JPH0955879A - テレビジョン信号変換装置、画像符号化装置及び画像復号化装置 - Google Patents

テレビジョン信号変換装置、画像符号化装置及び画像復号化装置

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JPH0955879A
JPH0955879A JP7268896A JP7268896A JPH0955879A JP H0955879 A JPH0955879 A JP H0955879A JP 7268896 A JP7268896 A JP 7268896A JP 7268896 A JP7268896 A JP 7268896A JP H0955879 A JPH0955879 A JP H0955879A
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真一 川上
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、映画フィルムから2−3プルダウ
ン方式により変換されたテレシネ信号を入力とし映像信
号の符号化または伝送を行う場合、映像信号の符号化ま
たは伝送を行う前にテレシネ信号の重複フィールドの識
別を効率よく行い重複フィールドを削除する事により、
効率よく符号化または伝送を行う。 【解決手段】 テレシネ信号における重複フィールドの
累積加算結果を映画フィルムからテレシネ信号に変換す
る際の変換ノイズ量とみなし、変換ノイズ量に応じて重
複フィールドであるか否かの識別基準となるしきい値を
可変にすることにより、正確に重複フィールドを識別
し、削除する。また、重複フィールドの位置を記憶装置
に記憶することにより、再び同じ映像信号を入力した場
合でも、必ず同じ位置で重複フィールドを削除する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、映画フィルムより
2−3プルダウン方式等で形成された映像信号から冗長
なフィールドを除去して、符号化あるいは伝送を行うテ
レビジョン信号変換装置と、この符号化されたデータを
復号化する画像復号化装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ディジタル蓄積メディアの発展にともな
い、長時間の映像信号を圧縮符号化し蓄積メディアに記
録する手法が検討されている。国際標準化機構(IS
O)においても、国際電気標準会議(IEC)のMPE
G(Moving PictureImage Cod
ing Expert Group)では動画像圧縮符
号化方式の標準化活動が行われている。
【0003】周知のように、映像信号としては以下の2
種類が考えられる。1つは、例えば毎秒30フレームの
像数であるNTSC方式のようなテレビジョン信号であ
り、もう1つは、毎秒24コマの像数である映画フィル
ムである。映画フィルムのコマ数からテレビジョン信号
(NTSC方式)の像数に変換する方式として2−3プ
ルダウン方式が知られている。
【0004】現在よく用いられている2−3プルダウン
方式は図4のように変換している。図4の上段に示す映
画フィルムの第1コマより、中段に示す第1のフィール
ドと第2のフィールドが形成される。映画フィルムの第
2コマより第3のフィールドと第4のフィールドと第5
のフィールドが形成される。映画フィルムの第3コマよ
り第6のフィールドと第7のフィールドが形成され、映
画フィルムの第4コマより第8のフィールドと第9のフ
ィールドと第10のフィールドが形成される。以下、こ
の繰り返しにより、図4上段の映画フィルムが下段に示
したテレビジョン信号(NTSC方式)に変換され、ま
た、映画フィルムからテレビジョン信号へ変換した映像
信号のことをテレシネ信号と呼ぶ。
【0005】この2−3プルダウン方式で変換したテレ
シネ信号には、重複フィールドが周期的に含まれること
が図4から分かる。図4において、第3のフィールドと
第5のフィールドが全く同じフィールド(重複フィール
ド)であり、第8のフィールドと第10のフィールドが
全く同じフィールド(重複フィールド)である。従っ
て、2−3プルダウン方式で変換したテレシネ信号をそ
