JPH0954584A - 楽音制御装置 - Google Patents

楽音制御装置

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JPH0954584A
JPH0954584A JP7270322A JP27032295A JPH0954584A JP H0954584 A JPH0954584 A JP H0954584A JP 7270322 A JP7270322 A JP 7270322A JP 27032295 A JP27032295 A JP 27032295A JP H0954584 A JPH0954584 A JP H0954584A
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智行 浦
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 センサの取付精度が要求されず、しかも、極
めて自然で多様な発音制御を行う。 【解決手段】 図において、K1〜K4はしきい値、曲
線はキーの軌道である。この場合、TOUCH−A、C
OUNT−DOWN−0、TOUCH−Bなどのキー・
ステート(状態)を決定する際には、前のキー・ステー
トとキーの位置(どのしきい値の間にいるか)によって
決定される。したがって、適切な状態把握を行うことが
できる。さらに、TIME−OVERやHOLDを決定
する際においては、前のキー・ステート、キーの位置、
および前のキー・ステートの継続時間を考慮して決定し
ているので、実際のピアノに即した状態把握を行うこと
ができる。そして、以上のようにして設定したキー・ス
テートに基づいて楽音が制御される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、鍵盤楽器のキー
などの動きに応じて楽音を制御する楽音制御装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】周知のように、近年にあっては、記録し
た演奏情報(あるいは外部から供給される演奏情報)に
応じて自動演奏する自動演奏ピアノが各種実用化されて
いる。この自動演奏ピアノにおいては、キーの動きを検
出するためのキーセンサが設けられ、演奏記録時におい
てキーの挙動を検出するようにしている。また、所定の
機構を作動させることにより、ハンマーの打弦を抑制し
て消音させる消音ピアノも開発されているが、この消音
ピアノでは、消音時にはキーの動きをキーセンサによっ
て検出し、これにより電子的に楽音を発生するようにし
ている。
【0003】ここで、図29に従来のキーセンサの構成
を示す。図において、1はキーであり、下部にシャッタ
2が設けられている。3はキーセンサであり、2つのフ
ォトセンサ4a,4bを設けている。これらフォトセン
サ4a,4bは、図示のように所定距離隔てて設けられ
ており、各々は対向する発光素子からの光を受光するよ
うになっている。
【0004】上記構成においては、フォトセンサ4a,
4bの受光状態から次の3つの状態が認識できる。すな
わち、 フォトセンサ4a,4bがともに受光状態、 フォトセンサ4aが受光状態、フォトセンサ4bが遮
光状態、 フォトセンサ4a,4bが共に遮光状態 の3状態である。そして、〜のいずれの状態に遷移
したかにより、キーオンおよびキーオフが検出される。
【0005】なお、図29には、検出箇所が2カ所ある
2点センサを示したが、検出点を増やした多点センサも
開発されている。この場合には、検出点の数に応じて認
識し得る状態の数が増える。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のキーセンサは、決まった検出位置での情報しか
得られないため、位置精度が十分でないという欠点があ
った。さらに、キーセンサの取付位置によって検出位置
が決まってしまうので、その取付精度が要求されるとい
う問題があった。
【0007】ところで、キーの上下動に応じたアナログ
信号を出力するセンサを設け、このセンサの出力値をソ
フトウエアによって処理することにより、検出点の位置
をしきい値として設定するピアノが開発されている(US
P5001339,USP5231283)。このピアノによれば、検出点
の位置はセンサ取付後に任意に設定することができるの
で、センサ取付精度は要求されない。
【0008】しかしながら、上述した各従来例において
は、キーがどの検出点(あるいはしきい値)を通過した
か否かによって直接的に発音制御を行っているため、不
自然な発音がなされることがある。例えば、ピアノにお
いては、キーをゆっくり押下してある深さまで達する
と、その後さらに押下してもハンマーが打弦せず、発音
されないのが通常であるが、上述した各従来装置におい
ては、キーがある検出点(しきい値)を超えると必ず発
音されてしまうという問題があった。
【0009】また、ピアノにおいては、離鍵するとダン
パーが弦を押さえて消音するが、この際、キーの操作に
よっては、ダンパーと弦とが触れたり離れたりし、ま
た、その触れ方も一様ではない。したがって、楽音の減
衰レートは一定ではない。一方、上述した従来装置にお
いては、楽音のリリース時の減衰レートは一定であり、
キー操作が反映されないという欠点があった。
【0010】この発明は、上述した事情に鑑みてなされ
たもので、センサの取付精度が要求されず、しかも、極
めて自然な発音制御を行うことができる楽音発生装置を
提供することを目的としている。また、この発明の他の
目的は、リリース時の楽音制御をより自然なものにする
ことができる楽音発生装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載の発明においては、演奏操作子の位
置を連続的に検出する位置検出手段と、前記位置検出手
段の検出位置と複数のしきい値とを比較し、この比較結
果を認識する比較結果認識手段と、前記演奏操作子が所
定の状態のいずれにあるかを決定する際に、前の状態と
前記比較結果認識手段の認識内容とに応じて決定する状
態決定手段と、前記状態決定手段が決定した状態に基づ
いて楽音の制御を行う制御手段とを具備することを特徴
とする。
【0012】また、請求項2に記載の発明においては、
前記状態決定手段は、前記演奏操作子が所定の状態のい
ずれにあるかを決定する際に、前の状態、前記比較結果
認識手段の認識内容、および前の状態の継続時間に応じ
て決定することを特徴とする。
【0013】請求項3に記載の発明にあっては、請求項
1または2記載の楽音制御装置前記操作子は鍵盤楽器の
キーであり、前記しきい値はキーオフ近傍の領域に複数
設定され、前記制御手段は、離鍵時において前記状態決
定手段が決定した状態に基づきリリースレートを制御す
ることを特徴とする。
【0014】(作用)前の状態と操作子位置に応じて新
たな状態が決定され、制御手段は、このように決定され
た状態に応じて楽音を制御する。したがって、操作子位
置によって単純に楽音制御する場合にくらべ、多様で自
然な制御が行われる(請求項1〜3)。また、状態を決
定する際に、前の状態の継続時間をも参照すると、より
きめ細かな状態把握を行うことができる(請求項2)。
さらに、キーオフ近傍の領域に複数のしきい値を設定し
てより細かな状態決定を行い、これに基づいてリリース
レートを制御することにより、自然楽器のリリース状態
を良好に模倣することができる(請求項3)。
【0015】
【発明の実施の形態】
A:実施形態の構成 以下、図面を参照してこの発明の実施形態について説明
する。なお、この実施形態は、本発明を消音機構付きの
自動ピアノに適用した例である。図2は、本実施形態に
おけるキーの構造を示す側面図である。図において、1
0はキーであり、バランスピンBPを中心に揺動する。
このキー10の下部には、板状のシャッタKSが設けら
れており、シャッタKSの下方にはセンサボックスSB
が設けられている。センサボックスSBは、棚板11の
上面に取り付けられており、キー10の位置に応じた量
だけシャッタKSが進入するようになっている。
【0016】ここで、図3はセンサボックスSBの内部
を示す概略図であり、図において221は発光側センサ
ヘッドである。この発光側センサヘッド221は、光フ
ァイバを介してLED224から光を供給されて、直径
約5mm程度の光ビームを出力する。222は、受光側
センサヘッドであり、発光側センサヘッド221が照射
する光ビームを受光する。その受けられた光は、光ファ
イバを介してフォトダイオード225へ送られ、そのフ
ォトダイオード225は光量に応じた信号Saを出力す
る。
【0017】この場合、発光側センサヘッド221から
照射される光ビームは、シャッタKSの位置に応じた分
だけ遮蔽されるようになっており、この結果、受光側セ
ンサヘッド222の受光量はシャッタKSの位置、すな
わち、キー10の位置に応じて変化する。したがって、
フォトダイオード225の出力信号Saは、キー10の
位置を反映するアナログ値となり、例えば、図4に示す
ような特性となる。なお、この図においてレスト位置と
は、キー10の初期位置であり、また、エンド位置とは
