JPH0955357A - 半導体製造装置および薄膜堆積方法 - Google Patents
半導体製造装置および薄膜堆積方法Info
- Publication number
- JPH0955357A JPH0955357A JP20556895A JP20556895A JPH0955357A JP H0955357 A JPH0955357 A JP H0955357A JP 20556895 A JP20556895 A JP 20556895A JP 20556895 A JP20556895 A JP 20556895A JP H0955357 A JPH0955357 A JP H0955357A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- target
- semiconductor substrate
- thin film
- manufacturing apparatus
- target material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Physical Vapour Deposition (AREA)
- Physical Deposition Of Substances That Are Components Of Semiconductor Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 半導体基板上に複数種の薄膜を効率よく堆積
することができる半導体製造装置を提供する。 【構成】 減圧下での放電でイオン化された気体分子に
より叩き出されたターゲット原子で半導体基板1上に薄
膜を堆積する半導体製造装置であり、処理ガス8の導入
されるチャンバ4内には半導体基板1を保持するステー
ジ5が設置されている。それぞれの支持面12a,12
bがいずれも半導体基板1に対向し得るようにしてター
ゲット電極12が設けられている。ターゲット電極12
の各支持面12a,12bには相互に異なるターゲット
材であるMo17とAl18がそれぞれ取り付けられ
る。ターゲット電極12は半導体基板1と平行に設けら
れてモータ13によって回転するシャフト14に取り付
けられている。
することができる半導体製造装置を提供する。 【構成】 減圧下での放電でイオン化された気体分子に
より叩き出されたターゲット原子で半導体基板1上に薄
膜を堆積する半導体製造装置であり、処理ガス8の導入
されるチャンバ4内には半導体基板1を保持するステー
ジ5が設置されている。それぞれの支持面12a,12
bがいずれも半導体基板1に対向し得るようにしてター
ゲット電極12が設けられている。ターゲット電極12
の各支持面12a,12bには相互に異なるターゲット
材であるMo17とAl18がそれぞれ取り付けられ
る。ターゲット電極12は半導体基板1と平行に設けら
れてモータ13によって回転するシャフト14に取り付
けられている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体製造装置および薄
膜堆積方法に関し、特にスパッタリングによる薄膜堆積
に適用して有効な技術に関する。
膜堆積方法に関し、特にスパッタリングによる薄膜堆積
に適用して有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体基板上に形成された回路素子は、
その断面構造からもわかるように、薄膜が幾層にも重ね
て作り上げられている。これらの薄膜は半導体や絶縁体
であったり、あるいは導電体であったりする。このよう
な半導体基板に対する薄膜形成技術としては、化学的手
法であるCVD(Chemical Vapor Deposition) と物理的
手法であるPVD(Physical Vapor Deposition) とが知
られている。そして、PVDの代表的なものとして、イ
オンによるターゲット原子の叩き出しつまりスパッタリ
ングがあり、スパッタリングにより半導体基板上に薄膜
を堆積する半導体製造装置としてスパッタリング装置が
ある。
その断面構造からもわかるように、薄膜が幾層にも重ね
て作り上げられている。これらの薄膜は半導体や絶縁体
であったり、あるいは導電体であったりする。このよう
な半導体基板に対する薄膜形成技術としては、化学的手
法であるCVD(Chemical Vapor Deposition) と物理的
手法であるPVD(Physical Vapor Deposition) とが知
られている。そして、PVDの代表的なものとして、イ
オンによるターゲット原子の叩き出しつまりスパッタリ
ングがあり、スパッタリングにより半導体基板上に薄膜
を堆積する半導体製造装置としてスパッタリング装置が
ある。
【0003】たとえば、株式会社オーム社発行、「超微
細加工入門」(1989年 6月20日発行)、P120〜P124に記
載されているように、スパッタリング装置は、カソード
であるターゲット電極に取り付けられたターゲット材の