のまま圧縮符号化することは冗長な重複フィールドも圧
縮符号化する事になる。そこで、圧縮符号化する映像信
号がテレシネ信号の場合には、圧縮符号化する前に重複
フィールドを削除し、その後符号化または伝送する手段
が行われている。
【0006】上記のようにして映画フィルムをテレビジ
ョン信号に変換したテレシネ信号の重複フィールドを検
出して削除する従来の方法を図5を用いて説明する。図
5は従来のテレビジョン信号変換装置のブロック図であ
る。図5において、入力端10から入力されたテレシネ
信号は減算器50に直接入力されるとともに、遅延回路
40、41のフィールドメモリ(1フレーム遅延)を介
して減算器50に入力され、減算器50より1フレーム
間差分信号が出力される。減算器50より出力された1
フレーム間差分信号は絶対値回路60で絶対値をとられ
た後に累積加算回路70で1フィールド間の累積加算が
行われる。累積加算回路70からの出力である累積加算
結果は比較器80に入力され、比較器80では、しきい
値入力端30から入力された所定のしきい値と累積加算
回路70からの出力である累積加算結果を比較し、累積
加算回路70の累積加算結果が所定のしきい値より小さ
い場合は重複フィールドし、累積加算回路70の累積加
算結果が所定のしきい値より大きい場合は重複フィール
ドでないとする重複フィールド識別情報を出力端20に
対して出力する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のテレビジョン信号変換装置の重複フィールドを
検出する方法では、以下の課題があった。 (1) テレシネ信号に含まれるノイズが大きな影響を
及ぼす。なぜなら、テレシネ信号に含まれるノイズが多
いために累積加算回路70の結果が所定のしきい値より
大きくなり、重複フィールドであるのに、重複フィール
ドでないとみなす事があり、正確に重複フィールドを検
出できない場合がある。
【0008】上述したこの課題について、以下図6を用
い具体的に述べる。図6は、あるテレシネ信号を入力し
た時の図5の累積加算回路70の出力を縦軸に、フィー
ルド数を横軸に示した図である。2−3プルダウン方式
で変換したテレシネ信号には、前述したように周期的に
重複フィールドが含まれるので、それに応じて累積加算
回路70の出力結果が周期的に小さくなる。
【0009】図6に示すように、一連のテレシネ信号と
してノイズの多く含まれたテレシネ信号(シーン1)と
ノイズの少ないテレシネ信号(シーン2)が連続して入
力された場合、従来の方法で重複フィールドの検出を行
うと以下の課題が生じる。累積加算回路70の結果とし
きい値1を比較すると、シーン1では正確に重複フィー
ルドが検出できるが、シーン2では累積加算回路70の
結果が常にしきい値以下になり、シーン2ではすべての
フィールドが重複フィールドとみなされてしまう。ま
た、累積加算回路70の結果としきい値2を比較する
と、シーン1では重複フィールドがまったく検出でき
ず、シーン2ではすべてのフィールドが重複フィールド
とみなされてしまう。累積加算回路70の結果としきい
値3を比較すると、シーン1では重複フィールドがまっ
たく検出できず、シーン2では正確に重複フィールドを
検出する事ができる。ただし、しきい値1、2、3は図
5の入力端30から入力される。したがって、このよう
なテレシネ信号では、従来の方法では正確に重複フィー
ルドを検出できない場合がある。
【0010】(2) 可変長符号化を行う場合、まず仮
符号化を行い本符号化時のパラメータを決定した後に本
符号化を行う方法があるが、このとき、仮符号化時に検
出し除去した重複フィールドは、本符号化時に除去する
重複フィールドと一致する必要がある。もし両者が一致
しない場合、仮符号化時に求めた本符号化時のパラメー
タが、本符号化時のパラメータと異なることになる。
【0011】一方、例えばVTRなどの記録媒体からテ
レシネ信号を再生して入力すると、記録媒体からの再生
時にノイズが発生する事がある。このとき、上記の仮符
号化時と本符号化時で同じ記録媒体から同じテレシネ信
号を再生しても、ノイズが含まれるために異なるテレシ
ネ信号が再生することがある。このようなとき仮符号化
時の重複フィールドの検出結果が本符号化時の重複フィ