キー10を押し切った位置である。ところで、図1、図
2および図5に示すSOLは、ソレノイドであり、励磁
されるとプランジャP・SOLが突出してキー10の右
端側(演奏者に対して奥側)を押し上げ、演奏者による
押鍵と同様の鍵動作を行わせる。
【0018】次に、図5は、この実施形態におけるピア
ノアクションの構成を示す側面図である。本実施形態に
おいては、押鍵に応じた打弦を行う通常演奏モードと、
押鍵があっても打弦を抑止して弦から発音させない消音
演奏モードとがあり、以下、図5を参照して、各モード
におけるピアノアクションの動作について説明する。
【0019】(1)通常演奏時の動作 押鍵が行われると、ウイペン23はキャプスタン12に
よって突き上げられ、ピン22aを中心として時計回り
に回動する。これにより、ジャック大26aがバット4
1を突き上げてハンマーアッセンブリ40(バット4
1、ハンマー44、キャッチャー46等からなる)を時
計回りの方向へ回転させ、ハンマー44が弦Sを打撃す
る。この打弦操作時において、ジャック26は、その回
動途中にジャック小26bがレギュレーティングボタン
34に当接することにより、時計方向への回動が阻まれ
る。一方、ウイペン23は回動を継続しているため、ジ
ャック26は、レギュレーティングボタン34を支点と
してウイペン23に対して反時計方向へ相対的に回動
し、これにより、ジャック大26aの上端面がバット4
1の下面から図中左方向へ逃げ、バット41との非当接
位置に移動する。そして、ハンマー44による打弦後の
ハンマーアッセンブリ40の回動復帰の動作は、キャッ
チャー46がバックチェック38に当接することにより
一時的に停止され、その間にジャック26は、キー10
の復帰動作に伴うウイペン23の回動復帰に連動し、ジ
ャック大26aの上端部は再びバット41の下部に入り
込み、次の打弦動作を可能にする。
【0020】(2)消音演奏時の動作 次に、消音演奏状態にするには、所定の操作を行ってス
トッパー66を実線で示す水平状態から回転させて下方
へ向けて鎖線で示す状態にする。本実施形態において
は、ストッパー66はアクチュエータ77(図1参照)
によって駆動されるが、これに代えて、ストッパー66
に連動するレバーやペダルを設けておき、これらを操作
することによってストッパー66を回転させてもよい。
また、本実施形態においては、ストッパー66は、キャ
ッチャー46の回動を阻止することで、ハンマーアッセ
ンブリ40全体の回動を阻止するようにしているが、ハ
ンマーアッセンブリ40の他の部分を阻止することでハ
ンマーアッセンブリ40全体の回動を阻止するようにし
てもよい。
【0021】さて、ストッパー66が回転した状態で押
鍵が行われると、ウイペン23はキャプスタン12によ
って突き上げられ、ピン22aを中心として時計回りに
回動する。これにより、ジャック大26aがバット41
を突き上げてハンマーアッセンブリ40を時計回りの方
向へ回転させる。次に、ジャック小26bがレギュレー
ティングボタン34に当接することにより、ジャック大
26aの上端面がバット41の下面から図中左方向に逃
げる。その間、ハンマーアッセンブリ40は慣性力で回
動を続けるが、弦Sに当たる手前でキャッチャー46が
ストッパー66に当接し、反時計回りの方向へ跳ね返さ
れる。その後のハンマーアッセンブリ40等の復帰動作
は通常演奏の場合と同様である。なお、消音演奏時にお
いては、電子的に楽音が形成されるが、これについては
後述する。上述した通常演奏時および消音演奏時におけ
る押鍵は、演奏者による押鍵であっても、また、ソレノ
イドSOLによる押鍵であっても、全く同様の動作とな
る。
【0022】次に、図1は、本実施形態の制御回路の構
成を示すブロック図である。図において、201は装置
各部を制御するCPUであり、202はプログラムや各
種テーブルが記憶されているROMである。203は各
種データが一時記憶されるワーキングエリアや、各種処
理に用いられるテーブルが設定されているRAMであ
る。204は種々のスイッチが設けられているパネルス
イッチ部であり、この中には前述した通常演奏と消音演
奏を切り換えるための通常/消音切替スイッチSWが設
けられている。ここで、通常/消音切替スイッチSWが
押されると、そのスイッチ信号がCPU201に検出さ
れ、この結果、CPU201はアクチュエータ駆動回路
208を制御してアクチュエータ77を回動させる。こ
れにより、ストッパー66が図5に示す鎖線の位置に移
動し、消音演奏モードになる。そして、通常/消音切替
スイッチSWを再び押すと、CPU201はアクチュエ
ータ駆動回路208を制御して、アクチュエータ77を
反対方向に駆動させる。この結果、ストッパー66は図
5に示す実線位置に戻り、通常演奏モードになる。この
ように、通常/消音切替スイッチSWを押す毎に、通常
演奏モードと消音演奏モードとが交互に切り替わる。
【0023】次に、210は音源回路であり、CPU2
01から供給されるキー番号(キーコードともいう)、
ベロシティ(押鍵の強さに対応したデータ)、キーオン
信号KON、キーオフ信号KOFおよびリリースレート
RL等に基づいてピアノ音の楽音信号を生成し、スピー
カSPまたはヘッドホンHHに供給する。この場合、キ
ーオン信号KONが供給されると、アタック、ディケ
イ、サステインの各部分のエンベロープ制御を行い、さ
らに、リリース期間のエンベロープ制御としてリリース
レートRLに基づく減衰制御を行う。なお、楽音信号の
振幅(音量)は、ベロシティKVに基づいて制御され
る。また、音源回路210は、16個の発音チャンネル
を有しており、これにより、16音の同時発音が可能に
なっている。
【0024】次に、223は、前述したフォトダイオー
ド225(図3参照)の出力信号をデジタル信号に変換
するA/D変換器であり、その出力信号はCPU201
に読み取られるようになっている。本構成では、センサ
マトリックス方式が採用されており、12個のLED2
24と8個のフォトダイオード225を使って88鍵分
のデータ(88<12×8)を読み取るようになってい
る。すなわち、12個のLED224は、各々8個の発
光側センサヘッド221に接続されており、また、各発
光側センサヘッド221に対応する受光側センサヘッド
222は、各々フォトダイオード225に接続される。
この時、1つのフォトダイオードが12個の受光側セン
サヘッドを受け持つように接続される。そして、ある1
つのLEDだけを点灯させ、その時の8個のフォトダイ
オードの出力を読み、次に、また別のLEDを1つだけ
点灯させて8個のフォトダイオードの出力を読むという
ように順次データを獲得する。また、本構成ではハード
ウエアの制約から、一度に4個のフォトダイオードの出
力をA/D変換するようになっている。これら受発光セ
ンサヘッド221、222、LED224、およびフォ
トダイオード225等でフォトセンサを構成している。
【0025】CPU201は、A/D変換器223によ
ってデジタル値に変換された各キーの位置情報に基づい
て各キーの状態を認識し、これに基づいて、ベロシテ
ィ、キーオン信号KON、キーオフ信号KOFおよびリ
リースレートRLを生成する。また、CPU201は、
スキャン操作に応じて、いずれのキーについての位置情
報かを認識し、これに基づいてキー番号KNを出力す
る。
【0026】次に、250はFDドライバであり、フロ
ッピーディスク251に対して、演奏情報の書込/読出
を行う。この場合の演奏情報は、前述したベロシティ、
キー番号KN、キーオン信号KON、キーオフ信号KO
FおよびリリースレートRLであり、MIDI情報に変
換されて書き込まれる。また、フロッピーディスク25
1から読み出された演奏情報は、RAM203に一旦格
納された後、楽曲の進行に応じて読み出され、ソレノイ
ド駆動回路260に供給される。ソレノイド駆動回路2
60は、演奏情報に応じたソレノイド駆動信号を作成
し、ソレノイドSOLに供給する。これによって、各キ
ー毎に設けられているソレノイドSOLが駆動され、演
奏情報に基づいた自動演奏が行われる。
【0027】B:実施形態の動作 (1)しきい値設定動作 次に、上述した構成によるこの実施形態の動作について
説明するが、始めに、キーストロークの所定位置に設定
されるしきい値について説明する。この実施形態におい
ては、しきい値を超えたことが検出された時刻や位置に
基づいて、後述するキー・ステートの決定やベロシティ
の決定などが行われる。また、この実施形態において
は、キー・ステートに基づいて、楽音制御が行われるよ
うになっており、このため、しきい値の設定は極めて重
要な事項となる。
【0028】ここで、しきい値には、図6に示すよう
に、レスト位置からエンド位置へ向けて順次設定される
K1〜K4と、しきい値K2とK3との間に設定される
K2Aとがある。上述したしきい値K1〜K4およびK
2Aは、キー・ステートの決定に用いられ、特に、しき
い値K2Aは、リリース時におけるエンベロープ制御に
も用いられる。なお、図6に示す曲線C1は、一般的な
キー軌跡の一例である。
【0029】始めに、装置に電源が投入されると、CP
