JPH0956708A - X線診断装置 - Google Patents
X線診断装置Info
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- JPH0956708A JPH0956708A JP7214745A JP21474595A JPH0956708A JP H0956708 A JPH0956708 A JP H0956708A JP 7214745 A JP7214745 A JP 7214745A JP 21474595 A JP21474595 A JP 21474595A JP H0956708 A JPH0956708 A JP H0956708A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】Cアームの剛性、軽量性、防振性を向上させ
る。 【解決手段】Cアームの内部空洞に振動吸収部材を注入
するか、又は内側面に振動防止部材を貼付けるもの。ま
た、Cアーム21を、アルミニューム合金により光造形
法を利用したロストワックス法により、その内部をメッ
シュ構造にして製作したもの。
る。 【解決手段】Cアームの内部空洞に振動吸収部材を注入
するか、又は内側面に振動防止部材を貼付けるもの。ま
た、Cアーム21を、アルミニューム合金により光造形
法を利用したロストワックス法により、その内部をメッ
シュ構造にして製作したもの。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、X線を発生させ
るX線管及びX線を検出するX線検出器を備え、被検体
にX線を照射し、この被検体を透過したX線を検出する
X線診断装置に関する。
るX線管及びX線を検出するX線検出器を備え、被検体
にX線を照射し、この被検体を透過したX線を検出する
X線診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】X線診断装置、例えば循環器用X線装
置、外科用X線装置には、図9に示すように、X線を被
検体に照射するX線管装置1及びその被検体を透過した
X線を検出してX線投影画像を撮影する撮影装置2を保
持するC形状( 弧状 )のアーム(以下Cアームと称する
)3が設けられている。
置、外科用X線装置には、図9に示すように、X線を被
検体に照射するX線管装置1及びその被検体を透過した
X線を検出してX線投影画像を撮影する撮影装置2を保
持するC形状( 弧状 )のアーム(以下Cアームと称する
)3が設けられている。
【0003】このCアーム3は、前記X線管装置1と前
記撮影装置2との間に配置された被検体の様々な方向か
ら投影されたX線画像を撮影するため、各種方向に回動
駆動するようになっている。場合によっては、手術をし
ながらの移動操作が必要となる。
記撮影装置2との間に配置された被検体の様々な方向か
ら投影されたX線画像を撮影するため、各種方向に回動
駆動するようになっている。場合によっては、手術をし
ながらの移動操作が必要となる。
【0004】従って、前記Cアーム3には、前記X線管
装置1と前記撮影装置2等の重量物を保持できるように
剛性が高く、素早い移動を可能とするため軽量であり、
しかも人体や他の機器との干渉を防ぐため、最小限の断
面寸法であることが要求される。
装置1と前記撮影装置2等の重量物を保持できるように
剛性が高く、素早い移動を可能とするため軽量であり、
しかも人体や他の機器との干渉を防ぐため、最小限の断
面寸法であることが要求される。
【0005】従来例として、図10に、Cアーム3の形
状の一例を示し、図11に、Cアーム3の断面形状の2
つの例を示す。図11( a )は鉄材で製作されたCアー
ム3-1の断面の一例を示す図であり、図11( b )はア
ルミニューム合金で製作されたCアーム3-2の断面の一
例を示す図である。
状の一例を示し、図11に、Cアーム3の断面形状の2
つの例を示す。図11( a )は鉄材で製作されたCアー
ム3-1の断面の一例を示す図であり、図11( b )はア
ルミニューム合金で製作されたCアーム3-2の断面の一
例を示す図である。
【0006】鉄材で製作されたCアーム3-1は、鉄の弾
性係数が比較的に大きいので、断面寸法を小さくでき
る。また、アルミニューム合金で製作されたCアーム3
-2は、軽量で加工性が良いなどの長所がある。
性係数が比較的に大きいので、断面寸法を小さくでき
る。また、アルミニューム合金で製作されたCアーム3
-2は、軽量で加工性が良いなどの長所がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】Cアームを鉄材で製作
