JPH095441A - 放射線診断方法及び放射線診断装置 - Google Patents
放射線診断方法及び放射線診断装置Info
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- JPH095441A JPH095441A JP7157793A JP15779395A JPH095441A JP H095441 A JPH095441 A JP H095441A JP 7157793 A JP7157793 A JP 7157793A JP 15779395 A JP15779395 A JP 15779395A JP H095441 A JPH095441 A JP H095441A
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Abstract
位置情報を測定し、X線断層像とSPECT像等とを位
置合わせして、組織や臓器のどの部位にRIが集中また
は欠落しているかを正確に解剖学的に同定することがで
きる放射線診断装置及び放射線診断方法を提供する。 【構成】 寝台装置4の移動手段43は、ガンマカメラ
装置2の有効視野又はX線CT装置3の有効視野に被検
体の関心領域が包含されるように、ガンマカメラ装置2
及びX線CT装置3と被検体を載置した寝台天板部41
とを相対運動させる。位置測定手段44は、ガンマカメ
ラ装置またはX線CT装置と天板部との相対位置を測定
し位置情報を得る。データ処理装置5は、位置情報に基
づいてガンマカメラ装置の画像とX線CT装置の画像と
を位置合わせ又は合成する。
Description
線診断装置に係り、特に、X線CT装置とシングル・フ
ォトン・エミッション・コンピューテッド・トモグラフ
ィ(以下、SPECTと省略する)装置とを協同させ
て、短時間に正確な診断を行うことができる放射線診断
方法及び放射線診断装置に関する。
的診断とがある。臨床診断において重要なことは、疾病
によってその組織や臓器が正常に機能しているか否かで
ある。先天性異常や外傷等を除いて、多くの疾病では機
能の異常が進行していくと組織の解剖学的な形態変化が
生じる。X線診断装置やX線CT装置はこの形態的診断
の機器であり、従って形態変化を起こす以前の機能異常
の早期発見は困難である。
X線を照射し、組織や臓器によるX線透過率の差を直接
フィルム上に画像化したり、検出器によって測定した値
から断層像を再構成するものである。
省略する)またはその標識化合物が生体内の特定の組織
や臓器に選択的に取り込まれる性質を利用し、そのRI
から放射されるγ線を体外から測定し、RIの線量分布
を画像化して診断する方法があり、核医学診断法と呼ば
れている。
物質が集積されるという原理そのものが、組織や臓器の
生理学的な機能及び生化学的物質代謝機能と結び付いて
いるため、形態学的診断のみならず、病変の初期段階の
機能診断が可能であり、この点は他の診断法にはない大
きな特徴である。
ガンマカメラ装置を使用して2次元の分布画像を得るシ
ンチグラムや、ガンマカメラを被検体の回りに回転させ
て得られる情報を再構成してRI濃度分布の断層像を得
るSPECTがある。
ためには、γ線発生点からガンマカメラに入射するまで
の断層面内の減衰係数分布を用いて減衰補正(吸収補正
とも呼ばれる)する必要があり、このために外部線源と
してRIを用いたトランスミッションCT(以下、TC
Tと省略する)により減衰分布を求めていた。
機能とを関連づけて診断することが必要な場合、従来の
X線CT装置及びガンマカメラ装置はそれぞれ独立した
診断装置として、被検体を別々に撮影していたため、そ
れぞれの診断装置で被検体の姿勢が変わったり、同一の
スライス位置を撮影することができないという問題点が
あった。
データ収集とは、被検体に一定の姿勢を長時間強いるた
め、被検体の苦痛が大きいという問題点があった。
く良好な減衰補正が行えないという問題点があった。
め、検査のスループットが低いという問題点があった。
検体の姿勢を一定に保ちつつ検査情報を収集すると同時
に被検体の位置を測定し、X線CT装置により収集され
たX線断層像とガンマカメラ装置により収集されたSP
ECT像等とを位置合わせして、組織や臓器のどの部位
にRIが集中または欠落しているかを正確に解剖学的に
同定することができる放射線診断方法及び放射線診断装