ールドの検出結果と異なることがあり、以降の符号化手
段におけるパラメータが、仮符号化時に求めたものと異
なるものとなり、復号化時には著しい画質劣化をきたす
という課題を有していた。
【0012】(3) また、テレシネ信号は30Hzの
フレームレートで入力されるのに対し、変換後の信号は
24Hzのフレームレートとなり、入力されるテレシネ
信号の基準クロックと出力される信号、もしくは次段を
動作させるための基準クロックを別々に必要とするので
回路動作の不安定をきたすという課題を有していた。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記(1)の課題を解決
するために、本発明は、重複フィールドが存在したフィ
ールドにおける累積加算結果をノイズ量と推定し、ノイ
ズ量に従い重複フィールドであるか否かを検出するため
の基準となる所定のしきい値を決定し、重複フィールド
が存在するごとに所定のしきい値を更新する構成とす
る。
【0014】また、上記(2)の課題を解決するため
に、本発明は、新たな一連のテレビジョン信号が入力さ
れた場合、重複フィールドの識別情報をメモリなどの記
憶装置に記憶し、再び同じ一連のテレシネ信号入力した
場合、記憶装置に記憶された重複フィールド識別情報を
用いて重複フィールドを削除する構成とする。さらに、
上記(3)の課題の解決に対して、本発明は、入力され
るテレシネ信号と変換後の出力信号ともに30Hzのフ
レームレートで動作させ、第1のフィールドと第2のフ
ィールドでそれぞれ1回ずつ検出されたときに次段への
出力をとめて、重複フィールドが間引かれて時間的に不
足したデータの期間分は次段以降の符号化処理を休止す
る構成とする。復号化側では同様に第1のフィールドと
第2のフィールドでそれぞれ1回ずつ重複フィールドを
挿入したときに前段からの入力をとめて、重複フィール
ドが挿入されて時間的に余剰となったデータの期間分は
前段以前の復号化処理を休止する構成とする。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明では、上記(1)の課題を
解決するために、重複フィールドが存在したフィールド
における累積加算結果をテレシネ信号に含まれるノイズ
量と推定し、そのノイズ量を用いて重複フィールドか否
かの判定基準となるしきい値を決定し、重複フィールド
が存在するごとにしきい値を更新する構成とすることに
より、確実に重複フィールドを検出する。
【0016】上記(2)の課題を解決するために、仮符
号化の時の重複フィールドの識別情報をメモリなどの記
憶装置に記憶し、本符号化を行う場合、記憶装置に記憶
された重複フィールド識別情報を用いて重複フィールド
を削除する構成とすることにより、確実に同じ位置で重
複フィールドを削除する。さらに、上記(3)の課題に
ついては、符号化側では第1のフィールドと第2のフィ
ールドで1回ずつ重複フィールドを間引いたときに、2
フィールド分足りなくなった期間だけデータの出力を止
めることにより、入力テレシネ信号と変換後の出力信号
のフィールド数の違いに関する整合性をとり基準クロッ
クを1つで行えるようにする。復号化側では第1のフィ
ールドと第2のフィールドで1回ずつ重複フィールドを
挿入したときに、2フィールド分余剰となった期間だけ
データの入力を止めることにより、入力符号化信号と変
換後のテレビジョン信号のフィールド数の違いに関する
整合性をとり基準クロックを1つで行えるようにする。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例のテレビジョン信号変
換装置について図面を参照しながら説明する。なお、以
下の実施例ではテレシネ信号として特に2−3プルダウ
ンにより変換されたNTSC方式のテレビジョン信号を
例に挙げて説明するが、本発明はこのような信号に限定
されることなく重複フィールドが入力テレビジョン信号
に挿入された信号には全て適用できることはいうまでも
無い。したがって、PAL信号やハイビジョン信号など
走査線の数やフレームレートが本実施例とは異なる場合
でも本発明が容易に適用できる。また、本実施例では説
明を容易とするために、それぞれの処理を回路ブロック
として記述しているが、本発明の方法をソフトウエアと