すると、鉄は振動を吸収し難いため、アームを空洞形状
に形成すると、X線管の冷却ファンなどで発生する振動
が撮影装置に伝わり、撮影したX線画像に走査線の干渉
縞が現れる等の乱れが生じたり、振動音が反響して騒音
になるという問題があった。また、振動が発生すると安
定するまでに時間が長くかかるという問題があった。こ
の振動の問題のため、Cアームの駆動をスロースタート
・スローストップ制御を行わなければならず、手術等に
おいて追従性が遅く、操作性が悪いという問題があっ
た。
すると、鉄は振動を吸収し難いため、アームを空洞形状
に形成すると、X線管の冷却ファンなどで発生する振動
が撮影装置に伝わり、撮影したX線画像に走査線の干渉
縞が現れる等の乱れが生じたり、振動音が反響して騒音
になるという問題があった。また、振動が発生すると安
定するまでに時間が長くかかるという問題があった。こ
の振動の問題のため、Cアームの駆動をスロースタート
・スローストップ制御を行わなければならず、手術等に
おいて追従性が遅く、操作性が悪いという問題があっ
た。
【0008】Cアームをアルミニューム合金で製作する
と、アルミニュームはその比重が鉄の1/3であるが、
縦弾性係数も1/2.6しかないので、断面係数( 断面
寸法)を鉄で製作するよりも大きくしなければならない
という問題があった。また、アルミニューム合金では押
出し成形が容易で、安価に製作することができるが、剛
性を上げ振動を減らすために( 合金組成として )補強材
を多くいれると、C形状( 弧状 )に曲げ加工することが
困難で、その曲げ加工の精度が悪いという問題があっ
た。また、アルミニューム合金の鋳造物は振動を良く吸
収するが、制作過程で鋳型を取り除くことを考慮しなけ
ればならないので、Cアームの内部を空洞( 単純な構造
)にしなければならず、補強をすることが難しいという
問題があった。そこでこの発明は、Cアームの剛性、軽
量性、防振性を向上させることができるX線診断装置を
提供することを目的とする。
と、アルミニュームはその比重が鉄の1/3であるが、
縦弾性係数も1/2.6しかないので、断面係数( 断面
寸法)を鉄で製作するよりも大きくしなければならない
という問題があった。また、アルミニューム合金では押
出し成形が容易で、安価に製作することができるが、剛
性を上げ振動を減らすために( 合金組成として )補強材
を多くいれると、C形状( 弧状 )に曲げ加工することが
困難で、その曲げ加工の精度が悪いという問題があっ
た。また、アルミニューム合金の鋳造物は振動を良く吸
収するが、制作過程で鋳型を取り除くことを考慮しなけ
ればならないので、Cアームの内部を空洞( 単純な構造
)にしなければならず、補強をすることが難しいという
問題があった。そこでこの発明は、Cアームの剛性、軽
量性、防振性を向上させることができるX線診断装置を
提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1対応の発明は、
X線を発生させるX線発生手段及びX線を検出するX線
検出手段を備え、被検体にX線を照射し、この被検体を
透過したX線を検出するX線診断装置において、X線発
生手段とX線検出手段とをそれぞれ対向させて保持する
略C形状のアームの内部空洞に、振動を吸収する振動吸
収部材を注入したものである。
X線を発生させるX線発生手段及びX線を検出するX線
検出手段を備え、被検体にX線を照射し、この被検体を
透過したX線を検出するX線診断装置において、X線発
生手段とX線検出手段とをそれぞれ対向させて保持する
略C形状のアームの内部空洞に、振動を吸収する振動吸
収部材を注入したものである。
【0010】請求項2対応の発明は、X線を発生させる
X線発生手段及びX線を検出するX線検出手段を備え、
被検体にX線を照射し、この被検体を透過したX線を検
出するX線診断装置において、X線発生手段とX線検出
手段とをそれぞれ対向させて保持する略C形状のアーム
の内側面に、振動を防止する振動防止部材を固定したも
のである。
X線発生手段及びX線を検出するX線検出手段を備え、
被検体にX線を照射し、この被検体を透過したX線を検
出するX線診断装置において、X線発生手段とX線検出
手段とをそれぞれ対向させて保持する略C形状のアーム
の内側面に、振動を防止する振動防止部材を固定したも
のである。
【0011】請求項3対応の発明は、X線を発生させる
X線発生手段及びX線を検出するX線検出手段を備え、
被検体にX線を照射し、この被検体を透過したX線を検
出するX線診断装置において、X線発生手段とX線検出
手段とをそれぞれ対向させて保持する略C形状のアーム
を光造形法を利用したロストワックス法で製作したもの
である。