原子(以下「ターゲット原子」という。)をイオン化さ
れた気体分子ではじき飛ばしてアノードに設けられた半
導体基板に薄膜として堆積させている。ここで、工業調
査会発行、「電子材料別冊・超LSI製造、試験装置ガ
イドブック」1994年版(平成 5年11月20日発行)、P41
〜P47 などに記載されているように、スパッタリング装
置には、異なるターゲット材がそれぞれセットされた複
数のチャンバを共通の搬送室に向けて設け、半導体基板
を順次各チャンバに導入して複数種の薄膜を順次形成す
るようにしたマルチチャンバシステムの採用されたもの
がある。
細加工入門」(1989年 6月20日発行)、P120〜P124に記
載されているように、スパッタリング装置は、カソード
であるターゲット電極に取り付けられたターゲット材の
原子(以下「ターゲット原子」という。)をイオン化さ
れた気体分子ではじき飛ばしてアノードに設けられた半
導体基板に薄膜として堆積させている。ここで、工業調
査会発行、「電子材料別冊・超LSI製造、試験装置ガ
イドブック」1994年版(平成 5年11月20日発行)、P41
〜P47 などに記載されているように、スパッタリング装
置には、異なるターゲット材がそれぞれセットされた複
数のチャンバを共通の搬送室に向けて設け、半導体基板
を順次各チャンバに導入して複数種の薄膜を順次形成す
るようにしたマルチチャンバシステムの採用されたもの
がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このマ
ルチチャンバシステムによれば、たとえばMoSi2 −
Al−MoSi2(MoSi2 :モリブデンシリサイド、
Al:アルミニウム)の3層の薄膜を形成する場合に
は、ターゲット材としてMo(モリブデン)が設置され
た2台のチャンバと、Alが設置された1台のチャンバ
の合計3チャンバが必要となり、装置が大型化してしま
うという問題点がある。
ルチチャンバシステムによれば、たとえばMoSi2 −
Al−MoSi2(MoSi2 :モリブデンシリサイド、
Al:アルミニウム)の3層の薄膜を形成する場合に
は、ターゲット材としてMo(モリブデン)が設置され
た2台のチャンバと、Alが設置された1台のチャンバ
の合計3チャンバが必要となり、装置が大型化してしま
うという問題点がある。
【0005】また、ターゲット材がスパッタリングによ
り消耗されて寿命になったときには新しいターゲット材
との交換作業が必要になるが、この作業のためにチャン
バ内を大気開放にするとダウンタイムが非常に大きくな
ってスループットが大幅に低下する。
り消耗されて寿命になったときには新しいターゲット材
との交換作業が必要になるが、この作業のためにチャン
バ内を大気開放にするとダウンタイムが非常に大きくな
ってスループットが大幅に低下する。
【0006】ターゲット材の寿命を延して交換作業の頻
度を低減する技術として、工業調査会発行、「電子材料
別冊・超LSI製造、試験装置ガイドブック」1993年版
(平成 4年11月20日発行)、P54 において、はんだ材を
使用しない一体化ターゲットが提案されているが、これ
によってもその寿命をたとえば倍以上というように圧倒
的に延ばすことは困難であると思われる。
度を低減する技術として、工業調査会発行、「電子材料
別冊・超LSI製造、試験装置ガイドブック」1993年版
(平成 4年11月20日発行)、P54 において、はんだ材を
使用しない一体化ターゲットが提案されているが、これ
によってもその寿命をたとえば倍以上というように圧倒
的に延ばすことは困難であると思われる。
【0007】そこで、本発明の目的は、装置の小型化を
図りつつ半導体基板上に複数種の薄膜を効率よく堆積す
ることのできる技術を提供することにある。
図りつつ半導体基板上に複数種の薄膜を効率よく堆積す
ることのできる技術を提供することにある。
【0008】本発明の他の目的は、ターゲット材の交換
作業の頻度を低減することのできる技術を提供すること
にある。
作業の頻度を低減することのできる技術を提供すること
にある。
【0009】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述及び添付図面から明らかにな
るであろう。
な特徴は、本明細書の記述及び添付図面から明らかにな
るであろう。
【0010】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を説明すれば、次の通
りである。
発明のうち、代表的なものの概要を説明すれば、次の通
りである。
【0011】すなわち、本発明による半導体製造装置は
減圧下での放電でイオン化された気体分子により叩き出
されたターゲット原子で半導体基板上に薄膜を堆積する
装置であり、処理ガスの導入されるチャンバ内には半導
体基板を保持するステージが設置されている。それぞれ
の支持面がいずれも半導体基板に対向し得るようにして
ターゲット電極が設けられている。ターゲット電極の各
支持面には第1および第2のターゲット材がそれぞれ取