U201は、各レジスタやRAM203を初期化し、ま
た、割込処理を許可した後に、以下のようなしきい値設
定動作を行う(図17のステップSP1,2参照)。ま
ず、CPU201は、A/D変換器223によってデジ
タルデータに変換されたフォトダイオード225の出力
信号を、4キー分ずつ受け取る。ここで、CPU201
は、4キー分ずつのA/D変換情報を、第0〜第23の
検出チャンネルのデータとして受け取る。なお、この実
施形態のキー数は88鍵であるから、実際には第0〜第
21の検出チャンネルを設定すれば足りるが(22×4
=88)、ハードウエアの関係から0〜95を1周期と
するため、第0〜第23の検出チャンネルが設定されて
いる。
【0030】さて、電源投入直後においては、全てのキ
ーは押されていない状態にあるから、CPU201が受
け取るデータは、全て各キーのレスト位置のデータとな
る。次に、CPU201は、各キーのレスト位置に対し
て所定の演算を行い、しきい値K1〜K4およびK2A
を算出する。
【0031】この実施形態の場合は、レスト位置データ
をXrとした場合に、所定の係数ri(i=1〜4およ
び2A)を乗算することによって各しきい値を得る。す
なわち、 K1=Xr×r1 K2=Xr×r2 K3=Xr×r3 K4=Xr×r4 K2A=Xr×r2A という演算によって各しきい値が求められる。各係数r
1〜r4およびr2Aは、キーの状態を識別するのに適
した値が実験等によって求められ、例えば、白鍵と黒鍵
のそれぞれについて、実験値の平均が設定される。
【0032】以上の演算によって求められた各しきい値
は、RAM203の所定エリアに記憶される。ここで、
図7に、RAM203内に設定されているキー情報用の
テーブルを示す。この図においてはマトリックス状に表
示してあり、横方向にはキー番号が示されている。ただ
し、実際のキーは第0番から第87番までであるが、各
キーの現在位置を示すKEY−POSの行(詳細は後
述)には、ハードウエアの関係上、第95番までのキー
番号が付されている。
【0033】また、図に示すKEY−RSTの行は、キ
ーのレスト位置情報が記憶される行であり、上述した処
理によってCPU201が読み取った各キーのレスト位
置情報は、対応するキー番号のエリアに記憶される。同
様に、THR−K1、THR−K2、THR−K3、T
HR−K4およびTHR−K2Aの行は、各々しきい値
K1,K2,K3,K4およびK2Aを記憶する行であ
り、上述の演算によって求められた各しきい値が、対応
するキー番号のエリアに記憶される。また、KEY−S
TATEの行は、キー・ステート(キーの状態)が記憶
される行であり、また、TBL−NUMはテーブルナン
バーが記憶される行である。テーブルナンバーとは、押
下されたキーについての発音を制御するための発音制御
テーブルのナンバーである。この実施形態においては、
音源回路210の16個の発音チャンネル(同時発音可
能チャンネル)に合わせて、第0〜第15の発音制御テ
ーブルが用意されている。すなわち、発音制御テーブル
によって指示された発音情報が、16個の発音チャンネ
ルに適宜割り当てられて発音される。
【0034】ここで、図8に発音制御テーブルの内容を
示す。この発音制御テーブルは、RAM203内の所定
エリアに設けられ、後述する処理によってその内容が適
宜書き込まれるようになっている。また、図8において
はマトリックス状に表示してあり、横方向にはテーブル
番号が示されている。そして、KEY−NUMの行に
は、テーブルが割り当てられたキーの番号が書き込ま
れ、OVR−K1〜OVR−K3には、しきい値K1〜
K3を越えたときのキーの位置が各々書き込まれるよう
になっている。同様にして、OVK1−TIM〜OVK
3−TIMの行には、しきい値K1〜K3を越えたとき
の時刻(検出時刻)が書き込まれるようになっている。
この実施形態においては、各キーの位置情報は、所定の
タイミングで検出するようにしており(図13参照)、
このため、各キーがしきい値に達するタイミングと検出
タイミングとが一致するとは限らない。そこで、上述の
ように、各キーがしきい値を越えたときの位置と時刻と
を対にして記憶するようにしている。また、上述の時刻
データは、2バイトのデータ長になっている。
【0035】(2)ベロシティの基本演算 次に、図8に示すVELOCITYの行には、ベロシテ
ィ(押鍵速度に対応)が書き込まれる。この場合のベロ
シティの基本的な算出は、以下のようにして行われる。
【0036】まず、あるしきい値Ki(i=1〜3)を
超えたときのキー位置をd1とし、それより大きいしき
い値Kj(j=2〜4,j>i)を超えたときのキー位
置をd2とする。また、これらのしきい値を超えたとき
の時刻を各々t1、t2とすると、CPU201におい
ては、まず、以下の計算を行う。 (d1−d2)×28÷(レスト位置データ)×28
(正規化された変位) ここで、d1−d2はキーの移動距離(変位)である。
d1からd2を減算しているのは、キー位置データがレ
スト位置からエンド位置に向かって小さくなるように出
力されるからである。また、レスト位置データで除して
いるのは、各キーのレスト位置のばらつきを正規化する
ためであり、28を乗じているのは時刻データのバイト
数(2バイト)と合わせるためである。以上のようにし
て、正規化された変位が演算されると、これを時刻デー
タの差(移動時間)で除して速度を求める。すなわち、
次の演算を行う。 (正規化された変位)÷(t2−t1)÷28=(速度
データ) なお、この演算において28で除しているのは、データ
長を再び1バイトに戻すためである。
【0037】次に、CPU201は、以上のようにして
求められた鍵の速度を表す速度データを、図11に示す
テーブルTB2を参照してハンマーの打弦速度を表すハ
ンマーベロシティに変換する。テーブルTB2は、速度
データxに対し、所定の演算に従う変換曲線によって、
キーについての速度データをMIDI規格によるハンマ
ーベロシティに変換するとともに、フォトセンサの非線
形特性を補正する。実際には、これら2つの変換を同時
に行うような変換曲線が設定されている。この場合、こ
のテーブルTB2は、ROM202内に設定されてい
る。
【0038】次に、図11に示すテーブルTB3−2〜
TB3−4は、各々ダウンカウント値出力テーブルであ
り、テーブルTB2が出力するベロシティに基づき、当
該ベロシティでハンマーが運動を続けた場合の打弦まで
の時間データ(ダウンカウント値)を出力する。打弦ま
での時間は、キー速度を算出したときの位置、すなわ
ち、どのしきい値を通過していたかによって異なる。こ
のため、上述のd2がどのしきい値を超えたときのデー
タであるかによって、ダウンカウント値出力テーブルT
B3−2〜TB3−4のいずれかが選択される。すなわ
ち、しきい値K2、K3、K4に対応して、ダウンカウ
ント値出力テーブルTB3−2、TB3−3、TB3−
4が適宜選択される。
【0039】さて、テーブルTB2から出力されるベロ
シティおよびダウンカウント値出力テーブルTB3−2
〜TB3−4から出力されるダウンカウント値は、各々
図8に示すVELOCITYおよびDWN−CNTRの
行に書き込まれる。この場合、ベロシティは、キーが新
たなしきい値を通過すると再計算されるが(詳細は後
述)、再計算によるベロシティの方が大きい場合にの
み、該当するエリアの値が更新される。また、ダウンカ
ウント値は、所定の周期でダウンカウントされ、その値
が「0」になると、そのキーについてのキー番号とベロ
シティが音源回路210に供給されて発音されるように
なっている。
【0040】(3)各種処理ルーチンの関係 次に、各種処理ルーチンについて説明するが、始めに、
各ルーチンの時間的な関係について説明する。この実施
形態においては、メインルーチン(分岐するルーチンを
含む)、A/D割込みルーチンおよびタイマ割込みルー
チンがあり、それぞれのタイミング的関係は、図12に
示すようになっている。ここで、同図に示す(ロ)がメ
インルーチンの処理タイミングである。メインルーチン
は、発音制御における主な処理を行うルーチンであり、
大半の処理はここにおいて行われる。
【0041】次に、同図(イ)は、タイマ割込みルーチ
ンであり、100μs毎に割込で起動される。このルー
チンは、時間計測に用いられるタイマ値を更新する処理
や、上述したダウンカウント値を減算する処理を行う。
また、同図(ハ)は、A/D割込みルーチンであり、約
1msec毎に割込で起動される。このA/D割込みル
ーチンは、フォトダイオード225の出力信号を4キー
分ずつ読み込む処理を行う。前述のタイマ割込み処理ル
ーチンとA/D割込み処理ルーチンとが競合する場合
は、タイマ割込み処理ルーチンが優先される。これはタ
イマ割込み処理ルーチンが所定周期で起動されないと、
タイマの値に誤差が生じるからである。なお、図12
は、各処理ルーチンの動作タイミングを模式的に示すも
ので、それらの処理時間の割合を示すものではない。以
下、各処理について、順次詳細に説明する。
【0042】(4)タイマ割込み処理 図14はタイマ割込み処理を示すフローチャートであ
る。まず、図に示すステップSPa1においては、タイ