X線発生手段及びX線を検出するX線検出手段を備え、
被検体にX線を照射し、この被検体を透過したX線を検
出するX線診断装置において、X線発生手段とX線検出
手段とをそれぞれ対向させて保持する略C形状のアーム
を光造形法を利用したロストワックス法で製作したもの
である。
【0012】請求項4対応の発明は、X線を発生させる
X線発生手段及びX線を検出するX線検出手段を備え、
被検体にX線を照射し、この被検体を透過したX線を検
出するX線診断装置において、X線発生手段とX線検出
手段とをそれぞれ対向させて保持する略C形状のアーム
内部を、網状構造に形成したものである。
X線発生手段及びX線を検出するX線検出手段を備え、
被検体にX線を照射し、この被検体を透過したX線を検
出するX線診断装置において、X線発生手段とX線検出
手段とをそれぞれ対向させて保持する略C形状のアーム
内部を、網状構造に形成したものである。
【0013】請求項5対応の発明は、請求項4記載の発
明において、網状構造は、アームに発生する応力や振動
が大きい部位に対して細かく、応力や振動が小さい部位
に対して粗く形成したものである。請求項6対応の発明
は、請求項4記載の発明において、網状構造は、1つの
平面に含まれない複数の方向に沿って形成されたもので
ある。
明において、網状構造は、アームに発生する応力や振動
が大きい部位に対して細かく、応力や振動が小さい部位
に対して粗く形成したものである。請求項6対応の発明
は、請求項4記載の発明において、網状構造は、1つの
平面に含まれない複数の方向に沿って形成されたもので
ある。
【0014】
【発明の実施の形態】この発明の第1の実施の形態を図
1を参照して説明する。なお、この第1の実施の形態及
び以降の実施の形態において、この発明を適用したX線
診断装置のCアームについては、前述した従来の技術に
おけるCアーム( 鉄材で製作されたCアーム及びアルミ
ニューム合金で製作されたCアーム )とほとんど外郭形
状が同じであるので、その説明は省略する。
1を参照して説明する。なお、この第1の実施の形態及
び以降の実施の形態において、この発明を適用したX線
診断装置のCアームについては、前述した従来の技術に
おけるCアーム( 鉄材で製作されたCアーム及びアルミ
ニューム合金で製作されたCアーム )とほとんど外郭形
状が同じであるので、その説明は省略する。
【0015】図1は、この発明を適用したCアームを断
面を示す図である。図1( a )は、鉄材で製作されたC
アーム11-1の断面を示す図であり、図1( b )は、ア
ルミニューム合金で製作されたCアーム11-2の断面を
示す図である。
面を示す図である。図1( a )は、鉄材で製作されたC
アーム11-1の断面を示す図であり、図1( b )は、ア
ルミニューム合金で製作されたCアーム11-2の断面を
示す図である。
【0016】前記Cアーム11-1,11-2の内部空洞
に、振動吸収部材( 例えば、発泡ウレタン、発泡スチロ
ール、発泡性ポリエチレン、発泡性ゴム等 )12-1,1
2-2を注入したものである。
に、振動吸収部材( 例えば、発泡ウレタン、発泡スチロ
ール、発泡性ポリエチレン、発泡性ゴム等 )12-1,1
2-2を注入したものである。
【0017】この注入方法としては、すでに発泡してあ
る材料を前記Cアーム11-1,11-2の内部空洞に詰め
る方法と、まだ発泡していない材料をCアーム11-1,
11-2の内部空洞に注入しながら発泡させて、その内部
空洞を充填する方法とがあるが、どちらの方法でもよ
い。
る材料を前記Cアーム11-1,11-2の内部空洞に詰め
る方法と、まだ発泡していない材料をCアーム11-1,
11-2の内部空洞に注入しながら発泡させて、その内部
空洞を充填する方法とがあるが、どちらの方法でもよ
い。
【0018】このような構成のこの第1の実施の形態に
おいては、例えば、X線管等で発生してCアーム11-
1,11-2に伝搬した振動は、Cアーム11-1,11-2
の内部空洞に注入された振動吸収部材12-1,12-2に
より吸収されて減衰する。従って、Cアーム11-1,1
1-2から撮影装置へ、振動は伝搬しない。また、振動吸
収部材12-1,12-2は、Cアーム11-1,11-2を剛
性を補強する。
おいては、例えば、X線管等で発生してCアーム11-
1,11-2に伝搬した振動は、Cアーム11-1,11-2
の内部空洞に注入された振動吸収部材12-1,12-2に
より吸収されて減衰する。従って、Cアーム11-1,1
1-2から撮影装置へ、振動は伝搬しない。また、振動吸
収部材12-1,12-2は、Cアーム11-1,11-2を剛
性を補強する。
【0019】このようにこの第1の実施の形態によれ