置を提供することである。
TCTより短時間にしかも高解像度の減衰係数分布像を
得て、より正確な減衰補正を実現しRI分布の定量を行
うことができる放射線診断方法及び放射線診断装置を提
供することである。
時間を短縮しその苦痛を低減することのできる放射線診
断方法及び放射線診断装置を提供することである。
短縮して検査のスループットを向上させた放射線診断方
法及び放射線診断装置を提供することである。
め、本発明は次の構成を有する。すなわち、請求項1記
載の放射線診断方法は、位置情報を伴って被検体の姿勢
を変えることなくX線断層像及び核医学画像を収集する
段階と、被検体の同一位置に関するX線断層像及び核医
学画像から形態計測及び機能計測を行う段階と、を備え
ることを特徴とする。
予め既知の標準試料を用いてγ線の減衰係数とCT値と
の対応関係を求める段階と、放射性医薬品から放射され
るγ線のエネルギーに対する被検体の減衰係数分布像を
X線断層像と前記対応関係とに基づいて算出する段階
と、減衰係数分布像を用いてシングルフォトンエミッシ
ョンCTの再構成における減衰補正を行う段階と、を備
えたことを特徴とする。
予め既知の標準試料を用いてγ線の減衰係数とCT値と
の対応関係を求める段階と、放射性医薬品から放射され
るγ線のエネルギーに対する被検体の減衰係数分布像を
X線断層像と前記対応関係とに基づいて算出する段階
と、X線断層像から被検体の関心領域の深さ情報を算出
する段階と、減衰係数分布像と関心領域の深さ情報を用
いて、ガンマカメラ装置から得られた2次元分布画像か
ら比放射能を求めるための減衰補正を行う段階と、を備
えたことを特徴とする。
被検体を載置する天板部を有する寝台装置と、被検体に
投与された放射性医薬品から放射されるγ線を検出して
放射性医薬品の2次元分布画像又は3次元分布画像を得
るガンマカメラ装置と、被検体のX線断層像を撮影する
X線CT装置と、ガンマカメラ装置又はX線CT装置の
有効視野中に被検体の関心領域が包含されるようにガン
マカメラ装置及び/又はX線CT装置と天板部とを相対
運動させる移動手段と、ガンマカメラ装置と天板部との
相対位置及びX線CT装置と天板部との相対位置を測定
し位置情報を得る位置測定手段と、位置測定手段により
得られた位置情報に基づいてガンマカメラ装置により得
られた画像とX線CT装置により得られた画像とを位置
合わせ又は合成して表示するデータ処理装置と、を備え
たことを特徴とする。
被検体に投与された放射性医薬品から放射されるγ線を
検出して放射性医薬品の2次元分布画像又は3次元分布
画像を得るガンマカメラ装置と、被検体のX線断層像を
撮影するX線CT装置と、被検体の周期的な体動の時相
を測定して時相情報を得る時相測定手段と、前記時相情
報に基づいてX線CT装置に時相同期CTスキャンを行
わせるとともにガンマカメラ装置に時相同期分布画像を
収集させて、時相同期CTスキャンにより得られたX線
断層像とガンマカメラ装置により得られた時相同期分布
画像とを時相合わせして表示又は情報処理するデータ処
理装置と、を備えたことを特徴とする。
収集された被検体の同一位置に関するX線断層像及び核
医学画像から、姿勢及びスライス位置の一致した形態計
測及び機能計測を行うことができる。
知の標準試料(ファントムとも呼ばれる)を用いてCT
値とγ線の減衰係数との対応関係を求め、被検体のX線
断層像をこの対応関係に従って、被検体の減衰係数分布
像に変換する。この変換に際し、標準試料にないCT値
は適当な補間法により補間する。そして、この減衰係数
分布像を用いてシングルフォトンエミッションCTの再
構成における減衰補正を行う。これにより、従来外部線
源としてRIを用いたTCTによる減衰分布像より分解
度の高いX線断層像を変換した減衰分布像を減衰補正に
用いるので、より高い精度の減衰補正を行うことができ
るとともに、TCTによる減衰分布像の収集が不要とな
り検査時間を大幅に短縮することができる。
知の標準試料を用いてγ線の減衰係数とCT値との対応
関係を求め、例えば対応テーブルという形式で記憶させ
ておく。そして、被検体のX線断層像を収集し、X線断
層像の所定の画素単位にCT値を対応テーブルで変換す
ることにより、放射性医薬品から放射されるγ線のエネ
ルギーに対する被検体の減衰係数分布像を求め、またX
線断層像から被検体の関心領域の深さ情報を算出する。