マの値を1増加させる。この場合、タイマはCPU20
1内のレジスタによって構成されている。すなわち、図
10に示すCPU201内のレジスタセットのうち、レ
ジスタE6がタイマとして機能する。
【0043】ここで、図10に示す各レジスタについて
説明すると、図示のように、En(n=0〜6)、Rn
H(n=0〜6)、およびRnL(n=0〜6)の合計
21個が設定されている。これらのうち本実施形態で特
に機能を決めて使用しているのは、上述のレジスタE6
(タイマ)の他、以下の6つである。
【0044】まず、メインルーチン(詳細は後述)に関
連して、レジスタE5にはA/D変換の時刻が書き込ま
れ、レジスタR3Hにはキー・ステート(キーの状態)
が書き込まれ、レジスタR3Lにはキーの現在位置が書
き込まれ、レジスタR4Lにはテーブル番号が書き込ま
れ、レジスタR5Lにはキー番号が書き込まれる。そし
て、レジスタR6LにはA/D変換を行うチャンネルが
書き込まれる。なお、その他のレジスタは、汎用レジス
タとして使用される。
【0045】さて、ステップSPa1の処理は、タイマ
割込みが起動される毎に行われるから、タイマ値は10
0μ毎に1つずつ増加する。したがって、タイマ値は、
現在時刻を示す値となる。次に、ステップSPa2に進
み、タイマ値が8の倍数であるか否かが判定される。こ
の判定が「NO」の場合はそのままメインルーチンへ復
帰し、「YES」の場合はステップSPa3へ進む。こ
の場合、ステップSPa2の判定は、800μs毎に
「YES」となる。
【0046】次に、ステップSPa3においては、図8
に示す各発音制御テーブルのダウンカウント値(DWN
−CNTRの行の各値)を各々1減算し、減算後の値が
0の発音制御テーブルがあれば、音源回路210に対応
するMIDI信号を出力する。すなわち、ダウンカウン
ト値が0となったキーに対応するベロシティ、キー番号
KNおよびキー音信号KONを音源回路210の空きチ
ャンネルに出力する。この結果、音源回路210はキー
番号KNに応じた音高で、かつ、ベロシティに応じたエ
ンベロープを有する楽音を発生する。
【0047】また、ステップSPa3においては、ダウ
ンカウント値が0になったキーについては、そのキー・
ステートをSOUNDにし、図7に示すKEY−STA
TE行の該当エリアを書き換える。さらに、そのキーに
ついてのテーブル番号(図7に示すTBL−NUM行に
書かれる番号)をクリアし、発音制御テーブルを解放す
る。すなわち、今まで当該キーが使用していた発音制御
テーブルを解放し、他のキーの使用を許可する。ここ
で、キー・ステートがSOUNDであるということは、
そのキーについては発音がなされていることを意味す
る。
【0048】次に、ステップSPa4に進み、タイマ値
が8192の倍数か否かが判定される。この判定が「N
O」の場合は、メインルーチンに復帰し、「YES」の
場合はステップSPa5に進む。この場合、ステップS
Pa4は、819.2ms毎に「YES」となる。そし
て、ステップSPa5においては、第0〜第15の各発
音制御テーブル毎に設けられたタイムオーバー検知用カ
ウンタを各々1増加させる。タイムオーバー用カウンタ
は、RAM203内に設定されており、そのカウント内
容に基づいてキー・ステートがtime overか否
かが判断される。この場合、time overとは、
キー・ステートが所定時間以上継続したことを示す。な
お、タイムオーバーカウンタについては、図示を省略す
る。
【0049】(5)A/D割込み処理 次に、A/D割込み処理について図13を参照して説明
する。A/D変換器223は、CPUの動きと並行して
動作しており、4キー分のA/D変換が終わると割込み
要求を発生し、これによりCPUは、A/D割込み処理
を開始する。まず、ステップSPb1においては、A/
D変換処理を停止させ、また、次のチャンネルのLED
224を点灯させる。
【0050】次に、ステップSPb2へ進み、4キー分
の位置データを、図7に示すKEY−POS行の対応す
るエリアに書き込む。また、タイマ値(レジスタE6の
値)を図9に示すテーブル(KEY−TIM行のみ)に
書き込む。この場合の書き込みは、現在読み込んだ検出
チャンネル番号に対応するエリアに行われる。図9に示
すテーブルは、各検出チャンネルについての検出時刻
(A/D変換時刻)を記憶するテーブルであり、RAM
203内に設けられている。
【0051】次に、ステップSPb3に進み、検出チャ
ンネルの番号を1インクリメントし(ただし、「23」
の次は「0」)、A/D変換をスタートさせて、メイン
ルーチンに復帰する。ここで、上記処理におけるA/D
変換のスタート/ストップのタイミングについては、図
12の(ハ)、(ニ)に示す。
【0052】(6)メインルーチン 次に、メインルーチン(分岐されるルーチンを含む)に
ついて説明する。このメインルーチンにおいては、キー
・ステートを適宜設定する処理が行われるので、理解の
ために、まず、キー・ステート設定の概略について説明
する。
【0053】図15は、キーの軌跡の一例を示す図であ
り、図においては、時刻t1においてレスト位置にあっ
たキーが時刻t2,t3,t4,t5において、それぞ
れしきい値K1,K2,K3,K4を通過し、時刻t6
においてエンド位置に達している。このような軌跡は、
一般的な押鍵の軌跡である。そして、この実施形態にお
ける原則的なキー・ステートは、キーがレスト位置から
しきい値K1の間にあるときにUPPER、しきい値K
1を超えるた場合にTOUCH−A、しきい値K2を超
えた場合にCOUNT−DOWN−0、しきい値K3を
超えた場合にCOUNT−DOWN−1、しきい値K4
を超えた場合にCOUNT−DOWN−2としている。
また、発音がなされた場合のキー・ステートは、前述の
ようにSOUNDとする。
【0054】また、時刻t6からt7においてエンド位
置にあったキーが離鍵され、時刻t8,t9,t10に
おいてしきい値K4,K3,K2を通過した場合は、し
きい値K2を通過するまではキー・ステートはSOUN
Dを維持し、しきい値K2を通過した後にキーオフされ
てキー・ステートがHOLDになる。すなわち、離鍵過
程にあるキーが、しきい値K2を通過したときは、キー
・ステートはHOLDとなる。
【0055】また、時刻t10でHOLDとなったキー
が、その後、レスト位置に戻ることなく再び押下されて
しきい値K2を超えると、キー・ステートはTOUCH
−Bとなる。一方、TOUCH−Bとなったキーが、そ
の状態を所定時間以上維持すると、キー・ステートはT
IME−OVERとなる。また、押鍵速度が早い場合に
は、キー位置のサンプリング間隔において、2以上のし
きい値を通過することがあり、この場合のキー・ステー
トはCOUNT−DOWN−3としている。図16は、
このような押鍵があった場合の軌跡を示しており、この
軌跡において、前回のサンプリングにおけるキー位置が
点P1であり、今回のサンプリングにおけるキー位置が
点P2であることが検出されると、COUNT−DOW
N−3となる。同様に、前回サンプリング位置がP3
で、今回サンプリング位置がP4の場合も、キー・ステ
ートはCOUNT−DOWN−3となる。
【0056】以上がこの実施形態におけるキー・ステー
ト設定の概略であるが、実際には前のキー・ステートや
その継続時間などによって適宜決定される。上述の説明
はあくまで原則的なものである。次に、各処理ルーチン
について説明する。
【0057】a:メインルーチン 図17は、メインルーチンの処理内容を示すフローチャ
ートであり、電源が投入されると、ステップSP1の初
期化およびステップSP2におけるしきい値計算処理が
行われる。なお、これらの処理内容については、前述し
た「しきい値設定動作」の項において説明したので省略
する。
【0058】次に、ステップSP3に進むと、図10に
示すレジスタR5Lに1を加える。ただし、レジスタR
5Lの内容が「87」であれば0にする。すなわち、レ
ジスタR5Lは、これから処理を行おうとするキーのキ
ー番号が書き込まれるレジスタであり、0〜87までを
循環する必要があるため、ステップSP3において歩進
するようにしている。
【0059】次に、ステップSP5に進み、レジスタR
5Lが示すキーについてのA/D変換された位置データ
およびA/D変換時刻をRAM203のテーブルのKE
Y−POS行(図7参照)およびKEY−TIM行(図
9参照)から読み込み、レジスタR3LおよびE5に各
々書き込む。この場合、前述したA/D割込み処理によ
って各テーブルには所定のデータが書き込まれている。
そして、ステップSP6に進み、図7に示すKEY−S
TATE行から当該キーのキー・ステートを読み出し、
図10に示すレジスタR3Hに書き込む。
【0060】次いで、ステップSP7〜SP12におい
ては、レジスタR3Hに書き込まれたキー・ステートが
UPPERか、COUNT−DOWNか(COUNT−
DOWN1〜3のいずれかか)、TOUCH−Aか、S
OUNDか、HOLDか、あるいはTIME−OVER
かが判断され、「YES」であれば、それぞれに対応し
たステップ(分岐ルーチン)SP13,14,15,1