ば、Cアーム11-1,11-2の内部空洞に振動吸収部材
12-1,12-2を注入したことにより、Cアーム11-
1,11-2に伝搬した振動を吸収して、撮影装置等への
振動の伝搬を防止することができ、さらに振動吸収部材
12-1,12-2により最小限の重量増加によりCアーム
11-1,11-2の剛性を高めることができる。従って、
Cアーム11-1,11-2の剛性、軽量性、防振性を向上
させることができる。
ば、Cアーム11-1,11-2の内部空洞に振動吸収部材
12-1,12-2を注入したことにより、Cアーム11-
1,11-2に伝搬した振動を吸収して、撮影装置等への
振動の伝搬を防止することができ、さらに振動吸収部材
12-1,12-2により最小限の重量増加によりCアーム
11-1,11-2の剛性を高めることができる。従って、
Cアーム11-1,11-2の剛性、軽量性、防振性を向上
させることができる。
【0020】この発明の第2の実施の形態を図2を参照
して説明する。図2は、この発明を適用したCアームの
断面を示す図である。図2( a )は、鉄材で製作された
Cアーム13-1の断面を示す図であり、図2( b )は、
アルミニューム合金で製作されたCアーム13-2の断面
を示す図である。
して説明する。図2は、この発明を適用したCアームの
断面を示す図である。図2( a )は、鉄材で製作された
Cアーム13-1の断面を示す図であり、図2( b )は、
アルミニューム合金で製作されたCアーム13-2の断面
を示す図である。
【0021】前記Cアーム13-1,13-2の内側面に振
動防止部材( 例えば、ゴム、発泡性アルミニューム等 )
14-1,14-2を粘着剤又は接着剤等により貼付けたも
のである。なお、図2においては、振動が大きく発生す
る箇所に対して前記振動防止部材14-1,14-2を貼付
けたが、前記Cアーム13-1,13-2の内側面全面に前
記振動防止部材14-1,14-2を貼付けても良いもので
ある。また、作業性の良い部分に、前記振動防止部材1
4-1,14-2を貼付けても良いものである。
動防止部材( 例えば、ゴム、発泡性アルミニューム等 )
14-1,14-2を粘着剤又は接着剤等により貼付けたも
のである。なお、図2においては、振動が大きく発生す
る箇所に対して前記振動防止部材14-1,14-2を貼付
けたが、前記Cアーム13-1,13-2の内側面全面に前
記振動防止部材14-1,14-2を貼付けても良いもので
ある。また、作業性の良い部分に、前記振動防止部材1
4-1,14-2を貼付けても良いものである。
【0022】このような構成のこの第2の実施の形態に
おいては、例えば、X線管等で発生した振動のCアーム
13-1,13-2へ伝搬が、Cアーム13-1,13-2の内
側面に貼付けられた振動防止部材14-1,14-2により
防止される。従って、Cアーム13-1,13-2から撮影
装置へ、振動は伝搬しない。また、振動防止部材14-
1,14-2は、Cアーム13-1,13-2の剛性を補強す
る。
おいては、例えば、X線管等で発生した振動のCアーム
13-1,13-2へ伝搬が、Cアーム13-1,13-2の内
側面に貼付けられた振動防止部材14-1,14-2により
防止される。従って、Cアーム13-1,13-2から撮影
装置へ、振動は伝搬しない。また、振動防止部材14-
1,14-2は、Cアーム13-1,13-2の剛性を補強す
る。
【0023】このようにこの第2の実施の形態によれ
ば、Cアーム13-1,13-2の内側面全面に振動防止部
材14-1,14-2を貼付けたことにより、Cアーム13
-1,13-2での振動の発生を防止することができ、振動
防止部材14-1,14-2により最小限の重量増加により
Cアーム13-1,13-2の剛性を高めることができる。
ば、Cアーム13-1,13-2の内側面全面に振動防止部
材14-1,14-2を貼付けたことにより、Cアーム13
-1,13-2での振動の発生を防止することができ、振動
防止部材14-1,14-2により最小限の重量増加により
Cアーム13-1,13-2の剛性を高めることができる。
【0024】従って、Cアーム13-1,13-2の剛性、
軽量性、防振性を向上させることができる。この発明の
第3の実施の形態を図3乃至図5を参照して説明する。
図3は、この発明を適用したCアーム21の断面を示す
図である。このCアーム21は、アルミニューム合金で
鋳型鋳造により製作され、その内部を従来空洞であった
のをメッシュ構造( 網状構造 )としたものである。すな
わち、前記Cアーム21内部に、その空洞を複数に分割
する内壁( Cアーム21の円周方向に連続した面を形成
するもの )を設けたものである。