してプログラムに記述しマイクロコンピュータやディジ
タルシグナルプロセッサ(DSP)等を用いて実現する
ことも容易に類推でき本発明の及ぶ範囲である。
【0018】まず、本発明のテレビジョン信号変換装置
の第1の実施例の説明を行う。図1は上述した課題
(1)に関する本発明のテレビジョン信号変換装置にお
ける構成を示すブロック図である。図1において100
は入力端子、200は出力端子とする。また、同図にお
いて、300は入力端子100から入力されたテレシネ
信号が奇数番目のフィールドか偶数番目のフィールドか
を示すフィールド交番信号(VF)を発生するVF発生
手段、400は重複フィールドを検出する重複フィール
ド検出手段、500はノイズ量推定手段、600は重複
フィールド除去手段である。
【0019】以上のように構成された本発明の第1の実
施例について以下にその動作を述べる。入力端100か
ら入力されたテレシネ信号(Vin)は、重複フィール
ド検出手段400により重複フィールドが検出され、重
複フィールド識別情報が出力される。また、入力された
テレシネ信号は重複フィールド検出手段400で1フレ
ーム分遅延された後、重複フィールド除去手段600に
入力される。重複フィールド除去手段600に入力され
たテレシネ信号は重複フィールド検出手段400から出
力される重複フィールド識別情報にしたがって重複フィ
ールド除去手段600で出力制御が行われ、出力端20
0より出力される。
【0020】重複フィールド検出手段400とノイズ量
推定手段500の詳細なブロック図と各信号のタイミン
グ図を図2(a),(b)に示す。同図において入力端
100から入力されたテレシネ信号は直接減算器440
に入力されるとともに遅延手段430,431を構成す
るフィールドメモリの直列回路(1フレーム遅延)を経
て減算器440に入力されると同時に、テレシネ信号出
力端410から図1の重複フィールド除去手段600に
対して出力される。減算器440では入力端100から
入力されたテレシネ信号(Vin)と遅延手段の出力の
差分をとり、差分信号は絶対値手段441で絶対値がと
られた後に1フィールド累積加算手段442により1フ
ィールド分の累積加算が行われる。1フィールド累積加
算手段442の出力は重複フィールド決定手段470に
入力されると同時に、D型フリップフロップ450,4
52に入力される。D型フリップフロップ450から出
力された累積加算結果はD型フリップフロップ451に
入力され、同一フレームでの第1フィールドの累積加算
結果と、第2フィールドでの累積加算結果を比較できる
ようにタイミングを一致させる。同一フレームにおける
第1フィールドの累積加算結果と第2フィールドの累積
加算結果を比較手段510で比較する。比較手段510
では、第1フィールドの累積加算結果に1よりも大きい
係数をかけ、その結果と第2フィールドの累積加算結果
を比較し、比較結果が所定の値より小さければ第1フィ
ールドが重複フィールドとし、第2フィールドの累積加
算結果に1よりも大きい係数をかけ、その結果と第1フ
ィールドの累積加算結果を比較し、比較結果が所定の値
より小さければ第2フィールドが重複フィールドとす
る。また、前記の各比較結果が所定の値より大きければ
重複フィールドでないとする。同図では、重複フィール
ドが存在した場合、比較手段510からの出力信号をロ
ーレベル、重複フィールドが存在しない場合、比較手段
510からの出力信号をハイレベルとし、比較出力(N
cmp)として重複フィールド決定手段470に出力す
る。また、同一フレームにおける第1フィールドもしく
は第2フィールドのどちらに重複フィールドが存在した
かを示す重複フィールド選択信号(dup)は、第1フ
ィールドに重複フィールドが存在した場合、重複フィー
ルドが存在したフレームの次のフレームからローレベル
となり、第2フィールドに重複フィールドがくるまでロ
ーレベルを保持し、第2フィールドに重複フィールドが
存在した場合、重複フィールドが存在したフレームの次
のフレームからハイレベルとなり、第1フィールドに重
複フィールドがくるまでハイレベルを保持する信号であ
り、重複フィールド決定手段470に出力される。比較
手段510では、検出された重複フィールドでの累積加