そして、減衰係数分布像と関心領域の深さ情報を用い
て、ガンマカメラ装置から得られた2次元分布画像(プ
レーナ像)の減衰補正を行うことにより、3次元分布画
像を収集することなく放射性医薬品の正確な比放射能
(Bq/ml)を短時間で求めることができる。
板に載置された被検体をその姿勢を変えることなく、X
線CT装置の有効視野中に入れたり、ガンマカメラ装置
の有効視野中に入れたりすることができるので、被検体
の同一姿勢のX線断層像及び放射性医薬品の2次元分布
画像又は3次元分布画像を得ることができる。
装置及びX線CT装置と天板部との相対位置を測定し、
この位置情報を利用してガンマカメラ装置により得られ
た画像とX線CT装置により得られた画像とを位置合わ
せ又は合成することにより、同一断層面における形態的
情報と機能的情報とを重ね合わせて観察したり、一方の
画像を用いて他方の画像の補正を行うことができる。
の周期的な体動の時相に同期したX線断層像と時相同期
分布画像とを得ることができ、周期的な体動の1周期内
の各時相における形態的情報と機能的情報とを重ね合わ
せて観察したり、一方の画像を用いて他方の画像の補正
を行うことができる。
に説明する。図1は、本発明に係る放射線診断装置の第
1実施例の機構部の構成を示す正面図である。同図にお
いて、放射線診断装置1は、ガンマカメラ装置としての
SPECT装置2、X線CT装置3、寝台装置4及びデ
ータ処理装置5を備えて構成される。SPECT装置2
とX線CT装置3とは、それぞれの有効視野中心(回転
中心)が共通の有効視野中心線6に揃えて配置されてい
る。
挟んで対向する2つのγ線検出器であるガンマカメラ2
1a、21bと、ガンマカメラ21a、21bをそれぞ
れ回転の半径方向に移動可能なように支持する半径動支
持部22a、22bと、半径動支持部22a、22bを
支持する検出器回転支持部23と、検出器回転支持部2
3を有効視野中心線6の回りに回転させる回転機構部2
4と、図示されないガンマカメラ機構制御部(25)
と、同じく図示されないγ線データ収集部(26)とを
備えて構成されている。SPECT装置2は、被検体に
取り込まれた放射性医薬品の2次元分布画像および3次
元分布画像を収集することができる。
X線検出器32と、管球/検出器回転支持部33と、管
球/検出器回転支持部33を有効視野中心線6の回りに
回転させる回転機構部34と、図示されないCT機構制
御部(35)、同じく図示されないCTデータ収集部
(36)と、同CT画像再構成部(37)とを備えて構
成されている。X線CT装置3は、下記に説明される寝
台装置4と協同して、例えば、特公平2−60332号
公報により開示されているヘリカルスキャン法によりデ
ータ収集を行うことができる。
する寝台天板41と、その基底部が床に固定されると共
に寝台天板41を上下動させる寝台上下動機構42と、
寝台天板41をX線CT装置3のスライス方向有効視野
13及びSPECT装置2のスライス方向有効視野12
に水平移動可能な天板移動機構43と、天板移動位置を
検出する天板位置検出部44とを備えて構成されてい
る。天板位置検出部44は、例えば寝台天板部41に固
定されたラックと寝台基底部に設けられたピニオンによ
り、寝台天板の直線移動距離をピニオンの回転角度に変
換し、ピニオン軸に配設されたロータリーエンコーダに
より、移動距離に応じたパルスを発生しカウンタで計数
する方法を利用してもよい。
を備えたワークステーションが用いられていて、放射線
診断装置1のシステム全体の制御とともに画像表示、画
像処理を行うことができる。
手順例を示す。本検査手順では、被検体の頭部を関心領
域として図示するが、関心領域はこれに限定されること
はない。
に選択的に取り込まれる放射性医薬品であるRIまたは
その標識化合物が投与される。このRIまたはその標識
化合物は、所望の検査内容に応じて適切な生理活性を有
するものを選択してもよい。次いで、被検体が寝台に乗
り易いように、寝台上下動機構42により寝台天板41
が下降し、被検体は、寝台天板41の上に仰臥する。次
いで、寝台天板41が上昇し、被検体の体軸中心と有効
視野中心線6とが一致する高さで上昇が止められる。こ
の位置が被検体の初期位置71である。次いで被検体を
載置した寝台天板41は、左方向へ水平移動され、被検
体の位置は、初期位置71から順次、CT撮影位置7
2、SPECT装置への移動中間位置73を通過して、