り付けられる。この装置において、ターゲット電極は半
導体基板と平行に設けられて回転駆動手段によって回転
するシャフトに取り付けることができる。
減圧下での放電でイオン化された気体分子により叩き出
されたターゲット原子で半導体基板上に薄膜を堆積する
装置であり、処理ガスの導入されるチャンバ内には半導
体基板を保持するステージが設置されている。それぞれ
の支持面がいずれも半導体基板に対向し得るようにして
ターゲット電極が設けられている。ターゲット電極の各
支持面には第1および第2のターゲット材がそれぞれ取
り付けられる。この装置において、ターゲット電極は半
導体基板と平行に設けられて回転駆動手段によって回転
するシャフトに取り付けることができる。
【0012】第1および第2のターゲット材には、たと
えばモリブデンとアルミニウムのように相互に異なるタ
ーゲット材を取り付けることができる。また、同一のタ
ーゲット材を取り付けることもできる。
えばモリブデンとアルミニウムのように相互に異なるタ
ーゲット材を取り付けることができる。また、同一のタ
ーゲット材を取り付けることもできる。
【0013】本発明による薄膜堆積方法は、減圧下での
放電でイオン化された気体分子により叩き出されたター
ゲット原子で半導体基板上に薄膜を堆積する方法であ
り、ターゲット電極のそれぞれの支持面に相互に異なる
ターゲット材を取り付け、これら2つのターゲット材の
うちの何れか一方のターゲット材を半導体基板に対向す
る位置に設定して薄膜を堆積し、その後、もう一方のタ
ーゲット材を半導体基板に対向する位置に設定して異な
る種類の薄膜を堆積するものである。
放電でイオン化された気体分子により叩き出されたター
ゲット原子で半導体基板上に薄膜を堆積する方法であ
り、ターゲット電極のそれぞれの支持面に相互に異なる
ターゲット材を取り付け、これら2つのターゲット材の
うちの何れか一方のターゲット材を半導体基板に対向す
る位置に設定して薄膜を堆積し、その後、もう一方のタ
ーゲット材を半導体基板に対向する位置に設定して異な
る種類の薄膜を堆積するものである。
【0014】そして、本発明による薄膜堆積方法は、減
圧下での放電でイオン化された気体分子により叩き出さ
れたターゲット原子で半導体基板上に薄膜を堆積する方
法であり、ターゲット電極のそれぞれの支持面に同一の
ターゲット材を取り付け、これら2つのターゲット材の
うちの何れか一方のターゲット材を半導体基板に対向す
る位置に設定して薄膜を堆積し、このターゲット材が寿
命に達したときにもう一方のターゲット材を半導体基板
に対向する位置に設定して薄膜を堆積するものである。
圧下での放電でイオン化された気体分子により叩き出さ
れたターゲット原子で半導体基板上に薄膜を堆積する方
法であり、ターゲット電極のそれぞれの支持面に同一の
ターゲット材を取り付け、これら2つのターゲット材の
うちの何れか一方のターゲット材を半導体基板に対向す
る位置に設定して薄膜を堆積し、このターゲット材が寿
命に達したときにもう一方のターゲット材を半導体基板
に対向する位置に設定して薄膜を堆積するものである。
【0015】
【作用】上記した手段によれば、ターゲット電極の各支
持面を半導体基板と対向可能にして相互に異なるターゲ
ット材を取り付けているので、1台のチャンバで複数種
の薄膜を効率よく形成することが可能になる。そして、
これにより、チャンバ数を削減して装置の小型化を図る
ことができる。
持面を半導体基板と対向可能にして相互に異なるターゲ
ット材を取り付けているので、1台のチャンバで複数種
の薄膜を効率よく形成することが可能になる。そして、
これにより、チャンバ数を削減して装置の小型化を図る
ことができる。
【0016】また、ターゲット電極の各支持面を半導体
基板と対向可能にして同一のターゲット材を取り付けて
いるので、2つのターゲット材の合計寿命がターゲット
材の交換タイミングとなり、交換作業の頻度を約半分に
低減することができる。
基板と対向可能にして同一のターゲット材を取り付けて
いるので、2つのターゲット材の合計寿命がターゲット
材の交換タイミングとなり、交換作業の頻度を約半分に
低減することができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面に基づいて詳
細に説明する。
細に説明する。
【0018】(実施例1)図1は本発明の一実施例であ
る半導体製造装置を示す断面図、図2および図3は図1
の半導体製造装置による半導体基板に対する薄膜堆積の
メカニズムを示す説明図である。
る半導体製造装置を示す断面図、図2および図3は図1
の半導体製造装置による半導体基板に対する薄膜堆積の
メカニズムを示す説明図である。
【0019】図1に示すように、本実施例による半導体
製造装置は、イオン化された気体分子P1(図2、図3)
にスパッタリングされたターゲット原子P2,P3(図2、
図3)で半導体基板1に薄膜を堆積するスパッタリング
装置であり、内部を所定の真空度に排気するために拡散
ポンプなどの真空ポンプ2が真空配管3を介して接続さ
