JPH0955974A - 移動通信装置 - Google Patents

移動通信装置

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Publication number
JPH0955974A
JPH0955974A JP7206232A JP20623295A JPH0955974A JP H0955974 A JPH0955974 A JP H0955974A JP 7206232 A JP7206232 A JP 7206232A JP 20623295 A JP20623295 A JP 20623295A JP H0955974 A JPH0955974 A JP H0955974A
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JP
Japan
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base station
time
transmission
reception
mobile
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Application number
JP7206232A
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English (en)
Inventor
Masatoshi Watanabe
辺 昌 俊 渡
Osamu Kato
藤 修 加
Kazuyuki Miya
和 行 宮
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 拡散コードの利用効率を向上し、通信を行う
チャネル容量を増やし、短時間で在圏判定およびシャド
ウイング時の基地局特定を行う。 【構成】 多元アクセス方式として直接拡散CDMA/
FDD方式または直接拡散CDMA/TDD方式を用
い、各基地局に特定の拡散コードで拡散されたとまり木
チャネルを用いて在圏判定を行うセルラ移動通信装置に
おいて、時間を複数のタイムスロットに分割し、タイム
スロット周期と同数の基地局が、同一の拡散コードで異
なるタイムスロットを使用してとまり木チャネルを時分
割に送信する。移動局では、全拡散コードおよび全タイ
ムスロットにおける受信レベルを測定し、最大レベルの
基地局を最近傍の基地局であると特定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタル自動車電話
・携帯電話等のセルラ無線通信システムに用いる移動通
信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】CDMA(Code Division Multiple Acc
ess :符号分割多元接続)方式は、自動車電話、携帯電
話等のセルラ無線通信システムにおいて、同一の周波数
帯域で複数の局が同時に通信を行う際の多元アクセス方
式技術の一つである。他の技術としては、FDMA(Fr
equency Division Multiple Access :周波数分割多元
接続)方式、TDMA(Time Division Multiple Acces
s :時分割多元接続)方式等が知られているが、CDM
A方式はこれらの技術と比較して高い周波数利用効率が
図れ、より多くの利用者を収容できる方式である。
【0003】CDMA方式は、情報信号のスペクトル
を、本来の情報帯域幅に比べて十分に広い帯域に拡散し
て伝送するスペクトル拡散通信によって多元接続を行
う。直接拡散方式とは、拡散において拡散符号をそのま
ま情報信号に乗じる方式であり、複数の移動局の信号は
同一の周波数領域、かつ同一の時間領域において多重化
される。
【0004】TDD(Time Division Duplex)とは、送
受信同一帯域方式のことで、ピンポン方式とも呼ばれ、
同一の無線周波数を送信/受信に時間分割して通信を行
う方式である。TDDに対し、FDD(Frequency Divis
ion Duplex) 方式は、送信/受信を異なる周波数を用い
て通信を行う方式である。図8(a)はTDD方式の概
念図、図8(b)はFDD方式の概念図を示したもので
ある。図8(a)において、時刻T1では基地局が送
信、移動局が受信を行い、次の時刻T2では移動局が送
信、基地局が受信を行う。これを繰り返すことにより、
単一の周波数帯域を用いた通信を実現している。図8
(b)において、周波数f1では基地局送信・移動局受
信、周波数f2では移動局送信・基地局受信を行ってい
る。
【0005】直接拡散を用いたCDMA方式には、希望
の送信局が遠方にあり、非希望の送信局(干渉局)が近