6,17あるいはSP18に進む。また、ステップSP
7〜12の全てにおいて「NO」と判断された場合は、
そのキー・ステートはTOUCH−Bであるので、ステ
ップSP19に進んでTOUCH−Bルーチンに入る。
そして、各分岐ルーチンであるステップSP13〜SP
19のいずれかに進んだ後、それらの処理が終了する
と、再び、ステップSP3に戻り、レジスタR5L内の
キー番号を更新し、次のキーについて上述の処理を行
う。このように、各キーについて、順次そのキー・ステ
ートに対応した処理が行われる。次に、各分岐処理につ
いて説明する。
【0061】b:UPPERルーチン 図18はUPPERルーチンの処理内容を示すフローチ
ャートであり、ステップSPc1においては、レジスタ
R3Lのキー位置データがそのキーのしきい値K1を超
えたか否かが判定される。この判定が「NO」の場合
は、メインルーチンに戻り、ステップSP3に進んで次
のキーについての処理を開始する。これは、当該キーに
ついては、キー・ステートUPPERのまま変化してお
らず、特に処理を行う事項がないからである。
【0062】一方、ステップSPc1の判定が「YE
S」の場合は、ステップSPc2に進んで、発音制御テ
ーブルの確保を行う。すなわち、キーが押されたと認識
し、発音制御のための準備を開始する。ここで、テーブ
ルの空きがあれば、当該テーブル番号をレジスタR4L
に書き込んでステップSPc3に進むが、空きテーブル
がない場合は、メインルーチンに戻る。これは、本実施
形態においては、16音まで同時発音可能にしている
が、16の発音制御テーブルが全て使用中であれば、そ
れ以上の発音制御は不可能だからである。
【0063】次に、ステップSPc3においては、レジ
スタR3L内のキー位置データが、しきい値K2を超え
たか否かが判断される。この判定が「NO」の場合は、
キーがしきい値K1だけを超えた場合であり、キー・ス
テートがUPPERからTOUCH−Aに変化した場合
である。そこで、ステップSPc4に進み、図7に示す
KEY−STATE行の該当するエリアをUPPERか
らTOUCH−Aに書き換える。また、ステップSPc
4においては、そのキーが割当てられた発音制御テーブ
ルに対応するタイムオーバー検知用のカウンタをクリア
するとともに、レジスタR3L内のキー位置データおよ
びレジスタE5にある時刻データを、図8に示す発音制
御テーブルのOVR−K1行およびOVK1−TIM行
の当該キー番号のエリアに書き込む。これにより、当該
キーについて、しきい値K1を超えたときの位置と時刻
が記憶される。
【0064】一方、ステップSPc3の判定が「YE
S」の場合は、サンプリング間隔内において、しきい値
K1とK2を一度に超えた場合である(図16のP1,
P2参照)。そこで、ステップSPc5に進み、図7に
示すKEY−STATE行の該当するエリアをUPPE
RからCOUNT−DOWN−3に書き換える。また、
キー・ステートがCOUNT−DOWN−3の場合は、
キーが最高速度で押されたと判断して、ベロシティとし
ての最高値「7F」をVELOCITY行(図8参照)
の該当するエリアに書き込み、さらに、このベロシティ
を基にダウンカウント値を求め、DWN−CNTR行の
該当するエリアに書き込む。この場合、ダウンカウント
値は、前述したTB3−2(図11参照)を用いて求め
られるが、ベロシティはテーブルTB2を用いずに予め
設定された最高値を設定する。上述したステップSPc
4またはSPc5の処理の後はメインルーチンにリター
ンし、次のキーについての処理を開始する。
【0065】c:TOUCH−Aルーチン 図19は、TOUCH−Aルーチンの処理内容を示すフ
ローチャートである。先ず、ステップSPd1において
は、time overか否かが判断される。この判断
は、タイムオーバー検知用カウンタの値が予め定められ
た所定値を超えたか否かによって判断される。タイムオ
ーバー検知用カウンタは、図14に示すステップSPa
5においてタイマ割込み処理毎に歩進されるので、所定
値に達する前にリセットされないとタイムオーバーとな
る。そして、ステップSPd1の判定が「YES」の場
合には、ステップSPd2に進み、獲得していた発音制
御テーブルを解放するとともに、図7に示すKEY−S
TATE行の該当するエリアをTOUCH−AからHO
LDに書き換えてメインルーチンにリターンする。
【0066】このように、ステップSPd1→SPd2
と移行するときは、TOUCH−Aの状態が所定時間以
上継続する場合であり、キーが浅く押された位置で長時
間止まっている状態と認識される。このような押鍵操作
は、そのキーに指を乗せているだけで、しばらく押鍵さ
れない可能性が高いので、この実施形態においては、上
述のように、発音制御テーブルを解放して当該キーの発
音準備を解除し、他のキーの発音処理を優先させるよう
にしている。なお、キー・ステートがHOLDとなった
場合でも、その状態からキーを押下すれば、後述する処
理によって発音される。
【0067】一方、ステップSPd1において「NO」
と判定された場合は、ステップSPd3に進み、しきい
値K3を超えたか否かが判定され、「NO」であれば、
ステップSPd4に進んでしきい値K2を超えたか否か
が判定される。この判定が「YES」であれば、キーが
しきい値K2を超えた場合であり、キー・ステートがT
OUCH−AからCOUNT−DOWN−0に変化した
場合である。そこで、ステップSPd5に進み、図7に
示すKEY−STATE行の該当するエリアをTOUC
H−AからCOUNT−DOWN−0に書き換える。ま
た、ステップSPd5においては、レジスタR3L内の
キー位置データおよびレジスタE5にあるA/D変換の
時刻データを、図8に示す発音制御テーブルのOVR−
K2行およびOVK2−TIM行の当該キー番号のエリ
アに書き込む。これにより、当該キーについて、しきい
値K2を超えたときの位置と時間が記憶される。また、
ステップSPd5に至る場合は、図18に示すステップ
SPc4を経過しているから、しきい値K1を超えたと
きの位置と時刻がRAM203のテーブルに記憶されて
いる。そこで、ステップSPd5においては、前述した
数式に基づいて速度データを算出し、かつ、図11に示
すテーブルTB2を用いてベロシティを求める。また、
テーブルTB3−2を用いてダウンカウント値を求め、
ベロシティとともに発音制御テーブル(図8参照)の所
定エリアに書き込む。
【0068】一方、ステップSPd3において、「YE
S」と判定された場合は、サンプリング間隔内におい
て、しきい値K2とK3を一度に超えた場合である(図
16のP3,P4参照)。そこで、ステップSPd6に
進み、図7に示すKEY−STATE行の該当するエリ
アをTOUCH−AからCOUNT−DOWN−3に書
き換える。また、ベロシティとしての最高値「7F」を
VELOCITY行(図8参照)の該当するエリアに書
き込み、さらに、このベロシティを基にダウンカウント
値を求め、DWN−CNTR行の該当するエリアに書き
込む。この処理は、前述したステップSPc5と同様で
ある。
【0069】一方、ステップSPd4において「NO」
と判断された場合は、ステップSPd7に進み、キーが
しきい値K1を超えているか否かが判定される。この判
定が「YES」の場合は、キーはいぜんとしてTOUC
H−Aの状態を維持している場合であるから、何もせず
にメインルーチンに戻る。また、ステップSPd7にお
いて「NO」と判定された場合は、ステップSPd8に
進み、獲得していた発音制御テーブルを解放するととも
に、図7に示すKEY−STATE行の該当するエリア
をTOUCH−AからUPPERに書き換えてメインル
ーチンにリターンする。
【0070】このように、ステップSPd8に至るとき
は、TOUCH−AからUPPERに戻る場合であり、
言い換えれば、キーが浅く押された直後に離された場合
である。このような押鍵操作では、通常のピアノでは発
音されないので、この実施形態においては、上述のよう
に、発音制御テーブルを解放して当該キーの発音準備を
解除し、他のキーの発音処理を優先させるようにしてい
る。
【0071】d:COUNT−DOWNルーチン 次に、COUNT−DOWNルーチンについて図20を
参照して説明する。まず、ステップSPe1において
は、キー位置(レジスタR3L内のキー位置データ)が
しきい値K2を超えているか否かが判定される。この判
定が「NO」の場合には、しきい値K2を一旦超えたキ
ーが戻された場合であるので、発音準備を停止すべく、
ステップSPe2に移って発音制御テーブルを解放す
る。そして、ステップSPe3において、キーがしきい
値K1を超えているか否かが判定され、「NO」であれ
ば、レスト位置かそれに近い位置まで戻された場合であ
るから、ステップSPe4に進んでキー・ステートをU
PPERとする。すなわち、図7に示すKEY−STA
TE行の該当するエリアをCOUNT−DOWN(0〜
3)からUPPERに書き換える。
【0072】また、ステップSPe3において「YE
S」と判定された場合は、ステップSPe5に進んで、
KEY−STATE行の該当するエリアをCOUNT−