れたチャンバ4内には、半導体基板1を保持するための
ステージ5が設置されている。アノードとしてのこのス
テージ5は絶縁材6を介してチャンバ4に取り付けられ
て接地電位とされている。ステージ5の支持部5aはチ
ャンバ4の外部に導出されて、ステージ5内に形成され
た流路へ冷却水7を供給する給水ポンプに接続されてい
る。
製造装置は、イオン化された気体分子P1(図2、図3)
にスパッタリングされたターゲット原子P2,P3(図2、
図3)で半導体基板1に薄膜を堆積するスパッタリング
装置であり、内部を所定の真空度に排気するために拡散
ポンプなどの真空ポンプ2が真空配管3を介して接続さ
れたチャンバ4内には、半導体基板1を保持するための
ステージ5が設置されている。アノードとしてのこのス
テージ5は絶縁材6を介してチャンバ4に取り付けられ
て接地電位とされている。ステージ5の支持部5aはチ
ャンバ4の外部に導出されて、ステージ5内に形成され
た流路へ冷却水7を供給する給水ポンプに接続されてい
る。
【0020】なお、チャンバ4には不活性ガスのたとえ
ばAr(アルゴン)やXe(キセノン)といった処理ガ
ス8を導入するためのガス供給管9が接続されている。
また、真空配管3およびガス供給管9にはそれぞれバル
ブ10,11が取り付けられてこれらの経路が開閉可能
にされている。
ばAr(アルゴン)やXe(キセノン)といった処理ガ
ス8を導入するためのガス供給管9が接続されている。
また、真空配管3およびガス供給管9にはそれぞれバル
ブ10,11が取り付けられてこれらの経路が開閉可能
にされている。
【0021】ステージ5と対向する位置にはカソードと
してのディスク状のターゲット電極12が設けられてい
る。このターゲット電極12は半導体基板1と平行に設
けられてモータ(回転駆動手段)13によって回転する
シャフト14に取り付けられ、それぞれの支持面12
a,12bがいずれも半導体基板1に対向し得るように
なっている。なお、このようにターゲット電極12を回
転させるのではなく、たとえばターゲット電極12を無
限軌道を描いて移動させて支持面12a,12bの方向
を変えるようにしてもよい。
してのディスク状のターゲット電極12が設けられてい
る。このターゲット電極12は半導体基板1と平行に設
けられてモータ(回転駆動手段)13によって回転する
シャフト14に取り付けられ、それぞれの支持面12
a,12bがいずれも半導体基板1に対向し得るように
なっている。なお、このようにターゲット電極12を回
転させるのではなく、たとえばターゲット電極12を無
限軌道を描いて移動させて支持面12a,12bの方向
を変えるようにしてもよい。
【0022】絶縁材15a,15bを介してチャンバ4
に取り付けられたシャフト14には、ターゲット電極1
2に直流の負電圧を印加するためのDC電源16が接続
されている。したがって、ターゲット電極12への電圧
印加により、アノードであるステージ5とカソードであ
るこのターゲット電極12との間にはグロー放電が発生
する。なお、ターゲット電極12へは、たとえば13.56M
Hzといった高周波電圧を印加するようにしてもよい。
に取り付けられたシャフト14には、ターゲット電極1
2に直流の負電圧を印加するためのDC電源16が接続
されている。したがって、ターゲット電極12への電圧
印加により、アノードであるステージ5とカソードであ
るこのターゲット電極12との間にはグロー放電が発生
する。なお、ターゲット電極12へは、たとえば13.56M
Hzといった高周波電圧を印加するようにしてもよい。
【0023】モータ13に接続されていない側のシャフ
ト14はチャンバ4の外部に導出されており、前記した
ステージ5と同様に、ターゲット電極12内に形成され
た流路へ冷却水7を供給する給水ポンプに接続されてい
る。
ト14はチャンバ4の外部に導出されており、前記した
ステージ5と同様に、ターゲット電極12内に形成され
た流路へ冷却水7を供給する給水ポンプに接続されてい
る。
【0024】ターゲット電極12の一方の支持面12a
にはMo(第1のターゲット材)17が、他方の支持面
12bにはAl(第2のターゲット材)18がそれぞれ
取り付けられている。そして、これらのターゲット材1
7,18はモータにより回転されるターゲット電極12
によっていずれかが半導体基板1に対向する位置に設定
される。
にはMo(第1のターゲット材)17が、他方の支持面
12bにはAl(第2のターゲット材)18がそれぞれ
取り付けられている。そして、これらのターゲット材1
7,18はモータにより回転されるターゲット電極12
によっていずれかが半導体基板1に対向する位置に設定
される。
【0025】本実施例の半導体製造装置による半導体基
板1への薄膜堆積は次のようにして行われる。
板1への薄膜堆積は次のようにして行われる。
【0026】先ず、図2に示すように、ターゲット電極
12の一方の支持面12aに取り付けられたターゲット
材であるMo17を半導体基板1と対向するようにセッ
トする。そして、チャンバ4内を真空引きして処理ガス
