JPH0956977A - 電気洗濯機 - Google Patents

電気洗濯機

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JPH0956977A
JPH0956977A JP7222048A JP22204895A JPH0956977A JP H0956977 A JPH0956977 A JP H0956977A JP 7222048 A JP7222048 A JP 7222048A JP 22204895 A JP22204895 A JP 22204895A JP H0956977 A JPH0956977 A JP H0956977A
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JP
Japan
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tub
water
wall
dehydration
washing machine
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JP7222048A
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English (en)
Inventor
Tsugiyoshi Toshifuji
次良 利藤
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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  • Main Body Construction Of Washing Machines And Laundry Dryers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 水槽として機能する外槽と、洗濯槽と脱水槽
を兼ねた回転可能な内槽とを有し、かつ内槽の少なくと
も上部を除く周壁を無孔とするとともに、この内槽の上
部に脱水孔を設けるか、または内槽とその上端部に設け
られるバランサとの間に脱水用間隙を設けた電気洗濯機
において、簡単な構成で、脱水効率を大きく改善する。 【解決手段】 内槽3の内壁4を円筒形に形成し、その
内壁4の全周に亙って上下方向に多数の水流通溝5を形
成するとともに、各々の水流通溝5の上部に脱水孔6を
設ける。この場合、水流通溝5は、上に向かうに連れ
て、その深さ、幅が大きくなるように形成する。また、
脱水孔6が内槽3の内壁4に臨むコーナに丸みを付け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水槽として機能す
る外槽と、洗濯槽と脱水槽を兼ねた回転可能な内槽とを
有し、かつ内槽の少なくとも上部を除く周壁を無孔とす
るとともに、この内槽の上部に脱水孔を設けるか、また
は内槽とその上端部に設けられるバランサとの間に脱水
用間隙を設けた電気洗濯機に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、水槽として機能する外槽と、洗濯
槽と脱水槽を兼ねた回転可能な内槽とを有する電気洗濯
機として、内槽の少なくとも上部を除く周壁を無孔と
し、さらに、この内槽の上部に脱水孔を設けるか、また
は内槽とその上端部に設けられるバランサとの間に脱水
用間隙を設けた構成が用いられている。
【0003】図10に、このタイプの電気洗濯機の縦断
面図の一例を示す。電気洗濯機本体1の上部には水槽と
して機能する外槽2が備えられており、この外槽2内に
は洗濯槽と脱水槽を兼ねた回転可能な内槽3が設けられ
ている。この内槽3は上方に向かって広がる円錐形をな
しており、樹脂を成型したものである。
【0004】この内槽3の内壁4には、脱水時に水分が
上方向に通るための多数の水流通溝5が形成されてお
り、各々の水流通溝5の上部には脱水孔6が設けられて
いる。そして、内槽3の上端開口部の周囲にはバランサ
7が取り付けられている。また、8はパルセータで、内
槽3の底部に回転可能に設けられている。
【0005】本体下部9内にはモータ10と、これをV
ベルト11で連結した減速機構12が配設されており、
内槽3は減速機構12で減速された脱水回転軸13と直
結され、また、パルセータ8は脱水回転軸13内に挿通
した洗濯回転軸14に直結されている。この機構によ
り、洗濯/すすぎ運転時にはパルセータ8が正転、逆転