軽量性、防振性を向上させることができる。この発明の
第3の実施の形態を図3乃至図5を参照して説明する。
図3は、この発明を適用したCアーム21の断面を示す
図である。このCアーム21は、アルミニューム合金で
鋳型鋳造により製作され、その内部を従来空洞であった
のをメッシュ構造( 網状構造 )としたものである。すな
わち、前記Cアーム21内部に、その空洞を複数に分割
する内壁( Cアーム21の円周方向に連続した面を形成
するもの )を設けたものである。
【0025】以下、このメッシュ構造のCアーム21の
製作方法の一例を説明する。この製作方法は、光造形法
を利用したロストワックス法を使用したもので、まず、
図4( a )に示すように、紫外線硬化形エポキシ樹脂を
使用して光造形法(紫外線 )により最終仕上がりの形状
( Cアーム21の形状 )と同じ樹脂型31を製作する。
なお、この光造形法では、紫外線で硬化し高温で消失す
る樹脂であれば、どのような樹脂でも使用できるもので
ある。
製作方法の一例を説明する。この製作方法は、光造形法
を利用したロストワックス法を使用したもので、まず、
図4( a )に示すように、紫外線硬化形エポキシ樹脂を
使用して光造形法(紫外線 )により最終仕上がりの形状
( Cアーム21の形状 )と同じ樹脂型31を製作する。
なお、この光造形法では、紫外線で硬化し高温で消失す
る樹脂であれば、どのような樹脂でも使用できるもので
ある。
【0026】次に、図4( b )に示すように、この樹脂
型31を雄型として、ロストワックス法により雌型32
を製作する。すなわち、雄型の前記樹脂型31にセラミ
ックス等を吹き付けた後、高温で焼結させる。この時、
前記樹脂型31は高温により消失するので、図4( c )
に示すように、前記雌型32のみが残る。
型31を雄型として、ロストワックス法により雌型32
を製作する。すなわち、雄型の前記樹脂型31にセラミ
ックス等を吹き付けた後、高温で焼結させる。この時、
前記樹脂型31は高温により消失するので、図4( c )
に示すように、前記雌型32のみが残る。
【0027】次に、図5( a )に示すように、残った前
記雌型32に溶融したアルミニューム合金( 亜鉛合金等
でも良い )33を注入し冷却させる。その冷却後、セラ
ミックスで形成された雌型32を機械的又は溶剤を使用
して除去する。すると、図5( b )に示すように、メッ
シュ構造のアルミニューム合金33、すなわちCアーム
21が残る。
記雌型32に溶融したアルミニューム合金( 亜鉛合金等
でも良い )33を注入し冷却させる。その冷却後、セラ
ミックスで形成された雌型32を機械的又は溶剤を使用
して除去する。すると、図5( b )に示すように、メッ
シュ構造のアルミニューム合金33、すなわちCアーム
21が残る。
【0028】このような構成のこの第3の実施の形態に
おいては、Cアーム21がアルミニューム合金( 亜鉛合
金等 )で製作されており、アルミニューム合金は振動の
吸収性が高いので、Cアーム21に発生する振動は、C
アーム21の外壁及び内部のメッシュ構造部分により吸
収される。また、Cアーム21の内部のメッシュ構造部
分は、Cアーム21の剛性を補強する。
おいては、Cアーム21がアルミニューム合金( 亜鉛合
金等 )で製作されており、アルミニューム合金は振動の
吸収性が高いので、Cアーム21に発生する振動は、C
アーム21の外壁及び内部のメッシュ構造部分により吸
収される。また、Cアーム21の内部のメッシュ構造部
分は、Cアーム21の剛性を補強する。
【0029】このようにこの第3の実施の形態によれ
ば、振動吸収性の高いアルミニューム合金( 亜鉛合金等
)のCアーム21の内部をメッシュ構造としたことによ
り、最小限の重量増加によりCアーム21の剛性を高め
ることができる。従って、Cアーム21の剛性、軽量
性、防振性を向上させることができる。
ば、振動吸収性の高いアルミニューム合金( 亜鉛合金等
)のCアーム21の内部をメッシュ構造としたことによ
り、最小限の重量増加によりCアーム21の剛性を高め
ることができる。従って、Cアーム21の剛性、軽量
性、防振性を向上させることができる。
【0030】この発明の第4の実施の形態を図6を参照
して説明する。なお、この第4の実施の形態は、前述し
た第3の実施の形態の3つの変形例を示すものである。
図6は、この発明を適用したCアーム41,42,43
の断面を示す図である。なお、この図6では、メッシュ
構造を簡略的に線で表現しており、実際には図5に示す
ように、外壁と連続した太さを持った構造物である。図
6( a )は、Cアーム41の内部のメッシュ構造をハニ
カム構造としたもので、図6( b )は、Cアーム42の