8を導入し、DC電源16によりたとえば1kW程度の電
力をターゲット電極12に供給してグロー放電を発生さ
せ、気体分子P1 をイオン化してMoのターゲット原子
P2 をスパッタリングしてバリアメタルとしてのMoS
i2 の薄膜を半導体基板1上に形成する。Mo17によ
るスパッタリングはたとえば30sec 程度行う。
12の一方の支持面12aに取り付けられたターゲット
材であるMo17を半導体基板1と対向するようにセッ
トする。そして、チャンバ4内を真空引きして処理ガス
8を導入し、DC電源16によりたとえば1kW程度の電
力をターゲット電極12に供給してグロー放電を発生さ
せ、気体分子P1 をイオン化してMoのターゲット原子
P2 をスパッタリングしてバリアメタルとしてのMoS
i2 の薄膜を半導体基板1上に形成する。Mo17によ
るスパッタリングはたとえば30sec 程度行う。
【0027】次に、図3に示すように、ターゲット電極
12を回転してもう一方の支持面12bに取り付けられ
たターゲット材であるAl18を対向位置に設定し、た
とえば 9〜12kW程度の電力の下でAlのターゲット原子
P3 をスパッタリングして配線層としてのAlの薄膜を
形成する。このスパッタリングはたとえば1min程度行
う。
12を回転してもう一方の支持面12bに取り付けられ
たターゲット材であるAl18を対向位置に設定し、た
とえば 9〜12kW程度の電力の下でAlのターゲット原子
P3 をスパッタリングして配線層としてのAlの薄膜を
形成する。このスパッタリングはたとえば1min程度行
う。
【0028】Alの薄膜を堆積した後、ターゲット電極
12を回転して再び図2に示すようにMo17を半導体
基板1と対向する位置にセットして先と同一の条件下で
スパッタリングを行い、Alの配線層の上にキャップと
してのMoSi2 の薄膜を形成する。
12を回転して再び図2に示すようにMo17を半導体
基板1と対向する位置にセットして先と同一の条件下で
スパッタリングを行い、Alの配線層の上にキャップと
してのMoSi2 の薄膜を形成する。
【0029】このように、本実施例の半導体製造装置で
はターゲット電極12のそれぞれの支持面12a,12
bを半導体基板1と対向可能にしてMo17とAl18
という相互に異なるターゲット材を取り付けているの
で、1台のチャンバ4を有する装置により複数種の薄膜
(ここでは2種類3層の薄膜)を効率よく形成すること
が可能になる。
はターゲット電極12のそれぞれの支持面12a,12
bを半導体基板1と対向可能にしてMo17とAl18
という相互に異なるターゲット材を取り付けているの
で、1台のチャンバ4を有する装置により複数種の薄膜
(ここでは2種類3層の薄膜)を効率よく形成すること
が可能になる。
【0030】なお、エッチングの不要な薄膜を堆積し、
その上層にさらに薄膜を堆積する場合には、ターゲット
電極12を回転させて異なる薄膜を連続的に堆積するこ
とができるので、半導体基板1をあるチャンバから他の
チャンバに移送する必要がなくなり薄膜堆積時間の短縮
化を図ることができる。
その上層にさらに薄膜を堆積する場合には、ターゲット
電極12を回転させて異なる薄膜を連続的に堆積するこ
とができるので、半導体基板1をあるチャンバから他の
チャンバに移送する必要がなくなり薄膜堆積時間の短縮
化を図ることができる。
【0031】(実施例2)図4および図5は本発明の他
の実施例である半導体製造装置による半導体基板に対す
る薄膜堆積のメカニズムを示す説明図である。
の実施例である半導体製造装置による半導体基板に対す
る薄膜堆積のメカニズムを示す説明図である。
【0032】図示するように、本実施例の半導体製造装
置は、ターゲット電極12の両方の支持面12a,12
bにたとえばMo(第1のターゲット材)17a、Mo
(第2のターゲット材)17bという同一のターゲット
材が取り付けられたもので、他の装置構成に関しては実
施例1における半導体製造装置と同じとされている。な
お、本実施例において、2つのMo17a,17bは同
一のサイズおよび重量とされているが、異なるものであ
ってもよい。
置は、ターゲット電極12の両方の支持面12a,12
bにたとえばMo(第1のターゲット材)17a、Mo
(第2のターゲット材)17bという同一のターゲット
材が取り付けられたもので、他の装置構成に関しては実
施例1における半導体製造装置と同じとされている。な
お、本実施例において、2つのMo17a,17bは同
一のサイズおよび重量とされているが、異なるものであ
ってもよい。
【0033】本実施例の半導体製造装置での薄膜堆積は
次のようにして行われる。
次のようにして行われる。
【0034】先ず、図4に示すように、ターゲット電極
12の一方の支持面12aに取り付けられたMo17a
を半導体基板1と対向するようにセットしてスパッタリ
ングを行う。このようにしてMo17aをターゲット材
に複数の半導体基板1に対して順次薄膜を形成して行
く。そして、スパッタリングされたMo17aはたとえ