算結果をテレシネ信号に含まれるノイズ量とし、しきい
値決定手段520に出力する。しきい値決定手段520
では、ノイズ量に応じて重複フィールド決定手段470
の入力となるしきい値(Th)を決定する。
【0021】重複フィールド決定手段470では、比較
手段510の比較出力(Ncmp)と重複フィールド選
択信号(dup)とVFを用い、VF=ローレベル、N
cmp=ローレベル、dup=ハイレベルの時に第1フ
ィールドに重複フィールドが存在したとし、VF=ハイ
レベル、Ncmp=ローレベル、dup=ローレベルの
時に第2フィールドに重複フィールドが存在したとし、
VFNcmp、dupがそれ以外の状態の時は重複フィ
ールドが存在しないとする第1の重複フィールド判定を
行う。また、しきい値決定手段520から出力されるし
きい値(Th)と1フィールド累積加算手段の出力(s
um)がしきい値以下であれば重複フィールドとし、し
きい値以上であれば重複フィールドでないとする第2の
重複フィールド判定を行う。第1の重複フィールド判定
及び第2の重複フィールド判定から重複フィールドか否
かの決定を行い重複フィールド識別信号を出力端420
から図1の重複フィールド除去手段600に対して出力
する。重複フィールド除去手段600では、重複フィー
ルド識別情報にしたがって出力制御が行われ、出力端2
00より出力される。
【0022】以下に、図面を用いて本発明の第2の実施
例の説明を行う。図3に本発明のテレビジョン信号変換
装置の第2の実施例のブロック図を示す。図3におい
て、1100はテレシネ信号の入力端子1200は選択
信号の入力端子、1300はしきい値入力端子、140
0はテレシネ信号の出力端子とする。メモリ制御手段1
500は入力端子1200から入力される選択信号でメ
モリ1600に対しての書き込みか読み込みかの制御を
行う。同図では選択信号が1のときメモリ制御手段15
00を制御しメモリ1600に書き込みを行い、選択信
号が0のときメモリ1600からの読み出しを行う。ま
ず、選択信号に1を入力端子1200から入力し、メモ
リ1600を書き込みモードにする。その後テレシネ信
号を入力端子1100から重複フィールド検出手段17
00に入力し、重複フィールドの検出を行う。重複フィ
ールド検出手段1700から出力される重複フィールド
識別信号はメモリ1600に記録されると同時に、重複
フィールド除去手段1800に入力され、その信号に従
い重複フィールドを削除する。再び同じテレシネ信号を
入力した場合、選択信号の入力端子1200から0を入
力しメモリ制御装置1500を読みだしモードにし、メ
モリ1600の信号の読みだしを行い、メモリ1600
の出力に応じて重複フィールドの削除を重複フィールド
除去手段1800で行い、出力端1400に出力する。
【0023】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明によるテレビジョン信号変換装置では、映画フィルム
からテレシネ信号に変換する際に生じる変換ノイズ量に
応じて重複フィールドであるか否かを識別する識別基準
となるしきい値を変化させることにより、従来の方法で
あるしきい値が固定の場合より正確に重複フィールドを
検出することが出来る。
【0024】また重複フィールドの識別結果を記憶装置
に記憶することにより、記録媒体の再生時に発生するノ
イズの影響をうける事なく、再び同じ映像信号を入力し
た場合でも、必ず同じ位置で重複フィールドを削除する
事が出来る。また、本発明によれば映画フィルム等から
テレシネ変換された30Hzのテレビジョン信号を入力
信号源として効率的な画像符号化装置及び画像復号化装
置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるテレビジョン信
号変換装置のブロック図
【図2】(a)同、ノイズ量検出手段、ノイズ量推定手
段のブロック図 (b)同、各信号のタイミング図
【図3】本発明の第2の実施例におけるテレビジョン信
号変換装置のブロック図
【図4】2−3プルダウン方式の原理を示す説明図
【図5】従来のテレビジョン信号変換装置のブロック図
【図6】同、動作を示す説明図
【符号の説明】