を繰り返し、脱水時には内槽3が高速で回転するように
なっている。
【0006】15は排水時に洗濯/すすぎ後の汚水を排
出する第1の排水管であり、16は第1の排水管15に
設けられた排水弁である。17は脱水時に脱水孔6から
脱水された水を排出する脱水排水路であり、ここを通っ
た水は第2の排水管18を介して、排水ホース19から
洗濯機外へ排出される。
【0007】この従来の電気洗濯機の動作について説明
すると、洗濯/すすぎ運転時には、パルセータ8の回転
によって内槽3に収容された洗濯物と水を回転させて洗
濯/すすぎを行う。洗濯/すすぎが終了するとその度に
排水することになるが、この排水時には、排水弁16を
開くことにより、内槽3内の汚水が第1の排水管15を
通り排水ホース19から排出される。
【0008】排水が終了すると、内槽3を高速で回転さ
せることにより、その中に収容された洗濯物の水分が、
脱水孔6より内槽3の外へ脱水される。この脱水時に、
洗濯物が遠心力によって内槽3の内壁4に密着するた
め、もし内壁4が平滑面であれば、水が遠心力によって
上方へ移動するのに抵抗となる。
【0009】このため、この従来の電気洗濯機では内槽
3の内壁4に多数の水流通溝5が形成されており、これ
により、水分が、洗濯物による抵抗を受けることなく、
この水流通溝5を通って上方へ移動し、脱水孔6から内
槽3の外へ脱水される。
【0010】図11及び図12に、この従来の電気洗濯
機において、内槽3の内壁4に形成された水流通溝5の
形状を示す。図11は図10に示す内槽3をY−Y線で
切断した断面図であり、図12は図11に示す内槽3を
さらにC−C線で切断した断面図である。
【0011】これらの図から判るように、内槽3の内壁
(の水流通溝5が無い部分)4と、水流通溝5の底5a
は、ともに所定のテーパ角度で上方に向かって広がって
おり、両者のテーパ角度は同一であるか、またはその差
が極僅かである。すなわち、水流通溝5は、内槽3の下
部から上部に亙って、その深さdが略同じ大きさとなる
ように形成されており、また同時に、その幅wも一定に
設定されている。このため、この従来の電気洗濯機で
は、水流通溝5の断面積は、内槽3の下部から上部に亙
って略一定である。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、脱水時にお
いて、内槽3内の水分は、遠心力により先ず外周方向に
放射状に移動して内槽3の内壁4に施された水流通溝5
に集められ、次いで水流通溝5に沿って上向きに流れ
る。そして、水流通溝5は上下方向に長く伸びており、
その途中からも水分が流入してくるため、水流通溝5を
流れる水量は、上に行くほど多くなる。
【0013】しかしながら、従来の電気洗濯機では、水
流溝5の断面積が内槽3の下部から上部に亙って略一定
であるため、水がスムーズに流れ難く、その結果脱水時
間が長くなってしまうという問題点があった。
【0014】また、内槽3の内壁(の水流通溝5が無い
部分)4も上方に向かって広がっているため、脱水時に
洗濯物が遠心力によって内壁4に沿って上方に移動し、
内槽3から飛び出したり、脱水孔6を塞いで脱水効率を
低下させてしまうという問題点があった。
【0015】さらに、内槽3の内壁(の水流通溝5が無
い部分)4と、水流通溝5とが、略同じテーパ角度で上
方に向かって広がるように設定されているため、水流通
溝5の底5aにだけ大きいテーパ角度を付けることがで
きない。そのため、必然的に水流通溝5の底5aのテー
パ角度が小さくなり、水流通溝5内に集まった水分を遠
心力により上方に移動させる力が小さくなるので、脱水
効率が低くなってしまうという問題点があった。
【0016】また、水流通溝5の上部に設けられる脱水
孔6は、単に内槽3を貫通する打抜孔であって、その打
抜孔が内槽3の内壁4に臨むコーナには丸みが付けられ
ていないため、脱水時に水流通溝5を通って上がってき
た水がそのコーナを流れるとき抵抗が大きく、脱水効率
が低くなってしまうという問題点があった。
【0017】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたものであって、水槽として機能する外槽
と、洗濯槽と脱水槽を兼ねた回転可能な内槽とを有し、
かつ内槽の少なくとも上部を除く周壁を無孔とするとと
もに、この内槽の上部に脱水孔を設けるか、または内槽
とその上端部に設けられるバランサとの間に脱水用間隙
を設けた電気洗濯機において、簡単な構成で、脱水効率
