application number
JP22755395A
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English (en)
Inventor
Kenji Takemura
賢治 武村
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複雑な光軸調整が不要で、走査範囲を自由に
調整でき、2次元光走査が可能な小型で安価な光走査装
置を提供する。 【解決手段】 パルスステップモータ等の回転駆動部1
により回動ブロック3を支持する。回動ブロック3は、
曲げ変形可能な可動板4の下端部が固定板6に固定され
ており、可動板4の背面に永久磁石8が取着され、固定
板6にコイル9が設けられている。可動板4の前面に
は、光の反射面7を形成する。回転駆動部1により回動
ブロック3を回動させたり、コイル9を励磁することに
より、可動板4を2方向に回動させることができ、任意
の角度で静止させることもできる。回転駆動部1による
回転角はロータリーエンコーダ等の回転駆動角検知手段
13により検知され、可動板4の曲げ方向における回転
角は曲げ角検知手段14により検知される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光走査装置に関
し、特に、光ビームの2次元走査可能な光走査装置に関
する。また、当該光走査装置を用いた距離測定装置及び
光センサ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の2次元光走査装置Pとしては、2
つのガルバノミラー71,72を用いたものがある(例
えば、特開平2−232617号公報)。これは、図1
4に示すように、モータ等の駆動部73で回動される第
1のガルバノミラー71と、同じくモータ等の駆動部7
4で回動される第2のガルバノミラー72と、集光レン
ズ75を光ビームαの光路に沿って配置したものであ
る。しかして、光源76から出射された光ビームαを第
1のガルバノミラー71と第2のガルバノミラー72で
反射させた後、集光レンズ75で集光させるものであっ
て、両ガルバノミラー71,72を回動させることによ
って光ビームαを2次元状に走査させることができる。
【0003】しかしながら、このような2次元光走査装
置Pにあっては、第1のガルバノミラー71で1次元状
に走査された光ビームαを第2のガルバノミラー72で
受けて反射させるので、第1のガルバノミラー71によ
る光ビームαの走査範囲をカバーできる大きさの第2の
ガルバノミラー72が必要となり、第2のガルバノミラ
ー72が大型化するという欠点があった。さらに、2台
の駆動部73,74と2つのガルバノミラー71,72
を必要とするので光走査装置Pの全体寸法を小形化する
ことが困難であった。また、2つのガルバノミラー7
1,72と光源76とのの光軸合せが必要で、光軸合せ
の作業にも手間が掛かっていた。
【0004】また、2次元光走査装置の別な従来例(図
示せず)としては、外周面のミラーを面倒れさせたり、
軸心を傾けたりしたポリゴンミラーがある。これは、ポ
リゴンミラーの外周各面に形成されたミラー面を回転軸
に対して互いに異なる角度ずつ傾けたり、回転軸に対し
てポリゴンミラーの軸心を傾けたりしたものである。
【0005】しかしながら、このような方式の光走査装
置にあっては、光ビームの走査範囲はポリゴンミラーの
ミラー面数によって決まるので、主走査方向での光ビー
ムの走査範囲が限定されていた。主走査方向での走査範
囲を広くしようとすれば、ポリゴンミラーのミラー面数
が少なくなり、従走査方向の走査線数が少なくなってい
た。また、従走査方向の走査線数を多くするには、ミラ
ー面数を多くすればよいが、ミラー面数を多くすると、
主走査方向での走査範囲が狭くなるという問題があっ
た。さらに、主走査方向での走査範囲を広くし、かつ従
走査方向での走査線数を多くするためには、ポリゴンミ
ラーの直径を大きくする必要があり、光走査装置が大型
化すると共に製造コストが高くつくという欠点があっ
た。
【0006】また、図15にさらに別な従来例の共振ミ
ラー型の2次元光走査装置Qを示す。これは、非対称形
状に屈曲したバネ製アーム81の両端部を弾性支持片8
2,83によって支持し、バネ製アーム81の一方端部
に屈曲振動片84の一端を固定し、屈曲振動片84の他
端にミラー85を固定し、さらにアーム81の一方端部
に圧電振動子86から振動を印加するようにしたもので
ある。しかして、圧電振動子86からアーム81及び屈
曲振動片84に振動を印加し、光源87から出射された
光ビームαをミラー85で反射させると、屈曲振動片8
4が共振振動してミラー85が水平面内で回動して光ビ
ームαが水平方向に走査される。同時に、アーム81が
共振振動してミラー85が垂直な面内で回動して光ビー
ムαの走査線が垂直方向に移動する。
【0007】しかしながら、このような共振ミラー型の
2次元光走査装置Qでは、アーム81及び屈曲振動片8