SPECT撮影位置74に達する。
イス方向有効視野13を通過する際に、X線CT装置3
によりヘリカルスキャンと呼ばれる連続的なX線投影デ
ータが収集される。このときの寝台天板の移動速度は、
所望のX線断層像のスライスピッチが実現されるように
回転機構部34の回転速度と同調する速度となるように
制御される。
T撮影位置74に達すると停止し、SPECT装置2に
よりSPECT投影データの収集が行われる。SPEC
T投影データの収集が終了すると、寝台天板41は右方
向に初期位置まで移動され、被検体の位置も初期位置7
1に復帰する。
ータの流れを説明する。図3中のデータの流れに関係す
る各構成要素について、図1の構成図に示された構成要
素と同じ構成要素には、同じ符号が付与されている。
台天板41が上昇して、被検体の体軸中心と有効視野中
心線6とが一致する高さである被検体の初期位置71
(図2)に停止する。次いで、CT機構制御部35から
天板移動機構43に対して天板を左へ移動させる移動指
示信号101が出され、被検体を載置した寝台天板41
はX線CT装置3の方向に移動し、CTスライス方向有
効視野13の範囲内に入る。被検体がCTスライス方向
有効視野13に入ると、データ処理装置5からCT画像
再構成部37に対して制御信号線106を介して、投影
データの収集開始、CT画像の再構成の開始を指示す
る。このとき寝台天板41の位置情報102は、天板位
置検出部44により検出され、CTデータ収集部36に
より収集される投影データ103、104とともにCT
画像再構成部37に取り込まれ、連続CT画像が再構成
され、その断層位置情報105とともにデータ処理装置
5へ送られる。
移動中間位置73を経由して、SPECT撮影位置74
に達すると、天板位置検出部44からの位置情報10
2、105をデータ処理装置5が判定して、被検体の関
心領域が完全にSPECTスライス方向有効視野12に
入ったところで、天板移動機構43に天板の移動を停止
させる。そして、被検体のCT連続画像の位置とこれか
ら引き続き収集されるSPECT画像の相対位置情報1
02、105がデータ処理装置5により一連のCT像と
SPECT像の付帯情報として記憶される。
収集開始の信号110がガンマカメラ機構制御部25と
ガンマカメラ収集部26とに送られる。これにより、ガ
ンマカメラ機構制御部25から回転制御信号111が回
転機構部24に送られ、ガンマカメラ21a,21bか
ら得られたSPECT画像投影データ112、113が
ガンマカメラ収集部26に収集され、SPECT画像再
構成のためにデータ処理部5に送られる(114)。
(例えば、 99mTc)に対する減衰係数の換算テーブル
を作成するためのファントムの外形図(a)、及びこの
ファントムから得られる換算テーブルをグラフ(b)と
して示したものである。このファントムは、全体の直径
L=20〜30cm,厚さ10cmの容器に、それぞれ
直径3cmの肺から骨までの等価な減衰係数の物質P2
〜P8が配置され、その他の部分は水P1で満たされて
いる。
のCT値と減衰係数との換算関係または換算テーブルを
作成する。この換算関係をグラフで示すと、例えば図4
(b)となり、中間のCT値については、例えば線形補
間を行う。
明する。図5(a)は、連続CT像により被検体から得
られたスライス像の位置関係を示すものである。スライ
ス位置S1からS5は、心臓部のCTと心筋SPECT
の組み合わせの例である。
線CT像であり、肺野、脊椎、筋肉等の組織の画素毎の
CT値が図4(b)に示すような換算関係を使用してS
PECTの検出γ線のエネルギーの減衰係数に換算さ
れ、減衰係数分布像が求められる。
3のSPECT画像(心筋像)が減衰係数分布像を用い
て減衰補正される。この減衰補正されたSPECT像
は、注目する放射性医薬品を標識した放射性同位体の比
放射能(Bq/ml)に換算される。この画像は、また
同一位置のCT画像と重ねて図5(d)に示すように表
示することもできる。
の処理例を図5(a)と図6を用いて説明する。図5
(a)のスライス位置S14で腎臓を横切るCT画像を
図6(a)に示す。このCT画像から、プレナー像の計
数方向の体表から腎臓までの深さd1及び腎臓自体の深
さd2(奥行き方向の長さ)を計測することができる。
図6(b)は、被検体の背面から撮影した腎臓のシンチ
グラム像である。図6(b)のシンチグラム像における