内部のメッシュ構造をひし形構造、図6( c)は、cア
ーム43の内部のメッシュ構造を矩形構造としたもので
ある。
して説明する。なお、この第4の実施の形態は、前述し
た第3の実施の形態の3つの変形例を示すものである。
図6は、この発明を適用したCアーム41,42,43
の断面を示す図である。なお、この図6では、メッシュ
構造を簡略的に線で表現しており、実際には図5に示す
ように、外壁と連続した太さを持った構造物である。図
6( a )は、Cアーム41の内部のメッシュ構造をハニ
カム構造としたもので、図6( b )は、Cアーム42の
内部のメッシュ構造をひし形構造、図6( c)は、cア
ーム43の内部のメッシュ構造を矩形構造としたもので
ある。
【0031】このようにこの第4の実施の形態によれ
ば、前述した第3の実施の形態と同じ効果を得ることが
できる。また各メッシュ構造の種類に応じたCアームの
剛性特性が得られるという効果を得ることができる。例
えばCアームの剛性の補強として方向特性を持つという
効果などを得ることができる。
ば、前述した第3の実施の形態と同じ効果を得ることが
できる。また各メッシュ構造の種類に応じたCアームの
剛性特性が得られるという効果を得ることができる。例
えばCアームの剛性の補強として方向特性を持つという
効果などを得ることができる。
【0032】なお、前述した第3の実施の形態及び第4
の実施の形態においてCアームの内部の4種類のメッシ
ュ構造を説明したが、この発明はこれに限定されるもの
でなく、Cアームの剛性を高めるという目的に適合する
形状であれば、どのような幾何学構造でも良いし、また
規則性のない不定形構造でも良いものである。
の実施の形態においてCアームの内部の4種類のメッシ
ュ構造を説明したが、この発明はこれに限定されるもの
でなく、Cアームの剛性を高めるという目的に適合する
形状であれば、どのような幾何学構造でも良いし、また
規則性のない不定形構造でも良いものである。
【0033】この発明の第5の実施の形態を図7を参照
して説明する。なお、この第5の実施の形態は、前述し
た第3の実施の形態及び第4の実施の形態において、C
アームの内部のメッシュ構造を、外壁と平行な円周方向
に連続した内壁( 板状 )として説明したが、図7に示す
ように、梁状に( 棒状 )形成したものである。
して説明する。なお、この第5の実施の形態は、前述し
た第3の実施の形態及び第4の実施の形態において、C
アームの内部のメッシュ構造を、外壁と平行な円周方向
に連続した内壁( 板状 )として説明したが、図7に示す
ように、梁状に( 棒状 )形成したものである。
【0034】従って、前述した第3の実施の形態及び第
4の実施の形態の各種類のメッシュ構造、また、その他
の考えられる種類及び不定形構造のメッシュ構造を梁状
に形成したものである。このように第5の実施の形態に
よれば、前述した第3の実施の形態及び第4の実施の形
態と同様な効果を得ることができると共に、さらに軽量
性に優れているという効果を得ることができる。
4の実施の形態の各種類のメッシュ構造、また、その他
の考えられる種類及び不定形構造のメッシュ構造を梁状
に形成したものである。このように第5の実施の形態に
よれば、前述した第3の実施の形態及び第4の実施の形
態と同様な効果を得ることができると共に、さらに軽量
性に優れているという効果を得ることができる。
【0035】この発明の第6の実施の形態を図8を参照
して説明する。なお、この第6の実施の形態において
は、前述した第3の実施の形態、第4の実施の形態及び
第5の実施の形態の各メッシュ構造を、Cアームにかか
る応力が他の部分より高い部分に対して、メッシュ構造
を細かく密に形成し、応力が低い部分に対してメッシュ
構造を粗く疎に形成するものである。
して説明する。なお、この第6の実施の形態において
は、前述した第3の実施の形態、第4の実施の形態及び
第5の実施の形態の各メッシュ構造を、Cアームにかか
る応力が他の部分より高い部分に対して、メッシュ構造
を細かく密に形成し、応力が低い部分に対してメッシュ
構造を粗く疎に形成するものである。
【0036】図8に示すように、応力がかかるCアーム
51の角部分に対して、メッシュ構造を細かく密にす
る。またCアーム51の側面( 弧状にならない面 )部分
に対して、メッシュ構造を細かく密にする。
51の角部分に対して、メッシュ構造を細かく密にす
る。またCアーム51の側面( 弧状にならない面 )部分
に対して、メッシュ構造を細かく密にする。
【0037】このような構成のこの第6の実施の形態に
おいては、Cアーム51にかかる応力が高い角部分及び
平坦な側面部分に対しては、細かく密なメッシュ構造が
