JPH0957457A - スポット溶接方法およびその装置 - Google Patents

スポット溶接方法およびその装置

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JPH0957457A
JPH0957457A JP7216040A JP21604095A JPH0957457A JP H0957457 A JPH0957457 A JP H0957457A JP 7216040 A JP7216040 A JP 7216040A JP 21604095 A JP21604095 A JP 21604095A JP H0957457 A JPH0957457 A JP H0957457A
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bus bar
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勝部博
Masaharu Ono
小野政春
Takanori Fujii
藤井孝典
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Abstract

(57)【要約】 【課題】アースケーブルの使用を最小限にして固定する
ことにより長寿命化を図り、ケーブルサポートポールが
不要で、重量が軽く、コストの安いスポット溶接方法、
装置の提供を図ることにある。 【解決手段】ロボットにより治具を介してワークを把持
しスポット溶接を行うインダイレクト溶接を行うスポッ
ト溶接において、ワークと電気的に接続するブスバーを
治具のロボット動作エリア内に取付け、スポットガンと
共にアース電極を取り付けたコンタクトガンをブスバー
に接離することにより電気回路を構成したもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インダイレクト方
式を採用したスポット溶接装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、自動車の製造にはロボットを使用
したスポット溶接が盛んに行われるようになり、特にド
アのヘム部の溶接には、インダイレクト方式のスポット
溶接方法がが多く採用されている。その一例を図8に示
す。図においてスポット溶接装置全体は、マテハンロボ
ット部100、ホールド部110、溶接装置部120と
から構成されている。マテハンロボット部100には、
ロボット本体101にコントロール用の電力や冷却用の
水、エアを送るための動力線をサポートするための給電
ポール104が備え付けられている。ホールド部110
にはアースケーブル111をサポートするケーブルサポ
ートポール113が備え付けられ、スポット溶接装置部
120にはスポット溶接用電力を供給する整流トランス
123が接続されている。
【0003】ロボット本体101は、治具であるマテハ
ンユニット102を動作させるためのエアが図示しない
エアホースで給電ポール104、アーム103を通りマ
テハンユニット102に供給され、マテハンユニット1
02の電磁弁でコントロールされている。 ホールド部
110のアースケーブル111には電気的に接続する導
電性着脱ユニット112が取り付けられており、マテハ
ンユニット102とアースケーブル111を接続してい
る。またアースケーブル111はケーブルサポートポー
ル113により、バランサー114やスプリング115
で吊るされて整流トランスのアース端子に接続されてお
り、更にマテハンユニット102の動きに追随できるよ
うに余裕を持たせてある。スポット溶接部120は溶接
スタンド121の前部にアフターヘムガン122が取り
付けられており、アフターヘムガン122の電極がワー
クとなる自動車用ドアのヘム部(溶接部)に当接して整
流トランス123より、空冷ケーブル、または水冷ケー
ブル124を経由して電流が流されることによりスポッ
ト溶接が行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した従
来例においては、マテハンユニット102にアースケー
ブル111を常時接続しておくために、このアースケー
ブル111を支えるケーブルサポートポール113が必
要とされ、また、自在に動けるように、撓みをもたせバ
ランサー114等を使用してつり下げる必要があった。
またアースケーブル111は大電流を流すため大径の空
冷ケーブルか、水冷ケーブルを使用しなければならず、
その重量も重いため、ケーブルサポートポール113も
丈夫なものを使用する必要があった。またバランサー1
14及び、スプリング115のケーブル長さ及び、バラ
ンス調整に時間がかかり、結果的にコストが高くなると