腎臓の計数値は、CT像から得られた深さとガンマカメ
ラによりシンチグラム像に計数される経路L上の減衰係
数値から減衰補正され、比放射能に換算される。
周期的な体動の時相を測定し、時相情報とともにX線C
Tデータ及び放射線分布画像を収集する実施例を説明す
る。周期的な体動には、心臓の鼓動による体動や呼吸に
よる体動などがあり、前者は心電計や心音計を用いる心
拍同期、後者は胸囲を測定する呼吸量センサによる呼吸
同期が知られている。まず、本実施例では図7に示すよ
うに、被検体7に呼吸量センサ装置9のセンサ9−1を
装着し、呼吸量センサ装置9とデータ処理装置5とを接
続する。その他の構成は、図1と同様である。
度で被検体を載置した寝台天板をCTスライス方向有効
視野を通過させてヘリカルCTスキャンを行い、呼吸量
情報とともにX線投影データを収集する(図8)。次い
で、投影データを再構成してスライス画像を作成する。
そして、例えば、B1,B2,…,Bnというように、
呼吸量を幾つかに区分し、同一区分、例えばB1に属す
るほぼ等しい呼吸量を持つ画像を集めて、補間すること
により、その呼吸量B1に対応する3次元X線CT画像
を構成し、同じことを各呼吸量の区分について行う。こ
うして、各呼吸量B1,B2,…,Bn毎の3次元X線
CT画像を構成する。
の際にも呼吸量を計測する。そして、ほぼ等しい呼吸量
B1を持つガンマカメラの投影データを集めて、呼吸量
B1のSPECT画像を再構成する。同様に、呼吸量B
2,B3,…,Bnについても呼吸量毎にガンマカメラ
の投影データを集めて再構成することにより、各呼吸量
B1,B2,…,Bn毎の3次元SPECT画像を構成
する。
形の影響が除去されたCT画像とSPECT画像が得ら
る。そして、これを使用して各呼吸量B1,B2,…,
Bnについての正確な減衰補正を行うことができる。
影響を除去する他の実施例を説明する。図7と同様に、
被検体に呼吸量センサを装着し、ある所定の呼吸量Bf
のときに被検体に息を止める指示を送る。これには、呼
吸量センサからの信号をオペレータが認識しやすい形で
表示し、オペレータがマイクで被検体に呼び掛けてもよ
いし、呼吸量センサからの信号と設定値とを比較器で比
較し、比較結果信号により音声発生器またはディスプレ
イ装置で被検体に指示してもよい。そして呼吸量Bfの
ヘリカルCTスキャンを行って、データを収集しCT像
を再構成する。
量の測定とSPECTの投影データの収集とを並行して
行う。そして投影データの中から呼吸量Bfに近い呼吸
量のときの投影データだけ集めてSPECT画像の再構
成を行う。こうして、呼吸量Bfというある一定の呼吸
量に対するX線CT画像とSPECT画像とが得られ
る。その後の処理は先に説明した実施例と同様である。
T装置及びX線CT装置を被検体に対して移動させるこ
とにより、相対運動させる実施例を説明する。図9は、
寝台4−1を両持ち型の固定寝台とし、この寝台4−1
に対してSPECT装置2−1及びX線CT装置3−1
を移動可能とした構成を示す正面図である。この構成に
おいては、検査室の床面に軌条10を敷設し、その上を
SPECT装置2−1及びX線CT装置3−1がそれぞ
れ図に示す移動可能範囲を移動するための図示されない
駆動装置を設ける。また、寝台4−1に対する移動量を
検出するために、SPECT装置2−1及びX線CT装
置3−1にそれぞれ図示されない位置検出手段を備え
る。
CT装置及びX線CT装置を移動可能とした変形例の構
成を示す平面図である。図10において、SPECT装
置2−2及びX線CT装置3−2がそれぞれ軌条10上
を寝台装置4−2に対して移動可能となっている構成は
図9と同様であるが、軌条10と直交するX線CT装置
分離用軌条10−1及びX線CT専用寝台装置4−3が
追加されている。さらに寝台装置4−2の寝台天板41
−1は、例えば固定ネジ46を用いて寝台基底部に着脱
可能なように固定されている。
ない場合には、X線CT装置3−2は、X線CT装置分
離用軌条10−1上をX線CT装置単独使用位置3−3
へ移動されてSPECT装置2−2と分離することがで
きる。そして、天板移動機能を有するX線CT専用寝台
装置4−3と組み合わせてX線CT装置3−2の単独使
用が可能となり、またSPECT装置2−2の単独使用
の際にも同時にX線CT装置を移動させる必要がなくな
