JPH0956023A - 変電設備 - Google Patents

変電設備

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JPH0956023A
JPH0956023A JP7204468A JP20446895A JPH0956023A JP H0956023 A JPH0956023 A JP H0956023A JP 7204468 A JP7204468 A JP 7204468A JP 20446895 A JP20446895 A JP 20446895A JP H0956023 A JPH0956023 A JP H0956023A
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JP
Japan
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drive unit
disconnector
unit
control
circuit breaker
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JP7204468A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Maehara
宏之 前原
Takaaki Sakakibara
高明 榊原
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 制御システムの信頼性の向上を図り、変電設
備全体の信頼性の向上を可能とした変電設備を提供す
る。 【解決手段】 電子化制御システムは、機能別に区分さ
れた複数のユニットと、これらのユニット間で情報を交
換するための共通伝送路と、電源装置を備えている。ま
た、前記ユニットのうち、少なくとも遮断器ユニットお
よび断路器接地装置ユニットの制御ユニットは二重化さ
れて構成され、これら二重化された各制御ユニットから
は複数系統の制御信号が出力され、これらの制御信号に
ついて、各制御ユニットに接続された対応するドライブ
ユニット内部において論理演算処理が施され、その結果
に基づいて遮断器などの開閉装置の開閉動作が行われる
ように構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、変電設備に係り、
特に、その現場制御盤のシステム構成に改良を施した変
電設備に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現代社会において、電力は不可欠なもの
であり、停電がしばしば問題化していることからも明ら
かなように、電力の安定供給に対する要求は、今後さら
に増大するものと予想される。一方、このような電力供
給を行う送電系統において、変電機器に障害が発生した
場合、電力供給に対する影響は非常に大きいものとな
る。そのため、変電機器の信頼性を一層向上することが
要求されている。
【0003】このような変電機器の主要機器としては、
開閉装置や変圧器が挙げられるが、開閉装置としては、
近年、ガス絶縁開閉装置(GIS)が主として用いられ
るようになっている。このガス絶縁開閉装置は、開閉器
や導体などの高電圧充電部を、絶縁性および消弧性に優
れたSF6 ガスなどの絶縁ガスと共に接地金属容器内に
収納してなる装置である。このガス絶縁開閉装置は、k
V・A当たりの据付体積をコンパクト化できる上、耐環
境性に優れているという利点を有することから、近年の
用地の高騰や都市部における電力供給量の増大に伴う変
電設備の増強化の必要を満足する装置として、広く普及
し、稼働している。
【0004】図5は、このようなガス絶縁開閉装置の一
例を示す平面図であり、図6は図5に示したガス絶縁開
閉装置に対応する単線結線図である。この図5および図
6に示したように、送電線は、ブッシング1を介して引
き込まれ、断路器2、遮断器3aおよび主母線断路器4
aを介して主母線5に接続されている。また、前記主母
線5は、変圧器回線の主母線断路器4bおよび遮断器3
bを介して変圧器6と接続されている。なお、図中7
は、ガス絶縁開閉装置を構成する各変電機器の制御と監
視を行う現場制御盤であり、主としてガス絶縁開閉装置
の各回線単位で設置されている。
【0005】また、図7は、図5に示した現場制御盤7
内の回路の一部として、遮断器3a,3bの制御と監視
を行う遮断器制御回路の一例を示す回路図である。この