いう問題があった。更にアースケーブル111がマテハ
ンユニット102と一緒に煩瑣に動くのでアースケーブ
ルの可動部分が消耗し易いと言う問題もあった。本発明
は上述した従来の問題に鑑みなされたもので、アースケ
ーブルの使用を最小限にし、しかも固定することにより
長寿命化し、ケーブルサポートポールが不要で、重量が
軽く、コストの安いスポット溶接装置を提供するもので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明においては、ロボットにより治具を介して
ワークを把持しスポット溶接を行なうインダイレクトス
ポット溶接方法において、前記ワークと電気的に接続す
るブスバーを治具のロボット動作エリア内に取り付け、
スポットガンと共にアース電極を取り付けたコンタクト
ガンをブスバーに接離することにより電気回路を構成す
ることを特徴とするものである。また、電極とブスバー
の接離するタイミングは、電極に電流を流す前にブスバ
ーに電極を当接させ、溶接完了後にブスバーから電極を
離脱させることを特徴とするものである。ロボットによ
り治具を介してワークを把持してスポット溶接を行なう
インダイレクトスポット溶接装置において、 前記ワー
クを溶接するスポット電極が取り付けられたスポットガ
ンと、前記ワークと電気的に接続し治具のロボット動作
エリア内に取り付けられたブスバーと、アース電極を取
り付けたコンタクトガンとが備えられ、前記ワークとス
ポット電極の接離する手段と共にブスバーとアース電極
の接離する手段を設けたことを特徴とするものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明をする。図1は本発明に係るインダイレ
クト方式のスポット溶接装置の全体を現す外観図で、図
2はワーク把持状態のスポット溶接装置の断面図であ
る。まず、図1において、スポット溶接装置1は大別す
ると、ワークであるドア50を把持して動かすためのマ
テハンロボツト3とこのマテハンロボット3に電力、エ
ア、水を供給するための動力ケーブル4を支える給電ポ
ール5及び、ドア50をスポット溶接するための溶接装
置部6と、この溶接装置部6に電力を供給する整流トラ
ンス7とから構成されている。
【0007】マテハンロボット3は、ドア50を把持す
る治具であるマテハンユニット11と、このマテハンユ
ニット11をアーム12を通じて動かすためのロボット
本体13から構成されている。またロボット本体13は
ロボットベース14にボルト等で据え付けられて動かな
いように固定される。このロボット本体13は垂直多関
節型のマニプレータで、アーム12を上下動したり、旋
回動作をすることができ、更にアーム12の先端に取り
付けたマテハンユニット11を傾けたり回したりできる
もので、可搬能力もワークであるドア50に対して十分
能力を持っている。
【0008】マテハンユニット11は図3に示すよう
に、ワークである自動車のドア50を支えるフレーム1
5がロボット本体13のアーム12の先端に取り付けベ
ース19を介して取り付けられている。このフレーム1
5は取り付けベース19よりドア50の形状に沿ってド
ア50を載置するためのフレーム片15bが取り付けら
れ、このフレーム片15bには載置したドア50を把持
固定するため4箇所にクランプユニット60、60′が
取り付けられている。
【0009】クランプユニット60は図4に示すように
支持ブラケット60の継ぎ手ピン62を介してクランプ
アーム63が上下方向に回転可能に取り付けられてお
り、シリンダ64のシリンダロッド64aが動作するこ
とによりドア50の上面よりドア50を押圧したり、ド
ア50のインナパネル51側のサービスホール52より
ドア内部に嵌挿したクランプユニット60′がインナパ
ネル51を挟着することにより、ドア50をマテハンユ
ニット11に把持固定することができる。また、各クラ
ンプユニットとドア50の接する部分は、ドア50に流
れる電流がクランプユニットに流れ込まないように当然
のことながら絶縁物を介在させてある。
【0010】また、フレーム15の中央部に近いフレー
ム部材15a上には図5に示すようにドア50より2次
アースをとるためのアースクランプユニット70が取り
付けられている。このアースクランプユニット70はフ
レーム部材15aに支持ブラケット71の上部前端に継
ぎ手ピン72を介して上下方向に回転可能にクランプア
ーム73を支持しており、このクランプアーム73の先
端をワークであるドア50のインナパネル51側のサー
ビスホール52よりドア内部に嵌挿し、ワーククランパ
用シリンダ74のシリンダロッド74aの動作に応じて
支持ブラケットの下部の導電部材75との間にインナパ
ネル51を挟着することによって図示のようにドア50