り、検査設備の稼働効率を高めることができる。なお、
以上の各実施例の構成において、SPECT装置とX線
CT装置との配置が互いに入れ替わっても本発明の目的
を達成できることは明らかである。
検体に関する検査情報の収集と同時にその位置情報を測
定し、X線CT装置により収集されたX線断層像とガン
マカメラ装置により収集されたSPECT像とを位置情
報に基づいて位置合わせすることができ、形態的診断と
機能的診断とを統合した正確な診断が行えるという効果
がある。
減衰係数分布像を得て、より正確なSPECTの減衰補
正を行うことができるという効果がある。
短縮しその苦痛を低減するという効果がある。
て検査のスループットを向上させることができるという
効果がある。
ステム構成図である。
置に対する被検体の移動を示す説明図である。
ブロック図である。
の形状説明図、及び(b)CT値−減衰係数の対応関係
を示すグラフである。
する図である。
像(プレナー像)を減衰補正する方法を説明する図であ
る。
たX線CT像とSPECT像との合成を行うシステム構
成図である。
する図である。
装置を移動可能とした他の実施例を示すシステム構成図
(正面図)である。
T装置を移動可能とした他の実施例の変形例を示すシス
テム構成図(平面図)である。
線CT装置 4 寝台装置 5 データ処理装置
6 有効視野中心 7 被検体 8 天板移動範
囲 9 呼吸量センサ装置 41 寝台天板 4
3 天板移動機構 44 天板位置検出部
Claims (5)
- 【請求項1】 位置情報を伴って被検体の姿勢を変える
ことなくX線断層像及び核医学画像を収集する段階と、 被検体の同一位置に関するX線断層像及び核医学画像か
ら形態計測及び機能計測を行う段階と、 を備えることを特徴とする放射線診断方法。 - 【請求項2】 予め既知の標準試料を用いてγ線の減衰
係数とCT値との対応関係を求める段階と、 放射性医薬品から放射されるγ線のエネルギーに対する
被検体の減衰係数分布像をX線断層像と前記対応関係と
に基づいて算出する段階と、 減衰係数分布像を用いてシングルフォトンエミッション
CTの再構成における減衰補正を行う段階と、 を備えたことを特徴とする放射線診断方法。 - 【請求項3】 予め既知の標準試料を用いてγ線の減衰
係数とCT値との対応関係を求める段階と、 放射性医薬品から放射されるγ線のエネルギーに対する
被検体の減衰係数分布像をX線断層像と前記対応関係と
に基づいて算出する段階と、 X線断層像から被検体の関心領域の深さ情報を算出する
段階と、 減衰係数分布像と関心領域の深さ情報を用いて、ガンマ
カメラ装置から得られた2次元分布画像から比放射能を
求めるための減衰補正を行う段階と、 を備えたことを特徴とする放射線診断方法。 - 【請求項4】 被検体を載置する天板部を有する寝台装
置と、 被検体に投与された放射性医薬品から放射されるγ線を
検出して放射性医薬品の2次元分布画像又は3次元分布
画像を得るガンマカメラ装置と、 被検体のX線断層像を撮影するX線CT装置と、 ガンマカメラ装置又はX線CT装置の有効視野中に被検
体の関心領域が包含されるようにガンマカメラ装置及び
/又はX線CT装置と天板部とを相対運動させる移動手
段と、 ガンマカメラ装置と天板部との相対位置及びX線CT装
置と天板部との相対位置を測定し位置情報を得る位置測
定手段と、 位置測定手段により得られた位置情報に基づいてガンマ
カメラ装置により得られた画像とX線CT装置により得
られた画像とを位置合わせ又は合成して表示するデータ
処理装置と、 を備えたことを特徴とする放射線診断装置。 - 【請求項5】 被検体に投与された放射性医薬品から放
射されるγ線を検出して放射性医薬品の2次元分布画像
又は3次元分布画像を得るガンマカメラ装置と、 被検体のX線断層像を撮影するX線CT装置と、 被検体の周期的な体動の時相を測定して時相情報を得る
時相測定手段と、 前記時相情報に基づいてX線CT装置に時相同期CTス
キャンを行わせるとともにガンマカメラ装置に時相同期
分布画像を収集させて、時相同期CTスキャンにより得
られたX線断層像とガンマカメラ装置により得られた時
相同期分布画像とを時相合わせして表示又は情報処理す
るデータ処理装置と、 を備えたことを特徴とする放射線診断装置。
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