100 入力端 200 出力端 300 VF発生手段 400 重複フィールド検出手段 401 VF信号入力端 430、431 フィールドメモリ 440 減算器 441 絶対値手段 442 1フィールド累積加算手段 450、451、452 D型フリップフロップ 453 not回路 500 ノイズ量推定手段 510 比較手段 520 しきい値決定手段 600 重複フィールド除去手段

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】現在のフィールドの直前のフレームに対応
    するフィールドと同一のフィールドが周期的に重複フィ
    ールドとして挿入されたテレビジョン信号を入力とし、
    前記重複されたテレビジョン信号のフィールドを検出し
    て該重複フィールドを間引いて伝送あるいは符号化を行
    うテレビジョン信号変換装置であって、前記重複フィー
    ルドを検出する重複フィールド検出手段と、前記重複フ
    ィールド検出手段の検出結果に応じて重複フィールドを
    除去する重複フィールド除去手段と、前記テレビジョン
    信号に含まれるノイズ量を推定するノイズ量推定手段と
    を具備し、前記ノイズ量推定手段の推定結果に応じて、
    前記重複フィールド検出手段における重複フィールドの
    判定基準を制御するように構成されたことを特徴とする
    テレビジョン信号変換装置。
  2. 【請求項2】重複フィールド検出手段は、テレビジョン
    信号において隣接するフレーム間の相関値を演算するフ
    レーム間相関演算手段を具備し、テレビジョン信号を形
    成するフレームの第1のフィールド側の前記フレーム間
    相関演算結果と、前記第1のフィールドと対をなす第2
    のフィールド側の前記フレーム間相関演算結果の比を所
    定のしきい値と比較することにより、重複フィールドを
    検出する検出手段を具備して構成されたことを特徴とす
    る請求項1記載のテレビジョン信号変換装置。
  3. 【請求項3】重複フィールド検出手段は、テレビジョン
    信号において隣接するフレーム間の差分を演算するフレ
    ーム間差分演算手段と、前記フレーム間差分の絶対値を
    演算する絶対値手段と、前記絶対値手段の演算結果をテ
    レビジョン信号を形成する1フィールド期間毎に累積加
    算して出力する累積加算手段を具備し、テレビジョン信
    号を形成するフレームの第1のフィールド側の前記累積
    加算結果と、前記第1のフィールドと対をなす第2のフ
    ィールド側の前記累積加算結果の比を所定のしきい値と
    比較することにより、重複フィールドを検出する検出手
    段を具備して構成されたことを特徴とする請求項1記載
    のテレビジョン信号変換装置。
  4. 【請求項4】重複フィールド検出手段は、テレビジョン
    信号において隣接するフレーム間の差分を演算するフレ
    ーム間差分演算手段と、前記フレーム間差分の絶対値を
    演算する絶対値手段と、前記絶対値手段の演算結果をテ
    レビジョン信号を形成する1フィールド期間毎に累積加
    算して出力する累積加算手段を具備し、前記累積加算結
    果を予め定められた正の値を持つしきい値と比較するこ
    とにより重複フィールドを検出する第1の重複フィール
    ド検出手段と、テレビジョン信号を形成するフレームの
    第1のフィールド側の前記累積加算結果と前記第1のフ
    ィールドと対をなす第2のフィールド側の前記累積加算
    結果の比を所定のしきい値と比較することにより重複フ
    ィールドを検出する第2の重複フィールド検出手段を、
    併せもつように構成されたことを特徴とする請求項1記
    載のテレビジョン信号変換装置。
  5. 【請求項5】重複フィールド検出手段は、テレビジョン
    信号において隣接するフレーム間の差分を演算するフレ
    ーム間差分演算手段と、前記フレーム間差分の絶対値を
    演算する絶対値手段と、前記絶対値手段の演算結果をテ
    レビジョン信号を形成する1フィールド期間毎に累積加
    算して出力する累積加算手段と、前記累積加算結果を予
    め定められた正の値を持つしきい値と比較することによ