を把持固定するとともに、ドア50を電気的にアースケ
ーブルに接続する。この電気的な接続は導電部材75よ
り接続プレート76を通じてアースプレート77に接続
され、このアースプレート77には複数のアースケーブ
ル78が接続されて、フレーム片15bに取り付けられ
た複数のブスバー16に接続される。このブスバー16
は厚さ10mmの帯状の板で形成され、電気的に良好な
接触を要求されるので、材質はアルミ合金や銅合金が用
いられる。またブスバー16、導電部材75、接続プレ
ート76、アースプレート77、アースケーブル78は
電流が流れるので当然のことながらフレーム15、アー
スクランプユニット70とは絶縁物を介して取り付けら
れている。このブスバー16と溶接装置のコンタクトガ
ン40が接触することにより2次アース回路が完成す
る。
【0011】溶接装置部6は図1に示すように、複合ガ
ンスタンド21に設置されたアフターヘムガン30とコ
ンタクトガン40から構成されており、この2種類のガ
ンに電力を供給する整流トランス7が備えられ、整流ト
ランス7と2種類のガンとの間は空冷ケーブル22で接
続されている。一方は、整流トランス7のプラス側より
空冷ケーブル22aを経由してアフターヘムガン30へ
接続され、他方は整流トランス7のアース側より空冷ケ
ーブル22bを経由してコンタクトガン40に接続され
ている。
【0012】複合ガンスタンド21に固定されたアフタ
ーヘムガン30は図6で示すように、ワークである自動
車のドア50の溶接面であるヘム部53に対向して電極
アーム31の先端側下面に取り付けられたスポット電極
32と、ヘム部53を裏面より受けるバックバー33と
が備えられている。このスポット電極32はスポット溶
接時に2本のエアシリンダ35a、35bにより電極ア
ーム31が下げられることによりヘム部53を加圧する
ように構成されている。またスポット電極32への電流
の供給は、空冷ケーブル22aが固定ターミナル36に
接続され、この固定ターミナル36より可撓性のある導
電プレート37を通じて、電極アーム31へ流れること
により供給される。
【0013】コンタクトガン40は図7に示すように2
次側アースをとるために使用されるもので、エアシリン
ダ41の先端にブスバー16に接離するアース電極42
が取り付けられている。このアース電極42には整流ト
ランス7からのアース側の空冷ケーブル22bが固定タ
ーミナル43に接続され、この固定ターミナル43とア
ース電極42が取り付けられた可動ターミナル44の間
を可撓性のある導電プレート45で接続することにより
電流を流すことができる。またエアシリンダ41と電極
42の間には連続使用で加熱される電極42を冷却する
ための冷却ターミナル46を取り付けてある。
【0014】このように構成されたスポット溶接装置に
よる溶接方法を以下に示す。まず、図示しない搬送ロボ
ットによりワークであるドア50を置場より搬送し、マ
テハンユニット11のフレーム15の基準ピンユニット
17a,17bに合わせて載せる。するとクランプユニ
ット60、60′とアースクランプユニット70のシリ
ンダが動いてそれぞれのクランプアームがドア50を把
持固定する。次に図2に示すようにアフターヘムガン3
0の溶接ポイントであるスポット電極32の位置にマテ
ハンユニット11が動いてドア50のヘム部53を合わ
せる。この時アース用のコンタクトガン40のアース電
極42はマテハンユニット11に取り付けられたブスバ
ー16に接触していない。次にコンタクトガン40のシ
リンダ41が動作してアース電極42をブスバー16に
突き当てる。その後に、アフターヘムガン30のスポッ
ト電極のシリンダ35、36が動作してドア50のヘム
部53を加圧する。
【0015】次に整流トランス7の図示しないスイッチ
がオンされて、整流トランス7より空冷ケーブル22を
経由してスポット溶接の電流が流される。この電流は整
流トランス7のプラス側より空冷ケーブル22aを経由
してアフターヘムガン30に流れ、更にドア50のヘム
部53よりドア内部を通り、アースクランプユニット7
0よりコンタクトガン40のアース電極42を抜けて空
冷ケーブル22bを経由して整流トランス7のアース側
へ戻る。この間にヘム部53のスポット溶接が行われ
る。スポット溶接終了後はアフターヘムガン30のシリ
ンダが動作してスポット電極32がドア50のヘム部5
3より離脱し整流トランス7のスイッチがオフされる。
次にコンタクトガン40のシリンダ41が動作して電極
42がブスバー16より離脱する。するとマテハンユニ
ット11が動作して次のスポット溶接箇所をアフターヘ
ムガン30にセットする。以下同じ動作を繰り返し、必
要な溶接箇所を順次スポット溶接を行い全ての溶接を完