くにある場合、希望の送信局からの受信信号よりも干渉
局からの信号の方が受信電力が大きくなり、処理利得
(拡散利得)だけでは拡散符号間の相互相関を抑圧でき
ず、通信不能となる「遠近問題」がある。このため、直
接拡散CDMA方式を用いたセルラシステムでは、移動
局から基地局への上り回線において、各伝送路の状態に
応じた送信電力制御が必須のものとなっている。
【0006】また、陸上移動通信において回線品質の劣
化の原因であるフェージングへの対策としても、送信電
力を制御することによって受信電力の瞬時値変動の補償
を行う方法が考えられている。
【0007】論文“CDMA/TDD伝送における送信
電力制御の検討"(宮, 林, 加藤,1994 年信学春期全大,B
-418) および"POWER CONTROL IN PACKETS SWITCHED TIM
E DIVISION DUPLEX SEQUENSE SPREAD SPECTRUM COMMUNI
CATIONS ”(R.ESMAILZADEH,M.NAKAGAWA, A.KAJIWARA,
proc. of VTC'92. pp.989-992,1992 )には、CDMA
/TDD方式における送信電力制御を行う方法が示され
ている。フェージングは、同一周波数帯域であれば、送
受の変動が同一であるという対称性を有している。その
ため、CDMA/TDD方式において、受信信号のパワ
ーを検出し、これにより伝搬状況を把握し、送信パワー
レベルを決定し送信を行うオープンループ送信電力制御
を用いることにより、高速で高精度の送信電力制御を行
うことができる。
【0008】移動局の位置変動にともなう伝搬損失の変
動は、フェージングや基地局と移動局間の距離変動以外
に、シャドウイング変動がある。シャドウイングとは、
移動局が建物の陰から基地局からの見通し位置に出る等
の要因による変動のことであり、これにより移動局と基
地局間の伝搬損失が全周波数帯域にわたって急激に変動
する。シャドウイングによる伝搬損失の変動には、図9
(a)に示すように、基地局51と通信中の移動局52
が建物53の陰から基地局51の見通し範囲54内にで
る場合と、図9(b)に示すように、基地局55と通信
中で基地局55の送信電力制御下にある移動局56が、
別の基地局57に対して建物58の陰にいて、そこから
基地局57の見通し範囲59内に出る場合とがある。こ
のとき、基地局51に到達する移動局52からの受信電
力、および基地局57に到達する移動局56からの受信
電力は増大し、基地局51および基地局57と通信中の
他の移動局全てに与える干渉が増大することとなり、通
信品質が劣化する。
【0009】これに対し、図9(a)の場合は、移動局
52は、従来の送信電力制御を行って移動局52の送信
電力を下げることにより対応が可能である。しかしなが
ら、図9(b)の場合は、従来の送信電力制御方法は、
基地局55における移動局56からの受信レベルによる
制御であるので、適切な制御はできず、基地局57と通
信中の全移動局に対する干渉の低減はできない。従っ
て、この場合、移動局56は速やかに基地局57に通信
先を切り替え、基地局57との間の送信電力制御を行う
必要がある。この基地局切り替え処理をハンドオーバー
という。このハンドオーバー処理を実現するためには、
移動局はシャドウイングがどの基地局との間で起きたの
かを速やかに特定する必要がある。
【0010】また、移動局が電源を投入した際、または
基地局との通信が断となった場合にも、移動局は現在ど
の基地局に最も近く、通信を行うのに最も良好であるか
を特定する必要がある。これを在圏判定という。
【0011】CDMA方式を用いたセルラ無線通信シス
テムにおいて、ハンドオーバー時の基地局特定や在圏判
定において従来から考えられている方法は、基地局が、
基地局毎に異なる拡散コードを割当てられた基地局特定
用のとまり木チャネルを送信し、移動局が全基地局のと
まり木チャネルを受信してその受信レベルを測定するこ
とにより、最も近い基地局を特定するというものであ
る。図10は具体的な拡散コードの割当方法の例を示し
たものである。図中の円60は各基地局が通信を行う通
信エリアであり、円中の数字は各基地局の使用するとま
り木チャネル用拡散コードの番号である。とまり木チャ
ネルに割り当てる拡散コードを0番から5番までの6個
用意した場合、各基地局に対し、用意した6個の拡散コ
ードから一つを割り当てる。全基地局数が6より大きい
場合、拡散コードを繰り返し使用することになるが、そ
の場合、同一の拡散コードを使用する基地局(図中の拡
散コード0番や2番)は、そのとまり木チャネルがこれ
の一方のとまり木チャネルを受信する移動局にとって互
いに干渉となるため、距離減衰によって干渉を抑えるよ