を大きく改善することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るため、本発明では、水槽として機能する外槽と、洗濯
槽と脱水槽を兼ねた回転可能な内槽とを有し、かつ内槽
の少なくとも上部を除く周壁を無孔とするとともに、内
槽の上部に脱水孔を設けるか、または内槽とその上端部
に設けられるバランサとの間に脱水用間隙を設けた電気
洗濯機において、内槽は、内壁が円筒形に形成されると
ともに、内壁の全周に亙って上下方向に多数の溝が施さ
れており、かつ上方に向かって溝の断面積が大きくなる
ように形成される。
【0019】この場合、内槽が円筒形に形成されている
ため、脱水時に遠心力によって洗濯物をその内壁に沿っ
て上方に移動させる力が働かない。また、上方に向かっ
て断面積が大きくなるように溝を形成することにより、
脱水時に溝を流れる水量が上に行くほど多くなることに
対応して、水が溝の中をスムーズに流れ易い。
【0020】また、内槽の内壁に施された溝の断面積が
上方に向かって大きくなるようにする具体的な構成とし
て、溝は、上方に向かって、その深さが大きくなるよう
に形成されているのが好ましい。
【0021】この場合、溝の断面積は上方に向かって大
きくなり、脱水時に溝を流れる水量が上に行くほど多く
なることに対応して、水が溝の中をスムーズに流れ易
い。
【0022】さらに、内槽の内壁に施された溝の断面積
が上方に向かって大きくなるようにする具体的な構成と
して、溝は、上方に向かって、その幅が大きくなるよう
に形成されているものでもよい。
【0023】この場合、溝の断面積は上方に向かって大
きくなる。そして、上方に向かって溝の深さが大きくな
る構成と組み合わせると、溝の断面積が上方に向かって
さらに大きい割合で大きくなるため、脱水時に溝を流れ
る水量が上に行くほど多くなることに対応して、水が溝
の中をさらにスムーズに流れる。
【0024】また、本発明では、水槽として機能する外
槽と、洗濯槽と脱水槽を兼ねた回転可能な内槽とを有
し、かつ内槽の上部を除く周壁を無孔とするとともに、
内槽の上部に脱水孔を設けた電気洗濯機において、内槽
の内壁全周に亙って上下方向に施された多数の溝を有
し、脱水孔は、溝の上端部に設けられ内槽を貫通する円
筒状の孔であって、円筒状の孔が内槽の内壁に臨むコー
ナには丸みが付けられる。
【0025】この場合、脱水孔が内槽の内壁に臨むコー
ナには丸みが付けられているため、脱水時に溝に沿って
上がってきた水が、そのコーナを小さい抵抗でスムーズ
に流れる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用した電気洗濯
機の実施形態を図面を参照しながら説明する。なお、図
10〜図12に示した従来の電気洗濯機と同一機能部品
には同一符号を付すこととする。
【0027】図1〜図6は、第1実施形態を示してい
る。図1は、本実施形態に係る電気洗濯機の縦断面図で
ある。電気洗濯機本体1の上部には、水槽として機能す
る外槽2内に、洗濯槽と脱水槽を兼ねた回転可能な内槽
3を設けている。この内槽3は樹脂を成型したものであ
り、従来の電気洗濯機の場合とは異なって、その内壁4
(の水流通溝5を除く部分)を垂直な円筒形に形成す
る。
【0028】この内槽3の内壁4には、脱水時に水分が
上方向に通るための多数の水流通溝5を形成するととも
に、各々の水流通溝5の上部には脱水孔6を設けてい
る。そして、内槽2の上端開口部の周囲にはバランサ7
を取り付けている。また、8は内槽2の底部に回転可能
に設けられたパルセータである。
【0029】本体下部9内にはモータ10と、これをV
ベルト11で連結した減速機構12とを配設し、内槽3
は減速機構12で減速された鋼鉄製の脱水回転軸13と
直結され、また、パルセータ8は脱水回転軸13内に挿
通した鋼鉄製の洗濯回転軸14に直結されるようにす
る。この機構により、洗濯/すすぎ運転時にはパルセー
タ8が正転、逆転を繰り返し、脱水時には内槽3が高速
で回転する。
【0030】15は排水時に洗濯/すすぎ後の汚水を排
出する第1の排水管であり、16は第1の排水管15に
設けられた排水弁である。17は脱水時に脱水孔6から
脱水された水を排出する脱水排水路であり、ここを通っ
た水は第2の排水管18を介して、排水ホース19から
洗濯機外へ排出される。
【0031】図2は、第1実施形態におけるパルセータ
8の取付部の要部縦断面図である。内槽3の底板中央部
には開口3aが設けられており、その開口3aの周囲と