対抗し、その応力が低い弧状の側面部分に対しては、粗
い疎なメッシュ構造が対抗する。
おいては、Cアーム51にかかる応力が高い角部分及び
平坦な側面部分に対しては、細かく密なメッシュ構造が
対抗し、その応力が低い弧状の側面部分に対しては、粗
い疎なメッシュ構造が対抗する。
【0038】このようにこの第8の実施の形態によれ
ば、前述した第3の実施の形態、第4の実施の形態及び
第5の実施の形態と同様な効果を得ることができ、さら
に、効率的にメッシュ構造を形成するので、無駄な部分
がなく、剛性が高くしかも軽量性に優れているという効
果を得ることができる。
ば、前述した第3の実施の形態、第4の実施の形態及び
第5の実施の形態と同様な効果を得ることができ、さら
に、効率的にメッシュ構造を形成するので、無駄な部分
がなく、剛性が高くしかも軽量性に優れているという効
果を得ることができる。
【0039】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
Cアームの剛性、軽量性、防振性を向上させることがで
きるX線診断装置を提供できる。
Cアームの剛性、軽量性、防振性を向上させることがで
きるX線診断装置を提供できる。
【図1】この発明の第1の実施の形態のX線診断装置の
Cアームの断面を示す図。
Cアームの断面を示す図。
【図2】この発明の第2の実施の形態のX線診断装置の
Cアームの断面を示す図。
Cアームの断面を示す図。
【図3】この発明の第3の実施の形態のX線診断装置の
Cアームの断面を示す図。
Cアームの断面を示す図。
【図4】同実施の形態のCアームの制作過程の前半の3
つの工程を説明するためのCアームの断面を示す図。
つの工程を説明するためのCアームの断面を示す図。
【図5】同実施の形態のCアームの制作過程の後半の2
つの工程を説明するためのCアームの断面を示す図。
つの工程を説明するためのCアームの断面を示す図。
【図6】この発明の第4の実施の形態のX線診断装置の
Cアームの断面を示す図。
Cアームの断面を示す図。
【図7】この発明の第5の実施の形態のX線診断装置の
Cアームを示す一部断面を含む斜視図。
Cアームを示す一部断面を含む斜視図。
【図8】この発明の第6の実施の形態のX線診断装置の
Cアームの断面を示す図。
Cアームの断面を示す図。
【図9】X線診断装置の要部を示す斜視図。
【図10】X線診断装置のCアームの一例を示す斜視
図。
図。
【図11】従来のX線診断装置のCアームの断面を示す
図。
図。
11-1,11-2,13-1,13-2, 21( 33 ),41,42,43,51…Cアーム、 12-1,12-2…振動吸収部材、 14-1,14-2…振動防止部材。
Claims (6)
- 【請求項1】 X線を発生させるX線発生手段及びX線
を検出するX線検出手段を備え、被検体にX線を照射
し、この被検体を透過したX線を検出するX線診断装置
において、 前記X線発生手段と前記X線検出手段とをそれぞれ対向
させて保持する略C形状のアームの内部空洞に、振動を
吸収する振動吸収部材を注入したことを特徴とするX線
診断装置。 - 【請求項2】 X線を発生させるX線発生手段及びX線
を検出するX線検出手段を備え、被検体にX線を照射
し、この被検体を透過したX線を検出するX線診断装置
において、 前記X線発生手段と前記X線検出手段とをそれぞれ対向
させて保持する略C形状のアームの内側面に、振動を防
止する振動防止部材を固定したことを特徴とするX線診
断装置。 - 【請求項3】 X線を発生させるX線発生手段及びX線
を検出するX線検出手段を備え、被検体にX線を照射
し、この被検体を透過したX線を検出するX線診断装置
において、 前記X線発生手段と前記X線検出手段とをそれぞれ対向
させて保持する略C形状のアームを光造形法を利用した
ロストワックス法で製作したことを特徴とするX線診断
装置。 - 【請求項4】 X線を発生させるX線発生手段及びX線
を検出するX線検出手段を備え、被検体にX線を照射
し、この被検体を透過したX線を検出するX線診断装置
において、 前記X線発生手段と前記X線検出手段とをそれぞれ対向
させて保持する略C形状のアーム内部を、網状構造に形
成したことを特徴とするX線診断装置。 - 【請求項5】 請求項4記載のX線診断装置において、
前記網状構造は、前記アームに発生する応力や振動が大
きい部位に対して細かく、前記応力や振動が小さい部位
に対して粗く形成したことを特徴とするX線診断装置。 - 【請求項6】 請求項4記載のX線診断装置において、
前記網状構造は、1つの平面に含まれない複数の方向に