うにできるだけ距離を大きくとって配置する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
方法では、基地局毎に異なる拡散コードを用いているた
めに、とまり木チャネルに割り当てる拡散コード数が多
くなるという問題がある。また、在圏判定時は、移動局
は全基地局の拡散コードのレベルを測定を行うが、その
場合、測定するコードを基地局毎に切り替える必要があ
り、コード切り替え処理が頻繁に行われ、特にシャドウ
イング時の基地局特定に時間がかかるという問題を有す
る。さらに、各基地局がとまり木チャネルを送信するた
めに、通信を行うチャネル容量がその分低下するという
問題を有する。
【0013】本発明は、上記従来の問題を解決するもの
であり、従来に比較して少ないとまり木チャネル用拡散
コードを用い、高速で基地局特定ができ、チャネル容量
を増大することのできる移動通信装置を提供することを
目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、多元アクセス方式としてCDMA方式を
用い、各基地局特定の拡散コードで拡散されたとまり木
チャネルを用いて在圏判定を行う移動通信装置におい
て、時間を複数のタイムスロットに分割し、タイムスロ
ット周期と同数の隣接基地局が、同一の拡散コードで異
なるタイムスロットを使用してとまり木チャネルを時分
割に送信するようにしたものである。
【0015】
【作用】したがって、本発明によれば、時間を複数のタ
イムスロットに分割し、タイムスロット周期と同数の隣
接基地局が、同一の拡散コードで異なるタイムスロット
を使用してとまり木チャネルを時分割に送信するように
したので、タイムスロット周期をNとした場合、とまり
木チャネルに割り当てる拡散コード数は1/Nに低減で
きる。また、在圏判定時は、移動局は全基地局の拡散コ
ードのレベルを測定を行うが、その場合、測定するコー
ドを切り替えずに基地局N個のとまり木チャネルのレベ
ル測定ができる。さらに、各基地局がとまり木チャネル
を時分割に送信するため、同時に全基地局から送信され
るとまり木チャネルは1/Nとなり、通信を行うチャネ
ル容量がその分増える。
【0016】
【実施例】
(実施例1)図1は本発明の実施例1における基地局側
装置の構成を示したものである。本実施例は、アクセス
方式として直接拡散CDMA/FDD方式を用いた場合
の実施例である。図1において、1は基地局側装置全体
を示し、2はある移動局に対する送信データ、3はベー
スバンド処理部である。ベースバンド処理部3は、送信
ベースバンド処理部4と受信ベースバンド処理部5から
構成されており、制御部6からの制御信号により制御さ
れる。7はとまり木チャネル生成部8からの信号とベー
スバンド処理部3および他の移動局用のベースバンド処
理部9からの信号とを加算し、デジタル/アナログ変換
する加算器、10はデジタル化された送信データをアン
テナ11を通じて送信するための送信RF部である。1
2は逆にアンテナ11で受信した信号を周波数変換して
アナログ/デジタル変換して受信ベースバンド処理部5
へ渡す受信RF部、13は受信処理された受信データで
ある。
【0017】次に、この基地局側装置1の動作について
説明する。ベースバンド処理部3に入力された送信デー
タ2は、送信べースバンド処理部4において伝送路符号
化、変調処理、および拡散コードを重畳することによる
拡散処理が行われ、加算器7に入力される。制御部6
は、とまり木チャネル生成部8に対して制御信号を出力
し、とまり木チャネル生成部8は、入力された制御信号
に従って、この基地局側装置1に割り当てられた拡散コ
ードによって拡散されたとまり木チャネル信号を、割り
当てられたタイムスロットの区間のみ加算器7に出力す
る。加算器7では、送信ベースバンド処理部3の出力と
他の移動局用ベースバンド処理部9の出力、およびとま
り木チャネル生成部8の出力を加算し、ディジタル/ア
ナログ変換を行った後、送信RF部10に出力する。送
信RF部10では、加算器7からの入力に対して波形整
形、搬送波周波数へ周波数変換、増幅処理を行い、アン
テナ11より移動局側装置に対して送信される。
【0018】一方、受信RF部12では、全移動局から
の受信信号をアンテナ11より受信し、波形整形、ベー
スバンドに周波数変換、アナログ/ディジタル変換を行
い、ベースバンド処理部3に出力する。ベースバンド処
理部3に入力された受信信号は、受信ベースバンド処理
部5において、移動局側装置において用いられた拡散コ
ードと同一のコードを用いた相関検出処理、復調処理、
復号処理を行い、受信データ13を得る。
【0019】図2は実施例1においてタイムスロット周
期を8としたときの複数基地局のとまり木チャネルに割
り当てる拡散コードおよびタイムスロットの構成を示し
たものである。図2(a)の円14は各基地局が通信を