4はいずれも共振駆動されるので、水平方向でも垂直方
向でも走査速度を変えられなかった。さらに、共振駆動
であるので、外乱振動に弱く、外乱振動によって走査方
向の乱れや振動停止を生じたり、疲労破壊を起こしたり
する問題があった。
【0008】また、いずれの方式の2次元光走査装置に
あっても、光ビームの出射角の検知手段を有していない
ので、光ビームの走査角を知ることができなかった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は叙上の従来例
の欠点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、複雑な光軸調整の必要がなく、走査範囲を自由
に調整することができ、光ビームを2方向に走査するこ
とができる小型で安価な光走査装置を提供することにあ
る。
【0010】また、本発明は、簡単な構造により光ビー
ムの走査角を検出できるようにすることにある。
【0011】さらに、本発明は、衝撃にも強い光走査装
置を提供することにある。
【0012】
【発明の開示】請求項1に記載の光走査装置は、光を反
射させる反射面と、前記反射面を回転させる回転駆動手
段と、前記反射面と前記回転駆動手段の回転軸とのなす
角度を、静電力や磁気力等の電磁気力によって変化させ
る角度変化手段と、から構成されていることを特徴とし
ている。
【0013】反射面を回転させる回転駆動手段として
は、特に限定するものではないが、例えばパルスステッ
プモータ等の制御用モータやエア駆動のロータリーアク
チュエータ等を用いることができる。また、角度変化手
段を動作させる電磁気力には静電力や磁気力に限らず、
強誘電体の圧電効果なども含まれる。
【0014】反射面は回転駆動手段により回転駆動手段
の回転軸の回りに回転する。また、反射面は角度変化手
段により回転駆動手段の回転軸とほぼ直交する方向の軸
回りに回動する。従って、反射面は2方向に回動し、こ
の反射面で反射される光ビームは2方向に走査される。
【0015】請求項2に記載の実施態様は、請求項1記
載の光走査装置において、前記回転駆動手段は、前記反
射面とともに前記角度変化手段を回転させるものである
ことを特徴としている。
【0016】この実施態様にあっては、回転駆動手段に
よって当該回転軸の回りに角度変化手段が回転させら
れ、さらに反射面は角度変化手段によって前記回転軸と
ほぼ直交する方向の軸回りに回動される。従って、反射
面は2方向に回動し、この反射面で反射される光ビーム
は2方向に走査される。
【0017】請求項3に記載の実施態様は、請求項1又
は2に記載の光走査装置において、前記角度変化手段
は、曲げ変形可能な可動板を備え、静電力や磁気力等の
電磁気力によって生じる可動板の曲げにより前記反射面
と前記回転駆動手段の回転軸とのなす角度を変化させる
ものであることを特徴としている。
【0018】この実施態様にあっては、電磁気力によっ
て可動板を弾性的に曲げ変形させることによって反射面
を回転駆動手段の回転軸とほぼ直交する方向の軸回りに
回動させることができる。
【0019】請求項4に記載の実施態様は、請求項3に
記載の光走査装置において、前記角度変化手段は、固定
板と可動板とを互いに向い合せて配置し、固定板と可動
板のそれぞれに静電力や磁気力等の電磁気力によって互
いに作用し合う部材を設け、可動板に反射面を設けたも
のであることを特徴としている。
【0020】この実施態様にあっては、可動板に反射面
が設けられているので、可動板を曲げ変形させることに
よって直接に反射面を回動させることができる。
【0021】請求項5に記載の実施態様は、請求項4に
記載の光走査装置において、固定板と可動板とは一部に
おいて互いに固定され、回転駆動手段は当該固定板及び
可動板を共に回転させるようになっていることを特徴と
している。
【0022】この実施態様にあっては、回転駆動手段に
よって固定板及び可動板が回転し、可動板が曲げ変形す
ることによって可動板に設けられた反射面が2方向に回
動し、反射面で反射した光が2方向に走査される。
【0023】請求項1〜5の光走査装置にあっては、回
転駆動手段により反射面が回転させられ、さらに反射面
は角度変化手段によって異なる方向へ回動させられるの
で、反射面は2方向に回転することができ、反射面に光
ビームが照射されていると、光ビームは2方向に走査さ
れる。
【0024】また、この光走査装置にあっては、1つの
反射面を回転駆動手段と角度変化手段の組合せによって
2方向に回転させるようにしているので、光走査装置を
小型化することができる。しかも、反射面が1つである
ので、複雑な光軸調整や組立精度を必要とせず、製造コ
ストを安価にすることができる。
【0025】さらに、角度変化手段は電磁気力によって
反射面を強制的に回動させるものであって、光ビームの
走査速度や走査角、走査範囲を自由に調整することがで
きる。
【0026】請求項6に記載の実施態様は、請求項4に
記載の光走査装置において、固定板の背面側に静電力や