図7に示すように、遮断器制御回路は、投入回路、引外
し回路および欠相検出回路を有している。このうち、投
入回路は、投入指令入力端子11、切換スイッチ12、
インピーダンス素子13、およびこのインピータンス素
子13と並列に設けられた投入コイル14aを主な構成
要素として構成されている。
【0006】また、図中15、16は、遮断器本体の動
作位置を示す補助開閉器接点や、遮断器本体の接地金属
容器(タンク)内のガス圧低下時に作動するガス密度ス
イッチの接点、あるいは、遮断器本体の油圧操作機構部
の油圧が低下した場合に作動する油圧スイッチの接点な
どである。これらの接点は、遮断器の操作ロックや指令
信号の一定時間以上の継続防止などの機能を有する。
【0007】一方、図7において、引外し回路は、引外
し指令入力端子19、インピーダンス素子10、および
このインピーダンス素子10と直列に設けられた引外し
コイル14bを主な構成要素として構成されている。な
お、図7中2点鎖線で囲まれた部分は、遮断器本体に設
置されている部分であり、これ以外の部分は現場制御盤
7内に収納されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図5に示し
たような現場制御盤7においては、ガス絶縁開閉装置を
動作させる操作・制御回路として、各種のスイッチの接
点やリレー類の接点が用いられている。このような機械
的接点は従来型の制御システムに汎用されているが、そ
の1接点あたりの外形寸法は、例えば半導体スイッチ素
子と比較して非常に大きいため、制御盤の外形も大型に
ならざるを得なかった。
【0009】また、各接点どうしを接続するための配線
は、半導体スイッチ素子においては、プリント配線板あ
るいは共通伝送路などの手段により小型化が可能である
が、これに対し、機械的接点においては、全てケーブル
接続とする必要がある。従って、その配線量は膨大なも
のとなり、機械的接点を用いた制御盤の外形は、この点
からも大型化していた。
【0010】さらに、従来の機械的接点やリレー類で構
成された開閉装置の制御システムにおいては、特に重要
な機能である遮断器制御部のみを二重化し、断路器およ
び接地装置制御部などについては二重化は行っていな
い。また、定格電圧の低い変電設備においては、遮断器
の投入信号の二重化も行わず、遮断器の引外し信号系統
のみが二重化されている。この理由は、上述したよう
に、もし制御系統を断路器および接地装置も含めて完全
に二重化した場合には、制御盤の外形寸法は非常に大型
なものとなり、製作費も上昇するので、これを避けるた
めである。
【0011】そこで、このような制御系統に電子化技術
を適用することが考えられる。図8は、遮断器ユニット
および断路器接地装置ユニットを備えた電子化制御シス
テムの一例を示したものである。すなわち、遮断器ユニ
ット22は、第1の遮断器制御ユニット23aおよび第
2の遮断器制御ユニット23bを備え、これらの制御ユ
ニットからは、それぞれ第1の引外し信号24aおよび
第2の引外し信号24bがそれぞれ出力されるように構
成されている。また、これらの引外し信号は、第1の引
外しコイルドライブユニット26aおよび第2の引外し
コイルドライブユニット26bへそれぞれ導入され、こ
れらの各ユニットからは第1の引外しコイルドライブケ
ーブル29aおよび第2の引外しコイルドライブケーブ
ル29bが引き出され、遮断器40内部の第1の引外し
コイル41aおよび第2の引外しコイル41bへそれぞ
れ接続されている。また、前記第2の遮断器制御ユニッ
ト23bからは投入信号25が出力され、この投入信号
は投入コイルドライブユニット27に導入され、さら
に、投入コイルドライブケーブル30によって、遮断器
40内部の投入コイル42に伝えられるように構成され
ている。
【0012】一方、断路器接地装置ユニット31は、断
路器制御ユニット32を備えている。なお、断路器接地
装置ユニット31はまた、接地装置制御ユニットも含ん
でいるが、その制御方式は断路器と同様であるため、以
下の説明は断路器制御について行う。すなわち、前記断
路器制御ユニット32からは、引外し信号33および投
入信号34がそれぞれ出力される。これらの信号は、断
路器ドライブユニット35へ導入され、さらに、断路器
ドライブケーブル36,37によって、断路器43内部
のモータ44へ伝えられ、断路器の開閉動作が行われる
ように構成されている。
【0013】しかしながら、図8に示したように、遮断
器制御部のみを二重化し、断路器および接地装置制御部