脱水回転軸13とがネジ20で固着されている。また、
内槽3の底面下側には、開口3aよりも外周に位置する
円筒形状のリブ3Cが一体に形成されており、パッキン
21を介して、外槽2の底部に設けられたゴム製のシー
ルホルダー22と接合し、接合部より水漏れしないよう
になっている。
【0032】また、内槽3の底板において円筒形状のリ
ブ3Cと開口3Cの間に位置する箇所には、排水孔3b
が設けられている。排水時には、内槽3内の水がこの排
水孔3bを通り、さらに外槽2底部のシールホルダー2
2の内側に連通する第1の排水管15を通って排出され
る。また、外槽2底部のシールホルダー22の外側に
は、脱水時に水が通る第2の排水管18が接続されてい
る。
【0033】また、内槽3の開口3aには洗濯回転軸1
4が挿通しており、その上端にパルセータ8がネジ23
で固着されている。そしてネジ23の固着部には、樹脂
製のキャップ24が冠着されている。
【0034】ここで、第1実施形態に係る電気洗濯機の
動作は従来の電気洗濯機の場合と基本的に同じなので、
特に、排水時と脱水時において内槽3内の水がどのよう
に排出されるかを取り上げて説明する。
【0035】図3は、第1実施形態の電気洗濯機の排水
時の水の流れを示している。洗濯/すすぎが終了する
と、その度に内槽3内の水が排水される。この排水時に
は、排水弁16を開くことにより、内槽3内の汚水が、
内槽3の底板に設けられた排水孔3bからシールホルダ
ー22内に浸入し、さらに第1の排水管15を通り排水
ホース19から排出される。
【0036】図4は、第1実施形態の電気洗濯機の脱水
時の水の流れを示している。排水が終了すると、内槽3
を高速で回転させて脱水が行われる。この脱水時には、
内槽3内に収容された洗濯物の水分が遠心力で内槽3の
内壁4に移動し、水流通溝5内に集められるとともに、
その中を通って上方に流れ、脱水孔6より内槽3の外へ
脱水される。このとき、排水弁16は閉じられており、
脱水孔6から脱水された水は、脱水排水路17を通り、
さらにシールホルダー22の外に接続された第2の排水
管18を介して、排水ホース19から排出される。
【0037】次に、本発明の特徴の一つである、内槽3
の内壁4に形成される水流通溝5の形状について説明す
る。図5は図1に示す内槽3をX−X線で切断した断面
図であり、図6は図5に示す内槽3をさらにA−A線で
切断した断面図である。
【0038】これらの図から判るように、第1実施形態
では、内槽3の内壁(の水流通溝5が無い部分)4を垂
直な円筒形とし、水流通溝5の底5aを所定のテーパ角
度で上方に向かって広がるように形成する。したがっ
て、水流通溝5は、内槽3の下部から上部に向かうに連
れて、その深さdが直線的に大きくなる。但し、水流通
溝5の幅wは、内槽3の下部から上部に亙って一定とし
ている。このため、水流通溝5の断面積は、内槽3の下
部から上部に向かうに連れて、直線的に大きくなる。
【0039】このように水流通溝5を形成することによ
り、水流通溝5を流れる水量が上に行くほど多くなるこ
とに対応できるので、水がスムーズに流れ易く、その結
果、脱水時間を短縮することができる。このとき、水流
通溝5の底のテーパ角度は自由に設定することができる
ので、そのテーパ角度を大きくすることにより、水流通
溝5内の水の流れを促進することができる。
【0040】また、内槽3の内壁(の水流通溝が無い部
分)4を垂直な円筒形に形成しているため、脱水時に洗
濯物が遠心力によって内壁3に沿って上方に移動する力
が働かないので、洗濯物が内槽3から飛び出したり、脱
水孔6を塞いでしまうことがない。
【0041】次に、図7及び図8を参照しながら第2実
施形態を説明する。なお、本実施形態に係る電気洗濯機
は、内槽3の内壁4に形成される水流通溝5の形状が異
なることを除き、その構成及び動作は、図1〜図4に示
した第1実施形態の場合と同じである。図7は、この第
2実施形態において図1に示す内槽3をX−X線で切断
した断面図であり、図8は図7に示す内槽3を矢印Bの
方向から見た部分拡大図である。
【0042】これらの図から判るように、第2実施形態
では、第1実施形態と同じく、内槽3の内壁(の水流通
溝5が無い部分)4を垂直な円筒形とし、水流通溝5の
底5aを所定のテーパ角度で上方に向かって広がるよう
に形成しているので、水流通溝5は、内槽3の下部から
上部に亙って、その深さdが直線的に大きくなる。また
これに加えて本実施形態では、水流通溝5の幅wが、内