磁気力等の電磁気力を制御する制御手段を設けたことを
特徴としている。
【0027】この実施態様にあっては、制御手段を固定
板に設けているので、制御手段も含めた光走査装置を小
型化することができる。しかも、固定板の背面側すなわ
ち可動板と対向している面と反対側に制御手段を設けて
いるので、制御手段が可動板の変形動作の妨げになる恐
れがない。
【0028】請求項7に記載の実施態様は、請求項4に
記載の光走査装置において、前記反射面と前記回転駆動
手段の回転軸とのなす角度を検出する曲げ角検出手段を
備えたことを特徴としている。
【0029】請求項8に記載の実施態様は、請求項7に
記載の光走査装置において、前記曲げ角検知手段は、固
定板と可動板との間の静電容量に基づいて、前記反射面
と前記回転駆動手段の回転軸とのなす角度を検出するも
のであることを特徴としている。
【0030】請求項8の実施態様においては、可動板が
曲げ変形すると、可動板と固定板との間の静電容量が変
化するので、静電容量の値から反射面と回転軸とのなす
角度を知ることができる。
【0031】請求項9に記載の実施態様は、請求項7に
記載の光走査装置において、前記曲げ角検知手段は、可
動板に取り付けられた歪ゲージ等の歪検出素子の値に基
づいて、前記反射面と前記回転駆動手段の回転軸とのな
す角度を検出するものであることを特徴としている。
【0032】この実施態様においては、可動板の曲げ部
分の歪を歪検出素子によって検出することにより、反射
面と回転軸とのなす角度を知ることができる。
【0033】請求項7〜9の実施態様にあっては、反射
面と回転駆動手段の回転軸のなす角度を検出する手段を
備えているので、可動板の変形方向における曲げ角を検
出することができ、当該方向における光ビームの走査角
を知ることができる。特に、請求項8の実施態様では、
可動板と固定板の間の静電容量に基づいて可動板の曲げ
角を検出できるので、曲げ角検知手段を薄くして省スペ
ースで実現でき、曲げ角検知手段を有しつつも小型の2
次元光走査装置を製作することができる。同様に、請求
項9の実施態様では、可動板に取り付けた歪ゲージ等の
歪検出素子により可動板の曲げ角を検出できるので、曲
げ角検知手段を薄くして省スペースで実現でき、曲げ角
検知手段を有しつつも小型の2次元光走査装置を製作す
ることができる。
【0034】請求項10に記載の実施態様は、請求項7
に記載の光走査装置において、前記曲げ角検知手段で検
知した反射面の角度と当該角度の目標値とを比較し、前
記曲げ角検知手段で検知する反射面の角度が常に目標値
と一致するように、前記静電力や磁気力等の電磁気力を
制御することを特徴としている。
【0035】この実施態様にあっては、曲げ角検知手段
で検知した反射面の角度が目標値と一致するように制御
しているので、可動板の曲げ方向における反射面の回転
角度が目標値と一致するように制御することができる。
従って、光ビームの走査角を正確に制御することができ
る。また、フィードバックループを形成できるので、制
御系全体の安定性が向上し、衝撃などの外乱にも強くな
る。さらに、この光走査装置を物体検知用の光センサと
して用いる場合には、検知物体の位置情報を精確に得る
ことができる。
【0036】請求項11に記載の実施態様は、請求項4
に記載の光走査装置において、前記可動板には、曲げ変
形を生じさせるためのくびれ部が形成されていることを
特徴としている。
【0037】可動板にくびれ部を設けると、可動板の弾
性変形する領域を限定することができるので、可動板の
剛性を小さくすることができ、曲げ変形に必要な力を小
さくでき、駆動力を小さく抑えることができて省電力化
を図れる。
【0038】請求項12に記載の実施態様は、請求項4
に記載の光走査装置において、前記可動板は、ベリリウ
ム銅やリン青銅等の疲労限の大きな金属材料によって形
成されていることを特徴としている。
【0039】可動板をベリリウム銅やリン青銅等の疲労
限の大きな金属材料によって形成すれば、可動板が繰返
し曲げ変形しても破壊することがなく、光走査装置を高
速で長時間走査することができ、信頼性が向上する。し
かも、金属製の可動板それ自身が電極になるので、部品
点数や組立工数を低減することができ、製造コストを下
げることができる。
【0040】請求項13に記載の実施態様は、請求項4
に記載の光走査装置において、前記固定板には、前記可
動板の可動範囲を制限するためのストッパーが設けられ
ていることを特徴としている。
【0041】可動板に可動範囲を制限するストッパを設
けていると、大きな力(例えば、落下衝撃力)が加わっ
ても、可動板が破壊限界値を越えるほど変形することが
なく、衝撃などに対する信頼性も向上し、振動下での使
用(例えば、自動車への搭載)も可能となる。
【0042】請求項14に記載の光走査装置は、固定板
と、該固定板と互いに向い合わせに配置された曲げ変形
可能な可動板と、固定板と可動板のそれぞれに設けられ
た静電力や磁気力等の電磁気力によって互いに作用し合