沿って形成されたことを特徴とするX線診断装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7214745A JPH0956708A (ja) | 1995-08-23 | 1995-08-23 | X線診断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7214745A JPH0956708A (ja) | 1995-08-23 | 1995-08-23 | X線診断装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0956708A true JPH0956708A (ja) | 1997-03-04 |
Family
ID=16660891
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7214745A Pending JPH0956708A (ja) | 1995-08-23 | 1995-08-23 | X線診断装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0956708A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012061305A (ja) * | 2010-08-18 | 2012-03-29 | Toshiba Corp | X線診断装置 |
| JP2012242393A (ja) * | 2011-05-20 | 2012-12-10 | Ge Medical Systems Global Technology Co Llc | パネル支持板、検出器、及びx線イメージング・システム |
| WO2015087432A1 (ja) * | 2013-12-12 | 2015-06-18 | 株式会社ニコン | X線装置 |
| WO2016056158A1 (ja) * | 2014-10-08 | 2016-04-14 | ソニー株式会社 | 構造物およびこれを用いた製品 |
| US9808273B2 (en) | 2014-04-24 | 2017-11-07 | CUREXO, Inc | Cutting apparatus of a cutting system using a robot |
| EP3666421A1 (de) * | 2018-12-11 | 2020-06-17 | Siemens Healthcare GmbH | Verfahren zur herstellung eines dreidimensionalen bauteils aus einem metallschaum |
| CN115670557A (zh) * | 2015-02-27 | 2023-02-03 | 伊西康有限责任公司 | 用于外科器械的增强型电池 |
-
1995
- 1995-08-23 JP JP7214745A patent/JPH0956708A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012061305A (ja) * | 2010-08-18 | 2012-03-29 | Toshiba Corp | X線診断装置 |
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| US9808273B2 (en) | 2014-04-24 | 2017-11-07 | CUREXO, Inc | Cutting apparatus of a cutting system using a robot |
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| CN115670557A (zh) * | 2015-02-27 | 2023-02-03 | 伊西康有限责任公司 | 用于外科器械的增强型电池 |
| EP3666421A1 (de) * | 2018-12-11 | 2020-06-17 | Siemens Healthcare GmbH | Verfahren zur herstellung eines dreidimensionalen bauteils aus einem metallschaum |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040312 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040323 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040727 |