行う通信エリアである。図2(b)の縦軸は拡散コード
番号、横軸は時間であり、周期が8つのタイムスロット
15に分割されている。各基地局のとまり木チャネルの
送信時に割り当てる拡散コードおよびタイムスロットの
決定方法を以下に述べる。まず、全基地局を互いに距離
が近い8局からなるグループに分け、グループ内ではと
まり木チャネルの拡散コードとして同一のコードを用い
る。図中のグループ0を構成する基地局AからHはコー
ド番号0のコード、グループ1を構成する基地局Iから
Pはコード番号1のコードをとまり木チャネルの拡散コ
ードとして使用する。各基地局には、8タイムスロット
のうち1つを割り当て、バースト的にとまり木チャネル
を送信し、グループ内の基地局はとまり木チャネルを送
信するタイムスロットが同一にならないように割り当て
る。図2のグループ0では、基地局AからHにはそれぞ
れタイムスロット0から7を割り当ててとまり木チャネ
ルを送信する。
【0020】上記のようにとまり木チャネルを構成する
ことで、とまり木チャネルに割り当てる拡散コード数を
1/8に低減でき、拡散コードの利用効率を向上するこ
とができる。さらに、各基地局がとまり木チャネルを時
分割に送信するために、同時に全基地局から送信される
とまり木チャネルは1/8となり、通信を行うチャネル
数をその分増やすことができ、加入者容量を増やすこと
ができる。
【0021】図3は実施例1における移動局側装置の構
成を示したものである。移動局側装置16では、アンテ
ナ17から受信した基地局からの信号が受信RF部18
に入力される。受信RF部18では、波形整形、ベース
バンドに周波数変換、アナログ/ディジタル変換を行
い、受信ベースバンド処理部19および受信レベル測定
回路20に出力する。受信ベースバンド処理部19で
は、入力された受信信号に対し、基地局において用いら
れた拡散コードと同一のコードを用いて相関検出処理を
行い、基地局において多重化された信号から自移動局あ
ての希望波信号を分離し、さらに、同期処理、復調処
理、復号処理を行い、受信データ21を得る。受信レベ
ル測定回路20では、基地局において多重化された受信
信号から受信電力レベルの希望波信号成分を測定し、測
定結果を制御部22に入力する。
【0022】一方、基地局への送信データ23は、送信
ベースバンド処理部24に入力される。送信べースバン
ド処理部24では、送信データ23に対し伝送路符号
化、変調処理、および拡散コードを重畳することによる
拡散処理、ディジタル/アナログ変換を行った後、送信
RF部25に出力する。送信RF部25では、波形整
形、搬送波周波数へ周波数変換、増幅処理を行い、アン
テナ17から基地局側装置に対して送信される。
【0023】以上の構成において、在圏判定時の移動局
の動作を説明する。移動局はシステム内の全基地局で用
いられているとまり木チャネル用拡散コードを記憶して
いるものとし、受信レベル測定回路20において、全と
まり木チャネルの拡散コードの受信レベルを全タイムス
ロットにおいて測定し、制御部22に測定結果を入力す
る。制御部22では、各拡散コードおよび各タイムスロ
ットにおける受信レベルを用いて、図4に示すような受
信レベル順のテーブルを作成し、最大レベルの基地局を
最近傍の基地局であると特定し、その基地局と通信を行
う。図4の場合、移動局はグループ0の基地局Hの圏内
にあり、基地局Fが隣接基地局と判定される。
【0024】以上の処理により、とまり木チャネルのレ
ベルを測定する際、同一グループのとまり木チャネルは
同一拡散コードが用いられ、時分割に送信されているた
め、受信レベル測定回路において、測定する拡散コード
を切り替える頻度を低減することができ、在圏判定時間
時間を短縮することができる。また、シャドウイング時
においても、基地局の特定を高速に行うことができる。
【0025】(実施例2)図5は本発明の実施例2にお
ける基地局側装置の構成を示したものである。本実施例
は、アクセス方式として直接拡散CDMA/TDD方式
を用いた場合の実施例である。TDD方式を用いている
ので、基地局側装置では、送受信は図8(a)に示すよ
うに送信(T1)と受信(T2)の動作を繰り返してい
る。図5において、25は基地局側装置、26は送信デ
ータ、27はベースバンド処理部であり、送信ベースバ
ンド処理部28と受信ベースバンド処理部29とからな
る。30は制御部であり、31は加算器、32はとまり
木チャネル生成部、33は他の移動局用ベースバンド処
理部である。34は送信RF部、35は切替器、36は
アンテナ、37は受信RF部、38は受信データであ
る。
【0026】次に、本実施例における基地局側装置25
の動作について説明する。まず送信時は、以下のように
動作する。ある移動局に対する送信データ26は、ベー