う部材と、この電磁気力を制御する制御手段と、可動板
に設けられた光源と、可動板の曲げ方向とは異なる方向
に前記固定板と可動板を共に回転させる回転駆動手段
と、を備えていることを特徴としている。
【0043】この光走査装置にあっては、回転駆動手段
によって可動板が一方向に回転させられ、また電磁気力
によって可動板が別な方向に曲げ変形させられるので、
可動板に設けられた光源は2方向に回動し、光源から出
射された光ビームを2方向に走査させることができる。
【0044】従って、この光走査装置にあっても、1つ
の光源を回転駆動手段と角度変化手段によって2方向に
回転させるようにしているので、光走査装置を小型化す
ることができる。しかも、光源が直接可動板に設けられ
ているので、複雑な光軸調整や組立精度を必要とせず、
製造コストを安価にすることができる。さらに、角度変
化手段は電磁気力によって反射面を強制的に回動させる
ものであって、光ビームの走査速度や走査範囲を自由に
調整することができる。
【0045】請求項15に記載の距離測定装置は、目標
物に光を走査するための請求項1〜14記載の光走査装
置と、目標物からの反射光を受光する受光手段とを備
え、受光信号に基づいて目標物までの距離を測定するも
のであることを特徴としている。
【0046】この距離測定装置にあっては、本発明の光
走査装置を搭載しているので、2次元状に光走査可能な
距離測定装置を小型で安価に実現できる。また、2次元
走査により、高密度に送光することが可能になり、より
長距離測定の可能な距離測定装置を提供できる。
【0047】請求項16に記載の光センサ装置は、検出
対象物に光を走査するための請求項1〜14記載の光走
査装置と、検出対象物からの反射光強度を検出する受光
素子と、受光素子から出力される電気信号を処理する信
号処理手段とを備え、検出対象物の位置、形状、寸法、
もしくは検出対象物であるマーク、模様、符号、文字、
などの情報をセンシングするものであることを特徴とし
ている。
【0048】本発明の光センサ装置は、本発明の光走査
装置を備えているので、小型かつ安価でありながら、2
次元状の検知領域(例えば、正方形や長方形の領域)で
物体を検知することができる。特に、バーコード、多段
バーコード、マトリックス化された2次元バーコードな
どの符号情報を読み取る用途に用いる場合には、小型か
つ安価で、しかも外乱振動のある環境下でも使用できる
符号情報読取装置として用いることができる。
【0049】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施形態による
光走査装置Aを示す斜視図であり、図2はその側面図で
ある。回転駆動部1(回転駆動手段)は例えばステッピ
ングモータなどの制御用モータによって構成されてお
り、回動軸2を往復回動させられるようになっている。
回動軸2の回転速度や回動範囲などは自由に変化させる
ことができる。回動軸2の先端には回動ブロック3が支
持されている。回動ブロック3は、曲げ変形可能な可動
板4の下端両側部をスペーサ5を介して固定板6の下端
部に固定したものである。固定板6と一定距離d0を隔
てて対向するように支持された可動板4の前面には反射
面7が設けられており、背面には永久磁石8が取着され
ている。反射面7は、ミラーなどの別部材を可動板4に
接着して形成してもよいし、可動板4の表面に直接アル
ミニウムなどを蒸着させて形成してもよいし、可動板4
の表面を鏡面加工してもよい。
【0050】可動板4を曲げ変形させるための角度変化
手段は、可動板4に設けられた永久磁石8と固定板6に
設けられたコイル9とから構成されている。永久磁石8
は、磁化方向が可動板4の前後方向を向くように配置さ
れており、例えば図2に示す向きとなっている。固定板
6は回路基板によって構成されており、磁界を発生させ
るコイル9は固定板6の背面に設けられている。また、
固定板6の背面には、コイル9を励磁すると共に回転駆
動部1を制御する駆動回路10(制御手段)が設けられ
ている。また、固定板6にはコイル9の内周面と対向さ
せて開口11が明けられており、可動板4に固定された
永久磁石8は当該開口11及びコイル9内に一部挿入さ
れている。
【0051】光走査装置Aは、半導体レーザー素子や発
光ダイオード(LED)等の光源12から出射された光
ビームαを反射面7で受光して反射するように配置され
ている。
【0052】しかして、この光走査装置Aにあっては、
回転駆動部1を駆動すると、回動ブロック3は回動軸2
の軸心イ(Z軸方向)の回りに回動し、所定の回動範囲
で左右に首振り運動する。このとき反射面7で反射され
る光ビームαは、回動ブロック3が角度θzだけ回転す
ると2θzだけ走査角が変化し、水平方向(p方向)に
走査される。また、回転駆動部1は、回動ブロック3を
任意の回転角θzに回転させ、任意の位置で静止させる
こともできる。
【0053】また、この光走査装置Aにあっては、コイ
ル9に通電すると、右ねじの法則に従って、コイル9の
両端にNSの磁界が発生する。このときコイル9に発生