    り重複フィールドを検出する第1の重複フィールド検出
    手段と、前記累積加算手段によりテレビジョン信号を形
    成するフレームの第1のフィールド側で得られる第1の
    累積加算結果と前記第1のフィールドとテレビジョン信
    号を形成するフレームで対をなす第2のフィールド側で
    得られる第2の累積加算結果をテレビジョン信号のフレ
    ームを周期として保持する保持手段と、前記第1の累積
    加算結果を前記第2の累積加算結果に予め定められた1
    よりも大きい係数kを乗じた値と比較する第1の比較手
    段と、前記第2の累積加算結果を前記第1の累積加算結
    果に前記係数kを乗じた値と比較する第2の比較手段を
    具備し、前記第1の比較手段により前記第1の累積加算
    結果の方が小さいと判定されたときには前記第1のフィ
    ールドが重複フィールドであると判定し、前記第2の比
    較手段により前記第2の累積加算結果の方が小さいと判
    定されたときには前記第2のフィールドが重複フィール
    ドであると判定する第2の重複フィールド検出手段を具
    備して構成されたことを特徴とする請求項1または請求
    項2または請求項3または請求項4に記載のテレビジョ
    ン信号変換装置。
  6. 【請求項6】重複フィールド検出手段は、請求項4また
    は請求項5に記載の重複フィールド検出のためのフレー
    ム間差分の累積加算結果を比較するしきい値として、ノ
    イズ量推定手段の推定結果に応じて単調に増加するよう
    な値を与えるように構成されたことを特徴とする請求項
    1または請求項4または請求項5に記載のテレビジョン
    信号変換装置。
  7. 【請求項7】重複フィールド検出手段は、請求項4また
    は請求項5に記載の重複フィールド検出のためのフレー
    ム間差分の累積加算結果を比較するしきい値として、予
    め定められた基準の値にノイズ量推定手段の推定結果を
    加算して与えるように構成されたことを特徴とする請求
    項1または請求項4または請求項5に記載のテレビジョ
    ン信号変換装置。
  8. 【請求項8】重複フィールド検出手段は、請求項4また
    は請求項5に記載の重複フィールド検出のためのフレー
    ム間差分の累積加算結果を比較するしきい値として、予
    め定められた第1の値を切片とし予め定められた第2の
    値を傾きとしてノイズ量推定手段の推定結果に応じて一
    次関数で与えるように構成し、前記ノイズ量推定手段の
    推定結果が大きくなるに従って前記第2の値を小さくな
    るように構成されたことを特徴とする請求項1または請
    求項4または請求項5に記載のテレビジョン信号変換装
    置。
  9. 【請求項9】重複フィールド検出手段は、請求項4また
    は請求項5に記載の重複フィールド検出のためのフレー
    ム間差分の累積加算結果を比較するしきい値として、ノ
    イズ量推定手段の推定結果が小さいときは前記推定結果
    に応じて単調に増加させるようにし、前記推定結果が予
    め定められた正の数を越えると固定とするように構成し
    たことを特徴とする請求項1または請求項4または請求
    項5に記載のテレビジョン信号変換装置。
  10. 【請求項10】ノイズ量推定手段は、請求項2に記載の
    重複フィールド検出手段で重複フィールドが検出された
    ときの重複フィールド同志の相関性を用いて推定するよ
    うに構成されたことを特徴とする請求項1または請求項
    2に記載のテレビジョン信号変換装置。
  11. 【請求項11】ノイズ量推定手段は、請求項2に記載の
    重複フィールド検出手段で重複フィールドが検出された
    ときの前記重複フィールドにおけるテレビジョン信号の
    フレーム間差分の絶対値の前記累積加算結果で推定する
    ように構成されたことを特徴とする請求項1または請求
    項2または請求項3または請求項4または請求項5また
    は請求項10に記載のテレビジョン信号変換装置。
  12. 【請求項12】重複フィールド検出手段またはノイズ量