DOWN(0〜3)からHOLDに書き換える。一方、
ステップSPe1において「YES」と判定された場合
には、ステップSPe6に進み、COUNT−DOWN
−2,3か否かが判定される。この判定が「YES」の
場合には、以下の処理を行わず、そのままリターンす
る。ステップSPe6の判定が「NO」の場合には、ス
テップSPe7に進み、レジスタR3L内のキー位置デ
ータがしきい値K3を超えたか否かが判断される。この
判断が「NO」の場合は、キーはしきい値K2〜K3の
間にある場合なので、いぜんとして図19のステップS
Pd5で設定したキー・ステートCOUNT−DOWN
−0のままであると認識されるので、何の処理も行わず
リターンする。
【0073】一方、ステップSPe7において「YE
S」と判定された場合は、ステップSPe8に進んでし
きい値K4を超えたか否かが判定される。このステップ
SPe8において「NO」と判定された場合は、ステッ
プSPe12に進み、キー・ステートがCOUNT−D
OWN−0か否かが判定される。この判定が「YES」
の場合は、キーがしきい値を一つ超えてCOUNT−D
OWN−1に移行したと考えられるので、ステップSP
e13に移って、キー・ステートをCOUNT−DOW
N−1に変更するとともに、しきい値K1、K3を超え
たときの位置および時刻に基づいてベロシティおよびダ
ウンカウント値を求める。そして、新たに求めたベロシ
ティが、発音制御テーブルに記憶されているベロシティ
より大きければ、新たに求めたベロシティおよびダウン
カウント値に書き換える。これは、キーの押下が加速さ
れたと認識されるので、それに対応させるためである。
【0074】なお、ステップSPe13における演算に
おいて、しきい値K1を超えた場合の位置および時刻
は、発音制御テーブルから得るが、しきい値K3を超え
たときの位置および時刻は、現在位置および時刻である
から、レジスタR3L、E5(図10参照)から読み出
す。また、ステップSPe12において「NO」と判定
された場合は、既に設定されたCOUNT−DOWN−
1がそのまま維持されていると考えられるので、直ちに
リターンする。
【0075】一方、ステップSPe8において「YE
S」と判定された場合は、キー・ステートがCOUNT
−DOWN−0か否かが判定される。この判定が「YE
S」のときは、サンプリング期間の間に、2つのしきい
値K3,K4を超えた場合であるから、ステップSPe
10に進んでキー・ステートをCOUNT−DOWN−
3に更新し、最大ベロシティおよびこれに対応するカウ
ントダウン値を発音制御テーブルに書き込む。
【0076】また、ステップSPe9において「NO」
と判定された場合には、ステップSPe11に進み、キ
ー・ステートをCOUNT−DOWN−2に更新すると
ともに、しきい値K2、K4を超えたときの位置および
時刻に基づいてベロシティおよびダウンカウント値を求
める。そして、新たに求めたベロシティが、発音制御テ
ーブルに記憶されているベロシティより大きければ、新
たに求めたベロシティおよびダウンカウント値に書き換
える。これは、キーの押下が加速されたと認識されるの
で、それに対応させるためである。なお、ステップSP
e13の場合と同様に、しきい値K2を超えた場合の位
置および時刻は、発音制御テーブルから得るが、しきい
値K4を超えたときの位置および時刻は、現在位置およ
び時刻であるから、レジスタR3L、E5(図10参
照)から読み出す。ところで、スタッカートのように押
鍵後直ちに離鍵されるような演奏の場合に、ステップS
Pe2に至る可能性があり、発音されないこともある。
しかしこのようなケースは希であると考えられるため、
本実施形態では他のキーの発音処理を優先させている。
しかしながら、このようなケースにおいても発音を有効
とさせた方がよい場合には、ダウンカウント値が書き込
まれている発音制御テーブルについては解放しないよう
に制御してもよい。
【0077】e:SOUNDルーチン 次に、図21を参照してSOUNDルーチンについて説
明する。このサウンドルーチンが実行されるのは、前述
した各処理において設定されたダウンカウント値が、図
14に示すタイマ割込みのステップSPa3の処理で減
算され、その値が0となって発音処理が開始されてキー
・ステートがSOUNDとなった後である。
【0078】さて、図21に示すステップSPf1にお
いては、キーがしきい値K2を超えているか否かが判定
される。この判定が「NO」の場合は、ステップSPf
2に進み、音源回路210に対してキーオフ信号KOF
(MIDI OFF)を出力する。この結果、音源回路
210は、当該キーについての発音を急速ダンプさせて
消音する。そして、ステップSPf3に進み、キー位置
がしきい値K1を越えているか否かを判定する。この判
定が「NO」の場合は、ステップSPf4に進んで、キ
ー・ステートをUPPERにしてリターンし、また、
「YES」の場合はキー・ステートをHOLDにしてリ
ターンする。
【0079】一方、ステップSPf1の判定が「YE
S」の場合には、ステップSPf6に進んで、リリース
・ルーチンの処理を行う。ここで、図22はリリース・
ルーチンの処理を示すフローチャートである。始めに、
ステップSPg1において、キー・ステートがSOUN
D 0か否かが判定される。ところで、キー・ステート
SOUNDは、SOUND 0とSOUND 1の2つ
のステートがある。前述した図14のステップSPa3
で設定されるキー・ステートは、実際にはSOUND
0である。したがって、発音が開始されたときのキー・
ステートはSOUND 0になっている。このため、リ
リースルーチンに移行した際のステップSPg1の判定
は、当初は「YES」になり、ステップSPg4に進
む。ステップSPg4においては、キーがしきい値2A
を超えているか否かが判定され、「YES」であれば未
だ深い押鍵位置にあるので、なにもせずにリターンす
る。一方、ステップSPg4の判定が「NO」の場合に
は、押鍵位置がしきい値K2Aより浅くなっているの
で、SPg5に進み、キー・ステートをSOUND 1
に変更するとともに、リリースレートRLをダンピング
が大きい値(A×××01(MIDI信号の一例))に
書き換える。この結果、音源回路210においては、当
該キーの発音のリリースエンベロープにおける減衰レー
トが大きくなり、その音は自然減衰より若干早く減衰す
る。
【0080】一方、ステップSPg1の判定が「NO」
の場合(キー・ステートとしてSOUND 1が設定さ
れている場合)には、ステップSPg2に進み、キー位
置がしきい値K2Aを超えているか否かが判定される。
この判定が「NO」の場合には、押鍵位置が浅くSOU
ND 1のままであると認識されるので、そのままリタ
ーンする。また、ステップSPg2の判定が「YES」
の場合は、押鍵位置が深くなっている場合であり、ステ
ップSPg3に進み、キー・ステートをSOUND 0
に変更し、リリースレートをダンピングが小さい値(A
×××00(MIDI信号の一例))にする。この結
果、当該キーの発音のリリースエンベロープにおける減
衰レートが小さくなり、その音は自然減衰と同様の速度
で減衰する。
【0081】したがって、押鍵の深さが変化すると、リ
リースルーチンによってリリースレートが切り替わり、
微妙なリリース制御が行われる。アコースティックピア
ノにおいては、ダンパが弦を押さえることによって消音
が行われるが、演奏の仕方によってはダンパと弦とが触
れたり離れたりし、また、その触れ方も一様ではない。
従って、上述のようにキーの位置によってリリースレー
トを制御すると、実際のピアノのダンパ動作による音の
消え入り方を模倣することができる。
【0082】f:HOLDルーチン 次に、HOLDルーチンについて図24を参照して説明
する。始めに、ステップSPi1において、キー位置が
しきい値K2を超えているか否かが判定され、「NO」
であれば、ステップSPi2に移ってキー位置がしきい
値K1を超えているか否を判定する。このステップSP
i2の判定が「YES」の場合は何もせずにリターンす
る。これは、キー・ステートHOLDは、一旦しきい値
K2より深く押鍵されたキーが、再びK2より浅い位置
(ただし、しきい値K1よりは深い位置)まで戻された
とき、あるいはしきい値K2以下でK1を超える領域に
所定時間以上止まっていた場合に設定されるステートで
あるから、SPi2で「YES」となるときは状態の変
化は生じていないと判断されるからである。また、ステ
ップSPi2で「NO」と判定された場合は、キー位置
がレスト位置に近く、極めて浅くなった場合であるか
ら、キー・ステートをUPPERに変更してリターンす
る(ステップSPi3)。
【0083】一方、ステップSPi1において「YE
S」と判定された場合、すなわち、キーが再びしきい値
K2より深く押下された場合は、ステップSPi4に進
み、発音制御テーブルを確保して発音の準備に入る。た
だし、空きテーブルがない場合はリターンする。
【0084】次に、ステップSPi5に進むと、キー位
置がしきい値K3を超えたか否かが判定され、「YE
S」であれば、サンプリング期間に2つのしきい値K