槽3の下部から上部に向かうに連れて直線的に大きくな
るよう形成している。このため、水流通溝5の断面積
は、内槽3の下部から上部に向かうに連れて、2次関数
的に、つまり第1実施形態の場合よりさらに大きい割合
で、大きくなる。
【0043】このように水流通溝5を形成することによ
り、水流通溝5を流れる水量が上に行くほど多くなるこ
とに、第1実施形態の場合よりさらに良く対応できるの
で、水がさらにスムーズに流れ、その結果、脱水時間を
さらに確実に短縮することができる。このとき、水流通
溝5の底のテーパ角度は自由に設定することができるの
で、そのテーパ角度を大きくすることにより、水流通溝
5内の水の流れを促進することもできる。
【0044】また、第1実施形態の場合と同じく、内槽
3の内壁(の水流通溝が無い部分)4を垂直な円筒形に
形成しているため、脱水時に洗濯物が遠心力によって内
壁3に沿って上方に移動する力が働かないので、洗濯物
が内槽3から飛び出したり、脱水孔6を塞いでしまうこ
とがない。
【0045】なお、以上説明した第1、第2実施形態
は、上部を除く周壁を無孔とするとともに上部に脱水孔
3を設けた内槽3を有する電気洗濯機において、内槽3
に上記形状の水流通溝5を設けたものである。しかし、
勿論これに留まらず、周壁全面を無孔とするとともにそ
の上部に設けられるバランサとの間に脱水用間隙を設け
た内槽を有する電気洗濯機の場合にも、第1、第2実施
形態で示した内槽の内壁と水流通溝の形状をそのまま適
用し、第1、第2実施形態の場合と同じ効果を上げるこ
とができる。
【0046】最後に、図9を参照しながら、第3実施形
態を説明する。なお、本実施形態に係る電気洗濯機は、
内槽3の内壁4に形成された水流通溝5の上部に設けら
れる脱水孔6の形状が異なることを除き、その構成及び
動作は、図1〜図4に示した第1実施形態あるいは第2
実施形態の場合と同じである。図9は、この第3実施形
態における内槽3の脱水孔6が形成されている箇所の断
面図である。
【0047】この図から判るように、水流通溝5の上部
に設けられる脱水孔6が内槽3の内壁4(より詳しく
は、内壁4に形成される水流通溝5の底5a)に臨むコ
ーナ6aには丸みが付けられている。このため、コーナ
6aに丸みが付けられていなかった従来技術の場合に比
べて、脱水時に水流通溝5に沿って上がってきた水が、
そのコーナ6aを小さい抵抗でスムーズに流れることが
できるため、脱水効率が向上する。
【0048】
【発明の効果】以上の説明から明らかなとおり、本発明
の請求項1によれば、内槽が円筒形に形成されているた
め、脱水時に遠心力によって洗濯物をその内壁に沿って
上方に移動させる力が働かないので、洗濯物が内槽から
飛び出したり、脱水孔6塞いで脱水効率を低下させてし
まうことがない。また、上方に向かって断面積が大きく
なるように溝を形成することにより、脱水時に溝を流れ
る水量が上に行くほど多くなることに対応して、水が溝
の中をスムーズに流れ易いため、脱水時間を短縮するこ
とができる。
【0049】また、請求項2によるときは、溝の断面積
が上方に向かって大きくなる具体的な構成が得られ、脱
水時に溝を流れる水量が上に行くほど多くなることに対
応して、水が溝の中をスムーズに流れ易いため、脱水時
間を短縮することができる。
【0050】また、請求項3によるときも、溝の断面積
が上方に向かって大きくなる具体的な構成が得られる。
しかも、請求項2による上方に向かって溝の深さが大き
くなる構成と組み合わせると、溝の断面積が上方に向か
ってさらに大きい割合で大きくなるため、脱水時に溝を
流れる水量が上に行くほど多くなることに対応して、水
が溝の中をさらにスムーズに流れるため、さらに確実に
脱水時間を短縮することができる。
【0051】また、請求項4によるときは、脱水孔が内
槽の内壁に臨むコーナには丸みが付けられているため、
脱水時に溝に沿って上がってきた水が、そのコーナを小
さい抵抗でスムーズに流れるため、脱水効率が向上す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態に係る洗濯機の縦断面図。
【図2】 図1の電気洗濯機のパルセータの取付部の要
部縦断面図。
【図3】 図1の電気洗濯機の排水時の水の流れを示す
図。
【図4】 図1の電気洗濯機の脱水時の水の流れを示す
図。
【図5】 本発明の第1実施形態において図1に示す内
槽を、X−X線で切断した断面図。
【図6】 図5に示す内槽をさらにA−A線で切断した
断面図。
【図7】 本発明の第2実施形態において図1に示す内