スバンド処理部27に入力され、制御部30からの制御
信号により、送信べースバンド処理部28において伝送
路符号化、変調処理、および拡散コードを重畳すること
による拡散処理が行われ、加算器31に入力される。制
御部30はまた、とまり木チャネル生成部32に対して
制御信号を出力し、とまり木チャネル生成部32は、入
力された制御信号に従って、この基地局側装置25に割
り当てられた拡散コードによって拡散されたとまり木チ
ャネル信号を、割り当てられたタイムスロットの区間の
み加算器31に出力する。加算器31では、送信ベース
バンド処理部28の出力と他の移動局用ベースバンド処
理部33の出力、およびとまり木チャネル生成部32の
出力を加算し、ディジタル/アナログ変換を行った後、
送信RF部34に出力する。送信RF部34では、加算
器31からの入力に対して、波形整形、搬送波周波数へ
周波数変換、増幅処理を行い、切替器35に出力する。
送信動作では、切替器35は送信RF部34とアンテナ
36とを接続しており、送信RF部34の出力は、アン
テナ36から移動局側装置に対して送信される。
【0027】一方、受信時は以下のように動作する。受
信動作では、切替器35は受信RF部37とアンテナ3
6とを接続しており、全移動局からの受信信号はアンテ
ナから受信され、受信RF部37に入力される。受信R
F部37では、波形整形、ベースバンドに周波数変換、
およびアナログ/ディジタル変換を行い、各移動局のベ
ースバンド処理部27に出力する。ベースバンド処理部
27に入力された受信信号は、受信ベースバンド処理部
29において、移動局側装置において用いられた拡散コ
ードと同一のコードを用いた相関検出処理、復調処理、
復号処理を行い、受信データ38を得る。
【0028】図6は実施例2において、実施例1と同様
にタイムスロット周期を8としたときの複数基地局のと
まり木チャネルに割り当てる拡散コードおよびタイムス
ロットの構成を示したものである。実施例2では、TD
Dの送受信単位時間とタイムスロット長を一致させてい
る。基地局のグループ分けおよび通信を行うエリアは図
2(a)と同様である。図6の縦軸は拡散コード番号、
横軸は時間であり、周期が8つのタイムスロット39に
分割されている。さらに1タイムスロット長はTDD単
位と一致させている。各基地局への拡散コードおよびタ
イムスロットの割当方法は実施例1と同様である。実施
例1と同様に、アクセス方式にCDMA/TDD方式を
用いた場合においても、上記のようにとまり木チャネル
を構成することで、とまり木チャネルに割り当てる拡散
コード数を1/8に低減でき、拡散コードの利用効率を
向上することができる。さらに、各基地局がとまり木チ
ャネルを時分割に送信するために、同時に全基地局から
送信されるとまり木チャネルは1/8となり、通信を行
うチャネル数をその分増やすことができ、加入者容量を
増やすことができる。
【0029】図7は実施例2における移動局側装置の構
成を示したものである。本実施例における移動局側装置
も、基地局側装置と同様に、送信動作と受信動作が時間
的に繰り返される。ただし、基地局側装置が送信動作の
時移動局側装置では受信動作となり、逆に基地局側装置
が受信動作の時に移動局側装置が送信動作となる。
【0030】図7において、移動局側装置40は、受信
時には、切替器41により受信RF部42とアンテナ4
3を接続し、アンテナ43から受信した基地局からの信
号が受信RF部42に入力される。受信RF部42で
は、波形整形、ベースバンドに周波数変換、アナログ/
ディジタル変換を行い、受信ベースバンド処理部44お
よび受信レベル測定回路45に出力する。受信ベースバ
ンド処理部44では、入力された受信信号に対し、基地
局において用いられた拡散コードと同一のコードを用い
て相関検出処理を行い、基地局において多重化された信
号から自移動局あての希望波信号を分離し、さらに、同
期処理、復調処理、復号処理を行い、受信データ46を
得る。受信レベル測定回路45では、基地局において多
重化された受信信号から受信電力レベルの希望波信号成
分を測定し、測定結果を制御部47に入力する。
【0031】一方、移動局側装置40の送信時には、基
地局への送信データ48が送信ベースバンド処理部49
に入力される。送信べースバンド処理部49では、送信
データ48に対し伝送路符号化、変調処理、および拡散
コードを重畳することによる拡散処理、ディジタル/ア
ナログ変換を行った後、送信RF部50に出力する。送
信RF部50では、波形整形、搬送波周波数へ周波数変
換、増幅処理を行い、切替器41に入力される。切替器
41は、送信RF部50とアンテナ43とを接続してい
るので、送信RF部50の出力は、アンテナ43から基
地局側装置に対して送信される。