は二重化していない従来の現場制御盤のシステム構成に
は、以下のような問題点があった。すなわち、断路器あ
るいは接地装置制御部は二重化されていないため、これ
らの制御部に発生した単一の故障もしくは誤動作が、た
だちに断路器あるいは接地装置の誤動作に結び付く恐れ
がある。断路器あるいは接地装置といえども、このよう
な誤動作が発生した場合には、事故に発展する可能性が
ある。また、通常、開閉装置制御システムは、高電圧を
扱うガス絶縁開閉装置のごく近傍に配置され、電磁気的
に厳しい環境にさらされている。さらに、屋外で使用さ
れる場合も多く、温度・湿度等の環境条件も厳しいもの
となる。このような種々の環境条件の影響もあり、制御
回路の信頼性は単独ではガス絶縁開閉装置本体ほど高く
はできないのが現状である。従って、信頼性の観点から
は、制御回路を完全に二重化することが望ましいが、現
在のところ、その課題は解決されていない。
【0014】本発明は、上述したような従来技術の問題
点を解消するために提案されたもので、その目的は、制
御システムの信頼性の向上を図り、ひいては変電設備全
体の信頼性の向上を可能とした変電設備を提供すること
にある。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、高電圧充電部を絶縁媒体と共に接地金属容器内に収
納してなる開閉装置と、この開閉装置近傍に設置されて
開閉装置の制御と監視を行う電子化制御システムとを有
する変電設備において、前記電子化制御システムは、機
能別に区分された複数のユニットと、これらのユニット
間で情報を交換するための共通伝送路と、電源装置を備
え、前記ユニットのうち、少なくとも遮断器ユニットお
よび断路器接地装置ユニットの制御ユニットは二重化さ
れて構成され、これら二重化された各制御ユニットから
は複数系統の制御信号が出力され、これらの制御信号に
ついて、各制御ユニットに接続された対応するドライブ
ユニット内部において論理演算処理が施され、その結果
に基づいて前記開閉装置の開閉動作が行われるように構
成されていることを特徴とするものである。
【0016】上述したような構成を有する請求項1に記
載の発明によれば、開閉装置の制御と監視を行う電子化
制御システムに設けられた遮断器ユニットおよび断路器
接地装置ユニットの制御ユニットを二重化して構成し、
これら各制御ユニットから出力される複数の制御信号に
ついて論理演算処理を行い、その結果に基づいて開閉機
器の制御を行うため、その信頼性が大幅に向上する。
【0017】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の変電設備において、前記ドライブユニットが、断路器
ドライブユニットまたは接地装置ドライブユニットであ
って、その内部における論理演算処理が、論理積処理で
あることを特徴とするものである。
【0018】また、請求項3に記載の発明は、請求項2
に記載の変電設備において、前記断路器ドライブユニッ
トまたは接地装置ドライブユニットにおける論理演算処
理が、スイッチ素子の直列接続によってなされることを
特徴とするものである。
【0019】上述したような構成を有する請求項2およ
び請求項3に記載の発明によれば、二重化して構成され
た制御ユニットの片方より誤った操作信号が送出された
場合でも、対応するドライブユニットにおいて制御信号
の論理積をとる構成とされているため、開閉装置本体の
誤動作を免れることができる。また、断路器ドライブユ
ニットまたは接地装置ドライブユニットを構成するスイ
ッチ素子を直列接続しているので、いずれか一つのスイ
ッチ素子が短絡故障した場合でも、断路器あるいは接地
装置本体の誤動作および電源の短絡を免れることができ
る。
【0020】請求項4に記載の発明は、請求項1に記載
の変電設備において、前記ドライブユニットが、断路器
ドライブユニットまたは接地装置ドライブユニットであ
って、その内部における論理演算処理が、論理積処理お
よび排他的論理和処理のいずれか一方を選択してなされ
るものであることを特徴とするものである。
【0021】上述したような構成を有する請求項4に記
載の発明によれば、上記請求項2に記載の発明による作
用・効果に加えて、排他的論理和の演算により、二重化
して構成された制御ユニットの制御信号出力の相違を検
出して、各ユニットの故障を制御システム内で自己診断
することができるので、変電設備全体の信頼性をさらに
高めることが可能となる。
【0022】請求項5に記載の発明は、請求項1に記載