ば400kWhで寿命に達する。
12の一方の支持面12aに取り付けられたMo17a
を半導体基板1と対向するようにセットしてスパッタリ
ングを行う。このようにしてMo17aをターゲット材
に複数の半導体基板1に対して順次薄膜を形成して行
く。そして、スパッタリングされたMo17aはたとえ
ば400kWhで寿命に達する。
【0035】Mo17aが寿命になったならば、図4に
示すように、ターゲット電極12を回転してもう一方の
支持面12bに取り付けられたMo17bを半導体基板
1の対向位置に設定し、同様にして複数の半導体基板1
に薄膜を堆積して行く。前記のように、Mo17bはM
o17aと同一のサイズ・重量とされているので、この
Mo17bもやはり400kWhで寿命に達する。
示すように、ターゲット電極12を回転してもう一方の
支持面12bに取り付けられたMo17bを半導体基板
1の対向位置に設定し、同様にして複数の半導体基板1
に薄膜を堆積して行く。前記のように、Mo17bはM
o17aと同一のサイズ・重量とされているので、この
Mo17bもやはり400kWhで寿命に達する。
【0036】そして、両方のMo17a,17bが寿命
になった後、チャンバ4(図1)内を大気に開放してタ
ーゲット材の交換作業を行う。
になった後、チャンバ4(図1)内を大気に開放してタ
ーゲット材の交換作業を行う。
【0037】このように、本実施例の半導体製造装置に
よれば、回転可能とされたターゲット電極12のそれぞ
れの支持面12a,12bに同一のターゲット材である
Mo17a,17bを取り付けているので、一方のMo
17aが寿命になっても他方のMo17bをターゲット
材にして継続着工が可能になり、2つのMo17a,1
7bによる合計の寿命800kWhがターゲット材の交換タイ
ミングとなって、交換作業の頻度を 1/2に低減すること
ができる。
よれば、回転可能とされたターゲット電極12のそれぞ
れの支持面12a,12bに同一のターゲット材である
Mo17a,17bを取り付けているので、一方のMo
17aが寿命になっても他方のMo17bをターゲット
材にして継続着工が可能になり、2つのMo17a,1
7bによる合計の寿命800kWhがターゲット材の交換タイ
ミングとなって、交換作業の頻度を 1/2に低減すること
ができる。
【0038】以上、本発明者によってなされた発明を実
施例に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施例
に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲
で種々変更可能であることは言うまでもない。
施例に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施例
に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲
で種々変更可能であることは言うまでもない。
【0039】たとえば、本実施例におけるターゲット材
にはMo17,17a,17bおよびAl18が用いら
れているが、これらに限定されることなく、Ti(チタ
ン)やW(タングステン)など他の種々のターゲット材
を用いることができる。
にはMo17,17a,17bおよびAl18が用いら
れているが、これらに限定されることなく、Ti(チタ
ン)やW(タングステン)など他の種々のターゲット材
を用いることができる。
【0040】また、以上の説明では、主として本発明者
によってなされた発明をその背景となった利用分野であ
る半導体の製造に適用した場合について説明したが、そ
れに限定されるものではなく、他の種々の薄膜形成の分
野に適用することが可能である。
によってなされた発明をその背景となった利用分野であ
る半導体の製造に適用した場合について説明したが、そ
れに限定されるものではなく、他の種々の薄膜形成の分
野に適用することが可能である。
【0041】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以
下の通りである。
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以
下の通りである。
【0042】(1).すなわち、本発明の薄膜堆積技術によ
れば、ターゲット電極の各支持面を半導体基板と対向可
能にして相互に異なるターゲット材を取り付けているの
で、1台のチャンバで複数種の薄膜を効率よく形成する
ことが可能になる。
れば、ターゲット電極の各支持面を半導体基板と対向可
能にして相互に異なるターゲット材を取り付けているの
で、1台のチャンバで複数種の薄膜を効率よく形成する
ことが可能になる。
【0043】(2).これにより、チャンバ数を削減して装
置の小型化を図ることができる。
置の小型化を図ることができる。
【0044】(3).なお、エッチングの不要な薄膜を堆積
し、その上層にさらに薄膜を堆積する場合には、異なる
薄膜を連続的に堆積することができるので、薄膜堆積時
間の短縮化を図ることが可能になる。