する磁界の向きが永久磁石8の磁化方向と同じ向きとな
るようにコイル9に通電すると、永久磁石8とコイル9
の互いに対向する側が逆極性となるので、永久磁石8は
コイル9内に引き込まれる。その結果、図3(a)に示
すように、可動板4は湾曲して固定板6に引き寄せられ
る。また、コイル9に発生する磁界の向きが永久磁石8
の磁化方向と逆向きとなるようにコイル9に通電する
と、永久磁石8とコイル9の互いに対向する側が同極性
となるので、永久磁石8はコイル9から反発される。そ
の結果、図3(b)に示すように、可動板4は湾曲して
固定板6から離れる。従って、コイル9に交流電流を流
すと、永久磁石8とコイル9の磁気力によって可動板4
が曲げ振動する。曲げ振動している可動板4が回動軸2
の軸心に対して角度θxだけ傾くと、反射面7で反射さ
れる光ビームαは2θxだけ走査角が変化し、反射面7
で反射した光ビームαは図1の上下方向(q方向)に走
査される。また、コイル9にいずれかの向きの一定の電
流を流すことにより、反射面7を任意の角度で静止させ
ることもできる。
【0054】よって、回転駆動部1を駆動して回動ブロ
ック3を回動させながら、同時にコイル9に交番電流を
流して可動板4を振動させることにより、反射面7で反
射された光ビームαを2次元状に走査させることができ
る。また、この光走査装置Aによれば、回転駆動部1を
制御することにより、またコイル9に流す電流の電流値
や周波数を変化させることにより、p方向の走査範囲
(2θz)maxや走査速度、q方向の走査範囲(2θ
x)maxや走査速度を変化させることができる。
【0055】また、この光走査装置Aでは、p方向とq
方向のうちいずれを主走査方向としていずれを従走査方
向とすることもできる。また、共振型でないので、p方
向の任意の位置で静止させてq方向に1次元走査させた
り、q方向の任意の位置で静止させてp方向に1次元走
査させたりすることもできる。さらに、2次元走査領域
内の任意の1点で光ビームαを静止させることもでき
る。
【0056】回転駆動部1の下面には回動軸2の回転角
θzを検知するためのロータリーエンコーダ等の回転駆
動角検知手段13が設けられており、回動軸2の軸心
(Z軸)回りにおける反射面7の回転角θzは回転駆動
角検知手段13で検知される。
【0057】また、可動板4の曲げ角θxをを検知する
曲げ角検知手段14は、可動板4に設けられた電極15
と当該電極15に対向する位置に設けられた固定板6上
の電極16によって構成されており、両電極15,16
間の静電容量Cを測定することにより曲げ角θxを検知
する。すなわち、両電極15,16間の静電容量Cは、
電極15,16の面積S、電極間距離d、電極15,1
6間(空気)の誘電率εにより、次の式で表わされ
る。 C=εS/d … 可動板4の固定端から電極15までの距離をL、静止時
(コイル無通電時)の電極間距離をd0とすると、可動
板4が屈曲している時の電極間距離はdは、次の式で
表わされる。 d=d0+L・tan(θx) … 従って、上記及び式によれば、検出した静電容量C
から曲げ角θxを求めることができる。
【0058】こうして反射面7の回転角θzと可動板4
の曲げ角θxを検出すれば、その瞬間の光ビームαの走
査方向2θz、2θxを求めることができる。
【0059】可動板4は、例えばアルミ合金などの良導
電性の金属材料により形成すれば、可動板4に別途電極
15を設ける必要がなくなり、可動板4自体と電極16
によって曲げ角検知手段14を構成することができ、部
品点数及び組立工数を低減する効果がある。また、可動
板4を例えばステンレス鋼などの疲労限の大きな金属材
料で形成すれば、可動板4が繰返し曲げ変形させられて
も破壊することがなく、信頼性が向上する。さらに、可
動板4を良導電性で、かつ疲労限の大きな金属材料、例
えばベリリウム銅やリン青銅で形成すれば、可動板4自
体と電極16によって曲げ角検知手段14を構成するこ
とができ、部品点数及び組立工数を低減する効果があ
り、同時に、可動板4が繰返し曲げ変形させられても破
壊することがなく、信頼性が向上する。
【0060】また、固定板6の通孔17と可動板4の通
孔18には、可動板4と固定板6との距離に比べて十分
に長いストッパー19が遊挿されており、ストッパー1
9の両端には通孔17,18よりも大きな抜け止め部2
0が設けられている。従って、可動板4は、固定板6と
反対側への可動範囲がストッパー19によって制限され
ており、また可動板4の固定板6側への可動範囲は固定
板6によって制限されており、可動板4が大きく撓んで
永久歪や破壊を生じるのを防止されている。よって、可
動板4の耐衝撃性が高くなり、例えば落下衝撃力が加わ
っても可動板4が破壊限界値を越えるほど変形すること
がない。また、周囲から振動を受けながらの使用(例え
ば、自動車へ搭載した場合)も可能となる。
【0061】なお、図1ではコイル9は固定板6の背面
に設けられているが、固定板6の正面に設けてあっても