の変電設備において、前記ドライブユニットが、遮断器
ドライブユニットであって、その内部における論理演算
処理が、論理積の論理和処理であることを特徴とするも
のである。
【0023】また、請求項6に記載の発明は、請求項5
に記載の変電設備において、前記遮断器ドライブユニッ
トにおける論理演算処理が、スイッチ素子の直並列接続
によってなされることを特徴とするものである。
【0024】上述したような構成を有する請求項5およ
び請求項6に記載の発明によれば、遮断器ドライブユニ
ットを構成しているスイッチ素子の1つが故障もしくは
誤動作を起こした場合でも、ドライブユニット内の論理
演算処理として、論理積の論理和処理を行うことによ
り、遮断器本体には誤動作も誤不動作も起こらない構成
とすることができ、重要機器である遮断器に要求される
信頼性を大幅に向上させることができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明による変電設備の実
施の形態について、図1乃至図4を参照して具体的に説
明する。なお、図8に示した従来型と同一の部材には同
一の符号を付して、説明は省略する。
【0026】[1.第1実施形態] (1)第1実施形態の構成 図2は、本発明による変電設備の第1実施形態を示す構
成図である。なお、本実施形態は、断路器または接地装
置の制御に関するものであり、請求項1乃至請求項4を
説明するものである。
【0027】すなわち、本実施形態の変電設備は、図2
に示したように、開閉装置70、電子化制御システム8
0および上位システム90とから構成されている。ま
た、前記開閉装置70は、遮断器40、断路器43、接
地装置45などの開閉機器を含んでいる。さらに、この
開閉装置70には、その状態を検出する手段として、計
器用変流器47、計器用変圧器48およびガス圧センサ
49が接続されている。そして、前記遮断器40の内部
には、独立して動作する2系統の油圧ポンプモータ71
a,71b、引外しコイル41a,41b、接点の開閉
状態を検出する位置センサ72a,72bが取り付けら
れている。また、投入コイル42および油圧・油面セン
サ73が取り付けられている。また、断路器43および
接地装置45には、それぞれモータ44,46、位置セ
ンサ74,75が取り付けられている。なお、図2に示
したように、遮断器40の内部に投入コイル42が1個
だけ備えられている構成は、主に変電設備の定格電圧が
低く、高度の信頼性を要求されない場合などに適用され
ている。
【0028】次に、電子化制御システム80について説
明する。この電子化制御システム80は、開閉装置70
の近傍に配置されており、共通のユニットとして、上位
システム90との通信を行う通信ユニット81、操作表
示パネル82および監視ユニット83を備えている。一
方、個別機器の制御用として、遮断器ユニット22およ
び断路器接地装置ユニット31が備えられ、これらはそ
の内部に二重の制御系統を有している。また、共通伝送
路21a,21bは、前記各ユニット間で情報を伝送す
るために用いられている。
【0029】さらに、上位システム90は、変電所の制
御室内に設置されている。また、伝送路85は、前記開
閉装置70内に設けられた計器用変流器47および計器
用変圧器48からの検出情報を、上位システム90に直
接伝送するように構成されている。なお、前記計器用変
流器47および計器用変圧器48は、特に伝送線などで
事故が発生した場合の情報を検出し、遮断器40を駆動
することを目的として使用されている。
【0030】また、伝送路85の途中には、この伝送路
85によって伝送される計器用変流器47および計器用
変圧器48からの検出情報を変換して、監視ユニット8
3へ送るための変換手段として、トランスデューサ84
が取り付けられている。このトランスデューサ84とし
ては、計器用変流器47からの出力に対しては、低負担
の補助変流器が用いられ、また、計器用変圧器48から
の出力に対しては、低負担の補助変圧器が用いられる。
そして、これらのトランスデューサ84の出力は、監視
ユニット83内に取り込まれるように構成されている。
【0031】次に、前記電子化制御システム80の内部
に設けられた遮断器ユニット22および断路器接地装置
ユニット31の二重化構成について、図1を参照して説
明する。すなわち、図1に示したように、断路器接地装
置ユニット31には、第1の断路器制御ユニット32a
および第2の断路器制御ユニット32bが備えられてい
る。なお、断路器接地装置ユニット31はまた、接地装