2,K3を超えた場合であるので、キー・ステートをC
OUNT−DOWN−3にするとともに、最大値のベロ
シティおよびこれに応じたダウンカウント値を設定して
リターンする(ステップSPi6)。また、ステップS
Pi5の判定が「NO」の場合は、ステップSPi7に
進み、キー・ステートをTOUCH−Bとするととも
に、タイムオーバー検知用カウンタをクリアする。ま
た、ステップSPi7においては、レジスタR3L内の
キー位置データおよびレジスタE5にある時刻データ
を、図8に示す発音制御テーブルのOVR−K2行およ
びOVK2−TIM行の当該キー番号のエリアに書き込
む。これにより、当該キーについて、しきい値K2を超
えたときの位置と時刻が記憶される。
【0085】g:TOUCH−Bルーチン 次に、TOUCH−Bルーチンについて図25を参照し
て説明する。まず、ステップSPj1においては、ti
me overか否か、すなわち、タイムオーバー検知
用カウンタが所定値を超えたか否かが判定される。この
判定が「YES」の場合には、発音テーブルを解放して
他のキーの発音を優先させ、また、キーステートをTI
ME−OVERに書き換える(ステップSPj2)。
【0086】一方、ステップSPj1の判定が「NO」
の場合は、ステップSPj3に進んで、キー位置がしき
い値K4を超えているか否かが判定される。この判定が
「YES」の場合は、サンプリング期間に2つのしきい
値K3,K4を超えた場合だから、キー・ステートをC
OUNT−DOWN−3にするとともに、最大値のベロ
シティおよびこれに応じたダウンカウント値を設定して
リターンする(ステップSPj4)。
【0087】また、ステップSPj3で「NO」と判定
された場合は、ステップSPj5に進み、キー位置がし
きい値K3を超えているか否かが判定される。この判定
が「YES」の場合は、ステップSPj6に進み、キー
・ステートをCOUNT−DOWN−1に更新するとと
もに、しきい値K2、K3を超えたときの位置および時
刻に基づいてベロシティおよびダウンカウント値を求め
る。そして、発音制御テーブルに、新たに求めたベロシ
ティおよびダウンカウント値を書き込む。なお、ステッ
プSPe13の場合と同様に、しきい値K2を超えた場
合の位置および時刻は、発音制御テーブルから得るが、
しきい値K3を超えたときの位置および時刻は、現在位
置および時刻であるから、レジスタR3L、E5(図1
0参照)から読み出す。
【0088】一方、ステップSPj7において「NO」
と判定された場合は、ステップSPj8に進み、発音制
御テーブルを解放して他のキーの発音を優先させ、次い
で、ステップSPj9においてキー位置がしきい値K1
を超えているか否かを判定する。この判定は「YES」
の場合はキー・ステートをHOLDに、「NO」の場合
はキー・ステートをUPPERにする。
【0089】h:TIME−OVERルーチン 次に、TIME−OVERルーチンについて図23を参
照して説明する。まず、ステップSPh1において、キ
ー位置がしきい値K2を超えたか否かが判定され、「Y
ES」であればそのままリターンする。すなわち、キー
・ステートがTIME−OVERになった後は、その状
態からキーを押し下げてもキー・ステートは変わらな
い。したがって、仮に、キーをエンド位置まで押下して
も発音はされない。これは、実際のピアノでもしきい値
K2とK3の間でキーがある時間以上停止した場合、そ
の後キーを押し下げても発音がされないので、これに対
応させるためである。
【0090】一方、しきい値K2よりもキー位置を浅く
すると、ステップSPh1の判定が「NO」となり、ス
テップSPh2の判定を介して、キー・ステートHOL
Dかキー・ステートUPPERのいずれかが設定される
ので(ステップSPh3,SPh4)、それ以後の押鍵
操作によって再発音が可能になる。以上のように、各ル
ーチンにおいてキー・ステートが適宜設定され、また、
書き換えられる。そして、各キー・ステートに応じた発
音制御が行われる。ここで、参考のために、図26にキ
ー・ステートの遷移状態を示す。
【0091】(7)動作例 次に、上述した各処理ルーチンの動作の関連をより明確
にするために、図15、図16に示すキー軌道が発生し
た場合を例にとって説明する。始めに、図15の時刻t
1において押鍵が開始される。初期状態におけるキー・
ステートはUPPERが設定されるので、押鍵開始直後
は図18に示すUPPERルーチンにより処理が行われ
る。そして、キーがしきい値K1を超えるまでは、ステ
ップSPc1からすぐにリターンするので、キー・ステ
ートは変化しない。次に、キーがしきい値K1を超える
と、ステップSPc2,3,4の処理が行われ、発音制
御テーブルが獲得されて、発音の準備が開始される。ま
た、キー・ステートはTOUCH−Aとなる。
【0092】したがって、以後は図19に示すTOUC
H−Aルーチンに処理が移行される。そして、図15の
時刻t3においてしきい値K2を通過した後は、図19
のステップSPd1,3,4,5の処理が行われ、カウ
ントダウン値の計算などが行われる。また、キー・ステ
ートはCOUNT−DOWNとなり、以後の処理は図2
0に示すCOUNT−DOWNルーチンに移行する。そ
して、時刻t4においてしきい値K3を通過した後は、
ステップSPe7,8,12,13の処理が行われ、カ
ウントダウン値の計算等が行われるとともに、キー・ス
テートがCOUNT−DOWN−1となる。さらに、時
刻t5においてしきい値K4を通過した後は、図20の
ステップSPe8,9,11の処理が行われ、カウント
ダウン値の計算等が行われるとともに、キー・ステート
がCOUNT−DOWN−2に設定される。この場合、
ベロシティはキーが新たなしきい値を通過するたびに再
計算されるが、再計算によるベロシティが大きい場合の
み更新されるから、最終的には一番大きいベロシティが
選択されることになる。そして、そのベロシティに対応
するダウンカウント値がダウンカウント値出力テーブル
TB3−1〜TB3−4のいずれかから求められる。こ
のようにして求められたカウントダウン値は、タイマ割
込みのステップSPa3(図14参照)において減算さ
れ、その減算値が0となった時点(時刻t6)において
発音が開始されてキー・ステートがSOUNDモードに
なる。
【0093】次に、時刻t7から離鍵が開始され、キー
位置がしきい値K2より浅くなると(時刻t10)、キ
ーオフ信号KOFが出力されて発音が停止され、キー・
ステートはHOLDになる(図21のステップSPf
1,2,3,5)。そして、再びキーが押下され始め、
時刻t11においてしきい値K2を超えた後は、図24
に示すステップSPi1,4,5,7の処理によって発
音制御テーブルが獲得され、かつ、キー・ステートがT
OUCH−Bになる。次に、キー位置が更に深くなる
と、前述の場合と同様にキー・ステートがCOUNT−
DOWNとなり、カウントダウン値が0になった時点
(時刻t14)において発音が行われる。そして、離鍵
が行われ、時刻t17以後にHOLD、時刻t18以後
にTOUCH−Bのキー・ステートが設定される。次
に、TOUCH−Bの状態が所定時間以上経過すると、
図25に示すステップSPj1,2の処理によってキー
・ステートがTIME−OVERとなる。この後、図1
5に示すように、キー位置が深くなってもキーステート
はTIME−OVERのまま変化せず、カウントダウン
値が設定されることはないため、発音は行われない。そ
して、図15の時刻t21、t22において、キー位置
が各々しきい値K2およびK1より浅くなると、キー・
ステートは各々HOLD、UPPERとなる。
【0094】ところで、図15の点P10において、キ
ー位置が維持され、そのまま所定時間が経過すると点P
11においてtime overとなり、キー・ステー
トはHOLDとなる(ステップSPd1,2)。また、
点P10からキー位置が浅くなり、例えば、点P12の
位置に達すると、キー・ステートはUPPERになる
(ステップSPd7,8)。
【0095】一方、TOUCH−Bにある点P20から
離鍵が行われ、例えば、点21の位置に達すると、キー
・ステートはHOLDになる(ステップSPj9,1
0)。次に、図16に示す点P1,P2の場合は、サン
プリング期間に2つのしきい値を通過した場合であるか
ら、図18に示すUPPERルーチンのステップSPc
1,2,3,5が行われ、COOUNT−DOWN−3
となり、最高ベロシティの発音が行われる。また、点P
3,P4の場合も同様である(ステップSPi1,4,
5,6)。
【0096】ところで、図6に示すように、発音が開始
されてキー・ステートがSOUNDとなった後の離鍵操
作において、しきい値K2Aを上下するようにキー位置
が変化すると、図22のリリースルーチンにより、リリ
ースレートが切り替わり、音の消え入り方を微妙に制御
することができる。
【0097】C:実施形態効果 (1)しきい値の設定をソフトウエア処理によって自由
に行うことができる。
【0098】(2)しきい値K1までに至らない浅いキ
ー位置、しきい値の間のキー位置、あるいはしきい値K
4を超えた深いキー位置についても、正確な位置情報が