了する。するとマテハンユニット11のクランプユニッ
ト60とアースクランプユニット70のシリンダが動作
して、ドア50の把持固定状態から解除する。最後に図
示しない搬送ロボットによりドア50を次の工程に搬送
し、新しいドア50をマテハンユニット11に載置す
る。これで一連の作業が終了する。なお、本発明は上述
した実施例に限定されるものではなく、その他、本発明
の請求の範囲内で種々の変更を加うることは勿論であ
る。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、コンタクトガンをマテ
ハンユニットに取り付けたブスバーから離接することに
より、マテハンユニットがどの位置にあっても簡単にア
ースがとれるので、アースケーブルをマテハンユニット
迄引き回して取り付ける必要がなくなる。またアースケ
ーブルの長さも整流トランスからコンタクトガンの固定
ターミナル迄の必要最低限で済むようになる。この結
果、重くて長いケーブルが削減され、またケーブルを可
動する必要もなくなるので、ケーブルサポートポールも
不要となる。これにより設備コストを低減することがで
きるとともにアースラインの長寿命化をはかることがで
きる。また、スポット溶接装置周囲のスペースファクタ
をも改善するとともにスポット溶接装置の重量も軽減で
き、ロボット動作エリアもケーブルの引回しが無いので
自由性があり、コンパクトなスポット溶接装置を提供で
きるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスポット溶接装置の全体を示す概
観図である。
【図2】図1におけるスポット溶接装置の断面図であ
る。
【図3】本発明に係るスポット溶接装置のマテハンユニ
ットの要部平面図である。
【図4】本発明に係るスポット溶接装置のクランプユニ
ットの断面図である。
【図5】本発明に係るスポット溶接装置のアースクラン
プユニットの断面図である。
【図6】本発明に係るスポット溶接装置のアフターヘム
ガンの要部断面図である。
【図7】本発明に係るスポット溶接装置のコンタクトガ
ンの要部断面図である。
【図8】従来におけるスポット溶接装置の概観図であ
る。
【符号の説明】
1 スポット溶接装置 3 マテハンロボット 6 溶接装置部 7 整流トランス 11 マテハンユニット 13 ロボット本体 15 フレーム 16 ブスバー 30 アフターヘムガン 32 スポット電極 40 コンタクトガン 42 アース電極 50 ドア 53 ヘム部 60 クランプユニット 70 アースクランプユニット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロボットにより治具を介してワークを把
    持しスポット溶接を行なうインダイレクトスポット溶接
    方法において、 前記ワークと電気的に接続するブスバーを治具のロボッ
    ト動作エリア内に取り付け、スポットガンと共にアース
    電極を取り付けたコンタクトガンをブスバーに接離する
    ことにより電気回路を構成することを特徴とするスポッ
    ト溶接方法。
  2. 【請求項2】 電極とブスバーの接離するタイミング
    は、電極に電流を流す前にブスバーに電極を当接させ、
    溶接完了後にブスバーから電極を離脱させることを特徴
    とする請求項1記載のスポット溶接方法。
  3. 【請求項3】 ロボットにより治具を介してワークを把
    持してスポット溶接を行なうインダイレクトスポット溶
    接装置において、 前記ワークを溶接するスポット電極が取り付けられたス
    ポットガンと、前記ワークと電気的に接続し治具のロボ
    ット動作エリア内に取り付けられたブスバーと、アース
    電極を取り付けたコンタクトガンとが備えられ、前記ワ
    ークとスポット電極の接離する手段と共にブスバーとア
    ース電極の接離する手段を設けたことを特徴とするスポ
    ット溶接装置。
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JP2007069220A (ja) * 2005-09-05 2007-03-22 Nissan Motor Co Ltd 溶接方法と部品組立方法およびそれらの方法に用いるハンドリングロボット
JP2012024801A (ja) * 2010-07-22 2012-02-09 Hirotec Corp ヘミング装置
JP2014042965A (ja) * 2012-08-27 2014-03-13 Honda Motor Co Ltd ワーク移送方法およびワーク移送システム

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