よい。また、可動板4の曲げ角を検出するための電極1
5、16は、図1では永久磁石8よりも下方に配置され
ているが、永久磁石8の両隣に配置してあってもよい。
【0062】図4(a)は異なる形状の可動板4を示す
正面図である。この実施形態では、可動板4の中央部を
両端部に比べて細くすることにより、曲げ変形する際に
弾性変形する曲げ変形部21(くびれ部)を設けてい
る。すなわち、図4(b)に示す曲げ変形時の側面図の
ように、可動板4は両端部の幅の広い領域(反射面7は
当該領域に設けられている)では変形せず、中央部のく
びれている曲げ変形部21でのみ弾性変形する。このよ
うに限定された曲げ変形部21を設けた結果、可動板4
のばね剛性を小さくでき、曲げ変形に必要な力が小さく
て済むので、永久磁石8とコイル9を小形化でき、さら
に省電力化することができる。また、曲げ変形部21の
根元及び先端部のコーナー部22にはアールを付すこと
によって応力集中を緩和し、曲げ変形部21の破損を防
止している。
【0063】図5(a)はさらに異なる形状の可動板4
を示す正面図である。この実施形態においては、曲げ変
形によって可動板4の曲げ変形部21に生じる応力が概
ね均等になるよう、根元から先端にかけて曲げ変形部2
1を次第に細くしたもの(等応力はり)である。この結
果、曲げ変形部21の根元における応力集中を軽減で
き、破壊しにくく信頼性が向上する。
【0064】図6は本発明のさらに別な実施形態による
光走査装置Bを示す斜視図である。この光走査装置Bに
あっては、可動板4の曲げ角を検出するための曲げ角検
知手段14として、可動板4に貼着した歪ゲージやピエ
ゾ抵抗素子等の歪検出素子23を用いている。従って、
歪検出素子23の出力値(抵抗値)の変化に基づいて可
動板4の曲げ角θxを検出することができる。
【0065】図7は本発明のさらに別な実施態様による
光走査装置Cを示す斜視図である。この光走査装置Cに
あっては、可動板4を駆動するために永久磁石8とコイ
ル9を用いず、可動板4に設けた駆動電極24と固定板
6に設けた駆動電極25との間に働く静電力によって可
動板4を曲げ変形させている。例えば一方の駆動電極2
4(又は、25)を負電位に保っておき、駆動回路10
により他方の駆動電極25(又は、24)を一定周期毎
に正電位と負電位に切り替えると、駆動電極24,25
間の静電力によって可動板4が前後方向に曲げ変形して
振動し、反射面7で反射される光ビームαが2方向に走
査される。
【0066】図8(a)(b)は本発明のさらに別な実
施形態による光走査装置Dを示す斜視図及び側面図であ
る。この実施形態にあっては、回動ブロック3は、略L
字状に屈曲した固定板6に積層型圧電素子のような固体
アクチュエータ26を介して可動板4の下端部を支持し
て構成されている。しかして、積層型圧電素子のような
固体アクチュエータ26に交流電圧を印加すると、可動
板4の下端部が直線振動し、この直線振動は曲げ変形部
21によって曲げ変形モードの振動に変換される。従っ
て、回転駆動部1によって回動ブロック3を回動させな
がら可動板4を曲げ変形モードで振動させると、反射面
7で反射された光ビームαは2方向に走査される。
【0067】図9は本発明のさらに別な実施態様による
光走査装置Eを示す斜視図である。この光走査装置Eは
反射面7を備えておらず、可動板4の先端側に半導体レ
ーザー素子や発光ダイオード(LED)等の発光素子1
2を取り付けられている。しかして、この光走査装置E
にあっては、可動板4をθz方向及びθx方向に回動さ
せると、発光素子12から出射された光ビームαは2次
元状に走査される。
【0068】図10は上記光走査装置、例えば光走査装
置Aの反射面の走査角を制御する制御部28を示すブロ
ック図であって、反射面7の回転角θz、θxが目標値
θzo、θxoと一致するように制御するものである。回転
角θz、θxの目標値θzo、θxoは設定手段29により
設定される。反射面7の実際の回転角θzは回転駆動角
検知手段13によって検知されており、制御部28は設
定された目標値θzoと検出した回転角θzとを比較手段
30によって比較し、反射面7の回転角θzと目標値θ
zoの差が小さくなるよう、その差(θzo−θz)に比例
した動作信号を回路手段31へ出力し、回転駆動部1が
出力する回転角θzが目標値θzoと等しくなるように回
路手段31により回転駆動部1を制御する。同様に、反
射面7の実際の回転角θxは曲げ角検知手段14によっ
て検知されており、制御部28は設定された目標値θxo
と検出した回転角θxとを比較手段32によって比較
し、反射面7の回転角θxと目標値θxoの差が小さくな
るよう、その差(θxo−θx)に比例した動作信号を回
路手段33へ出力し、曲げ変形手段によって制御される
回転角θxが目標値θxoと等しくなるよう回路手段33
によってコイル9に流れる電流を制御する。
【0069】この結果、設定された目標値に対応する走
査角2θz,2θxで光ビームαを走査し、常に目標と
一致した位置に光ビームαを走査することができる。ま