し、その上層にさらに薄膜を堆積する場合には、異なる
薄膜を連続的に堆積することができるので、薄膜堆積時
間の短縮化を図ることが可能になる。
【0045】(4).また、本発明の薄膜堆積技術によれ
ば、ターゲット電極の各支持面を半導体基板と対向可能
にして同一のターゲット材を取り付けているので、2つ
のターゲット材の合計寿命がターゲット材の交換タイミ
ングとなり、交換作業の頻度を約半分に低減することが
できる。
ば、ターゲット電極の各支持面を半導体基板と対向可能
にして同一のターゲット材を取り付けているので、2つ
のターゲット材の合計寿命がターゲット材の交換タイミ
ングとなり、交換作業の頻度を約半分に低減することが
できる。
【0046】(5).これにより装置の稼働時間が増加して
スループットの向上を図ることが可能になる。
スループットの向上を図ることが可能になる。
【図1】本発明の一実施例である半導体製造装置を示す
断面図である。
断面図である。
【図2】図1の半導体製造装置による半導体基板に対す
る薄膜堆積のメカニズムを示す説明図である。
る薄膜堆積のメカニズムを示す説明図である。
【図3】図1の半導体製造装置による半導体基板に対す
る薄膜堆積のメカニズムを示す説明図である。
る薄膜堆積のメカニズムを示す説明図である。
【図4】本発明の他の実施例である半導体製造装置によ
る半導体基板に対する薄膜堆積のメカニズムを示す説明
図である。
る半導体基板に対する薄膜堆積のメカニズムを示す説明
図である。
【図5】本発明の他の実施例である半導体製造装置によ
る半導体基板に対する薄膜堆積のメカニズムを示す説明
図である。
る半導体基板に対する薄膜堆積のメカニズムを示す説明
図である。
1 半導体基板 2 真空ポンプ 3 真空配管 4 チャンバ 5 ステージ 5a 支持部 6 絶縁材 7 冷却水 8 処理ガス 9 ガス供給管 10 バルブ 11 バルブ 12 ターゲット電極 12a 支持面 12b 支持面 13 モータ(回転駆動手段) 14 シャフト 15a 絶縁材 15b 絶縁材 16 DC電源 17 Mo(第1のターゲット材) 17a Mo(第1のターゲット材) 17b Mo(第2のターゲット材) 18 Al(第2のターゲット材) P1 気体分子 P2 ターゲット原子 P3 ターゲット原子
Claims (7)
- 【請求項1】 減圧下での放電でイオン化された気体分
子により叩き出されたターゲット原子で半導体基板上に
薄膜を堆積する半導体製造装置であって、 処理ガスの導入されるチャンバ内に設置され、前記半導
体基板を保持するステージと、 それぞれの支持面がいずれも前記半導体基板に対向し得
るように設けられ、所定の電圧が印加されるターゲット
電極と、 前記ターゲット電極の各支持面にそれぞれ取り付けられ
た第1および第2のターゲット材とを有することを特徴
とする半導体製造装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の半導体製造装置におい
て、前記ターゲット電極は前記半導体基板と平行に設け
られて回転駆動手段によって回転するシャフトに取り付
けられていることを特徴とする半導体製造装置。 - 【請求項3】 請求項1または2記載の半導体製造装置
において、前記第1および第2のターゲット材は相互に
異なるターゲット材であることを特徴とする半導体製造
装置。 - 【請求項4】 請求項3記載の半導体製造装置におい
て、前記第1のターゲット材はモリブデンで、前記第2
のターゲット材はアルミニウムであることを特徴とする
半導体製造装置。 - 【請求項5】 請求項1または2記載の半導体製造装置
において、前記第1および第2のターゲット材は同一の
ターゲット材であることを特徴とする半導体製造装置。 - 【請求項6】 減圧下での放電でイオン化された気体分
子により叩き出されたターゲット原子で半導体基板上に
薄膜を堆積する薄膜堆積方法であって、 ターゲット電極のそれぞれの支持面に相互に異なるター
ゲット材を取り付け、 これら2つのターゲット材のうちの何れか一方の前記タ
ーゲット材を前記半導体基板に対向する位置に設定して
前記半導体基板上に薄膜を堆積し、 その後、もう一方の前記ターゲット材を前記半導体基板
に対向する位置に設定して前記半導体基板上に前記薄膜
と異なる種類の薄膜を堆積することを特徴とする薄膜堆
積方法。 - 【請求項7】 減圧下での放電でイオン化された気体分
子により叩き出されたターゲット原子で半導体基板上に
薄膜を堆積する薄膜堆積方法であって、 ターゲット電極のそれぞれの支持面に同一のターゲット
材を取り付け、 これら2つのターゲット材のうちの何れか一方の前記タ
ーゲット材を前記半導体基板に対向する位置に設定して
前記半導体基板上に薄膜を堆積して行き、 該ターゲット材が寿命に達したときにもう一方の前記タ
ーゲット材を前記半導体基板に対向する位置に設定して
前記半導体基板上に前記薄膜を堆積することを特徴とす