    推定手段は、テレビジョン信号を構成する輝度信号成分
    のみを用いて重複フィールド検出またはノイズ量推定の
    演算を行うことを特徴とする請求項1または請求項2ま
    たは請求項3または請求項4または請求項5または請求
    項10記載のテレビジョン信号変換装置。
  13. 【請求項13】現在のフィールドの直前のフレームに対
    応するフィールドと同一のフィールドが周期的に重複フ
    ィールドとして挿入されたテレビジョン信号を入力と
    し、前記重複されたテレビジョン信号のフィールドを検
    出して該重複フィールドを間引いて伝送あるいは符号化
    を行うテレビジョン信号変換装置であって、前記重複フ
    ィールドを検出する重複フィールド検出手段と、前記重
    複フィールド検出手段の検出結果に基づく重複フィール
    ド識別情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段への書
    き込みと読み出しを制御する記憶制御手段と、前記重複
    フィールドを除去する重複フィールド除去手段を具備
    し、新たな一連のテレビジョン信号が入力された場合に
    は前記記憶手段に前記重複フィールド検出手段で得た前
    記重複フィールド識別情報を記憶し、再び同じ一連のテ
    レビジョン信号が入力されたときには前記重複フィール
    ド除去手段は前記記憶手段から前記重複フィールド識別
    情報を読み出して重複フィールドの除去を行うように構
    成されたことを特徴とするテレビジョン信号変換装置。
  14. 【請求項14】記憶装置に記憶される重複フィールド識
    別情報は、重複フィールドが存在するフィールドを示す
    時刻情報であるか、または、映像信号の入力開始から重
    複フィールドが存在するフィールドまでの相対的な時刻
    情報であることを特徴とする請求項13記載のテレビジ
    ョン信号変換装置。
  15. 【請求項15】現在のフィールドの直前のフレームに対
    応するフィールドと同一のフィールドが周期的に重複フ
    ィールドとして挿入されたテレビジョン信号を入力と
    し、前記重複されたテレビジョン信号のフィールドを検
    出して該重複フィールドを間引いて符号化を行う画像符
    号化装置であって、入力テレビジョン信号が繰り返され
    ているフィールドを検出する重複フィールド検出手段
    と、前記入力テレビジョン信号を少なくとも1フレーム
    分記憶することのできる記憶手段と、前記重複フィール
    ド検出手段の検出結果に基づいて前記記憶手段の読み出
    しを制御する制御手段とを具備し、前記制御手段の読み
    出しの制御は、前記第1のフィールドと前記第2のフィ
    ールドでそれぞれ少なくとも一度ずつ重複フィールドが
    検出されたときには1フレーム期間前記テレビジョン信
    号の符号化を止めて、前記重複フィールドを間引いたこ
    とによる時間的に不足するデータの期間の符号化処理を
    止めるように構成したことを特徴とする画像符号化装
    置。
  16. 【請求項16】テレビジョン信号の通常の毎秒フレーム
    数よりも少ないフレーム数で送られてきた信号に重複フ
    ィールドを挿入してテレビジョン信号を形成して復号化
    を行う画像復号化装置であって、テレビジョン信号を形
    成する第1のフィールドと第2のフィールドでそれぞれ
    少なくとも一度ずつ重複フィールドを挿入したときには
    1フレーム期間前記テレビジョン信号の復号化を止め
    て、前記重複フィールドを挿入したことによる時間的に
    余剰となるデータの期間の復号化処理を止めるように構
    成したことを特徴とする画像復号化装置。
  17. 【請求項17】請求項1または請求項13に記載のテレ
    ビジョン信号変換装置を具備し、さらに、誤り訂正符号
    を付加し変調して記録メディアに記録可能な動画像信号
    を形成することを特徴とする画像符号化装置。
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