【0032】在圏判定時の移動局の動作は実施例1と同
様である。従って、実施例1と同様に、とまり木チャネ
ルのレベルを測定する際、同一グループのとまり木チャ
ネルは同一拡散コードが用いられ、時分割に送信されて
いるため、受信レベル測定回路において、測定する拡散
コードを切り替える頻度を低減することができ、在圏判
定時間時間の短縮化およびシャドウイング時の基地局特
定の高速化を実現できる。
【0033】
【発明の効果】本発明は、上記実施例から明らかなよう
に、多元アクセス方式として直接拡散CDMA/FDD
方式もしくは直接拡散CDMA/TDD方式を用い、と
まり木チャネルを用いて在圏判定を行う移動通信装置に
おいて、時間を複数のタイムスロットに分割し、タイム
スロット周期と同数の隣接基地局が、同一の拡散コード
で異なるタイムスロットを使用してとまり木チャネルを
時分割に送信するようにしたので、とまり木チャネルに
割り当てる拡散コードの利用効率を向上でき、通信を行
うチャネル容量を増やし、短時間で在圏判定およびシャ
ドウイング時の基地局特定を行うセルラ移動通信装置を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における基地局側装置の構成
を示すブロック図
【図2】(a)本発明の実施例1におけるとまり木チャ
ネルの拡散コードの割り当て図 (b)本発明の実施例1におけるとまり木チャネルの拡
散コードおよびタイムスロット構成図
【図3】本発明の実施例1における移動局側装置の構成
を示すブロック図
【図4】本発明の実施例1における移動局のとまり木チ
ャネルの受信レベル測定結果一覧図
【図5】本発明の実施例2における基地局側装置の構成
を示すブロック図
【図6】本発明の実施例2におけるとまり木チャネルの
拡散コードおよびタイムスロット構成図
【図7】本発明の実施例2における移動局側装置の構成
を示すブロック図
【図8】TDD方式およびFDD方式の概念図
【図9】シャドウイングの概念図
【図10】従来例におけるとまり木チャネルの拡散コー
ドの割り当て図
【符号の説明】
1 基地局側装置 2 送信データ 3 ベースバンド処理部 4 送信ベースバンド処理部 5 受信ベースバンド処理部 6 制御部 7 加算器 8 とまり木チャネル生成部 9 他の移動局用ベースバンド処理部 10 送信RF部 11 アンテナ 12 受信RF部 13 受信データ 14 基地局が通信を行う通信エリア 15 タイムスロット 16 移動局側装置 17 アンテナ 18 受信RF部 19 受信ベースバンド処理部 20 受信レベル測定回路 21 受信データ 22 制御部 23 送信データ 24 送信ベースバンド処理部 25 送信RF部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多元アクセス方式として直接拡散CDM
    A/FDD方式による通信手段を備えた複数の基地局お
    よび複数の移動局を持ち、基地局が、時間を複数のタイ
    ムスロットに分割し、タイムスロット周期と同数の基地
    局が、同一の拡散コードで異なるタイムスロットを使用
    してとまり木チャネルを時分割に送信するとまり木チャ
    ネル送信手段を備え、移動局が、とまり木チャネル受信
    手段および受信レベル測定手段を備え、全基地局のとま
    り木チャネルを受信してその受信レベルを測定すること
    により最も近い基地局を特定することを特徴とする移動
    通信装置。
  2. 【請求項2】 多元アクセス方式として直接拡散CDM
    A/FDD方式のかわりに直接拡散CDMA/TDD方
    式による通信手段を備えた複数の基地局および複数の移
    動局を持つ請求項1記載の移動通信装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7986668B2 (en) 2007-07-17 2011-07-26 Ntt Docomo, Inc. Mobile terminal and method for executing scanning of radio signals
US9392612B2 (en) 2011-11-25 2016-07-12 Nec Corporation Cell identifier allocation method, base station, maintenance server, and mobile communication system
CN110708759A (zh) * 2019-01-16 2020-01-17 四川海格恒通专网科技有限公司 一种窄带无线链路信道分配方法及无中心语音同播方法

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