置制御ユニットも含んでいるが、その制御方式は断路器
と同様であるため、以下の説明は断路器制御について行
う。前記第1の断路器制御ユニット32aからは、第1
の引外し信号33aおよび第1の投入信号34aが出力
され、また、第2の断路器制御ユニット32bからは、
第2の引外し信号33bおよび第2の投入信号34bが
出力され、これらの信号は断路器ドライブユニット35
へ導入されるように構成されている。
【0032】この断路器ドライブユニット35には論理
積ゲート28が設けられ、前記各信号はこの論理積ゲー
トによって論理積処理を受ける。そして、その結果が、
断路器ドライブケーブル36,37によって、断路器4
3内部のモータ44へ伝えられ、断路器43の開閉動作
が行われるように構成されている。なお、論理積処理を
用いているのは、後述する投入コイルドライブユニット
27の場合と同様、誤不動作よりも誤動作の防止を重視
するためである。また、図示していないが、第1の断路
器制御ユニット32aおよび第2の断路器制御ユニット
32bの排他的論理和をとることで、制御ユニットの不
調を警告する機能も有している。
【0033】さらに、前記断路器ドライブユニット35
の具体的構成例を、図3に基づいてさらに詳しく説明す
る。すなわち、半導体スイッチ素子の一種であるMOS
FET51aと51b、51cと51d、51eと51
f、および51gと51hがそれぞれ直列に接続されて
おり、第1のスイッチ回路52、第2のスイッチ回路5
3、第3のスイッチ回路54および第4のスイッチ回路
55が構成されている。また、前記第1のスイッチ回路
52と第2のスイッチ回路53は直列に接続され、その
接続点と断路器のモータ44との間には、断路器ドライ
ブケーブル37が接続されている。同様に、第3のスイ
ッチ回路54と第4のスイッチ回路55は直列に接続さ
れ、その接続点とモータ44との間には、断路器ドライ
ブケーブル36が接続されている。
【0034】そして、これらのスイッチ回路52,5
3,54,55と正電源56、負電源57とは、図3に
示したように、H型に接続されている。また、第1のス
イッチ回路52に設けられたMOSFET51aおよび
第4のスイッチ回路55に設けられたMOSFET51
gは、第1の断路器制御ユニット32aより送出される
第1の引外し信号33aによって制御されるように構成
されている。同様に、第1のスイッチ回路52に設けら
れたMOSFET51bおよび第4のスイッチ回路55
に設けられたMOSFET51hは、第2の断路器制御
ユニット32bより送出される第2の引外し信号33b
によって制御されるように構成されている。 また、第
2のスイッチ回路53に設けられたMOSFET51c
および第3のスイッチ回路54に設けられたMOSFE
T51eは、第1の断路器制御ユニット32aより送出
される第1の投入信号34aによって制御されるように
構成されている。同様に、第2のスイッチ回路53に設
けられたMOSFET51dおよび第3のスイッチ回路
54に設けられたMOSFET51fは、第2の断路器
制御ユニット32bより送出される第2の投入信号34
bによって制御されるように構成されている。
【0035】いま、第1、第2の断路器制御ユニット3
2a,32bから第1、第2の引外し信号33a,33
bがオン出力されたとすると、第1のスイッチ回路52
に設けられたMOSFET51a,51bおよび第4の
スイッチ回路55に設けられたMOSFET51g,5
1hがオン状態となる。その結果、断路器のモータ44
を駆動するための電流が、正電源56→第4のスイッチ
回路55→断路器ドライブケーブル36→モータ44→
断路器ドライブケーブル37→第1のスイッチ回路52
を経由して負電源57へと流れ、モータ44は断路器を
引外す方向に回転する。
【0036】また、第1、第2の断路器制御ユニット3
2a,32bから第1、第2の投入信号34a,34b
がオン出力されたとすると、第2のスイッチ回路53に
設けられたMOSFET51c,51dおよび第3のス
イッチ回路54に設けられたMOSFET51e,51
fがオン状態となる。その結果、断路器のモータ44を
駆動するための電流が、正電源56→第2のスイッチ回
路53→断路器ドライブケーブル37→モータ44→断
路器ドライブケーブル36→第3のスイッチ回路54を
経由して負電源57へと流れ、モータ44は断路器を投
入する方向に回転する。
【0037】なお、図示していないが、電源系統も二重