る薄膜堆積方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20556895A JPH0955357A (ja) | 1995-08-11 | 1995-08-11 | 半導体製造装置および薄膜堆積方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20556895A JPH0955357A (ja) | 1995-08-11 | 1995-08-11 | 半導体製造装置および薄膜堆積方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0955357A true JPH0955357A (ja) | 1997-02-25 |
Family
ID=16509054
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20556895A Pending JPH0955357A (ja) | 1995-08-11 | 1995-08-11 | 半導体製造装置および薄膜堆積方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0955357A (ja) |
-
1995
- 1995-08-11 JP JP20556895A patent/JPH0955357A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6488822B1 (en) | Segmented-target ionized physical-vapor deposition apparatus and method of operation | |
| US5439574A (en) | Method for successive formation of thin films | |
| US7588667B2 (en) | Depositing rhuthenium films using ionized physical vapor deposition (IPVD) | |
| US6328858B1 (en) | Multi-layer sputter deposition apparatus | |
| US4618477A (en) | Uniform plasma for drill smear removal reactor | |
| US20040031680A1 (en) | One or more shields for use in a sputter reactor | |
| JP3964951B2 (ja) | 基板を被覆する装置 | |
| JP4344019B2 (ja) | イオン化スパッタ方法 | |
| KR20010022685A (ko) | 코일 스퍼터링 플라즈마 기상 증착 | |
| US5944968A (en) | Sputtering apparatus | |
| WO2000018979A9 (en) | Sputter deposition apparatus | |
| US5061359A (en) | Plasma processing apparatus including three bus structures | |
| US6451179B1 (en) | Method and apparatus for enhancing sidewall coverage during sputtering in a chamber having an inductively coupled plasma | |
| JPH10229058A (ja) | コーティング付き堆積チャンバ装置 | |
| US4601807A (en) | Reactor for plasma desmear of high aspect ratio hole | |
| JP6932873B1 (ja) | 成膜装置、成膜装置の制御装置及び成膜方法 | |
| EP0188208B1 (en) | Plasma reactor chamber | |
| TW202426673A (zh) | 用於在基板上沉積材料之系統與方法 | |
| JPH06136527A (ja) | スパッタリング用ターゲットおよびそれを用いたスパッタリング装置とスパッタリング法 | |
| US5021138A (en) | Side source center sink plasma reactor | |
| JPH0955357A (ja) | 半導体製造装置および薄膜堆積方法 | |
| US20060081466A1 (en) | High uniformity 1-D multiple magnet magnetron source | |
| JP3727693B2 (ja) | TiN膜製造方法 | |
| JP2021165432A (ja) | 成膜装置、成膜装置の制御装置及び成膜方法 | |
| KR20010021277A (ko) | 구리증착을 위해 구성된 챔버를 세정하기 위한 방법 및 장치 |