た、制御部28がフィードバックループを形成している
ので、衝撃などの外乱によって反射面7の角度θz,θ
xがずれても直ちに補正され、制御系全体の剛性ないし
安定性が向上し、衝撃などの外乱にも強くなる。さら
に、物体位置を検出するためのセンサとして用いられる
場合には、検知物体の正確な位置情報を得ることができ
る。
【0070】また、図示しないが、設定手段29より光
ビームαの回転範囲の目標値(θzo)maxや(θxo)max
を入力すると、回転駆動角検知手段13や曲げ角検知手
段14によって検知した実際の回転範囲(θz)maxや
(θx)maxがそれぞれの目標値と等しくなるようにフ
ィードバックループを形成してもよい。このような制御
部28によれば、光ビームを正確な走査範囲(2θzo)
max,(2θxo)maxで走査させることができる。
【0071】図11は、本発明の光走査装置Fを用いた
レーザ測距装置Gの実施例を示すブロック図である。こ
のレーザ測距装置Gは、本発明の光走査装置F、近赤外
線パルスレーザなどの発光素子41とレンズのような光
学素子42からなる光源12、フォトダイオード等の受
光素子43、発光素子41を駆動して光パルスα1を出
射させる駆動回路44、光走査装置Fを駆動する駆動回
路10、受光素子43からの受光信号を電気的に処理す
る信号処理回路46、および駆動回路44,10と信号
処理回路46を制御する制御部47から構成されてい
る。
【0072】このレーザ測距装置Gは、発光素子42か
ら出射された光パルスα1を、光走査装置Fにより検知
物体45に向けて2次元状に走査する。このとき出射さ
れた光パルスα1が検知物体45に当たり、検知物体4
5から反射されてくる光パルスα2を受光素子43で検
知する。そして、受光素子43から出力される受光信号
を信号処理回路46で増幅し、出射された光パルスα1
と受光された光パルスα2の時間的遅延を演算すること
で、検知物体45までの距離を測定できる。
【0073】図12は、本発明の光走査装置Fを用いた
光センサ装置Hの実施例を示すブロック図である。この
光センサ装置Hは、本発明の光走査装置F、半導体レー
ザ素子などの発光素子41とレンズのような光学素子4
2からなる光源12、フォトダイオード等の受光素子4
3、発光素子41を駆動して光ビームαを出射させる駆
動回路44、光走査装置Fを駆動する駆動回路10、受
光素子43からの受光信号を電気的に処理する信号処理
回路46、および駆動回路44,10と信号処理回路4
6を制御する制御部47から構成されている。
【0074】この光センサ装置Hは、発光素子41から
出射された光ビームαを光走査装置Fにより検知領域に
向けて出射するとともに、検知領域内で2次元状の走査
パターンに沿って光ビームαを走査する。このとき検知
領域内に検知物体45が存在すると、検知物体45で反
射した光ビームαが受光素子43で検知される。そし
て、光ビームαを受光した受光素子43から出力される
受光信号を信号処理回路46で信号処理および信号解析
することにより検知領域内に物体45が存在するか否
か、さらに物体45の形状等が検出される。
【0075】図13は、本発明の光走査装置Fを用いた
符号情報読取装置Jの実施例である。図12の光センサ
装置Hと同様な構成の光センサ装置をバーコード、多段
バーコード、マトリックス化された2次元バーコードな
どの符号情報48を読み取る用途に用いることにより、
本発明の光走査装置Fを用いた符号情報読取装置Jを提
供できる。もっとも、受光素子43では、バーコードの
バーとスペースに応じた反射光を受光するので、信号処
理回路46は当該受光信号からバーコード等を解読する
ためのデコード機能を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による光走査装置を示す斜
視図である。
【図2】同上の光走査装置の側面図である。
【図3】(a)(b)は同上の光走査装置の動作を説明
する一部破断した側面図である。
【図4】(a)は異なる形状の可動板を示す正面図、
(b)はその曲げ変形の様子を示す側面図である。
【図5】(a)はさらに異なる形状の可動板を示す正面
図、(b)はその曲げ変形の様子を示す側面図である。
【図6】本発明の別な実施形態による光走査装置を示す
斜視図である。
【図7】本発明のさらに別な実施形態による光走査装置
を示す側面図である。
【図8】(a)(b)は本発明のさらに別な実施形態に
よる光走査装置を示す斜視図及び側面図である。
【図9】本発明のさらに別な実施形態による光走査装置
を示す斜視図である。
【図10】光走査装置の制御部の構成を示すブロック図
である。
【図11】本発明に係るレーザ測距装置の構成を示すブ
ロック図である。
【図12】本発明に係る光センサ装置の構成を示すブロ
ック図である。
【図13】本発明に係る符号情報読取装置の構成を示す
ブロック図である。
【図14】従来の光走査装置を示す概略斜視図である。