化されており、同一機能を有する2つのユニットにはそ
れぞれ独立して電源を供給する構成となっている。
【0038】(2)第1実施形態の作用 ここで、第1、第2の断路器制御ユニット32a,32
bのうち、例えば、第1の断路器制御ユニット32aが
故障あるいは誤動作を起こし、誤った投入信号34aが
出力された場合を考える。図3によれば、故障した第1
の断路器制御ユニット32aから誤った投入信号34a
が出力されたことにより、第2のスイッチ回路53に設
けられたMOSFET51cおよび第3のスイッチ回路
54に設けられたMOSFET51eがオン状態とな
る。しかし、正常な第2の断路器制御ユニット32bは
投入信号を出力しないので、第2のスイッチ回路53に
設けられたMOSFET51dおよび第3のスイッチ回
路54に設けられたMOSFET51fはオフ状態のま
まである。従って、第2のスイッチ回路53および第3
のスイッチ回路54はオン状態にはならず、モータ44
が駆動されることはないので、断路器43の誤投入は起
こらない。
【0039】ただし、第1の断路器制御ユニット32a
が誤不動作を起こした場合、例えば、投入信号34aに
オン信号を出力すべきであるにもかかわらず出力されな
かった場合には、断路器43は投入されず誤不動作とな
る。しかし、断路器の誤不動作は、誤動作ほど深刻な故
障態様ではないため、本実施形態ではこれを許容してい
る。
【0040】また、各スイッチ回路に設けられたMOS
FETに生じた単一の短絡故障によっては、断路器の誤
動作は発生しない。例えば、第1のスイッチ回路52に
設けられたMOSFET51aに短絡故障が生じても、
第2の断路器制御ユニット32bから出力される引外し
信号33bに誤りがない限り、第1のスイッチ回路52
はオン状態にならず、断路器の誤動作には至らない。た
だし、MOSFETのいずれかに断線故障が発生する
と、断路器の誤不動作を招くことになるが、これも前記
の理由から許容される。
【0041】これに対し、電源の短絡は、システム停止
につながる可能性のある非常に重大な故障であり、許容
することはできない。そのため、本実施形態において
は、4直列に接続されたMOSFETの全てが短絡しな
い限り、電源の短絡は起こらないように構成されてい
る。なお、このような重大な故障が発生するのは、2直
列接続されてスイッチ回路を構成しているMOSFET
の両方が短絡故障を起こした場合、あるいは、引外し信
号33a,33bおよび投入信号34a,34bの全て
が同時に出力された場合であり、極めてまれな故障態様
であるといえる。また、MOSFETのオン・オフの状
態を常時監視し、投入信号あるいは引外し信号の出力禁
止処理を行うことで、電源短絡の防止をさらに確実にす
ることができる。
【0042】(3)第1実施形態の効果 以上説明したように、断路器制御系統を二重化し、また
スイッチ素子を2直列で用い、さらにそれをH字型に接
続することによって、制御ユニットまたはスイッチ素子
の単一故障による断路器の誤動作を防ぐことができるの
で、断路器制御の信頼性を大幅に向上することができ
る。
【0043】[2.第2実施形態] (1)第2実施形態の構成 前記第1実施形態は、断路器等に関する例であったが、
次に第2実施形態として、遮断器に関する例を示す。本
実施形態は、請求項1、請求項5および請求項6を説明
するものである。なお、説明を省略した部分について
は、第1実施形態と同様である。
【0044】図1に示したように、遮断器ユニット22
には、第1の遮断器制御ユニット23aおよび第2の遮
断器制御ユニット23bが備えられている。この前記第
1の遮断器制御ユニット23aからは、第1の引外し信
号24aが出力され、第1の引外しコイルドライブユニ
ット26aへ導入されるように構成されている。そし
て、同ユニットからは第1の引外しコイルドライブケー
ブル29aが引き出され、遮断器40内部の第1の引外
しコイル41aへ接続されている。
【0045】また、前記第2の遮断器制御ユニット23
bからは、第2の引外し信号24bが出力され、第2の
引外しコイルドライブユニット26bへ導入されるよう
に構成されている。そして、同ユニットからは第2の引
外しコイルドライブケーブル29bが引き出され、遮断
器40内部の第2の引外しコイル41bへ接続されてい
る。
【0046】さらに、前記第1の遮断器制御ユニット2
3aからは、第1の投入信号25aが出力され、また、
第2の遮断器制御ユニット23bからは、第2の投入信
号25bが出力され、これら2系統の投入信号は、投入