槽を、X−X線で切断した断面図。
【図8】 図7に示す内槽を矢印Bの方向から見た部分
拡大図。
【図9】 本発明の第3実施形態において内槽の脱水孔
が形成されている箇所の断面図。
【図10】 従来の電気洗濯機の縦断面図。
【図11】 図10に示す内槽をY−Y線で切断した断
面図。
【図12】 図11に示す内槽をさらにC−C線で切断
した断面図。
【符号の説明】
1 電気洗濯機本体 2 外槽 3 内槽 3a 開口 3b 排水孔 3c リブ 4 内壁 5 水流通溝 6 脱水孔 7 バランサ 8 パルセータ 9 本体下部 10 モータ 11 Vベルト 12 減速機構 13 脱水回転軸 14 洗濯回転軸 15 第1の排水管 16 排水弁 17 脱水排水路 18 第2の排水管 19 排水ホース 21 パッキン 22 シールホルダー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水槽として機能する外槽と、洗濯槽と脱
    水槽を兼ねた回転可能な内槽とを有し、かつ該内槽の少
    なくとも上部を除く周壁を無孔とするとともに、前記内
    槽の上部に脱水孔を設けるか、または前記内槽とその上
    端部に設けられるバランサとの間に脱水用間隙を設けた
    電気洗濯機において、 前記内槽は、内壁が円筒形に形成されているとともに、
    前記内壁の全周に亙って上下方向に多数の溝が施されて
    おり、かつ上方に向かって前記溝の断面積が大きくなる
    ように形成されていることを特徴とする電気洗濯機。
  2. 【請求項2】 上記溝は、上方に向かって、その深さが
    大きくなるように形成されている請求項1に記載の電気
    洗濯機。
  3. 【請求項3】 上記溝は、上方に向かって、その幅が大
    きくなるように形成されている請求項1または請求項2
    に記載の電気洗濯機。
  4. 【請求項4】 水槽として機能する外槽と、洗濯槽と脱
    水槽を兼ねた回転可能な内槽とを有し、かつ該内槽の上
    部を除く周壁を無孔とするとともに、前記内槽の上部に
    脱水孔を設けた電気洗濯機において、 前記内槽の内壁全周に亙って上下方向に施された多数の
    溝を有し、 前記脱水孔は、前記溝の上端部に設けられ前記内槽を貫
    通する円筒状の孔であって、該円筒状の孔が前記内槽の
    内壁に臨むコーナには丸みが付けられていることを特徴
    とする電気洗濯機。
JP7222048A 1995-08-30 1995-08-30 電気洗濯機 Pending JPH0956977A (ja)

Priority Applications (1)

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JP7222048A JPH0956977A (ja) 1995-08-30 1995-08-30 電気洗濯機

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JP7222048A JPH0956977A (ja) 1995-08-30 1995-08-30 電気洗濯機

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JPH0956977A true JPH0956977A (ja) 1997-03-04

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013106969A1 (zh) * 2012-01-16 2013-07-25 宁波正中电器有限公司 一种密封式内桶和应用有该密封式内桶的洗衣机及其洗衣方法
WO2014205672A1 (zh) * 2013-06-26 2014-12-31 无锡小天鹅股份有限公司 用于洗衣机的内筒、制造方法及其洗衣机
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JP2019517365A (ja) * 2016-05-31 2019-06-24 チンタオ・ハイアール・ドラム・ウォッシング・マシーン・カンパニー・リミテッド ドラム式洗濯機およびその洗浄方法
JP2019536512A (ja) * 2016-10-21 2019-12-19 青島海爾滾筒洗衣机有限公司 ドラム洗濯機及び制御方法
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