【図15】従来の別な光走査装置を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 回転駆動部(回転駆動手段) 2 回動軸 4 可動板 6 固定板 7 反射面 8 永久磁石 9 コイル 10 駆動回路(制御手段) 12 光源 13 回転駆動角検知手段 14 曲げ角検知手段 15,16 電極 19 ストッパー 21 曲げ変形部(くびれ部) 23 歪検出素子 24,25 駆動電極 26 固体アクチュエータ 28 制御部 29 設定手段

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光を反射させる反射面と、 前記反射面を回転させる回転駆動手段と、 前記反射面と前記回転駆動手段の回転軸とのなす角度
    を、静電力や磁気力等の電磁気力によって変化させる角
    度変化手段と、から構成されていることを特徴とする光
    走査装置。
  2. 【請求項2】 前記回転駆動手段は、前記反射面ととも
    に前記角度変化手段を回転させるものである、請求項1
    に記載の光走査装置。
  3. 【請求項3】 前記角度変化手段は、曲げ変形可能な可
    動板を備え、静電力や磁気力等の電磁気力によって生じ
    る可動板の曲げにより前記反射面と前記回転駆動手段の
    回転軸とのなす角度を変化させるものである、請求項1
    又は2に記載の光走査装置。
  4. 【請求項4】 前記角度変化手段は、固定板と可動板と
    を互いに向い合せて配置し、固定板と可動板のそれぞれ
    に静電力や磁気力等の電磁気力によって互いに作用し合
    う部材を設け、可動板に反射面を設けたものである、請
    求項3に記載の光走査装置。
  5. 【請求項5】 固定板と可動板とは一部において互いに
    固定され、回転駆動手段は当該固定板及び可動板を共に
    回転させるようになっている、請求項4に記載の光走査
    装置。
  6. 【請求項6】 固定板の背面側に静電力や磁気力等の電
    磁気力を制御する制御手段を設けた、請求項4に記載の
    光走査装置。
  7. 【請求項7】 前記反射面と前記回転駆動手段の回転軸
    とのなす角度を検出する曲げ角検出手段を備えた、請求
    項4に記載の光走査装置。
  8. 【請求項8】 前記曲げ角検知手段は、固定板と可動板
    との間の静電容量に基づいて、前記反射面と前記回転駆
    動手段の回転軸とのなす角度を検出するものである、請
    求項7に記載の光走査装置。
  9. 【請求項9】 前記曲げ角検知手段は、可動板に取り付
    けられた歪ゲージ等の歪検出素子の値に基づいて、前記
    反射面と前記回転駆動手段の回転軸とのなす角度を検出
    するものである、請求項7に記載の光走査装置。
  10. 【請求項10】 前記曲げ角検知手段で検知した反射面
    の角度と当該角度の目標値とを比較し、前記曲げ角検知
    手段で検知する反射面の角度が常に目標値と一致するよ
    うに、前記静電力や磁気力等の電磁気力を制御すること
    を特徴とする、請求項7に記載の光走査装置。
  11. 【請求項11】 前記可動板には、曲げ変形を生じさせ
    るためのくびれ部が形成されていることを特徴とする、
    請求項4に記載の光走査装置。
  12. 【請求項12】 前記可動板は、ベリリウム銅やリン青
    銅等の疲労限の大きな金属材料によって形成されている
    ことを特徴とする、請求項4に記載の光走査装置。
  13. 【請求項13】 前記固定板には、前記可動板の可動範
    囲を制限するためのストッパーが設けられていることを
    特徴とする、請求項4に記載の光走査装置。
  14. 【請求項14】 固定板と、 該固定板と互いに向い合わせに配置された曲げ変形可能
    な可動板と、 固定板と可動板のそれぞれに設けられた静電力や磁気力
    等の電磁気力によって互いに作用し合う部材と、 この電磁気力を制御する制御手段と、 可動板に設けられた光源と、 可動板の曲げ方向とは異なる方向に前記固定板と可動板
    を共に回転させる回転駆動手段と、を備えていることを
    特徴とする光走査装置。
  15. 【請求項15】 目標物に光を走査するための請求項1
    〜14記載の光走査装置と、目標物からの反射光を受光
    する受光手段とを備え、 受光信号に基づいて目標物までの距離を測定する距離測
    定装置。
  16. 【請求項16】 検出対象物に光を走査するための請求
    項1〜14記載の光走査装置と、検出対象物からの反射
    光強度を検出する受光素子と、受光素子から出力される
    電気信号を処理する信号処理手段とを備え、 検出対象物の位置、形状、寸法、もしくは検出対象物で
    あるマーク、模様、符号、文字、などの情報をセンシン
    グする光センサ装置。
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