コイルドライブユニット27に導入され、その内部に設
けられた論理積ゲート28によって論理積処理を受け
る。そして、その結果は、投入コイルドライブケーブル
30によって、遮断器40内部の投入コイル42に伝え
られる。なお、論理積処理を用いているのは、投入不能
よりも誤投入の防止を重視するためである。なお図示し
ていないが、第1の投入信号25aおよび第2の投入信
号25bの排他的論理和をとることで、制御ユニットの
不調を警告する機能も有している。
【0047】さらに、前記投入コイルドライブユニット
27の具体的構成例を、図4に基づいてさらに詳しく説
明する。すなわち、半導体スイッチ素子の一種であるM
OSFET51iと51k、および51jと51lがそ
れぞれ直列に接続されており、第1のスイッチ回路58
および第2のスイッチ回路59が構成されている。ま
た、これら第1、第2のスイッチ回路58,59は、さ
らに正電源56および負電源57に対して並列に接続さ
れており、全体として4つのMOSFET素子は、2直
列2並列に構成されている。
【0048】そして、第1のスイッチ回路58に設けら
れたMOSFET51iおよび第2のスイッチ回路59
に設けられたMOSFET51jは、第1の遮断器制御
ユニット23aより送出される第1の投入信号25aに
よって制御されるように構成されている。同様に、第1
のスイッチ回路58に設けられたMOSFET51kお
よび第2のスイッチ回路59に設けられたMOSFET
51lは、第2の遮断器制御ユニット23bより送出さ
れる第2の投入信号25bによって制御されるように構
成されている。
【0049】(2)第2実施形態の作用 以上のような構成を有する本実施形態の作用は次の通り
である。第1、第2の遮断器制御ユニット23a、23
bのうち、例えば、第1の遮断器制御ユニット23aが
故障あるいは誤動作を起こし、誤った投入信号25aが
出力された場合を考える。図4によれば、故障した第1
の遮断器制御ユニット23aから誤った投入信号25a
が出力されたことにより、第1のスイッチ回路58に設
けられたMOSFET51iおよび第2のスイッチ回路
59に設けられたMOSFET51jがオン状態にな
る。しかし、正常な第2の遮断器制御ユニット23bは
投入信号を出力しないので、第1のスイッチ回路58に
設けられたMOSFET51kおよび第2のスイッチ回
路59に設けられたMOSFET51lはオフ状態のま
まである。従って、第1のスイッチ回路58および第2
のスイッチ回路59はオン状態にはならず、投入コイル
42が駆動されることはないので、遮断器40の誤投入
は起こらない。
【0050】また、第1、第2の遮断器制御ユニット2
3a,23bの両方が正常状態において、第1のスイッ
チ回路58に設けられたMOSFET51iだけが断線
故障を起こした場合を考える。投入信号25a、25b
の両方がオン出力となっても、断線故障のため第1のス
イッチ回路58はオフ状態のままである。しかし、並列
接続された正常な第2のスイッチ回路59がオンとなる
ため、遮断器40の誤投入は起こらない。
【0051】同様な条件で、第1のスイッチ回路58に
設けられたMOSFET51iが短絡故障を起こした場
合を考える。この場合は、投入信号25bが誤ってオン
出力されない限り遮断器の誤投入は起こらない。
【0052】(3)第2実施形態の効果 以上説明したように、遮断器制御ユニットを二重化し、
MOSFETなどのスイッチ素子を2直列2並列に接続
して用いることにより、制御ユニットまたはスイッチ素
子に生じた単一の故障による遮断器の誤投入および誤不
投入を防止することができるので、遮断器制御の信頼性
を大幅に向上することができる。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
電子化制御システムの二重化構成および各ドライブユニ
ットにおけるスイッチ素子の構成に改良を施したことに
より、遮断器、断路器または接地装置に対する制御の信
頼性を高めた電子化制御システムを実現することがで
き、その結果、信頼性に優れた変電設備を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の変電設備における電子化制御システム
の概念を示す構成図。
【図2】図1に示した電子化制御システムを組み込んだ
変電設備の構成図。
【図3】図1に示した電子化制御システムに用いられる
断路器ドライブユニットの回路構成を示す図。
【図4】図1に示した電子化制御システムに用いられる