得られるので、種々の奏法に対応できる楽音制御を行う
ことができる。例えば、しきい値K1まで達しない浅い
打弦の発音制御や、音の消え入り方を微妙に制御するこ
とが可能である。
【0099】(3)しきい値をソフトウエア処理によっ
て自由に設定できるので、フォトセンサの取付精度が要
求されない。
【0100】(4)上記実施形態においては、例えば、
TOUCH−A、COUNT−DOWN−0、TOUC
H−B、HOLDなどのキー・ステートを決定する際
に、前のキー・ステートとキーの位置(どのしきい値の
間にいるか)によって決定しているので、適切な状態把
握を行うことができる。さらに、TIME−OVERや
HOLDを決定する際においては、前のキー・ステー
ト、キーの位置、および前のキー・ステートの継続時間
も考慮して決定しているので、実際のピアノに即した状
態把握を行うことができる。
【0101】しかも、以上のようにして設定したキー・
ステート(状態)に基づいて楽音が制御されるから、ピ
アノ等の自然楽器の発音を正確に模倣することができる
とともに、きめ細かな楽音制御を行うことができる。ま
た、しきい値をキーオフ近傍の領域に複数設定し、離鍵
時にキーがどのしきい値の間にいるかによってリリース
レートを制御するようにしているので、例えば、ピアノ
のダンパー操作を模倣した発音制御を行うことができ
る。
【0102】D:変形例 (1)上述した実施形態は、ピアノ音を電子的に発生す
る例であったが、ピアノ音以外の楽音を合成するように
してもよい。この場合には、エンベロープ制御は、楽音
に応じたエンベロープを予め設定して置けばよく、リリ
ース時のエンベロープ制御は実施形態と同様に行えばよ
い。また、実施形態におけるリリースルーチンのエンベ
ロープ制御は、リリース時の制御に限らず、その他の部
分(例えば、サステイン部)のエンベロープ制御に用い
ることもできる。
【0103】(2)上述した実施形態は、消音機構付き
の自動ピアノにおける例であったが、本発明は打弦機構
を持たない、電子楽器にも適用することができる。
【0104】(3)フォトセンサの出力信号を自動演奏
時のキー位置フィードバック信号として用いることもで
きる。
【0105】(4)また、TOUCH−Aではしきい値
K1〜K2間、COUNT−DOWN−0ではしきい値
K1〜K3間、COUNT−DOWN−1ではしきい値
K2〜K4間で速度を算出するようにしたが、どのよう
な間隔を選んでも良く、例えば、COUNT−DOWN
−0においてしきい値K2〜K3間で速度を算出しても
よい。
【0106】(5)リリース時のエンベロープ制御をよ
り繊細に行うために、図27に示すように、しきい値K
2とK3の間をより細かく区切っても良い。そして、同
図に示すように、上方の区間に行くほどダンピングが大
きくなるようにリリースレートを設定する。このように
すると、例えば、同図に示すような鍵の軌跡の場合は、
点P50〜P51、P52〜P53の間は自然消音する
が、鍵が上方に行くに従いダンピング係数が強くなって
次第に早く減衰するようになり、より自然な楽音とする
ことができる。図28は、この時のエンベロープの様子
を示している。また、しきい値K2とK3の間をより細
かく区切る場合であっても、キーセンサ等を追加するこ
となく、しきい値K2A〜K2Cをソフトウエア処理で
設定すればよい。したがって、ハードウエアの変更が不
要であり、コストアップにならない。さらに、使用状況
や演奏者の技量に応じて、しきい値K2とK3の間の区
間数を切り換えるようにしてもよい。
【0107】(6)また、上述した実施形態において
は、キーが新たなしきい値を通過する毎にベロシティを
再計算し、再計算によるベロシティと既に得られている
ベロシティとを比較することにより、ベロシティおよび
ダウンカウント値を更新するようにしているが、既に得
られているダウンカウント値の現在値と再計算によるベ
ロシティに対応したダウンカウント値とを比較するよう
にすれば、より精度が向上する。ただし、本出願人の実
験によれば、両者の比較結果は、ほぼ完全に一致するの
で、上述した実施形態においては、処理の簡単化のため
に、前者を採用している。
【0108】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、センサの取付精度が要求されず、しかも、極めて自
然で多様な発音制御を行うことができる(請求項1〜
3)。また、しきい値をキーオフ近傍の領域に複数設定
し、離鍵時に状態決定手段が決定した状態に基づきリリ
ースレートを制御することにより、リリース時の楽音制
御をより自然で繊細なものにすることができる(請求項
3)。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明による一実施形態の構成を示すブロ
ック図である。
【図2】 同実施形態のキーの構成を示す側面図であ
る。
【図3】 同実施形態におけるキーのシャッタ付近の構
成を示す斜視図である。
【図4】 図3に示すフォトダイオード225の出力特
性を示す特性図である。
【図5】 同実施形態におけるハンマーアクションを示
す側面図である。
【図6】 同実施形態におけるしきい値を示す図であ
る。
【図7】 同実施形態においてRAM203内に設けら
れているテーブルを示す概念図である。
【図8】 同実施形態における発音制御テーブルを示す
概念図である。
【図9】 同実施形態におけるサンプリング時刻を記憶
するためのテーブルを示す概念図である。
【図10】 同実施形態におけるレジスタを示す概念図
である。
【図11】 同実施形態におけるベロシティおよびダウ
ンカウント値を求めるためのテーブルを示す図である。
【図12】 同実施形態における各処理のタイミング関
係を示す図である。
【図13】 同実施形態におけるA/D割込み処理を示
すフローチャートである。
【図14】 同実施形態におけるタイマ割込み処理を示
すフローチャートである。
【図15】 同実施形態におけるキー軌道の一例と、こ
れに対するキー・ステートの関係を示す図である。
【図16】 同実施形態におけるキー軌道の一例と、こ
れに対するキー・ステートの関係を示す図である。
【図17】 同実施形態のメインルーチンを示すフロー
チャートである。
【図18】 同実施形態のUPPERルーチンを示すフ
ローチャートである。
【図19】 同実施形態のTOUCH−Aルーチンを示
すフローチャートである。
【図20】 同実施形態のCOUNT−DOWNルーチ
ンを示すフローチャートである。
【図21】 同実施形態のSOUNDルーチンを示すフ
ローチャートである。
【図22】 同実施形態のリリースルーチンを示すフロ
ーチャートである。
【図23】 同実施形態のTIME−OVERルーチン
を示すフローチャートである。
【図24】 同実施形態のHOLDルーチンを示すフロ
ーチャートである。
【図25】 同実施形態のTOUCH−Bルーチンを示
すフローチャートである。
【図26】 同実施形態におけるキー・ステートの遷移
状態を示す図である。
【図27】 しきい値K2,K3間をより細かく区切る
際のしきい値の例を示す図である。
【図28】 図27に示すしきい値を用いた際の楽音制
御の一例を示す図である。
【図29】 従来のキーセンサの一例を示す側面図であ
る。
【符号の説明】
201……CPU(比較結果認識手段、状態決定手段、
制御手段)、202……ROM、203……RAM(状
態決定手段)、210……音源回路、220……LED
ドライバ(位置検出手段)、221……発光側センサヘ
ッド(位置検出手段)、222……受光側センサヘッド
(位置検出手段)、223……A/D変換器(位置検出
手段)、224……LED(位置検出手段)、225…
…フォトダイオード(位置検出手段)。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 演奏操作子の位置を連続的に検出する位
    置検出手段と、 前記位置検出手段の検出位置と複数のしきい値とを比較
    し、この比較結果を認識する比較結果認識手段と、 前記演奏操作子が所定の状態のいずれにあるかを決定す
    る際に、前の状態と前記比較結果認識手段の認識内容と
    に応じて決定する状態決定手段と、 前記状態決定手段が決定した状態に基づいて楽音の制御
    を行う制御手段とを具備することを特徴とする楽音制御
    装置。
  2. 【請求項2】 前記状態決定手段は、前記演奏操作子が
    所定の状態のいずれにあるかを決定する際に、前の状
    態、前記比較結果認識手段の認識内容、および前の状態
    の継続時間に応じて決定することを特徴とする請求項1
    記載の楽音制御装置。
  3. 【請求項3】 前記操作子は鍵盤楽器のキーであり、前
    記しきい値はキーオフ近傍の領域に複数設定され、前記
    制御手段は、離鍵時において前記状態決定手段が決定し
    た状態に基づきリリースレートを制御することを特徴と
    する請求項1または2記載の楽音制御装置。
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