遮断器ドライブユニットの回路構成を示す図。
【図5】本発明の適用対象となる変電機器の一つである
ガス絶縁開閉装置の一例を示す構成図。
【図6】図5に示したガス絶縁開閉装置の単線結線図。
【図7】図5に示したガス絶縁開閉装置に用いられる現
場制御盤内の遮断器制御回路の一例を示す回路図。
【図8】従来型の制御回路に電子化技術を適用した場合
の電子化制御システムの構成を示す図。
【符号の説明】
21a,21b…共通伝送路 22…遮断器ユニット 23a…第1の遮断器制御ユニット 23b…第2の遮断器制御ユニット 24a,24b…引外し信号 25a,25b…投入信号 26a,26b…引外しコイルドライブユニット 27…投入コイルドライブユニット 28…論理積ゲート 29a,29b…引外しコイルドライブケーブル 30…投入コイルドライブケーブル 31…断路器接地装置ユニット 32a…第1の断路器制御ユニット 32b…第2の断路器制御ユニット 33a,33b…引外し信号 34a,34b…投入信号 35…断路器ドライブユニット 36,37…断路器ドライブケーブル 40…遮断器 41a,41b…引外しコイル 42…投入コイル 43…断路器 44…モータ 45…接地装置 46…モータ 51a〜51l…MOSFET 52,53,54,55…スイッチ回路 56…正電源 57…負電源 58,59…スイッチ回路 70…開閉装置 80…電子化制御システム 90…上位システム

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高電圧充電部を絶縁媒体と共に接地金属
    容器内に収納してなる開閉装置と、この開閉装置近傍に
    設置されて開閉装置の制御と監視を行う電子化制御シス
    テムとを有する変電設備において、 前記電子化制御システムは、機能別に区分された複数の
    ユニットと、これらのユニット間で情報を交換するため
    の共通伝送路と、電源装置を備え、 前記ユニットのうち、少なくとも遮断器ユニットおよび
    断路器接地装置ユニットの制御ユニットは二重化されて
    構成され、これら二重化された各制御ユニットからは複
    数系統の制御信号が出力され、これらの制御信号につい
    て、各制御ユニットに接続された対応するドライブユニ
    ット内部において論理演算処理が施され、その結果に基
    づいて前記開閉装置の開閉動作が行われるように構成さ
    れていることを特徴とする変電設備。
  2. 【請求項2】 前記ドライブユニットが、断路器ドライ
    ブユニットまたは接地装置ドライブユニットであって、
    その内部における論理演算処理が、論理積処理であるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の変電設備。
  3. 【請求項3】 前記断路器ドライブユニットまたは接地
    装置ドライブユニットにおける論理演算処理が、スイッ
    チ素子の直列接続によってなされることを特徴とする請
    求項2に記載の変電設備。
  4. 【請求項4】 前記ドライブユニットが、断路器ドライ
    ブユニットまたは接地装置ドライブユニットであって、
    その内部における論理演算処理が、論理積処理および排
    他的論理和処理のいずれか一方を選択してなされるもの
    であることを特徴とする請求項1に記載の変電設備。
  5. 【請求項5】 前記ドライブユニットが、遮断器ドライ
    ブユニットであって、その内部における論理演算処理
    が、論理積の論理和処理であることを特徴とする請求項
    1に記載の変電設備。
  6. 【請求項6】 前記遮断器ドライブユニットにおける論
    理演算処理が、スイッチ素子の直並列接続によってなさ
    れることを特徴とする請求項5に記載の変電設備。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105761975A (zh) * 2016-05-19 2016-07-13 沈阳工程学院 一种具有防止误操作功能的断路器操作装置

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CN105761975A (zh) * 2016-05-19 2016-07-13 沈阳工程学院 一种具有防止误操作功能的断路器操作装置

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